先月終了した『SMAP×SMAP』の後番組としてスタートしたバラエティ番組『ちょっとザワつくイメージ調査 もしかしてズレてる?』(フジテレビ系、関西テレビ制作)が30日に放送され、早くも平均視聴率5.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)まで落ち込んでしまった。 同番組は、芸能人が自分自身で考えているイメージと、パブリックイメージのズレを対決形式で浮き彫りにする“芸能人イメージ調査バラエティ”。MCは、フットボールアワー・後藤輝基、DAIGO、田中みな実。 初回では、田中とホラン千秋の「青山学院の先輩と後輩対決」や、鈴木奈々と藤田ニコルの「おバカ女王&モデル出身対決」などが放送され、平均視聴率6.7%を記録。2回目の今回は、「今年こそ結婚したいと意気込む女芸能人SP」と題し、矢口真里と熊切あさ美の「軽すぎる女と重すぎる女対決」、横澤夏子と平野ノラの「ブレーク女芸人対決」、久本雅美と大久保佳代子の「明日にでも結婚したい女対決」が放送された。 「『SMAP×SMAP』は昨年、6%台まで落ち込んだ回はあったものの、さすがに5%台を記録したことはなかった。同番組は、ゲストの人選によって視聴率が大きく左右されそうな内容。今回は、目新しさのないバラエティタレントばかりだったため、対決に持ち味の緊張感が生まれそうになく、視聴者の興味を引けなかったのでは?」(テレビ誌記者) また、『もしかしてズレてる?』は、過去に特番として放送された前身番組『ズレ↓オチ』内の企画『対決ズレ↓オチ』をレギュラー化したもの。『ズレ↓オチ』では、SMAPの事務所の後輩である関ジャニ∞の横山裕や丸山隆平が出演していたが、今回はそのポジションをDAIGOが務めている。 「同番組は、芸能人同士が罵り合ったり、優劣を付け合ったりという点が見どころ。そんな中、DAIGOは共演者をおちょくったりしない優等生キャラである上に、自分が中心の場面でなければキャラを生かせないため、毒だらけの同番組ではほぼ置物状態。久本に、『北川景子とどっちがキレイ?』と振られた際も、モゴモゴと口ごもるばかりで、後藤にフォローされていました。ネット上では、『DAIGOがジャマ』『横山くんのほうが適任だった』といった声が相次いでいます」(同) このまま『SMAP×SMAP』を下回る結果が続けば、1クールでの打ち切りも免れない状況の同番組。次回は、カンニング竹山とおぎやはぎ・小木博明による「辛口芸人対決」、デヴィ夫人と神田うのによる「セレブ対決」が放送予定だというが、果たして……?関西テレビ公式サイトより
月別アーカイブ: 2017年1月
『SMAP×SMAP』後番組『もしズレ』が、早くも5%台の大ピンチ! MCのDAIGOが「置物状態」で……
先月終了した『SMAP×SMAP』の後番組としてスタートしたバラエティ番組『ちょっとザワつくイメージ調査 もしかしてズレてる?』(フジテレビ系、関西テレビ制作)が30日に放送され、早くも平均視聴率5.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)まで落ち込んでしまった。 同番組は、芸能人が自分自身で考えているイメージと、パブリックイメージのズレを対決形式で浮き彫りにする“芸能人イメージ調査バラエティ”。MCは、フットボールアワー・後藤輝基、DAIGO、田中みな実。 初回では、田中とホラン千秋の「青山学院の先輩と後輩対決」や、鈴木奈々と藤田ニコルの「おバカ女王&モデル出身対決」などが放送され、平均視聴率6.7%を記録。2回目の今回は、「今年こそ結婚したいと意気込む女芸能人SP」と題し、矢口真里と熊切あさ美の「軽すぎる女と重すぎる女対決」、横澤夏子と平野ノラの「ブレーク女芸人対決」、久本雅美と大久保佳代子の「明日にでも結婚したい女対決」が放送された。 「『SMAP×SMAP』は昨年、6%台まで落ち込んだ回はあったものの、さすがに5%台を記録したことはなかった。同番組は、ゲストの人選によって視聴率が大きく左右されそうな内容。今回は、目新しさのないバラエティタレントばかりだったため、対決に持ち味の緊張感が生まれそうになく、視聴者の興味を引けなかったのでは?」(テレビ誌記者) また、『もしかしてズレてる?』は、過去に特番として放送された前身番組『ズレ↓オチ』内の企画『対決ズレ↓オチ』をレギュラー化したもの。『ズレ↓オチ』では、SMAPの事務所の後輩である関ジャニ∞の横山裕や丸山隆平が出演していたが、今回はそのポジションをDAIGOが務めている。 「同番組は、芸能人同士が罵り合ったり、優劣を付け合ったりという点が見どころ。そんな中、DAIGOは共演者をおちょくったりしない優等生キャラである上に、自分が中心の場面でなければキャラを生かせないため、毒だらけの同番組ではほぼ置物状態。久本に、『北川景子とどっちがキレイ?』と振られた際も、モゴモゴと口ごもるばかりで、後藤にフォローされていました。ネット上では、『DAIGOがジャマ』『横山くんのほうが適任だった』といった声が相次いでいます」(同) このまま『SMAP×SMAP』を下回る結果が続けば、1クールでの打ち切りも免れない状況の同番組。次回は、カンニング竹山とおぎやはぎ・小木博明による「辛口芸人対決」、デヴィ夫人と神田うのによる「セレブ対決」が放送予定だというが、果たして……?関西テレビ公式サイトより
HKT48メンバーがアダルト動画を視聴!? 「42万円の架空請求」にオロオロ……
1月22日に都内で行われたAKB48グループのライブイベント『AKB48グループリクエストアワー セットリストベスト100 2017』のMCパートで、バラエティ班のイメージがすっかり定着しているHKT48・村重杏奈から、アイドルらしからぬマル秘エピソードが明かされた。 昨年7月に18歳の誕生日を迎えた村重だが「18歳で早々にやってしまって……」と、失敗談を語りだしたのだが、それがまさかのアダルトサイトにまつわるエピソードだったのだ。 村重は、18歳になったということでアダルト動画がどうしても見たくなり、その手のサイトにアクセスしたことを説明。しかも、「人妻のやつを選んで。でも、クリックしても全然再生されないんです。そうしたら『カシャ!』って音がなって、爆弾が表示されて『30分5万円』と書かれていたんです!」と、運悪く架空請求のサイトを選択してしまったため、会員登録されたと勘違いし、顔面蒼白となったという。 これに驚いた村重は、サイト上に記載されている運営会社の電話番号に電話をかけて解約を申し出たというが、今度は解約金42万円を請求される展開に! その後、18歳の若い女性ということもあり、業者は6万円まで値下げに応じ、村重も一時はその金額を用意するつもりだったという。 ところが、同グループの宮脇咲良に「お金を貸してほしい」とお願いすると、宮脇から「架空請求だよ」と怒られ、ようやく詐欺であることに気付いたというのだ。 「人妻モノを視聴しようとした村重も、なかなかのツワモノですね(笑)。ちなみに、すっかりアダルト動画好きとして知られてしまっているのがNMB48・白間美瑠。彼女のお気に入りは家庭教師モノで、スマホで動画を視聴し、そのまま寝落ちしてしまったところを父親に見つかってしまったこともあるのだとか。それに比べたら、村重はまだまだ初々しいですね」(アイドル誌ライター) 今どきの若者であれば少なからず経験するであろう“大人なトラブル”に、まさかの国民的アイドルも引っ掛かる寸前だったとは……。本人には気の毒だが、ちょっとホッコリするエピソードだった。
