“東京”と自分の距離感――長谷川町蔵×山内マリコが話す「東京女子の生きざま」

 『あたしたちの未来はきっと』(長谷川町蔵著、タバブックス)は東京郊外、町田の中学校を舞台に「イケてる女子グループ」に属した一人ひとりの、その後を追った小説だ。その刊行記念イベントとして『小説で描く東京女子の生きざま』が、下北沢B&Bで開催された。長谷川氏とともに出演したのが『ここは退屈迎えに来て』(幻冬舎)で地方と上京生活を描き、『あのこは貴族』(集英社)で東京の「貴族階級」を描いた山内マリコ氏。“東京”という街について語ったイベントをレポートしたい。

■町田や千葉、都心から離れる生活
 長谷川氏は小説の舞台となった町田市出身であり、「目黒区は豊かな感じがして苦手。ひがみなんですが」と、同じ都民でありながら都心への嫉妬心を感じていることを話す。電車の路線によっては、東京から神奈川を経由して到着することもあり、神奈川県にあると誤解されがちな東京都町田市。なお、天気予報は東京よりも横浜寄りであり、言葉遣いも「じゃん」を多用するなど横浜に近いという。

 ちなみに、町田市からさらに南に下った神奈川県藤沢市出身の中居正広氏は「だべ?」を語尾につけることがあるが、「だべ?」は藤沢を含む小田急江ノ島線沿線の言葉だと長谷川氏が続けると、場内は深くうなずく人々も少なくなかった。地方の人が聞くと神奈川出身の都会の人がバーチャルで“カッペ”言葉を使っていると思われるかもしれないが、「ガチなのだ」と長谷川氏。

 このように、東京といえども生活が神奈川ベースになっている町田市民だが、「町田なんかに住んでるの?」と言われることは、とても悲しいと話す長谷川氏に、山内氏が「三浦しをん先生が素敵に(町田を)書いてくれたから※」と励ます一幕もあった。(※直木賞受賞作の三浦しをん『まほろ駅前多田便利軒』(文藝文春)の舞台は町田がモデルになっている)

 東京からあえて離れるという選択肢もある。「千葉に越して、東京で遅くなり終電がなくなったらビジネスホテルに泊まると割り切って暮らしている知人が、とてもイキイキしている」と山内氏。ライフスタイルに1つの正解はないが、自分にあった暮らしができれば活力が湧くというのはとてもわかる。

 山内氏は上京当初、吉祥寺、荻窪と中央線沿線で暮らしており、町田で生まれ育った長谷川氏も小田急線沿線で住まいを探し「町田~新宿間から、じわっと広がったエリア」でしか住んでいないという。「離れると死ぬ的な、沿線の呪縛がある」と長谷川氏。なお、山内氏はその後、台東区方面と中央線沿線から離れるが、「年齢的に(生活)エリアを変えられるラストチャンスだったと思う。地方から東京に上京するとき並みの大きな転換だった」と振り返る。住んでいる街のカラーを変える、というのは、なかなかに決意や踏ん切りのいることなのだ。

■「東京」は歴史の浅い、新しい街
 イベント後半では、長谷川氏により東京の歴史が紹介された。まず「江戸」の範囲はどこまでだったのかが紹介され、環状になっている大江戸線の範囲までがおおむね「江戸」になり、今の23区よりもかなり狭いことがわかる。このエリアが明治になり「東京市」となり、ほかは「郡」として子分扱いだったという。

 街としての「東京」が完成するのは1936年と案外新しく、「1860年に南北戦争が起きたアメリカと違い東京は歴史があるというが、そうではない」と長谷川氏。因習が息づく古都京都と違い、東京は新しい街なのだ。

 文化の面から東京を見ていくと、小説『武蔵野』で都会から離れたカントリーライフを提言した国木田独歩が、その「カントリーライフ」を送っていたのは渋谷だったという。また、島崎藤村は『破戒』を書いた際に、夏目漱石から「あそこまで田舎で書くとは、よほどの気合だ」と感心されたそうだが、その「田舎」がどこかと言えば、今の歌舞伎町だ。戦前、戦後の昭和カルチャーまでの担い手の中心は中央区、墨田区、台東区といった東京の東側の下町出身者であり、「下町エスタブリッシュメント」が存在していたという。なお、現在の下町エスタブリッシュメントを体現する存在として長谷川氏は“なぎら健壱氏”を挙げる。なぎら氏は「アタシ」が一人称であり、一方、足立区出身のビートたけし氏の一人称は「オイラ」だ。

 なお、ハイソさを感じさせる「山の手」は“第一山の手”エリアから“第四山の手”エリアまであり、オリジナルである第一山の手が文京区。第二山の手が芝、麻布、赤坂という、今のセレブが暮らす街としてのイメージが強いが、街としての歴史は案外浅い。なお、第三山の手は世田谷、太田、杉並と、従来の「江戸」から西、南方面に拡張したものになり、第四山の手になると三多摩地区に川崎、横浜内陸部、湘南、千葉、埼玉も含めた広大なものになるのだそうだ。

 しかし、山の手の言葉で想起されるような「会社員の父親と専業主婦の母親、郊外(第三、第四山の手)に戸建住居があり、犬を飼っていて」というようなライフスタイルを送る人は、今は少ないと長谷川氏。現在、羽振りのいいサラリーマンは郊外の戸建よりも都心に近い豊洲や二子玉川などのタワーマンションを選びがちだ。

■身の丈に合った“東京”で暮らす
 イベント終盤、「女子が選んだ住みたい街ランキング」を参照しながら「初上京で18歳の人が暮らすには、どの街がいいか」というテーマに話が展開した。山内氏は「西荻窪」を挙げ、自身が上京した際に最初に暮らしたのは西荻窪の隣で、人気の街ランキングでもよく上位になる吉祥寺だが、「大学で大阪に出て、その後京都で暮らしてからの吉祥寺だったために、フーンという感じだったものの、18歳でいきなり吉祥寺に暮らしたら、街が大きすぎて4年で(地元に)戻っていたかもしれない」と話す。

 一方の長谷川氏が推すのは「町田」だ。40分あればたいていの盛り場に行けるアクセスのよさと、人口40万人(富山市と大体同じ)という街のサイズ感を挙げる。「すごく地方から、いきなり東京の23区など都会に出てしまうとおかしくなりかねない」とのことで、両氏ともに初上京においては「街のサイズのほどよさ、無理のなさ」を挙げていたのが印象的だった。

