木村拓哉がSMAP解散後初主演を務めた日曜劇場『A LIFE~愛しき人~』(TBS系)が、19日に最終回を迎えた。平均視聴率は16.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と自己最高を記録。全10話の期間平均は14.5%だった。 木村にとって、連ドラ主演は昨年4月クールの『アイムホーム』(テレビ朝日系)以来1年半ぶりで、日曜劇場となると『安堂ロイド~A.I.knows LOVE?~』以来3年ぶり。『A LIFE』の外科医役は、木村が演じた職業としては20個目だった。 「『A LIFE』の期間平均は、『アイムホーム』の14.6%とほぼ変わらず、『安堂ロイド』の12.6%を大きく上回った。ただ、TBS的には昨年4月期の嵐・松本潤主演の日曜劇場『99.9 -刑事専門弁護士-』の期間平均17.2%をここまで下回るとは思っていなかったとか。それほどまでに、『A LIFE』はTBSが総力をつぎ込んだドラマだったということでしょう」(テレビ誌記者) 最終回の山場は、病院をクビになった脳神経外科医・壮大(浅野忠信)が、脳内に腫瘍を抱える妻・深冬(竹内結子)を助けるためにオペ室に現れ、ライバルの沖田(木村)と共に腫瘍を摘出する場面。ラストは、シアトルの病院に戻った沖田が、オペ室でオペナースらに「Let's save her life.」と声を掛けるシーンで幕を閉じた。 「これまでの“キムタクドラマ”同様に、木村を完璧なヒーローとして描きながらも、今回は浅野の怪演が光るような脚本だった。実際、ストーリーが進むにつれ、ネット上の視聴者の間では、浅野の演技や、壮大の行く末ばかりが話題に。終わってみると、主人公は壮大を引き立てていた印象で、『本当の主人公は壮大』との声は多い。ただ、この主人公の扱いの悪さが良くも悪くも木村の“脱アイドル俳優”を促しそう。『A LIFE』は、決して木村自身の評価を上げるような作品ではありませんでしたが、役者としての振り幅を広げたと言えそう。まあ、SMAPのチーフマネジャーが退社したことで、脚本に横槍を入れる人物がいなくなっただけかもしれませんが……」(同) 同じSMAPだった草なぎ剛と比べると、どうしても「演技派」とは呼びにくい木村。ゆえに今回、見せ場を脇役に譲ったことで、役者としての柔軟さを示すことができたようだ。
日別アーカイブ: 2017年3月21日
プロレスファン必見の小ネタ満載! AKB48の“本物”がここにある『豆腐プロレス』
18日深夜放送の『豆腐プロレス』(テレビ朝日系)では、ついに錦糸町道場と白金ジムによる試合が始まった。VTRで登場した矢崎英一郎(渡辺いっけい)より対戦カードが発表される。パッパラー木﨑(木﨑ゆりあ)vsオクトパス須田(須田亜香里)、キューティーレナッチ(加藤玲奈)・ストロベリー向井地(向井地美音)・サックス古畑(古畑奈和)vsバトンかとみな(加藤美南)・MAX中井(中井りか)・ボイス山田(山田野絵)、チェリー宮脇(宮脇咲良)vsコマネチ湯本(湯本亜美)、ロングスピーチ横山(横山由依)vsバード高柳(高柳明音)となった。 早速第一試合目、パッパラー木﨑vsオクトパス須田からスタート。ゴングが鳴る前からパッパラー木﨑が仕掛けるが、オクトパス須田が木﨑の足をとると、一気に弓矢固めを仕掛けようとする。なんとか木﨑は抜け出し、喧嘩で培った持ち前の負けん気の強さを発揮して須田にタックルしていく。しかし、須田に翻弄され、首四の字固めを食らい、顔面を何度も地面に叩きつけられてしまう。その後もオクトパス須田の名にふさわしい体の柔軟性を活かした「オクトパスダイヤル」「オクトパスホールド」と立て続けにくらい、最後はシャイニングウィザードで木﨑は敗れてしまう。 続いては、3対3のタッグマッチ。だが、錦糸町道場チームは、サックス古畑が不在。すでに劣勢でありながら、数的にも追い込まれた錦糸町道場チーム。やりづらい状況のなか、まずはストロベリー向井地とバトンかとみながリングに上がる。しかし、バトンかとみなの迫力に圧倒された向井地は、なかなかロックアップさえできない。対照的にバトンかとみなは得意とするアクロバティックな動きを披露。向井地は、バトンかとみなの背中側に回り込んでチョップをかます。だが、バトンかとみなは向井地の顔面にエルボーを食らわす。 次は、キューティーレナッチとボイス山田のマッチ。山田はキューティーレナッチにスリーパーホールドをかける。いきなりのギブアップかと思われた瞬間、『徹子の部屋』(同)のテーマが流れ出す。サックス古畑の演奏だ。遅れて登場したサックス古畑の演奏に注目が集まった一瞬の隙に、なんとかキューティーレナッチは山田のスリーパーホールドから抜け出した。しかし、サックスを持ってリングに入ることは「凶器の持ち込み」と同じ扱いに。話の本筋とはまったく関係ないが、プロレスについてあまり知らないのだが「へえ、サックスって凶器なんだ……」と一つ新しいことを知ることができた。しかし善戦も虚しく、二試合目も錦糸町道場チームは敗れてしまった。 いよいよ、あとがなくなった錦糸町道場チームというところで、今回はおしまい。残る試合は宮脇vs湯本、横山vs高柳。同ドラマの主人公のプロレスシーンの披露は、次週に持ち越しとなった。 いままでも何度かプロレスシーンは登場したが、ここまでドラマの放送時間のほとんどがプロレスシーンだけで構成された回は、今回が初めて。しかも、試合は違和感なく観ることができた。 特に、第一試合目のオクトパス須田を演じる須田亜香里は、自身の身体能力を遺憾なく発揮して、弓矢固め、首四の字固め、オクトパスダイヤル、オクトパスホールド、シャイニングウィザード……と数多くの技を披露している。その技の華やかさは、どれも観ていてまったく違和感ないレベルになっているのがすごい。「オクトパスホールド」は、オクトパス須田の名からきた、同ドラマ内のオリジナル技かとも勘違いしてしまうが、これは、実際のプロレスにおける「卍固め」の別名。決め技となった「シャイニングウィザード」は、プロレスを知らない人も一度はその名前を聞いたことがあろう、武藤敬司が開発した飛び蹴りだ。これらの数多くの技を、ほんの10分もない試合のシーンのなかですべて披露している。クオリティの高さに驚かざるをえない。 おそらくこのドラマを観ている人のなかには、ただAKB48グループが好きで、プロレスに関しては疎いという人も多いだろう。筆者もそうであったが、試合は「所詮アイドルがやっているもの」と斜に構えた目線で見るには、もったいないほどのクオリティ。特に、第一試合目は須田のおかげもあってか、まったく気にならず、むしろ「すごいな……」と思わされるくらいであった。気になった方は、技の名前で検索をかけて、実際の試合の動画などを見てみてほしい。確かに、アイドルのプロレス技は“本物”とは違うかもしれないが、それでもそれに追いつこうと練習を重ねた跡が見えるはずだ。 ほかにも、本話はプロレスにまつわる小ネタが多い。実況の神宮寺一馬を演じるのは、テレビ朝日のプロレス実況ではおなじみの、テレビ朝日・野上慎平アナウンサーである。野上アナは入社してすぐにプロレスの実況をはじめ、もう10年近いプロレスアナウンサーとしてのキャリアがある。実際に試合に巻き込まれシャツを引き裂かれるなど、修羅場をくぐり抜けてきた“本物”だ。3対3タッグマッチで人数が不足している錦糸町道場チームに対し「あたしが出ようか」と助けを提案したのは、なんとジャガー横田。一瞬のチョイ役にも往年の名選手を起用するという細かな演出。こういったところにはおそらく制作陣のプロレスへの大きなリスペクトがあるのだろう。こんなに細かなネタが数多く散りばめられていたのだな……と驚いた。 最近では『プロレス総選挙』(同)が放送されるなど、プロレスもまたメディア上で大きな盛り上がりを見せているが、この「総選挙」という形態はAKB48によって一般化したと言ってもいいだろう。そして今回の『豆腐プロレス』もまた、そうしたプロレス文化に大きな意味をもたらしていることも間違いない。これからプロレスファンがAKB48も好きになり、AKB48ファンはプロレスも好きになり……といった現象が起こるのではないだろうか? 見ていてそんなことを考えた。 (文=MC内郷丸)テレビ朝日系『豆腐プロレス』番組サイトより
『大野智HONOBONO★ホノボノ★PRINCE』のかわいすぎるショットベスト5
今や国民的アイドルグループとなった嵐。4月19日にニューシングル「I’ll be there」の発売を控えており、今年も彼らの勢いはとどまることを知りません。そんな嵐のリーダーを務めるのは、グループ最年長の大野智。メンバーをグイグイ引っ張るというよりは、俯瞰でメンバーを支える、新たな“リーダー像”を確立しています。
どこかゆったりとした空気をまといながらも、ステージに上がるとキレのあるダンスと透き通るような歌声を披露。そんなギャップが、ファンの心を掴んで話さない、大野最大の“武器”かもしれません。そこで今回は、大野の魅力がギュッと詰まったとっておきのショットを大公開! コロコロ変化する表情に癒やされちゃってください!
木村拓哉『A LIFE』平均14.5%を、「有終の美」「今季最高」と過剰に称賛する女性誌
下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!
石原慎太郎元都知事に対する百条委員会が昨日開かれた。「知らなかった」を連呼する石原氏は想定内にしても、まったく追求できない野党にはがっかり。そして3月26日には注目の森友学園・籠池泰典氏の証人喚問が行われるが、今度こそ野党には問題解明――本質である国有地の不自然な激安払い下げの流れ――につながる質問を期待したい。決して安倍晋三首相の“名誉のためのショー”にならないように。
第357回(3/17~21発売号より)
1位「木村拓哉 SMAP解散騒動渦中“共演父の教え”で決断した『孤独の道』」(「女性自身」4月4日号)
2位「中居正広 武田舞香との6年愛のウラで隠してきた年下女性」(「週刊女性」4月4日号)
参照「中居正広の結婚観を変えた女」(「女性セブン」3月30日・4月6日合併号)
3位「稲田朋美 地味でも媚び上手『イラッ伝説7』」(「女性自身」4月4日号)
ここ最近の世の中、フェイクニュースやらイメージ操作やらといった言葉が氾濫しているが、まさか、こんなところにも……。
今週の「女性自身」がトップ特集で報じたキムタク記事。その内容は、昨年のSMAP解散騒動の渦中に撮影された映画『無限の住人』で初共演した、俳優で舞踏家の田中泯が、木村に手を差し伸べ、木村も田中の孤高な生き方に感銘を受けた、というもの。しかし驚くのは、そこに散りばめられた木村主演ドラマ『A LIFE』(TBS系)の視聴率を誇示する賛辞の嵐だ。
そもそも記事リードからしてこうだ。
「今クール高視聴率を最後までキープし、有終の美を飾った」
さらに、記事でも“チームの士気は高いまま最終回まで突っ走った”“第9話までの平均視聴率が14%を超える、今クールいちばんの大ヒットドラマだ”“第8話の視聴率が15.7%と最高記録を打ち出したときも、『ヨッシャー!』と木村さんがいちばん喜んでいました”などなど絶賛の嵐。
えっ、そうだったっけ? しかも、この視聴率って手放しで喜ぶほど!?