HKT48メンバーがアダルト動画を視聴!? 「42万円の架空請求」にオロオロ……
1月22日に都内で行われたAKB48グループのライブイベント『AKB48グループリクエストアワー セットリストベスト100 2017』のMCパートで、バラエティ班のイメージがすっかり定着しているHKT48・村重杏奈から、アイドルらしからぬマル秘エピソードが明かされた。 昨年7月に18歳の誕生日を迎えた村重だが「18歳で早々にやってしまって……」と、失敗談を語りだしたのだが、それがまさかのアダルトサイトにまつわるエピソードだったのだ。 村重は、18歳になったということでアダルト動画がどうしても見たくなり、その手のサイトにアクセスしたことを説明。しかも、「人妻のやつを選んで。でも、クリックしても全然再生されないんです。そうしたら『カシャ!』って音がなって、爆弾が表示されて『30分5万円』と書かれていたんです!」と、運悪く架空請求のサイトを選択してしまったため、会員登録されたと勘違いし、顔面蒼白となったという。 これに驚いた村重は、サイト上に記載されている運営会社の電話番号に電話をかけて解約を申し出たというが、今度は解約金42万円を請求される展開に! その後、18歳の若い女性ということもあり、業者は6万円まで値下げに応じ、村重も一時はその金額を用意するつもりだったという。 ところが、同グループの宮脇咲良に「お金を貸してほしい」とお願いすると、宮脇から「架空請求だよ」と怒られ、ようやく詐欺であることに気付いたというのだ。 「人妻モノを視聴しようとした村重も、なかなかのツワモノですね(笑)。ちなみに、すっかりアダルト動画好きとして知られてしまっているのがNMB48・白間美瑠。彼女のお気に入りは家庭教師モノで、スマホで動画を視聴し、そのまま寝落ちしてしまったところを父親に見つかってしまったこともあるのだとか。それに比べたら、村重はまだまだ初々しいですね」(アイドル誌ライター) 今どきの若者であれば少なからず経験するであろう“大人なトラブル”に、まさかの国民的アイドルも引っ掛かる寸前だったとは……。本人には気の毒だが、ちょっとホッコリするエピソードだった。
いよいよデビュー5周年! A.B.C-Zが輝くのはやっぱり“現場”
A.B.C=「Acrobat Boys Club」の名前の通り、アクロバティックなパフォーマンスとダンスでファンを魅了するA.B.C-Zのフォトレポート!
全日程のチケットが即日完売した、A.B.C-Zが座長の「ABC座」日生劇場公演・『ジャニーズ伝説』のステージに密着!
5人が歌に踊りにお芝居に、舞台狭しと駆け回った「五つの星の伝説」をたっぷりお届けします!
江角マキコ、「女性セブン」での“細かい嘘”連発に見た気の弱さと打たれ弱さ
下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!
云々を“でんでん”と読んで失笑を買った安倍晋三首相だが、ついさっき(1月31日午前10時頃)も国会答弁で、トランプ大統領を“オバマ”と言い間違えてた。無知や教養のなさだけでなく、思い込みと軽率さも兼ね備えている。
第350回(1/27~31発売号より)
1位「江角マキコ “不倫弁明”インタビューの嘘!事務所社長が本誌に『新証言メール』」(「女性自身」2月14日号)
参照「江角マキコ 『不倫別居』『引退』『あの男』について」(「女性セブン」2月9日号)
2位「SMAP中居くん大丈夫!? 『1.31緊急事態』と『海外進出』」(「女性セブン」2月9日号)
3位「やっぱり『憲法改正』は必要なかった!」(「週刊女性」2月14日号)
先週の「女性自身」がスクープした、江角マキコの不倫と芸能界引退。その2日後発売された「女性セブン」には、江角のインタビューが掲載されたが、そのインタビューは“大嘘だ”と「自身」が噛み付いた。
いいぞ! いいぞ! メディア同士のバトルは楽しい。
「自身」記事によれば、“嘘その1”は江角の不倫相手A氏と事務所社長の関係だという。「セブン」の江角インタビューによれば、A氏と社長は親しい関係で、よってA氏所有のマンションに事務所を置いたとしていたが、しかし社長は「自身」の取材に対し、これを明確に否定したのだ。
ほかにもA氏との密会時間の“差”や、スキー旅行に伴った“家族数”など細々とした江角の“嘘”が記事では指摘されているが、それらはどれも瑣末なものだ。
これに関し「自身」も「不可解なのは、こうした細かい“嘘”を並べ立てる江角の気持ちだ」と指摘していて、まったく同感だ。記事では江角は昔からパニックになると、周囲にそれぞれ異なることを言う“癖”があることも指摘されているが、それって、何かをごまかそうとするからなのだろう。
だが、江角はそれ以上に突っ込みどころ満載なことを「セブン」にしゃべっている。いわく、報道後A氏の奥さんから電話があり、謝罪された。また、詐欺られたはずのA氏と頻繁に会っていたのは、“弁護士から返済のためには関係を保ちながら頻繁に会うよう助言された。
謝罪するのは、騒動を起こした江角のはずだし、詐欺の加害者と頻繁に会うよう助言する弁護士なんて本当に存在するのか。考えられない――。
江角は、気が強そうに見えて、実は、繊細で打たれ弱かったんだな。困難から逃げてしまう。細かい嘘はそんな江角の気の弱さの現れなのか。ママ友騒動、長嶋一茂邸の落書き、そして不倫・引退。もっと図太かったら別の展開があったかもしれないのに、残念。
そんな残念な江角インタビューを掲載した「セブン」だが、SMAPに関し、珍妙な“見解”を引っ張りだした。
それがキムタク以外のメンバーにとって本日1月31日が“ターニングポイント”になるのではないかというものだ。
その根拠は香取慎吾の誕生日が31日だということらしい。SMAPと事務所の契約更新時期が9月であることは、独立騒動の際に散々報じられてきた。しかしそれはあくまでSMAPというグループの契約で、個々の契約は“多くの場合誕生日”なのだという。
いや、そんな契約聞いたことがない。さらにもう1つの根拠として、育ての親・I元マネジャーが退社したのが昨年2月4日で、同時期に“1年の禊”が終わるからだって。
