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日別アーカイブ: 2017年6月4日
発売前夜に不安は最高潮に達するも……相葉雅紀のフライデーにファンは思わず破顔
6月2日未明、嵐・相葉雅紀と関ジャニ∞横山裕が写真週刊誌「フライデー」(講談社)に掲載されるとの情報が、ジャニーズファンの間を駆け巡った。
同誌はこれまで、関ジャニ∞大倉忠義と女優の吉高由里子が“半同棲生活”を送っているとの記事や、NEWS手越祐也が10人越えの合コンで、当時SKE48に所属していた鬼頭桃菜と熱烈なキスをしていた写真を掲載するなど、ジャニーズアイドルのスクープを数々報じている。そんな、“宿敵”「フライデー」に相葉・横山の2人が掲載されるとなれば驚きと不安を隠せないファンは多く……
発売前夜に不安は最高潮に達するも……相葉雅紀のフライデーにファンは思わず破顔
6月2日未明、嵐・相葉雅紀と関ジャニ∞横山裕が写真週刊誌「フライデー」(講談社)に掲載されるとの情報が、ジャニーズファンの間を駆け巡った。
同誌はこれまで、関ジャニ∞大倉忠義と女優の吉高由里子が“半同棲生活”を送っているとの記事や、NEWS手越祐也が10人越えの合コンで、当時SKE48に所属していた鬼頭桃菜と熱烈なキスをしていた写真を掲載するなど、ジャニーズアイドルのスクープを数々報じている。そんな、“宿敵”「フライデー」に相葉・横山の2人が掲載されるとなれば驚きと不安を隠せないファンは多く……
ジャニーズ事務所だからと「黙らない」――FC規約改定につながった消費者団体・Cネット東海の力
ジャニーズ事務所に所属するタレントのファンクラブ組織「ジャニーズファミリークラブ(JFC)」が、6月1日より会員規約を改定すると発表し、ジャニーズファン内外の関心を集めている。長らくファンから不満や疑問の声が上がり続けていた同規約について、改定の動きを働きかけたのが「消費者被害防止ネットワーク東海(Cネット東海)」だ。昨年10月18日にJFCへ申し入れを行い、続けて、2017年2月14日には、ジャニーズ事務所のコンサートチケット業務を請け負う「ヤングコミュニケーション」へ申し入れ書を送付した同団体が、5月27日、「消費生活ネットワーク新潟設立記念シンポジウム」にて「ジャニーズファンクラブ等への申し入れ実践報告」を行った。その模様をレポートする。
◎ジャニーズファンからの情報と、申し入れ内容
この日、報告を行ったのは同理事・検討委員で弁護士の伊藤陽児氏。Cネット東海がJFCへ申し入れ書を送付したのは10月18日だが、それからおよそ1カ月後の11月17日に、「ある地方の消費生活相談員の方のツイートがきっかけになり、あっという間に情報が拡散され、アクセスが集中しHPのサーバーが二度ダウン」(伊藤氏)することになったという。ニュースサイトでの報道や、同団体への取材依頼も殺到するなど、関心の高さを肌身で感じたそうだ。
そもそも、同団体がJFCへ申し入れを行うきっかけとなったのは、消費生活相談窓口に「SMAPのファンクラブの会員特典が一方的に変更された」「会報が年4回から不定期発行になった」などという情報が寄せられたことだ。「そこで、JFCの会員規約に目を通したところ、『これはおかしい』という内容があったので、申し入れすることに至りました」(同)。
Cネット東海が問題視した規約は、以下の5点。
1)会員は、タレントファンクラブの会員特典を受けることができます。会員特典の内容は随時変更されます。(第2条3)
→「会報の発行ペースが変わることもあるということ」
2) JFCは、本規約を予告なく改定することがあります。改定された本規約については、JFCより告知されるものとし閲覧可能となった時点から効力を有するものとします。(第2条4)
→「ファンに不利な内容になっても文句が言えないということ」
3)退会処分とされた会員は、損害賠償等の一切の権利行使ができません。(第4条3)
→「チケットが無効となるだけでなく、チケット代金も一切返してもらえないということ」
4)タレントおよびジャニーズ事務所は、タレントファンクラブのサービスに関し、いかなる責任も負わないものとします。(第5条1)
→「ファンクラブにミスがあっても、ファンは何もいえないということ」
5)会員が資格を喪失した場合、理由の如何を問わず、支払い済みの入会金および年会費の返還はできません。また、退会処分とされた会員は、損害賠償等の一切の権利行使ができません。(第4条3)
→「例えば、違うグループのファンクラブに勘違いして入ってしまっても、一切返さないということ」
Cネット東海が、上記の内容で申し入れを行ったところ、11月18日にJFCから「回答猶予」を求める回答書が届き、12月9日には1)〜4)について「改定する予定」、5)に関して「改定は応じられない」とする回答書が送られたとのことだ。その後、今年5月中旬になり、JFCのHPに改定予定の規約が掲載されたことを受け、「現在、その規約内容を検討している。ざっと見たところ、こちらの請求に沿った改定になっている。もし、問題があるように思われたら連絡を入れていただければ」(同)と報告した。