『A LIFE』は木村にとって、SMAP解散後初の“ソロ”活動の場として大きく注目されたものだった。マスコミはこぞって、木村とその主演ドラマについて報じた。天下のキムタクさまにとって正念場だ、と。そのため木村も頑張った。ドラマ放送前には番宣に出まくり、メイキング特集も放映された。雑誌媒体のインタビューも異例というほど立て続けだったし、多くの表紙も飾った。全てはドラマ『A LIFE』のため。
視聴率に関しても放映前から話題になっていた。低視聴率など許されないし、あり得ない。毎回15%以上は必須だし平均でも20%だ! と盛り立てた。何しろキムタクは2000年の『ビューティフルライフ』(同)で最高視聴率が40%を超えたこともある実力者だ。その評価が下がった『安堂ロイド~A.I.knows LOVE~』(同)だって『アイムホーム』(テレビ朝日系)だって、最高19%以上の視聴率だったりした。だから話題性も抜群だった今回のボーダーラインは20%前後、少なくても15%超え。そんな期待値、前評判の高さもあった。
しかし――。蓋を開けると第1話は14.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)。木村の主演ドラマの中でも初回最低を記録してしまった。第2話は微増し14.7%。ここまで話題性がありながら20%どころか15%にも満たない。さらにその後も続落し、4話までの平均視聴率は12.3%。そして全10話の平均が14.5%――。
もちろん現在のドラマ界は全体に視聴率が低迷していることは確かだ。その中で『A LIFE』は他ドラマ視聴率と比べればトップで健闘した。しかし、今回のドラマはSMAP解散後、最初の大仕事だ。脇を固める俳優陣も豪華キャストで、しかもメディアでは木村を盛り立てた。1話の制作費が破格の1億円とも言われる“大作”だ。そう考えれば、平均視聴率が最低目標の15%を超えなかったのに、ここまで絶賛する理由など見当たらない。
だからなのだろう。ジャニーズ御用達の「自身」は、前評判の“15%は必須だし20%もいける!”などという威勢のいい主張をこっそり取り下げた。なかったことにした。そして“今期ドラマの中ではトップだ”という快挙にすり替えた。そしてキムタクのSMAP解散初の主演ドラマは大成功! という印象操作に必死だ。
それは「自身」だけではない。19日に放送されたドラマの最終回。平均視聴率は16.0%だった。確かに全話通じての最高記録だったが、多くのマスコミはこれに大はしゃぎ。“自己最高”“全話通じての最高視聴率をマーク““有終の美”と絶賛している。最高16.0%で、ここまで褒め称えちゃうのだ。平均で15%いかなかったのに、それは無視するんだ。すごいなキムタクパワー。でも、昨年の『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)は最終話20%越えだよ。
予想よりはるかに低い視聴率だったが、“ポスト真実”はこうして出来上がっていく。
中居正広に二股疑惑!? スワッ、第二の嵐・松潤問題勃発か!?
「女性セブン」が報じた中居の同棲6年愛。事務所もこれを否定しなかったことや、その関係が6年という長期に渡っていたこと、これまでSMAPの恋愛を後追いしなかったスポーツ紙などのメディアが一斉に報じたことなど、各方面に衝撃を与えたが、これを受けての「週刊女性」の記事もまた衝撃的なものだ。何しろ中居のお相手として報じられたダンサーの武田舞香以外に、親しい女性の存在があったというのだから。
記事によると、結束の固いことで知られる中居側近の“チーム中居”がオーストラリア旅行に行った際、同行していた女性がいた。30代ですらっとした美人だったというが、それは武田ではなかった。しかも、中居は周囲にこの女性を“彼女”だと紹介していたという。
問題はこのオーストラリア旅行の時期だ。それは今から5年前の12年のことだという。現在の武田とは6年前に知り合っていたと報じられているが、とうことは、5年前の彼女と武田を“二股していた”可能性が確かにある。しかし記事にはその後、問題の彼女と中居がどうなったのか、別れたのかそのまま付き合っているのかには触れられていない。新しい彼女ができて破局したのか、それとも現在も――。ぜひ「週女」には、今後その続報を期待したい。
森友問題で、いろんなキャラクターの登場人物が世間を騒がせているが、その1人、嘘証言をした稲田朋美防衛相について「自身」が取り上げている。高校時代の同級生などから“地味で真面目だが、先生には媚を売る”などというありがたくない証言の数々が浮上するが、それは現在の姿から何となく想像できる。
だが興味を惹かれるのは稲田大臣と父親の関係だ。記事によれば、稲田大臣は父親から多くの影響を受け、敬愛し、何でも言うことを聞いたらしい。なんだか東電OL 殺人事件の被害者と、連続不審死事件の木嶋佳苗被告を連想してしまった(あくまで個人的に)。
「週刊文春はスクープを忘れたか」元・名物編集長が“いただけない”週刊誌に喝!
今週の注目記事・1位 「スクープ撮!! もしかして 秘めた同棲6年。亡父にも紹介したキレキレの美女 中居正広の結婚観を変えた女」(「女性セブン」3/30・4/6号) 同・2位 「安倍晋三記念小学校“財務省の三悪人”」(「週刊文春」3/23号) 同・3位 「小池百合子 激白 石原慎太郎のウソを告発する!」(「週刊文春」3/23号) 同・4位 「『森友学園』の魑魅魍魎」(「週刊新潮」3/23号) 同・5位 「文科省に圧力電話する『安倍昭恵』は私人か!」(「週刊新潮」3/23号) 同・6位 「東大法学部は『砂漠』だ」(「AERA」3/27号) 同・7位 「2000人多すぎるバブル『東大合格実績』のカラクリ」(「週刊新潮」3/23号) 同・8位 「従順な『レトリバー』が狂暴化する『5つの引き金』」(「週刊新潮」3/23号) 同・9位 「46年ぶりの国王来日でも『サウジ特需』がなかったワケ」(「フライデー」3/31号) 同・10位 「三越伊勢丹 大西社長『堕ちたカリスマ』」(「週刊文春」3/23号) 同・11位 「ポスト朴槿恵“親北政権”で日本にミサイル着弾という悪夢」(「週刊文春」3/23号) 同・12位 「妻が突然突きつけた理不尽な離婚理由」(「週刊ポスト」3/24・31号) 同・13位 「笑点でも落語界でもドラマでも……春風亭昇太“出世の極意”」(「週刊文春」3/23号) 【巻末付録】現代とポストのSEX記事の勝者はどっちだ! さて、毎度おなじみだが、このところの週刊誌はいただけない。特にといっては失礼だが、スクープを忘れたかのような文春には少しガッカリしている。 週刊誌の世界では、スクープは月に1度でいい。1回あればその1カ月は読者はついてきてくれる。だが、1カ月以上ないと読者は離れる。新谷編集長も長すぎるので勤続疲労が出てきたのだろうか。心配である。ということで今週も順位なし。 ところで春風亭昇太という落語家がいる。長寿番組『笑点』(日本テレビ系)の司会に抜擢され、役者としてもNHKの大河ドラマに出たりと、大変な人気者だ。57歳だが独身。文春によると、女優の吉田羊とは飲み仲間だそうだが、それ以上ではないそうだ。落語は重みはないがテンポが軽快で、笑いをとるのはうまい。 私は古典落語をきっちり語れる噺家が好きである。先週の金曜日(17日)、立川志らくの「らくだ」を聴きに行ってきた。 「らくだ」は立川談志の十八番(オハコ)。らくだという暴れ者がフグに当たって死ぬ。らくだの兄貴分というのが、ちょうど来た人のいい紙くず屋を脅して香典や酒、煮物などを調達させる。大家が持ってきたいい酒を飲み交わしているうちに、紙くず屋の酔いが回り、兄貴分と立場が反対になるという噺だが、じっくりやれば1時間はかかる。 志らくのらくだは全体に薄味。テンポはいいが、酒をほとんど飲まない彼は、紙くず屋がだんだん酔っていく過程に思い入れがないのだろう、談志ほど聞いている者を引き込んでいく力はない。焼き場まで行くところまでを、40分ぐらいで終えた。まだ数回しか高座にかけてないといっていたから、これからを楽しみにしたい。 帰って、談志のらくだをCDで聴いた。紙くず屋がらくだにいじめられた話を泣きながらするところで涙が出た。談志と志ん朝のいない落語界は、やはりつまらない。 昨年掲載された記事から「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」が3月13日に発表された。大賞は「ベッキー31歳禁断愛 お相手は紅白初出場歌手!」(週刊文春1月14日号)に決まった。 私はこれには不満がある。ベッキーのゲス不倫はさほどのスクープではない。よくある芸能ネタで、話題にはなったが文春の力を見せた記事ではない。私は以前からいっているが、美智子皇后が雅子妃を叱ったという文春の記事は、これまでどこもできなかった大スクープだと思う。 何しろ、2人だけの会話が語尾まで正確に掲載されているのだ。新谷編集長は私に、「この情報源は墓場まで持っていきます」といっていた。宮内庁が形だけ抗議したが、そのままになってしまっているのが、この記事の真実性を担保している。 このテーマは他のメディアが無視するか後追いできないので、それ以上は広がらなかったが、スクープ度という点では満点だと思う。同じような賞に、自由報道協会賞というのがある。ジャーナリズムの信用と権威を高めた個人や団体に贈るものだが、今年は私も参加したので報告しておきたい。私は、先ほどの文春の美智子皇后と雅子妃の記事を推したが、文春側が辞退したというので候補には入らなかった。 受賞は、東日本大震災、福島第一原発事故後の現在をネットで発信し続けている「Voice of FUKUSHIMA」に決まった。コツコツと地道に「報じなければいけないこと」に取り組んでいる姿勢に、ジャーナリズムはまだまだ死なないと思った。 さて、ポストに、妻が突き付けた理不尽な離婚理由という特集がある。「洗面所がいつもビショ濡れ」「スリッパが脱ぎっぱなし」「ドレッシングを冷蔵庫に戻さない」「おふろの湯を抜かない」「洗濯物の畳み方が違う」「食べる時にくちゃくちゃ音を立てる、犬食いする」「リンゴの皮を剥かずに食べた」「録画番組を消した」などなど。 私だったらこれかな。「通帳を見せて」。私はいまだに年金の額を知らない。否、教えてくれないのだ。山田洋次監督の『家族はつらいよ』では、妻から離婚要求が出されるが、その理由も「大きな音でうがいをするし、何度いっても脱いだ靴下やパンツは裏返しだし、昔は男らしいなって思ってたけど、もう嫌いなの」というたわいのないものだった。だが、長年連れ添っていると、そんななんでもないことがずっと嫌だったということがあるんだろう。夫婦はいつまでたっても他人だからね。それを忘れてはいけない。 韓国は朴槿恵が罷免されただけではなく、逮捕・起訴されるようだから、混乱はまだまだ続く。 