TOKIO・長瀬智也が余命宣告された主人公を演じるメロドラマ『ごめん、愛してる』(TBS系)。3日放送の第8話の平均視聴率は、前回より1.2ポイントアップの9.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)でした。 前回は、アバズレサックス奏者・塔子(大西礼芳)が、あっけらかんと「私は淫乱ですし」と語る衝撃シーンがありましたが、今回はどんなオモシロ展開に出会えるでしょうか? あらすじを振り返ります。
日別アーカイブ: 2017年9月4日
全部フェイクニュース……JKビジネス規制条例で「エロマンガでもセーラー服禁止」の真相
JKビジネス規制条例によって、アダルトメディアからセーラー服が消滅する? そんなウワサが、業界の内外を駆け巡っている。実は筆者の元にも、昨週から「これ本当なの?」と、真偽を問う電話やメールが複数寄せられている。 ウワサの発端となっているのは、作家・編集者を名乗る、ある人物のTwitterでの発言だ。これによれば「出版倫理懇話会の上層部が警察に呼ばれて<レクチャー>を受けた結果、マンガも含めてJKビジネスを想起させる全ての表現がアウトで、プロを廃業せざるを得ない作家がでるかもしれないという噂」とし、「<平成の大弾圧>レベルになる危険」と記しているのである。 最初は「またぞろTwitterに踊らされて……」と静観していた筆者であるが、問い合わせが複数続くと、少々不安に。 まずは、ウワサに右往左往としているよりも、やることはあると出版倫理懇話会の「上層部」に取材した。 「え、警察? 最近は……だいぶ前に三和出版が『マニア倶楽部』でモザイクが薄いページがあると呼び出されたくらいだな」 では「出版倫理懇話会の上層部が警察に呼ばれ」ているという事実を尋ねたところ……。 「誰も呼ばれていない。先日の集まりでも、そんな話題は出ていない。ガセだよ、フェイクニュースだよ!!」 そう、憤りを隠さない「上層部」氏。聞けば、某大手エロマンガ系の出版社社長からも「あの、Twitterのはホント?」と電話があったそうだ。 普段、あまりTwitterは見ていないという「上層部」氏。どうやら、何人もがフェイクニュースに踊らされて連絡してくることに困惑をしているようでもある。 「昔から、こういうタイプの編集者はいるんだよねえ。<次は警察がこれを規制するぞ>とか、事情通のフリをして話を盛ったり。ガセネタを流して人が右往左往するのを楽しんでいるヤツ。ウチに昔いたヤツも……」 ちょっと驚いたのは、幾度も「昔から、そういうヤツはいる」という発言を繰り返したこと。気を取り直して、再度「本当に、どこも警察から呼び出されていないんですよね」と確認したところ……。 「だって<上層部>の私が、呼ばれていないんですから。<表現の自由>がある以上、警察もそこまでは踏み込めません。まったくの事実無根です」 いくら警察権力が強大とはいえ、「JKビジネスを想起させる表現をすべて禁止」に踏み込むのは、なかなか困難な作業。国家権力がそこまでできる能力を持っているという事実が、リアリティを持たせているのか? その心性を利用した昏い遊びに踊らされてしまうことになるとは……。 ※話を聞いた出版倫理懇話会の「上層部」から「私の名前を出すと、また電話してくる人がいて迷惑」とのことで、名前を伏せました。お察し下さい。 (文=昼間たかし)※イメージ画像
NEWSと、ファンが作り上げた理想郷! 『NEVERLAND』のフォトレポートで幸せなひと時を
人気爆上げ中!
幻想的なNEWSワールドをステージ上で作り上げた「NEWS LIVE TOUR 2017 NEVERLAND」に密着したフォトレポート
Contents
NEWS LIVE TOUR 2017 NEVERLAND 公演日程・・・・・・・・・・4P~
「NEVERLAND」へようこそ!・・・・・・・・・・・・・・・・・・6P~
仲良しフォトコレクション・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14P~
爆笑MC プレイバック・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・18P~
手越祐也・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・38P~
小山慶一郎・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・52P~
加藤シゲアキ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・66P~
増田貴久・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・80P~
セットリスト・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・94P~
米・LGBT夫婦の妊娠出産インタビュー、「家族の意味するもの」をめぐり大反響
LGBTとはL(レズ)G(ゲイ)B(バイセクシャル)T(トランスジェンダー)の頭文字をとった言葉で、そんな彼らを表す通称。世界中のLGBTによる熱心な活動により、ここ日本でも認知度が高まり、理解も増えてきたのではないでしょうか。2015年(平成27年)の10月には、渋谷区で日本初となる同性婚を承諾することが決定(同性パートナーシップ証明の交付)し、芸能界でも、一之瀬文香と杉森茜さんが同性婚を約2年ほど前に公表し、残念ながらこの5月に破局してしまったことは、記憶に新しい出来事です。LGBTの活動でみると、レインボーパレードと呼ばれるLGBTのイベントも東京だけでなく全国各地で開催され、世間の関心もここ数年で高まっています。しかし、LGBTについての先進国といえる欧米諸国、特に米国の理解や関心度はやはりすごい。
米国で大きな反響を呼んでいるブログがあります。それはLGBTの“夫婦”が実子を授かったという記事。妊娠・出産に至るまでの経緯をFacebookに公開した彼らは、世界中で注目されました。そんな彼らのインタビュー記事が、アメリカの人気ニュースブログサイト「BUZZ FEED」に掲載されています。
◎What To Expect When You’re A Trans Dad Expecting
オレゴン州ポートランド在住のトリスタン・リーズさん(34歳のLGBT男性)とその夫のビフ・チャプローさん。2人は2010年に共通の友人の主催するトランスジェンダーコミュニティで出会いました。彼らには養子2人(ビフさんの実の姪と甥)と実子、計3人の子どもがおり、子どもたちからは、トリスタンさんは「Daddy」、ビフさんは「Dada」と呼ばれています。
トリスタンさんが妊娠9カ月の頃(臨月)、「BUZZ FEED」は彼らの自宅に訪問し、この経験をネットで公開した理由、LGBTで親になることとは、そして、彼らのようなLGBTの家族に待ち受けている未来とは何かを、インタビューしています。今回は、トリスタンが語った大変興味深い内容を、抄訳、一部を再構成してみなさんにお伝えします。
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養子を引き取り、妊娠を決意するまで――「自分の遺伝子がそんなに特別か?」
同棲してから3カ月後、1本の電話があったんだ。ビフの姉の子どもたちが、「引き取り手がいなければ養護施設に行くことになる」って。それで、「僕たちが引き取れるのか?」って聞いたんです。それから1年が過ぎ、再度電話がきて、僕たちが子どもを引き取らないなら、ビフの姉は子どもを取り戻すことができなくなると、はっきり伝えられました。そうなると、僕らは、おそらく子どもたちにもう二度と会えないことになる。だから、答えはハッキリしてました。「もちろん、僕たちが引き取ろう」って。
これは、僕たちが結婚すること以上に、大きなことでした。それはつまり、18年以上一緒にいようという決意でもあったから。僕たちは毎年、子どもたちを引き取ったその日を「家族の日」として祝ってます。その日は、子どもたちが僕たちに質問できる日の1つ。彼らは、毎年違う質問をしてきて、その内容で僕たちは子どもたちが成長していることを確認してるんだ。子どもたちも理解してるんだって。