よくぞ、こじつけた。
またタイトルにある「海外進出」とは、I元マネが頼っている企業が、ハリウッドの映画会社を傘下に持つからだって。“ジャニーズ”御用達メディアによる、観測記事か? さらに驚くのが西麻布の焼き肉店で、メンバー4人とI元マネが昨年から数回、“一緒に食事をしていた”という情報だ。どのマスコミもキャッチできなかったらしい、この食事会。怪しすぎる「セブン」記事である。
通常国会が開かれている現在、タイムリーでわかりやすい憲法改正記事が「週刊女性」に掲載されている。
記事には、安倍政権が目指す改憲の本当の目的は憲法9条にあるが、しかし国民の目を欺くために「緊急事態条項」、「家族条項」、「環境権」、「教育無償化」を前面に持ってくるのではないかということが指摘される。そしてそれぞれが“必要ない”ものとして説明されていく。その危険性もだ。こうした“改憲ありき”の危険性を、丁寧に解説し、継続して掲載する「週女」の姿勢に敬意を表したい。
開院前からの計画的犯行か? 障害者や認知症患者を奴隷扱いする「ブラック病院」にメス
韓国・仁川(インチョン)にある精神科病院でとんでもない不祥事が発覚し、物議を醸している。なんと、病院の諸経費を節約するため、認知症や精神障害を持った患者に、病院の雑務を強要していたというのだ。 逮捕されたのは、同病院の院長(45)と事務長(55)。この病院は、2015年11月に市から開院許可を得たが、院長らは開院にあたっての必須条件である産業廃棄物処理委託契約書やクリーニング業務委託契約書を偽造して保健所に提出。判断能力に問題がある長期療養患者に、ほかの入院患者の服の洗濯やおむつ交換などをさせていた。 当然、韓国の精神保健法では、治療やリハビリ目的以外の、患者の労働は禁止されている。しかし、院長らはそうした規約を完全に無視。患者たちに手錠をかけたり、暴力で支配下に置き、奴隷のように使っていたのだ。 腐敗していたのはトップだけではなかった。この病院に勤める療養保護士(日本でいうヘルパー)(49)も、実に悪質だ。彼は言うことを聞かない患者を殴りつけるだけでなく、女性患者にキスを強要するなど、やりたい放題だったという。 この病院の悪事が発覚したのは、退院した患者から「療養保護士が患者を手錠で拘束して暴行を加えたり、食事を与えられていない患者がいる」と警察に通報があったことがきっかけだった。全患者への聞き取り調査の結果、1月23日に前出の3人を精神保健法違反の容疑で逮捕。療養保護士には、さらに強制わいせつ容疑も加えられた。 あまりにも非道な病院に、韓国ネット民も「なぜ、こんなクズどもの名前や病院名を公表しないんだ?」「こいつらのせいで、保護士のイメージが悪くなる」「むしろ主犯3人を精神科病院へ放り込め!!」などと怒りを爆発させている。 くしくも、事件が明るみになる3日前の20日、障害者の意思を無視して労働を強要した場合、7年以下の懲役または7,000万ウォン(約700万円)の罰金を科すという内容が導入された「障害者福祉法改正案」が国会本会議を通過している。それも踏まえて、院長たちにどれほど重い刑罰が下されるのかに注目したい。 (文=S-KOREA) ●参考記事 ・健康な人が“強制入院”させられる!? 韓国で精神病院の患者数が増加するワケ (http://s-korea.jp/archives/4188?zo) ・患者を170日間も不法監禁した国立精神病院の院長…その違法性はどこに? (http://s-korea.jp/archives/6125?zo)入院患者の様子
開院前からの計画的犯行か? 障害者や認知症患者を奴隷扱いする「ブラック病院」にメス
韓国・仁川(インチョン)にある精神科病院でとんでもない不祥事が発覚し、物議を醸している。なんと、病院の諸経費を節約するため、認知症や精神障害を持った患者に、病院の雑務を強要していたというのだ。 逮捕されたのは、同病院の院長(45)と事務長(55)。この病院は、2015年11月に市から開院許可を得たが、院長らは開院にあたっての必須条件である産業廃棄物処理委託契約書やクリーニング業務委託契約書を偽造して保健所に提出。判断能力に問題がある長期療養患者に、ほかの入院患者の服の洗濯やおむつ交換などをさせていた。 当然、韓国の精神保健法では、治療やリハビリ目的以外の、患者の労働は禁止されている。しかし、院長らはそうした規約を完全に無視。患者たちに手錠をかけたり、暴力で支配下に置き、奴隷のように使っていたのだ。 腐敗していたのはトップだけではなかった。この病院に勤める療養保護士(日本でいうヘルパー)(49)も、実に悪質だ。彼は言うことを聞かない患者を殴りつけるだけでなく、女性患者にキスを強要するなど、やりたい放題だったという。 この病院の悪事が発覚したのは、退院した患者から「療養保護士が患者を手錠で拘束して暴行を加えたり、食事を与えられていない患者がいる」と警察に通報があったことがきっかけだった。全患者への聞き取り調査の結果、1月23日に前出の3人を精神保健法違反の容疑で逮捕。療養保護士には、さらに強制わいせつ容疑も加えられた。 あまりにも非道な病院に、韓国ネット民も「なぜ、こんなクズどもの名前や病院名を公表しないんだ?」「こいつらのせいで、保護士のイメージが悪くなる」「むしろ主犯3人を精神科病院へ放り込め!!」などと怒りを爆発させている。 くしくも、事件が明るみになる3日前の20日、障害者の意思を無視して労働を強要した場合、7年以下の懲役または7,000万ウォン(約700万円)の罰金を科すという内容が導入された「障害者福祉法改正案」が国会本会議を通過している。それも踏まえて、院長たちにどれほど重い刑罰が下されるのかに注目したい。 (文=S-KOREA) ●参考記事 ・健康な人が“強制入院”させられる!? 韓国で精神病院の患者数が増加するワケ (http://s-korea.jp/archives/4188?zo) ・患者を170日間も不法監禁した国立精神病院の院長…その違法性はどこに? (http://s-korea.jp/archives/6125?zo)入院患者の様子
冷えとり健康法の震源地! トンデモ・ホリスティック情報誌「マーマーマガジン」を一挙プレイバック
靴下を5枚10枚と重ねるほどに「足裏から毒が出る!」と謳う冷えとり健康法(過去記事もご参照くださいませ)を、世に広めたホリスティック情報誌『マーマーマガジン』。
現在は2回のリニューアルを経て、詩とインタビューの雑誌へと変化を遂げたご様子です。そこで今回はリニューアル記念として、勝手にバックナンバーをプレイバックしていきましょう(つっこみポイントの少ない号はスキップさせていただいています)。さて、どんなトンデモが誌面を飾っていたでしょうか?
