女優・清水富美加の告白本『全部、言っちゃうね。 ~本名・清水富美加、今日、出家しまする。~』(幸福の科学出版)が、6日付のオリコン書籍総合ランキングで18位に初登場。推定売上部数は、1万2,185部だった。 これに、ネット上では「あれだけ騒がれたのに、全然売れてない」と話題だ。 「発売日の先月17日、幸福の科学出版の直営書店『BOOKS FUTURE』では、店舗前で平積みのワゴン販売が開始されました。しかし、一般の書店に行き渡るまでに時間がかかったため、初動に反映されていない。現在は、Amazonでも上位につけていますから、次回のランキングで部数を伸ばしそう。とはいえ、要点はすでにマスコミが報じており、書店に並ぶ頃には世間もこの話題に飽きている。バカ売れすることはなさそう」(芸能記者) 同書の出版をめぐっては、以前からテレビで「清水の違約金の一部に当てるためでは?」と臆測を語るコメンテーターも散見されたが、「金目的ではない」(同)という。 「教団側は、同書をマスコミに無償でばら撒き、内容を報じさせるよう促していましたから、売上金目的でないのは明らか。それよりも、この騒動が注目を浴びているうちに書籍を出版し、教団の存在を知らしめること、さらに、今いる信者に清水への同情心と教団の救世主ぶりを植え付け、信仰心を高めて“太い信者”を増やす目的があったのでは」(同) この「太い信者」とは、年間1,000万円以上のお布施をする信者のこと。お布施の多い信者は、“大黒天”とも呼ばれている。 「信者の数は、世界で1,200万人にも上ると発表している同教団ですが、幸福実現等が衆院選に惨敗した2009年以降、年間の集金額が激減。以前に比べ、3分の1以下になってしまったとも言われている。最近は、大川総裁の著書を読むだけの“ライト信者”が増加。大川総裁は、息子に代を引き継ぐ前に、信者の信仰心を高めたいようです。清水の告白本も、そんな思惑から緊急出版されたものでしょう。たとえ10万部売れたとしても、教団にとっては小銭でしかありません」(同) 教団の内情が見え隠れする清水の告白本。清水の出家騒動の影響で、信者の財布の紐は緩むだろうか?Twitterより
日別アーカイブ: 2017年3月3日
男性100人に聞いた「星野源は好き? 嫌い?」――「調子に乗ってる」「基本がなってない」
2016年10月に放送されたドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)で一気にブレークした星野源。主題歌に起用された「恋」は、エンディングで踊る“恋ダンス”も話題となり、見事2年連続で『NHK紅白歌合戦』出場も果たした、まさに時の人。『逃げ恥』で演じた“プロの独身”「津崎平匡」のキャラクターとクセのない顔立ちも相まってか、女性を中心に爆発的な人気ぶりを見せているが、男性陣は、果たして星野のことをどう思ってるのだろうか。そこで今回は、男性100人名に、「女性人気爆発の星野源は好き? 嫌い?」というアンケートを実施した。(Sagooooワークス調べ/調査地域:全国/調査対象:男性・年齢不問/調査期間:1月19~1月25日/有効回答数:100)

アンケートでは、「好き」が37票、「嫌い」が12票で、なんと「どちらともいえない」が約半数を占める51票という結果に。主な理由としては、
「よく知らないので、現段階では好きでも嫌いでもありません」(20代/正社員)
「好きも嫌いも、彼についての知識がゼロなので何とも言えない」(50代/正社員)
「彼について知りたいとも思わないし、どうでもいい人」(30代/正社員)
「特徴がなく普通の人なので、好きでも嫌いでもない」(30代/正社員)
「ただのブームだと思うので。ドラマは良かったが、彼に興味はない」(40代/個人事業主)
など、突然人気が出た割には、個性が薄いと思われているようで、「普通の役者さんという感じで、特徴的なところがあるのかわからない。私には感じ取れない」(30代/無職)と、特に気に留めていない男性が多数。また、ドラマを見ていた男性でも
「ドラマ上での星野さんはなかなかの存在感に思えたのですが、歌を歌うときは調子に乗ってる感が否めない」(50代/無職)
「ドラマを見ていると、とても好印象だったが、歌番組を見ているとそれほど好きではない。総合的に普通」(30代/個人事業主)「ドラマは面白かったし、歌っている姿も嫌いではない。かといって好きというわけでもない」(40代/公務員)
と、俳優、歌手の両面で見せるイメージの違いから「可愛らしいキャラクターだとは思うが、テレビのために作ったものかもしれない」(20代/パート・アルバイト)という素性のわからなさが、好き嫌いの判断をしかねる原因となっている様子もうかがえる。なお、同性目線ならではの意見として、
「同じ男性としては、何が魅力なのかよくわからないというのが正直なところ」(30代/会社員)
「何がそんなに人気になっているのかよくわからない。それほど二枚目でもなく、演技が抜群なわけでもなく、歌がうまいわけでもないのに」(60代/無職)
といった、星野を支持する女性の気持ちを理解しかねる声も見受けられた。
「どちらでもない」派の男性からは特徴がないとされる容姿も、「好き」と回答した男性から見ると
「草食っぽく見えて肉食の要素もあって、頼りなさそうで頼れそうな感じもあるところが、面白い」(40代/個人事業主)
「ハンサムすぎずブサイクすぎず、親近感が持てる」(30代/個人事業主)
「彼のようになりたいものですな。そんなにかっこよくないし、役柄は昔の少年誌みたいな感じでしたな」(30代/正社員)
