「週刊文春」(文藝春秋)がすっぱ抜いた、一昨年のレコード大賞に絡むLDHの1億円の裏金問題を受け、昨年のレコード大賞の行方に注目が集まっていたが、結局、棚ボタの形で西野カナの受賞となった。 一方で、最優秀新人賞を受賞した韓流ボーイズグループiKON(アイコン)に対して、疑惑の目が向けられている。 「ネット上では『誰それ?』との声が相次いでいましたが、日本でも人気のBIGBANGの弟分として、昨年1月に日本デビューした韓流グループです。とはいえ、韓流ブームが終焉した現在、確かに一般的な知名度はないのかもしれません。NHK『紅白歌合戦』でも、ここ5年はK-POPアーティストが出場していないことを考えても、iKONの最優秀新人賞受賞は唐突な感は否めませんけどね」(韓流エンタメ誌編集者) かといって、iKONの受賞がイカサマかというと、必ずしもそうとは言い切れない部分もある。 「昨年2月には、海外アーティストとしては日本デビューから最速となる日本武道館でのコンサートを行っています。なので、人気がないわけではありません。韓流ブームを牽引してきたKARAが解散状態に追い込まれたり、少女時代が活動の場を日本から中国に移したりと、K-POPにかつての勢いはありませんが、実はこのiKONやBIGBANGはコンサートを開けば相変わらずの観客動員を誇っており、根強い人気があります」(同) 2010年前後に興隆を極めた第2次韓流ブームでは、次から次へとK-POPアーティストが日本デビューを果たしていたが、日韓関係の悪化に伴いブームの終焉を迎える。K-POPアーティストの多くが、活動の軸足をバブルに沸く中国へと移した。だが、ここにきて、K-POPアーティストに日本回帰の動きがあるのだという。 「中国でも空前の韓流ブームだったのですが、昨年8月に韓国が米軍の高高度防衛ミサイル(THAAD)配備を決めたことを機に、報復措置として中国政府が各放送局を通じて韓国芸能人のドラマやバラエティ出演を禁止させるよう指示したと報じられています。中国でのコンサートやファンミーティング、ドラマやCMへの出演が次々とキャンセルされており、韓国芸能界に深刻なダメージを与えています。そこで、日本へ再進出の機運が高まっているのです」(同) ブーム時にはファンからさんざんボッタクッて、後足で砂をかけるようにして日本を去っておきながら、中国でダメだとなると再び日本へやって来ようとするのは虫のよすぎる話だが、iKONの最優秀新人賞受賞がそのキッカケとならないよう祈りたいものだ。『iKON JAPAN TOUR 2016』(YGEX)
日別アーカイブ: 2017年1月8日
1億円問題に揺れた『レコ大』新人賞はiKON……? K-POPが日本再進出をもくろむ裏事情とは
「週刊文春」(文藝春秋)がすっぱ抜いた、一昨年のレコード大賞に絡むLDHの1億円の裏金問題を受け、昨年のレコード大賞の行方に注目が集まっていたが、結局、棚ボタの形で西野カナの受賞となった。 一方で、最優秀新人賞を受賞した韓流ボーイズグループiKON(アイコン)に対して、疑惑の目が向けられている。 「ネット上では『誰それ?』との声が相次いでいましたが、日本でも人気のBIGBANGの弟分として、昨年1月に日本デビューした韓流グループです。とはいえ、韓流ブームが終焉した現在、確かに一般的な知名度はないのかもしれません。NHK『紅白歌合戦』でも、ここ5年はK-POPアーティストが出場していないことを考えても、iKONの最優秀新人賞受賞は唐突な感は否めませんけどね」(韓流エンタメ誌編集者) かといって、iKONの受賞がイカサマかというと、必ずしもそうとは言い切れない部分もある。 「昨年2月には、海外アーティストとしては日本デビューから最速となる日本武道館でのコンサートを行っています。なので、人気がないわけではありません。韓流ブームを牽引してきたKARAが解散状態に追い込まれたり、少女時代が活動の場を日本から中国に移したりと、K-POPにかつての勢いはありませんが、実はこのiKONやBIGBANGはコンサートを開けば相変わらずの観客動員を誇っており、根強い人気があります」(同) 2010年前後に興隆を極めた第2次韓流ブームでは、次から次へとK-POPアーティストが日本デビューを果たしていたが、日韓関係の悪化に伴いブームの終焉を迎える。