大みそかの『NHK紅白歌合戦』の裏で、TBSとフジテレビが今年も性懲りもなく、格闘技対決を放送することがわかった。 TBSは今年で5年目を迎えるスポーツバラエティ『史上最大の極限バトル KYOKUGEN 2016』(午後6時~11時30分予定)を放送するが、その番組の1コーナーで、元K-1 MAX世界王者の魔裟斗と元PRIDEライト級王者の五味隆典が対戦する。舞台は神奈川・横浜市の大さん橋ホールで、K-1ルールの3分5ラウンドで判定決着なし。 昨年の大みそか、魔裟斗は6年ぶりの“一夜限定復帰”と称して、総合格闘家の山本“KID”徳郁と、K-1ルールの3分3ラウンドで11年ぶりに再戦。KIDは距離を取ってほとんど攻撃することなく、魔裟斗の一方的な判定勝ちとなった。 魔裟斗は試合後のインタビューで、「もうリングには上がらない」とコメントしていたが、TBSのオファーにあっさり前言を撤回し、2年連続で『KYOKUGEN』で試合をすることになった。 この一戦が放送された第3部(午後10時~10時52分)の視聴率は9.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、試合後のインタビューやエンディングを織り込んだ第4部(午後10時52分~11時35分)は4.6%だった。 同番組のほかの時間帯の視聴率は、第1部(午後6時~7時)が8.8%。ボクシングの井岡一翔、高山勝成の2大世界戦をオンエアした第2部(7時~10時)は7.7%。数字的には、魔裟斗の復帰戦が最も高い視聴率であったが、しょせん1ケタ台。『紅白』の裏で民放1位だった日本テレビ系『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!! 大晦日年越しスペシャル 絶対に笑ってはいけない名探偵24時!』の第1部(午後6時30分~9時)の17.8%、第2部(午後9時~深夜0時30分)の15.3%には遠く及ばず、自慢できるような視聴率ではなかった。 「今年の大みそかは、プロボクシングWBA世界フライ級王者の井岡が、同級暫定王者のスタンプ・キャットニワットと王座統一戦を行います。TBSから正式な発表はまだありませんが、今年も『KYOKUGEN』で井岡の試合を放送するのは決定的です。よって、井岡、魔裟斗、バラエティの3本立てとなります。確かに五味は、全盛期の総合格闘技を支えた選手ですが、いまや“過去の人”で、一般的なネームバリューではKIDより下。五味もKID同様、米国最大手の総合格闘技団体UFCに上がっている選手ですから、ガチンコの試合ではなく、エキシビション的な色合いになるのが濃厚です。視聴者もバカではありませんから、視聴率には期待できないでしょう」(スポーツ紙記者) 一方、昨年の大みそか、2005年の「PRIDE」以来、10年ぶりに格闘技イベント『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND PRIX~IZAの舞』を中継したフジテレビが、今年も『紅白』の裏で『RIZIN』を放送することを決めた。オンエアは午後6時から11時45分で、昨年より1時間長くなる。 今年も12月29日、31日に行われるさいたまスーパーアリーナでの2連戦を中継。すでに「無差別級トーナメント2回戦」のミルコ・クロコップ vs ヴァンダレイ・シウバ、高阪剛 vs バルト(元大関・把瑠都)。スペシャルワンマッチの川尻達也 vs クロン・グレイシー、所英男 vs 山本アーセン、アンディ・ウィン vs 山本美憂、ギャビ・ガルシア vs 神取忍、坂田亘 vs 桜井“マッハ”速人などの対戦カードが決定しているが、正直、「昔の名前で出ています」という印象が強い。 昨年大みそかの『RIZIN』の視聴率は、第1部(午後7時~8時45分)=5.0%、第2部(午後8時45分~10時30分)=7.3%、第3部(午後10時30分~11時45分)=3.7%。今年9月25日にゴールデン帯(午後7時~9時54分)で放送された『RIZIN』は8.5%で、いずれも合格点にはほど遠い視聴率だった。