藤ヶ谷太輔を徹底解剖した、”藤ヶ谷太輔マニュアル”が今だけ108円で読める!!

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ジャニーズ専門の大人気グラビア月刊誌『J-GENERATION』のかわいいプチ・サイズの姉妹誌『J-GENERATION Petit』《プチジェネ》!
好評シリーズ!Vol.5では藤ヶ谷太輔を徹底解剖!たいぴーの基礎知識やステージ・ヒストリー、クール&ホットなたいぴーのカラーグラビアが満載!ジャニーズ事務所に入所以来のたいぴーの足跡をまとめた「藤ヶ谷太輔 年表コンプリート」は永久保存版です!この一冊で藤ヶ谷太輔の全てがわかるファン必携「藤ヶ谷太輔マニュアル」!

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「さすが吉原」――デブのおばさん風俗嬢が、吉原で“ソープ嬢デビュー”して見えたこと

――男が、恋人や友人ではない、風俗嬢にしか見せない姿や感情はどんなものだろうか。セックスをした「他人」だけに見せる、男たちの情けなさ、みっともなさ、滑稽さ、そして優しさをアラフォー風俗嬢がつづります。

 出稼ぎ生活に終止符を打ち、東京でまた頑張るぞと心機一転、デブのおばさんでも働けるデリバリーヘルスのお店を探した。都会の変に風俗擦れしたお客さんの、勝手な想像によると、毎日毎日長時間の連続出勤をしている風俗嬢のまんこは汚いようで、そう思っている人の多さに笑える。

 毎日出勤している子は避けるんだよねーとか、まるで俺の研究結果とでもいうかのような人が意外と多い。お店を1カ所だけではなく、掛け持ちしている女の子が増えているだけなのに。なので、新潟の出稼ぎで鍛えた忍耐と経験力で、東京ではいくつか掛け持ちして、それぞれのお店で本指名客を捕まえる、そんな案でいこうと思った。

 ところがやっぱり太ったおばさんは、稼ぐ以前に指名が入りにくい。面接の時に体形的に厳しいと思うけれど、それでもよければ頑張ってみてと言われたり。それでも雇ってもらえるだけで有難いと、気がつけば人妻系のデリヘルとデブ専門店のホテヘル、併せて4カ所の掛け持ちを始めた。これで、1つのお店で鬼出勤をする、まんこが汚い風俗嬢には見えないだろう。うまく均等に回して出勤していれば、お茶を挽くこともなく安泰だろう、なんて思っていた。

 世の中そんなに甘くなかった。時期は夏の終わりのシルバーウィーク前後で、みんなお金がない時期。そこから秋の閑散期に突入。まぁ見事にお茶を挽きまくった。閑散期に本指名のお客さんを持っていないのは致命的。本指名のお客さんを持っている人は、お店を変えない方がいいというほど苦戦する。

 特にお茶を挽きまくったある人妻デリヘルは、ドライバーがいないお店で、お客さんと駅などで待ち合わせてから一緒にホテルに入る、待ち合わせ型のヘルス店。事務所に待機部屋などもないので、新宿や池袋などの大きな街や、ホテルがたくさんあるような五反田や鶯谷などの街のカフェなどで、各自待機する。お茶代は自腹。待機するためだけにカフェやファミレスに入り、何時間も滞在しお茶を挽けば赤字で帰る。

 こんな割りに合わない仕事はない。

 気が付けば、出勤日数の半分以上でお茶を挽き始め、のん気に毎日ファミレスでお金を使っている場合じゃない、今月の家賃支払いも危うい状況になってきた。このままじゃマズイ。そこで、Twitterで相談に乗ってくださった風俗嬢さんで、ヘルスとソープを掛け持ちしている方が、「ヘルスはお茶挽きがあるけれど、ソープはまだないから行ってみたら」と教えてくださった。ヘルスで私が働けるお店を探すのにもう疲れた。ヘルスは無料サービスに加え、どんどんプレイも過剰になってきているので、私ではできないことも多い。

◎海外からもお客さんが来る高い知名度の吉原
 太っている人やおばさんは、そういうハードなプレイができることでカバーをする。口内発射やごっくん、イラマチオにアナルファックなどなど。どれも私はできない。そんなハードなことをしなくちゃいけないのなら、ソープに行った方がマシ。

 意を決して吉原で私でも働けそうなお店を探した。面接で落とされてもいいように、いくつか候補を絞って面接のハシゴ。そう思ったら、なんと1店舗目ですぐ採用が決まった。拍子抜け。その日のうちに写真撮影し、翌日には初出勤。ヘルスの経験は2年あっても、なんだか吉原ということとソープということで、やはり若干手が震えた。

 でも、そんなことをゆっくり考える暇もないほど忙しい。50分ほどのコースを休憩なし、昼から夜まで続けて7人という日があったり。初めての風俗がこれだったら頭がおかしくなっていたかもしれない。誰が、どのちんこか覚えている暇もないほどの回転率。今までのお茶挽きまくりのデリヘルはなんだったのかと思うほど、目まぐるしい忙しさ。お客さんが待合室で座りきれないほどあふれている。

 さすが吉原。

 最盛期の吉原遊郭には、遊女が3,000人もいたらしい歴史ある町。今の吉原には一体どのくらいの泡姫がいるのかはわからないけれど、知名度は抜群。全国からも海外からもお客さんが来る。ヘルスみたいに過剰に広告費をかけなくても、お客さんが自ら調べて来店する。集客力のないお店で努力するほど骨の折れることはない。抜群の集客力のお店で、あとは自分の売りと努力でお客さんを掴めばいい。

 やっと本気で頑張ろうと思えるお店に出会えた。お店のスタッフとの連携プレー。1人でファミレス待機をしていたヘルスではあり得なかった、ソープ嬢同士でオープンに会話をする楽しい待機時間。講習員の女性にイチから教わり、なんでも相談に乗ってもらえる環境。何をとってもヘルスと比べると働きやすい。

