新年度を迎え民放各局が華やかな入社式を行う中、元プロ野球選手・佐々木主浩の長男がフジテレビに入社したことが物議を醸している。 フジは3日、非公開で入社式を行い、新入社員27人が出席。会場には、身長190cmの“大魔神”佐々木の姿もあったという。 「この長男は、佐々木と前妻の元アイドル・清水香織の子ども。2005年に離婚した際に、この長男の親権は佐々木が持つことになりました。なお、不倫の末に再婚した元女優・榎本加奈子は現在、インスタグラムでセレブ生活を披露し、注目を浴びています」(芸能記者) ネット上では、「またコネ入社か」「フジはこんなことばっかりやってるから、つまらない番組しか作れないんだよ」「入社試験に落ちた就活生はアホらしいだろうな」といった呆れ声が相次いでいる。 「フジのコネ入社はお家芸。07年に偏差値53の福岡大学法学部出身の生野陽子アナウンサーが入社した際には、麻生太郎後援会長とウワサされる父親の口利きでは? と騒ぎになりました」(同) 古くから、永六輔の次女や、ムッシュ・かまやつの長男らが入社するなど、社員に有名人や権力者の親族が目立つといわれるフジ。近年も、竜崎勝の長女・高島彩、高橋英樹の長女・高橋真麻、田淵幸一とジャネット八田の長男・田淵裕章、永島昭浩の長女・永島優美、生田斗真の弟・生田竜聖、藤井フミヤの長男・藤井弘輝、陣内孝則の長男など枚挙に暇がない。 「世間の感覚とのズレが“嫌フジ”の原因と言われる中、フジはいまだにコネ採用を続けている。そんな特権階級育ちの社員たちが作った内輪ウケ番組を見せつけられ、視聴者が壁を感じないはずがありません。今の調子では、この体質はこの先も変わらないでしょう」(同) 今年も例に漏れず有名人の二世が入社したフジ。佐々木の口利きがあったか否かは明らかにはされないとしても、この悪習が続く限り、フジが視聴者から愛されることはないだろう。
日別アーカイブ: 2017年4月5日
「離婚の可能性はゼロ」渡辺謙の不倫問題、大物が“異例の火消し”に乗り出したワケとは
3月30日発売の「週刊文春」(文藝春秋)で21歳年下の元ホステスとの不倫疑惑を報じられた俳優の渡辺謙だが、報道を受け、大和証券はホームページから渡辺が出演するCM映像をすべて削除した。 CMは、テレビでは3月31日まで一部で放送されていたが、一部スポーツ紙に対し同社は、報道とは関係なく4月1日から新素材に切り替えることを説明したものの「事実関係を確認中ですが、報道を受けHPの映像は削除しました」と矛盾したコメントも発表している。 「金融商品はお堅いイメージが大切なので、スキャンダルが出たらアウト。同社がHPから削除したのも納得できる。渡辺が長年、CM出演しているヤクルトは、契約自体は継続するだろうが、テレビCMは流さないのでは? いずれにせよ、今後しばらくは、渡辺に新規のCMオファーはないだろう」(広告代理店関係者) さらにタイミングが悪いことに、31日に娘で女優の杏が第3子を妊娠していることが公になった。不倫スキャンダルについて沈黙を保ち続けている渡辺は、自身のSNSで娘を祝福することすらできなかった。 そんな中、今月4日発売の「女性自身」(光文社)に、所属事務所・ケイダッシュの川村龍夫会長のコメントが掲載された。川村会長は、渡辺と妻・南果歩について「離婚の可能性はゼロですよ。彼は事態をきちんと収拾できるはずです」と説明。前妻との離婚訴訟の最中に同事務所に移籍したことを振り返った上で、「私は彼の苦悩や憔悴ぶりをつぶさに見ています。あんな苦労を再び背負うわけがない」と渡辺の胸中を代弁。「まず果歩さんに謝ることでしょうね。すべてはそれからです」とアドバイスした。 「渡辺は1日までに帰国している。川村会長と今後の対応について話し合いを重ねているようだが、6日には文春最新号が発売。それを踏まえた上での対応になりそう。川村会長としては、自分が渡辺を擁護すれば、これ以上、渡辺に対してネガティブな報道が出るのを避けられると判断し、自ら“防波堤”になるべくメディアにコメントしたのでは?」(週刊誌記者) 川村会長ほどの大物が「離婚はない」と断言したものの、いまだにコメントしていない南の胸中やいかに――。ケイダッシュ公式サイトより
仲良しショット満載の『NEWSカップリングコレクション』が発売!
コヤシゲ&テゴマスだけじゃない!
全4コンビ網羅、4人のわちゃわちゃショットも収録した必見フォトレポート!
