日別アーカイブ: 2017年3月9日
酒井法子、ファンミ開催も「テレビ復帰」遠い――元夫・高相祐一は「懲役1年の実刑判決」
歌手としてデビューして31年目を迎えた酒井法子(46)の新作アルバム『NORIKO BOX』が、3月15日に発売される。なんと、CD7枚にDVDが付いて1万9,940円。普通のアルバムの約6倍の値段だ。
1カ月前の2月14日、酒井は自身の46回目の誕生日を祝ったファンミーティングを開き、「お誕生日、バレンタイン、そしてデビュー30周年の締めくくりも兼ねまして、皆様に楽しいひと時を過ごして頂ければ幸いです。暖かいお力添えを宜しくお願い致します」とコメントを寄せていた。会場には、男性ファンが目立ったが、中学生らしきファンや海外からのファンの姿も。酒井が一番華やかに芸能活動をしている頃の、“ハッピ”を着た親衛隊も最前列に参加していた。彼女にとっては1991年の誕生日以来、26年ぶりのファンの集いだったそうだ。
しかし、酒井にとって気の毒なのは、どうしても覚せい剤事件のカゲが消えないことだ。酒井が、夫だった高相祐一(49)とともに、覚せい剤取締法違反で逮捕され、懲役1年6カ月、執行猶予3年の有罪判決を受けたのは8年前の2009年。翌年には、長男を連れて離婚もしている。だがこの高相という男は、いつまでたっても元妻・酒井の足を引っ張り続けているのだ。
高相は12年にも、麻薬を含む液体を所持した疑いで逮捕、さらに昨年11月、自宅マンションで危険ドラッグの使用・所持で三度目の逮捕をされた。そしてこの3月には、懲役1年の実刑判決を受けている。裁判長は「執行猶予期間後の犯罪、覚醒剤よりも軽い薬物使用という事を勘案しても刑の猶予はできず、実刑は免れない」と結論付けていた。高相が問題を起こすたびに、その都度、酒井の名前が取りざたされてしまうのは、同情してしまう。
そして、もう1つ、芸能界から薬物汚染がなくならないことも、酒井の本格復帰を遠ざけている。歌手・ASKA(59)、元プロ野球選手・清原和博(49)、元俳優・高知東生(52)らが、逮捕されるたびに、やはり引き合いに出される。かつて、大麻や覚せい剤で逮捕暦のあるほかの芸能人が“シレッ”とした顔でテレビに出演しているのに、酒井はいまだにそれがかなわない。
アイドルとして輝いていた頃が、よもやの覚せい剤逮捕されたというギャップが大きすぎたというのもあるだろうが、高相には、元妻と子どものためにも、きっぱり覚せい剤とは縁を切ってほしいものだ。
石川敏男(いしかわ・としお)
昭和21年11月10日生まれ。東京都出身。『ザ・ワイド』(日本テレビ系)の芸能デスク兼芸能リポーターとして活躍、現在は読売テレビ『す・またん』に出演中。 松竹宣伝部、『女性セブン』(小学館)『週刊女性』(主婦と生活社)の芸能記者から芸能レポーターへと転身。
我が子を十字架刑や水責めに…… 中国で“狂育”ママ・パパが暴走中!
中国は人口が多いだけに競争が激しく、高学歴でないと出世も難しいため、一般的に親は自分の子どもに対して、日本以上に教育熱心である。そんな中、教育というよりもせっかんとしか言いようのない出来事が起こった。 2月末、中国のSNS上に1枚の写真がアップされた。場所は内陸部にある大都市・重慶の衣料品市場。路上で一人の男の子がプラスチックケースの上にひざまずき、まるで磔(はりつけ)の刑のように木に縛りつけられている。両腕が縛られている横棒は身長の3倍ほどもあり、そのまま歩いたりしたらどこかに引っかかって危険なほど。 地元紙「重慶晩報」などによると、男の子は市場で果物店を営む夫婦の息子で、小学校に通う10歳。親の言うことを聞かずに学校の宿題をやらなかったことから、怒った母親が罰として磔の刑にしたのだという。 写真を見た重慶晩報の記者が現場に駆けつけ、父親に話を聞こうとしたが、友人たちと市場で酒盛りをしていたためけんもほろろで、「あれは単なる冗談だ。あれくらいしないと、宿題をやらないからな」と言い放ったという。 それだけではなく、子どもの写真を撮ってネットにアップした相手に対して「プライバシーの侵害だ」と逆ギレする始末。こういった罰が子どもに対して、心理的にどのような悪影響を及ぼすかなど、まったく考えていないようだった。十字架に磔にされた男の子。近所の人の話によると、数時間もこのまま放っておかれたという
