おフェロ顔の次は「うさぎFACE」!? 自己陶酔ポエムが垂れ流される「ar」メイク術

 ビューティ&ファッション誌「ar」(主婦と生活社)6月号は、夏前恒例のボディ特集です。表紙のキャッチフレーズは「Happy BodyでSexy Summer! 美味ボディはつくれる!」。このキャッチ、素晴らしいです。ありがちな「“Sexy” Bodyで“Happy” Summer!」ではないところがキモです。「セクシーだから幸せになれるのではなくて、ハッピーだからセクシーになれるんだよ!」という、同誌らしい夢見がちでキラキラとしたメッセージが表現されています。あっぱれ! この「ハッピーであればセクシー!」という多少無理矢理な思考は、誌面でも発揮されているのでしょうか。早速、見ていきましょう。

<トピックス>
◎おナチュなお色気 岸本セシル ONLYセシル
◎考えるのはこのことだけ! スタイルUP虎の巻
◎うさぎFACEになりたくて

■カバーガールが言い訳「撮影前に風邪」
 巻頭のメイン企画に登場したのは、今月号のカバーガールも務めているモデル・岸本セシル。合計8ページの特集には、「お生BODYのレシピはコレッ(ハート)」「ハダと髪とセシル」「CECIL BODY SECRET」「BODY BODY BODY」「セシルのフレッシュフェロモンBODY!」と見出しが並び、よくこれだけ似通った見出しを考え付いたものだなぁと感心してしまいます。それぞれのページでは、彼女のお気に入りボディケアアイテム、体形をきれいに見せるおすすめファッションアイテムなど、セシルに近付くための“アイテム”が多数紹介されています。食事、運動法といった実践的アプローチではなく“アイテム”というのがポイントです。努力ではなく、このアイテムさえ買えば、もしかして……、と読者に夢を与えます。

 注目したのはインタビューでの彼女の発言。ボディラインを出す撮影があるときには「3か月くらい前から腹筋でくびれをつくって、ラスト1週間はお昼の炭水化物も減らしつつ、筋トレも強化するのが私流のメソッド」と、実践的アプローチをやっと語っておきながら、「だけど今回は撮影前にひどい風邪をひいてしまって運動も食事制限も思うようにできなくて」と“言い訳”めいた告白をしています。編集部からは「なんと撮影1週間前にインフルエンザで寝込んでしまったそう。病み上がりとは思えぬオーラ&輝く美肌で、スタッフ一同さらにメロメロ」とフォローまで。こういった裏側の事情を、あえて明かす必要はあったのでしょうか。記事の中でも「ヘルシーさ」や「健康的な魅力」を押し出しているセシルの、インフルでダウン情報……。万全な状態ではないのにハッピーボディのセシルを見せつけられた読者は、ただ別世界の人間にウットリとするしかありません。“ウットリ→ハッピー→私もセクシー!”と考えられたら良いのかもしれませんが、かなりの思考の飛躍が必要です。

 続いての「考えるのはこのことだけ! スタイルUP虎の巻」も、ボディ特集の一環。スタイルアップして見えるファッションを紹介するページです。「ボンキュッボン」「美脚」「美小尻」「美胸」などのキーワードに合わせて服が紹介されているのですが……。例えば「美胸」のコーナー。掲載されている6着全て、胸元がガッツリ開いたノースリーブです。「着るだけで美胸を叶える神TOPS」と謳われていますが、これらを貧乳女子が着たら、かがんだ時に全てが丸見えの大惨事となることが目に見えています。「美脚」コーナーでも、大胆なスリット入りスカート、レース越しに脚が透けるスカートなど、露出の多いアイテムが紹介されています。この特集、「コレを着たら美胸・美脚に見える」というアイテム紹介に見せかけていますが、実のところは「美胸のあなたはコレを着ろ」という、逆説的なもののようです。

 セクシーでなければ、ハッピーに着こなせないアイテムの羅列によって、表紙で示されていた「セクシーだからハッピーになれるのではなくて、ハッピーだからセクシーになれるんだよ!」という教えが、崩れ去っていきました。

■裏設定に萌えるメイク
 先月号でも紹介されていた「うさぎ女子」。うさぎ女子とは「『こっちは計算してるわけじゃないのに、なんだか惑わしちゃう……』的な、ナチュラルボーン・モテ子」であると先月号では紹介されていましたが、今月号では「うさぎ女子」の「うさぎFACE」を作るメイク方法の詳細が明かされています。

