「脚がリカちゃん人形のよう」釈由美子、出産後初の公の場も……“激ヤセ”にマスコミ騒然

 女優の釈由美子が4月13日、東京・二子玉川ライズ内で行われた「巨大おむつケーキでギネス記録に挑戦!オーガニックベビーシャワーイベント」に登場。昨年6月に長男を出産後、初めて公の場に姿を見せたが、その姿にマスコミ関係者の間で心配の声が上がっていたという。 「釈は以前よりも、さらに細くなったようで、真っ白なミニワンピースから伸びる脚はリカちゃん人形のような細さになっていました。顔もグッと痩せたようで、あごの細さが特に目立っていたような……。イベント中に集まってきた一般ママからは、『可愛い!』と歓声がわいていましたが、報道陣からはその変貌を危惧する声も多かったです」(ワイドショースタッフ)  そんな心配をよそに、釈は結婚・出産で実感した“幸せ”を、盛んにアピールしていたという。 「『子どもが甘えてくると、可愛くてたまらない! 彼氏のようです』『授乳中にかまれるんですけど、幸せな痛みですね』『主人には“芸能人の奥さんをもらったことを忘れないで。文春さんに気を付けてね”って言ってますが、うちは大丈夫』など、笑顔でコメントしていました」(同)  中でも注目を集めたのは、10カ月を迎えたばかりの息子と「登山に行きたい」という発言だったという。 「2013年に登山に目覚め、“趣味は登山”とアピールする釈は、早くも息子との登山に挑戦することを考えているそう。『今は赤ちゃんを背負って登れるベビーキャリアというものがあるので。1歳記念に登るのもいいですね! 私が背負います。毎日抱っこしているので大丈夫です!』と張り切っていましたが、『あの細い体で本当に子どもを背負って登山できるのだろうか……?』と報道陣は不思議がっていました」(同)  かつては、結婚・出産を機に「突飛な発言が聞けなくなるのでは」「キャラが変わってしまうのでは」と危惧された釈だが、どうやらその心配はいらなさそうだ。

「脚がリカちゃん人形のよう」釈由美子、出産後初の公の場も……“激ヤセ”にマスコミ騒然

 女優の釈由美子が4月13日、東京・二子玉川ライズ内で行われた「巨大おむつケーキでギネス記録に挑戦!オーガニックベビーシャワーイベント」に登場。昨年6月に長男を出産後、初めて公の場に姿を見せたが、その姿にマスコミ関係者の間で心配の声が上がっていたという。 「釈は以前よりも、さらに細くなったようで、真っ白なミニワンピースから伸びる脚はリカちゃん人形のような細さになっていました。顔もグッと痩せたようで、あごの細さが特に目立っていたような……。イベント中に集まってきた一般ママからは、『可愛い!』と歓声がわいていましたが、報道陣からはその変貌を危惧する声も多かったです」(ワイドショースタッフ)  そんな心配をよそに、釈は結婚・出産で実感した“幸せ”を、盛んにアピールしていたという。 「『子どもが甘えてくると、可愛くてたまらない! 彼氏のようです』『授乳中にかまれるんですけど、幸せな痛みですね』『主人には“芸能人の奥さんをもらったことを忘れないで。文春さんに気を付けてね”って言ってますが、うちは大丈夫』など、笑顔でコメントしていました」(同)  中でも注目を集めたのは、10カ月を迎えたばかりの息子と「登山に行きたい」という発言だったという。 「2013年に登山に目覚め、“趣味は登山”とアピールする釈は、早くも息子との登山に挑戦することを考えているそう。『今は赤ちゃんを背負って登れるベビーキャリアというものがあるので。1歳記念に登るのもいいですね! 私が背負います。毎日抱っこしているので大丈夫です!』と張り切っていましたが、『あの細い体で本当に子どもを背負って登山できるのだろうか……?』と報道陣は不思議がっていました」(同)  かつては、結婚・出産を機に「突飛な発言が聞けなくなるのでは」「キャラが変わってしまうのでは」と危惧された釈だが、どうやらその心配はいらなさそうだ。

人気グラドル・石原佑里子“突然の電撃引退”にファン悲痛「将来を嘱望されていたのに……」

人気グラドル・石原佑里子突然の電撃引退にファン悲痛「将来を嘱望されていたのに……」の画像1
石原佑里子『お願い!ゆりりん』より
 グラビアアイドルの石原佑里子が、5月いっぱいで芸能界から引退することがわかった。  所属事務所によると、引退理由は学業に専念するため。現役女子大生でもある石原は、昨年1年間は芸能活動に専念するため休学していたが、改めて自分の将来を考え、芸能界から離れる決断をしたという。 「石原は2015年に開催された『第30回ミス湘南』で、ベストフォトジェニック賞を受賞したのを機に昨年、芸能界にデビュー。バスト90cmのFカップで、“日本一おっぱいがキレイな女子大生”と称され、昨年リリースしたDVD3本はいずれもヒット。グラドルとして、将来を嘱望されていました」(グラビア誌編集者)  デビュー早々にもかかわらず、求人情報誌「ドカント」(デジタルスタイル)の表紙を飾るなど、雑誌グラビアでも活躍。また、深夜バラエティー番組『佳代子の部屋~真夜中のゲーム会議』(フジテレビ系)にもレギュラー出演し、今年のブレークが期待されていた。  それだけに今回の“電撃引退”はファンにとっては残念というしかない。 ※【編集部注】記事の一部を変更いたしました。(2017/04/18 15:32)

