当初は「生々しい!」「心に刺さりまくり!」と好評だったものの、最近は原作にないシーンのせいでキラキラ恋愛ドラマ感が強まってきた『東京タラレバ娘』(日本テレビ系)。8日放送の第8話の平均視聴率は、自己最低の10.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)でした。 そういえば、原作を連載中の漫画誌「Kiss」(講談社)のAmazonレビューが荒れてますね。どうやら、表紙におもいっきり『東京タラレバ娘』のイラストが載っているにもかかわらず、休載だったようです。一応、同誌の公式サイトでアナウンスされていますが、まあ見ませんよね。 休載の理由は、原作者が生レバーに当たったことによる入院とのことですが、レビュー欄の「発売4日前の編集部長の公式ブログで息子の大学合格を発表するよりも、変更点をもっとアナウンスしたほうが」という攻撃が、読者のショックを物語っています。それほどに、『東京タラレバ娘』が読みたくて仕方なかったんでしょうね。 原作といえば、東村アキコ先生が夫のファッションデザイナーと離婚調停中との記事が、「FLASH」(光文社、3月14日号)に掲載されました。ネット上では「漫画では上から目線で偉そうなこと言ってるけど、自分はどうなんだ」なんてバッシングを受けているようです。あらら……。 さて、今回もあらすじを振り返りましょう。
日別アーカイブ: 2017年3月9日
極楽とんぼ・加藤浩次と山本圭壱は“約束”を果たす! およそ7年ぶりの『吠え魂』が復活できたワケ
無名の若手芸人である僕、カカロニ菅谷が毎月、深夜ラジオの神回を紹介する「ラジオ神回列伝」も、早いもので7回目になります。 先日、『ラフターナイト』(TBSラジオ)に出場したのですが、オンエアを勝ち取ることができず……。そんな僕は、今月もただのラジオファンとして過ごしています。深夜ラジオリスナーには、レギュラー放送は終わったものの“終わってない番組”が2つあります。 『アンタッチャブルのシカゴマンゴ』(TBSラジオ)と『極楽とんぼの吠え魂』(TBSラジオ)です。どちらも、訳あって番組の放送最終回にはコンビの片方しかスタジオにおらず、いつか2人で本当の最終回をやるとリスナーに約束した番組です。 そのうちのひとつ。『極楽とんぼの吠え魂』(TBSラジオ)は2000年10月から06年7月まで放送していました。 その後、加藤浩次さんのみで07年4月から「JUNK2」枠(05年4月5日~08年9月25日。月曜から金曜の27時~28時)で『加藤浩次の吠え魂』(同)を放送開始。08年10月からは、極楽とんぼさんに代わりその枠を担当していた、おぎやはぎさんから、枠をお返ししたいとの進言があり、金曜JUNKに戻る形になりました。加藤さんとおぎやはぎさんは、旧知の仲であることは有名な話ですね。 しかし10年4月、放送中に山本さんが帰ってくるという願いは叶わず、いつか極楽とんぼの2人揃って最終回をするという“約束”を残して番組は終了しました。 そして、それからおよそ7年の月日が流れ、先月19日の日曜日深夜。『極楽とんぼの吠え魂』は、約束どおり2人揃って終わることができました。 過去にこのコラムで極楽とんぼさんの記事を書いた際、過去の山本さんの事件を許せない方々から批判的なコメントを複数いただきましたが、武闘派リスナー(番組リスナーの総称)の端くれとして、また、極楽とんぼさんの大ファンとして、いてもたってもいられなくなったのでペンを取らせていただきます。 ラジオでの極楽とんぼさんは、今では絶滅したのではないかと思えるくらいの“泥臭いコンビ“でした。いつも喧嘩をしていました。加藤さんは後に、『スッキリ!』(日本テレビ系)で朝の顔になるなんて想像できないくらい狂犬ぶり。山本さんは調子ノリで、往生際が悪く、誰よりも負け様の面白い人でした。 先の最終回でも、開始から30分ほど加藤さんが説教をし、山本さんは申し訳なさそうな遠慮がちな放送を経て、山本さんがついに怒りの反論をすると、加藤さんは「それだよ。そこでいってでしょ、俺に」と、その姿こそが極楽とんぼだとするリスナーの気持ちを代弁するような一言。そこから11年前の『極楽とんぼの吠え魂』放送当時にタイムスリップしたかのように、ふざけだした山本さん。 加藤さんが説教中に言った、渋谷のモヤイ像がなくなったという勘違い発言をリスナーから指摘されると、鬼の首を取ったように山本さんは責め立てます。「おまえ、当たり前じゃねぇからな! この状況! 当たり前じゃねぇからな!」と、加藤さんが『めちゃ×2イケてるッ! 極楽とんぼ復活SP』(フジテレビ系)で説教中に言った感動セリフをそっくりそのまま言う“お前がそこいじるなワード”で爆笑がスタジオを包みます。スタジオに響く、笑い声と2人のケンカは懐かしくもあり、むしろ仕事に格差がついた分、昔より面白いのではないかと思うほど。また番組後半では、レギュラー時代の名物ゲストであり、山本軍団の一員である「いてもたっても遠藤さん」(ココリコ遠藤章造)が飛び入りゲストで現れ、大いに番組を盛り上げていました。 そんな2人の復活にはレギュラー放送時のディレクターであり、現在はJUNK統括プロデューサーまで出世した宮嵜守史さんをはじめ、「また極楽とんぼを見たい」と、二人を応援するたくさんの方の協力があったのは間違いありません。 なぜこうまでして、みんなが復活させたがるのか。ゲストで出演した遠藤さんや、おぎやはぎさん。ロンドンブーツ1号2号の田村淳さんなど口をそろえて言うのは“二人が面白いから”なんです。我々芸人にとっては、またテレビやラジオを作る人間にとっても、かもしれませんが、面白いは正義なんです。 昨年の『めちゃ×2イケてるッ! 極楽とんぼ復活SP』は大きな反響を呼び、そこから極楽とんぼさんは全国ツアーという形で活動を再開しましたが、めちゃイケスタッフの英断も「あの面白い極楽とんぼを見たい」からだと思うんです。 もちろん、山本さんを快く思わない人も世の中には沢山いると思うんですが、ラジオの向こうにいる「極楽とんぼが面白いから、また見たい、聴きたい」という人たちを笑わせる方向に進んでもいいのかなと芸人として、僕は思います。番組の最後に加藤さんが言った「次に進めます。僕ら」には、そういう意味があったのかもしれません。 極楽とんぼさんの“次”。また全国ツアーをやってくれるのか、それとも何か予想だにしないことが起こるのか、どちらにしても楽しみでなりません。 (文=菅谷直弘[カカロニ])TBSラジオ公式サイトより
