元SMAP3人のジャニーズ“退社濃厚”の余波か……テレビ局の「鈴木おさむ外し」が始まった!?

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スマイルカンパニー公式サイトより
 SMAPの解散から約半年、当初からジャニーズ事務所残留を決めていた木村拓哉は別として、残る4人の去就が注目されている。 「稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の3人はジャニーズ事務所を退社するようです。草なぎと香取は元マネジャーの飯島三智女史と行動を共にする模様。稲垣については、ジャニーズを出て、別の事務所に移籍する可能性も残されているとか。一方の中居正広は、ジャニーズ残留が濃厚です」(週刊誌記者)  それぞれの道を歩みだした元SMAPのメンバーたちだが、もうひとり人生の岐路に立たされている人物がいる。テレビ局関係者が明かす。 「鈴木おさむさんの処遇を検討する番組が増えているようです」  鈴木といえば、人気番組を多数手がける放送作家。森三中・大島美幸の夫としても知られ、タレント活動も盛んだ。 「鈴木さんは、初期の頃からSMAPの番組に関わっていて、今でもSMAP元メンバーのレギュラー番組には放送作家として入っています」(同)  そんな鈴木だが、放送作家の中ではかなりの大物。当然、ギャラも高い。 「制作サイドとしては元SMAPメンバーのギャラだけでも相当なものなので、『鈴木に払う金がない』と嘆いているんですよ。しかも、鈴木さんは売れっ子タレント並みに忙しくて、会議の時間を押さえるのも一苦労。チーフプロデューサーとか、番組のトップレベルが出向いて会議しなくてはならないし……。ぶっちゃけると、鈴木さんは影響力も大きくて、一部では“鈴木王様”なんて呼ばれているんです。スタッフとしては、『担当してくれるのはありがたいけど、コスト的に厳しいし、いろいろ面倒くさい……』と悩みの種なんです」(同)  大物すぎるがゆえに使いづらいという鈴木。しかし、今回の元SMAPメンバーの退社によって、状況が変わりそうだという。 「鈴木さんは飯島女史とのつながりが強いので、ジャニーズ事務所としては『飯島派の人間』と捉えているはず。ジャニーズとしては飯島派の人間と仕事をするわけにはいかないので、今後、中居さんの番組における鈴木さんの立ち位置が難しくなってくると思いますね」(同)  仮に中居の番組から外れたとしても、鈴木はそれ以外にも多くの番組を手がけている。しかし、そこにも影響があるかもしれない。 「ジャニーズとしては、今回の3人の退社を機に、業界から飯島色を完全に排除したいところ。テレビ局としてもジャニーズとの関係を悪化させたくないということで、飯島色が強い鈴木さんと距離を置くようになる可能性もあるでしょうね。そもそも制作サイドとしてはあまりにコスパが悪い放送作家だったわけですから、いいタイミングだということで“鈴木おさむ外し”が進むかもしれません」(同)  稲垣、草なぎ、香取の退社によって、テレビ界に大きな変化が生じることとなりそうだ。

