『視覚探偵 日暮旅人』でテンション高めのチンピラを演じる上田竜也、「アホ愛おしい」と好評

<ジャニタレドラマ・ネットの声>

■『視覚探偵 日暮旅人』(日本テレビ系、毎週日曜22時30分~) 初回視聴率11.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)

 上田竜也(KAT-TUN)が約4年ぶりに連続ドラマ出演となる作品『視覚探偵 日暮旅人』が、1月22日にスタートした。同作は“人間離れした鋭い視覚”を持つ日暮旅人(松坂桃李)を主人公にした山口幸三郎の小説を、堤幸彦らの演出でドラマ化したもの。一昨年にオンエアされたスペシャルドラマの連ドラ化ということもあり、30分拡大版となった初回視聴率も11.2%とすべり出し好調だった。上田は今回の連続ドラマ版に……

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『就活家族』前田敦子の演技に「冷める」「わざとらしい」! ギブアップ宣言する視聴者も

 1月26日、三浦友和主演ドラマ『就活家族 ~きっと、うまくいく~』(テレビ朝日系)の第3話が放送され、平均視聴率9.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。初回11.0%と2ケタ発進したものの、第2話は9.4%と、早くも1ケタに転落し、伸び悩みをみせている。

 同ドラマは、大手企業に勤める主人公・富川洋輔(三浦)とその家族が、仕事や就職で困難に見舞われるホームドラマ。洋輔は、自社の社員・川村優子(木村多江)からセクハラの濡れ衣を着せられて退職し、洋輔の妻で私立中学校教師の水希(黒木瞳)、宝飾メーカー勤務の長女・栞(前田敦子)、就職活動中に苦戦する大学生の長男・光(工藤阿須加)も、それぞれ人生の壁にぶち当たるというストーリーだ。

「第3話では、光が内定をもらった会社に良からぬウワサが立っていることが発覚、また外商部に異動した栞は、営業成績の不振に悩む中、セレブの集うパーティーで羽振りの良さそうな医師と知り合う……といった展開が描かれました。同ドラマは当初、昨年12月に突如芸能界を引退した成宮寛貴もキャスティングされており、彼の降板でバタつきましたが、それでも初回は11.0%の好発進。しかし、第2、3話は9%台と、いまひとつパッとしない印象です」(芸能ライター)

 視聴者の評判を見てみると、ドラマの重い内容に関して、「作り話でも、見ているのがしんどい……」といった書き込みが散見された。だがそれ以上に、第1話から視聴者をイラつかせているのが、AKB48から女優に転身した前田だ。

「栞の役柄について、『世間知らずすぎてイライラする!』という指摘もありますが、何より前田自身の演技に関する批判が噴出しています。ネット上では、『いつまでたっても演技がヘタすぎる』『お芝居がわざとらしくて冷めてしまう』『元AKBの女優はいらない』『キンキンした声が耳障り。見ていられない』など、酷評が飛び交っている状況です。“元AKB”の肩書だけで、嫌悪感を抱く人も多いですが、前田には、その悪評を払拭できるくらいの演技力を、まだ身につけられていないのかもしれません」(同)

 AKBから卒業して、もうすぐ5年になる前田だが、まだ“元AKB”の呪縛から逃れられていないようだ。『就活家族』で、女優としての新たな一面を見せてくれることに期待したい。

“遺伝子銀行”で「国宝」を守る! 国民に愛されすぎの「世界一太った○○」とは……

 豚の漫画を描いたことで、ハンガリーに国賓として招かれた不可思議な出来事をまとめたコミックエッセイ『ブタが好きすぎてハンガリーの国賓になりました』(ポプラ社)。この本の刊行を記念して、著者の松本救助さんとハンガリー大使のトーク、ハンガリーの国宝である「マンガリッツァ豚」を食べる試食会が1月24日に開催された。国宝といえば、日本では建築物や仏像、美術品など、歴史があり、大切に保存するべきものというイメージがあるが、豚が「国宝」であるとは、そして、その豚を食べるって、いったいどういうことなのか!? 確かめるため、ハンガリー大使館に行ってみた。