極楽とんぼ・加藤浩次と山本圭壱は“約束”を果たす! およそ7年ぶりの『吠え魂』が復活できたワケ
無名の若手芸人である僕、カカロニ菅谷が毎月、深夜ラジオの神回を紹介する「ラジオ神回列伝」も、早いもので7回目になります。 先日、『ラフターナイト』(TBSラジオ)に出場したのですが、オンエアを勝ち取ることができず……。そんな僕は、今月もただのラジオファンとして過ごしています。深夜ラジオリスナーには、レギュラー放送は終わったものの“終わってない番組”が2つあります。 『アンタッチャブルのシカゴマンゴ』(TBSラジオ)と『極楽とんぼの吠え魂』(TBSラジオ)です。どちらも、訳あって番組の放送最終回にはコンビの片方しかスタジオにおらず、いつか2人で本当の最終回をやるとリスナーに約束した番組です。 そのうちのひとつ。『極楽とんぼの吠え魂』(TBSラジオ)は2000年10月から06年7月まで放送していました。 その後、加藤浩次さんのみで07年4月から「JUNK2」枠(05年4月5日~08年9月25日。月曜から金曜の27時~28時)で『加藤浩次の吠え魂』(同)を放送開始。08年10月からは、極楽とんぼさんに代わりその枠を担当していた、おぎやはぎさんから、枠をお返ししたいとの進言があり、金曜JUNKに戻る形になりました。加藤さんとおぎやはぎさんは、旧知の仲であることは有名な話ですね。 しかし10年4月、放送中に山本さんが帰ってくるという願いは叶わず、いつか極楽とんぼの2人揃って最終回をするという“約束”を残して番組は終了しました。 そして、それからおよそ7年の月日が流れ、先月19日の日曜日深夜。『極楽とんぼの吠え魂』は、約束どおり2人揃って終わることができました。 過去にこのコラムで極楽とんぼさんの記事を書いた際、過去の山本さんの事件を許せない方々から批判的なコメントを複数いただきましたが、武闘派リスナー(番組リスナーの総称)の端くれとして、また、極楽とんぼさんの大ファンとして、いてもたってもいられなくなったのでペンを取らせていただきます。 ラジオでの極楽とんぼさんは、今では絶滅したのではないかと思えるくらいの“泥臭いコンビ“でした。いつも喧嘩をしていました。加藤さんは後に、『スッキリ!』(日本テレビ系)で朝の顔になるなんて想像できないくらい狂犬ぶり。山本さんは調子ノリで、往生際が悪く、誰よりも負け様の面白い人でした。 先の最終回でも、開始から30分ほど加藤さんが説教をし、山本さんは申し訳なさそうな遠慮がちな放送を経て、山本さんがついに怒りの反論をすると、加藤さんは「それだよ。そこでいってでしょ、俺に」と、その姿こそが極楽とんぼだとするリスナーの気持ちを代弁するような一言。そこから11年前の『極楽とんぼの吠え魂』放送当時にタイムスリップしたかのように、ふざけだした山本さん。 加藤さんが説教中に言った、渋谷のモヤイ像がなくなったという勘違い発言をリスナーから指摘されると、鬼の首を取ったように山本さんは責め立てます。「おまえ、当たり前じゃねぇからな! この状況! 当たり前じゃねぇからな!」と、加藤さんが『めちゃ×2イケてるッ! 極楽とんぼ復活SP』(フジテレビ系)で説教中に言った感動セリフをそっくりそのまま言う“お前がそこいじるなワード”で爆笑がスタジオを包みます。スタジオに響く、笑い声と2人のケンカは懐かしくもあり、むしろ仕事に格差がついた分、昔より面白いのではないかと思うほど。また番組後半では、レギュラー時代の名物ゲストであり、山本軍団の一員である「いてもたっても遠藤さん」(ココリコ遠藤章造)が飛び入りゲストで現れ、大いに番組を盛り上げていました。 そんな2人の復活にはレギュラー放送時のディレクターであり、現在はJUNK統括プロデューサーまで出世した宮嵜守史さんをはじめ、「また極楽とんぼを見たい」と、二人を応援するたくさんの方の協力があったのは間違いありません。 なぜこうまでして、みんなが復活させたがるのか。ゲストで出演した遠藤さんや、おぎやはぎさん。ロンドンブーツ1号2号の田村淳さんなど口をそろえて言うのは“二人が面白いから”なんです。我々芸人にとっては、またテレビやラジオを作る人間にとっても、かもしれませんが、面白いは正義なんです。 昨年の『めちゃ×2イケてるッ! 極楽とんぼ復活SP』は大きな反響を呼び、そこから極楽とんぼさんは全国ツアーという形で活動を再開しましたが、めちゃイケスタッフの英断も「あの面白い極楽とんぼを見たい」からだと思うんです。 もちろん、山本さんを快く思わない人も世の中には沢山いると思うんですが、ラジオの向こうにいる「極楽とんぼが面白いから、また見たい、聴きたい」という人たちを笑わせる方向に進んでもいいのかなと芸人として、僕は思います。番組の最後に加藤さんが言った「次に進めます。僕ら」には、そういう意味があったのかもしれません。 極楽とんぼさんの“次”。また全国ツアーをやってくれるのか、それとも何か予想だにしないことが起こるのか、どちらにしても楽しみでなりません。 (文=菅谷直弘[カカロニ])TBSラジオ公式サイトより
天性のジャニーズアイドル、Hey!Say!JUMP知念侑李が持つ魅力に迫った1冊!!
