『ワイドナショー』に続いて『ノンストップ!』も! テレビの誤報に法的責任はないの?

「ドラマのこのシーンってありえるの?」「バラエティーのあのやり方ってコンプライアンス的にどうなの?」……テレビを見ていて感じた疑問を弁護士に聞いてみる、テレビ好きのための法律相談所。

<今回の番組>
『ノンストップ!』(フジテレビ系/6月6日午前9時50分~)

<今回の疑問>
『ノンストップ!』『ワイドナショー』の誤報について、テレビ局の法的責任は問えるのか?

 6月6日放送の『ノンストップ!』(フジテレビ系)で、人気の氷菓「ガリガリ君」(赤城乳業)の実在していない味を番組内で紹介し、同番組は、「インターネット上にあった画像を誤って使ってしまった」と、架空の画像を紹介したことを謝罪した。同局は、先日も『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、宮崎駿監督の引退報道について、宮崎監督の過去の引退に関わる発言を誤った内容で放送したとして謝罪したが、事実無根の報道について、テレビ局は法的責任を問われないのだろうか? アディーレ法律事務所の岩沙好幸弁護士に聞いた。

 岩沙弁護士によると、事実無根な報道の内容によっては、法的責任を問われる可能性はあるという。

「今回は存在しない商品の紹介ということですので、テレビを見た視聴者がその商品を購入しようとして、販売していないとわかれば『騙された』と思う可能性があります。また、存在しない商品で引き寄せ、別の商品の購入を誘う手口の『おとり商品』だと批判される可能性もあります。製造販売している側からすれば、虚偽の情報を流されたことになりますので、営業妨害罪に当たる可能性があります。また、存在しない商品の問合せに対応等をしなければいけなくなった場合、その際の人件費や広告費等が生じますので、それらの損害を請求できる可能性もあります。宮崎監督の場合、存在しない引退発言を流されていますので、それによってスポンサー等が離れ、映画等の製作に影響が出る可能性もあります。場合によっては、名誉棄損罪、損害賠償請求という法的責任が生じる可能性があります」

 フジテレビは同じ番組内で誤報を認め謝罪したが、それだけで許されるのだろうか?

「番組で謝罪をすることは、刑事責任に関しては情状として考慮されますし、民事上の損害賠償に関しても、損害の発生を防止できる可能性がありますので、許される可能性があります。番組で報道したことですので、同番組の視聴者が情報の受け手になります。そのため、番組内で訂正することは、誤った情報を受け取った視聴者に訂正を伝えることになりますので、一番効果的です。また、メディア、SNSの発達によって情報は即時に拡散されますので、視聴者以外にも情報は拡散されます。よって、HP上に訂正を掲載するなどして、視聴者以外に人にも訂正を伝える必要があります。

 もちろん、その後、BPO(放送倫理・番組向上機構)から勧告、見解、意見の通知をされ、公表されたとなれば、社会的制裁を受ける可能性もあります。そうすればイメージが低下することを恐れるスポンサーは離れ、番組の存続が難しくなることもあるかもしれません。現在は情報が氾濫していますので、メディアとしては、裏付けをしてから報道をする必要があると考えます」

 ネット上からいくらでも情報取集できる時代。中にはデマもあるので、きちんと事実関係を調べる必要があるのは当然だ。また同様のことが起こらないよう対策を取らないと、ますます視聴者のテレビ離れが進むのではないだろうか。

