ダウンタウン・松本人志との共演NG被害を告発するも、逆にドタキャンの非を暴露されてしまった元格闘家の角田信朗には、格闘技界から「ようやく本当のキャラが伝わったか」という声が上がっている かつて角田が所属する正道会館で活動していた空手家によると「角田さんは、一言で言えば、めんどくさい人。“漢(オトコ)”っぽいキャラで売ってたけど、実際には他人に嫉妬ばかりするし、言動がいちいち女々しい。ちょっと揉めただけで10年は恨まれるから厄介。彼と関わらないようにしている格闘家は少なくない。だから今回の件は、いかにもありがち。むしろ、本当のキャラが、やっと世間に伝わった」とボロクソだ。 そもそも角田は格闘家時代、どのような経歴を歩んだのか? 有名なのは空手家だった1991年、プロレス団体のリングスに参戦したことだ。 「あれで知名度が上がったんですが、プロレスはガチの格闘技と違いますから、エンタメに走ったことに対して、白い目で見ていた同業者は多かった。それに、空手家時代は勝っても負けても泣きだすから、ニックネームは『愛と涙の空手家』でした。そういう演技をして、マスコミに取り上げられようとするんですよ。プロレス時代は同じ正道会館のエース、佐竹雅昭の人気が高く、メディアに引っ張りダコでしたが、角田さんはやたらと嫉妬して『あんなの空手家じゃなく、タレントだ』と悪口を言いまくり、それで佐竹と石井(和義)館長との仲までおかしくしてしまったほど。以来、角田さんと佐竹は犬猿の仲だけど、よく見ればどっちがタレント志向か、一目瞭然でしょ」(同) プロレス活動後、一度は競技から引退するも、K-1の舞台で復帰。2003年の武蔵戦後に再び引退している。その後は審判として活動していたが、魔裟娑斗寄りの不当なジャッジで処分を受けた後、05年に元大相撲、曙との総合格闘技でまたも復帰。09年にはレフェリングのミスを認め、再び処分を受けている。 「目立ちたがり屋だから、注目される話があると飛びついて復帰する。格闘技ブームのときに注目の舞台にやたらと立っていたから、そこらの空手王者よりずっと有名になったけど、実力的にはまったくトップクラスの選手ではないですよ。最近、肉体改造に凝ってボディビルで活躍しているようだけど、出たがりのナルシストだから、いかにもですよ(笑)」(同) 非常に厳しい角田評だが、かつて後輩の武蔵も、角田について「めんどくさい性格」のため、10年以上も距離を置いているとテレビ番組で告白したことがあった。 今回の松本との確執騒動に対し、双方と面識のあるテレビプロデューサーは「火に油を注いでいる」と、角田の行動を批判する。 「大物タレントが気に入らない人を共演NGにする ことは時々あるけど、そ ういうときは静かに謝罪の機会を待つのが得策。裏の揉めごとを世間にわざわざ広めるなんて、もってのほか。もともと角田さんは『いろいろ出演条件にうるさい人』という印象だったので、僕も関わりたくなくなった」(同) 業界内では、近く出版する自著のプロモーションだとする見方も根強いが、前出の空手家は「ある大先輩が『あいつは空手の選手だったけど、空手家ではない 』と言っていた。変に豪傑キャラを演じず、本来の“泣きべそ角田”のままでいれば、ここまで厳しい見方はされなかったのでは」と話している。 (文=和田修二)角田信朗オフィシャルブログより
日別アーカイブ: 2017年1月29日
江角マキコ引退の裏で……三浦翔平と本田翼がゴールイン寸前!?「すでに三浦のマンションで半同棲状態」
美男美女の大物カップルの新情報が飛び込んできた。熱愛が報じられている俳優の三浦翔平とモデルで女優の本田翼が、半同棲状態であることがわかった。
