
元ジャニーズJr.の浜田一男(浅倉一男に改名)が、ダンスヴォーカルユニット「RED ROSE」を結成し、3月29日にお披露目ライブを開催した。1990年代の“Jr.黄金期”の中心メンバーとして活動するも、とある事情で事務所を去った浅倉だが、なぜこのタイミングでユニットを組むことになったのか? 今回、サイゾーウーマンでは結成の経緯や、今後の展望について本人に直撃した。
浅倉は1995年にジャニーズ事務所入りし、Jr.ブームの中で滝沢秀明、今井翼や、現在の嵐メンバーらとテレビやコンサートに多数出演。ところが未成年だった99年、飲酒・喫煙したことが「フライデー」(講談社)に報じられ、事務所を離れることとなった。以後は俳優として活動中だ。
そんな中、浅倉は2月19日に自身のTwitterで「新しくダンスvocalグループを結成しました」と発表し、デビューイベントの詳細を告知。彼が「KAZUO」の名で所属するRED ROSEは、TAKAMI(杭本隆海)、YU(梅原遊)、SAKAPI(坂下悠希)、REIからなる5人組男子グループ。3月29日、渋谷のclubasiaにて同グループ主催の『SUPER MEN’S LIVE 2017 VOL.1』が行われ、ライブデビューを果たした。
今回、サイゾーウーマンではお披露目ライブ前のメンバーを直撃。5人が集まったきっかけや、メンバーのプロフィール、グループの目標などをたっぷり語ってもらった。
――まずは、本日がライブデビューということで、おめでとうございます! さっそくですが、グループ結成の経緯をお聞かせください。浅倉さん(以下、KAZUO)を中心に動き出したプロジェクトということでしょうか?
KAZUO そうですね。オーディションをして、今年に入ってからこのメンバーで始動しました。まぁ、僕もオーディションに参加したんですけどね。
――えっ、KAZUOさんもオーディションを受けたんですか?
KAZUO いやいや、審査員として参加したんです(笑)。みんなのことを見て、“あぁいいかな”と思って選びました。4人はもともと、ダンス経験があった子たちなんですよ。言い方は悪いですけど、基盤は“素人に毛が生えた子”を集めて始まりました。
――オーディションの審査もされていたとなると、KAZUOさんがプロデューサーの役割も担っているんでしょうか?
KAZUO 僕は、プロデューサーではなく、グループのリーダー的な感じですね。最初は事務所の関係者と相談して、このプロジェクトを「やろう!」ってことになったんですけど。
――ちなみに、グループ名の「RED ROSE」には何か意味があるのでしょうか? 公式サイトに掲載されているグループのロゴも、赤い薔薇が印象的でした。
KAZUO グループを作るにあたって、あまり“アイドルっぽくしたくない”と考えていたんです。トゲがあるって感じを出したかったので、ちょっとツンツンしてもいいんじゃないの? っていう。薔薇って「トゲがあるぞ! 香りだけじゃねぇーからな!」ってイメージあるじゃないですか。
――なるほど、そういうコンセプトで「RED ROSE」になったんですね。では、リーダーのKAZUOさんから、メンバーの特徴やキャラクターをご紹介いただけますか?
KAZUO 今日、ハットをかぶっているTAKAMIは“ナルシストで鏡好き”。稽古が始まる前もじっくりと鏡を見てたもんね。
TAKAMI 僕、自分の顔のパーツとかでキライなところがないんですよ。携帯電話に、赤ちゃんの頃からの写真を入れてるくらいなんで。自分、めっちゃ可愛いんですよ!
REI ウゼー(笑)。
KAZUO YUは甘い食べ物が好きだから、“スイーツ担当”かな。
YU 僕はもう、体の8割ぐらいが、おやつでできてます。ご飯をそんなに食べないんです。
KAZUO あとは見ての通り、YUはこの中で唯一の金髪です。グループが始動する時に俺が「髪染めろ!」って言ったんですけど。なんか、1人ぐらいK-POPアーティストみたいな子がいてもいいかなと思ったんで、YUに「金髪、似合いそうだからやってみろよ!」って言いました。
――リーダーの指示でヘアスタイルを変えたんですね。確かに、1人だけ金髪だとキャラが立って覚えやすいなと思います。「染めろ」と言われた時の心境はどうだったんですか?