K-POPアーティストの多くが、活動の軸足をバブルに沸く中国へと移した。だが、ここにきて、K-POPアーティストに日本回帰の動きがあるのだという。 「中国でも空前の韓流ブームだったのですが、昨年8月に韓国が米軍の高高度防衛ミサイル(THAAD)配備を決めたことを機に、報復措置として中国政府が各放送局を通じて韓国芸能人のドラマやバラエティ出演を禁止させるよう指示したと報じられています。中国でのコンサートやファンミーティング、ドラマやCMへの出演が次々とキャンセルされており、韓国芸能界に深刻なダメージを与えています。そこで、日本へ再進出の機運が高まっているのです」(同) ブーム時にはファンからさんざんボッタクッて、後足で砂をかけるようにして日本を去っておきながら、中国でダメだとなると再び日本へやって来ようとするのは虫のよすぎる話だが、iKONの最優秀新人賞受賞がそのキッカケとならないよう祈りたいものだ。『iKON JAPAN TOUR 2016』(YGEX)
「本当にあの時やばかった」「ヤマには刺激を受けるばかり」、JUMP中島裕翔がこの10年を振り返る
2017年から毎月第1金曜日に、ジャニーズアイドルのインタビュー記事を掲載する連載企画「J(ジェイ)」が「スポーツ報知」にてスタートした。連載1回目となる1月6日付紙面には、Hey!Say!JUMP中島裕翔が登場。今年デビュー10周年を迎えるグループへの思いや、7日から主演映画『僕らのごはんは明日で待ってる』が封切られることを受けて演技に対する姿勢を語っている。
デビュー10周年という大きな節目を迎えるが、「言ってしまえば、ゴールじゃない。通過点」と向上心を見せた中島。「メンバーもそうですし、周りの人にも、前よりかは思いやりを持って仕事ができているんじゃないかな」と、10年間の成長を振り返っていた。また、「歌って踊るのが当たり前みたいな感覚になっていた」「すごくかわいがってもらった。チヤホヤされまくった。どこ行っても『かわいい』って(言われてた)」と、若いグループゆえの世界があったことを明かし、「感覚狂っちゃいますよね」と一言。大人になりさまざまな経験を経て、「当たり前だと思っていたことが、当たり前じゃないと感じられるようにはなってきたかな」と考え方が変わっていったとか。
「本当にあの時やばかった」「ヤマには刺激を受けるばかり」、JUMP中島裕翔がこの10年を振り返る
2017年から毎月第1金曜日に、ジャニーズアイドルのインタビュー記事を掲載する連載企画「J(ジェイ)」が「スポーツ報知」にてスタートした。連載1回目となる1月6日付紙面には、Hey!Say!JUMP中島裕翔が登場。今年デビュー10周年を迎えるグループへの思いや、7日から主演映画『僕らのごはんは明日で待ってる』が封切られることを受けて演技に対する姿勢を語っている。
デビュー10周年という大きな節目を迎えるが、「言ってしまえば、ゴールじゃない。通過点」と向上心を見せた中島。「メンバーもそうですし、周りの人にも、前よりかは思いやりを持って仕事ができているんじゃないかな」と、10年間の成長を振り返っていた。また、「歌って踊るのが当たり前みたいな感覚になっていた」「すごくかわいがってもらった。チヤホヤされまくった。どこ行っても『かわいい』って(言われてた)」と、若いグループゆえの世界があったことを明かし、「感覚狂っちゃいますよね」と一言。大人になりさまざまな経験を経て、「当たり前だと思っていたことが、当たり前じゃないと感じられるようにはなってきたかな」と考え方が変わっていったとか。
田中萌アナ、師弟関係の既婚アナXとも不倫していた!? テレ朝が恐れる“もう1つの爆弾”
昨年12月、「週刊文春」(文藝春秋)に、同僚との不倫疑惑をスクープされたテレビ朝日・田中萌アナウンサー。揃ってレギュラー出演していた『グッド!モーニング』の出演が見合わせられ、年明けには、別の新キャスターも登場したことから、番組降板は決定的といわれているが、その裏には、関係者が戦々恐々とする“もう1つの爆弾”が存在するという。