押井守氏、映画『バイオ』制作に乗り気!? 『バイオハザード:ヴェンデッタ』辻本貴則監督×押井氏の師弟対談レポ

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CGアニメ映画『バイオハザード:ヴェンデッタ』スペシャルトークショーに登壇した辻本貴則監督(左)と押井守氏(右)
 5月27日から全国劇場にて公開中のCGアニメ映画『バイオハザード:ヴェンデッタ』。6月13日にはそんな本作の大ヒットを記念し、辻本貴則監督と、その辻本監督が“師”と仰ぐ押井守氏によるスペシャルトークショーが新宿ピカデリーにて開催された。本記事では繰り広げられた濃厚なトークの模様の一部始終をレポートしていくが、ネタバレになる話題が多分に含まれているため、できれば観劇後にお読みいただくことをオススメする。   『バイオハザード:ヴェンデッタ』には、対バイオテロ組織「BSAA」のクリス・レッドフィールドや、特殊部隊「S.T.A.R.S.」隊員としてクリスと共闘したレベッカ・チェンバース、そしてこれまでのアニメ映画2作で主人公として活躍したレオン・S・ケネディという、シリーズ屈指の人気キャラクターが集結。そんな彼らがニューヨークで大規模なバイオテロを企てる国際指名手配犯のグレン・アリアスを阻止するべく奮闘する姿が描かれる。  辻本監督は本作のオファーを受けてすぐに、押井氏に製作会社とのギャランティの交渉はどう行うのか、製作日数はどれくらいかかるかなどを相談したという。特にギャランティに関しては、押井氏から「いちばん重要な交渉だぞ」と念を押されていたものの「できなかったんですよ。会ったこともない人が名指しで誘ってくれているのに『足りないなぁ』なんて言えないでしょう(笑)!」と赤裸々にコメント。押井氏は「関西人のくせに」と煽りつつも、「Production I.Gの石川(光久)は買い物をするとき相手の言い値の半額から始めて、売るときは倍額から始める。そうするとだいたいいいところに落ち着くんだ」と交渉術をレクチャーした。
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 さらに、今作の見どころのひとつでもあるレオンとケルベロスによるチェイスシーンをこっそりと見てもらったそうで、押井氏からは「(ケルベロスのもととなる)ドーベルマンの脚が太すぎる」とのダメ出しがあったそうだが、それは車を押しつぶすシーンの説得力を出すためだそう。「ゾンビのグロテスクな描写に関しては僕のこだわりです」と制作秘話も明らかとなった。  押井氏といえば、血の表現が苦手なことで知られており、実写のそうした描写にも「俺は好きじゃない」とコメントしていたが、2015年に公開された映画『東京無国籍少女』の監督を務めたことで「意外に血が好きであることがわかってしまった」とその胸中を明かした。 「アクションで血しぶきがパッと広がると、それがいい“間”になるんだよね。リズムをつくりやすいっていうメリットもあるし、赤っていう色を映画のなかでうまく使うポイントになるから「血って意外といいな」と気がついた」と真剣な表情で続ける押井氏。今度は辻本監督から「気づくのが遅いっ!」と煽られては「お前が使いすぎなんだよ!」と返し、二人のテンポのいいやりとりが会場の笑いを誘っていた。その後「もし自分が『バイオハザード(以下、『バイオ』)』の次回作をやるなら?」と辻本監督に聞かれると「血みどろで!」と即答していたことも印象深い。  辻本監督によると、押井氏は自身のメールマガジンで『バイオ』次回作の監督を狙っていることをにおわせていたという。しかし押井氏は「狙ってるわけじゃないよ。でもオファーが来たら絶対に断らない」と断言。お気に入りのキャラクターはダントツでジル・バレンタインで、もし自身が『バイオ』で映画をつくるときは間違いなく主人公にするという。  また、「キャラクターは“対”になる」という持論に加え「女性が主人公でパートナーが男性だとどうしても恋愛ドラマになだれ込んでしまうし、そういう予想のもとにしか作品を見てもらえなくなる」ということで、パートナーも『バイオ6』に登場した女性キャラクターであるヘレナ・ハーパーにして「バリバリにハードな作品にしたい」と構想を熱く語った。そんな押井氏の姿に、辻本監督は穏やかな表情を浮かべながら「押井さんが『バイオ』にやたら詳しいのが本当に気持ち悪くて」と漏らす場面も。
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 押井氏によれば、ちなみに敵役も女性キャラクターが理想なんだそう。その理由としては、映画『エイリアン2』(86年)のエレン・リプリーとニュートの関係を例に挙げて「主要キャラクターを女性にして、重要なポジションを動物や子どもにすることで“母性”が絡んだ奥行きのあるキャラクターが描ける。『バイオ』の女性キャラは基本的に“戦う女性”。この方向のキャラクターはあまりいないから“母性”はひとつ、落とし所になる」とのこと。本作のヒロイン・レベッカに関しては「あまり色っぽい女性だとレオンとクリスの関係性を壊してしまうから、この人選は正解だった」と称賛していた。  押井氏は辻本監督から何度も「やっぱり次回作を狙ってるでしょ」とツッコまれていたが、「自分が勉強したことをムダにしたくない」のだという。「アニメの人間だから、何かが動くときに生じる“快感原則”に敏感なんだ。格闘は格闘だけ、銃撃は銃撃だけのゲームが多かったなかで『バイオ』は違った。パンチやキックに加えて銃器が絡んだ『バイオ』のモーションには『バーチャファイター』以来の新たな“快感原則”の可能性を感じた」そうで、シリーズ作品のプレイ動画を何百時間と見続けたんだとか。ちなみに『バイオ』シリーズでは『5』と『6』が特にお気に入りだという。  最後に押井氏は「これで失敗したら辻本貴則という男は終わりだなと思っていましたが、うまくいったようでホッとしております。一人前の監督の仲間入りした以上は敵なので、次からは容赦なく叩こうと思います(笑)。今後とも辻本貴則をよろしくご贔屓に」と冗談混じりに本作の成功を祝った。  辻本監督は「押井さんが僕のトークイベントのお相手になってくれて、僕の作品がこんなに大勢の方に楽しんでもらえている。こんな幸せな日はありません。こんな日がまた来るように、今後もみなさんに喜んでいただける作品をつくっていきたいと思います」と照れ隠しを交えながら語り、イベントは幕を閉じた。  和気あいあいとしたトークを繰り広げながらも、ジルとヘレナを主軸として、血みどろでハードなアクションを描きつつ“母性”が落とし所になるという押井版『バイオ』の構想が語られた本イベント。カプコンの小林裕幸プロデューサー曰く「設定が複雑なので『ヴェンデッタ』での登場は見送った」(関連記事)というジルを押井氏がどのように料理するのか、ぜひとも観てみたいところだ。  もちろん、本作の経験を得た辻本監督の描く次なる『バイオ』も観たいところなので、ひとまずは友人と一緒に改めて本作を観たあとで、どちらが観たいか存分に語り合ってみてはいかがだろうか。 (取材・文/イデア) ■映画『バイオハザード:ヴェンデッタ』 大ヒット上映中 配給:KADOKAWA ・公式サイト http://biohazard-vendetta.com/ ・公式Twitter @bio_vendetta (c) 2017 CAPCOM / VENDETTA FILM PARTNERS. ALL RIGHTS RESERVED.