アディーレ法律事務所

<疑問大募集>
ドラマ、バラエティーから、ニュース、CMまで、弁護士に聞いてみたい、テレビを見ていて感じた疑問を募集しています。下記フォームよりご応募ください。

ご応募はこちらから

フジテレビ・山崎夕貴アナを射止めたおばたのお兄さんは“第2の陣内智則”!?「相当な遊び人で……」

yamasakiyuki0608.JPG
フジテレビ公式サイトより
 フジテレビの看板女子アナウンサー・山崎夕貴が8日、自身が司会を務める情報番組『ノンストップ!』に出演。8日発売の「女性セブン」(小学館)に“お泊まり愛”が報じられた芸歴4年のピン芸人・おばたのお兄さんとの交際をあっさりと認めた。  番組冒頭、司会のバナナマン・設楽統から「事実なんですか?」と問われた山崎アナは、「そういう感じですね」と笑顔。おばたについては「ものまね番組で以前から共演して、おもしろいなあって思ってまして」と話し、千原兄弟・千原せいじから「大好きになったん?」とイジられると、「ちょっと、やめてください」と照れくさそうな表情を浮かべ、「頑張ります!」と幸せオーラを振りまいた。  そんな山崎アナに、ネット上では「照れててかわいい、頑張れ!」「潔いな」「本当に性格よさそう」との声が溢れ、好感度の高さが窺えた。それもそのはず、山崎アナは、先月「週刊文春」(文藝春秋)が発表した「好きな女子アナ」ランキングで9位にランクイン。これは、フジの女子アナでは最高位だ。 「山崎アナは、先月28日放送の『ワイドナショー』で、結婚を発表した芸人の陣内智則とフジの松村未央アナについて『アナウンス部内で反対されていた』との情報を紹介した際、『私は反対してませんよ』ときっぱり。『芯はまっすぐ1本通っているので、芸人さんを支えるというイメージがつきますね』と松村アナを応援していた。今思えば、山崎アナも芸人と付き合っていたのですから、反対するわけがありませんよね(笑)」(芸能記者)  お相手のおばたといえば、昨年、小栗旬のモノマネで注目を浴び、バラエティ番組への出演が急増。3月放送の『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)では小栗本人と共演を果たし、公認を受けている。  とはいえ、売り出し中の若手芸人を選んだ山崎アナに対し、ネット上では「なんで若手芸人なんかと?」「男を見る目がないんじゃ?」「逆玉に乗っかられてる」との声も。 「おばたはとにかく明るく、みんなの人気者。女性の心を取り込むのがうまいので、山崎アナがオチたのもわかりますよ。それに、田中みな実アナの元カレであるオリエンタルラジオ・藤森慎吾とよくつるんでるので、女子アナに手を出すことにも躊躇がないのでは?」(よしもと関係者)  一方で、こんな心配の声も。 「おばたは遊び人としても有名ですから、浮気が心配ですね。山崎アナの好感度が高い分、もし女遊びが公になったら袋叩きに遭いそう」(同)  ルックスも含め、どこか陣内を思わせるおばた。山崎アナを裏切る日がこなければいいが……。

小出恵介、「未成年との不適切な関係」で活動停止! 「気持ち悪い」「イメージ崩壊」と阿鼻叫喚

 6月9日発売の週刊誌で、俳優・小出恵介が未成年との飲酒及び不適切な関係が報じられることを受け、所属事務所・アミューズは8日、小出の無期限活動停止を発表した。ネット上のファンからは、「好きだったのにショック!」といった悲鳴が噴出している。

 アミューズは、週刊誌の報道内容について小出本人に確認を取り、事実と確認したとのこと。これを受け、小出の無期限活動停止と、これまでに撮影している作品に関しては今後協議していくことを報告。また、小出本人も関係各位やファン、そして相手の未成年への謝罪とともに、「今後は、全てのご批判や処罰を真摯に受け止め、私自身の取るべき責任を果たしていきたいと思います」といったコメントを発表している。

「小出はさまざまなドラマや映画に出演してきた人気イケメン俳優で、これまでは“さわやかな好青年”の印象が強かった。そのため、今回の報道や発表を知ったネットユーザーは、『顔だけじゃなくて、演技もできるイイ俳優だったのに、残念』『ただの女性スキャンダルならまだしも、さすがに未成年っていうのは許されないね』『真面目そうに見えてたけど、33歳の男が未成年に手を出したって考えると気持ち悪い』『クリーンなイメージで売ってただけに、衝撃がデカすぎる』など、阿鼻叫喚となっています」(芸能ライター)

 しかし一方で、「相手の女の子にネタを売られた可能性も考えられる」「小出くんは、はめられただけだと信じたい」というように、小出をかばうような書き込みも少なくない。詳細は明日発売の週刊誌で明らかになるだろうが、しばらくは世間に波紋を広げそうだ。

紗栄子「チャリティ自慢」、クワバタオハラ・小原は「肌自慢」……芸能人“キャラ変”事情

編集G 小倉優子が、今年3月に離婚してから好感度が上がっているというニュースを見ると、人間、何があるかわからないなってつくづく思うわ。こりん星のときは「ハア?」って感じだったのに、結婚したら料理上手キャラになって、そして離婚で健気な母キャラなんてね、想像つかないでしょ。

