沢尻エリカ『母になる』最終回の茶番に唖然!“出オチ脚本”に「期待した私がバカだった」の声

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 沢尻エリカ主演の『母になる』(日本テレビ系)のどらまっ子レビューも、いよいよ最終回。平均視聴率は、前回から1.3ポイントアップの9.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)。全話平均は9.2%で、プライム帯で放送中の連ドラの中では真ん中くらいです。  そういえば、広役の関西ジャニーズJr.・道枝駿佑が出演した8日放送の『ダウンタウンDX』(同)で、聞き捨てならない発言が。勝俣州和が、第1話の道枝の演技について「めっちゃ棒読みで、お芝居ってレベルじゃないんですよ!」と酷評した後、第2話の大どんでん返しで視聴者の見方が変わったと説明。道枝を、「第1話の棒読みは、わざと芝居でやってたんだって!」「天才」と賞賛しました。  しかし、道枝は「それは……、ボクがまだ、初め……のほうで、撮影が……。緊張しててガチガチだったんで、そうなっちゃったんです」と告白。ただ緊張していただけだったことを明かしました。  実はこの件に関しては、筆者も当レビューの初回で酷評してしまったことに冷や汗をダラダラと流し、後に「道枝くん、『衝撃の棒』とか言ってごめんなさい! ジャニー社長はじめ喜多川一族に土下座したいくらいです!」などと書いていました(関連記事)。  あっぶね! うっかり、喜多川一族に土下座してしまうところでした。そして、勝俣と「シャー!」と分かち合ってしまうところでした。道枝くん、真実を教えてくれてありがとう!  さて、四の五の言ってないで、最終回を振り返りましょう。

アムロの力技で大団円!

 前回のラストシーンで、三段跳びの助走のような走り方で麻子(小池栄子)を追いかけていた結衣(沢尻)ですが、結局間に合わず。麻子は長距離バスでブーンと石川県に行ってしまいました。  石川県に移り住んだ麻子は、児童相談所の所長の勧めでメンタルカウンセリングを受けることに。そこで、自分が「早く孫を見せろ」厨の毒親に育てられたことをようやく自覚。同時に、自分は広の母親じゃなかった……ということにも気付きます。  さらに、麻子は柏崎家に紹介してもらった旅館で働き始めるも、過去(前科?)を知った従業員から煙たがられ、クビに。  心の拠りどころだった母親の幻想にも裏切られ、広もあっさり結衣の元へ行き、前科のせいで職も失い、石川県に取り残された中年独女・麻子。なんかもう、次は風俗に行きそうな状況で、どんよりします……。  そんな中、広が出場する中学校のマラソン大会を、一家総出で応援しようとする結衣。一方、片思い中の高校生に彼氏がいることがわかった広は、ショックのあまり結衣に「(応援に)誰も来ないでよ! 絶対来るな!」と八つ当たり。すぐに家族会議が開かれるも、莉沙子(板谷由夏)が「そのマラソン大会、保護者は誰も応援に来ないらしいよ」との情報を放ったため、じゃあ誰も行かないとなりました……と、もうこの辺な流れはグッダグダでした。家族会議のシーンなんて、最後だからみんなが集まった画が欲しかっただけだと思います。  マラソン大会当日、広が走っていると、ゴール付近に「行かない」と言っていたはずの結衣の姿が。さらに、そこへ結衣からマラソン大会の案内状をもらっていた麻子も合流。広は会話もそこそこに教室へ戻っていき、結衣と麻子2人きりに。  結衣が、「なんでもない日常が、どんなに幸せなことか。あなたに奪われた9年間がなければ気付かなかった。ありがとう」「あの子を育ててくれて、ありがとう」と感謝を伝えると、麻子は涙。結衣は「あなたを許すときが来たら、広を連れて会いに行きます」と言いますが、麻子は最後まで旅館をクビになったことを言いませんでした。  で、平和な日常と共に、安室奈美恵が歌う主題歌「Just You and I」がいい感じで流れて終了。ラストは、縁側でうたた寝する陽一(藤木直人)と広に、結衣が「こんなところで寝てると、風邪引くでしょー!」と言う日常のシーンでした。

