『あなそれ』よりリアルな“ダブル不倫”の実態! 「彼との関係をSNSで匂わせずにいられない」

 ドラマのテーマである「同級生とのダブル不倫」を、「よくある話ですよ」と話すのは真由子さん(仮名・33歳)。真由子さんは高校時代に憧れていた彼と同窓会で再会し、不倫関係に溺れた。

「不倫といっても、私にとっては純愛でしたね。高校卒業後もずっと忘れられずにいましたから。同窓会で再会するまで、お互いの近況はFacebookで知っていましたが、会うのは15年ぶりです。久しぶりに見た彼は……相変わらずかっこいいなと思いました」

 真由子さんは緊張していたこともあり、その場ではLINEの交換だけしたという。

「同窓会が終わって二次会へ向かっていると、『今から2人で飲みに行く?』と彼からLINEが来ました。もう、居ても立っても居られなくて……。隙を見てこっそり抜け出したんです」

 待ち合わせして、一緒にタクシーに乗り込んだ。向かった先は、バーやラブホテルが並ぶ一角だった。

「タクシーの中で、『実は高校の時、おまえのこと好きだったんだよね』と彼に言われたんです。彼はセックスがしたくて嘘をついたのかもしれませんが、私は浮かれていました。私が結婚していることは彼も知っているのに、『昔、好きだった』という告白はズルイですよね」

 彼と真由子さんはそのままホテルに入り、体を重ねた。お互い既婚の身であることは知っている。「それでも、憧れの人と結ばれたので幸せでした」と真由子さんは話す。その日以来、定期的に会うようになった。

■彼の私物を裏アカに載せるのがやめられない

「会えるのは月1~2回。待ち合わせはいつも駅前のビジネスホテルで、彼はセックスが終わると、いつも終電で帰りました。私が『今日は泊まろうよ』と誘っても、絶対に泊まりません。奥さんがよほど怖いのか、連絡手段にも気を使っていたようです」

 真由子さんは専業主婦だが、実家の母が子どもの面倒を見てくれることが多かった。また、真由子さんの夫も出張や残業で帰らない日が多いという。10歳年上の夫は、平日の育児を真由子さんに任せきりだった。自由な時間が多い真由子さんは、彼にLINEを頻繁に送っていたが、彼からの返事は少なかった。

「私は彼に『好きだよ』とか『次いつ会える』など送っていました。でも返事が来るのはなぜか、Facebookのメッセージなんです。もしかしたら、奥さんにLINEを監視されていたのかもしれません。最初は仕方ないと思っていましたが、あまりの返信の少なさに腹が立ってきたんです」

 「その憂さ晴らしではないですが、彼との関係を匂わせたくなった」と話す真由子さん。彼の私物の写真を撮り、自身のTwitterに載せるようになっていた。

「親しい女友達にしか教えていない裏アカウントに、彼のタバコや脱ぎ散らかしたネクタイなどを載せていました。女友達からは『バレたらどうするの?』と言われたけれど、どこかで『彼の奥さんにバレたらいいのに』という気持ちがあったのかもしれません」

 「彼にも写真を撮っていたことはバレていなかった」と言う真由子さん。しかし思惑も虚しく、終わりは突然やってきた。

「彼のLINEアカウントが突然消えたんです。Facebookでメッセージを送っても既読にならず……怒りが沸々と湧いてきましたね。周りの友達は彼と連絡が取れているのに、私だけが避けられていたようです。この時、遊ばれていたことに気が付きました」

 盗撮していた彼の写真を、「会社や家族に送ってやろうかと考えた」と真由子さんは話す。彼の近況を知ったのは、音信不通になってから1カ月後だった。

「久しぶりに、彼のFacebookが更新されてたんです。2人目の子どもが産まれていました。『夫婦仲は不仲』『嫁とはセックスレス』と言っていたのに……。奥さんが妊娠中でセックスできないから、私としてたんです。怒りを通り越して呆れました。でも、もしかしたら奥さんは私たちの関係に気づいていたのかもしれません。LINEが消えたのも、そのせいなのかも。でも、彼は奥さんには逆らえなそうな様子でしたね。奥さんに逆らってまで私と関係を続けるほど、度胸のある人ではなかったから」

 少し寂しそうに笑う真由子さん。彼に対して未練はないのか尋ねてみた。

「未練がないと言えば嘘になりますね。ずっと好きだったので、これで嫌いになったりはしません。でも、子どもと一緒に写っている彼の写真を見ていると、昔みたいな気持ちには戻れないですね」

 今はスポーツクラブで知り合った、インストラクターの彼氏に夢中だという。

「既婚者なんですが、彼に子どもはいないので自由に遊べるのが良いですね。外泊もできますし。でも、裏アカで関係を匂わすのは今もやめられません」

 真由子さんがうれしそうに見せてくれたTwitterの裏アカには、「今の彼とお揃い」と書かれたリストバンドが写っていた。「高校時代の彼との不倫は純愛」と言っていた真由子さんだが、今も「純愛」を楽しんでいるのかもしれない。自分の夫や彼氏の妻にバレるかも、という不安はないのだろうか。

「もしバレたとしても、離婚はしないと思います。実は姑が持病を持っているんです。大きな病気ではないんですけど、仕事が忙しい夫の代わりに私が時々面倒を見ているんです。夫は母子家庭で一人っ子だから、離婚したら姑の面倒を見る人がいなくなっちゃうんですよね。姑は孫のことも溺愛していますし……だから、夫は多少の夜遊びも容認してくれているんだと思います」

 不倫にハマるだけでなく、それをSNSで匂わせるなど、あまりにも大胆で余裕の構えだが、もしかしたら、真由子さんの夫はすべて気づいているのかもしれない。だとしたら、最後に痛い目を見るのは真由子さんなのではないだろうか……。
(ケミカルT)

『あなそれ』よりリアルな“ダブル不倫”の実態! 「彼との関係をSNSで匂わせずにいられない」

 ドラマのテーマである「同級生とのダブル不倫」を、「よくある話ですよ」と話すのは真由子さん(仮名・33歳)。真由子さんは高校時代に憧れていた彼と同窓会で再会し、不倫関係に溺れた。

「不倫といっても、私にとっては純愛でしたね。高校卒業後もずっと忘れられずにいましたから。同窓会で再会するまで、お互いの近況はFacebookで知っていましたが、会うのは15年ぶりです。久しぶりに見た彼は……相変わらずかっこいいなと思いました」

 真由子さんは緊張していたこともあり、その場ではLINEの交換だけしたという。

「同窓会が終わって二次会へ向かっていると、『今から2人で飲みに行く?』と彼からLINEが来ました。もう、居ても立っても居られなくて……。隙を見てこっそり抜け出したんです」

 待ち合わせして、一緒にタクシーに乗り込んだ。向かった先は、バーやラブホテルが並ぶ一角だった。

「タクシーの中で、『実は高校の時、おまえのこと好きだったんだよね』と彼に言われたんです。彼はセックスがしたくて嘘をついたのかもしれませんが、私は浮かれていました。私が結婚していることは彼も知っているのに、『昔、好きだった』という告白はズルイですよね」