5月には大統領選があり、新しい大統領が選ばれるが、その最有力候補である「共に民主党」の文在寅前代表は、文春によれば、親北で、彼が当選して反米親北政策を打ち出せば、中国が強硬に撤廃を要求しているTHAAD(高高度防衛ミサイル)配備も再検討されるかもしれないという。 さらに、日韓が昨年11月に締結した軍事情報包括保護協定の撤回にも言及しているそうだから、北のミサイル発射と同時に日本政府にも情報が伝わる態勢が崩れる可能性もあるというのだ。だからだろうか、17日には北朝鮮のミサイル落下を想定して、秋田県の男鹿半島で政府と地元自治体が初の住民避難訓練をやったという。しかし、ミサイルが発射されてから避難命令を出しても間に合うわけはない。政府は何を考えているのか。そんなことより、北朝鮮を抑え込むために中国と話し合うことのほうが喫緊の重要課題である。 私の時代では中国と対話ができないから退くと、安倍首相はいうべきではないか。新潮は、「父は殺された」とビデオメッセージで語った金正男の長男・キム・ハンソルは、韓国の「国家情報院」の庇護下にあり、朴の次にできる左翼政権が北とより近くなることを阻止するために、北の仕業と見せかけて韓国の極右陣営のOBなどが、金正男暗殺を仕掛けたのではないかという見方を報じている。真偽は闇の中だが、どちらにしても、日本にとって韓国との関係はよくなりそうもないようである。 三越伊勢丹HDの大西社長解任劇は、三越派によるクーデターだという見方が多いようだ。文春によると、社内では大西社長の経営手腕を批判する怪文書が飛び交っていたという。「実績のない社長のマスコミへのスタンドプレーと馬鹿な甘すぎる新規事業の乱発はほとんど大失敗」労組からの反発も強く、業績悪化などの責任をすべて大西社長におっかぶせて、石塚邦雄会長が詰め腹を切らせたという。 しかし、誰がやってもデパート経営は難しい。百貨店で見て、試着して、家に帰ってネット通販で買うというライフスタイルが若者の主流である。この流れを断ち切るような斬新な発想が出てくるか、または自らネット通販に殴り込み、ネットの世界に革命を起こすか。新社長にはその気概や決断力が望まれるが、テレビで見る新社長は若いが頼りなさそうである。心配だ。 今週のフライデーには取り上げるような記事がない。仕方ないので46年ぶりに来日したサウジ国王についての記事「サウジ特需がなかったワケ」というのでも紹介しよう。 随行員1,000人以上で、サルマン国王(81)は本国から持ってきたエスカレーターで特別機から降りてきた。ハイヤーは400台以上を予約し、ホテルは帝国ホテル500室以外に超高級ホテルを押さえたという。これまでサウジ王室は、13年にパリのディズニーランドを3日間貸し切りしたり、15年にはフランスのコートダジュールのビーチを3週間、6,800億円で借りたそうだ。 だが今回は、爆買いはなく、当てにしていた店もメディアも肩透かしにあったという。まあ、国王もお年だし、原油価格が大幅に下落した影響で、14年から財政赤字に陥っているというから仕方ないだろうが、一番ガッカリしたのは安倍首相ではないか。 わが家には、もうすぐ17歳になる老犬がいる。Moeというメス犬だ。体の衰えと認知症があるようだが、顔だけ見ているとなかなかの美形である。今流でいうと「美熟女」というところか。ヨタヨタしてはいるが食欲は旺盛で、私が食事をしていると、横に来て「何かくれ」と吠え続ける。目も鼻もバカになってきているから、手で何かあげようとすると、気を付けないと噛まれる。私も2度、カミさんも2度、娘は3度噛まれている。そのたびに医者へ行って注射を打ってもらうのだ。体重は8キロの中型犬だから、こちらが気を付けていればいいのだが、ゴールデンレトリバーのような大型犬に噛まれたら大変だろう。 3月9日の夕刻、東京・八王子で、生後10カ月の女児が、祖父母が飼っていたゴールデンレトリバーに頭を噛まれて死亡するという事件が起きた。新潮によれば、その家では4匹のレトリバーを飼っていたという。この事件は愛犬家の間で衝撃が走ったそうだ。なぜなら、この犬は「飼いやすい犬」として知られ、性格は「従順で利口で優しく友好的」なことで知られているからだ。 確かにレトリバーは盲導犬や高齢者などと触れ合うセラピー犬として知られる。ではなぜ今回、こうした悲劇が起こったのか。 「本来は感情をコントロールできる犬でも、突発的に攻撃衝動を得る状態というのがある。これは条件が揃えば、どんな犬でも程度の差こそあれ、起こる可能性があるのです」(野村動物病院の野村道之院長) 赤ちゃんは二足歩行ではなく、四足でハイハイしたりし、時々奇声を上げたりするから、怖がったのではないかという見方があるようだ。そうさせないためには、事前に子どもの匂いのついたタオルなどの匂いをかがせる「準備」や、万が一のことを考えてケージの中に入れておくことが必要だという。いくらかわいい犬でも、一瞬野生に戻ったような瞬間がある。気をつけねば。 さて、大学入試もほぼ終わった。悲喜交々。私のオフィスは早稲田大学の前だから、入試のときは人の海ができる。毎年新入生は1万人程度はいる。さすがに東大はそこまではいない。新潮によると、17年度の一般入試の募集人数は2,960人。推薦合格者と合わせて3,000人強が合格者の総数だそうである。 だが、予備校が発表する「わが予備校の東大合格者数」は、毎年、合格者数を大幅に上回る。16年で見ると、駿台予備校1,479名、河合塾1,139名、Z会1,137名、東進742名など、知られている予備校を合算すると、ゆうに5,000名は超えるという。いつもいわれることだが、どこの塾でも合格者を多くしたいがために、1回きりでも、短期の講習を受けただけでも数に入れてしまうから、まあ、半分と見ておいたほうがいいのではないだろうか。 その東大の中でもエリートとされてきた東大法学部に異変が起きていると、AERAが報じている。日本の文系学部では最難関の東大教養学部(前期)文科一類(文I)に入学した学生の多くは、3年次になると法学部を「進学」先としてきた。 だがこのところ様変わりし、法学部以外の学部を志望する学生が08年度の19人から、17年度は76人と4倍に膨れ上がっているという。これには官僚の地位の低下、弁護士という職業への魅力が薄くなってきている、検事も同様という地盤沈下があるのだろう。金融や外資系、ベンチャーなどへの志向が多くなってきているようだ。 今は、よほどの変わり者か親の選挙区を丸ごと引き継がない限り、政治家などになる人間は少ない。官僚も、メディアで「悪徳の権化」のように批判される。AERAでは弁護士で好きなプロレスでレスラーとして活躍している法学部卒の人間などを紹介しているが、私の後輩でも、マンガがどうしてもやりたくて講談社へ入ったというのが何人かいる。 東大に入っただけで燃え尽きてしまうより、東大というブランドを精一杯使って、好きなことをやる人間がもっと出てきてほしいと、私などは思うがね。 安倍夫人の昭恵が公人か私人かが話題になっているが、新潮で文科省の関係者が声をひそめてこう語っている。「詳細はお伝えしかねますが、愛媛県今治市で大学建設を進める加計学園のことで、昭恵さんから省内にご相談をいただいたことがあるのは確かです」 そのほかにも安倍家と遠縁の若者がやっている「リビジョン」という一般社団法人に便宜供与したり、彼女の活動の多くは「安倍夫人」という肩書をフルに利用してである。これが公人でなくて私人だとは笑わせる。アサヒ芸能は昭恵が安倍の「アッキーレス腱」になるというが、そうかもしれない。 森友学園問題は籠池理事長が辞任しても収まりそうにない。籠池と親しかったのは安倍首相夫妻だけではない。稲田防衛大臣は、自分がこの学園の顧問弁護士をしていたにもかかわらず、知らぬ存ぜぬという虚偽答弁を繰り返し、動かぬ証拠を示されると謝ったが、それで済む話ではない。弁護士資格をはく奪されても致し方ないと思う。とっとと辞任したほうがいい。 23日には籠池が国会で証人喚問されるようだが、森友学園問題が安倍首相の致命傷になるという見方も出てきている。それは籠池泰典理事長のこの爆弾発言である。「安倍晋三首相から昭恵さんを通じて100万円もらった」と取材陣の前で明言したのだ。 だが、籠池という男は二癖も三癖もある。深読みすれば、この安倍首相を貶めるような発言の裏には、彼なりの深謀遠慮があるはずだ。慌てた安倍が、籠池にこれ以上オレのことはいうな、その代わりと何らかの取引を持ち掛けてくる、そう読んでいるのではないか。籠池はテレビメディアを巧みに使って、安倍にメッセージを送っているのだ。現代が書いていたように安倍のお友達たちはレベルが低い。それは「類は友を呼ぶ」からだろう。 新潮の「森友学園の魑魅魍魎」はタイトル倒れ。だが、ここでも触れているように、安倍の親友がやっている加計学園問題は、森友学園問題より何倍もスケールが大きい。田中角栄と小佐野賢二のように、安倍の致命傷になる可能性はある。メディアがこの闇をどのように切り裂くか、見ものではある。 今月のサイゾー4月号に、新聞記者らが森友学園問題などを語っている匿名座談会がある。森友学園問題をスクープしたのは朝日新聞だが、他のメディアの反応が鈍かった。その理由を、こう語っている。 「この問題、当初は大阪の社会部マターでしたから。全国紙は北海道、東京、中部、大阪、西部の5本社体制を取っていて、それぞれに独自の紙面を作っている。東京発のニュースは他本社でもわりと取り上げられるけど、ローカル発のネタは本社では扱われにくい。今回の問題も、国会で取り上げられて『政治部』マターになってからやっと、全国的な問題としてヒートアップしましたよね」 まだ新聞は、こんな時代遅れなことをやっているのだ。こんな狭い日本で、大阪が、西部がと、100年も昔のようなことをやっていたのでは、読者が離れていくのは致し方あるまい。 それと、今のテレビのワイドショーやニュースショーに出てくる「政治評論家」というどうしようもない輩を何とかしたらどうか。安倍と森友学園問題について、司会から振られると、あんなことで安倍政権はびくともしませんよみたいな、安倍擁護発言をする老いた新聞記者や、なんとか編集委員というバカを見ると、すぐチャンネルを変えるのだが、そっちでも同じようなバカが出ているので、テレビを消してしまう。 安倍政権を森友か加計スキャンダルで倒せなければ、メディアにもはや明日はない。しっかりしてくれよ! サイゾーでは、経産省が全執務室を施錠して記者を閉め出す制度を突然始めたが、それに対して経済同友会の小林喜光代表幹事が、「私の感覚では、経産省が最も意図的に情報をリークしてきた実績がある」と皮肉っていたという発言を紹介しているが、メディアはなぜそういうことをはっきり言わないのだろう。それとも、これからも裏取り取材はしませんから、もっとリークをお願いしますよと揉み手をして土下座でもしているのだろうか。 