「山盛りの金箔」がたったの1枚! 美肌エステクーポンの“写真詐欺”、店側の言い分は?

este40425お安い金額で、イイことしたい! 得したい!」という女の欲望を刺激する、「クーポン雑誌」「クーポンサイト」が巷に溢れまくっている現代――。しかしあまりの安さに、「こんなに安くて大丈夫?」「逆に損するなんてやーよ!」と、クーポンに半信半疑の人もいるはず。そんなあなたに向けて、女が特に気になる「美容・健康クーポン」を、世界で最も「安い!」に弱い大阪出身の女性ライターが、覆面調査員としてレポートしちゃいます!

 春真っ只中の今日この頃、美肌ケアに勤しもうと“サロンジプシー”をしている筆者である。最近もクーポンを握り締め、あちらこちらのサロンに潜入しているのだが、筆者がオバさんだからなのか、その効果も翌朝までといったところ……。今回は、そんな美肌ケアサロンの中でも、印象的だった3つの店舗をご紹介する。

潜入その1
突然の「上裸になれ」に動揺!/池袋・S
【メニュー】漢方美顔+両腕・胸ケア+パック
【クーポン価格】1,980円(40%オフ)

 店舗名からして、日本人が経営しているサロンではないだろうと思いつつ、予約の電話をしてみると、やはり日本語がかなり不安定な従業員が対応してくれた。クーポン愛用者の人にとっては“あるある”だろうが、「日本語がいまひとつ通じないサロン」というのは、“地雷サロン”の場合が多いのだ。

 ドキドキしつつも、「当日の施術可能」という言葉に釣られ、いざサロンへ。店舗は、池袋からすぐの場所にあったが、店内はガラガラ。駅近のサロンというのは、繁盛しているのが常なのに、こういうケースはなかなか珍しい。そりゃあ突然電話をして、すぐ予約が取れるわけである。

 さて、美肌ケアサロンの従業員が汚肌だったら、その時点で帰りたくもなるものだが、同サロンの従業員はお肌すべすべの女性が2人。ただ、かなり若い感じがする……その肌のきれいさは、ただ単に「若さゆえ」なのかもしれない。

 なにかと不穏な空気を醸し出してくる同サロン。さらに驚いたのは、どんなサロンでも必ず行われるカウンセリングの類いが一切なく、そのまま施術ルームに通され、突然「上半身の衣服を脱いでください」とのこと。まだ会って数分なのに、乳丸出しは気まずい。Tシャツ1枚上に載せる格好で横になり、バスタオルを首までかけられ施術がスタートした。

 今回、筆者は“漢方美顔コース”というのを選択。スチーマーをかけながら、ディープクレンジング、その後、頭、両腕、胸周辺を軽く揉まれ、その後フェイシャルマッサージとなる。正直、思っていたほど痛くはないものの、グイグイとリンパの滞りを流されている感はあり。その後、「サービスします」と何度も言われ、漢方薬草パックを施されたのだが、実はこのパックは、クーポンに含まれているものなのである。どうやらこの従業員は、クーポン内容すら把握していないのではないか……と思ってしまった。

 顔にパックを塗られ、20~30分間の放置タイム後、簡単なトリートメントで施術は終了。実際の手技は約20分程度であった。確かに、肌はワントーン白く輝く肌になったと思ったが、誰からも「キレイ」の一言は聞けず。肌がきれいになったと思ったのは、単に洗脳されただったのかもしれない。

クーポン満足度評価/★★★☆☆
リピーター思案評価/★★☆☆☆
※クーポンで得をしたのかしなかったのか、微妙なサロンだった……

潜入その2
激安だけど…あまりのショートタイム!/外苑前・G
【メニュー】たまご肌×小顔を同時にめざす、贅沢フェイシャル(2回分)
【クーポン価格】1,280円(通常価格:1カ月通い放題4,990円~)

 「2回で1,280円」の激安さに惹かれて購入したGというサロンのフェイシャルクーポン。場所はオシャレな青山だが、同店はどちらかというと“新宿レトロ”といった風格があった。店内を見渡すと、ベッドスペースはカーテンで仕切られ、一応個室ではあるものの、ちょっと狭い印象だ。

 2回1,280円のコースは、フェイシャルエステ+毛穴洗浄&小顔矯正のメニューとのこと。施術はベッドに仰向けに寝てスタート。まずは、普段のクレンジングでは落としきれていない毛穴に詰まったメイクの油汚れや角質を落とす「泡洗顔」と「毛穴洗浄」を行い、その後、EGF(ヒトオリゴペプチド―1)などのエイジングケア成分と、プロテオグリカンなどを配合した美容成分たっぷりのローションを塗布、そして小顔リンパマッサージと進んでいく。最後は美白・保湿力の高いカスタードマスクでパックとなり、所要時間は約30分。ただし、最後のパックは15分以上放置プレイとなるので、施術といえるのは、実際には15分程度だ。

 とはいえ、導入されているマシーンがスゴイのか、手技がスゴイのか、終了後にはお肌がスベスベ! サロンのシステムはなんと、ちょっとしたお月謝価格4,990円で毎日通ってもイイというものなので、職場や自宅が近いなら、とてもお得かもしれないが、遠方の人にはなかなか手が出しづらいだろう。クーポンを出すより、近隣の人にチラシを配った方がいいのでは? と口出しをしてしまいそうになった。

クーポン満足度評価/★★★☆☆
リピーター思案評価/★★☆☆☆
※近場でしかお得感を得られないのはちょっと!

