副作用ばかりが取り沙汰される「ピル」について、子宮内膜症患者が思うこと

【前回までのあらすじ】
子宮内膜症治療のための病院探しを本格的に開始した夢子は、訪れた4軒の病院でいわれることが全部食い違っていたので驚いているところなの。

*   *   *

「卵巣、腫れてませんね」といった医師のいる、4軒目の都会の大学病院での話に戻るわね。ていねいにMRIを見てくれたあと、エコー検査を(肛門から)行ったんだけど、その結果はやはり「卵巣は腫れてない」だったわ。

「先々週、別の病院さんでエコーをしたときは『卵巣が腫れている』ということだったんですが……いまは腫れてないのでしょうか?」

 夢子が半信半疑でそう聞くと、医師は穏やかにこう答えたわ。

「そのときは排卵直後で腫れていただけだったんじゃないですかね。卵巣は腫れたりしぼんだりをくり返しますから」
「じゃあ、私の卵巣はチョコレート嚢胞ではない……?」
「チョコレート嚢胞はないですね」

 医師はそういい切ったの。ここ数週間、1軒目と3軒目の病院でいわれたとおり自分がチョコレート嚢胞だと信じ込んでいた夢子は狐につままれた気分だったわ。

(あっぶねぇ~! 3軒目の病院で『卵巣が腫れてるからリュープリン投与しよう』っていわれたのを鵜呑みにしなくて、ほんとうによかったぁ~! 行く病院によって診断がここまで違うって、こええええ!)

 この医師によるMRIとエコーの見解は信頼できそうだと思ったけれど、夢子にはまだ確認しなきゃいけないことがあったの。恐る恐る、こう尋ねたわ。

「あのぅ、治療はどのようになるでしょうか」
「ピルを処方しますから。それで様子みましょう。また3カ月後に来てください」

あっけなく、ピルが処方された

 夢子は再度、拍子抜けする気持ちだったわ。ピルの処方は、1軒目の病院では医師と険悪な攻防戦の末ようやく勝ち取ったし、2軒目と3軒目ではピルのピの字すら出てこなかったじゃない。それがこんなにあっけなく、しかも医師のご機嫌を損ねることもないままに処方してもらえるなんて!!

 うれしさと安堵で身体が少しゆるむのを感じて、夢子は逆に自分がいかにガチガチに緊張していたか気づいたわ。最後に夢子はこう問うたの。

「ところで、私は子宮内膜症、という認識でよいのでしょうか?」
「ん、内膜症『疑い』、ね」

 軽々しく「あなたは子宮内膜症だ!」と断言しない医師に夢子はますます信頼感を持ったわ。そして決めたの。

「この人のことは、漢字で『先生』と呼ぼう!」

 これは夢子なりの通院のコツらしいのよ。「先生」っていう尊称は、自分にとって特別な存在の人という敬意をこめて使うものでしょ。医師や教師はあくまでもお仕事。その職業を担っている人が自分にとっての「先生」がどうかは別、と夢子は思ってるの。「先生」っていう言葉はさ、『スターウォーズ』のヨーダのような人のために大切にとってあるんですって。

 医師を「先生」って呼んでしまったら心理的に対等になりにくいし、その人のいうことをなんでも盲信しやすくなるじゃない。それってとっても危険なことよね。だって2軒目や3軒目の病院でチョコレート嚢胞があるといわれたけれど、結局は違ったんだし。

 だから通院の際、冷静さを保つために夢子は、「この人なら信用できる」と確信した医師のことしか「先生」と呼ばないことにしてるのね。

 ゴマすりするときはわざと「センセイ」っていったりもしてるけどね。夢子が接待目的でこの言葉を使う場合は、漢字の「先生」とは区別してカタカナの「センセイ」をイメージしながらいってるらしいわ。1軒目の病院でピルを処方してもらうために「センセイ」って呼びかけて医師のご機嫌をとっていたけど、あれは全部カタカナだったそうよ。

 社会的に権威のある人にマインドコントロールされないための自衛策よ。些細なことだけど夢子曰く、案外効果あるんですって。

 今回4軒目にして「先生」と呼べる人に出会えて、夢子はとてもうれしかったわ。仕事を半日休んで来た甲斐があった、と思えたのよ。

ピルは保険適用外だった

 めでたくピルを処方してもらえたわけだけれど、当時、ピルは日本で解禁されてはいたものの、子宮内膜症の薬としては認可されてなかったの(※低用量ピルが内膜症の保険適用薬になったのは2008年から)。

 これまで夢子が行ったどの病院もピル処方に積極的じゃなかったのは、それがいちばん大きな理由だったんでしょうね。対してリュープリンは当時から保険が効いたの。当然、病院としてはそっちを使いたいわよね。リュープリンが副作用の多い劇薬でも。

 患者の夢子としては、保険が効くからという理由でリュープリンを使う気には到底なれなかったけどね。リュープリンを使うと出るうつ・骨量低下・高血圧などの副作用のリスクが高すぎると考えたからよ。

 保険適用じゃないピルを処方してもらうには、「自由診療」ということにして自費でお薬を買うのね。その方法だとお値段はそこそこしちゃうんだけどね。しかも、閉経まで毎日何十年にわたって飲みつづけるものだから、費用がかさんじゃうのも確かなのよね~。

ピルのために休暇を取らなければならない

 とはいっても、自費でもピルのお値段は月3千円くらいだし、一回飲みに行く金額より安いでしょ。お金で健康は買えないっていうけど、その程度の金額でうつ・骨量低下・高血圧のリスクを回避できるなら安いと夢子は考えて、喜んでピルを購入したわよね。