既婚者である加藤泰平アナを、何度も自宅に招いていたという田中アナ。報道後、「実は田中アナは肉食系」といった情報も伝えられ、局内のみならず他局にも同じく男女の関係になっていた人間が、少なからずいたことも発覚してしまった。
「報道後、田中・加藤両アナは、そろって“自宅謹慎処分”が科せられましたが、年明けとともに解除されました。加藤アナは責任を取る形で、スポーツ部へと“左遷”されたようです。しかし田中アナは、アナウンス室に復帰し、いずれは番組出演も再開するでしょう。業界内では、『不倫に寛容な局』などと揶揄されていますよ」(スポーツ紙記者)
実は田中アナ、加藤アナ以外の局内先輩アナとも関係を結んでいたようだと、テレ朝内でウワサが立っているという。
「既婚男性アナ・Xと田中アナは、不適切な関係になっていたようです。実力派のイケメンで知られるXアナは、田中アナとはいわば師弟関係で、入社直後からいろいろと気にかけ、相談にも乗っていた。そしていつの間にか、プライベートで深い関係を持つようになってしまったとか」(テレ朝関係者)
このXアナと田中アナの関係は、少なくともアナウンスルームでは、有名な話だったようだ。
「おそらく『文春』も、Xアナの存在に気付いていたはずですよ。ただ、何らかの取引があったのか、報道されたのは加藤アナのみでした。しかし局上層部は、『文春』の続報を恐れていたようで、Xアナが出演していた年始の特番をお蔵入りにしています。当然、Xアナ本人も戦々恐々としていて、続報が出ないでほしいと、祈るような気持ちで日々を過ごしているそうです」(同)
こうした爆弾を抱えながらも、以前と何ら変わることない様子で、アナウンス室に復帰したという田中アナ。その精神力には恐れ入るばかりだが、果たして“続報”は飛び出してしまうのだろうか。
ルーフステージは1年で廃止へ……『紅白』緊縮路線、NHK会長の交代で
大みそかの『NHK紅白歌合戦』が、今年から緊縮路線に入るという。 昨年の紅白では、話題の大ヒット映画『シン・ゴジラ』とコラボレーションしたほか、国民的タレントのタモリ、マツコ・デラックスらをはじめとする豪華なゲストをそろえた。さらには、会場の東京・NHKホールの2階客席には、新たに鉄骨で組まれた「ルーフステージ」を設置。そのステージ上の床にはLEDパネルを配置するなど、とにかく金をつぎ込んで派手な演出を施した。 ところが、今後は豪華なゲストは減らされ、ルーフステージも廃止の方向だという。 NHK関係者は「1月24日に、現在の籾井勝人会長が任期満了を迎え、後任にNHK経営委員で元三菱商事副社長の上田良一氏が就任します。上田氏はとにかく倹約家で、派手なことを嫌うゴリゴリの堅実派。制作スタッフの間では『これからは紅白の予算は削られるし、派手なこともできなくなる。知恵を絞っていかないといけないな』と落胆ムードになっていますよ」と明かす。 上田氏は三菱商事時代に企業買収を手がけ、最高財務責任者(CFO)を務めるなど、財務・経理の分野に精通。金銭面では非常にシビアな上に、非常に心配性で、危ない橋は渡らないタイプの人物だという。 「大金を使った初の試みだったルーフステージは、1階の観客席から全然見えないことや、報道カメラマンの邪魔になることもあって大不評だった。さらにはV6が、リハーサル中に、ルーフステージ上で地震に遭遇するアクシデントに見舞われた。実際、かなり揺れて、安全面にも疑問が残った。上田さんの性格からすると、そういうことも許し難いでしょう。『金』と『安全面』から、ルーフステージ廃止の方向は確定的です」(同) 今後の紅白は、制作スタッフの新たな工夫や努力が、あらためて問われることになりそうだ。第67回NHK紅白歌合戦 夢を歌おう - NHKオンライン
新年は危険なゲームで運試しに挑戦! 神経質な現代社会をバーチャル化してしまう『NERVE/ナーヴ』の世界