潜入その3
宣伝写真に気をつけて!/港区・A
【メニュー】人気の2コースから選べるフェイシャル
【クーポン価格】1,580円(97%オフ)

 最近、筆者が穴場だと思っているクーポンサイトが「ク●●ン」である。いつものように同サイトをチェックしていると、“金箔エステ”のクーポンに「おっ!」と目が釘づけになった。あのクレオパトラも愛したという“金”を使ったエステは、シミ、くすみ、シワ、ほうれい線……など、筆者のようなオババが気にする肌の悩みをリセットしてくれるという。なんでも、純金が発するマイナスイオンは、我々の体の中の生体電流を整え、新陳代謝にアプローチするそうで、美容成分の吸収や老廃物の排出をサポートする働きがあるとのこと。その効果により、ツヤツヤ、プルプルの素肌が手に入るというのだが……百聞は一見にしかず! もう買うしかない! それに、広告写真を見ると使用される金箔は“特盛状態”とあって、まさに夢のようなクーポンを手に入れたと心が踊った。

 しかし、激安エステに目がないのは筆者だけではなかったようで、予約がなかなか取れない。とりあえず予約が取れる一番近い日付を押さえ、麻布十番商店街にほど近くの店舗へと向かった。

 実はうっかり30分も早く着いてしまったのだが、いつぞやのサロンのように「もう一度来い」と迷惑がられることもなく、丁寧に対応してもらい、なんとお茶まで出してくれるというサービスぶりだった。

 今回、筆者を担当してくれたのは、超ベテランといった風情の女性。筆者の顔を見て、「乾燥が気になるわ~。5年後のお肌がシミだらけになるわよ」と言われ、ラジオ波を用いた“マジックフェイシャル”なるメニューをオススメされた。しかし、こちらはクーポンメニューにない施術だったので、通常価格1万1,800円がかかるといい、ドケチの筆者は、迷うことなく当初希望していた(5万4,000円相当の)金箔エステをクーポン利用することにした。

 が……施術に入り驚いたのは、広告写真では顔にびっしり金箔(しかも金沢の純金)を置いていたのに、実際には金箔は1枚のみ! そのことを問うと、「写真はイメージなので金箔を20枚使用しました」とニコリ! 「それはやっちゃダメなやつでは?」と心の中で叫びつつも、熟練の手技でクレンジングマッサージ、ビタミンCの120~200倍の抗酸化力を持つとされている美容成分フラーレン配合の美容液パック、金箔ピールエステなどを受けるうちに夢心地になってしまった。その間、担当者と痩身の話になり、「2回4,000円のクーポンがあるけど」と勧められるがままに、なんと衝動買いまでしてしまうとは……トホホ。施術後、ワントーンアップした肌を鏡で見つつ、この美しさはいつまで続くのかと深いため息をついてしまった筆者である。

クーポン満足度評価/★★★☆☆
リピーター思案評価/★★☆☆☆
※サロンの雰囲気はとてもイイ感じでした

吉原杏(よしわら・あんず)
大阪生まれ、大阪育ち。好きなモノは小銭。好きな場所はリサイクルショップに100円均一。美容・健康オタクとしてプチ整形、数々のダイエット法に挑戦したことも。数々の携帯小説家、『株一年生~ゼロからわかる株の教科書~』(オープンアップス)などのアプリ作家として活動。

番組ファンの意見と合っているのに……リアが選んだ『glee』最低パフォーマンス曲が非難を浴びるワケ

 米FOX局で、2009~15年にかけて放送された大ヒット・ミュージカルドラマ『glee/グリー』。オハイオ州の田舎町の高校を舞台に、教師や生徒たちが廃部寸前だったグリー(合唱)部を盛り上げていくという物語で、爆発的なヒットとなった。同作で、スターを夢見る自意識過剰な女子高生レイチェル役を演じ、一躍ブレイクしたのがリア・ミシェル。しかし、彼女はアンチがとても多いことでも知られてる。

 LGBT雑誌「Pride Source」のインタビューで、「女性とデートするなら(女優の)ペネロペ・クルス」「でも彼女って私と同じタイプの顔みたいなのよね。ってことは私、ナルシストってことかしら!?」とコメント。ネット上で「ナルシストだとやっとわかったのか」「鼻の形が違うのに、絶世の美女のペネロペと似てるなんてよく言うよ」とバッシングされ、「彼女がナルシストだから嫌い」だという人は実に多い。