 むしろ値段よりも苦痛だったことがあったの。自由診療で処方箋を書いてもらうためには、エコー検査などを行うのとは別の日に改めて病院に出向かないといけないってことよ。

 いかんせん、一回行くのに会社をお休みしないといけないでしょう? 診察の日と処方の日が別だと、お休みをいただく日も倍になってしまうのよ。そのころ夢子は3カ月ごとにエコー検査をするようにいわれていたから、それだけで年に4回、半休をお願いしていたの。その4回にプラスして、薬をもらうだけの半休を年に数回取る……これがいちばんツラかったのよ。

 実際やってみて痛感したことだけど、当時勤めていた会社では、たとえ半休でも年に4回以上取るのはほぼ不可能だったわ。いつお休みもらおうかな?と考えるだけでも心理的に負担だったし、実際に半休をビクビクしながらお願いするのもストレスだったわ。それに数カ月に一度って、あっという間にめぐってくるのよね。

 アメリカの病院ではさくっと処方されそうだったピルだけど、ほんの10年前の日本では、処方されるまでにこんなに長い道のりがあったのよね。

ピルにまつわる都市伝説

 ピルは長年、日本では解禁すらされていなかったから、「自分が子宮内膜症の治療を受けることになったいま、ピルが解禁されていてほんとうにラッキー!」と夢子は感謝の念でいっぱいだったけどね(※日本で低用量ピルが避妊薬として承認されたのは1999年。世界に30年遅れて、ようやくの認可だった)。

 つまり日本にはわりと最近まで副作用の多い、古いタイプの高・中容量ピルしかなかったわけ。そのせいで「ピルは太る」「ピルは吐き気がする」「時間厳守で飲まなきゃいけないから面倒」などの都市伝説が、いまでも根強いんでしょうね。

 これを読んでる姉妹にいいたいんだけど、お母さん世代の人に「ピルは副作用が強くて怖いからやめなさい」なんていわれても、真に受けちゃダメ! 上の世代はいま主流の低用量ピルや、さらに副作用の少ない超低用量ピルのことなんて知らない人が多いんだから。

 怖いだなんてとんでもない、低用量・超低用量ピルは女性の健康によい効果をもたらすのよ。卵巣がんと子宮体がんの発生率が減り、良性卵巣嚢腫(チョコレート嚢胞含む)も減り、貧血や月経困難症が改善されるんだから。

 現に夢子はピルを服用し始めても、頭痛も吐き気もなかったし太ることもなかったわ。飲んだ直後に口のなかに後味が残ることもないし、使用感は「軽い」というのがいちばんぴったりくる言葉だったの。それまで生理前後にできがちだったニキビも出なくなったわ。薬がどんな反応を起こすかは個人差があるから一概にはいえないから、これはあくまでも夢子の個人的感想よ。

 ピルは時間厳守で服用しないとダメというのも嘘だしね。一日一回、だいたい同じ時間帯に飲めばいいだけよ。飲み忘れたら次の日の朝飲めばいいし、ほかのお薬と特に変わりないわ。

 夢子は飲み忘れることはほとんどなかったけどね。毎日痛みがある状態だったから、子宮内膜症やピルのことが頭から離れることはなかったからよ。

副作用の可能性は少ないほうがいい

 子宮内膜症は、本来は子宮にできるべき内膜が子宮じゃない場所に根を下ろしてどんどん増えちゃう病気よ。そいつらのせいで人によっては腹腔内に炎症や癒着が起きて、生活に支障が出るほどの痛みなど不具合に悩まされるの。まさに夢子がそうよ。子宮の外に広がった細胞はホルモンの変動があるたび、増えたり活動するわ。つまり子宮内膜症って、女性ホルモンの変動があるたびに悪化する病気なの。

 月経血も子宮内膜に悪く作用するそうよ。だからいまの子宮内膜症の治療は、ホルモンの変動と月経をなくして、病気が進行するスピードを遅くしよう、という考え方なの。残念ながら子宮内膜症そのものを治す治療法は、現在の医療には存在しないわ。

 リュープリンなどは体を閉経と同じ状態にして女性ホルモンの変動と月経を止めるのね。対してピルは、逆に女性ホルモンを補充することでホルモン変動と月経をお休みさせるの。どちらの薬を使っていても子宮内膜症はじわじわと悪化するけどね。

 夢子が偽閉経療法をあんなに嫌がったのは、「ピルだろうと偽閉経薬だろうと子宮内膜症は閉経まで治らない。しかも、薬を使っていても病気はゆっくり進行する。だったら副作用が少ないほうを長く使ったほうがいいに決まってんじゃん!」と考えたからよ。