三浦と本田といえば、先日引退を発表した江角マキコの出世作として有名な『ショムニ』(フジテレビ系)の続編第4シリーズ『ショムニ2013』で共演したことがきっかけとなり、14年ごろから交際に発展。スポーツ紙で熱愛が報じられた。その直後、『ホテルコンシェルジュ』(TBS系)の制作記者会見で、三浦が記者からの熱愛についての質問に対し、否定せず笑顔を浮かべるなど、事実上の“交際宣言”を行い、その潔い行動に拍手が送られていた。さらに昨年3月には、東京・渋谷近くの本田のマンションに、三浦が足しげく通う様子が週刊誌にキャッチされ、交際の順調ぶりが伝えられていた。
それだけに、今後の進展が期待されているが……。芸能関係者は「2人は、三軒茶屋にある三浦のマンションで半同棲状態のようです。2人の性格もあって、外でのデートはほとんどしてないようですが、仲むつまじくやっているみたいですよ。このままいったら、結婚もあるのでは?」と声をひそめる。
三浦と本田は、ともに漫画やゲームが好きで、インドアカップルといわれている。
「三軒茶屋駅近くのシアトル系のコーヒーチェーン店に2人で飲み物を買いに来ている姿もよく目撃されているようです」(同)
三浦といえば、07年の「第20回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」で「フォトジェニック賞」と「理想の恋人賞」を受賞。共演者キラーとして名をはせ、これまでに北乃きいや、瀧本美織など、数々の女優と浮き名を流した。ヤンチャな一面もあることでも知られているが、本田の存在もあってか最近はめっきりとおとなしくなったという。
このままいけば、身を固める日も近いのかもしれない!?
江角マキコ引退の裏で……三浦翔平と本田翼がゴールイン寸前!?「すでに三浦のマンションで半同棲状態」
美男美女の大物カップルの新情報が飛び込んできた。熱愛が報じられている俳優の三浦翔平とモデルで女優の本田翼が、半同棲状態であることがわかった。
三浦と本田といえば、先日引退を発表した江角マキコの出世作として有名な『ショムニ』(フジテレビ系)の続編第4シリーズ『ショムニ2013』で共演したことがきっかけとなり、14年ごろから交際に発展。スポーツ紙で熱愛が報じられた。その直後、『ホテルコンシェルジュ』(TBS系)の制作記者会見で、三浦が記者からの熱愛についての質問に対し、否定せず笑顔を浮かべるなど、事実上の“交際宣言”を行い、その潔い行動に拍手が送られていた。さらに昨年3月には、東京・渋谷近くの本田のマンションに、三浦が足しげく通う様子が週刊誌にキャッチされ、交際の順調ぶりが伝えられていた。
それだけに、今後の進展が期待されているが……。芸能関係者は「2人は、三軒茶屋にある三浦のマンションで半同棲状態のようです。2人の性格もあって、外でのデートはほとんどしてないようですが、仲むつまじくやっているみたいですよ。このままいったら、結婚もあるのでは?」と声をひそめる。
三浦と本田は、ともに漫画やゲームが好きで、インドアカップルといわれている。
「三軒茶屋駅近くのシアトル系のコーヒーチェーン店に2人で飲み物を買いに来ている姿もよく目撃されているようです」(同)
三浦といえば、07年の「第20回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」で「フォトジェニック賞」と「理想の恋人賞」を受賞。共演者キラーとして名をはせ、これまでに北乃きいや、瀧本美織など、数々の女優と浮き名を流した。ヤンチャな一面もあることでも知られているが、本田の存在もあってか最近はめっきりとおとなしくなったという。
このままいけば、身を固める日も近いのかもしれない!?
“汚ギャルキャラ”“ブサイク設定”から卒業? うまいことやってる「キャラ変タレント」3人を告発!