◎ヤングコミュニケーションへの申し入れと、回答状況
2月14日には、ジャニーズ関連企業のヤングコミュニケーションに対しても、チケット販売規約を見直すよう申し入れている。不適切とされた規約は、以下の4点だ。
1)チケットの購入申込後または入金後のキャンセルや枚数等の申込内容の変更はできません(第2条7)
2)弊社は、申込者が以下のいずれかに該当することがわかった場合、申込みを無効とし、または、当選を取り消すことができます。この場合、チケット代金の返還はいたしません。
・申込みの際の申告事項に、虚偽の記載、誤記、または記入漏れがあった場合(第3条4)
3)郵便局などによる不備は事故に関して当社では責を負いません。料金前払郵便による通知は、それが投函された日の翌日に送達されたものとみなします。(第4条)
4)本規約は事前の催告無く変更される場合があります。(第9条)
上記の申し入れに対し、3月8日に、ヤングコミュニケーションから「改定する予定」との回答書が届き、5月23日にCネット東海が「問い合わせ書」を発送した段階にあるという。
Cネット東海の活動により、JFCの規約改定という結果に結びついたが、これについて伊藤氏は「ネットでも広がって騒がれたことから、ジャニーズ側も対応しようという動きになったのだろう」と話す。ネットを中心としたジャニーズファンの反響はすさまじかったそうで、「応援や感謝のはがき、手紙が届いた。(Cネット東海への)寄付金や入会申し込みもあり、本当に励みになった」という。
応援のお便りは、2カ月でメール104件、はがき・手紙47通になるとのことで、寄せられた声の中には「文句をいうとブラックリストに載ってしまうのではないか。そういうふうに怖かったので声を上げられなかった」「当たり前のことだと思い込んでしまっていた」「ファンにもタレントにも優しい企業になってほしい。ずっと応援してきたから、いい企業に変わってほしい」といった内容があったそうだ。
また、Cネット東海のジャニーズ事務所への活動が知られたことにより、演歌歌手のファンクラブ活動内容やプロ野球といったエンターテインメント業界全般に関する情報も集まってきているといい、「ジャニーズを相手にしたことで『Cネット東海は怖いものなし』ともいわれるが、ジャニーズだから、芸能事務所だから、というフィルターはない。他企業と同等に活動を行っていくだけです」と語った。なお、JFCやヤングコミュニケーションのほかにも「ジャニーズに関連した情報が非常に多く寄せられた。まだ検討中なのでどんな内容か言えないが、申し入れ等の動きがあればHPで公開していく」とのことだ。
講演の最後に、伊藤氏は「『これおかしいな?』と思うこと、消費者一人ひとりが声を上げれば、消費者の意識がかわる、企業の意識も変わる、社会も変わっていく。そのきっかけとなればいいと思う。適格消費者団体は全国に16団体あるので、おかしいと思ったら、情報を入れていただきたい」と語った。
JFCに続き、ヤングコミュニケーションがどのような対応を見せるのか、今後の動向にも注目が必要だ。
ジャニーズ事務所だからと「黙らない」――FC規約改定につながった消費者団体・Cネット東海の力
ジャニーズ事務所に所属するタレントのファンクラブ組織「ジャニーズファミリークラブ(JFC)」が、6月1日より会員規約を改定すると発表し、ジャニーズファン内外の関心を集めている。長らくファンから不満や疑問の声が上がり続けていた同規約について、改定の動きを働きかけたのが「消費者被害防止ネットワーク東海(Cネット東海)」だ。昨年10月18日にJFCへ申し入れを行い、続けて、2017年2月14日には、ジャニーズ事務所のコンサートチケット業務を請け負う「ヤングコミュニケーション」へ申し入れ書を送付した同団体が、5月27日、「消費生活ネットワーク新潟設立記念シンポジウム」にて「ジャニーズファンクラブ等への申し入れ実践報告」を行った。その模様をレポートする。
◎ジャニーズファンからの情報と、申し入れ内容
この日、報告を行ったのは同理事・検討委員で弁護士の伊藤陽児氏。Cネット東海がJFCへ申し入れ書を送付したのは10月18日だが、それからおよそ1カ月後の11月17日に、「ある地方の消費生活相談員の方のツイートがきっかけになり、あっという間に情報が拡散され、アクセスが集中しHPのサーバーが二度ダウン」(伊藤氏)することになったという。ニュースサイトでの報道や、同団体への取材依頼も殺到するなど、関心の高さを肌身で感じたそうだ。