など、「極端にかっこいいわけではないのが、あまりヤキモチをやかれない」(30代/正社員)という印象が好感度につながっているようす。
また、ラジオのパーソナリティやバラエティ番組への出演、雑誌のエッセイなどで見せる、俳優、歌手以外の一面を知る男性からは
「歌、演技、文章など、いろいろな分野で活躍していて、マルチな才能がありあこがれる」(40代/パート・アルバイト)
「マルチに活躍できるスキルは素直に尊敬できます。トークなどでも決して偉ぶらず、下ネタ方面の話も難なくこなせる」(30代/パート・アルバイト)
「歌手であり、俳優、お笑いなど多才なところが好き。飾らずに自分を出しているところが自然でいい」(40代/正社員)
と、どんなジャンルもスマートにこなしてしまう器用さを持ち合わせていながらも「調子に乗ってなくて謙虚」(10代/学生)なスタンスが好評だ。
なお、「好き」派で見られたのが、「病気を克服し復活後、芸能界でマルチアーティストとして活躍している」(40代/無職)姿に思わずエールを送りたくなるという意見。つらい時期を乗り越えてのブレークに、応援せずにはいられないようだ。
一方、「嫌い」と回答した男性の意見では、
「身長も低くあのルックスでモテることにジェラシーを感じてしまう」(30代/正社員)
「妬みだろうけれど、シュッとしていて品のある感じが気持ち悪い」(40代/正社員)
など、「演技は普通だし、歌は特別うまくない。嫌いというわけではないが、人気が出ているのがよくわからないので、その点に関して言えば嫌い」(20代/学生)という嫉妬心から好感を持てずにいる様子が伝わってきた。
くも膜下出血で二度の活動休止を余儀なくされながらも、多方面でマルチな才能を惜しみなく発揮し、続けてきた星野。この度のブームによって、長かった下積み時代の巻き返しを図れるだろうか。
【その他の回答】
・好き
「明るい性格なのでとても好きです。一緒にいるといつも楽しい気分でいられそう」(50代/正社員)
「キャリア自体は長く、ようやく注目されるようになったので、好きか嫌いかでいえば好きな方です」(30代/正社員)
「彼の歌と踊りは今までに見たことがない。ユニークでオリジナリティ豊かな素晴らしいタレントで、大好きです」(60代/派遣社員)
「爽やかな印象は誰から見ても好感が持て、歌自体もキャッチーで非常にいいと思う」(20代/個人事業主)
「顔も可愛く、演技もうまく、歌も歌えるので女性からは完璧じゃないでしょうか」(40代/個人事業主)
・嫌い
「調子に乗っている感じがイヤ。素人のガヤみたいでいやな感じがする」(40代/個人事業主)
「歌手、アーティストとしてはいいけれど、人間性とか性格とか話しかたとか、そういった部分がイヤ」(50代/専業主夫)
「甘いだけ。作詞の基本がなっていない。楽曲も目新しさがなく、魅力に欠ける」(50代/個人事業主)
・どちらでもない
「マルチに活躍しているが、どれもパッとしない感じがするから、好きでも嫌いでもない」(30代/正社員)
「前髪が揃っているときは少しオネエの感じがして好感度は高くない。ただ、揃っていない場合は普通の好青年に見えるので、何とも思わないのが本音」(50代/正社員)
「イケメンという感じではないが、素朴な雰囲気があると思う」(20代/パート・アルバイト)
「歌手としてはとてもいいと思うが、俳優としては微妙」(50代/個人事業主)
「演技とテンションが苦手です。でも、嫌いというほど知っているわけではないので」(30代/パート・アルバイト)
「歌は結構好きであるが、男性目線ではどちらでもない。女性には人気があると思う」(30代/正社員)
【アンケート概要】
■調査地域:全国 ■調査対象:年齢不問・男性 ■調査期間:1月19~1月25日 ■有効回答数:100サンプル
【企画協力】
Re;Light
恋人も友人も作らず、ネットの世界に没頭……中国全土で2,000万人以上が“ぼっち化”
中国で今、「空巣青年」と呼ばれる人たちが社会現象になりつつある。日本語に直訳すると「独居青年」となるが、単に一人暮らしを指すのではなく、そのライフスタイルを含めた造語で、いわば「巣籠もり青年」といったところだろうか。 中国中央テレビのニュースによると、空巣青年は20~39歳で、大都市で仕事をしている地方出身者のことを指すという。賃貸住宅で一人暮らしをしており、友達と外で食事をしたり、遊んだりせず、仕事が終わればすぐに帰宅してインターネットの世界に没頭するのだ。他人の干渉を嫌い、孤独だが、自由な生活を好んでいるのだという。 自宅では、スマホやPCなどをいじりっぱなしで、ほとんどの時間をネットやゲームに費やし、食事も当然ひとりだ。ただし、消費意欲は旺盛で、グルメやファッション、デジタル機器やガジェットなど、最新のライフスタイルを好んでいる。外出しないのにグルメやファッションに消費するというのは矛盾している気もするが、これは会社でのランチ時や、通勤時の服装にこだわる、という意味らしい。 こうした空巣青年は現在、中国で2,000万人以上存在するといい、社会との関わりが少なく、殻に閉じこもる若者たちが増えることで、社会全体がコミュニケーション不全になるのではないかと危惧されている。また、空巣青年の約20%が「月光族(消費生活を謳歌して貯蓄がない人々)」か、あるいは少額の借金を抱えているという。 「上海でも、そういう若者はたくさんいます。仕事が終わればすぐに家に帰り、家に引きこもってネットでゲームや動画を楽しんでいる。