人気グラドル“突然の電撃引退”にファン悲痛……プライベート動画「流出」の恐怖

人気グラドル突然の電撃引退にファン悲痛……プライベート動画「流出」の恐怖の画像1
石原佑里子『お願い!ゆりりん』より
 グラビアアイドルの石原佑里子が、5月いっぱいで芸能界から引退することがわかった。  所属事務所によると、引退理由は学業に専念するため。現役女子大生でもある石原は、昨年1年間は芸能活動に専念するため休学していたが、改めて自分の将来を考え、芸能界から離れる決断をしたという。 「石原は2015年に開催された『第30回ミス湘南』で、ベストフォトジェニック賞を受賞したのを機に昨年、芸能界にデビュー。バスト90cmのFカップで、“日本一おっぱいがキレイな女子大生”と称され、昨年リリースしたDVD3本はいずれもヒット。グラドルとして、将来を嘱望されていました」(グラビア誌編集者)  デビュー早々にもかかわらず、コミック誌「ヤングアニマル」(白泉社)の表紙を飾るなど、雑誌グラビアでも活躍。また、深夜バラエティー番組『佳代子の部屋~真夜中のゲーム会議』(フジテレビ系)にもレギュラー出演し、今年のブレークが期待されていた。  それだけに今回の“電撃引退”は不可解なのだが、もちろんそこには事情がある。 「石原とおぼしき女性のプライベート配信による動画がネット上で発見されて、ちょっとした騒ぎになっているんです。動画の中で、裸の女性が男性の下半身に触れるなどしているのですが、頬や口の付近にあるホクロの位置などから、その女性が石原なのではという疑惑が浮上しています。石原のTwitterとインスタグラムのアカウントが突如として削除されているし、5月20日に開催予定だったDVD発売記念イベントも中止、そして電撃引退と来れば、疑惑は濃厚と見ていいでしょう」(同)  真偽のほどはさておき、石原としてはこれ以上の詮索から逃れるために引退という道を選んだのだろうか。巷では、早くもAV女優としての復活を期待する声もある。新進グラドルの早すぎる失墜は、ファンにとっては残念というしかない。

美容と筋肉の(裏)事情/学校では習わない“日本のキリスト教”史/Dカップセミヌードと「アイドル限界説」

【第1特集】 美容と筋肉の(裏)事情 タレントやお笑い芸人、果てはアーティストまで、老若男女問わず加速している“鍛える”ことへの飽くなき欲求。筋肉を欲する到達地点はいったいどこなのか? 本特集では、あらゆる健康と筋肉の裏事情を映画や音楽などのエンタメから紐解き、徹底的に解剖。さらには、マンガで描かれる整形の真相、実際に効果はあるのか謎のヨガやサプリ問題まで、“美”の嘘と真実を過激に大検証!
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【目次】 ■ハロプロアイドルから堀北真希まで!【筋肉アイドル】の系譜 ■筋肉ビジネス【年収1億円】トレーナーのカネ事情 ■下請けと広告がつくる【コスメビジネス】の虚像 ■【AK-69、般若、FILLMORE】筋肉ラッパーが語る ■マラソン好き【村上春樹】の耐えられない軽さ ■副業は【キャバ嬢】!?美容部員の覆面座談会 ■ヨガはカルトの入り口?【オウム】も使った手口とは ■意外とタブーではない【美容整形マンガ】に見る女性心理 ■効果に疑問符も…【サプリメント】業界を探る ■【学校】での筋肉トレーニングを検証 ■なつかしい【健康器具】の今を追う
【第2特集】

学校では習わない“日本のキリスト教”史

今年に入り日本でも公開された映画『沈黙─サイレンス─』は、キリシタンの描き方が一面的だという声も挙がっている。そこで、学校の教科書には書かれていない、日本のキリスト教をめぐる本当の歴史をつまびらかにしていきたい。


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【第3特集】

Dカップセミヌードと「アイドル限界説」

アイドルファンからの熱い期待を受け、あと少しでメジャーアイドルに昇格か? とも目されていた中堅どころのアイドルグループの解散、活動休止が相次いでいる。そのウラにはどのような事情があるのか、徹底分析!


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【P様の匣】

【真崎かれん】

ブレイク必至!東ガスCMの美少女は?