Contents
4 人の仲良しフォトコレクション・・・・・・・・・・・・・・・・・4P~
小山慶一郎×加藤シゲアキ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12P~
手越祐也×増田貴久・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・22P~
小山慶一郎×手越祐也・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・32P~
「愛言葉~てをひいて~」に込められた思・・・・・・・・・・・・42P~
加藤シゲアキ×増田貴久・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・58P~
小山慶一郎×増田貴久・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・68P~
手越祐也×加藤シゲアキ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・78P~
「NEWS LIVE TOUR 2012 〜美しい恋にするよ〜」ストーリー・・・88P~
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「NEWS LIVE TOUR 2012 〜美しい恋にするよ〜」ストーリー・・・88P~
桃井かおりのカッコイイ女芸と松岡修造のタレント根性でおなかいっぱいになる、「婦人公論」の加齢特集
今号の「婦人公論」(中央公論新社)の特集は、「かっこよく年を重ねたい」です。久しぶりにやってきた、全編ギャグ&コントのようなインタビューや対談が並ぶ、超お気楽特集。まずは表紙の真矢ミキ。元宝塚トップスターというより、「“あきらめないで”の人」の方が伝わりやすい真矢ですが、インタビュー「人には無限の色がある。ひとつじゃないから面白い」でも、そのサバっとしてポジっとしたパブリックイメージをいかんなく発揮しております。
「目指したいのは、質のいいニットみたいな人。着ている自分も楽で気持ちいいけれど、まわりの人もほっとするといった感じでしょうか」。なぜ女優という生き物は、なにかをニットとかカシミアとかワインとかにたとえたがるの……。萬田久子の罪は重い。
<トピックス>
◎特集 かっこよく年を重ねたい
◎奈良橋陽子×桃井かおり「経験が支えてくれるから勇気出していい年頃なのよ」
◎松岡修造「『かっこよさ』とは一所懸命から生まれる輝きのこと」
■本当に相槌で「オーマイゴッド」って言ってます
そんな特集ですので、今号は介護も年金もニートな子どももイヤなご近所も捨てたい夫のことも全て忘れて、サバっとポジっと「年を取るって、素晴らしくない?」と鏡の中の自分に微笑みかけるような気持ちで読みましょう。
必読はこちら、キャスティングディレクター・奈良橋陽子×女優・桃井かおり「経験が支えてくれるから勇気出していい年頃なのよ」。リードには「54歳でアメリカへ移住、仕事の拠点も移した桃井かおりさん。そのきっかけとなる仕事で、彼女を後押ししたのが奈良橋陽子さんだった。以来、仕事を超えた付き合いだという二人の、“かっこよさ”の基準とは何でしょうか」とあります。60を過ぎても現役バリバリ、海外を拠点に活動する“THEかっこいい女”がお互いを褒めながら、時に軽くディスって仲の良さを匂わせながら、女の生き方を語ります。
この対談、ものすごくざっくり言うと「LAって最高」「映画も生き方もナチュラルが最高」「この年になってそれ実現している私たちって最高」。2月28日号で、THEかっこいい女界の西の正横綱・夏木マリが「自分の肩書きは『プレイヤー』だと考えています。遊ぶ人です! これからも本気で遊びたいと思います」と高らかに宣言していて無言になりましたが、今号はTHEかっこいいが互いを煽り合っているので、アーティスト的“うっとり”が天井知らず。
桃井「結婚もして、この辺で静かに遊んで老後ってやつを迎えればいいと思ったりもする。やってみた~いって。でも、まだまだ仕事もやれそう(笑)。映画を撮ったり、文章を書いたり、絵を描いたりしている最中に、『創造の神』が降りて来なくなったらおしまいじゃない?」
奈良橋「この年になってもバンバン変化球が飛んでくるというか、たいへんな目に遭うのはいいことですよ。年を重ねると、安全や居心地の良さを好みたくなるけど、変化球を好んだほうがいいと思う」
大半の読者が受け入れるしかない「老後ってやつ」を、「やってみた~い」と言いながら、“だけど創造の神降りてきちゃうから無理~”とアーティストの宿命を説く。加齢とは衰えばかりではないという企画趣旨でしょうが、加齢で自我はますます濃度を上げていくということはよくわかりました。
さて、続いては今日本の芸能界で最もセルフプロデュースが成功しているであろう2人の男性。偶然にも同特集内にインタビューが並んでいるので、その人気の秘訣を探ってみたいと思います。
1人は読者モデル・タレントのりゅうちぇる。「好きな服を着続けてかわいいおばあちゃんとおじいちゃんになろうね」で、妻でブランドプロデューサーのぺこと新婚対談しています。もう1人は元プロテニスプレイヤーの松岡修造。インタビュー記事のタイトルは「『かっこよさ』とは一所懸命から生まれる輝きのこと」。2人のインタビューに共通しているのは、隙のなさ。タレントとしては亜流扱いされがちな2人ですが、骨の髄までTHEタレントですよ。