 彼と真由子さんはそのままホテルに入り、体を重ねた。お互い既婚の身であることは知っている。「それでも、憧れの人と結ばれたので幸せでした」と真由子さんは話す。その日以来、定期的に会うようになった。

■彼の私物を裏アカに載せるのがやめられない

「会えるのは月1~2回。待ち合わせはいつも駅前のビジネスホテルで、彼はセックスが終わると、いつも終電で帰りました。私が『今日は泊まろうよ』と誘っても、絶対に泊まりません。奥さんがよほど怖いのか、連絡手段にも気を使っていたようです」

 真由子さんは専業主婦だが、実家の母が子どもの面倒を見てくれることが多かった。また、真由子さんの夫も出張や残業で帰らない日が多いという。10歳年上の夫は、平日の育児を真由子さんに任せきりだった。自由な時間が多い真由子さんは、彼にLINEを頻繁に送っていたが、彼からの返事は少なかった。

「私は彼に『好きだよ』とか『次いつ会える』など送っていました。でも返事が来るのはなぜか、Facebookのメッセージなんです。もしかしたら、奥さんにLINEを監視されていたのかもしれません。最初は仕方ないと思っていましたが、あまりの返信の少なさに腹が立ってきたんです」

 「その憂さ晴らしではないですが、彼との関係を匂わせたくなった」と話す真由子さん。彼の私物の写真を撮り、自身のTwitterに載せるようになっていた。

「親しい女友達にしか教えていない裏アカウントに、彼のタバコや脱ぎ散らかしたネクタイなどを載せていました。女友達からは『バレたらどうするの?』と言われたけれど、どこかで『彼の奥さんにバレたらいいのに』という気持ちがあったのかもしれません」

 「彼にも写真を撮っていたことはバレていなかった」と言う真由子さん。しかし思惑も虚しく、終わりは突然やってきた。

「彼のLINEアカウントが突然消えたんです。Facebookでメッセージを送っても既読にならず……怒りが沸々と湧いてきましたね。周りの友達は彼と連絡が取れているのに、私だけが避けられていたようです。この時、遊ばれていたことに気が付きました」

 盗撮していた彼の写真を、「会社や家族に送ってやろうかと考えた」と真由子さんは話す。彼の近況を知ったのは、音信不通になってから1カ月後だった。

「久しぶりに、彼のFacebookが更新されてたんです。2人目の子どもが産まれていました。『夫婦仲は不仲』『嫁とはセックスレス』と言っていたのに……。奥さんが妊娠中でセックスできないから、私としてたんです。怒りを通り越して呆れました。でも、もしかしたら奥さんは私たちの関係に気づいていたのかもしれません。LINEが消えたのも、そのせいなのかも。でも、彼は奥さんには逆らえなそうな様子でしたね。奥さんに逆らってまで私と関係を続けるほど、度胸のある人ではなかったから」

 少し寂しそうに笑う真由子さん。彼に対して未練はないのか尋ねてみた。

「未練がないと言えば嘘になりますね。ずっと好きだったので、これで嫌いになったりはしません。でも、子どもと一緒に写っている彼の写真を見ていると、昔みたいな気持ちには戻れないですね」

 今はスポーツクラブで知り合った、インストラクターの彼氏に夢中だという。

「既婚者なんですが、彼に子どもはいないので自由に遊べるのが良いですね。外泊もできますし。でも、裏アカで関係を匂わすのは今もやめられません」

 真由子さんがうれしそうに見せてくれたTwitterの裏アカには、「今の彼とお揃い」と書かれたリストバンドが写っていた。「高校時代の彼との不倫は純愛」と言っていた真由子さんだが、今も「純愛」を楽しんでいるのかもしれない。自分の夫や彼氏の妻にバレるかも、という不安はないのだろうか。

「もしバレたとしても、離婚はしないと思います。実は姑が持病を持っているんです。大きな病気ではないんですけど、仕事が忙しい夫の代わりに私が時々面倒を見ているんです。夫は母子家庭で一人っ子だから、離婚したら姑の面倒を見る人がいなくなっちゃうんですよね。姑は孫のことも溺愛していますし……だから、夫は多少の夜遊びも容認してくれているんだと思います」

 不倫にハマるだけでなく、それをSNSで匂わせるなど、あまりにも大胆で余裕の構えだが、もしかしたら、真由子さんの夫はすべて気づいているのかもしれない。だとしたら、最後に痛い目を見るのは真由子さんなのではないだろうか……。
(ケミカルT)

ネット上に蔓延する『痴漢冤罪怖い』の空気を盛り立てるメディアの罪

 今春、電車内で痴漢を疑われた男性がその後線路に逃走する事案が頻発したことを受けて、痴漢冤罪の恐怖をうたう報道も増加した。messyではこれに関連して、『逃走=冤罪』と安直に結び付けてしまうことの不可解や、逃走したうちの一人が公判で実際には痴漢を認めたことを報じたが、いまだに『逃走=冤罪』論は根強い。そんな中「週刊現代」(講談社)が、ある逃走者に関する記事を掲載した。webにも転載され、拡散されている。

■「JR上野駅「痴漢転落死」は超一流ホテルの支配人だった」

 今年5月12日未明に京浜東北線内で「女性の手を握る」行為をしたとして駅員に事情を聞かれた40代男性についての記事である。男性は駅員室から逃走し、近くの雑居ビルの屋上から転落死した。記事によればこの男性は『ミシュランガイド東京』にも名前が載っている「超一流ホテルの支配人であり、インバウンド部門のリーダー」だったという。また、被害を訴えた女性は「神奈川県警に勤務する30代半ばの女性警察官」であり、当日の目撃者によれば逃げた男性を追うために「駅員と女性が男性を追いかけて繁華街に入っていき」、間をおかず「警察官も走っていきました。パラパラとでしたが、総勢10人以上はいた」と、多数の警察官らが男性を追っていたのだという。

 記事中には「今でも思いますが、痴漢を疑われても、逃げなければよかった。でも追いつめられたのでしょうね。家族にも、会社にも迷惑をかけたくない。だから、逃げてしまった。その結果こういうことになってしまったのでしょう」という男性の父親を名乗る人物のコメントもあり、記事全体として“痴漢をしたのではなく疑われたので逃げた”というニュアンスが強い内容となっている。

 当然ながらこれを受けてまたもやネット上では『逃走=冤罪』論からの意見が上がっている。「疑われるだけで人生台無しにされることも考えてほしい」、「痴漢に間違われたら女を殺すしかないだろう」、「被害者と言い張る輩からの主張だけで逮捕してしまう」、「誰が30過ぎのBBAの手なんか好き好んで触るんだよ…」、「手と手が触れただけで痴漢扱いされたら、たまったものじゃない」などである。また「状況からして冤罪臭がプンプン」という意見もあった。