「コッペパンを踏みつけて硬くして挿入」も!? 元女囚が語る“陰部摩擦罪”に、現役刑務官は何思う

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『女囚611 ~獣牝(オンナ)たちの館~』(GPミュージアムソフト)
 都内で行われた元受刑者の女性を集めたトークイベントで、現役の刑務官が観客に紛れ込んでいたことがわかった。イベントでは、元受刑者が“刑務所内のオナニー事情”などを過激に告白。これが何かの参考になったのだろうか?  2月下旬、都内で開催されたイベント「女囚たちの夜」には、『韓国女子刑務所ギャル日記』(辰巳出版)の著者である作家、仲河亜輝ら、女子刑務所の元受刑者たちが5人出演。会場は観客があふれて定員オーバーとなり、主催者が入場を止める事態になったほど。出演の元女囚5人はいずれも「シャブ」絡みでの受刑だが「女囚のほとんどは覚せい剤で捕まっている」とイベント関係者。  出演者はそれぞれ「夜中に覚せい剤を持ったまま不動産屋の前で部屋探しをしていたところ、パトカーが通りかかって職務質問され、捕まった」「部屋で覚せい剤を打っていたら警察に踏み込まれた」「運び屋のアルバイトをしたつもりが、荷物の中身が覚せい剤だった」などの服役理由を話したが、中には「家にクスリがあって、物心ついたときには手を出していた」という生粋のワルも。  ただ、中でも観客の興味を引いたのは、女囚の性欲処理法だ。女性たちは「5本のボールペン」「踏みつけて硬くしたコッペパン」など日用品を“道具”として利用し、陰部に挿入していたというのだ。  これは刑務官に見つかれば「留置施設内の衛生または風紀を害する行為をしてはならない」という規則に違反したとして懲罰対象となってしまうから、決死の行為だったようだ。 「これをムショ内では通称、陰部摩擦罪と呼んでいるんです。でも、懲罰で独居房行きになったらなったで、人目がないので、それはまたやりたい放題」と元女囚。  ただ、こうした話は刑務官にとって「監視の目を逃れる手法」の“種明かし”でもある。後に現役刑務官がこのイベントを見ていたことがわかり、改めて感想を聞くと「興味本位で、仕事とは関係ない」と言い張ったが、女囚が「内職で作る干したバナナの皮を使えば紙巻きタバコが作れて、実際に喫煙できた」という話などについては、「正直、その手があったか、とは思いましたね」と感心していた。  また、元女囚から「まともな生理用品もないから、裁縫をしたいと糸をもらっておいて、夜中にこっそりティッシュと糸を使ってタンポンを自作することもあった」「獄中出産したらすぐに引き離され、顔を合わせる機会も限られていた」と刑務所内の不満を並べていたことには、刑務官も「制度の改正が必要かも」と同情。ただし、気に入らない刑務官を部屋に引きずり込んで集団で暴行を加えるリンチ事件があったことが告白されたことには「あまり情けをかけすぎても怖い」と厳しい態度で接しなければならない自覚を新たにするなど、何かと仕事の参考にしている様子だった。  昨今、こうした「元受刑者」がテレビで取り上げられる機会は増えつつあり、約2年前の『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)では「かつて刑務所に入っていたオンナたち」として元服役囚の女性5人が出演。こうした番組の反響は高く、「昔に比べて元受刑者が堂々と経験談を語るようになってきている」と刑務官。「前科者がテレビで犯罪自慢のようなことをするのはどうなんでしょう。まるで武勇伝のように話していて違和感もある」とも話した。  一方、イベントに出演した刑務所事情に詳しい作家の影野臣直氏はこう反論した。 「今回のようなイベントでのトークは決してふざけてやっているわけではなく、普通に暮らしている人たちには知る機会がない内情を伝えているもの。日本ではいまだ『一度刑務所に入ったら人生おしまい』という考え方が根強いですが、世の中が受刑者の社会復帰を支援し、こうした経験談も含めて受容してくれるように変わるのは良いことでしょう。元受刑者の反省と決意、新たな一歩を踏み出した姿を見られると思います」  確かに刑務所から出て社会復帰した人間が、こうして隠れもせず自分の考えを述べ、それを社会が把握できるのはデメリットがあるものではないだろう。唯一、刑務官が“女囚対策”の参考にしてしまうところは、受刑者にとってマイナスかもしれないが……。 (文=大山清/NEWSIDER Tokyo)

エド・シーラン、「フォーブス」に年収をバラされて友人を失ったことを告白

 今月3日にリリースしたサードアルバム『÷(ディバイド)』が、発売初日に母国イギリスで23万2,000枚も売り上げ、世界最大級の音楽ストリーミングサービス「Spotify」でも約5,600万回再生されるなど、記録的な大ヒットとなっているエド・シーラン。現在アルバムのプロモーション活動で忙しい毎日を送っているが、そんな中、大金を稼ぎ出すスターになったことで友人を失ったエピソードを語った。

 人気カルチャー誌「ローリング・ストーン」最新号に掲載されたインタビューで、エドは「『フォーブス』のランキングってやつ。マジ、あれのせいでフ○ック・イット・アップ(クソみたいな思いを)したね」と、Fワードを使い、友人との仲をめちゃくちゃにされたと激白。

 2014年6月にリリースしたセカンドアルバム『x』が世界的に大ヒットし、そのアルバムを引っさげたツアー『x Tour』(14年8月~15年12月)も大成功を収め、スーパースターの仲間入りを果たしたエド。手に入れたのは名声だけではない。アルバムやツアーの売り上げでしこたま儲け、15年の「フォーブス」において「最も稼いだミュージシャン トップ30」の12位に。5700万ドル(約65億円)稼いだと世間にバラされてしまったのだ。

 エドがリッチだと知った友人たちは、とんでもない要求をするようになったとのこと。「携帯のショートメッセージで、車の写真が送られてきたんだよ。『誕生日プレゼントはこれでよろしく。オマエの年収の、たった0.06%だぜ』ってメッセージ付きで」と具体的な例を挙げながらぼやいた。嫌気が差したエドは、スマートフォンを捨ててガラケーに替え、家族以外には番号を教えなくなったそう。エドは、Twitterなどで外見を揶揄されることにもうんざりしており、スマホを捨てたことで、わずらわしいネット上の悪口やバッシングを見ずに済み、穏やかな生活を取り戻したよう。

 実はエド、15年10月に「金欠で住宅ローンの支払いに困っていた子どもの頃からの友人を助けるために、一緒に仕事をすることにした。そして『Thinking Out Loud』を書き上げ、彼女は(印税で)もう二度と金銭面で困ることはなくなった」と告白したことがある。この友人とはエイミー・ウェッジのことで、彼女はその後もエドとタッグを組み、ソングライターとして活躍している。エドとしては彼女のように「仕事はするから」と助けを求める友人には喜んで手を差し伸べるものの、「金持ちなんだから、高級車の1台くらいプレゼントしてくれよ」などと要求してくる者は本物の友人ではないと判断し、切り捨てたのだろう。