そもそも、同団体がJFCへ申し入れを行うきっかけとなったのは、消費生活相談窓口に「SMAPのファンクラブの会員特典が一方的に変更された」「会報が年4回から不定期発行になった」などという情報が寄せられたことだ。「そこで、JFCの会員規約に目を通したところ、『これはおかしい』という内容があったので、申し入れすることに至りました」(同)。
Cネット東海が問題視した規約は、以下の5点。
1)会員は、タレントファンクラブの会員特典を受けることができます。会員特典の内容は随時変更されます。(第2条3)
→「会報の発行ペースが変わることもあるということ」
2) JFCは、本規約を予告なく改定することがあります。改定された本規約については、JFCより告知されるものとし閲覧可能となった時点から効力を有するものとします。(第2条4)
→「ファンに不利な内容になっても文句が言えないということ」
3)退会処分とされた会員は、損害賠償等の一切の権利行使ができません。(第4条3)
→「チケットが無効となるだけでなく、チケット代金も一切返してもらえないということ」
4)タレントおよびジャニーズ事務所は、タレントファンクラブのサービスに関し、いかなる責任も負わないものとします。(第5条1)
→「ファンクラブにミスがあっても、ファンは何もいえないということ」
5)会員が資格を喪失した場合、理由の如何を問わず、支払い済みの入会金および年会費の返還はできません。また、退会処分とされた会員は、損害賠償等の一切の権利行使ができません。(第4条3)
→「例えば、違うグループのファンクラブに勘違いして入ってしまっても、一切返さないということ」
Cネット東海が、上記の内容で申し入れを行ったところ、11月18日にJFCから「回答猶予」を求める回答書が届き、12月9日には1)〜4)について「改定する予定」、5)に関して「改定は応じられない」とする回答書が送られたとのことだ。その後、今年5月中旬になり、JFCのHPに改定予定の規約が掲載されたことを受け、「現在、その規約内容を検討している。ざっと見たところ、こちらの請求に沿った改定になっている。もし、問題があるように思われたら連絡を入れていただければ」(同)と報告した。
◎ヤングコミュニケーションへの申し入れと、回答状況
2月14日には、ジャニーズ関連企業のヤングコミュニケーションに対しても、チケット販売規約を見直すよう申し入れている。不適切とされた規約は、以下の4点だ。
1)チケットの購入申込後または入金後のキャンセルや枚数等の申込内容の変更はできません(第2条7)
2)弊社は、申込者が以下のいずれかに該当することがわかった場合、申込みを無効とし、または、当選を取り消すことができます。この場合、チケット代金の返還はいたしません。
・申込みの際の申告事項に、虚偽の記載、誤記、または記入漏れがあった場合(第3条4)
3)郵便局などによる不備は事故に関して当社では責を負いません。料金前払郵便による通知は、それが投函された日の翌日に送達されたものとみなします。(第4条)
4)本規約は事前の催告無く変更される場合があります。(第9条)
上記の申し入れに対し、3月8日に、ヤングコミュニケーションから「改定する予定」との回答書が届き、5月23日にCネット東海が「問い合わせ書」を発送した段階にあるという。
Cネット東海の活動により、JFCの規約改定という結果に結びついたが、これについて伊藤氏は「ネットでも広がって騒がれたことから、ジャニーズ側も対応しようという動きになったのだろう」と話す。ネットを中心としたジャニーズファンの反響はすさまじかったそうで、「応援や感謝のはがき、手紙が届いた。(Cネット東海への)寄付金や入会申し込みもあり、本当に励みになった」という。
応援のお便りは、2カ月でメール104件、はがき・手紙47通になるとのことで、寄せられた声の中には「文句をいうとブラックリストに載ってしまうのではないか。そういうふうに怖かったので声を上げられなかった」「当たり前のことだと思い込んでしまっていた」「ファンにもタレントにも優しい企業になってほしい。ずっと応援してきたから、いい企業に変わってほしい」といった内容があったそうだ。
また、Cネット東海のジャニーズ事務所への活動が知られたことにより、演歌歌手のファンクラブ活動内容やプロ野球といったエンターテインメント業界全般に関する情報も集まってきているといい、「ジャニーズを相手にしたことで『Cネット東海は怖いものなし』ともいわれるが、ジャニーズだから、芸能事務所だから、というフィルターはない。他企業と同等に活動を行っていくだけです」と語った。なお、JFCやヤングコミュニケーションのほかにも「ジャニーズに関連した情報が非常に多く寄せられた。まだ検討中なのでどんな内容か言えないが、申し入れ等の動きがあればHPで公開していく」とのことだ。
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とんねるず・小倉智昭はアウト! フジテレビが、ついに“史上最大のリストラ”を敢行!?