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〈News Source〉
  • 契約金10億円!【宇多田ヒカル】ソニー移籍【秘】事情
  • 【木村拓哉】が狙うハリウッド進出とジャニーズ事務所
  • 【電通】フジテレビほかお騒がせ企業・春の人事あれこれ
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松嶋菜々子主演の大型ドラマ『女の勲章』6.2%の衝撃! 赤っ恥続きで「フジにはもう出ない」!?

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フジテレビ公式サイトより
 15・16日に放送された女優・松嶋菜々子主演の二夜連続スペシャルドラマ『山崎豊子ドラマスペシャル 女の勲章』(フジテレビ系)の大コケぶりに、衝撃が走っている。  同作は、大阪・船場の裕福な羅紗問屋の娘として生まれ、後に焼け野原の中で洋裁教室を開いた大庭式子(松嶋)を中心に、欲望うずまく人間模様を描いたドロドロ愛憎劇。式子のビジネスパートナーを玉木宏、3人の弟子をミムラ、相武紗季、木南晴夏が演じた。  平均視聴率は、第一夜で8.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、第二夜で6.2%を記録。同時間帯に放送された15日放送のKAT-TUN・亀梨和也主演『ボク、運命の人です。』(日本テレビ系)の12.0%や、16日放送の長谷川博己主演『小さな巨人』(TBS系)の13.7%を大きく下回った。 「フジは宣伝にかなりの費用を回していましたが、“嫌フジ”の風潮も手伝ってあえなく撃沈。同作は、尾野真千子主演のNHK連続テレビ小説『カーネーション』や、NHKでも放送されたスペインドラマ『情熱のシーラ』を彷彿とさせることから、放送中に既視感を訴える視聴者が続出。また、多くの登場人物が関西弁を話すなか、主人公は標準語。式子は劇中で『土地の言葉を捨てて、新しい時代の人間になると決めた』とその理由を説明しているものの、視聴者からは『違和感しかない』『標準語で“船場、船場”言われても、説得力ない』といった声が相次いでいます」(テレビ誌記者)  フジといえば、2015年1月にも、二夜連続スペシャルドラマ『オリエント急行殺人事件』のメーンに松嶋を起用。同作は、原作のアガサ・クリスティーと、脚本の三谷幸喜のコラボが話題となり、第一夜で16.1%、第二夜で15.9%の高視聴率を記録した。 「『オリエント急行殺人事件』の成功を受け、フジは今回も松嶋にオファー。松嶋のビジュアルを前面に押し出したプロモーションを展開していました。しかし、松嶋は昨年7月放送の主演ドラマ『営業部長 吉良奈津子』(フジテレビ系)が期間平均7.1%と不発。続けて『女の勲章』までこの有り様ですから、松嶋側ももう、極力フジを避けたいでしょう」(同)  松嶋に立て続けに恥をかかせてしまったフジ。松嶋は一度失った“視聴率女王”の称号を、再び取り戻すことは叶うだろうか?