実は怖い『母になる』

 アムロちゃんの“いい感じの歌”という力技で、大団円のような雰囲気でまとめた『母になる』ですが、実は麻子を不幸のどん底に放り落とした残酷な脚本でした。これまでも平和ちっくな演出で人の不幸を描いてきた制作サイドですが、最終回ではサイコ的な恐怖を覚えました。後味は悪いです。  で、このドラマは何を描いていたのか? という話になってくると思うのですが、おそらく「さあ、いろんな母親を出しましたよ~。視聴者の皆さん、それぞれに思うところがあったでしょ~」という放り投げドラマなんだと思います。問題はあるけど、答えはないという。  なので、多くの視聴者が期待していたような展開は、特に後半ではほとんど見られませんでした。お笑いでいうところの“出オチ”的な感じ。そして、麻子の事件の詳細は明かされず、結衣を追い回していたジャーナリストも姿を消し、何かとてつもないことが起きそうな雰囲気だけビンビンに出したまま、視聴者はテレビの前に放置されました。  ですので、最終回を見た多くの人が「期待した私がバカだった」か、「結局、何が言いたいわけ? ぷんぷん」という感想だったと思います。  そんな中、ただ一つだけ、最終回ではっきりと提示されたことが。それは、広の同級生が言い放った「きれいだなあ、お前の母ちゃん」というセリフ。そう、もし沢尻が母親だったら、同級生からうらやましがられるんです。沢尻はきれい。はい、そんな『母になる』でした。 (文=どらまっ子TAMOちゃん)

『めちゃイケ』不快すぎる「遅刻総選挙」が映し出した、テレビそのものの“オワコン”ぶり

『めちゃイケ』不快すぎる「遅刻総選挙」が映し出した、テレビそのもののオワコンぶりの画像1
フジテレビ系『めちゃ×2イケてるッ!』番組サイトより
 6月10日に放送された『めちゃ×2イケてるッ!芸能人遅刻総選挙SP』(フジテレビ系)。「時の記念日」にちなみ、芸能界の遅刻常習者16名をピックアップし、早朝9時入りのニセ番組の出演をオファー。徳光和夫を司会に迎え、本物のAKB48メンバーも出演する、“本家”総選挙風の演出で、遅刻時間の順位を競った。  16位の「千鳥」のノブは4分前に到着。1位は2015年度のM-1ファイナリストでもある「馬鹿よ貴方は」の新道辰巳で、2時間6分の遅刻となった。この企画は、はからずも“オワコン”としてのテレビメディアの姿を映し出すことになったといえるだろう。 「芸能界において、トチリ(遅刻)は絶対にしてはいけない行為のひとつです。千鳥のノブが時間前に到着したのは、さすが礼儀作法に厳しい吉本興業、と褒めたくなりますが、同じ吉本所属の2700の八十島弘行が6分、マンボウやしろが17分遅刻しているのが残念ですね。朝9時入りなので、道路渋滞などの事情もあるでしょうが、これだけ遅刻が多いのは一般視聴者に悪い印象しか与えません。事実、『見ていて不快だった』といった批判の声も多数上がっています」(業界関係者)  さらに言えば、遅刻常習者を集めたとはいえ、これだけ堂々と遅れてくるのは、テレビ業界の悪習慣ともいえる“待ち時間の長さ”も影響しているだろう。 「テレビは、とにかく拘束時間が長い。収録の数時間前に入り、リハーサルや打ち合わせを繰り返します。その上、本番では決まったことしかしゃべれないため、そうしたメディアの体質に不満を持ち、『もう出ない』と言いだす人間もいますね。ある意味では、テレビの旧世代ぶりを象徴する企画だったといえるでしょう」(同)  今回のスペシャルの視聴率は8.2%(ビデオリサーチ調べ・関東地区/以下同)と、前週の5.5%から上昇し、そこそこの数字を記録した。とはいえ、反発も多いだけに、第2弾の放送は難しそうだ。“打ち切り寸前”ともいわれる『めちゃイケ』の苦難は、これからも続きそうだ。 (文=平田宏利)

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 その魅力の数々に迫ります!

