「嵐ファンの苦情総数は千件以上」日テレ関係者が語る、伊藤綾子『news every.』降板劇の真相

 3月末に、レギュラー出演していた『news every.』(日本テレビ系)を降板したフリーアナウンサー・伊藤綾子。伊藤といえば、昨年7月発売の「女性セブン」(小学館)に、嵐・二宮和也との熱愛をスクープされ、“厳戒態勢”で愛を育んでいると報じられたが、それ以上に波紋を呼んだのが、“交際匂わせブログ”だった。

「記事がネットに広まるや否や、伊藤が自身のブログに、嵐のCDの一部が写りこんだ写真や、二宮が出演した映画の原作本、CM出演中の商品などの写真を大量に投稿していたことが発覚し、嵐ファンの間で物議を醸しました。炎上の原因は、交際自体より、この“交際匂わせブログ”だったといえます」(芸能ライター)

 嵐では、リーダーの大野智が、2015年に元タレントとの交際を報じられた際、一部マスコミの前で「もう会うことも一切ありません」と謝罪したが、二宮は報道について一切コメントをせず、一方の伊藤もまた、謝罪や説明はしていない。

「記事が出た当初、日テレ上層部とジャニーズ幹部で話し合いが行われたと聞いていますが、伊藤の『news every.』出演続投や降板について、ジャニーズサイドから一切注文はなかったとのこと。また局内でも、その時点では『降板させなくてもよいのでは』との意見があったといいます」(日テレ関係者)

 にもかかわらず、今回伊藤が降板したのは、「視聴者からのクレーム電話が後を絶たなかったから」(同)だという。

「局としては、二宮と伊藤の関係性を『自由恋愛の範疇』と捉えていたようですが、一部の嵐ファンから、『伊藤が出ている限り番組は見ない』『スポンサーに苦情を入れました』といった電話が、報道から3月末まで、ずっと入り続けていたそう。クレーム総数は千件を優に超え、結局は降板させることになったといいます」(同)

 こうして、7年にわたって出演し続けてきた『news every.』を去ることとなった伊藤。今後もしばらくは、二宮ファンの目に触れない場所でしか、アナウンサーとして活動することはできないのだろうか。

「フェイタス」CM降板の元SMAP・香取慎吾に捧げられた、久光製薬からの“異例の感謝”

「フェイタス」CM降板の元SMAP・香取慎吾に捧げられた、久光製薬からの“異例の感謝”

 元SMAP・香取慎吾からV6・岡田准一にCMキャラクターがバトンタッチし、ファンの間で賛否両論の意見が飛び交っている久光製薬「フェイタス」。この新CM発表会が12日に行われたが、会場では久光製薬側から香取に名指しで感謝を伝えるシーンがあったという。

 香取は2012年から「フェイタス」のCMに出演していたが、今年2月末で契約が終了。同社やジャニーズ事務所公式サイトから出演情報が削除され、同社はファンからの問い合わせ対応に追われる事態へ発展。今回の新CM発表会の模様が報じられると、ネット上では「事務所は、そんなにSMAPのメンバーが憎いんですか?」「慎吾から仕事を取らないで」「そんなあからさまに交代させなくてもいいじゃん」と、SMAPファンは怒り心頭といった反応を見せている。

「会見では、久光製薬の上席執行役員で薬粧事業部長の社方雄氏から、岡田の起用理由について、『映画で活躍していること』『もともとの精悍さ、力強さ』といった説明がありましたが、社方氏はそれに続けて『数々のタレント様にキャラクターとして活躍していただきました。たとえば香取慎吾さんをはじめとしたご尽力の中で、今回15周年目ということで一新し、そして再度この力強さをPRしていきたい所存です』と、わざわざ香取の名前を出して感謝を伝えたんです」(ワイドショー関係者)

 CMを降板したタレントに、わざわざスポンサー側が言及するのは異例のこと。それだけに、同氏の発言を知った香取ファンからは称賛の声が上がっている。

 一部では芸能界からの完全引退もウワサされる香取だが、これ以上、ファンを心配させないでほしいものだ。

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ゲス極・川谷絵音の大誤算! 「なんとなくオシャレ」のイメージ崩壊で、10代少女ファンが大量離脱へ