『ドラがたり』が読み解く「社会のインフラ」となったドラえもんと、“のび太系男子”の功罪

ドラえもんは、いかにして「社会のインフラ」となったか──『ドラがたり』稲田豊史インタビューの画像1
『ドラがたり のび太系男子と藤子・F・不二雄の時代』(PLANETS)
 誰もが子どもの頃に一度は通り、そして大人になっても愛する心をどこかに持っている──それが『ドラえもん』だ。『ドラえもん』は、ダメなのび太とそれを助けるドラえもんの友情物語であり、2014年の映画『STAND BY MEドラえもん』のような泣けるコンテンツであり、そして現在新作映画『のび太の南極カチコチ大冒険』が公開中であるように、今の子どもたちにも愛される、世代を超えた名作である。  だが実は、そんな『ドラえもん』が全盛期だった頃に子ども時代を過ごした世代の男子には、恐るべき特徴があるという。このたび編集者・ライターの稲田豊史氏が上梓した『ドラがたり のび太系男子と藤子・F・不二雄の時代』(PLANETS)には、そんな鋭い見立てが詰まっている。「てんとう虫コミックスは全巻頭に入っている」という同氏が、この本で読み解こうとした“のび太系男子”の正体とは? ――3月に稲田さんが上梓された『ドラがたり のび太系男子と藤子・F・不二雄の時代』は、『ドラえもん』をテーマにした、これまでにない切り口の書籍となっていますね。 稲田豊史(以下、稲田) 2015年の7月から「PLANETS」のメールマガジンで連載を始めたものですが、やっぱり『ドラえもん』は、作品論としても藤子・F・不二雄論としても、もう語られ尽くしてる。その中であえて語るとしたら、今だからこそ書ける『ドラえもん』論じゃないとダメだと思いました。僕も含めた今の30代から40代は、原作が一番元気だった頃の『ドラえもん』を共通原体験として育った世代です。そんな彼らに『ドラえもん』が自分たちに与えた影響をなんとなくわかってもらえたらいいな、というのが目的です。  この本には大きく3つの柱があって、ひとつは『ドラえもん』の作品論。もうひとつは、作者の藤子・F・不二雄論。そして3つ目が、今言った“のび太系男子”にまつわる世代論です。 ――“のび太系男子”は、この本のサブタイトルにもなっていますね。日刊サイゾー読者のために、“のび太系男子”を簡単に説明してもらっていいですか? 稲田 リスクや責任を負うのが嫌で、「果報は寝て待て」みたいな考え方の人ですね。ダメな自分を恥ずかしく思って自己変革するんじゃなくて、ダメな自分をさらけ出すことこそが誠実で、「それでいいじゃん」って言ってしまうのが“のび太系男子”。のび太はたまに努力するんですけど、『ドラえもん』が日常を描く作品である以上、次の話ではまたダメ人間に戻っていて、結局は変わらない。それと一緒で、誠実で優しいことこそが一番の美徳で、いい年こいて「僕は繊細で弱いんだ」って言ってれば、いつかしずかちゃんみたいなマドンナが現れるに違いない……と思っちゃってるような人のことです。 ――本書では30~40代男性、団塊ジュニアとポスト団塊ジュニアに“のび太系男子”が多いと指摘されています。 稲田 僕も含めた、いわゆる「文化系男子」に限ってですけどね。共通して言えることとして、決断が非常に苦手なんですよ。だから、婚期が遅れがちな人が多い(笑)。  彼らのひとつ上の世代はバブル世代で、「早く結婚する奴は馬鹿だ」とか「もっと独身で遊べばいいじゃん」と言って享楽的にお金を使っている先輩や上司がたくさんいました。我々は直近の先輩である彼らをロールモデルにするしかなかったけれど、社会状況や経済状況が変化して、それは許されなくなった。それでも「趣味に生きるのは控えて、将来設計して、貯金して、結婚を考えよう」みたいな決断ができないまま、今に来てしまっている。  こうした精神性を決定づける上で一番大きかったのは、04年に『「のび太」という生きかた』(アスコム)という本が出たことです。あの本以降、「のび太って良いよね」と、のび太に同調する男性が僕の周りでもすごく多くなった。それ以前からも、のび太がいい奴に描かれている『ドラえもん』の傑作選がよく売れていたこともあって、のび太再評価の気運が土壌としてありました。 ――00年頭あたりで、ヴィレッジヴァンガードのようなサブカル書店で『ドラえもん』の「泣ける話」といった傑作選がよく販売されていた印象があります。 稲田 そこでサブカル男子のプライドをうまくくすぐった側面もあるでしょう。自分が小さい頃に好きだったコンテンツが再評価されるのは誰だってうれしい。「『ドラえもん』を好きな俺が好き」って感じにもなった。 ――「婚期が遅れている」ということですが、そんな“のび太系男子”の問題点とは? 稲田 う~ん……いっぱいあり過ぎますね(笑)。とりあえず、状況を切り開いていくファイトが弱い気がします。団塊ジュニア世代は人口も多くて、競争社会でずっと生きてきたから、いい加減疲れちゃってるんですよ。あとは、自分たちが割をくってるという意識が強い。すぐ上のバブル世代が甘い汁を吸ってるのを目の当たりにしてるのに、自分たちは吸えなかったから、被害者意識も強い。……という感じで、なんでも時代や社会状況のせいにしがち(笑)。 ――“のび太系男子”しかり、本書では、『ドラえもん』を「未成熟な男子の欲望の物語」とも見なしています。では、現代社会における“成熟”とは、どういったものなのでしょう? 稲田 『ドラえもん』は、どこかに必ず「正解」が存在する世界だと思うんですよ。その「正解」を最短のプロセスで探すソリューションツールが、ドラえもんという22世紀から来たお世話ロボットです。ただ、“のび太系男子”が小さい頃、『ドラえもん』を読みふけっていた30年前なんかはまだそういう世界だったけど、今は集団や状況によって「正解」は違う。絶対的な「正解」が存在しない複雑な世界になってしまった。そうすると、「正解を探す」という考え方自体が、間違いなわけです。  そんな時代における“成熟”というのは、今の複雑な状況を複雑なままで受け止めて、その中で「どう快適に生きていくか」という、いわば“瞬間瞬間で息をするための技術”を見つけるということでしかない。そういうパラダイム・シフトを受け入れ、「今は昔とは違う世界なんだ」と認められる人が、成熟した人間ではないでしょうか。 ――『ドラえもん』という物語の中では、まだ「正解のある世界」という共同幻想が生きていた? 稲田 『ドラえもん』は、藤子・F・不二雄先生が亡くなった96年に終わっている昔の作品ですからね。しかも90年代の新作は年1本の大長編がメインで、短編はぽつぽつしか描かれていない。みんなが知っている『ドラえもん』の日常話はほぼ80年代、つまり30年近く前に描き切られているんです。  だから、今を生きるのに『ドラえもん』は役に立たないはずなんです。『ドラえもん』は、もっとおとぎ話扱いしなきゃいけない。80年代に「コロコロコミック」(小学館)や単行本で『ドラえもん』をいっぱい読んでいた大人にとって、その頃の思い出や染み付いた価値観はなかなか抜けきらないので、厄介ですが……。