◎オシャレでメジャー感漂う創刊準備号/2008年2月発売
服部みれい氏(後の冷えとりの女王)が編集長として制作のかじ取りをし、アパレル会社のフレームワークより販売がスタート(以下、第14号まではフレームワークス発行)。
誌面では「murmurとは英語で風のざわめきやささやき声という意味。あたらしい時代に向けて、自然やからだの声ならぬ声にもっと耳をかたむけよう、そんな気持ちをこめて名付けました」と説明されていますが、この後始まる冷えとり布教展開には「まあまあ!」と驚くばかりです。
この号では「愛する服」を有名人が語るグラビアへカヒミ・カリィや市川美和子といった文化系女子好みの有名人を起用したり、オーガニックコスメを紹介したりと、メジャー感漂う仕上がり。
◎さっそく飛ばし始める! ニューエイジエッセンスがほとばしる第2/2008年7月発売
ナチュラルライフを提唱するアーティスト、アリシア・ベイ=ローレル氏インタビューにコミューンの話が出てきたり、フードコーディネーターによる料理企画のタイトルが「脱石油社会的食生活のすすめ」であったりと、消費社会に批判するニューエイジの雰囲気がさっそく現れはじめる第2号。
ところで「自分で育てたものをつくる」=脱石油社会的食生活という設定のようですが、レシピに登場するガスコンロも市販の太白ごま油も、石油で動かす工場で作られているんですけどねえ。
◎カヒミのナチュラル語りが読める第3号/2008年11月発売
注目は、創刊準備号にも登場したカヒミ・カリィのナチュラル語り。「喫煙者だったけど野草研究家の取材中にどんぐりの樹に抱き着いたら、吸いたくなくなった」という、妖怪に気を吸い取られたかのごとくエピソードは、ナチュラルに転ぼうと全盛期に発揮していた浮世離れした感性が顕在なのが伝わってきます。
その他、マクロビ、『沈黙の春』※、ジャック・マイヨールなど、自然派が愛する定番キーワードが盛りだくさんです。小沢健二といいカヒミといい、渋谷系で活躍したミュージシャンといえば〈消費文化の申し子〉という印象であったのですが、その反動で自然派に転ぶんでしょうかね?
コアなネタが登場する「マーマーガールズ座談会(以下、座談会)」のお題は、〈自然派の洗濯洗剤〉。合成洗剤を「微量とはいえ、皮膚に入る」と語る服部みれい氏、経費毒思想の持ち主であることをアピール開始です。一方、「刺繍講座」企画に登場した「会議中に軍パンに刺繍する」という練習法は脱力度が高く、このバカバカしさは嫌いじゃありません。
※1962年に出版された、米国の海洋生物学者・レイチェルカーソンの著書。農薬による環境汚染の問題を指摘し、世界に環境問題を問いかけたエポックメイキング的な作品として広く知られている。
◎トンデモ度急上昇、控えめに冷えとり健康法が登場する第4号/2009年3月発売
第1特集は、『沈黙の春』の著者、レイチェル・カーソンの研究者である上遠恵子氏インタビュー。服部みれい氏と一緒になって〈企業は悪!〉というイメージを植え付けるような陰謀論で盛り上がっております。
激しいタイトルの料理企画「脱石油社会的食生活のすすめ」は、はやくも「有機的な料理の話」に変更。さすがに企業である出資元からつっこまれたのでしょうか?
ファッショングラビアは素足にバレエシューズやサンダルを履いているので、まだまだノーマル路線かと思いきや、「東洋医学の健康法」というコーナーに冷えとり健康法が登場し、基本理論を解説。
「からだ全体で美しくなる話」なるコラムでは、ヘアメイクアーティストが「化学物質は子宮にたまりやすい」と語り、「美容師時代に化学物質配合の毛染めをしていた女性が脳の手術をしたとき、コールタール状のものがべったりとついていたと聞いたことがあります」と、まともな美容師さんが迷惑しそうなトンデモトークを披露。
座談会のお題は布ナプキン。「PMSが楽になった」「紙ナプキンを使っていると生理に対してネガティブになる」「燃やすとダイオキシンが出る」など、現在も布ナプユーザーの間で定番化している使い捨てナプキン(紙ナプキン)をディスるネタが登場。布ナプキンを使うようになってから〈経血コントロール〉できるようになったと報告する女子に対し、別の女子が「昔の人みたい」と合いの手を打つのも、テンプレ通りです(何の話がわからない!という方は、こちらをご参照ください)
◎「冷えとりファッション」提案で、本気を見せてくる第5号/2009年7月
オシャレにスタイリングをした、靴下重ね履きファッショングラビアに力を入れてくる号。冷えとり布教開始号ともいえるでしょう。
座談会は布ナプキン後篇。メンバーの妊娠報告に「よい生理は体をつくる」と盛り上がり、使い捨ての紙ナプキンを作っている企業に対しては「体のことを考えていない!」と叩きまくる、お約束展開です。
◎オーガニックと自己啓発の抱き合わせで、意識高い系雑誌になっていく第6号/2009年9月
第1特集はオーガニックデニムで、第2特集はアフォメーション※という構成は、社会意識高い系を目指しているのでしょうか? 「今、編集部のまわりでアフォメーションが大人気!」とカジュアルに紹介していますが、消費社会に疑問を投げかけ、自己啓発をしていく流れって、どんだけニューエイジにあこがれてるんだ。
座談会のお題は〈下着〉。〈修行ブラ〉で有名になった龍多美子氏が話題にのぼり、ブレが全くないのはお見事。みれい氏発にて、〈塩ブラジャー〉も登場。
※肯定的な自己宣言。引き寄せや自己啓発界隈で使われるメソッドのひとつ
◎自然療法好きな女子もおいていかれそうな、第8号/2010年3月発行
ホメオパシー布教者として有名な由井寅子(ゆい・とらこ)氏インタビュー掲載号。オシャレブランドから出ているちょっとナチュラルなミニコミ誌と思って手に取った読者は、「波動って何!?」「カラダ、ココロ、魂の三位一体に作用する……ですか」と、さぞかし驚かれたことでしょう。
由井氏は自身の子ども時代について「だれひとりとしてわたしをかわいがらなかった」と語っていて、癒しを求めてホメオパシーに走ったような経緯をちらつかせております。そのこと自体はお気の毒ですし、ホメオパシーが精神的な救いになる場合もあることがよくわかりますが、「潰瘍性大腸炎が治った!」と明らかに因果関係がよくわからないことを掲載しちゃうこの雑誌はやっぱり怖い。
10円玉1枚分ほどのごくごくわずかな圧で脳脊髄液の水圧システムのリズムに働きかけ、自然治癒力が発動されるきっかけをつくると謳われる療法をセルフケアでやってみようという企画「おうちでできるクラニオ講座」も、どうかしてるわ。
◎自然派こそが正しいよね! という選民意識バリバリの第9号/2010年6月発行
後半にて、冷えとり健康法拡大企画。靴下だけでなく食にも言及し、からだを冷やすものは「薬」「白砂糖」、と紹介。一時期流行した〈しょうが紅茶〉は、冷えとりからみたら「ばかばかしいかぎりです」とバッサリ切り捨てていらっしゃいますが、こちらからみたら、靴下重ね履きこそが「ばかばかしいかぎり」です。