声優・上坂すみれに殺到するセクハラコメント ブロックをしても凝りない迷惑オタクたちの度を越したふざけ方

 14日から全面的に施行された改正ストーカー規制法。これで警察はストーカー加害者に対して警告なしで禁止命令を出せるようになり、またSNS上で執拗にメッセージを送る行為も新たに規制対象に組み込まれることとなった。この法改正は、昨年に発生したシンガーソングライターの女子大生が刺傷された殺人未遂事件がひとつの契機となっている。この事件の発生前、犯人の男性はSNS上で女性に対しストーカー行為を繰り返していた。  現在は多くの著名人がTwitterやInstagramアカウントを開設しており、一般人も気軽にメッセージを送ることができる。その多くは、好きな俳優やアイドルなどに直接“応援メッセージ”を送る手段として活用しているが、その一方でセクハラ・いやがらせとも取れるメッセージを執拗に送る悪質なアカウントが問題視されている。  先日は、女性アナウンサーに対し、「ちょっとエッチな衣装ですね」「この写真、オッパイが大きく見えます!」といったセクハラなコメントを執拗に送る粘着アカウントの存在をお伝えしたが、女子アナだけでなく“女性声優”もそういったアカウントの温床になっている。 女性声優に「射精です」  現在、その被害に遭っているのは『艦隊これくしょん』などで知られる声優の上坂すみれさん(25)。声優としての実力もさることながら、大きい瞳が印象的な可愛らしいルックスも好評で、多くの男性ファンを掴んでいる人気声優だ。そんな上坂さんはTwitterアカウントを開設していて、仕事の告知や日常について発信しているのだが、そのコメント欄には過激なセクハラコメントが尋常ではないほど寄せられているのだ。  たとえば、上坂さんがCDジャケットの衣装を身にまとった写真を公開すると「素直に射精です」「うっ…♡ エロすぎて さらなるシコを誘う 完全無欠のシコボディ すごいエロさに 見てるだけで射精した 連続ドピュドピュ!!テクノブレイク!!!!」「素直に射精していいですか まじsexさせてください」といったコメント、そして『タモリ倶楽部』の出演が決まり歓喜するツイートには「40歳以上離れた相手との行為は気持ちいですか?」「ドピュドピュ射精」といったわいせつないやがらせが目立つ。  上坂さんのアカウントは、そういった悪質なアカウントを次々にブロックしているが、ブロックされたアカウントを見ていくと、“上坂すみれにブロックされた=形はどうであれ上坂に認知された”と受け取り、むしろ歓喜しているアカウントが多い様子が見てとれる。ヒドイ話だが、それに便乗してわざとブロックされるために上坂さんに性的なコメントを送るアカウントもいる状態だ。  上坂さんは過去にも白いブラウスを着た画像から下着を解析されたり、自撮り写真の目の反射から部屋の模様を解析されたりしている。その負担があったのかもしれない、昨年3月に突然Twitterを休止。8カ月の休止期間を経て、昨年11月に更新を再開したのだが、悪質なコメントは後を絶たない。 ネタでも許されない内容  こうした女性声優に対するセクハラ行為だが、実は上坂さんだけでなく他の女性声優も被害に遭っている。過去には小倉唯さん(21)も「生理中はブログに自撮りを載せない」という謎すぎる理論に基づいて、ブログの更新頻度から生理周期を予測するファンがネットに出現し話題になった。また、毎年クリスマスの時期になると、女性声優たちの動向をSNSから探るスレッドがネット掲示板に立ち、そこではさまざまな憶測が飛び交っている。  念のために言うと、こうした行動を起こすのはごく一部のファンのみで、こういったファンを毛嫌いするファンもいる。今回の上坂さんの件についても、悪質なコメントを送るアカウントを非難する上坂ファンは多い。  だが、非難する声が多く上がっていようが、女性声優たちにセクハラコメントを送るアカウントは、「これはあくまでもネタ」「ネット上だから問題ない」と意に介さない。しかも厄介なのは仲間同士で固まってセクハラ行為をしていることだ。仲間同士で「すみぺ(上坂)にこんなキモいこと言ったぜww」となぜか誇らしげにしているアカウントも散見される。  彼らはわかっていないようだが、女性声優も一人の人間であって女性だ。アニメのキャラクターではないのである。ネタだから、ネット上だからとこのような迷惑行為が許されるわけではない。  このたび施行された改正ストーカー規制法では、SNSでのつきまといも規制の対象となった。これを機に迷惑ファンはぜひとも目を覚ましてほしい。