タレントは鮮度が命。常に「新しさ」が求められるため、戦略的に“キャラ変え”しないと生き残れないことが多い。
例えば「こりん星」キャラをやめた小倉優子や、「美食家」の肩書を自らつかんだアンジャッシュ・渡部建、最近では優等生キャラを自らのスキャンダルで手放さざるを得なくなったベッキーもあてはまるだろう。
だが「変わる」ことは時にやっかみや批判の対象になりかねない。そんな中でも、さほど逆風も吹かず、シレっとイメチェンを図っている芸能人は誰なのか、業界人に聞いてみた。まずは女優にシフトしつつある、あの元・汚ギャルタレントだ。
「中村アンです。以前、ゆるキャラのふなっしーと共演したときに『めっちゃ臭い!』と暴露したり、部屋が汚いことを自ら告白するなど、ぶっちゃけキャラで売り出した時期がありました。その後、『健康美』のイメージを徐々に強く押し出すようになっていきます。また、最近は女優業にも進出。月9ドラマ『突然ですが、明日結婚します』(フジテレビ系)でも、西内まりや演じるヒロインの先輩役を演じています。決して主役にはなりませんが、一時期の滝沢沙織や山口紗弥加のような存在になりつつありますね」(制作会社ディレクター)
続いては、ゆっくりとMCのポジションを確立しつつある、あの人気芸人。
「南海キャンディーズ・山ちゃん(山里亮太)は、一時期ブサイク芸人枠で扱われてましたが、アンガールズの田中卓志や、フットボールアワーの岩尾望といった面々がまだ一線にいることもあってか、“ブサイクイメージ”はだいぶ薄まっています。『山ちゃんから気持ち悪さをとったら何が残るの?』という人も中にはいますけどね(笑)。また、彼は朝の情報番組『スッキリ!!』(日本テレビ系)で『天の声』を8年ほど務めていますが、司会での極楽とんぼ・加藤浩次に感化されて、自らの立ち位置を番組によってうまく使い分けるようになってきました」(某局テレビマン)
確かに、ひと頃の山里はイジられキャラだったが、いつの間にかMCもこなすようになり、だいぶ「スマート」な印象になってきた。これまで、Twitterやラジオでの発言がたびたび批判されてきたが、それがネットニュースになることでさらに集中砲火を浴びることを恐れ、最近の彼のツイートはおとなしいという。
最後はあのハーフタレントの名が挙がった。
「一時期はお笑い芸人以上に笑いに貪欲だったウエンツ瑛士も、いつの間にか体を張らなくなりましたね」(芸能関係者)
確かにウエンツ瑛士はかつて月亭邦正を師匠とあおいでいただけあって、ひところよくリアクション芸を見せたり、とにかく声を張り上げていた印象がある。その中でも「パンツ一丁」姿は一時期彼のトレードマークとなり、『めちゃ×2イケてるッ!』の人気コーナー「やべっち寿司」でも“パン一”のまま寿司を食べたり、『はねるのトびら』(以上フジテレビ系)でもパン一で土下座していた。だがそんな姿は今やほとんど見られない。
「中居正広の司会ぶりにあこがれを抱いているという話ですし、おそらくイジられるような仕事は避け、自らそういう方向性を選んでいるのでしょう」(同)
逆にイメチェンに失敗したタレントとしては、「着エロタレント」から文化人になろうとしてなりきれていない壇蜜や、肉食キャラを抑えている映画コメンテーターのLiLiCoなどの名前も聞かれた。今や人気絶頂のりゅうちぇるや、戦略的に自らの「おバカ」体質を3割増しして見せている鈴木奈々なども、今後、変化が求めらていくのかもしれない。
(後藤港)
初対面のおっちゃんと3人で!? 相葉・横山の「よこあい」コンビの“すさまじい”一夜
ジャニーズJr.時代から現在まで、公私共に交流のあるメンバーが多い嵐と関ジャニ∞。中でも嵐・相葉雅紀と関ジャニ∞横山裕は家族ぐるみの付き合いがあり、共演する度に新たなエピソードが出てくるほどの仲良しだ。
1月26日に放送された『VS嵐』(フジテレビ系)では、28日から公開される映画『破門 ふたりのヤクビョーガミ』の宣伝のため、横山をはじめとする同作のキャストがゲストとして登場。ここでは横山が相葉の“天然”な一面をぶっちゃけ……
『嵐にしやがれ』時間帯移動の裏側――ジャニーズが日テレに「視聴率低すぎるから、何とかして」!?
