実に8年ぶり……嵐の最新シングル「I’ll be there」が40万枚を割った!

 4月19日に発売された嵐の最新シングル「I’ll be there」が、5月1日付オリコン週間CDシングルランキングで第1位を獲得したことがわかった。店頭入荷日の4月18日に22.5万枚を売り上げ、週間では39.3万枚を記録している。2位以下に10倍の差をつける圧倒的な売り上げ枚数で、不動の人気を証明してみせた。

 しかし、嵐ファンからはこの結果に不安の声も聞こえる。「I’ll be there」は相葉雅紀主演のドラマ『貴族探偵』(フジテレビ系)の主題歌に使用されているため、じわじわと売り上げを伸ばしていくかと思われたが……

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視聴率3%、放送倫理に問題……国分太一『ビビット』、TBSの“お荷物”でも続行するワケ

「マツコ・デラックスが『最近、ビビットいい感じよ』などとテレビで言っていましたが、一体どこを見ているんでしょうか?」(業界関係者)

 物の売り上げを伸ばし、人気を高めるといわれるマツコの称賛コメント。だがTBS系の朝のワイドショー『白熱ライブ ビビット(現・ビビット)』に限っては、その神通力は利かないようだ。この番組は、実は今、抜き差しならない2つの爆弾を抱えているという。

 まず1つ目は、1月31日の放送内容だ。多摩川沿いに住むホームレスを「多摩川リバーサイド族」と呼び、さらには多数の犬を飼う男性について「犬男爵」「人間の皮をかぶった化け物」と紹介したのだ。これを受けて、放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会が4月、「明らかな偏見と名誉毀損的な表現がある」として審議入りを決めた。

 さらに、この「犬男爵」と名指しされた男性は後に産経新聞記者の直撃取材に応じ、自分が不在のときに犬のゲージなどを勝手に撮影しているクルーに対し、後ろから「何やってんだ!」と怒鳴る演技をしてくれと、「ヤラセ」依頼があったことを話している。この証言が「事実認定」されれば、「内容の一部に虚偽がある」とされ、さらに上の「審理入り」となる。コンプライアンスが厳しく問われる昨今にあって、過剰演出のワイドショーは、打ち切りは免れないだろう。「委員会は今後、TBSテレビの関係者からヒアリングを行うなどして審議を進める」(同)としているという。

 しかし、この番組が瀬戸際なのは今に始まったことではない。2つ目の爆弾は、「スタート以来、ブッチギリの同時間帯最下位(テレビ東京を除く)を記録していること」であると制作会社スタッフは指摘する。

「この時間の民放ワイドショーは、『スッキリ!!』(日本テレビ系)『モーニングショー』(テレビ朝日系)『とくダネ!』(フジテレビ系)が、しのぎを削る激戦区。これら3番組は、視聴率6~10%の間で推移しています。そんな時間帯にあって『ビビット』は平均3%で安定してしまっている。この4月からリニューアルしたものの、まったく上がる気配はありません」

 MCのTOKIO・国分太一は、『ビビット』前に同枠で放送されていた『いっぷく!』から数えるとワイドショーの司会歴は4年目を迎える。しかし、まったくと言っていいほど評価されないどころか、番組中「猶予」が読めずに赤っ恥をかくなど、逆に評判を落としている様子だ。

「彼の好感度はTOKIOとして出ている『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)によって支えられているといわれている。『DASH』以外の番組に出ると、彼の持つ野心家な一面や、空気を読めない性格があらわになってしまうことが多々ある」(プロダクション関係者)

 国分にとっても、『ビビット』は自身の魅力が生きる仕事とは言いづらく、局全体が上向きのTBSの番組の中にあっても視聴率面で完全に“お荷物”番組と化しているが、絶対に打ち切れない理由があるという。

「もちろん、国分の奥さんが元TBS社員だからです。15年に、7年の交際を経て結婚し、のちに女児も誕生。TBSはある意味身内、永久に国分と切れないのです」(同)

 裏の『あさイチ』(NHK)のMCぶりで評価を上げたV6・井ノ原快彦と比べ、MCの存在も番組自体も話題に上らない『ビビット』の運命やいかに。
(後藤港)

前代未聞! 『IQサプリ』焼き直し番組が2つ同時に……“視聴率崩壊・アイデア不足”フジテレビの断末魔

前代未聞! 『IQサプリ』焼き直し番組が2つ同時に……視聴率崩壊・アイデア不足フジテレビの断末魔の画像1
 この春、フジテレビで『クイズ!金の正解!銀の正解!』(毎週土曜日夜7時~)と『潜在能力テスト』(毎週火曜夜7時57分~)という2つのクイズ番組がスタートした。その内容が、現在のフジテレビの厳しい状況を象徴しているかのようだと話題になっている。  フリーとなった加藤綾子アナとフジテレビの榎並大二郎アナをMCに、的場浩司や石川恋らが回答者として出演する『クイズ!金の正解!銀の正解!』。出題されるのは、知識ではなく、ひらめきや発想力を求められる問題ばかり。1つの問題に3つの正解があるのが最大の特徴だ。  一方、オードリーの若林正恭とフジテレビの宮司愛海アナがMCを務める『潜在能力テスト』は、「動体視力」「注意力」などのテーマに沿った問題で、回答者の“潜在能力”をチェックするという番組。『金の正解!銀の正解!』同様、知識が問われる問題ではなく、なぞなぞやパズルに近い問題が多い。  どうも似通っているように思える2つの番組。テレビ局関係者はこう話す。 「コンセプトがほとんど変わらないクイズ番組が、同じ局で2つ同時に始まるとは前代未聞ですよ。普通のテレビ局なら、まずあり得ません」  ネット上では2つの番組に対し、以前放送されていたフジテレビの人気番組『脳内エステ IQサプリ』(2004~2009年)にそっくりだとの声も上がっている。 『IQサプリ』といえば、回答者がモヤッとするとMCの伊東四朗の頭上に「モヤッとボール」がたまり、番組の最後にそのボールを伊東が頭で受けるというのがお決まりだった。そして、『潜在能力テスト』でも、正解するごとに脳のオブジェに玉がたまり、番組の最後でその玉がスタジオ内に発射されるという演出がなされている。 「もはや『IQサプリ2』に題名を変えたほうがいい、とまでいわれています。業界内では、フジテレビのアイデア不足は本当に深刻だと心配されるほどですね」(同)  現在、視聴率の不振にあえぐフジテレビ。その上、アイデア不足となると、再浮上も難しそうだ。 「フジテレビは何をやってもうまくいかないので、上層部も混乱しているようです。じっくり番組を育てていく余裕もなくなっているため、その場しのぎのテコ入れが相次ぎ、現場のスタッフも疲弊しているみたいですね。その結果、番組の会議でも練られた意見が出なくなり、過去の人気番組の焼き直しみたいな企画ばかりが増えてしまう。そういう悪循環に陥った結果が、2つの似たようなクイズ番組なんだと思います」(同) 『金の正解!銀の正解!』と『潜在能力テスト』のどちらか1つでも当たってくれれば現状打破のきっかけにもなるのかもしれないが、果たしてどうなるか──。 (文=大塚ほのか)