しいちゃん 銭ゲバのイメージが強かった紗栄子も、いまやチャリティ芸人よ。5月31日、紗栄子は公式インスタグラムで、私服のチャリティーフリーマーケットの売り上げを「赤十字子供の家」と「日本赤十字社医療センター附属乳児院」に寄付したと報告。「2月にZOZOUSEDさんで開催した私の私服のチャリティーフリーマーケット。たくさんの方にご購入頂き4,556,400円の売上げとなりました」「この売上げは全額寄付させて頂きますが、金額をそのままお渡しするのではなく、私がこの数年取り組んでいる、“現場に必要なものを実際に足を運び見極めて、形に変えて寄付する活動”として、寄贈させていただきます。今回のチャリティーでの収益金で、まずは『赤十字子供の家』にYAMAHAの電動アシスト自転車を寄贈させて頂きました」「大好きなお洋服が皆さんの手元に届き、そしてそれがこどもたちの笑顔に繋がるのはとても嬉しいことです」だって。

編集G 交際中のスタートトゥデイ社長・前澤友作氏が運営するZOZOTOWNの宣伝が半分入ってる感じだね。宣伝費でいくらもらったのかな?

しいちゃん コラ、そういうことを言わないの! インスタグラムのコメントには、「ほんとに素敵な活動」「涙出そうになりました」「素晴らしいと思う」「紗栄子ちゃんの想いが大好き」と感動のコメントがたくさん。芸能記者サンによると、「ネットでは叩かれがちな紗栄子ですが、若い子の間では憧れの人です」とのこと。2016年4月に発生した熊本地震の際には、子どもとともに500万2000円の寄付したことを報告してたね。今年に入ってからも現地で炊き出しを行うなど、ボランティア活動に励んでる。「金持ちの道楽」という批判もあるけど。

編集G 紗栄子は豪邸だのプライベートジェットだのショッピング三昧だのセレブキャラだったのに。贅沢三昧に飽きると、人は与える側に回りたくなるのかしらね。

しいちゃん 6月6日放送の『踊る!踊る!さんま御殿!! 最強2世軍団が大暴露 有名人の妻が大モメ祭』(日本テレビ系)に、クワバタオハラの小原正子が出演し、「外見が変わりすぎ」と話題にとなってる。かつてはいいオンナキャラだったのに、今は「誰かわかんなかった(笑)」「化粧品広告の延長線なのか」という声が。確かに、急激にやつれた感がある。

編集G 小原って確か化粧品「ライスフォース」の広告塔してたよね。バナーで小原のスッピンは散々目にしてたから、外見が変わった感じはしなかったわ。

しいちゃん 本人にとって、これはナチュラルメイク。この転向が、今のセールスポイントみたいね。5月26日には、公式ブログで「おかーしゃんの素肌 きれいやね~~ありがとおおおぉぉぉと、自画自賛してみましたが いまだけじゃなく、10年後、20年後、息子たちが大きくなったときに そう言われるように 日々努力をしています!(中略)私は、アメーバさんに紹介してもらったライスフォースをず~~っと愛用しています!ほんとに優秀な保湿スキンケアコスメなので、手放せませんっっ」とPR。さらに遡ると、同22日には「Amebaさんから紹介されて使ってます☆アテニアの『スキンレタッチャー』!写真の修正技術を化粧下地に応用したという肌質修正下地で、小じわや毛穴などの皮膚の凹凸による細かな【影】を払ってくれるんです!」、4月28日には「Amebaさんから、ご紹介いただいて一年が経ちました!手放せない愛用品!薬用クリアエステヴェール」、3月24日には「アメーバさんに紹介されて飲み始めてから、本当に疲れが溜まりにくくなり、お肌の調子もよくなった気がします~~!」と、さまざまな美容商品を宣伝しまくり。

編集G ちょっと、旦那のマック鈴木までブログで商品宣伝してるじゃん。青汁の写真載っけて、「やはり食事だけでは摂取出来ない栄養も沢山あり 取っても不十分であったりと本当に栄養管理は難しい でもこの青汁は違います まず美味しくて飲みやすい」ってコピペのような文章だね。

しいちゃん 相方のクワバタオハハラ・くわばたりえは、すっかり育児のご意見番に。6月7日放送の『あさイチ』(NHK)で、「大丈夫?あなたや夫の働き方」と題し、働き方に関する特集を放送したところ、夫が毎晩帰宅が遅く、1人で家事育児仕事をこなす女性のVTRを見て、「なんで(子どもが)3人に増えたときに、職場の人が『お前、早く帰れ』って誰かちょっと言うてくれへんのかな」「私の理想は(夫の帰宅は)7時。みんなでご飯食べてお風呂入りたい」と、涙を流してた。

編集G クワバタオハラは、2人してほんとウザい! ただ、芸のない芸人が生き残り方としては、どちらもうまく行ってるよね~。ネット社会では、キャラ変えしたことはすぐバレるけど、それを気にせず突っ走る強さが必要なのかもね!