それでも僕たちの生活や、父親としてのアイデンティティに子どもは悩まされている。こう疑問に思った瞬間があります。「この決断を元に戻すことはできないか?」って。きっと僕は父親ではなく面白い叔父さんになるべきだって。
僕がトランスジェンダーになった時、決して結婚したくなかったし、生理も嫌だった。家、車すら欲しくなかった。僕はいつも、恋にも何にも縛られない自由な身でいたかったんだ。家族を持つことを、自分自身諦めていると思ってたし、オプションとしても考えていなかった。実子が持てるなんて夢にも見たことはなかった。まず始めにそんなことは不可能だと思っていたし、2つ目に、そんなことができる強い人間になるには時間がかかったんだ。
以前は、妹の出産をからかっていたんだ。どうして子どもが欲しいの? 自分の遺伝子がそんなに特別か? って。でも今の僕をみてよ。子どもたちは僕の遺伝子じゃないけど、すごくスペシャルだ。ビフの遺伝子だから。
ビフに出会ってから、「もし僕らが子どもを持てたら? 僕がそうさせてあげられたら?」という考えを持つようになりました。でもこの、「子どもを持つ」という考えは本当に疲れるもので、しばらく寝かせて、よく考え、そして調べました。ある日、僕はビフに言ったんだ。「僕が妊娠して出産したらどう思う?」って。当初、彼は「そんな最低なこと言うな」って言ってくれた。彼は、僕の個人的な安全を心配していました。
結論を出すのには時間がかかった。数カ月後にビフは僕のところにやってきて、しばらく自分探しをしていたと、打ち明けてきたんだ。それで、もしこれが大事な何かならやりたい、と言ってくれました。
公開した意図、ネットやLGBTからの反響――「それはすごく素晴らしかった」
僕たちのこの経験を公にネットで公開することは、意図的な決定でした。僕たちが目指すのは、今日の僕たちの文化における、トランスジェンダーの活躍とトランスジェンダーへの理解です。僕たちのこの経験を語ることが、何かの進展になるのか? トランスジェンダーの意味を広げるチャンスがあるのか? それとも、これはあまりにも挑発的で、人々をトランスジェンダーへの理解から遠ざけるのか? みんなは僕たちの話を受け入れる準備はできているのか? ――そして僕たちは、ここで何か良いことをするチャンスがあると思った。公開したのは、僕らがトランスジェンダーとしての次のステップへ進む準備が整ったからです。
トランスジェンダーになるということは、自分の体が嫌いだったり、与えられた性で生まれてこなければよかったのに、と思ったり、望む性別になりたかったとの思いがあるとされがちです。でも、それは、トランスジェンダーの全ての人にとっての事実ではない。僕らは僕らであることに満足している。でも、これだって、誰かにとっては事実だけど、全ての人にとっての事実ではない。
僕らに対して、「生まれてくる子どもの性別を決めるのは、やめるべき」だと言う人もいる。彼は男だ、この子は少年だ、とか伝統的な男性的な名前をつけたりするのは、どれもいいことではない、と。僕たちは、統計的に男の子と識別される子どもが産まれます。トランスジェンダーであることは、まだ稀なケースだから、この子はそうでないかもしれない。だとすれば、中性的に育てることは、僕らが性別を与えることより、子どもにとって不満の種になる可能性があるんです。
僕はこういったコメントをネットでもらうこともあります。「私はあなたをジャッジしない、けれど子どもを『人と違うことで非難される世界』に連れて行ってはならない」。とてもショックでした。抑制されてきた僕らが、それを言われたんですから。どうやって僕が子どもをそんな世界に連れていくと?
それからこんなコメントもあります。「トランスジェンダーたちが自分たちの課題をアピールしようとしているだけだ」。そしてひどいものだと「お前は変な奴にみえるよ、 赤ちゃんが死ぬことを願ってるよ」「お前はガンの糞だな」。こういう感じのを毎日書かれるんだ。
トランスジェンダーのコミュニティからは、「あなたたちが私たちのことをもっと厄介にしている。人々を混乱させている」などと言われると思ってたけど、それは違った。LGBTの人々から圧倒的に聞く声は、「男であること、トランスジェンダーであること、家族になることの意味を大きくしてくれてありがとう」。
出産前の数週間は本当に大変で、僕は世間から隠れていたい気持ちだったから、注目を浴びるようなことはしたくなかった。でも、僕たちはプライド(ゲイプライド)のために出かけ、「トランスマーチ」と「プライドフェスティバル」に行きました。それはすごく素晴らしかった。LGBTの人々の多くが、僕たちのところに来て僕らのことをネットで読んだよ、と声をかけてくれて、公開したことに感謝してくれたんです。コーヒーを飲みに行けば、バリスタが僕に「Facebookで見たよ」と言ってくれる。
トランスジェンダーの家族として――「違うことは平気なんだ、とだけは伝えています」
僕はDaddy、ビフはDadaと子どもたちから呼ばれるけど、「Dad」と子どもが呼ぶこともあるんだ。子どもたちが食べ物のことを聞くときに「Dad」と言ったら、それはビフのこと。「お父さん アイスキャンディー食べていい?」これもビフ。「お父さん、サッカーボールを蹴って?」 これは僕だ。これは僕がすることだから。
ビフ(パートナー):子どもたちは、何が起こっているのかを十分に認識しています。僕たちはいつも、トランスジェンダーの親や、そういう家族を持つことの意味について彼らに話します。ネガティブな側面をたくさん共有しているわけではありませんが、みんなが「違う」と思ったことでも、「違うことは平気なんだ」ということだけは伝えています。「違うということが間違いではない」と。彼らは理解し賛成してくれています。
トリスタン:赤ちゃんを持つトランスジェンダーの男性は、たしかに世間的に少数だと思います。でも、今後も確実にそういう人は現れるし、そもそも過去にもあったことだから、僕らが「最初のカップル」というには程遠いよ。もっとたくさんの人たちに、支援してくれたみんなのおかげで僕が手に入れられたような“場所”を見つけてほしい。
そうゆう場所を取り巻くネガティブな侮辱も減ることを願ってる。もうみんなが「じゃあ、お前は本当の男じゃないんだな」なんて言わないことを。
(抄訳・構成/藤子留美加)
週刊現代がスクープした“平壌の朝鮮労働党幹部”発言に要注目!「ワシントンにブチ込めれば本望だ」
今週の注目記事・第1位 「北朝鮮危機」(「週刊現代」9/16号) 「使えないJアラートに100億円超の価値はあるのか」(「フライデー」9/15号) 「撃ち落とせない『北朝鮮弾道ミサイル』」(「週刊新潮」9/7号) 同・第2位 「安倍総理『執務室でひとりぼっち』」(「週刊ポスト」9/15号) 同・第3位 「安倍政権の火薬庫麻生VS.菅『修復不能な断絶』」(「週刊文春」9/7号) 同・第4位 「『小泉純一郎』が授けた『安倍総理』への秘策」(「週刊文春」9/7号) 同・第5位 「羽田孜が本紙に寄せた古巣・自民党への『遺言』」(「週刊ポスト」9/15号) 同・第6位 「日野皓正74歳が中学生を『往復ビンタ』動画」(「週刊文春」9/7号) 同・第7位 「新国立劇場 新入社員自殺同僚が告発『地獄のパワハラ現場』」(「週刊文春」9/7号) 同・第8位 「こっちも違法『今井絵理子』ビール券大量配布」(「週刊新潮」9/7号) 同・第9位 「東大法卒元外交官の38歳『天理市長』が負けた人間の性」(「週刊新潮」9/7号) 同・第10位 「『余裕あるなら年金返上しろ』進次郎発言の悪魔の企み」(「週刊ポスト」9/15号) 同・第11位 「定年後やってはいけない10箇条」(「週刊ポスト」9/15号) 同・第12位 「岐阜介護施設5人死傷『疑惑の元職員』独白90分」(「週刊文春」9/7号) 同・第13位 「認知症で『行方不明者』激増!1万5000人の衝撃」(「週刊ポスト」9/15号) 同・第14位 「アパートの大家29人から『集団訴訟』されたレオパレスのこれから」(「週刊現代」9/16号) 同・第15位 「あなたの税金を来年から『30万円安くする』方法」(「週刊現代」9/16号) 【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ! 