 山内氏は、西荻窪で暮らし、千葉に移住した現代美術家・会田誠氏の、「最初は西荻が恋しかったものの、千葉は故郷に似ていた」というエピソードを紹介。「身の丈にあった怖くない東京から暮らしを始めていって、いずれ故郷に似た街へと戻っていくのではないか」と話した。

 故郷や、故郷のような街では暮らしたくないと、それが原動力になって東京に出てくる人もいるだろう。選択肢の多い都市・東京で暮らす人が、「どこの出身で、いまどの街を選んで暮らしているのか」は、その人を知るにおいて想像以上に大きなヒントなのだと感じたイベントだった。

石徹白未亜(いとしろ・みあ)
ライター。専門分野はネット依存、同人文化(二次創作)。著書に『節ネット、はじめました。』(CCCメディアハウス)。いとしろ堂

草なぎ剛&Sexy Zone菊池出演『嘘の戦争』いよいよ最終回! 3月14日(火)ジャニーズアイドル出演情報

――翌日にジャニーズアイドルが出演予定の番組情報をお届けします。見逃さないように、録画予約をお忘れなく!

※一部を除き、首都圏の放送情報を元に構成しています。
※番組編成、及び放送日時は変更になることがあります。最新情報は番組公式サイト等をご確認ください。

●TOKIO

8:00~ 9:55 『白熱ライブビビット』(TBS系) 国分太一
11:25~11:30 『国分太一のおさんぽジャパン』(フジテレビ系) 国分太一
18:55~19:25 『Rの法則』(NHK Eテレ) 山口達也

※『幸せ!ボンビーガール』(日本テレビ系、山口達也)は放送休止。

●V6

8:15~ 9:54 『あさイチ』(NHK総合) 井ノ原快彦
25:13~25:43 『アメージパング!』(TBS系)

【ゲスト】
24:25~25:10 『Good Time Music』(TBS系)

 

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マウント凝縮フルコース「先輩ママ」の友人宅訪問は地獄でしかなかった

息子が生後3カ月ごろ、初めて息子を連れて幼稚園・高校時代の友人Tの家へ遊びに行った。
Tには二人の子供がおり、当時長女が4歳・長男が5カ月。長男と私の息子は同学年でわずか2カ月違いだ。
家族ぐるみでの長い付き合いだったし、産後初めて子供同士を合わせるという、普通の友人同士ならやるであろうイベントなわけだが、その日、私はやけに気乗りがしなかった。
久々にTに会えることも、Tの赤ちゃんと息子を対面させられることも、それ自体は嬉しいことであるはずなのだが、心のどこかで、これは一方的な“マウント会”になるに違いないと、確信していたのだ。

◎一方的な価値観の押し付けがウザいT

Tは決して悪い人間ではない。良いところがいっぱいあるから付き合ってきたのだ。
ただ、Tが先に結婚してから、ちょっと違和感を覚え始めた。まだ独身だった私に「愛ちゃんはまだなのぉ~?」としきりに言うようになったのである。
Tは長女を出産後、子供が好きではなくそもそも自分が母親になるイメージなど全くできていない私に「産んじゃえば絶対可愛いよ。早くしないと産めなくなるよ」と勧めてきたりもした。

人それぞれ価値観は異なる、という前提条件をTとは共有できないと思った。
Tは特に結婚や出産において「自分が到達した」ことを現在していない相手に対して「未熟」扱いするような節があった。だから徐々に、私はTと距離を置くようになり、自分が妊娠したことも直接Tに報告しなかった。

しかし別の友人を通じて私の妊娠を知ったTは、急にたくさん連絡をよこしてくるようになった。そして「つわりがその程度ならまだマシ」とか、「家で靴下履かないなんてありえない!」とか、いきなり「先生」になったかのような調子で物申してくるのである。

妊娠後期や入院間際まで「運動が足りてない。難産になるよ」とか「そんなのはおしるしじゃない、もっとこうなハズ」とか、いちいち自分の経験が“正しい産婦”の経験そのものだとでも言いたげに主張するTに、私はすっかり疲れていた。でも、子供が産まれたらきっとTに一度は会うことになるんだろう。なにしろ幼稚園時代から、実家の家族ぐるみの友達なのだ。そう思って、近い将来が憂鬱だった。

私は産後、退院してからろくに寝られない生活が続き、生後間もない命を預かっているという不安との戦いや、母乳がスムーズにいかないことのストレスや、貧血がひどく、食事も喉を通らないし、本当に余裕のない毎日だった。
その時期にTと私の母が連絡を取り合い、彼女が我が家に遊びに来るという話になったようなのだが、こんな状況で、ああだこうだと「レクチャー」されるのはさすがに耐えがたい。その時はやんわりと断り、そのうち落ち着いたら……ということになった。

息子は生後2カ月で寝返りを覚えたのだが、オムツ替えの際に身体をひねらせて寝返りを打とうとするので替えづらくて困った。それを近くで見ていた母は、Tに近況報告がてらLINEで気軽にそのことも話したりしていた。
その時のYからの返信は「あるよね~笑」ではなく「もーー! Aちゃんったら……そんなやり方じゃダメ!!もう、教えるから連れてきて!!!」というものだった。
家族ぐるみのざっくばらんな付き合いをしていた関係だから、この物言い自体に母は特に何も思わず、むしろ「先輩ママ」のTが、私を案じてくれていると喜ばしく思っていたようだ。

この段階で「ああ……きたきた……」と、私はTとの心の距離を早速取り始めてしまっていた。
まだ2カ月なのだから慣れないのは当然だったし、数をこなしていけばどうってことない、私にとっては「“今”の小さな課題」であり、別に悩んでいたわけではない。
だというのに、「もう! そんなんじゃダメ!! 喝!!」とばかりに早速首を突っ込んでこようとしたTだったから(自分だって最初からできたわけじゃなかろうに)、T宅に遊びに行くとなれば、いよいよ「慣れたお母さん」を最大限に演出できる日が来たとばかりに大御所審査員気分で待ち構えているに違いないと思った。なんとかして避けたかったが、そうもいかず、ついに対面の日と相成ったのだ。
上手くぶつからずマウントを回避できる術はないものか……私は緊張していた。

