15日にオンエアされた木村拓哉主演の連続ドラマ『A LIFE~愛しき人~』(日曜午後9時~/TBS系)初回視聴率は14.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で、なんとも微妙な数字だった。「好スタート」と報じたメディアも多かったが、果たして、この視聴率は良いのか悪いのか? 木村は1996年4月期『ロングバケーション』(フジテレビ系)で連ドラ初主演を務めて以降、数々のドラマで主役を張ってきた。同ドラマをはじめ、『ラブジェネレーション』(97年10月期/同)『ビューティフルライフ~ふたりでいた日々~』(2000年1月期/TBS系)、『HERO』(01年1月期/フジテレビ系)、『GOOD LUCK!!』(03年1月期/TBS系)、『プライド』(04年1月期/フジテレビ系)、『華麗なる一族』(07年1月期/TBS系)など、数多くの連ドラを大ヒットに導き、“平成の視聴率男”の名を欲しいままにしてきた。 しかし、『月の恋人~Moon Lovers~』(10年4月期/フジテレビ系)は全話平均16.9%にとどまり、木村の主演ドラマ史上、ワースト視聴率を記録。その後の『南極大陸』(11年10月期/TBS系)は18.0%、『PRICELESS~あるわけねぇだろ、んなもん!~』(12年10月期/フジテレビ系)は17.7%と、いずれも20%に届かず。『安堂ロイド~A.I.knows LOVE?~』(13年10月期/TBS系)に至っては、『GOOD LUCK!!』以来、約10年ぶりに柴咲コウとのコンビが復活したにもかかわらず、12.8%と不振で、自己ワーストを大きく更新し、その人気に陰りが見えていた。 『HERO』第2シリーズ(14年7月期/フジテレビ系)では21.3%をはじき出し、なんとか“平成の視聴率男”の面目を保ったが、『アイムホーム』(15年4月期/テレビ朝日系)では14.8%と、平凡な数字に終わっていた。 そんな中、1年9カ月ぶりの主演ドラマとなった『A LIFE』の初回14.2%という数字は、木村の主演ドラマでは過去最低だった『アイムホーム』の16.7%を下回り、ワーストとなってしまったのだ。一連のSMAP解散、事務所独立騒動で、ジャニーズファンの中でも“悪役”と化してしまった木村だけに、ファンがソッポを向いたとも考えられるが、半面、注目を集めていたのも事実で、これではなんとも寂しい視聴率となってしまった。「悪くても15%、うまくいけば20%超」を、予想していたTBSとしては大誤算もいいところ。 「ヒロイン・竹内結子をはじめ、浅野忠信、松山ケンイチ、木村文乃、菜々緒、柄本明、及川光博と、キャストは超豪華。それこそ、このドラマの出演者を主演に起用して、何本も連ドラを作れるほど。当然のことながら、ギャラ総額は膨れ上がり、20%前後は取らないと採算が合わないといわれているので、14%台に低迷した初回視聴率に、制作陣は青ざめています。その意味では、初回は惨敗ですね」(テレビ誌関係者) 確かに、時代の変遷とともにテレビ視聴動向が変化し、近年ドラマの視聴率が全体的に低下傾向で「10%超えれば上出来」といわれるようになってきた。これが、ほかのドラマなら“好発進”でいいのだろうが、なんせ主演は木村だ。かつ、制作費が膨大にかかっているだけに、今後確実に15~20%は取らなければ、“高視聴率”とはいえないだろう。 むろん、ドラマはまだ始まったばかりで、結論付けるのは早計。第2話以降、巻き返しを図れれば、木村の面目は保たれるし、TBSも大損しなくて済むのだが……。 (文=田中七男)TBS系『A LIFE~愛しき人~』番組サイトより
日別アーカイブ: 2017年1月19日
『A LIFE』初回は木村拓哉主演ドラマ史上最低視聴率! 14.2%は良いのか悪いのか?
15日にオンエアされた木村拓哉主演の連続ドラマ『A LIFE~愛しき人~』(日曜午後9時~/TBS系)初回視聴率は14.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で、なんとも微妙な数字だった。「好スタート」と報じたメディアも多かったが、果たして、この視聴率は良いのか悪いのか? 木村は1996年4月期『ロングバケーション』(フジテレビ系)で連ドラ初主演を務めて以降、数々のドラマで主役を張ってきた。同ドラマをはじめ、『ラブジェネレーション』(97年10月期/同)『ビューティフルライフ~ふたりでいた日々~』(2000年1月期/TBS系)、『HERO』(01年1月期/フジテレビ系)、『GOOD LUCK!!』(03年1月期/TBS系)、『プライド』(04年1月期/フジテレビ系)、『華麗なる一族』(07年1月期/TBS系)など、数多くの連ドラを大ヒットに導き、“平成の視聴率男”の名を欲しいままにしてきた。 しかし、『月の恋人~Moon Lovers~』(10年4月期/フジテレビ系)は全話平均16.9%にとどまり、木村の主演ドラマ史上、ワースト視聴率を記録。その後の『南極大陸』(11年10月期/TBS系)は18.0%、『PRICELESS~あるわけねぇだろ、んなもん!~』(12年10月期/フジテレビ系)は17.7%と、いずれも20%に届かず。『安堂ロイド~A.I.knows LOVE?~』(13年10月期/TBS系)に至っては、『GOOD LUCK!!』以来、約10年ぶりに柴咲コウとのコンビが復活したにもかかわらず、12.8%と不振で、自己ワーストを大きく更新し、その人気に陰りが見えていた。 『HERO』第2シリーズ(14年7月期/フジテレビ系)では21.3%をはじき出し、なんとか“平成の視聴率男”の面目を保ったが、『アイムホーム』(15年4月期/テレビ朝日系)では14.8%と、平凡な数字に終わっていた。 そんな中、1年9カ月ぶりの主演ドラマとなった『A LIFE』の初回14.2%という数字は、木村の主演ドラマでは過去最低だった『アイムホーム』の16.7%を下回り、ワーストとなってしまったのだ。一連のSMAP解散、事務所独立騒動で、ジャニーズファンの中でも“悪役”と化してしまった木村だけに、ファンがソッポを向いたとも考えられるが、半面、注目を集めていたのも事実で、これではなんとも寂しい視聴率となってしまった。「悪くても15%、うまくいけば20%超」を、予想していたTBSとしては大誤算もいいところ。 「ヒロイン・竹内結子をはじめ、浅野忠信、松山ケンイチ、木村文乃、菜々緒、柄本明、及川光博と、キャストは超豪華。それこそ、このドラマの出演者を主演に起用して、何本も連ドラを作れるほど。当然のことながら、ギャラ総額は膨れ上がり、20%前後は取らないと採算が合わないといわれているので、14%台に低迷した初回視聴率に、制作陣は青ざめています。その意味では、初回は惨敗ですね」(テレビ誌関係者) 確かに、時代の変遷とともにテレビ視聴動向が変化し、近年ドラマの視聴率が全体的に低下傾向で「10%超えれば上出来」といわれるようになってきた。これが、ほかのドラマなら“好発進”でいいのだろうが、なんせ主演は木村だ。かつ、制作費が膨大にかかっているだけに、今後確実に15~20%は取らなければ、“高視聴率”とはいえないだろう。 むろん、ドラマはまだ始まったばかりで、結論付けるのは早計。第2話以降、巻き返しを図れれば、木村の面目は保たれるし、TBSも大損しなくて済むのだが……。 (文=田中七男)TBS系『A LIFE~愛しき人~』番組サイトより
干され女優・のんが渡辺えりの劇団で本格復帰!? レプロと話し合い進まず「いまだ民放はスルー」
能年玲奈から改名した女優・のんが、『あまちゃん』(NHK)で共演した渡辺えり率いる劇団「オフィス3○○」の公演に出演予定であると、19日発売の「週刊新潮」(新潮社)が報じている。 前所属事務所・レプロエンタテインメントとのトラブルの末、昨年7月に改名を余儀なくされたのん。改名と同時に自身が代表取締役を務める個人事務所・株式会社nonを設立したが、昨年公開のアニメ映画『この世界の片隅に』で主人公の声を演じた以外、いまだ女優仕事が決まったとの情報は入ってこない。 「改名発表時には、女優を中心にやっていきたいと息巻いていたのんですが、前事務所とのトラブルが解決しない限り、以前のような女優活動は難しい。テレビ出演も、現段階ではNHKの情報番組に2度出たのみで、民放はレプロの顔色を窺っている状態。一時、小泉今日子がプロデュースする舞台に出演するというウワサが飛び交いましたが、その動きもまだない」(芸能記者) そんな中、「新潮」の取材に応じた渡辺は、のんとの共演について「いつとはきちっと言えません」と時期を濁しながらも、「機が熟したらやりたいと思っています」と計画があることを明言。のんは、上演中の「オフィス3○○」の舞台『鯨よ!私の手に乗れ』のイラストを担当しており、どうやらこれは“手始め”のようだ。 渡辺といえば、『あまちゃん』では、のん演じる主人公に“ウニ採り”を教える先輩海女役を演じた名女優。自身の劇団では、作・演出・出演と全てを担う演劇界の重鎮だ。 「渡辺主宰の劇団であれば、横槍も入れにくい。ただ、レプロがのん潰しを続ける気であれば、渡辺がレプロの所属タレントと共演NGになる可能性はありそう。のんはまだまだ、芸能界ではアンタッチャブルな存在です」(同) ネット上では、「早くのんちゃんの演技が見たい」という声が相次いでいるだけに、舞台出演が決まれば、チケットの争奪戦が巻き起こりそうだ。
芦田愛菜、フジ連ドラ主演から「テレ東深夜」に転落――“芸能界のドン”バックアップも消滅?