「夢を売る現実主義者」
「天才肌の変人」
「ポジティブに見せかけたネガティブ気質の持ち主」
といったアンビバレントなキャッチコピーを持つHey!Say!JUMP・知念侑李の魅力に迫る!
Contents
・僕の辞書に「努力」の文字はない!?・・・4P~
知念侑李が愛されてやまない理由
・楽しいから笑うんじゃないんだ、笑うから楽しいんだ!・・・18P~
ネガティブなこともポジティブに捉えて挑戦
・みんなに笑顔を与えられる存在でありたいから・・・32P~
ステップ・バイ・ステップ。ファンの支えがモチベーション
・心を綺麗に保つ!実は気にしいだから・・・44P~
周りのことを気にしすぎないで、自分は自分だ!って堂々と!
・天使と悪魔・・・56P~
優しさと厳しさが同居する男
・どっから見ても知念は知念でしかない・・・68P~
基本的に自分が大好き!自分は自分だからって堂々と!!
・常にポジティブでいることが大切かなって・・・84P~
どんなときも成功している自分をイメージ。逆風を追い風に
工藤静香、インスタでの「漬物作ってます」投稿に見る“メリー喜多川並み”のしたたかさ
羨望、嫉妬、嫌悪、共感、慈愛――私たちの心のどこかを刺激する人気芸能人たち。ライター・仁科友里が、そんな芸能人の発言にくすぐられる“女心の深層”を暴きます。
<今回の芸能人>
「今朝からずっといろいろな漬物作ってます」工藤静香
(工藤静香公式インスタグラムより)
女性芸能人の元ヤンキー率は高い。80年代のアイドル、工藤静香もその1人だが、工藤がほかの元ヤン芸能人と比べて段違いに優れているのは、“目上のオンナ”に対する嗅覚ではないだろうか。
おニャン子クラブから、念願のソロデビューを果たした工藤は、歌番組へ出演するようになる中で、女性の司会者への“おみやげ”を忘れない。例えば、『歌のトップテン』(日本テレビ系)の司会者である和田アキ子に、「お母さんがぁファンでぇ~」と例の口調でおもねる。和田は「すき焼きを食べたことがない」という工藤を食事に連れ出し、その後工藤は、ご馳走してもらったことをきちんとテレビで報告していた。『夜のヒットスタジオ』(フジテレビ系)では、気難しいと評判の女優・加賀まりこがサブ司会を務めていた時期があったが、「日本で最初の小悪魔は加賀さんだってお父さんが言っててぇ~」と懐に飛び込んでいく。オジサン司会者の機嫌を取る方がトクだと思われがちだが、オジサンはもともとアイドルには甘いので、影響力のある同性を攻略した方が、実はメリットは大きいのだろう。
「80年代アイドル四天王」といわれるほどの好セールスを記録したことも相まって、工藤は和田やタモリといった大物以外には、先輩であってもタメ口で接するようになる。敬語を使わないということは、相手を“目下”扱いするということだが、工藤にとって明らかに“目下”なもの、それは、女性のマネジャーではないだろうか。
かつて、滝沢秀明と藤井隆がMCを務める『music‐enta』(テレビ朝日系)という音楽番組があった。この番組に出演した工藤は、例によって“タメ口”でおニャン子時代を振り返る。工藤の言葉を借りて説明すると「煙草を吸っちゃ消し、吸っちゃ消し」「煙草を噛んでいるように吸う」という「女マネージャー」に、当時、1週間楽屋に制服をおきっぱなしにしている(学校をサボっている)ことをとがめられたというが、それを悪びれる様子はなかった。この女性マネジャーがいなければ仕事にならないはずなのに、敬意がみじんも感じられなかったことが印象的だった。
そんなもともと謙虚なタイプとは言い難かった工藤だが、木村拓哉との交際発覚後、“料理上手”という方向に世論を誘導し始める。過去に『Matthew’s Best Hit TV 』(テレビ朝日系)で、MCの藤井隆に「得意料理は何ですか?」と尋ねられたところ、「わかんなぁい。だって私、冷蔵庫にあるもので、な~んでも作っちゃう人だからぁ」と込み入った自慢を披露し、『HEY!HEY!HEY!MUSIC CHAMP』(フジテレビ系)に出演した際にも、MCのダウンタウンに、ぬか漬けを差し入れした。ぬか床が一朝一夕にでき上がらないことを考えると、「自分は本当に家庭的」とアピールしたかったのだろう。
1発1万4,000円! 売春合法のスペインにも「ラブドール専門デリヘル」登場で、娼婦が一斉失業の危機!?