隙のなさその1は「弱さ」。ハッピーでポジティブなイメージの裏にある苦労や悩みをさらけ出し、読者に「あの人にもそんな部分が……」と思わせる巧さです。りゅうちぇるは「僕は中学まで、自分の見られ方をすごく気にしてたの。しゃべり方がなんか女の子っぽいし、お茶を飲むときに小指立っちゃうし(笑)。だから“ちぇるちぇるランド”の幼稚園や小学校では、からかわれたこともあったの」。中学時代は「普通の男の子っぽく演技して」乗り切っていたようですが、「毎日がものすごくつまらなかったな。自分が好きじゃなかったし」。一方の松岡は「実際の僕はといえば、弱く、消極的な人間です。著書やホームページを通し、悩める子どもたちにアドバイスをしたり、みなさんを励ますメッセージを送ったりしていますが、それらは、僕自身が必要としていたもの」。松岡修造日めくりカレンダーは、彼自身が必要としていたものだったんですね……。
隙のなさその2は「気遣い」。りゅうちぇるはとにかくぺこを褒めちぎる。最近ダイエットに成功したぺこについて、「あの頃ぺこりんは、急にお仕事が増えたストレスで太っちゃったんだよね。僕をみんなに知ってもらうためにって言ってくれて、ふたりでたくさんお仕事してたから」「ぺこりんが太っていくとき、どんどん外国人みたいになっていってかわいい! と思ってたよ」「ぺこりんは痩せてもかわいい」と、太った理由・過程・ダイエット後まであらゆる方面を完全防備。アンチ虫一匹侵入させまじ。
松岡の「気遣い」はこれにつきます。若い頃は洋服が好きで、イタリアのものなどをよく買っていたと語りつつ、「今、わが家の洋服ダンスには、僕がイメージキャラクターをしているメーカー2社のものしかありません。(中略)今やそれを着ているのが『自分そのもの』と言えるくらい、両社の服は僕にピタッとなじんでいる」。スポンサーが泣いて喜ぶフレーズを自然と挟み込んでサービスエース。芸能界で生き残るって、大変……。
「自分らしく生きる」「好きなことをする」、それが「かっこよく年を重ねること」という今号の「婦人公論」。しかし芸能界で「自分らしく生きる」こととは、その本来の意味からは大きく離れ、重大なイメージ管理を課せられるものなのだと、桃井、りゅうちぇる、修造というキャラ芸人たちから学んだ次第です。
(西澤千央)
桃井かおりのカッコイイ女芸と松岡修造のタレント根性でおなかいっぱいになる、「婦人公論」の加齢特集
今号の「婦人公論」(中央公論新社)の特集は、「かっこよく年を重ねたい」です。久しぶりにやってきた、全編ギャグ&コントのようなインタビューや対談が並ぶ、超お気楽特集。まずは表紙の真矢ミキ。元宝塚トップスターというより、「“あきらめないで”の人」の方が伝わりやすい真矢ですが、インタビュー「人には無限の色がある。ひとつじゃないから面白い」でも、そのサバっとしてポジっとしたパブリックイメージをいかんなく発揮しております。
「目指したいのは、質のいいニットみたいな人。着ている自分も楽で気持ちいいけれど、まわりの人もほっとするといった感じでしょうか」。なぜ女優という生き物は、なにかをニットとかカシミアとかワインとかにたとえたがるの……。萬田久子の罪は重い。
<トピックス>
◎特集 かっこよく年を重ねたい
◎奈良橋陽子×桃井かおり「経験が支えてくれるから勇気出していい年頃なのよ」
◎松岡修造「『かっこよさ』とは一所懸命から生まれる輝きのこと」
■本当に相槌で「オーマイゴッド」って言ってます
そんな特集ですので、今号は介護も年金もニートな子どももイヤなご近所も捨てたい夫のことも全て忘れて、サバっとポジっと「年を取るって、素晴らしくない?」と鏡の中の自分に微笑みかけるような気持ちで読みましょう。
必読はこちら、キャスティングディレクター・奈良橋陽子×女優・桃井かおり「経験が支えてくれるから勇気出していい年頃なのよ」。リードには「54歳でアメリカへ移住、仕事の拠点も移した桃井かおりさん。そのきっかけとなる仕事で、彼女を後押ししたのが奈良橋陽子さんだった。以来、仕事を超えた付き合いだという二人の、“かっこよさ”の基準とは何でしょうか」とあります。60を過ぎても現役バリバリ、海外を拠点に活動する“THEかっこいい女”がお互いを褒めながら、時に軽くディスって仲の良さを匂わせながら、女の生き方を語ります。
この対談、ものすごくざっくり言うと「LAって最高」「映画も生き方もナチュラルが最高」「この年になってそれ実現している私たちって最高」。2月28日号で、THEかっこいい女界の西の正横綱・夏木マリが「自分の肩書きは『プレイヤー』だと考えています。遊ぶ人です! これからも本気で遊びたいと思います」と高らかに宣言していて無言になりましたが、今号はTHEかっこいいが互いを煽り合っているので、アーティスト的“うっとり”が天井知らず。
桃井「結婚もして、この辺で静かに遊んで老後ってやつを迎えればいいと思ったりもする。やってみた~いって。でも、まだまだ仕事もやれそう(笑)。映画を撮ったり、文章を書いたり、絵を描いたりしている最中に、『創造の神』が降りて来なくなったらおしまいじゃない?」
奈良橋「この年になってもバンバン変化球が飛んでくるというか、たいへんな目に遭うのはいいことですよ。年を重ねると、安全や居心地の良さを好みたくなるけど、変化球を好んだほうがいいと思う」
大半の読者が受け入れるしかない「老後ってやつ」を、「やってみた~い」と言いながら、“だけど創造の神降りてきちゃうから無理~”とアーティストの宿命を説く。加齢とは衰えばかりではないという企画趣旨でしょうが、加齢で自我はますます濃度を上げていくということはよくわかりました。
さて、続いては今日本の芸能界で最もセルフプロデュースが成功しているであろう2人の男性。偶然にも同特集内にインタビューが並んでいるので、その人気の秘訣を探ってみたいと思います。
1人は読者モデル・タレントのりゅうちぇる。「好きな服を着続けてかわいいおばあちゃんとおじいちゃんになろうね」で、妻でブランドプロデューサーのぺこと新婚対談しています。もう1人は元プロテニスプレイヤーの松岡修造。インタビュー記事のタイトルは「『かっこよさ』とは一所懸命から生まれる輝きのこと」。2人のインタビューに共通しているのは、隙のなさ。タレントとしては亜流扱いされがちな2人ですが、骨の髄までTHEタレントですよ。