夕食はスマホで出前サービスを利用し、生活必需品もすべてネットショッピングでそろえているので、外出する必要はない。休日は一歩も外に出ないという若者も多いですよ。こう言うと、なんだか引きこもりの変人のようですが、身なりも普通で、コミュニケーションも問題ない。ただし男性の場合、結婚は『カネがかかる』と諦めていて、童貞率も高いと思います(笑)。今はまだ、社会に与える悪影響があるとも思えませんが、こうした人たちが高齢化するとどうなるか、ちょっと心配です」(IT企業に勤める上海在住の日本人) 中国中央テレビでは、「周囲に相談できる近親者や恋人もおらず、その寂しさをネット上の消費活動によって紛らわせている」と分析し、人との関わりを絶ち、孤独な生活が続けば精神も空虚になっていくと警鐘を鳴らしている。 中国では近年、「蟻族(地方出身の、就職にあぶれた大卒者)」や「剰女(高学歴高収入の独身女性)」など、さまざまな属性の一群が誕生し、社会現象になってきた。空巣青年の増加で、中国社会はどう変貌していくのだろうか? (取材・文=五月花子)イメージ画像
「家がない、金もない」はずが……月収3,500万円を明かした武井壮の“異様”なギャラ上昇ぶり
そんなに稼いでいたのか! と視聴者もテレビに向かってツッコまずにはいられなかっただろう。 先月19日、タレントの武井壮が『誰だって波瀾爆笑』(日本テレビ系)で明かした最高月収が話題を呼んでいる。 「武井は『百獣の王』誕生までの生い立ちを紹介するコーナー『履歴ショー』に登場。2016年に最高月収3,500万円を稼いだことを発表しました。これにはMCの岡田結実からも思わず『1カ月でですか?』と驚きの声が上がりました。最高月収時は通常のギャラのほか、CM出演料なども含まれていたそうですが、武井は『それだけ夢のある仕事をしていますから』と胸を張っていましたね」(テレビ誌ライター) 確かに、動けてしゃべれて場の空気も読める武井がテレビ界で重宝がられているのはわかるが、それにしてもギャラの上がり幅がハンパじゃない。芸能記者もこう驚く。 「テレビに出始めの頃は、“家がない、金もない、年収は180万円”と苦労人であることを売りにしていましたが、13年頃から月収は2,000万、愛車はポルシェ、マクラーレンなどと羽振りの良さをアピールするようになっています。マクラーレンは6,000万円を一括購入したそうです」(同) 14年には番組で過去最高月収を「2,500万円」と公表しており、それからさらに記録を1,000万円更新したということになる。 「昨年末に放送された『ナカイの窓』(同)では、自宅の家賃が67万円、駐車場代が10万円であることを明かしています。共演していた茨城罪囚のタレント・鈴木奈々が『2LDK駐車場付きで6万円の家で生活をしている』と語ると『俺の駐車場代も払えねー』と高笑いしていたのを覚えています」(同) “見えない獣”と戦っているだけで、いつのまにか大金持ちに!? なんともうらやましい話だ。
暴言連発「死んだら自分が悪い」……幸福の科学「レプロ社長霊言本」のひどすぎる中身
幸福の科学出版から1日、書籍『芸能界の「闇」に迫る レプロ・本間憲社長 守護霊インタビュー』が発刊された。 同書は、先月、幸福の科学・大川隆法総裁らが、女優の清水富美加が所属するレプロエンタテインメントの本間憲社長の守護霊にインタビューした動画のテキスト版。 教団は、守護霊の“霊言”を「その人が潜在意識で考えている本心」としており、同書でも大川総裁が「守護霊ではありますが、本人とほとんど同じ」と説明している。 「この本は、芸能界の闇を炙り出すというよりは、本間社長がいかに悪者であるかを印象付けるような内容。大川総裁は、レプロの所属タレントを“鵜飼いの鵜”と形容し、本間氏を『首に縄を付けて、魚を捕らせて、捕った魚を全部吐かせる』と批判。一方、本間社長の守護霊は、タレントの人権を無視した暴言を吐き散らかしています」(芸能記者) 今回、本間社長の守護霊役を担当しているのは、大川総裁ではなく別の教団幹部。インタビュアーは、清水が7年前から「死にたい」と繰り返していることに触れ、「『死にたい』と言う子は、死んでいいんですか」と糾弾。これに、同守護霊は「ああ? 自己責任じゃないの」「自分が悪い」と返答している。 また、所属者が仕事を断ったら「干すよ」と断言。「憲法の下にない」との指摘には「憲法なんて考えて仕事してるやつ、世の中にいるかよ。何が『人権』だよ」と言い放っている。 さらに、能年玲奈の独立騒動について、同守護霊は「あいつはさあ、だって、勝手に『生ゴミ先生』に洗脳されて出ていっちゃったんだろうが」と発言。先月、レプロを擁護するツイートをした所属者の菊池亜美の話題では「あの子は分かっとるよ。使えるやつだなあ」と上機嫌だ。 そんな暴言を連発する同守護霊を、同書では「人喰い鬼」と形容。同守護霊も「(人肉ステーキの)レアはうまい」「いい味してるわ」「(うまいのは)子供を産む前の女でしょう」と発言し、「豚の味?」と問われると「うん」と頷いている。 「同書は、書籍版のほか電子書籍版もリリースされており、『Amazon』でもじわじわと売れているようです。これまで、偉人やタレントの霊言本を勝手に出版してきた同版元ですが、一応、一般人である本間社長の霊言本には、業界内でも衝撃が走っている。しかし、レプロ側は、あくまでも教団側と『円満に話を進めていく』と大人な姿勢を貫いており、嵐が過ぎ去るのをじっと待っています」(同) 清水の契約解除の時期をめぐり、話し合いが一向に進まないレプロと教団。レプロへの攻撃の手は、いつになったら休まるのだろうか?じぇじぇじぇ!