 さらに“ディーヴァ”な振る舞いも、彼女が嫌われる理由のひとつ。『glee』にゲスト出演した女優のケイト・ハドソンは「リアとの共演は悪夢のよう」と周囲に洩らし、「技術的な問題が起きて撮影が長引いたとき、リアが指をパチンと鳴らし『もう行くわ。アタシにはやることがあるのよ』と去ってしまったのよ!」と呆れかえり、リアとは距離を置いていたと伝えられた。

 同作で共演したナヤ・リヴェラとリアの不仲は有名な話だが、ナヤは自叙伝『Sorry Not Sorry』で「(自分が演じる)サンタナのシーンが増えるにつれ、リアから無視されるようになった」「シーズン6になると、一言もしゃべりかけてこなくなった」と告白。「スポットライトをシェアしたくなかったんでしょ」とぶちまけている。

 米芸能誌「Entertainment Weekly」のインタビューで、「『glee』の撮影現場はさ、“誰と誰がヤッた”、“別れた”とかでモメてばかりだった」と暴露した番組クリエーターのライアン・マーフィーは、「みんなとは本当に仲がよくてね。プライベートでも一緒のことが多かった。誰がボスなのか、雇用主なのかを忘れてしまうほど距離が近くなってしまってね。だからなにか問題が起こると感情的に激怒してしまったね」とも回想。ライアンの言う「誰がボスなのか忘れた」のは、看板女優としてちやほやされたリアのことなのではないかとウワサされた。とはいえ、リアは『glee』終了後もライアンが手がけるホラーコメディ『スクリーム・クイーンズ』にレギュラー出演しており、公私共に世話になっているのだ。

 そんな恩人であるライアンの意見をリアが否定し、ちょっとした話題となっている。

 今年2月、人気深夜トーク番組『Watch What Happens Live with Andy Cohen』にゲスト出演した際、ライアンは、「『glee』でやったミュージカル・パフォーマンスの中で、やらなければよかったと最も後悔している曲を教えてください」という質問に対して、間髪入れずに「Psyの『ギャングスタ・スタイル』はやらなきゃよかったと悔やんでいるね。あれは間違いなく最低だった」と返答。隣に座っていたもう1人のゲスト、タラン・キラムに「カンナムスタイル(江南スタイル)ですよ」と訂正され、「曲名を間違えたなんて信じられないよ」と大笑いした。

 韓国の歌手Psyの大ヒット曲「江南スタイル」は、『glee』シーズン4第8話「母校に返ろう!」のクライマックスシーンで披露されたナンバー。番組には韓国語を話せるキャストはいなかったのだが、当時世界的に大ヒットしていたこの曲を無視することはできなかったようで、「地区大会を戦うための勝負曲」に選ばれたのだった。メインヴォーカルを務めたのは、ティナ役を演じた女優ジェナ・アウシュコウィッツ。彼女は韓国生まれだが、赤ん坊の頃にアメリカ人家庭に養子として迎え入れられたため、韓国語はまったく話せない。しかし歌唱力はばっちりで、見事に歌い上げたのだった。

 このパフォーマンスだが、女性キャラクターが審査員に向かってウィンクしたり、セクシーな表情を見せるシーンが所々あり、なんとも微妙。放送直後、「なんでこの曲を地区大会に?」「この曲は採用しなくてもよかったのでは?」と不思議がる声が上がったものだった。

 一方、4月25日に同番組に出演したリアは、司会者のアンディ・コーエンから「ライアンが出演した時、『glee』でやったミュージカル・パフォーマンスの中で最もひどかったのは『江南スタイル』だったと明かしましたが……」と話を振られると、左右に大きく首を振り「ノー」「違う、それじゃない」とピシャリ。「では、あなたにとっての『glee』の最低と最高パフォーマンスを教えてください」と聞かれると、「最低パフォーマンスは『What Does the Fox Say?』だと思うわ」と即答した。

 リアは「インターネット経由で大流行した曲なんだけど、パペットを使いながらパフォーマンスしたのよね」と、ハンドパペットを動かすような仕草をしながら説明。「あれは本当に最悪だった。私にとって最も嫌いなパフォーマンスだと断言できるわ」と明かした。そして「最高パフォーマンスは『愛にすべてを』(クイーン)とか『Don’t Stop Believin’』(ジャーニー)かな」と語り、最後に「『江南スタイル』も最低といえば最低だったけど」とライアンに同意して見せた。

 放送された6年間で700を超えるミュージカル・パフォーマンスが行われた『glee』。番組終了間近になると「最高・最低パフォーマンス曲」を募るサイトも出現し、テレビ情報サイト「TVline」も読者投票を行い、ランキングを発表した。