バーテンダーから銀行員、ネイリストに至るまで、AIやコンピューターによって将来的に消滅するといわれている職業は数多い。そんな中、人類最古の職業である売春も、人間の仕事でなくなる日が近いかもしれない。 スペインのバルセロナで、精巧にできたラブドールがお相手してくれるデリヘルが誕生したと、地元紙「エル・ペリオディコ」などが伝えた。ヨーロッパ系のケイティは身長170cm。大きなオッパイとくびれた腰がウリ。肌触りもホンモノに近いとか
アフリカ系のレイザは身長168cm。細身でちょっとワイルドな感じが特徴
いずれのラブドールも最高級品質らしく、写真で見る限り、ホンモノの女性と間違えそうなほど精巧だ。 そのデリヘルは、バルセロナ市内に拠点を構える「Lumidolls」。ヨーロッパ系のケイティ、アフリカ系のレイザ、アジア系のリリー、そして日本のアニメキャラクター風のアキの、4種類のラブドールが“在籍”しており、お客様のご指名を待っているのだという。アジア系のリリーは身長161cm。ヨーロッパ人好みのアジア女性というと、こんな感じになるのだろうか?
店によると、彼女たちのカラダには、口、アソコ、お尻と3つの“開口部”があり、柔軟な素材と関節でできているので、お望みのどんな体位にも応えられるという。 店のホームページでは、「彼女たちとどんな出会いをしたいか、どんな衣装を着てほしいか、どんな体位がお望みかを伝えてくだされば、それにお応えいたします」と呼びかけている。 日本でもすでにラブドール専門デリヘルは存在するが、売春が合法であるスペイン国内で、人形による性サービスが登場したことは意義深い。気になる同店の“出張”料金は1時間当たり日本円にして約1万4,000円。海外風俗の事情通によると「バルセロナの地元民向けのイッパツ価格は、1万5,000円前後が相場」というから、人間様に相手してもらう場合と大差ない価格なのである。 産業革命期のイギリスで勃発したラダイト運動のように、売春婦たちによるラブドール打ち壊しが巻き起こる!?そして極めつきが、日本のアニメキャラクターに似たアキ。青いロングヘアは初音ミクをイメージしているのか
中居正広が連日『WBC』の熱戦をお届け! 3月10日(金)ジャニーズアイドル出演情報
――翌日にジャニーズアイドルが出演予定の番組情報をお届けします。見逃さないように、録画予約をお忘れなく!
※一部を除き、首都圏の放送情報を元に構成しています。
※番組編成、及び放送日時は変更になることがあります。最新情報は番組公式サイト等をご確認ください。
●TOKIO
8:00~ 9:55 『白熱ライブビビット』(TBS系) 国分太一
11:25~11:30 『国分太一のおさんぽジャパン』(フジテレビ系) 国分太一
22:00~22:54 『たけしのニッポンのミカタ!』(テレビ東京系)国分太一
●V6
8:15~ 9:54 『あさイチ』(NHK総合) 井ノ原快彦
9:50~11:25 『ノンストップ!』(フジテレビ系) 坂本昌行 ※「One Dish」コーナー
23:15~23:45 『晴れ、ときどきファーム!』(NHK BSプレミアム) 長野博
乳首解放とヒジャブが同居する街ニューヨーク 大切なのは、あなたがどんな格好をしたいのかということ、そして他者を尊重すること
ニューヨークは人種も宗教もモノの考え方もさまざまな850万人の集合体。かつ、それぞれが自己を主張しながら生きている。その一例が街中での「乳首とヒジャブの同居」だ。
ニューヨークは女性が公の場でトップレスになる、つまり乳首を見せることが違法ではない。仮に筆者がシャツを脱ぎ捨て、上半身ハダカでブロードウェイを闊歩し、デパートでショッピングし、レストランで食事したとしても逮捕されない。
とは言え日常生活でトップレスになる女性はさすがにそうはいない。しかし年に何度かは堂々と乳首を公開する女性たちに巡り会える日がある。
◎乳首を解放する人びと
毎年初夏、ニューヨークのコニーアイランドと呼ばれる地区で“マーメイド・パレード”が開催される。老若男女が人魚や海神ポセイドンの仮装でボードウォークを練り歩く楽しいイベントだ。女性の多くはカラフルな人魚風のボトムにブラ・トップ姿だが、中にはトップレスで乳首に趣向を凝らしたキラキラのシールを貼る人、ボディペイントを施して乳首を公開する人もいる。
数年前のマーメイド・パレードの日、筆者は混んだタイムズスクエアの駅でパレード帰りと思われる人魚姿の女性を見掛けた。乳首は長い髪の毛によって微妙な塩梅で覆われているだけだったが、その女性は友人たちとおしゃべりしながら、ごく当たり前に地下鉄に乗り込んだ。
2年前の夏にはタイムズスクエアに“デスヌーダス”と呼ばれる女性たちが突如表れ、市行政を巻き込む大騒ぎとなった。パンティと派手な髪飾りだけを身に着けたヌードの女性たちが全身を星条旗カラーの赤・青・白でペイントし、観光客と記念写真を撮ってチップを稼ぐのだ。女性のほとんどがラティーノだったため、スペイン語でハダカを意味するdesnudasと呼ばれた。
