Kis-My-Ft2の『I SCREAM』ツアーを10倍楽しむ方法!

デビュー5周年の節目を迎えたKis-My-Ft2の「CONCERT TOUR 2016 I SCREAM」を徹底レポート!
メンバーセルフプロデュースのソロコーナーやなかよしショット、二階堂へのバースデーサプライズが行われた2016年8月6日東京ドーム公演の模様も完全収録!

CONCERT TOUR 2016 I SCREAM フォトレポート・・・・04P~
セットリスト 2016.08.07 東京ドーム・・・・21P~
MC いいとこどり!・・・・22P~
北山宏光・・・・26P~
藤ヶ谷太輔・・・・36P~
玉森裕太・・・・46P~
千賀健永・・・・56P~
宮田俊哉・・・・66P~
横尾渉・・・・76P~
二階堂高嗣・・・・86P~

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四十女には必要ない「クリスマスパーティー」でも、1歳の姪のためメルカリで資金調達

 こんにちは、ちかこです。一軒家で、妹から引き取った姪(1歳)と同世代の女性の3人暮らしをしています。

◎去年のクリスマスは納豆ご飯を食べてました
 姪を引き取って初めてのキリスト生誕祭。クリスマスが近づいても、そわそわすることなくどっしり構えるようになったのは何歳からだったか? 思い出せないくらいです。少なくとも30代後半には、クリスマスイブに半額弁当を1つ買って、一膳の箸をくださいと心拍数70で言えるようになりました。「一杯のかけそば」に劣らない、良い話だと思います。かように年々どうでもよくなってきたせいで、ここ数年のクリスマスに何をやっていたか思い出せません。

 念のため、自分のブログで行動を確認してみますと、去年は納豆ご飯を食べたようです。一昨年は胃潰瘍になって、それどころではなかったようです。ある意味、クリスマスに勝っているのではないでしょうか。それとも、最初から試合は組まれていなかった? それはわかりませんが、四十女にはすでに必要ないクリスマスパーティー。でも姪にとっては大事なことではないだろうか? と考えました。

 彼女が大人になったとき、この日の出来事が記憶として残らなくても、楽しかった感情が人格形成にいい影響を与えるかもしれない。そういう考えに至り、今年は体裁を整えました。クリスマスを祝おう! 同居人がケーキを買ってきて、私がチキンを作り、猫たちには、またたびとゴージャスツナ缶を用意しました。プレゼントは私の笑顔でいいかと思っていたのですが、同居人に「あなたの笑顔だけなんて、可哀想すぎるでしょう」と、心底嫌そうな顔で指摘されたので、それもそうかと考え直し、クリスマスの少し前にぬいぐるみを買いに行きました。突然の出費に対応するために、私のとっておきのコレクションをメルカリで売って資金を調達しました。全部で5,000円程度になり、これで予算確保です。

◎同居人の用意したケーキがエレガントすぎて……
 目星をつけたのは大きいパンダです。彼女は動物番組が大好きで、特に大きい動物が好きです。パンダがテレビに映ると興奮しだして部屋中を歩き回って喜びを表現するので、これなら外さないと思い買ってきました。当日、私が「ハッピークリスマス!!」と言うと、「おぉーー!!」と姪は奇声を上げました。テンションの違いに気付いたのでしょう。すでに出来上がっている猫たちは、床に体をこすりつけて気持ちよさそうにしているのを飛び越えて、完全に酔っぱらっています。チキンを切り分け、みんなで食べた後に、ケーキを切りました。初めて見た瞬間「ワーオ!」と思わず心でうなりました。なんというか……そう! 一言でいうと、とても高級そうだったのです。

 私と違い、同居人はリッチウーマンだということを思い出しました。思わず彼女の顔を見たのですが、「どうしたの?」という感じです。私なら安いショートケーキを買ってきたかもしれません。とてもありがたかったのですが、姪の口には合わないらしく一口食べただけで手を付けませんでした。私は「ごめーん」と言いながら食べたのですが、これがまたおいしい……なんということでしょう! という、あの有名なナレーションが頭に流れるくらいのエレガントな味です。

 パーティーの締めには、みんなでバイキンマンのモノマネをして、つつがなく終了。全体的には大人も子どもも猫も盛り上がることができ、首尾は上々でした。この先どうなるかわかりませんが、来年も3人と猫で楽しむために頑張っていきたいです。

