綾瀬はるか、「今後フジテレビには絶対出ない」!? 担当マネジャーを激怒させた出来事とは?

 デビューから16年がたとうとしている女優・綾瀬はるか。これまでに数多くの連続ドラマに出演しているが、綾瀬はとある理由から「今後、フジテレビのドラマには絶対出ない」という。一体綾瀬に、何が起こっているのだろうか。

 綾瀬のデビュー作は、2001年の『金田一少年の事件簿』(日本テレビ系)で、一躍有名になったのは04年『世界の中心で、愛をさけぶ』(TBS系)。この2つの局には、近年も出演しているが、フジでのドラマ出演は09年の『ほんとにあった怖い話「怨みの代償」』が最後となっている。

「フジは2000年台前半、当時はまだ売り出し中だった綾瀬の営業を、ことごとく無視していたんです。その後、『世界の中心で、愛をさけぶ』でブレークすると、今後は手のひら返しでオファーをするようになり、08年の『鹿男あをによし』など、いくつかフジのドラマに出演することもありました。しかし、綾瀬の担当マネジャーが昇進した現在、過去のフジの悪態が許せないという理由で、『主演だろうがヒロインだろうが、絶対に綾瀬をフジには出演させない』と息巻いているんだとか。現在、フジは視聴率不振が深刻化し、自社のタレントを出したがる事務所自体も少なくなっていますが、たとえ今後フジが天下に返り咲いたとしても、綾瀬が出演することはなさそうです」(芸能プロ関係者)

 また綾瀬は、意外なことに、テレビ朝日のドラマには一度も出演したことがないという。

「綾瀬は大手芸能事務所・ホリプロの看板女優で、普通に考えれば各局バランスよく出演した方が、会社同士の付き合いが円滑になります。しかしテレ朝に関しては、業界の通例として『若手が出演する局ではない』という風潮があり、若年層に向けて売っているタレントは、そもそもテレ朝のドラマを避ける傾向にあるそう。綾瀬はすでに30代ですが、ホリプロはいまだにその姿勢を崩さずにいるのだと考えられます。近年は『相棒』、『ドクターX~外科医・大門未知子~』など人気シリーズを生み出し、視聴率も好調なテレ朝ですが、綾瀬がドラマ出演する機会はまだまだなさそうです」

 事務所判断でいまだ出演機会がないテレ朝はまだしも、フジは綾瀬が売れっ子女優になると見極められなかったために、“縁切り”されてしまったようだ。今後も綾瀬の活躍が見られるのは、TBS、日テレ、NHKの3局のみとなるのだろうか。

嵐・相葉雅紀が『まる子』を押さえ、国民的キャラクターに!? 「1人DASH」で確立した絶対的ポジション

どうしてあのタレントは人気なのか? なぜ、あんなにテレビに出ているのか? その理由を、業界目線でズバッと斬る「ズバッと!芸能人」。
 
 昨年はCM起用社数12社で男性部門2連覇を果たし、グループで初めて『NHK紅白歌合戦』の単独司会に挑戦。さらに、来月4月からはフジ月9『貴族探偵』で2年ぶりに主演を務めるなど、ソロ活動も順調な嵐・相葉雅紀。
 
 そんな中、業界的に注目されているのが、テレビ朝日系で放送されている冠番組『相葉マナブ』(毎週日曜午後6:00~)の最近の動向だ。
 
「もう相葉ちゃんとは呼ばせない」を合言葉に、毎回さまざまなことを「学ぶ」番組なのだが、今、すこぶる調子が良いのである。
 
 昨年11月7日には10.7%(ビデオリサーチ調べ、関東/以下同)と、2013年のスタート以来最高視聴率をマーク。ほかの週でも8~9%は確実に取っており、固定の視聴者をがっちりつかんでいる。

 この勢いに割を食っているのが、裏番組のアニメ『ちびまる子ちゃん』(フジテレビ系)だ。
 
『相葉マナブ』が自己最高の数字を叩き出した同日、『まる子』は8.8%と完全に“敗北”。まる子の「あたしゃ、疲れたよ」というボヤキが、どこからか聞こえてきそうだ。それ以外の週も、勝つことはあっても0コンマで辛くも逃げ切っているような状態で、そもそも常に1ケタ。1990年10月28日オンエアで最高視聴率39.9%を記録した国民的アニメも、うかうかしてはいられない状況なのである。

 では、この『相葉マナブ』とは、どんな内容なのか? 200年以上信州みそを作り続けている長野の老舗味噌蔵を訪れ、味噌作りをお手伝いしたり、女将さんから絶品味噌料理を教わったり、千葉の森で自然の恵みや虫の生態を学んだり、東京湾を一周しながら新しい発見をしたり……。
<!– Separator for PageBute –>
 と、そんな番組、どこかで見たような……そう、先輩TOKIOの『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)そのものだ。つまり、実質「1人DASH」しているのが相葉ちゃんなのだ(毎回、ハライチ澤部佑とアンジャッシュ渡部建がサポートしているが)。
 
 開始当初は日本の食料自給率や、お金の流通の仕組み、学校教育の今など、小難しいことを学んでいたが、やはり「教科書」で教わるようなことは、相葉ちゃんに似合わない。

 そんな番組の視聴者層は若い女性だけかと思いきや、調べてみると意外なことがわかった。まず、最大の特徴はM3層といって、50歳以上の男性も見ているということだ。一体なぜか? 理由は単純。その前の時間帯が『報道ステーションSUNDAY』(4月からリニューアルし『スーパーJチャンネル』になる予定)というニュース番組であるため、その流れで見る人々が多いのである。ただ、どんな理由にせよ、おじさんたちにも顔が広く知られているということは、活動の幅も広がる。さらにC層といって、4~12歳の男女も見ている。つまり親子による視聴も多い。もはや、国民的キャラクターなのは相葉ちゃんのほう、といっても過言であるまい。
 
 近年は『サザエさん』(フジテレビ系)の低迷が叫ばれているが、『ちびまる子ちゃん』も同様に深刻だ。相葉ちゃんが『ちびまる子ちゃん』を打ち切りへと追いやる日が来ることは、果たしてあるのだろうか? 今後の2大国民的キャラの対決に、大いに注目だ。
(文=都築雄一郎)