それなのになぜ、フジは2年連続で『RIZIN』を中継するのか? 「ここ数年、フジの『紅白』の裏の視聴率は、14年の『THE FACE OF 2014 世界が選ぶ今年の顔!アワード』が4.0%、『ワンピース エピソードオブチョッパー+冬に咲く、奇跡の桜』が3.3%、『2014→2015 ツキたい人グランプリ~ゆく年つく年~』が2.5%と、すべて5%割れ。13年の『祝!2020 東京決定SP』に至っては、第1部『スポーツ衝撃の生対決と伝説の名場面で最高のおもてなし』が2.0%、第2部『東京五輪夢と奇跡の物語」』が2.5%と惨たんたるものでした。ですから、一から新たな番組を作って爆死するより、7~8%台は見込めそうな『RIZIN』のほうが、まだマシとの考えなのでしょう。妥協案以外のなにものでもありません」(テレビ誌関係者) かつて、全盛期のK-1『Dynamite!!』(TBS系)、『PRIDE 男祭り』(フジテレビ系)は、大みそかのプライム帯で15%超の視聴率を獲得する人気コンテンツだった。しかし、それも過去の話。格闘技ブームなど、とうの昔に去っている。そんな中、今年も『紅白』の裏で格闘技対決など、時代錯誤も甚だしい。ただ、今の両局にとっては、“苦肉の策”なのだろう。 (文=田中七男)TBS『史上最大の極限バトル KYOKUGEN 2016』番組サイトより
年別アーカイブ: 2016年
またTBS……『マツコの知らない世界』にヤラセ発覚!? 『ピラミッド・ダービー』BPOは12月上旬にも会見
マツコ・デラックスの冠バラエティ番組『マツコの知らない世界』(TBS系)に“ヤラセ疑惑”が浮上した。 29日の放送では、「スキ間掃除の世界」と題し、掃除マニアの主婦が登場。達成感が味わえる掃除グッズがランキング形式で発表される中、6位に“スライム状”の掃除グッズ「サイバークリーン」(アイリスオーヤマ)が紹介された。 「サイバークリーン」は、パソコンのキーボードや、リモコンなどに押し付け、ホコリなどを吸着する商品。番組では、スタジオでマツコがキーボードに実演したほか、別撮りされたビフォアーとアフターの比較映像を放送。そこでは、「こんなに汚かったキーボードが、ご覧の通り、すっきり!」というナレーションが加えられた。 アフターの映像には、新品同様にきれいなキーボードが映し出されたものの、ビフォアーのキーボードとは「Windowsキー」の形状が異なっており、視聴者から「別のキーボードに差し替えたのでは?」との指摘が相次いでいる。 「ビフォアーはWindows7以前のキーボードで、アフターはWindows8以降のキーボード。全くの別モノです。マツコはヤラセとは無縁のキャラで売っているだけに、この不正がバレたのは痛い。番組の信用度はガタ落ちで、この騒動後、『ほかにもヤラセがあるのでは?』と、過去の映像を粗探しするネットユーザーも出現しています」(テレビ誌記者) 最近のTBSのバラエティといえば、度重なる疑惑により、ヤラセのイメージがべったり。BPO(放送倫理・番組向上機構)は今月11日、同局の『珍種目No.1は誰だ!?ピラミッド・ダービー』が、出演者の姿を本人の了承を得ずに映像処理で消した件について、意見書を取りまとめたばかり。さらに、来月上旬にも、TBS側への通知と公表の記者会見を行うとしている。 「過剰演出が定着しているTBSのバラエティですが、視聴者を欺ききれない粗さもあり、たびたび問題になっている。かつてのテレビ業界は、BPOから注意を受けた番組が打ち切りになることも多かったが、最近は『演出のつもりだった』という言い訳を加えた謝罪文を掲載するのみで、何事もなかったかのように続行する番組が増えている。現場に『謝っときゃいい』という考え方が蔓延しているのでは?」(同) 今月24日に放送されたバラエティ特番『櫻井翔のジャニーズ軍VS有吉弘行の芸人軍 究極バトル“ゼウス”』にも、ヤラセを指摘する声が相次いでいるTBS。“演出第一主義”は大層なことだが、このままでは視聴者の不信感は募るばかりだ。TBSオンデマンドより
SMAP・木村拓哉、“薬物疑惑”で名指し!? 石原真理の暴露ブログにジャニーズの対応は?