「カメラを買った」「枕を買い換えた」Kis-My-Ft2の“地味すぎる”2017年上半期ニュース

 6月7日に19枚目のシングル「PICK IT UP」をリリースしたKis-My-Ft2。この楽曲は、メンバーの藤ヶ谷太輔出演のドラマ『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』(フジテレビ系)のテーマソングに使用されており、ドラマの盛り上がりに一役買っている。

 さらに現在キスマイは、約4年ぶりのアリーナコンサート『Kis-My-Ft2 LIVE TOUR 2017 MUSIC COLOSSEUM』の真っ最中。日々忙しくしているようだが……

 

■続きを読む

カテゴリー: 未分類

“脱北者”は、なぜ韓国に渡るのか? 女性ブローカーの人生が語る、南北分断と家族の別離

OLYMPUS DIGITAL CAMERA 繰り返されるミサイル実験や、世界各地の銀行を狙って仕掛けているといわれるサイバー攻撃など、北朝鮮に関する報道を耳にして「この先、日本はどうなってしまうのだろう?」と不安に感じている人は多いのではないだろうか? 北朝鮮からの脱北者も、そんな母国に不安があるから脱出しようとするのかもしれない。そして脱北者がいる限り、彼らに手を貸す脱北ブローカーも存在する。

 映画『マダム・ベー ある脱北ブローカーの告白』は、脱北ブローカーの女性の人生にスポットを当てたドキュメンタリー。北朝鮮に夫と息子2人を残して、中国へ出稼ぎに来たつもりが、実は貧しい農家に嫁として売られていたマダム・ベーは、生き抜くために中国の家族を受け入れながら、脱北ブローカーとして働く。彼女の数奇な人生を追いかけた、韓国人のユン・ジェホ監督に、脱北者が韓国に渡る理由、南北分断と家族、現在の韓国情勢について話を聞いた。

■出稼ぎのつもりが農家へ身売りされたという事実

――まず、脱北ブローカーのマダム・ベーさんとの出会い、彼女のことを映画にしようと思ったきっかけについて教えてください。

ユン・ジェホ監督(以下、ジェホ監督) 2013年、劇映画の準備をしようと中国へ行ったときにマダム・ベーに出会いました。私は彼女に脱北者のインタビューのガイドをお願いしていたんです。彼女は私を自分の家に連れて行き、中国人家族に紹介してくれました。そのとき、映画で描かれているような話を聞いたのです。そして「私のことを映画にしたら、面白いんじゃない?」と言われました。映画化を決意するまで時間を要しましたが、きっかけはそのときです。

――マダム・ベーの、出稼ぎに来たはずが、実は農家に売られていたというエピソードは衝撃的でしたが、彼女と中国人の夫との関係が良好な様子であることも驚きました。映画に登場する北朝鮮の夫といるときより、中国人の夫といるときの方が、幸福そうに見えたんですが、監督は撮影していて、どう思われましたか?

ジェホ監督 最初にマダム・ベーの中国の家族に会ったとき、彼女が身売りされたとは知りませんし、とてもいい家族だと思いました。中国の夫はユーモラスで活発な方で、てっきり本当の夫婦だと思っていましたよ。そのあと「騙されて身売りされた」という話を聞いたのです。中国人家族は、彼女の望んだ家族ではありませんが、2人が仲良く幸福そうに見えるのは、彼女にとって良いことであり、自然にそのようになっていったのだと思います。

――中国と北朝鮮で二重生活を送っているマダム・ベーについて本当に映画化することになったとき、彼女がゴネたり、それを監督が説得したりするということはありませんでしたか?