 その「最低パフォーマンス」の3位は、ニッキー・ミナージュ風のコスチュームにカツラをかぶった、ジェーン・リンチ演じるスーの「厚化粧」と「カクカクした老いを感じさせる踊り」が酷評された「I Still Believe/Super Bass」(マライア・キャリー/ニッキー・ミナージュ)。第2位は、「見るのがつらくなる」「ティナの歌唱力がもったいない」と、選曲ミスが指摘された「江南スタイル」。第1位は、「パペットも意味不明だが、『glee』メンバーに動物の鼻マスクだけしかかけないのは予算不足だったからか?」「オリジナルのMVに似せようとしたのだろうけど、『glee』のメンバーでやるとキモい」と不評だった「What Does the Fox Say?」(Ylvis)だった。

 リアが選んだ最低パフォーマンスは、多くのファンの意見と一致していたのだが、アンチは「自分の顔が目立たないからでしょ」「ディーヴァなのにくだらない小道具使わされたことが不満だったんじゃない?」とバッシングが集まっている。リアは『スクリーム・クイーンズ』シーズン3には出演しないと報じられていることもあり、ライアンに楯ついたと感じたアンチもいたようだ。

 なお、リアが最高パフォーマンスに選んだ「愛にすべてを」と「Don’t Stop Believin’」はリアとコリーが主にメインヴォーカルを務めたもの。文句なしに素晴らしいパフォーマンスだったが、アンチは気に食わないようで「なるほどね」「確かに最高なんだけど、ナルシストなリアがいかにも選びそうなナンバー」「両方ともリアはドヤ顔だったし」とバッシングしている。

 スターにはアンチがつきもので、アンチはなにを言っても叩くのだから今回のバッシングは仕方ないものだと言えよう。28日にセカンドソロアルバム『Places』をリリースしたリアには、今後も“ナルシスト・ディーヴァ”路線を突き進んでほしいものだ。

ラッパー、文化人にアイドル……! 土曜深夜のお楽しみ!「オールナイトニッポンR」の魅力を徹底解明!

ラッパー、文化人にアイドル……! 土曜深夜のお楽しみ!「オールナイトニッポンR」の魅力を徹底解明!の画像1
ニッポン放送「オールナイトニッポンR」番組サイトより
 私、ラジオ好き若手芸人のカカロニの菅谷が毎月書いているラジオ神回列伝も、早いもので8回目。この8カ月、売れる気配ゼロ。そんな僕ですが、とても興奮するラジオ番組が最近ありました。  3月25日深夜、養成所時代の同期で、現在はケイダッシュステージに所属するお笑いコンビ、フレンチぶるが「オールナイトニッポンR」(ニッポン放送)の枠で放送を担当したのです。  昨年の大晦日深夜に放送された『三四郎のオールナイトニッポン初笑いスペシャル』で、一番“ハネた”ご褒美として番組パーソナリティ権を担当したフレンチぶる。 『フレンチぶるのオールナイトニッポンR』は、2人が得意とするボーイズラブをテーマにしたコントを皮切りに、魅力が凝縮された放送でした。ツッコミの大西翔は全く緊張しなかったという強心臓ぶりを発揮し、加藤ミリヤファンを公言するボケの加瀬部駿介との軽快なトークを展開。リスナーをどんどん巻き込んで話がおかしな方向に展開していく様、また2人がリスナーと共にそれを楽しんでいる120分は、いつかレギュラー放送になる日を十分期待させるものでした。  というわけで、今回はオールナイトニッポン単発回「オールナイトニッポンR」枠の魅力について紹介させていただきます。同時間帯の裏番組であるTBSラジオ「JUNK」枠が同じパーソナリティの長寿番組で人気を得ているのに対し、この門戸の広さが魅力です。  番組宣伝の一環、お試し、ご褒美などさまざまな理由で、芸人、俳優、アーティスト、果てはテレビ東京プロデューサーの佐久間宣行さんまで、多くの方々が担当してきた実験的な番組枠。特に若手芸人に関しては、単発放送を経てレギュラーへ昇格するパターンがとても多く、それぞれが自分たちの色を120分で押し出します。また、先物買いをしたようなお得感のある放送と言えるかもしれません。  最近では、ラッパーのR-指定さんとDJ松永さんのユニット『Creepy NutsのオールナイトニッポンR』が反響を呼びました。日本屈指のラッパーでありながらイケイケのノリが苦手なR指定さんの口からは、ラッパーとは思えない発言が飛び出し、自ら童貞であることを公言するDJ松永さんは「あ、これ本当に童貞だな。そんでラジオばっか聴いてたんだろうな」とすぐわかるほどの口調、論調。全てに嚙みついていく様は、ラジオパーソナリティとして人気を誇る、南海キャンディーズの山里亮太さんや伊集院光さんのような“怖いもの知らず”感もあり、少し懐かしさすら感じる放送でした。 『フリースタイルダンジョン』(テレビ朝日系)で、その“ディスりっぷり”が注目されているラッパーという立場であるゆえに、自由度の高い放送でした。Creepy Nutsのキャラクターと実際のギャップのように、こんな人だったんだと発見があるのもポイント。よく知らないパーソナリティでも、一度聴いてみると好きになるかもしれませんね。  また、レギュラーパーソナリティのお休みなどで、たびたび放送される代打単発回。こちらもラジオリスナーとして語っておきたい神回があります。2006年1月にくりぃむしちゅーさんが一週休んだ代役として放送された単発回『レイザーラモンHGのオールナイトニッポン』です。  ハードゲイキャラで大ブレークのHGさんと、HGさんに便乗したパクリのキャラ、RG(リアルゲイ)で極稀にテレビに出ていたRGさんという関係性だった当時のレイザーラモンさん。  当然のようにHGさんが一人トークをしていると、RGさんが登場します。お約束の、RGさんがHGさんをパクっているやり取りを終えると、そこからは仲がよさそうに、学生時代や若手時代のエピソードトークが繰り広げられます。  当時“キャラもの”としてテレビに出ており、ラジオでなければ聴けることがなかったフリートークは、とても貴重でした。若手時代、偉い人に怒られた2人は、HGさんがそのとき食べていた鉄板焼き屋の鉄板に頭をつけて謝罪。学生プロレス仕込みのリアクションを見せると、偉い人をさらに怒らせてしまいます。そこで、「そういうことか!」と早合点したRGさんは、鉄板に乗っかり土下座をしたなど、強烈なエピソードトークが次々に飛び出しました。  どのエピソードも面白く、当時「一発屋と、その相方」という認識が強かったレイザーラモンの2人の本当の魅力と実力を知ることができる回でした。  芸人はもちろん、アイドル、文化人、作家、ラッパーなどと魅力的な人たちが彩る土曜の深夜。皆さんも神回の先物買いをしてみてはいかがでしょうか。 (文=菅谷直宏[カカロニ])