昨年4月期、フジテレビ系ドラマ『OUR HOUSE』で主演を務めた“天才子役”こと芦田愛菜が今期、テレビ東京の深夜ドラマ『山田孝之のカンヌ映画祭』に出演し、話題になっている。
同ドラマは昨年夏、「カンヌ国際映画祭」に出品する映画の製作を目指す山田と、その友人である映像作家・山下敦弘氏の取り組みに密着したドキュメンタリードラマ。芦田は、山田がプロデュースを務める映画の主演女優に抜てきされたという設定で出演している。
「撮影がスタートしたのは、『OUR HOUSE』がクランクアップした頃の時期。おそらく、以前ならば間違っても受けなかったオファーでしょう。ところが芦田は、このところ仕事のオファーが激減しているそうで、事務所は背に腹はかえられぬと、この仕事を受けたといいます。特に視聴率を気にする必要もない作品で、山田のテンションが異常に高いというノリのいい現場だけに、芦田は楽しんで毎回撮影しているとか」(テレビ東京関係者)
芦田が大ブレークしたのは、同じ子役である鈴木福との共演が話題となった『マルモのおきて』(フジテレビ系、2011年4月期)がきっかけ。同年7月に発売された同ドラマの主題歌「マル・マル・モリ・モリ!」はオリコンランキングで2位を獲得するなど、人気を博していた。
「ブレークしたことで、“芸能界のドン”ことバーニングプロの周防郁雄社長がバックについたんです。そのため、どんどん大きな仕事が舞い込んできたものの、次第にギャラは高騰。事務所の要求も増えていき、いつしか使いにくい大女優のような存在になってしまいました」(芸能プロ関係者)
ドラマの出演本数は11年が8本、12年が3本、13年が1本、14年が3本、15年と昨年が1本ずつ。今年は、『山田孝之のカンヌ映画祭』以外、特に大きな仕事はまだ発表されていない。
「同じ事務所だと、鈴木梨央や寺田心の勢いの方が芦田を上回っています。一時期のように、周防氏がバックアップすることもなくなったようで、再ブレークするのはなかなか難しいかもしれませんね。同年代だと、フィギュアスケート選手としても活躍する本田望結の方がメディアの注目度が高いだけに、芦田はすっかり“過去の人”のような扱いになりつつあります」(同)
ただし、『山田孝之のカンヌ映画祭』はコアなファンに人気の作品。これまでのイメージを打破して、新たなファン層を獲得できれば、再浮上の可能性もありそうだが……。
元ハリガネロック・ユウキロックが語る、お笑い界で「迷子」になった芸人がすべき“決断”
漫才師としては異色なパンクファッション、そしてグラサンを外して「目ぇ離れてました~」。テンポのいいボケ、ひょうひょうとしたツッコミで、初期『M-1』の常連コンビだったハリガネロック。2014年にコンビを解消し、芸人人生に幕を引いたユウキロックが初の自叙伝『芸人迷子』(扶桑社)を上梓した。一時は渋谷公会堂を単独で埋め尽くした彼が「売れなかった」と振り返る過去、自分を飛び越えていく天才たち、そして相方へのやるせない思い……。地獄を見たユウキロックが語る、複雑化したお笑い界で「迷子」から抜け出すために芸人がすべき“決断”とは――。 ――『芸人迷子』拝読致しました。これは……執筆するのがつらい部分もあったのではないかと思いますが、あらためて今どんな気持ちでいらっしゃいますか? ユウキロック 今はもうスッキリしましたね。まず、本当に(メルマガ「水道橋博士のメルマ旬報」での)連載を始められるかどうかというのも半信半疑だったので、正直書籍にするなんておこがましいと思ってました。ただ、仕事の中で、これだけが嫌な仕事でした。 ――思い出したくないことが多かったですか? ユウキロック 解散して前向きに頑張ろうという中で、この振り返りの作業だけが残ってしまったんですよ。さらに書籍化のお話いただいて、まとめることになって、大幅に加筆もしました。終わったときは、これでようやく解放されると。解散は2年前ですけど、これで本当に終わったんだなって。 ――メルマガで書いているときの気持ちと、書籍としてまとめているときの気持ちは違いましたか? ユウキロック メルマガのときは、過去の自分の失敗だけではなく「漫才」「お笑い」「演芸」に関する細かいことも書いていました。でも、書籍ではテーマをひとつに絞りたいなと。“ちょっと調子よかった芸人”が落ちていくさまというのが、本一冊で見せられたらいいなというのがありました。まとめながら思い出したこともあったし、書籍だからこそ書かなアカンこともあったので、また違う苦労がね……。 ――時間軸が行きつ戻りつするのが印象的でした。 ユウキロック 「どうまとめるのか」っていうのが、一番時間がかかったところかもしれません。自分が芸人を始めてから解散するまでを、ただ普通に書いても面白くないなと。面白くないというか、そうじゃないなって。やっぱり調子よかったときより落ち込んでいたとき、自分が一番衝撃受けて、自分がやってきたことが失敗だったんじゃないかって気づいた日から過去をひもといていこうと。そうすると「これを成功させようとしてやったことが、この失敗の始まりやった」というのもわかってきた。『(爆笑)オンエアバトル』(NHK)で勝つためにやっていたことが、『M-1(グランプリ)』(テレビ朝日系)ではアカンかったとか。自分がやってきたことって、なんやったんかな……って、それを自分自身にわからせるための作業だったかもしれないですね。 ――周囲の反響は、いかがですか? ユウキロック そうですね。自分や編集さんが想像した以上に、ある種、戸惑いを覚えるくらいの反響をいただいています。自分は二十数年やってきた芸人人生、結局うまくいかなかったし、取るに足らない人生やったんかなって思いながら書いてました。でも、読んでくれた方はいろいろ感じてくれたというのが、それが本当にうれしかったです。 ――寄せられた反響で、印象に残っているものは? ユウキロック (平成)ノブシコブシの徳井(健太)くんが「骨削って血で書いてる」っていうふうに言ってくれて。「こういう世界で生きてる人間は全員読むべきだ」と。あと徳井くん自身が今の状況を考えて、あいつは全然そんなことないけど、しっかりできている人間なんだけど、「俺は芸能界のRPGでいうと村人Aでしかない。それはどうなんだ?」と。そういうことを考えてくれたのはうれしかったし、書いてよかったなと思いました。 ――芸人さんに取材すると、みなさんからよく聞くんです。「芸人は楽しい。楽しいから、辞め時がわからない」と。そういう人にとっては、ある種、残酷な書でもあるのかなと思いました。 ユウキロック 「はっきり答えを出しなさい」っていう本ですからね(笑)。でも、芸事やっている人間には考えてほしいんですよ。どれくらい本気で取り組んでいるのかということを。僕もやっぱり20代30代、その20年くらいは、ほかのことを何も考えずに漫才だけに打ち込んだって、胸張って言える。それだけはね。今と当時じゃ、環境も全然違うけど、でもそれくらいの気持ちでやってほしいなと思います。撮影=尾藤能暢