 もっと早く吉原に来ていればよかった。自分にもっと勇気があれば。

 ヘルスで働いた2年は無駄ではなかったけれど、借金を完済できるまでは、まずここ吉原でとことん頑張ってみようと風俗嬢3年目の生活がスタートした。

mandara

*曼荼羅*(まんだら)
デリヘルで風俗デビューし、現在出稼ぎ&吉原ソープを掛け持ちするアラフォー。子宮筋腫と腎臓の手術経験があり、現在は子宮頸がん中等度異形成持ち。売りはHカップのおっぱいだけれど、1日2万稼ぐのがやっとの売れない風俗嬢。
ブログ「続・おちぶれ続けるアラフォーでぶ女の赤字返済計画

Gカップ桜井えりな“熱愛”彼氏とイチャイチャ旅行へ!?「尽くしてあげちゃう……」

「ミスヤングチャンピオン2016」Gカップ桜井えりな熱愛彼氏とイチャイチャ旅行へ!?「尽くしてあげちゃう……」の画像1
「ミスヤングチャンピオン2016」グランプリのGカップグラドル桜井えりなが、2枚目のDVD『さくらいろ』(ラインコミュニケーションズ)を発売し、東京・秋葉原で記念のイベントを行った。  昨年11月に沖縄で撮影したという本作。付き合い始めたばかりの彼氏との、旅行デートをイメージした作品だという。詳しい内容についても聞いてみた。 ――内容を教えてください。 「ふんわりとしたイメージの、妹キャラみたいになっています。お掃除をしたり、お料理を作ってあげたり、尽くしてあげちゃうシーンも多いです! 食べるのが好きで、食べるシーンもあります」
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――カワイイなかでもセクシーだったシーンは? 「紫のチューブトップのビキニを着て、海辺で遊んだり、じゃれあうシーンは、ちょっとだけセクシーでした(笑)。楽しく水を掛け合ったりしてます!」 ――恥ずかしかったシーンは? 「ネコ耳をつけたシーンです。しかも、それでネコのまねをしています(笑)。最初は上手くできなくて抵抗があったんですが、だんだん楽しくなってきました!」  次回作については、「警察や消防が好きなので、それ系のコスプレをしてみたい」と意外な性癖が明らかに。さらに、過去串揚げ102本、回転寿司で35皿を平らげる大食いっぷりも告白し、妹キャラに合っているのかいないのか、周囲を困惑させていた。 桜井えりな オフィシャルブログhttps://ameblo.jp/sakuraierina/
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桜井えりな さくらいろ [DVD] ふんわり巨乳 「ミスヤングチャンピオン2016」Gカップ桜井えりな熱愛彼氏とイチャイチャ旅行へ!?「尽くしてあげちゃう……」の画像7

中居正広が司会を務める『中居正広のミになる図書館 SP』が生放送! 4月24日(月)ジャニーズアイドル出演情報

――翌日にジャニーズアイドルが出演予定の番組情報をお届けします。見逃さないように、録画予約をお忘れなく!

※一部を除き、首都圏の放送情報を元に構成しています。
※番組編成、及び放送日時は変更になることがあります。最新情報は番組公式サイト等をご確認ください。

●TOKIO

5:50~ 8:00 『ZIP!』(日本テレビ系) 山口達也
8:00~ 9:55 『白熱ライブビビット』(TBS系) 国分太一
11:25~11:30 『国分太一のおさんぽジャパン』(フジテレビ系) 国分太一
18:55~19:25 『Rの法則』(NHK Eテレ) 山口達也
19:25~19:55 『テストの花道 ニューベンゼミ』(NHK Eテレ) 城島茂

●V6

8:15~ 9:54 『あさイチ』(NHK総合) 井ノ原快彦

●嵐

21:00~22:09 『貴族探偵』(フジテレビ系) 相葉雅紀
23:00~23:59 『NEWS ZERO』(日本テレビ系) 櫻井翔

※出演可能性あり
20:54~21:00 『貴族探偵 直前企画』(フジテレビ系) 相葉雅紀

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石けんよりはマシ程度、保湿やキメは整わず「ダブ洗顔料&泡洗顔」【本当はヤバイ洗顔料】

――「洗うだけでスキンケア」「角栓まで落とす」「潤いを与える」……洗顔料やクレンジングに躍るキャッチコピーは良いことばかり。でも、本当に肌にいいの? そこで、定番&人気のアイテムを、化粧品の成分解析で知られるかずのすけ氏と、化粧品検定一級で化粧品開発の経験を持つ安藤美和子氏(「アンチエイジングの神様」)が大検証!

■保湿・キメの整いは期待はずれ、石けんで洗うよりマシレベル
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【商品名】
・ダヴ ビューティモイスチャー洗顔料(130g/参考価格499円)
・ダヴ ビューティモイスチャークリーミー泡洗顔料(160ml/参考価格699円)
【PRコピー】うるおってはずむ肌に/キメを整える/肌の内側(角質層)までうるおいを与える

■総合評価(A~D):B(洗顔料/かずのすけ)C(泡タイプ/かずのすけ)D(いずれも/安藤氏)

◎全成分
<ビューティモイスチャー洗顔料>
水、ワセリン、ココイルグリシンK、グリセリン、ヤシ脂肪酸K、ラウロアンホ酢酸Na、ヒドロキシプロピルデンプンリン酸、アクリレーツコポリマー、ラウリン酸、ラウラミドプロピルベタイン、ステアリン酸、パルミチン酸、ココイルイセチオン酸Na、イセチオン酸Na、ヤシ脂肪酸、ポリブテン、ポリクオタニウム-6、クエン酸、EDTA-4Na、BHT、メチルイソチアゾリノン、メチルクロロイソチアゾリノン、香料

<ビューティモイスチャークリーミー泡洗顔料>
水、ココイルグリシンK、PG、グリセリン、ラウロアンホ酢酸Na、ステアリン酸、パルミチン酸、水酸化K、ジステアリン酸PEG-150、PPG-6デシルテトラデセス-30、クエン酸、EDTA-2Na、BHT、メチルイソチアゾリノン、香料

<かずのすけ氏の成分解析評価>
 基本の洗浄成分は、「ココイルグリシンK」というアミノ酸系石けんになります。アミノ酸系石けんは、ほかのアミノ酸系洗浄成分と異なり、弱アルカリ性の洗剤で、使用感も石けんとよく似ています。石けんと比較すると、こちらの方がやや低刺激の洗剤になります。ただし両商品とも通常の石けん成分も多めに添加されているため、洗浄力などはかなり高めです。