座談会のお題は〈シャンプー〉で、塩シャンプーやアレッポ(石鹸)など自然派の洗髪が披露されている中で、突然〈マシェリ〉派が登場すると、参加者が爆笑。選民意識バリバリの、嫌なコミュニティだなー。いろいろ議論を展開し、結局は「あれこれさまようけれど、自然派系使うともとには戻れないよね~」という結論。界面活性剤が入っているような一般的なシャンプーを「チャラ男」と表現しているのも、感じ悪いことこのうえなし。
◎冷えとりライフと真逆に走る、黒柳徹子がまぶしすぎる第10号/2010年10月特大号
黒柳徹子氏の三万字インタビューという特大号。冷えとり啓蒙誌で、寝る前に氷あずきを食べるとみれい氏に語る、最高にシュールな展開が楽しめます。
最近太ったという話題が出ると、すかさず徹子へ冷えとりを勧めるみれい氏。しかし、「ええ~っ!? やせる~!? この靴下で~!?」と徹子に驚愕されて終了。冷えとり健康法に欠かせない半身浴についても、そもそも徹子氏は「風呂に入る時間は1分」であるとバッサリ。マイペースで有名な徹子節、マーマーマガジンでも光り輝いています。
「冷えとりはきもちいい」という冷えとりページでは、湿疹はかきむしれという恐ろしい指導を掲載。湿疹でかゆくなったらかきむしって毒の出口を広げてあげるというのが冷えとり健康法のお説ですが、昨今はそうやって悪化した肌荒れからアレルゲンが体内に侵入して食物アレルギーになることが解明されているのですから、毒の入り口を広げる、恐ろしい指導と言えるでしょう。
◎健康情報とは線引きしていただきたい、ホリスティック総集編な第11号/2010年12月発行
アーユルヴェーダ、キネシオロジー、ホ・オポノポノ、冷えとり、クラニアルセイクラルなどをコンパクトに紹介。
みれい氏発の「ホリスティックな世界と出会うときのチェックリスト」では、「自分の直感を信じて!」というアドバイス。当連載でも繰り返しお伝えしていますが、健康にかかわることを〈感性〉で判断するのは本当に危険です。
座談会は〈睡眠〉について。どんなスタイルで寝ているか?という話題では、「キッドブルーのネグリジェに、レギンス3~4枚プラス、靴下10~12枚」という冷えとりガールの恐ろしい日常が披露されておりました。「半身浴しながら寝る」という情報に対して「試してみるよ!」なんて発言も飛び出し、いつかこの座談会参加者から死者が出ないかと、読んでいて肝が冷えまくりです。
◎トンデモ系男子大集合~! な第12号/2011年3月発行
校了の4日後に、東北地方太平洋沖地震が起こったタイミングの12号は、「エコ男子特集」。
インディアンと出会った体験を語る編集者や、臨死体験で地球のはじまりを見たと語る彗星探検家。電子レンジをひたすらディスるパティシェ弓田亮氏、キャンドルナイトの呼びかけ人であり文化人類学者の辻信一氏、そして冷えとり健康法を発案した進藤医師が登場。エコ男子というより、トンデモ男子図鑑ですね。
この号では座談会もメンバーはみれい氏以外は男性が参加。〈肛門の括約筋が感情とリンクしていると聞き、棒を挿入してみた〉という報告など、いつもとは違う方向に飛ばしております。ちなみにゆるいと性格も感情も陰になるそうです。出身校が同じで同じ療法をやっているという共通点が見つかったメンバー同士「ツインソウル!?」と盛り上がる男子たち、すみません、気持ち悪いです。
◎フレームワークと決別がはじまるか? な第13号/2011年7月発行
「大災害以降、何を企画してもどこかしらじらしい」と語り、自分が見聞きした半径3m以内で1冊を作ってみることにした、と冒頭で服部みれい氏が宣言。いよいよ企業とお別れのときがやってきたような気配がプンプン漂います。
冷えとりファッションのモデルも自分でこなし、大特集のラストは「みれいの本棚」なるオススメ本の紹介、「都会でも田舎の暮らしはできるっ!」と自分の1週間を写真入りでレポするなど、「みれいマガジン」へまっしぐらっ★
◎リニューアル準備号も、みれいマガジン状態な第14号/2011年12月発行
さらにみれいマガジン化が進み、第1特集は、バンド仲間であるミュージシャンとの雑談「ミネコとミレコのおしゃべり天国」(センスが「オリーブ」時代のそれだわ)。さらにおふたりが街中をぶらぶらしているイメージ写真も12ページにわたりカラー掲載され、これを500円で売るのか! と唖然。
ニュースページに自社の靴下が登場し、重ね履き用の靴下で荒稼ぎがはじまるのもこのあたりですかね?
◎日本は特別! という選民思想漂う第15号/2012年3月16日
ついにやりたいほうだいの自社発行(エムエムブックス)スタート号です。「昔の暮らしは素敵」系から発生する「日本は特別」思想、が堂々と第1特集。江戸しぐさと同じく根拠のない「日本人はモラルが高い」「サムシンググレートを感じている」という話や、江戸時代までの日本人がごく自然に行っていた呼吸法「密息」なども登場し、完全に〈あっち側〉へ渡り切った感の漂う号でありました。
◎伝説の冷えとり人生相談が掲載された第16号/2012年6月発行
「冷えとりをしたら夫が不要なものだと分かって離婚」という伝説の読者人生相談が掲載されている号。伝説、といっても完全にわたしの周りの話なんですけどね。
さらに、「ホリスティックな世界にのめりこんだら、夫が愛想をつかして出て行った」なる別の読者からの報告も続き、誌面的には「こんなに衝撃的に環境が変わるのね! すごい効果!」という反応でありますが、共同生活できないレベルにあなたたちが極端なんですってば。
座談会では自然農法について盛り上がり、〈大規模農場で作った野菜は、野菜でなくて「石油製品」だって表現する人もいるくらいです〉と、煽るみれい氏。一方の価値を貶めることで自分が推すものの評価を高める、ゲスいやり口です。
◎第17号は、実用度の果てしなく低いセックス特集号/2012年12月発行
子宮系女子が多用する言葉「まぐあい(セックス)」がマーマーマガジンにも登場。
さらに、「ホリスティックな世界にのめりこんだら、夫が愛想をつかして出て行った」なる別の読者からの報告も続き、誌面的には「こんなに衝撃的に環境が変わるのね! すごい効果!」という反応でありますが、共同生活できないレベルにあなたたちが極端なんですってば。
座談会では自然農法について盛り上がり、〈大規模農場で作った野菜は、野菜でなくて「石油製品」だって表現する人もいるくらいです〉と、煽るみれい氏。一方の価値を貶めることで自分が推すものの評価を高める、ゲスいやり口です。
◎第17号は、実用度の果てしなく低いセックス特集号/2012年12月発行
子宮系女子が多用する言葉「まぐあい(セックス)」がマーマーマガジンにも登場。
実は私も弓田ごはんは食べたことがあります。味はとてもいいのですが、ただの食事ですから疾患が改善する効果はあるはずもありません。情報誌の作り手として、よくこんなことが書けるもんだとひたすら呆れるばかりです。