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 温室育ちの雑草
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 全然考えもせず、ホント、ノリだったんです。
—-“ノリ一発”に導かれたアイドル人生と苦悩の日々

 不安が努力を突き動かす
—-たまにあるね、努力が実らないとき

 嵐のメンバーがいるときが幸せなんだよ、結局・・・・・・
—-『俺が必要だ』って言ってくれる4人がいたから

 誰が呼んだか『嵐の良心』
—-いつも、ファンの子たちの夢でありたい

 僕は今を生きる。昨日に笑われないように
—-アイドルの王道を進む過程で見つけたさまざまな可能性

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“女医タレント”にこだわる西川史子に見る、「母親の夢を全てかなえる娘」の陰

羨望、嫉妬、嫌悪、共感、慈愛――私たちの心のどこかを刺激する人気芸能人たち。ライター・仁科友里が、そんな芸能人の発言にくすぐられる“女心の深層”を暴きます。

<今回の芸能人>
「それまで親のいいなりだったのに、その時だけは我を通しました」西川史子
「婦人公論」(中央公論社、6月27日号)

 未成年の少女との飲酒、淫行が発覚し、芸能活動を無期限停止となった俳優・小出恵介。

 「フライデー」(講談社)において、強姦を主張した少女だが、少女側の“代理人”が金銭を要求したことがわかり、美人局疑惑も持ち上がってきた。こういった性犯罪を伴った芸能人の不祥事が起こると、多くのコメンテーターは、“オトコとオンナどちらが悪いか”について意見を述べる。そんな中、どちらにも立たず、常に事件の本質を飛び越したコメントをしているのが、西川史子である。

 6月11日放送の『サンデー・ジャポン』(TBS系)で、西川は「リスクが同じような相手と一緒にいないと、こういうことが必ず起きてしまう」と述べた。これは言い換えると、「週刊誌に出ると自分も困る芸能人と遊べばよかった」という意味であろう。また昨年、女優・高畑淳子の息子、裕太が強姦致傷で逮捕された際(結果的に不起訴となったが)、『ノンストップ!』(フジテレビ系)で、「もったいないの一言ですよね」とコメントした。何がもったいないのかについては述べていなかったが、「あれだけ売れていた裕太が、芸能活動を続けられなくなったこと」と考えるのが自然だろう。この2つのコメントから考えるに、西川の関心事は「芸能人であり続けること」のように思える。

 私は過去に(2013年7月15日)西川の著書『女盛りは賞味期限が切れてから』(マガジンハウス)について、レビューを書いた。当時、西川は結婚していたが、結婚の良さについて触れている部分はごくわずかで、代わりに「芸能人であり続けるため」の努力について雄弁だったのが印象的だった。また西川の母親の理論も独特である。同書には、「医者にもなれました。みんなが出たいTVにも出ています。それ以上の幸せを望んじゃだめです」「この結婚を手放すと、修行の場を失って、あなた自身が病気になったりします」とあったが、これはつまり、“人間、いいことばかりは続かない”“女医タレントとしてテレビに出続けたければ、あえて幸福でない結婚を続け、自らに試練を与えよ”と解釈できる発言をしている。

 西川が芸能活動に執着するのは、母親も芸能界に興味があったからではないかと書いた記憶もあるが、この推測は当たっていたようだ。6月27日号の「婦人公論」(中央公論社)で、西川は母親について「一時は劇団に入り、映画にも出ています」と述べた。女優のタマゴだった西川の母だが、医師である夫と結婚し、姑に跡継ぎを医師にするのが長男の嫁の務めだとプレッシャーをかけられたそうだ。

 西川には兄がいるが、医師に向かないと判断した母は、娘を医者にすることを決める。「若い頃の夢を捨て、医師の妻として生きる道を選んだ」母の意を汲んだ娘は、希望通り医者となる。そんな従順な西川が、唯一反抗したのが、芸能界入りだったらしく、

「それまで親のいいなりだったのに、その時だけは我を通しました」
「理由は自分でもよくわかりません」

と述べている。

 西川本人は人生最初の“反抗”だと思っているようだが、違う角度から見ると「父の後を継ぐために兄の代わりに医者になった娘が、今度は母親の若かりし頃の夢をかなえようとしている」……つまり、新たな期待に応えようとしているとも言える。コミュニケーションの世界では、人は、言葉でのコミュニケーションが3割、あとの7割は“空気”で会話をしていると言われるが、西川は母の言葉とは裏腹の“本音”を読んで芸能界入りを決めたのではないだろうか。ちなみに今は、両親とも西川がテレビに出ることを喜んでくれているそうで、西川が「芸能人であり続けること」に執着するのも合点がいく。