 モデルを務めるのは、欅坂46の今泉佑唯と上村莉菜。よく似ていて見分けがつきませんが、今泉が「おてんばうさぎFACE」、上村が「甘えんぼうさぎFACE」を披露しています。うさぎには2種類いるのだということも、初めて知りました。

 「おてんばうさぎFACE」は、「好奇心旺盛でひとつの場所に留まることを知らないから、ちゃんとつかまえないと、遠くに行っちゃっても知らないんだからねっ(ハート)」というキャラ設定。メイクのポイントは「元気系キャロットオレンジとまぁるい瞳」だそうです。もう一方の「甘えんぼううさぎFACE」は、「基本かまってほしいけど、たま~に放っておいてほしい時もある、普段はふわふわしてるのに、ちょっとツンデレ系なわがままもご愛嬌な甘えぼう」という設定で、メイクは「ドキドキさせるつもりはないの。でもじんわり血色感が止まらない!」を表現するため、赤みを目元、頬、そして鼻先にまで乗せたもの。「あ…、今ギューッてしたいって思ったでしょ!?」と、自分に酔ったかのようなリードまで付けられています。

 ぱっと見、流行した「おフェロメイク」との差がわからないのが正直なところですが、こうしたメイクの裏設定(=物語)に気分が上がるのが、「ar」の良い読者となる「ハッピーだからセクシー!」女子なのかもしれません。「うさぎ女子」もブームとなるのか、注目していきたいところです。
(島本有紀子)

「この方がわかる!」、今井翼がラジオに送られたリスナーを認識していた

 ジャニーズ事務所では、所属アイドル宛てにファンレターを送ることができるよう、いくつか窓口が設けられている。ファンクラブを運営する「ジャニーズファミリークラブ」宛てに郵送する方法が一般的だが、アイドルが出演する舞台では、会場に「ファンレターボックス」が設けられていることも。応援しているアイドルへの思いをつづり、そのボックスにファンレターを託す人も少なくないようだ。

 ジャニーズJr.宛ての場合、ごく稀にアイドル本人から返事が送られてくることもあるが……

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鈴木おさむのテレ朝番組が“大爆死”中! 『ミになる』『ルーツ探検隊』など瀕死状態

 
 
 

横綱と38回目の祝いの宴。Tシャツはフィッシャーズからもらったもの

鈴木おさむ 放送作家さん(@osamuchan_suzuki)がシェアした投稿 –

 5月29日に放送された、テレビ朝日系バラエティ『中居正広のミになる図書館』2時間スペシャルが、5.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)という低視聴率に終わった。

「この日は、10~70代まで5万人にアンケート調査した『青春時代に登場して感動した家電ランキング』と、『子ども時代・青春時代に登場してビックリしたお菓子&デザートランキング』をスタジオのパネラーが解答。番組は大いに盛り上がっている様子でした」(テレビ誌ライター)

 だが、結果は“大爆死”。裏番組の『有吉ゼミ 坂上不動産&兄弟有名すぎる芸能人SP』(日本テレビ系)は13.7%で、ダブルスコア以上の大差をつけられて敗れた。

「4月からゴールデンに進出し、大いに期待された『ミになる図書館』ですが、前週の22日も5.7%とフジテレビ並みのローアベレージです」(業界関係者)

 だが、不調が伝えられる“テレ朝バラエティ”はそれだけではない。

「KAT-TUN・中丸雄一がオードリー・若林正恭とタッグを組んだ『世界ルーツ探検隊』の22日放送は5.6%。さらに『土曜ワイド劇場』を打ち切って午後10時台に始まったバラエティ『こんなところにあるあるが。土曜・あるある晩餐会』も、27日オンエアの数字は6.4%と軒並み消費税割れの低迷です」(同)

 民放視聴率1位を独走する日本テレビを追撃すべく、『ミになる図書館』『ルーツ探検隊』『あるある晩餐会』はゴールデンに新設された。しかし、追撃どころか同じ土俵にも立てていないありさまが続いている。

「実は、これら3番組の構成を担当しているのは、あの売れっ子放送作家・鈴木おさむ氏です」(同)

 鈴木氏はテレ朝で、これら3本と合わせ、15本もの番組を手がけている。例えば『帰れまサンデー』や、『林修の今でしょ!講座』、爆笑問題の『バクモン学園』などだ。

「鈴木さんは、それらほとんどでチーフ作家を務めていて、もはやテレ朝バラエティの実権を握っていると言っても過言ではありません。ただ、担当番組が好調であれば何の問題もありませんが、残念ながら全て、まったく振るわない」(バラエティ制作スタッフ)

 かつては『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)や『香取慎吾の特上!天声慎吾』(日本テレビ系)、『内村プロデュース』(テレビ朝日系)などの名番組を手がけてきた鈴木氏。再び、人気バラエティを作ることは難しいのだろうか?