ちかこ
東京都練馬区生まれのアラフォー。趣味は猫と節約とミステリー小説を読むこと。現在は妹に代わり姪(1歳)を子育て中。
ブログ「四十路パート暮らし時給820円

テトリスのように積まれた日本人の墓石にドキッ!「峨嵋洞碑石文化村」

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右の家、どう見てもfeaturing 墓
 韓国珍スポの旅を続けて悩むのが、これは果たして珍スポなのかどうかということだ。 廃墟もミステリースポットも軍事施設も大好きだが、それは珍スポではない。訪れる人を珍妙な気分にさせる、ほほえましくもストレンジな何かがあってこそ「珍スポット」と言えるわけで。  釜山(プサン)は「峨嵋洞(アミドン)碑石文化村」を訪れた。日本統治時代に日本人の共同墓地があった山の斜面に、1950年の朝鮮戦争で家を失った人々が居を構えた集落であり、なんと日本の墓石が建材としてあちこちに使われているという。  それだけ聞くとダークツーリズムスポットのようだが、果たしてどうだろう? 釜山駅前から市内バスに乗り20分で下車、下町風情の坂道をぐいぐい登ってたどり着いたそこには、ほほえましくもストレンジな光景が広がっていた。
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墓石がある位置を示した町内マップ
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墓石のキャラクター「ソギ」(日本語に訳せば「石クン」というところか)
 予想以上の軽やかさ……こりゃ、珍スポだ。  地図をデジカメに収め、墓石を探しながら集落を歩く。斜面の敷地に自由自在に建てられた小さな家々の間、カラフルな壁画があちこちに描かれた、人ひとり通るのもやっとの狭い通路を進んでいくと……あった!! これは間違いなく、日本の墓石だ。石垣の一部として、上下左右関係なく、テトリスのように積まれている。
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「丸に横木瓜」って、うちの家紋と同じだ……まさか、リアルご先祖様がここに?
 集落は30分ほどで一周できそうな大きさであり、地図を頼りに行ったり来たりする。階段や家の基礎、ガスボンベの下の土台など、あらゆる場所に墓石を発見。  これ、何も情報がないところにいきなり出てきたら本気で怖いと思うが、町内に設置された地図や説明、そして壁画のおかげでネガティブな印象はあまりない。行政も歴史の保存に積極的だという。
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浮かれた壁画で容赦なく飾られた、迷路のような通路を行く
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墓石である。日本人としては何ともコメントしづらいビジュアルだが、近くのお寺では毎年、ここに眠っていた日本人のための慰霊祭を行っているとか
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ガスボンベの下に墓石の一部
amibisok08
カタカナのお名前が書いてある! 歩いているうちに目が肥えてきて、地図には紹介されていない場所にも墓石を見つけられるように
amibisok09
家々の間の謎の敷地に、町民のための運動器具が設置されていた。生と死のコントラストに頭がクラクラする
 そうこうしているうちに坂を登りきり、集落を見下ろす丘の上に到着。そこは展望台となっており、ポップなキャラクターが私を出迎えてくれた。昔の暮らしをイメージしたキャラクターなのだろうが、「カンナムスタイル」っぽいポーズを取っているあたり、はっきりいってめんどくさい。  石クンだけにしておけばいいのに……。この蛇足感に、珍スポとしての本領を見た気がした。
amibisok10
とはいえ、ここから一望できる釜山市内の景色は素晴らしい。墓地がここにあった理由もうなずける
 なお、峨嵋洞碑石文化村は今のところ、観光地のような雰囲気はまったくなく、歩いていても地域住民しか見かけない。しかし、ここから徒歩5分ほどのところに位置する、町全体が壁画でカラフルに装飾された、墓石がないだけで似たようなコンセプトの「甘川(カンジョン)文化村」は、原宿のようにごったがえしており、何かのきっかけで世界の観光客が峨嵋洞碑石文化村に押し寄せる可能性もなくはない。墓石と共存する人々の素朴な生活に触れたいのなら、早めに訪れたほうがよいだろう。 (文・写真=清水2000) ●峨嵋洞碑石文化村 住所 釜山西区峨嵋路49

テトリスのように積まれた日本人の墓石にドキッ!「峨嵋洞碑石文化村」

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右の家、どう見てもfeaturing 墓
 韓国珍スポの旅を続けて悩むのが、これは果たして珍スポなのかどうかということだ。 廃墟もミステリースポットも軍事施設も大好きだが、それは珍スポではない。訪れる人を珍妙な気分にさせる、ほほえましくもストレンジな何かがあってこそ「珍スポット」と言えるわけで。  釜山(プサン)は「峨嵋洞(アミドン)碑石文化村」を訪れた。日本統治時代に日本人の共同墓地があった山の斜面に、1950年の朝鮮戦争で家を失った人々が居を構えた集落であり、なんと日本の墓石が建材としてあちこちに使われているという。  それだけ聞くとダークツーリズムスポットのようだが、果たしてどうだろう? 釜山駅前から市内バスに乗り20分で下車、下町風情の坂道をぐいぐい登ってたどり着いたそこには、ほほえましくもストレンジな光景が広がっていた。
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墓石がある位置を示した町内マップ
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墓石のキャラクター「ソギ」(日本語に訳せば「石クン」というところか)
 予想以上の軽やかさ……こりゃ、珍スポだ。  地図をデジカメに収め、墓石を探しながら集落を歩く。斜面の敷地に自由自在に建てられた小さな家々の間、カラフルな壁画があちこちに描かれた、人ひとり通るのもやっとの狭い通路を進んでいくと……あった!! これは間違いなく、日本の墓石だ。石垣の一部として、上下左右関係なく、テトリスのように積まれている。
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「丸に横木瓜」って、うちの家紋と同じだ……まさか、リアルご先祖様がここに?
 集落は30分ほどで一周できそうな大きさであり、地図を頼りに行ったり来たりする。階段や家の基礎、ガスボンベの下の土台など、あらゆる場所に墓石を発見。  これ、何も情報がないところにいきなり出てきたら本気で怖いと思うが、町内に設置された地図や説明、そして壁画のおかげでネガティブな印象はあまりない。行政も歴史の保存に積極的だという。
amibisok05
浮かれた壁画で容赦なく飾られた、迷路のような通路を行く
amibisok06
墓石である。日本人としては何ともコメントしづらいビジュアルだが、近くのお寺では毎年、ここに眠っていた日本人のための慰霊祭を行っているとか
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ガスボンベの下に墓石の一部
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カタカナのお名前が書いてある! 歩いているうちに目が肥えてきて、地図には紹介されていない場所にも墓石を見つけられるように
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家々の間の謎の敷地に、町民のための運動器具が設置されていた。生と死のコントラストに頭がクラクラする
 そうこうしているうちに坂を登りきり、集落を見下ろす丘の上に到着。そこは展望台となっており、ポップなキャラクターが私を出迎えてくれた。昔の暮らしをイメージしたキャラクターなのだろうが、「カンナムスタイル」っぽいポーズを取っているあたり、はっきりいってめんどくさい。  石クンだけにしておけばいいのに……。この蛇足感に、珍スポとしての本領を見た気がした。
amibisok10
とはいえ、ここから一望できる釜山市内の景色は素晴らしい。墓地がここにあった理由もうなずける
 なお、峨嵋洞碑石文化村は今のところ、観光地のような雰囲気はまったくなく、歩いていても地域住民しか見かけない。しかし、ここから徒歩5分ほどのところに位置する、町全体が壁画でカラフルに装飾された、墓石がないだけで似たようなコンセプトの「甘川(カンジョン)文化村」は、原宿のようにごったがえしており、何かのきっかけで世界の観光客が峨嵋洞碑石文化村に押し寄せる可能性もなくはない。墓石と共存する人々の素朴な生活に触れたいのなら、早めに訪れたほうがよいだろう。 (文・写真=清水2000) ●峨嵋洞碑石文化村 住所 釜山西区峨嵋路49