先に書いたようにニューヨークでは女性のトップレスは合法だ。市長や一部の市民が「子どもも訪れる場所なのに!」と眉を潜めながらも規制する方法がなく、しばらくは放置となった。結果、「びっくりして後ずさる子ども+デレデレで撮影するお父さん」の図などがメディアで報じられた。最終的には市が「人の多いタイムズスクエアで通行人の流れを遮断している」という理由でデスヌーダスが客引きできるエリアを限定し、結果、以前ほどの客を惹き付けることが出来なくなり,デスヌーダスは自然消滅してしまった。
毎年8月には“ゴー・トップレス”のマーチが開催される。意図は「男性はトップレスになれるのに女性はなれない状況を改善し、権利の平等を目指す」というものだ。ニューヨークでは合法とは言え、社会通念上、女性が日常生活でトップレスになることははまだ難しい。そこで参加者は「乳首のプライド」「完全平等!」といったプラカードを掲げ、トップレスでマーチする。
一方、乳首を見せることはフェミニズムに反すると解釈する人々もいる。先日、フェミニストとして知られるイギリスの女優エマ・ワトソンが、乳首が透けて見えるバーバリーのボレロ姿の写真を公開したところ、「フェミニストのはずじゃなかったの?」という批判が起きている。
エマ・ワトソンがフェミニストか否かはともかく、昨今、女性セレブたちのドレスの胸元のカットがどんどん深くなっているのは周知のとおりだ。少しかがんだだけで乳房が飛び出し、パパラッチされることもしょっちゅうだ。
それを逆手に取ったのがラッパーのニッキー・ミナージである。先日、ミュグレー、ジヴァンシーというハイファッションをまといながら意図的に片方の乳房を剥き出しにした写真を公開した。ただし乳首を見せるとメディアに掲載されないためか、乳首にはシールが貼られている。
◎増えるムスリム人口→ヒジャブの自己主張
単なる楽しみのためであったり、ビジネス目的だったり、フェミニズムであったり、はたまたショッキング効果であったり。理由はさまざまながら女性の露出度がどんどん上昇している今、逆に「隠す」美を追求し、世界に発信し始めたのがムスリム女性たちだ。
ニューヨークと周辺都市部はムスリム人口が多い。正確な数は不明ながら推定60万人もしくはそれ以上とも言われている。出身国は中東、アフリカ、アジア、東ヨーロッパと様々で、アメリカ生まれの二世も少なくない。ニューヨーク市内に限ると公立学校の生徒の10%はムスリムと発表されている。そのため教育庁から保護者に向けたお知らせの文書にはアラビア語バージョンがあり、イスラム教の2つの祭日が休校となっている。
アメリカに暮らす若いムスリム女性のファッションは祖国の文化や各家庭の方針によっていろいろで決して画一ではない。ニューヨーク市内で見掛ける女性のヒジャブは色も巻き方もバリエーションがある。ヒジャブに合わせる着衣も出身国の民族衣装もあれば、現代アメリカの一般的な服装もある。先日、筆者は地下鉄で黒いヒジャブ+黒いアディダスのトラックジャケット+ジーンズというヒップホップ・ファッションの若い女性を見掛けた。小学生の女の子がピンクや花柄のヒジャブを被っていることもある。制服にヒジャブの中高生もいる。ヒジャブに比べると少ないが目だけを出したニカブ姿の女性、ヒジャブを被らず髪は見せるが、タンクトップやミニスカートなど露出度の高い服装を避ける女性もいる。
こうした若い女性たちはイスラムの教義とアメリカ文化を折り合わせていく。
昨年の11月、ミネソタ州のミス・ミネソタ・コンテストにソマリア生まれ、アメリカ育ちの大学生、ハリマ・アデンが出場した。アデンはヒジャブ姿でステージに立ち、水着コンテストの部では、ムスリム女性が水浴の際に身に付ける、全身と髪を覆う水着のブルキニを着た。
アデンは優勝こそ逃したものの、ケイト・モスやカーリー・クロスが所属する一流モデル・エージェンシー、IMGモデルズにスカウトされ、先月イタリアで開催されたミラノ・ファッションウィークのランウェイに登場した。
昨年のリオ・オリンピックでは、ニューヨークをベースに活動するフェンシング選手、イブティハジ・ムハマッドがヒジャブ姿で出場し、USAチームは銅メダルを獲得した。種目を問わずオリンピックUSAチーム初のヒジャブ着用選手となったムハマッドはアフリカン・アメリカンだ。父親がイスラム教に改宗し、ムハマッドもイスラム教徒として育った。
毎年11月にフロリダ州で開催されるアマチュア・ボクシング大会に、昨年は弱冠16歳の少女、アマイヤ・ザファーも出場するはずだった。ところが当日になって大会側はヘッドギアの下のヒジャブ、長袖のシャツ、足首までのレギンスは規則違反であるとしてザファーを失格とした。
自動的に対戦相手の15歳の選手アリーヤ・チャーボニアの勝利となったが、成り行きに納得できなかったチャーボニアは「こんなの不公平。勝者はあなたよ」と、勝利のベルトをザファーに渡した。ムスリムと非ムスリムがスポーツを介してお互いへの敬意と友情を芽生えさせたのだ。