ラッパー、文化人にアイドル……! 土曜深夜のお楽しみ!「オールナイトニッポンR」の魅力を徹底解明!

ラッパー、文化人にアイドル……! 土曜深夜のお楽しみ!「オールナイトニッポンR」の魅力を徹底解明!の画像1
ニッポン放送「オールナイトニッポンR」番組サイトより
 私、ラジオ好き若手芸人のカカロニの菅谷が毎月書いているラジオ神回列伝も、早いもので8回目。この8カ月、売れる気配ゼロ。そんな僕ですが、とても興奮するラジオ番組が最近ありました。  3月25日深夜、養成所時代の同期で、現在はケイダッシュステージに所属するお笑いコンビ、フレンチぶるが「オールナイトニッポンR」(ニッポン放送)の枠で放送を担当したのです。  昨年の大晦日深夜に放送された『三四郎のオールナイトニッポン初笑いスペシャル』で、一番“ハネた”ご褒美として番組パーソナリティ権を担当したフレンチぶる。 『フレンチぶるのオールナイトニッポンR』は、2人が得意とするボーイズラブをテーマにしたコントを皮切りに、魅力が凝縮された放送でした。ツッコミの大西翔は全く緊張しなかったという強心臓ぶりを発揮し、加藤ミリヤファンを公言するボケの加瀬部駿介との軽快なトークを展開。リスナーをどんどん巻き込んで話がおかしな方向に展開していく様、また2人がリスナーと共にそれを楽しんでいる120分は、いつかレギュラー放送になる日を十分期待させるものでした。  というわけで、今回はオールナイトニッポン単発回「オールナイトニッポンR」枠の魅力について紹介させていただきます。同時間帯の裏番組であるTBSラジオ「JUNK」枠が同じパーソナリティの長寿番組で人気を得ているのに対し、この門戸の広さが魅力です。  番組宣伝の一環、お試し、ご褒美などさまざまな理由で、芸人、俳優、アーティスト、果てはテレビ東京プロデューサーの佐久間宣行さんまで、多くの方々が担当してきた実験的な番組枠。特に若手芸人に関しては、単発放送を経てレギュラーへ昇格するパターンがとても多く、それぞれが自分たちの色を120分で押し出します。また、先物買いをしたようなお得感のある放送と言えるかもしれません。  最近では、ラッパーのR-指定さんとDJ松永さんのユニット『Creepy NutsのオールナイトニッポンR』が反響を呼びました。日本屈指のラッパーでありながらイケイケのノリが苦手なR指定さんの口からは、ラッパーとは思えない発言が飛び出し、自ら童貞であることを公言するDJ松永さんは「あ、これ本当に童貞だな。そんでラジオばっか聴いてたんだろうな」とすぐわかるほどの口調、論調。全てに嚙みついていく様は、ラジオパーソナリティとして人気を誇る、南海キャンディーズの山里亮太さんや伊集院光さんのような“怖いもの知らず”感もあり、少し懐かしさすら感じる放送でした。 『フリースタイルダンジョン』(テレビ朝日系)で、その“ディスりっぷり”が注目されているラッパーという立場であるゆえに、自由度の高い放送でした。Creepy Nutsのキャラクターと実際のギャップのように、こんな人だったんだと発見があるのもポイント。よく知らないパーソナリティでも、一度聴いてみると好きになるかもしれませんね。  また、レギュラーパーソナリティのお休みなどで、たびたび放送される代打単発回。こちらもラジオリスナーとして語っておきたい神回があります。2006年1月にくりぃむしちゅーさんが一週休んだ代役として放送された単発回『レイザーラモンHGのオールナイトニッポン』です。  ハードゲイキャラで大ブレークのHGさんと、HGさんに便乗したパクリのキャラ、RG(リアルゲイ)で極稀にテレビに出ていたRGさんという関係性だった当時のレイザーラモンさん。  当然のようにHGさんが一人トークをしていると、RGさんが登場します。お約束の、RGさんがHGさんをパクっているやり取りを終えると、そこからは仲がよさそうに、学生時代や若手時代のエピソードトークが繰り広げられます。  当時“キャラもの”としてテレビに出ており、ラジオでなければ聴けることがなかったフリートークは、とても貴重でした。若手時代、偉い人に怒られた2人は、HGさんがそのとき食べていた鉄板焼き屋の鉄板に頭をつけて謝罪。学生プロレス仕込みのリアクションを見せると、偉い人をさらに怒らせてしまいます。そこで、「そういうことか!」と早合点したRGさんは、鉄板に乗っかり土下座をしたなど、強烈なエピソードトークが次々に飛び出しました。  どのエピソードも面白く、当時「一発屋と、その相方」という認識が強かったレイザーラモンの2人の本当の魅力と実力を知ることができる回でした。  芸人はもちろん、アイドル、文化人、作家、ラッパーなどと魅力的な人たちが彩る土曜の深夜。皆さんも神回の先物買いをしてみてはいかがでしょうか。 (文=菅谷直宏[カカロニ])