隙のなさその1は「弱さ」。ハッピーでポジティブなイメージの裏にある苦労や悩みをさらけ出し、読者に「あの人にもそんな部分が……」と思わせる巧さです。りゅうちぇるは「僕は中学まで、自分の見られ方をすごく気にしてたの。しゃべり方がなんか女の子っぽいし、お茶を飲むときに小指立っちゃうし(笑)。だから“ちぇるちぇるランド”の幼稚園や小学校では、からかわれたこともあったの」。中学時代は「普通の男の子っぽく演技して」乗り切っていたようですが、「毎日がものすごくつまらなかったな。自分が好きじゃなかったし」。一方の松岡は「実際の僕はといえば、弱く、消極的な人間です。著書やホームページを通し、悩める子どもたちにアドバイスをしたり、みなさんを励ますメッセージを送ったりしていますが、それらは、僕自身が必要としていたもの」。松岡修造日めくりカレンダーは、彼自身が必要としていたものだったんですね……。
隙のなさその2は「気遣い」。りゅうちぇるはとにかくぺこを褒めちぎる。最近ダイエットに成功したぺこについて、「あの頃ぺこりんは、急にお仕事が増えたストレスで太っちゃったんだよね。僕をみんなに知ってもらうためにって言ってくれて、ふたりでたくさんお仕事してたから」「ぺこりんが太っていくとき、どんどん外国人みたいになっていってかわいい! と思ってたよ」「ぺこりんは痩せてもかわいい」と、太った理由・過程・ダイエット後まであらゆる方面を完全防備。アンチ虫一匹侵入させまじ。
松岡の「気遣い」はこれにつきます。若い頃は洋服が好きで、イタリアのものなどをよく買っていたと語りつつ、「今、わが家の洋服ダンスには、僕がイメージキャラクターをしているメーカー2社のものしかありません。(中略)今やそれを着ているのが『自分そのもの』と言えるくらい、両社の服は僕にピタッとなじんでいる」。スポンサーが泣いて喜ぶフレーズを自然と挟み込んでサービスエース。芸能界で生き残るって、大変……。
「自分らしく生きる」「好きなことをする」、それが「かっこよく年を重ねること」という今号の「婦人公論」。しかし芸能界で「自分らしく生きる」こととは、その本来の意味からは大きく離れ、重大なイメージ管理を課せられるものなのだと、桃井、りゅうちぇる、修造というキャラ芸人たちから学んだ次第です。
(西澤千央)
おっぱい丸出しの美女が接客「トップレスコーヒー」が全米でブームの兆し
日本のコーヒーショップ市場では、スターバックスがメジャーになって久しいが、そのスターバックス発祥の地、米ワシントン州では最近、別の種類のコーヒーショップが大きな注目を集めている。店自体は至って普通なのだが、普通ではないのが、店員のユニフォームなのだ。 コーヒーショップの名前は「ビキニ・ビーンズ・エスプレッソ」。その名から想像するところ、ビキニ姿の若い女性がカフェラテなどのコーヒーを淹れて販売している店かと思いきや、それどころではない。なんと、もはやビキニも脱ぎ捨て、おっぱい丸出しのトップレス・バリスタが、コーヒーをサーブしてくれるというのだ。「ビキニ・ビーンズ・エスプレッソ」のオーナーであるカーリー・ジョーさんは、自らトップレスになって店頭に立っている(同店のFacebookより)
さすがに乳首部分はシールを貼って隠しているが、見事なおっぱいの形は隠しようもない。下のビキニもかなり際どく、大事な部分をわずかに隠している程度。 もちろん客のほとんどが男性だが、売り上げは好調のようで、大手ローカルビジネスレビューサイト「Yelp」では、サイト会員たちの評価がうなぎ上りになっており、好意的なコメントが数多く寄せられている。 米在住の日本人フリーライターは、この状況についてこう説明する。「女性を食い物にしている」という批判の声に対して、カーリーさんは「どんな衣装であろうと、誰もが優美さと自信と尊厳を持って働く権利がある」と反論している
「実は2000年に入ってから、ワシントンでは同じようなタイプの、ビキニ姿の女性がコーヒーを販売する店が各地にできています。店内でもコーヒーが飲めるような店舗ではなく、道路脇に建てた小さな小屋で営業する、ドライブスルー形式の“コーヒースタンド”がほとんどです。客は車に乗ったまま窓口でオーダーしてコーヒーを受け取るだけなので、そのわずかの時間に目の保養をして、女性店員との短い会話を楽しむというわけです」 そういった気軽なスタイルの店舗形態であることから、コーヒーの値段もリーズナブルで、普通のコーヒーショップとほとんど変わらないという。 しかも、そこはアメリカ、中には上半身裸のマッチョな男性店員がいる店もあり、こちらは女性客や、男性でもソッチ系の客たちに人気を博しているという。 とはいえ、地域によってはこういった店は「いかがわしい」と眉をひそめる住民もおり、市当局に対して店員のユニフォームに規制を加えるよう訴える人もいるようだ。 実際に09年には、ワシントン州スノホミッシュ郡にあるコーヒーショップで、ビキニ姿の女性店員が店内で客に性的サービスを提供しているとして地元警察の摘発を受け、オーナーと店員が逮捕されるという事件も起こっている。 そういった経緯もあって、今では健全な営業をしている店がほとんどで、店で働く女性たちにとっても安心感があることから、全米各地にビキニスタイルのコーヒーショップが広まっているという。 近年日本では、スターバックスなど“シアトル御三家”に継ぐ「サードウェーブコーヒー」が話題となっているが、「フォースウェーブ」として、ぜひともトップレスコーヒーに上陸してもらいたいものだ。アリゾナ支店のメニュー(同店のHPより)。コーヒーの大きさがBカップやCカップとなっており、わかりやすい
Sexy Zoneマリウス葉が『櫻井・有吉THE夜会』に登場! 4月6日(木)ジャニーズアイドル出演情報
――翌日にジャニーズアイドルが出演予定の番組情報をお届けします。見逃さないように、録画予約をお忘れなく!