嵐の冠バラエティ『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)の放送枠が、今年4月より、これまでの土曜午後10時枠から同9時枠に“お引っ越し”することがわかった。この移動により、もともと土曜午後9時に放送されていた伝統の土9ドラマは1時間繰り下げられ、午後10時スタートになるという。
「昨年の大みそかをもってSMAPが解散となった今、嵐こそ、ジャニーズの“国民的グループ”といえるでしょう。しかし、彼らは以前から、“視聴率が取れない”ことで有名。今年の元日に放送された、先輩グループ・TOKIOとのスペシャル番組『元日はTOKIO×嵐 嵐にしやがれ!』(同)は13.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と健闘したものの、通常放送の『しやがれ』は、1ケタ台を連発しています。ジャニーズ的にも、この状況はマズいと思っていたようで、日テレに対して『今のままでは視聴率が低すぎるので、何とかしてほしい』と泣きを入れたそうです」(芸能プロ関係者)
嵐の視聴率が低いのは同番組に限ったことではなく、今年1月3日に放送された特番『嵐ツボ』(フジテレビ系)も6.1%で、昨年7月放送時の7.9%からさらにダウンしてしまった。そんな中、ジャニーズから拝み倒された日テレは、ドラマを1時間遅らせるという“大工事”に踏み切ったのだ。
「今後ジャニーズは、日テレへの借りを返すため、土曜午後10時枠のドラマに自社タレントを出演させる機会が多くなるとみられます。すでに4月期はKAT‐TUN・亀梨和也の主演が内定しているようですし、今後日テレの“土10”は、ジャニーズ枠化しそうです」(同)
とはいえ、『嵐にしやがれ』の放送時間帯変更が、必ずしも日テレにとって、プラスに働くとは限らない。
「制作側としては、ジャニーズならば、嵐より若くて勢いのあるグループを推したい、というのが本音。しかし、局上層部やジャニーズサイドには、『若手に番組を持たせるのは、まず嵐が数字を取れるようになってから』という雰囲気が漂っています。制作現場の意見を反映するためには、やはり『嵐にしやがれ』の視聴率を上昇させることが先決なのです」(同)
ジャニーズに言われるがままに実行した“お引っ越し”は、吉と出るか凶と出るか……。
『嵐にしやがれ』時間帯移動の裏側――ジャニーズが日テレに「視聴率低すぎるから、何とかして」!?
嵐の冠バラエティ『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)の放送枠が、今年4月より、これまでの土曜午後10時枠から同9時枠に“お引っ越し”することがわかった。この移動により、もともと土曜午後9時に放送されていた伝統の土9ドラマは1時間繰り下げられ、午後10時スタートになるという。
「昨年の大みそかをもってSMAPが解散となった今、嵐こそ、ジャニーズの“国民的グループ”といえるでしょう。しかし、彼らは以前から、“視聴率が取れない”ことで有名。今年の元日に放送された、先輩グループ・TOKIOとのスペシャル番組『元日はTOKIO×嵐 嵐にしやがれ!』(同)は13.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と健闘したものの、通常放送の『しやがれ』は、1ケタ台を連発しています。ジャニーズ的にも、この状況はマズいと思っていたようで、日テレに対して『今のままでは視聴率が低すぎるので、何とかしてほしい』と泣きを入れたそうです」(芸能プロ関係者)
嵐の視聴率が低いのは同番組に限ったことではなく、今年1月3日に放送された特番『嵐ツボ』(フジテレビ系)も6.1%で、昨年7月放送時の7.9%からさらにダウンしてしまった。そんな中、ジャニーズから拝み倒された日テレは、ドラマを1時間遅らせるという“大工事”に踏み切ったのだ。