ゲス極・川谷絵音の大誤算! 「なんとなくオシャレ」のイメージ崩壊で、10代少女ファンが大量離脱への画像1
ゲスの極み乙女。オフィシャルサイトより
「え、まだ聴いてるの?」  そんな声が各所から聞こえてくる。  ベッキーとのゲス不倫や、当時未成年だった恋人・ほのかりんとの飲酒騒動など、すっかり“お騒がせ”のイメージが定着したゲスの極み乙女。のボーカル・川谷絵音が16日、インスタグラムを更新し「待たせてごめんなさい」とメッセージを送った。  川谷は昨年9月のほのかとの飲酒騒動の責任を取り、活動を自粛。新アルバムの発売も延期していた。 「所属事務所も“クビ”になりましたが、今月に入り、大手プロダクション『田辺エージェンシー』への移籍が取り沙汰されています。芸能界に大きな影響力を持つ同プロの後ろ盾で、川谷の完全復活は秒読みといわれています」(スポーツ紙記者)  とはいえ、世間はそこまで甘くない。川谷の人間性はともかくとして、一連のスキャンダルで、川谷の作る音楽性までもが「ダサい」と思われ始めているのだ。  某音楽雑誌の編集者は「ゲス極のファンは10代女性が多く、彼女たちはジャニーズやEXILEグループを聴いているミーハーな層と一線を画したくて、ゲス極を聴いていた。漠然と『なんとなくオシャレ』『なんとなくカッコいい』というイメージを持っていたのではないか。それが一連のスキャンダルで『ゲス極? まだ聴いているの(笑)』『もはやネタでしょ』と、他人に言うと失笑されるレベルになってしまった。こうした少女たちの支持を失ったことは、ゲス極の今後の活動にとって、とてつもなく大きい影響ですよ」と解説する。  ブームが一瞬にして過ぎ去ることは、“原宿系のカリスマ”きゃりーぱみゅぱみゅの凋落ぶりを見ても明らか。シングル「ファッションモンスター」(2012年10月)や「にんじゃりばんばん」(13年3月)は初動2万枚超えを記録したが、今年1月の「原宿いやほい」は初動3,928枚、今月5日発売の最新シングル「良すた」も4,440枚と全盛期の5分の1以下にまで落ちぶれてしまった。 「この展開を察していたのか、早くから海外進出を進めていた彼女はさすがです。一方のゲス極は、海外では厳しい。今年が正念場となるのでは?」(同)  川谷はインスタグラムで「メンバー4人でまたファンの皆さんに良い音楽を届けれるように頑張ります」とつづったが、果たしてどうなるか――。

部首を答える問題で、まさかの「ひんにょう」! 相葉雅紀の“おバカ”がうっすらバレる

 4月17日放送の『ネプリーグ SP』(フジテレビ系)に、同日から放送がスタートする主演ドラマ『貴族探偵』(同)の共演者とともに嵐・相葉雅紀が登場し、番組を大いに盛り上げた。

 相葉は、『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)など、自身のレギュラー番組でクイズに挑戦することはあるものの、ゲストとしてクイズ番組に出演するのは珍しい。うっかりすると“おバカ”がバレてしまう可能性もあるクイズ番組だが、相葉はいい意味で……

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嵐・相葉、月9『貴族探偵』亀梨&山下ドラマに敗北! 異例の「撮り直し」対応も苦境

 初回11.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録した、嵐・相葉雅紀主演の月9ドラマ『貴族探偵』(フジテレビ系)。武井咲、仲間由紀恵、中山美穂といった豪華キャストに加え、1話の相葉の出演シーンは異例の「撮り直し」を行ったという力作だが、早くも“1ケタ転落”の様相を呈している。

 麻耶雄嵩氏による同名推理小説シリーズをもとにした同作。相葉演じる謎めいた“貴族探偵”は「推理などという雑事は、使用人に任せておけばいいんですよ」などと言い放ち、詳しい捜査や推理はメイド(中山)や執事(松重豊)らに行わせることで事件を解決に導いていく。

 第1話は2ケタに届いたものの、同じフジ系ドラマでは小栗旬と西島秀俊が出演する『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』の初回13.9%に敗北。他局でもKAT‐TUNの亀梨和也と山下智久が12年ぶりにドラマ共演し、12.0%を獲得した『ボク、運命の人です。』(日本テレビ系)や、長谷川博己主演『小さな巨人』(TBS系、13.7%)にも負けを喫した。ネット上では視聴者から「つまらなかった」「1ケタ落ちコースのひどいドラマ」と辛らつな声が上がっており、「豪華キャスト」と注目を集めた割には、期待ハズレの結果といえるだろう。