<a href=”http://www.cyzo.com/mt/mt-search.fcgi?IncludeBlogs=1&tag=%E3%82%BA%E3%83%90%E3%83%83%E3%81%A8%EF%BC%81%E8%8A%B8%E8%83%BD%E4%BA%BA&limit=50″target=”_blank”><strong>◆<u>「ズバッと!芸能人」過去記事はこちらから</u>◆</strong></a>

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嵐・相葉雅紀が『まる子』を押さえ、国民的キャラクターに!? 「1人DASH」で確立した絶対的ポジション

どうしてあのタレントは人気なのか? なぜ、あんなにテレビに出ているのか? その理由を、業界目線でズバッと斬る「ズバッと!芸能人」。
 
 昨年はCM起用社数12社で男性部門2連覇を果たし、グループで初めて『NHK紅白歌合戦』の単独司会に挑戦。さらに、来月4月からはフジ月9『貴族探偵』で2年ぶりに主演を務めるなど、ソロ活動も順調な嵐・相葉雅紀。
 
 そんな中、業界的に注目されているのが、テレビ朝日系で放送されている冠番組『相葉マナブ』(毎週日曜午後6:00~)の最近の動向だ。
 
「もう相葉ちゃんとは呼ばせない」を合言葉に、毎回さまざまなことを「学ぶ」番組なのだが、今、すこぶる調子が良いのである。
 
 昨年11月7日には10.7%(ビデオリサーチ調べ、関東/以下同)と、2013年のスタート以来最高視聴率をマーク。ほかの週でも8~9%は確実に取っており、固定の視聴者をがっちりつかんでいる。

 この勢いに割を食っているのが、裏番組のアニメ『ちびまる子ちゃん』(フジテレビ系)だ。
 
『相葉マナブ』が自己最高の数字を叩き出した同日、『まる子』は8.8%と完全に“敗北”。まる子の「あたしゃ、疲れたよ」というボヤキが、どこからか聞こえてきそうだ。それ以外の週も、勝つことはあっても0コンマで辛くも逃げ切っているような状態で、そもそも常に1ケタ。1990年10月28日オンエアで最高視聴率39.9%を記録した国民的アニメも、うかうかしてはいられない状況なのである。

 では、この『相葉マナブ』とは、どんな内容なのか? 200年以上信州みそを作り続けている長野の老舗味噌蔵を訪れ、味噌作りをお手伝いしたり、女将さんから絶品味噌料理を教わったり、千葉の森で自然の恵みや虫の生態を学んだり、東京湾を一周しながら新しい発見をしたり……。
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 と、そんな番組、どこかで見たような……そう、先輩TOKIOの『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)そのものだ。つまり、実質「1人DASH」しているのが相葉ちゃんなのだ(毎回、ハライチ澤部佑とアンジャッシュ渡部建がサポートしているが)。
 
 開始当初は日本の食料自給率や、お金の流通の仕組み、学校教育の今など、小難しいことを学んでいたが、やはり「教科書」で教わるようなことは、相葉ちゃんに似合わない。

 そんな番組の視聴者層は若い女性だけかと思いきや、調べてみると意外なことがわかった。まず、最大の特徴はM3層といって、50歳以上の男性も見ているということだ。一体なぜか? 理由は単純。その前の時間帯が『報道ステーションSUNDAY』(4月からリニューアルし『スーパーJチャンネル』になる予定)というニュース番組であるため、その流れで見る人々が多いのである。ただ、どんな理由にせよ、おじさんたちにも顔が広く知られているということは、活動の幅も広がる。さらにC層といって、4~12歳の男女も見ている。つまり親子による視聴も多い。もはや、国民的キャラクターなのは相葉ちゃんのほう、といっても過言であるまい。
 
 近年は『サザエさん』(フジテレビ系)の低迷が叫ばれているが、『ちびまる子ちゃん』も同様に深刻だ。相葉ちゃんが『ちびまる子ちゃん』を打ち切りへと追いやる日が来ることは、果たしてあるのだろうか? 今後の2大国民的キャラの対決に、大いに注目だ。
(文=都築雄一郎)

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これがガチ! 「ゴリ押し完全除外」の美容整形外科の人気女優ランキングに、芸能界から熱視線

これがガチ! 「ゴリ押し完全除外」の美容整形外科の人気女優ランキングに、芸能界から熱視線の画像1
 美容整形外科が調査している「人気女優ランキング」を、当の女優たちがかなり意識しているという。広告代理店のリサーチ担当者によると、複数の大手芸能プロがそのデータを取り寄せて、当人も含めて閲覧しているというのだ。  その中のひとつが、全国に4店舗を持つ「水の森美容外科」が2月中旬に調査した「憧れの女優ランキング」。実際に美容整形を施した東京、大阪、名古屋3都市の30代までの顧客900名を対象にしたアンケート結果だ。  これによると、1位は石原さとみ(241票)、2位・深田恭子(224票)、3位・北川景子(216票)が僅差で並んでトップ3。  以下、4位から順に、武井咲(140票)、新垣結衣(133票)、佐々木希(106票)、有村架純(104票)、広瀬すず(92票)、西内まりや(88票)、長澤まさみ(83票)となっている。  ただ、このランキングは、地方別に見ると順位が変わる。東京に限定するとトップは北川(84票)で、石原は2位。全国6位の佐々木も4位に上がり、逆に武井は10位に落ちるのだ。  名古屋では深田が1位(81票)で、佐々木は9位。大阪では石原の人気が票を伸ばし91票と全国と同じ1位で、下位では広瀬が少しアップの6位となる。  顧客からは、石原に「目と唇がほしい」、深田に「きれいでセクシー」、北川に「何をしてもハマる」という声が寄せられているが、美容関係者は「東京は正統派な女優が好まれる傾向があり、名古屋ではきらびやかな女優、大阪は派手めが好まれる傾向がある」という。  このリポートを芸能関係者が入手するのも、当然かもしれない。調査では、昨年の美容整形実施者の6割が20代で、目元の施術となると10代が増加中だという結果も出ている。 「そうした女性たちがどんなタレントに好感度を持っているかというのは、重要なマーケティング。CMなど、広告契約を獲りたいタレント側にとっては、指針になる」とリサーチ担当者。 「正直、女優は髪形も服装もメイクもすべてプロがやっているわけで、さらに受ける仕事内容も加えれば、それ次第で印象は変わる。だから、石原さとみのようなタイプが受けることがわかれば、これから売り出す若い女優も、その方向性に持っていくことができる。そうすれば、“ポスト石原”などといわれて知名度が上がるでしょう」(同)  芸能界ではゴリ押しタレントも多数いるが、こちらのデータはまさに本物。石原、深田、北川の3強こそ、若い女性にとって間違いなく人気の女優といえるわけで、さらに広告効果も高いキャラクターといえる。  先のランキングでは、なぜか人気のハーフタレントがひとりもいなかったが、美容関係者は「ハーフタレントは女優で成功した人が少ないのと、そもそもハーフは身近でないという感覚があるので、除外されやすい」という。  また、人気女優の綾瀬はるか、桐谷美玲、宮崎あおいらがトップ10に入れなかったことについては、「ヒットしたドラマなどに左右される傾向があるので、時期が違えば順位はすぐに変わる」とした。つまり、前出の3強とて安泰ではないというわけだ。  世間では美容整形の需要が高まる一方、少なくとも人気商売の女優たちは、こうしたランキングをしっかり意識しているようだ。 (文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)