若いだけが女優じゃない!おばあちゃんが大活躍する海外映画・ドラマの世界

 最近出たばかりのナイトウミノワ『いとしのおじいちゃん映画-12人の萌える老俳優たち』(立東舎、2016)を既に読んだ方はいらっしゃるでしょうか。イアン・マッケランやクリストファー・ウォーケンなど、還暦後も活躍するおじいちゃん俳優の魅力を軽妙に描写したエッセイ集です。これを読んで、おじいちゃんが出てくる映画をもっと見たいと思った方もいらっしゃるかと思います。

 おじいちゃんがいるなら世の中にはもちろんおばあちゃんがいます。性別を問わず、良い役者は年齢を重ねると演技に味わいが出るもので、おばあちゃんの名優もたくさんいます。今回の記事はお正月ということもあり、長寿と繁栄を祈っておばあちゃんが登場する海外の映画やドラマを紹介したいと思います。

おばあちゃんの受難

 悲しいことに、おばあちゃん俳優はおじいちゃん俳優に比べると厳しい立場に立たされています。とくにハリウッドにおける女性差別と年齢差別は深刻です。大女優メリル・ストリープは、取材に対して40歳を過ぎると魔女役ばかりオファーされるようになり、もう良い役が来ないのではないかという不安に苛まれたことを述べています。中年以降の男性スターの相手役としては35歳以下くらいの若い女優が起用され、マギー・ジレンホールは「55歳の俳優の相手役として37歳の女優は年を取り過ぎている」と言われたそうです。この調子では、中年、ましてやおばあちゃんといえるような年の女優が良い役を得られるチャンスは減ってしまいます。

 このように、若くない女性が映画界で軽視されているのは良いこととは言えません。女性は若さや美しさだけで価値をはかられるモノではなく、子どもからおばあちゃんまで移り変わる人生を積み重ねる人間です。映画やテレビドラマはどんなことでも表現できる素晴らしい可能性を秘めた芸術で、男性だけではなく女性の老境も描けるはずですが、映画界、とくにハリウッドは中年以降の女性を描くにあたり怠慢だったと言っていいでしょう。年配の女性を描いたよい台本がなければ、名女優が老いていく様子を見ることもできません。映画界のおばちゃん・おばあちゃん不足は大きな問題です。

映画のおばあちゃん

 おばあちゃん俳優の起用という点では日本やヨーロッパはハリウッドよりまだマシで、年配の女性をヒロインにした映画もよく見受けられます。日本では70過ぎても活躍している女優がけっこういて、例えば樹木希林は今でもいろいろな映画で重要な役を演じ、昨年のお正月の広告では『ハムレット』のオフィーリアに扮して話題になりました。ヨーロッパでは、カトリーヌ・ドヌーヴがインタビューで発言しているように、年配の女性に関する映画がアメリカより盛んに作られています。

 フランスはおばあちゃん俳優の宝庫で、73歳のドヌーヴはもちろん、80代半ばで『クロワッサンで朝食を』(2012)に主演したジャンヌ・モローや、『92歳のパリジェンヌ』(2015)に主演し、尊厳死を求める92歳のヒロイン、マドレーヌを演じたマルト・ヴィラロンガなどがいます。イギリスには007シリーズのM役や『あなたを抱きしめる日まで』(2013)などでおなじみのジュディ・デンチ、70歳過ぎても引っ張りだこのヘレン・ミレン、現在『ミス・シェパードをお手本に』が日本で公開中のマギー・スミスがいます。

 ドイツでは『バグダッド・カフェ』(1987)で有名なマリアンネ・ゼーゲブレヒトが『バチカンで逢いましょう』(2012)で主演をつとめており、ドイツからカナダに移住した移民で、同郷人のローマ教皇に会おうとイタリアに旅するおばあちゃんをエネルギッシュに演じました。ちょっと変わったところでは、スイス映画『マルタのやさしい刺繍』(2006)があります。保守的な田舎に住む80歳のおばあちゃんマルタ(シュテファニー・グラーザー)が、友人たちの助けを受けて、若い頃の夢だったがあきらめていた可愛い刺繍ランジェリーの店をオープンさせようとする……という物語です。

 おばあちゃんに冷たいハリウッドですが、少しは光明も見えます。2015年にスーザン・サランドン主演で『マダム・メドラー おせっかいは幸せの始まり』という映画が作られました。この作品はサランドン演じる初老の寡婦マーニーが娘の住むロサンゼルスに引っ越し、そこで新しい体験をするという物語です。いつもはコワモテの役が多いJ・K・シモンズが心優しい退職警官を演じ、マーニーと熟年の恋に落ちる展開もあります。日本では公開されませんでしたが、本当ならこのような映画を日本でも見られるようにしてほしいものです。

テレビドラマのおばあちゃん

 英語圏のコンテンツで忘れてはならないのがテレビドラマです。英米のドラマは何シーズンもかけて様々な人々をじっくり描くので、ご老人もたくさん登場します。今回はとくにイチオシのおばあちゃんドラマ2本を紹介します。

 ひとつめはイギリスのITV制作のドラマ『ダウントン・アビー』です。1910年代から20年代にかけて、ヨークシャの屋敷を舞台にグランサム伯爵一家とその使用人たちの人生を描いた時代ものです。イギリスでは既に放送終了していますが、日本では現在、第5シリーズが放送中なので、ネタバレしないよう気をつけて説明したいと思います。

 この作品に出てくるおばあちゃんといえば先代グランサム伯爵夫人ヴァイオレット(マギー・スミス)です。ヴァイオレットはこれぞ貴族という女性で、頑固で保守的ですが頭の回転が速く、家族思いです。孫娘メアリーの夫の母で、中流階級出身で現代的なもう1人のおばあちゃん、イザベル(ペネロープ・ウィルトン)とはライバル関係です。