中国では最近、子どもに対する折檻がたびたび起こっており、2月27日には四川省眉山市で、父親が7歳の息子をひもで縛り上げて川に放り込むという事件があった。 中国事情に詳しいフリーライターの吉井透氏は、中国人の子どもの教育に対する考え方についてこのように説明する。 「中国では年金制度が確立しておらず、親は年を取ったら子どもに老後の面倒を見てもらうのが当然と考えています。いい老後を送るためには、子どもが大きくなったら、たくさん稼いでもらわないといけない。そのためには学歴が必要で、だから中国人の親たちは子どもの教育に熱心になるのです」 しかし、こういったせっかんは教育ではなく“狂育“としか言いようがない。1979年に一人っ子政策が始まって以来、中国の子どもは“小皇帝”などと呼ばれ、親から甘やかされて育つケースが多かったが、鬼畜のような親の元に生まれた子どもは悲惨である。 (文=佐久間賢三)ひもで縛り上げられ、川に放り込まれた子ども。大人でも、これは怖い……
ふんどし姿で走り回る國村隼は悪魔か救世主か? 殺人事件を“神の視点”で捉えた『哭声 コクソン』
風俗嬢を専門に狙った実在の連続殺人鬼を主人公にした『チェイサー』(08)、中国と北朝鮮との国境沿いに暮らす朝鮮族が経済的な貧しさゆえに犯罪に手を染める実情を追った『哀しき獣』(10)と、韓国の鬼才ナ・ホンジン監督は殺人者の心情に異様なまでに肉迫してきた。長編3作目となる『哭声 コクソン』は前2作とは真逆の立場に立った作品だ。恐ろしい事件になぜ巻き込まれてしまったのかという、被害者側の立場から猟奇殺人事件を捉えたものとなっている。物語の重要なキーパーソンを國村隼が演じており、國村はふんどし姿で生肉を喰らい、山野を駆け回る大熱演を見せ、韓国のメジャーな映画賞「青龍映画賞」(助演男優賞、人気スター賞)を外国人として初受賞。作品も難解な内容ながら、リピーターが続出し、韓国で700万人を動員する大ヒット作となっている。 『哭声 コクソン』は単純にジャンル分けすることができない作品だ。物語の序盤は、静かな村で一家惨殺事件が起きる殺人ミステリーとしてスタートする。最初は毒キノコを食べた村人が幻覚症状を起こして身内を殺傷沙汰に追い込んだ偶発的な事故かと思われていたが、同じような事件が村で多発。気のいい駐在員のジョング(カァク・ドウォン)は、山で暮らす男(國村隼)が怪しいという噂を耳にする。ジョングが山の中にある男の家を調べると、一連の事件現場の写真がなぜか部屋に貼ってあり、禍々しい呪術用具が並べてあった。その日以来、ジョングの愛娘ヒョジン(キム・ファニ)の様子がおかしくなる。娘が暴言を吐き、暴れ回る姿は、まるでオカルト映画『エクソシスト』(74)で悪魔に取り憑かれた少女リーガンのようだった。 藁にもすがる思いでジョングはソウルから祈祷師イルグァン(ファン・ジョンミン)を呼ぶ。山の中の怪しい男とイルグァンとの間で激しく繰り広げられる呪術バトル。さらには事件現場に度々出没していた若い女ムミョン(チョン・ウヒ)がジョングの前に現われ、「もうすぐお前の家に悪霊が入る」と告げる。一体、村に災いを招いたのは誰なのか? 山の中の男やこの女は何者なのか? なぜ罪のない我が娘が悪霊に狙われることになったのか、そして娘を救うためにはどうすればいいのか。途方に暮れるジョングと同様に、2時間36分にわたって本作を見続けた我々も迷宮の中に迷い込み、この難事件をどうすれば解決に導くことができるのかを考えざるを得ない。 これまでの追いつ追われつの怒濤の肉弾アクションから一転、難解な哲学・宗教学を思わせるミステリー作品に本作を仕立てたナ・ホンジン監督。4年間の準備期間を要したという脚本づくりの難しさを2017年1月の来日時にこう語った。 ナ・ホンジン「前作までは事件を犯罪者側に集中して描いてきたため、被害者の立場を深く描くことができていないことに気づいたんです。なぜ彼らは恐ろしい事件に巻き込まれることになってしまったのか、そのことを考えてみようというのが始まりでした。でも、その理由を探ってみても現実の世界だけでは解答は見つかりませんでした。そこで超自然的なものを扱ったところ、今回のような作品になったんです。事件の数々の原因を遡っていくと神の存在にまで突き当たったわけです。人間は神が生み出したものなら、人間の消滅にも神が関係しているに違いないと。これまでの作品以上に詳細なリサーチが必要となり、世界中の様々な宗教についての本を読み、またシャーマンなど神に関わる人たちへの取材を4年間にわたって重ねたんです。脚本を書き上げる途中、これを映画にするのは無理だと途方に暮れたこともありましたが、ようやく生まれたのが『コクソン』なんです」國村隼演じる“山の中の男”は悪魔崇拝者なのか、それとも悪魔払い師なのか。キリストの復活を思わせるシーンもあり。