■芸人全体が「村人A」化 ――ユウキロックさんはストイックすぎるくらいにストイックだったんだなと、本を読んであらためて思いました。 ユウキロック 芸事に関するこだわりが強すぎるので辞めた、っていうところはあるんでしょうね。 ――今のお笑い界では、その「こだわり」がマイナスに働くこともあると思いますか? ユウキロック 今は僕がやってた頃より、団体競技感が強い。みんな仲いいほうがいい。みんなと合わせられる、協調性のある人間が生き残れるのかなって。ダウンタウンさんみたいな人は絶対に現れない。 ――お客さんが、そういう芸人を望んでいるのでしょうか? ユウキロック お客さんというより、テレビじゃないですかね。テレビが求めていると思う。だから、テレビの変革者の人が現れて、芸人の変革者が現れて、そのときに変わるんかなぁとは思いますね。それこそダウンタウンさん、ナインティナインさん、ロンブー(ロンドンブーツ1号2号)さん……あぁロンブーは後輩か(笑)。ロンブーくらいまでじゃないですかね。囲うじゃないけど、冠番組しかやらせないでしょ。今はそういう芸人を作ろうともしていないし。それより、売れてる先輩と仲良いほうがチャンスもあるんでしょうし。 ――芸人全体が「村人A」化しているのかもしれないですね。 ユウキロック そうです。全員がそうなってる。 ――お正月に、とろサーモンの久保田(和靖)さんがTwitterで「売れた者の金で海外にいってる去年何もしてない労働なき後輩や先輩に告ぐ」とつぶやいていたんですよね。君たちが海外の景色を見ている間に、自分は劇場でお客さんを笑わせていたという旨の。 ユウキロック あいつ……そういうキャラじゃないですけどね(笑)。エライですね。まぁでもね……この本には書かなかったですけど、それしなかったことも僕のひとつ失敗かなと思ってるんですよ。僕は、なかなか扱いにくい芸人だと思われていた気がするんですよ、先輩たちから。相方は相方で、好きな人としか一緒にいない。両方とも、(先輩との)そういう付き合いをしてこなかったのが大きかったかなぁと思うんです。 ――難しいですね……。 ユウキロック それこそ久保田くんが言っていること、売れてる先輩芸人の金で海外に行くことを仮に能力のある芸人がやっていたとしたら、そのときのエピソードを劇場やバラエティ番組で面白おかしく話すじゃないですか。でも、なんでかわからないですけど、先輩のお金で海外行く芸人は能力ない人間が多いんで。 ――……。 ユウキロック あ、全部書いてもらっていいですからね。躊躇しないで結構ですから。 ――「先輩のお金で海外行く芸人は、能力ない人間が多い」。 ユウキロック だって、自分の金を使わずに先輩と海外行って、エピソード作って、先輩の面白いところって先輩自身が言うわけにはいかないんで、そいつが出てきて面白おかしく話したらテレビで使われますよ。たとえば久保田くんがね、久保田くんは腕のある人間ですから、うまいことひょいひょいして、先輩と一緒に旅行行って、そういうことやったら状況も変わってくるかもしれない。久保田くんの言ってることは正しい。ただ、この世界では何が「正しい」のかわからない。 ――ご自身の経験を踏まえると。 ユウキロック そうですね。 ――本当に芸人さんが「売れる」ための要素って、多すぎますよね。「人気」「実力」「かわいげ」……「タイミング」もあるでしょうし。 ユウキロック タイミングが一番かもしれませんね。 ――ユウキロックさんが活躍されていた頃だと、やはり『M-1』でしょうか。 ユウキロック 『M-1』はデカイですね。『M-1』前後で、環境がガラッと変わりましたからね。『(オレたち)ひょうきん族』(フジテレビ系)終わって以降、芸人全体で売れるっていうのが、しばらくなかったんですよ。だから僕たちは、個の力で売れていった人たち、ダウンタウンさん、とんねるずさん、ウンナン(ウッチャンナンチャン)さん……その人たちに憧れて、その人たちを目指してやってきたんです。ネタで評価されてテレビ出て冠やって、そこでコントやって……みたいな。みんなトガってたけど、ピュアやったんですよ。「ネタさえ評価されたらええのや」って。「面白かったら、なんとかなる」って。それが『M-1』ができて、『エンタ(の神様)』(日本テレビ系)とか『(爆笑)レッドカーペット』(フジテレビ系)とかどんどん始まって、そのシステム自体が変わりましたし、全体で売れるようになった。今はその「『M-1』さえ獲れば」……というのすら違うでしょ? 賞獲った人じゃなくて、テレビ的にいいと思う人を使います……という。今は、どうやったら売れるのかわからない。でも、ある意味、チャンスも多くなっている。若い頃は後輩に「兄さん、このネタどうですか?」と聞かれたら、すぐ「こんなん絶対アカンで」「売れへん」とか答えられましたけど、そういうネタがテレビに出たりするので、今は何も言えない(笑)。素っ裸でおぼんで前隠して踊るみたいな芸人を、昔はみんな嫌ってましたからね。「汚れや」言うて。トガってたんでね。でも、今はそんな時代じゃない。何がどう化けるかわからない。どう売れたらいいかわからん分、どう売れるかもわからない。
■「お笑い講師」としての指針 ――ユウキロックさんは、いま講師としてお笑いを教えてらっしゃるんですよね。難しさはないですか? ユウキロック 難しいですけど、やるにあたって指針のようなものは決めました。 ――それはどのような? ユウキロック あの、レギュラーっているじゃないですか。レギュラーはあるある探検隊で売れましたけど、あれ当時、劇場の支配人が「あんなおもんないことやんな」って言って、彼ら自身もずっと封印していたネタなんですよ。でも、暮れの『オールザッツ漫才』(毎日放送)という漫才コンテストの番組で、久しぶりにあるある探検隊をやったんです。それを『めちゃイケ』(フジテレビ系)のスタッフが見ていて、「笑わず嫌い王」にブッキングされて、売れた。支配人の判断は間違いとは言わないですけど、やっぱりスタッフや講師たちは「怒る」人が多い。僕は、みんな人生賭けてやってると思うので、自分がそれを壊したくないんです。やりたいことは好きにやってくれと。技術は高いけど個性がない人には個性の出し方を教えるし、技術ないけどすごい突出したことやっている人には、それをわかりやすくするための技術をしっかり教える。だから、講師になってから、怒ったことは一回もない。 ――なるほど。 ユウキロック とはいいつつ、吉本以外は、スクール入った1年後に契約うんぬんがあるんですよ。契約してもらえないと、せっかく通ったのにフリーになっちゃう。そういうこともあるんで、生徒たちには半年くらいたったら聞きますね。「契約のことを、どう考えてるのか?」って。契約を勝ち取るためには、技術つけたほうが絶対いいから。まずは契約を押さえて、それからやりたいことをやればいい。僕、人力舎さんでも講師やってるんですけど、たとえば50組芸人がいて、いい線いってるなと思っても、全部が全部契約できるわけじゃないんですよ。物理的に事務所が面倒を見きれないので、毎年決まった人数しか取らない。だから、そのへんは、現実に即したアドバイスをするようにはしていますね。そのネタは遠回りなのか、近道なのか。「10年後に受け入れられるかもしれへんけど、今は厳しいかもしれへん。それでもやるか?」は言います。それでもやると言うのなら、徹底的にサポートはしますけど。 ――お笑い界は、特に遅咲きの方も多いですからね。 ユウキロック 僕らの同期に(ハリウッド)ザコシショウがいるんで。