前代未聞! 『IQサプリ』焼き直し番組が2つ同時に……“視聴率崩壊・アイデア不足”フジテレビの断末魔

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 この春、フジテレビで『クイズ!金の正解!銀の正解!』(毎週土曜日夜7時~)と『潜在能力テスト』(毎週火曜夜7時57分~)という2つのクイズ番組がスタートした。その内容が、現在のフジテレビの厳しい状況を象徴しているかのようだと話題になっている。  フリーとなった加藤綾子アナとフジテレビの榎並大二郎アナをMCに、的場浩司や石川恋らが回答者として出演する『クイズ!金の正解!銀の正解!』。出題されるのは、知識ではなく、ひらめきや発想力を求められる問題ばかり。1つの問題に3つの正解があるのが最大の特徴だ。  一方、オードリーの若林正恭とフジテレビの宮司愛海アナがMCを務める『潜在能力テスト』は、「動体視力」「注意力」などのテーマに沿った問題で、回答者の“潜在能力”をチェックするという番組。『金の正解!銀の正解!』同様、知識が問われる問題ではなく、なぞなぞやパズルに近い問題が多い。  どうも似通っているように思える2つの番組。テレビ局関係者はこう話す。 「コンセプトがほとんど変わらないクイズ番組が、同じ局で2つ同時に始まるとは前代未聞ですよ。普通のテレビ局なら、まずあり得ません」  ネット上では2つの番組に対し、以前放送されていたフジテレビの人気番組『脳内エステ IQサプリ』(2004~2009年)にそっくりだとの声も上がっている。 『IQサプリ』といえば、回答者がモヤッとするとMCの伊東四朗の頭上に「モヤッとボール」がたまり、番組の最後にそのボールを伊東が頭で受けるというのがお決まりだった。そして、『潜在能力テスト』でも、正解するごとに脳のオブジェに玉がたまり、番組の最後でその玉がスタジオ内に発射されるという演出がなされている。 「もはや『IQサプリ2』に題名を変えたほうがいい、とまでいわれています。業界内では、フジテレビのアイデア不足は本当に深刻だと心配されるほどですね」(同)  現在、視聴率の不振にあえぐフジテレビ。その上、アイデア不足となると、再浮上も難しそうだ。 「フジテレビは何をやってもうまくいかないので、上層部も混乱しているようです。じっくり番組を育てていく余裕もなくなっているため、その場しのぎのテコ入れが相次ぎ、現場のスタッフも疲弊しているみたいですね。その結果、番組の会議でも練られた意見が出なくなり、過去の人気番組の焼き直しみたいな企画ばかりが増えてしまう。そういう悪循環に陥った結果が、2つの似たようなクイズ番組なんだと思います」(同) 『金の正解!銀の正解!』と『潜在能力テスト』のどちらか1つでも当たってくれれば現状打破のきっかけにもなるのかもしれないが、果たしてどうなるか──。 (文=大塚ほのか)