キンプリ&Love-tuneがランクイン、「ジャニーズJr.祭り」猛勢! ジャニーズ生写真ランク【3月トップ13】

 ジャニーズの生写真を販売するショップが多く軒を連ねる原宿・竹下通り。毎週入荷される新作写真の数々はうれしい半面、厳選するのは一苦労。そこでサイゾーウーマンが生写真人気ランキングをリサーチ。3月に売れたジャニーズ写真を1~15位まで紹介していきます☆

<2017年3月のランキング>
【1位】関西ジャニーズJr.
【2位】Mr.KING、Prince
【3位】Love-tune
【4位】ジャニーズWEST・小瀧望&藤井流星
【5位】Mr.KING・永瀬廉
【6位】Prince
【7位】関西ジャニーズJr.
【8位】ジャニーズWEST・小瀧望
【9位】ジャニーズWEST・重岡大毅
【10位】Prince
【11位】Mr.KING・平野紫耀
【12位】ジャニーズWEST・藤井流星
【13位】ジャニーズWEST・小瀧望

ソフトな前戯からお仕置きレベルまで自由自在! 英企業が開発した「フェラ・ロボット」が衝撃的すぎ!

YouTube「Arlan Robotics」より
 近年のロボット技術の進化には目を見張るものがあるが、そんな中、最新科学の粋を集めたセックスロボットの量産モデルが、ついに発売間近だという。  うなだれたようにひざまずく女性。悲しみにむせび泣いているのかと思いきや、頭部だけが前後に動いている。実はこれ、英アーラン・ロボティクス社が開発したセックスロボット「サービス・ドロイド1.0」である。同社は現在、量産化に向け、クラウドファンディング大手の「Indiegogo」で総額1万2,500ポンド(約179万円)の資金提供を呼びかけている。245ポンド(約3万5,000円)の資金提供に対し、ロボット1体を送付するという。
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「サービス・ドロイド1.0」の基本姿勢
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ラインナップは充実の3モデル展開
 Indiegogoで公表されている情報によると、この製品はオーラルセックスに特化したセックスロボット。「シリコン製の口部と繊細な舌に加えて歯も備え」ながら「人間の実際の動きを完全再現」し、利用者に対して「ファンタスティックな感覚を与える」というのが売り文句である。
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服を脱がすと、実に素っ気ない作り……
 頭部のストロークの速さは「優しい前戯から、お仕置きレベルの毎分120サイクルまで自由自在」とのこと。  交換式の頭部は、タイプの違う3モデル(女性2モデルと男性1モデル)のラインナップだ。  しかし、それらはいずれも一昔前のマネキンのような間抜け面で、本物の人間と見紛うほどリアルなラブドールや人型ロボットも流通する今の時代には、かなり見劣りしてしまう。しかも、服を脱がすと、板を貼り合わせただけの実に簡素な作りである。さらに、頭部のスライドに合わせ、リズムよく鳴り続ける機械的な動作音に興ざめしてしまうこと請け合いである……。  4月28日現在までに獲得された資金はわずか5157ポンド(約74万円)。さて、残り約1カ月の受付期限内に目標金額をクリアし、無事に日の目を見ることはできるだろうか?