 ちなみにエドが1月、イギリスの人気トーク番組『The Graham Norton Show』にゲスト出演した際には、「もう何年も会っていなかった」という小学校時代の親友がサプライズ登場。ベジタリアンの両親の元で育ったエドは「この親友の家で、初めて肉を食べたんだよ!」とうれしそうに話し、再会を大喜びしていた。

 「フォーブス」と金目当ての友人には嫌な思いをしたものの、エドは人間不信に陥ってはいないようで、「ローリング・ストーン」のインタビューでも「友人の誰かが挙式する時、歌い手が必要で、僕のスケジュールが空いてれば、喜んで歌うよ。もちろんタダで」と名乗りを上げた。

 世界的なスターになっても飾らず、気さくなエドの好感度は抜群。今月16日からスタートする欧米ツアーも全てソールドアウトしており、年末に発表される「フォーブス」の「2017年度 ミュージシャン長者番付」では上位にランクインされること間違いないだろう。

エド・シーラン、「フォーブス」に年収をバラされて友人を失ったことを告白

 今月3日にリリースしたサードアルバム『÷(ディバイド)』が、発売初日に母国イギリスで23万2,000枚も売り上げ、世界最大級の音楽ストリーミングサービス「Spotify」でも約5,600万回再生されるなど、記録的な大ヒットとなっているエド・シーラン。現在アルバムのプロモーション活動で忙しい毎日を送っているが、そんな中、大金を稼ぎ出すスターになったことで友人を失ったエピソードを語った。

 人気カルチャー誌「ローリング・ストーン」最新号に掲載されたインタビューで、エドは「『フォーブス』のランキングってやつ。マジ、あれのせいでフ○ック・イット・アップ(クソみたいな思いを)したね」と、Fワードを使い、友人との仲をめちゃくちゃにされたと激白。

 2014年6月にリリースしたセカンドアルバム『x』が世界的に大ヒットし、そのアルバムを引っさげたツアー『x Tour』(14年8月~15年12月)も大成功を収め、スーパースターの仲間入りを果たしたエド。手に入れたのは名声だけではない。アルバムやツアーの売り上げでしこたま儲け、15年の「フォーブス」において「最も稼いだミュージシャン トップ30」の12位に。5700万ドル(約65億円)稼いだと世間にバラされてしまったのだ。

 エドがリッチだと知った友人たちは、とんでもない要求をするようになったとのこと。「携帯のショートメッセージで、車の写真が送られてきたんだよ。『誕生日プレゼントはこれでよろしく。オマエの年収の、たった0.06%だぜ』ってメッセージ付きで」と具体的な例を挙げながらぼやいた。嫌気が差したエドは、スマートフォンを捨ててガラケーに替え、家族以外には番号を教えなくなったそう。エドは、Twitterなどで外見を揶揄されることにもうんざりしており、スマホを捨てたことで、わずらわしいネット上の悪口やバッシングを見ずに済み、穏やかな生活を取り戻したよう。

 実はエド、15年10月に「金欠で住宅ローンの支払いに困っていた子どもの頃からの友人を助けるために、一緒に仕事をすることにした。そして『Thinking Out Loud』を書き上げ、彼女は(印税で)もう二度と金銭面で困ることはなくなった」と告白したことがある。この友人とはエイミー・ウェッジのことで、彼女はその後もエドとタッグを組み、ソングライターとして活躍している。エドとしては彼女のように「仕事はするから」と助けを求める友人には喜んで手を差し伸べるものの、「金持ちなんだから、高級車の1台くらいプレゼントしてくれよ」などと要求してくる者は本物の友人ではないと判断し、切り捨てたのだろう。

 ちなみにエドが1月、イギリスの人気トーク番組『The Graham Norton Show』にゲスト出演した際には、「もう何年も会っていなかった」という小学校時代の親友がサプライズ登場。ベジタリアンの両親の元で育ったエドは「この親友の家で、初めて肉を食べたんだよ!」とうれしそうに話し、再会を大喜びしていた。

 「フォーブス」と金目当ての友人には嫌な思いをしたものの、エドは人間不信に陥ってはいないようで、「ローリング・ストーン」のインタビューでも「友人の誰かが挙式する時、歌い手が必要で、僕のスケジュールが空いてれば、喜んで歌うよ。もちろんタダで」と名乗りを上げた。

 世界的なスターになっても飾らず、気さくなエドの好感度は抜群。今月16日からスタートする欧米ツアーも全てソールドアウトしており、年末に発表される「フォーブス」の「2017年度 ミュージシャン長者番付」では上位にランクインされること間違いないだろう。