 この作品の良いところは、おばあちゃん2人の「祖母」としての面以外についても丁寧な描写があるところです。ありきたりな作品では、おばあちゃんというのは子どもや孫のことだけを心配している「祖母」で他の側面を持っていないか、あるいは偏屈でグロテスクな老婆として描かれるか、どちらかになりがちですが、この2人はそうではありません。ヴァイオレットもイザベルも子や孫を気遣いますが、一方で若者に負けず恋愛や社交をします。2人とも慈善事業にいろいろ関わっていますし、ヴァイオレットはロシアから亡命してきた昔の恋人と劇的に再会し、イザベルは何度か求婚されます。最初ケンカばかりしていた2人はいつしか親友になり、イザベルが求婚されているのを見たヴァイオレットが、親友がいなくなる不安にかられて寂しさを露わにするという、おばあちゃん百合とも言えるような細やかな愛情表現の場面まであります。この後のお話は日本未放送だと思うのでヒミツにしておきますが、今、このドラマを見ている方々はどうぞおばあちゃん2人の友情の熱い展開に注目してください。この2人が座ってお茶を飲んでいるだけで場面に味が出ます。

 次に紹介したいのは、アメリカのHBOがジョージ・R・R・マーティンのファンタジー小説『氷と炎の歌』シリーズをもとに作ったドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』です。messyでも一度特集されているヒット作なのでご覧になった方も多いかと思います。架空の地域ウェスタロスやエッソスを舞台に、七王国を統べる王座をめぐって争う人々の権力闘争を壮大なスケールで描いています。

 このドラマに出てくる私のお気に入りキャラのひとりが、ダイアナ・リグ演じるおばあちゃん、オレナ・タイレルです。オレナは若い頃は大変な美人だったようで、ハイガーデンの領主ルーサー・タイレルの寡婦です。有力ですが頼りない男性ばかりのタイレル一門で事実上の当主をつとめ、孫であるロラスとマージェリーの栄達のためには手段を選びません。機知に富んでいて皮肉ばかり言っていますが、宮廷政治のプロで、作中随一の策謀家である王の外祖父タイウィン・ラニスターと対等に渡り合えるほぼ唯一の政治家です。第6シーズンでは愛する家族を失ってひどい痛手を被ったオレナが、第7シーズンでどんな策謀をめぐらせてくれるのか楽しみです。

 ヴァイオレットやオレナはどちらも機転の利くおばあちゃんということでしばしばファンの間で比較されますが、一方でこのようによく描けた老女キャラがそもそもあまりテレビに出てこないため注目されているという指摘もあります。ヴァイオレットが人気を博した後にオレナが出てきたこと、また原作に比べてテレビドラマではオレナが少し複雑で大きな扱いになっていることを考えると、視聴者はもっとこうした奥行きのある年配の女性キャラを求めており、クリエイターのほうもある程度視聴者の動向を汲んでいるのかもしれません。

おばあちゃん映画・ドラマの重要性

 駆け足でいろいろなおばあちゃんが登場する映画やドラマを紹介してきましたが、共通しているのはどの作品も、おばあちゃんをステレオタイプな存在として描いていないことです。今回紹介した映画やドラマのおばあちゃんたちはいろいろな人々と付き合い、自分の趣味や仕事を楽しむ深みのある人間として描かれています。欠点(たいていは凄く頑固)も良い点もたくさん持ち合わせており、完璧ではありませんが人間味に富んでいます。女性が若さや外見の美しさだけで価値をはかられがちな現代社会において、そうしたものを持ち合わせない、あるいはそうしたものから解放されつつ、老年に伴う知恵や経験を身につけた女性の生活を生き生きと描くことは、ステレオタイプを打ち破り、女性の映画ファンやテレビドラマファンに希望を与えることにつながると思います。早死にしないかぎり、老年はやってくるものです。生き生きしたおばあちゃんが登場する作品を見て老年の準備をするのも悪くないだろうと思います。

若いだけが女優じゃない!おばあちゃんが大活躍する海外映画・ドラマの世界

 最近出たばかりのナイトウミノワ『いとしのおじいちゃん映画-12人の萌える老俳優たち』(立東舎、2016)を既に読んだ方はいらっしゃるでしょうか。イアン・マッケランやクリストファー・ウォーケンなど、還暦後も活躍するおじいちゃん俳優の魅力を軽妙に描写したエッセイ集です。これを読んで、おじいちゃんが出てくる映画をもっと見たいと思った方もいらっしゃるかと思います。

 おじいちゃんがいるなら世の中にはもちろんおばあちゃんがいます。性別を問わず、良い役者は年齢を重ねると演技に味わいが出るもので、おばあちゃんの名優もたくさんいます。今回の記事はお正月ということもあり、長寿と繁栄を祈っておばあちゃんが登場する海外の映画やドラマを紹介したいと思います。

おばあちゃんの受難

 悲しいことに、おばあちゃん俳優はおじいちゃん俳優に比べると厳しい立場に立たされています。とくにハリウッドにおける女性差別と年齢差別は深刻です。大女優メリル・ストリープは、取材に対して40歳を過ぎると魔女役ばかりオファーされるようになり、もう良い役が来ないのではないかという不安に苛まれたことを述べています。中年以降の男性スターの相手役としては35歳以下くらいの若い女優が起用され、マギー・ジレンホールは「55歳の俳優の相手役として37歳の女優は年を取り過ぎている」と言われたそうです。この調子では、中年、ましてやおばあちゃんといえるような年の女優が良い役を得られるチャンスは減ってしまいます。

 このように、若くない女性が映画界で軽視されているのは良いこととは言えません。女性は若さや美しさだけで価値をはかられるモノではなく、子どもからおばあちゃんまで移り変わる人生を積み重ねる人間です。映画やテレビドラマはどんなことでも表現できる素晴らしい可能性を秘めた芸術で、男性だけではなく女性の老境も描けるはずですが、映画界、とくにハリウッドは中年以降の女性を描くにあたり怠慢だったと言っていいでしょう。年配の女性を描いたよい台本がなければ、名女優が老いていく様子を見ることもできません。映画界のおばちゃん・おばあちゃん不足は大きな問題です。