マツコとの共演以上にレア! 木村拓哉が『夜の巷を徘徊する』で触れたあの話題

 4月27日深夜に放送された『夜の巷を徘徊する』(テレビ朝日系)に、木村拓哉が登場した。同番組は、マツコ・デラックスが夜の街をあてもなく気の向くままに“徘徊”する番組。マツコ1人で番組を進行していくことがほとんどだが、今回は珍しくゲストを呼んでの放送となった。

 木村とマツコといえば、一時期“共演NG”とのウワサが囁かれていた。というのも2人は、1年間ほど千葉県の同じ高校に通っていた時期があったのだが、互いにしばらくその事実に触れてこなかった。そのため、いつしか「木村とマツコは共演できないのでは」と……

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マツコとの共演以上にレア! 木村拓哉が『夜の巷を徘徊する』で触れたあの話題

 4月27日深夜に放送された『夜の巷を徘徊する』(テレビ朝日系)に、木村拓哉が登場した。同番組は、マツコ・デラックスが夜の街をあてもなく気の向くままに“徘徊”する番組。マツコ1人で番組を進行していくことがほとんどだが、今回は珍しくゲストを呼んでの放送となった。

 木村とマツコといえば、一時期“共演NG”とのウワサが囁かれていた。というのも2人は、1年間ほど千葉県の同じ高校に通っていた時期があったのだが、互いにしばらくその事実に触れてこなかった。そのため、いつしか「木村とマツコは共演できないのでは」と……

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坂口杏里だけじゃない! 実録・ホストが体験した脅迫トラブル

 知人ホストから現金3万円を脅し取ろうとして逮捕された、AV女優のANRIこと坂口杏里。彼女の「ベッド写真をバラまく」という脅し文句は普通、男性側が使いそうな言葉だが、歌舞伎町で長期間ナンバーワンを務めていた元ホストのT氏は、「客から受ける脅迫トラブルはよくある」と話す。実際に起こったトラブルをT氏に聞いた。

■肉体関係を迫る客がストーカー化

「吉原で働いていたお客さんに、色恋営業をかけて店に呼んでいたんです。色恋営業といっても、セックスなしの『ヤラず色恋』というやつです。その客は、店に来ると必ず『いつ抱いてくれるの?』とか『1回でいいからホテルに行こう』と誘ってきましたが、枕目的の客はネット掲示板で客に枕したとバラされるリスクが高いので、一度も抱くことはなかったです」

 その客を「ヤラず色恋」で1年ほど引っ張っていたT氏だが、ある日、妙な違和感を抱いたという。

「そのお客さんがベロベロに酔っ払った日があって、突然言われたんです。『Tくんの部屋って、カーテン青色だよね?』と。当時住んでいた部屋のカーテンは確かに青色。『なんで知ってるんだ?』と一瞬思いましたが、僕も酔ってたので適当に流したんです」

 その出来事をすっかり忘れ、後日、T氏は引っ越しすることになった。

「引っ越しの翌日、それまで歩いて帰っていた家から少し遠くになったので、タクシーで家に向かってました。すると、僕が乗っているタクシーの後を、別のタクシーがついてきたんです。偶然かなと思いましたが、次の日、店に来た例のお客さんに言われたんです。『昨日、どうしてタクシーで帰ったの?』って……。それを聞いた瞬間、『ヤバイ!』と思いました」

 身の危険を感じたT氏は、すぐにその客を出入り禁止(出禁)にすることを決めたという。

「出禁にしたんですが、店の前で待ち伏せ、さらに家の前でも待ち伏せされ、せっかく引っ越したのに家にも帰れなくなり、店の寮に寝泊まりするようになりました。彼女には『もう、これっきりにしてくれ』とメールで伝えましたが、話を聞いてくれず、『私を切るつもり?』『切る前に1回だけ抱いてほしい』『抱いてくれないなら、これからも付きまとう』と、ストーカー宣言されました。それだけは拒み続け、結局それから1年以上付きまとわれましたね。最終的には、彼女に別の彼氏(ホスト)ができて、離れてくれましたけど……」

 このように肉体関係を求められて脅迫されるケースは珍しいが、「売掛金(ツケ)によるトラブルは非常に多い」とT氏は語る。

「『ホストに無理やり、高額なボトルを入れさせられたと、警察や弁護士に相談する』と脅し、売掛金を飛ぼうとする(払わずに済まそうとする)客の話はよく聞きます。『相談する』という脅しだけなら、まだなだめられますが、もし本当に飛ばれたら、自腹で払わなければなりません。大手のグループだと、専属の弁護士が付いている店もあるのですが、それ以外の店では、自分で解決しなければいけません。なのでホストによっては、客の働いている店(風俗店など)のHPの写真を保存したり、水商売や風俗の専属スカウトマンから客の個人情報を聞き出したりと、トラブルに備えて客情報を徹底的に管理している人もいますね」

 坂口のように少額の脅迫ならば、ホスト自身で解決できそうな印象もあるが、なぜ、逮捕にまで至ったのだろうか?