 西川が、母親との精神的距離を近くしたきっかけは離婚だそうだが、母は「相手とは合わない」と思いつつも、「どんな相手でもいいから、40前に一度は結婚させてあげたかった」とまるで離婚することを見越していたかのような発言をしたとのこと。西川が離婚したことで、母娘の絆はますます深まったそうで、西川は母から「結婚し、出産した後、初恋の人の家に行き、妻を見て帰ってきた」という、過去の未練系ホラー話まで聞かせられたという。私の感覚では、そんなこと言われても「だから何よ」だが、西川はその話を聞いて「嬉しかった」そうだ。

 西川は、同誌のインタビューを、「無理やりにでもレールを敷き、その道に導いてくれた母に今は感謝しています」と結んでいる。ここでいうレールとは、言うまでもなく医者になることだが、私には西川の離婚も含めた人生全てがお母さんの敷いたレールに見えてならない。自分の夢を全て叶え、独り身で子どももいないので、老いてもそばにいて、過去の恋愛話まで肯定的に聞いてくれる。他人が口を挟むことではないと知りつつも、恐ろしいほど完璧なこの筋書きが、どうしても偶然とは到底思えない。

仁科友里(にしな・ゆり)
1974年生まれ、フリーライター。2006年、自身のOL体験を元にしたエッセイ『もさ子の女たるもの』(宙出版)でデビュー。現在は、芸能人にまつわるコラムを週刊誌などで執筆中。気になるタレントは小島慶子。著書に『間違いだらけの婚活にサヨナラ!』(主婦と生活社)、最新刊は『確実にモテる 世界一シンプルなホメる技術』(アスペクト)。
ブログ「もさ子の女たるもの

常識でがんじがらめの世界の日常を覆す、表現者たちの物語『アウトサイドで生きている』

常識でがんじがらめの世界の日常を覆す、表現者たちの物語『アウトサイドで生きている』の画像1
『アウトサイドで生きている』(タバブックス)
『アウトサイドで生きている』(タバブックス)は、超独特の世界観を持つ“アウトサイダー・アーティスト”の生きざまが詰まった1冊だ。 “アウトサイダー・アーティスト”とは、いわゆる専門的な美術教育を受けず、独学自習で制作を続ける人々のことを指す。彼らの生み出す作品を眺めていると、「なぜ?」「なんのために?」という思いが浮かんでくるものの、解釈不能すぎて思考停止してしまう。けれど、同時に世間の常識を飛び越えて、膨大な時間や尋常ではないエネルギーの過剰さに―――凡人は打ちのめされる。  著者は、おそらく日本唯一のアウトサイダー・キュレーター・櫛野展正氏。知的障害のある人が利用する福祉施設でアート活動支援を16年間も行い、昨年、広島県福山市に「クシノテラス」というアートスペースをつくった。世の中から無視され、正当な評価を受けていない作品の価値を見直そうと奮闘している。  本書には、櫛野氏が全国を飛び回って出会った18名の表現者たちが登場する。カブトムシ、クワガタ、コガネムシの死骸を2万匹以上集めて体長180cmもの千手観音像をつくり上げた大正8(1919)年生まれの男性、ご近所からも愛されている、ショッキングピンクの作品であふれるアートハウスの家主、行政の反対を押しのけてアートを描く路上生活者、25年以上も料理のイラストを描き続ける歩行障害を患った元調理師などなど。  彼らの作品は、コスパ、コスパと、生産性や効率性が叫ばれる世の中で、特にもうかるわけでもなさそうに見える。いや、絶対にもうからないだろう。そのモチベーションは一体なんなのか?  人の出入りを拒むように茂みに覆われ、廃材などでつくられた無数の仮面が建物全体に貼りつけられた「創作仮面館」の館主・岡田昇(自称)さんは、こんなことを話している。 「ゴミからゴミをつくったんです。俺は世間のゴミだしね」 「子どものときに両親が亡くなって、ずっと1人で生きてきてね。仲間もいなければ友だちもいない。モテたこともないんだから。(中略)そんな人間がやることは、1人でできることでしょ。絵を描くとか、最終的にみんなそこに行くんですよ」  本書には、岡田さんのように孤立したり、愛人と息子が失踪し、寂しさから彼らの名前を堂々と店舗外観に描く、ド派手なカラオケ喫茶マスターなど、何かを表現しなくては生きていけない人が数多く登場する。会社員の人もいるし、世間で言うところの“道を外れている”人もいる。立場も暮らし方もバラバラだが、彼らは誰になんと言われようと自分のやりたいことを続け、好きなように生きている。  誰かのせいにして、やりたいことをできないことにしていないか? ページを閉じたとき、そう突きつけられた気がした。 (文=上浦未来) ●くしの・のぶまさ 日本唯一のアウトサイダー・キュレーター。1976年生まれ。広島県在住。2000年より知的障害者福祉施設で介護福祉士として働きながら、福山市鞆の浦にある「鞆の津ミュージアム」でキュレーターを担当。2016年4月よりアウトサイダー・アート専門ギャラリー「クシノテラス」オープンのため独立。社会の周縁で表現を行う人たちに焦点を当て、全国各地の取材を続けている。クシノテラス http://kushiterra.com/