村人たちの間では、連続する殺人事件の元凶は山で暮らす怪しい日本人だと噂が広がる。村にある教会の神父は「あの人は日本から来た有名な大学の教授で、僧侶でもある」と男のことを擁護するが、祈祷師のイルグァンによれば、男はもはや生きた人間ではないという。悪霊についての研究を続けているうちに、男自身が悪魔的な存在になってしまったらしい。國村隼が演じる男は、生きているのか死んでいるのかすら分からない、得体の知れない異人として描かれている。久々にコワモテ系俳優としての本領を遺憾なく発揮してみせた國村は、シネマート新宿で行なわれたジャパンプレミアでこうコメントしている。 國村隼「ナ・ホンジン監督の前2作はもちろん、今回の脚本も抜群に面白いことから出演を決めました。脚本を読んだ段階ですっぽんぽんになることは分かっていましたが、でもこの役は他の役者には渡したくないなと思ったんです。自分からナ・ホンジン監督の作品の中へ飛び込んでいったので、ひどいことをやらされたという意識はないですよ(笑)。僕が演じた役は人間なのか、人間ならざるものなのかも分からない存在。従来のような役づくりでアプローチしても意味がないキャラクターでした。例えるなら、コクソンという池に波紋を起こす石みたいなもの、というイメージで演じたんです」 どこかうさん臭い祈祷師イルグァンを演じているのは、『新しき世界』(13)や『ベテラン』(15)などで知られる韓国映画界のスター俳優ファン・ジョンミン。ソウルからコクソンへとやってきたイルグァンは正義の悪魔払い師なのか、それとも腹黒い俗物人間なのか。彼もまた非常にグレーゾーンな存在である。ファン・ジョンミンと國村隼との過剰な呪術合戦が物語中盤の見せ場となっているが、韓国ではこういった民間での呪術信仰が今なお盛んらしい。 ナ・ホンジン「韓国ではキリスト教や仏教を信仰している人でも、みんな占いが大好きで、よく祈祷師に占ってもらい、占いの結果が悪いと厄払いをしてもらうんです。韓国のシャーマニズムは4兆ウォン産業ともいわれています。日本円にすると4000億円ですね。韓国の映画市場の2倍もあるんです。シャーマニズムは田舎だけでなく、都会の人も熱心に信じています。田舎では厄払いしているとすぐ周囲にバレるから、むしろ都会のほうが盛んなぐらいなんです」現代医学では娘は助けられない? ジョング(カァク・ドウォン)は民間信仰に救いを求めるが……。
ロケ撮影を行なった韓国の南西部・谷城(コクソン)もまた重要な意味を持っている。デヴィッド・リンチ監督の『ツイン・ピークス』(90~91)のような山間の小さな村だが、ナ・ホンジン監督の母方の祖母が暮らしていた土地で、ナ・ホンジン監督は子どもの頃によく遊びに行っていたそうだ。韓国では山深いこの地方はもっとも開発が遅れており、また朝鮮戦争の激戦地でもあった。夜になると山から北軍が降りてきて食料の提供を命じ、朝になると山に戻った北軍に代わって南軍が現われ、北軍に協力した村人たちを処刑したという。昼と夜とで支配者が変わる二重支配の地域だった。この地域では今も虐殺に遭った遺族側と虐殺に加担した側とが一緒に暮らしているという。 物語の後半にこの映画を象徴するシーンがある。警察官のジョングは血の気の多い村の若者たちを引き連れ、山で暮らす日本人らしき男を追い詰めた挙げ句、車で跳ね飛ばしてしまう。ジョングは警察官でありながら、息の絶えた男を車道から崖下へと放り棄てる。一抹の罪悪感を感じながらも、これで娘を救えるはずだと安堵するジョング。だが、その一部始終を山の上から若い女ムヒョンが見つめていた。そして、ムヒョンのいる山の上にはさらに大空が広がっている。男が放り棄てられた奈落、ジョングたち人間が生きている現実の世界、そのすべてを見ている天上界……と1シーンが何層にもレイヤー化されて描かれている。死者たちが蠢く冥界、罪深き人間界、無言を貫く神たちの佇む天国……と、結局この映画はどの立場からこの物語を見つめ、自分なりの解釈を見出すかということでしか結末を迎えることはできない。 肝心の主人公であるジョングにとっては、もはや誰が神で誰が悪魔なのかはささいな問題だった。苦しむひとり娘を救うことさえできれば、それ以外のことはどうでもよかった。メタボ体型でおっとりとしたジョングだが、最後の最後に娘を守るために猛ダッシュすることになる。ジョングが考えうる回答はそれ以外にはありえなかった。ナ・ホンジン監督はいう。「この映画を観た人、それぞれが考えた解釈。その全てが正解なんです」と。 (文=長野辰次)祈祷師のイルグァン(ファン・ジョンミン)は“山の中の男”を呪い殺そうとするも、二転三転する結末が待っていた。