◎「息子ちゃんがかわいそう!!!!」

約束当日。T宅には、Tのお母さんが来ており、私も母と息子と3人でお邪魔した。Tの夫は不在で、30年来のつきあいである母子と孫同士が一同に会する日となった。

「〇〇(息子)ちゃん~!! いらっしゃい~!」と、笑顔で迎えてくれたTとTのお母さん。
しかし約30分後、私はTのマウント行為に耐えかねて、早くも帰りたくなっていた。

「先輩ママのマウント行為」については以前にも書いてきたが、今回は、その凝縮体験をフルコースで紹介しようと思う。

●「そんな小さいうちから預けて、心配じゃないの!?」(保育園)

私の息子は、生後1カ月半の時に奇跡的に保育園に入ることができた。もちろん、月齢が低いこともありフルで預けるのは無理だったが、家計を維持するためにも少しでも早い段階で働きに出ることを希望していた私には有り難いことだったし、このご時世こういう母親はそこらじゅうに存在するとは思う。
でも、保育園に預けること自体を良く思わない人々もいるし、まして「そんなに小さい月齢で!?」と眉をひそめる人は少なくないだろうと、自分でも思っていた。
そしてTはそちら側の人間だ。Tの感想はもちろん、「ええー! かわいそう!!」。

私だってまだ身体が回復しきってない中での仕事復帰はきつかった。でも、それぞれの家庭ごとに事情なんかまったく違う。“今”奇跡的に保育園入園できたが、一年後だったらアウトかもしれない。一年みっちり母子密着育児をした結果、保育園落ちたの私だ状態になり、仕事復帰できず、減ってゆく預金残高に不安が募っていたかもしれない。
「そんな小さいうちから預けて、心配じゃないの!?」とTは言うが、それは私の息子を案じてくれているのではなく、私を責めているだけである。育児放棄とまではいかないにしても「子供を無下にしてる」とTは捉えているのだ。

●「そんなの全然いいほう!!」(夜の睡眠)

新生児期こそかなりの細切れ睡眠だったが、息子はこの時期、5時間ぐらいまとめて寝るようになっていた(ただし一時的なものだったらしく、その後また細切れ睡眠期に入って体力が削られたのだが……)。

母子2組での会話の中で、私が「まとまった睡眠が取れない」状況だったことに話が及ぶや、Tは「えーーー!! そんなの全然いいほう!!」と、目をつりあげてまるで噛みつきそうな勢い(“目の色を変える”とはまさにこのことだ)でブーイングの声を上げた。いわく、「もっと寝ない子はいくらでもいる」そうだが、余所の子と比較することに意味なんてないだろう。
赤子なんて100人いたら100人違う。それに良い時期もあれば難しい時期もある。
「先輩ママ」ならそれぐらい、わかっているでしょうに。

●「抱っこが足りないんじゃないのぉ~?」(抱っこ問題)

3カ月になった息子はかなり活発になってきていて、普段「抱っこで落ち着かされる」という行為を嫌がっていた。
だから私は息子を好きに遊ばせていたし、無闇に「抱っこ」はしない、出来ない。母子のコミュニケーションは「抱っこ」がすべてではないし。
この日も元気に動き回っている息子を横目に、そのことを話すとTは、やはり納得いかない様子で、その流れで私の息子が一人遊びが好きだというと、「抱っこが足りないんじゃないのぉ~?」。え、どうしてそーなる???
Tが「できるだけ子供を抱っこしたい」と考えて実行するのは自由だが、育児方針や子供の性質なんて人それぞれであって、「抱っこが足りないから子供がさみしがっている」と短絡的に決め付けられても困惑するしかない。というか正直、そんなことを言われても嫌な気持ちになるだけだ。

この後、寝ぼけ眼になった私の息子をTが抱き上げ、息子はそのままウトウトし始めた。私の母が「寝そう! やっぱ抱っこが好きなんだね~♪」と言い、Tは「違う違う。抱っこが上手いんじゃない? やっぱ寂しいんだよ」と言った。ああ、帰りたい!
これでもかというくらいに「自信」を見せつけてくるTの姿に、もしかしたらTにとっての子育てとは「闘い」なのかもしれない、Tは何かと「闘って」いるのだ、と感じた。

●「完全ミルクなんてかわいそう!!!」(母乳について)

T宅で用意してくれた昼食をいただき、大人たちがお腹いっぱいになってきたところで、最大の難所が訪れた。
私は初期の母乳トラブル(「乳首を吸われたくない」私が完全粉ミルクを選択した理由と、母乳信仰)によりミルク育児を進めてきたのだが、一番デリケートな問題だっただけに、この話題でTからマウントされて平穏を装える自信がなかった。
だから話題に及ばないよう必死に避けてきたが、2~3時間滞在していれば自然と“バレ”る。

「ほぼ最初から完全ミルク」という事実を話した時のTの反応は、保育園ネタの時よりも大きかった。
「ええええーーー!!!!」と大ブーイングをしたのち、「なにそれー! かわいそう!!!」と断言……。さすがに<嫌な気持ち>を通り越して<怒り>もわいてきた。

Tは私が完全ミルク育児をするに至る事情は知らないし、この一言に私がどれだけ傷つくかなど考えもしないわけで、私がスルーすれば良い話なのだろう。身体の芯からムズムズと湧き出てくる怒りを抑え込み「色んなやり方があっていいんじゃない?」と口にしたが、多分私の怒りは届いていない。
そもそも私の事情(母乳のつもりだったけどダメだったからミルクに移行した)がどうであれ、「ミルク育児を頭から批判」するTの態度は非常に残念だった。

「かわいそう」とはなんだ? 誰目線? お前は私の息子か?
母乳は美味しくてミルクは不味いかというと、そんなわけはない。母乳は安心を与えられるけど、ミルクは不安定にさせる? そんなわけない。何の裏付けもないのに、ミルク育児で育っている私の息子を「かわいそうな子」呼ばわりされる筋合いはない。
っていうか、「自分じゃなきゃダメ」ではない「完全ミルク」を手抜きのように言うが、夜中何度も湯を沸かしてミルクを氷で冷まし、哺乳瓶を毎回洗って消毒して……ってむしろ手間なのだが。これ、手間ヒマかけて育ててます~、と言っていいくらいだと思う。