「来年は、吉田羊主演の作品『ラブ×ドック』で映画監督デビューするなど、放送作家以外にも活躍の場を広げているうえ、彼が携わるテレビのレギュラー番組は週22本。少しは仕事を整理した方がいいのかもしれません」(同)

 トップをひた走る日テレの最近だがバラエティでは、『徳井と後藤と麗しのSHELLYと芳しの指原が今夜くらべてみました』や『1周回って知らない話』が1ケタに沈んでおり、テレ朝としてはチャンスなのだが、まだまだその背中は遠そうだ。
(村上春虎)

“ゴジラ映画史上最大の異端児”坂野義光監督に捧ぐ『ゴジラ対ヘドラ』にまつわるエトセトラ

ゴジラ映画史上最大の異端児坂野義光監督に捧ぐ『ゴジラ対ヘドラ』にまつわるエトセトラの画像1
『ゴジラ対ヘドラ 東宝DVD名作セレクション』(東宝)
『ゴジラ対ヘドラ』という映画がある。  ゴジラシリーズの11作目として1971年に公開されたこの映画は、シリーズ最大の「異色作」ともいわれ、一部ゴジラファンの間で熱烈な人気を誇る。  当時の社会問題であった「公害」が受肉し、そのまま実体化したような怪獣「ヘドラ」と、ゴジラが戦う――。新怪獣とのバトルが通例となっていたこの時期の娯楽路線のゴジラにおいて、ヘドラは異端の対戦怪獣だった。  そもそもゴジラは、人間の生んだ「核」という負の領域からヌッと現れた怪獣だ。54年の第1作『ゴジラ』で、人々はその存在に戦争の亡霊を見いだし、恐怖した。その脅威を排除するために全力を尽くし、沈みゆくゴジラに自らの過去も重ねて祈りを捧げた。  それから時がたち、地球の、子どもたちの味方になっていったゴジラの前に立ちはだかったのは、くしくも同じ人間が生んだ「公害」という負の領域からヌッと現れたヘドラだ。言うなれば、ヘドラは70年型の「新ゴジラ」だった。  この映画では、メッセージを背負っているのはゴジラではなく、ヘドラのほうなのだ。子どもの声に応えてどこからともなく現れたゴジラは、もはや実態を持たない、子どもたちが生んだ妄想のヒーローのようにすら見える。重量もなければ、奥行きもない、書き割りのようだ。そして、ヘドラは強い。ゴジラが対峙した怪獣の中でも最強の部類だ。  感情を見せず、ただヘドロやスモッグを吸いつくし、全身から有害物質をまき散らし、無尽蔵に成長することだけを本能としている。それはそのまま、公害を撒き散らしながら膨れ上がる日本の姿を暗示している。メッセージを持った敵は強い。  痛みも感じず、体が崩れても死なないヘドラに対して、今作のゴジラは鬼神のように立ち向かう。新たな「ゴジラ」であるヘドラに勝つには、自身の「ゴジラ」を取り戻すしかない。敵の「重さ」をむしり捨てるように、ヘドラの肉体をえぐり取っていく。  これはゴジラにとって「アイデンティティー」の戦いなのだ。  そこには余裕に満ちたヒーロー然とした姿はなく、ただ目の前の脅威を消滅させるために泥にまみれ、片目を潰され、腕は白骨化し、人類の武器まで利用して、満身創痍で辛くも勝利する。夕日に照らされ、死にゆくヘドラを傍目に佇むゴジラ、そこにかぶさる荘厳なコーラス。その姿は、自らの亡霊を葬り去っているかのようだ。第1作で沈み行くゴジラを見つめた人々と、ゴジラがダブる。  映画は、「そして、もう一ぴき?」という新たなヘドラの出現を予感させるスーパー(字幕)で終わる。  これもまた、新たなゴジラの存在を予感させた第1作目の『ゴジラ』と同じだ。  僕は、この『ゴジラ対ヘドラ』こそが、第1作目の『ゴジラ』に迫ることができた唯一のゴジラ映画だと思っている。そこには、監督の「ゴジラには、その時代の文明批評的なメッセージが必要だ」という並々ならぬ想いがあるからだ。  この映画を監督したのが、坂野義光さん。生涯において、メインの監督作はこれ1本。そして、その坂野さんは、5月7日に亡くなった。享年86歳。  少し自分の話をしたい。人にはそれぞれの「特撮」を卒業するタイミングがある。僕にも、特撮を卒業しそうなときが二度あった。一度は、小学校高学年になったとき。アニメや漫画やゲームに夢中で、特撮番組を見なくなった。