声優・上坂すみれに殺到するセクハラコメント ブロックをしても凝りない迷惑オタクたちの度を越したふざけ方

 14日から全面的に施行された改正ストーカー規制法。これで警察はストーカー加害者に対して警告なしで禁止命令を出せるようになり、またSNS上で執拗にメッセージを送る行為も新たに規制対象に組み込まれることとなった。この法改正は、昨年に発生したシンガーソングライターの女子大生が刺傷された殺人未遂事件がひとつの契機となっている。この事件の発生前、犯人の男性はSNS上で女性に対しストーカー行為を繰り返していた。  現在は多くの著名人がTwitterやInstagramアカウントを開設しており、一般人も気軽にメッセージを送ることができる。その多くは、好きな俳優やアイドルなどに直接“応援メッセージ”を送る手段として活用しているが、その一方でセクハラ・いやがらせとも取れるメッセージを執拗に送る悪質なアカウントが問題視されている。  先日は、女性アナウンサーに対し、「ちょっとエッチな衣装ですね」「この写真、オッパイが大きく見えます!」といったセクハラなコメントを執拗に送る粘着アカウントの存在をお伝えしたが、女子アナだけでなく“女性声優”もそういったアカウントの温床になっている。 女性声優に「射精です」  現在、その被害に遭っているのは『艦隊これくしょん』などで知られる声優の上坂すみれさん(25)。声優としての実力もさることながら、大きい瞳が印象的な可愛らしいルックスも好評で、多くの男性ファンを掴んでいる人気声優だ。そんな上坂さんはTwitterアカウントを開設していて、仕事の告知や日常について発信しているのだが、そのコメント欄には過激なセクハラコメントが尋常ではないほど寄せられているのだ。  たとえば、上坂さんがCDジャケットの衣装を身にまとった写真を公開すると「素直に射精です」「うっ…♡ エロすぎて さらなるシコを誘う 完全無欠のシコボディ すごいエロさに 見てるだけで射精した 連続ドピュドピュ!!テクノブレイク!!!!」「素直に射精していいですか まじsexさせてください」といったコメント、そして『タモリ倶楽部』の出演が決まり歓喜するツイートには「40歳以上離れた相手との行為は気持ちいですか?」「ドピュドピュ射精」といったわいせつないやがらせが目立つ。  上坂さんのアカウントは、そういった悪質なアカウントを次々にブロックしているが、ブロックされたアカウントを見ていくと、“上坂すみれにブロックされた=形はどうであれ上坂に認知された”と受け取り、むしろ歓喜しているアカウントが多い様子が見てとれる。ヒドイ話だが、それに便乗してわざとブロックされるために上坂さんに性的なコメントを送るアカウントもいる状態だ。  上坂さんは過去にも白いブラウスを着た画像から下着を解析されたり、自撮り写真の目の反射から部屋の模様を解析されたりしている。その負担があったのかもしれない、昨年3月に突然Twitterを休止。8カ月の休止期間を経て、昨年11月に更新を再開したのだが、悪質なコメントは後を絶たない。 ネタでも許されない内容  こうした女性声優に対するセクハラ行為だが、実は上坂さんだけでなく他の女性声優も被害に遭っている。過去には小倉唯さん(21)も「生理中はブログに自撮りを載せない」という謎すぎる理論に基づいて、ブログの更新頻度から生理周期を予測するファンがネットに出現し話題になった。また、毎年クリスマスの時期になると、女性声優たちの動向をSNSから探るスレッドがネット掲示板に立ち、そこではさまざまな憶測が飛び交っている。  念のために言うと、こうした行動を起こすのはごく一部のファンのみで、こういったファンを毛嫌いするファンもいる。今回の上坂さんの件についても、悪質なコメントを送るアカウントを非難する上坂ファンは多い。  だが、非難する声が多く上がっていようが、女性声優たちにセクハラコメントを送るアカウントは、「これはあくまでもネタ」「ネット上だから問題ない」と意に介さない。しかも厄介なのは仲間同士で固まってセクハラ行為をしていることだ。仲間同士で「すみぺ(上坂)にこんなキモいこと言ったぜww」となぜか誇らしげにしているアカウントも散見される。  彼らはわかっていないようだが、女性声優も一人の人間であって女性だ。アニメのキャラクターではないのである。ネタだから、ネット上だからとこのような迷惑行為が許されるわけではない。  このたび施行された改正ストーカー規制法では、SNSでのつきまといも規制の対象となった。これを機に迷惑ファンはぜひとも目を覚ましてほしい。