読者のひろばは冷えとりママの実践報告。子どもの体中に湿疹が出ているが、毒出しなので靴下と手にシルクの靴下をつけさせているというもの(※子ども用のシルク手袋が見つからなかったので、靴下を手にはめさせてたようです)。さらに予防接種も薬も与えず、4カ月検診で医師にいやみを言われたが、強い信念をもてば大丈夫!だと思っています、とのこと。はい、完全に医療ネグレスト案件です。どうかそのお子さんが、無事育ちますように……。
◎今までのオーガニック推しはどうしちゃったの? な第19号(2013年7月発行)
特集は「土とともに生きる」。慣行栽培(一般的な農法)で使われるF1種について、「子孫のつくれない作物ばかり食べて、動物に異常は現れないのか」と読者を脅しにかかります。
さらに「有機肥料も問題がある場合があるようですね」と、けしかけるみれい氏、今までさんざんオーガニックを推しておいて、まさかの梯子外し!? 「ひふみ農園」という、国産スピ農法も登場。ひふみ祝詞(スピ界で有名な祝詞)を聞かせて育てた野菜は、育ちが違うそうです。
◎慣行栽培は体を冷やす! と農の世界でも冷えとりを語らせる第20号/2013年12月発行
農特集続き。慣行農業をやっていると化学物質で土が冷えるから腰が悪くなる、でも自然栽培はあたたかい。いわば〈土の冷えとり健康法〉だよという、農と冷えとりのコラボトークという、ある意味、貴重な記事を掲載。
みれい氏の会社が運営するウエブショップ誕生や、「満を持して」と子ども用の冷えとり靴下販売開始のアナウンスも登場。紙面で紹介されている子ども用は16cmと18cmなので、不快なら自己申告できる年齢であると思いたい……けど、まだまだ親にコントロールされる頃だよなあ。ああ、冷えとりさせられる子どもが不憫。
座談会はヘアケア談義再び。「ヘナは解毒作用がある」「セックスにもいい」「子宮と髪の毛は関係があるから生理中はシャンプー使うなと、産婆の祖母が言っていた」など、相変わらず根拠不明のトンデモガールズトークでみっしりです。
◎取りつくろった感の否めない、服特集の21号/2014年4月発行
「住まい特集を予定していたが、時間がかかってしまい、書籍用に予定していた服についてを取り上げました」とのこと、どこかとっちらかった印象があるのはそのせいでしょうか。この号では、「塩浴」も緊急特集。これも冷えとり健康法と同様に「PMSが軽くなった」「白髪が目立たなくなった」「やせた」など、因果関係不明の体験談がぎっしり。
* * *
ホリスティック情報誌としてのマーマーマガジンは、これで終了です。これ以降は冒頭でご紹介したとおり、詩とインタビューの雑誌へとリニューアルとのこと。もしかしたらやっているご本人も、少々〈トンデモ疲れ〉したのではないでしょうか? それにしても謎物件を山のようにご紹介してくれたマーマーマガジン、関係者の皆さま大変お疲れさまでございました。
(謎物件ウォッチャー・山田ノジル)
冷えとり健康法の震源地! トンデモ・ホリスティック情報誌「マーマーマガジン」を一挙プレイバック
靴下を5枚10枚と重ねるほどに「足裏から毒が出る!」と謳う冷えとり健康法(過去記事もご参照くださいませ)を、世に広めたホリスティック情報誌『マーマーマガジン』。
現在は2回のリニューアルを経て、詩とインタビューの雑誌へと変化を遂げたご様子です。そこで今回はリニューアル記念として、勝手にバックナンバーをプレイバックしていきましょう(つっこみポイントの少ない号はスキップさせていただいています)。さて、どんなトンデモが誌面を飾っていたでしょうか?
◎オシャレでメジャー感漂う創刊準備号/2008年2月発売
服部みれい氏(後の冷えとりの女王)が編集長として制作のかじ取りをし、アパレル会社のフレームワークより販売がスタート(以下、第14号まではフレームワークス発行)。
誌面では「murmurとは英語で風のざわめきやささやき声という意味。あたらしい時代に向けて、自然やからだの声ならぬ声にもっと耳をかたむけよう、そんな気持ちをこめて名付けました」と説明されていますが、この後始まる冷えとり布教展開には「まあまあ!」と驚くばかりです。
この号では「愛する服」を有名人が語るグラビアへカヒミ・カリィや市川美和子といった文化系女子好みの有名人を起用したり、オーガニックコスメを紹介したりと、メジャー感漂う仕上がり。
◎さっそく飛ばし始める! ニューエイジエッセンスがほとばしる第2/2008年7月発売
ナチュラルライフを提唱するアーティスト、アリシア・ベイ=ローレル氏インタビューにコミューンの話が出てきたり、フードコーディネーターによる料理企画のタイトルが「脱石油社会的食生活のすすめ」であったりと、消費社会に批判するニューエイジの雰囲気がさっそく現れはじめる第2号。
ところで「自分で育てたものをつくる」=脱石油社会的食生活という設定のようですが、レシピに登場するガスコンロも市販の太白ごま油も、石油で動かす工場で作られているんですけどねえ。
◎カヒミのナチュラル語りが読める第3号/2008年11月発売
注目は、創刊準備号にも登場したカヒミ・カリィのナチュラル語り。「喫煙者だったけど野草研究家の取材中にどんぐりの樹に抱き着いたら、吸いたくなくなった」という、妖怪に気を吸い取られたかのごとくエピソードは、ナチュラルに転ぼうと全盛期に発揮していた浮世離れした感性が顕在なのが伝わってきます。
その他、マクロビ、『沈黙の春』※、ジャック・マイヨールなど、自然派が愛する定番キーワードが盛りだくさんです。小沢健二といいカヒミといい、渋谷系で活躍したミュージシャンといえば〈消費文化の申し子〉という印象であったのですが、その反動で自然派に転ぶんでしょうかね?
コアなネタが登場する「マーマーガールズ座談会(以下、座談会)」のお題は、〈自然派の洗濯洗剤〉。合成洗剤を「微量とはいえ、皮膚に入る」と語る服部みれい氏、経費毒思想の持ち主であることをアピール開始です。一方、「刺繍講座」企画に登場した「会議中に軍パンに刺繍する」という練習法は脱力度が高く、このバカバカしさは嫌いじゃありません。
※1962年に出版された、米国の海洋生物学者・レイチェルカーソンの著書。農薬による環境汚染の問題を指摘し、世界に環境問題を問いかけたエポックメイキング的な作品として広く知られている。
◎トンデモ度急上昇、控えめに冷えとり健康法が登場する第4号/2009年3月発売
第1特集は、『沈黙の春』の著者、レイチェル・カーソンの研究者である上遠恵子氏インタビュー。服部みれい氏と一緒になって〈企業は悪!〉というイメージを植え付けるような陰謀論で盛り上がっております。
激しいタイトルの料理企画「脱石油社会的食生活のすすめ」は、はやくも「有機的な料理の話」に変更。さすがに企業である出資元からつっこまれたのでしょうか?