ドラえもんは、いかにして「社会のインフラ」となったか──『ドラがたり』稲田豊史インタビューの画像2
『ドラえもん』第1巻は1974年の刊行だった
■ドラえもんは日本社会の「インフラ」だ! ――『ドラがたり』では、“のび太系男子”だけでなく、しずかちゃんを打算的な姫タイプの女子、ジャイ子をサブカル文化系の女子としても分析していますね。 稲田 “のび太系男子”と思しき読者の方からは「胸が痛い」という反響があって、そこまでは大体予想していたんです。でも、文化系女子としてのジャイ子の生き方について、「私もジャイ子でした」と共感してくれる女性がけっこういたのは意外でしたね。この本の中では、ひとつの語り口の方法というか、ある種の思考実験として文化系女子をジャイ子に見立てているだけですから、ジャイ子がすごくリアルに現代の文化系女子を表しているとは思わないんですけど。ともかく、男女問わずみんなジャイ子が大好きなんだな、というのはわかりました。 ――“のび太系男子”や“ジャイ子系女子”だけでなく、うるさ型の『ドラえもん』好きからも反響はありましたか? 稲田 うるさ型の『ドラえもん』好き(笑)。ウワサによると、世の『ドラえもん』発言を常に巡回サーチしている“ドラえもん警察”っぽい集団もあるらしいのですが……。その人たちにはまだ見つかってないと思います(笑)。  そもそも僕は、『ドラえもん』は日本における最強のインフラだと思ってるんですよ。だって、こんなに全世代が内容も含めて熟知しているコンテンツって、他にないでしょう。「主要登場人物5人の名前は?」と聞かれたら、団塊世代も未就学児も、多分8~9割の人は言えると思う。『ドラゴンボール』やジブリ作品と比べても、図抜けた知名度です。『ドラえもん』は誰もが意識しないくらい、国民の生活に浸透している。それって、もはやインフラです。  誰もが日常で触れているインフラだけに、作品について僕より詳しい人は世の中にたくさんいます。それもあって、この本では「巷では言われているけど、検証されていないこと」はなるべく書いてません。たとえば、「ドラえもんの諸設定を考えたのは、当時チーフアシスタントだった方倉陽二さん」という話が流布していますが、どの設定が彼の手によるもので、どの設定がF先生も了解していたかは細かく確認できないので、言及しませんでした。極力、公式の原典にたどれるものについてだけ書きました。やっぱり“ドラえもん警察”が怖いんで(笑)。 ――「『ドラえもん』はインフラになっている」という指摘は、興味深いですね。 稲田 面白いのは、世代によって作品の受け取り方がけっこう違うということ。これは長らく感じてました。だから、『ドラがたり』の第1章では、学年誌に掲載された同時期の作品を“水平”に、時系列順の作品を“垂直”にとって、『ドラえもん』の作品性をマッピングしています。アニメ版でも、観ていたのが(現在のアニメで声優を務める水田わさび版の)“水田ドラ”なのか、“大山(のぶ代版)ドラ”なのかでドラえもんに抱く印象が大きく違いますし、リアルタイムで原作を読んでいたかどうかでも違う。その他にも、ザワっとする章タイトルや見出しをぶっこんでおいたので、目次を見ただけで百家争鳴の議論が湧き上がると思います。結果的に、そういう本に仕上がって良かったです。  あと、絶対に言及したかったのは、「エコドラ」ですね。 ■プリウスに東京メトロ……ドラえもんをめぐるイメージ ――エコ(環境問題)を呼びかけるドラえもんのことですね。本書を読むと、その部分は特に稲田さんの筆にも力が入っているのがわかります(笑)。 稲田 環境問題に傾倒した時期の『ドラえもん』が本当にイヤでイヤで。84年くらいからですね。“ぼくたち地球人”というスローガンを掲げて、お行儀が良くて、品行方正で……。極めつけは、大長編『のび太とアニマル惑星』でまるで“放射脳”化したみたいな、のび太のママです。あれは、ひどい。 「エコドラ」に対する嫌悪感をはっきり打ち出した書籍にお目にかかったことがなかったので、この気持ち悪さはどうしても書いておきたかったんです。読者の反響でも「私も嫌だった」って人がわりといて、うれしかったですね。F先生自身も、作品によってはエコに寄り過ぎたことをあとで反省してたらしいんですけど。 ――そういったクリーンなイメージからか、近年でもドラえもんを使ったタイアップは盛んですよね。 稲田 (俳優を起用した実写CMの)トヨタはまあ、わかるんですよ。“のび太系男子”にそろそろ家族ができて、エコ色の強いプリウスをファミリーカーとして買わせたいってことなので。ドラえもん役の俳優にジャン・レノが起用されてますけど、“のび太系男子”は彼の主演した映画『レオン』(96年公開)が響く層でしょう(笑)。この世代の文化系男子は皆、ナタリー・ポートマンの演じた黒髪おかっぱの美少女・マチルダが大好きですからね。  昔は日産も、ラシーンという若者向けの車のCMで「新・ぼくたちのどこでもドア」と謳って、『ドラえもん』を起用していました。それが20年くらい前で、“のび太系男子”の一番上の世代が免許を取ったくらいの時期です。当時はまだ、大学生が車を買う発想があった時代でしたからね。  あとは今、東京メトロが『ドラえもん』を起用して「すすメトロ!」というキャンペーンをやってますが、イラストレーターが描いたオシャレクソなドラえもんが、個人的にはちょっと癇に障ります(笑)。普通に原作かアニメの絵でやればいいのに、なんでフラットデザインのオシャレ絵なんでしょうか、あれ。 ――毒気の抜けたドラえもんですよね(笑)。 稲田 ドラえもんというキャラクターは、デザイン的にものすごくうまくできているんです。