中居正広とウワサの彼女の共演シーンをファンが特定! 指輪がおそろいという指摘も……

 一部報道で中居正広が12歳年下のダンサー兼振付師・武田舞香と6年以上にわたって真剣交際していると報じられ、ファンに衝撃を与えている。

 交際について詳報した16日発売の「女性セブン」(小学館)によると、2人の出会いは8年ほど前とのこと。当時、武田は中居や木村拓哉のコピーダンサー(振り付け補助)としてSMAPに関わっていたそうで、これを裏付けるように、木村は2009年8月のラジオ番組『木村拓哉のWhat’s UP SMAP!』(TOKYO FM)で……

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ジャニーズ・内海光司、熱愛“匂わせ”投稿!? 元宝塚女優と「いちご写真」が完全一致

 昨今、女性がSNSでジャニーズタレントとの交際関係を匂わせ、炎上する例が多くなっている。昨年は嵐・二宮和也の熱愛が、最近ではNEWS・小山慶一郎、Kis-My-Ft2・横尾渉の熱愛が話題になっているが、ベテランである元光GENJI・内海光司にも同様の“匂わせ”投稿が発覚したという。

 2014年、関ジャニ∞・大倉忠義との交際が報じられたタレント・芹那が、スニーカーやパーカーなど大倉とお揃いとみられるアイテムをSNSでアピール。「ファンを挑発している」として大ひんしゅくを買い、しばらく芹那のSNSは大倉ファンによってマークされていた。また、昨年は嵐・二宮和也とウワサになったフリーアナウンサー・伊藤綾子も、“匂わせ女”として批判が続出。二宮ファンが伊藤のブログを調査したところ、嵐のCDやクッション、二宮が撮影現場でもらった花を写真に写し込んでいたとわかり、大騒動に発展した。

「ジャニーズファンは、伊藤のように“自分が彼女だ”と主張する女性に嫌悪感を持っています。交際は仕方ないとしても、うまく隠してほしいという思いが強いのでしょう。先日、熱愛疑惑が浮上した小山とアイドルグループ・放課後プリンセスの候補生(当時)だった太田希望も、江戸切子のグラスやバッグなど複数の共通アイテムが見つかり、交際は決定的となりました。また、横尾も元交際相手とされるモデル・堀田理紗がブログにアップした手打ち蕎麦の写真と酷似する写真を、テレビで公開してます。いずれも、女性のブログやSNSが交際を裏付けるきっかけを作ってしまいました」(ジャニーズに詳しい記者)

 そんな中、一部の光GENJIファンが、公式携帯サイト・Johnny’s webで3月15日に更新された内海の連載「HAPPY LUCKY KINOPPY」の内容に、ある疑惑を抱いているようだ。内海は前日のバレンタインデーに更新した日記で、ハートが描かれたラテアートの写真をアップし、「ボク一人なので…ハートにしなくてもいいです」とつづっていたが、その翌日に「まだまだ続く」とのタイトルで、デザートの話を持ち出した。内海はいちごのレアチーズタルトや、「まだまだ続くいちごフェア!」として、いちごや花の写真をアップしたが……。

「この写真は、熱心な内海ファンがかねてより親密関係を疑っていた女優・北嶋マミのブログに掲載されたカットに似ているんです。北嶋のブログは10日付なので、内海の方が後に写真を掲載したことになり、内海ファンからは『いちごの写真が同じ。やっぱり付き合ってる』と、驚きの声が出ていました。北嶋は宝塚歌劇団出身で舞台を中心に活動しており、内海とも舞台で共演経験があります。今回の一件で彼女の存在に安堵するファンもいれば、スポーツ紙でスクープされてしまうのではないかと警戒するファンも。偶然一致した可能性もあるとはいえ、ベテランジャニーズも女性のSNSには気をつけるべきなのかもしれません」(同)