「今後ジャニーズは、日テレへの借りを返すため、土曜午後10時枠のドラマに自社タレントを出演させる機会が多くなるとみられます。すでに4月期はKAT‐TUN・亀梨和也の主演が内定しているようですし、今後日テレの“土10”は、ジャニーズ枠化しそうです」(同)
とはいえ、『嵐にしやがれ』の放送時間帯変更が、必ずしも日テレにとって、プラスに働くとは限らない。
「制作側としては、ジャニーズならば、嵐より若くて勢いのあるグループを推したい、というのが本音。しかし、局上層部やジャニーズサイドには、『若手に番組を持たせるのは、まず嵐が数字を取れるようになってから』という雰囲気が漂っています。制作現場の意見を反映するためには、やはり『嵐にしやがれ』の視聴率を上昇させることが先決なのです」(同)
ジャニーズに言われるがままに実行した“お引っ越し”は、吉と出るか凶と出るか……。
「キムタクが一番使いにくい」キャリア25年のベテラン脚本家が語る“元SMAP”の役者力
SMAPの肩書が消えた元メンバーたちだが、ジャニーズ事務所が猛プッシュする木村拓哉以外、“芸”の実力がタレントとしての今後を左右するとみられる。 そんな中、ドラマに限っていえば、「5人の中では、稲垣吾郎がズバ抜けている」とする専門家の声がある。連続ドラマや時代劇を多数手掛けてきたキャリア25年の脚本家A氏に、匿名を条件に“本音”を語ってもらった。 「稲垣さんは、若いときから素質が感じられた。『二十歳の約束』(1992年/フジテレビ系)で牧瀬里穂を相手に『オレ、君のためなら死ねる!』と純粋ストレートに叫んでいた一方で、別の作品では内面に翳のあるキャラも演じきれていて、こういうナイーブな演技ができる素材は稀少 だと思っていました。スペシャルドラマ『稲垣吾郎の金田一耕助シリーズ』(2004~09年/同)では、シリアスさとユーモアを使い分けるところに注力していて、映画『十三人の刺客』(10年)で残虐な殿様を演じたときに、その成果が出ていました。逆に『佐々木夫妻の仁義なき戦い』(08年 /TBS系)では 弁護士役が合わず、幼稚な演技に見えてしまいましたが、これは完全に配役ミスでしょう。これまでハマリ役が少なかっただけに、僕なら、警察の上をいく誘拐犯なんかをやらせてみたい」(同) 稲垣の次に評価が高いのは、草なぎ剛だ。 「喜怒哀楽の激しさがうまく表現できるようになったのは、映画『BALLAD 名もなき恋のうた』(09年)あたりから。新垣結衣と恋仲になる無骨な武士を演じましたが、草なぎさんの真骨頂は“怒り”のシーンで、演出家たちの間でも評価が高まっていましたよ。現在放送中の連ドラ『嘘の戦争』(フジテレビ系)も、やはり怒りの表現が迫力満点。自分の親を殺した会社社長に復讐する物語ですが、第1話の『オレが味わった地獄を、おまえら全員に見せてやる。おまえらの地獄はここからだ』とすごむシーンには 鳥肌が立ちました。ヤクザ映画が全盛の時代なら、ヤクザやヒットマンを演じてもらいたかった。コンプライアンスに厳しい地上波では、そういうのは、なかなか難しいですけどね」(同) 一方、バラエティ番組の司会が本業といった感じの中居正広だが、A氏は「脚本的には『当 て書き』(配役 を決めてから脚本を書くこと)がしやすい」と評価する。 「演技をメーンの仕事にしていないから、演出家の評価はそれほど 高くないんですけど、あの明るいキャラクターはわかりやすい。『味いちもんめ』(95年/テレビ朝日系)みたいに、パワーほとばしる演技が彼の魅力。生来で持っている地の部分を生かしたほうが、いい脚本が書けるタイプです。12年の『ATARU』(TBS系)みたいな超能力者もよかったけど、僕ならバカキャラを書いてみたい」 残念ながら低評価なのは、香取慎吾だ。