フジテレビの亀山千広社長が事実上の更迭に追い込まれ、新社長に宮内正喜氏が就くことが決まった。これにより、フジテレビには“史上最大規模の大リストラ”が敢行される見込みだという。 「フジの制作スタッフの平均年収は2,000万円といわれ、40代で年収3,000万円の局員もいる。そこにメスを入れ、“テレ東よりも給料が安い”とされる日本テレビをモデルにしたいようです。さらに、凋落の原因との声が上がっているコネ入社も廃止されるといいます」(テレビ関係者) ビクビクしているのは局員だけではないようだ。フジテレビ関係者が明かす。 「すでに局員には、ギャラの高いタレント、フリーアナ、コメンテーター、放送作家らのリストを出すように指示が下っていて、制作費の高い番組は片っ端から排除されるのが確実です。タレントでは、とんねるずや小倉智昭はほぼ間違いなくアウト。『めちゃ×2イケてるッ!』や月9ドラマも終了となるでしょうね」 いずれも、これまで改編期のたびに降板や打ち切りがささやかれていたが、亀山社長との関係性から生き延びてきたといわれている。しかし、今後は一切のタブーがなくなるという。その理由は、新社長のこんな決意にも表れている。 「宮内さんは社長就任の話が出た際に、日枝久会長ほか、誰にも自分のやり方に口出しさせないという条件を付けたそうです。その代わり、2年間で結果を出す。結果が出なかった場合は自ら社長を辞任すると、腹をくくっているといいます。すでに73歳で失うものはありませんから、大ナタが振るわれるのを局員は覚悟していますよ」(同) 昨今は「ウジテレビ」と揶揄されるフジテレビだが、その“ウジ”を一掃することで、かつての栄光を取り戻すことができるだろうか?
新作ウルトラマン『ウルトラマンジード』放送直前! 特撮における“親子関係”とは
その名も『ウルトラマンジード』(以下、ジード/7月8日よりテレビ朝日系にて放送開始)。前作の『ウルトラマンオーブ』と同様に単独作品ということもあり、「ウルトラシリーズがまたテレビで見られるぞ!」という至上の喜びに包まれております。そして、何より一番期待が高いのは『ジード』の設定でしょう。ウルトラマンジードはウルトラシリーズ稀代のアンチヒーローにして特異な存在感を放つ「ウルトラマンベリアル」の実子という設定なのです! これまでの日本特撮の歴史を振り返っても親子関係にあるヒーローは存在しますが、ここまで明確に敵(とは言えベリアルは元・光の戦士、ヒーローではあるが)の息子が主役になるパターンはほとんどないと思います。新しい血を巡らせ新陳代謝を促し次世代にシリーズの魂を継承していくチャレンジ精神は、斬新な設定だけではありません。シリーズ構成・脚本に、小説・ライトノベルを中心に活躍し、幅広いファン層を持つ乙一さん。これまでに見たこともない新しいウルトラマンの物語が紡がれることが約束されているのです。 『ジード』は「血縁関係が明確に言及されているヒーロー」ということになりますが、そもそも特撮ヒーローの血縁関係が明確に言及され始めたのはどこからなのか。そして、その影響はどのように現在の作品に受け継がれているのか。今回の特撮自由帳では、その辺りについて色々と振り返りつつ考察してみたいと思います。 ・血縁関係もののパラダイムシフト 特撮作品で血縁関係を大々的に打ち出し二世ヒーローカテゴリの礎となる作品と言えば、やはり『ウルトラマンタロウ』(73~74年)でしょう。ウルトラマンケン(ウルトラの父)とウルトラウーマンマリー(ウルトラの母)の間に生まれた息子がウルトラマンタロウ、というのは今では一般常識レベルで浸透しています。しかし、ウルトラの父が初めて私たちの前に登場したのはタロウの父親としてではなく、前作に当たる『ウルトラマンA(エース)』(72~73年)第27話で、ヒッポリト星人の策略によりブロンズ像にされてしまったウルトラ兄弟のピンチを救うべく駆けつけた時です。この時ウルトラの父は「宇宙警備隊の大隊長」、いわばウルトラ兄弟の上司、上官的な立場でした。『ウルトラマンジード』公式サイトより