 SNSで女性関係が騒がれた例を教訓に、ベテランの独身ジャニーズタレントも交際相手には十分に注意してほしいものだ。

今後は海外が活動のメイン!? ピコ太郎、武道館公演で国内ブーム終焉の予感

今後は海外が活動のメイン!? ピコ太郎、武道館公演で国内ブーム終焉の予感の画像1
「PPAP」(avex trax)
 昨年、動画投稿サイトYouTubeに投稿した楽曲「PPAP」がきっかけとなり、世界中で大ブレークした歌手のピコ太郎が6日、日本武道館でファーストソロライブを開催した。 ピコ太郎の“持ち歌”は昨年発売したアルバムに収録されている曲のみで、曲の再生時間をすべて足しても30分程度。そのため、お笑いコンビくりぃむしちゅーや爆笑問題、五木ひろし、ガールズバンド・Silent Sirenら13組46人のゲストが登場。彼らのおかげで2時間近いステージとなったが、「PPAP」は11バージョンも披露したという。 「チケットは5,940円と武道館公演にしては安かったが、主催者側は万が一、売れなかったときのことを考え、客席の数は武道館公演では小規模の7,000人に抑えた。子どもにも大人気のピコ太郎だけに、子どもたちが動き回れる『キッズエリア』を設けたため、3割ほどは子どもの客だったが、子どももチケットは同一料金だった。グッズ売り場もあったが、完売していたのはペンライトぐらい。大した儲けには、ならなかったのでは?」(会場にいた音楽業界関係者) 「PPAP」は関連動画も含め、YouTubeでの再生回数は10億回を突破。武道館公演は英語の同時通訳でライブ配信されたものの、総視聴者数は9,000人ほどにとどまった。 「昨年秋ごろから、音楽業界を席巻してきたピコ太郎。現在は11社とCM契約する売れっ子だが、そろそろピーク。もともと、ジャスティン・ビーバーがTwitterでリツイートしてからブレークしたが、売り出しのために、かなりの金が使われたという。そのせいもあってか、武道館公演では五木や爆問はノーギャラの友情出演だったとか。おかげで、爆問の太田光はピコ太郎の所属レコード会社・エイベックス所属の三代目J Soul Brothersのレコ大受賞をめぐる1億円の裏金問題をイジった揚げ句、『周防さん、ごめんなさい』と謝罪。レコ大を牛耳る“芸能界のドン”までネタにしてしまった。とはいえ、まだまだ世界的には人気のあるピコ太郎だけに、今後は、国内よりも海外でのライブ活動がメインになりそうだ」(芸能デスク)  春先早々、失速ぶりがうかがえたピコ太郎。果たして、今年の年末はレコ大や紅白などテレビに登場する機会はあるのだろうか?

高畑充希演じるココネと歴代神山ヒロインの意外な共通点は!? 映画『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』、神山健治監督インタビュー!