信仰だけではない“楽しめる場”としての神社へ──宮司も期待を寄せる神田明神の新スポット「明神カフェ」

信仰だけではない楽しめる場としての神社へ──宮司も期待を寄せる神田明神の新スポット「明神カフェ」の画像1
 4月14日、神田明神の鳥居の横にオープンした「明神カフェ」。さまざまなアニメとのコラボイベントやメニューを打ち出す「ビストロエンターテイメント」は「聖地・秋葉原」の新たなスポットとして、魅力と課題とを提示しようとしている……。  数年前の大みそかの朝、私は神田明神の祭務所の裏にいた。  その前日、私はコミックマーケット3日目の取材のために、東京ビッグサイトの中で団子のように揉まれていた。ふいに、パンツのポケットに入れていたiPhoneのバイブレーションを太ももで感じた。電話の主は、エクスアーツ・ジャパン株式会社の和田昌之だった。 「取材に来てくれませんか……」  少し申し訳なさそうな口調だった。さまざまなマンガ・アニメイベントのプロデューサーや、グッズ制作などを手がける和田は、それまでも何かと私に取材を依頼してきていた。 「神田明神の境内に、海洋堂コラボの縁起物フィギュアのガチャガチャが設置されたり、新しいコラボグッズの物販スペースが登場するんですよ」  いつからかと聞くと、さらに申し訳なさそうな声が聞こえてきた。 「明日の9時からなんです……」  私はすぐさま快諾した。その年のコミケは珍しく30日が最終日であった。たいていのオタクは3日間の疲れを癒やしながら、戦利品の観賞に忙しい日だろう。それでも、疲れ知らずでガチャガチャを回したりグッズを買いにやってくるのは、どんな人々なのだろうかと興味が湧いたからだ。  きっと、熱心な人々は早くから集まっているに違いない。そう思った私は、朝8時半には、もう現地に到着していた。スペースが設置されたのは、祭務所の裏。男坂の階段を昇りきったところであった。のぼりはあったものの、どこか寂しそうな感じはあった。けれども、徐々に人は集まり始めていた。午前9時前になると、ささやかながら行列ができていた。  時間になると、10台あまり並んだガチャガチャの前で、みな何度もガチャガチャを回し、グッズを買い求めていた。列はさほど長いものではなかったが、その後もやってくる人が途切れることはなかった。  私も、ガチャガチャ回してみることにした。何しろフィギュアメーカーとして、生み出す製品の質では定評のある海洋堂とのコラボである。いったい、どんなフィギュアが入っているのか気になったからだ。出てきた巫女さんのフィギュアの質は満足いくものだった。ただ、そこに一緒に封入されていたおみくじは「大凶」だった。もちろん、おみくじは吉凶の部分よりもそこに記されている言葉が重要なのはわかっている。とはいえ、一年の締めくくりの日に「大凶」を引いてしまうのは、よい気分ではなかった。ちょうど様子を見にやってきた権禰宜(ごんねぎ)の岸川雅範氏に「今年は今日までですから……」と、微妙な顔で慰められた。  その日、私は取材がなくても神田明神に参拝しなければならない理由があった。まだ、師走の大祓の形代を納めていなかったのだ。きっと、しばらく参拝もせずに、神様をないがしろにしていたことの戒めが、先のおみくじなのだろうと思った。  和田に大祓の形代を納めたか尋ねると、こんな返事が返ってきた。 「え、ごめんなさい。まだ、それがなんなのか勉強していないんです……」 ■破魔矢も売り切れる神田明神の参拝熱  3月の中頃、和田から連絡が来た。 「明神カフェの件で、ご相談できませんか」  ああ、これも和田のところが受けているのかと思った。その少し前から、何人かに「神田明神が、今度はカフェを始めるらしい」といった話は聞いていた。  わずかの年月の間に、裏でひっそりと、様子をみながら行われていたアニメコラボは、神田明神の境内を埋め尽くしていた。あちこちに、アニメ調のポスターやのぼり、そして、甘味や餃子、お土産を販売する常設の屋台もできた。それと共に参拝客の数も目に見えて増えてきたのを感じた。平日であっても「今日は、なんのお祭りがあるのだろう」と勘違いするほどの賑わいを見せている。三が日はもちろん、仕事始めの1月4日になっても、いつになったらお賽銭箱が見えてくるのかわからない行列も風物詩になった。  いつぞやは、松の内が明けてから、神札と一緒に破魔矢も頂こうとしたところ「売り切れなんです」といわれて驚いた。いまだかつて、破魔矢が売り切れた神社というのは、ほかに聞いたことがない。そんな賑わう神社に、カフェができると聞いても不思議ではなかった。  よく聞くと、新しくできる明神カフェは神田明神が経営するわけではない。神田明神の所有する鳥居の横のビルに、和田がジェンコなどから出資を受けて新たに設立した明神カフェ株式会社が、テナントとして入居するということだった。  鳥居の横のビルなのだから、神田明神も安心のできるテナントを求めていたのだろう。この数年の間に、和田はさまざまな形で神田明神に関わっていた。中でも、昨年初めて境内で開催された神田明神夏祭りには深く関わり、声優のライブなど、若い参拝客の興味をひくような仕掛けを数多く盛り込んでいた。それに連なる明神カフェは、アニメのコラボやイベントなども行うことができるスペースだという。  江戸時代から、さまざまな催事で人を寄せていた神田明神。熱心に行われるアニメやマンガとのコラボは、その現代版なのだと思う。けれども、そこに神社の信仰はあるのだろうか。やはり、数年前の大みそかのことが気にかかった。だから、和田に話を聞いてみることにしようと思い、オープンの2日前に企画されたメディア向け内覧会へと足を運んだ。 ■美味くて当然! 一流の食材が揃う店
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 まずは、店の紹介を……。  神田明神の狛犬をモチーフにしたロゴを掲げる明神カフェ。席数は48席。そのほか、VIPルームも準備されている。また、ホール内にはステージもあり、上映会やミニコンサートのようなイベントにも対応できるようになっている。  コンセプトは「ビストロエンターテインメント」。とりわけ力を入れているのは料理で、麻布十番の人気料理店「エル ブランシュ」のオーナーシェフ・小川智寛氏が、料理を監修。「数カ月先まで予約がいっぱい」とグルメを扱うメディアでも注目される「肉山」や、会員制馬肉専門店「ローストホース」、銀座で北海道産の純血サフォークなどの上質な羊肉が人気の「ひつじ座」まで、有名店とのコラボした食材が集まっている。  一流の素材に、一流のシェフの監修。これで、美味くなければ、逆にオカシイ。また、ランチタイムにはサンドイッチがメインのセットも用意されている。そんな店内で目立つのは、美しい乙女たち。これから芸に磨きをかけるであろう声優や声優の卵である。乙女たちの給仕で、一流店の味。そして、アニメとのコラボメニューが楽しめるのが「ビストロエンターテインメント」の意味するところだ。  スライドを用いた説明の後、集まった報道陣は、並べられた料理の試食を勧められた。  オープンの2日後に備えて、その間も面接の女性が次々とやってきたり、店内は慌ただしかった。報道陣に給仕する乙女たちの動きは、まだぎこちないが、その初々しさが、何がしかのエンターテイメント性を感じさせていた。ここから、大きなホールを埋め尽くすような人気声優が育っていくのだろうか、と思った。 ■神様に関わるなら、学ばなくてはならない