この後にまたタイミングよくTの息子の授乳時間になり、来客がいるのだからてっきり別室へ行くかケープか何かを出すのかと思ったら、その場でボロンと惜しげもなく乳房を出し、手慣れた様子で授乳を始めた。幼馴染みとその母だから抵抗がないのか。
いや、どうやらTは、この一言を言いたかったらしい。
子供に乳首を咥えさせながら「ほら、安心してるでしょ?」。

うわあ、消化できない。

◎先輩ママをお手本にするのは無意味

私がTを「先輩ママ」として持ち上げ、自分は未熟者なので教えてください……というスタンスで応じていれば満足なのだろうか。いや、Tと話していると、私の息子がまるでTの監視下にある子かのようだ。

Tが「かわいそうだ」と決めつけ、「抱っこが足りない」と奪うようにして抱いているその赤子は、紛れもなく私が妊娠や出産に耐え抜いて産んだ子供だ。保育園に行こうが一人遊びしようが完全ミルクだろうが、それらは母である私が、自分と息子にはこのやり方がベストだと信じ、選んだ方法であり、Tが介入する余地はない。
何より今、この子はこんなに元気でこうして遊びにも来ているのだから、何がかわいそうでどこが間違ってると言うのだろう。

世の中には「苦労すればするほどえらい」というわけのわからない育児文化があるが、この日もそれを痛烈に感じたエピソードがあった。
私の息子は初対面だろうが何だろうが誰に抱かれても嫌がらない。要は「ママにベッタリ」なタイプではないのだが、これもT曰く「やっぱ、スキンシップが足りてないんじゃない? おっぱいもあげないし。愛情の欠如だよ」だそうだ。

捉え方次第だな、と思った。むしろ私は息子が誰に会っても喜んで抱っこしてもらえて、幼いうちからたくさんのコミュニケーションが取れることを「良いこと」だと思っていたし、「ママ」である私じゃなくても笑顔を振りまき、可愛がってもらえたり世話をしてもらえるのは、私自身もとてもやりやすかった。
逆にTの息子は「ママにベッタリ」タイプで「パパでもダメ」、何かにつけ「ママ」を探して泣き、大変だそうだが、Tはそのことをとても誇らしげに話す。でもこれも捉え方次第で、同じ状況で「本当に大変で、身動きとれなくて、つらくて……」と病んでしまう親もいるだろう。

Tが自信満々にマウントを取ろうとするのは、自信のなさの裏返しのように思える。自分の育児を、ひいては彼女自身を肯定するために、Tとは違う育児方針の私を責めて私の息子を「かわいそう!」と言うのではないか。
自分は片時も我が子から離れず大事に育ててきたが、愛は「ママ」としての責任を全うせず息子と一定の距離を取っている。自分のほうが正しいはずだ、と。
でも、どちらかしか正しくない、なんてことは、あるんだろうか。

母子密着育児が推奨される風潮は未だにあるし、こうしてTのような「ママ友」などもいる中で、惑わされず自分と息子に合ったやり方を模索しここに至るまで、私は結構、苦労した。
でも実際に行政サービスを活用し、自分以外の大人にも息子の育児にかかわってもらい、ミルクで育てている今、すごく快適だ。最初から「産んだらそうしよう」と計画していたわけではなく大体なりゆきで選択したことだが、いざやってみると、私と息子にはこの方法が合っていたのだと思えている。

結局は以前にも書いたように、「先輩ママ」のTは「とにかく褒められたい」自己顕示欲のかたまりだったのだろうが、それをたった1日(数時間)のうちにここまでフルコースで堪能させられた経験はなかったので、記しておきたかった。

何度も強調するが、どのような育児を遂行するかは、育児する当人が決めることだ。
それを傍から正解・不正解と審査する人間がおかしい。その“正解”の概念は当事者の母親ごとに異なるだろうし、第一、「この育児生活は正解だった」とわかるとしたら、ずっと先の未来のことなのではないだろうか?

「先輩ママ」は、お手本でも先生でもない。育児に向き合う責任を持った同志の他人でしかないのだ。もちろん情報共有すれば得なことだってたくさんあるが、所詮その程度だ。

“そんなこと言っても他のママの情報がなかったら、子のトラブルのときどうしたら?”とか、“自分じゃ判断できない事態が起きたなら?”と思うのなら、医師や地域の保健師など、専門家に聞けば良い。自分に合ったやり方を見つけ、本当に困ったときは親でも先輩ママでもなく、専門家を頼る。それが当たり前になってほしい。
そして、Tのような「先輩ママ」のターゲットになった時に、「ああ、これがこの人の習性か」と華麗にスルーできればと願う。

■ 小出 愛
1981年生まれ、学生時代から10年以上スポーツ一本、卒業後はスポーツトレーナーとして第一線を志すも、いろいろあってパチ屋店員に。そこで旦那と出会い、結婚、2016年に第一子出産。プロレスは知らないけど猪木が好き。ママ友ヒエラルキーには入りません。