 両者の違いとして、通常のダヴは保護作用の油性成分「ワセリン」を多く配合しているため、過度な脱脂を防ぐことができます。一方で、泡タイプは水を加えなくても泡が立てられるように最初から成分が薄まっているため、どうしても消費速度が早くなるのと、さらにワセリンなどの配合がなく、成分が簡素化されているにもかかわらず価格が高額であることから、比較すると通常のモイスチャー洗顔料の方が優れているという結論になります。ただし泡タイプは泡が最初から出るというメリットもあります。

<安藤実和子氏の使用感評価>
◎使用感レビュー
・汚れ落ち
ビューティモイスチャー:★★☆☆☆
クリーミー泡洗顔:★★☆☆☆
どちらも肌表面の汚れは落としますが、皮脂の詰まりまでは落としきれませんでした。

・保湿力
daev1
ビューティモイスチャー:★★☆☆☆
クリーミー泡洗顔:★★☆☆☆
肌を保湿しているというより、洗顔料がぬるっとしている感覚です。また、しばらくすると肌がつっぱるので、保湿力は低く感じました。

・泡立ち
dave2
ビューティモイスチャー:★★★☆☆
クリーミー泡洗顔:★★★★☆
 ビューティモイスチャーは簡単に泡立ちました。キメ細やかでふわふわの泡が好印象です。一方、クリーミー泡洗顔はプッシュで簡単に泡ができますが、水気が多いのが残念な印象です。

・泡の持続力
dave3
ビューティモイスチャー:★☆☆☆☆
クリーミー泡洗顔:☆☆☆☆☆
 どちらの泡も簡単に潰れました。キメが細かったビューティモイスチャーまで泡が持続しなかったのは残念です。

・キメを整える
dave4
ビューティモイスチャー:☆☆☆☆☆
クリーミー泡洗顔:☆☆☆☆☆
どちらのダブも洗顔後に肌が整ったという感覚はありませんでした。洗顔としては働いてくれますが、キメを整えるケアまでは期待しない方がいい結果です。

◎口コミ評価
○良い口コミの傾向
<ビューティモイスチャー>
・ どこでも購入できる

<クリーミー泡洗顔>
・泡で出てくるのが便利で良い

×悪い口コミの傾向
<ビューティモイスチャー>
・ 洗顔後の肌が乾燥する

<クリーミー泡洗顔>
・泡のキメが粗い

◎結論:外出先での「とりあえず」にはおすすめ!
 どちらのダヴも、悪い口コミで取り上げられている「使用感の悪さ」を実感しました。日常使いにはおすすめできません。しかし、「洗顔料がない」緊急事態には選択肢に入れてよいでしょう。手洗い用石鹸で洗うよりは肌にも優しくおすすめできます。コスパはいいですが、使用感・汚れ落ちなど総合的に見て評価は低めです。

<検証者プロフィール>
かずのすけ
横浜国立大学大学院卒。環境学修士・教育学学士。現在は研究活動と併行し、化粧品の企画開発、セミナー講師、執筆業などを行う。著書に『化学者が美肌コスメを選んだら』(三五館)『間違いだらけの化粧品選び 自分史上最高の美肌づくり』(リンダパブリッシャーズ)。ブログ「かずのすけの化粧品評論と美容化学についてのぼやき

安藤美和子(あんどう・みわこ)
化粧品開発の経験とネットワークを活かし、医師、エステティシャン、スポーツトレーナー、美容部員、美容師、など美と健康の専門家を組織化。「アンチエイジングの神様」サイトを立ち上げ、編集ディレクターを務める。サプリメントアドバイザー、化粧品検定一級の有資格者で、雑誌やWEBメディアへの寄稿も行う。

北朝鮮情勢で明らかになった英ロック界“レジェンド”イアン・マッカロクの寂しい現状「かつての人気はU2を凌駕……」

北朝鮮情勢で明らかになった英ロック界レジェンドイアン・マッカロクの寂しい現状「かつての人気はU2を凌駕……」の画像1
『Pro Patria Mori』(Edsel)
 緊迫を増す北朝鮮情勢の余波で、英ロック界の“レジェンド”の行状が、わが国で大々的に報じられることとなった。  14日に東京・新宿でのライブを予定していたイギリスのロックミュージシャン、イアン・マッカロクがアメリカと北朝鮮の間で武力衝突があるというニュースを受け、イベント主催者側に無許可でマネジャーとともに日本から出国していたことが判明した。マッカロクは1980年代に活躍したロックバンド、エコー&ザ・バニーメンのリードボーカルで、今回はソロシンガーとして来日公演を行う予定だった。 「若い世代はあまりなじみがないかもしれませんが、70年代末にデビューした“エコバニ”は、同時期にデビューした世界的なロックバンドのU2とともに80年代のイギリスで絶大な人気を誇っていました。日本では洋楽チャートの上位にランクインするような人気こそありませんでしたが、独特の耽美的なサウンドは当時のマニアックな洋楽ファンから一定の支持を得ていました。美少年風のマッカロクのビジュアルも、女性には人気でしたね」(音楽ライター)  80年代前半のイギリスにおけるエコバニの人気はU2を凌駕していたが、後半になるとアメリカで大ブレークしたU2に対して、エコバニは次第に失速していく。マッカロクのソロ活動の比重が高まり、93年にはいったん解散。96年に再結成を果たし現在に至るが、往年の勢いはすでにないというのが、実際のところだろう。 「エコバニは2005年にサマーソニックに出演して、かつてのファンを喜ばせましたが、今回はマッカロクのソロ公演でした。会場もライブハウスという小さなハコで、寂しいことですがエコバニはもはや大々的に観客を集めるようなバンドではないということでしょう。マッカロクの公演はそもそも昨年12月に行われるはずだったのですが、喉の不調で延期となり、今回は振替公演でした。つまり、2度目のドタキャンだったというわけです。マッカロクは当時からライバルのU2をボロクソにディスるなど、ビッグマウスで傍若無人なキャラで知られていますが、今回の公演キャンセルに対して、『デカい口を叩く割には臆病』『日本をナメている』といった、失望するファンの声が相次いでいます。北朝鮮情勢に身の危険を感じる気持ちはわからないでもないですが、それを言うならイギリスやヨーロッパはもっとテロの危険に満ちていますからね」(同)  半ば忘れかけられていたロック界のレジェンドが北朝鮮情勢のおかげでクローズアップされたのは皮肉と言うしかないが、いずれにせよ日本国民としてはマッカロクの判断は正しかった、なんてことにならないよう願いたいものだ。