これは、ほとんどの人が特撮番組を卒業する至極まっとうなタイミングで、多くのクラスメイトも戦隊ヒーローの話をしなくなったし、怪獣ソフビを買ったり、ウルトラマンのガチャガチャを回す人もいなくなった。  でも、そのときハマったアニメとその監督が、特撮のDNAを持っていることに気づき、すぐに戻ってきた。  そのアニメは『新世紀エヴァンゲリオン』で、監督は雑誌でスペシウム光線のポーズを決めている庵野秀明さんだった。  次のタイミングは中高生のときで、こちらのほうが大きかった。音楽に目覚めたのだ。それまで漫画家志望だったのに、一夜で音楽家に変わった。とにかく曲を作ったりする人になりたかった。特に「サイケ」と言われる音楽が妙に気に入った。どこまでがハードロックで、どこらへんがサイケで、どこからがプログレかよくわからなかったが、反復されるリズムや、エコーの効いたボーカル、主役のオルガン、ワウ、ファズが気に入った。  子どもの頃に好きだった特撮に対する興味は薄れて、音楽に夢中になった。  そんな時に、何かの雑誌で「ヘドラはサイケだ!」という一文を見つけた。言われてみれば、子どもの頃に見た『ゴジラ対ヘドラ』は変な映画だったよな……と思い返し、レンタル屋で借りて見てみた。  そこからの91分。開始早々に突如流れる「かえせ!太陽を」というサイケデリック歌謡曲、「水銀、コバルト、カドミウム……」と公害物質を連呼するAメロ、「かえせ!」「かえせ!」の大合唱、子どもからゴジラに捧げる作文、オタマジャクシのようなヘドラの融合と成長、ボディペインティングの歌姫と、魚人間が踊り狂うゴーゴークラブ、荒削りなバンドの演奏、麻雀中にヘドロに巻き込まれて死ぬサラリーマン、ヘドロに沈むメガネ、32分割されるニュース映像、赤ん坊の泣き声、不吉なアニメーション、バタバタと倒れる女子学生、めちゃくちゃ唐突に白骨化する通行人、富士の裾野100万人ゴーゴー(100人くらいしかいない)、役に立たない自衛隊、そして悲痛なまでのゴジラの死闘、強烈なイメージの数々が流れ込んできた。  この瞬間、自分の「好きになった物」と「好きだった物」がつながり、直列電流のような強力な電気が体内を走った。 「おれ、こういうのが好きなんじゃん!」  人生が決まってしまったような瞬間だった。  それ以来、僕は自分が好きになるものを、直列電池のようにつなぎ合わせて生きてきた。一人の人間のことだ。同じリズムの中で愛したものに、古いも新しいも、はやりもダサいもない。 『ゴジラ対ヘドラ』は、僕の中で大きな作品となった。  さて、冒頭で書いたように坂野さんは、この『ゴジラ対ヘドラ』の1本しかメインでの監督をしていない。もともと東宝で黒澤明監督はじめ数々の巨匠の助監督を務めた経験のある坂野さんは、70年の大阪万博・三菱未来館での映像制作を大成功させ、新進気鋭の監督として抜擢された。その記念すべき1作目が『ゴジラ対ヘドラ』だったのだが、それだけのキャリアを持つ坂野さんがこれ1本しか監督をしていないというのは不思議な話だ。一部では「坂野義光は“ゴジラを飛ばして”東宝の逆鱗に触れて、干された」ともいわれている。 『ゴジラ対ヘドラ』のクライマックス、死闘の末にヘドラを追い詰めたゴジラだったが、ヘドラは使い古した肉体を脱ぎ捨てるように脱皮し、飛翔して逃げ出してしまう。それを追いかけるべくゴジラが取った行動は、尻尾を抱え込むようにして丸まり、口から地面に向けて放射火炎を噴き出したのだ。その「逆噴射」ジェットで空に飛び上がったゴジラは、そのまま飛行してヘドラを追いかけ、体当たりで叩き落とす!  それまでのゴジラにはなかった強烈なこの「空飛ぶゴジラ」のシーンが、坂野さんが「ゴジラを飛ばした男」とまで呼ばれる由来だ。  しかし、公開後にこのシーンを見たプロデューサーの田中友幸さんが難色を示し、「ゴジラのキャラクターを変えてもらっては困る」「坂野にはもう特撮映画は撮らせない」と述べたという。真偽のほどはわからないが、日本映画の斜陽とも重なり、この数年後に坂野さんは劇映画の世界を離れることとなる。  では、これで坂野さんの映像作家としてのキャリアは終わってしまったのか?  