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(C)2017 ひるね姫製作委員会
 3月18日、ついに公開を迎える神山健治監督によるオリジナル劇場アニメ『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』(以下、『ひるね姫』)。 『東のエデン』シリーズや『攻殻機動隊S.A.C』シリーズなど、スタイリッシュなSF&アクションの印象が強い神山監督だが、初の劇場オリジナル作『ひるね姫』の舞台は2020年、東京オリンピック開催直前という近未来というのにも近すぎる超近未来、主人公は普通の女子高生・森川ココネ(演:高畑充希)と意表をつく組み合わせで、意外に思ったファンも多いかもしれない。  ただ、物語はココネが頻繁に同じ夢を見ることを端とし、次第に現実が歪みはじめ、さらに事件にも巻き込まれてしまう。自分が見る夢には何か秘密があるらしいと感じ取ったココネは、事件解決のために東京まで出かけることになるのだが――というもの。夢と現実が交錯し、2つの世界を行ったり来たりするSFであり、ロードムービーでもある。
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神山健治監督
 AI、ネットワークといったモチーフも盛り込まれているし、重厚な世界設定、緻密な物語といった神山監督作品らしい一面もうかがえるが、それにしてもなぜ“夢”をテーマとして描こうと思ったのか。制作を終えたばかり、取材続きでちょっとお疲れ気味にも見える神山監督に、『ひるね姫』の見どころ、気になることをいろいろと聞いてみた! ■ “世代の断絶”を描くために選んだ“自動運転” ―― 『ひるね姫』の物語はどのように構築されていかれたのか、教えてください。 神山健治監督(以下、神山) まず普通の女子高生の個人的な家族の話を作っていこうということでスタートしました。ただ、ファンタジーとして飛躍する何かしかけも欲しいということで、僕自身、子どもが小さかったときに、寝る前にはお話を聞かせてあげていたことがあったので、それが現実になってくるお話はどうだろうかと――そこからだんだん話が広がっていったという感じです。 ―― 映画のパンフレットのインタビューでも応えられていましたが、最初から世界を救ったり、難事件に挑むというのは考えていなかったんですね。 神山 そうですね。なるべく今回はそういう話ではない、もっとスケールの小さいものでいいのではないかと。むしろ何も起きないことが現代ではファンタジーなんじゃないかというところからスタートしていった感じです。
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ハーツ。現実世界では自動運転も可能なサイドカー、夢の世界ではロボットに変形、意志を持ち空をも飛ぶ
―― 何も起きないということですが、構成要素はすごい山盛りで。気になるキーワードがいっぱいあるんですが、まずは「自動運転」は安倍総理大臣が「東京オリンピックは自動運転を~」と触れたニュースもあったり、だいぶ現実が追いついてきた感じもあります。 神山 社会の一番ミニマムケースが家族になるのではないかと思っていまして、その中で“世代”に関することもテーマの一つとして描いてきたいと思っていまして。その時、「テクノロジー」がわかりやすく世代の差異を浮かび上がらせられるんじゃないかなと考えたんです。  日本は、昭和=20世紀の成功体験が足かせとなって、21世紀になってだいぶ経つのになかなか新しいステージにいけないでいる。そういった日本の現状について、若い人たちには、意識的な垣根はないんだけど、成功体験を持っている上の世代によってもたらされたものが、足かせになっているんじゃないかなっていう思いがありまして。   “世代の格差や断絶”を、テクノロジーをキーワードに描こうしたときに、かつて成功した「自動車産業」を使ってみた。インフラを含めて、大きく自動車そのものも変わってこようとしている時代に、自動車の世界一のシェアをとっている日本の車が、スタンドアローンなまま、ネットとつながらないのはなんで? という疑問もありまして。  そういうところから、「自動運転」というのは、“世代の格差や断絶”を表現しようとした時、一番わかりやすいのではないかと考えたんです。 ―― なるほど。ちなみに「2020年」という時代は、なぜ選ばれたのですか? 神山 東京オリンピックも日本にとっての最大の成功体験でしょう。これは後付けなんですけど、21世紀にもう一度同じ東京オリンピックをやったら若い人たちはどう受け取るのかなと思って、今より少し未来ということになったという感じです。 ―― 2、3年なんてあっという間ですから、ほぼ現代ですよね。 神山 そうですね。そんなに遠い未来ではなくなりましたね。
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ココネの父・モモタロー
■もう一つの世界“夢の世界”を分かりやすく伝えるための『桃太郎』 ―― ココネが見る夢の世界が、スチームパンクのようでもあり、おとぎ話のようでもあり、面白かったです。 神山 絵のほうから考えていく際、ファンタジーの世界というとどうしても中世ヨーロッパのようなものになりがちなんですが。今回はココネの父親であるモモタロー(演:江口洋介)が若き日に東京に行って感じたことが、あの夢の世界の根本にあり、それをココネ自身が夢想して出来上がった世界、ということで、あのような世界になっています。 “ファンタジー=昔話”となりがちなんですけど――ココネは男親に一人で育てられていましたから、与えられていたおもちゃなんかも、自動車工場にあった機械だったんじゃないかなとか、そういったバックボーンを想定しながら作り上げられた設定となっています。 ―― パンフレットを拝見したところ、娘さんに見せてあげたい作品という監督の発言もあります。試写を見てもモモタローの活躍が多くて、“お父さん目線”を意識された作品だなと感じましたが、やっぱり監督の思い入れが込められた結果でしょうか? 神山 それはあるでしょう。物語の裏側にはお父さんとお母さんの両親の想いが当然流れていて、それをココネが追体験していくという話ですから、当然そういう部分はあると思います。 ―― 岡山という舞台は、監督がたまたま選ばれたそうですが、『桃太郎』をモチーフにしたのは、岡山が舞台と決めてからですか? 神山 岡山が舞台になってからですね。 ――なぜ『桃太郎』だったんでしょうか? やはり岡山といえば、という感じですか? 神山 それも当然ありますが、なるべく夢の世界の設定を、直感的にわかりやすいようにできないかと考えてのことです。どうしても、夢の世界の設定を語るだけでそれなりに時間がかかってしまう。なるべく直感的にわかってもらおうということで、誰でも知っているおとぎ話の『桃太郎』をモチーフにしてみたんです。岡山を舞台にしているのでそれがちょうどいいんじゃないとか、そういうところからの選択ですね。