VR元年と呼ばれた2016年。仮想現実と映画は相性がよく、これまでにも『マトリックス』(99年)や『サマーウォーズ』(09年)など仮想現実を題材にした様々なヒット作が生まれている。電脳化が進んだ未来社会を描いたハリウッド実写版『ゴースト・イン・ザ・シェル』も日本での公開が4月7日(金)に決まり、2017年はますます注目度が高まりそう。そんな中、スマホユーザーにとって見逃せない映画が『NERVE/ナーヴ 世界で一番危険なゲーム』。“ポケモンGO”を楽しむ感覚で、現実世界を別次元へと変えてしまうサスペンスドラマだ。上映時間96分間、観客を退屈させない内容となっている。 バーチャル空間を楽しむ仮想現実とは異なり、『NERVE』では自分のいる現実世界が自前のスマホによってゲーム化されていく。仮想現実ならぬ、現実の仮想化だ。それまで心を閉ざし気味だった主人公が、ゲームをきっかけに現実世界で大きく変身を遂げていく姿が見どころとなっている。 高校生のヴィー(エマ・ロバーツ)は、自分に自信が持てずにいる奥手な女の子。派手好きな親友・シドニー(エミリー・ミード)からオンラインゲーム「NERVE」がすごく面白いと勧められる。「NERVE」は課金制の多人数参加型ゲームで、挑戦者としてエントリーした者は視聴者が考えたミッションをクリアすることで賞金を得て、ステージを上がっていくというもの。自分が挑戦者になるなんて考えもしなかったヴィーだったが、高校卒業後の進路を決められず、また想いを寄せているアメフト部の人気者にきちんとコクることもできない自分の気弱さにほとほと嫌気が差し、度胸試しのつもりで「NERVE」にエントリーしてしまう。スマホを使って現実世界をゲーム化してしまう『NERVE』。退屈だった日常生活が刺激に満ちて、キラキラと輝き始める。
「NERVE」の挑戦者となったヴィーに与えられた最初のミッションは、【ダイナーで知らない男とキスすること】。意を決したヴィーはダイナーに一人で佇んでいた青年・イアン(デイヴ・フランコ)へのキスに成功。この様子はヴィーのスマホを通じてネット中継されており、ファーストミッションをクリアしたヴィーは賞金と視聴者からの声援を浴び、今まで感じたことのない高揚感を覚える。実はイアンも「NERVE」の挑戦者で、2人はタッグを組んで次々と難易度が上がっていくミッションに挑む。それまで地味で冴えない存在だったヴィーが、危険なミッションを体当たりでクリアしていくことで、イケてる女の子としてキラキラと輝き始める。「誰でも15分間はスターになれる」とはアンディ・ウォーホルが残した名言。そんな言葉が相応しい、ネットセレブとなったヴィーにとって最高に刺激的な一夜が過ぎていく。 知らない相手から電話でミッションを与えられ、クリアすると高額の報酬がもらえるというプロットは、タイ映画『レベル・サーティーン』(06年)とほぼ同じ。『レベル・サーティーン』ではツールがまだ携帯電話だったが、『NERVE』ではスマホへとバージョンアップ。また、冴えない男性サラリーマンが主人公だった『レベル・サーティーン』では【ウ●コを完食せよ】といった強烈グロ系ミッションが用意されていたが、『NERVE』では【目隠しをしてバイクで疾走】といった尾崎豊系“危険な青春”ミッションへとシフトチェンジ。まぁ、ここらへんはハリウッド映画らしいアレンジですな。視聴者からの指示で、裸になるヴィー(エマ・ロバーツ)とイワン(デイヴ・フランコ)。ゲームだと割り切れば、大胆になれちゃう。
下流人生を歩んでいた主人公たちが危険なゲームに身を投じる作品は、藤原竜也と香川照之が顔面バトルを繰り広げた『カイジ 人生逆転ゲーム』(09年)、ゲテモノ喰いがお好きな方にお勧めな『ザ・スリル』(13年)、緊迫のロシアンルーレットを題材にした『13/ザメッティ』(07年)など、世界各国で今世紀以降いろいろと作られている。それらの作品では金欠状態の主人公がお金欲しさで違法なゲームに参加することになるが、『NERVE』の主人公は自己承認と刺激を求めてゲームに参加するという動機が異なっているところがポイント。ヴィー役のエマ・ロバーツはジュリア・ロバーツの姪っ子、デイヴ・フランコはジェームズ・フランコの実弟と身内の七光りで芸能界入りした主演の2人だが、本作ではなかなかの熱演ぶりを見せている。