『哭声 コクソン』 監督・脚本/ナ・ホンジン 出演/クァク・ドウォン、ファン・ジョンミン、國村隼、チョン・ウヒ 配給/クロックワークス 3月11日(土)よりシネマート新宿ほかにて公開 (c)2016 TWENTIETH CENTURY FOX FILM CORPORAITION http://kokuson.com
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テレ朝『サヨナラ、きりたんぽ』騒動、「テレビでも“ちんこ”はいいけど“ちんぽ”はNG」
テレビ朝日が4月から放送を予定しているAKB48・渡辺麻友主演連続ドラマ『サヨナラ、きりたんぽ』が秋田県から抗議を受け、タイトルを撤回した。 同ドラマの企画・原作は、AKB48総合プロデューサーの秋元康氏が担当。脚本は映画『桐島、部活やめるってよ』(2012)の喜安浩平氏。 テレ朝のホームページに当初掲載されていた紹介文によれば、渡辺が演じるのは、竹細工の製造販売をしている桐山さおり。婚活に精を出すも、そこで出会う男性は妻がいたり、酒乱やDV男など、ダメ男ばかり。裏切られたさおりは、復讐のためそんな男たちの下腹部を切断する狂気の女と変貌するという。 さらに、「1936年、日本中を震撼させた女がいた…!愛するがゆえに、男の下腹部を切断した“阿部定”。その衝撃から、約80年。まゆゆが、第二の“阿部定”となる…!?」との告知文も(現在は削除)。女性が男性器を切断する理由は全く違えど、どうやら1936年に起きた“阿部定事件”がモチーフのようだ。 この内容から、タイトルの「きりたんぽ」が、秋田県の郷土料理であるきりたんぽを男性器に見立てているのは明白。案の定、秋田県は「きりたんぽの印象を損なう恐れがある」として、タイトルの変更と、劇中できりたんぽを男性器に見立て使用しないよう申し入れ、テレ朝側がこれを了承。併せて「放送前とはいえ、秋田県の皆様に、ご不快な思いを与えてしまい、申し訳ありませんでした」と謝罪した。 この騒動に、ネット上では「そりゃ怒るわ」「下品で無礼」「テレ朝もよくこのタイトルでGOだしたな」といった声が上が相次いでいる。また、新たなタイトルを検討中の同作に対し、「『サヨナラ、いぶりがっこ』はどうか」「もう『サヨナラ、ちんぽ』でいいよ」など、新タイトルを出し合う大喜利状態に発展している。 なお、2008年には、きりたんぽをモチーフとした「きりちんぽ」なるマスコットに批判が相次ぎ、携帯ストラップなどのグッズが発売中止となる騒動が起きている。 一方、沖縄銘菓・ちんすこうをモチーフにした菓子「ちんこすこう」は、2006年の発売以来、大ヒット。当時、メーカー開発者は、「きりちんぽ」の失敗について「名前が独り歩きしてしまい、キャラのかわいらしさやユーモアが伝わらなかったんでしょうね。名前の末尾も、ウチが使っている『こ』ならかわいいけど、『ぽ』ではテカっているような、リアルな感じがありますし……」と分析していた。 「確かに、『こ』はいいけど、『ぽ』は下品すぎるという風潮があります。テレビ業界でも、『ちんこ』はそのまま放送していますが、『ちんぽ』は規制音を入れるという暗黙のルールが。今回、『サヨナラ、きりたんぽ』が、秋田県民以外からも『悪ふざけが過ぎる』『下品』などと批判された背景には、『ぽ』の作用も少なからずありそう。ちなみに昨年まで、秋田出身の元AV女優・瀬奈まおが考案した『きりたんぽん』というゆるキャラも活動していましたが、これに秋田県から抗議が寄せられたという話は聞きません」(芸能記者) NHKのニュースでも騒動が報じられるなど、放送前から大きな話題となっている同ドラマ。もしや、秋元氏がしかけた炎上商法……?
「そういうこと!」、関西Jr.道枝の異例の大抜てきにファンは納得
2017年4月期のドラマ『母になる』(日本テレビ系)に、Hey!Say!JUMP中島裕翔と関西ジャニーズJr.の道枝駿佑が出演することが発表された。同ドラマは、9年前に誘拐された息子と再会し、空白の時間を埋めようと奮闘する母・柏崎結衣(沢尻エリカ)を中心に、3人の女性が“母になる”ことに悩み、葛藤する姿を描いている。道枝はこれがドラマ初挑戦ながら、誘拐された13歳の少年・柏崎広に大抜てき。中島は、柏崎の面倒を見ている児童福祉司役を演じる。
このニュースが3月8日に発表されると、ジャニーズファンの間では……
『東京タラレバ娘』2週連続自己最低! 「30歳なのに全員幼稚」な登場人物に視聴者呆れ!?