ザコシショウは去年『R-1』獲りましたけど、僕が養成所で見たネタの方向性と、まったく変わってないんですよ(笑)。ずっとあんなんやってる。 ――世に言う“ザコシショウショック”。 ユウキロック あれはもう磁場ですね。お笑いが一周したタイミングというのもあるでしょうし、その場所にいたお客さんが、お笑い慣れしてるというのもあったと思う。お笑い慣れというのは、頭の中にフリが作れるということ。ザコシショウを知ってて、ケンコバと同期で、20年ずっとこんなことやってて……っていうフリがあってあれを見たら、面白いじゃないですか。でも、ザコシショウは今の事務所が3つ目で、しかも結果を出してる。すごい。一概に、すべてを否定できません。 ――ずっと続けることのすさまじさはありますね。 ユウキロック だから、僕が怒るとしたら……やっぱり本気でやってなかったら、注意はします。授業では「みんなが、この本の俺くらいの気持ちでやってると思って話してるからね」って言います。 ――おおお(笑)。ユウキロック先生から見て、いまお笑い芸人を目指している子たちは、どんなふうに映りますか? ユウキロック ライトですね。去年の夏に『ハイスクールマンザイ』というイベントの審査で高校生の漫才をたくさん見せてもらったんですけど、特にそういう印象を受けました。漫才コントがそうさせたのかなぁ。 ――漫才コントですか? ユウキロック 漫才コントの基本がわかりやすいんでしょうね。「これ今度やりたいからちょっと練習させて」っていうフォーマットがあるじゃないですか。みんながその型を知っちゃった。楽な型を知っちゃった。でもね、実際にネタを作るときって、もっと細かく調べるんですよ。そこが足りないから薄くなる。 ――「っぽい」感じにはなるけど……。 ユウキロック 自分の頭の中だけで完結してしまってるんですね。もっと細かくフリを入れたりしなきゃいけないところを、してなかったりする。小説家が小説を書くときに、どんだけの資料を集めるかっていう話と一緒なんです。資料が全然ない中で、書き始めないじゃないですか。どうしてそれを漫才でできないのか? って。僕も死ぬほど調べましたし、このタイミングでダンスしたら面白いって思ったら、死ぬほどダンスも練習しましたし。ダンスなんか大っ嫌いですよ、ホンマは。だけど、ウケる思うから練習できる。
■ナイナイ岡村が「ガム」のネタにこだわったわけ ――「芸人になる」というハードルが高いのか低いのか、よくわからない時代になったような気がするんです。面白さのハードルというか……。 ユウキロック 何に関してもそうだと思うんですけど、要するに「フリ」と「オチ」なんですよね。そこがわかれば、お笑いのことがわかってくる。それをわからない人が、養成所にもたくさんいる。みんなオチばっかり気にするんですよ。フリの重要性がなかなか理解してもらえない。たとえばライブのコーナーで、テーブルクロス引きがあるとするじゃないですか。もし、できるなと思えば「うわぁ、こんなんできませんよ」ってフるべきやし、逆に絶対できひんと思ったら「簡単ですわ」って。それを最初に自分でパッと判断して、逆にフっていく。オチに向かっていくのはそこからです。漫才やコントだけじゃなくて、コーナーもVTRもみんなそう。それがわかればネタは簡単に作れるようになるし、ある意味、そこからですよ。個性なんてものが出てくるのは。それが本当に難しいんですけど。 ――本にも書かれていましたが、ハリガネロックは、とにかく目の前のお客さんにウケることを一番に考えていたと。 ユウキロック 仕事が欲しかったし、そのためには、今ここにいる人たちをどれだけ笑わせられるのか。それこそが正解だと思っていました。 ――芸人さんは、マーケティングをするべきだと思いますか? ユウキロック するべきだと思います。これも本には書きませんでしたけど、僕にその意識を植え付けたのって、ナイナイの岡村(隆史)さんなんです。僕が1年目くらい、ナイナイさんもまだ大阪時代に、岡村さんはずーーーーっとガムのネタやってたんですね。岡村さん自身がガムになるネタ。どのチャンネルを見ても、そのネタばっかりやってる。正直、そんなめっちゃ面白いわけじゃない。ほかに面白いネタたくさんあるのに。あるとき、やしきたかじんさんの前でそのネタやって、たかじんさんに言われるんです。「ナインティナイン、そのネタおもろいんか?」って。そしたら岡村さん「面白くないです」って。「じゃあ、なんでこのネタやってんのや?」「これやってたら、いつか『あぁガムの兄ちゃんや』って覚えてもらえるじゃないですか。だから漫才やらずに、このネタばっかりやってるんです」。印象を付けるためだけに、そのネタをずっとやり続けてた。そういう方法もある。ただ、岡村さんくらいのレールに乗ってないとできませんが(笑)。だから今、何かに特化する人が多いのもそうなんやな、って。 ――飽きられる怖さはないですか? ユウキロック これがね、またその時代も変わってきていて、それだけでは残れなくなってる。結局また同じこと言ってしまいますけど、本当に今が一番大変なんちゃうかな。なんとかそれでテレビに出ても、すぐ消えてしまう。去年もたくさんそういう芸人いましたけど、その中でひとりだけ残ったのが平野ノラだと思うんです。球打ちながら、その上で、どうやって残るのかまで考えなきゃいけない。 ――テレビ、劇場、インターネット……芸人さんの活躍する土壌はどんどん広がっていると思いますが、これからの芸人さんは、どのようにそのバランスを取るべきだとお考えですか? ユウキロック 僕、今44歳なんですけど、もし20代に戻ったとして一番キツイと思うのは、この若い時期の大事な時間を何に充てるべきなのかってことなんです。本当にわかりづらい。たとえば、YouTubeでネタやり続けたら当たるのか? ――みんな「迷子」ですね……。 ユウキロック 逆に、なんでもやったほうがいいのかもしれない。いま自分で「なんでも屋」って名乗ってますけど、結果を残せれば、別に肩書なくてもできることは多いので。僕も芸人時代に“家電”や“節約”でテレビ出させてもらったし、それこそ家事が得意でブレークする人もいる。 ――もともと本気で好きかどうかが問われそうです。 ユウキロック 本当は何がしたいのか、突き詰めればわかると思う。「テレビに出たい」んだったら、選択肢は変わってくる。なんなら、芸人じゃなくてもいい。「お金欲しい」もそうですよね。自分の欲求を明確にしたら、道も見えてくるんじゃないでしょうか。自分への問いかけをね。