「指原に取り込まれた・・・・・・」HKT48・宮脇咲良、「総選挙2位目指す」宣言に運営関係者は落胆

 今年で9回目となった「AKB48選抜総選挙」が、いよいよ6月17日に開票を迎える。そんな中、運営関係者の間では「HKT48・宮脇咲良にはガッカリさせられた」との声が広まっているという。 「宮脇といえば、HKTだけではなく48グループ全体で見ても高い人気を誇るメンバー。総選挙でも年々順位を上げ、昨年は6位を獲得しています。同年の首位に輝いたHKT48・指原莉乃に次ぎ、HKTの“期待の星”といえるでしょう」(芸能ライター)  当然、今年の順位にも注目が集まっているが、その開票直前、宮脇がファンに送ったモバイルメールの内容が、物議を醸しているという。 「宮脇のメールには、『なんか、最近本当に本気で思います。二位になりたい。やっぱり、二位じゃなきゃダメだなって』などと書かれていたんです。“なぜ1位ではなく、2位なのか”については、明記されていませんでしたが、『一位目指さないと二位になれないよ!って言われる事もあるけど。今年は意味のある二位だと思う!』という部分から察するに、宮脇は、今回最後の総選挙出馬を表明している指原が“トップになる”と信じているのでしょう。というか、そう思っていることを、“アピール”しているような気もするんです。指原が知れば喜ぶ話でしょうが、そこまでしてヨイショしなければいけないのかと、モヤモヤしてしまいます」(グループ運営関係者)  というのも、以前の宮脇はこうした考え方や行動をするタイプではなかったそう。 「宮脇は、誰よりも“HKTを背負っている”というプライドが高く、自分にも周囲にも厳しいタイプだったんです。そのため、恋愛スキャンダルを起こしてHKTへ“左遷”されてきた指原には、絶対に負けたくないという思いを抱いていました」(同)  ところが、そんな宮脇を変えてしまったのは、ほかでもない指原なのだという。 「指原は人気のあるメンバーに取り入り、逆に自分の“配下”にしてしまうことを得意としています。宮脇に対しても、総合プロデューサー・秋元康氏との食事会に誘うなど、特別扱いをして、懐柔しようと働きかけていました。その結果、ついに宮脇も指原に付き従うようになってしまったわけです。宮脇なら、指原を超えるような人気メンバーになれたのに……『2位宣言』は、指原に取り込まれたメンバーの末路といえるでしょう」(同)  指原の下で2位を目指す宮脇は、果たしてファンの目にどう映るのだろうか。

Hey! Say!JUMPと夢のような時間を過ごそう! 『Hey! Say!JUMP MY DEAR JULIET』

 グループ史上もっともゴージャス! 9人のプリンスに手を引かれ、めくるめく仮面舞踏会へ……。
 これまでとはひと味違うオトナな魅力もたっぷりの「LIVE TOUR 2016 DEAR.」を完全レポート!

 CONTENTS
「LIVE TOUR 2016 DEAR.」フォトレポート・・・・004P~
セットリスト(2016 年7 月31日大阪城ホール)・・・・018P~
MC いいとこどり!・・・・020P~
山田涼介・・・・024P~
知念侑李・・・・032P~
中島裕翔・・・・040P~
岡本圭人・・・・048P~
有岡大貴・・・・056P~
髙木雄也・・・・064P~
伊野尾慧・・・・072P~
八乙女光・・・・080P~
薮宏太・・・・088P~

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嵐・大野智のダンステクニックはどう生かされる!? 映画『忍びの国』鑑賞券プレゼント

 7月1日に、嵐・大野智主演映画『忍びの国』が公開されます。大野にとって本作は、6年ぶりの主演映画であり、かなり激しいアクションに挑戦している模様。また、脇を固めるのは、石原さとみ、伊勢谷友介、鈴木亮平など、実力派のキャストたちが勢ぞろい。一体どんな内容となっているのでしょうか。早速あらすじをご紹介します!

 時は戦国時代、織田信長は天下統一間近を迎えていた。しかし、最強といわれた信長も、伊賀という国だけは攻め入ることがなかった。なぜならそこは、人を人とも思わない忍者衆の国だったからだ。その地で、無門(大野)は、女房のお国(石原さとみ)の尻に敷かれる日々を送っていた。そんなある日、ついに織田軍が伊賀に攻め入ることに。織田軍とは圧倒的な力の差があるにもかかわらす、無門率いる忍び軍は、驚きの戦略で戦いに挑んでゆく……。

 「武士VS忍び」という今までの時代劇にはあまりなかった戦いを楽しめる点が、本作の見どころとのこと。息を飲むようなアクションが展開されるようですが、果たして、大野の華麗なダンステクニックがどのように生かされるか期待せずにはいられません。また、無門は妻以外に心を開かないというキャラクターだそうで、大野ファンにとっては「可愛すぎて悶絶……」な夫婦のシーンも見られるかも?

 今回は、映画『忍びの国』の鑑賞券を3名の方にプレゼント。「事務所内大野担」として知られるHey!Say!JUMP・知念侑李と大野の共演も大注目の本作、サイ女読者の皆さん、ぜひ奮ってご応募ください。お待ちしています!