9月3日、北朝鮮は昨年9月以来6回目となる核実験を実施した。ついに来るところまできてしまったかという思いである。 ここから一歩進めば米朝戦争必至だが、日米はどうするのだろう。現代はこの問題をトップに据えているが、ポストはざっと見るところ一本もない。 危機感のなさだろうか、それとも米朝戦争など起こりっこないという余裕か。それにしても認知症の行方不明者問題がトップとは、いささか驚きだが。 早速いこう。現代の税金を30万円安くする法。タワマンを買ったり、アパート経営したりするにしても節税方法を知らないと損をするケースがある。 例えば、肥満解消のためにジムに通ったりすれば、医療費控除が受けられる。地震保険を見落としていたとすると、地震保険料控除が受けられるのだ。 「保険料が年間5万円以下なら全額、5万円超なら5万円が控除の対象になる。会社員であれば年末調整の際に申告するので問題なく、申告漏れがあった場合や自営業の人は確定申告すれば大丈夫だ。また、5年前までさかのぼって申告できる」(現代) これは余裕のある人のことで、私のような者には、とんと関係のない話のようだ。 先に書いたように現代編集長が来週号から、山中武史編集長から鈴木崇之編集長に替わる。山中編集長が「音羽の杜から」でこう書いている。 「週刊誌の魅力って何だろうと、自問自答し続ける日々でした。私なりにたどり着いた結論は、『面白いこと』『役に立つこと』そして『ウソくさくないこと』。記事でもグラビアでも、おカネを払ってでも見たい、読みたいと思っていただけるものを作ることは、難しいけどとてもやりがいのある仕事でした」 鈴木編集長は2度目の登板になる。編集長が替われば誌面が変わる。変わらなければ能力が問われる。どんな誌面になるのか楽しみである。 さて賃貸アパート大手のレオパレスがオーナー29人から提訴された。 「アパートオーナーが毎月修繕費を払ってきたにもかかわらず、レオパレス側は契約通りに修繕を行っていません。屋根なら10年でメンテナンス、エアコンなら8~10年で交換といった条件だったのに、ほとんど行われていない。支払った修繕費約1億4700万円の返還を求めています」(レオパレスオーナー会前田和彦代表) レオパレスは「30年間一括借り上げ」や「家賃保証」を謳ってアパート建設を奨め、その運営を請け負うビジネスモデルで成長して来た。 だが、トラブルは絶えず、低金利の影響もあって、こうした口車に乗る高齢者が増えているようだが、それに見合う需要はなく、空き室率は上がり続けている。 その証拠に、レオパレス自体が9月をめどに自社が保有する600棟の賃貸アパートのうち400棟を一括売却する計画だと、住宅ジャーナリストの榊淳司が語っている。 私の近隣の家も、レオパレスがアパートを建設している。こうしたトラブルが起きなければいいがと思っている。 ポストの巻頭特集。昨年1年間で全国の警察に届け出があった行方不明者のうち、認知症を患っていた人数は1万5,432人で、前年に比べ26.4%も急増した。今や行方不明者全体のおよそ2割を占めるという。 「認知症の行方不明者は、届けが出た当日から数日の間に見つかっているケースが大半です。ただ、昨年も471人が死亡した状態で見つかっています。決して少ない数字ではない」(介護施設情報誌『あいらいふ』佐藤恒伯編集長) 認知症患者が起こした交通事故も13年が63件だったが、15年には78件と増加を続けている。 「厚生労働省が14年に調査したところ、身元不明のまま保護されている認知症患者は全国に35人存在することがわかっている」(ポスト) 姿が見えないと気づいたときには、1時間以内がデッドラインになるという。 「初動が重要です。1時間以内に捜索願を出せば同じ町内で発見される可能性が高まる。“周囲に迷惑をかけては……”と遠慮しがちですが、そうしているうちに1時間以上経過すると、町内を出てしまい、顔を知る人物もいなくなる。途端に発見・保護の確率は下がります」(「認知症の人と家族の会」阿部佳世事務局長) 北海道釧路市や福岡県大牟田市では「SOSネットワーク」という新たな取り組みも始まっている。 「行方不明者の届け出があれば、警察だけでなく、自治体や地元のFM局が連携して情報発信し、早期発見につなげる取り組みだ」(ポスト) 「10年に500万人だった独り暮らしの高齢者は35年には1.5倍の760万人になるといわれています。独居老人が認知症で徘徊を始めたら、行方がわからなくなっても行方不明になっていることすら知らない。そうした孤独に見知らぬ土地で死んでいく悲劇を今のところ防ぐ手立ては存在しません」(前出・佐藤) 独り暮らしで認知症では……絶望的になる。 ところで、このところ介護老人施設での事件が続く。岐阜県高山市の介護老人保健施設「それいゆ」で7月末から起きた、80代から90代の男女3人が相次いで死亡した事件は、8月中旬以降にも、入所者2人がケガを負ったことで、高山署に特別捜査本部が設置された。 被害者5人は主に認知症患者のため専門棟である2階に入所していた。施設が全職員のシフトを調べたところ、事件当時、5人の介護にあたっていたのはAだけだと分かったそうだ。 Aが入所者の車椅子を蹴っているのを見たことがある。女性職員のスマホを電気ポットで茹でた疑いがあるなど、Aの評判は芳しくないようだ。 だが、なかなか捜査が進まないのは、施設内に設置された8台の防犯カメラのうち、4台が故障していたことによるという。 赤外線カメラなので深夜でも暗闇でも鮮明に映るのだが、故意に誰かが壊したのではないかという疑惑も浮上しているそうだ。 Aは電気ポット“事件”の後、施設を辞めている。 Aの自宅には記者たちが張り込んでいるが、Aは文春の記者を車に乗せ、余裕綽々でインタビューに答えたという。 5つの件に対しては「濡れ衣」だといい、介護の仕事にやりがいがあると話している。状況証拠はあるが、決め手がない。まだ捜査は長引きそうだが、介護施設の認知症患者を狙う卑劣な犯罪だ。 こんなことが続くと、こうした施設は怖い、介護の職員は信用できないという「風評」が立ち、まじめな施設や介護士たちに悪影響が出るかもしれない。早期に解決してもらいたいものである。 私もそうだったが、定年になったらこれまでできなかったことをやろうと思っている人は多いだろう。 だが、そうしたことをやるには、生活に必要な資金を潤沢に持っている人ならばいいが、そうでないならやってはいけないとポストで特集を組んでいる。 元ソニー常務取締役で82歳の今も現役ビジネスマンとして働く郡山史郎が著書『九十歳まで働く!』(ワック)でそう提唱しているという。 郡山は子会社のソニーPCLの会長、ソニー顧問などを歴任した後、プロ経営幹部の紹介を主業務とする株式会社CEAFOM(シーフォーム)の社長に就任して、多くの高齢者の再就職に関わってきたという。 そのやってはいけないの筆頭は、意外にもこの2つ。「資格を取ってはいけない」「学校に行ってはいけない」。 中小企業診断士は、日経新聞等の調査で「新たに取得したい資格第1位」となった人気資格だが、「再就職の現場の実感として、医師や弁護士、公認会計士、薬剤師の資格なら価値はあるだろうが、それ以外の資格は取得しても再就職で有利に働くことはほぼない」(郡山)。 さらに「語学の勉強をしてはいけない」。 「組織に守られない高齢者は“強制力”ではなく自主性が大切です。資格取得や語学の勉強でも同様ですが“自分1人では続かないから”と月謝を払っても、結局通わなくなって無駄にしてしまう」(同) 「老後資金によほど余裕がない限り、その支出を貯蓄に回したほうがいい。年間24万円貯金していれば、いざという時に当座の入院・通院費に充てられる。そちらのほうがよほど現実的に老後の役に立つ」(経済ジャーナリスト・荻原博子) 「葬式に行ってはいけない」。ほんとに大事な人には心の中ですればいい。高齢者は義理や礼を欠くことを恐れてはいけないのだ。これは同感だ。 「勲章をもらうな」「本を書くな」「NPOに参加するな」「会社を創ってはいけない」「勝負事をしてはいけない」などなど。 