 だが記事には、男性がホテル支配人という責任ある立場の人間だったこと、被害者が神奈川県警の警察官だったこと、逃走直後に10人前後の警察官が後を追ったということは記されているが、実際に男性が本当にやっていないのかは書かれていない。仮名であるため前科の有無も不明だ。周辺の人物による「男性が良い人だった」というコメントはあるが、痴漢行為の有無については言及がなく、家族や会社に迷惑をかけたくなかったから逃げて「こういうことになってしまったのでしょう」という推測のコメントのみであるため「やっていないのに逃げた」ことを証明してもいない。よって、この記事をもって『痴漢冤罪怖い』と怯えるのは早計すぎる。

◎朝日新聞と週刊現代記事の比較

 当日に何があったのか。男性の死亡を報じた新聞各紙の記事にはこうある。

■朝日新聞
『同日午前0時15分ごろ、京浜東北線の上り電車内で、30代の女性が近くにいたこの男性に手を握られた。女性は別の車両に移動したが、再び近づいてきたため、「なぜ触ったのか」ととがめ、一緒に上野駅で降車した』

■日本経済新聞
京浜東北線の車両に乗っていた30代の女性が「寝ている時に右手を触られた」として、上野駅で男性を駅員に引き渡した。男性は「触ってない」と主張し、駅事務所から逃げ出したという。

■産経新聞
同署によると、通報した30代の女性は「座席で寝ていたところ、隣に座っていた男性に右手を触られた」と訴えているという。女性は「なんで手を握ったんですか」と男性に声をかけて上野駅で一緒に下車。近くにいた別の乗客が男性を取り押さえ、駅事務室で駅員が話を聞こうとしたところ、男性が逃走した。

 一部スポーツ新聞もこの事件について伝えている。

■スポーツ報知
上野署などによると、男性と30代の女性がトラブルになったのは、12日午前0時15分ごろ、京浜東北線の西日暮里―日暮里間を走行中の上り電車内。隣に座っていた男性に右手を握られたという女性は「なぜ手を触ったのか」と被害を訴えて、一緒に上野駅で降車した。女性が別の車両に移動しても、男性が付いてきたとの情報もある。2人に面識はなかったという。

■サンケイスポーツ
上野署によると、男性は、電車内で隣に座っていた30代女性に「手を握られた」と痴漢被害を訴えられた。上野駅で女性と電車を降り事務室に連れて行かれたが、周囲が目を離した隙に逃げた。

____

 一部の新聞記事には「30代女性が男性に手を握られた」ことと「車両を移動したが再び近づいてきた」ことが報じられている。車内の混雑状況が気になり、女性と男性が降車したのは上野駅だが、金曜深夜の上野駅よりも下り方面にある上り電車内の混雑状況についてNAVITIMEとJR東日本に取材の申し入れを行ったところ「ユーザーさんの投稿により成り立っているサービスという特性上、特に記録も残していない」(NAVITIME)、「具体的にお出しできるものがない」(JR東日本東京本社広報)という回答だった。だが同区間を利用している人物によれば「逆はかなり混んでいますが、上りのその区間はその時間帯なら空いている」という。つまりさほど混んでいない電車内で隣に座っていた男性が女性の手を握り、女性が車両を変えたところ、再びついてきた、という報道が事実ならば、いわゆる「冤罪」イメージ(混雑した車内で不可抗力的に身体が触れた)とは異なる状況なのではないか。一方、週刊現代の記事にはこれらのことは記されていない。

 また一部新聞や週刊現代には「女性は寝ていた」ともあり、こうなってくると、女性が「手を握られた」と判断したことが「勘違い」だったのか「本当に握られたのか」も証明しづらい。ちなみに週刊現代では「男性が女性の手を握った」こと自体が否定されている。女性の勘違いにより無実の男性が突如、犯罪者扱いされたのか、それとも男性が女性の手を握る行為自体はあったのか、まさに藪の中である。女性が寝ていたのか、目を閉じていたけど起きていたのか、そもそも寝ていなかったのかも報道によって異なるので実際のところはわからない。ただ男性も女性も座席に座っていたことはどの報道でも共通している。

 結局、これらの報道から我々は「男性による、女性の手を握る行為」の存否を確認できないので、何も言えない。痴漢があったのか、冤罪なのか、判断材料に乏しいということだ。にもかかわらずネット上には、週刊現代の記事を受けて「やっぱり冤罪だったに違いない」と確信する声が多数出現しているから驚く。これによって「逃走=冤罪」の方程式がいっそう強化され、痴漢冤罪に「恐怖」を感じる者が多数いるようだ。「確実なことが何も分からない報道」で“冤罪を生み出す女性”の存在を作り出しそれを強く非難することも、痴漢がなかったので逃げて死んだのだと決めつけ“痴漢冤罪が怖い”と騒ぐことも、無意味である。

 さらに言えば週刊現代の記事には疑問がいくつかある。ひとつは「超一流ホテルの支配人」クラスの男性が、24時前後に何のために電車に乗っていたのかということ。また超一流ホテルの支配人クラスで、ある程度の知識と教養があるのであれば、そしてまた男性の父親が「偶然(手が)触れてしまうこともあるのでは」と言っているが、腕を動かした際にたまたま触れてしまったというだけならば大事には至らない、もしくは社の弁護士を立てて話し合いができる話だったのではないかということだ。当日になにがあったのか、引き続き取材を続けていく。

◎痴漢しない・できない環境を

 手を掴む行為が痴漢かどうかはさておき、迷惑防止条例に抵触する電車内での行為についてしばしば「触った・触ってない」の不毛な議論に終始してしまうのは、何と言っても、客観的証拠の少なさである。電車内での痴漢がこれだけ日本国民を冤罪の恐怖に陥れているにもかかわらず、何ら対策が進んでいない。『冤罪被害者』を生まないためには、女性専用車両だけでなく男性専用車両も作るべきであろう。JR東日本は2010年に埼京線の一部に防犯カメラを設置した。また山手線の全車両については、東京オリンピック開催の2020年までの防犯カメラ設置を目指すと発表がなされたが、都内の混雑が激しい他の路線についても検討する必要があるのではないか。

 何よりも本当に日々、実在の痴漢被害に悩む女性たちをこのような不毛なカウンタートークでうんざりさせないでほしい。多くの男性が痴漢冤罪を恐れているのと同様、多くの女性は痴漢を恐れている。防犯カメラや男女別車両など、電車内において痴漢が痴漢行為を行える機会を減らしていくことこそが、こうした不毛な議論を終わらせるための唯一の方法だ。本質的に、痴漢被害を撲滅するということは、痴漢を社会的に成敗しやすくするわけではなく、痴漢加害が起こらない状況を望むということなのだから。

(高橋ユキ)