映画のおばあちゃん

 おばあちゃん俳優の起用という点では日本やヨーロッパはハリウッドよりまだマシで、年配の女性をヒロインにした映画もよく見受けられます。日本では70過ぎても活躍している女優がけっこういて、例えば樹木希林は今でもいろいろな映画で重要な役を演じ、昨年のお正月の広告では『ハムレット』のオフィーリアに扮して話題になりました。ヨーロッパでは、カトリーヌ・ドヌーヴがインタビューで発言しているように、年配の女性に関する映画がアメリカより盛んに作られています。

 フランスはおばあちゃん俳優の宝庫で、73歳のドヌーヴはもちろん、80代半ばで『クロワッサンで朝食を』(2012)に主演したジャンヌ・モローや、『92歳のパリジェンヌ』(2015)に主演し、尊厳死を求める92歳のヒロイン、マドレーヌを演じたマルト・ヴィラロンガなどがいます。イギリスには007シリーズのM役や『あなたを抱きしめる日まで』(2013)などでおなじみのジュディ・デンチ、70歳過ぎても引っ張りだこのヘレン・ミレン、現在『ミス・シェパードをお手本に』が日本で公開中のマギー・スミスがいます。

 ドイツでは『バグダッド・カフェ』(1987)で有名なマリアンネ・ゼーゲブレヒトが『バチカンで逢いましょう』(2012)で主演をつとめており、ドイツからカナダに移住した移民で、同郷人のローマ教皇に会おうとイタリアに旅するおばあちゃんをエネルギッシュに演じました。ちょっと変わったところでは、スイス映画『マルタのやさしい刺繍』(2006)があります。保守的な田舎に住む80歳のおばあちゃんマルタ(シュテファニー・グラーザー)が、友人たちの助けを受けて、若い頃の夢だったがあきらめていた可愛い刺繍ランジェリーの店をオープンさせようとする……という物語です。

 おばあちゃんに冷たいハリウッドですが、少しは光明も見えます。2015年にスーザン・サランドン主演で『マダム・メドラー おせっかいは幸せの始まり』という映画が作られました。この作品はサランドン演じる初老の寡婦マーニーが娘の住むロサンゼルスに引っ越し、そこで新しい体験をするという物語です。いつもはコワモテの役が多いJ・K・シモンズが心優しい退職警官を演じ、マーニーと熟年の恋に落ちる展開もあります。日本では公開されませんでしたが、本当ならこのような映画を日本でも見られるようにしてほしいものです。

テレビドラマのおばあちゃん

 英語圏のコンテンツで忘れてはならないのがテレビドラマです。英米のドラマは何シーズンもかけて様々な人々をじっくり描くので、ご老人もたくさん登場します。今回はとくにイチオシのおばあちゃんドラマ2本を紹介します。

 ひとつめはイギリスのITV制作のドラマ『ダウントン・アビー』です。1910年代から20年代にかけて、ヨークシャの屋敷を舞台にグランサム伯爵一家とその使用人たちの人生を描いた時代ものです。イギリスでは既に放送終了していますが、日本では現在、第5シリーズが放送中なので、ネタバレしないよう気をつけて説明したいと思います。

 この作品に出てくるおばあちゃんといえば先代グランサム伯爵夫人ヴァイオレット(マギー・スミス)です。ヴァイオレットはこれぞ貴族という女性で、頑固で保守的ですが頭の回転が速く、家族思いです。孫娘メアリーの夫の母で、中流階級出身で現代的なもう1人のおばあちゃん、イザベル(ペネロープ・ウィルトン)とはライバル関係です。

 この作品の良いところは、おばあちゃん2人の「祖母」としての面以外についても丁寧な描写があるところです。ありきたりな作品では、おばあちゃんというのは子どもや孫のことだけを心配している「祖母」で他の側面を持っていないか、あるいは偏屈でグロテスクな老婆として描かれるか、どちらかになりがちですが、この2人はそうではありません。ヴァイオレットもイザベルも子や孫を気遣いますが、一方で若者に負けず恋愛や社交をします。2人とも慈善事業にいろいろ関わっていますし、ヴァイオレットはロシアから亡命してきた昔の恋人と劇的に再会し、イザベルは何度か求婚されます。最初ケンカばかりしていた2人はいつしか親友になり、イザベルが求婚されているのを見たヴァイオレットが、親友がいなくなる不安にかられて寂しさを露わにするという、おばあちゃん百合とも言えるような細やかな愛情表現の場面まであります。この後のお話は日本未放送だと思うのでヒミツにしておきますが、今、このドラマを見ている方々はどうぞおばあちゃん2人の友情の熱い展開に注目してください。この2人が座ってお茶を飲んでいるだけで場面に味が出ます。

 次に紹介したいのは、アメリカのHBOがジョージ・R・R・マーティンのファンタジー小説『氷と炎の歌』シリーズをもとに作ったドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』です。messyでも一度特集されているヒット作なのでご覧になった方も多いかと思います。架空の地域ウェスタロスやエッソスを舞台に、七王国を統べる王座をめぐって争う人々の権力闘争を壮大なスケールで描いています。

 このドラマに出てくる私のお気に入りキャラのひとりが、ダイアナ・リグ演じるおばあちゃん、オレナ・タイレルです。オレナは若い頃は大変な美人だったようで、ハイガーデンの領主ルーサー・タイレルの寡婦です。有力ですが頼りない男性ばかりのタイレル一門で事実上の当主をつとめ、孫であるロラスとマージェリーの栄達のためには手段を選びません。機知に富んでいて皮肉ばかり言っていますが、宮廷政治のプロで、作中随一の策謀家である王の外祖父タイウィン・ラニスターと対等に渡り合えるほぼ唯一の政治家です。第6シーズンでは愛する家族を失ってひどい痛手を被ったオレナが、第7シーズンでどんな策謀をめぐらせてくれるのか楽しみです。