■2020年にコンビ解散の流れが一気に押し寄せる!? ――お笑い界の未来、どうなっていくのでしょうか? ユウキロック おそらく2020年に、コンビ解散の流れがすごくくると思うんですよ。東京オリンピックがひとつの節目となって。ただね、辞めるんやったら、今やと思う。2020年まではいろんな仕事があるんで。その仕事をうまく取り込むには、今やと。2020年に解散しても何もない、焼け野原しかない。 ――芸人さんのセカンドキャリア問題……。 ユウキロック セカンドキャリア問題……あるか、あるかなぁ。 ――本には「ハリガネロックは売れなかった」と書かれていましたが、でも一般の認識はそうではなかったと思うんです。面白かったし、売れてる芸人さんとして見ていました。しゃべれて、筆力もある。だからこそ、ユウキロックさんは次のステップに進めたのかなって。ということは、そうはできない「元芸人」さんも、たくさんいらっしゃるのではないかと。 ユウキロック 解散という選択肢の前に、何をしておくかっていうのが大事。現状イマイチだなと思う芸人がおるとしたら、それはもう環境を変えないと、何も変わらないと思うんです。たとえば、ずっと組んでる作家を代えるとか、なんでもいいんですけど、今までとは違うものを注入して状況を変えない限り、そのままなんです。でも、それをみんなしようとはしない。 ――変えることの怖さでしょうか? ユウキロック 大阪から東京に出てきて、今また大阪に帰ろうか悩んでいる後輩が何組かおりまして、話聞いたんですよ。そしたら「あと2回、『M-1』のチャンスあるんで、それでダメだったら戻ろうかと」って言う。いやいや、それじゃ同じことの繰り返しにならへんか? 大阪で『M-1』受けたほうが環境変わるやん。ダメだったから大阪戻りましたっていうのも、大阪に失礼じゃないですか。大阪はね、いま腕のある漫才師たくさんいるんで、その中でもまれて苦しんで考えたほうがよくないか? って。あと戦略的に考えると、いま大阪帰ろうか迷っている芸人が何組かおんのやったら、その中で一番最初じゃないと意味ないと思うよ、って。なんでも一番に決断して、一番に動いたやつの勝ちなんですよ。仕事場所、話す人、遊ぶ人、すべて変えるくらいじゃないと、逆転は難しい。 ――それ、芸人さんの世界だけでなく、広く一般に言えることかもしれません。 ユウキロック でもホンマ、40歳ですよ。40歳を境に、思いのほか体が動かなくなる(笑)。やろうと思えばなんでもできると思っていても、体がついていかない。この本には、解散から次の仕事に向かうまでの紆余曲折も全部書いてますから、なんらかの参考にしてもらえたらうれしいです。 ――最後にお伺いしたいのですが、芸人に戻りたいなと思うことはありますか? ユウキロック そうですね。芸人というか、漫才をやりたいなというのは、常に思いますね。でも、昔以上のことができんのかとか、それくらいの相方と出会えるのかというのもありますし。本まで出したので、それに泥を塗るような真似だけはしたくないです。 ――元相方さんは、読まれたでしょうか……? ユウキロック どうでしょう、わかりませんね。昔から相方に厳しいと言われ続けてきて、でもそれくらい真剣にやってきたし、僕のギャラの半分は相方が稼いでくれていると考えてましたから。僕らはお互い、先輩にかわいがってもらうようなタイプの芸人じゃなかったので、仕事は自分たちの実力で勝ち取るしかないと思ってました。そのためには、相方にも、もっともっと向上してもらいたかった。それを考えたら、生半可に優しくとか仲良くとかできないですよね。それくらいの気持ちでやってた……というだけの話で。そうできると思った相手だったから、自分の芸人人生賭けられましたし。 ――だからこそ切ない、この物語は……。 (取材・文=西澤千央)
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「木村が草なぎに負けることは許されない」元SMAPドラマ対決、ジャニーズ内が不穏な空気に!?
1月期のドラマが続々と始まる中、昨年末に解散したSMAPの元メンバー・木村拓哉と草なぎ剛それぞれの、ソロ転身後初主演ドラマがスタートした。15日に放送された木村の『A LIFE~愛しき人~』(TBS系)は、関東地区では初回平均視聴率14.2%(ビデオリサーチ調べ/以下同)を記録し、10日に一足早く初回を迎えた草なぎの『嘘の戦争』(フジテレビ系)初回11.8%を3ポイントリード。しかし、ジャニーズ事務所は、「この結果にある不安を抱いているようです」(テレビ局関係者)という。
「草なぎのドラマは17日に第2話が放送され、初回よりも0.2ポイント上昇の12.0%を記録。また、同ドラマを制作する関西テレビの本拠地である関西地区では、第1話が15.5%、第2話が15.1%と、2週連続15%を突破しました。業界内では、『まだ伸びしろがある』とみられており、数字上昇が期待されています」(同)
その一方で、木村の『A LIFE』も、関西地区では初回17.3%と好調な滑り出しを見せたようだが……。
「TBSの日曜ドラマ枠は、これまでに数々のヒット作を生み出してきた同局の看板枠で、局サイドには『最低15%、できれば18%以上』という見立てがあった。そこに届かなかったばかりか、ネット上でも『キムタクは医者に見えない』『よくある医療ドラマって感じ』など評判はイマイチ。今後、数字を落としていくことが予想されます」(同)
そして、このことはジャニーズ内部でも問題になっており、不穏なムードが広まっているという。
「ジャニーズとしては当然、解散騒動における独立派の草なぎよりも、事務所残留を主張した木村の方に期待をかけ、『A LIFE』が『嘘の戦争』に負けることは許さないと思っているようです。また一連の解散騒動で、木村は世間から『裏切り者』の烙印を押されてしまっただけに、事務所も『A LIFE』を成功させて木村の好感度を取り戻し、“視聴率王”の健在ぶりをアピールしなければと意気込んでいるとか。にもかかわらず、同作が『嘘の戦争』に負けるという可能性が現れ始めたため、ジャニーズ側も戦々恐々としているそうです。木村本人もそのことは重々自覚しているといわれており、こと視聴率に関しては、相当なプレッシャーを感じているのではないでしょうか」(同)
『A LIFE』は、1本の制作費が破格の8000万円といわれているだけに、TBSにとっても視聴率の低迷は絶対に許されない。ドラマが最終回を迎える頃、勝利の女神は、木村と草なぎのどちらに微笑むのだろうか。
日活ロマンポルノは現代社会にどう蘇ったのか? 園子温が撮った極彩色の悪夢世界『アンチポルノ』
『愛のむきだし』(09)でのブレーク以降、日本で最も忙しい映画監督となった園子温監督。2017年も正月から『新宿スワンII』(1月21日公開)と「ロマンポルノ・リブート・プロジェクト」の1本『アンチポルノ』(1月28日公開)が同時期に劇場公開される。相変わらずの売れっ子ぶりだが、どうやら我々が知っている園子温監督は2人存在するらしい。ひとりは『冷たい熱帯魚』(11)など従来の日本映画の枠組みをブチ壊す野心作を放つ♂園子温であり、もうひとりは現代社会の歪みを繊細に受け止めた『恋の罪』(11)や『ひそひそ星』(16)などのアート系の作品を得意とする♀園子温である。園子温はふたりいる、そう考えると園監督の多彩すぎるフィルモグラフィーはすっきりする。前作のヒットを受けて製作された『新宿スワンII』はさしずめアクション満載の男の子映画であり、初期の秀作『桂子ですけど』(97)などは典型的なガールズムービーだ。男女共に人気の高い『愛のむきだし』や『ヒミズ』(12)には男性視点と女性視点がせめぎあう複眼的な面白さがある。 AKB48の元研究生・冨手麻妙(とみて・あみ)を主演に抜擢した『アンチポルノ』は、完全に♀園子温作品だと言っていい。人気女流作家・京子(冨手麻妙)の華麗で刺激的な1日が、これまでになくカラフルなセットの中で描かれていく。