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 ようやく一息ついた和田と、まだ慌ただしく準備をする人が行き来する店の中で話を聞いた。座る椅子はターコイズブルー。これも、最近パリのカフェで流行っている配色なのだという。いくつか基本的な質問をした後、ずっと疑問に思っていたことを尋ねてみた。 「和田さん、大みそかの時に……」 「いやいや、覚えてますよ!」  半笑いのような泣き笑いのような顔をしながら、途端に和田は、身体を大きく揺らした。 「いや、あの時は本当に勉強不足でした」  なおも、身体を揺らして笑顔を作りながら、和田は言った。 「あれから、どういう変化があったんですか。単にビジネスとしてだけではないのでしょう……」 「んー……」  少し考えてから、私に正対して和田は語り始めた。 「自分も20代の頃までは、髪を青く染めてバンドとかやってたんですけど……」  今では、ふくよかな体型の和田だが、いつだったか昔の写真を見せてくれたことがある。ステージでギターを抱えている和田は、体重も今の半分くらい。何より、道で出会ったら、必ずこちらが危険を感じて道を譲ってしまうようなファッションだったと記憶している。  それでも、神社にまったく興味がないわけではなかったと、和田は言うのだ。むしろ、興味を感じながらも、深く知るきっかけがなかったのだ、と。 「会社の事業の中で、偶然のきっかけですが、京まふ(京都国際マンガ・アニメフェア)のときに、平安神宮の境内での奉納公演を手伝ったり、神田明神とも、仕事で関わることになりました。その中で、自分でも神様や神社とはどう関わっていくかを考えるようになりました。参拝の作法とか、行事とかも。せっかくここまで神様に関わらせてもらっているのなら、ちゃんとやらなきゃいけないな、と」  謙遜なのだろうか、和田は、まだ自分は「にわか」だとも語った。けれども「信心深くなったのは確か」だとも。  これも、神様の采配なのだろうか、と考えた。正直なところ、あちこちにアニメのポスターや売店も出来た神田明神の境内には、少しばかりの違和感がある。神社としては、少し賑やかすぎるのではないかとも思うのだ。  昨年、私は思うところがあり熊野三山を巡った。そのときに感じた違和感と似ている。  まだ、午前中の人の少ない時間に、熊野本宮大社に参拝した。ようやくたどり着いた、誰もいない社殿の前で感慨にふけりながら参拝していると、観光バスでやってきたと思しき団体客で、急に騒がしくなった。シャッター音が幾重にも重なり、社殿の前は撮影禁止だというのに、記念写真を撮っている者もいた。そのときに感じたような騒々しさがある。  けれども、それを一概に否定することはできない。「蟻の熊野詣」といわれた時代には、みんなこんな風に先達に導かれて、賑やかに山道を歩いて、熊野に来ていたのではなかろうか、と。だから、アニメとのコラボをきっかけに、神田明神を訪れたとしても、そこで神田明神や神社、神道へと興味を広げていく人も少なからずいるはずなのだから。  神田明神の境内で、販売されているアニメグッズも同様だ。熊野本宮大社の授与所で牛王宝印を求めた私は「あれも下さい」と、思わず、目に飛び込んだ「熊野詣」と書かれた、まさに「お土産品」そのものの、のぼりを指さした。  何がそうさせたかといえば、東京から一昼夜をかけて、ようやくたどり着いた感動である。だから、アニメグッズを買い求めている人々も、アニメグッズが欲しいというよりも、神田明神に参拝してグッズを買ったという思い出を求めているのではないか。かつて、熊野那智大社の熊野比丘尼は諸国を巡り曼荼羅を絵解きして、勧進をした。祀られる神様の有り難さを説き、参詣へと誘ったのである。もしかすると、神田明神で起きていることは、かつての曼荼羅の現代版がアニメであり、様々なメディアが熊野比丘尼の役割を果たしているのかも知れない。  だから、今ある少しばかりの違和感は、やがて薄れていくのではないかとも思っている。  ただ、その結論はまだわからない ■神田明神宮司が語る、これからの神社への希望  和田と話を続けていると、すっと空気が変わった。その空気のほうに目線を向けると、凜とした老紳士の姿があった。神田明神の宮司・大鳥居信史その人であった。またとない機会に、ぜひお話をお伺いしたい。その旨を告げると大鳥居宮司は、快諾してくれた。私が聞きたかったのは、いわば大家である神田明神が鳥居の横の「一等地」を明神カフェに貸すことには、それなりの理由があるのではないかということであった。  神職らしい、独特の暖かさのある口調で、宮司は語り始めた。 「今は門前町の体をなしていないでしょう。夜になると真っ暗になってしまうんです。それに日曜日になると、あらゆるお店が閉まっているんです。『お昼を食べるところはありませんか?』という問い合わせも多いんですよ。これでは、せっかく多くのお詣りをいただいても……。だから、和田さんにも夜を明るくしてもらって、ランチも出して下さい、とお願いをしたんです。ですから、これを機会にみなさんに楽しみにお詣りしていただけるようになればと思うんですよ。最近は、若い人のお詣りも増えています。そう、7割がたは若い人なんです。だから、神社も信仰ばかりじゃなくて、物を食べたり買ったり楽しめる場でなくてはいけないと思うんですよ」  そして、宮司は来年にも境内に新しく建設される文化交流館についても触れた。 「むしろ、外国人の方も日本の文化を学ぶために、ここに来てもらうようになればよいと思っているんです」  初めて参拝する若者や外国人に、じっくりと神社や日本の文化に触れてもらった上で、門前でも楽しんでもらいたい。それが宮司の考える、これからの神田明神の姿だ。今、アニメをきっかけとして参拝をしている若者の何割かは、新たに訪れる人の先達になるのだろうか。そんな気持ちを述べると、宮司はこんなことを教えてくれた。 「われわれも、初めは若い人たちが集まるのを不安に思っていたんです。ちゃんと参拝をしてくれるのかな、と。ところが、そうした若い人たちは、年配の人よりも行儀もよいし、きちんとお詣りしてくれるんですよ」  最初は神社も、半信半疑だった「聖地巡礼」でやってくる作品のファンたち。その真摯な参拝の姿に、新しい形での信仰の広がりを見ているのだと思った。
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■地域の人々との連携をどう生み出していくか  そんな新しい「きっかけ」で、参拝に訪れる人たちが立ち寄るスポットになるであろう、明神カフェ。でも、和田は、そうした参拝客を相手とする客商売だけを考えているのではない。  カフェには、VIPルームも設置されている。これは、上客を相手にしようというわけではなく、氏子をはじめ広く地域の人たちにも使ってもらいたいという想いからできたものだ。 「ぜひ、地域の人々にも使っていただき、一緒に街を盛り上げていきたいと考えているのです」  その和田の展望は、決して楽なものではないと思う。  幾度か地域の氏子らから聞いたことがある和田に対する認識は「神田明神が使ってる業者さん」である。和田のオフィスは、これまでも神田明神の氏子地域にあるにもかかわらず、である。もともと、神田明神の氏子地域の人たちは、自分たちが先祖代々住む土地のことを、こう表現する。 「ここは、東京の田舎なんですよ」  都会を離れて全国各地の「田舎」へと移住を決意する人は増えている。そうした人々に取材をする機会もあるが、中にはさまざまな軋轢から移住を断念する人もいる。そうしたエピソードは、だいたいが閉鎖的で後進的な地域を批判する論調で語られがちである。でも、それは間違っている。すでに連綿と長い生活史を育んできた地域に、新しいものがやってきたときに、待ってましたとばかりに、歓迎して賞讃する人がどれだけいるだろうか。 「最初の1年は、まず人間関係をつくるのを頑張ったほうがいいですね」  と、ある地方都市の役所で聞いた。まさにその通りだろう。  だから、明神カフェに求められているのは、単に参拝客を増やす要素となるとかではなく、それが地域にどのように馴染んで、一緒に神輿を担いだりもできる仲間として溶け込んでいくかである。それは、いくら神田明神が期待を寄せても近道できるものではない。和田だけでなく、店のスタッフたちもすべて、神社の信仰と地域があってこその店という意識を共有した上での、たゆまぬ努力が求められている。  それは、茨の道ではないだろう。何しろ、店があるのは鳥居の真横である。そこで、日々神社にやってくる参拝客や地域の人々を見て、何も「気づき」を得ないなんてことは、想像しがたい。店で働く声優や、これからのコラボイベントなどに参加するクリエイターも、どこかで神田明神のネームバリューを利用しようと考えているやも知れない。けれども、日々、見ることになる神社に参拝することになる人々の姿は、そうした我欲を押し流していくはずだ。  戦後70余年。西洋的な価値基準によって支配される中で、唯一オタク文化は世界を席巻し、抗している。それは、決してクールジャパンなどという下品な言葉で、一括りにして賛美していてよいものではない。  そうした中で現れたオタク文化と神社とのコラボレーション。それは、新たな形で日本が誕生して以来、悠久の歴史の中で育んできた精神性に気づく機会を与えている。説教するでもなく支配するでもなく、包み込むように気づかせる。そこに神道のすごさを感じずにはいられない。  グランドオープン以来、1週間あまり。既に店を訪れた人々の口から語られる明神カフェの評判は、極めて好評だ。まもなくゴールデンウィークである。「ご祝儀」の時期を終え、単なる一個の店舗としての評判を超えて、その先に向かうことができるのか。時折、訪問しながら見ていくことにしたいと思った。 (文=昼間たかし)