ガッカリした。私が好きな俳優だった渡瀬恒彦が亡くなってしまった。悲しい。兄の渡哲也より演技は格段にうまかった。渡瀬といえば、大原麗子と結婚していたことを思い出す。離婚して森進一と結婚・離婚したが、渡瀬のことはずっと好きだったらしい。大原が亡くなった時、現代が大原のスクラップブックにこんな書き込みがあったことを紹介している。〈すごく可愛いし/カッコイイよ渡瀬サン/初めてで最後の婚約/結婚〉 やはり現代で弟の政光がこう振り返っている。「嫌いになって別れたわけではありません。姉は最期の最期まで、渡瀬さんを愛していましたから。ただ、渡瀬家の家風に馴染めなかったんです。女性は家庭に入って夫を支え、子供を育てる。それが渡瀬家の考え方でした。しかし結婚後、姉はますます人気が出てしまった。次々と舞い込む仕事に忙殺される日々。そうして、すれ違いが起き、渡瀬さんご本人というより、渡瀬家の方々との溝が深まっていったんだと思います」 私と同じ年である。これからもっと渋い、大人の演技を見せてくれると期待していたのに。 さて、小池都知事が文春で「石原慎太郎のウソを告発する!」と激白している。3月3日に石原が「巌流島に向かう気持ち」で記者会見を行い、10日に発売された文藝春秋4月号に手記を書いたことへの反論という設定である。3度読み返してみた。石原の記者会見は確かに「私は素人」「自分一人の責任ではなく行政全体の責任」「東京ガスとの契約書にサインした覚えがない」など、自分が4期13年も都知事として君臨してきたにもかかわらず、責任回避とボケたふり(いや、本当に痴ほうなのかもしれない)をすることに終始し、見苦しいことはなはだしかった。 だが、この小池の激白も「なんだかな~」という内容でしかない。石原手記には事実と異なる点がいくつかあるとし、その一つが、小池から都知事選の応援を石原に頼んだという箇所だそうだが、当事者にとっては大事な問題かもしれないが、都民にとっては、もはやどうでもいいことだ。件の記者会見についても小池は、「あそこで『責任は全て私にあります』と言い切っていたら、どれだけ株が上がったことでしょうか」と批判しているが、それを石原に求めるのはハナから無理というものだ。 東京ガスとの契約書にサインした覚えがないという点に関しては、小池が「大きな金額を決済する時には、きちんと聞きますよ。確認して、説明を受けるのは当たり前のことです」といっているが、その通りだろう。 石原が再三、「豊洲に移転しないのは小池氏の不作為」で、自身の証人喚問(3月20日)を終えた後、小池への法的措置に踏み切るといっていることについては、「それを言うなら、『築地は古い。狭い、汚い』と言っておきながら、なぜ知事になってから今に至るまで十八年間も放置していたのか。そのことのほうが不作為ではないですか」と反論。 豊洲は安全といっておきながら、土壌汚染が次々に発覚して、豊洲移転経費は6,000億円を超えてしまっている。「都民のお金が使われているにもかかわらず、コスト感覚がないままに、移転を推進してきたことの裏返しではないでしょうか」(小池)。これももっともだが、もともと豊洲移転は青島時代に始まり、石原、猪瀬、舛添と続いてきたのだから、猪瀬、舛添も喚問する必要があるのではないか。 小池は、豊洲移転問題が長引いているのは、石原や当時の関係者がいい逃れをして引き延ばしているからで、再調査の結果や、食を扱う市場そのもののあり方の見直し、経営的な問題も考えなくてはいけないからで、「私はずっと総合的な判断で決めると言っています」と主張する。 しかし、石原や彼の元腹心である浜渦副知事の責任を明確にすることと、豊洲か築地かを決断することは別ではないのかと、都民の一人として私は考える。小池都知事の頭の中には、都議選挙で小池新党を大勝させることしかないのではないかと、思わざるを得ない。どうだろう。石原や内田茂都議の悪行を暴くのとは別に、5月いっぱいで豊洲か築地かを決断すると表明したら。 そうした上で都議選に臨めば、都民はその都知事の判断にYESかNOかを選択することができる。豊洲は築地より衛生面では勝っているはずだが、築地という名前も残したい。カネに糸目をつけないのなら、一時豊洲へ移転して、築地を大改装した後に戻すという案が、私はいいと思うが、どちらにしても難問である。都民に丸投げすることだけはやめてほしいものだ。 20日に石原が百条委員会に出て都議たちの質問に答えている姿を見て、「老残」という思いを強くした。 確かに「覚えていない」「浜渦に一任していた」など、責任逃れの発言に終始したが、あのカッコよかった慎太郎が、あのようになるとはと、涙が出た。彼は昔の彼ならず。それに、石原を問い詰めるはずの都議たちの質問の切っ先の鈍さ。石原でなくとも、お前たちはオレに何を聞きたいのかと言いたくもなる。 メディアは、なんら解明につながらなかったと書いているが、浜渦や石原を呼んで、なんと自白したら拍手喝さいしたのか? 小池は、豊洲のベンゼンのことをあげつらうが、築地の汚さ、不衛生さと比較したデータを即刻出すべきだ。汚さを競い合っていても仕方あるまい。どうしたら東京都民の食卓に載るものを安全・安心に提供できるのか。もう時間はないはずだ。 ところで政府は、21日にとうとう犯罪を計画段階で処罰する「共謀罪」を閣議決定しやがった。何度もいうが、個人情報保護法、特定秘密保護法、盗聴法に共謀罪ができれば、警察はなんでもできる。 あいつはと睨んだら、どんなことをしてでもパクることができるのだ。もはや戦前の治安維持法を超えたといっていいだろう。アメリカの愛国法と同じように、政府や警察は、自分たちのいうことを聞かない奴らはいつでも豚箱へ入れられるのだ。 こんな時期に注目すべき判決が2つ出た。 「裁判所の令状なく被告の車にGPS(全地球測位システム)端末を取り付けて捜査対象者の行動を確認した愛知県警の捜査手法が違法かどうかが争われた刑事裁判で、『違法』と認めた昨年6月の二審・名古屋高裁判決が確定する。最高裁第三小法廷(岡部喜代子裁判長)が、15日付の決定で被告の上告を棄却した」(朝日新聞3月17日付) 「東京電力福島第一原発事故で群馬県に避難した人や家族ら137人が国と東電に1人当たり1100万円の損害賠償を求めた集団訴訟の判決が17日、前橋地裁であった。原道子裁判長は、東電と国のいずれについても責任を認め、62人に対し計3855万円を支払うよう命じた。判決は津波の到来について、東電は『実際に予見していた』と判断。非常用ディーゼル発電機の高台設置などをしていれば『事故は発生しなかった』と指摘した。国についても『予見可能だった』とし、規制権限を行使して東電にこれらの措置を講じさせていれば『事故を防ぐことは可能であった』とした。原告の主張をほぼ認める判決となった」(同) もちろん十分なものではない。だが、国や東電、警察の横暴なやり方に「NO」といった判決を全面的に支持したい。 文春は、森友学園に国有地をバカ安で払い下げした「財務省の三悪人」を名指しして責任を問うている。この契約時に近畿財務局長を務めていたのが冨永哲夫。だが彼だけの判断でできるわけはなく、国有財産を管理する本省の理財局長が迫田英典。 この迫田が15年9月3日に、官邸で安倍首相と会っている。翌日、森友学園の工事を請け負った業者と近畿財務局が面談し、「業者側が、この面談の際に近畿財務局から産廃土の埋め戻しを指示されたと証言しており、違法行為に当たる疑いもあります」(財務省関係者) その翌日の5日、昭恵は籠池の運営する幼稚園を訪問して名誉会長に就任している。また、売却へと舵を切ったのは、当時の財務省事務次官だった田中一穂だった。迫田は安倍の選挙区の出身、田中は第一次安倍政権で秘書官を務めている。 オレが一言いえばどうにでもなる。安倍はそう思いあがっているに違いない。そういうときは自分の足元が崩れ始めていることに気がつかないものだ。 さて、今週のスクープといえるのは、女性セブンの「元SMAPの中居正広(44)が、AKB48グループの振り付けを担当する12歳下の美人ダンサー・武田舞香(32)と6年『同棲愛』している」という報道だろう。中居に関しては「結婚しない男」といわれていたが、長年一緒に同棲する彼女がいるというウワサは以前からあったが、セブンが見事それを裏付けた。 「彼女は振付師やダンサーとして活躍する武田舞香(32)。安室奈美恵(39)や加藤ミリヤ(28)のツアーのバックダンサーなどを務めた実力派ダンサーとして注目され、2010年からはAKBグループの振付師やダンス指導を務めている。昨年、NHK連続ドラマ小説『あさが来た』の主題歌として大ヒットした『365日の紙飛行機』の振り付けも担当した」(NEWS ポストセブン3/15より) 両事務所とも交際を否定していないから、結婚は早いのではないかと見られているようだ。今年はジャーニーズ事務所所属タレントたちの結婚ラッシュになりそうだ。 【巻末付録】 今週はSEXYグラビアではなく、現代とポストのSEX記事を久しぶりに紹介しよう。ポストにはEDにならない生活習慣というのがある。何がいけないのか? 歯磨きをさぼる。歯周病がEDにいけないそうだ。正座はいいがあぐらはダメ。自転車の長時間乗りも控えたほうがいいという。 喫煙や甘い飲料をとり過ぎるのもダメ。ビールを飲み過ぎるのもいけないそうだ。いいのはオナニーと笑うことだそうだ。といっても今更遅いがね。 ところで皆さんはAVメーカーの「MUTEKI」というのを知っているだろうか。配信大手「DMM.com」のグループで、芸能人しかキャスティングしませんというコンセプトで、アイドルたちをこれまで57人も脱がせ、Hをさせているのだ。09年には元「Wink」の鈴木早智子の全裸SEXを見せるAVを発売して社会現象になった。 08年には90年代の超人気アイドル吉野公佳を、80年代の伝説的なアイドル「セイントフォー」の濱田のり子、春菜はな、つぐみ、島田陽子、小松千春などを次々に出演させたと、現代が特集を組んでいる。最近の話題はなんといっても高橋しょう子だろう。彼女はインタビューに答えて、こう語っている。 「SEXもすごく好きなほうで、AVにも興味がありました。とはいえ、もちろんなかなか踏み込めるものではありません。そんな時、知人に紹介してもらったのが『MUTEKI』でした。私は将来的にマルチなタレント活動をしたかったので出演を決めました。この(AVの)世界に自分の意志で入ったことは強調しておきたいですね。ギャラは言えません(笑)」 先日、AVの帝王といわれた村西とおるに会った。現在は68だが、若々しく精力的だ。昨今は、AV志望の若い子がネットを見て応募してくるので、断るほうが大変だという。願わくば、吉永小百合の熟年AVを見たいが、無理だろうな。 (文=元木昌彦)「女性セブン」(3/30・4/6号、小学館)
「週刊文春はスクープを忘れたか」元・名物編集長が“いただけない”週刊誌に喝!