ネット上に蔓延する『痴漢冤罪怖い』の空気を盛り立てるメディアの罪

 今春、電車内で痴漢を疑われた男性がその後線路に逃走する事案が頻発したことを受けて、痴漢冤罪の恐怖をうたう報道も増加した。messyではこれに関連して、『逃走=冤罪』と安直に結び付けてしまうことの不可解や、逃走したうちの一人が公判で実際には痴漢を認めたことを報じたが、いまだに『逃走=冤罪』論は根強い。そんな中「週刊現代」(講談社)が、ある逃走者に関する記事を掲載した。webにも転載され、拡散されている。

■「JR上野駅「痴漢転落死」は超一流ホテルの支配人だった」

 今年5月12日未明に京浜東北線内で「女性の手を握る」行為をしたとして駅員に事情を聞かれた40代男性についての記事である。男性は駅員室から逃走し、近くの雑居ビルの屋上から転落死した。記事によればこの男性は『ミシュランガイド東京』にも名前が載っている「超一流ホテルの支配人であり、インバウンド部門のリーダー」だったという。また、被害を訴えた女性は「神奈川県警に勤務する30代半ばの女性警察官」であり、当日の目撃者によれば逃げた男性を追うために「駅員と女性が男性を追いかけて繁華街に入っていき」、間をおかず「警察官も走っていきました。パラパラとでしたが、総勢10人以上はいた」と、多数の警察官らが男性を追っていたのだという。

 記事中には「今でも思いますが、痴漢を疑われても、逃げなければよかった。でも追いつめられたのでしょうね。家族にも、会社にも迷惑をかけたくない。だから、逃げてしまった。その結果こういうことになってしまったのでしょう」という男性の父親を名乗る人物のコメントもあり、記事全体として“痴漢をしたのではなく疑われたので逃げた”というニュアンスが強い内容となっている。

 当然ながらこれを受けてまたもやネット上では『逃走=冤罪』論からの意見が上がっている。「疑われるだけで人生台無しにされることも考えてほしい」、「痴漢に間違われたら女を殺すしかないだろう」、「被害者と言い張る輩からの主張だけで逮捕してしまう」、「誰が30過ぎのBBAの手なんか好き好んで触るんだよ…」、「手と手が触れただけで痴漢扱いされたら、たまったものじゃない」などである。また「状況からして冤罪臭がプンプン」という意見もあった。

 だが記事には、男性がホテル支配人という責任ある立場の人間だったこと、被害者が神奈川県警の警察官だったこと、逃走直後に10人前後の警察官が後を追ったということは記されているが、実際に男性が本当にやっていないのかは書かれていない。仮名であるため前科の有無も不明だ。周辺の人物による「男性が良い人だった」というコメントはあるが、痴漢行為の有無については言及がなく、家族や会社に迷惑をかけたくなかったから逃げて「こういうことになってしまったのでしょう」という推測のコメントのみであるため「やっていないのに逃げた」ことを証明してもいない。よって、この記事をもって『痴漢冤罪怖い』と怯えるのは早計すぎる。

◎朝日新聞と週刊現代記事の比較

 当日に何があったのか。男性の死亡を報じた新聞各紙の記事にはこうある。

■朝日新聞
『同日午前0時15分ごろ、京浜東北線の上り電車内で、30代の女性が近くにいたこの男性に手を握られた。女性は別の車両に移動したが、再び近づいてきたため、「なぜ触ったのか」ととがめ、一緒に上野駅で降車した』

■日本経済新聞
京浜東北線の車両に乗っていた30代の女性が「寝ている時に右手を触られた」として、上野駅で男性を駅員に引き渡した。男性は「触ってない」と主張し、駅事務所から逃げ出したという。

■産経新聞
同署によると、通報した30代の女性は「座席で寝ていたところ、隣に座っていた男性に右手を触られた」と訴えているという。女性は「なんで手を握ったんですか」と男性に声をかけて上野駅で一緒に下車。近くにいた別の乗客が男性を取り押さえ、駅事務室で駅員が話を聞こうとしたところ、男性が逃走した。

 一部スポーツ新聞もこの事件について伝えている。

■スポーツ報知
上野署などによると、男性と30代の女性がトラブルになったのは、12日午前0時15分ごろ、京浜東北線の西日暮里―日暮里間を走行中の上り電車内。隣に座っていた男性に右手を握られたという女性は「なぜ手を触ったのか」と被害を訴えて、一緒に上野駅で降車した。女性が別の車両に移動しても、男性が付いてきたとの情報もある。2人に面識はなかったという。

■サンケイスポーツ
上野署によると、男性は、電車内で隣に座っていた30代女性に「手を握られた」と痴漢被害を訴えられた。上野駅で女性と電車を降り事務室に連れて行かれたが、周囲が目を離した隙に逃げた。

____

 一部の新聞記事には「30代女性が男性に手を握られた」ことと「車両を移動したが再び近づいてきた」ことが報じられている。車内の混雑状況が気になり、女性と男性が降車したのは上野駅だが、金曜深夜の上野駅よりも下り方面にある上り電車内の混雑状況についてNAVITIMEとJR東日本に取材の申し入れを行ったところ「ユーザーさんの投稿により成り立っているサービスという特性上、特に記録も残していない」(NAVITIME)、「具体的にお出しできるものがない」(JR東日本東京本社広報)という回答だった。だが同区間を利用している人物によれば「逆はかなり混んでいますが、上りのその区間はその時間帯なら空いている」という。つまりさほど混んでいない電車内で隣に座っていた男性が女性の手を握り、女性が車両を変えたところ、再びついてきた、という報道が事実ならば、いわゆる「冤罪」イメージ(混雑した車内で不可抗力的に身体が触れた)とは異なる状況なのではないか。一方、週刊現代の記事にはこれらのことは記されていない。

 また一部新聞や週刊現代には「女性は寝ていた」ともあり、こうなってくると、女性が「手を握られた」と判断したことが「勘違い」だったのか「本当に握られたのか」も証明しづらい。ちなみに週刊現代では「男性が女性の手を握った」こと自体が否定されている。女性の勘違いにより無実の男性が突如、犯罪者扱いされたのか、それとも男性が女性の手を握る行為自体はあったのか、まさに藪の中である。女性が寝ていたのか、目を閉じていたけど起きていたのか、そもそも寝ていなかったのかも報道によって異なるので実際のところはわからない。ただ男性も女性も座席に座っていたことはどの報道でも共通している。

 結局、これらの報道から我々は「男性による、女性の手を握る行為」の存否を確認できないので、何も言えない。痴漢があったのか、冤罪なのか、判断材料に乏しいということだ。にもかかわらずネット上には、週刊現代の記事を受けて「やっぱり冤罪だったに違いない」と確信する声が多数出現しているから驚く。これによって「逃走=冤罪」の方程式がいっそう強化され、痴漢冤罪に「恐怖」を感じる者が多数いるようだ。「確実なことが何も分からない報道」で“冤罪を生み出す女性”の存在を作り出しそれを強く非難することも、痴漢がなかったので逃げて死んだのだと決めつけ“痴漢冤罪が怖い”と騒ぐことも、無意味である。