『クロ現+』の芸能人の事務所トラブル特集に、SMAPファンが落胆したワケ
3月1日に放送された『クローズアップ現代+』(NHK総合)は、「芸能人が事務所をやめるとき ~“契約解除”トラブルの背景を追う~」と題する特集が組まれた。
事前に番組公式Twitterでは、「“能年玲奈”改めのんさんやSMAP…[芸能人が事務所をやめるかどうか]をめぐる騒動やトラブル。そしていまは、清水富美加さんが…クロ現+は、事務所側と芸能人側・双方を徹底追跡。その背景に迫ります」と内容が予告されていた。昨年末にSMAPが解散したことについては、経緯が不透明だと感じるファンが多いため……
『就活家族』脚本に凡ミス!? 「スマホ持ってないの?」と視聴者が呆れた“すれ違いシーン”
3月2日に放送された『就活家族~きっと、うまくいく~』(テレビ朝日系)第8話が、平均視聴率10.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。前週の9.3%から1ポイント以上アップし、初回の11.0%以来の2ケタを達成した。
「同ドラマは、主人公・富川洋輔(三浦友和)の一家が全員無職という状況に陥り、家庭崩壊していく様子が描かれています。第8話では、洋輔が妻・水希(黒木瞳)から財産分与の意思を告げられ、離婚話が本格化。ネット上では、『夫が大手メーカー勤務じゃなくなった途端に離婚するなんて、妻が身勝手すぎる!』など批判が噴出しました」(芸能ライター)
その一方で洋輔は、勤めていた会社からインドで設立される新会社社長の座を打診されていた。そんな中、父のインド行きを知った長女・栞(前田敦子)は、“お別れ会”の名目で、両親の“仲直り会”を開くことに。当日、洋輔を退職に追いやった元凶の社員・川村優子(木村多江)が現れたものの、洋輔は川村を振り切って家族の集まるレストランへ向かった。
「川村に関しては、ドラマ開始当初から『演技が怖すぎる』『ドラマとわかっていてもゾッとする』といった書き込みが多かったんです。そんな川村と洋輔の対峙シーンが視聴者を引き込んだ結果、視聴率につながったのかもしれませんね」(同)
しかし、最終的に洋輔は、どうしても外せない仕事が入ってしまい、レストランに到着したのは、みんなが帰った後だった。
「切ないラストだったのは間違いありませんが、ネット上には、それよりも『いや、普通に考えて電話するだろ』『みんなスマホ持ってるよね?』『せめてメールで連絡取り合えよ』などと、ツッコミが飛び交いました。せっかくドラマに引き込まれていたのに、現代ではあり得ない脚本にしらけてしまったという視聴者が続出したんです」(同)
最終回目前の『就活家族』だが、こうした詰めの甘さが最後まで視聴率を左右することとなりそうだ。
カルト村出身者が語る、清水富美加「出家騒動」と宗教に対する社会の偏見
先日、女優の清水富美加が突然芸能界を引退。その理由が宗教団体・幸福の科学に出家をするということで、世間を騒がせた。コミックエッセイ『カルト村で生まれました。』『さよなら、カルト村。思春期から村を出るまで』(文藝春秋)の著者・高田かやさんは、「所有のない社会」を目指す「カルト村」で生まれ、19歳のとき自分の意志で村を出るまで、両親と離され、労働、空腹、体罰が当たり前の暮らしを送った体験を淡々と描いている。今回の騒動から改めて見えてきた、現代における宗教や信仰、社会の偏見について高田さんに伺った。
■カルト村にいることに、疑問を持ったことはなかった
――清水富美加の出家騒動が大きく報道されましたが、高田さんは今回の騒動について、どう思われますか?
高田かやさん(以下、高田) 清水さんは知り合いでもなんでもないので、特に何も思いません。夫の“ふさおさん”が、テレビに出ている人に対して、まるで知り合いのように語ることがよくありますが、「知らない人のことなのに、よくそんなに盛り上がれるな」と、むしろ感心します(笑)。
――高田さんは生まれたときからカルトが生活の一部だったと思いますが、小さい頃に「自分は、なぜカルト村で生活をしているのだろう?」と疑問に思ったことはありませんでしたか?
高田 なぜ自分が両親の子どもなのかを考えたことがなかったように、親がいる場所が自分のいる場所だと思っていたので、疑問に思ったことはありませんでしたね。
――親がいる場所が自分のいる場所……言われてみればそうですよね。村の外部の人が「村の子」と呼ぶ存在であることで、小学校や中学校の頃に、いじめの対象になった経験はありますか?