ここで注目すべきポイントは、実際の血縁関係を持たないウルトラ兄弟というつながりです。これは一体どういうものなのか。 すべての始まりであるウルトラマン(以下、初代マン)では、ゼットンに倒されてしまった初代マンのもとにゾフィーが駆けつけますが、この時のゾフィーは「初代マンと同じ星から来た宇宙人」であり、それ以上でもそれ以下でもない存在。『ウルトラセブン』では初代マンと同シリーズでのつながりはあれど、セブンの世界に初代マンが登場することはありません。 時代は70年代に入り、『帰ってきたウルトラマン』(以下、帰マン)(71~72年)で初代マン、セブンの客演があり、ここで彼らのつながりを「兄弟」という言葉で表現し始めます。兄弟という世界観は帰ってきたウルトラマンから始まり、エース以降では完全に兄弟の序列関係が定着していきます。 で、ウルトラの父です。前述の通り、ウルトラ兄弟のピンチに駆けつけたウルトラの父。 しかし待てよ、父って、誰の父だ? 宇宙警備隊という大きな組織を考えると、大隊長の呼び名は「キャプテン」などが妥当だと思うのですが、まあナナメに見ると「ウルトラ」で「キャプテン」は使えないよな、と思い至ります。 兄弟という関係性を持つ者たちをまとめる大きな存在、そうなればもう父しかいません。その道で多大な功績や発展を収めた人物を敬意を持って「○○の父」と呼ぶように、「ウルトラの父」も兄弟からの最大級の尊敬が表れた呼び方であり、その関係性は実の親子と同じと言っても過言ではありません。 ここからは個人的な解釈になりますが、 任侠の世界にも通じる血を飛び越えた関係性がウルトラシリーズにもたらされたことによって、父の実子・ウルトラマンタロウが誕生したのではないでしょうか。 これまでのヒーロー番組の醍醐味は、敵の驚異や恐怖との戦い、その戦いを通して主人公が心身ともに成長する物語、仲間との友情と決別、などなど。シリアスで骨太な手触りが多く、そのどれもが根底に「孤独感」があり、帰る場所もなく人知れず戦うヒーローの姿に私たちは胸を打たれます。 しかし、『ウルトラマンタロウ』は真逆の環境にいます。なんたってお父さんは宇宙規模に展開する組織の大隊長という超キャリアだし、お母さんは誰よりも深い愛でいつでも見守ってくれるし、そんな両親の元を離れ息子が頑張る。いわゆる親しみやすいホームドラマの構造なんです、『タロウ』は。親しみやすさは大事ですが、行き過ぎるとヒーローの神秘性がなくなってしまうリスクもあります。 では、なぜ『ウルトラマンタロウ』はきちんとヒーロー番組の面白さを体現しているのか。それは血縁関係を越えたウルトラ兄弟たちとウルトラの父の存在があるからです。 彼らが培った関係性は、隊長(ウルトラの父)の実子・タロウの特別扱いを良しとせず「兄弟の末っ子」として自分らの序列に組み込み、ひとりの戦士としてタロウとともに戦い、彼の成長を手助けします。タロウもその期待に応えるべく、持ち前の才能を開花させ一人の戦士として覚醒していきます。 家族設定にきちんと説得力があると、シリアスな展開からホームドラマ風の優しい展開まで作品の世界観を崩さずに幅広い物語を描くことが可能になるのです。そういった意味で、ウルトラマンタロウで提唱したヒーローの血縁関係は、以降の特撮作品に多大な影響を与えることになります。「ウルトラマンタロウ COMPLETE DVD-BOX」
・次の時代に受け継がれる親子の物語 特撮作品での「家族もの代表」は『ウルトラマンタロウ』ですが、親子もので考えると忘れてはならない作品があります。それは『ゴジラ』です。ゴジラが親父になる、そんな瞬間が映画『怪獣島の決戦 ゴジラの息子』(67年)で見られます。 ゴジラと言えば、善悪を超越した圧倒的なカタストロフィと人類への警鐘といったシリアスな作品性が特徴ですが、一方ではゴジラをヒーロー怪獣として扱う作品もあり、家族で楽しめる明るい活劇映画としての面も持ち合わせています。 ゴジラの息子・ミニラの誕生は、シリーズ全体を見ると異質な作風です。