NHK『あさイチ』名物コーナー「アッキーがゆく“復興の地”」が伝える、6年目の被災地と復興の意味

NHK『あさイチ』名物コーナー「アッキーがゆく復興の地」が伝える、6年目の被災地と復興の意味の画像1
NHKオンライン『あさイチ』より
 東日本大震災から今年で6年。毎年、この時期になると、各局で震災特集や特番が放送されるが、そんな中、いい意味で肩の力を抜いて見られる番組がある。NHK『あさイチ』の名物コーナー「アッキーがゆく“復興の地”」だ。 “アッキー”ことタレントの篠山輝信が、バスや列車を乗り継いで岩手・宮城・福島を訪ねる、約650キロの旅。毎年3月11日前後の1週間放送される15分ほどのミニコーナーなのだが、アッキーの人間性がにじみ出る等身大のリポートは、他局のそれとは一線を画している。  アッキーはもともと、同番組で地域の情報を生中継するコーナー「ピカピカ☆日本」のリポートを担当。そこで培われた素人とのやりとりは抜群で、また、母・南沙織譲りのチャーミングな笑顔と天真爛漫なキャラクターは、V6・井ノ原快彦、有働由美子アナ、柳澤秀夫解説委員に次ぐ『あさイチ』の顔として、視聴者に愛されている。  バスや電車が復興し始めた2013年から始まった復興の旅は、今年で5回目。「5(年目)という数字の上では区切りのいい次の年(6年目)だからこそ、しっかり自分の目で今の東北を見つめたいと思って行ってきた」と話すアッキーが初日に向かったのは、岩手県久慈市に隣接する野田村。NHK朝ドラ『あまちゃん』ブームも落ち着き、最近は観光客も減少。アッキーが毎年楽しみにしている「鮭いくら弁当」も、4年前の1日限定10食から昨年は3食になり、今年はついに2食になってしまった。さらに、昨夏の台風10号による川の氾濫で、鮭のふ化場が壊滅。川の鮭がまったく獲れなくなってしまったという。「なんでこの地域の人たちが、こんな目に何度も遭わなきゃいけないんだろう……」とショックを受けるアッキー。  そんな中、明るいニュースもあった。村で採れる山ぶどうを使ったワインの工場が完成したのだ。「野田村でこんなロケするとは思わなかった!」と興奮気味で工場内をレポートし、さらに併設されたテイスティングルームで試飲。雪化粧がまぶしい絶景をバックに、この日一番の笑顔を見せるのだった。  2日目に訪れたのは、宮古市田老地区。一昨年、仮設商店街「たろちゃんハウス」からいち早く本設店舗再建を果たした時計写真店を訪ねると、街に人も活気も戻らない現状に、店主の津田さんは「当時(震災後)は無我夢中で頑張ってきたけど、落ち着いて振り返ってみると、これからどうなるんだろうと不安になる。今、自分は一番つらい」と漏らす。  続いて、同じく仮設商店街から昨年11月に再建したばかりの善助屋食堂へ。1年前は本設店舗オープンに向け、新メニューを開発するなど、意欲を燃やしていた店主・赤城さんだったが、今回は表情が暗い。再建したばかりの店と、来月高台に建つ新しい家のローンは、あと30年。65歳の赤城さんにとっては、気の遠くなるような年月だ。「どういった状況になったら、赤城さんにとって復興になるのか」とアッキーが尋ねると、「一生想像がつかない」とポツリ。「震災前はがむしゃらに働いてきて、老後は習い事をしたり、のんびりしようと思っていたのに……なんで今、こんな思いをしなくちゃいけないのか」と、うっすら涙を浮かべながら語った。  津田さんや赤城さんのように、震災後、街に活気を取り戻そうと頑張ってきた商店主たちの多くは、決して甘くはない6年目の現実に心が折れそうになっている。そんな彼らが本音をこぼせるのも、毎年現地を訪れ、関係性を築いてきたアッキーだからだろう。  3日目は、大槌町と気仙沼市。代行バスに乗って大槌町に向かうと、今年はなんだか街の様子が違う。昨年はかさ上げ工事のため、方々に盛り土の風景が広がっていたが、今年は盛り土がなくなり、その上に新しい道路が整備されていたのだ。  震災後、仮設住宅をトラックでくまなく回り、食品や日用品を販売している移動販売のリーダー佐藤さん。最近は新しくできた災害公営住宅も回っているという。周囲にはまだお店がないため、佐藤さんのトラックが到着すると、続々と住民が集まってくる。みんなわいわいと楽しそうだ。そんな中、足早に部屋に戻ろうとするおばあちゃんに声をかけるアッキー。「私は知り合いが誰もいないから……」と話すおばあちゃんだが、さまざまな場所から人が集まる災害公営住宅のため、このおばあちゃんのような人は少なくない。そんな人たちにとっても、ただ買い物をするだけでなく、コミュニケーションの場として機能している移動販売が果たす役割は今後も大きい。  気仙沼を訪れたのは2年ぶり。資材高騰や人手不足のために工事が遅れ、仮設商店街・南町紫市場の閉鎖は今年4月まで延期されたという。当初は紫市場のみんなで駅前にできる新しい商業施設に移転する予定だったが、建て替えに際し、それぞれが多額のローンを抱えることが判明。年月がたつにつれ、店主たちの気持ちはバラバラになり、半数以上が移転をあきらめたという。  そんな中、アッキーは商業施設に参加しない人を訪ねた。鮮魚店の斎藤さん夫婦は、3代88年続いた魚の小売をやめ、業務を縮小して、別の場所に移るという。「後継者がいないから、潮時だな」と語る姿には、悲壮感よりもどこかふっきれたようなものがあった。  斎藤さんのように、震災から6年たった今になって店をやめる人は少なくない。4代続く創業131年の銭湯は、津波にも耐え、ボランティアの手によって再建されたが、沿岸部のかさ上げ工事に伴い、取り壊しが決まった。この銭湯は、全国から気仙沼にやってくる漁師たちが必ず立ち寄る場所で、「ただいま」「おかえり」という挨拶が交わされる。「船の人たちがせっかく気仙沼に水揚げにきてくれるのに、申し訳ないなとは思う。でも、どうしようもない」と寂しそうに語る女主人に、アッキーも「復興っていう流れの中で、こういう気仙沼の景色がなくなっていくのは、どうとらえていいのか……。復興って言葉の意味が難しくなってくる」と苦渋の表情を浮かべる。  アッキーのレポートは、街ブラ番組風のゆるさを装いながら、ひとりひとりの言葉に耳を傾け、それに一喜一憂し、結果的に地域それぞれが抱える課題を浮き彫りにしていく。アッキーの目を通して伝えられる被災地の変化は、報道番組では見逃されている小さな点も多く、風化が懸念される被災地にとって、今後ますます果たす役割は大きい。 『あさイチ』では、「復興の地」以外にも、「もっと知りたい!沖縄」を不定期で放送しているが、こちらもアッキーのレポートが光る。定点観測によって、難しい問題を少しずつひもといていこうとするこのシリーズは、もはやアッキーなしでは成立しない。    なお、このコーナーは来週も続き、3月11日には、これまでのダイジェスト版『アッキーがゆく“復興の地”』(午前9:28~午前10:00)が放送される。未見の方は、ぜひこちらにも注目してほしい。