AVの「ガチレイプ」は本当に演出なのか? AV男優・ピエール剣に聞いた業界の慣習

そろそろ暖かくなってきて変態も虫も出現しつつある季節、みんな元気にしてるキュウ? あたしは花粉症がしんどくて、それを口実に毎日ダラダラしてたキュウ。 夏は暑い、冬は寒い、春は花粉、梅雨は雨……秋以外は言い訳しか言ってないキュウ。 鼻をすすりながらmessy編集部に久々のAV男優インタビューをやりに行ったキュウ。 エロメン? 若手男優? もしくは、またスカトロ男優……!? と想像を巡らせながら着くと、一人の男を紹介されたキュウ。 「しQちゃん、この方はピエール剣さん。レイプものAVによく出ていらっしゃるベテラン男優さんです」 キュキュウ……! 想定外!!! レ、レ、レ、レイプ男優なんて怖いキュウ怖いキュウ怖いキュウ!!! そんなことなら例の店で貞操帯買って付けてきたかったキュウ~~~! 覚悟を決めて部屋に入ると、そこにはスキンヘッドのニコニコした中年男性がいたキュウ。 こ、こやつがレイプ男優キュウ…?? ――初めまして、しQちゃんですキュウ…。 「初めまして、ピエール剣と言います。よろしくお願いします。(ニコッ)」 ――(笑ったときに見える歯が新庄並みに白いキュウ……)あたし、今、お前さんがレイプ男優って聞いたけど、それってマジもんキュウ……? 「いや、レイプ男優ってわけではないんですよ。ただ人よりもレイプの仕事が多いってだけです。(ニコッ)」 ――そ、そ、そうなのキュウね……。いきなりレイプAVの話をするのも、あたし胃もたれしそうキュウ……。スカトロは平気になったキュウけど、レイプとか陵辱ものって怖いからあまり見ないキュウ。まずは、男優・ピエール剣の今に至るまでを聞くとするキュウ。今、お前さんは何歳キュウ……? 「1967年4月10日生まれなので、今49でもうすぐ50歳ですね」 ――キュキュウ! もっと若いかと思ったキュウ、肌ツヤが結構いいキュウ。射精しまくってるからキュウ? 出身はどこキュウ? 「生まれが東京で育ちが埼玉です」 ――ちなみに身長は……? チン長じゃなくて、背の高さを聞いてるキュウ。 「わかってますよ(笑)。171㎝です」 ――圧がすごいからもっとでかいと思ったキュウ。49歳ってことは、AV男優歴は何年になるキュウ? 「26歳でデビューしたので25年目ですね」 ――えっ、な、長いキュウ~~! 超ベテラン男優キュウね。田淵正浩さんと同世代ってことキュウ。ってことは、ベテランレイプ男優ってことキュウよね……(ゾクッ)。 「別にレイプ一筋ってことではないですよ……?」 ――OH、「レイプ一筋ですよ」って言われたら帰るとこだったキュウ。26歳でのAV男優デビューのきっかけは、なんだったキュウ? 「元々、小さい劇団で役者をやっていたんです。それで、ここで役者やっててもダメかな……と思っていた頃に、知人に小さい音楽事務所を紹介してもらって。舞台とかもよくやっていた事務所で、人手が足りないと言うので入ることになりまして」 ――それは俳優としてキュウ? 「俳優として所属したものの、お笑い芸人をやることになりまして……」 ――キュキュウ! 恐怖のレイプ男優の過去がお笑い芸人だと!? 「そこの事務所にトリオの芸人がいて、一人抜けたので入らないかと誘われたのが、きっかけです」 ――え! トリオやってたキュウ? トリオって、ツッコミ・中ボケ・大ボケがいるキュよね? どれやってたキュウ!? 「僕はツッコミとボケをやってたましたね。リーダーがボケで、もう一人がボケ担当だったので。僕は間に入って両方やってたんです」 ――ネプチューンでたとえるなら……? 「原田泰造のポジションですね」 ――なんとなく想像ついたキュウ~~。コントを劇場でやってたってことキュウ? 「劇場というか、今の吉本ルミネとかのイメージとは全然違うんですよ。よくドサ廻りしてましたね。劇場とか演芸場みたいな、そんないいところには行けず。温泉の宴会とか自衛隊の新入歓迎式とか……体育館で、とかでしたね。音楽事務所なので、売れない歌手の前座と僕らがコントをして場を温めて……という流れです」 ――下積み芸人をちゃんとやってたキュウね! 何歳ぐらいのとき? 「24歳頃からですね、なので26歳からは男優とは被りながらやってましたね」 ◎発射男優がいた時代 ――お笑いは何歳までやってたキュウ? 「27歳頃までですね。お笑いだけでは食っていけないので、水商売でも働くようになっていたのですが、そのお店でAV監督と知り合いまして」 ――キュキュウ!? 水商売ってホストかキュウ?? 「新宿二丁目でサパーをやってたんです。ホストではないけどホストまがいのことですね。二丁目ですけど働いてるのは全員ノンケの男で、女性のお客さんが多かったですね」 ――そこにAV業界の人も飲みに来ていたキュウ? 「あるAV監督の男性がよく飲みに来てたんですけど、店で撮影をしたいから撮影場所として貸してくれないか? と頼まれたんです。AV撮影ってどんなものか気になって、撮影を見学させてもらったんですが、その監督が兼業男優として出演していたのに全然勃たなかったんですね。女優さんは女子大生で可愛い子だったのに、勃たないから結局擬似発射になって。『あんな可愛い子で勃たないなんて勿体ねぇ~~』とポツリとつぶやてしまいまして、『じゃあ、やってごらんよ。人前で勃つわけなんかないんだから』と言われたので、一週間後の撮影に急遽、男優として参加することになったんです。 そしたらどういうわけか普通にできたんですよね。可愛い女の子とエッチしてお金もらえるなんて、いい仕事だな、と思って、その後も呼ばれれば出るようになりました。ただ、続けていくうちに、可愛い女の子と普通にエッチするだけの仕事では全然ないんだって痛感するんですけど……」 ――最初の撮影はどんな内容だったキュウ? 「男4対女4のスワッピングパーティー設定でしたね。僕は若い夫婦の旦那さん役で、一番若くて可愛い子と夫婦設定なんですが、なにせスワッピングなんで、その子とは絡みができず(笑)」 ――もどかしキュウね、スワッピングだから夫婦交換しなきゃいけないもんね。 「可愛い子1人、普通の子2人、おばちゃん1人……の4人で、僕はおばちゃん担当だったんです」 ――初めての撮影だけど、ちゃんと撮影できたのキュウ? 「はい、普通にできましたね。昔のAVって1本60分と今に比べれば短かかったので、撮影もサクッと終わって。終了後に監督が『剣、お前本当はあの子とヤリたかったんだろ?』って話しかけて来たんです」 ――ピエールの心なんてお見通しであーる、キュね。 「カメラを渡されて『好きなだけヤッてきな』って」 ――え! 初の撮影の直後に、急にハメ撮りしてこいよってことキュウ!? 「まぁ、ハメ撮りはご褒美みたいなものだったんですかね。どうやって撮るんだろう……とか不安ながらも、お芝居やってたので一応ライトの向きとかも何となく分かって、とりあえずハメ撮りしましたね」 ――仕事でセックスして、直後ご褒美でセックスする……って。急にハメ撮りの流れになって女優さんは嫌がらなかったキュウ? 女優さんは知ってて来てたのかキュウ? 「その頃は結構、契約自体がゆるかったですし、女優さんもOKと言ってくれたので、2時間くらいカメラを回してハメ撮りしました」 ――へえ……そのVTRも別の作品としてリリースされたのキュウ? 「ちょっとわかんないんですよね……」 ――その日のギャラはいくらだったキュウ? 「3万ですね。一日で」 ――大島丈キュンも3万からスタートだったって言ってたけど、デビューが近いキュウよね。その頃はセックスする男優として3万円スタートだったキュウね。「汁男優5000円、もしくは交通費のみ」からのスタートではない、バブリーな時代キュウね~。で、次の出演依頼は、すぐ来たのキュウ? 「はい、週に1回は呼ばれて撮影に行くようになりました」 ――週に1回3万円の仕事が入るって、うらやましキュウ。拘束時間も短いわけで。 「そうですね~嬉しかったですね。でも、呼ばれる現場は女優さんがおばちゃんばかりでした(笑)。若い男優は、熟女系の現場ばかりに呼ばれるんですよね」 ――エロメンの一徹キュンも、義理の息子役で「お母さん、お母さん」ばっかだったって言ってたキュウ。それと一緒キュウね。若手男優の洗礼キュウね。 「1年くらいは熟女モノばかりだったんです。だんだん、有名な女優さんの撮影にも行くようになって。でも当時、有名な女優さんの撮影は擬似ばかり。レンタルは擬似セックスの時代だったので、フェラもゴムをつけてやったり、人によってはフェラしてるふりの時もありました」 ――発射(射精)はどうしてたキュウ? 「まぁ、それは企業秘密ですね。夢は壊したくないので(笑)。発射男優に発射させたり」 ――発射男優……!? 「その頃、発射男優ってのがいたんですよ! イク前にカットがかかって、それまで演じてた男優がサッとはけて発射男優に代わるっていう」 ――その人、すごい大変じゃないキュウ……? ずっと横で撮影を眺めながら、いつでも発射できるよう万全に高めといてバトンタッチして発射だけするなんて……。端っこで全裸でシコシコオナってる姿って、しょんべん小僧みたいじゃないキュウ? 「ええ、大変だと思いますよ。すごい人たちでしたね」 ――26歳でAVに出始めて、1年経った頃にお笑いを辞めた? 「はい。お笑いトリオが解散するってことになったんです。面白い奴が先に抜けちゃったし、このまま事務所にいても仕方ないな、と思い事務所も辞めました」 ――サパークラブへの出勤は続けていたキュウ? 「一応30歳くらいまでは在籍してたんですけど、ほとんど行ってなかったですね。男優業が忙しくなってきてしまって」 ――撮影が週1より増えてきたってことキュ? 「はい、増えていきましたね。夜遅くまで撮影して、その後サパーやって朝まで飲んで、そこからまた撮影に行くような日が何度かあって、このままじゃ死ぬなって思ったんです。でも撮影に呼ばれると断れないから水商売の方は行く回数がめっきり減って。それが29歳頃でしたね。その後、水商売を辞めたんですが、辞めたことによって活動範囲が広がりました。男優業もさらに忙しくなって、毎日のように現場に行ってましたね」 ――毎日射精して毎日3万稼いで。当時、同世代のサラリーマンよりも明らかに収入良かったキュウ? 「はい、いい収入になってましたね、当時は」 ――3万円男優からスタートして、ギャラが値上がりしていくのはどんな感じなのキュウ? 「僕は今、1本5万円なんですけど、4万円の時代が長かったですね。昔は今みたいに自分でギャラ設定ができなかったんですよ」 ――そもそも知らなかったけど今って、男優のギャラ自己申告制なのキュ? じゃあ昔は誰が設定してたキュウ? 