吉高由里子主演の『東京タラレバ娘』(日本テレビ系)第8話が3月8日に放送され、平均視聴率10.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録したことがわかった。第7話の10.8%で自己最低を記録していたが、今回はさらに0.3ポイント減。またこのところ、「放送終了後も、ネット掲示板などが大荒れしている」(芸能ライター)という。
同ドラマは、漫画家・東村アキコ氏の同題作品が原作で、30歳独身の主人公・鎌田倫子(吉高)が、同級生の山川香(榮倉奈々)、鳥居小雪(大島優子)とともに“女子会”を開いては不毛な“タラレバ話”で盛り上がる日々の中、モデル・KEY(坂口健太郎)との出会いを機に、恋愛や仕事と向き合っていく姿が描かれている。
「第8話では、香に妊娠疑惑が浮上。香は元カレのバンドマン・涼(平岡祐太)の“セカンドポジション”に甘んじていたのですが、ある日、生理がきていないことに気づきます。涼は、『責任を取る』と言ったものの、香がのちは妊娠していなかったことが発覚すると、『よかった~』『やっぱよく考えたら俺、まだ父親になる覚悟ないわ』と発言。このシーンに、視聴者は『クズすぎて不快』『だったら避妊しろよ!』などと怒りの声を上げ、あくまでドラマながら、“炎上”の様相を呈しました」(同)
前週は、小雪の不倫相手・丸井良男(田中圭)が、家庭に対する身勝手な不満を漏らすというシーンに、視聴者から怒りの声が噴出していた。
「こういった視聴者の間で物議を醸しそうな“クズ男キャラ”は、話題性を高め、視聴率アップにもつながりそうなものですが、同ドラマでは、メインキャストの女性キャラクターも、視聴者から総スカンを食らっています。香に対しては、『避妊してなかったくせに、慌てるとかバカなの?』『子どもがいれば本命の彼女から“略奪”できるって考え方、最低』といった声が出ていましたし、また不倫中の小雪や、彼女たちと馴れ合う倫子にイライラを爆発させる人も少なくありません。『全員30歳とは思えないほどクズで幼稚』『考え方が甘くて呆れる』といった声が上がるなど、視聴者の共感を得られずにいるのです。原作は累計260万部突破の人気コミックですが、キャラもストーリーも同じドラマは受け入れられていないようです」(同)
今期の他ドラマが1ケタ台を連発している中、『東京タラレバ娘』は2ケタをキープ。現在までの平均視聴率は11.7%とまずまずで、「同じく10~12%台で推移している草なぎ剛主演の『嘘の戦争』(フジテレビ系)と比較しても、わずかにリードしている」(同)という。とはいえ、ここにきて自己最低を2週連続で更新してしまったのは痛いところだけに、ラストスパートでまさかの失速となってしまわなければいいのだが……。
ASKA「アイドル好き」激白、上沼恵美子「堀北はうまいこといかない」! 年長者の小言
編集S 卒業シーズンね。この春、入学、就職、さまざまな道に進む人がいると思うけど、なかには「芸能界入りする」って人もいるんじゃないかしら。今はアイドルのハードルも低くなってるし。
しいちゃん アイドルといえば、覚せい剤取締法違反(使用)容疑で逮捕され、昨年12月に不起訴で釈放されたASKAがなぜか突然アイドル論を語っているよ。3月6日の公式ブログに掲載した「アイドル。」というタイトルの文章。「アイドル。好きですよ。僕は。世の中には、なくてはならないものだと思っています」と書いてる。
編集S え、ASKAっていわゆるドルオタなの!? 光GENJIに名曲書いてくれたのはそういうこと!?
しいちゃん もっとマジメな話よ。「アイドルとミュージシャンに線を引いて、ミュージシャンを『本物』と、呼ぶ傾向が常識となっていますが、『アイドルには勝てないなぁ・・・。』と、いう気持ちがいつもあります。それを、いちばん強く感じたのが、東北の震災のときでした」「被災地の、とある体育館に、『AKB48』が、現れたんですね。沈みかえっていたこの国に、元気の泉のように現れました。あの時、被災者となっていた、小、中、高生の顔は忘れません。本物と呼ばれている、どのミュージシャンにもできないことを、一瞬にしてやってのけました。本当に、思いましたねぇ。『この国に、この時に、AKB48がいてくれて良かった。』」
編集S ASKAの思考、読めない……。「この国にAKB48がいてくれて良かった」なんてフツーの人はなかなか言えない。ASKAにはフツーとは違う何か別のものが見えているのか!? っていうか、光GENJIにも触れてよ~~。キノッピーこと内海光司がジャニーズ公式携帯サイト「Johnny’s web」で頻繁に個人ブログを更新しているのに、まったく話題にならないから、ASKAがブログで宣伝してあげてよ~。
しいちゃん それ、懐かしの「ステマ」になるからダメよ。ASKAはさらに「アイドルもプロです。世の中を喜ばせるのに、アイドルもミュージシャンもありません。そこに居る人を幸せな気持ちにする。そんな音楽を作っていきたいなと思っています」と語ってる。ネットでは「作曲狙ってるだろ」「昔からアイドルに楽曲提供してるからアイドルに好意的には当たり前」と、ASKAはビジネスドルオタであるという見方が強い。
編集S だったらなおさらキノッピーのブログを宣伝してあげて! なんならキノッピーに1曲書いてあげて! 佐藤アツヒロ&キノッピーの元光GENJIメンバーは「Johnny’s web」で頻繁にブログ更新しているけど、どっちも見えない闇・狂気をはらんでいてちょっと恐いのよ!