※一部を除き、首都圏の放送情報を元に構成しています。
※番組編成、及び放送日時は変更になることがあります。最新情報は番組公式サイト等をご確認ください。
●TOKIO
8:00~ 9:55 『白熱ライブビビット』(TBS系) 国分太一
11:25~11:30 『国分太一のおさんぽジャパン』(フジテレビ系) 国分太一
18:55~19:25 『Rの法則』(NHK Eテレ) 山口達也
●V6
8:15~ 9:54 『あさイチ』(NHK総合) 井ノ原快彦
●嵐
21:57~22:54 『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系) 櫻井翔
※『VS嵐』(フジテレビ系)は放送休止。
小学生にはエロすぎた…「愛ゆえのセックスは正当だ」と少女に教え込んだマンガ/種村有菜『神風怪盗ジャンヌ』
ラブコメ作品を中心にヒットを飛ばしまくっていた90年代の集英社『りぼん』。“魔法”や“変身”や“悪との闘い”が登場するSF系、戦闘系の作品は、全体から見ると比較的少数派だったものの、池野恋の『ときめきトゥナイト』(1982~1994年)、水沢めぐみの『姫ちゃんのリボン』(1990~1994年)『赤ずきんチャチャ』(1992~2000年)などの長編ヒット作もあり、アニメ化される傾向にあった(未就学~低学年の女児は、魔法と変身が大好き♡)。
今回紹介するのは、種村有菜の『神風怪盗ジャンヌ』(1998~2000年)。昼は女子高生の日下部まろんが、夜ごと怪盗ジャンヌに変身して悪と対決していく……という物語である。実は、この作品が連載開始した当時、既に小学校高学年になっていた私は「(低学年向けの)闘いモノがはじまったんだ~。絵があんまり『りぼん』って感じじゃないな~」くらいにしか思っていなかった。ところが、……これが……エロかった!!!!!
セックスという言葉は出てこないし、処女=純潔を守る、性行為=純潔を奪われる、など回りくどい表現に置き換えられているものの(今読むとそれが逆にエロかったりするけど)、それでも『りぼん』がよくOKしたよな……と驚くくらい、きわどい性描写やセリフがたびたび登場する。何というか……二次元的なエロさというか……私はその道に明るくないけれど、同人誌的なエロの空気がそこにある(そして種村有菜は、『ジャンヌ』のアダルト同人誌も出している)。制服のデザインはコスプレ系で凝っていて可愛らしいのだけど(秋葉原のカフェスタッフさんみたい)、ボディラインが際立つ(おっぱいは大きく、ウエストは極端に細く)。種村有菜は目が大きくてラインがくっきりの女児向けアニメ系のキラキラした絵柄が特徴的だが、頬を赤らめて目を潤ませる女性キャラの表情は、はっきり言って、エロい。子供ながらに「なんかよくわかんないけど、これってエロい」とドキドキさせられたことを覚えている。
エロについては一旦置いておいて、『ジャンヌ』のヒロイン・まろんとヒーロー・稚空(ちあき)が、とことん理想と願望を具現化したような人物造形であること、そんなヒロインとヒーローの織りなす恋愛模様も極限まで理想と願望を追求した完璧なものだったことについて、まず触れていきたい。ちょっと恥ずかしくて読み進めるのが無理なほどのクサいセリフが、ありすぎるのだ。チャラくてモテモテでボンボンの謎の隣人である稚空が、まろんの“健気さ”に心を揺さぶられ、超一途に愛を注ぎ、決め台詞を吐きまくる……毎号ときめき、骨抜きにされた読者は多かったのではないか。
◎明るく強いモテモテ美少女、だけど繊細で泣き虫という「全盛り」ヒロイン
ヒロインは、16歳の女子高生、日下部まろん(くさかべ・まろん)。両親がそれぞれ海外で仕事をしているため、広いマンションで一人暮らしをしているが、ある日ちいさな“天使”の女の子・フィンがやって来て、「まろんはジャンヌ・ダルクの生まれ変わり。神様のために悪魔を回収して」と要請されたことから、毎夜“神風怪盗ジャンヌ”に変身しては美しい絵画を狙って街に繰り出している。この“悪魔”というのは美しい絵画に潜み、絵の持ち主を悪い人間に変貌させてしまう。その悪魔を回収して封印、そして神の力を取り戻す「チェックメイト!」を果たすことがジャンヌの目的だ。
もう少し詳しく解説すると、まずこの世には、大昔から世界征服を企んでいる「魔王」がいる。魔王は人間界の美しい絵に悪魔を憑依させ、絵を見て「美しい」と感じた人間の心を蝕む。人間の美しい心は「神様の命の源」。もし魔王が人間の美しい心を蝕み続けると、いずれ神様は死に、人類は滅び、世界に誰もいなくなる。だから悪魔を回収しないとヤバい……というわけだが、それができるのはジャンヌ・ダルクの生まれ変わりで神の力を受け継いでいるまろんただ一人。歴史上の人物を引っ張り出してヒロインの前世にするなんて、驚いた。しかもまろん、ジャンヌ・ダルクよりさらにもっと昔は旧約聖書に登場するイヴだったというのだから、作品の設定、大胆過ぎる……。