七光りだけで生き残れるほど、ハリウッドの世界もあまくはないようだ。 ゲーム中、ヴィーとイワンはブランドショップでの万引きまがいの行動やストリップ、さらにはバイクでの危険走行など、違法行為の数々をやらかしてネット上で人気者になっていく。バカッターや過激ユーチューバーを思わせる展開だが、執拗にモラルやマナーを求めたがる息苦しい現代社会への反発心、同調圧力からの脱出願望がそこには感じられる。ただし、視聴者の考えるミッションはどんどん過激になり、挑戦者たちを追い詰めていく。ゲームを勝ち進んでいったヴィーたちは、やがて「NERVE」というゲームを考案した主宰者と対峙することに。暴走化したゲーム「NERVE」を、ヴィーは止めることができるだろうか。 学校や職場でも、セルフプロデュースによってキャラクター化された自分を演じることが日常となっているスマホネイティヴ世代。彼らにとって『NERVE』は共感度が高い作品だろう。 (文=長野辰次)目隠しをしてバイクで疾走せよ。ミルグラム実験のように、どんどん危険度が高まっていくが、もう後戻りできない。
『NERVE/ナーヴ 世界で一番危険なゲーム』 原作/ジーン・ライアン 監督/ヘンリー・ジュースト、アリエル・シュルマン 脚本/ジェシカ・シャーザー 音楽/ロブ・シモンセン 出演/エマ・ロバーツ、デイヴ・フランコ、ジュリエット・ルイス 配給/プレシディオ 1月6日(金)よりTOHOシネマズシャンテ、TOHOシネマズ六本木ヒルズ、TOHOシネマズ新宿ほか全国ロードショー (c)2016 LIONSGATE ENTERTAINMENT INC.ALL RIGHTS RESERVED. http://www.start-nerve.jp
新年は危険なゲームで運試しに挑戦! 神経質な現代社会をバーチャル化してしまう『NERVE/ナーヴ』の世界
VR元年と呼ばれた2016年。仮想現実と映画は相性がよく、これまでにも『マトリックス』(99年)や『サマーウォーズ』(09年)など仮想現実を題材にした様々なヒット作が生まれている。電脳化が進んだ未来社会を描いたハリウッド実写版『ゴースト・イン・ザ・シェル』も日本での公開が4月7日(金)に決まり、2017年はますます注目度が高まりそう。そんな中、スマホユーザーにとって見逃せない映画が『NERVE/ナーヴ 世界で一番危険なゲーム』。“ポケモンGO”を楽しむ感覚で、現実世界を別次元へと変えてしまうサスペンスドラマだ。上映時間96分間、観客を退屈させない内容となっている。 バーチャル空間を楽しむ仮想現実とは異なり、『NERVE』では自分のいる現実世界が自前のスマホによってゲーム化されていく。仮想現実ならぬ、現実の仮想化だ。それまで心を閉ざし気味だった主人公が、ゲームをきっかけに現実世界で大きく変身を遂げていく姿が見どころとなっている。 高校生のヴィー(エマ・ロバーツ)は、自分に自信が持てずにいる奥手な女の子。派手好きな親友・シドニー(エミリー・ミード)からオンラインゲーム「NERVE」がすごく面白いと勧められる。「NERVE」は課金制の多人数参加型ゲームで、挑戦者としてエントリーした者は視聴者が考えたミッションをクリアすることで賞金を得て、ステージを上がっていくというもの。自分が挑戦者になるなんて考えもしなかったヴィーだったが、高校卒業後の進路を決められず、また想いを寄せているアメフト部の人気者にきちんとコクることもできない自分の気弱さにほとほと嫌気が差し、度胸試しのつもりで「NERVE」にエントリーしてしまう。スマホを使って現実世界をゲーム化してしまう『NERVE』。退屈だった日常生活が刺激に満ちて、キラキラと輝き始める。