ジェホ監督 いいえ。彼女と私は最初、映画化について冗談めかして言っていましたが、心の中ではお互い「これは映画になる」という気持ちを抱いていました。僕が彼女を説得することなどなく、マダムから「いつ映画になるの?」と催促されていたくらいです(笑)。

 僕はフランスで映画を学んでいたのですが、韓国に住む決心をしてソウルに来たとき、北朝鮮や脱北者に対する韓国人の考え方を知りました。北朝鮮から来た人の中には、スパイ容疑をかけられる者がいますし、マダム・ベーもそのひとりでした。同じ韓国にいても、脱北者とわれわれは全然違うのです。そのとき、マダム・ベーの存在を映画にすべきではないかと本気で考えたのです。

――マダム・ベーが脱北者たちを連れて韓国を目指しますが、あの脱北ルートも驚きの連続でした。すごくハードでしたよね。撮影での苦労は、どんなものだったのでしょうか?

ジェホ監督 ラオス、タイ・バンコクを経て韓国に向かうルートは、本当にキツイものでした。スタッフは僕ひとり。特に山を越えるときは、雨が降って来て、滑りながら13時間余り歩き続けました。あのときは足を怪我してしまい、一応撮影はしていましたが、正直それどころではありませんでした。

 赤ちゃんを連れて脱北ルートに挑戦する女性もいました。脱北の理由はそれぞれあると思いますが、やはり韓国が同じ言葉、同じ文化、同じ食事であることは大きいと思います。でも、北朝鮮で平民だった人は韓国でも平民だし、北朝鮮で高官だった人は韓国でも高官です。そこは何も変わらないので、韓国へ渡って彼らが果たして幸福になれたかどうか、僕にはわかりません。

――マダム・ベーは、現在どのような生活をしていますか? また、この映画についてどんな感想を語っていましたか?

ジェホ監督 彼女は今、韓国で一人暮らしをしながら、バーを経営しています。そこでの収益金を、中国と北朝鮮から韓国へ連れてきた夫や息子に渡しているのです。中国の家族とも北朝鮮の家族とも同居していない理由は聞いていないのですが、もしかしたら双方の家族を傷つけたくないからではないかと思います。もちろん、映画を見てもらいましたよ。マダム・ベーは、すごく笑って見ていました。そして脱北ルートをひたすら歩くシーンでは「いちばん大変だったのに短い!」と言われたので、「撮影するどころじゃなかったから、あまり撮っていないんだ」と正直に答えましたよ(笑)。

■南北分断の中で生きる家族が、僕の映画のテーマ

――監督は前作『ヒッチハイカー』でも脱北者を描いていますが、なぜ彼らに惹かれるのですか?

ジェホ監督 脱北者に惹かれているわけではないのですよ。韓国における偏見と南北分断が、個人の人生を破たんさせたり、家族の別離を生んだりしていることを見つめていきたいのです。南北分断が引き起こす家族の物語は、人々に共感を与えることができるのではないかと思っています。

――では今後、どんな映画を撮っていきたいですか?

ジェホ監督 今後4~5年は、南北分断と家族をテーマに映画を撮っていきたいです。次に取り掛かる作品はドキュメンタリーではないのですが、家族の和解をテーマにした物語です。和解するには、ぶつからないといけない。でも、ぶつかるためにはお互いを知ることが重要で、お互いを知るためには、相手に対して一歩踏み込まないといけない。その一歩を踏み込むかどうかで、結果は変わっていきます。それが今の韓国社会を映し出すのではないかと考えています。

 僕は南北分断以降に生まれた世代なので、分断を意識することが家族関係に反映されるのです。僕の父は北朝鮮が大嫌いです。その原因は朝鮮戦争ですが、いくら親子でも父の憎しみの気持ちを僕に押し付けることはできません。僕は、会ったこともない人々を嫌いにはなれないからです。そのような気持ちを抱くようになったからこそ、僕は家族や分断について映画を撮り続けたいのです。

――先日、裁判が始まりましたが、パク・クネ前大統領が弾劾裁判で罷免され、失職、逮捕された件も含めて、不安な要素も多いようです。今の韓国についてどう思われますか?