「GINGER」突然の“モテ特集”が迷走! 「職場で女を捨てるな」など紋切り型コメント連発

 前号に引き続きピンク色の表紙の「GINGER」(幻冬舎)。なんと、今まで誌面ではほとんどお目にかかったことのない言葉「モテ」が大々的に記されているんです! さらにはハートマークまで踊っている表紙を見ると、超現実主義だった「GINGER」はどこへ? と、うろたえてしまいました。一体どんな路線変更を図っているのか、早速中身をチェックしていきましょう~。

<トピックス>
・COVER WOMAN 桐谷美玲 “普通”というドラマを生きる27歳のヒロイン
・今年の春服には、もれなく“モテ”がついてきます
・気になる! “春の絶対買いアイテム”調査してきました!

■自意識の薄い美人・桐谷美玲が語る“普通”

 カバーモデル・桐谷美玲の巻頭インタビュー、テーマは“普通”です。確かに語られるエピソードは「芸能人の友人は少なく、今はOLをしている学生時代からの友人が多い」「単純にファッションやメイクなど、女の子が好きな物が好きだから、雑誌モデルの仕事は楽しいし好き」「友達の結婚式で、みんなでブライズメイドをやった」など、まさしく“普通”なものばかり。どうやら彼女は、“自分が他人からどう思われているのか”“自分をこんなふうに見てほしい”といった、余計な自意識が薄いようで、誰からも愛される素朴なヒロインを、地のままで体現しているように見えました。

 特に印象的だったのは結婚観で、「堅実なサラリーマンと結婚して、専業主婦になるのも憧れ」とのこと。子どもの頃も今も“普通の温かい家庭”を築くことが夢だそうで、「正直、キャリアにはあまり執着心がないんです。これって、私にとっては“普通”のことなんですよ。少なくとも、私の周囲の友達もそう。女子大出身だからなのかわからないけれど、みんな仕事が好きで責任感が強くて、とてもデキる子たち。だけど、あんまりキャリア志向じゃないんですよね。それぞれ、自分にとって普通に大切なものがあるからだと思います」と言い切っています。

 このある意味世間知らずで、夢見がちな発言に対しては、インタビュアーも「普通の女の子以上に普通の夢」と評すると同時に、「今どき、主婦させてくれるほど、余裕のあるサラリーマンはいないと思う!」と突っ込んでいます。モデルや女優、さらにはキャスターと幅広く活躍している桐谷が、こういう発言をするのは「仕事にやる気がない」「責任感がない」などとみなされてしまう可能性もありますが、「いちばん視聴者の方に近い存在として、ひとりの20代女性として、素直に勉強して、等身大のコメントができたら」と桐谷自身は語っており、こういった考えをする現代のアラサー女性は少なくないのかもしれません。そういえば、堀北真希も芸能界引退してたしなぁ……。

 桐谷が語った“普通”という感覚と、前号で水原希子が意識高く語った“大衆に媚びるのではなく自分らしい個性を大切にする” 生き方は、一見「GINGER」が読者に、真逆の価値観を提示しているようにも見えます。しかしその実、周囲の意見や同調圧力なんか気にせず自分が素直に心地良いと感じる生き方をしたい、という主張は共通しているのではないかと感じました。

 しかし忘れてはいけないのは、桐谷は「世界で最も美しい顔100人」常連であるほどの美人だということ……。同号で、桐谷がモデルを務めるファッションページには「ファッションの力って、やっぱりすごい。街を歩いてて、思わず目を引くのはものすごい美人なんかじゃなくて、自分に似合う服を着ていたりトレンドを先取りしたファッションの人。だからこそ、自分らしさを大事にしたいけれど――」という、雰囲気しかないコピーが載せられていましたが、桐谷が“普通”のままで愛されヒロインになれたのは、決して自分らしさを大事にした結果やファッションの力だけではないでしょう。今まさに桐谷が主演中のドラマ『人は見た目が100パーセント』(フジテレビ系)ではないですが、「美人は生きやすい」という誰もが知っている現実を突きつけられた気分になりました。

 続いてメインのファッション企画「今年の春服には、もれなく“モテ”がついてきます」を見ていきましょう。これまでクリスマスもバレンタインも華麗にスルーし、“モテ”という文字を一切見ることができなかった「GINGER」が、満を持しての“モテ”特集。「GINGER」が提唱する“モテ”とは一体どのようなものなのでしょうか。

 誌面を読み進めていくと、「男性にだけチヤホヤされたいという意味ではなく、同性にも同じように受け入れられることが大前提」「誰からも好かれ、信頼されるための“好感度”」「出会う人すべてに好印象を持ってもらいたい」「男性にも女性にも受け入れられて、どんなシーンでも輝ける」といったコピーが散見されますが……え? それって要するに、巷の女性誌が何億光年にも渡り、こぞって特集してきた「全方位モテ」のことですよね……? え? 今さら!!??

 さらには、「すっぴん隠しのマスクをやめろ」(出版関係・38歳)「男ばかりの職場だからって、女を捨ててほしくない」(IT関係・36歳)「目尻がハネ上がったアイラインは恐怖」(映像関係・33歳)「シャツもワンピースも大好物(笑)」(29歳・医療関係)「ぶっちゃけ、スリット入りなら何でもOK」(28歳・飲食業)……などといった、一方的な男性からのコメントも掲載されており、既視感を否めません。“職場では女を捨てるな”って、某炎上CMかよ!