「多くの視聴者がダメ出ししているのは、ドラマのメインである相葉の演技やキャラクターです。普段の相葉は、人懐っこい笑顔のため庶民派というイメージが強いのか、『相葉くんは貴族感がない』といった指摘が多く出ています。普段の印象を払拭できるまでの演技力が伴っていなかったと感じたのでしょう。1話で、事件関係者の前に姿を現した貴族探偵が『「不可解な事件が起こった」と聞いたのですよ。たまたま私も近くの別邸で逗留していたものでね』と、貴族らしい独特な言い回しをするシーンがあったのですが、一部視聴者からは『棒読み』と批判されています」(ジャニーズに詳しい記者)

 手厳しい評価が多く聞こえる中、17日配信のニュースサイト・スポニチアネックスの記事によれば、相葉の登場シーンは“撮り直し”を実施していたという。ドラマ制作陣は貴族探偵のキャラクターを「常に淡々としていて、あまり激昂しない」などと設定し、3月中旬に初登場シーンを撮影。メイン演出を手掛ける中江功監督いわく、相葉にはほとんど抑揚をつけずにセリフを発してもらったところ、「このキャラクターで最終回まで行くのは厳しい。主人公として、もうちょっと魅力的なキャラじゃないと、連続ドラマとして持たない」といった違和感を抱いたと話している。

 そして、キャストには「違うアプローチで、もう1回、撮り直したい」と説明し、スケジュールを再調整した上で、その1シーンを5日後に撮り直したそうだ。こうしてスタッフ&キャストにとっても苦心の作となったはずだが、残念ながら出だしは2015年放送の相葉主演の月9『ようこそ、わが家へ』の初回13.0%を下回る結果となった。

「最近の嵐メンバーの主演作では、16年の春ドラマで松本潤と大野智が好成績を残しました。松本主演『99.9―刑事専門弁護士―』(TBS系)は全話平均17.1%でトップ、続いて大野の『世界一難しい恋』(日本テレビ系)も12.8%で2位に。『嵐ドラマは高視聴率』という評価が聞こえだした中、今年1月3日に放送された櫻井翔主演のスペシャルドラマ『君に捧げるエンブレム』(フジテレビ系)は8.4%と大コケ。それに続いて『貴族探偵』まで1ケタ転落となれば、相葉だけでなく嵐への風当たりも強くなりそうです」(同)

 1話から異例の撮り直しとなった『貴族探偵』。今後、作品が迷走しないことを祈りたい。

主演映画『無限の住人』公開後に“休養説”の木村拓哉、スケジュールはやはり「妻・工藤静香」の管理下か

主演映画『無限の住人』公開後に休養説の木村拓哉、スケジュールはやはり「妻・工藤静香」の管理下かの画像1
 元SMAP・木村拓哉主演で4月29日に公開される映画『無限の住人』が「第70回カンヌ国際映画祭」のアウト・オブ・コンペティション部門に選ばれた。これまでにも再三伝えられている通り、ジャニーズ事務所の“木村を守れ”指令にはすさまじいものがあり、当然ながらコケるわけにはいかない。  前売り券の発売は2月上旬と通常より早く、クリアファイルの特典付き。東京都交通局のポイントサービス「ToKoPo」に加えて、大手ネイルサロンとのタイアップなども幅広く展開している。  公開直前には、多くの週刊誌や映画専門誌、テレビ誌などで、キムタク表紙の号が発売されるだろう。  そんな中、「女性自身」(光文社)では、同作公開後の木村のスケジュールが入っていないことから「休養に入るのでは?」と報じられた。  木村がカンヌを訪れるかは流動的だが、仮に行った場合は、5月中旬~下旬にかけて。遅くとも6月ごろから休養に入るという見立てだ。 「SMAPが存在しなくなり、木村さんはピンの俳優として活動していかなければならない。これまでマネジメントしてきた飯島三智女史も、ジャニーズを去った。今後の仕事は木村さん本人が主体的に選ぶことになるため、いったん、頭の中をリフレッシュしてビジョンを考えたいようだ」(スポーツ紙記者)  だが、ここでも登場するのは妻の工藤静香。事情を知る関係者によれば「飯島女史がいたころから、静香さんは夫のスケジュールに注文をつけていた。子どもの誕生日などの記念日にイレギュラーで仕事が入ったときには、飯島女史に猛抗議したそうです。今回も夫婦で話し合って、木村さんの“今後”を決めるのでしょう」と話す。  加えて、恒例の夏休みだ。木村は毎年、夏に家族でハワイなど南の島にバカンスに出かけることで知られる。現地では、サーフィンやショッピングを満喫。女性誌記者によると「静香さんのお母さんもついていくことがあるので、木村さんは完全な“マスオさん状態”。妻や子どもの荷物を抱えて帰国する彼の姿は、風物詩となっています」という。  休養とはいえ、フタを開けてみれば「長めの夏休みを取って、サーフィンしてただけじゃん!」となりそうな予感だ。