高田 どの時代にも私を毛嫌いする子はいましたし、「村の子」だとわかった上で、何も問題なく仲良くしている子もいました。ただ、私を嫌っている子が、私が「村の子」だから嫌っているのか、それとも村は関係なく、個人的に嫌いだったのかは、私にはわかりません。
――「村の子」たちは朝ご飯を食べられなかったり、ほとんどの部活動が禁止されていたり、何かと「一般の子」と違う部分があったようですね。
高田 私の通った学校では、大部分の学校の子たちには「なんとなく少し変わった暮らしをしているところの子どもたち」くらいに受け取られている雰囲気で、別段特別視はされていなかったように思います。
――勝手なイメージで大変申し訳ないのですが、カルトにハマっている人たちは周りの意見を聞かず、自分が良いと信じているものに突進していっているように思えます。やはり、カルト村で生活をしていた人たちも、自分が良いと信じたものは疑わないような人たちだったのでしょうか?
高田 私は子どもだったので大人のことは全然わからないのですが、村の理念に共感して集まった人たちで、きっと村の考えが良いと信じている部分はあったのだと思います。村人の中にも村の考えにどっぷりで「村は良い!」と声高に言う人もあれば、ただ穏やかに村で暮らしているだけの村人もいたので、同じところで生活していても実際にはいろんな人がいて、各個人でみんなそれぞれ思っていることは違ったのではないかと思います。
――著書の中では、マインドコントロールされているという意識はなかったように読み取れましたが、カルト村での生活を振り返ってみて、マインドコントロールが行われていたと思いますか?
高田 思います。
――では、そのマインドコントロールに気づき、「こういう点はおかしい!」と声を上げる村人はいなかったのでしょうか?
高田 村では、子どもは子どもだけで集められて暮らしていたので、世話係を除けば大人の村人とほとんど接触がなかったため、村人がどうだったかはまったくわかりません。でも、子ども同士では普通に、村の批判や、おかしいところを話すことはありましたね。
――当時、村の子たちは高校に進学できなかったとありました。さすがに中卒は少ない時代です。進学できないことに関して、反抗的な気持ちは起こりませんでしたか?
高田 正直なところ、中学生の頃は勉強が苦手だったので「(村の)高等部に行けば高校に行かなくてもいいから、もうテスト勉強しなくていいんだー、ラッキー!」くらいに思っていました。
――しかし、将来、職業の選択肢は限られてしまいますよね。
高田 子どもの頃から、自分はずっと村にいるだろうと思っていたし、高等部に入ることも特に疑問に思わず、「仕事に困る」といった発想をしたこともなかったです。村では自分の役割さえこなしていれば、あとは何も心配いらない暮らしだったので、学歴が仕事に結びつくような発想自体、思いつかなかったです。
ただ、「中卒」という響きは気に入らなかったので、もし高等部で通常の高校に通えるコースがあったなら、そちらを選んだんだろうなとは思います。数学は苦手でしたが、古文や美術は、もっといろいろ教わりたかったですね。
■普通の人が感じる、よくわからない団体に対しての拒否感も理解できた
――19歳でカルト村を出て、ふさおさんに出会ったとのことですが、カルト村出身であることに関して、勇気を振り絞ってふさおさんに告白したように感じられました。やはり、カルト村出身であることへの羞恥心や、距離を置かれてしまうかもしれないといった不安があったのでしょうか?
高田 もちろん、どう思われるだろうという不安はありました。村が一般的にどう思われているのかは、なんとなくわかっていましたし、普通の人が感じる、よくわからない団体に対しての拒否感というものも理解できたので。
ふさおさんとメールのやりとりをしているときも打ち明けられず、どうしようかと悩みました。でも、実際に会っていろいろ話をするようになると、どうしても過去が現在につながっているため、はっきり言っておいたほうが伝わりやすく、自分がすっきりしたかったこともあり、村出身だと話しました。
ふさおさんは、私が村で生まれて暮らしていたということをまったく気にしない人で、普通に受け入れてくれました。そういう人と長く一緒にいたから、この本が描けたというのは、実際のところあると思います。
――村では自分の所有物はないということですが、特にお金を所有できないのは、一般の人には想像できないと思います。自由にお金を使えるようになった今、高田さんは、お金をどのようなものだと考えていますか?
高田 お金が存在しなかった子ども時代だったからこそ得た、「お金はすごい、お金はお守り!」といったお金自体に対するリスペクトは、相変わらずありますね(笑)。ただ今は、お金が必要な社会で暮らしていますし、子ども時代のように隠し持って眺めてうっとりというようなことはしていません(笑)。必要なものは買って、おいしいものを食べてあちこち旅行して、家のローンも払っています(笑)。
お金は大事ですが、あくまでもお金で、軽んじることはこれからも決してないけれど、「お金、お金!」とがんじがらめにならないように、気楽に暮らせればいいなぁくらいに思っています。
――お金を見慣れていないと「こんな大金、どう使えばいいのかわからない!」と、就職後、初任給の使い道に悩みそうです。
高田 初任給の使い道に困ることは、特になかったです。村では誰かのお古ばかりでおしゃれができなかったので、最初は「しまむら」とかに通って服をたくさん買いましたし、貯金もしたかったですし。それでお金が貯まったら自動車の免許取得! 次は一人暮らし! ……という感じで、お金を貯めてはどんどん使っていました。暮らしていく上でお金は、いくらあっても困りませんからね(笑)。
――お金と、うまく付き合っていけているんですね。村では自分の成長のために仕事をしますが、一般社会で仕事をする主な理由は、お金をもらうためです。この、仕事をしてお金をもらう行為について、高田さんはどんな印象を受けましたか?