今週の注目記事・1位 「スクープ撮!! もしかして 秘めた同棲6年。亡父にも紹介したキレキレの美女 中居正広の結婚観を変えた女」(「女性セブン」3/30・4/6号) 同・2位 「安倍晋三記念小学校“財務省の三悪人”」(「週刊文春」3/23号) 同・3位 「小池百合子 激白 石原慎太郎のウソを告発する!」(「週刊文春」3/23号) 同・4位 「『森友学園』の魑魅魍魎」(「週刊新潮」3/23号) 同・5位 「文科省に圧力電話する『安倍昭恵』は私人か!」(「週刊新潮」3/23号) 同・6位 「東大法学部は『砂漠』だ」(「AERA」3/27号) 同・7位 「2000人多すぎるバブル『東大合格実績』のカラクリ」(「週刊新潮」3/23号) 同・8位 「従順な『レトリバー』が狂暴化する『5つの引き金』」(「週刊新潮」3/23号) 同・9位 「46年ぶりの国王来日でも『サウジ特需』がなかったワケ」(「フライデー」3/31号) 同・10位 「三越伊勢丹 大西社長『堕ちたカリスマ』」(「週刊文春」3/23号) 同・11位 「ポスト朴槿恵“親北政権”で日本にミサイル着弾という悪夢」(「週刊文春」3/23号) 同・12位 「妻が突然突きつけた理不尽な離婚理由」(「週刊ポスト」3/24・31号) 同・13位 「笑点でも落語界でもドラマでも……春風亭昇太“出世の極意”」(「週刊文春」3/23号) 【巻末付録】現代とポストのSEX記事の勝者はどっちだ! さて、毎度おなじみだが、このところの週刊誌はいただけない。特にといっては失礼だが、スクープを忘れたかのような文春には少しガッカリしている。 週刊誌の世界では、スクープは月に1度でいい。1回あればその1カ月は読者はついてきてくれる。だが、1カ月以上ないと読者は離れる。新谷編集長も長すぎるので勤続疲労が出てきたのだろうか。心配である。ということで今週も順位なし。 ところで春風亭昇太という落語家がいる。長寿番組『笑点』(日本テレビ系)の司会に抜擢され、役者としてもNHKの大河ドラマに出たりと、大変な人気者だ。57歳だが独身。文春によると、女優の吉田羊とは飲み仲間だそうだが、それ以上ではないそうだ。落語は重みはないがテンポが軽快で、笑いをとるのはうまい。 私は古典落語をきっちり語れる噺家が好きである。先週の金曜日(17日)、立川志らくの「らくだ」を聴きに行ってきた。 「らくだ」は立川談志の十八番(オハコ)。らくだという暴れ者がフグに当たって死ぬ。らくだの兄貴分というのが、ちょうど来た人のいい紙くず屋を脅して香典や酒、煮物などを調達させる。大家が持ってきたいい酒を飲み交わしているうちに、紙くず屋の酔いが回り、兄貴分と立場が反対になるという噺だが、じっくりやれば1時間はかかる。 志らくのらくだは全体に薄味。テンポはいいが、酒をほとんど飲まない彼は、紙くず屋がだんだん酔っていく過程に思い入れがないのだろう、談志ほど聞いている者を引き込んでいく力はない。焼き場まで行くところまでを、40分ぐらいで終えた。まだ数回しか高座にかけてないといっていたから、これからを楽しみにしたい。 帰って、談志のらくだをCDで聴いた。紙くず屋がらくだにいじめられた話を泣きながらするところで涙が出た。談志と志ん朝のいない落語界は、やはりつまらない。 昨年掲載された記事から「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」が3月13日に発表された。大賞は「ベッキー31歳禁断愛 お相手は紅白初出場歌手!」(週刊文春1月14日号)に決まった。 私はこれには不満がある。ベッキーのゲス不倫はさほどのスクープではない。よくある芸能ネタで、話題にはなったが文春の力を見せた記事ではない。私は以前からいっているが、美智子皇后が雅子妃を叱ったという文春の記事は、これまでどこもできなかった大スクープだと思う。 何しろ、2人だけの会話が語尾まで正確に掲載されているのだ。新谷編集長は私に、「この情報源は墓場まで持っていきます」といっていた。宮内庁が形だけ抗議したが、そのままになってしまっているのが、この記事の真実性を担保している。 このテーマは他のメディアが無視するか後追いできないので、それ以上は広がらなかったが、スクープ度という点では満点だと思う。同じような賞に、自由報道協会賞というのがある。ジャーナリズムの信用と権威を高めた個人や団体に贈るものだが、今年は私も参加したので報告しておきたい。私は、先ほどの文春の美智子皇后と雅子妃の記事を推したが、文春側が辞退したというので候補には入らなかった。 受賞は、東日本大震災、福島第一原発事故後の現在をネットで発信し続けている「Voice of FUKUSHIMA」に決まった。コツコツと地道に「報じなければいけないこと」に取り組んでいる姿勢に、ジャーナリズムはまだまだ死なないと思った。 さて、ポストに、妻が突き付けた理不尽な離婚理由という特集がある。「洗面所がいつもビショ濡れ」「スリッパが脱ぎっぱなし」「ドレッシングを冷蔵庫に戻さない」「おふろの湯を抜かない」「洗濯物の畳み方が違う」「食べる時にくちゃくちゃ音を立てる、犬食いする」「リンゴの皮を剥かずに食べた」「録画番組を消した」などなど。 私だったらこれかな。「通帳を見せて」。私はいまだに年金の額を知らない。否、教えてくれないのだ。山田洋次監督の『家族はつらいよ』では、妻から離婚要求が出されるが、その理由も「大きな音でうがいをするし、何度いっても脱いだ靴下やパンツは裏返しだし、昔は男らしいなって思ってたけど、もう嫌いなの」というたわいのないものだった。だが、長年連れ添っていると、そんななんでもないことがずっと嫌だったということがあるんだろう。夫婦はいつまでたっても他人だからね。それを忘れてはいけない。 韓国は朴槿恵が罷免されただけではなく、逮捕・起訴されるようだから、混乱はまだまだ続く。 5月には大統領選があり、新しい大統領が選ばれるが、その最有力候補である「共に民主党」の文在寅前代表は、文春によれば、親北で、彼が当選して反米親北政策を打ち出せば、中国が強硬に撤廃を要求しているTHAAD(高高度防衛ミサイル)配備も再検討されるかもしれないという。 さらに、日韓が昨年11月に締結した軍事情報包括保護協定の撤回にも言及しているそうだから、北のミサイル発射と同時に日本政府にも情報が伝わる態勢が崩れる可能性もあるというのだ。だからだろうか、17日には北朝鮮のミサイル落下を想定して、秋田県の男鹿半島で政府と地元自治体が初の住民避難訓練をやったという。しかし、ミサイルが発射されてから避難命令を出しても間に合うわけはない。政府は何を考えているのか。そんなことより、北朝鮮を抑え込むために中国と話し合うことのほうが喫緊の重要課題である。 私の時代では中国と対話ができないから退くと、安倍首相はいうべきではないか。新潮は、「父は殺された」とビデオメッセージで語った金正男の長男・キム・ハンソルは、韓国の「国家情報院」の庇護下にあり、朴の次にできる左翼政権が北とより近くなることを阻止するために、北の仕業と見せかけて韓国の極右陣営のOBなどが、金正男暗殺を仕掛けたのではないかという見方を報じている。真偽は闇の中だが、どちらにしても、日本にとって韓国との関係はよくなりそうもないようである。 三越伊勢丹HDの大西社長解任劇は、三越派によるクーデターだという見方が多いようだ。文春によると、社内では大西社長の経営手腕を批判する怪文書が飛び交っていたという。「実績のない社長のマスコミへのスタンドプレーと馬鹿な甘すぎる新規事業の乱発はほとんど大失敗」労組からの反発も強く、業績悪化などの責任をすべて大西社長におっかぶせて、石塚邦雄会長が詰め腹を切らせたという。 しかし、誰がやってもデパート経営は難しい。百貨店で見て、試着して、家に帰ってネット通販で買うというライフスタイルが若者の主流である。この流れを断ち切るような斬新な発想が出てくるか、または自らネット通販に殴り込み、ネットの世界に革命を起こすか。新社長にはその気概や決断力が望まれるが、テレビで見る新社長は若いが頼りなさそうである。心配だ。 今週のフライデーには取り上げるような記事がない。仕方ないので46年ぶりに来日したサウジ国王についての記事「サウジ特需がなかったワケ」というのでも紹介しよう。 随行員1,000人以上で、サルマン国王(81)は本国から持ってきたエスカレーターで特別機から降りてきた。ハイヤーは400台以上を予約し、ホテルは帝国ホテル500室以外に超高級ホテルを押さえたという。これまでサウジ王室は、13年にパリのディズニーランドを3日間貸し切りしたり、15年にはフランスのコートダジュールのビーチを3週間、6,800億円で借りたそうだ。 だが今回は、爆買いはなく、当てにしていた店もメディアも肩透かしにあったという。まあ、国王もお年だし、原油価格が大幅に下落した影響で、14年から財政赤字に陥っているというから仕方ないだろうが、一番ガッカリしたのは安倍首相ではないか。 わが家には、もうすぐ17歳になる老犬がいる。Moeというメス犬だ。体の衰えと認知症があるようだが、顔だけ見ているとなかなかの美形である。今流でいうと「美熟女」というところか。ヨタヨタしてはいるが食欲は旺盛で、私が食事をしていると、横に来て「何かくれ」と吠え続ける。目も鼻もバカになってきているから、手で何かあげようとすると、気を付けないと噛まれる。私も2度、カミさんも2度、娘は3度噛まれている。そのたびに医者へ行って注射を打ってもらうのだ。体重は8キロの中型犬だから、こちらが気を付けていればいいのだが、ゴールデンレトリバーのような大型犬に噛まれたら大変だろう。 3月9日の夕刻、東京・八王子で、生後10カ月の女児が、祖父母が飼っていたゴールデンレトリバーに頭を噛まれて死亡するという事件が起きた。新潮によれば、その家では4匹のレトリバーを飼っていたという。この事件は愛犬家の間で衝撃が走ったそうだ。なぜなら、この犬は「飼いやすい犬」として知られ、性格は「従順で利口で優しく友好的」なことで知られているからだ。 確かにレトリバーは盲導犬や高齢者などと触れ合うセラピー犬として知られる。ではなぜ今回、こうした悲劇が起こったのか。 「本来は感情をコントロールできる犬でも、突発的に攻撃衝動を得る状態というのがある。これは条件が揃えば、どんな犬でも程度の差こそあれ、起こる可能性があるのです」(野村動物病院の野村道之院長) 赤ちゃんは二足歩行ではなく、四足でハイハイしたりし、時々奇声を上げたりするから、怖がったのではないかという見方があるようだ。そうさせないためには、事前に子どもの匂いのついたタオルなどの匂いをかがせる「準備」や、万が一のことを考えてケージの中に入れておくことが必要だという。いくらかわいい犬でも、一瞬野生に戻ったような瞬間がある。気をつけねば。 さて、大学入試もほぼ終わった。悲喜交々。私のオフィスは早稲田大学の前だから、入試のときは人の海ができる。毎年新入生は1万人程度はいる。さすがに東大はそこまではいない。新潮によると、17年度の一般入試の募集人数は2,960人。推薦合格者と合わせて3,000人強が合格者の総数だそうである。 だが、予備校が発表する「わが予備校の東大合格者数」は、毎年、合格者数を大幅に上回る。16年で見ると、駿台予備校1,479名、河合塾1,139名、Z会1,137名、東進742名など、知られている予備校を合算すると、ゆうに5,000名は超えるという。いつもいわれることだが、どこの塾でも合格者を多くしたいがために、1回きりでも、短期の講習を受けただけでも数に入れてしまうから、まあ、半分と見ておいたほうがいいのではないだろうか。 その東大の中でもエリートとされてきた東大法学部に異変が起きていると、AERAが報じている。日本の文系学部では最難関の東大教養学部(前期)文科一類(文I)に入学した学生の多くは、3年次になると法学部を「進学」先としてきた。 だがこのところ様変わりし、法学部以外の学部を志望する学生が08年度の19人から、17年度は76人と4倍に膨れ上がっているという。これには官僚の地位の低下、弁護士という職業への魅力が薄くなってきている、検事も同様という地盤沈下があるのだろう。金融や外資系、ベンチャーなどへの志向が多くなってきているようだ。 今は、よほどの変わり者か親の選挙区を丸ごと引き継がない限り、政治家などになる人間は少ない。官僚も、メディアで「悪徳の権化」のように批判される。AERAでは弁護士で好きなプロレスでレスラーとして活躍している法学部卒の人間などを紹介しているが、私の後輩でも、マンガがどうしてもやりたくて講談社へ入ったというのが何人かいる。 東大に入っただけで燃え尽きてしまうより、東大というブランドを精一杯使って、好きなことをやる人間がもっと出てきてほしいと、私などは思うがね。 安倍夫人の昭恵が公人か私人かが話題になっているが、新潮で文科省の関係者が声をひそめてこう語っている。「詳細はお伝えしかねますが、愛媛県今治市で大学建設を進める加計学園のことで、昭恵さんから省内にご相談をいただいたことがあるのは確かです」 そのほかにも安倍家と遠縁の若者がやっている「リビジョン」という一般社団法人に便宜供与したり、彼女の活動の多くは「安倍夫人」という肩書をフルに利用してである。これが公人でなくて私人だとは笑わせる。アサヒ芸能は昭恵が安倍の「アッキーレス腱」になるというが、そうかもしれない。 森友学園問題は籠池理事長が辞任しても収まりそうにない。籠池と親しかったのは安倍首相夫妻だけではない。稲田防衛大臣は、自分がこの学園の顧問弁護士をしていたにもかかわらず、知らぬ存ぜぬという虚偽答弁を繰り返し、動かぬ証拠を示されると謝ったが、それで済む話ではない。弁護士資格をはく奪されても致し方ないと思う。とっとと辞任したほうがいい。 23日には籠池が国会で証人喚問されるようだが、森友学園問題が安倍首相の致命傷になるという見方も出てきている。