当局の締め付け強化、多彩な罪状での摘発……「崩壊前夜」AV業界から“本番”が消える日

当局の締め付け強化、多彩な罪状での摘発……「崩壊前夜」AV業界から本番が消える日の画像1
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 AV(アダルトビデオ)業界への締め付けから「本番が消える」というウワサが業界内でささやかれている。女優の出演強要や奴隷契約などが問題となっている中、さらに無修整の動画を配信していたサイトが摘発。海外の人権団体からは日本のポルノへの批判も高まっており、これに各機関が規制強化の動きを見せていることから、業界関係者が「このままでは現状のAV作品自体がアウトになるのでは」と戦々恐々としているのだ。  昨年、週刊誌でAV女優・香西咲が出演強要を告発したが、これが氷山の一角ではないかと人権団体が被害の調査報告書を公表。これには「すべての事務所やメーカーが悪者じゃない」と反論するAV女優もいたが、この論理で取り締まりを野放しにするわけにはいかず、AV業界には法的な規制強化の動きが高まりつつある。 「その証拠となるのが、ここのところのAVがらみの事件多発です」とはAV制作会社の社員。 「昨年、AV女優の派遣会社社長らが労働者派遣法違反で逮捕され、この直後にはキャンプ場でのAV撮影で関係者が公然わいせつで逮捕されました。その後、AV女優在籍をウリにしていたソープランドの社長も売春防止法違反で逮捕され、今年1月には動画サイトへの無修正動画を提供した制作会社社長らもわいせつ物頒布等の罪で逮捕されました。これらはまさに見せしめ、追及されたら同じ罪に該当すると心当たりのあるAV関係者はたくさんいて、いままで見逃してもらっていたようなものがそうでなくなっているんです」(同)  この一連のAV関連事件と連動するように、内閣府男女共同参画局の「女性に対する暴力に関する専門調査会」では「いわゆるJKビジネス及びアダルトビデオへの出演強要の被害など」という議題で、AV問題の論議が持ち出された。 「AVが、違法なJKビジネスと同じマナ板に載せられた形で、より厳しい視点で見られている」(同)  さらに政府は3月7日、性犯罪の厳罰化を閣議決定。強姦罪などを被害者の告訴がなくても起訴できるようにする。 「これも、見方によってはAVの出演強要問題の摘発に当てはまるもので、無理に出演させられたと見られるものが強姦事件として扱えるようになる可能性があります。いずれにせよ業界内では、AV関連事件の罪状が多彩なのは偶然じゃないと見ている人が多いです。何しろこの業界は、厳密に言えば実質的にアウトなものが多く、警察が抜ける刀の数を増やせば、いつでも切れるんです。こういうものは昔だったら左巻きの文化人が騒いでいたものですが、今はそういう人も少なくなってしまったので、当局も遠慮なしという感じ。下手すれば最終的に『本番行為の禁止』に行き着くこともあるでしょう」(同)  AV作品は審査団体によって中身の審査を受けているが、厳密には本番行為はアウトとされるところ黙認状態だ。その審査団体は最近になり、外部から「本番の性交渉をさせないように」という提案を受け、協議に入っているという話だ。このまま進むと、確かに法改正でAVの在り方を変える法律が出てきそうな気配はある。 「業界側の反発はかなりのものらしく、表にされていませんが、実際にそういう話があるのは聞いています。法律を厳格に適用されたら審査団体は基準を変えるしかなく、そうなればAV界から本番は消えますよ」(同)  仮に「本番禁止」になったらどうなるのか。制作会社の社員は「本番で撮った既出作品はすべて販売できなくなるので大変なことになる」という。 「そこを例外としても、疑似セックスになれば演技力のない出演者は仕事がなくなりますし、セールスも落ちるので、業界にいる全員が収入減を覚悟しなければなりません。そして、最大の問題がもうひとつあります。間違いなく、闇撮影した海外の無修正ものが売れることになるでしょう。あるメーカーの社長も『最悪の場合、法律の緩い国に拠点を移して現地で撮影してネット配信する事業に変える』と断言していましたから、いわゆるウラビデオが全盛になるんです。そうなると収益は海外に出てしまうので、AV業界の税収を失うことにもなるんです」  もし本番禁止のXデーがあるとしたらいつか。 「こればかりは誰もわかりません。AV規制推進派や警察、各省庁らの熱意によるでしょう。来年かもしれないし、10年後かもしれません。いずれにせよ、その可能性があるのは確かです」  一方で、こういう規制は「結局、天下り先の確保と警察利権が広まるだけ」なんていう声もあるのだが……。 (文=高山登/NEWSIDER Tokyo)
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タワーレコードが“当選券抜き取り”疑惑に回答 CDの特典商法トラブルは「シャッフルが充分に行われていない状態で……」