高田 いいですね! お金大好きなので、最高です! 子どもの頃に自分の労力をお金に換算して手に入れることが可能だったなら、お菓子や本も買えたし、友達の誕生日プレゼントも買えたし……と、つい空想してしまいます。
■個人の人格は無視されて、「信仰」に対するイメージで判断される世の中
――日本では、とかく宗教や信仰について公にしづらい雰囲気がありますが、それについてどう思いますか?
高田 特に考えたこともありませんが……確か海外でも「どんなに親しい間柄でも、宗教と政治と野球の話には気をつけろ」って言いませんでしたっけ? 私の場合、「村にいた」と言った途端に、「カルト村出身者」「元村の子」とひとくくりにされてしまうことがよくあります。実際は、それぞれ別人格を持った個人の集まりですし、村ではちょっと変わっていると言われていた私が今、村の話をすることも、まったく個人的な思い出なのに“元村の子代表”みたいになっていて「なんかスミマセン」という感じです。村にいた子それぞれに、100人いたら100通りの捉え方があると思うし、村に対して思うことも人それぞれだと思います。
「何かを信仰している」と言いづらい空気があるとすれば、言った途端にその人個人の歴史や人格は無視されて、聞いた人が持つ「信仰」に対してのイメージのみですべてを判断される今の世の中の傾向が関係しているのではないだろうかと思います。
――カルト村で小さい頃に世話係さんから虐待を受けたり、ひもじい思いをしたりと、いまだに何かトラウマが残っているのではないかと感じられました。村で生活したことで、今でも日常生活に染み付いている習慣はありますか?
高田 習慣ではないですが、うれしいことが続くと不機嫌になるという、変な癖があります。村にいた頃、両親とは離れて暮らしていて、たまにしか会えなかったんです。会っても必ず別れる日が来たので、今でもあまり良いことが続くと、訳もなく不安になってしまいます。良いことを喜ぶより、良いことを怖れる気持ちのほうが強いのは、「幸せは長くは続かない」と、記憶に刷り込まれているからだろうと思います。
あと自分では無自覚で、最近ふさおさんに指摘されて気づいたのですが……。子どもの頃、おなかをすかせたときの自衛手段として食べ物を隠してこっそり食べていたので、今でもふさおさんが買ってきてくれたお菓子などを、すぐ食べないでしまい込む癖があります(笑)。「今よりもっとおなかがすいたときのため」という理由なのですが、あちこちにしまい込んで忘れてしまって、結局、賞味期限が切れてしまったりすることも多く、ふさおさんに「犬かよ! 悪くしてから食べるんじゃなくて、おいしいうちに食べなよ、また買ってきてあげるから!」と怒られるのですが、やはりもったいなくて好きなものはしまい込んで、後からちびちび食べています。おなかをすかせてから大事に食べると、おいしくないですか?(笑)
(姫野ケイ)
高田かや(たかだ・かや)
東京都在住、射手座、B型。生まれてから19歳まで、カルト村で共同生活を送る。村を出てから、一般社会で知り合った男性“ふさおさん”と結婚。村での実体験を回想して描いた作品を「クレアコミックエッセイルーム」に投稿したことがきっかけでデビュー。今、一番幸せを感じるのは、ベッドで寝転びながら本を読みつつ、何か食べているとき。
カルト村出身者が語る、清水富美加「出家騒動」と宗教に対する社会の偏見
先日、女優の清水富美加が突然芸能界を引退。その理由が宗教団体・幸福の科学に出家をするということで、世間を騒がせた。コミックエッセイ『カルト村で生まれました。』『さよなら、カルト村。思春期から村を出るまで』(文藝春秋)の著者・高田かやさんは、「所有のない社会」を目指す「カルト村」で生まれ、19歳のとき自分の意志で村を出るまで、両親と離され、労働、空腹、体罰が当たり前の暮らしを送った体験を淡々と描いている。今回の騒動から改めて見えてきた、現代における宗教や信仰、社会の偏見について高田さんに伺った。
■カルト村にいることに、疑問を持ったことはなかった
――清水富美加の出家騒動が大きく報道されましたが、高田さんは今回の騒動について、どう思われますか?
高田かやさん(以下、高田) 清水さんは知り合いでもなんでもないので、特に何も思いません。夫の“ふさおさん”が、テレビに出ている人に対して、まるで知り合いのように語ることがよくありますが、「知らない人のことなのに、よくそんなに盛り上がれるな」と、むしろ感心します(笑)。
――高田さんは生まれたときからカルトが生活の一部だったと思いますが、小さい頃に「自分は、なぜカルト村で生活をしているのだろう?」と疑問に思ったことはありませんでしたか?
高田 なぜ自分が両親の子どもなのかを考えたことがなかったように、親がいる場所が自分のいる場所だと思っていたので、疑問に思ったことはありませんでしたね。
――親がいる場所が自分のいる場所……言われてみればそうですよね。村の外部の人が「村の子」と呼ぶ存在であることで、小学校や中学校の頃に、いじめの対象になった経験はありますか?
高田 どの時代にも私を毛嫌いする子はいましたし、「村の子」だとわかった上で、何も問題なく仲良くしている子もいました。ただ、私を嫌っている子が、私が「村の子」だから嫌っているのか、それとも村は関係なく、個人的に嫌いだったのかは、私にはわかりません。
――「村の子」たちは朝ご飯を食べられなかったり、ほとんどの部活動が禁止されていたり、何かと「一般の子」と違う部分があったようですね。
高田 私の通った学校では、大部分の学校の子たちには「なんとなく少し変わった暮らしをしているところの子どもたち」くらいに受け取られている雰囲気で、別段特別視はされていなかったように思います。
――勝手なイメージで大変申し訳ないのですが、カルトにハマっている人たちは周りの意見を聞かず、自分が良いと信じているものに突進していっているように思えます。やはり、カルト村で生活をしていた人たちも、自分が良いと信じたものは疑わないような人たちだったのでしょうか?