平成の世を生きる16歳女子児童の肩に人類の未来がかかっているなんて、戦中の学徒出陣並みに重苦しい任務だと思うが、怪盗ジャンヌに変身したまろんは次々と襲い掛かる困難をかわしながら、悪魔を回収、チェックメイトを果たしていく。その姿は勇敢で、颯爽としていて、気高くもあり、とにかくめちゃくちゃかっこいい。ちなみにジャンヌの衣装は、かの『美少女戦士セーラームーン』のようなブリブリ系ではなく、和装とアラビアンナイトをミックスさせたような感じ(ミニスカだけど)で、ジャンヌの芯の強さやストイックさが強調されている。
まろんは女子高生としても、ものすごくイケている。美人で成績優秀で委員長、得意の新体操を披露すればめちゃくちゃ華麗で、観客はみんなメロメロになる。ちなみに稚空がまろんを高く抱き上げて「まろんは軽いな 羽根が生えてるみたいだ」と言うシーンもあるのだが、胸などは柔らかくて「抱き心地がいい」そうなのでスタイルもめちゃくちゃ良いらしい。女子から嫉妬されることもなく(到底かなわないから)憧れの的として崇められ、男子からはモテまくり。性格も高飛車な振る舞いなんてせず、明るくて公明正大で優しくて利他的。まさにキラキラ女子さん。しかしそれは学校にいる時の表向きのまろんである。また、ジャンヌに変身しているときのまろんも、強くてカッコよくて美しくて警官さえ虜にする魅力的な女性。でも“本当のまろん”は、弱くて壊れそうに脆くて繊細で……とくるから、だからヒロインとして「完璧」なのである。
というのも、実はまろん、親の愛に飢えていることが原因で、メンヘラ&アダルトチルドレンが進行しつつある。まろんが10歳の頃、不仲だった両親は仕事を理由にそれぞれ海外赴任し、まろんのことはマンション隣室に住む幼なじみ家族に任せっきり、生活費は振り込んでも連絡はしてこない。幼なじみ家族に見守られながらも1人暮らししているまろんの心は、もう孤独、孤独、孤独でいっぱい。前回の『グッドモーニング・コール』(http://mess-y.com/archives/42366)では、中学生男女が親元離れての2人暮らしを十二分に楽しんでいたが、まろんは自らの家庭環境を憂え、両親を恋しがって連絡を心待ちにしている。拒否されるのが怖過ぎて、自分からの連絡はできない。一般的に高校生なんて「親、うぜぇ」シーズンだが、まろんときたら両親恋しさに幼子のように頼りなく、眉をハの字にして少し垂れ目の大きな瞳をうるうる……この描写がまたとてつもなく可憐で、それはそれは……「守ってあげたくなる女の子」!!!
美しくて、かっこよくて、頼りない。3つの魅力を絶妙なバランスで搭載されたまろんは少女漫画のヒロイン像としてまさに完璧だ。これ、なかなかすごいことである。才色兼備で周囲に憧れられる要素を山ほど持っていながら、実は孤独で、弱い面もあり、それを知ったヒーローが「絶対に俺が守る!」とお姫様抱っこ。見事な全盛りじゃないか。どれだけ美少女でもメンヘラが過ぎると「重い女」「悲劇のヒロイン」「キモい」なんてレッテルを貼られるものだが、まろんの場合、弱さを露見させる時以外はジャンヌとして活躍したり新体操で優勝したり、とにかく「美しくてかっこいい、華のある人物」であることが徹底して描かれており、読者の多くはまろんにドン引きすることなく、むしろまろんを「理想的なヒロイン」と捉え、憧れを募らせたのではないだろうか。
不遇な家庭環境、弱さや淋しさも含めて、まろんというキャラクターは、ごくごくフツーの家庭で安穏と過ごす女児にとっては「羨ましさ」でしかない。作中まろんが親に葛藤を抱けば抱くほど、孤独を募らせれば募らせるほど、稚空は「ヒロインを寵愛する献身的な王子様」へと成長していく。『神風怪盗ジャンヌ』は、悲劇のヒロインになって王子様に守られたいというメンヘラちっくな願望を募らせる、罪深い作品でもある。
◎ヒロインの反応こそが「エロい」
そろそろエロ描写の話をしよう。天真爛漫に見えて深い孤独を抱えたまろんの心の殻をぶち破ってくれるかっこいい王子様、転校生の名古屋稚空(なごや・ちあき)。彼もまた、16歳でありながらまろんの隣室(2LDK以上あるはず……)にて1人暮らしをはじめるのだが、実父が大病院の院長で、妻(=稚空の実母)を亡くしてから後妻をとっかえひっかえしていることに嫌気がさして家出をした少年だ。見た目はもちろん、クラス中の女子が群がるほどカッコイイ。
稚空はジャンヌと同じように悪魔の回収を行っている怪盗シンドバッドの正体で、当初はジャンヌの悪魔の回収を阻む“ライバル”“邪魔者”的な面もあったのだが、かといって正真正銘の“敵”というわけでもなく、むしろここぞという時にはジャンヌを助けてもくれる。それは昼間、“まろん”と“稚空”でいる時も同様で、稚空はまろんの抱える孤独にすぐさま気づき、頑張り過ぎるまろんに助け船を出すこともしばしば。まろんは愛ってよくわからないし、シンドバッドは敵なはずだし、と稚空をすぐには信じることができなかったが、互いの事情や内面に触れたり、助け合ったりするうちに2人は惹かれ合っていく。その接近に伴って『ジャンヌ』紙面では、2人のラブ&エロ描写が幾度となく登場することになる。