確かに「若い時と違って失敗が許されない状況であるという現実を認めなければならない」(郡山)。 頷く点多々あり。だけど競馬は止められそうにないな。いくら負けても。 さて、毎度毎度首相候補と呼び声の高い小泉進次郎だが、今回の「余裕があるなら年金を返上しろ」というのにポストが噛みついた。 進次郎は「子育て財源のために年金を返上してくれ」といい、経団連や経済同友会の皆さんは「返上したよ」といってくれると上機嫌だが、ポストにいわせれば、年収約1,300万円で年金は全額支給停止になるのだから、経団連の役職などについている人間は年金を停止され、約6万6,000円のみ支給されている人たちだ。 だがそこには、約3,200万人にいる高齢者全体に向けた「年金をもらうなキャンペーン」の始まりではないかと警告する。 その裏には、財務省や厚労省の「振付がある」というのである。もちろん、私も返還するつもりもないし、もっとよこせといいたいぐらいである。 第9位。新潮砲に照準を向けられた市長がいる。人口約6万6,000人、奈良県天理市の並河健(38)である。 経歴はピカピカだ。東大法学部卒、外務省でエジプト大使館の書記官を務め、電通へ転職した後、衆院選に出るが落選する。だが、翌年市長選に立候補して当選している。 今年10月に市長選が行われるが、目下、対立候補はいないという。 どうやら「健」という字が新潮編集部の何かに引っかかりやすいのかもしれない。高倉健、橋本健、そして並河健だ。 そんな市長さんが今年2月、予算の陳情で東京へ出張中に、ホテルへ派遣型風俗エステでマッサージをする20代の女性を呼んでいたというのである。 新潮は、そのマッサージ嬢を捕まえ、インタビューして、「3000円の全裸になる追加オプションを付けていました。その場合、女の子の上半身だけ触ることが出来ます」としゃべらせている。 他に「本番」をした女性もいるという。新潮に直撃されたご本人は驚いただろう。最初は、手を震わせながら「記憶にない」と逃げていたが、観念したか、改めて聞くと「性的サービスが伴う店を出張中、2度利用したことは深く反省したい」と答えた。 さらに市役所で会見し、並河市長は「市民や市職員、家族の信頼を傷つける行動をとってしまったと深く反省しています」(朝日新聞9月1日付)と謝罪したそうだ。チョッピリ可哀想な気もするが。 今井絵理子と不倫していた橋本健神戸市議は、自分の政策チラシを架空発注して政務活動費を懐に入れていたことが明るみに出て「元」市議になってしまった。 さらにオンブズマンが神戸地検に、詐欺罪と虚偽公文書作成、行使の罪で刑事告発するというから、720万円を返金したとしても、「起訴されることはほぼ間違いないと思います」(川口克巳弁護士)。 例の“号泣県議”野々村竜太郎の不正受給の額が約900万円で、懲役3年執行猶予4年だから、この程度の処分になるのではないかという。 すっかり表舞台に顔を見せなくなった今井議員だが、実は、8月25日、自民党本部で開かれた文部科学部会、厚生労働部会に出席し、文科のほうでは発言もしていたというのだ。 やはり女のほうが度胸がいいと思うが、新潮は、彼女にも公選法違反があるというのだ。 8月3日の内閣改造後、出世した議員のうち、参議院や女性議員のうち、自分がよく知っている議員10数名に「お祝い」としてビール券を配っていたというのである。 1人につき10枚ほどだというから「100枚以上を大量配布したことになる」(新潮)。 しかも今井は参院の比例区だから、全国すべての18歳以上が有権者になる。たとえ国会議員にでも「寄付禁止の例外ではない」(同)。 総務省の選挙課に問い合わせても「明らかな公選法違反」だと断定した。 芸能人感覚が抜けない今井だから、このほかにも探せば出てくるに違いない。それとも橋本に殉じて、さっさと議員辞職するのだろうか。 8月29日の夕方だった。東京の千駄ヶ谷近くのゴルフ練習場へ行くとき、新国立の前を通りかかった。 すると、何人かの労働者風の人たちが集まって横断幕を持って声を上げていた。急いでいたのでよくわからなかったが、文春で報じている新国立の建設現場で働いていた高橋昭(仮名・当時23歳)が自殺したことへの抗議だったようだ。 文春によれば、高橋は大成建設の一時元請として地盤改良工事を担当する社員100人を超える専門業者の社員だったそうだ。 高橋は現場監督として重機の管理をしていたが、今年3月に失踪して、翌月変わり果てた姿で発見された。 その後、明らかになったのは異常な長時間労働だ。死ぬ直前の2月には212時間というものすごいものだった。 当初現場監督は3人でやっていたが、1月に異動で2人になり、さらに工事の遅れを取り戻すために重機が増え、彼は昼休憩をとる時間もなかったという。 それに加えて、「作業が遅い」と職長や部長に暴言を吐かれていたそうだ。そのくせ、自分たちは喫茶店に行って若手に多くの業務を押し付けていたと、同じ現場で働いていた人間が話している。 「元請の大成の社員は、残業時間を八十時間以内で申告するよう指示を受けていますが、現場社員の多くは百五十時間近く働いている」と大成の社員もいっている。 高橋は失踪する直前、俯きながらフラフラの状態だったという。新国立はプレ大会の19年11月末までに完成させなければいけない。 そのためには、死人が出てもいいから、なんとしてでも完成させろと上から指示が出て、そのしわ寄せは下請けの労働者にいくという構図は、相も変わらずである。 こんなことをしていれば第2、第3の自殺者が出る。垂れ幕を持っていた人たちは、大成に対して、労働者の権利を守れ、長時間労働をなくせという抗議だったのだろう。 今週の文春砲は、世界的トランぺッターの日野皓正(74)の狼藉現場。 自分が「校長」を務める世田谷区の中学生たちのジャズコンサートで、ソロドラムを叩いていた男子中学生A君に駆け寄り、スティックを奪い取って「馬鹿野郎!」と一喝。さらにA君の髪を鷲掴みにして往復ビンタを食らわせたというのである。 このコンサートは世田谷区の「新・才能の芽を育てる体験学習」の一環として行われ、今年で13回目を迎えた。 日野は区の教育委員会から依頼され、第1回から「校長」をしている。日野は現在活動拠点をニューヨークに移しているから、このコンサートへの意気込みが分かる。 区内の中学生が集められ、4カ月間練習し、8月にその成果を発表する。入場料は大人4,500円だというから、本格的なものだ。 ワイドショーでは、日野が中学生に駆け寄り、スティックを放り投げたり、大声を上げ、ひっぱたいている映像が流れた(区の教育委員会は暴力があったと認めていない)。 なぜ、日野はここまで大人げない振る舞いをしたのか? メンバーの保護者が、A君が長々とソロを続けたため腹を立てたと話している。 また、このA君、「ドラムの技量が高く、天才肌」(このバンドの関係者)で、個性的な性格から周囲と衝突することも少なくなかったという。練習中にも日野が手を上げたことがあったそうだ。 このシーンを見ていて、ジャズ映画『セッション』を思い出した。ドラマーを目指す若者と厳しい指導者の激しいぶつかり合いを描いた名画だ。最後に若者が指導者のいい付けを守らず、迫力あるドラムソロを叩き続ける。曲は『キャラバン』。その見事なドラムにみなが引きずり込まれたところで突然、映画は終わる。 A君が何の曲でドラムを叩いていたのかここには書いていないが、彼も『セッション』を見ていたのかもしれない。 私は、新宿のピット・インができたばかりの頃に入り浸っていた。日野や、渡辺貞夫、山下洋輔たちが出ていたと記憶している。若い粗削りな日野のペットをビール1本だけとって、飽きずに聞いていた。 ジャズの神髄はインプロビゼーション(即興演奏)にある。日野も自分の若いころを思い出して、自由にやらせてやればよかったのにと思う。 A君が自ら文春に電話をしてきて、自分が悪かった、今回の件で「ドリバン(ドリームバンド)」がなくなってほしくないと訴えている。 才能があるからこそ厳しくした。日野はそういって、A君を名ドラマーとして育てたらどうだろう。私もジャズが好きだ。オフィスでは四六時中ジャズをかけている。 昔、羽田孜という総理がいた。わずか64日で退陣し、その後は野党のまま生涯を閉じた。享年82。 ポストは、羽田に歴代最高の宰相は誰かというアンケートをしたら、羽田はかつての師・田中角栄だといってきたそうだ。 