「ガイナックスのコンテンツならなんでも使える」と豪語!? 渦中の「神戸アニメストリート」岸建介氏の手口と次の寄生先も発見!

「ガイナックスのコンテンツならなんでも使える」と豪語!? 渦中の「神戸アニメストリート」岸建介氏の手口と次の寄生先も発見!の画像1
「神戸アニメストリート」公式サイトより。
「あなたにお話することはありません!」  渦中の人物・岸建介氏は、少し怯えた口調で電話を切ったのである。  先日、売上を踏み倒された会社社長の訴えから、一躍注目を集めている「神戸アニメストリート」。その手口の全貌と、いち早く責任逃れに走る関係者たち。そして、神戸だけに止まらない岸氏の活動実態が明らかになってきた。  ことの発端は、4月6日。女性向けコンテンツの企画制作を行う「創作工房」社長・中村あずみ氏が「神戸アニストに詐欺られてる話」と題してブログやSNSで被害を告発したこと。  それによれば、同社は2015年8月、知人の紹介で「神戸アニメストリート」にて開催されたイベントの中で、アイドルコンテンツの催しと、物販、展示を実施。ところが、売上金が予定日を過ぎても振り込まれなかった。そこで、株式会社神戸アニメストリート社長の岸建介氏に支払いを催促をしたところ、当初は支払いの意志を示したものの、その後は「払えねえもんは払えねえ」「うるせえ」などの暴言を繰り返し、居留守や電話の着信拒否を拒否されてしまったというのである。  しかも、岸氏はイベント前より同社に対して暴言を連発。イベント当日の会場で「創作工房」が準備をしていたところ「挨拶がない」などと怒鳴ったり、暴言を吐き続けたという。「創作工房」側が、物販のスペースを借りるため10万円を支払っているにもかかわらずである。  このブログが公開されると、アクセスが殺到。そして、事情を知る人々によって岸氏が08年に、架空の音楽オーディションをデッチあげて500万円を詐取して逮捕されていることが明らかに。さらに、15年に環境副大臣の関芳弘衆議院議員と面会している写真などが、次々と公開された。また、この岸氏は、昨年3月にアニメ会社「ガイナックス」が関西支部として立ち上げた新会社「GAINAX WEST」の取締役であることも暴露されている。 「創作工房」のみならず、すでに確認されているだけで10数社・個人への踏み倒しが発覚している。  この「神戸アニメストリート」は、震災後低迷していた地域の活性化として15年に神戸市が実施した「アスタくにづか地区商業活性化モデル」として立ち上げられたもの。運営は岸氏が代表取締役を務める株式会社神戸アニメストリートが行っているとされている。いわば行政が管轄する事業で行われた踏み倒し行為。ネットでは「詐岸」とまで書かれているような人物が、なぜ事業を行う立場に入り込むことができたのか。  まず、話を聞こうと「創作工房」を訪問したのは13日。対応してくれた中村氏は「今日、こんなのが来たのですけど……」と一枚の書類を見せてくれた。  なんと、岸氏はネットで騒ぎになっていることに気づいたのか、突然「支払う」旨を通知してきたのだ。さらにこの後、岸氏は電話でも支払う意志を伝えてきたという。また、17日になり、ほかの踏み倒し先にも一部だけの入金(詳細は避けるが、仮に56万円だとしたら6万円の部分のみ)が、なんの連絡もなく行われているという。  どうも、うるさそうなところには支払って、必死の火消しを行っている様子。しかし、もはや問題は支払い云々では済まない。悪質な詐欺的手法を行う人物が、行政の絡む事業に参加し、かつ著名なアニメ会社の役員に名を連ねていること。中村氏も「これで終わりにすることはできない」と、強い意志を語っている……。 ■「うちは関係ない!」次々と逃亡する関係者たち  このような人物に事業を任せてしまった責任を、神戸市はどう考えているのか。  中村氏も書いているが、「神戸アニメストリート」は、神戸市の土地を第三事業者に貸して行っている事業。つまり、神戸市と「神戸アニメストリート」が直接の契約関係にない。そのため中村氏も「神戸市が事業者に貸して、そこがお願いしたところが運営しているので、神戸市が直接何かできない」と説明されたのだという。  だが、ここに及んでも神戸市は何も手を打たないつもりだろうか。神戸市に電話取材を試みたのは12日。すると、電話に出たのは神戸市市街地整備部の浅川一哉担当課長。 「真偽のほどはわかりませんが、ネットにいろいろと書かれているということで、今日、岸さんを呼び出して、対応するように口頭で指示をしました」  指示を出したというと、神戸市としても責任を感じているということだろうか? 「いえ、真偽のほどはわかりません。