■数を増やすだけでなく、食文化も伝えていかなければならない

 同書には、松本さんが国賓としてハンガリーを訪れた経緯や、首都ブダペストの和食店での首相との会食、豚の農園訪問、朝の人気番組への出演など、いち漫画家にもかかわらず、“豚好き”ということから、手厚いおもてなしを受けた体験がコミカルに描かれている。大の豚好きである松本さんが「思ったより毛がごわごわして、スチールウールみたいだった」というマンガリッツァ豚は、丸っこく、羊のような毛に覆われているのが特徴。

 そのマンガリッツァ豚が国宝になったのはなぜなのか? トークショーでは、日本語を含め5カ国語に堪能なイケメンのパラノビチ・ノルバート大使から説明があった。

「かつては1,000万頭いたのですが、第二次大戦後に減少し、1991年には191頭になっていました。私が子どもの頃は、動物園でしか見られなかったんです。マンガリッツァ協会のトート会長がスペインのセラーノハムの専門家と協力して、『遺伝子銀行』を作りました。マンガリッツァの遺伝子を守りつつ、おいしいサラミや生ハムなどを市場に戻す戦略を立てたのです。現在は5万頭前後で、ハンガリー全体で飼育されている豚の1.5%程度。2004年に国宝に認定されました」

 しかし、なぜ国宝なのに食べても構わないのだろうか? その問いに対して大使は、「昔から食べていたので、ただ数を増やすだけでなく、食文化も伝えていかなければならないのです」と語る。つまり、動物園のようなところで保護するのではなく、日常生活の中にある存在として大切にしていくという考え方のようだ。

■「国宝の豚を勝手に漫画にして、怒られる!」

 そんな貴重なマンガリッツァ豚を主人公にした『Bar:Mangalica』(バー・マンガリッツァ)という漫画をウェブで連載していたことから、松本さんはハンガリーに国賓として招待されるに至った。同作は、バーのマスターを務める豚が客の女性の話を聞いて心を癒やすという内容。マンガリッツァ豚の加工販売を行う食品会社ピック社のF澤さんが、偽物の商品にマンガリッツァの名が使われていないか、定期的にネットで調べていたところ、その漫画を見つけ、松本さんに連絡したのがきっかけだ。

 その時の状況を松本さんは「いきなり『所長がお呼びなので来てください』と言われて……」と恐縮した様子で振り返った。「国宝の豚を勝手に漫画にして、やばい! 怒られる!」とおびていたという。ところが、実際ピック社を訪れると、予想外に歓迎され、食品の展示会「FOODEX JAPAN」のために、同社とコラボレーションした漫画を制作することに。その後、ハンガリー大使館にも招待されて、マンガリッツァ協会のトート会長と会い、同国政府から国賓として招待されることになった。

■世界一太っている豚

 マンガリッツァ豚はハンガリーの輸出品では看板商品だが、高級な食材。高級である理由は飼育に手間がかかるからだという。

「まず、生まれる子豚の頭数が少ない。そして、育てる期間が長いのです。白ブタが8~9カ月で育つのに対し、マンガリッツァは12~15カ月かかります。世界一太っている豚で、脂が多く、体脂肪率が60~70%になります。肉は3割しかとれないため、値段が高くなるのです。政府のサポートがないと、なかなか育てられない」(パラノビチ大使)

 ちなみに脂(ラード)は、バターの代わりにパンに塗ったり、調理やお菓子作りに使うという。もともとハンガリーでは伝統的にラードがたくさん使われ、ラードパンは居酒屋の定番おつまみなのだとか。

 なお、パラノビチ大使によると、マンガリッツァ豚の輸出先としては日本が第1位。日本ではブランド肉が人気で、日本人は肉の特徴をよく理解しているからだという。

 マンガリッツァ豚は、東京・表参道にあるブダペストの老舗カフェ「ジェルボー」の支店などで食べられる。ハンガリー政府もサポートする希少なブランド肉だけに、漫画を通じてその背景が広まれば、知名度も人気も上がるかもしれない。

“遺伝子銀行”で「国宝」を守る! 国民に愛されすぎの「世界一太った○○」とは……

 豚の漫画を描いたことで、ハンガリーに国賓として招かれた不可思議な出来事をまとめたコミックエッセイ『ブタが好きすぎてハンガリーの国賓になりました』(ポプラ社)。この本の刊行を記念して、著者の松本救助さんとハンガリー大使のトーク、ハンガリーの国宝である「マンガリッツァ豚」を食べる試食会が1月24日に開催された。国宝といえば、日本では建築物や仏像、美術品など、歴史があり、大切に保存するべきものというイメージがあるが、豚が「国宝」であるとは、そして、その豚を食べるって、いったいどういうことなのか!? 確かめるため、ハンガリー大使館に行ってみた。