イカレポンチなマサオに泣かされる『A LIFE~愛しき人~』14.7%で、いよいよ最終回へ

イカレポンチなマサオに泣かされる『A LIFE~愛しき人~』14.7%で、いよいよ最終回への画像1
TBS系『A LIFE ~愛しき人~』番組サイトより
 日曜劇場『A LIFE~愛しき人~』(TBS系)は最終回前の第9話。視聴率は14.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と前回より1.0ポイント下げていますが、裏のWBCが超オモシロ試合で25%以上(中継5時間の平均で!)も獲ってますので、まあ大健闘かなという感じです。  前回は、マドンナ深冬(竹内結子)の脳腫瘍を夫・マサオ(浅野忠信)と元カレ・沖田(木村拓哉)のどっちがオペするかでモメにモメたところまで。もう、すぐにでも結論を出して切らなきゃいけない状況でしたが、深冬が腫瘍から出血したことで、逆に3週間の猶予ができました。  これにより、マサオにもしっかり準備期間が与えられることになり、また沖田にも「実父の手術でミスをした」という事実から立ち直る時間ができました。  この間に、2人はそれぞれ意味深いオペに臨むことになります。  沖田の患者は、急患で運ばれてきた中年女性。複雑な症例で、他の病院では処置のしようがなく、いわゆる“沖田にしか切れない”患者です。聞けば、母ひとり子ひとりなんだそうですが、この患者の息子の小学生が、実に厄介なことを言い出します。  失敗したばかりの沖田に「絶対失敗しないですよね」とプレッシャーをかけるのは、まだ序の口。どこで聞いてきたのか「この病院にはベルギーの王様の家族を切った医者がいるそうじゃないか」「偉い先生はお金持ちじゃないとやってくれないのか」と、やけに医療現場について精通している小学生・知樹くん(藤本飛龍)。はては「一億円」の借用書を手書きで作ってきて、「ベルギーの先生に渡してくれ」と沖田に迫ります。沖田こそ、その“ベルギーの先生”なわけですが、沖田は特に名乗り出るでもなく手術を成功させました。  沖田が医者を志したのも、母親を病気で亡くした悔しさからでした。だから、知樹くんの気持ちも痛いほどよくわかります。手術を前に珍しくイラついていた沖田でしたが、後輩の井川先生(松山ケンイチ)や父・一心(田中泯)にたしなめられて、ひとりひとりの患者に対して、あらゆる雑念を捨てて一途一心に準備をする大切さを再確認。深冬の手術に向けて、メンタルを整えることができました。  一方、マサオです。ここまでイカレポンチな面ばかりがクローズアップされてきたマサオでしたが、実は日本でも指折りの脳神経外科医でした。院長のもとに持ち込まれた難しい脳腫瘍の患者を、新しいアプローチで手術することになります。この患者というのが現役の厚生労働大臣だったこともあり、大きなプレッシャーがかかりつつも、成功すれば一気に病院の名を上げるチャンスでもあります。  こちらは、さしたる山場もなく、あっさり成功。天才・沖田も「すげえよ」と認めざるを得ない、見事な腕前です。そしてマサオは、妻・深冬に「俺がやる」と告げることになります。  これ、一歩引いて見ると、マサオが切る流れなんですよね。沖田が「すげえよ」と認める通り2人の腕前が同等なのだとしたら、マサオこそ深冬を切るのに相応しい人物として描かれてきているんです。  妻の脳に腫瘍を見つけてしまう。「家族は切れない」という大前提がある。そこに幼なじみの信頼できる沖田が現れ、マサオは沖田に手術を託すことにする。深冬は沖田の元カノで、自分が謀略を駆使して奪って妻にしたという経緯に後ろめたさもある。でも、実際に妻の頭を切ることを想像したら、気が狂いそうになっちゃう描写もありました。  しかしそんなマサオが目の当たりにしたのは、天才・沖田でもやはり家族の手術をすればミスが起こるという事実でした。幸い、術式は沖田が考えてくれたし、3週間の準備期間もできた。大臣の手術という、ものすごくプレッシャーのかかる仕事も、難なくやってのけた。自信も取り戻した。 「やはり、愛する妻は自分が救いたい」  と思うのは、ごく自然な心理だし、ここまで積み重ねたドラマのクライマックスが与えられるべきは、やっぱりマサオに見える。  でも、そうはいかない。なぜなら、沖田が、木村拓哉が、この作品の主人公だからです。こういうことって、脇の登場人物を丁寧に描けば描くほど、しばしば発生してしまう問題なんです。特に『A LIFE』は前半、主人公・沖田に変化がないために、マサオや井川先生、オペナース柴田さんに多くのエピソードを振ってしまったおかげで、キャラクターの掘り下げという面で、結果的に沖田よりマサオのほうがずっと深く、視聴者にアピールされてしまっているのです。  それでも、退場していただくしかありません。脇役は、脇役に甘んじていただかなければならない。ここで、マサオはイカレポンチな行動のツケを払わされることになります。かなり強引ではありましたが、外科部長・羽村(及川光博)と、ヤリ捨てられた不倫相手・榊原弁護士(菜々緒)が結託して、院長にマサオの悪事をチクることになります。  一方、マサオは深冬からも「私のオペは、沖田先生にお願いしたいです」と告げられます。マサオは、これに逆上します。 「なんでカズなんだ! え!?」 「カズは腕がいいからか?」 「カズのほうが信用できるからか? え?」 「信頼できるのがカズだからか?」 「失敗してもカズなら殺されてもいいからか?」  これまで、ギャハハと笑い飛ばしてきた浅野忠信の大仰芝居でしたが、今回ばかりは笑えなかったなー。マサオのマサオなりの悔しさが刺さってきて、泣けちゃったなー。  マサオは、深冬がその前夜、痺れの出ている手で「15歳になった莉菜へ」という手紙をしたためていたことを知りません。深冬は死を覚悟して、遺書を書いていたのです。そして、まだ幼な子である莉奈ちゃんと、こんな会話を交わしていました。 「ねえ莉菜、お父さん(マサオ)のこと好き?」 「うん、大好き」 「そうだね、大好きだね」  深冬は深冬なりに、莉菜の大好きなお父さんであるマサオに「切らせるべきではない」という判断をしていたということです。必死にそれを伝えようとする深冬ですが、マサオは聞く耳を持つことができません。  さらに悪いことに、羽村と榊原にマサオの「乗っ取り計画」を知らされた院長(柄本明)がやってきて、マサオをクビにしてしまいます。  最終回を前に、がっつりマサオに感情移入してしまった今回。結局深冬の手術は、そりゃキムタクがやることになるんでしょうけれども、マサオにもささやかな救いが訪れてほしいな、と思った今回でした。  というわけで、『A LIFE』も残すところ、あと1話。揺れ動くマサオ、一人前の外科医に成長していく井川、もちろん深冬の手術の行方も含めて、内容盛りだくさんな最終回になりそうです。楽しみ~。 (文=どらまっ子AKIちゃん)

ヴィジュアル系バンドが“局部露出チェキ”販売!? アイドルより酷い特典商法に驚愕!