しいちゃん 光GENJIネタ、うるさいわね! ASKAはAKB48に夢中なのだから無理よ。で、そのAKB48に昨年いっぱいまで在籍していた島崎遥香は、3月6日、Twitterで小泉今日子の寝顔ショットを公開。島崎は「にやにやにやにや ママの~寝顔を~激写~ るん」というコメントともに、短パンのモコモコルームウェアでソファに仰向けになって寝ている小泉の写真をアップ。ふたりは現在放送中のドラマ『スーパーサラリーマン左江内氏』(日本テレビ系)で母子役として共演しているの。
編集S この写真、「きれい」「かわいい」と話題になっているようだけど、どう見てもアラフィフが徹夜でマージャンしてぶっ倒れた写真にしか見えない。服はあれだけど、表情の厳しさはヤクザの代打ちとおんなじ! さすがキョンキョン!
しいちゃん わけもなくヒヤヒヤさせられる写真よね。ドラマの話題作りに、小泉があえて撮らせた可能性も否定できない。
編集S 話題作りってほど話題になりそうな写真じゃないけど。たぶん本人が考えている以上に年相応。その後に島崎が投稿した、堤真一の寝顔の方がたまんないわ~。
しいちゃん こうしてアイドルががんばっている一方、2月いっぱいで芸能界を引退したアイドル女優もいる。現在妊娠中の堀北真希。3月5日に放送された『上沼・高田のクギズケ!』(読売テレビ)では、上沼恵美子が堀北に対して痛烈なコメントをしてた。一部報道で、堀北はしばらく休業した後、夫の山本耕史の母親が社長を務める事務所に移籍復帰するのではないかと伝えられた件で、上沼は「そのころになったらうまくいってない」「山本さんなんぼ好きで結婚したって言うても子どもの方に行きます。真っ直ぐな誠実な子ですから、子どものことばっかり考えます。そうすると『つまらないな』と思っちゃいますよ、男は。そうなってくると嫁姑の間もうまくいかないから。事務所に入ってくれるってお義母さんは今『へへへ』と思ってるけど、そうは行きませんよ、ありえない」って。
編集S えみちゃんは自分が嫁姑で苦労した人だから、世の中全ての人が嫁姑問題で悩んでると思ってるのよね~。
しいちゃん そうなの。だから上沼は「会社の社長が姑って最低ちゃう? 私思いますよ、間違いなく。このブイ(VTR)残しておいてもらってもいいですわ。うまいこといきません」と一刀両断。「元の事務所の女社長さん、どんな気持ちよ。その恩義を忘れたらあかんで、堀北」「絶対また復帰をするんです。でも姑さんの事務所じゃないと思います。やっぱり恩のある元の事務所の方が手を差し伸べると思います」とも。
編集S ASKAもえみちゃんも、若い子を見たら「最近の若モンは……」と言いたくなっちゃうんだろうね。口を出すなら金も出す、これ中年の常識! えみちゃんもASKAもお金持ちかつ才能もあるんだから、若い子をいろんな面で助けてあげてよね!
犬猫が認知症を改善⁉︎ 特養の高齢者にもたらすメリット
高齢者が老人ホームに入居する場合、通常は同居していた犬や猫とは別れなければいけないことがほとんど。一般的に老人ホームは、ペットの飼育を許可していないからだ。
老人ホームにもいくつかの種類があり、ペットを飼うことが許されている一部の施設はあるが、最も重度の介護が必要な高齢者の多い特別養護老人ホーム(以下、特養)においてはまず見られないのが現状。そんな中、「さくらの里山科」は、自宅で飼っていた犬や猫とホームに入っても一緒に暮らせる特養として、その名が広まっている。ほかでは類を見ない特養での動物の飼育が、入居者にもたらす影響とは? また高齢者のケアだけでも多忙な介護の現場で、動物の世話もしているスタッフの反応はどうなのか? 同ホームの施設長、若山三千彦氏にお話を伺った。
■できるだけ自宅にいたときと変わらない状態で過ごしてもらう
ーーさくらの里山科は、ペットが飼える特養として知られていますが、全フロアのどこでも飼えるのでしょうか?
若山三千彦施設長(以下、若山) 当ホームは4階建てで、1階は共用部分、2〜4階が居室になっています。こちらはユニット型といって、10の個室が1つのユニットになっていて、特養100名、ショートステイ20名の120名定員ですので、12のユニットがあります。そのうち2階の4つのユニットでペットが飼えます。2つが犬専用、もう2つが猫専用。動物の嫌いな方やアレルギーの方もいるので、3階と4階はペットは入れない通常のユニットになっています。
ーー老人ホームでペットを飼うということは、どなたの発案だったのでしょうか? また、それに対して、職員さんはどういうご意見だったのでしょうか? 実際、そうでなくても多忙なお仕事がさらに増えて、非常に大変なのではないかと思いますが。
若山 ペットを飼うことは、トップダウンで私が決めました。もちろん、それについては職員たちともよく話し合いました。おそらくご存じでしょうが、福祉業界は人手不足で、辞める人も多い。特養に入るような高齢者の方は、自分のことが十分にできない場合が多いですから、結局、ペットの世話は、職員がすることになります。
世話をする手間を考えると、「できるだろうか?」という思いがあったので、犬猫のいるフロアは志願制にし、動物好きな職員には自分から進んで、そのフロア担当になってもらいました。確かに職員の負担は大きいですし、特に犬のユニットは散歩などもあるので、ボランティアさんにも助けていただいていますが大変です。
しかし始めてみて意外だったのは、何の不満も上がってこないこと。実際の負担と、職員の感じる負担が違う。世話が大変というより、働く喜びの方が上回っている。ペットフロア担当の職員は、モチベーションが高いですね。
ーーそうして、ペットが飼えることがホームの特徴の特徴として知られるになったのでしょうか?