そんなことはない。むしろ、ここから坂野さんは、その行動力と企画力で、数々の功績を残していく。 まず、坂野さんは助監督時代から培ってきた水中撮影の技術で、数々の水中映像のドキュメンタリーの傑作を生み出していく。困難に直面しながらも、水中撮影のノウハウを切り開いてきた坂野さんは、日本の水中撮影のパイオニアと言っても過言ではない。  さらに万博での経験から、大型映像の未来を予感した坂野さんは、独自に日本初の大型映像「ジャパネックス・システム」を開発。80年代には、大型映像用のコンテンツの制作にも積極的に関わっていく。  いまやIMAX3D、4DMXなどの大型上映システムが映画の主流になっているが、坂野さんは40年も前からこの未来を予測し、その普及と発展に尽力してきた。  そして坂野さんの夢は、この大型映像システムで、もう一度ゴジラの映像を作り出すことだった。2003年、坂野さんはIMAX3D用にゴジラとヘドラが登場する短編を企画し、東宝との権利契約も締結する。  しかし、この『新ゴジラ対ヘドラ』は資金難に直面し、企画は頓挫寸前になってしまう。転機は10年、この短編3D映画の企画がとある人物の目に止まり、そこから「坂野版3Dゴジラ」は、さらに規模を拡大してハリウッド製作の長編映画として生まれ変わることとなる。  その人物が、レジェンダリー・ピクチャーズのトーマス・タル会長であり、その企画から生まれたのが、14年に公開されたギャレス・エドワーズ監督作『GODZILLA』だったのだ。この大作映画のスタッフロールに、坂野さんは「エグゼクティブ・プロデューサー(製作総指揮)」として大きくクレジットされた。  坂野さん自身の願いであった「環境問題に根ざしたシナリオとメッセージを」という想いも反映され、原子力発電所の事故を背景としたシナリオが完成した。  坂野さんは、自らのデビュー作であり、自身が特撮映画の世界を去るきっかけともなったゴジラの世界に、40年ぶりに帰ってきたのだ。そして、それはゴジラ映画自身の10年ぶりの復活でもあり、その復活の仕掛け人がゴジラ映画史上最大の異端児だった、というオマケ付きだ。  こんな痛快なことがあるだろうか?  スタッフロールに出た「YOSHIMITSU BANNO」の名前に、多くの『ゴジラ対ヘドラ』ファンは感動した。この坂野さんの企画書からスタートしたレジェンダリー版ゴジラは、今後も続編が予定されており、坂野さん亡き後も続いていく。  長年の夢を実現させ「新ゴジラ」をハリウッドで完成させた坂野さんだが、まだまだやりたい企画が山ほどあるようだった。14年、僕が見に行った坂野さんのトークショーでも、ヘドラが登場する新しい企画を進めたいと語っていた。  最近も、福島第一原発事故により新たなヘドラが登場するという『新ヘドラ』の企画を進めていたという。亡くなる直前まで、いくつもの企画を構想し、最新の映像技術を追いかける「現役映像作家」だった坂野さん。  そのエネルギーを『ゴジラ対ヘドラ』という1本の映画の中で追体験できる僕らは幸福だ。そして、坂野さん自身による『新ヘドラ』は残念ながら実現しなかったが、人間がいる限り、その陰から生まれる怪獣もまた、必ずいる。  新たなゴジラ、新たなヘドラは、時代の陰からヌッと現れてくるだろう。だからこの原稿も、このスーパーで終わる。 「そして、もう一ぴき?」 参考文献:『ゴジラを飛ばした男 85歳の映像クリエイター 坂野義光』 ゴジラ映画史上最大の異端児坂野義光監督に捧ぐ『ゴジラ対ヘドラ』にまつわるエトセトラの画像2 ●タカハシ・ヒョウリ “サイケデリックでカルトでポップ”なロックバンド、オワリカラのボーカル。たまにブログでつづる文章にも定評あり。好きなものは謎、ロック、歌謡、特撮、漫画、映画、蕎麦。 HP:http://www.owarikara.com/ ブログ:http://hyouri-t.jugem.jp/ Twitter:https://twitter.com/TakahashiHyouri?ref_src=twsrc%5Etfw