宮崎萬純が主演した官能作『奇妙なサーカス』(05)と同じように、どこまでが現実なのか、それとも京子の妄想世界なのか分からない、メタフィクション的ストーリーが展開されていく。 園監督が日活から懇願された形で『アンチポルノ』を撮ったのは2015年の夏。国会が安保関連法案で大きく揺れた暑い季節だった。オシャレなアトリエに篭った京子は二日酔い状態の頭で新作小説の構想を練っているが、京子を崇拝するマネージャーの典子(筒井真理子)との関係性も、取材に訪れた女性誌の編集者やカメラマンたちの存在も、どこまでがリアルなのか虚構なのか、とても曖昧で現実味が感じられない。この国の政治もマスコミも文化も、どこまでが本気で、どこからが茶番なのか。み~んなクソ野郎だ。そんな苛立ちや不安感がスムージーのように撹拌され、極彩色の悪夢ワールドが誕生する。アイドルもSEXも、そして作家としての才能も、すべて消費し尽くそうとする現代社会への怒りを、園監督は京子の裸体を使って吐露していく。撮影段階では国会議事堂前のデモ行進に京子が加わるシーンもあったそうだ。『自殺サークル』(02)を観て以来、園監督の大ファンだという冨手と園監督の心の中にいる♀園子温とのシンクロぶりを楽しみたい。『アンチポルノ』で初ヌードに挑んだ冨手麻妙。「園子温監督作品に主演するのが目標だった」と堂々とした脱ぎっぷりを見せている。
今回の「ロマンポルノ・リブート・プロジェクト」に参加した5人の実力派監督たちの中で、最も若い白石和彌監督の『牝猫たち』(現在公開中)も見逃せない好編となっている。プログラムピクチャーとしての日活ロマンポルノをリアルタイムでは体感していない1974年生まれの白石監督だが、ピンク映画界で問題作を連発した若松孝二監督の弟子だったことで知られる。性事情や犯罪を絡め、社会の底辺で生きる人々をリアルに活写する作風は、師匠譲り。また、『牝猫たち』はロマンポルノの巨匠・田中登監督の『牝猫たちの夜』(72)へのオマージュ作ともなっている。田中監督はロマンポルノ史に残る名作『(秘)色情めす市場』(74)や『人妻集団暴行致死事件』(78)に加え、実録犯罪映画の金字塔『丑三つの村』(83)も残している。若松孝二や田中登といった大監督の系譜を受け継ごうという、白石監督の意欲が『牝猫たち』には感じられる。 洗練さからは遠い街・池袋を舞台にした『牝猫たち』は、デリヘルに勤める3人の女たち、雅子(井端珠里)、結依(真上さつき)、里枝(美知枝)の物語だ。追加料金を支払えば、本番サービスもしている違法風俗だが、3人がデリヘルに勤める理由はそれぞれ異なる。子持ちの結依は手っ取り早く食べていくため、人妻である里枝は夫以外の男性との繋がりを求め、そして住所不定の雅子は居場所を提供してくれる一夜限りの相手を探している。キャバクラだと客との会話に神経をすり減らすが、デリヘルなら無駄話はそこそこに男の下半身を気持ちよくさせれば、とりあえず喜んでもらえ、対価を受け取ることができる。この分かりやすさが、雅子たちには心地よかった。犯罪と地続きなグレーゾーンの世界に生きる雅子たちだが、どこか自分のすぐ隣りにいそうなとても身近な存在に思える。男たちがネット上のアクセス数に一喜一憂しているのに対し、肌で感じる痛みや喜びに忠実な彼女たちの生き方は、野良猫のようではあるがどこか羨ましくもある。 ロマンポルノに初挑戦した5人の監督たちの中で、いちばんロマンポルノに縁の深いのが中田秀夫監督。中田監督は「にっかつ撮影所」出身で、SM映画の名手・小沼勝監督の助監督も経験している。『ホワイトリリー』(2月11日公開)は中田監督にとって、30年ごしとなる念願のロマンポルノ監督デビュー作だ。『仮面ライダーW』(テレビ朝日系)で人気アイドル・園咲若菜を演じた飛鳥凛を主演に起用し、往年のロマンポルノファンも満足させる出来映えとなっている。『牝猫たち』より、デリヘルで働く女たち。派遣型風俗は元手が掛からず、新規参加しやすいいビジネスだ。
タイトルから察せられるように、『ホワイトリリー』は妖艶なレズビアン世界を描いたもの。人気陶芸家・登紀子(山口香織)の自宅兼アトリエに、弟子のはるか(飛鳥凛)は住み込むで働いている。男癖の悪い登紀子は夜な夜な自分の寝室に男を呼び込むが、男のイチモツだけでは満足できない。息を潜めて登紀子の寝室の様子をうかがっているはるかの部屋を夜更けに訪ねては、男では満足できなかった肉欲を、はるかに奉仕させることで解消させている。はるかはそんな生活に喜びを感じていた。だが、登紀子が知り合いの陶芸家の息子・悟(町井祥真)を呼び寄せ、3人での同居生活を始めたことから、はるかにとっての楽園生活は終わりを迎えることに。 『女優霊』(96)や『リング』(98)などのホラー映画をヒットさせてきた中田監督だけに、登紀子たちが暮らす郊外の一軒屋が舞台ながら、とてもメリハリのある演出となっている。夜更けにはるかの部屋のドアが開き、全裸の登紀子が現われるシーンは、『リング』の貞子がテレビの中から這いずり出てくるシーンと同じくらいのインパクトがある。男性経験のないはるかに悟とSEXするよう登紀子が強要するシーンの異様な緊迫感は、すでに円熟のエロ演出である。 低予算ながら、実力派監督たちがオリジナル作品で競い合った「ロマンポルノ・リブート・プロジェクト」。日活ロマンポルノ誕生50周年を迎える2021年までは、少なくとも継続されていきそうだ。この国の性と性文化はこれからどう変わっていくのか。そして、新しいロマンポルノは何を映し出していくのだろうか。 (文=長野辰次)飛鳥凛の柔肌が眩しい『ホワイトリリー』。陶芸家として生きる師弟の禁断の世界が妖艶に描かれる。
『アンチポルノ』 監督・脚本/園子温 撮影/伊藤麻樹 出演/冨手麻妙、筒井真理子、不二子、小谷早弥花、吉牟田眞奈、麻美、下村愛、福田愛美、貴山侑哉、長谷川大、池田ひらり、沙紀、小橋秀行、河屋秀俊、坂東工、内野智 配給/日活 R18+ 1月28日(土)より新宿武蔵野館ほか全国順次公開 (c)2016 日活 http://www.nikkatsu-romanporno.com/reboot/antiporno
『牝猫たち』 監督・脚本/白石和彌 撮影/灰原隆裕 出演/井端珠里、真上さつき、美知枝、音尾琢真、郭智博、村田秀亮(とろサーモン)、吉澤健、白川和子、松永拓野、吉村界人、米村亮太朗、ウダタカキ、野中隆光、山咲美花、天馬ハル、久保田和靖(とろサーモン) 配給/日活 R18+ 新宿武蔵野館ほか全国順次公開中 (c)2016 日活 http://www.nikkatsu-romanporno.com/reboot/felines
『ホワイトリリー』 監督/中田秀夫 脚本/加藤淳也、三宅隆太 撮影/近藤龍人 出演/飛鳥凛、山口香緒里、町井祥真、西川カナコ、三上市朗、鎌倉太郎、伊藤こうこ、榎本由希、松山尚子、はやしだみき 配給/日活 R18+ 2月11日(土)より新宿武蔵野館ほか全国順次公開 (c)2016 日活 http://www.nikkatsu-romanporno.com/reboot/whitelily
『パンドラ映画館』電子書籍発売中! 日刊サイゾーの人気連載『パンドラ映画館』が電子書籍になりました。 詳細はこちらから!