特にF先生による原作タッチ、円の組み合わせによるバランスは完璧で、時代を経てもぜんぜん古臭さを帯びません。また、原作とアニメのタッチは全然違うのに、青・白・黄・赤のカラーリングさえしてあれば、アイコンとして成立する。だからこそオシャレ絵にもアレンジしやすいし、アパレル展開なんかで女子受けするような方向性に持っていくのも、わかるんですけど。  実は今回、本に書こうと思って書かなかったのが、「文化系アラサー女子、『ドラえもんが好き』って言っておけばOK問題」です。ほら、「このキャラクターが好きな自分」を打ち出すアピールのやり方ってあるじゃないですか。例えば、『ムーミン』のスナフキンが好きだったら、「北欧にも目配せしてる自由人気質」。ディズニーキャラが好きなら、ちょっとマイルドヤンキー文化にも踏み込んだ「平和的なウェイ系」。サンリオのキティ好きなら、周りからどう思われようと「夢の国の住人」として全身ピンクを着まくるとか。でも、ディズニーとかサンリオ好きって公言すると、ディスられる可能性がありますよね、「サイゾー」みたいな意地悪なメディアに(笑)。 ――稲田さんが「サイゾー」本誌の連載で言ってるだけですよ(笑)。 稲田 とにかく、「『ドラえもん』が好き」なら、全方位で安全なんです。思想的にも中立中庸でニュートラルだし、キャラとしての可愛さもある。さらに、原作に顕著ですが「実はちょっと毒がある」みたいなマニアックなアプローチもできる。そういった深い戦略を踏まえた“ドラえもん好き女子”が、世には結構いるわけですよ! だから、郵便局で『ドラえもん』グッズを売り出せば飛ぶように売れるし、(劇場版最新作の)『のび太の南極カチコチ大冒険』にも若い女子が乗っかれる。身につけてもギリギリ恥ずかしくないキャラとしてのドラえもん。そうやって一大マーケットができているんですよね。
ドラえもんは、いかにして「社会のインフラ」となったか──『ドラがたり』稲田豊史インタビューの画像3
公開中の『映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』
■“虚淵ドラ”だっていいじゃないか! 今後の大長編 ――今、話にも出ましたが、『南極カチコチ大冒険』はいかがでしたか? 稲田 公開直後、ネット上では「クトゥルフ神話っぽい」といった絶賛の意見もよく見られましたが、すみません、僕としては「普通」でした(笑)。偉そうにごめんなさい。もちろん、時間ギミックのアイデアは良かったし、パオパオの登場や『のび太の魔界大冒険』を彷彿とさせるミスリードといった、オールドファンがぐっと来る仕掛けも良かった。導入部はそこそこに、物語がすぐ動き出すなど、子どもたちを飽きさせない工夫もできていました。  でも、原作のない映画オリジナルの『ドラえもん』は、脚本家の力量でもっとぶっ壊してもいいと思うんです。アメコミだってそうでしょう。何十年も前に誕生して、描き手がどんどん変わって、新しい要素や時代性を作品に取り込んだ結果、新規の読者を常に獲得しています。見た目が大きく変わったとしても、最低限の世界観さえ守っていれば、『バットマン』や『スパイダーマン』を名乗れる。それこそ『ドラがたり』にも書いたように、「大長編ドラえもんコード」(大長編の『ドラえもん』を成立させている要件)さえ守っていれば、誰がどう書いたって長編の『ドラえもん』になるんです。 『ドラえもん』は、05年の声優リニューアルで確実に20年は延命したと思いますが、これからさらに延命させたいのなら、新しい脚本家をどんどん起用していけばいいんじゃないでしょうか。それこそ、虚淵玄さんが脚本の映画『ドラえもん』を観てみたい。個人的には、ドラえもんの動力源が原子力だってことをネタにした作品ができると面白いのになと。「体内の原子炉がメルトダウンして、さあ大変。ドラえもんが販売元からリコールされちゃう!」みたいな。 ――最後に、これを読んで久しぶりに『ドラえもん』を読み返したいと思った「日刊サイゾー」読者に、オススメの『ドラえもん』エピソードはありますか? 稲田 やっぱり、大長編の『のび太の魔界大冒険』かな。オールド世代にとって不動のナンバー1・2は、『魔界大冒険』と『のび太と鉄人兵団』。異論は認めん(笑)。 『魔界大冒険』がすごいのは、伏線とその回収です。最初に登場した謎が、その1時間後とかに、小学校低学年が見ても理解できるよう、きっちり解ける。SFのプロットとして図抜けた完成度の高さが魅力です。さらに、「タイムマシン」や「石ころぼうし」といった、ドラえもんの道具の万能性が破られる恐怖もすごい。敵のメジューサからはタイムマシンでも逃げられない。時間を超えてのび太とドラえもんを追跡してくる。このくだりが最高にホラーだっていう意見は、本当に多いんですよ。しかも、『魔界大冒険』は、しずかちゃんのスカートめくりで物語が動き出して、スカートめくりで終わる(笑)。エロスもアドベンチャーも全部入り。完璧です。  原作の大長編『ドラえもん』は、単行本たった1冊分なので、大長編というよりは中編ですが、この短さでアドベンチャーの起承転結が過不足なく描かれています。この見事な構成技術は、僭越ながら僕がものを書いて商売していく上でも、とても役に立っているんですよ。何分くらいで読めるものを、どういうスピード感で語るのが一番快適か。そういうのを小学生のときから感覚として刷り込んでくれたのが、F先生の初期の大長編です。今、読み返してもコマ運びにまったく無駄がない。大河ドラマを得意とした手塚治虫とはまた違った、中短編で光るウェルメイドの素晴らしさが、藤子・F・不二雄作品にはあると思っています。 (構成=須賀原みち) ■稲田豊史(いなだとよし) 1974年、愛知県生まれ。編集者/ライター。キネマ旬報社でDVD業界誌編集長、書籍編集者を経てフリーランスに。著書に『セーラームーン世代の社会論』(すばる舎リンケージ)、編著に『ヤンキーマンガガイドブック』(DU BOOKS)、編集担当書籍に『押井言論2012-2015』(サイゾー)など。<http://inadatoyoshi.com/>
ドラえもんは、いかにして「社会のインフラ」となったか──『ドラがたり』稲田豊史インタビューの画像4
ドラがたり のび太系男子と藤子・F・不二雄の時代 発売中 ドラえもんは、いかにして「社会のインフラ」となったか──『ドラがたり』稲田豊史インタビューの画像5