実際、香取主演のドラマは視聴率が取れないことで知られ、昨年1月の『家族ノカタチ』(TBS系)も2ケタを超えたのは10話中1話だけだった。 「香取さんはキャラクターを設定しにくく、そのため漫画やアニメなど、すでに出来上がったキャラを与えることになりがちでした。やらせるなら『MONSTERS』(12年/同)で演じた、頭は良いが嫌われ者の刑事とか、極端な色を付けるしかないですね。ただ、『ガリレオ』(07年/フジテレビ系)での犯人役はうまかったし、NHK大河『新選組!』(04年)の一本気なノリも悪くなかった。いい演出家に恵まれれば、いけると思います。個人的には、主人公に嫌がらせをするようなポジションで使いたいです」(同) そんな中、木村は「元 SMAP5人の中では、キャラが当てにくく、配役しにくいので最下位」と厳しい評価。木村といえばドラマが本業であり、ヒット作品も多数あるだけに意外だ。 「個人的には、木村さんは『眠れる森』や『ギフト』(ともにフジテレビ系)など不良っぽい役のほうが魅力的だと思うんですが、それだと数字が取れない。彼の場合は、ぶっちゃけ『専門職のスキルを発揮しつつ、恋愛劇を展開』というワンパターンしかハマらないので、その専門職を描くにはセットや小道具にやたら金と手間がかかり、現在放送中の『A LIFE~愛しき人~』(TBS系)の医師や『GOOD LUCK!!』のパイロット、『月の恋人~Moon Lovers~』の家具職人、『エンジン』のレーサー、『HERO』(すべてフジテレビ系)の検事、みんな監修や撮影場所に金のかかる話ばかり。木村さんをよく見せるための演出が高くつき、コストパフォーマンスが悪いんです。草なぎさんなら、3分の1のコストでやれますよ」 A氏によると「木村さんを使って視聴率が悪かった場合、脚本家が大きく責任を問われるから、なおやりにくい」と言い、舞台裏の事情から見れば使いにくい役者、ということになる。 その木村主演の新ドラマ『A LIFE』の初回視聴率は14%台で、過去に比べ低調。この数字は、A氏から見ても「悪い」という。 「業界内では、15%を切ることはまずないと見られていましたからね。竹内結子、松山ケンイチ、浅野忠信を脇に置いてこの視聴率だと、脚本家も怖くなります」(同) それでもジャニーズ事務所の後ろ盾がある木村は、今後も安泰だといわれている。実力では上とされるほか4人には、負けてほしくないところだ。 (文=ハイセーヤスダ/NEWSIDER Tokyo)
【劇場アニメレビュー】“Project Itoh”最終作がようやく公開へ! ドライ&クールなアクションとキャストの熱演でシリーズの最高傑作に!?『虐殺器官』
何はともあれ、完成してよかった! 伊藤計劃第3弾となるアニメーション映画『虐殺器官』の話である。 多くのファンが知るところではあるが、デビューからおよそ2年、2009年に34歳の若さで早逝した作家・伊藤計劃が遺した3本の小説を劇場用アニメーション映画化するプロジェクト“Project Itoh”。 その第1弾『屍者の帝国』(伊藤の遺作となった未完の小説を、盟友の円城塔が書き継ぐ形で完成させた)が15年10月2日に劇場公開。そして本来なら『虐殺器官』が第2弾として15年11月13日に公開予定であったが、その制作が難航したため代わって『ハーモニー』が同年同月同日に公開。しかし、結局『虐殺器官』は制作スタジオ・マングローブの倒産によって公開が延期となってしまった(記事参照)。 しかし、本作のために新たなスタジオ「ジェノスタジオ」が元フジテレビPDの山本幸治らにより設立され、およそ1年の時を経て完成。17年2月3日より、ようやく劇場公開される運びとなったのだ。 原作小説『虐殺器官』は伊藤のデビュー作であり、9・11テロ以降の世界情勢を反映させた架空の近未来世界が舞台にはなっているが、現実がいつこうなってもおかしくないという、ぞっとするほどのリアリティを体感させてくれる衝撃作でもある。