香坂真一郎(長谷川博己)の学習能力のなさが際立つ回に! ドラマ『小さな巨人』第7話レビュー

香坂真一郎(長谷川博己)の学習能力のなさが際立つ回に! ドラマ『小さな巨人』第7話レビューの画像1
TBS系『小さな巨人』番組サイトより
 新キャストが加わり、前回から『豊洲署編』がスタートした長谷川博己・主演ドラマ『小さな巨人』(TBS系)。その第7話が先月28日に放送されたのですが、平均視聴率12.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、前回から1.4ポイント下落してしまいました。  さて、まずは前回のおさらい。警視庁芝警察署から豊洲警察署刑事課へ異動になった香坂真一郎(長谷川博己)に待ち受けていたのは、学校法人早明学園の事務局で経理課長を務める横沢裕一(井上芳雄)の失踪事件でした。  学園を訪れた香坂は、理事長の金崎玲子(和田アキ子)と、元・警視庁捜査一課長で現在は学園の専務を務める富永拓三(梅沢富美男)から、横沢が学園の金を横領して逃げたのだという情報を得ます。その一方、香坂の部下・山田春彦(岡田将生)は、学園の職員になりすまして内偵をしている、警視庁警務部人事課の職員・江口和夫(ユースケ・サンタマリア)から、学園と政治家が癒着関係にあり、横沢はその不正を暴こうとしていたのだということを知らされます。  新人時代に面識があることから、山田は香坂には内緒で江口の内偵を手伝うことになります。しかし、その不審な動きに気づいた香坂は、江口から不正の証拠となる裏帳簿を受け取るため学園の屋上へと向かった山田を尾行します。すると、江口の死体の傍らで佇む山田の姿を発見。逃走する山田を追い詰めた香坂は、「香坂さんに早く報告すれば良かった」という言葉を投げつけられるのですが、その真意を聞きだす前に、山田が捜査一課の刑事たちに確保されてしまい、そこで前回の放送は終了となりました。  ここから第7話がスタート。取り調べを受けた山田は、江口の死体を発見した直後に背後から誰かに殴られて気を失ったと主張。さらに、現場から横沢の髪の毛が採取されたため、捜査一課長の小野田義信(香川照之)は横沢の指名手配を命じます。  しかし、横沢が学園の不正を暴こうとしていたことを知っている香坂は、横沢犯人説を疑問視します。逮捕される前に放った山田の謎めいた言葉も引っかかるのですが、山田が釈放されないため捜査は行き詰まってしまいます。それを打開するため、香坂は内閣官房副長官を務める山田の父・勲(高橋英樹)のコネを使い、山田を釈放するという大胆な作戦に出ます。  無事に釈放された山田は、江口から見せられた学園の裏帳簿に父親の名前があったことを香坂に告白。横沢はその不正を暴こうとして、何者かに消されたのではないかという説が濃厚になります。  手掛かりを探すため、香坂は山田を引き連れ学園の職員用の更衣室へ。床に落ちていたペンに富永の指紋が付着していたことから、富永が江口を殺害し、横沢のロッカーから採取した髪の毛を現場に置いたのではないか、という仮説を立てます。  身辺を探られていると勘づいた富永から小野田にクレームが入り、香坂は本庁に呼び出されます。そこで富永から、ペンは3日前に落としたこと、事件当日18時には帰宅してアリバイがあることを主張されます。さらに、小野田からは、元・捜査一課長の富永を任意同行させるには、「100%の証拠でも足りない。200%の覚悟というものが必要だ」と言い渡されます。  富永のアリバイを崩すため、香坂は学園内で徹底した聞き込みを開始。そして、事件当日の19時近くに学生がスマホで撮った写真の中に富永が映り込んでいること、その胸ポケットにペンが収まっていることを発見します。つまり、事件前にペンを落としたということもアリバイ供述も全てが嘘だったことが発覚したのです。  それだけでは富永が犯人である証拠としては不十分。しかし香坂は、「200%の覚悟はあります。あとは一課長ご自身の覚悟です」という言葉で小野田の心を動かします。小野田自らが陣頭に立ち、富永を任意同行。取り調べをすることで事件は一件落着……かと思われたのですが、証拠不十分として小野田は富永をあっさり釈放。「これでもう同じ理由で任意同行はできない」と香坂が悔しがったところで第7話は終了しました。  今回の放送を見終えて、まず頭に浮かんだのは、「香坂君、ばかなの?」ということです。これまでの放送で香坂は散々、小野田に手柄を横取りされたり裏切られたりしてきました。さらに、小野田は富永が捜査一課長を務めていた時にお世話になったため、頭が上がらないことも知っていたはず。それなのになぜ、小野田を信じ切って富永の捜査を任せてしまうのでしょうか。学習能力がないのでしょうか?  また、放送終了間際に小野田に裏切られるという流れは、『芝署編』とまるで一緒。ただキャストと捜査の内容が変わっただけで、新鮮味は薄れるばかりとなってしまっています。そんなところに、視聴率下落の要因があるのではないでしょうか。次回からはこれまでとは違った展開を期待したいところです。 (文=大羽鴨乃)