それは籠池泰典理事長のこの爆弾発言である。「安倍晋三首相から昭恵さんを通じて100万円もらった」と取材陣の前で明言したのだ。 だが、籠池という男は二癖も三癖もある。深読みすれば、この安倍首相を貶めるような発言の裏には、彼なりの深謀遠慮があるはずだ。慌てた安倍が、籠池にこれ以上オレのことはいうな、その代わりと何らかの取引を持ち掛けてくる、そう読んでいるのではないか。籠池はテレビメディアを巧みに使って、安倍にメッセージを送っているのだ。現代が書いていたように安倍のお友達たちはレベルが低い。それは「類は友を呼ぶ」からだろう。 新潮の「森友学園の魑魅魍魎」はタイトル倒れ。だが、ここでも触れているように、安倍の親友がやっている加計学園問題は、森友学園問題より何倍もスケールが大きい。田中角栄と小佐野賢二のように、安倍の致命傷になる可能性はある。メディアがこの闇をどのように切り裂くか、見ものではある。 今月のサイゾー4月号に、新聞記者らが森友学園問題などを語っている匿名座談会がある。森友学園問題をスクープしたのは朝日新聞だが、他のメディアの反応が鈍かった。その理由を、こう語っている。 「この問題、当初は大阪の社会部マターでしたから。全国紙は北海道、東京、中部、大阪、西部の5本社体制を取っていて、それぞれに独自の紙面を作っている。東京発のニュースは他本社でもわりと取り上げられるけど、ローカル発のネタは本社では扱われにくい。今回の問題も、国会で取り上げられて『政治部』マターになってからやっと、全国的な問題としてヒートアップしましたよね」 まだ新聞は、こんな時代遅れなことをやっているのだ。こんな狭い日本で、大阪が、西部がと、100年も昔のようなことをやっていたのでは、読者が離れていくのは致し方あるまい。 それと、今のテレビのワイドショーやニュースショーに出てくる「政治評論家」というどうしようもない輩を何とかしたらどうか。安倍と森友学園問題について、司会から振られると、あんなことで安倍政権はびくともしませんよみたいな、安倍擁護発言をする老いた新聞記者や、なんとか編集委員というバカを見ると、すぐチャンネルを変えるのだが、そっちでも同じようなバカが出ているので、テレビを消してしまう。 安倍政権を森友か加計スキャンダルで倒せなければ、メディアにもはや明日はない。しっかりしてくれよ! サイゾーでは、経産省が全執務室を施錠して記者を閉め出す制度を突然始めたが、それに対して経済同友会の小林喜光代表幹事が、「私の感覚では、経産省が最も意図的に情報をリークしてきた実績がある」と皮肉っていたという発言を紹介しているが、メディアはなぜそういうことをはっきり言わないのだろう。それとも、これからも裏取り取材はしませんから、もっとリークをお願いしますよと揉み手をして土下座でもしているのだろうか。 ガッカリした。私が好きな俳優だった渡瀬恒彦が亡くなってしまった。悲しい。兄の渡哲也より演技は格段にうまかった。渡瀬といえば、大原麗子と結婚していたことを思い出す。離婚して森進一と結婚・離婚したが、渡瀬のことはずっと好きだったらしい。大原が亡くなった時、現代が大原のスクラップブックにこんな書き込みがあったことを紹介している。〈すごく可愛いし/カッコイイよ渡瀬サン/初めてで最後の婚約/結婚〉 やはり現代で弟の政光がこう振り返っている。「嫌いになって別れたわけではありません。姉は最期の最期まで、渡瀬さんを愛していましたから。ただ、渡瀬家の家風に馴染めなかったんです。女性は家庭に入って夫を支え、子供を育てる。それが渡瀬家の考え方でした。しかし結婚後、姉はますます人気が出てしまった。次々と舞い込む仕事に忙殺される日々。そうして、すれ違いが起き、渡瀬さんご本人というより、渡瀬家の方々との溝が深まっていったんだと思います」 私と同じ年である。これからもっと渋い、大人の演技を見せてくれると期待していたのに。 さて、小池都知事が文春で「石原慎太郎のウソを告発する!」と激白している。3月3日に石原が「巌流島に向かう気持ち」で記者会見を行い、10日に発売された文藝春秋4月号に手記を書いたことへの反論という設定である。3度読み返してみた。石原の記者会見は確かに「私は素人」「自分一人の責任ではなく行政全体の責任」「東京ガスとの契約書にサインした覚えがない」など、自分が4期13年も都知事として君臨してきたにもかかわらず、責任回避とボケたふり(いや、本当に痴ほうなのかもしれない)をすることに終始し、見苦しいことはなはだしかった。 だが、この小池の激白も「なんだかな~」という内容でしかない。石原手記には事実と異なる点がいくつかあるとし、その一つが、小池から都知事選の応援を石原に頼んだという箇所だそうだが、当事者にとっては大事な問題かもしれないが、都民にとっては、もはやどうでもいいことだ。件の記者会見についても小池は、「あそこで『責任は全て私にあります』と言い切っていたら、どれだけ株が上がったことでしょうか」と批判しているが、それを石原に求めるのはハナから無理というものだ。 東京ガスとの契約書にサインした覚えがないという点に関しては、小池が「大きな金額を決済する時には、きちんと聞きますよ。確認して、説明を受けるのは当たり前のことです」といっているが、その通りだろう。 石原が再三、「豊洲に移転しないのは小池氏の不作為」で、自身の証人喚問(3月20日)を終えた後、小池への法的措置に踏み切るといっていることについては、「それを言うなら、『築地は古い。狭い、汚い』と言っておきながら、なぜ知事になってから今に至るまで十八年間も放置していたのか。そのことのほうが不作為ではないですか」と反論。 豊洲は安全といっておきながら、土壌汚染が次々に発覚して、豊洲移転経費は6,000億円を超えてしまっている。「都民のお金が使われているにもかかわらず、コスト感覚がないままに、移転を推進してきたことの裏返しではないでしょうか」(小池)。これももっともだが、もともと豊洲移転は青島時代に始まり、石原、猪瀬、舛添と続いてきたのだから、猪瀬、舛添も喚問する必要があるのではないか。 小池は、豊洲移転問題が長引いているのは、石原や当時の関係者がいい逃れをして引き延ばしているからで、再調査の結果や、食を扱う市場そのもののあり方の見直し、経営的な問題も考えなくてはいけないからで、「私はずっと総合的な判断で決めると言っています」と主張する。 しかし、石原や彼の元腹心である浜渦副知事の責任を明確にすることと、豊洲か築地かを決断することは別ではないのかと、都民の一人として私は考える。小池都知事の頭の中には、都議選挙で小池新党を大勝させることしかないのではないかと、思わざるを得ない。どうだろう。石原や内田茂都議の悪行を暴くのとは別に、5月いっぱいで豊洲か築地かを決断すると表明したら。 そうした上で都議選に臨めば、都民はその都知事の判断にYESかNOかを選択することができる。豊洲は築地より衛生面では勝っているはずだが、築地という名前も残したい。カネに糸目をつけないのなら、一時豊洲へ移転して、築地を大改装した後に戻すという案が、私はいいと思うが、どちらにしても難問である。都民に丸投げすることだけはやめてほしいものだ。 20日に石原が百条委員会に出て都議たちの質問に答えている姿を見て、「老残」という思いを強くした。 確かに「覚えていない」「浜渦に一任していた」など、責任逃れの発言に終始したが、あのカッコよかった慎太郎が、あのようになるとはと、涙が出た。彼は昔の彼ならず。それに、石原を問い詰めるはずの都議たちの質問の切っ先の鈍さ。石原でなくとも、お前たちはオレに何を聞きたいのかと言いたくもなる。 メディアは、なんら解明につながらなかったと書いているが、浜渦や石原を呼んで、なんと自白したら拍手喝さいしたのか? 小池は、豊洲のベンゼンのことをあげつらうが、築地の汚さ、不衛生さと比較したデータを即刻出すべきだ。汚さを競い合っていても仕方あるまい。どうしたら東京都民の食卓に載るものを安全・安心に提供できるのか。もう時間はないはずだ。 ところで政府は、21日にとうとう犯罪を計画段階で処罰する「共謀罪」を閣議決定しやがった。何度もいうが、個人情報保護法、特定秘密保護法、盗聴法に共謀罪ができれば、警察はなんでもできる。 あいつはと睨んだら、どんなことをしてでもパクることができるのだ。もはや戦前の治安維持法を超えたといっていいだろう。アメリカの愛国法と同じように、政府や警察は、自分たちのいうことを聞かない奴らはいつでも豚箱へ入れられるのだ。 こんな時期に注目すべき判決が2つ出た。 「裁判所の令状なく被告の車にGPS(全地球測位システム)端末を取り付けて捜査対象者の行動を確認した愛知県警の捜査手法が違法かどうかが争われた刑事裁判で、『違法』と認めた昨年6月の二審・名古屋高裁判決が確定する。最高裁第三小法廷(岡部喜代子裁判長)が、15日付の決定で被告の上告を棄却した」(朝日新聞3月17日付) 「東京電力福島第一原発事故で群馬県に避難した人や家族ら137人が国と東電に1人当たり1100万円の損害賠償を求めた集団訴訟の判決が17日、前橋地裁であった。原道子裁判長は、東電と国のいずれについても責任を認め、62人に対し計3855万円を支払うよう命じた。判決は津波の到来について、東電は『実際に予見していた』と判断。非常用ディーゼル発電機の高台設置などをしていれば『事故は発生しなかった』と指摘した。国についても『予見可能だった』とし、規制権限を行使して東電にこれらの措置を講じさせていれば『事故を防ぐことは可能であった』とした。原告の主張をほぼ認める判決となった」(同) もちろん十分なものではない。だが、国や東電、警察の横暴なやり方に「NO」といった判決を全面的に支持したい。 文春は、森友学園に国有地をバカ安で払い下げした「財務省の三悪人」を名指しして責任を問うている。この契約時に近畿財務局長を務めていたのが冨永哲夫。だが彼だけの判断でできるわけはなく、国有財産を管理する本省の理財局長が迫田英典。 この迫田が15年9月3日に、官邸で安倍首相と会っている。翌日、森友学園の工事を請け負った業者と近畿財務局が面談し、「業者側が、この面談の際に近畿財務局から産廃土の埋め戻しを指示されたと証言しており、違法行為に当たる疑いもあります」(財務省関係者) その翌日の5日、昭恵は籠池の運営する幼稚園を訪問して名誉会長に就任している。また、売却へと舵を切ったのは、当時の財務省事務次官だった田中一穂だった。迫田は安倍の選挙区の出身、田中は第一次安倍政権で秘書官を務めている。 オレが一言いえばどうにでもなる。安倍はそう思いあがっているに違いない。そういうときは自分の足元が崩れ始めていることに気がつかないものだ。 さて、今週のスクープといえるのは、女性セブンの「元SMAPの中居正広(44)が、AKB48グループの振り付けを担当する12歳下の美人ダンサー・武田舞香(32)と6年『同棲愛』している」という報道だろう。中居に関しては「結婚しない男」といわれていたが、長年一緒に同棲する彼女がいるというウワサは以前からあったが、セブンが見事それを裏付けた。 「彼女は振付師やダンサーとして活躍する武田舞香(32)。安室奈美恵(39)や加藤ミリヤ(28)のツアーのバックダンサーなどを務めた実力派ダンサーとして注目され、2010年からはAKBグループの振付師やダンス指導を務めている。昨年、NHK連続ドラマ小説『あさが来た』の主題歌として大ヒットした『365日の紙飛行機』の振り付けも担当した」(NEWS ポストセブン3/15より) 両事務所とも交際を否定していないから、結婚は早いのではないかと見られているようだ。今年はジャーニーズ事務所所属タレントたちの結婚ラッシュになりそうだ。 【巻末付録】 今週はSEXYグラビアではなく、現代とポストのSEX記事を久しぶりに紹介しよう。ポストにはEDにならない生活習慣というのがある。何がいけないのか? 歯磨きをさぼる。歯周病がEDにいけないそうだ。正座はいいがあぐらはダメ。自転車の長時間乗りも控えたほうがいいという。 喫煙や甘い飲料をとり過ぎるのもダメ。ビールを飲み過ぎるのもいけないそうだ。いいのはオナニーと笑うことだそうだ。といっても今更遅いがね。 ところで皆さんはAVメーカーの「MUTEKI」というのを知っているだろうか。配信大手「DMM.com」のグループで、芸能人しかキャスティングしませんというコンセプトで、アイドルたちをこれまで57人も脱がせ、Hをさせているのだ。09年には元「Wink」の鈴木早智子の全裸SEXを見せるAVを発売して社会現象になった。 08年には90年代の超人気アイドル吉野公佳を、80年代の伝説的なアイドル「セイントフォー」の濱田のり子、春菜はな、つぐみ、島田陽子、小松千春などを次々に出演させたと、現代が特集を組んでいる。最近の話題はなんといっても高橋しょう子だろう。彼女はインタビューに答えて、こう語っている。 「SEXもすごく好きなほうで、AVにも興味がありました。とはいえ、もちろんなかなか踏み込めるものではありません。そんな時、知人に紹介してもらったのが『MUTEKI』でした。私は将来的にマルチなタレント活動をしたかったので出演を決めました。この(AVの)世界に自分の意志で入ったことは強調しておきたいですね。ギャラは言えません(笑)」 先日、AVの帝王といわれた村西とおるに会った。現在は68だが、若々しく精力的だ。昨今は、AV志望の若い子がネットを見て応募してくるので、断るほうが大変だという。願わくば、吉永小百合の熟年AVを見たいが、無理だろうな。 (文=元木昌彦)「女性セブン」(3/30・4/6号、小学館)
嵐が『FNSうたの春まつり』に登場! 『貴族探偵』の主題歌を初披露! 3月22日(水)ジャニーズアイドル出演情報
――翌日にジャニーズアイドルが出演予定の番組情報をお届けします。見逃さないように、録画予約をお忘れなく!