常識でがんじがらめの世界の日常を覆す、表現者たちの物語『アウトサイドで生きている』

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『アウトサイドで生きている』(タバブックス)
『アウトサイドで生きている』(タバブックス)は、超独特の世界観を持つ“アウトサイダー・アーティスト”の生きざまが詰まった1冊だ。 “アウトサイダー・アーティスト”とは、いわゆる専門的な美術教育を受けず、独学自習で制作を続ける人々のことを指す。彼らの生み出す作品を眺めていると、「なぜ?」「なんのために?」という思いが浮かんでくるものの、解釈不能すぎて思考停止してしまう。けれど、同時に世間の常識を飛び越えて、膨大な時間や尋常ではないエネルギーの過剰さに―――凡人は打ちのめされる。  著者は、おそらく日本唯一のアウトサイダー・キュレーター・櫛野展正氏。知的障害のある人が利用する福祉施設でアート活動支援を16年間も行い、昨年、広島県福山市に「クシノテラス」というアートスペースをつくった。世の中から無視され、正当な評価を受けていない作品の価値を見直そうと奮闘している。  本書には、櫛野氏が全国を飛び回って出会った18名の表現者たちが登場する。カブトムシ、クワガタ、コガネムシの死骸を2万匹以上集めて体長180cmもの千手観音像をつくり上げた大正8(1919)年生まれの男性、ご近所からも愛されている、ショッキングピンクの作品であふれるアートハウスの家主、行政の反対を押しのけてアートを描く路上生活者、25年以上も料理のイラストを描き続ける歩行障害を患った元調理師などなど。  彼らの作品は、コスパ、コスパと、生産性や効率性が叫ばれる世の中で、特にもうかるわけでもなさそうに見える。いや、絶対にもうからないだろう。そのモチベーションは一体なんなのか?  人の出入りを拒むように茂みに覆われ、廃材などでつくられた無数の仮面が建物全体に貼りつけられた「創作仮面館」の館主・岡田昇(自称)さんは、こんなことを話している。 「ゴミからゴミをつくったんです。俺は世間のゴミだしね」 「子どものときに両親が亡くなって、ずっと1人で生きてきてね。仲間もいなければ友だちもいない。モテたこともないんだから。(中略)そんな人間がやることは、1人でできることでしょ。絵を描くとか、最終的にみんなそこに行くんですよ」  本書には、岡田さんのように孤立したり、愛人と息子が失踪し、寂しさから彼らの名前を堂々と店舗外観に描く、ド派手なカラオケ喫茶マスターなど、何かを表現しなくては生きていけない人が数多く登場する。会社員の人もいるし、世間で言うところの“道を外れている”人もいる。立場も暮らし方もバラバラだが、彼らは誰になんと言われようと自分のやりたいことを続け、好きなように生きている。  誰かのせいにして、やりたいことをできないことにしていないか? ページを閉じたとき、そう突きつけられた気がした。 (文=上浦未来) ●くしの・のぶまさ 日本唯一のアウトサイダー・キュレーター。1976年生まれ。広島県在住。2000年より知的障害者福祉施設で介護福祉士として働きながら、福山市鞆の浦にある「鞆の津ミュージアム」でキュレーターを担当。2016年4月よりアウトサイダー・アート専門ギャラリー「クシノテラス」オープンのため独立。社会の周縁で表現を行う人たちに焦点を当て、全国各地の取材を続けている。クシノテラス http://kushiterra.com/

関ジャニ∞が『ミュージックステーション』に登場! 新曲「今」を披露! 6月16日(金)ジャニーズアイドル出演情報

――翌日にジャニーズアイドルが出演予定の番組情報をお届けします。見逃さないように、録画予約をお忘れなく!