 ヴァイオレットやオレナはどちらも機転の利くおばあちゃんということでしばしばファンの間で比較されますが、一方でこのようによく描けた老女キャラがそもそもあまりテレビに出てこないため注目されているという指摘もあります。ヴァイオレットが人気を博した後にオレナが出てきたこと、また原作に比べてテレビドラマではオレナが少し複雑で大きな扱いになっていることを考えると、視聴者はもっとこうした奥行きのある年配の女性キャラを求めており、クリエイターのほうもある程度視聴者の動向を汲んでいるのかもしれません。

おばあちゃん映画・ドラマの重要性

 駆け足でいろいろなおばあちゃんが登場する映画やドラマを紹介してきましたが、共通しているのはどの作品も、おばあちゃんをステレオタイプな存在として描いていないことです。今回紹介した映画やドラマのおばあちゃんたちはいろいろな人々と付き合い、自分の趣味や仕事を楽しむ深みのある人間として描かれています。欠点(たいていは凄く頑固)も良い点もたくさん持ち合わせており、完璧ではありませんが人間味に富んでいます。女性が若さや外見の美しさだけで価値をはかられがちな現代社会において、そうしたものを持ち合わせない、あるいはそうしたものから解放されつつ、老年に伴う知恵や経験を身につけた女性の生活を生き生きと描くことは、ステレオタイプを打ち破り、女性の映画ファンやテレビドラマファンに希望を与えることにつながると思います。早死にしないかぎり、老年はやってくるものです。生き生きしたおばあちゃんが登場する作品を見て老年の準備をするのも悪くないだろうと思います。

NEWS加藤シゲアキ出演『嫌われる勇気』放送開始! 1月12日(木)ジャニーズアイドル出演情報

――翌日にジャニーズアイドルが出演予定の番組情報をお届けします。見逃さないように、録画予約をお忘れなく!

※一部を除き、首都圏の放送情報を元に構成しています。
※番組編成、及び放送日時は変更になることがあります。最新情報は番組公式サイト等をご確認ください。

●TOKIO

8:00~ 9:55 『白熱ライブビビット』(TBS系) 国分太一
11:25~11:30 『国分太一のおさんぽジャパン』(フジテレビ系) 国分太一
18:55~19:25 『Rの法則』(NHK Eテレ) 山口達也

●V6

8:15~ 9:54 『あさイチ』(NHK総合) 井ノ原快彦

 

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本田圭佑、事実上代表引退か? 今冬の移籍ナシで、ハリルホジッチ見限る!

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 ACミランのアドリアーノ・ガリアーニCEOが、今冬の放出事情について語ったと、イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。同紙によると、ガリアーニCEOは「DFリレオネル・バンジョーニとロドリゴ・エリーのみを放出する」と明言しており、これによって日本代表FW・本田圭佑の移籍の可能性は事実上なくなったと見られている。  今シーズンの本田は、セリエAで先発出場1回、途中出場4回の計5回の出場。19節を終えた時点で、およそ120分間のプレーにとどまっている。クラブからは戦力として計算されておらず、今冬の移籍が濃厚と見られていた。 「ハリルホジッチは本田に『代表でプレーしたいのであれば、レギュラーとして試合に出場できるクラブへ移籍しろ』と何度も移籍勧告してきました。これはFIFAの公式サイトでも語っていることです。それにもかかわらず本田は、この先も出場見込みのないミランに残留を決めてしまいました。ミランと本田の契約は今年の6月までなので、おそらく本田は移籍金がかからずに自由にクラブを選べる6月以降に移籍をするつもりなのでしょう。しかし、6月に移籍して新クラブでのレギュラー争いに勝ったとしても、試合に出場できるのは新シーズンが始まる9月からになります。9月といえば、W杯アジア最終予選が終わりを迎える時期。大事な場面で試合勘のない本田を出すとは思えません。今の本田の立場や他の若手の勢いを考えると、予選で出場できないのであれば、W杯本戦でも出場は厳しくなってきます。もしかしたら、今冬の判断で本田の代表人生は終わってしまうのかもしれませんね」(スポーツライター)  今年31歳になる本田が、試合に出場せずにコンディションを維持するのは至難の業だろう。本田には本田の考えがあるのかもしれないが、手遅れになる前にクラブの格を落としてでも試合に出場できるクラブへに移籍してほしいと切に願うばかりだ。 (文=沢野奈津夫)

本田圭佑、事実上代表引退か? 今冬の移籍ナシで、ハリルホジッチ見限る!

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 ACミランのアドリアーノ・ガリアーニCEOが、今冬の放出事情について語ったと、イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。同紙によると、ガリアーニCEOは「DFリレオネル・バンジョーニとロドリゴ・エリーのみを放出する」と明言しており、これによって日本代表FW・本田圭佑の移籍の可能性は事実上なくなったと見られている。  今シーズンの本田は、セリエAで先発出場1回、途中出場4回の計5回の出場。19節を終えた時点で、およそ120分間のプレーにとどまっている。クラブからは戦力として計算されておらず、今冬の移籍が濃厚と見られていた。 「ハリルホジッチは本田に『代表でプレーしたいのであれば、レギュラーとして試合に出場できるクラブへ移籍しろ』と何度も移籍勧告してきました。これはFIFAの公式サイトでも語っていることです。それにもかかわらず本田は、この先も出場見込みのないミランに残留を決めてしまいました。ミランと本田の契約は今年の6月までなので、おそらく本田は移籍金がかからずに自由にクラブを選べる6月以降に移籍をするつもりなのでしょう。しかし、6月に移籍して新クラブでのレギュラー争いに勝ったとしても、試合に出場できるのは新シーズンが始まる9月からになります。9月といえば、W杯アジア最終予選が終わりを迎える時期。大事な場面で試合勘のない本田を出すとは思えません。今の本田の立場や他の若手の勢いを考えると、予選で出場できないのであれば、W杯本戦でも出場は厳しくなってきます。もしかしたら、今冬の判断で本田の代表人生は終わってしまうのかもしれませんね」(スポーツライター)  今年31歳になる本田が、試合に出場せずにコンディションを維持するのは至難の業だろう。本田には本田の考えがあるのかもしれないが、手遅れになる前にクラブの格を落としてでも試合に出場できるクラブへに移籍してほしいと切に願うばかりだ。 (文=沢野奈津夫)

クリス・ブラウンVSソウルジャ、女関係の口喧嘩が「世紀のボクシング対決」に発展!