タワーレコードに当選券抜き取り疑惑……CDの特典商法が詐欺事件に発展か?の画像1
ファンの悲痛のツイート。同様の報告が相次いでいる(Twitterより)。
 大手CDショップチェーン・タワーレコードと、レコード会社・ユニバーサルミュージックが行ったCDの販売特典において、詐欺行為が行われたのではないかとして騒動に発展している。  問題となっているのは、11日に開催予定の韓国の5人組アイドルグループ・B1A4のプレミアトークショー。タワーレコードは、8日発売のB1A4(ビーワンエーフォー)のニューシングルの購入者に、購入枚数分の“抽選番号つきオリジナルカード”を先着で配布。9日夕方、タワーレコード公式サイト上で、当選者200名分の当選番号が発表された。  この直後、Twitter上で、CDを購入したファンが「タワレコで4枚買って連番でもらったのにA440だけ飛ばされてて無くてしかもA440が当選してるんだけどなに?」と報告。すると、「わたしも飛ばされた番号が当選してました、、ひどすぎますよね」「同じような方がいないかと、検索して来ました 私も抜かれた番号が当選してました」と、同様のことを訴えるファンが続出した。  現在、この飛ばされた当選番号を「私が持っている」と名乗り出るファンはまだおらず、ネット上では「転売目的で、店員が抜いたんだろ」「タワレコの抽選イベントはこわくて、今後参加できない」「たまたま明るみになったけど、他のイベントでも同じようなことやってるんじゃ?」など、タワーレコードへの不信感を募らせる声が相次いでいる。  この騒動について、タワーレコード側は10日、「B1A4の3月11日開催イベントの応募抽選に関するお詫びとお知らせ」という文書を公式ホームページに掲載。一連のトラブルを「当社運用上の不手際」とし、「あらかじめ当選券とそれ以外を分け、各店舗に配布して」いること、「本来、お客様に抽選券をお渡しする際は、当選券およびそれ以外の券、すべての番号をシャッフルしてお渡しするところ、新宿店およびタワーレコード オンラインにおいてはシャッフルが十分に行われていない状態でお客様に配布した」ことを明らかにした。  また、タワーレコード広報室は取材に対し、「関係者によるその(タワーレコードの店員が、転売目的で抜いたのでは? などというネット上の指摘)ような不正はございません」と断言している。  イベントそのものは予定通り行うとしているが、なんともすっきりしない結末となった。

阿部サダヲが戦犯!? 『下剋上受験』5.0%の大爆死に「主役は無理」「画が持たない」

 3月3日に放送された連続ドラマ『下剋上受験』(TBS系)第8話の視聴率が5.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)に終わり、初回10.9%から5.9ポイントも下落する異例の事態となった。この結果に、主演の“阿部サダヲ戦犯説”が浮上している。

 同ドラマは、中卒の父・桜井信一(阿部)と偏差値41の娘・佳織(山田美紅羽)が受験塾に通わずに、二人三脚で最難関中学受験に挑む物語。原作は、桜井信一氏が実話を基につづった同名タイトルの小説で、小学5年生の夏から、中学受験に挑むまでの約1年半にわたる家族の奮闘が描かれている。

「“奇跡の実話”といった触れ込みで始まったドラマ『下剋上受験』は、初回と第2話で視聴率10%台を獲得し、好スタートを切ったものの、第3話で7.4%に下落。第4話で9.0%まで回復したのですが、その後は下降気味で、ついに5.0%まで落ち込んでしまいました。その原因として考えられるのは『実話を基にしているのに嘘くさい』『創作臭が強すぎる』といった声がある通り、リアリティのない物語にあるようです。第8話では、祖父の一夫(小林薫)が保険金目当てに自殺しようとするトンデモ展開が描かれたほか、番組の最後に『その次の全国模試で、佳織は初めて偏差値60を超えた』といったナレーションが流れただけで、偏差値アップの過程が描かれないなど、現実味のない展開に、視聴者から不満の声が上がっています」(芸能ライター)

 一方でネット上には、「阿部は数字を持っていない」といった指摘も出ている。

「これまでの阿部の連続ドラマ主演は『マルモのおきて』と『心がポキッとね』(ともにフジテレビ系)の2作品で、『マルモ』は平均視聴率15.7%、最終回は23.9%の大ヒットを記録しました。しかし『心がポキッとね』は、平均視聴率6.7%の大爆死。同ドラマも初回は10.4%だったものの最終回は5.7%と、『下剋上受験』と同じような視聴率推移となっています」(同)

『下剋上受験』の視聴者からは、「阿部サダヲ=芸達者、面白いイメージがあったけど、よくよく考えたら、特に面白かった役が思いつかない」「阿部サダヲは、やっぱり主役には向いていない」といった声が上がっており、「阿部の単独主演では画が持たないのかもしれません。その点、『マルモ』は芦田愛菜がダブル主演として名を連ねていましたし、阿部というより“芦田と鈴木福コンビ”がメインのドラマでした。阿部が、主演ながら脇役に徹したからこそ大ヒットにつながったといえるでしょう」(同)。

 初回から視聴率が半減してしまった『下剋上受験』。ドラマ業界には、「民放のゴールデン/プライム帯の主演ドラマが2作連続でコケると、主演を干される」といった話もあるだけに、阿部にとっては、最後の連ドラ主演になるかもしれない。

阿部サダヲが戦犯!? 『下剋上受験』5.0%の大爆死に「主役は無理」「画が持たない」

 3月3日に放送された連続ドラマ『下剋上受験』(TBS系)第8話の視聴率が5.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)に終わり、初回10.9%から5.9ポイントも下落する異例の事態となった。この結果に、主演の“阿部サダヲ戦犯説”が浮上している。