大会側は、ユニフォーム規定は安全性に基づいており、イスラムの服装を認めると他の宗教の選手も同様のことを望むだろうとコメントした。
アメリカのムスリム人口は増え続けている。アメリカで女性の自立や可能性を学んだ少女や女性たちは今後、あらゆるフィールドに挑戦していくものと思われる。その際、スポーツも含めてヒジャブや長袖が馴染まないものもあるのかもしれないが、まずは「危ないに違いない」という思い込みを排し、実地的、科学的に検証していく必要があるだろう。
それを実践したのがナイキだ。ナイキはムスリム女性アスリート向けのヒジャブ “Nike Pro Hijab”を開発した。通気性を重視した素材を用い、激しい動きでずれる巻くタイプではなく、被るスタイルとなっている。
◎地下鉄で座り合わせるタンクトップとヒジャブ
アメリカは何事も極端に振れる国だ。トップレス擁護者や、カメラの前で乳房を露にするセレブがいる一方で、信仰を理由に髪や肌を隠すムスリム女性の存在と権利も徐々に認められ始めている。トランプの大統領当選直後、ヒジャブを被った女性へのヘイト・クライムがあり、一時的に娘にヒジャブを被らせなかった母親たちもいた。同時にムスリムへのいわれなき迫害があるからこそ、ムスリムとしての自覚を強めた女性も多い。
もっとも、ムスリム女性には同胞からのプレッシャーもある。もう何年も前のことではあるが、当時、大学生だったムスリムの友人はヒジャブを被っていなかった。被りなさいという母親を説得し、母親も祖国ではなくニューヨークで生活する若い女性である娘の心情を理解して許可してくれたとのこと。ある日、この友人と食料品店に入るとムスリムの店主が友人に「君はなぜ何も被らない?」と詰問した。店主の背後にはニカブを着た妻とおぼしき女性が控えていた。筆者はこの時、アメリカの都市部に暮らすムスリム女性の非常に微妙な生活背景を垣間見たのだった。
それでも多彩な人々の集合体であるニューヨークのような都市部では、基本的には互いの信仰・思想・指向・嗜好に異議を唱えることなく共存が為されている。良い意味での個人主義だ。ニューヨークでは、今夏もタンクトップにショートパンツの女性とヒジャブの女性が道や地下鉄でごく当たり前に鉢合わせ、ごく当たり前にすれ違う、そんな光景がきっと見られるのである。
■ 堂本かおる
ニューヨーク在住のフリーランスライター。米国およびNYのブラックカルチャー、マイノリティ文化、移民、教育、犯罪など社会事情専門。
乳首解放とヒジャブが同居する街ニューヨーク 大切なのは、あなたがどんな格好をしたいのかということ、そして他者を尊重すること
ニューヨークは人種も宗教もモノの考え方もさまざまな850万人の集合体。かつ、それぞれが自己を主張しながら生きている。その一例が街中での「乳首とヒジャブの同居」だ。
ニューヨークは女性が公の場でトップレスになる、つまり乳首を見せることが違法ではない。仮に筆者がシャツを脱ぎ捨て、上半身ハダカでブロードウェイを闊歩し、デパートでショッピングし、レストランで食事したとしても逮捕されない。
とは言え日常生活でトップレスになる女性はさすがにそうはいない。しかし年に何度かは堂々と乳首を公開する女性たちに巡り会える日がある。
◎乳首を解放する人びと
毎年初夏、ニューヨークのコニーアイランドと呼ばれる地区で“マーメイド・パレード”が開催される。老若男女が人魚や海神ポセイドンの仮装でボードウォークを練り歩く楽しいイベントだ。女性の多くはカラフルな人魚風のボトムにブラ・トップ姿だが、中にはトップレスで乳首に趣向を凝らしたキラキラのシールを貼る人、ボディペイントを施して乳首を公開する人もいる。
数年前のマーメイド・パレードの日、筆者は混んだタイムズスクエアの駅でパレード帰りと思われる人魚姿の女性を見掛けた。乳首は長い髪の毛によって微妙な塩梅で覆われているだけだったが、その女性は友人たちとおしゃべりしながら、ごく当たり前に地下鉄に乗り込んだ。
2年前の夏にはタイムズスクエアに“デスヌーダス”と呼ばれる女性たちが突如表れ、市行政を巻き込む大騒ぎとなった。パンティと派手な髪飾りだけを身に着けたヌードの女性たちが全身を星条旗カラーの赤・青・白でペイントし、観光客と記念写真を撮ってチップを稼ぐのだ。女性のほとんどがラティーノだったため、スペイン語でハダカを意味するdesnudasと呼ばれた。
先に書いたようにニューヨークでは女性のトップレスは合法だ。市長や一部の市民が「子どもも訪れる場所なのに!」と眉を潜めながらも規制する方法がなく、しばらくは放置となった。結果、「びっくりして後ずさる子ども+デレデレで撮影するお父さん」の図などがメディアで報じられた。最終的には市が「人の多いタイムズスクエアで通行人の流れを遮断している」という理由でデスヌーダスが客引きできるエリアを限定し、結果、以前ほどの客を惹き付けることが出来なくなり,デスヌーダスは自然消滅してしまった。