 さらに言えば週刊現代の記事には疑問がいくつかある。ひとつは「超一流ホテルの支配人」クラスの男性が、24時前後に何のために電車に乗っていたのかということ。また超一流ホテルの支配人クラスで、ある程度の知識と教養があるのであれば、そしてまた男性の父親が「偶然(手が)触れてしまうこともあるのでは」と言っているが、腕を動かした際にたまたま触れてしまったというだけならば大事には至らない、もしくは社の弁護士を立てて話し合いができる話だったのではないかということだ。当日になにがあったのか、引き続き取材を続けていく。

◎痴漢しない・できない環境を

 手を掴む行為が痴漢かどうかはさておき、迷惑防止条例に抵触する電車内での行為についてしばしば「触った・触ってない」の不毛な議論に終始してしまうのは、何と言っても、客観的証拠の少なさである。電車内での痴漢がこれだけ日本国民を冤罪の恐怖に陥れているにもかかわらず、何ら対策が進んでいない。『冤罪被害者』を生まないためには、女性専用車両だけでなく男性専用車両も作るべきであろう。JR東日本は2010年に埼京線の一部に防犯カメラを設置した。また山手線の全車両については、東京オリンピック開催の2020年までの防犯カメラ設置を目指すと発表がなされたが、都内の混雑が激しい他の路線についても検討する必要があるのではないか。

 何よりも本当に日々、実在の痴漢被害に悩む女性たちをこのような不毛なカウンタートークでうんざりさせないでほしい。多くの男性が痴漢冤罪を恐れているのと同様、多くの女性は痴漢を恐れている。防犯カメラや男女別車両など、電車内において痴漢が痴漢行為を行える機会を減らしていくことこそが、こうした不毛な議論を終わらせるための唯一の方法だ。本質的に、痴漢被害を撲滅するということは、痴漢を社会的に成敗しやすくするわけではなく、痴漢加害が起こらない状況を望むということなのだから。

(高橋ユキ)

『UWASAのネタ』にタッキー&翼・滝沢秀明が登場! なりきりネタにタッキー困惑!? 6月21日(水)ジャニーズアイドル出演情報

――翌日にジャニーズアイドルが出演予定の番組情報をお届けします。見逃さないように、録画予約をお忘れなく!

※一部を除き、首都圏の放送情報を元に構成しています。
※番組編成、及び放送日時は変更になることがあります。最新情報は番組公式サイト等をご確認ください。

●TOKIO

5:50~ 8:00 『ZIP!』(日本テレビ系) 山口達也
8:00~ 9:55 『白熱ライブビビット』(TBS系) 国分太一
11:25~11:30 『国分太一のおさんぽジャパン』(フジテレビ系) 国分太一
18:55~19:25 『Rの法則』(NHK Eテレ) 山口達也
23:00~23:30 『TOKIOカケル』(フジテレビ系)

●V6

8:15~ 9:54 『あさイチ』(NHK総合) 井ノ原快彦
15:55~16:54 『よじごじDays』(テレビ東京) 長野博
19:00~19:56 『水野真紀の魔法のレストランR』(毎日放送) 長野博 ※ローカル放送

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主演なのに嵐・相葉雅紀が全然出てこない!『貴族探偵』視聴率低下と“忖度”しないプライド