■数を増やすだけでなく、食文化も伝えていかなければならない

 同書には、松本さんが国賓としてハンガリーを訪れた経緯や、首都ブダペストの和食店での首相との会食、豚の農園訪問、朝の人気番組への出演など、いち漫画家にもかかわらず、“豚好き”ということから、手厚いおもてなしを受けた体験がコミカルに描かれている。大の豚好きである松本さんが「思ったより毛がごわごわして、スチールウールみたいだった」というマンガリッツァ豚は、丸っこく、羊のような毛に覆われているのが特徴。

 そのマンガリッツァ豚が国宝になったのはなぜなのか? トークショーでは、日本語を含め5カ国語に堪能なイケメンのパラノビチ・ノルバート大使から説明があった。

「かつては1,000万頭いたのですが、第二次大戦後に減少し、1991年には191頭になっていました。私が子どもの頃は、動物園でしか見られなかったんです。マンガリッツァ協会のトート会長がスペインのセラーノハムの専門家と協力して、『遺伝子銀行』を作りました。マンガリッツァの遺伝子を守りつつ、おいしいサラミや生ハムなどを市場に戻す戦略を立てたのです。現在は5万頭前後で、ハンガリー全体で飼育されている豚の1.5%程度。2004年に国宝に認定されました」

 しかし、なぜ国宝なのに食べても構わないのだろうか? その問いに対して大使は、「昔から食べていたので、ただ数を増やすだけでなく、食文化も伝えていかなければならないのです」と語る。つまり、動物園のようなところで保護するのではなく、日常生活の中にある存在として大切にしていくという考え方のようだ。

■「国宝の豚を勝手に漫画にして、怒られる!」

 そんな貴重なマンガリッツァ豚を主人公にした『Bar:Mangalica』(バー・マンガリッツァ)という漫画をウェブで連載していたことから、松本さんはハンガリーに国賓として招待されるに至った。同作は、バーのマスターを務める豚が客の女性の話を聞いて心を癒やすという内容。マンガリッツァ豚の加工販売を行う食品会社ピック社のF澤さんが、偽物の商品にマンガリッツァの名が使われていないか、定期的にネットで調べていたところ、その漫画を見つけ、松本さんに連絡したのがきっかけだ。

 その時の状況を松本さんは「いきなり『所長がお呼びなので来てください』と言われて……」と恐縮した様子で振り返った。「国宝の豚を勝手に漫画にして、やばい! 怒られる!」とおびていたという。ところが、実際ピック社を訪れると、予想外に歓迎され、食品の展示会「FOODEX JAPAN」のために、同社とコラボレーションした漫画を制作することに。その後、ハンガリー大使館にも招待されて、マンガリッツァ協会のトート会長と会い、同国政府から国賓として招待されることになった。

■世界一太っている豚

 マンガリッツァ豚はハンガリーの輸出品では看板商品だが、高級な食材。高級である理由は飼育に手間がかかるからだという。

「まず、生まれる子豚の頭数が少ない。そして、育てる期間が長いのです。白ブタが8~9カ月で育つのに対し、マンガリッツァは12~15カ月かかります。世界一太っている豚で、脂が多く、体脂肪率が60~70%になります。肉は3割しかとれないため、値段が高くなるのです。政府のサポートがないと、なかなか育てられない」(パラノビチ大使)

 ちなみに脂(ラード)は、バターの代わりにパンに塗ったり、調理やお菓子作りに使うという。もともとハンガリーでは伝統的にラードがたくさん使われ、ラードパンは居酒屋の定番おつまみなのだとか。

 なお、パラノビチ大使によると、マンガリッツァ豚の輸出先としては日本が第1位。日本ではブランド肉が人気で、日本人は肉の特徴をよく理解しているからだという。

 マンガリッツァ豚は、東京・表参道にあるブダペストの老舗カフェ「ジェルボー」の支店などで食べられる。ハンガリー政府もサポートする希少なブランド肉だけに、漫画を通じてその背景が広まれば、知名度も人気も上がるかもしれない。

『べっぴんさん』栄輔はなぜポケットに手を入れているのか? 視聴者の考察飛び交う「謎の演出」

ニッポンのお茶の間をわかし続ける国民的番組“朝ドラ”――そのあらすじと視聴者からの反響を、サイゾーウーマンが週2回(火・金曜日)お届けします!