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『ジャニーズ大運動会2017』で感じた、ジャニーさんの気配と「名珍場面」

 今回ツッコませていただくのは、4月16日に開催された『ジャニーズ大運動会2017』名珍場面。

 J-RED軍監督をKAT-TUN・上田竜也が、J-WHITE軍監督をKAT-TUN・中丸雄一が務めていたため、「ここに亀梨がいれば……」という思いはあった。しかし、勝負に対してガチすぎる上田と、通常運転の気ままトークの中丸との対比は、大きな見どころだった。

 『大運動会』を取り上げたワイドショーなどでは、Sexy Zone・中島健人がフリースローを外して「セクシーソーリー」と言う場面や、Kis-My-Ft2玉森裕太&藤ヶ谷太輔のコメントなど、デビュー組ばかりが紹介されていたが、実際には多数のJr.が活躍した「ジャニーさんの私的遊び」感満載の運動会だった。

 まずJr.ユニットからデビュー組まで、オリジナル曲やデビュー曲を歌いながら登場するなか、「東京B少年」だけはメンバー一人ひとりの名前が紹介される。ジャニー社長の力の入れ方はハンパないし、彼らのフレッシュなキラキラ感もハンパない。「50mダッシュバトル」では、『炎の体育会TV』(TBS系)で「上田ジャニーズ陸上部」に属する管田琳寧と、J-RED軍監督・上田竜也が1位、2位に。同番組に出演する諸星翔希との、「ニヤニヤすんな」のお約束のやりとりも見られて、サービス満点だった。

 「野球バトル」は、J-REDが中山優馬、J-WHITEが東京B少年・那須雄登の先発でスタート。どちらも経験者らしい好投だったが、スタメンはデビュー組が多かったためか、特に白組では当たり損ねのフライを落下させたり、送球をことごとく後逸したりと、守備の弱さがどうにも目立った。解説のデーブ大久保も、必死に「着こなしがサマになってますね」などと、妙な褒め方をしていた。

 解説のトーンが変わったのは、Prince・岩橋玄樹の好守備から。また、J-WHITEの捕手・高橋優斗の安定したキャッチングや好打撃、途中から選手交代で中村海人、田中樹、末武幸紘(いずれもWHITE)、七五三掛龍也(RED)などが入ったことで、ちゃんとした野球になる。