 同ドラマは、中卒の父・桜井信一(阿部)と偏差値41の娘・佳織(山田美紅羽)が受験塾に通わずに、二人三脚で最難関中学受験に挑む物語。原作は、桜井信一氏が実話を基につづった同名タイトルの小説で、小学5年生の夏から、中学受験に挑むまでの約1年半にわたる家族の奮闘が描かれている。

「“奇跡の実話”といった触れ込みで始まったドラマ『下剋上受験』は、初回と第2話で視聴率10%台を獲得し、好スタートを切ったものの、第3話で7.4%に下落。第4話で9.0%まで回復したのですが、その後は下降気味で、ついに5.0%まで落ち込んでしまいました。その原因として考えられるのは『実話を基にしているのに嘘くさい』『創作臭が強すぎる』といった声がある通り、リアリティのない物語にあるようです。第8話では、祖父の一夫(小林薫)が保険金目当てに自殺しようとするトンデモ展開が描かれたほか、番組の最後に『その次の全国模試で、佳織は初めて偏差値60を超えた』といったナレーションが流れただけで、偏差値アップの過程が描かれないなど、現実味のない展開に、視聴者から不満の声が上がっています」(芸能ライター)

 一方でネット上には、「阿部は数字を持っていない」といった指摘も出ている。

「これまでの阿部の連続ドラマ主演は『マルモのおきて』と『心がポキッとね』(ともにフジテレビ系)の2作品で、『マルモ』は平均視聴率15.7%、最終回は23.9%の大ヒットを記録しました。しかし『心がポキッとね』は、平均視聴率6.7%の大爆死。同ドラマも初回は10.4%だったものの最終回は5.7%と、『下剋上受験』と同じような視聴率推移となっています」(同)

『下剋上受験』の視聴者からは、「阿部サダヲ=芸達者、面白いイメージがあったけど、よくよく考えたら、特に面白かった役が思いつかない」「阿部サダヲは、やっぱり主役には向いていない」といった声が上がっており、「阿部の単独主演では画が持たないのかもしれません。その点、『マルモ』は芦田愛菜がダブル主演として名を連ねていましたし、阿部というより“芦田と鈴木福コンビ”がメインのドラマでした。阿部が、主演ながら脇役に徹したからこそ大ヒットにつながったといえるでしょう」(同)。

 初回から視聴率が半減してしまった『下剋上受験』。ドラマ業界には、「民放のゴールデン/プライム帯の主演ドラマが2作連続でコケると、主演を干される」といった話もあるだけに、阿部にとっては、最後の連ドラ主演になるかもしれない。

“月9”が3クール連続でジャニーズドラマ!? フジテレビが「ジャニーズ依存」を止められないワケ

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 フジテレビが10日、7月クールの“月9”が山下智久主演の人気シリーズ『コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~』の第3弾であると発表した。  同シリーズは、救急医療用のドクターヘリに携わる5人の若者の奮闘と成長を描く医療ドラマ。メーンキャストの山下、新垣結衣、戸田恵梨香、浅利陽介、比嘉愛未の5人が約7年ぶりに集結する。  2008年に「木曜劇場」枠で放送された第1弾は、初回平均視聴率21.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録し、期間平均で15.9%と健闘。  翌年放送されたスペシャルドラマは、23.1%と高視聴率を記録。10年に月9枠で放送された第2弾は、期間平均で16.6%と、同クールの民放連ドラで首位となった。 「フジの韓流偏重騒動が起きたのは、『コード・ブルー』放送後の11年。視聴者の“嫌フジ”が進んだ今、どこまで数字を伸ばせるか注目されそう。月9は、前クールのHey!Say!JUMP・山田涼介主演『カインとアベル』が期間平均8.2%で、枠史上ワーストを記録。4月からは、嵐・相葉雅紀主演『貴族探偵』がスタート。さらに、10月からは元SMAP・木村拓哉の主演作が始まるとも言われている。もしそうなれば、今年の月9は3クール連続でジャニーズドラマということに。近ごろ、人気俳優が出たがらないと言われる月9ですが、フジが最後にすがったのがジャニーズだということでしょう」(テレビ誌記者)  昨年のフジは、『カインとアベル』以外にも、Hey!Say!JUMP・中島裕翔をプライム帯の連ドラ『HOPE~期待ゼロの新入社員~』の主演に抜てき。『FNS27時間テレビ』でも、Hey!Say!JUMPの活躍を前面に押し出すなど、“ジャニーズ接待”丸出しだった。 「ほかにも、『めざましテレビ』のレギュラーにHey!Say!JUMP・伊野尾慧を起用するなど、ジャニーズ依存が甚だしいフジですが、言い換えればジャニーズの言いなり状態ということ。ジャニーズも、嵐以下のグループが国民的アイドルに育っておらず、焦りを感じていますから、都合がいいのでしょう。また、数年前はKis-My-Ft2・玉森裕太主演『ぴんとこな』(TBS系)や、同・藤ヶ谷太輔主演『ビギナーズ!』(同)、関ジャニ∞・丸山隆平主演『地獄先生ぬ~べ~』(日本テレビ系)がプライム帯で放送されるなど、TBSや日テレが今のフジの役割を担っていた。しかし、どれも大コケしているため、最近はフジ以外手を出したがらない現状があります」(同)  6日に行われた改編説明会で、低迷する月9について「ラブコメ一辺倒ではなく、ここで起死回生を図りたい。月9再生のため、なんとか踏ん張りたい」(宮路治朗編成局次長)と意気込んだフジ。ジャニーズの言いなりになることで、それは叶うだろうか?