高田 私は子どもだったので大人のことは全然わからないのですが、村の理念に共感して集まった人たちで、きっと村の考えが良いと信じている部分はあったのだと思います。村人の中にも村の考えにどっぷりで「村は良い!」と声高に言う人もあれば、ただ穏やかに村で暮らしているだけの村人もいたので、同じところで生活していても実際にはいろんな人がいて、各個人でみんなそれぞれ思っていることは違ったのではないかと思います。
――著書の中では、マインドコントロールされているという意識はなかったように読み取れましたが、カルト村での生活を振り返ってみて、マインドコントロールが行われていたと思いますか?
高田 思います。
――では、そのマインドコントロールに気づき、「こういう点はおかしい!」と声を上げる村人はいなかったのでしょうか?
高田 村では、子どもは子どもだけで集められて暮らしていたので、世話係を除けば大人の村人とほとんど接触がなかったため、村人がどうだったかはまったくわかりません。でも、子ども同士では普通に、村の批判や、おかしいところを話すことはありましたね。
――当時、村の子たちは高校に進学できなかったとありました。さすがに中卒は少ない時代です。進学できないことに関して、反抗的な気持ちは起こりませんでしたか?
高田 正直なところ、中学生の頃は勉強が苦手だったので「(村の)高等部に行けば高校に行かなくてもいいから、もうテスト勉強しなくていいんだー、ラッキー!」くらいに思っていました。
――しかし、将来、職業の選択肢は限られてしまいますよね。
高田 子どもの頃から、自分はずっと村にいるだろうと思っていたし、高等部に入ることも特に疑問に思わず、「仕事に困る」といった発想をしたこともなかったです。村では自分の役割さえこなしていれば、あとは何も心配いらない暮らしだったので、学歴が仕事に結びつくような発想自体、思いつかなかったです。
ただ、「中卒」という響きは気に入らなかったので、もし高等部で通常の高校に通えるコースがあったなら、そちらを選んだんだろうなとは思います。数学は苦手でしたが、古文や美術は、もっといろいろ教わりたかったですね。
■普通の人が感じる、よくわからない団体に対しての拒否感も理解できた
――19歳でカルト村を出て、ふさおさんに出会ったとのことですが、カルト村出身であることに関して、勇気を振り絞ってふさおさんに告白したように感じられました。やはり、カルト村出身であることへの羞恥心や、距離を置かれてしまうかもしれないといった不安があったのでしょうか?
高田 もちろん、どう思われるだろうという不安はありました。村が一般的にどう思われているのかは、なんとなくわかっていましたし、普通の人が感じる、よくわからない団体に対しての拒否感というものも理解できたので。
ふさおさんとメールのやりとりをしているときも打ち明けられず、どうしようかと悩みました。でも、実際に会っていろいろ話をするようになると、どうしても過去が現在につながっているため、はっきり言っておいたほうが伝わりやすく、自分がすっきりしたかったこともあり、村出身だと話しました。
ふさおさんは、私が村で生まれて暮らしていたということをまったく気にしない人で、普通に受け入れてくれました。そういう人と長く一緒にいたから、この本が描けたというのは、実際のところあると思います。
――村では自分の所有物はないということですが、特にお金を所有できないのは、一般の人には想像できないと思います。自由にお金を使えるようになった今、高田さんは、お金をどのようなものだと考えていますか?
高田 お金が存在しなかった子ども時代だったからこそ得た、「お金はすごい、お金はお守り!」といったお金自体に対するリスペクトは、相変わらずありますね(笑)。ただ今は、お金が必要な社会で暮らしていますし、子ども時代のように隠し持って眺めてうっとりというようなことはしていません(笑)。必要なものは買って、おいしいものを食べてあちこち旅行して、家のローンも払っています(笑)。
お金は大事ですが、あくまでもお金で、軽んじることはこれからも決してないけれど、「お金、お金!」とがんじがらめにならないように、気楽に暮らせればいいなぁくらいに思っています。
――お金を見慣れていないと「こんな大金、どう使えばいいのかわからない!」と、就職後、初任給の使い道に悩みそうです。
高田 初任給の使い道に困ることは、特になかったです。村では誰かのお古ばかりでおしゃれができなかったので、最初は「しまむら」とかに通って服をたくさん買いましたし、貯金もしたかったですし。それでお金が貯まったら自動車の免許取得! 次は一人暮らし! ……という感じで、お金を貯めてはどんどん使っていました。暮らしていく上でお金は、いくらあっても困りませんからね(笑)。
――お金と、うまく付き合っていけているんですね。村では自分の成長のために仕事をしますが、一般社会で仕事をする主な理由は、お金をもらうためです。この、仕事をしてお金をもらう行為について、高田さんはどんな印象を受けましたか?
高田 いいですね! お金大好きなので、最高です! 子どもの頃に自分の労力をお金に換算して手に入れることが可能だったなら、お菓子や本も買えたし、友達の誕生日プレゼントも買えたし……と、つい空想してしまいます。
■個人の人格は無視されて、「信仰」に対するイメージで判断される世の中
――日本では、とかく宗教や信仰について公にしづらい雰囲気がありますが、それについてどう思いますか?