 その結果、「周囲の視線を意識しましょう」「ちょっとだけトレンドを取り入れた、おしゃれなコーディネートを心がけましょう」といった従来の「GINGER」のコーディネートに、男目線のアドバイスがプラスされただけの内容になっており、もともと教科書テイストだった誌面は、さらに情報量が増えてカオス状態になっています。

 周囲から浮かないTPOを守りつつ、最新の流行を取り入れたおしゃれな服を着て得られる「全方位モテ」が、「GINGER」女子にとっての“普通”なのでしょうか。“普通”のハードル高すぎます! 「GINGER」女子って、“周りの子たちよりも少しでいいから抜きん出たい”という、ちょっとだけ高いプライドを持っているのかもしれませんね。

 もちろん彼女たちが、ありのままの自分らしさに満足せず、試行錯誤しながら努力していることは認めます。しかし、それにしてもファッションの力を信じすぎでは。一体その信仰は、どこから来ているのでしょうか。さらに言えば「全方位モテ」する状態がかなったところで、結局のところ、彼女たちが何を目指しているのかがイマイチよくわかりませんでした。ほかの女性誌でよく見られるような恋愛ストーリーとともに着回しファッションを紹介するといった企画でもなかったため、男性と交際する上で発生する「告白」「デート」「ケンカ」「プロポーズ」などの具体的なシチュエーションのイメージは皆無。当然のことながら、その先につながる「結婚」というワードも登場しませんでした。

 これではまるで、妄想の中の非実在男子にモテようとしているだけ。同企画のコピーや男性コメントが、紋切り型ばかりだったのにも納得です。「GINGER」女子には、もしかしたら、自分の言動や将来等に対する根拠や具体性が乏しいのかもしれません。お洒落な服に身を包み、仕事に精を出して経済的に自立しているアラサーだけど、内面はぼんやりと夢見る少女のまま……そんな「GINGER」女子の一面が浮き彫りになりました。「GINGER」女子の迷走は、しばらく続きそうです。
(橘まり子)