『べっぴんさん』(NHK総合/月~土、午前8時) 戦後の焼け野原の中、坂東すみれ(芳根京子)が家族のため、そして女性たちのために子ども服づくりに邁進していく物語。神戸に本社を置く子ども服メーカー「ファミリア」の創業者たちの軌跡をモチーフにしている。

■1月25日(水)/94話~1月27日(金)/96話
 94話では、潔(高良健吾)と栄輔(松下優也)の再会が果たされる。一方、家出中のすみれの娘・さくら(井頭愛海)は、高校を辞めて東京に行きたいと言い出すが、視聴者からは「何の目的もないのに、呆れる」「さくらが甘ちゃんでイライラする」「さくらの世間知らずでお嬢様なところが、悪目立ちしてるな」などと厳しい言葉が飛び交った。

 95話は、新入社員の西城(永瀬匡)が、キアリス関係者の男性陣が集まる「タノシカ」で酒に酔って暴言を吐いたのち、突然キアリスを退社。一方さくらは、喫茶店「ヨーソロー」の店主・すず(江波杏子)から、「自分の母親は、こういう人だと決め付けない方がいい」といったアドバイスを受ける。頑ななさくらが変わるきっかけになり得る、すずの言葉に、同意する視聴者も多かったようだ。

 96話では、若者向けの女性ファッション事業を進める潔が描かれた。しかし、実は栄輔が社長を務める、若者メンズ向けファッションブランド・エイスも同じ分野に進出しようとしていたのだ。潔と会っている時、栄輔はポケットに手を入れており、視聴者はこの点に着目。「栄輔が虚勢を張ってるのを、わかりやすく見せるための演出だと思う」「手を隠してる=本音を隠してる」「昔のままの関係ではないという気持ちの表れかな」「潔に甘えてしまうのを我慢するためじゃない?」など、さまざまな考察がネット上を飛び交った。一方のさくらは、淡い恋心を抱いていた二郎(林遣都)が、ヨーソローのアルバイトでさくらの友人である五月(久保田紗友)と同棲していることを知り、大きなショックを受ける。