「坂口は3日で釈放されたとのことです。臆測ですが、脅迫されたホストは大手グループのナンバーワンといううわさなので、弁護士を使って、被害届を取り下げる代わりに示談にしたのではないですかね」

 つまり、T氏の見解通りなら、脅迫されたホストは坂口の裏をかいて示談金をもらったということになる。とすれば、ホスト側が得したといえるのかもしれない。

 脅迫が刑法に触れることは、一般的に考えればわかるはずだが、その感覚を麻痺させてしまうのは、ホストにハマった女の狂気なのか、それとも歌舞伎町という街の魔力なのか……。
(カワノアユミ)

坂口杏里だけじゃない! 実録・ホストが体験した脅迫トラブル

 知人ホストから現金3万円を脅し取ろうとして逮捕された、AV女優のANRIこと坂口杏里。彼女の「ベッド写真をバラまく」という脅し文句は普通、男性側が使いそうな言葉だが、歌舞伎町で長期間ナンバーワンを務めていた元ホストのT氏は、「客から受ける脅迫トラブルはよくある」と話す。実際に起こったトラブルをT氏に聞いた。

■肉体関係を迫る客がストーカー化

「吉原で働いていたお客さんに、色恋営業をかけて店に呼んでいたんです。色恋営業といっても、セックスなしの『ヤラず色恋』というやつです。その客は、店に来ると必ず『いつ抱いてくれるの?』とか『1回でいいからホテルに行こう』と誘ってきましたが、枕目的の客はネット掲示板で客に枕したとバラされるリスクが高いので、一度も抱くことはなかったです」

 その客を「ヤラず色恋」で1年ほど引っ張っていたT氏だが、ある日、妙な違和感を抱いたという。

「そのお客さんがベロベロに酔っ払った日があって、突然言われたんです。『Tくんの部屋って、カーテン青色だよね?』と。当時住んでいた部屋のカーテンは確かに青色。『なんで知ってるんだ?』と一瞬思いましたが、僕も酔ってたので適当に流したんです」

 その出来事をすっかり忘れ、後日、T氏は引っ越しすることになった。

「引っ越しの翌日、それまで歩いて帰っていた家から少し遠くになったので、タクシーで家に向かってました。すると、僕が乗っているタクシーの後を、別のタクシーがついてきたんです。偶然かなと思いましたが、次の日、店に来た例のお客さんに言われたんです。『昨日、どうしてタクシーで帰ったの?』って……。それを聞いた瞬間、『ヤバイ!』と思いました」

 身の危険を感じたT氏は、すぐにその客を出入り禁止(出禁)にすることを決めたという。

「出禁にしたんですが、店の前で待ち伏せ、さらに家の前でも待ち伏せされ、せっかく引っ越したのに家にも帰れなくなり、店の寮に寝泊まりするようになりました。彼女には『もう、これっきりにしてくれ』とメールで伝えましたが、話を聞いてくれず、『私を切るつもり?』『切る前に1回だけ抱いてほしい』『抱いてくれないなら、これからも付きまとう』と、ストーカー宣言されました。それだけは拒み続け、結局それから1年以上付きまとわれましたね。最終的には、彼女に別の彼氏(ホスト)ができて、離れてくれましたけど……」

 このように肉体関係を求められて脅迫されるケースは珍しいが、「売掛金(ツケ)によるトラブルは非常に多い」とT氏は語る。

「『ホストに無理やり、高額なボトルを入れさせられたと、警察や弁護士に相談する』と脅し、売掛金を飛ぼうとする(払わずに済まそうとする)客の話はよく聞きます。『相談する』という脅しだけなら、まだなだめられますが、もし本当に飛ばれたら、自腹で払わなければなりません。大手のグループだと、専属の弁護士が付いている店もあるのですが、それ以外の店では、自分で解決しなければいけません。なのでホストによっては、客の働いている店(風俗店など)のHPの写真を保存したり、水商売や風俗の専属スカウトマンから客の個人情報を聞き出したりと、トラブルに備えて客情報を徹底的に管理している人もいますね」

 坂口のように少額の脅迫ならば、ホスト自身で解決できそうな印象もあるが、なぜ、逮捕にまで至ったのだろうか?

「坂口は3日で釈放されたとのことです。臆測ですが、脅迫されたホストは大手グループのナンバーワンといううわさなので、弁護士を使って、被害届を取り下げる代わりに示談にしたのではないですかね」

 つまり、T氏の見解通りなら、脅迫されたホストは坂口の裏をかいて示談金をもらったということになる。とすれば、ホスト側が得したといえるのかもしれない。

 脅迫が刑法に触れることは、一般的に考えればわかるはずだが、その感覚を麻痺させてしまうのは、ホストにハマった女の狂気なのか、それとも歌舞伎町という街の魔力なのか……。
(カワノアユミ)