※一部を除き、首都圏の放送情報を元に構成しています。
※番組編成、及び放送日時は変更になることがあります。最新情報は番組公式サイト等をご確認ください。

●TOKIO

8:00~ 9:55 『白熱ライブビビット』(TBS系) 国分太一
11:25~11:30 『国分太一のおさんぽジャパン』(フジテレビ系) 国分太一
21:54~22:54 『たけしのニッポンのミカタ!』(テレビ東京系) 国分太一

●V6

8:15~ 9:54 『あさイチ』(NHK総合) 井ノ原快彦
9:50~11:25 『ノンストップ!』(フジテレビ系) 坂本昌行 ※「One Dish」コーナー
23:00~23:29 『晴れ、ときどきファーム!』(NHK BSプレミアム) 長野博

 

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山崎夕貴アナが“ぽっと出”若手芸人と……フジテレビ女子アナ「お相手ランクダウン」も凋落の象徴か

山崎夕貴アナがぽっと出若手芸人と……フジテレビ女子アナ「お相手ランクダウン」も凋落の象徴かの画像1
フジテレビ公式サイトより
 フジテレビの人気女子アナ“ヤマザキパン”こと山崎夕貴アナウンサーが、お笑い芸人・おばたのお兄さんとの“お泊まりデート”を報じられた。今月末には“ミオパン”こと松村未央アナウンサーと、陣内智則が結婚する。期せずして、よしもと芸人とフジテレビアナウンサーの交際、結婚が続く形となった。 「お似合いのカップル」と祝福の声が上る一方、1980~90年代のバブリーな時代のフジ女子アナたちの結婚相手から比べれば「ランクダウン」の印象も否めない。 「かつてフジテレビの女子アナといえば、“高嶺の花”の職業でした。定番の結婚相手はプロ野球選手ですね。ヤクルトスワローズの主力選手だった古田敦也と結婚した中井美穂、同じくヤクルトのエースでメジャーリーグでも活躍した石井一久と結婚した木佐彩子などがよく知られています。現在は弁護士として活動する菊間千乃は一時、西武ライオンズの高木大成と交際していました」(業界関係者)  プロ野球選手ばかりではない。河野景子は、横綱力士であった貴乃花と結婚して“おかみさん”となり、近藤サトは歌舞伎役者の坂東八十助(故・坂東三津五郎)と結婚して“梨園の妻”となった(後に離婚)。中村江里子はフランス人実業家と結婚し、渡仏。現地で化粧品ブランドを経営するセレブとなった。 「確かに、黄金期のフジテレビ女子アナの結婚相手から比べれば、現在は、こぢんまりとした印象は受けますね。最近では、“ショーパン”こと生野陽子が中村光宏、秋元優里が生田竜聖と結婚したように、同僚同士の結婚も目立ちます。会社員としては高給取りではあるので、ある意味では堅実な道でしょう」(同)  長らく続くテレビ不況の中でも、とりわけ低視聴率にあえぐフジテレビは、女子アナの“ブランド力”も落としてしまったのかもしれない。 (文=平田宏利)

山崎夕貴アナが“ぽっと出”若手芸人と……フジテレビ女子アナ「お相手ランクダウン」も凋落の象徴か

山崎夕貴アナがぽっと出若手芸人と……フジテレビ女子アナ「お相手ランクダウン」も凋落の象徴かの画像1
フジテレビ公式サイトより
 フジテレビの人気女子アナ“ヤマザキパン”こと山崎夕貴アナウンサーが、お笑い芸人・おばたのお兄さんとの“お泊まりデート”を報じられた。今月末には“ミオパン”こと松村未央アナウンサーと、陣内智則が結婚する。期せずして、よしもと芸人とフジテレビアナウンサーの交際、結婚が続く形となった。 「お似合いのカップル」と祝福の声が上る一方、1980~90年代のバブリーな時代のフジ女子アナたちの結婚相手から比べれば「ランクダウン」の印象も否めない。 「かつてフジテレビの女子アナといえば、“高嶺の花”の職業でした。定番の結婚相手はプロ野球選手ですね。ヤクルトスワローズの主力選手だった古田敦也と結婚した中井美穂、同じくヤクルトのエースでメジャーリーグでも活躍した石井一久と結婚した木佐彩子などがよく知られています。現在は弁護士として活動する菊間千乃は一時、西武ライオンズの高木大成と交際していました」(業界関係者)  プロ野球選手ばかりではない。河野景子は、横綱力士であった貴乃花と結婚して“おかみさん”となり、近藤サトは歌舞伎役者の坂東八十助(故・坂東三津五郎)と結婚して“梨園の妻”となった(後に離婚)。中村江里子はフランス人実業家と結婚し、渡仏。現地で化粧品ブランドを経営するセレブとなった。 「確かに、黄金期のフジテレビ女子アナの結婚相手から比べれば、現在は、こぢんまりとした印象は受けますね。最近では、“ショーパン”こと生野陽子が中村光宏、秋元優里が生田竜聖と結婚したように、同僚同士の結婚も目立ちます。会社員としては高給取りではあるので、ある意味では堅実な道でしょう」(同)  長らく続くテレビ不況の中でも、とりわけ低視聴率にあえぐフジテレビは、女子アナの“ブランド力”も落としてしまったのかもしれない。 (文=平田宏利)