 さくらは、自身の将来をどう見つめ直していくのか。視聴者の関心が集まっている。

逃れられない母娘関係の呪縛……『お母さん、娘をやめていいですか?』が描く、“愛情”という名の暴力

逃れられない母娘関係の呪縛……『お母さん、娘をやめていいですか?』が描く、愛情という名の暴力の画像1
『お母さん、娘をやめていいですか?』|NHK ドラマ10
「ママには超能力があるんだと思う。だって、離れていても、私が困っているのがわかる」  時に親友のように、時に恋人のように仲がよい母娘。  娘は、仕事や恋愛の状況、悩みを逐一報告し、母はそれに丁寧に答えていく。母も娘も、お互いが誰よりも相手が自分をわかってくれる存在だと認め、誰よりも自分が相手のことをわかると自負している。  そんな蜜月の関係の危うさを描いたのが『お母さん、娘をやめていいですか?』(NHK総合)だ。  娘・美月を波瑠が、母・顕子を斉藤由貴が演じている。親子役がとてもしっくりくる2人だ。  斉藤は『はね駒』(1986年)、波瑠は『あさが来た』(2015年)と、ともに朝ドラの主演を演じた2人が同じNHKドラマで母娘を演じているという関係性も面白い。  この母娘は、ともに朝ドラヒロインのように「善良」な人だ。基本的に明るく前向きで、相手のことを思いやっている。この2人の関係性を、ドラマでは繰り返し描いている。  たとえば、新築する家の壁紙とフローリングを画像で確認するシーンだ。 「これって、お願いした色?」 と聞き返す母は、頬に手を当て、何やら考えあぐねている。何か不服なことがあるときのクセらしい。  そんな様子の母を見て、娘は言う。 「思ったより、濃くない?」 「そう、ママもそう思う」  2人の意向を受け、業者が少し薄い色に替えると、母が満足げな顔をする。  それを見た娘は、すかさず言うのだ。 「うん、いい! 私、こっちのほうが好き!」 「そう? みっちゃんがそう言うのなら、そうしようか」  母は、娘を思いやって自分の意見を主張せず、娘の好みに合わせようとする。娘は、母を思いやって母の意見を先回りしてくみ取り、自分の意見のように主張する。そうして母は、娘の意見として、自分の思い通りに事を運んでいく。そこに、娘の本当の好みは入っていない。母の好みをくんだ上での好みだ。  ここでのポイントは、どちらもまったく悪気がないことだ。むしろ、お互いにお互いを思いやり尊重し、“共犯関係”が成立している。  そんな2人がひとりの男性と出会うことによって、その関係性に歪みが生じてくる。  彼女たちが家を新築する際、担当となった現場監督・松島(柳楽優弥)である。  母が人形作りのアシスタントをしているのも、子どもを自分の分身=人形のように扱うメタファーだろうし、この家族が家の新築を始めたのも、これから彼女たちの関係性を再構築するメタファーだろう。それを“指揮”することになるのが、松島なのだ。  彼は、持ち前の人懐っこさと積極性で、2人の間に入り込んでいく。  最初に彼に好感を持った母は、「なんかお似合いね」「(松島を)デートに誘っていいわよ」と美月に提案する。  娘は困惑するが、母に勧められたから渋々了承するのだ。  母娘の関係性に亀裂が入ったのは、このデートが発端だった。  そこで娘は、母が2人を尾行している姿を見てしまう。 「超能力がある」みたいに自分のことをわかってくれるのは、実は母が彼女を尾行したり、日記を盗み見たりして監視していたからだったのだ。動揺する娘に、彼は「もっと自分の好みを主張したほうがいい」と諭す。「自分の好みを言っている」と反論する彼女に、彼はこう返す。 「僕も母の顔色ばっかり見る子どもだったんで、君のことが全部わかる」  お互いがお互いを「全部わかる」と思い合う関係。それは一見、幸福だが、一皮むけば恐怖にほかならない。気持ちなんて、自分にだってわからない。にもかかわらず、愛情さえあれば相手の気持がわかる、と錯覚してしまう。 「全部わかる」は、「そんなはずじゃない」に一瞬で変容する。自分が思っている相手の像とは違う言動を目にしてしまったら、「そんなの、本当のあなたではない」と思ってしまう。  それは愛情の暴力だ。そこに「愛しているから」とか「思いやっているから」という“正義”が入っているから、たちが悪い。  悪気のない正義ほど、強く、怖いものはないのだ。お互いがお互いを好きすぎることから生じる歪み。それはあまりにも切なく、恐ろしい。ホームドラマであり、母娘の“ラブ”ストーリーであり、サイコ・ホラーかのようでもある。  母娘は、ついにぶつかり叫び合う。 「あなたの気持ちをこの世で一番大事に思っているのは、ママなのよ!」 「それ、私の気持ちじゃない!」  彼女たちの大きな目が、震えている。  そう、このドラマは目が印象的なドラマだ。みんな目が強い。斉藤由貴の常に狂気をはらんだ目と、波瑠の常に何かに戸惑っているような目、そして、柳楽優弥の力強く見据えているようで、どこかくすんでいる目。  第3話以降、母の「暴走」が本格化していくという。そのとき、彼女たちの目は、どのように変化していくのだろうか? (文=てれびのスキマ http://d.hatena.ne.jp/LittleBoy/「テレビ裏ガイド」過去記事はこちらから