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高畑充希演じるココネと歴代神山ヒロインの意外な共通点は!? 映画『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』、神山健治監督インタビュー!の画像6
上:柔らかい感じの岡山の自然描写 下:エンシェンのお供、現実世界ではキーアイテムとして活躍するジョイ
―― ちなみにココネのお父さんがモモタローで、その友人に猿モチーフの佐渡さん(演:高木渉)、雉がモチーフの雉田さん(演:前野朋哉)がいますが、犬はどこに…… 神山 犬はここにいます。(ポスターのジョイを指して)分かりにくいんですけど、柴犬なんですよね。熊かなとかいろいろ思う人もいるんですが、一応ジョイが犬なんです(笑)。
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神山監督の歴代ヒロインとココネの意外な共通点とは? 
■出来上がって気づいたココネと神山監督作品のヒロインとの共通点とは!? ―― 個人的に『攻殻機動隊S.A.C』シリーズの草薙素子、『精霊の守り人』のバルサなど、強くてかっこいいヒロインが神山監督はお好きに違いないと思っているんですが、彼女たちとココネとの違いや共通点はどんなところですか? 神山 ボクは確かに今まで世界を救うようなヒロインを多く描いてきたので、できれば今回はそうではなく、等身大の女の子がどういうことを考えているのかというところから、出発して物語を作りたいと考えていましたから、そこはまぁ大きく違うかなと思いますね。  ただ、ココネにもちょっと普通の子よりも大胆な行動力があったり、そういうところに、今までぼくが描いてきたヒロインだったりヒーローに近い部分もちょっぴりあるのかもしれません。  なるべく普通の子にしようと思って描いていたけど、出来上がってみて、僕が今まで描いてきたキャラクターと共通している部分も案外あるなと思って、自分でも少し意外だったというか(笑)。 ―― たしかに、決断力というか、「こうといったらこう!」というか…… 神山 いざとなったときの行動力はなかなかのものかと。
高畑充希演じるココネと歴代神山ヒロインの意外な共通点は!? 映画『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』、神山健治監督インタビュー!の画像8
手前左が、佐渡モリオ 
―― 他のキャラクターたちで、出来上がったら予想より面白くなったというキャラクターはいますか? 神山 映画だと深く描けるキャラクターって本当に数人しかいないんですけど、モリオ(佐渡モリオ/演:満島真之介)というキャラクターはエスコートする側なんですけど、割と直感で動くココネと、ロジックで考える彼は、対比として面白いキャラクターになったかなと思います。  あとは、喋らないんだけど、モモタローがなかなかね……完成したのを観終えたスタッフから、「かっこいい」という感想は出ていました。 ――ある程度の年齢にいった男性だと、「こういうお父さんになりかたかったな」という夢を託せるキャラクターになっているなと思いました。 神山 なるほど。そうかもしれないですね。 ―― 高畑さん、江口さん、高橋英樹さんや古田新太さんなど大物俳優を起用されていますが、このキャスティングにはどんな理由があったんでしょうか? 神山 やっぱりキャラクター性と演じる方たちのパーソナリティーが、ある程度共通しているものがないと、同じ“演じる”といってもそこに真実味が出てこないというか。基本的には、僕は声だけ聞いてキャスティングするようにしているんですけど。  たとえばココネというキャラクターは、最初はもうちょっとギャルっぽい感じの子かなっていろいろ想像しながら探していたんですが、タイトルが『ひるね姫』に決まって、普段はぼんやりしている女の子が、いざとなるとわりと行動力もあってというのが、高畑さんの声を聞いたときに、僕が想像していた以上に、「あ! こういう子に違いない」とリアルに感じられたんですよね。キャラクターの深みというか、僕が想像していたキャラクターよりも広がるんじゃないかなというところがありました。  あとは、「デイ・ドリーム・ビリーバー」を歌ってほしいというのがありまして。あの曲は主題歌というかむしろ演出の一部だと僕は考えていたんですね。主題歌ではあるけれども、もうこれはダイアローグと同じくらい重要な意味合いがあるんです。他の人に歌ってもらったのでは意味が変わってしまうので、ぜひ高畑さんに歌ってもらいたいなという意味でも彼女をキャスティングしました。
高畑充希演じるココネと歴代神山ヒロインの意外な共通点は!? 映画『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』、神山健治監督インタビュー!の画像9
新規も、従来のファンにも期待してほしいと神山監督
―― 連続テレビ小説『とと姉ちゃん』(NHK)などを見て、高畑さんをいつか起用しようとか、そういう野望が以前からあったというわけではないんですね。 神山 朝ドラ主演がまだ発表されてはいなくて、オファーを受けていただいたのは、朝ドラの撮影が始まる前くらいですかね、実は。初めてお会いしたのもその頃です。 ―― 最後に、2016年は劇場アニメの大躍進の年でした。今年も劇場アニメに期待するファンや関係者は多いと思いますが、監督はそういったプレッシャーというか、期待みたいなものを感じたりされますか? 神山 僕自身はあまりないですし、むしろありがたいなというか。劇場でオリジナルアニメーションを観るということのハードルが以前よりは下がっていると思いますから。  昨今、配信サイトなどがどんどん増えている中で、劇場でアニメーションを観る、しかもオリジナル作品を観るっていうことに対しての垣根が下がっているタイミングだと思うので、それはありがたいなと。そういう流れがうまくきたときに、僕も劇場作品をたまたま作れて、公開にこぎつけられたので、大変ありがたいなという風に思っています。  そういう意味で『ひるね姫』はほんわか日常っぽいアニメ風にスタートしておきながら、一見ジャンルの違う冒険だったり、メカアクションだったりがてんこ盛りで、でも最後はチャーミングなラブストーリーになっていますから、幅広いお客さんに観ていただけたらと思っています。結果、今まで僕が作ってきた作品ともつながっているなと感じる部分もありますし、従来のファンのみなさんにも期待していただければと思います。
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■『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』 公式サイト http://www.hirunehime.jp 2017年3月18日公開 原作・脚本・監督:神山健治 アニメーション制作:シグナル・エムディ 配給:ワーナー・ブラザース映画 (C)2017 ひるね姫製作委員会