また古巣・自民党へのメッセージを頼んだら、こう書いてきたそうである。 「政治が乱暴すぎる。国民に背を向けた狂瀾怒濤政権に終止符を。政道とは民のためにあり」 まったくその通りである。愚直の人であった。 民進党代表に前原誠司がなった。あまり期待するところはないが、気になるのは野党共闘に消極的、特に共産党と一線を引こうという姿勢が私には心配だ。 だが山尾志桜里が幹事長になったので、少し安心している。彼女は私とのビジネス情報誌「エルネオス」の対談ではっきりこういっているからだ。 「選挙ではお互い協力できるところは協力して勝ちに行く。(中略)わが党の代表や幹事長にも求められることだと思っています」 頼むよ、山尾幹事長。 8月15日、山梨県鳴沢村の笹川陽平日本財団会長の別荘に、安倍総理をはじめ森喜朗、小泉純一郎、麻生太郎など元総理が結集したことがメディアで報じられた。 私などは、単なる飲み会だろうと気にもかけなかったが、週刊新潮は、支持率が急落した安倍が、在任中に支持率をアップさせた小泉の「成功体験」を拝聴するためだったと推測している。 小泉が田中真紀子外相を更迭したことで支持率が80%から30%台まで落ちた。回復の起爆剤になったのは2002年9月の「電撃訪朝」だった。 その時、官房副長官として同行したのが安倍であった。また官邸関係者がこういっている。 「朝鮮総連の幹部曰く、北朝鮮は3人の拉致被害者を帰す用意があるので、それで国交正常化するというのはどうか──との話が、安倍総理のもとに持ち込まれている」 また小泉が訪朝できたのも、陽平の父親の良一が、競艇で山ほど稼いだカネを使って、北朝鮮への物資支援をしていたため、そのルートが役立ったというのである。 そんな他愛もない話で盛り上がったというのだから、よほどこの連中ヒマと見える。 ヒトラー好きの麻生副総理がまたまた暴言を吐いた。自派の研修会で「何百万人も殺しちゃったヒトラーは、いくら動機が正しくてもダメなんだ」と発言。あわてて取り消したが、後の祭り。 菅官房長官は、「ご自身で説明される」と会見で冷たくいい放った。文春は麻生と菅の関係は「修復不能な断絶」があると報じているが、こんな暴言ばかりまき散らしている麻生では、安倍が菅を頼りにするのは当然だろう。 さて、先週も現代が報じていたが、安倍の覚え愛でたかった今井直哉総理首席秘書官が、記者とのオフレコ懇談で、安倍への愚痴をこぼし、安倍はあと1年ぐらいしか持たず、その後は石破が90%、岸田が10%だと話した詳細をポストが報じている。 そこにも麻生や菅の確執があり、ポスト安倍にも影を落としているそうだ。 今井は自分を守ってくれない安倍に対しての恨み言を漏らしている。 「(安倍首相に)おごりが出てきたのは、総裁の任期が3期に延長が決まったところからだと思う。党内政治をうまくするだけで(総裁を)9年できるというふうになってしまった。本当に何かをやろうと思ったら、民意をしっかり問うという迫力がなければだめだ。 私は(昨年の)1月4日に国会を召集してダブル選挙ができるようにしたし、サミット後の衆参ダブル選挙やるべきだといったし、去年の年末解散を最後まで唱えていた。党内の政治をうまくやれば(衆院の)3分の2を維持できるということでここまで来てしまった。 このままいけば、安倍政権は来年の9月で終わりだと思う」(今井) 「麻生さんは安倍総理の退陣は近いと捕えはっきり“次”を狙っている。総裁候補に浮上した河野太郎外相に加えて、小泉進次郎の取り込みも図っており、麻生派はポスト安倍の有力候補の岸田文雄・政調会長が『麻生さんのワンポイントリリーフを支持するなら幹事長に処遇して次の次の総理・総裁の座を約束するが、総裁選に出馬するなら河野や進次郎を対抗馬に立てる』という情報流して揺さぶりに出ている」(同) これでは安倍の信頼の厚い菅と麻生のポスト安倍の争いは激しくならざるを得ない。私はどっちにもなってほしくはないが。 今週の第1位は北朝鮮問題を扱った現代、文春、新潮の記事。特に現代の記事は、これは本当なら国際的スクープである。 北朝鮮は9月3日に昨年9月以来6回目となる核実験を実施した。 「朝鮮中央テレビは、大陸間弾道ミサイル(ICBM)搭載用の水爆実験に『完全に成功』したと発表した。軍事力行使も辞さない構えをみせてきたトランプ米大統領は、過去最大規模の核実験を強行した北朝鮮をツイッターで批判した。朝鮮半島情勢がさらに緊迫するのは必至だ」(朝日新聞9月4日付) それに先立って5日にワシントンで予定されていた麻生副総理とペンス米副大統領との非公式会談が中止された。 こうした動きをアメリカが知っていた可能性がある。 一つ間違えれば休戦協定は破棄され、第二次朝鮮戦争が起こる可能性はあるが、どうも日本の対応はイマイチ後手後手と回っているようだ。 文春によれば、8月29日の日本列島越えミサイル発射は予告されていたというのである。日朝外交筋は、朝鮮労働党幹部が「はやく日本列島越えのミサイル実験をやりたい」と話していたという。 「ロフテッド実験(垂直に近い形で打ち上げ、飛距離を出さない=筆者注)だとあくまで理論上の数値しか得られないという焦りが彼らにはあったようです」(日朝外交筋) それを水平に近い実戦形式で発射したのが今回のミサイル実験だったというのだ。 さらに北朝鮮は、SLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)実験の動きも観測されているというから、挑発はエスカレートしていくのかもしれない。 だが、新潮によれば、こうしたミサイルを日本の防衛力ではとても撃ち落とすことができないというのである。現在はイージス艦と地対空誘導弾パトリオット(PAC3)の二段階で撃ち落とす仕組みだが、イージス艦はSM3という迎撃ミサイルだから、弾道直下から撃たないと精度が落ちるそうだ。 どこからいつ発射するという確度の高い情報をつかめなければ、艦を移動させることは不可能だから、相当難しい。 またPAC3も、34基配備されているものの、射程範囲は半径20キロメートルしかない。仮に撃ち落とせたとしても破片は音速で降り注ぐという。 防衛省はイージス艦の陸上版、イージス・アショアを導入することを決めたが、これまた、迎撃の最高高度は1,200キロメートルしかない。北朝鮮が5月に打ち上げた火星12型は高度2,100キロメートルだから、これも迎撃不可能だそうである。 こんな脆弱な防衛体制に大金を注ぎ込んでいるのはいかがなものかと思わざるを得ないが、そのうえ、Jアラートの評判がすこぶる悪いのだ。 フライデーによれば、先のミサイルが発射された29日、北海道から北関東の広範囲で、ミサイルが発射された4分後にJアラームが作動した。 そして2分後に「ミサイルが上空を通過した」という情報が届いたが、こんなわずかの時間では、避難できるわけはない。 Jアラートは当時総務相だった麻生太郎が、各自治体に迅速に情報を送るJアラームの開発などを提案した。 それによって総務省消防庁で04年から開発が始まり、07年に運用を開始している。 総務省はJアラートを導入した全国の自治体に92億円余りの整備事業費を交付し、メンテナンスに年間数億円かかるから、これまでに100億円以上の税金が投じられているとフライデーは報じている。 このシステム、実際に発信するのは首相官邸地下1階にある内閣官房の危機管理センターで、責任者は安倍首相、不在の時は菅官房長官になるそうだ。 避難する間もないアラートに100億円は高いが、正確に「ミサイルは東京都中野区の何丁目をめがけて飛んできています。すぐに避難して!」といわれるのも怖いだろうが。 次に現代のスクープ記事。内容はすこぶる興味深い。なるべく多くを紹介したい。 「本誌はある信頼できる人物を介して、平壌の朝鮮労働党幹部との接触に成功した」という書き出しで始まる。 なぜ頻繁にミサイル実験を繰り返すのか、それは日本に向けたものか? 「そんなことはない。将軍様(故・金正日総書記)は『アメリカは、こちらが強行に出ないと振り向かない。そして核とミサイルを手放した時に襲ってくる』という遺訓をのこされた。現在の元帥様(金正恩委員長)も、まったく同様に考えておられる。