ジェホ監督 今の韓国は変化の途中であり、世代交代の波を感じます。なぜなら、僕らが若いときはSNSなどなかったので、プロパガンダの中で育ちましたが、今の若者はSNSで自由に自分の考えを発信できる場を持っているのです。ある意味、メディアに左右されない世代ではないかと思います。僕は30歳を越えて自我に目覚めた感じがありますが、おそらく今の若い人は、もっと早く目覚めるでしょう。政府が望むような影響を受けない10代が出てくるのではないでしょうか。僕はそのように肯定的に見ています。彼らが40歳を越えたとき、韓国にどんな変化をもたらしてくれるのか期待しています。
(斎藤香)

ユン・ジェホ監督
韓国・釜山生まれ。フランスで、美術、写真、映画を学ぶ。短編映画『約束』がアシアナ国際短編映画祭の大賞を受賞。ほかにドキュメンタリー映画『北朝鮮人を探して』、短編『ヒッチハイカー』などの作品を発表している。『マダム・ベー ある脱北ブローカーの告白』は、モスクワ国際映画祭、チューリッヒ国際映画祭にて、最優秀ドキュメンタリー賞を受賞した。

『マダム・ベー ある脱北ブローカーの告白』
2017年6月10日、シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開
公式サイト

華原朋美、婚活中の男性を「太ってるかハゲ」と見下す!?  「嫌な女」「相手に失礼」と総スカン

 6月8日に放送された『今夜くらべてみました』(日本テレビ系)に歌手・華原朋美がゲスト出演。現在、婚活中であると明かしたのだが、「出会うのは太ってる人かハゲてる人ばかり」と嘆く様子に、視聴者から「上から目線で不快」と批判の声が噴出している。

「華原といえば、音楽プロデューサー・小室哲哉と交際していた過去が有名で、本人も幾度となく“小室ネタ”で世間の注目を集めてきました。今回も、小室との破局について語り、『全てが終わってしまった』などと振り返っていましたが、視聴者からは『死ぬまで小室ネタをしゃべり続けるつもり?』『いい加減にネタにするのやめたらいいのに』『小室がかわいそう』などと呆れられています」(芸能ライター)

 現在は、交際相手がいないという華原だが、「頑張って婚活とかはしようかな~と思って、会ってみたりするんですけど、大体なんか太ってる人かハゲてる人かみたいな、そういう人が多いので……」と、出会う男性の容姿に辛らつな意見を述べていた。

「この発言に、視聴者はいら立ちを感じたようで、『“デブでハゲだから嫌”って、どこまでも上から目線』『全てのデブとハゲを敵に回した』『自分は過去の男を引きずってるクセに、相手に失礼だわ』『いつからこんな嫌な女になっちゃったの?』といった批判の声が多数上がりました」(同)

 そんな華原本人も近頃、自身の頭髪事情に悩んでいることを明かしていた。

「華原は4月26日、前髪をアップにした自撮り写真をTwitterに公開したのですが、おでこの広さが際立っていたんです。千秋から『ハゲとるがな』というコメントが寄せられると、華原自身も『そうなんす!本気で悩んでる…』と返信しており、この写真を見たネットユーザーからは、『年齢的に、生え際の後退は仕方がないよ』など、励ましの声も上がっていました。にもかかわらず、華原は結婚相手に“ハゲNG”を突きつけたわけですから、ネット上で反感を買ってしまうのもしょうがないかもしれませんね」(同)