高畑充希演じるココネと歴代神山ヒロインの意外な共通点は!? 映画『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』、神山健治監督インタビュー!

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(C)2017 ひるね姫製作委員会
 3月18日、ついに公開を迎える神山健治監督によるオリジナル劇場アニメ『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』(以下、『ひるね姫』)。 『東のエデン』シリーズや『攻殻機動隊S.A.C』シリーズなど、スタイリッシュなSF&アクションの印象が強い神山監督だが、初の劇場オリジナル作『ひるね姫』の舞台は2020年、東京オリンピック開催直前という近未来というのにも近すぎる超近未来、主人公は普通の女子高生・森川ココネ(演:高畑充希)と意表をつく組み合わせで、意外に思ったファンも多いかもしれない。  ただ、物語はココネが頻繁に同じ夢を見ることを端とし、次第に現実が歪みはじめ、さらに事件にも巻き込まれてしまう。自分が見る夢には何か秘密があるらしいと感じ取ったココネは、事件解決のために東京まで出かけることになるのだが――というもの。夢と現実が交錯し、2つの世界を行ったり来たりするSFであり、ロードムービーでもある。
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神山健治監督
 AI、ネットワークといったモチーフも盛り込まれているし、重厚な世界設定、緻密な物語といった神山監督作品らしい一面もうかがえるが、それにしてもなぜ“夢”をテーマとして描こうと思ったのか。制作を終えたばかり、取材続きでちょっとお疲れ気味にも見える神山監督に、『ひるね姫』の見どころ、気になることをいろいろと聞いてみた! ■ “世代の断絶”を描くために選んだ“自動運転” ―― 『ひるね姫』の物語はどのように構築されていかれたのか、教えてください。 神山健治監督(以下、神山) まず普通の女子高生の個人的な家族の話を作っていこうということでスタートしました。ただ、ファンタジーとして飛躍する何かしかけも欲しいということで、僕自身、子どもが小さかったときに、寝る前にはお話を聞かせてあげていたことがあったので、それが現実になってくるお話はどうだろうかと――そこからだんだん話が広がっていったという感じです。 ―― 映画のパンフレットのインタビューでも応えられていましたが、最初から世界を救ったり、難事件に挑むというのは考えていなかったんですね。 神山 そうですね。なるべく今回はそういう話ではない、もっとスケールの小さいものでいいのではないかと。むしろ何も起きないことが現代ではファンタジーなんじゃないかというところからスタートしていった感じです。
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ハーツ。現実世界では自動運転も可能なサイドカー、夢の世界ではロボットに変形、意志を持ち空をも飛ぶ
―― 何も起きないということですが、構成要素はすごい山盛りで。気になるキーワードがいっぱいあるんですが、まずは「自動運転」は安倍総理大臣が「東京オリンピックは自動運転を~」と触れたニュースもあったり、だいぶ現実が追いついてきた感じもあります。 神山 社会の一番ミニマムケースが家族になるのではないかと思っていまして、その中で“世代”に関することもテーマの一つとして描いてきたいと思っていまして。その時、「テクノロジー」がわかりやすく世代の差異を浮かび上がらせられるんじゃないかなと考えたんです。  日本は、昭和=20世紀の成功体験が足かせとなって、21世紀になってだいぶ経つのになかなか新しいステージにいけないでいる。そういった日本の現状について、若い人たちには、意識的な垣根はないんだけど、成功体験を持っている上の世代によってもたらされたものが、足かせになっているんじゃないかなっていう思いがありまして。   “世代の格差や断絶”を、テクノロジーをキーワードに描こうしたときに、かつて成功した「自動車産業」を使ってみた。インフラを含めて、大きく自動車そのものも変わってこようとしている時代に、自動車の世界一のシェアをとっている日本の車が、スタンドアローンなまま、ネットとつながらないのはなんで? という疑問もありまして。  そういうところから、「自動運転」というのは、“世代の格差や断絶”を表現しようとした時、一番わかりやすいのではないかと考えたんです。 ―― なるほど。ちなみに「2020年」という時代は、なぜ選ばれたのですか? 神山 東京オリンピックも日本にとっての最大の成功体験でしょう。これは後付けなんですけど、21世紀にもう一度同じ東京オリンピックをやったら若い人たちはどう受け取るのかなと思って、今より少し未来ということになったという感じです。 ―― 2、3年なんてあっという間ですから、ほぼ現代ですよね。 神山 そうですね。そんなに遠い未来ではなくなりましたね。
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ココネの父・モモタロー
■もう一つの世界“夢の世界”を分かりやすく伝えるための『桃太郎』 ―― ココネが見る夢の世界が、スチームパンクのようでもあり、おとぎ話のようでもあり、面白かったです。 神山 絵のほうから考えていく際、ファンタジーの世界というとどうしても中世ヨーロッパのようなものになりがちなんですが。今回はココネの父親であるモモタロー(演:江口洋介)が若き日に東京に行って感じたことが、あの夢の世界の根本にあり、それをココネ自身が夢想して出来上がった世界、ということで、あのような世界になっています。 “ファンタジー=昔話”となりがちなんですけど――ココネは男親に一人で育てられていましたから、与えられていたおもちゃなんかも、自動車工場にあった機械だったんじゃないかなとか、そういったバックボーンを想定しながら作り上げられた設定となっています。 ―― パンフレットを拝見したところ、娘さんに見せてあげたい作品という監督の発言もあります。試写を見てもモモタローの活躍が多くて、“お父さん目線”を意識された作品だなと感じましたが、やっぱり監督の思い入れが込められた結果でしょうか? 神山 それはあるでしょう。物語の裏側にはお父さんとお母さんの両親の想いが当然流れていて、それをココネが追体験していくという話ですから、当然そういう部分はあると思います。 ―― 岡山という舞台は、監督がたまたま選ばれたそうですが、『桃太郎』をモチーフにしたのは、岡山が舞台と決めてからですか? 神山 岡山が舞台になってからですね。 ――なぜ『桃太郎』だったんでしょうか? やはり岡山といえば、という感じですか? 神山 それも当然ありますが、なるべく夢の世界の設定を、直感的にわかりやすいようにできないかと考えてのことです。どうしても、夢の世界の設定を語るだけでそれなりに時間がかかってしまう。なるべく直感的にわかってもらおうということで、誰でも知っているおとぎ話の『桃太郎』をモチーフにしてみたんです。岡山を舞台にしているのでそれがちょうどいいんじゃないとか、そういうところからの選択ですね。
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上:柔らかい感じの岡山の自然描写 下:エンシェンのお供、現実世界ではキーアイテムとして活躍するジョイ
―― ちなみにココネのお父さんがモモタローで、その友人に猿モチーフの佐渡さん(演:高木渉)、雉がモチーフの雉田さん(演:前野朋哉)がいますが、犬はどこに…… 神山 犬はここにいます。(ポスターのジョイを指して)分かりにくいんですけど、柴犬なんですよね。熊かなとかいろいろ思う人もいるんですが、一応ジョイが犬なんです(笑)。
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神山監督の歴代ヒロインとココネの意外な共通点とは? 
■出来上がって気づいたココネと神山監督作品のヒロインとの共通点とは!? ―― 個人的に『攻殻機動隊S.A.C』シリーズの草薙素子、『精霊の守り人』のバルサなど、強くてかっこいいヒロインが神山監督はお好きに違いないと思っているんですが、彼女たちとココネとの違いや共通点はどんなところですか? 神山 ボクは確かに今まで世界を救うようなヒロインを多く描いてきたので、できれば今回はそうではなく、等身大の女の子がどういうことを考えているのかというところから、出発して物語を作りたいと考えていましたから、そこはまぁ大きく違うかなと思いますね。  ただ、ココネにもちょっと普通の子よりも大胆な行動力があったり、そういうところに、今までぼくが描いてきたヒロインだったりヒーローに近い部分もちょっぴりあるのかもしれません。  なるべく普通の子にしようと思って描いていたけど、出来上がってみて、僕が今まで描いてきたキャラクターと共通している部分も案外あるなと思って、自分でも少し意外だったというか(笑)。 ―― たしかに、決断力というか、「こうといったらこう!」というか…… 神山 いざとなったときの行動力はなかなかのものかと。
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手前左が、佐渡モリオ 
―― 他のキャラクターたちで、出来上がったら予想より面白くなったというキャラクターはいますか? 神山 映画だと深く描けるキャラクターって本当に数人しかいないんですけど、モリオ(佐渡モリオ/演:満島真之介)というキャラクターはエスコートする側なんですけど、割と直感で動くココネと、ロジックで考える彼は、対比として面白いキャラクターになったかなと思います。  あとは、喋らないんだけど、モモタローがなかなかね……完成したのを観終えたスタッフから、「かっこいい」という感想は出ていました。 ――ある程度の年齢にいった男性だと、「こういうお父さんになりかたかったな」という夢を託せるキャラクターになっているなと思いました。 神山 なるほど。そうかもしれないですね。 ―― 高畑さん、江口さん、高橋英樹さんや古田新太さんなど大物俳優を起用されていますが、このキャスティングにはどんな理由があったんでしょうか? 神山 やっぱりキャラクター性と演じる方たちのパーソナリティーが、ある程度共通しているものがないと、同じ“演じる”といってもそこに真実味が出てこないというか。基本的には、僕は声だけ聞いてキャスティングするようにしているんですけど。  たとえばココネというキャラクターは、最初はもうちょっとギャルっぽい感じの子かなっていろいろ想像しながら探していたんですが、タイトルが『ひるね姫』に決まって、普段はぼんやりしている女の子が、いざとなるとわりと行動力もあってというのが、高畑さんの声を聞いたときに、僕が想像していた以上に、「あ! こういう子に違いない」とリアルに感じられたんですよね。キャラクターの深みというか、僕が想像していたキャラクターよりも広がるんじゃないかなというところがありました。  あとは、「デイ・ドリーム・ビリーバー」を歌ってほしいというのがありまして。あの曲は主題歌というかむしろ演出の一部だと僕は考えていたんですね。主題歌ではあるけれども、もうこれはダイアローグと同じくらい重要な意味合いがあるんです。他の人に歌ってもらったのでは意味が変わってしまうので、ぜひ高畑さんに歌ってもらいたいなという意味でも彼女をキャスティングしました。
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新規も、従来のファンにも期待してほしいと神山監督
―― 連続テレビ小説『とと姉ちゃん』(NHK)などを見て、高畑さんをいつか起用しようとか、そういう野望が以前からあったというわけではないんですね。 神山 朝ドラ主演がまだ発表されてはいなくて、オファーを受けていただいたのは、朝ドラの撮影が始まる前くらいですかね、実は。初めてお会いしたのもその頃です。 ―― 最後に、2016年は劇場アニメの大躍進の年でした。今年も劇場アニメに期待するファンや関係者は多いと思いますが、監督はそういったプレッシャーというか、期待みたいなものを感じたりされますか? 神山 僕自身はあまりないですし、むしろありがたいなというか。劇場でオリジナルアニメーションを観るということのハードルが以前よりは下がっていると思いますから。  昨今、配信サイトなどがどんどん増えている中で、劇場でアニメーションを観る、しかもオリジナル作品を観るっていうことに対しての垣根が下がっているタイミングだと思うので、それはありがたいなと。そういう流れがうまくきたときに、僕も劇場作品をたまたま作れて、公開にこぎつけられたので、大変ありがたいなという風に思っています。  そういう意味で『ひるね姫』はほんわか日常っぽいアニメ風にスタートしておきながら、一見ジャンルの違う冒険だったり、メカアクションだったりがてんこ盛りで、でも最後はチャーミングなラブストーリーになっていますから、幅広いお客さんに観ていただけたらと思っています。結果、今まで僕が作ってきた作品ともつながっているなと感じる部分もありますし、従来のファンのみなさんにも期待していただければと思います。
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■『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』 公式サイト http://www.hirunehime.jp 2017年3月18日公開 原作・脚本・監督:神山健治 アニメーション制作:シグナル・エムディ 配給:ワーナー・ブラザース映画 (C)2017 ひるね姫製作委員会