YU とにかく髪の毛が乾かないんですよ、この色だと!
――今になってクレームが(笑)。では、REIさんはどうでしょうか?
KAZUO この中では、ダンスリーダー。彼はもともと小さい頃からストリートでダンスをやっていたんです。まぁ、今日のリハーサルでは間違えてたけどね(笑)。あと、SAKAPIは最年少なんで、“末っ子キャラ”かな。
SAKAPI はい、フレッシュ担当でいきます!
KAZUO でも、SAKAPIがはっちゃけたところって、まだ見たことないんですよ。どういう性格なのか、まだミステリアスな部分が多いですね。お酒を飲んでも変わらないし、グループ内では一番しゃべらないかも。
SAKAPI えー、そうですか?
YU 1対1だと普通に話すよね?
KAZUO でも、MCとかだと誰かが話を振ってあげないと。それは俺の役目だと思いますけどね。
――末っ子キャラながらミステリアスって面白いですね。フレッシュ担当以外で、何か得意としてることはありますか?
SAKAPI 僕は洋服が好きで、もともとはそういう方向に進もうと思ってたんです。
一同 初めて知った(笑)!
SAKAPI なので、ゆくゆくはメンバーの衣装をどうするかとか、ファッションに関連した部分もやっていきたいですね。
KAZUO おぉ、いいねぇ! 実は、今俺らが着ている衣装は自前じゃなくて、衣装さんが各々のイメージに合わせて作ってくれたんですよ。自分たちは恵まれてると思います。「グループを組みました」ってところから、衣装もそうですし、ライブする機会まで与えてもらって。
――KAZUOさん自身は、この中でどんなポジションだと思いますか?
KAZUO 俺はただの下ネタ大王なんで、 “下ネタ担当”かな。お客さんからすれば、「今日、この人はどんな下ネタ言うんだろう?」みたいな。俺はもう自分を捨ててるから(笑)。まぁ、何でもアリはいけないけど、「MCも楽しいぜ!」っていうグループがいいんですよ。とにかくお客さんを飽きさせないようにしたい。あと、基本的にはライブをメインに活動していきますが、俺はたぶん個人でお芝居とかもするので。抜けてしまうこともあるかもしれないんですけど。
――今後の活動の中で、それぞれのキャラがどう定着するのか、楽しみですね。
KAZUO 俺も、メンバーがステージを経験してどう変わるのか、知りたいですね。お客さんの歓声が良い方に転ぶやつもいるし、調子に乗っちゃうやつもいるし、どうなるかわからないんですよ。そこは紙一重なんで。だって、これからみんなはファンの子に「キャーキャー」言われるんだよ?
――じゃあ、この中で“調子乗っちゃいそうだな”と思う人はいますか?
TAKAMI 自己申告すると、どっちかっていうと僕は「自分大好き」なタイプなんで……。
KAZUO あと、REIは隠れてコソコソと喜んでるタイプ。まぁとにかく、SAKAPI以外はみんな心配かな。とか言いながら、最年長の自分自身が一番心配なんですけど(笑)。でも、それも含めて楽しみですね、メンバーがステージに出るとどうなるのか。
――皆さんは、こういう形でステージに出た経験はあるんでしょうか?
SAKAPI 僕は、初めての舞台がバックダンサーの役でした。アンサンブルに近いんですけど、セリフはありませんでした。
REI 去年、3人組の音楽ユニット・WHITE JAMさんのツアーに、バックダンサーとして出たことはありますね。それもオーディションみたいな形で選ばれて、大阪の公演に出演しました。
――ところで、KAZUOさんと初めてお会いした時に、どんな印象を抱きましたか?