「NERVE」の挑戦者となったヴィーに与えられた最初のミッションは、【ダイナーで知らない男とキスすること】。意を決したヴィーはダイナーに一人で佇んでいた青年・イアン(デイヴ・フランコ)へのキスに成功。この様子はヴィーのスマホを通じてネット中継されており、ファーストミッションをクリアしたヴィーは賞金と視聴者からの声援を浴び、今まで感じたことのない高揚感を覚える。実はイアンも「NERVE」の挑戦者で、2人はタッグを組んで次々と難易度が上がっていくミッションに挑む。それまで地味で冴えない存在だったヴィーが、危険なミッションを体当たりでクリアしていくことで、イケてる女の子としてキラキラと輝き始める。「誰でも15分間はスターになれる」とはアンディ・ウォーホルが残した名言。そんな言葉が相応しい、ネットセレブとなったヴィーにとって最高に刺激的な一夜が過ぎていく。 知らない相手から電話でミッションを与えられ、クリアすると高額の報酬がもらえるというプロットは、タイ映画『レベル・サーティーン』(06年)とほぼ同じ。『レベル・サーティーン』ではツールがまだ携帯電話だったが、『NERVE』ではスマホへとバージョンアップ。また、冴えない男性サラリーマンが主人公だった『レベル・サーティーン』では【ウ●コを完食せよ】といった強烈グロ系ミッションが用意されていたが、『NERVE』では【目隠しをしてバイクで疾走】といった尾崎豊系“危険な青春”ミッションへとシフトチェンジ。まぁ、ここらへんはハリウッド映画らしいアレンジですな。視聴者からの指示で、裸になるヴィー(エマ・ロバーツ)とイワン(デイヴ・フランコ)。ゲームだと割り切れば、大胆になれちゃう。
下流人生を歩んでいた主人公たちが危険なゲームに身を投じる作品は、藤原竜也と香川照之が顔面バトルを繰り広げた『カイジ 人生逆転ゲーム』(09年)、ゲテモノ喰いがお好きな方にお勧めな『ザ・スリル』(13年)、緊迫のロシアンルーレットを題材にした『13/ザメッティ』(07年)など、世界各国で今世紀以降いろいろと作られている。それらの作品では金欠状態の主人公がお金欲しさで違法なゲームに参加することになるが、『NERVE』の主人公は自己承認と刺激を求めてゲームに参加するという動機が異なっているところがポイント。ヴィー役のエマ・ロバーツはジュリア・ロバーツの姪っ子、デイヴ・フランコはジェームズ・フランコの実弟と身内の七光りで芸能界入りした主演の2人だが、本作ではなかなかの熱演ぶりを見せている。七光りだけで生き残れるほど、ハリウッドの世界もあまくはないようだ。 ゲーム中、ヴィーとイワンはブランドショップでの万引きまがいの行動やストリップ、さらにはバイクでの危険走行など、違法行為の数々をやらかしてネット上で人気者になっていく。バカッターや過激ユーチューバーを思わせる展開だが、執拗にモラルやマナーを求めたがる息苦しい現代社会への反発心、同調圧力からの脱出願望がそこには感じられる。ただし、視聴者の考えるミッションはどんどん過激になり、挑戦者たちを追い詰めていく。ゲームを勝ち進んでいったヴィーたちは、やがて「NERVE」というゲームを考案した主宰者と対峙することに。暴走化したゲーム「NERVE」を、ヴィーは止めることができるだろうか。 学校や職場でも、セルフプロデュースによってキャラクター化された自分を演じることが日常となっているスマホネイティヴ世代。彼らにとって『NERVE』は共感度が高い作品だろう。 (文=長野辰次)目隠しをしてバイクで疾走せよ。ミルグラム実験のように、どんどん危険度が高まっていくが、もう後戻りできない。
『NERVE/ナーヴ 世界で一番危険なゲーム』 原作/ジーン・ライアン 監督/ヘンリー・ジュースト、アリエル・シュルマン 脚本/ジェシカ・シャーザー 音楽/ロブ・シモンセン 出演/エマ・ロバーツ、デイヴ・フランコ、ジュリエット・ルイス 配給/プレシディオ 1月6日(金)よりTOHOシネマズシャンテ、TOHOシネマズ六本木ヒルズ、TOHOシネマズ新宿ほか全国ロードショー (c)2016 LIONSGATE ENTERTAINMENT INC.ALL RIGHTS RESERVED. http://www.start-nerve.jp
男の生殖―男が女をセックスに誘って、女が妊娠出産を決断してくれないと、生殖が叶わない。/ジュンペイさんvol.3
1月8日の運勢は? しぃちゃんの12星座占いで今日の運勢をチェックする
12星座ごとに毎日しぃちゃんが「総合運」「金運」「恋愛運」「仕事運」の4つをシンプルなコメントで占います。あなたの今日の運勢は?