AVから「本番」が消えたら私たちは困るのか。己の妄想力をもっと信じよ!

 SNSでアダルト業界の方と多くつながっているせいか、現在AV業界を取り巻く問題についてはわりと頻繁に目に入ってきます。しかし私自身にとってAVはノータッチの業界、何かいえる立場にはありません。が、巷を賑わせている「AVから本番がなくなってしまうかも!」というニュースには「そんなに困ることなんだろうか?」と首をかしげてしまうのです。  私はバイブコレクターとして活動をするようになってから、アダルトグッズ業界や数は少ないながらAV業界の人たちと会って話すようになりました。当時は、そのオープンなセックストークにいちいち目を丸くしていましたね。こういうことを下品にならず率直に話せるってステキだなと思ったものです。  そんなあるとき「AVを観てどこに興奮するか?」という話題になりました。これに対して某大手AVメーカーの女性ふたりが口をそろえて、「ハメシロ!」と即答したのです。言葉の意味もわからなかった私が問い返すと、「女性器に男性器が入っている、まさにそのドアップです!」と教えてくれました。私は挿入シーンより前戯シーンのほうが好きで、女性全体もその傾向にあると勝手に思い込んでいたので、またも目がまんまる状態でした。  女性でもそういう人がいるくらいですから、男性の「モザイク越しでもガチで挿入していることがわかる」本番シーンへの需要は、やはり高いものなのでしょう。でも、セックスを見せる映像作品の歴史のなかでも、「本番が当たり前」となったのは、比較的、最近のことですよね。日活ロマンポルノや初期のAVは演技や演出によってしている「ように」見せるものでした。ピンク映画はいまでもそうです。  では、ピンク映画やその他一般映画の「本当はしていないセックス描写」が物足りないかというと、私自身はそんなことはないと感じています。 本番でないと興奮しない、は不自由  むかーし何度かお試しでいたした男性のなかに、「俺の乳首を強く噛んでくれ! じゃないと絶対にイカないんだ」という人がいました。ほんっとに強く……血が出るほど強く噛まないと射精に至らないんです。私はそれがツラくてツラくて、もう会わないことにしました。後日、ある泌尿器科医の先生にこの話をしたところ、「射精のための絶対条件が多いほど、不自由になりますよね。条件は、ゆるいほうがいい」と返ってきました。  これを思い出し、「性的興奮の絶対条件」もゆるいほうがいいのではないかと感じました。 「絶対に本番シーンってわかるものじゃないと興奮しない」って、実は不自由なことなのではないかと。本番至上主義が「どうせならナマ!」「さらに中出し!」と観る側の欲望をどんどんエスカレートさせ、結果的として本番をしない“牧歌的”な表現では満足されなくなってきたのでしょう。  人の脳は見えていない部分を「補完」できるものです。映画ではセックスシーンだけではなく残虐シーンによってもR指定が付きますが、それを避けるための映像テクニックについて聞いたことがあります。  たとえば剣で人を殺すときに、それが人体を貫く瞬間そのものを描写してしまうと「残虐」とみなされるので、そこはダイレクトに描かないそうです。刺される人の顔を大写しにして「ブシュッ」という効果音を入れれば、人は勝手に「いま貫かれてます!」と感じてくれるのだとか。さらに、この後で背中から突き出ている剣を映せば、多くの観客が頭のなかで「貫通する瞬間を見た」と錯覚するそうです。  本番をせずにセックスを描くときも、多くの人たちがこれと同じようにしてリアリティを出そうと腐心してきたはずです。濡れた効果音や女性の喘ぎ声、ベッドが軋む音、肉と肉がぶつかる音、さらには演じる人の表情などなど。それが真に迫っていれば、視覚と聴覚で補完され、「物足りない」と感じることもないと思うのですが。 空気人形でイケる妄想力  そもそも妄想力、特に男性の妄想力ってもっともっとポテンシャルを秘めていると思うんですよね。ラブドールといえばオリエント工業の精巧な人形が有名ですが、お値段がスゴいので、あれは相当なマニア用。実際に売れているのは↓のようなものです。  リアリティとは対極中の対極にある空気人形を相手に、パッケージの女の子なり、その他好みの女の子なりを妄想し、興奮し、それで射精までできちゃうのです。その行為のあいだに、どんだけのものを補完しているというのでしょう。  触覚を媒介として妄想を膨らませるという方法もあります。そのためのグッズがいま、市場にはあふれるほど存在しているのです。特に男性向けのオナホール市場は充実しまくりでなので、選びたい放題。股間でオナホールと本番をいたせば、その快感が視覚で受け取る刺激をはるかに上回るということも考えられます。つまり、そこで行われているのが本番かどうかは、イクための絶対条件ではなくなる可能性があるということです。  私はアダルトグッズというのはすべて「使いよう」だと思っています。どう使うかは、その人次第。妄想を広げる媒介として上手に利用されるようになれば、本番至上主義からの脱却に少しは役立つのではないかと思うのです。  性的興奮を高める手段がこんなにたくさんある現代において、「本番じゃなきゃダメ」となるのって、ある意味、思考停止なんじゃないかと思うわけです。自分たちの妄想力を侮りすぎ、といえるかも。もっと信じてみましょうよ、そして鍛えてみましょうよ、妄想力!