主演なのに嵐・相葉雅紀が全然出てこない!『貴族探偵』視聴率低下と忖度しないプライドの画像1
フジテレビ系『貴族探偵』番組サイトより
 いよいよ佳境に入ってきた嵐・相葉雅紀主演の月9『貴族探偵』(フジテレビ系)も第10話。視聴率は8.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と最終回目前にして0.4%も下げました。  そりゃ下げるよ! 相葉ちゃん、最初と最後にちょろっと出ただけじゃんか! ……と言われることを、このドラマは全然恐れてない。上層部やらスポンサーやら、数字にこだわる大人たちに怒られたって、別に関係ないと思ってる。まったく“忖度”してない。なぜなら、そのほうが面白いと信じているから。そういうプライドがあるから。もう何度もこのレビューで書いていますが、実に尊い創作態度です。(過去のレビューはこちらから)  それにしても、前回の第9話「こうもり」で、ひとつ山を越えた感じはありますよね。原作既読組の1人としての感想ですけど、「ああ、もうこの制作陣は信じてもいいんだ」という結論が出たような気がしていて、わりと気軽に最後となる殺人事件を迎えることができました。今回は前後編の「事件編」となりますので、シナリオや演出については特にありません。来週の最終回を待ちたいと思います。もうお祭り気分です。  とはいえ、何も書かないわけにもいかないので、今回は主演を務めている相葉ちゃんについて考えてみたいと思います。  この『貴族探偵』の第1話を見始めて、最初に「あ、映像化に成功してるな」と感じたのが、この相葉ちゃんの起用だったんです。今になって思い返せば、最初の事件が解かれる前にそう思えたことが、このドラマを楽しめた一因だったと思います。  原作を読んだ段階では、「貴族探偵」の顔立ちをまるで想像することができませんでした。「皇室御用達の常盤洋品店」が仕立てたという高価なスーツを着こなしていて、口ひげをたくわえている。それしか描写されておらず、事件現場に現れては紅茶を飲み、使用人に推理をさせ、そこらへんの女性を口説いている。完全に常軌を逸した行動を繰り返す不審人物であり、最初から「リアリティ」という言葉が通用しない役柄なんです。「貴族探偵」というキャラクターそのものが、「頭に赤い洗面器を乗せている」というのと同じくらいリアルじゃない。人格や個性を消して、正体不明なキャラクターであることが要求されていたわけです。  実際、相葉ちゃんは「常盤洋品店」どころじゃないバカみたいな衣装に身を包んで現れ、おすまししながら棒読みのセリフ回しで事件を解決していきました。ガチャついた画面と、生瀬勝久を筆頭としたガチャついた芝居がフォーマットとして選択されたこのドラマにおいて、相葉ちゃん一派だけが無表情で佇んでいる。存在感を残しながら、人格だけが消えているように見える。  これによって、原作を読んだときに感じた「一般人」と「貴族」という人物描写における2本のリアリティラインが、映像の中で消化されていると感じたんです。ネット上には「貴族らしくないからダメ」という書き込みも散見されましたが、例えば及川ミッチーとかGACKTとか、山田ルイ53世とかひぐち君では、ガチャついた画面の中にガチャ溶けしちゃうので、「貴族探偵」というキャラクターに設定された“異物感”が表現できなくなっちゃう。アクがなくてツルンとした相葉ちゃんの年齢不詳な顔面と、「貴族らしくない演技」が正解だったのだと思うんです。  単話完結で、物語の縦軸がほとんど語られなかった前半の4話まで、相葉ちゃんの演技は徹底的に抑制されていました。原作の要求通りの演技を達成していたということです。ここまでは、相葉ちゃんにとっても、そんなに難しいプランではなかったと思います。  そもそも演技力は……という話をしてしまえば、それは確かに相葉ちゃんは上手な俳優さんではないのでしょう。与えられたキャラクターの個性と人格を咀嚼して自分の中に落とし込み、身体動作、表情変化、発声行為に反映させる技量と情熱において、例えば5・6話に登場した忍成修吾には及ばない。しかし、こと今回の「貴族探偵」というキャラクターにおいては、訓練を受けた本職の俳優よりも相葉ちゃんのほうが適任だったと思うんです。忍成なんてね、その場にいる全員をしっちゃかめっちゃかの混乱に陥れた上に、うぐぐぐぐとか言いながら床にダイイングメッセージを書き殴るあたりの役柄がお似合いなんですよ(大好き!)。  相葉ちゃんが適任だったな、と思わせるのは、5話以降です。女探偵が貴族探偵の正体を暴きにいったことで、徐々に物語が原作から離れていきます。同時に、相葉ちゃんにも新たな演技プランが与えられることになりました。  少し、変えただけだと思うんです。少し変えただけなのに、格段に華やかな人物として「貴族探偵」が浮き立ってくる。「確実に殺せ」というセリフもそうだし、バックハグとか花冠とか、そういう「キメ」のシーンを確実に決めてくる。一方で、「美しすぎる死体」を見つけたときの無邪気なしゃがみ方とのギャップも、1人の人物として違和感が全然ない。  つまりは相葉ちゃんの存在の中に、そうしたギャップが、あらかじめ内包されているんです。  それはきっと、相葉ちゃんが20年近く積み重ねてきた「アイドル」という職業の賜物なんだと思います。司会もするしバラエティも出るし、ステージに立てば5万人を前にして歌うし踊る。スチール撮影の現場なんかでは、何時間だって表情を作り続けることができるのでしょう。だからお芝居の中でも、アップショットで抜かれたら顔面を美しいまま固定できるし、高岡早紀を後ろから抱きしめるときの動作の華やかさたるや、思わず息を飲んでしまう。こうしたキメ顔や動作には、もちろんダンスの素養もあると思いますが、それ以上に「さまざまな自分を見せるプロ」としてのアイドル・相葉雅紀のキャリアが裏付けになっているはずです。相葉ちゃんがアイドルだったからこそ、『貴族探偵』は中盤を過ぎて一気に加速することができた。  いや、正直、そこまで計算されたキャスティングだとは思ってないです。さまざまなタイミングが重なった結果、偶然の産物として化学反応が起こって、原作と映像が完全にハマってしまったのだと思う。私は事前に原作を読んでしまっているので、「原作を受けて」という立場からしか話ができませんし、未読だったらどういう感想を抱いたのかも想像できません。もしかしたら、いつまでも伸びない視聴率が「世間の評判」として正しいのかもしれない。  さらに言えば、こうして相葉ちゃんに好意的な文章を書いているのだって、ドラマそのものが面白かったからであって、あくまで作品のパーツとしての評価でしかない。「これにより相葉雅紀は俳優として大きく飛躍していくであろう」とも、あんまり思ってない。  でもね、この3カ月、私が『貴族探偵』というドラマを心から楽しんできたことだけは間違いないんです。それは、相葉ちゃんが20年近くも国民的アイドルとして超一流の人気者であり続けてきたからこそ、成立した企画なんですよね。何しろ月9で、しかも30周年で、こんな企画そこらへんのタレントじゃ通るわけないんだから。 「面白いドラマができた。そこに、どうしたって相葉ちゃんは不可欠だった」  その事実こそが、相葉ちゃんの今回の最大の手柄だったと思うわけです。  あとNHKの『グッと!スポーツ』は、とてもいい番組だと思うので『貴族探偵』が終わっても頑張ってください。  そんなわけで、来週は最終回ですねえ。なんだか感傷的になってしまうね。 (文=どらまっ子AKIちゃん)

ジャニーズファン的目線から感じた、“ハロプロ現場”の素敵な魅力と摩訶不思議なところ

 「ジャニーズとハロプロを兼任しているファンが結構いる」と聞き、ハロプロ関連の番組をチェックしたり、コンサートに足を運んだりするようになって数カ月。

 実際に『モーニング娘。’17コンサートツアー春~THE INSPIRATION!~』『カントリー・ガールズコンサートツアー2017春~ももちイズム~』『こぶしファクトリーライブツアー2017春~PROGRESSIVE~』『こぶしファクトリー 4thシングル「シャララ!やれるはずさ/エエジャナイカ ニンジャナイカ」発売記念イベント』の現場に足を運んでみて、ジャニオタ的目線から感じた、“ハロプロ現場”の魅力や不思議について取り上げてみたいと思う。

 まずありがたいのは、グループ差があるとはいえ、全体的にジャニーズに比べると、チケットが入手しやすいこと。

 しかも、握手会つきライブのサービス満点具合はすごい。まずジャニーズの場合、握手会はほとんどないし、一方でAKB48グループなどは大量のCDを買えば少しでも長く接触できるという例がある。にもかかわらず、ハロプロのCDリリースイベントでは、1枚買うだけでメンバー全員が握手してくれるという大盤振る舞いだ。

 また、こぶしファクトリー の発売記念イベントで驚いたのは、会場に入るや、大きなゴミ袋を渡されたこと。ライブハウスやショッピングモールのイベント会場のため、「荷物置き用かな。親切だな」と思ったが、そうではなかった。ゴミ袋に自分の荷物を入れ、時計やブレスレット、指輪等も全て外して入れて、袋の口をしばり、足元に置く。そして、握手会のときにはズラリと並ぶスーツ姿のスタッフに渡し、握手が済んだら受け取るというシステムなのだ。スーツ姿の大人たちがゴミ袋を次々に回収・返却する光景は、結構シュールである。

 客層は、グループによって少しずつ異なり、モーニング娘。は若い女の子も多め。カントリー・ガールズはおとなしい雰囲気で、こぶしファクトリーは、なぜか外国人が多めだった。こぶしファクトリーの場合、もしかして「ドスコイ!ケンキョにダイタン」とか「エエジャナイカニンジャ」とかの曲から、相撲や忍者などの日本的な要素が魅力になっているのかもしれない。

 パフォーマンスは、グループ差や個人差があるとはいえ、全体的に歌もダンスもクオリティが高く、明らかに「穴」になるようなメンバーはいない。生歌の迫力は、テレビで見るのとは大きな差がある。モーニング娘。17の最新シングル「BRAND NEW MORNING」などは、テレビで聞いたときには「ビックリするほどヘンな曲」と思ったのに、ステージで見たときのかっこよさときたら。まるで甲子園で常勝の強豪校のような「強そう」感があった。ファンサービス的なことを全然しないのも「強豪校」っぽい。