逃れられない母娘関係の呪縛……『お母さん、娘をやめていいですか?』が描く、“愛情”という名の暴力

逃れられない母娘関係の呪縛……『お母さん、娘をやめていいですか?』が描く、愛情という名の暴力の画像1
『お母さん、娘をやめていいですか?』|NHK ドラマ10
「ママには超能力があるんだと思う。だって、離れていても、私が困っているのがわかる」  時に親友のように、時に恋人のように仲がよい母娘。  娘は、仕事や恋愛の状況、悩みを逐一報告し、母はそれに丁寧に答えていく。母も娘も、お互いが誰よりも相手が自分をわかってくれる存在だと認め、誰よりも自分が相手のことをわかると自負している。  そんな蜜月の関係の危うさを描いたのが『お母さん、娘をやめていいですか?』(NHK総合)だ。  娘・美月を波瑠が、母・顕子を斉藤由貴が演じている。親子役がとてもしっくりくる2人だ。  斉藤は『はね駒』(1986年)、波瑠は『あさが来た』(2015年)と、ともに朝ドラの主演を演じた2人が同じNHKドラマで母娘を演じているという関係性も面白い。  この母娘は、ともに朝ドラヒロインのように「善良」な人だ。基本的に明るく前向きで、相手のことを思いやっている。この2人の関係性を、ドラマでは繰り返し描いている。  たとえば、新築する家の壁紙とフローリングを画像で確認するシーンだ。 「これって、お願いした色?」 と聞き返す母は、頬に手を当て、何やら考えあぐねている。何か不服なことがあるときのクセらしい。  そんな様子の母を見て、娘は言う。 「思ったより、濃くない?」 「そう、ママもそう思う」  2人の意向を受け、業者が少し薄い色に替えると、母が満足げな顔をする。  それを見た娘は、すかさず言うのだ。 「うん、いい! 私、こっちのほうが好き!」 「そう? みっちゃんがそう言うのなら、そうしようか」  母は、娘を思いやって自分の意見を主張せず、娘の好みに合わせようとする。娘は、母を思いやって母の意見を先回りしてくみ取り、自分の意見のように主張する。そうして母は、娘の意見として、自分の思い通りに事を運んでいく。そこに、娘の本当の好みは入っていない。母の好みをくんだ上での好みだ。  ここでのポイントは、どちらもまったく悪気がないことだ。むしろ、お互いにお互いを思いやり尊重し、“共犯関係”が成立している。  そんな2人がひとりの男性と出会うことによって、その関係性に歪みが生じてくる。  彼女たちが家を新築する際、担当となった現場監督・松島(柳楽優弥)である。  母が人形作りのアシスタントをしているのも、子どもを自分の分身=人形のように扱うメタファーだろうし、この家族が家の新築を始めたのも、これから彼女たちの関係性を再構築するメタファーだろう。それを“指揮”することになるのが、松島なのだ。  彼は、持ち前の人懐っこさと積極性で、2人の間に入り込んでいく。  最初に彼に好感を持った母は、「なんかお似合いね」「(松島を)デートに誘っていいわよ」と美月に提案する。  娘は困惑するが、母に勧められたから渋々了承するのだ。  母娘の関係性に亀裂が入ったのは、このデートが発端だった。  そこで娘は、母が2人を尾行している姿を見てしまう。 「超能力がある」みたいに自分のことをわかってくれるのは、実は母が彼女を尾行したり、日記を盗み見たりして監視していたからだったのだ。動揺する娘に、彼は「もっと自分の好みを主張したほうがいい」と諭す。「自分の好みを言っている」と反論する彼女に、彼はこう返す。 「僕も母の顔色ばっかり見る子どもだったんで、君のことが全部わかる」  お互いがお互いを「全部わかる」と思い合う関係。それは一見、幸福だが、一皮むけば恐怖にほかならない。気持ちなんて、自分にだってわからない。にもかかわらず、愛情さえあれば相手の気持がわかる、と錯覚してしまう。 「全部わかる」は、「そんなはずじゃない」に一瞬で変容する。自分が思っている相手の像とは違う言動を目にしてしまったら、「そんなの、本当のあなたではない」と思ってしまう。  それは愛情の暴力だ。そこに「愛しているから」とか「思いやっているから」という“正義”が入っているから、たちが悪い。  悪気のない正義ほど、強く、怖いものはないのだ。お互いがお互いを好きすぎることから生じる歪み。それはあまりにも切なく、恐ろしい。ホームドラマであり、母娘の“ラブ”ストーリーであり、サイコ・ホラーかのようでもある。  母娘は、ついにぶつかり叫び合う。 「あなたの気持ちをこの世で一番大事に思っているのは、ママなのよ!」 「それ、私の気持ちじゃない!」  彼女たちの大きな目が、震えている。  そう、このドラマは目が印象的なドラマだ。みんな目が強い。斉藤由貴の常に狂気をはらんだ目と、波瑠の常に何かに戸惑っているような目、そして、柳楽優弥の力強く見据えているようで、どこかくすんでいる目。  第3話以降、母の「暴走」が本格化していくという。そのとき、彼女たちの目は、どのように変化していくのだろうか? (文=てれびのスキマ http://d.hatena.ne.jp/LittleBoy/「テレビ裏ガイド」過去記事はこちらから