石原真理が、11月28日に覚せい剤取締法違反で逮捕されたASKAについて、同日付のブログで持論を展開した。その中で、SMAP・木村拓哉を“名指し”して薬物疑惑とも取れる記述を残したことで、ネットが騒然となっている。
「かつて人気ドラマシリーズ『ふぞろいの林檎たち』(TBS系)に出演するなど、売れっ子女優として活動していた石原ですが、近年は精神状態が心配されています。2014年のブログでは、ローラについて『私の 真似 をしている 整形キツネの芸名ローラが化粧品のCMに本性を隠して出ている』などと言及。要するに“ローラが自分の真似をしている”という批判でしょうが、何の根拠もありません。このように石原は、その過激な言動で、ネットユーザーの注目を集める存在になっています」(芸能ライター)
石原は、ASKAが薬物事件で再逮捕されたことを受け、ブログを更新。その中で「Askaさんは、薬はいけない抜けたいという気持ちで生きているということだけは伝わってきます」などと、ASKAに寄り添う姿勢を見せている。
「さらに、『最近は元タレントが沖縄で逮捕されたり』と、10月に大麻取締法違反で逮捕された元女優・高樹沙耶を示唆していると思われる記述などを長々と書き連ね、『飛鳥さんは自分の中の脳の一部が悔しくてたまらないのだと思います。戦いです。大変です、よって阿片や大麻、蔓延させてきた裏社会の沫殺を願います』と自説を展開。そして、その流れで、突如『ところであのクリ二ックの平石元医師なる人物はどうされました?玉置は行っていましたよ。Smapの木村君もね。ーー 一応事実まで』と、付け加えているのです」(同)
ASKAの話題から、いきなり木村らの名前が出てきたこの部分こそが、ネット上で大きな注目を集めている。
「まず、“平石元医師”というのは、ASKAの元主治医・平石貴久氏のことだとみられます。平石氏は、ASKAが14年に逮捕された際、『ノンストップ!』(フジテレビ系)に出演し、『ASKAにアンナカ(安息香酸ナトリウムカフェイン)を処方していた』と告白した人物です。かねてより、平石氏のクリニックには、いわくつきの芸能人が多数集まっているといわれ、清原和博もその1人だったそう。そんな平石氏の元に“行っていた”と、木村は暴露されたわけです。真偽のほどはともかく、ネット上では『キムタクがかわいそう』『これはジャニーズも黙っていないのでは?』といったコメントが飛び交っています」(同)
薬物の話に関連付けられてしまった木村だが、何かしらのリアクションを取るのだろうか。
「石原は何を言っても聞かないでしょうから、ジャニーズ事務所も無視するはず。ただ、今後さらに大きな“炎上”に発展するようなら、やはり放置というわけにもいかない。今後もこうした更新が続くのであれば、何らかの手を打つ可能性はあります」(テレビ局関係者)
マスコミも固唾を呑んで見守る中、石原の暴露はどこまで続くのか。
SMAP・木村拓哉、“薬物疑惑”で名指し!? 石原真理の暴露ブログにジャニーズの対応は?