「教祖」の息子でVシネ俳優、キャラ変え好調の乙武洋匡……今年の要マークタレント!
編集M 今月20日にトランプ氏の米国大統領就任式が迫ってるね。まあ、それはいいんだけど、2017年はどんな年になると思う? もちろん芸能ニュースの話よ。
しいちゃん 毎年のように「離婚危機」がささやかれている船越英一郎と松居一代夫妻の動向が、今年も気になるわね。「週刊ポスト」2017年1月27日号(小学館)に、船越が元日の正午頃、ハワイ最大のショッピングモール・アラモアナセンターを船越と若い美女が食事を楽しんでいたという記事が掲載されているわよ。「週刊ポスト」が船越の所属事務所に当たったところ、「その女性は現地の友人で、付き人も一緒にいた」そうだけど。昨年1月も、船越が年末年始、1人でハワイに滞在。日本に残った松居は長野県の宿泊施設で「内観法」と呼ばれる心理療法を受けていたと報じられたね。
編集M また訳のわからないモノに手を出したね。一代のそういうセンスはホントブレない。
しいちゃん 船越は、11年から自宅近くにマンションを購入し、今はほとんどそこで暮らしているそうよ。芸能記者サンは、「この別居状態でバランスが取れているので、いまさらあえて離婚はしないでしょうね。船越さんは松居さんの連れ子の息子さんとは仲がいいみたいですし」とのこと。ちなみに、松居は、16年12月16日付けの公式ブログで「衝撃告白 天国の娘へ」と題し、「結婚して 2年目だった 身が引き裂かれるほどに欲しかった !!!!帝王のあかちゃんを授かった !!!!あたし 45歳 帝王 42歳 でもね・・・ある日 病院で『心臓が止まってます』って言われちゃって あたし・・・・お腹から赤ちゃんを出せなかった」と、船越との間に授かった子を流産したことを突然告白。「流産したショックで立ち上がれないあたしに。。。帝王は 子供がほしかったら もっと若い女性を選んだ 生涯共に生きたいから 君を選んだ ・・・っていってくれたんだ」と明かしてた。
編集M こういうことを自分で「衝撃告白」と書いちゃうところが、一代らしいわ。15年に船越と故・川島なお美さんが過去に交際していたことを暴露してたし。今年もぶっ飛んだ発言を期待しているわ。
しいちゃん 地味に爆弾発言をしているのが、Vシネマ俳優の水元秀二郎。1月14日付けの公式ブログで「ご報告申し上げます」というタイトルで、「Vシネマ界に入り、歌手としてもデビューさせて頂き、芸能人の端くれとして14年という月日が流れました」と書き出し、長文を書き連ね、「今年で42歳になります。最初に出逢った哀川翔さんの年齢になりました。時代もありますが実力も運も色々あります。もう綺麗事では生きて行けない年齢になりました。ずっと考えていました。42歳に当時の哀川翔さんの様なスター☆になれなかったら辞めようと」「応援して下さった皆さまには大変申し訳ない気持ちもありますが、退くことも男道と考え、事業家として一般人として生きて行こうと思います」と、引退を示唆。
編集M 引退を示唆っていうか、普通に引退報告じゃん。
しいちゃん ところが、これがメディアに「引退」と報じられると、同日「バカじゃねーの?」という題でブログを更新。「自分のブログの読者に向けて心境を書いたら、また勝手に記事にしてね、そんなことしたら、またネットでしか騒げないバカなアンチが書込みして拡大するだろーが!」「辞めようと思ってファンに心境を書いて、こんなにさらし者にされるなら、俺もどうしていいかわかんねーだろ!おかげで朝から電話なりっぱ」「それからアンチへ誰?とか心で思いなさい!(笑)俺が世の中のニュースにするために日記書いたんじゃねーーー!!」
編集M まったくもって、何をブチ切れているのか意味がわからない! マジでヤバイ人じゃん!
しいちゃん さらに翌15日にも「まだ、事務所や白竜さんと、今回の件で話もしてませんが、引退と言う言葉を使われたり、引退を発表した!という記事は如何なものかと思うよ」とマスコミへの不満を長々書き綴り、「今回、なぜ考えがそこに至ったのかについては、その質が年々落ちてたり、バジェットが少なくなったり、Vシネマ見てる方はわかると思いますが、申し訳ないけど、世に出ない方がいい作品が多いでしょ?首領への道とか、ミナミの帝王、全盛期は最高に面白かったでしょ!!これはね、製作予算などの都合でもあるんです。それをね、仕事をしながら、やる意味があるのか、ないのか、やってたら悩む訳ですよ。東京にいて、少しでも金がほしいなら、何でもかんでもやりますよ。でもね、俺はどこにいても意味がある作品、役じゃないとやりたくないんですよ。(中略)今のとこね、そんな作品がないなー、これなら普通に事業家として金持ちになりたいなーと思って心境を綴って、まだ結果が出てないというのが現状です」と、説明。
編集M 事務所と相談する前に引退を示唆したり、製作予算がどうの、やる意味がどうのと業界を批判する方が問題だと思うけど?
しいちゃん 水元の母親は、霊能者で新興宗教家の下ヨシ子。下は過去に保阪尚希が出家した寺の管長として話題となったり、加護亜依の相談に乗ったり、そのつながりで加護と水元が交際したり……。熊本にものすごい豪華な施設を所有していて、カネはたくさん持ってそう。
編集M 「金持ちになりたいなー」という発言の意味がわかったわ(笑)。いちいちネットメディアにキレてないで人間力をアップさせて二代目になったらいいじゃない。
しいちゃん 昨年の炎上から心機一転、キャラ変えして仕事に励んでいるのが、乙武洋匡。1月13日に放送された『5時に夢中!』(TOKYO MX)にゲスト出演。視聴者への「あなたは、性欲が強いですか? 弱いですか?」というアンケートに対して、乙武自身はどうか質問され、「どちらでもないですね。“非常に強い”ですね」と笑いをとっていた。さらに、合コンの話題では「20代の頃、スポーツライターやってたんで、選手たちがセッティングしてくれってリクエストがくるんですよ。だから相当やりましたね」「野球選手のモテっぷりにただただ圧倒される。お持ち帰り率がハンパないんで」とコメント。今後の都知事出馬については「ないと思いますよ。誰も期待していないと思います」だって。
編集M 乙武が07年に小学校教師を務め始めてから10年。当時の子どもたちはようやく成人したくらいでしょ。先生の変わりっぷりを受け入れられるのかしら……。今年もウォッチしていきたい困った芸能人が多くて楽しみだわ!
「教祖」の息子でVシネ俳優、キャラ変え好調の乙武洋匡……今年の要マークタレント!