 また、カントリー・ガールズは、歌声も良いが、何より「ももち」こと嗣永桃子の統率力のもと、少数精鋭で繰り広げられる吉本新喜劇のような練りに練られたコントとトーク力の高さが素晴らしい(※ちなみに、ももち卒業後、3人のメンバーはハロプロの他グループに移籍し、カントリー・ガールズの活動と兼任することが発表されている)。

 こぶしファクトリーの場合は、野太くこぶしを効かせられる歌唱力の高さが大きな魅力だが、はたしてそれが「エエジャナイカ ニンジャナイカ」とかの妙な歌で生かされるのかどうかは、ちょっとわからない。

 ファンの楽しみ方も、ジャニオタと大きく異なる点がある。

 まずペンライトの使い方。ジャニーズのようなツアーごとのオリジナルペンライトと違い、色が変えられるブレード型を持っているのだが、贔屓のメンバーカラーで固定している人はともかく、ソロパートのメンバーごとに正確に色を変える“職人技”には、ただただ感心。

 一方、特にモーニング娘。ファンの場合は、メンバーと同じダンスを全身で踊るファンが多く、最初から最後まで汗だくで踊りまくっているのだが、あまりに忙しそうな様子に「ホントにステージ見てる?」と疑問を感じるときもあった。ジャニーズの場合は、ファンの振りマネは基本的に手だけ、もしくはせいぜい上半身だけのことが多い。全身で踊ったら、周りから確実に白い目で見られるだろう。

 また、ファンの声の出し方、コールの仕方なども全然違う。

 こぶしファクトリーの現場では、メンバーが会場での注意事項をアナウンスする間、一文ごとに、「はいっ!」と一斉に太い声で返事していた。幼稚園の先生と幼児たちのようでちょっと微笑ましい。しかし、誰にでも返事するわけではなく、会場スタッフのアナウンスには、ただ拍手をするだけだった。

 ジャニーズの場合、人気メンバーの決めゼリフで静まり返り、直後に「きゃああああ~!」と絶叫するのがお約束。そしてコールは、あくまで「歌の邪魔をしない」が基本で、例えばKis-My-Ft2なら、始まる前や曲の間奏で「Everybody Go!」「キスマイGo!」とか、Hey!Say!JUMPなら間奏部分で「JUMP! JUMP! Hey!Say!JUMP!」とコールするようになっている。だが、ハロプロの場合、ソロを歌っている間中、大きな声で「は~まちゃん! は~まちゃん!」「れ~いれい! れ~いれい!」などと、メンバーの愛称をコールしまくる。贔屓の歌が聞こえなくてもいいのだろうか。同じことをジャニーズの現場でやると、これまた白い目で見られるだろう。

 ちなみに、ハロプロファンは結構、紳士的だというのも印象的だった。押し合いへし合いや、争い事などはほとんどない。それどころか、ライブハウスやイベント会場では、女性専用コーナーがあり、普通の場所にも女性が紛れていると席を譲ってくれる人がたくさんいた。

 ジャニーズの現場はこれまでいくつも行ったが、ファン同士の「譲り合い」の精神が見られる穏やかで優しく平和な会場は、中山優馬ソロと、KinKi Kidsくらいだったように思う(中山優馬の場合、ファンがみんなニコニコ見守っている。KinKiの場合、やはりファンが2人を静かに見守り、銀テープなどの落下物は独占せず、周囲の人に分けてくれる人もいる)。

 「現場」の回数が多くて、チケットもそこそこ取れて、全て生歌で、近い距離から楽しめる。ジャニーズの現場に慣れたジャニオタだからこそ、いろいろと「良いなあ」「羨ましいなあ」と思えることが盛りだくさんのハロプロ現場だった。
(田幸和歌子)

ジャニーズファン的目線から感じた、“ハロプロ現場”の素敵な魅力と摩訶不思議なところ

 「ジャニーズとハロプロを兼任しているファンが結構いる」と聞き、ハロプロ関連の番組をチェックしたり、コンサートに足を運んだりするようになって数カ月。

 実際に『モーニング娘。’17コンサートツアー春~THE INSPIRATION!~』『カントリー・ガールズコンサートツアー2017春~ももちイズム~』『こぶしファクトリーライブツアー2017春~PROGRESSIVE~』『こぶしファクトリー 4thシングル「シャララ!やれるはずさ/エエジャナイカ ニンジャナイカ」発売記念イベント』の現場に足を運んでみて、ジャニオタ的目線から感じた、“ハロプロ現場”の魅力や不思議について取り上げてみたいと思う。

 まずありがたいのは、グループ差があるとはいえ、全体的にジャニーズに比べると、チケットが入手しやすいこと。

 しかも、握手会つきライブのサービス満点具合はすごい。まずジャニーズの場合、握手会はほとんどないし、一方でAKB48グループなどは大量のCDを買えば少しでも長く接触できるという例がある。にもかかわらず、ハロプロのCDリリースイベントでは、1枚買うだけでメンバー全員が握手してくれるという大盤振る舞いだ。

 また、こぶしファクトリー の発売記念イベントで驚いたのは、会場に入るや、大きなゴミ袋を渡されたこと。ライブハウスやショッピングモールのイベント会場のため、「荷物置き用かな。親切だな」と思ったが、そうではなかった。ゴミ袋に自分の荷物を入れ、時計やブレスレット、指輪等も全て外して入れて、袋の口をしばり、足元に置く。そして、握手会のときにはズラリと並ぶスーツ姿のスタッフに渡し、握手が済んだら受け取るというシステムなのだ。スーツ姿の大人たちがゴミ袋を次々に回収・返却する光景は、結構シュールである。

 客層は、グループによって少しずつ異なり、モーニング娘。は若い女の子も多め。カントリー・ガールズはおとなしい雰囲気で、こぶしファクトリーは、なぜか外国人が多めだった。こぶしファクトリーの場合、もしかして「ドスコイ!ケンキョにダイタン」とか「エエジャナイカニンジャ」とかの曲から、相撲や忍者などの日本的な要素が魅力になっているのかもしれない。

 パフォーマンスは、グループ差や個人差があるとはいえ、全体的に歌もダンスもクオリティが高く、明らかに「穴」になるようなメンバーはいない。生歌の迫力は、テレビで見るのとは大きな差がある。モーニング娘。17の最新シングル「BRAND NEW MORNING」などは、テレビで聞いたときには「ビックリするほどヘンな曲」と思ったのに、ステージで見たときのかっこよさときたら。まるで甲子園で常勝の強豪校のような「強そう」感があった。ファンサービス的なことを全然しないのも「強豪校」っぽい。

 また、カントリー・ガールズは、歌声も良いが、何より「ももち」こと嗣永桃子の統率力のもと、少数精鋭で繰り広げられる吉本新喜劇のような練りに練られたコントとトーク力の高さが素晴らしい(※ちなみに、ももち卒業後、3人のメンバーはハロプロの他グループに移籍し、カントリー・ガールズの活動と兼任することが発表されている)。