「AV監督って横の繋がりがあるので、ある程度みなさんが納得したら『次回から5万でいいんじゃない?』って声がかかるんです。せっかくギャラが上がりそうな時期に差しかかっていても、発射待ちとかトラブルが一回でもあると『まだダメだ』と判断されてギャラがなかなか上がらなかったりして」 ――大相撲のカドバンみたいキュウ。ここ一番の大勝負キュウね。 「大勝負で黒星ついちゃうと信頼回復まで時間がかかるんですよ」 ――男優のギャラって1現場5万がMAXキュウ? 「MAXは6万円って聞いていたんですが、それ以上の方もいるみたいですよ。多分その時の条件に応じて変動があるんだと思いますが。ただ今は時代が時代なので……。あの時、6万に上げてればな~と過去を振り返って思うときもあるんですが、5万で充分だなって僕は思ってますね」 ――逆に6万男優のパフォーマンスをしなきゃってなるとハードル高くて胃に穴が開きそうキュウ~。 「そうなんですよ。今以上のギャラをもらうということは今以上のパフォーマンスをしなければいけない、ということなのでね。今は制作費的にも厳しい時代なので、ギャラの高い男優は呼ばれにくいという難点もあるんです。5万でも呼ばれるのが難しいんですよ。なので、僕は5万のままで良かったかな、と思ってますね」 ――ベテラン男優はベテラン男優なりの悩みがあるキュウね。 ◎演技指導なし、暴力の加減は任されていた ――AV男優になるとか、自分のセックスや裸体が世の中に流通することに抵抗はなかったキュウ? 「全然ないですね、元々エッチが“大好き”だったので」 ――大好きのくだりが、すっげぇ心籠っていたキュウ……Are You ヤリチン? 「サパーに来るお客さんともしてましたし、ナンパもよくしてたし、人前でヤルのも全然恥ずかしくないですし、むしろ見せたいくらいだったんで」 ――み、見せたい派だと……。男優になる前から、そういうプレイをやってたキュウ? 「はい、乱交みたいなことですよね」 ――筋金入りキュウね。でも、セックスとレイプは違うキュウ。初めてレイプものの撮影現場に呼ばれたときは抵抗なかったキュウ? 「初めてのときは、どこまでやっていいのかが分からなかったですね。プロダクションに入ってるモデルさんなので、傷つけちゃいけないですし、でもレイプだし……」 ――ちょっと待てキュウ、でも「レイプものAV」はそういう演出キュウよね。演技指導は入るキュウ? 「大体は入らないですね。お任せです」 ――役者もコントもやってたから、なんとなく勘でいけたキュウ? 「そうですね、勘ですね。ビンタしていいのかする振りだけなのか、とかのNG項目だけ聞いて、その女優さんの可能なプレイを把握したら、後は勘でそれっぽくやってましたね。ビンタは何発までならOKですよ、とか言われるので。あ、でも回数を提示されるのは最近か……昔はビンタOKだったら何発でもいい、みたいな感じで……。探り探り、オラオラな大声を出して女優さんの服を破って……ただ、とにかく怪我のないように注意しながらレイプしていました」 ――配慮しながらレイプしてますって変な日本語キュウね……。演技でもあたしは怖いしトラウマになりそうキュウけど、女優さんはどういった感じで撮影現場に来てるのキュウ? 「レイプものだって知ってて了承の上で来るんですが、バリバリ台詞のあるドラマものと、ガチ風な感じでやるレイプものの撮影とあって」 ――ガチ風? 「ガチっぽく見せるために、よりリアル感を追求した撮影ですね」 ――リアル感? 「女優さんはレイプものの撮影って知って来てますが、女優さんの想像よりもちょっと上回る感じ。なので撮影中は驚かせてしまうんですが、スタッフさんも僕たちもケアを一生懸命するので最後には笑って帰るというような感じですね」 ――想像よりも上回る………? 「スタッフが駅とかで待ち合わせして、その後の段取りを何も説明せず人気のないところまで連れて来るんです。僕らは車で近づいて、いきなり拉致っちゃうというような形でしたね。女優さんの自前の服とかもビリビリに破って」 ――え、怖すぎキュウ……120%トラウマになる……てか女優さんは「今日レイプものだけど具体的に何やるかは始まるまでわかんない」状態で来てるキュウね……。レイプと知ってても、いきなり拉致られるのとか絶対あたし嫌キュウ……。 「15年前くらいは、そういう現場が多かったんですよね。今では、もちろんアウトです」 ――15年前って2000年代だし結構最近キュウ……怖すぎる。ただそういう業界の認識も現在は変わった、ということキュよね……? 「変わりましたね。でも、怖いです」 ――いや怖いのは女優さんだろキュウ。 「それはそうなんですけど、いくら女優さんが事前に承諾してても、撮影後に『合意していなかった』と訴えたら僕らは仕事だと言い逃れしてもアウトなんで。書面で承認して証拠を残してもアウトのようなので」 ――脅迫して書かされたってこともあるから、それは……。ともかくレイプものの撮影に関しては、業界は慎重になっているということキュウ? 「そうですね」 ◎男優も傷だらけになる ――本当ツラくなってきたけど、ガチ風レイプ現場でも「女優に怪我はさせない」ことが絶対ルールではあるキュウよね。 「はい。なので普通の現場よりも10倍気を使いますよ。絶対に怪我はさせられない。その子の状況を見ながら加減をして、越えてはいけないラインを見極めながらやるので。女優さんによって全然そのラインが違うので、その時の状況を読み取りながら進めていきますね」 ――その判断難しそうキュウ、カメラが回ってると、どこまでが芝居でどこからが本気かが分からなそうキュウ。ていうか男優だけにその判断任せていいのかよって思うキュウ。 「女の子を振り回したり、押し倒したりするときも、自分の腕をまわして誘導したり下敷きになるようにしてカバーしながらやっています」 ――AV男優にアクション俳優の要素もプラスされてる感じキュウね……。 「なので、終わったら自分の身体のあちこちが痛いかったり傷だらけになってることなんて、よくあることですね。たとえば女優さんを脅すシーンで、女優さんの頭を壁にガンガン打ち付けてるように見えて、自分の手を後頭部にあてがって打ち付けているので、気づくと手が血だらけになってたり。足が傷だらけになってるときもありますし」 ――ご丁寧にベッドの上でやるシチュエーションはなさそうだから、膝とかも擦り剥けそうキュウ。 「膝は確実に剥けますよ。ベッドなんかじゃヤラせてくれないですね、ソファーがあったらラッキーぐらいです」 ――なんかその撮影、本当に誰得っていうか……女優にも男優にも負荷だけ重いキュウ。他にレイプ作品の撮影現場で、他の作品と違うところは? 「女優さんから共演NGを出されがち、ですかね。絡み前に普通だったら挨拶して会話して緊張感を解いたり楽しく喋ったりするんですけど、レイプものだと必要以上の会話はしないでくれ、とお願いされる場合が時々あるんですよね。緊張感を持たせたいからみたいです。でも、それだと僕らは不安になっていくんですよ。自分の素の人格がそういう人だと思われてしまうので、撮影終了後に話しかけても受け入れてもらえなくなることがあるんです。で、次の日にお知らせが来て『NGになってます』と」 ――共演NGにしなかったらまたドッキリ風レイプやられるかもと思ったらそりゃね……。 「そうなんですよね、仕方ないですね。女優さんが、もうこの人とは会いたくないって思ってしまったら仕方ない」 ――普通の撮影で呼ばれてたけど、女優さんからNGが出されてるから仕事がなくなっちゃったりもするんじゃないキュウ? 「結構ありますね。バイクで現場まで行くんですけど、僕のバイクの音を聞いてADさんが近寄ってきて『中に入らないでください! 今、監督呼んできますから!』って言うんです。そういうとき、あ、これはNGのパターンだ、と察しますね。運がいいと早めに連絡が来るので他の仕事を入れられたりするんですけど、当日だったり前日に言われると辛いですねぇ」 ――その撮影入ってるから他の仕事の依頼が来ても断っていたのに、急に無くなってギャラももらえない。ドタキャンは厳しいキュウ。今までで一番過酷だった撮影について聞いてもいいキュウ? 「雪の上ですね」 ――さささささ、さっっっっっむ!!!!!!! 「女の子はさすがにかわいそうなのでボロボロの服を着せたりもするんですけど、僕ら男優は全裸。ただただ寒いです」 ――そんな極寒の中でも勃つキュウ……? 「勃ちますね~~~」 ――ってか、 勃ちすぎだろ! なんで極寒でエロい気持ちになれるのか意味わからねぇキュウ……。 「雪の中でフェラされて、口からチンコが抜けたときに湯気が上がったのは面白かったですね(笑)。2月の寒い時期に雪の中でレイプとか、雪解け水の中でレイプとか、ありましたねぇ~。 寒いので、大声出したり動いたりしてないと震えてきちゃうんで、そういうときはなるべく動いて対策してます。でも、最近は厳しくなってて、外で撮影ができないのでスタジオの庭だったり、砂利の上にダンボールが敷いてあったり、汚い布を敷いてあって、その上でとかですね」 ――お金いくら積まれても、雪の中でレイプされるのとか、あたしは出来ないキュウ。ただでさえメンヘラなのにPTSD発症して「死にたい」を連呼する毎日が安易に想像つくキュウ。ああ、野外連れ去り系のガチレイプ作品以外にも、恐ろしい男優が出てくるのって拷問系のAVとかがあるキュウよね。それにも行ったりするキュウ? 「行ったりもしますね。拷問系は器具とかを使うことが多いんですけど、事前に女優さんに、これを使うんだけど大丈夫? って確認をとります。撮影前に一度試して、どこまでなら平気かを打ち合わせしてから本番に挑みます」 ――拷問系って、最後まで女優さんはイヤイヤしてる内容なのキュウ? 「最初はもちろんイヤイヤしてて欲しいんですけど、最後は気持ちよくなっちゃう系が多いですかね」 ――アクメ的な? それも全部演技キュウ? 「僕は女優さんが本当に感じてると信じてます。明らかに、この子イキまくってるなと伺えるのは30人に1人くらいいるんですよね。マシーンとかも、もっとやってください! みたいな」 ――そ、それは選ばれし者キュウね……。だって、痛そうキュウ……。 「痛みはそんなに無いと思いますよ。おもちゃも別に太くないし、ローションたっぷり塗ってやるので切れたりする危険性はほぼないですね。ただ音がうるさいので、恐怖心が先に来る感じなんですよね」 ――なんの音キュウ? 「マシーンの音です。電動ドリルみたいな形のもあるし、ガシャガシャ動くやつがあるんですよね。そういうのは制作さんが一生懸命作ってるんですよ」 ――夜なべしてそのマシーンを作ってるときって、どんな気持ちになるんだろキュね。