ヴィジュアル系バンドが局部露出チェキ販売!? アイドルより酷い特典商法に驚愕!の画像1
Twitterより
 ヴィジュアル系バンドのボーカル・SHOWがファンに販売したインスタント写真“チェキ”が、局部を露出しているのではないかと波紋を呼んでいる。  SHOWは9日、バンド・39STUのボーカルとして都内のライブハウス「池袋CYBER」に出演。会場で自身のチェキを販売したほか、20枚購入したファンにはツーショット写真を撮る特典も付けていた。  ライブ前、SHOWは自身のTwitterで「チェキが撮り終わりました。 限界まで攻めたので宜しく」と告知。さらに、「当たりはこの辺」と、股間にモザイクがかかった全裸写真を投稿した。  モザイクの下がどの程度の露出であるかは定かではないものの、ネット上では「衝撃的」「V系って、今こんなことになってるのか!」「V系が誤解されるからやめてほしい」「購入者の年齢確認してるのか?」といった声が上がっている。 「V系インディーズバンドはここ数年、地下アイドル化が進み、チェキ商法が定番化。価格は1枚300円から1,000円ほどで、複数購入者にハグやツーショット撮影などを行うバンドも。中には、ファンが喜ぶからと、キスをしたり、胸を触るようなバンドマンもいます。チェキを大量購入するバンギャは“チェキ廃”などと呼ばれ、メンバーから“太客”として重宝されます」(音楽ライター)  V系といえば、2004年頃にエンターテインメント性の強いバンドが注目を浴び、“ネオ・ヴィジュアル系ブーム”が起きるも、商業的に成功したバンドはほとんどいないとも言われている。  次第にブームは衰え、11年以降には「Neo genesis」(ソフトバンククリエイティブ)、「Zy [zi:]」(Zy Connection)、「FOOL'S MATE」(フールズメイト)といった専門誌が軒並み廃刊に。昨年9月には、「SHOXX」や「ARENA37℃」を刊行していた音楽専科社が倒産した。 「政府はクールジャパンの一つとしてV系を挙げているものの、多くのバンドが過剰なファンサービスで食いつないでいるのが現状。ただ、そんな現状に嫌気が差して解散するバンドも多く、バンド自体の数が激減している。V系業界は、悪い方向に進む一方です」(同)  もはや、ただの“チェキ屋”と化しているV系インディーズバンド。衰退する日本の音楽業界の中でも、ここは末期のようだ。

クリスティアーノ・ロナウド、代理母によって間もなく双子が誕生!?

 昨年11月に、所属チームであるレアル・マドリードとの契約を5年延長したことを発表した、世界的サッカー選手のクリスティアーノ・ロナウド。クリスティアーノは、芸術的なまでに美しい自分の顔と体を頻繁にSNSに投稿することでも有名。Twitter、インスタグラム、Facebook、3つのアカウントのフォロワー数は合計して2億を超えており、インスタグラムには2010年に誕生した長男クリスティアーノ・ジュニアも時折登場し、溺愛のほどがうかがえる。

 そんなクリスティアーノについて新たな情報が飛び込んできた。英大手タブロイド紙「ザ・サン」が11日、クリスティアーノにもうすぐ双子の男児が誕生すると報道したのだ。出産するのは、アメリカ在住の女性で、いわゆる“代理母”。クリスティアーノはスペインの高級住宅地ラ・フィンカにある邸宅に住んでいるが、双子たちは誕生後、この家に届けられるとのこと。「ごく親しい友人や家族にしか話していないが、クリスティアーノは双子を家族に迎えることを心待ちにしている」と伝えた。このタイミングで双子を迎える理由は「クリスティアーノ・ジュニアが、弟を持つ準備ができたから」だと伝えている。

 長男を迎えた直後、タブロイドに「相手は一夜を過した貧しいウェイトレス」と書き立てられたことがあるクリスティアーノだが、今では代理母による出産だったという説が有力。代理出産した女性には、契約金と口止め料として1,200万ユーロ(約14億7,000万円)を支払ったウワサも流れており、以前クリスティアーノの姉が発した「出産した女性は死んでいる」という言葉も、「代理出産なのだから母親などいない」というニュアンスで口にしたのではないかといわれている。

 代理母を選んだ理由だが、親権や養育費、感情的なことで揉めたくないからだとみられている。クリスティアーノのように莫大な資産を持つ男なら、しっかりと契約を結んだ代理母に出産させることが最良だと考えたのだろう。しかし、一方でクリスティアーノの同性愛疑惑も再燃している。

 長男を代理母に出産させた時、クリスティアーノはロシア人モデルのイリーナ・シェイクと交際中だった。イリーナと破局後は特定の彼女は作らず、プライベートな時間は息子に捧げてきたが、昨年末にはスペイン人モデルのジョルジーナ・ロドリゲスとの交際が発覚。カツラをかぶってディズニーランド・パリでデートする姿がパパラッチされたことが大きな話題となった。ネット上では、このジョルジーナとの交際は偽りであり、「代理母に出産させるにあたり、カモフラージュとして新しい彼女を作ったのでは」という声も上がっているのだ。

 クリスティアーノは15年末にオランダ出身のキックボクサー/元K-1選手のバダ・ハリとの熱愛をウワサされたことがある。水着姿でバタにお姫様抱っこされ、うれしそうな表情を浮かべる写真などもSNSにアップされ、彼の住むモロッコへ足繁く通い続けるクリスティアーノを心配したレアル・マドリードの会長が「モロッコへの渡航禁止令」を出したと報じられたほど。2人の熱愛は、当時ゴシップ誌を大いに賑わせた。

 バダとの同性愛ゴシップも過去のものになり、新しくダミーの彼女も作ったこのタイミングでの代理母出産に、ネット上では「さすが完璧主義者」「用意周到なカモフラージュ」という声が上がっているのである。

 15年に公開された自身のドキュメンタリー映画『Ronaldo』で、長男の誕生に関して「誰にも話したことはないし、これからも話すつもりはない」と断言。「若くして子どもを持つことが夢だったんだ。父親や母親がいない子どもはこの世にたくさんいる。父親だけいれば十分だ」と話していたクリスティアーノ。さまざまな疑惑が取りざたされているが、SNSや映画を見る限り「よい父親」であることは間違いないようだ。

クリスティアーノ・ロナウド、代理母によって間もなく双子が誕生!?