毎年8月には“ゴー・トップレス”のマーチが開催される。意図は「男性はトップレスになれるのに女性はなれない状況を改善し、権利の平等を目指す」というものだ。ニューヨークでは合法とは言え、社会通念上、女性が日常生活でトップレスになることははまだ難しい。そこで参加者は「乳首のプライド」「完全平等!」といったプラカードを掲げ、トップレスでマーチする。
一方、乳首を見せることはフェミニズムに反すると解釈する人々もいる。先日、フェミニストとして知られるイギリスの女優エマ・ワトソンが、乳首が透けて見えるバーバリーのボレロ姿の写真を公開したところ、「フェミニストのはずじゃなかったの?」という批判が起きている。
エマ・ワトソンがフェミニストか否かはともかく、昨今、女性セレブたちのドレスの胸元のカットがどんどん深くなっているのは周知のとおりだ。少しかがんだだけで乳房が飛び出し、パパラッチされることもしょっちゅうだ。
それを逆手に取ったのがラッパーのニッキー・ミナージである。先日、ミュグレー、ジヴァンシーというハイファッションをまといながら意図的に片方の乳房を剥き出しにした写真を公開した。ただし乳首を見せるとメディアに掲載されないためか、乳首にはシールが貼られている。
◎増えるムスリム人口→ヒジャブの自己主張
単なる楽しみのためであったり、ビジネス目的だったり、フェミニズムであったり、はたまたショッキング効果であったり。理由はさまざまながら女性の露出度がどんどん上昇している今、逆に「隠す」美を追求し、世界に発信し始めたのがムスリム女性たちだ。
ニューヨークと周辺都市部はムスリム人口が多い。正確な数は不明ながら推定60万人もしくはそれ以上とも言われている。出身国は中東、アフリカ、アジア、東ヨーロッパと様々で、アメリカ生まれの二世も少なくない。ニューヨーク市内に限ると公立学校の生徒の10%はムスリムと発表されている。そのため教育庁から保護者に向けたお知らせの文書にはアラビア語バージョンがあり、イスラム教の2つの祭日が休校となっている。
アメリカに暮らす若いムスリム女性のファッションは祖国の文化や各家庭の方針によっていろいろで決して画一ではない。ニューヨーク市内で見掛ける女性のヒジャブは色も巻き方もバリエーションがある。ヒジャブに合わせる着衣も出身国の民族衣装もあれば、現代アメリカの一般的な服装もある。先日、筆者は地下鉄で黒いヒジャブ+黒いアディダスのトラックジャケット+ジーンズというヒップホップ・ファッションの若い女性を見掛けた。小学生の女の子がピンクや花柄のヒジャブを被っていることもある。制服にヒジャブの中高生もいる。ヒジャブに比べると少ないが目だけを出したニカブ姿の女性、ヒジャブを被らず髪は見せるが、タンクトップやミニスカートなど露出度の高い服装を避ける女性もいる。
こうした若い女性たちはイスラムの教義とアメリカ文化を折り合わせていく。
昨年の11月、ミネソタ州のミス・ミネソタ・コンテストにソマリア生まれ、アメリカ育ちの大学生、ハリマ・アデンが出場した。アデンはヒジャブ姿でステージに立ち、水着コンテストの部では、ムスリム女性が水浴の際に身に付ける、全身と髪を覆う水着のブルキニを着た。
アデンは優勝こそ逃したものの、ケイト・モスやカーリー・クロスが所属する一流モデル・エージェンシー、IMGモデルズにスカウトされ、先月イタリアで開催されたミラノ・ファッションウィークのランウェイに登場した。
昨年のリオ・オリンピックでは、ニューヨークをベースに活動するフェンシング選手、イブティハジ・ムハマッドがヒジャブ姿で出場し、USAチームは銅メダルを獲得した。種目を問わずオリンピックUSAチーム初のヒジャブ着用選手となったムハマッドはアフリカン・アメリカンだ。父親がイスラム教に改宗し、ムハマッドもイスラム教徒として育った。
毎年11月にフロリダ州で開催されるアマチュア・ボクシング大会に、昨年は弱冠16歳の少女、アマイヤ・ザファーも出場するはずだった。ところが当日になって大会側はヘッドギアの下のヒジャブ、長袖のシャツ、足首までのレギンスは規則違反であるとしてザファーを失格とした。
自動的に対戦相手の15歳の選手アリーヤ・チャーボニアの勝利となったが、成り行きに納得できなかったチャーボニアは「こんなの不公平。勝者はあなたよ」と、勝利のベルトをザファーに渡した。ムスリムと非ムスリムがスポーツを介してお互いへの敬意と友情を芽生えさせたのだ。
大会側は、ユニフォーム規定は安全性に基づいており、イスラムの服装を認めると他の宗教の選手も同様のことを望むだろうとコメントした。
アメリカのムスリム人口は増え続けている。アメリカで女性の自立や可能性を学んだ少女や女性たちは今後、あらゆるフィールドに挑戦していくものと思われる。その際、スポーツも含めてヒジャブや長袖が馴染まないものもあるのかもしれないが、まずは「危ないに違いない」という思い込みを排し、実地的、科学的に検証していく必要があるだろう。
それを実践したのがナイキだ。ナイキはムスリム女性アスリート向けのヒジャブ “Nike Pro Hijab”を開発した。通気性を重視した素材を用い、激しい動きでずれる巻くタイプではなく、被るスタイルとなっている。