 華原は「結婚を目的としてる人としか食事したりしない」とも語っていたが、あまり選り好みしすぎると、出会いすらなくなってしまうのではないだろうか。

ぜんぜんエロくない!? 純粋な少女マンガが描く、ソープ嬢の日常『お風呂のお姫様』

幸せとか夢とか……泣ける! 純粋な少女マンガで描く、ソープ嬢の日常『お風呂のお姫様』の画像1
『お風呂のお姫様』(朔本敬子/CoMax)
 関東ローカルな話で恐縮ですが、僕がよく行く「おふろの王様」というスーパー銭湯のチェーンがありまして、特に「スーパージェットバス」の泡ジェットが腰に効いて最高なんです。  今回ご紹介する作品『お風呂のお姫様』は、名前こそ似ていますが、スーパー銭湯とは全然関係なく、お風呂はお風呂でもソープランドが舞台。「ここは吉原、私はソープ嬢です」というオープニングナレーションで始まる、ソープ嬢がヒロインのマンガです。  風俗をテーマにしたマンガは世にたくさんあります。しかし、その多くはオヤジ向けの劇画誌で描かれており、エロエロでギラギラしてますよね? それに対し『お風呂のお姫様』は純粋な少女マンガ作品である、というところが珍しいのです。ソープがテーマのマンガでありながらもエロさはなく、むしろエレガントさすら漂っています。  主人公のソープ嬢、桃世(本名:青山朋美)は3年前に失踪した父親が残した借金の返済のため、母親に内緒で吉原のソープランド「ジュリエット」で働いています。そう、ワケアリなんです。  母親には広告代理店で働いていると偽りながら、日々ソープで稼いで借金返済の毎日。そして借金を返済したあかつきには、マンションを購入し、苦労が絶えない母にプレゼントする、そんなささやかな夢を持っています。イマドキ珍しい、親孝行な娘さんですよね。  こういうお仕事ですから、当然ながら、いろいろな客がいてストレスもたまります。例えば、時間を延長せず店外デートに持ち込もうとする客、難癖をつけて料金を値切ろうとする客、嬢をだまして身ぐるみはがそうとするホストくずれなどなど……。こういった面倒くさい客、セコい客に対しても笑顔とプロ根性で乗り切ります。すべてはマンション購入のために!  しかし、ようやく借金を完済し、マンション購入の夢に向かって前向きに生きようとした矢先、桃世に最大の危機が訪れます。そう、DVを繰り返し、借金を作って失踪したはずの父親が、桃世の前に再び現れたのです。桃世がソープの人気嬢であるという情報をつかみ、金をたかろうとする父親。「300万円出さなければ、母親にソープで働いていることをバラすぞ」と脅迫してきます。自分の借金を娘に返済させた上で、さらに金をたかるとは、なんというクズ・オブ・クズな父親でしょうか。  金を出すことをかたくなに拒否する桃世に対し、仕事場(ソープランド)や母親のいる自宅にまで嫌がらせに来るクズ父親。ついに我慢できなくなった桃世は、夜の公園にクズ父親を呼び出し、直接交渉へ。手にはナイフを忍ばせて……。  果たして桃世は、自分の父親を殺めてしまうのか? ソープ嬢に幸せが訪れることはないのか? ラストシーンはぜひ、作品を読んでいただければと思います。  ちなみに、本作品は生粋の少女マンガだけあって、幸せとか夢とかが満載の泣けるソープ名言が数多く出てきます。最後にいくつかご紹介しましょう。 「みんな幸せになろう、私たち泡姫ですもの、きっといつか王子様が…」 「さあ仕事に戻ろう、私は私の夢を手に入れるために、できるならみんな幸せに、笑顔の未来が手に入りますように」 「私はあなたの2時間だけの恋人、ドアを出たら忘れていいの、それがこの街のルール」  最後のやつだけ、やたら現実的ですね……。結局、2時間制ってことですか。 (文=「BLACK徒然草」管理人 じゃまおくん<http://ablackleaf.com/>) 「ザオリク的マンガ読み」過去記事はこちらから

『やすらぎの郷』、 冨士眞奈美の一人語りが圧巻! 「なんかわからないけど涙出てくる」

ニッポンのお茶の間をわかし続ける“昼ドラ”――そのあらすじと視聴者からの反響を、サイゾーウーマンが週2回(月・木曜日)お届けします!

『やすらぎの郷』(テレビ朝日/月~金、昼12時30分) テレビ業界人専用の老人ホーム「やすらぎの郷 La Strada」を舞台に、家族、財産(遺産)、過去の栄光、恋、死への恐怖、芸術への心残り……、さまざまな思いを抱える老人たちと、彼らに翻弄される脚本家・菊村栄(石坂浩二)の姿を描く物語。

【サイ女の昼ドラ通信バックナンバー】
<45話~46話>『やすらぎの郷』、“前科者”設定の橋爪遼が現実で逮捕! 視聴者から批判と期待の声
<42話~44話>『やすらぎの郷』、 名もなき住人たちの姿で描かれた“老人ホーム”に絶賛の声
<40話~41話>『やすらぎの郷』、遺産相続問題を描いた脚本に「現実としての死を考えされられる」の声

■6月6日(火)/47話~6月8日(木)/49話
 犬山小春(冨士眞奈美)の歓迎パーティーの様子が描かれた47話。元シャンソン歌手・及川しのぶ(有馬稲子)のピアノ弾き語りによる伝説のバラエティ『しのぶの庭』オープニングテーマで幕を開けた歓迎会だったが、小春の過去の悪い評判からか出席者の数は少なく気勢は一向に上がらない。そんな中、小春は酒をあおり続け、栄らをハラハラさせていた。歓迎会の主役として、酩酊状態の中スピーチを始める小春。そこで語ったのは、小春が出会った70歳過ぎて人生を再スタートした男の話だった。