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「昭和最大のミステリー」下山事件を読み解くブックガイド

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『日本の黒い霧〈上〉』(文藝春秋) 
 昨年、海の向こうのトランプ大統領が使った「ポストファクト主義」という言葉が注目を集めた。「ポスト真実」とも言うらしい。無数のあらゆる情報が飛び交う現代においては、「真実かどうか」よりも「それに対する感情や、個人的な意見」のほうが影響力を持っている、という意味の言葉だ。この言葉を聞いた時、僕は「下山病」を思い出した。  そう、日本には「下山病」という病気がある。60年以上前に生まれたこの病は、一度かかると非常に治療が難しい。  ゲザンビョウ? 高山病の逆? いやいや違う。「しもやまびょう」と読む。初代国鉄総裁・下山定則氏の名前に由来する。下山総裁こそが、昭和最大のミステリーと呼ばれる「下山事件」の主役であり、このミステリーの謎解きに取り憑かれた人々を「下山病患者」と呼ぶのだ。  1949年7月6日午前0時30分過ぎ、常磐線・北千住駅と綾瀬駅の間の線路上で、列車に「轢断」された死体を発見した。約85メートルにわたってバラバラになっていたその轢死体は、色白で肉付きがよかったために当初は女性と思われたが、散乱する所持品の中に「国鉄総裁・下山定則」の名刺等が発見されたことから、事件は急激に騒がしくなっていく。まさに、轢死体発見の15時間前、下山総裁は日本橋の三越に入っていく姿を運転手に見届けられたのを最後に行方不明となり、失踪事件として捜査が開始されていたのだ。轢死体は、下山総裁本人であることが確認され、このニュースは列島中を駆け巡った。  
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現在の日本橋三越(筆者2017年撮影/以下同)。下山総裁は、三越の重役や得意客などが使う本店南口から入って失踪した。店内で複数の店員に目撃されている
 下山氏は、同年に発足した国鉄の初代総裁となった人物だ。技術畑出身でありながら異例の抜擢を受けた彼に課せられた仕事は、実に10万人近い国鉄職員の人員整理。1949年当時は本格化する冷戦に突入した時代であり、日本の占領統治を行うアメリカは、日本を「反共産主義の砦」として再生すべく、経済の立て直しを急いでいた。そのために実施された「ドッジ・ライン」と呼ばれる経済政策の一環として、全国で28万人の公務員の人員整理、いわゆる「首切り」を日本政府に要求した。下山総裁は事件当時、まさにこの人員整理を迫られ、そのリストを発表している最中だった。こうした緊迫した状況の中での、遺体発見。  当初は、これらの「首切り」のプレッシャーを受けての「自殺」と考えられ、マスコミもそれに寄った報道を行った。しかし、遺体の司法解剖の結果からは「他殺」の可能性が浮かび上がった。それだけでなく、検視を行った各機関による見解が、「他殺」と「自殺」で真っ二つに割れたのだ。注目されたのは、列車に轢断された下山総裁の遺体が、生きている状態で轢断された=「生体轢断」か、死んでいる状態で轢断された=「死後轢断」か、だ。生体轢断なら自殺である可能性が高いが、死後轢断ならどこか別の場所で殺害されて線路上に放置された、つまり他殺だということになる。それを判定する鍵は、下山総裁の傷口が生きている間にできたことを示す「生活反応」があるかどうかだ。最初に司法解剖を行った東京大学の古畑教授は、死後轢断と判定した。つまり他殺だ。しかし、そのあとに司法解剖を行った東京都監察医務院の八十島監察医、慶應義塾大学の中舘教授は「生体轢断」、つまり自殺の可能性が高いと主張した。マスコミもこれに追従し、朝日新聞や作家の松本清張などは「他殺」、毎日新聞などは「自殺」を支持し、一大論争に発展した。 「他殺」「自殺」それぞれを支持する人々によって無数の証拠や証言が集められたが、結局、論争が結論を見るには至らず、捜査本部は同12月31日に解散。翌年、「自殺」と結論付ける内部資料「下山白書」が週刊誌に流出、という非公式な形で一応の結末を見た。しかし、この報告書に対しても、「他殺派」から無数の事実誤認や捏造を指摘されている。 ……と、あらましがめちゃくちゃ長くなってしまったけど、お察しのように、こういうことがサラサラと書ける時点で、僕も「下山病」罹患患者の一人なのだろう。いやいや、僕なんかかなり軽度のほうだと思うが。それで、今回の記事なんだけど、「下山事件」の真実に迫ろう!ということではない。そんなことをしたら、それこそ何十年という歳月、何百ページという原稿が必要になる。じゃあ、何をやろうかというと、この国でひそかに増殖を続けてきた「下山病」の世界を、代表的な書物を読み解くことで、ちょっとガイドしてみようと思う。なんたって、この「下山論争」、今も続いているのだ。今この瞬間も、書籍コーナーの一角で、ネットの片隅で、下山事件に関する「新事実」が現れては消え、「自殺なのか他殺なのか」「他殺なら黒幕は誰なのか?」という論争が続いているのだ。  下山事件に関する書籍のうち最も有名で、導入に適しているのは、推理小説家・松本清張の『日本の黒い霧』(1960年)だろう。戦後、GHQ統治下で起きた事件に焦点を当て、裏で糸を引くGHQの陰謀を暴き出したノンフィクション小説で、一大ベストセラーとなり、「陰謀=黒い霧」という概念を日本に植えつけた。下山事件に関する本はどれも情報量が多いために分厚かったり、また本職の物書きでない人が書いているものが比較的多いということもあってか、「ん? 文章が読みづらいかな?」っていう瞬間も少なくない。要するに、完読するのに気合が必要な本が多く、よほど興味のある人でないと読み切るのが難しいものもある。でも、この清張の『日本の黒い霧』なら大丈夫! 「帝銀事件」「松川事件」などのいくつかの事件に関する推理がオムニバス形式で収録されていて程よい長さだし、さすがベストセラー小説家! という感じでグイグイ読ませる。事件の概要がとてもわかりやすい名著だ。ただ、前述のように清張の結論は「他殺」であり、本書でもさまざまな推理を巡らせ黒幕を暴き出しているのだが、いかんせん、全体的に論拠に疑問点が残るものが多い。残念ながらノンフィクションとしては取材も不十分で、あくまで下山事件を題材にした「推理小説」として読みたい一冊だ。
「昭和最大のミステリー」下山事件を読み解くブックガイドの画像3
旧八洲ホテル跡地。三越から徒歩数分の場所にあった八洲ホテルは、清張が「黒幕」と指摘したGHQ参謀第2部(G2)の特殊部隊「CIC」の拠点であった
 さてそれでは、コレ! と言える「他殺本」はどれか? 事件発生当時から取材を担当し、独自の調査で線路上の血痕などさまざまな「新事実」を見つけ出し、捜査本部にも食い込んでいた朝日新聞の記者・矢田喜美雄氏が執筆した『謀殺 下山事件』(1973年)だろう。映画にもなった本書には、とにかく新事実や新証言が多く登場し、「他殺派の急先鋒」として、さまざまな「下山本」に引用される機会も多い。本書を読めば、ほとんどの人が間違いなく「なるほど……これは他殺なんじゃないか」と考えるだろう。一読者としては、それくらい「他殺」という結論への導き方が、勢いと説得力に満ちているパワーのある本だ。だがしかし、問題点として挙げられるのが、その「新事実」を証言する「新証人」が、みーんな仮名だったりイニシャルだったりで、どこの誰だかわからないことだ。確かに昭和の闇に迫る危険な証言で匿名なのはわかるが、あまりにも都合よく、「この本にしか登場しない新証人」が多すぎないかい? という疑問は当然湧いてくる。「他殺」という結論に向かって走っていくためのパーツを、ムリヤリこしらえたような違和感は拭えない。これは多くの書籍で批判されている部分で、後に平成3部作といわれる「平成になってから出版された下山本」でもやり玉に挙がっている。  その平成3部作の中では、『下山事件 最後の証言』(2005年)は読み逃せない一冊だろう。平成3部作はそれぞれ別の著者が書いているが、基本的にこれが「元ネタ」といってよい。本書は実にセンセーショナルだ。なんたって、著者・柴田哲孝氏の祖父が下山事件の実行犯として深く関わっていた!? という内容なのだ。その祖父が所属した実行犯グループと名指しされる「亜細亜産業」なる会社についての調査・考察が、「平成3部作」共通の大きなキモだ。さまざまな証人に会い、謎に迫っていく――という筋書きは、読み物としてめちゃくちゃ面白い。実行犯グループの写真なども多数掲載されていて、もうこれが正解ジャン、やばいジャン、他殺ジャン、と思うだろう。とにかく近年話題になった「下山本」の中で最もインパクトが大きく、「亜細亜産業関与説」は今ではスタンダードのひとつになっている。
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旧ライカビル跡地。「亜細亜産業」が入っていたといわれるライカビルは、写真の正面のビルの右脇にあった。正面の旧日本貿易会館ビルは、地下通路で三越とつながっている。
 さて、ここまで読んで「あれ?」と思う人もいるかもしれない。「他殺派の本ばっかで、自殺派の本がないじゃん」と。そうなのだ。下山事件に関する本、いわゆる下山本で話題になるのは、ほとんどが「他殺本」だ。自殺派の本もあるにはあるが、まずそもそもの数が少ない。さらに、当然っちゃ当然なのだが、「下山事件は、謀殺事件だった! 新事実発見! 黒幕は…○○!」というセンセーショナルな切り口の本でなければ、ちっとも売れないし話題にもならない。そのため、「実はね~自殺だよ」という本はどうしても地味な扱いを受けて読まれる機会も少なく、早々と絶版になってしまうのだ。結果、世に出回るのは「他殺派」の本ばかり、という状況になる。実際、下山事件を少しかじったことのある人は、「果たして誰が? どの組織が黒幕か?」という部分において差異はあっても、ほとんどの人が「下山事件は他殺に決まってる」と考えているんじゃないだろうか。僕も実際、いろんな他殺派の本を読みあさっていた頃は、「これは絶対、謀殺だよな~」と考えていた。しかし、次に紹介する本を読んでから、「どうもおかしい」と考えだすようになった。「自殺派のバイブル」であり、「究極の下山本」、佐藤一著『下山事件全研究』(1976年)だ。
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 とにかく、分量が多い。600ページオーバー、しかもすべて小さな文字の二段組みで、よほどの読書ジャンキーじゃないと、これを読み切るのは不可能だ。それもそのはず、本書は、事件に関するあらゆる資料や証言、そして検証実験の結果を極力「客観的」に網羅しようという意図で作られた本なのだ。そのため、分量は膨大で、かつストーリー仕立てになっていないために「物語を追っていく興奮」などまったくない。著者の佐藤氏は、福島県で起きた列車転覆事故「松川事件」の被告として一度は死刑判決を受け、その後「冤罪」が証明され、無罪を勝ち取った人物だ。清張らに誘われ、下山事件の研究に参加したが、さまざまな調査を進めるにつれ、「自殺」への確信を深めていき、清張らと袂を分つことになる。研究の集大成を提示し、そこから導き出される結論として、本書は「自殺説」を支持し、各「他殺説」への反論も掲載している(前述の『謀殺 下山事件』への反論もある)。言うなれば、とてつもなく硬派な「自殺派」の本なのだ。その上、76年に出版されるも、09年に再版されるまで、ずっと絶版だった。そもそもかなり高い本なのだが、絶版なので一時期は古書市場で高値がついていた。片や、紹介した他殺派の『日本の黒い霧』『謀殺 下山事件』『下山事件 最後の証言』は、どれも文庫でも出版されていて、書店でワンコインでお手軽に安く買える。どう考えても、『全研究』は誰にも読まれない。一人の読者が本書を手に取る間に、一体何千人の読者が他殺派の本を読むんだろうか。そんなことを考えてしまうほど、ハードルの高い本だといえる。  しかし、そのハードルを越えて読むと、驚かされるのは、諸々の「下山本」が、どれほど「自分たちの望む結論に都合の良い証言や実験結果」しか引用していないか、ということについてだ。もちろん、『全研究』は結論から言えば「自殺派」の本であり、自殺と結論付けるバイアスが「まったくかかっていない」と言う気はない。しかし、それが極力少ないのは間違いなく、これが感覚としてわかるだけでも、本書には一字千金の価値があるんじゃないだろうか。これに照らし合わせると、平成3部作の『下山事件 最後の証言』も、かなり重要なポイントを「あえて」いくつも無視して「結論ありき」で話を進めている、という事実が見えてくる。『最後の証言』はものすごく興味深く面白い本だが、僕はこれもまた下山事件を題材にとった推理小説のようなものに近いと考えてしまう。  それで、冒頭の「ポスト真実」の話に戻るのだが、下山事件に関する証言や実験結果は、うわさ話のようなものも含めれば無数に存在する。そもそも司法解剖の結果ですら、それぞれの研究機関によって判定が違うのだ。尽きることなく結論の違う「陰謀」が暴き出され続けることからもわかるように、極端な話、必要なパーツだけを望むようにピックアップしていけば、自分の思い描くストーリーを構築するのも不可能ではないのだ。たとえば下山総裁の奥さんの発言として、失踪直後に「自殺かもしれない」と心配していたとする証言Aと、後年になって「下山は殺された」と周りに言っていたとする証言Bが存在する。自殺派は証言Aだけを、他殺派は証言Bだけをピックアップする。こうして意識的にせよ無意識的にせよ、無数の取捨選択が繰り返された結果、われわれが「真実」として受け取ってきたストーリーが作り上げられるのだ。そして「真実」が謎である限り、あらゆる推論に等しく真実である可能性がある。いや、もはや真の意味での「真実」は問題でなく、下山事件には「それに対する感情や、個人的な意見」だけが存在するのかもしれない。まさに、下山事件は「面白ければ、なんでもあり」の、「ポスト真実」を地でいく無法地帯なのだ。  そして、この無法地帯を永久にさまよい歩く病が、「下山病」だ。「真実」という太陽を探して、地面を掘り続けるのだ。空を見上げることなく、死ぬまでそれを続けるのだ。「おそろしい病気だな~」と思った。そこのあなた。ここまで原稿を読んだら、もう、伝染(うつ)ってますよ。 *** 【後記】  暖かくなってきた4月のある日、僕は五反野を訪れた。駅から10分ほど歩いた、線路脇の道や公園からやや遠めに見える伊勢崎線(いまは東武スカイツリーラインというらしい)と常磐線が交差するポイントが、68年前に下山総裁が列車に轢かれた場所だ。夜の闇の中に電車が通るたび、音を立てて地面を揺らし「そこ」を光のレールが通過する。轢断現場の近くの高架下の、ほとんどの通行人が見逃しそうな片隅に、「下山国鉄総裁追憶碑」が作られている。そこに添えられた下山総裁の肖像を見ていると、時代に翻弄され無念の死を遂げた一人の紳士の姿が浮かび上がってくる。下山本を読み進めたある時から、それまで「昭和最大のミステリー」のパーツのひとつにすぎなかった下山総裁という存在が、穏やかな表情で、一人の人間として、自分の中に立ち上がってくる瞬間があった。時代が違えば、優秀な技術者としての職務を全うしたかもしれない、市井の人として穏やかに生きたかもしれない。もちろん会ったことも話したこともない人物だが、先述の「真実」がなんであれ、彼の魂の安寧に想いをはせずにはいられない。下山事件の無法地帯では、こういう「感情や、個人的な意見」も許されるだろう。合わせた手をほどいて歩きだすと、夜風に吹かれて、その感情はどこかへ吸い込まれるように飛び去っていった。その風の行く先を見ると、下山事件が、今も風に吹かれて揺れている。
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下山総裁轢断現場周辺
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「下山国鉄総裁追憶碑」
「昭和最大のミステリー」下山事件を読み解くブックガイドの画像8 ●タカハシ・ヒョウリ “サイケデリックでカルトでポップ”なロックバンド、オワリカラのボーカル。たまにブログでつづる文章にも定評あり。好きなものは謎、ロック、歌謡、特撮、漫画、映画、蕎麦。 HP:http://www.owarikara.com/ ブログ:http://hyouri-t.jugem.jp/ Twitter:https://twitter.com/TakahashiHyouri?ref_src=twsrc%5Etfw