沢尻エリカ『母になる』最終話9.7%! 「脚本が薄っぺらい」「俳優の無駄遣い」と酷評続出

 6月14日、沢尻エリカが主演を務める連続ドラマ『母になる』(日本テレビ系)の最終第10話が放送され、平均視聴率が9.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だったことがわかった。前話の8.4%から1.3ポイント上昇したものの、視聴者からは「このドラマ作った人の作品はもう見たくない」といった厳しい声が噴出している。

 同作のストーリーは、柏崎結衣(沢尻)と夫・陽一(藤木直人)の息子・広が3歳の時に姿を消す事件が発生し、家庭が崩壊。しかし9年後、結衣は13歳になった広(道枝駿佑)と再会を果たし、家族が失った時間を埋めていく……というもの。結衣だけでなく、3歳の広を保護して育てた門倉麻子(小池栄子)など、それぞれの“母親像”が描かれ注目を集めていた。

「最終回は、東京から去った麻子に対する気持ちに決着がつけられなかった結衣が、広のマラソン大会のお知らせを麻子に送り、その紙を手にした麻子がゴール地点に現われるシーンが放送されました。麻子に会った結衣は『広を育ててくれてありがとう』と感謝の言葉を述べるなど、ハッピーエンドの雰囲気のままエンディングに。しかし視聴者からは『息子のかわいい盛りを麻子のエゴで奪われたのに許すなよ』『ありがとうって何言ってんの? まったく心に響かない』『最終回もグダグダで見てられない』『このシーンいる? って場面しかない』と辛らつな声が上がっています」(芸能ライター)

 最終回で辛口コメントが続出した同作。なぜ「グダグダ」や「納得いかない」との厳しい声が相次いだのだろうか。

「“育ての親”と“生みの親”、“家族の再生”といった重いテーマを扱った同作は、第1話で広を誘拐した犯人が自殺するなど、序盤はシリアスな展開が続きました。しかし、その後はドラマの軸である結衣、麻子、広のストーリーが描かれることが少なくなり、結衣のママ友・西原莉沙子(板谷由夏)や子どもを捨てた母・上牧愛美(大塚寧々)が登場し、話の中心がブレてしまうことに。また、突如として広の恋愛模様が描かれ出したため、視聴者から不評を買うことになってしまいました。最終回を終えて、『最初の頃の考えさせられる重みはどこいったんだ』『犯人が自殺までしてシリアス展開かと思ってたのに、薄っぺらい脚本だった』『俳優の無駄遣いドラマ』『私の3カ月を返してほしいってくらい、糞ドラマになりました』とやはり酷評されています」(同)

 内容だけでなく視聴率も厳しく、全話平均視聴率は9.2%と2桁割れ。沢尻の2年半ぶり連ドラ主演作だったにもかかわらず視聴率は振るわなかったようだ。

「初回と第2話で10%台を記録したものの、それ以降2桁を記録することはありませんでした。特に愛美の物語と広の恋愛が描かれた終盤の視聴率は7%~8%台を記録するなど、視聴者離れが進んでしまい低迷する結果に。前クールには吉高由里子主演の『東京タラレバ娘』が放送され、全話平均11.4%を獲得するなど“高視聴率枠”だっただけに、日テレにとっては痛い結果になったことでしょう」(同)

 日本テレビ系午後10時「水曜ドラマ」枠の7月期は、高畑充希が主演を務める『過保護のカホコ』の放送を予定している。『母になる』の後枠だが、挽回できるだろうか。