ただ、ネットでいろいろと書かれているので……」(同)  何度も「真偽のほどはわからない」という言葉を繰り返す浅川課長。では、事業を委託するにあたって岸氏の身元調査なども行わなかったのか。そう尋ねると、今度はこんなことを。 「神戸アニメストリートは、公募した『アスタくにづか地区商業活性化モデル事業者』に応募した、株式会社アップ・ツー・コーポレーションが連れてきた人なのでわかりません」  そして、また「真偽のほどはわからない」という言葉を繰り返すのであった。  では、株式会社アップ・ツー・コーポレーションは、いったい岸氏とはどういう関係なのか。会社の代表番号に電話し、「神戸アニメストリート」の件について話を聞きたい旨を述べたところ、電話に出た人物は……。 「むぐぅっ! 今、誰もいないので……」  そこで担当者が誰か尋ねたところ、同社の岡島祐輔社長が担当しているという。今日は戻らないというので、先にFAXで取材依頼を送ったところ、こんなメールが返ってきた。  * * * 前略 ごめん下さい。 当社は商業施設の企画やリーシング等を行っている企業でございます。 で、お問い合わせの件、受託内容についての詳細は守秘義務がございますのでお答え出来かねますが、「神戸アニメストリート」の開業を以って当社の業務は完了しており、本業務に関する未収債権や未払債務は一切ございません。 岸健介様との関係については、受託業務の一つであるテナントリーシング業務に基づいて、賃貸人様へご紹介させて頂いた先となります。 これ以上お答えする事項がございません。ご了承ください。  わかりにくい文章だが、すでに終わった業務であり守秘義務があり喋れない。ウチは岸を神戸市に紹介しただけということらしい。いったい、同社と岸とはどういう関係なのか謎のままだ。  * * *  もう一つ、岸氏の関係先として注目を集めているのが、GAINAX WEST。この会社、ガイナックスとは資本関係がないとされているが、代表取締役には武田康廣という名前が。武田氏は、ガイナックスの社長でもあった人物だ。いったい、なぜこのような人物を取締役に加えてしまったのか。取材を続けたところ、事情を知るガイナックスの関係者に話を聞くことができた。 「詳細はわかりませんが、奥さん(作家の菅浩江)の関係で知り合ったという話を聞いたことがあります。でも、岸氏がどういう人物かは、まったく知らなかったそうです。なんでも、会社設立発表の15分前くらいに、岸氏の名前を見つけた人物から連絡を受けて、初めて知ったそうですよ」  これだけ聞くと被害者のような気もするが、依然として岸氏は取締役のまま。GAINAX WESTの住所も神戸アニメストリートと同一である。踏み倒しなど、次々と悪行が明らかになる中で、どうするつもりなのか。武田氏に電話をしてみたところ……。 「岸の件? そりゃいろいろと考えてますよ。これはなんですか、取材? お断りします」  いきなり電話を切られ、以降つながることはなかった。  さらに、岸氏とのツーショット写真を公開していた関議員の事務所では、秘書からこんな話が聞けた。 「騒ぎになっているので、慌てて調べたのですが、アポイントメントの記録に、岸氏の名前がないんです。ということは、アポなしで来て議員が在室していたので、挨拶したんだと思います」  議員会館では「選挙区の者です」と名乗ってアポなしでやってくる人間というのは、ままいるもの。議員としても有権者を無碍に追い返すのは難しいだろう。そう説明する秘書は「お茶くらいは出したと思いますけど、なんの話をしたかはわかりません」と困った声で語るのであった。 ■「神戸アニメストリート」自体がパクリから生まれた? 「最初に岸と会ったのは、14年の夏です。アポイントもなく“神戸アニメストリートというのをつくるのでアドバイスが欲しい”やってきたのです」  そう話すのは、「阿佐ヶ谷アニメストリート」を運営する株式会社作戦本部の鴨志田由貴氏だ。  アポなしの上に、渋谷かおりという女性を同伴していたと鴨志田は語る。この渋谷という女性、各所で岸氏が常に同伴していたと証言される人物。岸氏が運営する店舗でDJなどをしているようだが、前述の「創作工房」中村氏が支払いを催促するため電話した際に「電話かけてきて迷惑だ」と凄んで電話をたたき切った相手と同一人物の様子。岸氏とは何か特別な関係にあるグル・共犯者のようである。  さて、アポなしでの訪問のため「何かあれば協力します」程度の返事しかしなかった鴨志田氏。ところが、その後岸は「15年3月までにオープンして予算を消化しなくてはならない。イベントなどで販売するグッズが欲しい」と依頼してきたという。  このときは、きちんと支払いはなされたそうだが、鴨志田氏が疑問を感じたのはオープンのとき。