一方では主人公の米軍特殊部隊隊員クラヴィス・シェーバー大尉の一人称で進みながら、難解な台詞廻しなど独自の雰囲気を湛えつつ、後進国にて虐殺を扇動しているという謎の元MITのアメリカ人言語学者ジョン・ポールを追跡&殺害するミッションのためチェコ・プラハへ潜入するクラヴィスらの運命が描かれていく。 正直、文字で読み進めていくと「虐殺器官」「虐殺の文法」などなどと、難解な言葉が多々登場しては惑わされ(その惑いもまた原作の魅力ではあるのだが)、エンタテインメント性の高さはともかく、これが映画になるのかな? などと余計な不安を感じないでもなかったのだが、いざ完成した作品を見ると、意外なまでにシンプルな印象をもたらしているのに驚いた。 要は特殊部隊の主人公による暗殺ミッションのお話で、実は『地獄の黙示録』(79)あたりの名作群を彷彿させるような普遍的なストーリーであったことを、本作は明快に提示してくれているのだ。 作画も極めてシンプルで淡白な印象だが、それが徹底した情報管理システムに支配されているドラマの背景や世界観と巧みにマッチしており、非常に効果的でもある。 観念的な表現がキモでもある作品ゆえに、説明台詞もかなりのものではあるが、意外にそれも気にならず、むしろ理屈ではなくスッと感性的にこちらの脳裏に響いてくる。 これには各キャラクターが魅力的に構築されていることが大きな理由として挙げられるだろう。クラヴィス役の中村悠一とジョン役の櫻井孝宏、双方のクールで美しい声質がもたらすヴォイス・バトルとでもいった幻惑的な緊張感が、作品の資質とマッチしている。 また、今回のヒロイン、ルツィアの峰不二子的なものとは微妙に異なるアダルトで、憂いある存在感と、それに即した小林沙苗の声の印象は、正直このところのキャピキャピ・アニメ声に慣らされていた側からすると、実に新鮮に映え響くものがあった。 惨酷味も合わさった戦闘シーンのドライ&クールさも特筆もので、このテイストならばハリウッドで実写映画化も十分可能ではないかと思わずにはいられなかった。それほどまでに現代社会から剥離していない、地に足の着いたダーク・サスペンス・ファンタジーたりえているのである。 テロの脅威に対抗すべく管理システムを徹底化させるアメリカなどの先進国と、紛争の絶えない後進国との対比からもたらされる文明批判のメッセージもまたシンプルに見る者の胸に届けられる。 原作に即した本作独自の用語も多々出てくるが、それ以上に「アマゾン」「マクドナルド」など現実の単語の数々が、痛切に響くのもいい。 ラストへ至る展開に関しては、日本でも公開されたばかりのオリバー・ストーン監督の『スノーデン』からみなぎる反体制的反骨の姿勢ともどこかかぶさるものがあった。 原作との差異をチェックすることも含めて、本作は結果として“Project Itoh”3作品の中で意外にも伊藤計劃の世界に触れる入門編として一番適した作品に仕上がっているのが、やはり驚きであった。 個人的嗜好としては『ハーモニー』のほうがお気に入りではあったが、巷で伊藤作品に抱きがちな難解なイメージを払拭させてくれるのは断然こちらのほうだろうし、少なくとも本作を見た後は、原作既読者も未読者も伊藤小説に触れてみたくなること必至。 その意味でも本作は、長きにわたったプロジェクトの成果という点で、実はもっとも成功している作品と言えるのかもしれないし、それを抜きにしても近未来的異世界サスペンス映画として好もしい味わいを持つものである。 「小粋なプログラムピクチュアの快作を見せてもらったなあ」 これが鑑賞後、真っ先に脳裏に浮かんだ言葉であった。 これからご覧になるかたがたも、本作ならではの「虐殺の文法」を存分に楽しんでいただきたい。 (文・増當竜也)「Project Itoh」公式サイトより