若山 いえ、そもそも当ホームは、ペットが飼えるということがいちばんの特徴とは思っていません。
人は誰でも自分の家がいちばんよいでしょう。しかし、高齢の方が、老人ホームへ入ることになった。でも、いざ入ったら外出もできない。旅行や買い物にも行けない。お酒も飲めない。そんな不自由な生活では、生きているのがイヤになるでしょう。
当ホームでは、自宅にいたときと変わらない状態で過ごしてもらいたい、そこで入居者の方の生活の質をできるだけ維持しよう、と考えています。そのために、外出や旅行も条件はありますが基本的にOK。食事も、ある程度の時間の間で、好きなときに食べられる。起床時間、消灯時間もない。入浴はさすがに職員の全面介助が必要なので、毎日というわけにはいきませんが、一般の特養より多い。要は、可能な限り、自宅と変わらない生活をしてもらえるようにしているのです。ペットが飼えるということも、そのひとつです。
■ペットの存在は、心身ともに良い影響を与える
ーー実際に、犬や猫を連れて入所された方はどのくらいいらっしゃいますか? また現在、ペットは何頭くらいいるのでしょうか?
若山 入居時に連れてこられたペットは、これまでに犬4頭、猫4頭です。意外に少ないと思われるかもしれませんが、実は、こちらに来られる前に、ペットとの暮らしを諦めて過ごしておられた方が多いのです。かわいがっていた子(ペット)が亡くなったが、自分は高齢だからもう飼わない。こちらに入居する前に入ったほかの施設ではペットが飼えなかったから、誰かにあげてしまったなどという方がほとんどです。
ペットのいるユニットへの入居は、希望者の方のみですが、そんな状況で、飼いたくても飼えず諦めていたペットと、もう一度一緒に暮らせるようにしようということでもあります。そのため、入居者のペットとは別にホームで飼っているペットもいます。
ちなみに現在、犬が7頭、猫が9頭いて、入居者の方が連れてきた犬は3頭、猫は4頭。あとは保護犬、保護猫を譲渡してもらったホームの子たちです。
ーー実際にペットがいることで、どういう効果があるのでしょうか? 今までどういった実例がありますか?
若山 やはり動物好きな方にとって、ペットの存在は大きいですね。心身ともに良い影響があります。例えば、認知症の進行が遅くなったり、認知症が進んでしまって表情が乏しくなったり、家族の名前がわからなくなっていた方が、お気に入りのワンちゃんの名前を覚えて犬とコミュニケーションを取っていたら、だんだんご家族の名前も思い出し、再び会話ができるようになったり……。
また、車椅子を使うと生活意欲が低下しがちなのですが、お気に入りのペットを探して、車椅子を自分で動かしてあちこちに行くことで、良い運動になっているケースもあります。
それから高齢になると筋肉の拘縮が起こりやすく、腕などが動きにくくなる傾向がありますが、犬や猫がそばに来るからなでようとして腕を動かしていたら、動くようになってきたなどということもあります。
昨年、ワンちゃんと入居された方は、体が動かなくなる病気で、自宅ではほとんど這って移動しているような状態でしたが、愛犬のことを考えて、どこにも行きたくないと、施設行きを拒否されていました。しかし、当ホームでは最期まで一緒にいられると聞いて、安心して入居されました。その後、こちらで適切なリハビリを受けられたこともあって、体の機能もかなり回復しています。
もちろん、認知症や体の症状が大きく改善されるまでのことはありませんが、このようなわずかな変化であっても大きな意味があります。
ーー今後、ペットの飼えるフロアをもっと増やすなどのプランはおありですか?