(中略) わが国は現在、3人のアメリカ人を拘束しているので、アメリカはわが国を軽々にはできない」 日本を超えるミサイルを撃つのは日本を標的にしているからか? 「中でも首都、東京にほど近い横須賀基地を叩くのが、一番効果があるに違いない」 アメリカが平和協定を結ぶと約束したら、核とミサイルのどちらを放棄するのか? 「まずは平和協定を締結することが先決だ。平和協定が締結されれば、わが国の軍事的リスクが軽減されるのだから、もし必要でないものがあるなら、持っていることもないだろう」 トランプ米大統領が北朝鮮空爆を決断したら? 「核兵器を搭載したICBMを、アメリカ帝国の首都ワシントンに向けて撃ち込む。『ただ一発だけワシントンにブチ込めれば本望だ』と、元帥様も常々おっしゃっている」 そうなればアメリカは総攻撃に出るが? 「それは覚悟している。アメリカとの問題は、究極的にはプライドの問題なのだ。われわれはいかなる脅しにも屈服することはなく、本気だということを示すまでだ」 8度目の制裁決議が採択されたが? 「おそらく輸出が半減するだろう。すでに平壌市内でも、配給の遅滞やガソリンの使用制限が始まっている。 だが石油に関しては、こういう事態を予期して、昨年のうちに中国から大量に仕入れている。そのため当面の使用分は確保している。 加えて、ロシアから鉄路などで輸入している。ロシアは石油供給に、非常に協力的だ。また、労働者の輸出については、相手国と水面下で合意すればよいだけの話で、楽観視している。 いずれにしても、わが国は1953年以降、常に制裁を受けてきており、耐えることには慣れている」 現在、北朝鮮をバックアップしている大国は、中国ではなくロシアと考えてよいのか? 「その通りだ。プーチン政権とは、蜜月時代を築いている」 ICBMの技術もロシアから得ているのか? 「現在の朝ロ関係は、過去最高のレベルにあり、ロシアが多くのことを支えてくれている。 一例を挙げる、72回目の祖国解放記念日(8月15日)に、ロシアは40人ものメンバーから成るモスクワ交響楽団を平壌に派遣し、祝賀の演奏会を開いてくれた。 それに較べて中国は、祖国解放記念日の式典に、金日成総合大学の中国人留学生さえ顔を見せなかったのだ」 プーチン大統領は、9月6日、7日にウラジオストクで行われる東方経済フォーラムに合わせて、安倍首相と日ロ首脳会談を行う予定だが、その時、平壌に立ち寄る計画はあるのか? 「その予定はない。だがわが国は、年内のプーチン大統領の訪朝を要請していて、ロシア側は前向きに検討してくれている。もしかしたら、元帥様が先にモスクワを訪問するかもしれない。 元帥様のモスクワ訪問はもともと、'15年5月にモスクワで戦勝70周年記念軍事パレードが開かれたときに検討していた。 ともあれ、元帥様の初外遊が、モスクワであって北京でないのは確かだ」 北朝鮮と中国との関係は、かなり悪化していると考えてよいのか? 「1949年に国交を結んで以来、最低レベルまで落ち込んでいると言える。朝鮮戦争(1950~53年)以降、朝鮮と中国両国は互いに『血盟関係』を唱え続けていたが、今やむしろ敵対関係に近い。(中略) すべての原因は、習近平が変節したことにある。習近平は信用ならないから、わが国のミサイルは、いつでも向きを変えて北京を狙えるようにしてある」 これが真実の声なら、トランプが話し合うべきは習近平ではなくプーチンなのだ。だが、したたかなプーチンでは、トランプはもちろん、安倍総理などでは歯が立つまい。 トランプが暴走して、空爆を指示しないか、それが心底心配だ。 【巻末付録】 書くべきものがあまりない。強いていえば、現代の「グラビア文学館リターンズ さとう珠緒 官能温泉」と、ポストでは袋とじ2本か。「愛染恭子『外国人男優との爛れた情交』」と「橋本マナミ『こんなにビチョビチョじゃないか』」。 この中ではヘアヌードではないが、やはり橋本マナミがきれいでなかなか官能的だ。ポストの優勢勝ちかな、今週は。 (文=元木昌彦)「週刊現代」(9/16号、講談社)
『うたコン』にTOKIOが初登場! 9月5日(火)ジャニーズアイドル出演情報
――翌日にジャニーズアイドルが出演予定の番組情報をお届けします。見逃さないように、録画予約をお忘れなく!
※一部を除き、首都圏の放送情報を元に構成しています。
※番組編成、及び放送日時は変更になることがあります。最新情報は番組公式サイト等をご確認ください。
●TOKIO
8:00~ 9:55 『白熱ライブビビット』(TBS系) 国分太一
11:25~11:30 『国分太一のおさんぽジャパン』(フジテレビ系) 国分太一
18:55~19:25 『Rの法則』(NHK Eテレ) 山口達也
【ゲスト】
19:30~20:43 『うたコン』(NHK総合)
※『幸せ!ボンビーガール』(日本テレビ系、山口達也)は放送休止。
●V6
8:15~ 9:54 『あさイチ』(NHK総合) 井ノ原快彦
24:58~25:28 『アメージパング!』(TBS系)
大砲切望も……阪神タイガースの「中田翔FA獲得」は、チーム崩壊の序章?
現在、セ・リーグ2位(9月4日終了時点)と、まずまずの位置に付けている阪神タイガーズが、今オフに中田翔(北海道日本ハム)を獲得するという複数の報道があり、専門家から冷ややかな声が上がっている。 まだシーズンの半ばで、優勝の目も辛うじて残されている阪神だが、早くもストーブリーグへの動きは始まっている。阪神が狙っているとされているのは、日ハムの中田翔だ。中田は8月17日に国内FA権の資格取得条件を満たし、移籍への地ならしは完了。なぜ阪神は中田が欲しいのか? 熱狂的阪神ファンの週刊誌記者が語る。 「阪神は現在2位ですが、野手の主力を見ると、福留(孝介)が40歳、鳥谷(敬)と糸井(嘉男)が36歳となっており、高年齢化は12球団でもトップクラスです。しかも、今シーズンを見ても121試合で95本塁打というチーム本塁打数は、最多の広島(136本/125試合)に大きく水を開けられ、いかんせん物足りない。いくら本拠地の甲子園球場が広いとはいえ、大砲は喉から手が出るほど欲しい状況です」 中田は、地元・大阪桐蔭高校の出身。阪神には、西岡剛、岩田稔、藤浪晋太郎ら、大阪桐蔭出身者が多数在籍しており、しかも金本監督とは同じ広島市の出身で、同じジムでトレーニングをしたこともある仲。金本監督は清原和博と親交が深かったことで知られているが、その清原が「オレの後継者」と認める中田を欲しがるのはある意味当然といったところか。 中田翔は2007年のドラフト会議で北海道日本ハムファイターズに1位指名されプロ入りし、通算本塁打数は177本。打点王を2度獲得し、侍JAPANで4番を打った実績の持ち主だ。しかしプロ野球関係の取材も多いスポーツライターは、中田を獲る危険性をこう指摘する。 「もともと高校時代はピッチャーをやっていた中田は、肩の強さは抜群。プロに入ってからはレフトを守り、強肩ぶりを見せていましたが、ここ1~2年はファーストしか守っていません。となると、守備位置がネックになってきます。まず中田がファーストを守るなら、強打者の外国人を獲るのが非常に難しくなります。これまで阪神で成功した外国人は、バース、フィルダー、ブラゼル、昨年まで活躍したゴメスなど、『守備はダメだが、打撃で目をつぶる』といったタイプが主流。中田を獲っても、大砲外国人が取れなければ、結果的にホームラン数は増えません。そしてもう1つの問題点は、ドラフトの最大の目玉・清宮幸太郎の守備位置がファーストだということです。阪神としては、あれほどの逸材を見逃す手はないでしょう。彼なら客も呼べますしね。となると、もし清宮を獲れた場合、清宮と中田の併用は贅沢すぎますし、もし中田が守備位置を変えるようなことになれば、気性が激しくプライドも高い中田が黙っているはずはない。金本監督でも押さえ込めるかどうかはわかりません」 獲得できるかどうかもわからない2人の選手の名を挙げて“チーム崩壊”を論じるのはいかにも気が早いが、阪神のお家騒動の激しさは、野球ファンなら誰もが知るところ。「清宮が獲れたら、中田は見送り」というのがもっとも現実的だが、そんな悠長なことでは中田も取り逃してしまう可能性があるだけに、難しい選択を強いられることになりそうだ。阪神タイガース公式サイトより
大砲切望も……阪神タイガースの「中田翔FA獲得」は、チーム崩壊の序章?