ファッショングラビアは素足にバレエシューズやサンダルを履いているので、まだまだノーマル路線かと思いきや、「東洋医学の健康法」というコーナーに冷えとり健康法が登場し、基本理論を解説。
「からだ全体で美しくなる話」なるコラムでは、ヘアメイクアーティストが「化学物質は子宮にたまりやすい」と語り、「美容師時代に化学物質配合の毛染めをしていた女性が脳の手術をしたとき、コールタール状のものがべったりとついていたと聞いたことがあります」と、まともな美容師さんが迷惑しそうなトンデモトークを披露。
座談会のお題は布ナプキン。「PMSが楽になった」「紙ナプキンを使っていると生理に対してネガティブになる」「燃やすとダイオキシンが出る」など、現在も布ナプユーザーの間で定番化している使い捨てナプキン(紙ナプキン)をディスるネタが登場。布ナプキンを使うようになってから〈経血コントロール〉できるようになったと報告する女子に対し、別の女子が「昔の人みたい」と合いの手を打つのも、テンプレ通りです(何の話がわからない!という方は、こちらをご参照ください)
◎「冷えとりファッション」提案で、本気を見せてくる第5号/2009年7月
オシャレにスタイリングをした、靴下重ね履きファッショングラビアに力を入れてくる号。冷えとり布教開始号ともいえるでしょう。
座談会は布ナプキン後篇。メンバーの妊娠報告に「よい生理は体をつくる」と盛り上がり、使い捨ての紙ナプキンを作っている企業に対しては「体のことを考えていない!」と叩きまくる、お約束展開です。
◎オーガニックと自己啓発の抱き合わせで、意識高い系雑誌になっていく第6号/2009年9月
第1特集はオーガニックデニムで、第2特集はアフォメーション※という構成は、社会意識高い系を目指しているのでしょうか? 「今、編集部のまわりでアフォメーションが大人気!」とカジュアルに紹介していますが、消費社会に疑問を投げかけ、自己啓発をしていく流れって、どんだけニューエイジにあこがれてるんだ。
座談会のお題は〈下着〉。〈修行ブラ〉で有名になった龍多美子氏が話題にのぼり、ブレが全くないのはお見事。みれい氏発にて、〈塩ブラジャー〉も登場。
※肯定的な自己宣言。引き寄せや自己啓発界隈で使われるメソッドのひとつ
◎自然療法好きな女子もおいていかれそうな、第8号/2010年3月発行
ホメオパシー布教者として有名な由井寅子(ゆい・とらこ)氏インタビュー掲載号。オシャレブランドから出ているちょっとナチュラルなミニコミ誌と思って手に取った読者は、「波動って何!?」「カラダ、ココロ、魂の三位一体に作用する……ですか」と、さぞかし驚かれたことでしょう。
由井氏は自身の子ども時代について「だれひとりとしてわたしをかわいがらなかった」と語っていて、癒しを求めてホメオパシーに走ったような経緯をちらつかせております。そのこと自体はお気の毒ですし、ホメオパシーが精神的な救いになる場合もあることがよくわかりますが、「潰瘍性大腸炎が治った!」と明らかに因果関係がよくわからないことを掲載しちゃうこの雑誌はやっぱり怖い。
10円玉1枚分ほどのごくごくわずかな圧で脳脊髄液の水圧システムのリズムに働きかけ、自然治癒力が発動されるきっかけをつくると謳われる療法をセルフケアでやってみようという企画「おうちでできるクラニオ講座」も、どうかしてるわ。
◎自然派こそが正しいよね! という選民意識バリバリの第9号/2010年6月発行
後半にて、冷えとり健康法拡大企画。靴下だけでなく食にも言及し、からだを冷やすものは「薬」「白砂糖」、と紹介。一時期流行した〈しょうが紅茶〉は、冷えとりからみたら「ばかばかしいかぎりです」とバッサリ切り捨てていらっしゃいますが、こちらからみたら、靴下重ね履きこそが「ばかばかしいかぎり」です。
座談会のお題は〈シャンプー〉で、塩シャンプーやアレッポ(石鹸)など自然派の洗髪が披露されている中で、突然〈マシェリ〉派が登場すると、参加者が爆笑。選民意識バリバリの、嫌なコミュニティだなー。いろいろ議論を展開し、結局は「あれこれさまようけれど、自然派系使うともとには戻れないよね~」という結論。界面活性剤が入っているような一般的なシャンプーを「チャラ男」と表現しているのも、感じ悪いことこのうえなし。
◎冷えとりライフと真逆に走る、黒柳徹子がまぶしすぎる第10号/2010年10月特大号
黒柳徹子氏の三万字インタビューという特大号。冷えとり啓蒙誌で、寝る前に氷あずきを食べるとみれい氏に語る、最高にシュールな展開が楽しめます。
最近太ったという話題が出ると、すかさず徹子へ冷えとりを勧めるみれい氏。しかし、「ええ~っ!? やせる~!? この靴下で~!?」と徹子に驚愕されて終了。冷えとり健康法に欠かせない半身浴についても、そもそも徹子氏は「風呂に入る時間は1分」であるとバッサリ。マイペースで有名な徹子節、マーマーマガジンでも光り輝いています。
「冷えとりはきもちいい」という冷えとりページでは、湿疹はかきむしれという恐ろしい指導を掲載。湿疹でかゆくなったらかきむしって毒の出口を広げてあげるというのが冷えとり健康法のお説ですが、昨今はそうやって悪化した肌荒れからアレルゲンが体内に侵入して食物アレルギーになることが解明されているのですから、毒の入り口を広げる、恐ろしい指導と言えるでしょう。
◎健康情報とは線引きしていただきたい、ホリスティック総集編な第11号/2010年12月発行
アーユルヴェーダ、キネシオロジー、ホ・オポノポノ、冷えとり、クラニアルセイクラルなどをコンパクトに紹介。
みれい氏発の「ホリスティックな世界と出会うときのチェックリスト」では、「自分の直感を信じて!」というアドバイス。当連載でも繰り返しお伝えしていますが、健康にかかわることを〈感性〉で判断するのは本当に危険です。
座談会は〈睡眠〉について。どんなスタイルで寝ているか?という話題では、「キッドブルーのネグリジェに、レギンス3~4枚プラス、靴下10~12枚」という冷えとりガールの恐ろしい日常が披露されておりました。「半身浴しながら寝る」という情報に対して「試してみるよ!」なんて発言も飛び出し、いつかこの座談会参加者から死者が出ないかと、読んでいて肝が冷えまくりです。
◎トンデモ系男子大集合~! な第12号/2011年3月発行
校了の4日後に、東北地方太平洋沖地震が起こったタイミングの12号は、「エコ男子特集」。
インディアンと出会った体験を語る編集者や、臨死体験で地球のはじまりを見たと語る彗星探検家。電子レンジをひたすらディスるパティシェ弓田亮氏、キャンドルナイトの呼びかけ人であり文化人類学者の辻信一氏、そして冷えとり健康法を発案した進藤医師が登場。エコ男子というより、トンデモ男子図鑑ですね。
この号では座談会もメンバーはみれい氏以外は男性が参加。〈肛門の括約筋が感情とリンクしていると聞き、棒を挿入してみた〉という報告など、いつもとは違う方向に飛ばしております。ちなみにゆるいと性格も感情も陰になるそうです。出身校が同じで同じ療法をやっているという共通点が見つかったメンバー同士「ツインソウル!?」と盛り上がる男子たち、すみません、気持ち悪いです。
◎フレームワークと決別がはじまるか? な第13号/2011年7月発行
「大災害以降、何を企画してもどこかしらじらしい」と語り、自分が見聞きした半径3m以内で1冊を作ってみることにした、と冒頭で服部みれい氏が宣言。いよいよ企業とお別れのときがやってきたような気配がプンプン漂います。
冷えとりファッションのモデルも自分でこなし、大特集のラストは「みれいの本棚」なるオススメ本の紹介、「都会でも田舎の暮らしはできるっ!」と自分の1週間を写真入りでレポするなど、「みれいマガジン」へまっしぐらっ★
◎リニューアル準備号も、みれいマガジン状態な第14号/2011年12月発行
さらにみれいマガジン化が進み、第1特集は、バンド仲間であるミュージシャンとの雑談「ミネコとミレコのおしゃべり天国」(センスが「オリーブ」時代のそれだわ)。さらにおふたりが街中をぶらぶらしているイメージ写真も12ページにわたりカラー掲載され、これを500円で売るのか! と唖然。
ニュースページに自社の靴下が登場し、重ね履き用の靴下で荒稼ぎがはじまるのもこのあたりですかね?