若山 今は特にそういったプランはありませんが、いずれニーズがあればそうなるかもしれません。
動物好きな方は、ペットがそばにいるだけで認知症の症状が改善されたり、心身の状態が良くなったりします。それが、旅行が好きな方なら、旅行に行くと元気になったり。ミュージックセラピーなどの例もあるように、音楽なども良い影響があります。要するに好きなことがいちばん、心と体に良い影響があります。
ですので、今後もペットに限らず、入居者お一人おひとりのニーズに応えていくこと、生活の質を上げることをいちばんに考えていきたいと思っています。
(村田泰子)
当時の実況音源で蘇る、三浦知良の「サッカー人生で最も“重い”ゴール」
イチローと三浦知良。年齢の壁を超えて光り輝く2人のスーパースターを特集したスポーツ・ドキュメント『神様に選ばれた試合』(テレビ朝日系)が5日に放送された。 過去にも、「田中将大 日本最後の15球」(2013年)、「PL対横浜 甲子園延長17回の死闘」(1998年)、「ジョホールバルの歓喜」(97年)など、日本スポーツ史に燦然と輝く名場面を取り上げ、当事者たちの証言を元に「この試合」「この一球」を振り返ってきた良質なスポーツ・ドキュメンタリー。不定期とはいえ、にぎやかしタレントも一切出ない番組をプライムタイムで放送するところに、テレ朝がスポーツにかける並々ならぬ決意を感じる。 今回の『神様に選ばれた試合』で取り上げたのは、第2回WBCで日本を世界一に導く決勝打を放ったイチローの苦闘。そして、先日50歳を迎えたカズと、日本サッカーの歩んできた道。特にカズ自身が「最も重いゴールとカズダンス」と語った11年の震災復興支援チャリティーマッチでのゴールについてピックアップしていた。 とても良質な番組だっただけに、細かな演出で気になる点があった。「実況」の扱い方についてだ。 イチロー編において、第2回WBC決勝戦映像が流れる際の実況の声は、テレビ朝日・清水俊輔アナウンサー。テレビ朝日が中継する日本シリーズでマイクを握るのはもちろん、前回のWBCでもテレビ朝日担当試合ではすべて実況を担当。テレ朝スポーツのエースだ。だが、連覇のかかった09年WBC決勝戦の中継はTBS。つまり、今回の番組で流れた清水アナの実況は「アフレコ」ということになる。 TBSの映像(実況)を使わなかった理由はいくつもあるのだろう。単純に権利関係かもしれないし、TBSの中継ではスペシャル・コメンテーターに清原和博を起用していたため、編集上の問題で使えなかった、という可能性も高い。 自局で中継していない場合、あとから実況をかぶせるというスタイルはよくあることだ。しかし、結果を知っているアナウンサーの声に緊張感が宿らず、結果として場面に入り込めなくなってしまうケースが多々ある。 その点、清水アナのアフレコ実況は、適度な緊張感をにじませるものだった。さすがはテレ朝のエース。だが、違和感を覚えたのは「実況:韓国も守る!名勝負になりました」といった、実況を強調したテロップが何度か流れたこと。この実況は当然、試合のときにはなかったもの。目に余る実況テロップはなかったとはいえ、スポーツ・ドキュメンタリーとしては過剰演出になっていた、ともいえる。 一方、「当時の実況音源」にこだわっていたのが三浦知良編だった。「ドーハの悲劇」「ジョホールバルの歓喜」「震災復興支援チャリティーマッチ」の3試合に焦点を絞ってカズが歩んできた道を振り返ったわけだが、それぞれの試合で流れていた実況は、ラジオのニッポン放送が実際に中継した音源(ドーハとジョホールバルは師岡正雄アナ、震災復興マッチは煙山光紀アナ)だった。 93年の「ドーハの悲劇」を中継したのはテレビ東京。地方出身だった筆者の地域でテレビ東京は映らず、ラジオにくぎ付けにならざるを得なかった。そんな私にとって、あの試合の思い出は師岡アナの声で記憶されている。そんなスポーツファン、サッカーファンは少なくないはずだ。 かつてのヒット曲を聴くと当時の思い出が脳裏に甦る……という経験は多くの人があるだろう。同じことが、スポーツファンにとって実況アナウンサーの声で起きることがある。だからこそ、こういった振り返りのスポーツ・ドキュメントでは「当時の実況音源」を大切にしてほしいのだ。サッカー編でできたのだから、野球編でだって方法はあったはずだ。 震災復興支援チャリティーマッチの実況を担当したニッポン放送の煙山アナウンサーに以前、あの試合における実況の意味を聞いたことがある。 「『復興支援チャリティーマッチ』って、テレビで見た人とラジオで聴いた人とではまったく違う印象なんですよ。テレビはたぶん、ああいう試合だし、一部では開催自体に批判もあったから、ちょっとかしこまってやったんです。でも、ラジオのほうは僕がもう入場時から半泣きになっていて、試合中も泣きそうになりながらしゃべっていて。ピッチレベルの音もサポーターの声もしっかり響いて、ものすごく盛り上がった試合でした。そんなふうに、同じものを伝えても違うものになる……そこが、ラジオのひとつの腕の見せどころなんじゃないかと思います」 今回の『神様に選ばれた試合』では、そのラジオの魅力と映像の持つ説得力とが見事にかけ算となり、カズの偉大さをより際出たせていたと思う。 それだけに、番組最後で「なぜ?」と思うことがもう1点あった。エンドクレジットの「協力」にニッポン放送の名がなかったことだ。いや、私が気にすることではないのかもしれないが、もっと「実況の著作権」について大切にしてほしい。スポーツ紙を出すときに紙名と日付を出すように、実況についてもどこかでクレジットを出してもいいはずだ。 (文=オグマナオト) ■『熱血!スポーツ野郎』過去記事はこちらから『神様に選ばれた試合』テレビ朝日