◎地下鉄で座り合わせるタンクトップとヒジャブ
アメリカは何事も極端に振れる国だ。トップレス擁護者や、カメラの前で乳房を露にするセレブがいる一方で、信仰を理由に髪や肌を隠すムスリム女性の存在と権利も徐々に認められ始めている。トランプの大統領当選直後、ヒジャブを被った女性へのヘイト・クライムがあり、一時的に娘にヒジャブを被らせなかった母親たちもいた。同時にムスリムへのいわれなき迫害があるからこそ、ムスリムとしての自覚を強めた女性も多い。
もっとも、ムスリム女性には同胞からのプレッシャーもある。もう何年も前のことではあるが、当時、大学生だったムスリムの友人はヒジャブを被っていなかった。被りなさいという母親を説得し、母親も祖国ではなくニューヨークで生活する若い女性である娘の心情を理解して許可してくれたとのこと。ある日、この友人と食料品店に入るとムスリムの店主が友人に「君はなぜ何も被らない?」と詰問した。店主の背後にはニカブを着た妻とおぼしき女性が控えていた。筆者はこの時、アメリカの都市部に暮らすムスリム女性の非常に微妙な生活背景を垣間見たのだった。
それでも多彩な人々の集合体であるニューヨークのような都市部では、基本的には互いの信仰・思想・指向・嗜好に異議を唱えることなく共存が為されている。良い意味での個人主義だ。ニューヨークでは、今夏もタンクトップにショートパンツの女性とヒジャブの女性が道や地下鉄でごく当たり前に鉢合わせ、ごく当たり前にすれ違う、そんな光景がきっと見られるのである。
■ 堂本かおる
ニューヨーク在住のフリーランスライター。米国およびNYのブラックカルチャー、マイノリティ文化、移民、教育、犯罪など社会事情専門。
終わらないクルクル、強制退会メール……不具合だらけの「DAZN」が起こす“本当に恐ろしい問題”とは
10年間で2,100億円という莫大な金額でJリーグの放映権を取得したイギリスのライブストリーミングサービスDAZN(ダゾーン)。月額1,890円(税込)で、サッカーだけでも伊セリエA、独ブンデスリーガ、仏リーグ1、ブラジル全国選手権など、数え切れないほどのコンテンツが視聴可能だ。他にも野球、バスケットボール、テニス、ダーツ、格闘技と、全世界のスポーツ全てを網羅できると話題になっている。 しかし、スポーツファンの期待を一身に受けたDAZNだったが、今シーズンJ1の開幕戦で不具合が相次ぎ、2試合が視聴不可能。これについてDAZNは謝罪会見を開き、特殊なエラーが生じたためであり、サーバーのキャパシティの問題ではないと釈明した。その後、ミスなのか故意なのかはハッキリしないが、退会ボタンが消えてしまうという不具合も発生している。 そして第2節が終了した4日、JリーグがDAZNは「J1、J2ともに第2節全試合のライブ配信、見逃し配信で不具合は発生しなかった」と発表した。しかし、本当に不具合は発生しなかったのだろうか? 「不具合とは何かという問題ですよね。確かに配信中止になった試合はありませんでした。しかし、ネット環境が完璧ではない利用者からは『読み込み中にすぐになってしまい、クルクル(進捗インジケータ)ばかり見せ続けられた』という声が多々上がっています。Jリーグの試合が行われるスタジアムに作られたDAZN特設ブースの大型テレビでも、ずっとクルクルが回っており、スタッフさんも気まずそうでしたよ」(スポーツライター) さらにDAZNの問題は続く。一部の利用者に“退会完了メール”を送ってしまったのだ。これに関しては対応が早かったために事なきを得たが、Jリーグが開幕して2週間でこの不具合の数は多すぎる。本当にDAZNに任せて大丈夫なのだろうか? 「視聴環境自体は、さすがに良くなっていくはずです。他の国ではあまり聞かれない不具合ばかりですから。ですが、実は問題はそこではないんですよ。現在、DAZNはヨーロッパチャンピオンズリーグの放映権も、スカパー!から奪おうとしていると言われています。今シーズンからJリーグを奪われ、チャンピオンズリーグを奪われ、他のスポーツも放送されたのではなスカパー!はたまらないでしょう。スカパー!のスポーツチャンネルは廃れてしまうかもしれません。そうなると、Jは契約が切れる10年後、現在の年間210億円ではなく、DAZNにとんでもない安価で買い叩かれてしまうかもしれないんですよ。何せ競合相手がいなくなってしまうんですから。今は巨額のDAZNマネーでウハウハの日本サッカー界ですが、もしかしたら暗黒の未来が待っているかもしれませんよ」(同) 10年間で2,100億円という金額は、残念ながらJリーグでは採算が取れないと言われており、10年後にDAZNが同じ契約をしてくれるとは考えづらい。現在、大物外国人を獲得するなど、Jリーグには“DAZNバブル”が起きている。しかし、このバブルは将来的に日本サッカーを苦しめる10年間になってしまうかもしれない。 (文=沢野奈津夫)DAZN公式サイトより