よちよち歩きのミニラに特訓をつける姿や、大きな怪獣にいじめられているところを助けたり、ゴジラらしからぬホンワカした雰囲気は、ともすれば時代の徒花となる作品の可能性もあったと思います。いわゆる「珍作」的な扱い。しかしミニラは怪獣島決戦から以降、『怪獣総進撃』(68年)、『ゴジラ・ミニラ・ガバラオール怪獣大進撃』(69年)、『ゴジラFINAL WARS』(04年)などに出演を果たし、今ではゴジラシリーズには欠かせない存在になっています。 ゴジラに息子がいるという概念は、作品全体にわたりゴジラの性格を大きく変える要因となっているのと同時に、ゴジラは完全一個体ではなく、その都度なんらかの原因で生まれ、代変わりしている、という新しい方向性を生み出しました。これにより作品ごとで起こるゴジラの造形や性格の違いは「別個体のゴジラ」と見ることができるのです。 つまり、よちよち歩きのミニラが立派に成長した姿が、のちの作品のゴジラである可能性も十分にあり得るのです。 その証拠に平成シリーズで登場するゴジラジュニアは、登場回数を重ねるたびに姿と名称を変え、最終的に「新しいゴジラ」に成長する過程が描かれています。厳密に言うとゴジラジュニアはゴジラの息子ではなく、あくまで「同種族」の個体ですが、先代ゴジラが死亡し、そのエネルギーを受け継ぎジュニアがゴジラに変貌していく様は、親の名前を襲名する儀式とも見えます。 ゴジラシリーズは破壊と戦いだけではなく、広い意味で親子の物語も内包されているのです。この懐の広さが「怪獣映画の金字塔」と評される一つの要因となっているのです。「怪獣島の決戦 ゴジラの息子 東宝DVD名作セレクション」
・対照的な家族の描かれ方 圧倒的な登場人物の多さを誇る『スーパー戦隊』シリーズでは、さすがに多作だけあり家族戦隊や兄弟戦隊といった血縁関係があるヒーローが多く存在します。戦隊がひと家族の『魔法戦隊マジレンジャー』(05~06年)では、追加戦士が娘(小津麗/マジブルー)と結婚するなど、大家族ものの様相を呈しています。明るく楽しいを基本的な方向性とするスーパー戦隊シリーズにおいて家族や兄弟などの血縁関係は、登場人物の関係性の説明を簡略化した上でギャグからシリアスまで幅広い作劇を可能にします。 一方で『仮面ライダー』シリーズでは、血縁関係のヒーローはほとんど見られません。親や兄弟は登場しますがそれはあくまでサブ的な立ち位置であって、親子変身や兄弟変身は数えるほどしかありません。『仮面ライダー』は苦悩や悲哀を持ったヒーローの代名詞であることから、シリーズにおいて親兄弟など血縁関係の描かれ方は、おしなべて「過酷な運命」や「凄惨な結末」になることが多いです。兄弟間、親子間でのバトルはあまりの過酷さに直視できない場面もありますが、逆に言うとそこが魅力にもなっているのです。 いかがだったでしょうか? ヒーローの血縁関係について色々と思いを巡らせましたが。何はともあれ『ウルトラマンジード』に期待大! 一体どんな親子の物語が見られるのか。ベリアル親子と言うことで、壮大な親子ゲンカとかになりそうだなー。 他にも兄弟ヒーロー、親子ヒーローは存在するので、『ウルトラマンジード』の予習として見返してみるのも良いのではないでしょうか。 ■モノブライト公式サイト http://www.monobright.jp/ ■「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2017」出演決定 日時:8月5日(土)・6日(日)・11日(金・祝)・12日(日) 会場:国営ひたち海浜公園(茨城県ひたちなか市馬渡字大沼605-4) オフィシャルHP :http://rijfes.jp/ ※モノブライトの出演は8月6日(日) ■オワリカラ会場限定シングルリリースツアー「ベルトコンベアー時代」主演決定 日時:8月24日(木) 会場:名古屋 ell.SIZE オワリカラ公式サイト http://www.owarikara.com「魔法戦隊マジレンジャー VOL.1」
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