エロ兆候は物語スタート時から表出しており、着替え途中だったまろんがうっかり上半身下着姿(谷間あり)のままベランダに出て稚空と会話したり(第1話)、まろんが同級生の水無月大和に壁ドンされて強引にキスされそうになり(第2話)、シンドバッドの稚空がジャンヌのまろんに強引にキスしてどうやら舌が入ってるだろうと思わせる描写(第4話)など、毎回ちょいちょいエロい。まろんはいわゆる“襲われ役”で、心臓病を患う中学生・高土屋全(たかづちや・ぜん)が臨終間際に不意打ちキスするとか(第16話)、悪魔騎士のノインがまろんを押し倒しギシギシ鳴るソファでレイプ未遂(第17~第18話)なんて描写もある。全体的に「男子が女子(まろん)を強引に……」が多い。ただそれだけならエロだと断言もできないが、何がエロいって、<まろんの反応がエロい>のである。
稚空に心惹かれているまろんは、強引に抱きすくめられたりキスされたり胸を触られたりすると「やんやんっ」しながらも受け入れる。だって稚空がそういうことをするのは、まろんのことが好きすぎて・まろんが可愛すぎて、我慢できなくなってしまうから。彼の強引さや欲望の源は“性欲”とか“支配欲”とか“征服欲”で・は・な・く・て、「まろんのことが可愛くて好きでたまらないから、まろんに触りたくてたまらなくなっちゃう!!!」という言い訳が毎回絶対に用意されている。愛情の表出としての性描写なのだ。というかそれなら、前述の全くんやノインや水無月くんもそうで、全員「まろん大好き」だから彼女と密着したがっている。
もちろんそんなの『ジャンヌ』に限ったことではなく、女児向けマンガならもっと過激なエロ描写のある雑誌でも同様だけれど、「愛しているからセックスしたい」という理屈がどの作品にも通底している。そうした作品群に触れて育つ女性たちが、「強引さは愛情の裏返し(好きな女児にちょっかい出す男児、の延長みたいな感じで)」「これが男と女がいちゃつく時の理想(あるいは模範)」と捉えてしまうことはあるだろうし、そういう潜在意識を持ったまま性知識を持って恋愛してセックスして結婚する女性も少なくないように思う。実際にはセックスには愛由来以外のバリエーションも様々あるのだが、「セックス=愛しているから」という解釈のみ採択してしまうと、「浮気許すまじ」思考に偏るだろうことも考えられる。そりゃあ女児向けのマンガで「愛由来ではないセックス」なんて絶対に描けないだろうけれど……。
こんなことを書きつつ、アラサーの私は『ジャンヌ』を読み返してキュンとなっていた。第19話では、遊園地の観覧車内でまろんのキスマーク(ノインによるもの)を見てカッとなった稚空がまろんにキスを迫るも、まろんは拒否。まろんが「なんで稚空すぐキスしようとするの?」と聞けば、稚空は「お前のことかわいいと思うからしたいんだ しょうがないだろ」と答える。これは、正直、同じこと言われたいと思った。「かわいいと思うからしたい」って……絶妙過ぎる。
第22話では、セックスはなしだけどまろんと稚空が同じベッドで目を覚まし、学校で調子を崩したまろんを稚空が抱きかかえ保健室へ運び、まろんは「いやっ」とか言いながらも、稚空の強引なキス&「誰かに優しくしてほしいときに 一番に俺を頼って」にうるうる、からの「世界中の人に嫌われてる気がしてこわいの…こわいのぉっ…」。メンヘラ放出しまくって王子様に求められるヒロインまろんに羨ましさを覚えてしまった。これだから少女マンガはやめられない。
◎セックスの肯定と「守られたい願望」の覚醒
『ジャンヌ』以前に、矢沢あい『ご近所物語』(1995~97年)が、主人公カップルがセックスを済ませたことを明確に示す場面を描いてはいたが、『ジャンヌ』は最終話前話という超クライマックス(第29話)にそのシーンを持ってきた。初体験の場所はなんと、天界である。神様が見てる!!! まろんが「魔王」との戦い(果し合いのような形式)を控えた前夜、まろんと稚空は、天界の王宮のような豪奢なしつらえのベッドルームに二人で寝る。このとき、まろんが決戦に挑むことへの不安を吐露する稚空に、まろんは「私にはもう こわいものなんてない あるとしたらあなたに嫌われることだけ…」「すき… 稚空が…すき…すきなの…」と号泣して想いを告げ、感極まった稚空はまろんを押し倒す。上半身裸(に見える)まろんと稚空は微妙に汗ばみ、頬を紅潮させ、そして深いキス。翌朝、決戦直前のジャンヌのモノローグに「神様以外の人を愛しても 心が気高さと誇りを忘れなければ 女の子は誰しも『純潔』なままでいられるものなのね」とある。これは画期的で印象深い言葉だと思う。セックスは汚いことではないんだ、とはっきり肯定しているのだから。