アジアン・隅田美保、“ブチ切れ”婚活ブログ連発に「面倒くさい」「理想高すぎ」と呆れた声噴出

 “婚活中”であることを公表し、そのために現在テレビ出演を行っていないアジアン・隅田美保。当然、露出は減っているものの、自身のブログにおける発言のせいで、ネットユーザーから「面倒くさい女!」とウザがられているようだ。

 隅田は2015年に芸能活動を制限し始め、同7月、写真週刊誌「フラッシュ」(光文社)の取材に対し、劇場出演のみでテレビに出なくなった理由について、「普段から『ブス、ブス』と言われるのがホンマに嫌で、バラエティ番組でみんなにいじられてるせいで、婚期を逃している」などと語っていた。

 隅田は現在もそうした活動スタイルを続けているが、時折ネット上で話題を呼んでいる。

「隅田は今年2月のブログで、『私に医者の彼氏ができた!と言う間違った噂が世間で出回っているみたいなんですが、全くできてませんので否定しときます!』と主張。これは、相方・馬場園梓が1月に“隅田が医者と出会った”ことを明かしていたため、“隅田に恋人ができたのではないか?”といった報じられ方をしたことを指しているとみられます」(芸能ライター)

 もちろん、事実を訂正したこと自体は問題なかったが、隅田は同ブログで「世間では私がブスと言われるのが辛くて仕事を休んでる!って勝手に思われてる」「ブスといじられることで、恋愛や結婚のチャンスをずっと逃してきたので、理想の結婚をするためには一回ブスのキャラが邪魔だと言ってるだけです」「婚活の邪魔になるから、勝手に病んでる人みたいにするのやめてください!」と、怒りを露わに。

「隅田は以前から、“ブスいじりを気にしている”と思われることを嫌がっていた印象です。しかし、5月7日にも『意外と可愛いやん?とか、言うほどブスじゃないやん?とか褒めてるつもりなんかわからんけど、正直、全然嬉しくない』と自らブスいじりについて触れていました。その上で、この日は『料理や炊事洗濯、家事は女がやるのが当たり前みたいなのも嫌やし、男がやってもいいわけやし、家事が好きな人を探すし、これって贅沢言うてることになるん??』などともつづっており、全体的に殺気立った文面になっていたんです」(同)

 さらに、同23日には、「酷い人は、ブスって言われるのが辛くて芸人を辞めたと思ってる」と、またしてもブスいじりについて書き、「ええ加減にしてほしいわ!」と“ブチ切れ”ていた。

「一連のブログに対し、ネットユーザーは『何度も自分で言及するから、結局ブスいじりを気にしているように見えるんだよね』『黙って婚活してればいいのに、面倒くさいヤツだな』などとドン引きしている模様。また、『世間に文句ばっかり言ってるけど、本人はどんな努力をしてるのかな?』『理想高すぎ』といった呆れた声も出ています。ただ、もはや吉本興業も隅田のプライベートはコントロールできず、ノータッチ状態だそうなので、彼女の暴走は今後も続くのではないかと……」(芸能プロ関係者)

 隅田の婚活を阻んでいるのは、誰よりも自分自身の言動なのかもしれない。

元KAT-TUN・田中聖の大麻所持逮捕で、地元の千葉・柏に大激震「もう柏出身と言わないで!」

 元KAT-TUNの田中聖容疑者が大麻取締法違反(所持)の疑いで現行犯逮捕された事件で、本人は大麻について「自分のものではない」と容疑を否認していたが、尿検査の結果、陽性反応が出たことがわかった。世間の目は「クロ」に傾いており、一部報道では麻薬の常習者だったといった話も伝えられる。

 それだけに、ネット上では「バンドのメンバーとか、田中の交遊関係も調べろ」なんて声も出る始末だが、困惑しているのは田中容疑者の出身地、千葉県柏市の人々だ。

 逮捕から5日が経過した5月29日、柏駅周辺で街頭インタビューをしてみたところ、市内在住に限定した20人中16人が「田中聖の出身地」であることを知っており、こんな話が聞けた。

「地元の有名人で自慢だったのに、これからは恥ずかしい。逮捕より、それが悲しいです」(20代女性)

「よくこっちに帰ってきているようで、柏の有名人=田中聖って感じだったから、大麻が本当なら柏もイメージダウンする」(30代男性)