現在、セ・リーグ2位(9月4日終了時点)と、まずまずの位置に付けている阪神タイガーズが、今オフに中田翔(北海道日本ハム)を獲得するという複数の報道があり、専門家から冷ややかな声が上がっている。 まだシーズンの半ばで、優勝の目も辛うじて残されている阪神だが、早くもストーブリーグへの動きは始まっている。阪神が狙っているとされているのは、日ハムの中田翔だ。中田は8月17日に国内FA権の資格取得条件を満たし、移籍への地ならしは完了。なぜ阪神は中田が欲しいのか? 熱狂的阪神ファンの週刊誌記者が語る。 「阪神は現在2位ですが、野手の主力を見ると、福留(孝介)が40歳、鳥谷(敬)と糸井(嘉男)が36歳となっており、高年齢化は12球団でもトップクラスです。しかも、今シーズンを見ても121試合で95本塁打というチーム本塁打数は、最多の広島(136本/125試合)に大きく水を開けられ、いかんせん物足りない。いくら本拠地の甲子園球場が広いとはいえ、大砲は喉から手が出るほど欲しい状況です」 中田は、地元・大阪桐蔭高校の出身。阪神には、西岡剛、岩田稔、藤浪晋太郎ら、大阪桐蔭出身者が多数在籍しており、しかも金本監督とは同じ広島市の出身で、同じジムでトレーニングをしたこともある仲。金本監督は清原和博と親交が深かったことで知られているが、その清原が「オレの後継者」と認める中田を欲しがるのはある意味当然といったところか。 中田翔は2007年のドラフト会議で北海道日本ハムファイターズに1位指名されプロ入りし、通算本塁打数は177本。打点王を2度獲得し、侍JAPANで4番を打った実績の持ち主だ。しかしプロ野球関係の取材も多いスポーツライターは、中田を獲る危険性をこう指摘する。 「もともと高校時代はピッチャーをやっていた中田は、肩の強さは抜群。プロに入ってからはレフトを守り、強肩ぶりを見せていましたが、ここ1~2年はファーストしか守っていません。となると、守備位置がネックになってきます。まず中田がファーストを守るなら、強打者の外国人を獲るのが非常に難しくなります。これまで阪神で成功した外国人は、バース、フィルダー、ブラゼル、昨年まで活躍したゴメスなど、『守備はダメだが、打撃で目をつぶる』といったタイプが主流。中田を獲っても、大砲外国人が取れなければ、結果的にホームラン数は増えません。そしてもう1つの問題点は、ドラフトの最大の目玉・清宮幸太郎の守備位置がファーストだということです。阪神としては、あれほどの逸材を見逃す手はないでしょう。彼なら客も呼べますしね。となると、もし清宮を獲れた場合、清宮と中田の併用は贅沢すぎますし、もし中田が守備位置を変えるようなことになれば、気性が激しくプライドも高い中田が黙っているはずはない。金本監督でも押さえ込めるかどうかはわかりません」 獲得できるかどうかもわからない2人の選手の名を挙げて“チーム崩壊”を論じるのはいかにも気が早いが、阪神のお家騒動の激しさは、野球ファンなら誰もが知るところ。「清宮が獲れたら、中田は見送り」というのがもっとも現実的だが、そんな悠長なことでは中田も取り逃してしまう可能性があるだけに、難しい選択を強いられることになりそうだ。阪神タイガース公式サイトより
月9女優・香里奈がついに“深夜落ち”! 「パンティー」連発で、流出騒動を逆手か
女優でモデルの香里奈(33)が、10月に2週にわたって放送される深夜ドラマ『アイ~私と彼女と人工知能~』(フジテレビ系)で主演を務めることがわかった。 同作は、フジテレビが月曜深夜に新設する深夜ドラマ枠「ブレイクマンデー24」の第1弾。香里奈演じる主人公は、3年間キスすらしていないほど恋愛にご無沙汰な27歳の理系女子・雫。密かに雫を狙うバイセクシャルのインスタモデル・モモ(池田エライザ)や、スケベで変態なイケメンAI・聖司(志尊淳)との共同生活がコメディータッチで描かれる。 なお、AIの聖司は、劇中で「パンティー」「おっぱい」などのセリフを連発するという。 「パンティーといえば、2014年3月に『フライデー』(講談社)が報じた香里奈の“大股おっぴろげ写真”が思い出されますが、まさにあの騒動を逆手にとったような作風。香里奈はあの報道以降、『結婚式の前日に』(TBS系)、『嫌われる勇気』(フジテレビ系)と主演ドラマがことごとく大コケ。今回の主演に対し、ネット上では『事務所のゴリ押し』『失敗続きなのになんで?』との声が相次いでいます」(テレビ誌記者) 4年ぶりの主演連ドラとなった『結婚式の前日に』は、プライム帯にもかかわらず全話平均5.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と大惨敗。『嫌われる勇気』ではアルフレッド・アドラーの考え方が生まれながらにして身についた“アドラー女子”を演じたが、全話平均6.5%だった。 「かつて月9『私が恋愛できない理由』で主演まで務めた香里奈も、ついに深夜落ち。ネット上では『賞味期限切れ』との声が相次いでおり、中には『池田エライザとどちらが主演なのかわからない』なんて揶揄も。そのうち、姉の能世あんなのように芸能界引退もありそう」(同) 写真流出騒動でCMから姿を消し、一時は「あの人は、今?」状態となっていた香里奈。今度こそ、人気復活となるだろうか?
「ハリケーンで大変なのに!」ミシェル・オバマ前大統領夫人、バカンス写真で大炎上中!