※6月26日〆

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「死んでも契約解除できない」漫画家・佐藤秀峰がkindleを訴えた裏側を語る

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 今ではごく当たり前に書籍や漫画、専門書まで読めるようになった電子書籍。その一方で作家と配信側との契約トラブルが後を絶たない。勝手に商品を削除するなど、横暴ともいえる電子書籍配給側のやり口に、あの男が動いた。『ブラックジャックによろしく』や『海猿』で知られる漫画家の佐藤秀峰氏だ。  このたび佐藤氏が上梓した『Stand by me 描クえもん』では、新人漫画家の主人公にそんな業界のありとあらゆる理不尽が降りかかる。先日、kindleを運営するAmazonを提訴した佐藤氏だが、電子書籍が台頭した昨今をどう見つめるのか。 ――過去に佐藤さんが著した『漫画貧乏』を読んだ時のことを思い出しまして、あそこで扱ったことを、実際に漫画化した印象を受けました。デビュー当時から漫画家の実情を発信することに、こだわり続けている理由をお聞かせください。 佐藤秀峰(以下、佐藤) 漫画家の実情を描いているという部分は確かに共通しているかもしれませんね。自分のいる業界にまったく疑問を感じないという人はいないと思うんです。だけど、大抵は自分の名前で問題提起しませんよね。それで自分の立場を危ういものにしたくないし、漫画家だったら仕事を干されても困ります。だから、折り合いをつけていくのが大人なのでしょうが、僕は子どもなので。 ――タイトルは、佐藤さんが付けたんですか? 佐藤 そうですね。当時、『STAND BY ME ドラえもん』(2014)という映画がやっていたんで、じゃあ、「Stand by me描クえもん」でいいかくらいで。適当です。適当にやりたいんです。描き始めたのも、WEB雑誌を自分たちで作ろうと思って、そこで何か連載しようと思ったのがきっかけですね。何か描くなら私小説っぽいものが取材もいらないし楽でいいよねと。 でも、こういう題材を扱うと敵に回さなくてはいけなくなる人も出てきますし、適当を貫くのは結構しんどいんですね。 ――『描クえもん』に、どこまで実体験が含まれているんだろうかということは、この漫画を読んだ読者であれば、誰でも気になるところだと思うんです。 佐藤 フィクションが多いです。当時、僕は彼女とかいなかったですしね。作品的に考えた時に、自分の歴史だと『海猿』が連載デビューで、次に『ブラックジャックによろしく』という作品があって、それを丁寧に時間軸に沿って追っていったら、20年間の自分のことを描かなきゃいけない。ダラダラして読者が退屈だろうなとか思ったんで、『海猿』と『ブラックジャックによろしく』のトラブルをまとめてブチ込みました。 ――あと、 やっぱり『ハードタックル』かなと思いました。『描クえもん』1巻の「スポーツ漫画をとりあえず描いとけば〜」的な流れとか。 佐藤 あんな嫌な言い方はされなかったですけど、僕も担当さんに「今、スポーツものがきている」とか、「柔道漫画と卓球漫画があって、もう1本あっても載る」とか、「こういうのはあるから、描いても載らない」とか、そういうことは言われました。例えば、僕がSFやりたいんですと言っても、もう通らない。向こうがやりたいのを「いいですね」と言ってやるしかない (笑)。担当さんに「ラグビーモノで連載しよう」って言われてネームを描いたら、ある日、副編集長がやってきて「海上保安庁モノを描け」と。取材に数回連れて行かれましたが、数回じゃ何もわからない。本を読んだり自分で勉強してなんとか連載にこぎ着けて、それで評判になった頃には「アレはオレが作った」って人がワラワラ出てきて……。「アレオレ詐欺」って呼んでいますけどね。そんなことをもうちょっとわかりやすく娯楽的に描いている感じです。 ――『描クえもん』2巻以降は、大変なことになるんですか? もう既に1巻を読んで地獄だと思ったんですけど。
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佐藤 そうですか? 別に殴られたり、お金取られたりはしていないし、檻の中に入れられて、死なない程度のエサは与えられているじゃないですか。檻から出ようとすると「せっかく飼ってやっていたのに逆らうのか!」ってコテンパンにされるというだけで。2巻以降が本番ですかね。ある程度、過去の自伝的な話を描き切ったところで、これからの話をしていきたいと思っています。紙を離れ、電子書籍の話に向かっていく予定です。おっさんの正体が徐々に明らかになり、人間関係も盛り上がっていって……。 ――2巻以降も楽しみですね。『描クえもん』で印象的なものとして、契約書のシーンがありますが、契約についての状況は変わっていないんでしょうか? 佐藤 僕は散々言ってきたので「あいつはうるさい」って、周囲がわかっているので(笑)。言わなくても向こうから契約書のドラフトを持ってきてくれる。出版契約でも電子配信契約でも、それを叩き台にして内容を詰めるだけなので、楽といえば楽ですね。でも、他の作家さんはどうなのかな……? 昨日もアダルト系の漫画家さんがここ(事務所)へいらっしゃったんですよ。