高田 特に考えたこともありませんが……確か海外でも「どんなに親しい間柄でも、宗教と政治と野球の話には気をつけろ」って言いませんでしたっけ? 私の場合、「村にいた」と言った途端に、「カルト村出身者」「元村の子」とひとくくりにされてしまうことがよくあります。実際は、それぞれ別人格を持った個人の集まりですし、村ではちょっと変わっていると言われていた私が今、村の話をすることも、まったく個人的な思い出なのに“元村の子代表”みたいになっていて「なんかスミマセン」という感じです。村にいた子それぞれに、100人いたら100通りの捉え方があると思うし、村に対して思うことも人それぞれだと思います。
「何かを信仰している」と言いづらい空気があるとすれば、言った途端にその人個人の歴史や人格は無視されて、聞いた人が持つ「信仰」に対してのイメージのみですべてを判断される今の世の中の傾向が関係しているのではないだろうかと思います。
――カルト村で小さい頃に世話係さんから虐待を受けたり、ひもじい思いをしたりと、いまだに何かトラウマが残っているのではないかと感じられました。村で生活したことで、今でも日常生活に染み付いている習慣はありますか?
高田 習慣ではないですが、うれしいことが続くと不機嫌になるという、変な癖があります。村にいた頃、両親とは離れて暮らしていて、たまにしか会えなかったんです。会っても必ず別れる日が来たので、今でもあまり良いことが続くと、訳もなく不安になってしまいます。良いことを喜ぶより、良いことを怖れる気持ちのほうが強いのは、「幸せは長くは続かない」と、記憶に刷り込まれているからだろうと思います。
あと自分では無自覚で、最近ふさおさんに指摘されて気づいたのですが……。子どもの頃、おなかをすかせたときの自衛手段として食べ物を隠してこっそり食べていたので、今でもふさおさんが買ってきてくれたお菓子などを、すぐ食べないでしまい込む癖があります(笑)。「今よりもっとおなかがすいたときのため」という理由なのですが、あちこちにしまい込んで忘れてしまって、結局、賞味期限が切れてしまったりすることも多く、ふさおさんに「犬かよ! 悪くしてから食べるんじゃなくて、おいしいうちに食べなよ、また買ってきてあげるから!」と怒られるのですが、やはりもったいなくて好きなものはしまい込んで、後からちびちび食べています。おなかをすかせてから大事に食べると、おいしくないですか?(笑)
(姫野ケイ)
高田かや(たかだ・かや)
東京都在住、射手座、B型。生まれてから19歳まで、カルト村で共同生活を送る。村を出てから、一般社会で知り合った男性“ふさおさん”と結婚。村での実体験を回想して描いた作品を「クレアコミックエッセイルーム」に投稿したことがきっかけでデビュー。今、一番幸せを感じるのは、ベッドで寝転びながら本を読みつつ、何か食べているとき。
『べっぴんさん』さくらの成長エピソードが「雑すぎる」!? 視聴者が辟易した脚本のアラ
ニッポンのお茶の間をわかし続ける国民的番組“朝ドラ”――そのあらすじと視聴者からの反響を、サイゾーウーマンが週2回(火・金曜日)お届けします!
『べっぴんさん』(NHK総合/月~土、午前8時) 戦後の焼け野原の中、坂東すみれ(芳根京子)が家族のため、そして女性たちのために子ども服づくりに邁進していく物語。神戸に本社を置く子ども服メーカー「ファミリア」の創業者たちの軌跡をモチーフにしている。
■3月1日(水)/124話~3月3日(金)/126話
124話では、キアリス新入社員であるすみれの娘・さくら(井頭愛海)と若手社員たちが、キアリスの仮店舗に人がほとんど訪れず、思い悩む姿が描かれた。そこで大阪万博で来日している外国人の目にも留まるよう、日本語・英語版の両方のポスターを作ることに。このアイディアが見事に的中し、仮店舗は大きな評判を得るが、視聴者からは「あっさり成功しすぎ」「このエピソード必要だった?」「なんの成長も感じられないんだけど……脚本が雑すぎる」との声が。一方、すみれたちは、万博でショーを演出することになっているエイスの社長・栄輔(松下優也)から、子どもたちに着せる衣装の提供を依頼される。
125話では、すみれたちの奮闘もあり、万博でのショーは無事成功。そのショー会場ですみれたちは、すみれの姉・ゆり(蓮佛美沙子)とその夫・潔(高良健吾)が戦後住んでいた大阪・梅田の闇市を取り仕切っていた男・根本(団時朗)と再会する。根本はすみれたちに、「時代が人の手を離れていくような不安感」を訴えるのだった。煌びやかで物があふれているショーの会場を、年老いた根本が足を引きずりながらゆっくりと歩いていくシーンには、「物のない時代から使い捨ての時代への移り変わりを表現してるのかな」「どっちがいいかはわからないけど、時代は変わってゆくんだ」「若者がゴミをポイ捨てする中を、根本が歩いていくのが印象的でグッと来た」と感慨にふける視聴者が続出した。
126話には、キアリス新商品開発に挑むさくらの姿が。さらに学生時代から付き合っていたさくらと健太郎(古川雄輝)が、ついに両親とキアリスの人々に交際をカミングアウト。健太郎はさくらと結婚させてほしいと、すみれたちに訴えるのだった。
2月28日にはオールキャストがクランクアップし、放送も残り約1カ月となった『べっぴんさん』。最終回に向けて、まだまだ目が離せない。