 新年早々、アメリカのヒップホップ・R&B界をリードする若き問題児クリス・ブラウン(27)とソウルジャ・ボーイ(26)が、ネット上で激しいビーフを展開した。感情的かつ下品な言葉で罵り合うだけでは飽き足らなかったようで、「ボクシングで決着をつけようじゃないか!」と話が極端な方向に動きだし、全米を唖然とさせている。クリスのトレーナーはマイク・タイソン(50)、ソウルジャのトレーナーはフロイド・メイウェザー(39)で、試合会場は世界一バブリーなドバイ。ビーフの原因となったクリスの元恋人、リアーナ(28)とカルーシェ・トラン(28)が招待され、試合はペイパービューで生中継する予定と報じられるなど、金の匂いがプンプン漂う異様な事態に発展している。

 喧嘩っ早いことで知られる、全身タトゥーだらけのクリスとソウルジャの間に、一触即発のバトルが勃発したのは今月3日。カルーシェがインスタグラムに投稿した、「虎柄のビキニ姿で大股開き座りしている」セクシー写真のコメント欄に、ソウルジャが「目がハートになっている絵文字」を残したことにクリスが大激怒。喧嘩腰でFaceTimeで電話してきたと、ソウルジャがTwitterで明かしたのだ。

 その後、ソウルジャはインスタグラムのストーリー(投稿から1日限定で閲覧できる動画投稿機能)で、「ヘイ、クリス・ブラウン、オマエってビッチだよなニガー。オマエのこと見かけたらボコってやるからな!」「リアーナを殴ったオレ様カッケー、とか思ってんだろうけど、リアーナにしたことと同じことをオレにやってみろよ、ケツマンコ野郎!!」と叫びまくる動画を投稿。自分がどれだけハードコアな男かをアピールし、「カルーシェはオマエのことなんてどうでもいいんだってよ!」と徹底的にクリスをディスった。

 この動画にクリスが黙っているわけはなく、「いやいやいやいや……勘弁してくれよファッキング!」「FaceTimeしてきたのはニガーの方だろうよ」「マジでバカ野郎だな」「FaceTimeしてくんなよ」とソウルジャをディス。友人でボクサーのエイドリアン・ブローナーに「段取りヨロシク」と呼びかけ、ソウルジャをボコる構えでいることを明かし、直後にソウルジャの方から電話をかけてきたことを証明するFaceTimeのスクリーンショットを公開した。

 ちなみに、エイドリアンは5階級制覇を達成した天才ボクサーだが、セキュリティガードと喧嘩した挙げ句に噛みついて逮捕されたり、排泄後の尻をドル札で拭きトイレに流す動画を公開したり、ヘタなラップをリリースして「ボクシングだけしてろ!」と叩かれるなど、ボクシング界における最悪な問題児として知られている男だ。

 その後、クリスとソウルジャはTwitterとインスタグラムで口汚く罵り合う喧嘩を展開。ソウルジャが「オレはニガーを撃ったが、クリスは女を殴った。オレたちは同レベルなんかじゃねぇ」と煽れば、クリスは「オレが電話したとか妄想ビーフしてんじゃねぇよ」「カルーシェとオレにはホンモノの繋がりがあるわけ。オレの言葉に彼女はアゲアゲになるわけよ」「ロイヤリティはまだ2歳だけど、ソウルジャ・ボーイの5倍も金持ってんだよね。ムカつくのも無理ないぜ」と応戦。2人のやりとりを見かねたカルーシェが、「あなたたちのビーフって意味不明。新年早々、なにやってるの?」「アタシだけじゃなく、みんなうんざりよ。“Twitterビーフ”なんかよりも大事なことが、たくさんあるでしょ」とのメッセージをインスタグラムに投稿するも、「アゲアゲってなに? アタシがアゲアゲになるのは仕事で認められたり、慈善活動をしたり、自分が稼いだお金で家族を養うことよ」とクリスに対する不満もぶちまけたため、今度はカルーシェにクリスの怒りの矛先が向けられることに。

 「オマエの意見なんて聞いてねぇよ」「ハエみたいにウザいニガーに嫌気が差してるっていうのに、オマエも参戦かよ」「今、オマエが夢のような生活をして友達からチヤホヤされるのも、クリス・ブラウンのオンナだったからなんだよ」と激しくディスで応戦した。

 そんな中でも、ソウルジャはクリスをTwitterで煽り続け、「ロイヤリティとニアとフロイドの家でチルしてるナウ」と投稿。愛娘を産んだ元セフレのニアはともかく、最愛の娘・ロイヤリティの名前を出されたことにクリスの怒りはピークに達し、インスタグラムで「ガチでオマエとファイトする準備を進めるから」と宣告したのだ。

◎トレーナーのマイク・タイソンまで宣戦布告のラップ公開
 関係ない子どもをディスのネタにしたことで、ソウルジャは世間から叩かれることとなり、「実は母が入院していて、精神的に不安定になってて。最近こんなことばっかしてるのは、そのせい」とインスタグラムで謝ったが、すでにエイドリアンは「クリスVSソウルジャ」のセレブマッチの手配を着々と進めており、今年3月の開催を発表。プロモーターはエイドリアンが立ち上げたプロモーション会社アバウト・ビリオンズで、「開催場所やチケット発売に関する情報は、追ってご報告します!」と、テンション高く宣言した。

 対戦が決まると、ソウルジャは無敗無敵のチャンピオン、フロイド・メイウェザーを、クリスはボクシング界の最強番長で生きる伝説と呼ばれるマイク・タイソンをトレーナーにつけたことを発表。