伊集院光のTBSラジオとか流しながら、ちまちま作ってたりしてるキュウ? 乳首とかに繋いで電流流したりするのあるキュよね? それって本当に流してるキュウ? 「それはご想像に任せますよ(笑)。肩に貼って電流流す一般の健康器具とかあるじゃないですか。そういうものに近いと想像してもらっても」 ――あたし膝が痛い時に整体院で電流流したことあるキュウ。それを身体中って、あたしはやりたくないキュウ……。でも、撮影後にはものすごい血行が良くなってそうな気はするけどな。媚薬系は、ガチキュウ……? 「今は本物使えないんですけど、昔は使ってました。効果は千差万別ですね。身体が熱くなるっていうのは、よく聞きますね」 ――じゃあ、今のAVの媚薬はフリってことキュよね? 「そうですね、フリです。そんなこと言っちゃうと夢なくなっちゃうかも、ですけど」 ――いいんだキュウ!! だってAVはファンタジーの世界だからキュウ!!! あれがリアルだと誤解されたら困るんだキュウ。 ◎アナルほぐし要員として 「あ、あと、僕、人よりもレイプの現場が多いってのもあるんですけど、アナルの現場も多いんですよ」 ――キュキュウ!? レイプ&アナルキュウ? 要素多すぎキュウ!!!! なんでもっと早くに言わないキュウ? 「ごめんなさい。昔はアナルレイプも多かったです」 ――こわっ、こっわ!!!!!!!! アナルレイプキュウ!!!???? 「はい。文字通り、アナルを無理やり犯すってことなんですけど」 ――アナルに無理やり挿入しようとしても入らなくないキュウ?? 「なので、もちろん撮影前にほぐす作業はしますよ。撮影前に必ずアナルを拡張させとくんですけど、僕が女優さんのアナルをほぐしてる時に『本番では、口では嫌っ!って言いながらも、お尻には力入れないでね』って言うんです。拒否してると筋肉が固まってきて、せっかくほぐしたアナルが縮んじゃうんですね。そうなると挿入したときに切れやすくなったりしちゃって、女優さんが大変になっちゃいます。本当は気持ちよくさせてあげたいんだけど、痛いから本当にアナルが嫌になってしまうんです。なので、演技で拒否しててもアナルだけは緩めてて欲しいんです」 ――それって、竹中直人の笑いながら怒る人みたいなことしろってことキュよね!? 無理ゲーキュウ。縮んだアナルに無理やり挿れると血は出るキュウ……? 「出ますね。でもすぐ止まります。痛くしちゃってごめんねって、本当にいつも思いますね、アナルレイプの現場は。それでアナルを嫌いにならないで欲しいな……」 ――ピエールは撮影でアナルやる前からプライベートでもアナルやってたキュウ? 「やってましたね」 ――やっぱりな。プラベアナル。 「でも昔は指を入れてみて、イケそうだな~と思ったら挿れてたって感じで。現場で監督に『アナルやる前はしっかりほぐしてね』って言われて、探り探りやってるうちに、いいほぐし方を見つけられましたね。あと、僕の竿も大きい訳ではないので痛くなりにくいってのもあるかもしれないですしね。僕が他の現場で忙しかったりすると、合間にほぐしにだけでも来てください! と言われるのはありますね」 ――アナルほぐし要員……。 「今は、ほぐしができる男優も増えて来てますけど、前はなかなかいなかったんですよ」 ――アナルの現場は、いつくらいから増え始めたキュウ? 「男優始めて2~3年後にはやってたんで29歳頃からですね」 ――アナルの撮影は好きなのキュウ? 「嫌いじゃないですね。ただ、ある程度できると満足しちゃうんです。アナルを撮影前にほぐして、恐怖心から快楽へと女優さんが変わっていくのを見ると『この子はアナルで気持ちよくなれた、僕の役目は終わったな』と、それだけで満足しちゃうんです。でも、発射しないといけないんで、一度気持ちを切り替えてから発射しますね」 ――今は、撮影の割合的には普通のAV、レイプ、アナル、どんな割合キュウ? 「その時々によって違いますね。先月はレイプが多くてアナルが少なかったですね。月によって全然違いますね」 ――逆に普通のAV撮影に行ったときは、どんな心境になるキュウ? 「ホッとしますね。俺、今日こんな楽でいいの?って思います(笑)。レイプ撮影は終わった後に気疲れでドッと来るときがあるんですけど、普通の現場だと『こんなに簡単に終わっちゃって大丈夫かな?』って、いらぬ心配しちゃったり。でも時々、イチャイチャしながらの愛撫ってどうやればいいんだっけ? って分からなくなったりもします(笑)」 ――レイプ仕事やりすぎてレイプ脳になってるキュね……。 「監督に『優しい言葉を言いながらプレイしてください』って言われたりすると、優しい言葉って何? ってわからなくなっちゃったり」 ――シルクラボ見て勉強すればいいキュウ!! 一徹先生のテクを盗むキュウ!!! 20代で役者をやっていたから、もしかしてドラマ作品とかにも強いキュウ? 「いや、それが苦手なんですよね……」 ――役者やってたのにキュウ!? 「それがアダルトの現場に来てからは、アドリブが多くて(笑)。台詞がもう覚えられないんですよね……。依頼が来たら、一応引き受けるんですけど、監督が『ピエールさん、お芝居苦手だもんね~』とか言いながら、分厚い台本を渡してくるんですよね。完全にお芝居に陵辱されてます、ある意味プレイですね……」 ――もうすぐ50歳のピエールだけど、男優として肝心の「勃ち」は変化しているキュウ? 「角度がゆるやかになってきたのと、興奮するまでにちょっと時間がかかるようになってきましたね」 ――そういうときは、どうしてるキュウ? 「脳内で頑張る。あとは、たとえばレイプものの時にキスの流れがないのにキスしたりして興奮して勃たせたりしてますね。キスが大好きなので」 ――監督に言われないキュウ? ちょ、ちょ、キスしないでくれる? って。 「そこは流れがおかしくならないように、フリを入れてからキスしてるので大丈夫です(笑)。やったもん勝ちですね。キスすると、すぐ勃つんで」 ――わかりやすいキュウね。今後もAV男優一本でやっていく予定なのキュウ? 「そうですね、生涯男優だと思ってますので」 ――それは若い時から、そう思ってたキュウ? 「それは思ってなかったですね、ここまでやるとは思ってなかったですし。固い決意を持ったのは45歳の時ですね。42~43歳で、本厄も後厄も終わっても元気でいられたので『もしかしたら、このまま男優でいくのかもしれない』と思い始めました。僕は男優以外のことは何も出来ないですし(笑)。本当にずっと45歳くらいでダメになるかもしれないっていう不安があったんですけど、それを超えてもオファーが来るし、僕より先輩の方も活躍しているし、だったら生涯男優でいたいって思うようになってきたんです」 ――見た目も亀頭っぽいし、生涯男優いいんじゃないかキュウ。AVの制作側をやろうとかは考えたりはしないキュウ? 「僕は監督の立場にはなれないと思いますね。男優って、人それぞれのやり方があるんで、監督に『それは違う』とか言われると、いい気分はしないんですよ。でも、自分が監督になったら言いたくもなってしまうだろうし、でも男優の気持ちもわかるんで言いたくないですし。そう考えると監督にはなろうとは思わないですね。だからと言って、照明もカメラマンも出来ないですからね、当たり前ですけど。あ、ADなら出来るか……」 ――頼みづらいキュウ! 「おい、ピエール、水持ってこいって言ったろ!?」とか、ベテラン男優には誰も言えないキュウ。 「ですよね(笑)」 ――今後、もっと勃ちが悪くなっていったら、どうするキュウ? 「今は何もしてないんですけど……そうなったら、サプリを飲んだりバイアグラに頼ったりなのかな? とも思いますけど、今のところ僕のドーピングはキスなので、キスがあれば充分かな、と」 ――今後は、普通のセックスの現場増えてほしいキュウ? 「それは思いますけど、いろんなジャンルの作品が増えていったら嬉しいですね」 ――いろんなジャンル? 「たとえば拷問系とかハード系。今は撮る本数自体が少ないので、そういうのが増えたら嬉しいな、というのはありますね」 ――おい、結局そっちかよ!! 「なんだかんだ好きなんですよね、そういうの。今、話してて気づきました。今まで、レイプの現場とかにいると、普通の現場に行きたいな~って思ったことが多々あるんですよ。でも今喋ってて、結局そういう非道な作品内容の撮影の方が自分の性に合ってるんじゃないかって、思いましたね」 ――まあ、性癖に合致する作品に出たいキュウよね……。最後にこれだけは聞かせろキュウ。今もオナニーはしてるキュウ? 「僕ね、オナニーはしない派なんです。気持ちよくないんです」 ――え、それって男優始める前の20代の頃からキュウ? 「10代の頃から。中学生のときは、オナニーで射精する感覚ってこういうものなんだな~って思ったくらいで、その後彼女が出来てセックスしたら、こっちの方が気持ちいいじゃんって。彼女と会えない時にオナニーしてみたりはしたんですけど、気持ちよくないから、気持ちよくないのにやる意味ないなって思ったんです。どうせやるなら、セックス。男優やる前は、風俗に行ったりもしましたけど……それはそれで、いいなぁとは思いましたね。人がやってくれるっていうのが、感情も高まっていいんですよね」 ――どうせやるなら、セックス。あたしには、程遠い言葉だけどな。オナニーは、もう何年もやってないキュウ? 「やってないですね。どうせやるなら、セックス」 ――二度言うんかい! 自分の出てるAVは見るキュウ? 「見ないですね。次に絡む女優さんの参考資料としてサンプルをチラッと見るくらいで。AV出る前から、AVは見てなかったんですよ。AV見てもセックスが出来るわけじゃないし、だからAVで気持ちよくなれるという考え自体がないので見てなかったですね」 ――君の辞書には「射精=セックス」と書かれてるキュね……。オナニーで無駄撃ちはしないスタイルってか。あ! 最後にこれだけは聞こうと、ピエールを見たその瞬間から思ってたことがあるキュウ。坂口杏里がデビューしたときに、オファーは来なかったのキュウ!!!???? 「それ、みんなに聞かれるんですよ~~~!!(笑)同じスキンヘッドの男優にも聞かれますよ(笑)スキンヘッドの男優同士で確認したら、結局誰のところにもオファーが来てなかったんですよ」 ――ホスト脅迫で逮捕までされて彼女がどうなっちゃうのかもう全然見えないキュウけど、鬼畜AV業界のことだから「なんて日だ」って言いながらスキンヘッドだらけの乱交、すでに計画されている気もするキュウ……。 ■しQちゃん/子宮のゆるキャラ(妖精)。アイドルに貢ぐために週5+日払いバイトで馬車馬のように働いているキュウ。生理前は情緒不安定になるけれど、今日も元気に頑張りまシュッサン☆ 