「松本さんを本の宣伝に利用したのか!」角田信朗の“共演NG騒動”とは、なんだったのか

「松本さんを本の宣伝に利用したのか!」角田信朗の共演NG騒動とは、なんだったのかの画像1
 ここ1週間、話題をさらったのが、格闘家でタレントの角田信朗が暴露したダウンタウン・松本人志との“確執騒動”だ。  角田は今月16日、ブログでダウンタウンの番組の出演依頼を断ったのを機に8年以上、共演NGになっていることを示唆し、関係修復を呼びかけた。  これに松本は、22日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で真相を告白。8年前の『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』(日本テレビ系)の企画で、角田にゲームのレフェリーを依頼したが、収録2日前になってドタキャンされたことで、収録自体が流れてしまったという。各所に多大な迷惑を与えたため、以後、日テレは角田の出演を控えることに……。  松本いわく「共演NGとかいう、ちっちゃい話ではない」という。  松本の説明を受け、自分の思い込みだったことを悟った角田は23日にブログで「私の認識が甘く、松本氏を始め、お仕事に携わられた多数の方々にご迷惑をおかけ致しましたこと、誠に申し訳ありません。改めて謝罪致します」と謝罪。一件落着したかに見えたが……。 「結局、何がしたかったの? ということですよ。角田は格闘界からも見放されていて、仕事量は全盛期の半分以下。今回の騒動で、角田の名前を思い出した人も多かったのではないか。売名説がささやかれるのも、無理はありません」(スポーツ紙記者)  角田は、4月に著書を2冊出版するという。このままいけば、出版イベントには芸能マスコミが大挙押し寄せることが想定される。  当の角田は先手を打って、ブログで「春に出版する二冊の本のプロモーションなんかではありませんよ」と否定しているが、自分から言うところが、なんともわざとらしい。  お笑い関係者の間では「松本さんを本の宣伝に利用しやがった!」と、怒りの声も上がっている。本は売れても、角田の代償は大きそうだ。

「松本さんを本の宣伝に利用したのか!」角田信朗の“共演NG騒動”とは、なんだったのか

「松本さんを本の宣伝に利用したのか!」角田信朗の共演NG騒動とは、なんだったのかの画像1
 ここ1週間、話題をさらったのが、格闘家でタレントの角田信朗が暴露したダウンタウン・松本人志との“確執騒動”だ。  角田は今月16日、ブログでダウンタウンの番組の出演依頼を断ったのを機に8年以上、共演NGになっていることを示唆し、関係修復を呼びかけた。  これに松本は、22日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で真相を告白。8年前の『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』(日本テレビ系)の企画で、角田にゲームのレフェリーを依頼したが、収録2日前になってドタキャンされたことで、収録自体が流れてしまったという。各所に多大な迷惑を与えたため、以後、日テレは角田の出演を控えることに……。  松本いわく「共演NGとかいう、ちっちゃい話ではない」という。  松本の説明を受け、自分の思い込みだったことを悟った角田は23日にブログで「私の認識が甘く、松本氏を始め、お仕事に携わられた多数の方々にご迷惑をおかけ致しましたこと、誠に申し訳ありません。改めて謝罪致します」と謝罪。一件落着したかに見えたが……。 「結局、何がしたかったの? ということですよ。角田は格闘界からも見放されていて、仕事量は全盛期の半分以下。今回の騒動で、角田の名前を思い出した人も多かったのではないか。売名説がささやかれるのも、無理はありません」(スポーツ紙記者)  角田は、4月に著書を2冊出版するという。このままいけば、出版イベントには芸能マスコミが大挙押し寄せることが想定される。  当の角田は先手を打って、ブログで「春に出版する二冊の本のプロモーションなんかではありませんよ」と否定しているが、自分から言うところが、なんともわざとらしい。  お笑い関係者の間では「松本さんを本の宣伝に利用しやがった!」と、怒りの声も上がっている。本は売れても、角田の代償は大きそうだ。

西内まりやは、“経歴だけ”人気者? 「月9初回最低」「映画は大コケ」「CDは10位圏外」の惨況

 西内まりや主演の月9ドラマ『突然ですが、明日結婚します』(フジテレビ系)が1月23日にスタートし、平均視聴率は8.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で、月9ドラマ初回のワースト記録を更新した。この結果を受け、マスコミ関係者の間では「西内は本当に数字を持っていない」とささやかれているという。