 昨年11月に、所属チームであるレアル・マドリードとの契約を5年延長したことを発表した、世界的サッカー選手のクリスティアーノ・ロナウド。クリスティアーノは、芸術的なまでに美しい自分の顔と体を頻繁にSNSに投稿することでも有名。Twitter、インスタグラム、Facebook、3つのアカウントのフォロワー数は合計して2億を超えており、インスタグラムには2010年に誕生した長男クリスティアーノ・ジュニアも時折登場し、溺愛のほどがうかがえる。

 そんなクリスティアーノについて新たな情報が飛び込んできた。英大手タブロイド紙「ザ・サン」が11日、クリスティアーノにもうすぐ双子の男児が誕生すると報道したのだ。出産するのは、アメリカ在住の女性で、いわゆる“代理母”。クリスティアーノはスペインの高級住宅地ラ・フィンカにある邸宅に住んでいるが、双子たちは誕生後、この家に届けられるとのこと。「ごく親しい友人や家族にしか話していないが、クリスティアーノは双子を家族に迎えることを心待ちにしている」と伝えた。このタイミングで双子を迎える理由は「クリスティアーノ・ジュニアが、弟を持つ準備ができたから」だと伝えている。

 長男を迎えた直後、タブロイドに「相手は一夜を過した貧しいウェイトレス」と書き立てられたことがあるクリスティアーノだが、今では代理母による出産だったという説が有力。代理出産した女性には、契約金と口止め料として1,200万ユーロ(約14億7,000万円)を支払ったウワサも流れており、以前クリスティアーノの姉が発した「出産した女性は死んでいる」という言葉も、「代理出産なのだから母親などいない」というニュアンスで口にしたのではないかといわれている。

 代理母を選んだ理由だが、親権や養育費、感情的なことで揉めたくないからだとみられている。クリスティアーノのように莫大な資産を持つ男なら、しっかりと契約を結んだ代理母に出産させることが最良だと考えたのだろう。しかし、一方でクリスティアーノの同性愛疑惑も再燃している。

 長男を代理母に出産させた時、クリスティアーノはロシア人モデルのイリーナ・シェイクと交際中だった。イリーナと破局後は特定の彼女は作らず、プライベートな時間は息子に捧げてきたが、昨年末にはスペイン人モデルのジョルジーナ・ロドリゲスとの交際が発覚。カツラをかぶってディズニーランド・パリでデートする姿がパパラッチされたことが大きな話題となった。ネット上では、このジョルジーナとの交際は偽りであり、「代理母に出産させるにあたり、カモフラージュとして新しい彼女を作ったのでは」という声も上がっているのだ。

 クリスティアーノは15年末にオランダ出身のキックボクサー/元K-1選手のバダ・ハリとの熱愛をウワサされたことがある。水着姿でバタにお姫様抱っこされ、うれしそうな表情を浮かべる写真などもSNSにアップされ、彼の住むモロッコへ足繁く通い続けるクリスティアーノを心配したレアル・マドリードの会長が「モロッコへの渡航禁止令」を出したと報じられたほど。2人の熱愛は、当時ゴシップ誌を大いに賑わせた。

 バダとの同性愛ゴシップも過去のものになり、新しくダミーの彼女も作ったこのタイミングでの代理母出産に、ネット上では「さすが完璧主義者」「用意周到なカモフラージュ」という声が上がっているのである。

 15年に公開された自身のドキュメンタリー映画『Ronaldo』で、長男の誕生に関して「誰にも話したことはないし、これからも話すつもりはない」と断言。「若くして子どもを持つことが夢だったんだ。父親や母親がいない子どもはこの世にたくさんいる。父親だけいれば十分だ」と話していたクリスティアーノ。さまざまな疑惑が取りざたされているが、SNSや映画を見る限り「よい父親」であることは間違いないようだ。

「元夫を騙して妊娠」「出会い系で男遊び」田舎町の工場で熟成される“女の秘密”のいやらしさ

 今回ご紹介する『わたつみ』(中央公論新社)は、日本海に面した京都の田舎町が舞台の物語である。ちくわなどの練り物製造工場である「わたつみ」には大勢の女性が働いており、主人公の京子も、30歳をすぎて東京からこの故郷に戻り、ここに勤めるようになった。

 狭い田舎町ではウワサ話が一番の娯楽である。京子が「東京から出戻って来た」という話はすぐに広まった。彼女は、東京で映画製作をしていたが、とある男に騙されて多額の借金を背負い、故郷に逃げてきたのだ。

 この工場で働く女たちの多くは、仕事と自宅を往復するだけの日々を送っている。人のウワサだけを唯一の楽しみとしている住人たちの目を気にして、窒息しそうになりながらも、それぞれが“生きるため”の快楽を手に入れようと必死でもがいているのだ。

 一見、平凡で無個性な彼女たちだが、その多くは「わけあり」で、一皮剥けばグロテスクなほどの生々しさを露呈する。シングルマザーである元ヤンキーの美津香は、人目を偲んで元夫との逢瀬を繰り返している。元夫が、この街の住人ではない、若く愛らしい女性を後妻に迎えたことに嫉妬し、安全日だと嘘をついて元夫の子を妊娠した。

 東京で知り合った一回り年上の男性と結婚をしたくるみは、「星空フレンド」というオーガニックカフェを夫婦で営んでいるが、自然素材にこだわりながらも、店は閑古鳥が鳴いており、くるみが工場で働かなければ生計が立たない。そんな夫との暮らしに辟易し、こっそりジャンクフードを食べている。ほかにも「わたつみ」には、処女だが密かにローターで遊ぶ女、不倫をしている女、夫とのセックスがない寂しさを紛らわせるために出会い系を使って知らない男と寝る女もいる。

 彼女たちはそれぞれに秘密を抱えながらも決して口には出さず、また、自分と同じように秘密を持つ女を嗅ぎ分ける才能に長けている。本作は京子の話を主軸として、複数の女たちの生臭い物語を淡々と綴っているのだ。

 終始、女たちの好奇の視線が交錯する本作は、ページを進めるごとに息苦しさを覚えるが、同時に女の妖しい艶かしさや官能を感じる。その際たる理由は、彼女たちが自らの“性”を秘密にしている点だと筆者は考える。“子を産むためではないセックスを欲しがる”という、ある意味動物としては無意味な性欲を持て余し、密かに翻弄される様子は、同性の視点からでも、とてもいやらしく感じるのだ。

 ストレートなセックス描写こそ少ないが、この1冊に染み渡る女たちの“欲”は、「わたつみ」という閉鎖的な空間で熟成され、何にも変えがたいほどにいやらしく匂い立つ。子宮の奥がくすぶるような、むず痒い女の性を感じさせる1冊である。
(いしいのりえ)