前田敦子、北川景子と“冷戦報道”! 業界関係者が「生意気」「格下なのに」と怒る理由

 前田敦子と北川景子の“冷戦”を、4月26日発売の「週刊新潮」(新潮社)が報じている。今冬公開の映画『探偵はBARにいる3』で共演する両者だが、都内で行われた打ち上げの際、火花を散らしていたという。  同誌によると、本作では北川がヒロイン、前田は脇役での出演となるが、前田はその扱いに不満を抱いていたとのこと。年齢やキャリア面で格上なのは明らかに北川の方であるものの、前田には“元AKB48のエース”という肩書、また映画の出演歴は北川とほぼ変わらないという点で、“同格”だと意識していたという。 「前田の“同格”意識は、ロケ中の態度にも出ていたようで、北川も面白くはなかったのでしょう。『新潮』は、映画の打ち上げ当日、2人はお互いに目を合わせようともせず、一度も口を利かなかったと伝えています」(芸能ライター)  AKB卒業後、女優に転身してからというもの、前田には業界内外から批判がつきまとっている。かねてから「アイドル意識が抜けず、演技力に難がある」と指摘され続けているが、記事にある“北川と自分を同格だと思っている”という点について、テレビ局関係者は怒りをあらわにする。 「セリフを覚えてこなかったり、現場でやる気のない態度を見せる時点で、北川より格下なのは明らか。同格なんて生意気ですよ。確かに映画の主演は続いていましたが、ドラマでの主演作は深夜枠、ゴールデン/プライム帯では、ヒロイン以下のキャスティングしかありません。前田を深夜帯以外の連ドラで主演に起用したいというプロデューサーなんて、存在しませんよ」  一方の北川は、最新主演作となる連ドラ『家売るオンナ』(日本テレビ系16年7月)が、同クールで最高値となる全話平均11.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録している。 「“確実に数字が取れる企画しかやらない”現在の日テレにおいて、しっかりと結果を残した同策は、続編も制作予定です」(同)  さらに前田が現場で見せる態度には、周囲から苦言が噴出しているようだ。 「前田は現場で、マネジャーの若い女性とタメ口としゃべっており、傍から見ていると、完全に“お友達”。前田は、共演者やほかの事務所スタッフの前で、『まだ撮影やるの~? もういいじゃん』とダルそうに話すなどやりたい放題なのに、マネジャーは彼女を注意することもありません」(芸能プロ関係者)  それでもオファーは絶えない状況が続いているだけに、前田には早急な成長を期待したいところだが……。

女優として正念場を迎える元AKB48・島崎遥香 朝ドラ『ひよっこ』に続き、NHKドラマ10にも出演で……

女優として正念場を迎える元AKB48・島崎遥香 朝ドラ『ひよっこ』に続き、NHKドラマ10にも出演で……の画像1
 昨年12月31日でAKB48を卒業し、女優業を中心に活動している島崎遥香が正念場を迎えたようだ。島崎はNHK連続テレビ小説『ひよっこ』の追加キャストに決まったほか、6月23日にスタートするNHKドラマ10『ブランケット・キャッツ』(金曜午後10時~)にも出演する。立て続けにNHKのドラマへ起用されることで、いよいよその“演技力”が問われそうだ。 『ひよっこ』では、主人公・谷田部みね子(有村架純)が再就職する東京・赤坂の洋食屋「すずふり亭」料理長・牧野省吾(佐々木蔵之介)の娘で、わがままで、みね子にきつく当たる役柄を演じる。『ブランケット』では、主演・西島秀俊、ヒロイン・吉瀬美智子に次ぐ、“3番手”扱いでの重要な役どころとなる。 『マジすか学園』シリーズ(テレビ東京系、日本テレビ系)などのAKB系ドラマを除くと、島崎が初めて連ドラにレギュラー出演したのは、昨年4月期の『ゆとりですがなにか』(日本テレビ系)。同ドラマでは、主演・岡田将生の就活中の妹の女子大生役を演じ、そこそこの評価を得た。だが、同10月期に初主演に挑んだ深夜ドラマ『警視庁 ナシゴレン課』(テレビ朝日系)では、ナシゴレン課のデカ長(課長)役に扮したが、ネット上では、その“棒演技”に手厳しい意見も多かった。  そしてAKB卒業後、初のドラマ出演となった今年1月期『スーパーサラリーマン左江内氏』(日本テレビ系)では、主人公・左江内(堤真一)の娘の女子高生役を演じた。同ドラマはコメディタッチとあって、シリアスなシーンはなく、演技力が問われるようなことはあまりなかった。  ただ、今回出演が決まった『ひよっこ』と『ブランケット』に関しては、そうもいかないだろう。せっかくのチャンスも“棒演技”では先がなく、今後の女優生命が懸かっているといっても過言ではなさそうだ。  同じ元AKBのメンバー・川栄李奈は、NHK朝ドラ『とと姉ちゃん』で、仕出し弁当屋の娘役を好演し、女優としての評価を大いに高めた。島崎もまた、朝ドラで女優として開眼できるのか注目が集まる。 (文=田中七男)

女優として正念場を迎える元AKB48・島崎遥香 朝ドラ『ひよっこ』に続き、NHKドラマ10にも出演で……

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 昨年12月31日でAKB48を卒業し、女優業を中心に活動している島崎遥香が正念場を迎えたようだ。島崎はNHK連続テレビ小説『ひよっこ』の追加キャストに決まったほか、6月23日にスタートするNHKドラマ10『ブランケット・キャッツ』(金曜午後10時~)にも出演する。立て続けにNHKのドラマへ起用されることで、いよいよその“演技力”が問われそうだ。 『ひよっこ』では、主人公・谷田部みね子(有村架純)が再就職する東京・赤坂の洋食屋「すずふり亭」料理長・牧野省吾(佐々木蔵之介)の娘で、わがままで、みね子にきつく当たる役柄を演じる。『ブランケット』では、主演・西島秀俊、ヒロイン・吉瀬美智子に次ぐ、“3番手”扱いでの重要な役どころとなる。 『マジすか学園』シリーズ(テレビ東京系、日本テレビ系)などのAKB系ドラマを除くと、島崎が初めて連ドラにレギュラー出演したのは、昨年4月期の『ゆとりですがなにか』(日本テレビ系)。同ドラマでは、主演・岡田将生の就活中の妹の女子大生役を演じ、そこそこの評価を得た。だが、同10月期に初主演に挑んだ深夜ドラマ『警視庁 ナシゴレン課』(テレビ朝日系)では、ナシゴレン課のデカ長(課長)役に扮したが、ネット上では、その“棒演技”に手厳しい意見も多かった。  そしてAKB卒業後、初のドラマ出演となった今年1月期『スーパーサラリーマン左江内氏』(日本テレビ系)では、主人公・左江内(堤真一)の娘の女子高生役を演じた。同ドラマはコメディタッチとあって、シリアスなシーンはなく、演技力が問われるようなことはあまりなかった。  ただ、今回出演が決まった『ひよっこ』と『ブランケット』に関しては、そうもいかないだろう。せっかくのチャンスも“棒演技”では先がなく、今後の女優生命が懸かっているといっても過言ではなさそうだ。  同じ元AKBのメンバー・川栄李奈は、NHK朝ドラ『とと姉ちゃん』で、仕出し弁当屋の娘役を好演し、女優としての評価を大いに高めた。島崎もまた、朝ドラで女優として開眼できるのか注目が集まる。 (文=田中七男)