「地元愛をアピールしていて親近感があったので、逮捕はビックリ。柏がまたヤンキーが多いイメージに逆戻りしてしまう」(30代女性)

 柏の人々は田中容疑者の活躍を誇らしく思っていたようで、それだけに逮捕のショックは大きいようだ。

 事実、田中容疑者は過去、柏市のガイド誌「柏Walker」の表紙を飾ったこともある、有名人だった。市内の人気ラーメン店やゲームセンター、ボウリング場などでも田中来店のウワサが飛び交い、中には「田中聖、来店!」を売りにする店もある。

 地元レコード店でイベントを行った際、田中容疑者は直筆で「柏最高」とか「自分が育った街なので普通に遊びにきます!」などと書き残して地元愛をアピール。過去、インタビューでも自ら「柏の星」と呼ばれていたことを認めており、KAT-TUN時代から「休みが数日あれば柏に戻る」と公言していた。

 それだけに、ジャニーズ事務所を解雇された過去があるとはいえ、柏市民にとっては自慢のスターの転落はつらい。柏のフリーペーパーのライターも「かなりガッカリ」と言っている。

「田中さんには、みんなを引っ張るカリスマ的な魅力があって、柏出身でああいうタイプのスターはほかにいなかったので本当に残念。カリスマキャラは、もう崩壊です」(同)

 ただ、こんな声も。

「田中の実家があるのは、05年に柏市に編入された沼南町なので、本人が生まれたときは柏市じゃなかったんです。厳密には柏出身じゃないですから、これからは旧・沼南町の出身と言ってほしい」(40代男性)

“柏の星”が一転して“柏の恥”となってしまったのか? ある意味で、捜査の行方を一番気にしているのは柏市民なのかもしれない。
(文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)

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夫と死別した上原多香子に新恋人! 夜の六本木では、別の初老男性とのツーショットも……

夫と死別した上原多香子に新恋人! 夜の六本木では、別の初老男性とのツーショットも……の画像1
 2014年9月に夫でET-KINGのMC・TENNさん(享年35)を亡くしたSPEEDの上原多香子に“新恋人報道”が飛び出した。  5月26日発売の「FRIDAY」(講談社)によると、お相手は脚本・演出家のコウカズヤ氏。昨年12月、上原はコウ氏が脚本・演出を手がけた劇団公演を観劇し「一緒にやってみたい」と出演を直訴。今年4月、コウ氏が書き下ろした舞台で上原が舞台初主演を務めたのを機に、急接近したという。  夫を亡くし、今年で3年。ようやくショックから立ち直り、人生の新たな第一歩を踏み出したのなら喜ばしい限りが……。 「上原さんは、さほどショックは引きずっていませんでしたよ。1年以上前から、彼女の姿は六本木や麻布でよく見かけました。一緒にいたのは、コウ氏よりもっと年上の初老男性。スポンサーじゃないかなぁ。酔っ払った彼女は男性と人目もはばからずイチャイチャ。最終的には“お持ち帰り”されていましたね。『とっくに立ち直ってるじゃん!』と安心したものです」とは目撃した30代女性。  上原はSPEED時代から男性関係が奔放なことで知られる。今回はそれが「立ち直りの早さ」という形で作用したのかもしれない。夫との死別を乗り越え、再スタートを切った上原を今後も応援し続けたい。

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 2014年9月に夫でET-KINGのMC・TENNさん(享年35)を亡くしたSPEEDの上原多香子に“新恋人報道”が飛び出した。  5月26日発売の「FRIDAY」(講談社)によると、お相手は脚本・演出家のコウカズヤ氏。昨年12月、上原はコウ氏が脚本・演出を手がけた劇団公演を観劇し「一緒にやってみたい」と出演を直訴。今年4月、コウ氏が書き下ろした舞台で上原が舞台初主演を務めたのを機に、急接近したという。  夫を亡くし、今年で3年。ようやくショックから立ち直り、人生の新たな第一歩を踏み出したのなら喜ばしい限りが……。 「上原さんは、さほどショックは引きずっていませんでしたよ。1年以上前から、彼女の姿は六本木や麻布でよく見かけました。一緒にいたのは、コウ氏よりもっと年上の初老男性。スポンサーじゃないかなぁ。酔っ払った彼女は男性と人目もはばからずイチャイチャ。最終的には“お持ち帰り”されていましたね。『とっくに立ち直ってるじゃん!』と安心したものです」とは目撃した30代女性。  上原はSPEED時代から男性関係が奔放なことで知られる。今回はそれが「立ち直りの早さ」という形で作用したのかもしれない。夫との死別を乗り越え、再スタートを切った上原を今後も応援し続けたい。