アメリカでは現在、テキサス州で猛威を振るったハリケーン「ハービー」による破壊的な被害状況が連日報道され、セレブたちがこぞって募金し被災者たちを応援しようと呼びかけるなど、救済ムードが高まっている。メディアもタブロイドも「ハービー」一色となっている中、ミシェル・オバマ前大統領夫人がスペインの豪華ヨットでバケーションを満喫する姿がパパラッチされた。トランプ大統領を批判し、「オバマ前大統領はよかった」と持ち上げるメディアにうんざりしている人々は、「オバマは聖人じゃない。アメリカの借金を増やしただけの男」「退任後はセレブ友達と遊びまくり。庶民のことなんてクソとも思ってないからバケーションを楽しめるんだろうよ」とバッシングする声が巻き起こっているのだ。
大型ハリケーン「ハービー」が、アメリカのテキサス州を直撃し甚大な洪水被害をもたらしたのは8月25日頃のことだ。広範囲にわたって道路が冠水し、250ヵ所の高速道路が閉鎖された。死者は47人に上り、3万人以上が避難所生活を強いられるなど深刻な被害に見舞われている。この緊急事態を受けてトランプ大統領は29日、被災地を訪問し「過去に例のない、抜かりない最高の災害対策をする。将来の手本になるように」と約束。テキサス州のグレッグ・アボット知事は、大統領と政権スタッフの対応を称賛した。
しかし、トランプ大統領のアンチたちは「もっと早く行くべきだった」「いや、こんな早くに被災地に行くのは救助活動の妨げになるから、むしろ非常識」と猛烈にバッシングしている。メディアも、トランプ大統領が自分の私財から100万ドル(約1億1,000万円)を寄付すると発表しても「オバマだって、大きな人災や天災救済に寄付してた。珍しいことじゃない」とテンションは低めだ。9月2日になると複数の主要メディアが、トランプが今年3月にツイッターで「昨年10月にオバマ前大統領がトランプタワーの通信を盗聴していた」と主張していた件について、司法省が「証拠はない」と認めたと大々的に報道。再び巨大ハリケーン「イルマ」が発生したり、北朝鮮は「ICBM用水爆実験を成功させた」と発表したりと、まさに今アメリカが危機的状況にあるにもかかわらず「トランプは嘘つき」と熱心に叩くメディアに、これまでにない違和感を覚える人が多くなってきているようだ。
ミシェル・オバマ前大統領夫人が、美しい海で知られるスペイン・マヨルカ島でセレブ友達と豪華ヨットでバケーションを楽しむ姿がパパラッチされたのは、そんな状況下のことだった。ネット上では「アメリカが大変な時に非常識」という怒りの声が殺到。「現役のファーストレディじゃないんだから、いいじゃないか」と擁護する声も飛び交い、大炎上している。
英大手タブロイド紙「デイリー・メール」によると、ミシェルはマヨルカ島で、元在米スペイン大使で現在FCバルセロナの幹部を務めているジェイムズ・コストスと、彼のパートナーでオバマ政権時代にホワイトハウスの大統領執務室を改装したデザイナーのマイケル・スミスらと合流。8月31日はスタッフやシークレットサービスを引き連れて島をハイキングし、翌日は超豪華ヨットに太ももをチラチラと見せながら乗り込み、美しい海を楽しんだ。
パパラッチされたミシェルはビキニの上に丈の短いキャミソールと巻きスカート姿で、180cmの長身に映えるカジュアルな装いとなっている。指にも淡い色のマニキュアが塗られ、ウェーブがかったセミロングヘアのせいか、とても若々しく見える。
これを米大手ゴシップ芸能サイト「TMZ」が「実にうらやましい」と報じると、コメント欄はたちまち炎上した。「祖国が大変だっていうのに、税金でよく遊ぶこと!」「メラニア・トランプ夫人はピンヒールで被災地入りして叩かれるほど高い水準を求められているのに、どのメディアもミシェル前大統領夫人には無条件でうっとりだわね」「子どもたちに健康的な食事を! とか騒いでたけど、もうどうでもいいんでしょうね。豪華なスペイン料理に舌鼓を打ってるんでしょうよ」などと批判する声が集まっている。「ゴツくて男みたい」「写真からも動きがガサツなのがわかる」という根強い“ミシェルは男説”を唱える声、「もうファーストレディじゃないんだから、好きにしていいじゃない」と擁護するコメントも飛び交っている。
オバマ前大統領は、昨年ルイジアナ州が記録的な豪雨で大規模洪水に見舞われたとき、休暇先のマサチューセッツ州でゴルフを楽しんでいた。報告を受けてプレイを中断し、ブリーフィングを行ったものの、すぐにゴルフを再開。被災地に駆けつけることもなく、ルイジアナ州の地元メディアはこれを強く批判したが、米主要メディアは大きく取り上げなかった。2005年にハリケーン「カトリーナ」が甚大な被害をもたらした時、ブッシュ前大統領は休暇中で危機管理に不備が生じたとして大バッシングされたにもかかわらず、オバマは問題視されず、モヤモヤした人が少なくなかったのだ。今回のミシェルの写真へのバッシングでは、このことを引き合いに出す人も少なくない。
ノーベル平和賞を受賞し、「素晴らしい大統領」だとたたえられるオバマ前大統領だが、彼が大統領に就任してからアメリカ政府の債務は激増した。8年前の当選時に比べて2倍近い20兆ドル(約2,205兆円)にまで膨れ上がらせ、現役大統領時代も「借金を増やしただけの大統領」と叩かれていた。
オバマ大統領が政権公約の目玉として掲げていた、国民皆保険制度「オバマケア」も、国民が思っていたよりも保険料が高い上、無保険者に対して罰金が科されるため大きな負担になっている。医療施設も、条件が悪いオバマケア加入者を受け入れたがらず、診察してくれる医師を見つけるのも一苦労だ。今年5月にトランプ大統領がオバマケアを廃止し、新しい改廃法案を下院で可決した時、アンチたちは「オバマケアを潰すなんて!」「庶民の敵!」と大バッシングした。米大手新聞「ワシントン・タイムズ」のように「オバマケアを失脚させたのはトランプではない」と冷静に報じるメディアもあったが、大半のメディアは「オバマケアの廃止に反対する民衆の怒りの声」を伝え、トランプ大統領を悪者にした。
先月21日、ランドルフ・アレス長官が「今年9月以降、1,100人のシークレットサービスの残業手当を支給できなくなる」という見通しを示した。頻繁に移動するトランプ大統領とその大家族の警護費用がかさみ、任務が増えたことから資金不足になることを理由に挙げたため、大統領はアンチたちから叩かれた。しかし、今回ミシェルのバケーションがパパラッチされ、オバマ前大統領夫妻に対して「シークレットサービスを連れ回して旅行しまくっている」「シークレットサービスの旅費や滞在費は、すべて税金から払われているのに」と批判する声も高まりを見せている。
オバマ前大統領自身も退任後、ヴァージン諸島、ホノルル、ポリネシア、インドネシアとバケーションざんまいで、笑顔で遊んでいる姿、豪華ヨットでクルージングする姿もパパラッチされた。今年5月には、大統領在任期間の8年間で、家族旅行に1億ドル(約109億円)を費やしていたことが判明した。
オバマ大統領は13年に、1997年1月1日以降の大統領経験者と夫人に対して、シークレットサービスによる警護を終身続けることを認める新法案に署名している。これにより子どもも16歳まで警護の対象になった。大統領経験者の警護を認める法律自体は以前から存在したが、97年に連邦議会が「大統領を退任してから10年間に限定する」と修正していた。それを元に戻したのは、若い大統領である自分のためだろう、と推測されていた。
オバマ前大統領は56歳、ミシェル夫人は53歳。第40代大統領のロナルド・レーガンは93歳で死去。第41代大統領ジョージ・H・W・ブッシュは御年93歳。第39代大統領のジミー・カーターも92歳と、最近の大統領は長寿だ。あと30年以上、オバマ前大統領夫妻が豪華バケーションざんまいの生活を送り続ける可能性だって十分ある。そのため、オバマ前大統領夫妻の贅沢な暮らしっぷりは、かなり深刻な問題だと指摘する声も上がっている。生涯を通して年間20万ドル(約2,205万円)以上の年金を受け取り、医療保険もあり、元大統領として国内外を訪問する際には旅行費用も出してもらえる。退任直後から7カ月間にわたり「退任後の生活に慣れるための支援サービス費用」も受け取っているはずで、「旅行しかしてないじゃないか」と苦々しく思っている人は多いようだ。
「成功とは大金を稼ぐことじゃない。どれだけ人々の人生に変化をもたらしたかによって、成功したかどうかは決まる」と言いつつ、大金がないとできない豪華な暮らしをエンジョイしているミシェル夫人。「最高で最低の大統領」だとディスられることも多いオバマ夫妻に対する批判の声を、どうかわしていくのだろうか。