マツコも愛した、バブル臭ムンムンのセクシーダイナマイト女教師マンガ『イオナ』

マツコも愛した、バブル臭ムンムンのセクシーダイナマイト女教師マンガ『イオナ』の画像1
『イオナ 全9巻完結』(小学館)
 先日『マツコの知らない世界』(TBS系)を見ていたら、普段全然マンガを読まないというマツコ・デラックスが、学生時代に読んでいた数少ないマンガとして『イオナ』を挙げていました。バブル期を象徴するグンバツなバディのイケイケなナオンが登場する女教師マンガ、それが『イオナ』です。あらためて読んでみると、とんでもなくブッ飛んでいたので、本日はこちらをご紹介しましょう。 『イオナ』は「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)に1990~93年まで連載されていた、澤井健先生の作品。当時は、スピリッツ誌面上で「ミス・イオナコンテスト」が開催されるほどの人気作でした。  舞台は、鴻ノ宮小学校5年4組。産休に入った担任の代わりにやって来た教師がなんとびっくり、ハリウッド女優のようなルックスを持つ絶世の美女。その名も五十嵐一女(イオナ)。どのくらいのインパクトなのかというと、典型的な日本人だらけの生徒&教職員に混じって、1人だけメイクばっちりのアンジェリーナ・ジョリーがいる感じ。しかも、そんな美人教師が先陣を切っておバカをやるという、ドタバタ学園コメディなのです。  イオナは、教師としてはあまりに破天荒な言動を連発します。就任初日から二日酔いで、しかも下着の上にトレンチコートを羽織っただけの、痴女スレスレの格好で登場です。タバコを吸いながら授業をしたかと思えば、2時間目からは学校をサボってデパートのバーゲンに行ってしまい、そのまま帰ってこないという、そんじょそこらの不良教師と同じくくりでは言い表せないレベルです。  以降も、毎回パリコレのような奇抜で露出度の高いファッションで登場。大抵は乳や尻が半分飛び出しているため、生徒も目のやり場に困りまくり。  さらに人間性も、とても教育者とは思えないひどさ。学級委員長、菊池まどかを口ゲンカで泣かしたり、父親参観日の展示テーマを「お父さんのオチンチン」にしておチンチンのデッサンを強制したり、お気に入りの生徒、シュウくんをひいきしまくりで、それをほかの生徒に対して隠そうともしません。 「あたしはえこひいきする女なのよ!」  この開き直り……。そんなシュウくんとは、2人で午後の授業をサボってドライブしちゃいます。 「かわいい男の子をさらって、もてあそぶのが趣味なの」 と、ショタコン丸出しのセリフを吐いたと思えば、そのままディスコやバーに連れていったり、ラブホテルに連れていったり、しまいには「オッパイ吸ってみる?」などと誘ってみたり、小学校の教師でありながら、あらゆるタブーを超越した、怖いものなしの存在です。  しかし、その破天荒さとルックスで生徒たちにカリスマ視され、いつの間にか学校で一番愛される教師になってしまいます。極め付きが、6年生となり卒業を迎えることになったイオナのクラスの生徒たちが、イオナとの別れが惜しいあまりに、まさかの卒業ボイコット。クラス全員が留年して、7年4組「スーパーアダルトクラス」として君臨することになるのです。  学園マンガでは作品継続のために、主人公が留年する設定というのはたまに見かけますが、クラス全員留年で小学7年生という設定は、さすがに斬新すぎですね。  そんなイオナはいったい何者なのか、どうしても気になってしまうところですが、作中では一切明らかにされません。正体を暴こうとする者はなぜか交通事故に遭ったり、落雷に遭ったりと、不幸な出来事に巻き込まれる始末。あくまで、ミステリアスな存在であり続けるのです。  というわけで、留年してまで教わりたい謎の美人教師マンガ『イオナ』をご紹介しました。これでもかと言わんばかりに毎回キメてくるイオナのド派手ファッションを見るだけでも十分楽しめる作品で、マツコがハマるのも納得です。 (文=「BLACK徒然草」管理人 じゃまおくん<http://ablackleaf.com/>) 「ザオリク的マンガ読み」過去記事はこちらから

松田龍平、インスタに太田莉菜の写真投稿! 「離婚は決定的」なのに愛妻家アピールのワケ

 

僕の大切な人であり、逞しい母です。#太田莉菜

Ryuhei Matsudaさん(@ryuheimatsuda)がシェアした投稿 –

 2月に「女性セブン」(小学館)で別居、そして“離婚寸前”の状態を立て続けに報じられた松田龍平が、3月12日付のインスタグラムに、妻でモデルの太田莉菜の写真をアップ。写真には「僕の大切な人であり、逞しい母です。#太田莉菜」というコメントが添えられており、まるで離婚報道を否定するような投稿内容だった。

「『セブン』は当初、太田が家を出る形で別居が始まり、その原因は太田が仕事にのめり込むようになったから……などと報じていましたが、2週間後の“続報”では、太田が若手俳優と“特別な仲”になっていたことをスクープ。これにより、松田も離婚を決意したと伝えられていました」(スポーツ紙記者)

 そんな中、松田がインスタグラムに妻の写真を公開。松田が「僕の大切な人」と書いていることもあって、同投稿のコメント欄には、松田や太田ファンからの「離婚報道は間違いだったんだね」「やっぱり素敵な夫婦。信じてます!」といった書き込みも散見される。

「この投稿によって、不倫や離婚報道が『間違いだった』という認識が世間に広まりつつありますが、マスコミ関係者の間では、夫婦関係が破綻しているのは確実視されています。太田の不倫も決して間違いではなく、相手の俳優も一部メディアでは特定済み。松田は現在出演中の連続ドラマ『カルテット』(TBS系)が終了し次第、離婚するとみられます」(同)

 では、なぜ松田は、今回太田の写真をインスタで公開したのだろうか。

「今月3日に離婚した小倉優子が、前日にブログを更新して『全く事実にない事が報道され、私自身本当にびっくりしています』などと発信していたのと同様、『自分は怒っているワケではない』というアピールに加えて、『週刊誌報道に乗っかりたくない』という思いもあったのかもしれません。ただ、松田はそういうことをしないタイプにも思えるだけに、結局、謎が残る更新となってしまいましたが」(芸能プロ関係者)

 『カルテット』は3月21日に最終回を迎えるが、果たしてその後の展開は――。