 結局、活躍したのは野球経験者だらけだが、「ジャニーズ」ならではの珍事が多数あった。幼い頃から仕事をしている者も多いためか、野球経験の有無どころか、ルールがわからない者も多く、野次を飛ばしまくる中丸は「アンパイアに言ってください」と言われると「アンパイアって何ですか」。また、「振り逃げ」がわからなかったり、守備でも出塁時もずっとベースを踏み続けていたりする者もいた。

 代走で出たSexy Zone・松島聡などは、打者が打つまでベースを踏んでいて、デーブが投球に合わせて「ヨーイドン」と言った途端、急に走り出す有り様。それが面白かったため、その後はデーブがマイクでアドバイスする展開となり、会場は大いに盛り上がった。

 また、多数のデビュー組とJr.が集まる場だからこそ、あらためて発見したこともある。

 ひとつは、Kis-My-Ft2・北山宏光の、大きなリアクションを絶妙なタイミングでカメラに抜かせる「テレビタレント力」の高さ。バッターボックスにやる気満々で向かう際に代打を出され、大げさに怒ってみせるリアクションには、安定安心のバラエティ力が感じられた。また、「PKバトル」「フリースローバトル」で失敗し、口元に手をあててショゲるKis-My-Ft2・藤ヶ谷太輔の「乙女リアクション」に見る、繊細な女子力も良かった。

 もうひとつは、腰痛のためか競技に参加しなかったにもかかわらず、スクリーンへ映し出されるたびに「きゃ~~~~!」と大歓声を受ける、Hey!Say!JUMP・山田涼介の「スクリーン職人&スター力」。グループで披露した「ウィークエンダー」では、山田のパート「スウィートアンサー」で会場が揺れるほどの絶叫が起こり、『ジャニーズワールドの感謝祭』を思い出してしまった。

 山田はほかにも、投手・中山と打者・知念侑李の対決を茶化し、スクリーンにアップで映されて大歓声を浴びたり、ラストでは中山、知念と「NYC」で集まって「勇気100%」を踊って会場を沸かせたりしていた。JUMPではほかに、J-WHITE軍のキャプテン・薮宏太の、俊足・鈴木瞬映に「足は速いけど、しゃべりは遅いね」というツッコミをはじめとした、毒舌&自由すぎるトークが冴えていた。

 ジャニーズWESTと「お祭り」イベントは、相性が良いということもわかった。愛されキャラの濱田崇裕は終始笑いをとりつつ、場を盛り上げる。また、「運動音痴」で知られる中間淳太は、野球バトルの応援団で、韻を踏んだ妙な応援をして味方をズッコけさせたり、障害物ダッシュバトルでは運も味方した謎の実力(?)を発揮したりと、大活躍。ほかには、中山の歌のうまさ。ただでさえ音響の良くない東京ドームで、イヤモニをせずあれだけ踊って歌える実力は、素直にすごいと思う。

 また、「障害物ダッシュバトル」で多くの選手が苦戦する「Jr.探しゾーン」において、選手として出場したPrince・神宮寺勇太が中村嶺亜を引き、神宮寺×嶺亜の「セクバ」でゴールしたところも、会場中が湧いた。

 また、東京B少年、なかでも那須に対する歓声の大きさ。野球のときにも、投手の那須がアップで抜かれるたび、あちこちから「可愛い~♪」という声が上がったが、披露したNEWSの曲「BYAKUYA」のセリフ部分では、若い子から大きいお姉さま方まで含めた黄色い声の「ぎゃ~~~!」という大絶叫が響いていた。

 ちなみに、東京B少年の活躍や、「野球」以外にも、「ジャニーさん、ココに来てる感」をヒシヒシ感じる場面がいくつかあった。

 ひとつは、関西ジャニーズJr. ・大西流星と、ドラマ『母になる』に出演中(日本テレビ系)の道枝駿佑が「YOU、出ちゃいなよ」的に突然の参加したこと。また、「フリースローバトル」での「ジャニーズにも得意な人がたくさんいると思いますけど、例えば堂本剛君がすごく上手で」といった、A.B.C-Z・河合郁人の唐突なフリ。

 また、「一番盛り上げたで賞」になぜか知念が選出されたこと。実際、知念は中山との対決などで野次に怒るフリをし、ヒットを打つなど盛り上げていたし、頑張っていた。でも、やや唐突感があったために、会場ではざわめきが起こったが、「なんで?」と一番思ったのはおそらく知念本人だろう。

「これからも、世界中を盛り上げていきたいと思います!」と笑顔でめいっぱいおどけてみせていたが、その顔は心底困ってるように見えた。

 長丁場で名珍場面の多かった『ジャニーズ大運動会2017』。ジャニーさんのプライベートイベントにお邪魔させていただいたようだ、ありがたい機会だったのだと思う。
(田幸和歌子)