TAKAMI カズくんに会った時の印象ですか……。
KAZUO そもそもオーディションの時は、俺がメンバーだとは誰も思ってなかったんじゃないかな。俺はたぶん、普通に裏方だと思われていたような。
TAKAMI そうですね。だから、後になってから「あ、グループのリーダーだったんだ」っていう(笑)。
YU 僕も、最初は今後一緒に活動する方だとは思ってなかったですね。オーディションの時にスタッフさんの横に座られていて、「これ書いて」「これやって」っていう指示をされていたので。別に、見た目がどうのっていう話じゃなくて、本当にただの……(笑)。
KAZUO だって俺、みんなからすればオジさんだよ? 年齢でいうと俺の次がTAKAMI(28歳)なんですけど、それでも6歳差ですから。俺以外のメンバーは年齢差の開きがないんですけどね。だから、大変でした。俺、若く見られなきゃいけないし。「枕が臭いだけじゃないぞ」っていう(笑)。
――リーダーはこう自虐的に話してますけど、ジェネレーションギャップは感じますか?
REI いや~、感覚の違いは正直まったく感じませんね。踊りに関しても、「スゴく久しぶりだ」って言っておきながら、やっぱり振り付けを覚えるのは一番早かったですし。僕からしたら、全然年齢差は感じさせないです。
KAZUO マジで、踊るのは10年ぶりだったんですよ。最初に踊った時、久しぶりすぎて足の裏がつったんですから。で、レッスン帰りに電車乗ってたら、お尻までつりました(笑)。俺、どんだけ筋肉使ってなかったの? って思いましたよ。
――そもそも、「また踊ろう」と思ったきっかけって、何かあったんですか?
KAZUO なんでしょうね……。やっぱり、ジャニーズ時代の印象が“楽しい”ってイメージだったからかな。踊ることとか、みんなでワイワイとライブをやることに対して、そんなにイヤだとは思ってなかったので。そういう機会があればやってみたいなと思っていましたし、事務所を辞めてからも、舞台ではオープニングの1曲で踊ったりしてました。
――グループを結成して踊ることに、抵抗はなかったと。
KAZUO ただ、2~3曲連続して踊ったら、やっぱり年齢が体に出るので。それは、あらためてメンバーと一緒に活動するってことになって、3曲歌って踊った後に「これ、大変なことになっちゃったな」と思いました。3曲踊ったら、地べたに這いつくばって、しゃべれないんです。でも、ほかのメンバーは平気でしゃべってますからね。そこは、若いってさすがだなと思います。
TAKAMI 僕らは、「あ、カズくんまた倒れてる」って思いながらその様子を見てます。
KAZUO みんな、「大丈夫?」って声かけてくれるんですよ。
REI でも、だいたいそういう時って二日酔いじゃないですか(笑)。
YU あとはもう、単純に静観してますね。
――では、今回のライブに際して、体力作りはどのように?
KAZUO 僕はゴルフが趣味なんですが、ゴルフ場で移動する時はカートに乗らず、なるべく歩くように心がけました。でも、活動するにあたって週2~3日はずっとレッスンを繰り返してたんで、それなりに良い状態に持ってこれたかなと思ってます。
――始動する前に比べると、体重もだいぶ落ちたんですか?
KAZUO 前は酒を飲んでるだけで、汗をかくことがほとんどなかったですからね。正確には体重を3.5kg落としました。もともとは64kgぐらいだったんですけど、自分としては58kgがベスト体重なので、踊りやすい、動きやすい体形に近づけました。あとはもう、靭帯とかを損傷しないように注意するのみです。
――なるほど。出会ってから数カ月ということですが、皆さんのお話を聞いていると、もうすっかり良い関係性が構築されている印象を受けました。年齢差があることで、刺激になることもあるんじゃないですか?
KAZUO そうですね。俺は古いダンスの仕方しか知らないんですよ。今のダンスは、形が違うというか、細かい振りや動きが多いんです。だから、ダンス担当のREIを見てると勉強になります。
REI 今後はグループの振り付けも担当していきたいですね。
KAZUO 今回のライブでは5曲披露するんですが、それぞれ5人で振り付けを担当しました。曲調によってダンスのやり方、歌のとらえ方が違うので、それが振り付けに表れていたなと思います。
――じゃあ、KAZUOさんが振り付けをした曲は、ちょっとこう……現代的ではないというか……? あ、皆さんニヤついてますね。
一同 全然、そんなことないです!