IT系企業と執筆契約をしたそうで、「こんな契約書にハンコを押しちゃったんだけど大丈夫ですか?」ってご相談をいただきました。で、契約内容を伺ったんですけど、とても酷いですね。まず、契約期間が「著作権保護期間」なんです。その人が死んでから50年とかなんですよ。生きている限り契約解除できなくて、死んでも解除できない。 ――違法な気もしますけど……。 佐藤 行政書士に確認したんですが、問題はあるけど、双方の合意があれば違法とまでは言えないという見解でした。契約期間は今話した通りで、作品の独占的な使用を認めるって内容。しかも、印税は0%。事実上、著作権譲渡と変わらないのに、そんな言葉はどこにも書いてない。ハンコを押すとページ数千円の原稿料で作品を盗られてしまうんです。その方は、20年以上やっている方だったんですけど、そんな契約書が普通に取り交されています。昔は漫画に関わる人たちというのは出版社が中心でした。今はIT系企業が漫画アプリを作って、そこでオリジナルコンテンツを作りたいだとか、出版以外の人たちが入ってきているんで、状況はむしろメチャクチャになってきている気がします。IT系は漫画部門がうまくいかない時は、極論すれば切り捨てればいいと思っているんじゃないですかね?事業を継続していく根本的な覚悟がないから、平気で無理難題を言ってくる傾向はありますね。出版社だけの頃は、不平等な契約条件を押し付けられることはあっても、もうちょっとわかりやすかったです。 ――電子書籍のシステムが整備されてきて、収入面と経済面、環境に変化があったと思うのですが、それによって取り組み方が変わりましたか? 佐藤 お金の話をすると、去年は2億円以上を電子書籍で稼いでいます。電子書籍様々というか、紙と完全に逆転していますね。 ――紙はどれぐらいなんでしょうか。 佐藤 紙は原稿料と印税収入を合わせて、2,000万弱じゃないですかね。 去年は紙単行本が出なかったので特に低かったです。 ――2億円以上と聞いて、驚いたんですが、どのように収益を上げているのですか。 佐藤 ただ電子書籍を売るだけではダメで、キャンペーンを組んだり運用が重要ですね。今は他の作家さんの取次もやっていますので、収益としてはそちらも大きいです。電子書籍業界全体でいえば、Kindleが圧倒的に強くて、他にも対立野党がいくつかあるという感じです。各ストアからはKindleができないようなキャンペーンをやろうという提案も多いですが、そうするとKindleは大国にしかできないようなことをしてくる。少し前ですが、Amazonはマーケットプレイス出品者に、競合ECサイトより有利な価格・品ぞろえで出品させるという「最恵待遇条項」を盛り込んだ契約を結ばせていたということで、公正取引委員会が入りました。電子書籍はどうなるのかな? と見守っているところです。今、僕はAmazonに対して訴訟を提起しています。彼らは自分たちに都合が悪いことが起きると、契約条件の変更を求めてきたり、それに従わないとコンテンツの配信を一方的に停止したりします。トライ&エラーのフェーズだと言われればその通りですが、ムチャクチャですよ。海賊みたいな中間業者もウヨウヨいますし。ただ、電子書籍は未発達なシステムなだけに、やり方によっては儲かるという感じでしょうか。 ――紙と電子書籍の立場がここ10年で逆転しましたが、この先さらに10年、漫画はどのように変化すると思いますか?
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佐藤 まず、販売環境について言うと、今より電子書籍のストア数は減っていくと思います。少しずつ統合されていくつか大きいところが決まってきて、「今さら新規参入してもな……」という流れになっていくのかな。そうなった時に、「Kindle一強」になると、当然、足元を見てくるでしょうし、作家や出版社にとってはつらい時代がくると思います。10年後、各ストア間で健全な競争ができる環境になっていれば良いですね。僕がAmazonを訴えるのも、彼らが憎いからじゃなく、フェアであってほしいからなんですよ。フェアじゃない業界は長続きしない。現在の紙業界の衰退は、言ってしまえば殿様商売を続けてきたツケじゃないですか。うまくやれば電子書籍の主役になることもできたのに、既得権益にあぐらをかいていたから主役を他に奪われ、結果的にコンテンツの衰退も招いた。電子書籍業界には、紙業界と同じ失敗を繰り返さないでほしいんです。電子が失敗したら次の主役は現れないかもしれない。そうなると漫画はもうダメですよね。  作家側の制作環境でいうと、先程も言った通り IT系企業の参入で契約関係が不安定になってきています。権利関係もシビアになってきていますが、原稿料が値崩れを起こしていますね。僕は新人の頃は、最低原稿料は7~8000円くらいでした。今は安いところだと1話5万円とか、もっと酷いところだと一次メディア掲載時の原稿料は0円で、書籍化された場合のみロイヤリティが配分される仕組みだったり……。経費を安く抑えられて企業は都合が良いのかもしれませんが、結果的に作品に何が起こっているかといえば、お金がないから作画にコストをかけられない、取材もできないということで、背景描写のない真っ白な原稿、作家の想像力に頼ったストーリーが増えています。