 同ドラマの原作は漫画家・宮園いづみの同題作品で、結婚したい女・高梨あすか(西内)と結婚したくない男・名波竜(flumpool・山村隆太)が織りなすラブコメディとなっている。

「近年の視聴率低迷が影響し、今回の月9はギリギリまでキャストが決まらないという異常事態が起きていました。土壇場になってようやく西内に決まったのですが、彼女は1月8日に行われたドラマのPR会見で、当初予定していた海外留学を中止して月9のオファーを受けたことを告白。フジとしては、キャスティング難航の背景は伏せておきたかったはずですが、西内自ら裏事情を暴露してしまうという異例の会見となりました」(テレビ局関係者)

 そんなドタバタな舞台裏が影響してか、初回視聴率が月9史上最低を更新した同ドラマ。主演・西内に対しては、以前からネット上で「本当に人気があるのか?」と懐疑的な声が飛び交っている。

「西内は2007年、人気タレントを多く輩出している『nicola(ニコラ)』(新潮社)の専属モデルとしてデビュー。10年に同誌を卒業してからは、15年まで『Seventeen』(集英社)モデルとして活動していました。モデル活動と並行して、女優業にも進出し、08年『正義の味方』(日本テレビ系、志田未来主演)で女優デビュー、11年には『スイッチガール!!』(フジテレビTWO)で初主演し、13年には『山田くんと7人の魔女』(フジテレビ系)で地上波連続ドラマ初主演を果たすなど、順調にステップアップ。さらには14年、『LOVE EVOLUTION』で歌手デビューし、『第56回日本レコード大賞 最優秀新人賞』を受賞しています。経歴だけ見ると、華々しい活動を続けてきた若手人気タレントといえるでしょう」(芸能記者)

 そのほかにも、西内は13年、「10代の女子がなりたい顔の20歳以下の女優ランキング」(gooランキング)で1位を獲得。ティーンに人気というイメージが世間に認知されつつあったものの、業界内でその人気が疑問視されだしたのが、15年、プライムタイムで初主演を果たした『ホテルコンシェルジュ』(TBS系)だったという。

「『ホテルコンシェルジュ』は、全話平均7.9%と大コケ。しかし、その裏番組であるEXILE・AKIRA主演『HEAT』(フジテレビ系)が、第6話で2.8%という歴史的大爆死を記録したおかげで、西内はそこまでバッシングを受けなかったのも事実です。しかし、マスコミ関係者の間では、『西内には大役すぎた』『西内の勢いもここまでかも』などと、さかんにいわれていましたし、一部ネットユーザーからは『モデル、歌手、女優、どれも中途半端』『事務所のゴリ押しタレントでしょ?』といった指摘も出ていました」(同)

 また西内は、昨年10月公開の初主演映画『CUTIE HONEY TEARS』も大コケ。映画ランキングトップ10圏外で、ネット上では、「映画館がガラガラ」という報告が多数上がっていた。

 そんな西内は、歌手活動も順風満帆とはいえないようだ。今までに6枚のシングルCDを発売しているが、これまでオリコン週間ランキングでトップ10入りを果たした作品は、15年5月発売の「ありがとうForever…」しかなく、しかもギリギリの10位止まり。

「ファーストシングル『LOVE EVOLUTION』は、最高19位という結果だったにもかかわらず、レコ大最優秀新人賞を受賞し、当時から『出来レースではないか』とささやかれていたものです。昨年9月に発売した最新作『BELIEVE』は11位で、推定初回売り上げは8,613枚、昨年5月の『Chu Chu/HellO』は18位で、推定初回売上は7,318枚と2作連続で1万枚割れ。15年10月にリリースした『Save me』は、上川隆也主演『エンジェル・ハート』(日本テレビ系)の主題歌に起用され、西内自身が同ドラマのために書き下ろしたと、当時宣伝されましたが、最高16位、推定初回売り上げ枚数も1万98枚というありさまでした」(同)

 何をやっても結果を出せず、ネット上でも「一体、何がしたいのかわからない」などと批判されることが増えている西内。月9主演で、いよいよ「数字を持っていない」ことが、白日の下にさらされてしまうのだろうか。