「松潤は王子様ではなく、ただの男だった」最も衝撃的だった“嵐の熱愛スキャンダル”ランキング

 ここ数年、国民的アイドルグループ・嵐のメンバーに熱愛スキャンダルが相次いでいる。10歳年下の元女優・夏目鈴との“同棲愛”をすっぱ抜かれた大野智、フリーアナウンサー・伊藤綾子の“通い妻愛”をスクープされた二宮和也、テレビ朝日アナウンサー・小川彩佳との“本気愛”が報じられた櫻井翔、そして、井上真央と結婚間近とウワサされながらも、4年に及ぶAV女優・葵つかさとの二股疑惑が浮上した松本潤……。ファンはもちろんのこと、世間をも驚かせた熱愛スキャンダルだろう。そこで今回は、男女100人に「最も衝撃的だった、嵐メンバーの熱愛スキャンダルは?」というアンケートを実施した。(Sagooooワークス調べ/調査地域:全国/調査対象:男性・年齢不問/調査期間:3月16~3月22日/有効回答数:100)

annketoarashi

matsujun04210

 65票を獲得してダントツ1位に輝いたのは、「松本潤&AV女優・葵つかさ」のスキャンダル。

「これにはガッカリです。井上真央ちゃんと純愛していると思ってたから」(40歳/女性)
「井上真央ちゃんとの交際を応援していたのに」(28歳/女性)
「ドラマが好きだったから、松潤は井上真央だけだと信じたかった。残念」(28歳/女性)