お金がなくてもアイデア次第で漫画は面白くできるというレベルじゃない。世界的にエンターテインメントの質が向上している中で、漫画の質が低下しているのだとしたら、漫画はますますローカルなものになっていくんじゃないかな? のらくろからアキラまでマンガの制作コストは上がり続け、今はまたのらくろに戻っていっている。時々、僕が今20歳だったら漫画家を目指していたかな?って考えるんです。作品発表の場所が増えて、誰でも漫画家を名乗りやすくはなったけど、誰も儲かっていない。儲かっているのはごくごく一部のヒット作家のみ。若者の夢に依存して成立しているようでは先が短いでしょうね。 ――『描クえもん』は、『ブラックジャックによろしく』とか『海猿』のことを思い出して、とお話されていましたが、ちょっと前なんですか? それとも完全に現代なんですか? 佐藤 時代設定的には2010年くらいにしています。作品内でも電子書籍はもうあって、そこから5 年くらいを描き、今に追いついてその先の時代を描きます。今ここで話せないことはフィクションの中で描いていきますよ。Kindleの訴訟についても、作品内で触れるかもしれませんね。Kindleを倒すような展開になれば面白いかな? ――Kindleを倒すという前例を作ることで、他の不当な契約がなくなればいいですね。 佐藤 えーと、作品の話と現実の話が交互にくるので、スタンスの切り替えが難しいですね……。現実の話をすると、これまでは漫画家と出版社の間であまりフェアな取引きができなかったという気持ちがあるので、電子が出てきた時は、漫画家が作品を独自に運用できるって、すごく夢を感じたんですよ。でも、いろいろ仕組みがわかってくると、紙以上に がんじがらめで儲からないようにできているんですよね。「電子書籍よ、お前もか!」って。  紙と違うのは先ほども言った通り、電子書籍は未発達なシステムなだけに、穴というか水が漏れている場所がいっぱいあるんです。そこを突くとお金がドバドバと出てくるというか。僕は儲かったら割と公表するようにしているんです。「今月1億儲けました」って公表していくことで、このシステムにはこういう弱さがあるというのを周知しているイメージかな? 昨年は講談社が社員を集めて「佐藤秀峰がやっているのはこういうことだ」って説明会が開かれたそうです。僕が何か公表すると「あいつがやっているのはこういうことだ」って解説したがる人が必ず出てくるんですけど、それこそ思う壺ですね。僕が周知しているのは、実はシステムがフェアじゃないと感じた箇所だけなんです。それで何がしたいかというと、フェアなシステムに切り替えていってほしい。ストア側が自分たちだけに有利に働くシステムを作ったけど、それには穴があった。じゃあ、みんなで穴をつつけば不平等なシステムは立ち行かなくなるだろうと。僕のフォロワーが勝手にシステムを壊してくれる。 ――ここを攻めろ! と。 すごく明快な話ですね。電子書籍については聞きたいことが聞けました。お恥ずかしい話なんですが、Amazonの「Kindle Unlimited」が出てきた時は、すごくありがたいなと思ったんです。でも、本が読み放題で月額900円は、やっぱりおかしい。 佐藤 適切に運営してくれればいいと思います。今は動画やゲームが無料で観られたりプレイできるものがいっぱいある。そういう時代に漫画は一時間もかからず読み終わって500円と思うと手が出ない。読み放題に向かっていくのは自然じゃないですかね。 ――問題はあの仕組みというよりは、それを適切に運営するかどうかにあって、それを問うということですね。
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佐藤 彼らは事前通告も事後報告もなくある日、商品を削除しちゃうんですよ。彼らに都合が悪くなってしまうとある日きます。 ――それが契約違反にならない契約に なっているのでしょうか。 佐藤 契約違反だというのが僕の考えですけど、ストアは「何を売るかを決める自由はある。サービスが赤字で立ち行かなくなったら、ストアは閉鎖する自由だってある。その時はコンテンツ全部の取り扱いをやめるわけだから、そういう裁量をストアは持っているんだ」って、主張してくるんじゃないかな。僕らは契約に従って適切に商品を卸しているんで、契約に従って売ってくださいよと思っているんですけど、彼らは契約を守りたくなくなったら一方的に売るのをやめてしまう。 ――違法のように聞こえます。 佐藤 独占禁止法やいろいろなものに触れそうですけど、契約書は弁解の余地があるような文言になっていますね。こちらがそれを指摘して文言の変更を求めたところで、じゃあ、契約しませんとしかならないんです。とはいえ、Kindleの売り上げは大きいですから、契約してから公正取引委員会に連絡するのが賢いやり方かもしれませんね。 ――『描クえもん』にそういうのが全部入るとかなり画期的な漫画になりますね。 佐藤 そういったことを肌で感じながら、内情がわかっている漫画家は僕しかいないと思うので、自分にしか描けない漫画が描ければいいかなと思っています。 (取材=綾門優季[青年団リンク キュイ])
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