 マイクは、「オレがクリスに伝授することは、耳を噛みちぎることだ。わかったかコラ!」「オマエをノックアウトするための卑劣な手段の全てをクリスに教えるからな!」と、ソウルジャに対する宣戦布告動画と、ソウルジャをバカにする絶望的に下手なラップをリリース。相手の耳を噛みちぎり失格になった自身の試合をまったく反省していないマイクに、世間は唖然とした。

 あまりにもトントン拍子に話が進んでいるため、仕込みじゃないのかと疑う人も多い「クリスVSソウルジャ」のセレブマッチ。しかし、クリスとソウルジャの仲がめちゃくちゃ悪いことは事実であり、合法に相手をボコボコにできるボクシングで決着をつけるのは、互いが強く望んでいることだと2人とも主張している。

◎クリスの怒りの本当の理由は、リアーナ絡み?
 6日にYouTubeの公式チャンネルで公開されたソウルジャのインタビューによると、クリスが本当にムカついているのはカルーシェの件ではなく、8年前にソウルジャがリアーナと「親密」になった件だという。

 「野郎が一番ムカついてるのは、オレがリアーナといい仲になったからだよ。マジで」「これは別にみんなが知らなくてもいいことだったんだよ、ニガー。カルーシェのことで騒ぎださなければさ」と、まくし立てるソウルジャは、2009年にグラミー賞関連のパーティーで、リアーナとクリスがわちゃわちゃしていたと回想。そして、その後のDV事件のあと、リアーナがソウルジャのマネジャーに電話をしてきたのだと明かした。

 「オレのマネジャーに電話してきたリアーナはさ、“ソウルジャ・ボーイのコンサートに行きたいの”って言うんだよ。オレはアトランタ出身の、失うものなどなにもない若造のニガー。そんなオレに、R&Bのビッグ・アーティストのリアーナだぜ。しかも彼女は、(DVにより)自尊心を傷つけられたばっかでさ。“もちろんだぜ、オレのショーに来いよ”って言ったわけよ」「でもさ、オレはその頃テヤーナ・テイラーと付き合ってたわけよ。テヤーナとそのダチが、オレのツアーバスの後部座席に陣取っててさ。そこにリアーナが乗り込んできたわけよ。ざわつくわけよ。で、オレはテヤーナに“オマエ、降りろよ。散れ!”って言ったわけ。そしたらよ、テヤーナが怒っちゃってさ。クリスに電話して、オレとリアーナがツアーバスで一緒にいるってチクったわけよ」

 ソウルジャのコンサートを満喫したリアーナは、ツアーのためニューヨークに飛んだ彼を追いかけ、真夜中に“再び会いたい”と連絡してきたとのこと。ソウルジャはリアーナが滞在するホテルの部屋に行き、一緒にマリファナを吸い、食事をし、映画『スモーキング・ハイ』を見るなどして過ごした。すっかり打ち解けた雰囲気になったところで、リアーナはクリスから受けたDVについて、詳しく打ち明けてきたというのだ。

「つまりクリスがムカついてるのは、リアーナとオレの関係のことなのよ。今回、カルーシェとの関係についてオレにまくし立てたように、野郎はあの時もオレに電話してきて“リアーナとなにしてたんだ! セックスしたのか!”とか聞いてきたわけよ」と言い、「やるかよ。ケツマンコ野郎」と吐き捨てた。

◎ジャスティン・ビーバーも観戦予定?
 ソウルジャは「野郎は、リアーナをボコッたことがカッコいいと思ってやがる」と、女性に手を出すクリスを思いっきり見下し、「リングに上がったら、リアーナにやったことをオレにすればいいさ、ニガー。リアーナにしたようにボコれよ、ニガー。どうなるかお楽しみだぜ。ビッチなオマエを叩きのめしてやる!」と宣言。「リアーナとカルーシェは、クリスが叩きのめされる試合の観戦を楽しみにしてるだろうよ」とも語った。

 また、ソウルジャは、このインタビューを受ける直前にTwitterで、リアーナとカルーシェを試合に招待したと告白。「2人ともビッチ・ニガーのクリス・ブラウンなんて見たくないだろうけど、オレ様にノックアウトされるのをご覧いただこうと思ってよ」と明かし、試合会場に2人が現れる可能性大だと、期待を煽る投稿をした。

 10日になり、米大手ゴシップ芸能サイト「TMZ」は、クリスVSソウルジャの試合は当初ラスベガスでの開催を計画していたが、アメリカでアマチュアボクシングの試合に出場するためには薬物検査を必ず受けなければならず、何かしらの薬物でひっかかりそうな2人なので、ラスベガスでの試合は早々にあきらめたと報道。それならば海外で、ということになり、“富豪がたくさん住んでいる”アラブ首長国連邦のドバイで試合をする方向で話を進めていると伝えた。

 選手はクリス・ブラウンとソウルジャ・ボーイ。トレーナーはマイク・タイソンとフロイド・メイウェザーで、プロモーターはエイドリアン・ブローナー。リアーナとカルーシェも観戦する可能性大で、ヒップホップ・R&B界のセレブたちも大挙して応援に駆けつけること間違いなしだろう。ボクサーの友達が多い、ジャスティン・ビーバーも、リングサイドに姿を見せるかもしれない。公式チケットは最低でも10万円、リングサイドは100万円を軽く超えてくるだろう。ファイトマネーが設定されるのかは明かされていないが、億単位の金が飛び交うのは間違いなさそうだ。

 2年前に開催された、フロイドとマニー・パッキャオの世紀の一戦は、日本の有名人たちも観戦したが、今回のセレブマッチも観戦するのだろうか? ネット上では、「まだ新年になって1週間もたっていないのに……」と、この急展開についていけない人も多い様子だが、「20日のドナルド・トランプの大統領就任式よりは、断然興味が湧く」と楽しみにする声も多数上がっている。「クリスVSソウルジャ」のセレブマッチ、続報を心待ちにしたい。