何も打診がないままに「神戸アニメストリート」という名前を掲げ、オープン日も前年の「阿佐ヶ谷アニメストリート」と同じ3月29日に設定されていたのである。ただ、このときはまだ「たまたまかもしれない」程度に考えていた。しかし、実際の運営には疑問ばかりが浮かんだという。 「収益があがりそうな施設が、カフェのほかはレンタルボックスとニコ生などができるスタジオだけ。それでやっていけるのかな……と思いまして。そうしていたら“レンタルボックス”に置く品物がないとか、スタッフがいないなどと、新たな依頼をしてきたのです」(鴨志田氏)  そこで、鴨志田氏は自分の会社の在庫を販売。また、信頼の置ける人物を紹介しスタッフとして神戸に行ってもらった。  しかし、送付したグッズの代金はいまだ支払われてはいない。加えて、岸氏はスタッフに対し、日常的に暴言を繰り返し、給料もろくに支払わなかったのである。それを知った鴨志田氏は、慌てて連れ戻したという。  岸氏の行動は、想像の斜め上をいくものばかりだ。取材で出会った関係者からは、こんな証言もあった。 「最初のロゴがアーティストの村上隆さんの作品と類似していると問題になったことがありました。そのときにも岸氏は村上さんの事務所に対して“取り替えてやるから700万円を払え”と要求していることを、自慢げに語っていました。過去に逮捕されたことだって、飲み会の席で武勇伝のように何度も語っていましたよ」 ■「次は大分県を寄生先に」と狙う岸氏の暗躍  いったい、神戸市はなぜ岸氏のような人物が寄生する隙を見せてしまったのか。現在、神戸市では、これ以外にも「第2の森友」ともいえるような補助金の不明朗な支出が問題となっている。この問題を追及している樫野孝人兵庫県議会議員は、「神戸アニメストリート」の問題の背景を次のように語る。 「あそこは震災復興事業の中でも、空いたままになっていて、とにかく何かを埋めなくてならないと神戸市が考えていた場所です。そんなところだから、甘い審査でいい加減な業者が参入してしまったのでしょう」  では、岸氏に得体の知れないバックがついていることはないのか? 「それはありませんよ」  なるほど、確かにそれなりの背景があれば、「小銭」の踏み倒しなどではなく、もっと巧妙な手段を使うだろう。  現在、踏み倒した先に幾ばくかの支払いをして、黙らせようと懸命な岸氏。その岸氏が、すでに次の寄生先を見つけていることも、取材の中で明らかになってきた。あるアニメグッズなどを制作する会社に、岸氏はこんな話を持ちかけいていたのだ。 「来年、大分県の主催で大分国民文化祭という催しがあります。ここで岸氏は“予算は25億ある。ガイナックスのコンテンツはなんでも使っていいよ”と事業を持ちかけてきたんですよ」  国民文化祭は、各都道府県の持ち回りで行われている国体の文化祭版。確かに、来年は大分県で開催予定。また、すでにキックオフイベントという形でさまざまな催しが行われており、その中で、昨年には「おおいたクールジャパン」というタイトルで、コスプレや痛車展示のイベントが行われている。このイベントにも、岸氏は参画していたのだろうか。さっそく、このイベントの主催者に話を聞いてみたところ、驚いた様子だった。 「そんな人は、関わっていませんが……」  この人物によれば、15年に開催した「大痛エキスポ」という催しで「神戸アニメストリート」に仕事を依頼したことはあった。しかし、国民文化祭の関連イベントには、岸氏はまったく関わっていないという。 「予算25億円って……先日、県の予算が決まりましたけれど、全体で10億円ちょっとですよ」(同)  すでに、一連のネットでの騒ぎも知っており「今後、関係することがあれば考えなくてはならない」というのだった。 「神戸アニメストリート」のみならず、GAINAX WESTの取締役を名乗る岸氏。さらに、ヴォイス神戸という会社のほか「一般社団法人関西痛車協会」の理事なる名刺も配布している。この協会に至っては、法人登記すら見当たらない。  もはや、多くの関係者の証言によって、それらのすべてが明らかになろうとしているからだろうか。冒頭に記したように、筆者の取材に対して、ただ一言を述べて電話を切ることしかできなかった。  こうして明らかになっているのは、ただ一個人の悪行ではない。マンガやアニメコンテンツを用いた町おこしや活性化という事業が安易に実施され、そこに補助金を狙うハゲタカが群がっているという現実である。  一部の被害者に踏み倒したカネが振り込まれているとはいえ、いまだ岸氏が運営する「神戸アニメストリート」は存在している。引き続き、取材を続けて行くことにしたい。 (文=昼間たかし)

