下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!
米アカデミーショーの受賞作品の発表ミスが大きく報じられているが、しかし今回の授賞式で瞠目すべきは、出席者たちからトランプ大統領の批判が数多く寄せられたことだ。政治的発言がタブーとさえなっている日本芸能界ではあり得ないことだが、こんな場面を見ると一瞬でもアメリカが羨ましくなる。
第355回(3/3~7発売号より)
1位「櫻井翔“熱愛報道”テレ朝アナ小川彩佳へ伝えた決意『3年は結婚しない!』」(「女性自身」3月21日号)
同「櫻井翔も熱愛発覚! 嵐結婚の現実度」(「女性セブン」3月16日号)
参照「櫻井翔 テレ朝小川彩佳アナ 炎上するオンナ 祝福されるオンナ」(「週刊女性」3月21日号)
2位「『環境省が除染したわが家の花壇から基準値8倍の汚染土が出た!』」(「女性自身」3月21日号)
同「震災6年 『復興』に疲弊する被災地のリアル」(「週刊女性」3月21日号)
3位「船越英一郎 “昼顔”で『離婚しない』契約」(「女性セブン」3月16日号)
ジャニーズの熱愛を女性週刊誌の3誌が揃って報じた。かなり珍しいことだ。嵐・櫻井翔とテレビ朝日・小川彩佳アナウンサーとの熱愛ね。もちろん先週にも「週刊女性」だけが取り上げてはいたが、今週はまさかのそろい踏みだ。
しかもその内容は、これまで指摘されてきた櫻井くんの“本気度”がさらにパワーアップしているという、これまた珍しい展開となっている。
まずはジャニーズとは大の仲良し「女性自身」。関係者による“櫻井くんは東京五輪キャスターのため3年は結婚しない”とのコメントを前面に押し出し、“近々の結婚はない”と主張する。だがしか~し。記事は熱愛や結婚を否定するものでは決してないし、もちろん破局を示唆するものでもなかった。
2人を“理想のカップル”として櫻井、小川双方の華麗な経歴を綴り、3年は結婚しないという櫻井の決意こそが、2人の関係を象徴しているかのように、こう推測するのだ。
「櫻井さんの『3年間は結婚は考えられない』という気持ちを知ってても、交際を続けているということは、それだけ2人の気持ちに揺るぎがないという証しではあるんでしょうね」(芸能関係者)
つまり、2人の絆は強く、順調に交際が続けば、櫻井はあと3年後には結婚する可能性が高いと言っているってことでしょ。
同様に親ジャニーズの「女性セブン」記事も、その焦点は結婚なのだが、驚くのは櫻井くんへの“結婚のススメ”的な内容となっていることだ。そこにはジャニーズ先輩たちの成功結婚を紹介した上で、数々の“結婚のススメ”が書かれていた。
「結婚はマイナスの面ばかりではない。活躍の場をさらに広げるケースもある」
「櫻井にとっても結婚はプラスなのではないかとある芸能関係者は言う」
「ファンは“小川アナなら仕方ない”と納得するでしょう」(芸能関係者)
「そろそろ嵐のメンバー誰かに突破口を開いてほしいという思いもある。そういった意味では櫻井くんが適任だという雰囲気があるんです」(芸能関係者)
数々の文章で、なぜか櫻井結婚を猛プッシュする「セブン」。これまでにはあり得ない異例の展開だ。
これらのジャニーズ“仲良し”雑誌のこれら記事が指し示すのは、ジャニーズ事務所お墨付きの“櫻井結婚”の地ならしなのか、ファンの反応を見る観測気球なのか。確かに、嵐で最も結婚に近いとみられていた松潤に、浮気スキャンダルが発覚した今、嵐の中で結婚へ踏み出せるのは櫻井しかいないしね。
適齢期真っ只中の国民的アイドル・嵐の“結婚問題”。今後、どんな展開が待ち受けているのか。引き続き要注目だ。(追記:ちなみに「週女」はタイトル通り、ジャニタレの熱愛相手で、炎上と祝福される女の違いを考察したものです)
もうすぐ東日本大震災から6年を迎える。この間、女性週刊誌は震災や原発事故について積極的に取り上げてきたが、今週の「自身」では、現在大きな問題となっている3月いっぱいでの帰還困難区域の解除、甚大な放射能汚染を受けた土地へ住民を返そうとする政府の帰還事業を取り上げている。
一度汚染された土地で、本当に人々が安全に暮らせるのか。「自身」では多くの住民の声を取り上げているが、そこから浮かび上がってくるのは、棄民政策ともいえる政府の住民軽視と、デタラメな除染の実態だった。例えば除染終了といわれたのに、放射線管理区域に相当する高い線量が測定される自宅庭、毎時3マイクロシーベルト以上の物置、浪江駅前では毎時2マイクロシーベルトを超える場所が点在し、富岡町のアパート玄関前の地表は毎時5マイクロシーベルトを超えたという。
しかも、怒りさえ覚えるのが、「自身」記者が直撃した原子力被災者生活支援チーム副本部長・後藤収氏のコメントだ。
「健康被害は起きないと思いますよ。もし起きたら、そのときに考えます」
あまりに非科学的かつ他人事な態度。実際には甲状腺癌の子どもたちが多数存在する健康被害が起こっているというのに、だ。これが政府、電力会社の“総意的本音”だと思うが、こうした無責任極まりないコメントを引き出した「自身」はえらい!
一方「週女」も、いまだ続く震災や津波、原発事故の後遺症、そして復興疲れや食の安全など、ディープなテーマで10頁にわたって大特集を組んでいる。その中でも食の安全、そして風評被害についてその本質を突く、ノンフィクションライター・山秋真氏の一文を紹介したい。
「風評被害の対策は重要だが、焦点が被災地にあると見えながら、実は補償を支払う国や企業だとしたら? 国策の被害に公費を投じることは当然としても、焦点をずらして責任を問わないままでは事故の再発を防げない。放射能被害と風評被害を混同し、放射能汚染の被害者を生産者と消費者で対立させ、問題を見えにくくする『風評』被害の呪縛は解く必要がある」
実際に放射能汚染が消えたわけではない。つまり実害があるのに、それを風評という言葉で覆い、まるで放射能汚染などないかのごとく矮小化する。それが政府や電力会社の“やり口”だと指摘したのだ。
事故から6年。女性週刊誌がこうした渾身のレポートを今後も掲載し続けてくれることを大いに期待したい。
別居が続き、離婚報道も風物詩とさえなっている船越英一郎と松居一代夫妻。しかし今回の船越の行動はこれまでになく怪しい。
知人ら5~6人と新年会をした船越。その傍らには、ぴったりと寄り添う和服美女がいたという。二次会でも船越の隣に座る美女。さらに2人は一緒にタクシーで美女の自宅へ。そして2人はともにタクシーを降りた――。しかし船越は美女の家に入ることなく、自宅近くの別宅へ。
うん? とはいえ、親しそうな美女とかなり近所に住んでいるってことでしょ? 偶然? いやいや。近所に住まわせている? かなり怪しい。