※一部を除き、首都圏の放送情報を元に構成しています。
※番組編成、及び放送日時は変更になることがあります。最新情報は番組公式サイト等をご確認ください。
●TOKIO
5:50~ 8:00 『ZIP!』(日本テレビ系) 山口達也
11:25~11:30 『国分太一のおさんぽジャパン』(フジテレビ系) 国分太一
18:55~19:25 『Rの法則』(NHK Eテレ) 山口達也
※『白熱ライブビビット』(TBS系、国分太一)、『TOKIOカケル』(フジテレビ系)は放送休止。
●V6
8:15~ 8:55 『あさイチ』(NHK総合) 井ノ原快彦
ソウルを訪れる日本人女子のあいだで流行中!「イケメン逆ナン法」実践談
中国の韓国旅行禁止令で、ソウルの観光地から中国人が消え、それと同時に再び目立ち始めたのが日本人旅行者の姿。ポカポカ陽気に誘われて、「韓国人男子と恋したーい♡」日本人女子が増殖中! ソウルのあちこちで韓国人男子にあの手この手でアタックする日本人女子たちに遭遇する。みなさん、ほんと積極的だわ。
ソウルの定番観光スポット・ミョンドン(明洞)で見かけたのは、キャップ、アウター、トレーナー、ジーンズ、スニーカー、リュックまで、全身“双子コーデ”できめた推定22、3歳の日本人女子ふたり。ひとりは旅行ガイドを広げ、もうひとりはスマホを持ちながら、ふたりそろってキョロキョロ、キョロキョロし続けている。コスメショップでも探しているのかな? と思いきや、どうやら少し違うようだ。
しばらくキョロキョロすると、ひとりが突然その場からダッシュ。韓国人に近づき顔を確認したあと、「違う、違う」と手を振りながら戻ってきた。そのあともひたすら同じことを繰り返していた。
んん? 人探し中? 誰かと待ち合わせでもしているの?
ダッシュしては「違う、違う」、ダッシュしては「違う、違う」、これを何度も何度も繰り返したあと、ダッシュした女子が初めて「違う、違う」ではなく、「いい! いい!」と叫んだ。するとその瞬間、通りの端で待機していた相棒もそちらへ猛ダッシュした。
何、何? いったい何なのよ? 探してた人が見つかったの? 何が「いい! いい!」なの?
日本人女子に「いい! いい!」といわれたのは20代の韓国人男性。どうやら彼は自分が「いい! いい!」といわれたことは知らないようで、まっすぐ前を向いたまま歩いていってしまった。双子コーデのふたりは小走りでその韓国人男性に追いつき、彼に観光ガイドを見せながら、カタコトの韓国語で「ヨギ オディエ イッソヨ?(ここはどこにありますか?)」と話しかけた。
◎道を尋ねるのは、ただの口実
韓国人男性は渡された地図を見ながら、日本人女子を近くのコスメショップまで案内。ふたりは店まで行く途中、男性に向かって何度も「カムサハムニダ(ありがとうございます)」といい、お目当てのショップに着いてからも、「カムサハムニダ」を大声で連呼。そして「テレフォン! テレフォン! プリーズ!」と叫びながらスマホを差し出した。
はは~ん、これだったのね! 久しぶりに“これ”がまた流行ってるって聞いてたけど、そのウワサは本当だったのね!
そうそう、“これ”とは、道を尋ねるフリをして韓国人男性に近づき、最後に連絡先をゲットするというもの。いまから5年ぐらい前、ソウルに遊びにきた日本人女子のあいだで、「手っ取り早く韓国人男性と知り合う方法」として密かに流行ったのだ。しばらく見かけないと思っていたが、どうやら最近また増えているらしい。
K-POPグループ「防弾少年団」ファンのミサキさんは、栃木在住の32歳。彼氏いない歴32年だが、去年1年でエッチした人数は5人! 「相手は全員逆ナンした韓国人」なのだとか。
「カンナム(江南)やイテウォン(梨泰院)にいるモデル風のイケメンを狙って声をかけてます。友だちと一緒のときもあれば、ひとりで声をかけるときもあります。地図を広げながら声をかけると怪しまれないし、100%返事をしてもらえますよ。韓国男子って日本人にやさしいから」
ミサキさんが尋ねるのは、クラブかカフェの場所。時間は夕方以降と決めているそう。
「それだと『僕たちも、いまから行くところなんで』といわれることもあるし、私からも『ひとりだと不安なので、よかったら一緒にどうですか?』と誘いやすいんです。先週声をかけた男の子とは一緒に飲みにいって、そのままホテルでエッチしました。その彼がいうには、今年に入って日本人女子に道を聞かれるのは4人目で、なかには40代ぐらいのオバサンもいたそうです。さすがにその女性とはエッチしなかったらしいけど(笑)」
「日本では逆ナンなんてしたことありませんよ! あり得ません!!」とミサキさん。「韓国だからできる」のだそう。
◎失敗してもダメージが小さい
「最初は韓国通の先輩がこのやり方を教えてくれました。たとえ電話番号をゲットできなかったとしても、『道案内をしてもらっただけだと思えば、それほどダメージもない』といわれて、たしかにな、って思ったんです(笑)。この先二度と会うこともないだろうし、恥ずかしくありません」
ミサキさんの影響で、ミサキさんの友だちのあいだでもこの「道を尋ねるフリ」が流行っているらしい。
「みんなから『ブログで紹介しなよ』っていわれてます。韓国人男子と仲よくなりたい子って多いでしょ。このやり方なら簡単だから、ぜひおすすめしたいです」
この日ミサキさんと会った帰り道、カンナム駅の前でガイド本を広げ、長身イケメンふたり組に場所を尋ねている40代の日本人女性を目撃した。遠目でも女性のテンションが高いのがわかったが、これって道を尋ねるフリ? それとも本気で道がわからなくて困ってるの? どっち??
しばらくして、長身イケメンのあとをついて歩き始めた40代女性。スマホを取り出し、イケメンふたりのうしろ姿をうれしそうに撮影していたが……。これってどっち???
■ 韓 美姫/先日スーパーで買い物中のペ・ヨンジュンに遭遇。顔がまん丸、体も少しぽっちゃりしてたから二度見しちゃいましたけどww
史上最低を大幅更新したフジテレビ月9『突然ですが、明日結婚します』は、何がダメだったのか
『突然ですが、明日結婚します』(フジテレビ系)の最終回。視聴率は6.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、5.0%だった第6話に次いで2番目の低さ。全話平均も6.6%と、同枠での史上最低記録を大幅に更新しました。 ところで今日、東京でも桜が開花しましたね。穏やかな気持ちで、この最終回を含めてドラマ全体を振り返ってみたいと思います。 ■flumpool・山村隆太の起用について 1月~3月に放送されたこの作品の制作発表が行われたのは、年が明けた1月8日のこと。放送は第4週の23日(月)からで、明らかに出遅れたスタートでした。フジテレビはトラブルを明らかにしていませんが、昨年末にかけて進んでいた企画が頓挫し、差し替えとして用意されたのが『突然ですが、明日結婚します』だったのです。 当然、売れっ子の俳優さんのスケジュールは埋まっています。約3カ月を拘束する連続ドラマのキャスティングは、遅くとも半年前にはオファーが始まるといいます。そんなわけで同月から海外に留学予定だったという西内まりやと、演技未経験のflumpool・山村隆太がブッキングされましたが、この山村の起用が第1の失敗だったと思います。 もちろん、ミュージシャンだからダメ、演技未経験だからダメ、というわけではありません。事実、山村と同じアミューズ所属の藤原さくらは昨年4月期の月9『ラヴソング』で本職の夏帆や菅田将暉を相手に充実した芝居合戦を見せていましたし、ピエール瀧や浜野謙太は今やバイプレイヤーとして確固たる地位を築いています。武田鉄矢や石橋凌なんて、若い世代はミュージシャンだったことすら知らないでしょう。いわずもがな、西内まりやも歌手活動をしています。 結果として、山村という人に演技の素養がなかったことがドラマの欠点になりました。相手のセリフに反応できない、顔の表情で感情を表現できない、抑揚をつけた発声ができない……もちろんこれは、山村氏の責任ではまったくありません。flumpoolは『NHK紅白歌合戦』に何度も出演し、日本武道館公演をこなすほどの一線級のバンドです。ただ、演技には向いていなかった。演技に向いていない人間を主役級に据えてしまったこと。これは100%、完全にフジテレビの落ち度です。これ以上ないほどの「妥協」だし、「いいものを作ろう」という意識の欠如だと思います。 ■原作『突然ですが、明日結婚します』について 制作に急を要した今回の月9では、当然、準備に時間が必要なオリジナル脚本を用意することはできません。通常、いくつか連ドラの企画や仮シナリオくらい準備してあるはずですが、適当なものがなかったのでしょう。人気コミック『突然ですが、明日結婚します』(小学館)が原作に選ばれました。 同コミックは、少女マンガではありません。セックスシーンがふんだんに盛り込まれた、いわゆるレディコミに分類される作品でしょう。連載誌である「プチコミック」誌のキャッチフレーズも、小学館の公式サイトによれば「オトナの恋愛コミック誌。ねえ、もっと恋しない?」というもの。明らかにティーン向けではありません。 原作ではナナリューとあすかがセックスをすることで関係性に変化が訪れますが、月9でセックスをするわけにはいきません。それどころか、セックスの匂いを完全に消さなければいけない。そういう基準が一概に悪いというわけではありませんが、原作選びの時点で「月9では描き切れない」物語を選んでしまっていたということです。 また一方で、同コミックはコメディ作品でもあります。ドラマも初期段階では、原作よりさらにコメディ寄りに作ろうとしていた意図が感じられました。原作ではイケメンだったナナリューの親友・小野さんに“冴えないデブ”である森田甘路を起用したこともそうですし、加藤諒や椿鬼奴といった、芸達者でキャラクターの立った配置にも、作品の世界観を定める上で重要な役割を背負わせていたはずです。 しかし、肝心のナナリューこと山村氏が演技ができないので、この作品はコメディにはなりえませんでした。ここにもミスマッチが発生しています。 世の中には、シリアス演技はできてもコメディができない俳優はたくさんいます。重ねて言いますが、山村氏に責任はありません。どういう順番かは知りませんが、山村氏を起用するなら起用するなりの企画選びをする必要があったということです。山村氏はずっと仏頂面で、ボソボソとしかしゃべることができない。だったら、仏頂面でボソボソとしゃべってるけど「でも、それがいい!」と思える企画を用意すべきだったのです。逆に、コメディ企画であることが先に決まっていて山村氏を起用したのなら、これ以上ないほどの「妥協」だし、「いいものを作ろう」という意識の欠如だと思います。 ■全9話の主に脚本について この原作を選んで、しかもセックスが描けないことになり、脚本家は途方に暮れたことでしょう。2人の関係性に、発展を与えることができないのです。 昨日放送された最終回のクライマックスで、ナナリューとあすかは声を揃えて「突然ですが、明日結婚します!」と宣言しました。出会って恋に落ちた2人が、いろいろあって最後に2人でこのセリフを言う。きっとそれだけは決まっていたに違いありません。あとは、時間を埋めるための空虚な会話や、山崎育三郎による空虚なセクハラ、それに高岡早紀の空虚な説教が続くばかりでした。