月9『貴族探偵』の凄まじい気迫を感じた初回、問題は相葉雅紀の「棒プレイボーイぶり」だけ

 慢性的な一桁視聴率に苦悩するフジテレビ月9ドラマチームが、起死回生の一打として放つ『貴族探偵』。4月17日の初回放送、平均視聴率は11.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で、関係者はほっと胸を撫で下ろしたことだろう。突出して高い数字ではないが、爆死枠と呼ばれるようになって久しい月9枠の最近の視聴率は一桁台どころか6~8%をウロウロする状態で、前クールの『突然ですが、明日結婚します』は5.0%という歴代最低視聴率を記録。そんな前作と比べれば、非常に良い結果だといえる。貴族という非現実的な存在を浮き上がらせるセットの装飾には強いこだわりと意気込みを感じ、スタッフの気迫は十分伝わる。  主人公は嵐・相葉雅紀が据えられているが、相葉が画面に登場したのは第一話の開始から10分以上が経過した頃だった。実質、物語の中心で語り部となるのは武井咲が演じる探偵だ。彼女の師匠の名探偵・井川遥(の亡霊……おそらく故人)や、権力にだけ従順なバカ刑事・生瀬勝久がレギュラー出演者であるほか、貴族である相葉の召使役に滝藤賢一(運転手。武道の達人でもある)、松重豊(執事)、中山美穂(メイド)が配されている。  毎回どこかで事件が起き、武井(庶民探偵)と相葉(貴族探偵)が推理対決をする。といっても、相葉は自分で推理をしない、3人の召使たちが謎解きをする仕組みなのだが。事件解決モノ、探偵役が超富裕層、ファンタジックな設定が『富豪刑事』(テレビ朝日系)、『IQ246』(TBS系)、『謎解きはディナーの後で』(フジテレビ系)など様々な過去作を想起させると話題であるが、生瀬のコミカルなバカ刑事ぶりは『トリック』(テレビ朝日系)も彷彿とさせる。  第一話のゲストは木南晴夏、内田朝陽、平山あやなどホリプロ勢で揃えていた。木南と武井といえば、ドロドロ不倫愛をコメディに昇華させた『せいせいするほど愛してる』(TBS系)にて、滝沢秀明の正妻と不倫相手を演じ大いに争ったことも記憶に新しいが、今回は友人関係。木南演じる大富豪のお嬢様の邸宅で殺人事件が起き、貴族探偵が登場して犯人を捜すというわかりやすいストーリーだった。テンポも良く、小ネタがいくつも挟まれて笑いを生む。相葉が主役ではあるものの、出ずっぱりではないため、相葉ファン以外の層も苦ではないだろう。これが、全面的に相葉推しのつくりであったら、視聴率の急降下は免れないところだったかもしれない。なにしろ、本作最大の問題は、相葉の演技だからだ。  もともと演技力の評価が高い役者ではない相葉だが、今回は予告編の段階から恐ろしいほどの棒演技だとファンからさえ心配の声が漏れていた。懸念通り、滑舌の悪さからセリフが聞き取りづらく(たとえば「不可解な事件」というセリフ)、表情や立ち振る舞いが気品を感じさせるわけでもない。しかし見終えてみれば、このドラマだからアリなのだ、と納得させられた。今回は自然な演技をする必要がなく、無表情でも棒台詞でも問題ない。なぜなら浮世離れした貴族というキャラクターだからだ。プレイボーイらしく「美女とのアバンチュール」を愛し女性に優しい貴族探偵だが、等身大の大人の男性ではない年齢不詳のお坊ちゃんであるため、相葉の少年らしくもありおじさんらしくもある存在感に合っているのかもしれない。そしてメイド役の中山美穂もまた見事な棒演技で相殺してくれている。一話完結形式であり、「続きが気になる」仕様ではないため第二話の視聴率がどう出るかは予想しづらいが、大きく数字を下げることはないのではないか。 (犬咲マコト)