KAZUO お前ら、笑うなよ! でも、それは否めません。ただ、俺は自分の振り付けが一番カッコいいって思ってますから(笑)。
――公式サイトを見ると、デビューイベント以降もコンスタントに5月までライブが決まっていますね。
KAZUO まずはライブで経験を積んでパフォーマンスのクオリティを上げて、ソロ活動とかもできるようになれば良いなと。年内にはCDを出したいです!
TAKAMI 東名阪ライブとかいいですね。僕、大阪出身なんで。凱旋ライブはやりたいですね。大阪での集客は、頑張ります!
――ライブ以外だと、どんな活動を展開していきたいですか?
KAZUO AbemaTVとか、インターネットのテレビ局があるじゃないですか。あとは、ツイキャスやLINE LIVEとかもやってみたいと思っています。規制が緩いっていうイメージだから(笑)。昔と違って、今はネットが発達したから、いろいろできますよね。
――例えば、テレビで出てみたい番組とか、雑誌はありますか?
KAZUO 俺は個人プレーになっちゃうかもしれないけど、バラエティ番組が好きだから出ていきたいかな。YUはスイーツを食べるんじゃなくて、自分で作るってのはどう?
YU 作れますかね……。あ、じゃあ作ってカズくんに食べさせますか?
KAZUO いや、俺はいいよ! ほかに何かないの?
YU 僕は、お芝居をしていた時期があるので、演技がしたいですね。ドラマや映画に出たりとか。
SAKAPI 僕は、個人的にファッション誌に出たいですね。やはりファッションが好きなので、いずれ出ることができたらうれしいです。
TAKAMI 僕は読者モデルみたいな形で、男性ファッション誌の「FINEBOYS」(日之出出版)とか、サーフ系の雑誌にちょっとだけ出たことがあるんです。当時は日焼けサロンに通っていて、色が黒かったのでギャル男っぽかったんですが。
REI 僕は、『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に出てみたいですね。せっかくやるなら。
KAZUO あぁ……。その時にはたぶん、俺がいないと思う! ジャニーズとカブってるから、無理かな。異例だけど、パネルで出演とか(笑)。
TAKAMI 僕が出てみたい番組は『アメトーーク!』(同)ですね。ナルシストキャラ括りでもいけますし、実はディズニーも大好きなんですよ。
YU ちょいちょい、可愛いキャラを出してくるね。
KAZUO ちょっと、可愛いキャラは、末っ子のSAKAPIにとっておいてよ!
――なかなか、個性豊かな5人が集まったんですね。では、今後の目標を教えてください。
KAZUO 目標は今年中にワンマンライブを開催することと、ゆくゆくは海外公演もやってみたいです。……誰も犯罪してないよね? ビザとれなくなっちゃうよ。
――今さら確認ですか(笑)。皆さん、リーダーがこう言ってますが?
一同 大丈夫です!
KAZUO よかった(笑)。あとは基本的にお客さんに近いライブをやりたいですね。舞台スキルが上がったら、いずれはトークショーやトークイベントとかも開催したいなと。デパートとか、子どもが遊びに来るような会場でもやっていきたいんですよ。「ラーメン博」とかいろんなイベントがあるじゃないですか。
YU 僕は、学校の文化祭とかを回っても楽しいんじゃないかと考えています。
KAZUO とにかくまずは、ライブを経験してCDがリリースできれば。またそこで、新たな野望が出てくるとは思いますけどね。あと、実はメンバー全員でお酒を飲んだのは、まだ1回だけなんです。だから、そういう機会をもっと増やしたいし、5人で旅行とかにも出掛けたいな。
一同 いいですね~。行きたい!
当日のライブでは、公式のマフラータオルやうちわを手にするお客さんを前に、歌やダンスを披露したRED ROSE。ステージ経験豊富なKAZUOを筆頭に、MCでも会場を沸かせていた。まだまだ発展途上の彼らだけに、今後の活躍に期待したい。
・RED ROSE公式サイト