 こぶしファクトリーの場合は、野太くこぶしを効かせられる歌唱力の高さが大きな魅力だが、はたしてそれが「エエジャナイカ ニンジャナイカ」とかの妙な歌で生かされるのかどうかは、ちょっとわからない。

 ファンの楽しみ方も、ジャニオタと大きく異なる点がある。

 まずペンライトの使い方。ジャニーズのようなツアーごとのオリジナルペンライトと違い、色が変えられるブレード型を持っているのだが、贔屓のメンバーカラーで固定している人はともかく、ソロパートのメンバーごとに正確に色を変える“職人技”には、ただただ感心。

 一方、特にモーニング娘。ファンの場合は、メンバーと同じダンスを全身で踊るファンが多く、最初から最後まで汗だくで踊りまくっているのだが、あまりに忙しそうな様子に「ホントにステージ見てる?」と疑問を感じるときもあった。ジャニーズの場合は、ファンの振りマネは基本的に手だけ、もしくはせいぜい上半身だけのことが多い。全身で踊ったら、周りから確実に白い目で見られるだろう。

 また、ファンの声の出し方、コールの仕方なども全然違う。

 こぶしファクトリーの現場では、メンバーが会場での注意事項をアナウンスする間、一文ごとに、「はいっ!」と一斉に太い声で返事していた。幼稚園の先生と幼児たちのようでちょっと微笑ましい。しかし、誰にでも返事するわけではなく、会場スタッフのアナウンスには、ただ拍手をするだけだった。

 ジャニーズの場合、人気メンバーの決めゼリフで静まり返り、直後に「きゃああああ~!」と絶叫するのがお約束。そしてコールは、あくまで「歌の邪魔をしない」が基本で、例えばKis-My-Ft2なら、始まる前や曲の間奏で「Everybody Go!」「キスマイGo!」とか、Hey!Say!JUMPなら間奏部分で「JUMP! JUMP! Hey!Say!JUMP!」とコールするようになっている。だが、ハロプロの場合、ソロを歌っている間中、大きな声で「は~まちゃん! は~まちゃん!」「れ~いれい! れ~いれい!」などと、メンバーの愛称をコールしまくる。贔屓の歌が聞こえなくてもいいのだろうか。同じことをジャニーズの現場でやると、これまた白い目で見られるだろう。

 ちなみに、ハロプロファンは結構、紳士的だというのも印象的だった。押し合いへし合いや、争い事などはほとんどない。それどころか、ライブハウスやイベント会場では、女性専用コーナーがあり、普通の場所にも女性が紛れていると席を譲ってくれる人がたくさんいた。

 ジャニーズの現場はこれまでいくつも行ったが、ファン同士の「譲り合い」の精神が見られる穏やかで優しく平和な会場は、中山優馬ソロと、KinKi Kidsくらいだったように思う(中山優馬の場合、ファンがみんなニコニコ見守っている。KinKiの場合、やはりファンが2人を静かに見守り、銀テープなどの落下物は独占せず、周囲の人に分けてくれる人もいる)。

 「現場」の回数が多くて、チケットもそこそこ取れて、全て生歌で、近い距離から楽しめる。ジャニーズの現場に慣れたジャニオタだからこそ、いろいろと「良いなあ」「羨ましいなあ」と思えることが盛りだくさんのハロプロ現場だった。
(田幸和歌子)

“Fuck”大島優子、イメージ崩壊でCM打ち切り危機!? 「もうウブな恋愛モノは無理」女優として致命傷

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大島優子インスタグラムより(動画は削除済み)
 元AKB48の大島優子が19日、自身のTwitterで“Fuckキャップ騒動”に触れ、「この度は、インスタ動画で不適切なコメントをして申し訳ございませんでした。 不愉快な気持ちにさせてしまってごめんなさい。反省しています」と謝罪した。  17日の『第9回AKB48選抜総選挙』では、20位のNMB48・須藤凜々花がスピーチで結婚を発表。これに対し、大島は自身のインスタグラムで動画を配信し、「結婚発表、何考えてるのかしら。ねっ。結婚、え~、私もした~い。うーーー。あははは。あたしもしたいのにー、先越されたー。んーーー。あはははは! わかるでしょー? 恋愛禁止じゃないのに~、恋愛できてない。うーーー。あっははは。つら~い。つらいよ~」とハイテンションで須藤を揶揄。  さらに、「だからね、総じて言いたいのは、こういうことだと思うの。総じて言いたいのは、この帽子がきっと、私の全ての言葉だと思うの。せーの!」と言った次の瞬間、自身が被るキャップに書かれた「Fuck」の文字を見せつけた。  この動画はネット上でたちまち拡散され、批判が殺到。19日放送の情報番組『バラいろダンディ』(TOKYO MX)では、女優の遠野なぎこが「普通の女性がやることですか、あんな品のないこと。元アイドルなわけでしょ、彼女だって。それはやっていいことかな。すごく腹立たしい気持ちになった。それこそ大人なんだから、責任を持ってもらいたい」と不快感を露わにし、大島への見る目が「変わってしまいました」と述べた。 「大島は現在、マクドナルドとアパレルブランド・BEAMSのコラボキャンペーンのCMに出演中。今月21日からは、あろうことか、BEAMSがデザインしたキャップのプレゼントキャンペーンが控えており、ネット上では“Fuckキャップ”を連想させるとして話題になっている。Twitterでの謝罪も、スポンサーに向けられたものでしょう」(芸能記者)  大島といえば、AKB48卒業後は女優業に専念。これまで、その演技力に疑問の声が殺到していたが、今年1月期の連ドラ『東京タラレバ娘』(日本テレビ系)出演時には、「はまり役」「演技がうまくなった」と評価する声が増えていた。 「動画では幼稚な発言を連発し、性格の悪さが滲み出ていた大島ですが、特に女性からの好感度が暴落。また、ここまで下品なイメージがついてしまうと、今後、純粋な恋愛モノなどには起用されにくくなりそう。役の幅を狭めないためにも色がつくことを避ける女優が多い中、大島のプロ意識の低さが露呈した形。ドルヲタから過激発言を面白がられていた頃のアイドル気分を、今も引きずっているのでは?」(同)  自業自得としか言いようがない今回の騒動。今後は、大島がどんな役を演じても、視聴者の脳裏に「Fuck」の4文字が過ぎりそうだ。

「マダム・シンデレラ会」のセレブ妻が妬ましい! 一番かわいかった私が負けるなんて

【作品名】「夫の本性」(前編) 【作者】桐野さおり『ご近所の悪いうわさ』
【作品紹介】生活補填のためにパートに励む私の楽しみは、学生時代の友達と優雅な女子会をすること。でも、セレブな彼女たちとはライフスタイルに差がついて……。

【サイゾーウーマンリコメンド】みんな大好き、桐野さおり先生の作品が登場です! 心をつかむセリフやパンチライン続出ですが、中でも「マダム・シンデレラ会」という女子会名が最高。個人的には、その会よりも「居酒屋で呑気に焼酎飲みたい」というパートの同僚の意見に一票です。