櫻井・亀梨・小山、『24時間テレビ』起用は「ジャニーズのゴリ押し」!? 日テレ関係者暴露

 4月15日、今年の『24時間テレビ 愛は地球を救う』(日本テレビ系)メインパーソナリティーが発表され、嵐・櫻井翔、KAT‐TUN・亀梨和也、NEWS・小山慶一郎が、グループの垣根を超えて共演することがわかった。一部ジャニーズファンの間では、熱愛スキャンダルに揺れる小山の起用に「なぜ?」と批判が巻き起こっているが、日テレ関係者が、メインパーソナリティー決定の舞台裏を明かしてくれた。  昨年は、NEWSが7年ぶり、現体制である4人組になってからは初のメインパーソナリティーを務めた。今年も起用された小山は、2年連続で大役を担うこととなったが……。 「今年3月、小山は、放課後プリンセス候補生・太田希望の交際疑惑が浮上し、ファンの間で物議を醸しました。太田のSNSから、交際を匂わせるような画像が発掘されたり、ツーショット写真まで流出してしまい、小山への批判が噴出したんです。当初ジャニーズ事務所は、この事態を把握さえしていなかったようですが、4月4日発売の『週刊女性』(主婦と生活社)がこの件を記事にしたことで、ようやく炎上が発生していることに気付いたといいます」(週刊誌記者)  そんな中、『24時間テレビ』のメインパーソナリティーに連続登板することが決定した小山。  日テレ関係者は、「昨年、小山は日テレに“多大な貢献”をしたことから、スキャンダルの有無にかかわらず、大役を任せられるのはごく自然な流れだった」と語る。 「昨年、『24時間テレビ』放送の4日前、同番組内のスペシャルドラマ『盲目のヨシノリ先生~光を失って心が見えた~』に出演予定だった高畑裕太が、強姦致傷容疑で逮捕されるという前代未聞のトラブルが発生しました。高畑は、ドラマ出演だけでなく、番組パーソナリティーも務める予定だったため、番組の販促物は総取っ替えとなり、予定されていたコーナーも消滅するなど、制作サイドは阿鼻叫喚に。そんな中、急きょドラマでの高畑の代役に小山が抜てきされ務め上げました。」(前出・日テレ関係者)  同ドラマの主演は、同じくメインパーソナリティーを務めた加藤シゲアキで、すでに撮影は終わっていたものの、土壇場で高畑出演シーンの撮り直しが行われた。 「『24時間テレビ』は日テレを代表する看板番組で、放送に貢献した出演タレントは、向こう1年ほどは、日テレ側から“手厚く扱われる”ことになっています。小山が今年再び抜てきされたのは、『昨年のトラブル解決に尽力してくれた』という事情があるからなんです。ただ、当初日テレ側には、『嵐または現在活動休止中のKAT‐TUNなどを今年のメインにしたい』といったプランもあり、『ジャニーズキャスター揃い踏み』プランは、むしろジャニーズサイドのゴリ押しだったといえます」(同)  果たして3人の共演により、日テレ側は恩恵を受けることができるのだろうか。