最後にもう一度、まろんと稚空の関係性が私たちに与えた影響について考えてみよう。可憐で健気な美少女だけれど、深い孤独に打ちひしがれているため、とっても重い。しかし彼女は本当は、つくられるべくしてつくられたメンヘラ。魔王はイヴの魂の生まれ変わりたる日下部まろんが、心に傷を負い脆弱な人間に育つよう仕組み、両親を操ってわざと海外放浪させていたのだ。魔王のくせに、やることが丁寧で陰湿だなあ。魔王の企みによって何年もかけて醸成されたまろんの弱い心はしかし、持ち前の強さと、彼女を守ろうと奮闘する稚空や親友によって克服される。全体的にセカイ系な世界観の広がる『ジャンヌ』だが、実はここが最大のファンタジー要素だと思う。親友は心からまろんを信じているし、稚空は決してまろんを重荷に感じたりしない。稚空は理想的な都合のよい男、いや都合のよい王子様だ。
ヒロインがどのような状態になっても(どう転んでも可愛いのだが)、変わらぬ愛を注ぐ王子。でも恋愛って実際はそういうものではない。こういう関係性が描かれることって、女性に「守られたい願望」を植え付けてしまう(あるいは呼び覚ましてしまう)のではないか? と、そんなふうに考えてしまうのは良くないだろうか。また前述したように『ジャンヌ』における「好きだし可愛いと思うからセックスしたい」という論理展開での性描写によって、「愛されセックスとはこういうもの」「かわいいと思って“もらえれば”、押し倒して“もらえる”」と捉えてしまう可能性にも留意したい。セックスも恋愛も、そんな一面的なものではないからだ。
前世どころか天地創造まで遡る壮大な世界観およびストーリーも、恋愛も友情も主人公の成長も、脇役である天使たちの動向も、詰め込めるだけ詰め込んだラーメン次郎的な盛りだくさんマンガ『ジャンヌ』。実に濃い少女漫画といえる。女同士の不器用な友情、家族の問題、天使たちの反乱、堕天使の裏切り、アダムとイヴ、ジャンヌ・ダルク、人類滅亡の危機などなど。「魔王」の正体が、神様の「さみしい心」が実体化したものだったという設定、最終話はジャンヌとの対決を経て、魔王に善が芽生える(悪者にも救いを与える、『りぼん』らしい終わり方だ)という徹底した性善説が貫かれている。だからこそ多少のエロ描写はあれども、夢と希望を与える少女マンガ誌「りぼん」で何度も巻頭カラーを飾る人気連載たりえたのだろう。ありとあらゆる少女の憧れ要素を濃縮還元して散りばめた、実に少女マンガらしい一作といえる。
■ 中崎亜衣
1987年生まれの未婚シングルマザー。お金はないけどしがらみもないのをいいことに、自由にゆる~く娘と暮らしている。90年代りぼん、邦画、小説、古着、カフェが好き。
TM NETWORK「Get Wild」だけが36曲入りのアルバムで“痛恨”ミス!「同じGET WILDが2曲ある……」
5日に発売されたTM NETWORKのアルバム『GET WILD SONG MAFIA』(avex trax)に不備が見つかった。 アルバムは、代表曲「Get Wild」の発売30周年を記念して、同曲のさまざまなバージョン36曲が収録されたもの。だが、収録曲の一部に重複があり、なんと同じバージョンの「Get Wild」が2曲収録されてしまっていたのだという。 「全収録曲が『Get Wild』で、購入特典のオリジナルCDも『Get Wild』という冗談のようなアルバムです(笑)。バージョンが違うとはいえ、すべて同じ曲なので、こうしたミスは起こり得ますよね。あってはならないことですが。当初、TM NETWORKの公式Twitterではミスの詳細については明らかにしていませんでしたが、ネットではアルバムを購入したファンが、Disc2の8曲目とDisc3の2曲目が同じバージョンだと指摘しています。こんなアルバムを購入するのはよほどの熱心なファンなのでしょうが、レコード会社が見逃したミスに気づくとはさすがですね」(音楽ライター) 1987年にリリースされた「Get Wild」は、TM NETWORKがブレークするキッカケとなった彼らの代表曲でもあり、アニメ『シティーハンター』(日本テレビ系)のエンディングテーマとしても有名。 「彼らとしても、思い入れが深いのでしょう。この曲は異なるアレンジやリミックス、ライブなど、さまざまなバージョンが、これまでにリリースされています。30周年を機にそうしたものを網羅しようという趣旨なのでしょうが、ちょっとやりすぎですよね。おかげで、しなくてもいいミスまで起きてしまったわけだし。レコード会社としては交換対応するとのことですが、それでも曲自体は『Get Wild』という同じ曲なんですけどね(笑)。交換しないで持っていれば、珍盤としてプレミアがつくかもしれません」(同) 収録曲すべてが同じ曲という前代未聞のアルバムだけに、ミスも前代未聞といったところか。