編集M 今月20日にトランプ氏の米国大統領就任式が迫ってるね。まあ、それはいいんだけど、2017年はどんな年になると思う? もちろん芸能ニュースの話よ。
しいちゃん 毎年のように「離婚危機」がささやかれている船越英一郎と松居一代夫妻の動向が、今年も気になるわね。「週刊ポスト」2017年1月27日号(小学館)に、船越が元日の正午頃、ハワイ最大のショッピングモール・アラモアナセンターを船越と若い美女が食事を楽しんでいたという記事が掲載されているわよ。「週刊ポスト」が船越の所属事務所に当たったところ、「その女性は現地の友人で、付き人も一緒にいた」そうだけど。昨年1月も、船越が年末年始、1人でハワイに滞在。日本に残った松居は長野県の宿泊施設で「内観法」と呼ばれる心理療法を受けていたと報じられたね。
編集M また訳のわからないモノに手を出したね。一代のそういうセンスはホントブレない。
しいちゃん 船越は、11年から自宅近くにマンションを購入し、今はほとんどそこで暮らしているそうよ。芸能記者サンは、「この別居状態でバランスが取れているので、いまさらあえて離婚はしないでしょうね。船越さんは松居さんの連れ子の息子さんとは仲がいいみたいですし」とのこと。ちなみに、松居は、16年12月16日付けの公式ブログで「衝撃告白 天国の娘へ」と題し、「結婚して 2年目だった 身が引き裂かれるほどに欲しかった !!!!帝王のあかちゃんを授かった !!!!あたし 45歳 帝王 42歳 でもね・・・ある日 病院で『心臓が止まってます』って言われちゃって あたし・・・・お腹から赤ちゃんを出せなかった」と、船越との間に授かった子を流産したことを突然告白。「流産したショックで立ち上がれないあたしに。。。帝王は 子供がほしかったら もっと若い女性を選んだ 生涯共に生きたいから 君を選んだ ・・・っていってくれたんだ」と明かしてた。
編集M こういうことを自分で「衝撃告白」と書いちゃうところが、一代らしいわ。15年に船越と故・川島なお美さんが過去に交際していたことを暴露してたし。今年もぶっ飛んだ発言を期待しているわ。
しいちゃん 地味に爆弾発言をしているのが、Vシネマ俳優の水元秀二郎。1月14日付けの公式ブログで「ご報告申し上げます」というタイトルで、「Vシネマ界に入り、歌手としてもデビューさせて頂き、芸能人の端くれとして14年という月日が流れました」と書き出し、長文を書き連ね、「今年で42歳になります。最初に出逢った哀川翔さんの年齢になりました。時代もありますが実力も運も色々あります。もう綺麗事では生きて行けない年齢になりました。ずっと考えていました。42歳に当時の哀川翔さんの様なスター☆になれなかったら辞めようと」「応援して下さった皆さまには大変申し訳ない気持ちもありますが、退くことも男道と考え、事業家として一般人として生きて行こうと思います」と、引退を示唆。
編集M 引退を示唆っていうか、普通に引退報告じゃん。
しいちゃん ところが、これがメディアに「引退」と報じられると、同日「バカじゃねーの?」という題でブログを更新。「自分のブログの読者に向けて心境を書いたら、また勝手に記事にしてね、そんなことしたら、またネットでしか騒げないバカなアンチが書込みして拡大するだろーが!」「辞めようと思ってファンに心境を書いて、こんなにさらし者にされるなら、俺もどうしていいかわかんねーだろ!おかげで朝から電話なりっぱ」「それからアンチへ誰?とか心で思いなさい!(笑)俺が世の中のニュースにするために日記書いたんじゃねーーー!!」
編集M まったくもって、何をブチ切れているのか意味がわからない! マジでヤバイ人じゃん!
しいちゃん さらに翌15日にも「まだ、事務所や白竜さんと、今回の件で話もしてませんが、引退と言う言葉を使われたり、引退を発表した!という記事は如何なものかと思うよ」とマスコミへの不満を長々書き綴り、「今回、なぜ考えがそこに至ったのかについては、その質が年々落ちてたり、バジェットが少なくなったり、Vシネマ見てる方はわかると思いますが、申し訳ないけど、世に出ない方がいい作品が多いでしょ?首領への道とか、ミナミの帝王、全盛期は最高に面白かったでしょ!!これはね、製作予算などの都合でもあるんです。それをね、仕事をしながら、やる意味があるのか、ないのか、やってたら悩む訳ですよ。東京にいて、少しでも金がほしいなら、何でもかんでもやりますよ。でもね、俺はどこにいても意味がある作品、役じゃないとやりたくないんですよ。(中略)今のとこね、そんな作品がないなー、これなら普通に事業家として金持ちになりたいなーと思って心境を綴って、まだ結果が出てないというのが現状です」と、説明。
編集M 事務所と相談する前に引退を示唆したり、製作予算がどうの、やる意味がどうのと業界を批判する方が問題だと思うけど?
しいちゃん 水元の母親は、霊能者で新興宗教家の下ヨシ子。下は過去に保阪尚希が出家した寺の管長として話題となったり、加護亜依の相談に乗ったり、そのつながりで加護と水元が交際したり……。熊本にものすごい豪華な施設を所有していて、カネはたくさん持ってそう。
編集M 「金持ちになりたいなー」という発言の意味がわかったわ(笑)。いちいちネットメディアにキレてないで人間力をアップさせて二代目になったらいいじゃない。
しいちゃん 昨年の炎上から心機一転、キャラ変えして仕事に励んでいるのが、乙武洋匡。1月13日に放送された『5時に夢中!』(TOKYO MX)にゲスト出演。視聴者への「あなたは、性欲が強いですか? 弱いですか?」というアンケートに対して、乙武自身はどうか質問され、「どちらでもないですね。“非常に強い”ですね」と笑いをとっていた。さらに、合コンの話題では「20代の頃、スポーツライターやってたんで、選手たちがセッティングしてくれってリクエストがくるんですよ。だから相当やりましたね」「野球選手のモテっぷりにただただ圧倒される。お持ち帰り率がハンパないんで」とコメント。今後の都知事出馬については「ないと思いますよ。誰も期待していないと思います」だって。
編集M 乙武が07年に小学校教師を務め始めてから10年。当時の子どもたちはようやく成人したくらいでしょ。先生の変わりっぷりを受け入れられるのかしら……。今年もウォッチしていきたい困った芸能人が多くて楽しみだわ!
マギーが主人公の“不倫映画”今月公開!? SNS大炎上で、マギー&ハイスタ・横山健がピンチ!
タレントのマギーと、Hi-STANDARD・横山健の不倫騒動。「フライデー」(講談社)がこのスクープを掲載してからちょうど1週間たつが、いまだ双方共に釈明はおろか、コメントすら出されていない。 「マギーが所属するのは、バーニング傘下のレプロエンタテインメント。そのため、テレビやスポーツ紙はこの話題を黙殺。マギーも、レギュラーを務める『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)に笑顔で生出演するなど、何事もなかったかのように仕事を続けている。この件に一切触れないことで、不倫疑惑を“なかったこと”にしようとしているんです」(芸能記者) マスコミへの圧力で、スキャンダルの揉み消しを図るレプロだが、マギーのTwitterやインスタグラムのアカウント宛てには、「不倫最低。さっさと消えろ」「どうやってマスコミを黙らせたかおしえてー!」「相手の子どもがかわいそう」「テレビで笑っていられるとか、神経疑う」といった批判が殺到している。 さらに、マギーに思わぬ不運が。今月21日公開の映画『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ』が、不倫を題材にしたコメディとして話題になっているのだ。 「同映画の主人公もマギー。マギーと恋に落ちる学者の名前は、ケンならぬジョンで、横山同様に妻と2人の子どもがいます。マギーはジョンと不倫の末、妻と別れて結婚する。奇しくも、映画の宣伝時期とマギーの不倫報道が被ってしまい、ネット上では『共通点多すぎww』『マギーって名前は、不倫しやすいのか?』『日本のマギーも“あとしまつ”してるのかな』などと笑いの種に。同作は、イーサン・ホークとジュリアン・ムーアの共演も注目されているだけに、不倫報道を風化させたいレプロとしては、不測の事態と言えそう」(同) いまだSNSの炎上が収まらないマギー。このまま逃げ切れるだろうか?『マギー 2017年 カレンダー 壁掛け B2』(トライエックス)