 など、「ずっと井上真央と付き合っていて、結婚する、秒読みだと言われていたのに、違う人が出てきて驚いた」(60歳/女性)とする意見が多数上がった。松本と井上は、ドラマ『花より男子』(TBS系、2005年)での共演をきっかけに交際に発展し、そこから10年以上かけて愛を育んでいるとウワサされており、ファンの間でも半ば公認カップルとなっていたため、二股ともとれる報道には、世間も大きな衝撃を受けたようだ。

 しかもその相手がAV女優だったことで、「潔癖で真面目なのかと思っていたので、結構びっくり」(56歳/女性)「王子様的な存在だったのに、二股というのもショッキングだったが、相手がAV女優というのがかなりガッカリだった。やっぱりただの男なんだと思った」(49歳/女性)と、「ほかのメンバーのスキャンダルと比べて、印象がとても悪くなった」(29歳/女性)様子。

 また、「相手がAV女優と聞いてびっくりした。職業で差別するつもりはないが」(61歳/男性)としながらも、職種のイメージから、「真剣な交際もファンにはショックかもしれないが、遊びで女性を道具のように扱うというのはもっと衝撃的」(48歳/女性)「普通の恋愛ではなく、完全にスキャンダル。恋愛はしてもいいが、セックスフレンドがいるアイドルはマズいと思う」(41歳/男性)「体だけの関係という感じがして、真剣さがまるで感じられない。ちゃんとした相手がいるのなら、その裏切りはちょっとなぁ」(37歳/女性)など、「AVという時点で驚き。本気ではないのか、遊びなのか……と、いろいろ考えてしまった」(25歳/女性)人も少なくないようだ。

 次いで衝撃度が高かったのは、20票を獲得した「櫻井翔&テレビ朝日・小川彩佳」の熱愛。品行方正なのか、用心深かったのか、これまで決定的な熱愛をスクープされたことが皆無に等しかった櫻井だけに、「勝手なイメージであるが、真面目で潔癖なイメージが強く、恋愛は二の次で仕事に励んでいる印象が強かった」(33歳/女性)ため、「大好きな翔くんが……。ばっちり証拠写真まで撮られてショックだった」(31歳/女性)との声が相次ぐ結果に。

 また、同じ時間枠で、それぞれ別のニュース番組でキャスターを務めていることから、「まったく接点がないようなカップル」(35歳/男性)「意外。2人とも忙しいはずなのに、どこで出会ったのだろうと気になった」(44歳/女性)という声も。

 なお、「もっと別のタイプの女性が好きだと思っていたばかりに、少々驚いた」(21歳/男性)とする意見もある一方で、「やはりエリート櫻井さんはインテリのアナウンサーと熱愛するものだと感じた」(49歳/女性)という声もあり、2人を“お似合いカップル”とするかは、見る人によって分かれるようだ。

 3位には8票で「二宮和也&フリーアナウンサー・伊藤綾子」がランクイン。「なんとなく、フリーアナウンサーを好きになるのは意外」(24歳/女性)「アナウンサーと交際するイメージがあまりなかった」(39歳/女性)など、「二宮くんはアナウンサーより女優さんと騒がれそうと勝手に思っていた」(34歳/女性)とする意見が多かった。

 1票差の7票で、ギリギリの4位となった「大野智&元女優・夏目鈴」については、「女性に興味がなく、趣味に没頭していそうなイメージだった」(37歳/女性)「チームのリーダーで真面目な印象だったのに、裏切られた」(60歳/女性)など、相手云々よりも「スキャンダルは今までほとんど聞かず、驚いた」(31歳/女性)という意見が目立った。

 嵐も全員30代となり、プライベートで恋愛をすることは、当然と言えば当然だが、イメージが大切なアイドルだけに、相手選びには慎重になってもらいたいものである。

松本潤&AV女優・葵つかさ
・「まさか松潤が二股するなんてと思い、ショックだった。王子様のイメージが強かった」(44歳/女性)
・「全てが真実だとは思わないが、AV女優との関係はインパクトが大きすぎた」(35歳/男性)
・「AV女優側の炎上商法としか思えなかったのと、松潤が利用されているのが衝撃だった」(27歳/女性)
・「ジャニーズとAV女優というのはとても衝撃的。でも、今の時代はアリなのかも」(34歳/男性)

櫻井翔&テレビ朝日・小川彩佳
・「見かけの印象から、そういったニュースが出てこない人だと思っていた」(59歳/男性)
・「小川さんはとても真面目で仕事一筋だと思っていたので、結構びっくりした」(35歳/女性)
・「櫻井翔は『独身がいい』と言っていた記憶がある。寂しくなったのかしら?」(49歳/女性)
・「櫻井翔の大きな熱愛が今までなかったから。カッコよくて頭が良いので、その人にふさわしい人はいない」(26歳/女性)

二宮和也&フリーアナウンサー・伊藤綾子
・「二ノは恋愛しなさそうなイメージがあったので、衝撃的だった」(21歳/女性)
・「イメージがとても違っていたのでびっくりしたのと、意外な感じだった」(44歳/女性)
・「なんとなく、2人がつながるようなイメージがまったくなかった」(19歳/男性)

大野智&元女優・夏目鈴
・「恋愛スキャンダルで、相手云々というより、大野くんがさっさと“なかったこと”にしたのが衝撃だった」(60歳/女性)

【アンケート概要】
■調査地域:全国 ■調査対象:男女・年齢不問 ■調査期間:3月16~3月22日 ■有効回答数:100サンプル

【企画協力】
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