◎日本は特別! という選民思想漂う第15号/2012年3月16日
ついにやりたいほうだいの自社発行(エムエムブックス)スタート号です。「昔の暮らしは素敵」系から発生する「日本は特別」思想、が堂々と第1特集。江戸しぐさと同じく根拠のない「日本人はモラルが高い」「サムシンググレートを感じている」という話や、江戸時代までの日本人がごく自然に行っていた呼吸法「密息」なども登場し、完全に〈あっち側〉へ渡り切った感の漂う号でありました。
◎伝説の冷えとり人生相談が掲載された第16号/2012年6月発行
「冷えとりをしたら夫が不要なものだと分かって離婚」という伝説の読者人生相談が掲載されている号。伝説、といっても完全にわたしの周りの話なんですけどね。
さらに、「ホリスティックな世界にのめりこんだら、夫が愛想をつかして出て行った」なる別の読者からの報告も続き、誌面的には「こんなに衝撃的に環境が変わるのね! すごい効果!」という反応でありますが、共同生活できないレベルにあなたたちが極端なんですってば。
座談会では自然農法について盛り上がり、〈大規模農場で作った野菜は、野菜でなくて「石油製品」だって表現する人もいるくらいです〉と、煽るみれい氏。一方の価値を貶めることで自分が推すものの評価を高める、ゲスいやり口です。
◎第17号は、実用度の果てしなく低いセックス特集号/2012年12月発行
子宮系女子が多用する言葉「まぐあい(セックス)」がマーマーマガジンにも登場。
さらに、「ホリスティックな世界にのめりこんだら、夫が愛想をつかして出て行った」なる別の読者からの報告も続き、誌面的には「こんなに衝撃的に環境が変わるのね! すごい効果!」という反応でありますが、共同生活できないレベルにあなたたちが極端なんですってば。
座談会では自然農法について盛り上がり、〈大規模農場で作った野菜は、野菜でなくて「石油製品」だって表現する人もいるくらいです〉と、煽るみれい氏。一方の価値を貶めることで自分が推すものの評価を高める、ゲスいやり口です。
◎第17号は、実用度の果てしなく低いセックス特集号/2012年12月発行
子宮系女子が多用する言葉「まぐあい(セックス)」がマーマーマガジンにも登場。
実は私も弓田ごはんは食べたことがあります。味はとてもいいのですが、ただの食事ですから疾患が改善する効果はあるはずもありません。情報誌の作り手として、よくこんなことが書けるもんだとひたすら呆れるばかりです。
読者のひろばは冷えとりママの実践報告。子どもの体中に湿疹が出ているが、毒出しなので靴下と手にシルクの靴下をつけさせているというもの(※子ども用のシルク手袋が見つからなかったので、靴下を手にはめさせてたようです)。さらに予防接種も薬も与えず、4カ月検診で医師にいやみを言われたが、強い信念をもてば大丈夫!だと思っています、とのこと。はい、完全に医療ネグレスト案件です。どうかそのお子さんが、無事育ちますように……。
◎今までのオーガニック推しはどうしちゃったの? な第19号(2013年7月発行)
特集は「土とともに生きる」。慣行栽培(一般的な農法)で使われるF1種について、「子孫のつくれない作物ばかり食べて、動物に異常は現れないのか」と読者を脅しにかかります。
さらに「有機肥料も問題がある場合があるようですね」と、けしかけるみれい氏、今までさんざんオーガニックを推しておいて、まさかの梯子外し!? 「ひふみ農園」という、国産スピ農法も登場。ひふみ祝詞(スピ界で有名な祝詞)を聞かせて育てた野菜は、育ちが違うそうです。
◎慣行栽培は体を冷やす! と農の世界でも冷えとりを語らせる第20号/2013年12月発行
農特集続き。慣行農業をやっていると化学物質で土が冷えるから腰が悪くなる、でも自然栽培はあたたかい。いわば〈土の冷えとり健康法〉だよという、農と冷えとりのコラボトークという、ある意味、貴重な記事を掲載。
みれい氏の会社が運営するウエブショップ誕生や、「満を持して」と子ども用の冷えとり靴下販売開始のアナウンスも登場。紙面で紹介されている子ども用は16cmと18cmなので、不快なら自己申告できる年齢であると思いたい……けど、まだまだ親にコントロールされる頃だよなあ。ああ、冷えとりさせられる子どもが不憫。
座談会はヘアケア談義再び。「ヘナは解毒作用がある」「セックスにもいい」「子宮と髪の毛は関係があるから生理中はシャンプー使うなと、産婆の祖母が言っていた」など、相変わらず根拠不明のトンデモガールズトークでみっしりです。
◎取りつくろった感の否めない、服特集の21号/2014年4月発行
「住まい特集を予定していたが、時間がかかってしまい、書籍用に予定していた服についてを取り上げました」とのこと、どこかとっちらかった印象があるのはそのせいでしょうか。この号では、「塩浴」も緊急特集。これも冷えとり健康法と同様に「PMSが軽くなった」「白髪が目立たなくなった」「やせた」など、因果関係不明の体験談がぎっしり。
* * *
ホリスティック情報誌としてのマーマーマガジンは、これで終了です。これ以降は冒頭でご紹介したとおり、詩とインタビューの雑誌へとリニューアルとのこと。もしかしたらやっているご本人も、少々〈トンデモ疲れ〉したのではないでしょうか? それにしても謎物件を山のようにご紹介してくれたマーマーマガジン、関係者の皆さま大変お疲れさまでございました。
(謎物件ウォッチャー・山田ノジル)