9週にわたって、それが続くばかりでした。 第1話で、あすかがナナリューに恋をしたきっかけは、買い物中に偶然手が触れ合ったことと、前カレにフラれた傷が癒えていないときに優しくしてくれて、キャンディをくれたことだけでした。「ティーン向け」だから、それでいいという判断なのかもしれませんが、そういうきっかけで付き合い始めた2人には話すことが何もありません。ケンカとキス、ケンカとキス、ケンカとキス、「胸キュン」シーンの羅列が続き、「結婚したい」あすかと「結婚したくない」ナナリューとの価値観の衝突やすり合わせ、つまり2人の間で「結婚についての話し合い」が行われることは、ほとんどありませんでした。 そもそも、ドラマ版の高梨あすかには「こういう人と結婚したい」「こういう相手となら理想の家庭を築ける」という考え方そのものがありません。買い物中に手が触れて、なんかキャンディをくれたイケメンを好きになったから「この人と結婚したい」と思っただけなんです。「この相手となら」と、なぜあすかが思ったのか。エリートの先輩社員に対して「この相手はダメ」と、なぜ思ったのか。ナナリューのどこが好きで、なぜ結婚相手に選びたいと思ったのか。それを語らずして「結婚したい」という気持ちを理解できるわけがないんです。 ドラマの登場人物に共感できるかどうかは、その人物の価値観や人生観に共鳴できるものがあるかどうかで決まります。しかしこのドラマでは、価値観や人生観が、視聴者に提示すらされなかった。わたしはこのドラマに出てくる登場人物の誰ひとりとして、好きにも嫌いにもなりませんでした。あすかやナナリューが、このドラマ時間の以前にどんな人生を送って、どんな恋愛をしてきたかも一切想像できなかったし、「結婚します!」と宣言した2人がどんな結婚生活を送るのかも一切想像できません。爺さん婆さんになっても、カップラーメンを食ってキスをするだけの生活を送っているようにしか思えない。そのまま死んでいくとしか思えない。つまり、人間が描けていないということです。 第1話のレビュー(記事参照)で「『結婚』を語っていくドラマで“イケメンに優しくされたら、理屈抜きに好きになっちゃう”女のコが主人公というのは、これはすごく展開に不安を残す原作改変だと思った次第です」と書きましたが、その不安がものの見事に的中してしまいました。 ■で、何が言いたいの? すごくつまんなかったと言いたいんです。 この作品に「いいところ」があるとすれば、視聴率が最低に低かったことくらいです。この程度の創作物が電波に乗ってたくさんの人に届けられてしまったら、みんなテレビドラマという媒体そのものに絶望してしまうよ。 最後にもう一度、念を押しておきますが、山村氏を含むキャストに今回の失敗の責任は一切ないと思います。フジテレビさん、次からはがんばってください。 (文=どらまっ子AKIちゃん)フジテレビ系『突然ですが、明日結婚します』番組サイトより
史上最低を大幅更新したフジテレビ月9『突然ですが、明日結婚します』は、何がダメだったのか
『突然ですが、明日結婚します』(フジテレビ系)の最終回。視聴率は6.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、5.0%だった第6話に次いで2番目の低さ。全話平均も6.6%と、同枠での史上最低記録を大幅に更新しました。 ところで今日、東京でも桜が開花しましたね。穏やかな気持ちで、この最終回を含めてドラマ全体を振り返ってみたいと思います。 ■flumpool・山村隆太の起用について 1月~3月に放送されたこの作品の制作発表が行われたのは、年が明けた1月8日のこと。放送は第4週の23日(月)からで、明らかに出遅れたスタートでした。フジテレビはトラブルを明らかにしていませんが、昨年末にかけて進んでいた企画が頓挫し、差し替えとして用意されたのが『突然ですが、明日結婚します』だったのです。 当然、売れっ子の俳優さんのスケジュールは埋まっています。約3カ月を拘束する連続ドラマのキャスティングは、遅くとも半年前にはオファーが始まるといいます。そんなわけで同月から海外に留学予定だったという西内まりやと、演技未経験のflumpool・山村隆太がブッキングされましたが、この山村の起用が第1の失敗だったと思います。 もちろん、ミュージシャンだからダメ、演技未経験だからダメ、というわけではありません。事実、山村と同じアミューズ所属の藤原さくらは昨年4月期の月9『ラヴソング』で本職の夏帆や菅田将暉を相手に充実した芝居合戦を見せていましたし、ピエール瀧や浜野謙太は今やバイプレイヤーとして確固たる地位を築いています。武田鉄矢や石橋凌なんて、若い世代はミュージシャンだったことすら知らないでしょう。いわずもがな、西内まりやも歌手活動をしています。 結果として、山村という人に演技の素養がなかったことがドラマの欠点になりました。相手のセリフに反応できない、顔の表情で感情を表現できない、抑揚をつけた発声ができない……もちろんこれは、山村氏の責任ではまったくありません。flumpoolは『NHK紅白歌合戦』に何度も出演し、日本武道館公演をこなすほどの一線級のバンドです。ただ、演技には向いていなかった。演技に向いていない人間を主役級に据えてしまったこと。これは100%、完全にフジテレビの落ち度です。これ以上ないほどの「妥協」だし、「いいものを作ろう」という意識の欠如だと思います。 ■原作『突然ですが、明日結婚します』について 制作に急を要した今回の月9では、当然、準備に時間が必要なオリジナル脚本を用意することはできません。通常、いくつか連ドラの企画や仮シナリオくらい準備してあるはずですが、適当なものがなかったのでしょう。人気コミック『突然ですが、明日結婚します』(小学館)が原作に選ばれました。 同コミックは、少女マンガではありません。セックスシーンがふんだんに盛り込まれた、いわゆるレディコミに分類される作品でしょう。連載誌である「プチコミック」誌のキャッチフレーズも、小学館の公式サイトによれば「オトナの恋愛コミック誌。ねえ、もっと恋しない?」というもの。明らかにティーン向けではありません。 原作ではナナリューとあすかがセックスをすることで関係性に変化が訪れますが、月9でセックスをするわけにはいきません。それどころか、セックスの匂いを完全に消さなければいけない。そういう基準が一概に悪いというわけではありませんが、原作選びの時点で「月9では描き切れない」物語を選んでしまっていたということです。 また一方で、同コミックはコメディ作品でもあります。ドラマも初期段階では、原作よりさらにコメディ寄りに作ろうとしていた意図が感じられました。原作ではイケメンだったナナリューの親友・小野さんに“冴えないデブ”である森田甘路を起用したこともそうですし、加藤諒や椿鬼奴といった、芸達者でキャラクターの立った配置にも、作品の世界観を定める上で重要な役割を背負わせていたはずです。 しかし、肝心のナナリューこと山村氏が演技ができないので、この作品はコメディにはなりえませんでした。ここにもミスマッチが発生しています。 世の中には、シリアス演技はできてもコメディができない俳優はたくさんいます。重ねて言いますが、山村氏に責任はありません。どういう順番かは知りませんが、山村氏を起用するなら起用するなりの企画選びをする必要があったということです。山村氏はずっと仏頂面で、ボソボソとしかしゃべることができない。だったら、仏頂面でボソボソとしゃべってるけど「でも、それがいい!」と思える企画を用意すべきだったのです。逆に、コメディ企画であることが先に決まっていて山村氏を起用したのなら、これ以上ないほどの「妥協」だし、「いいものを作ろう」という意識の欠如だと思います。 ■全9話の主に脚本について この原作を選んで、しかもセックスが描けないことになり、脚本家は途方に暮れたことでしょう。2人の関係性に、発展を与えることができないのです。 昨日放送された最終回のクライマックスで、ナナリューとあすかは声を揃えて「突然ですが、明日結婚します!」と宣言しました。出会って恋に落ちた2人が、いろいろあって最後に2人でこのセリフを言う。きっとそれだけは決まっていたに違いありません。あとは、時間を埋めるための空虚な会話や、山崎育三郎による空虚なセクハラ、それに高岡早紀の空虚な説教が続くばかりでした。9週にわたって、それが続くばかりでした。 第1話で、あすかがナナリューに恋をしたきっかけは、買い物中に偶然手が触れ合ったことと、前カレにフラれた傷が癒えていないときに優しくしてくれて、キャンディをくれたことだけでした。「ティーン向け」だから、それでいいという判断なのかもしれませんが、そういうきっかけで付き合い始めた2人には話すことが何もありません。ケンカとキス、ケンカとキス、ケンカとキス、「胸キュン」シーンの羅列が続き、「結婚したい」あすかと「結婚したくない」ナナリューとの価値観の衝突やすり合わせ、つまり2人の間で「結婚についての話し合い」が行われることは、ほとんどありませんでした。 そもそも、ドラマ版の高梨あすかには「こういう人と結婚したい」「こういう相手となら理想の家庭を築ける」という考え方そのものがありません。買い物中に手が触れて、なんかキャンディをくれたイケメンを好きになったから「この人と結婚したい」と思っただけなんです。「この相手となら」と、なぜあすかが思ったのか。エリートの先輩社員に対して「この相手はダメ」と、なぜ思ったのか。ナナリューのどこが好きで、なぜ結婚相手に選びたいと思ったのか。それを語らずして「結婚したい」という気持ちを理解できるわけがないんです。 ドラマの登場人物に共感できるかどうかは、その人物の価値観や人生観に共鳴できるものがあるかどうかで決まります。しかしこのドラマでは、価値観や人生観が、視聴者に提示すらされなかった。わたしはこのドラマに出てくる登場人物の誰ひとりとして、好きにも嫌いにもなりませんでした。あすかやナナリューが、このドラマ時間の以前にどんな人生を送って、どんな恋愛をしてきたかも一切想像できなかったし、「結婚します!」と宣言した2人がどんな結婚生活を送るのかも一切想像できません。爺さん婆さんになっても、カップラーメンを食ってキスをするだけの生活を送っているようにしか思えない。そのまま死んでいくとしか思えない。つまり、人間が描けていないということです。 第1話のレビュー(記事参照)で「『結婚』を語っていくドラマで“イケメンに優しくされたら、理屈抜きに好きになっちゃう”女のコが主人公というのは、これはすごく展開に不安を残す原作改変だと思った次第です」と書きましたが、その不安がものの見事に的中してしまいました。 ■で、何が言いたいの? すごくつまんなかったと言いたいんです。 この作品に「いいところ」があるとすれば、視聴率が最低に低かったことくらいです。この程度の創作物が電波に乗ってたくさんの人に届けられてしまったら、みんなテレビドラマという媒体そのものに絶望してしまうよ。 最後にもう一度、念を押しておきますが、山村氏を含むキャストに今回の失敗の責任は一切ないと思います。フジテレビさん、次からはがんばってください。 (文=どらまっ子AKIちゃん)フジテレビ系『突然ですが、明日結婚します』番組サイトより