 視聴者からは、「小春の一人語りが凄かった……! 圧巻」「なんかわからないけど涙出てくる……」「話が感動的なのはもちろん、奥底に込められてる何かが圧倒的な迫力で伝わってきた」との声が続出。さらに「小春役の冨士眞奈美と、老俳優たちの役者としての表現力が素晴らしかった」「やっぱりすごい……全員の演技が心に響く」と確かな実力を持つ名優たちの演技に、視聴者は引き込まれたようだ。

 48話は、そんな見事なスピーチに沸き立つパーティーの参加者と、安心したように酒を飲む小春の姿からスタート。しかし、その裏で起きたとある事件により「やすらぎの郷」スタッフは大混乱。なんと『しのぶの庭』復活を実現させるため、元敏腕テレビプロデューサーの石上五郎(津川雅彦)とともに東京に行っていた、しのぶの“添い寝フレンド”貝田英信(藤木孝)が、消息を断ったのだ。

 しかも、石上から提案されていた『しのぶの庭』復活は嘘で、しのぶと貝田は騙されていたことが発覚。栄は、「やすらぎの郷」理事の名倉みどり(草刈民代)やスタッフに巻き込まれ、石上と一緒に「やすらぎの郷」を訪れた小春は、彼とグルなのかどうか議論を始める。一方、その頃小春は高井秀次(藤竜也)の部屋を訪れていた。秀次に思い出話を語りつつ、小春は「姥(うば)捨てられちゃったよ」「男、わたし捨てて1人で山を降りてっちゃったよ」とつぶやくのだった。

 49話では、パーティーの翌日、しのぶと貝田が詐欺にあったとのうわさが施設内を駆け巡る。しのぶの耳に詐欺の話はまだ届いていなかったが、連絡が取れない貝田の行方は依然として知れず、みどりは警察へ捜査を依頼する。署長の溝口(布施博)が「やすらぎの郷」を訪れ、真っ先に小春への面会を求めたが、今度はその小春が姿を消してしまった。

 しのぶたちが巻き込まれた詐欺事件、そして失踪した貝田は一体どうなってしまうのか? 石上と小春はグルだったのか? 次回以降も見逃せない。

息子がシャブ逮捕! 父・橋爪功が会見をやりたくてもできなかった“ヤバすぎる理由”とは

息子がシャブ逮捕! 父・橋爪功が会見をやりたくてもできないヤバすぎる理由とはの画像1
円企画公式サイトより
 俳優の橋爪遼容疑者(30)の逮捕から、間もなく1週間がたとうとしている。  事件は2日午後9時半ごろ、埼玉県の知人宅で覚せい剤を所持していた疑いで知人とともに現行犯逮捕された。橋爪容疑者はその後の調べに対し、知人の部屋で「覚せい剤を使った」と話しているという。室内からは覚せい剤を使用するための器具も見つかっており、署は尿鑑定を行い、使用についても調べている。  父親はベテラン俳優の橋爪功(75)。息子とは都内の豪邸で同居しており、逮捕の一報は寝耳に水だった。  スポーツ紙記者によると「功さんは周囲に迷惑をかけたくないと、しばらくの間、俳優業を休むつもりのようです。最初こそ大きなショックを受けていましたが、次第に怒りがこみ上げてきているようです」という。  事実関係が明らかになった段階で父・功の記者会見も予定されていたが、会見はキャンセルされ、8日になって書面でコメントが発表された。昨年、強姦致傷容疑で逮捕、釈放された俳優・高畑裕太(23)の時は母親の高畑淳子(62)が会見を行い、涙ながらに陳謝。記者からは、息子の性癖に関するキワどい質問も飛び出したが……。 「橋爪さんは当初会見に乗り気でしたが、逮捕時の状況がわかるにつれ『どうすりゃいいんだよ……』と頭を抱えているそうです。それほど、逮捕時の状況は異様だったとか。マスコミ各社も自主規制して、報じることはしません。会見を行えば、高畑さんの時のように息子の性に関する“ツッコんだ”質問が飛ぶとも限らない。ヘタに答えて墓穴を“掘る”のも困るし、会見を行うのは危険と判断したようです」(別のスポーツ紙記者)  ワイドショーでも。この事件を深く扱うことはしていないように感じられる。橋爪容疑者の逮捕で公開中の映画『たたら侍』の一部上映中止が決まるなど、日に日に被害は拡大。父・功も、まさか晩年にこんな大トラブルを抱えるとは思ってもみなかったはずだ。