石原真理が、11月28日に覚せい剤取締法違反で逮捕されたASKAについて、同日付のブログで持論を展開した。その中で、SMAP・木村拓哉を“名指し”して薬物疑惑とも取れる記述を残したことで、ネットが騒然となっている。
「かつて人気ドラマシリーズ『ふぞろいの林檎たち』(TBS系)に出演するなど、売れっ子女優として活動していた石原ですが、近年は精神状態が心配されています。2014年のブログでは、ローラについて『私の 真似 をしている 整形キツネの芸名ローラが化粧品のCMに本性を隠して出ている』などと言及。要するに“ローラが自分の真似をしている”という批判でしょうが、何の根拠もありません。このように石原は、その過激な言動で、ネットユーザーの注目を集める存在になっています」(芸能ライター)
石原は、ASKAが薬物事件で再逮捕されたことを受け、ブログを更新。その中で「Askaさんは、薬はいけない抜けたいという気持ちで生きているということだけは伝わってきます」などと、ASKAに寄り添う姿勢を見せている。
「さらに、『最近は元タレントが沖縄で逮捕されたり』と、10月に大麻取締法違反で逮捕された元女優・高樹沙耶を示唆していると思われる記述などを長々と書き連ね、『飛鳥さんは自分の中の脳の一部が悔しくてたまらないのだと思います。戦いです。大変です、よって阿片や大麻、蔓延させてきた裏社会の沫殺を願います』と自説を展開。そして、その流れで、突如『ところであのクリ二ックの平石元医師なる人物はどうされました?玉置は行っていましたよ。Smapの木村君もね。ーー 一応事実まで』と、付け加えているのです」(同)
ASKAの話題から、いきなり木村らの名前が出てきたこの部分こそが、ネット上で大きな注目を集めている。
「まず、“平石元医師”というのは、ASKAの元主治医・平石貴久氏のことだとみられます。平石氏は、ASKAが14年に逮捕された際、『ノンストップ!』(フジテレビ系)に出演し、『ASKAにアンナカ(安息香酸ナトリウムカフェイン)を処方していた』と告白した人物です。かねてより、平石氏のクリニックには、いわくつきの芸能人が多数集まっているといわれ、清原和博もその1人だったそう。そんな平石氏の元に“行っていた”と、木村は暴露されたわけです。真偽のほどはともかく、ネット上では『キムタクがかわいそう』『これはジャニーズも黙っていないのでは?』といったコメントが飛び交っています」(同)
薬物の話に関連付けられてしまった木村だが、何かしらのリアクションを取るのだろうか。
「石原は何を言っても聞かないでしょうから、ジャニーズ事務所も無視するはず。ただ、今後さらに大きな“炎上”に発展するようなら、やはり放置というわけにもいかない。今後もこうした更新が続くのであれば、何らかの手を打つ可能性はあります」(テレビ局関係者)
マスコミも固唾を呑んで見守る中、石原の暴露はどこまで続くのか。
ジャニーズWEST桐山照史、Jr.時代の黒歴史「串カツ事件」を振り返る
バラエティでの振る舞いから明るく豪快なイメージが強い、ジャニーズWESTの桐山照史。しかしその実、一人では外食できないほどのさみしがり屋で、涙もろい。一人でテレビドラマを見ていて、感動のあまり号泣することもしばしばだという。そんな桐山が、11月24日に放送されたラジオ番組『関ジャニ∞村上信五とジャニーズWEST桐山照史のレコメン!』(文化放送)にて、伝説の“串カツ事件”を振り返った。
串カツ事件とは、2012年12月に、大阪・松竹座のコンサートMCで、桐山が当時一緒に出演していた中間淳太や濱田崇裕らに夕食に誘われず、思い詰めて「オレ、なにか悪いことをしましたか?」とメールを送っていたことが明かされ、それが思い違いによって生じた出来事だと知った桐山が舞台で号泣したというもの。関西ジャニーズJr.時代からのジャニーズWESTファンには、あまりにも有名な“事件”だ。
相手がセックスに合意していたと思ったから無罪? 強姦罪の立件が難しい理由
芸能人の強姦事件から職場のセクハラまで、女性の性的な被害が話題にならない日はない。なぜ被害はなくならないのか? セクシャルハラスメントの問題に詳しい、太田啓子弁護士に話を聞く。今回は、高畑裕太の強姦致傷罪での不起訴について解説してもらった。
■被害女性を傷つける、示談後の紛争蒸し返し
――セクハラ被害が問題になるたびに、男性側の勘違いがあらわになるケースも多い気がします。
太田啓子弁護士(以下、太田) たとえば9月に強姦致傷罪の容疑で逮捕・勾留されていた俳優が不起訴になりましたが、彼の弁護人のコメントには、かなり違和感がありました。
示談成立について、弁護人側は検察官には伝えなくてはなりませんが、メディアへあのように発表することの是非には議論があると思いますね。ずいぶん報道されましたから、被疑者の名誉を少しでも回復しようという意図ではあったのでしょうし、その考え方自体はわかります。それにしても、内容については、問題が多かったと考えています。
――具体的には、どこが問題だと感じましたか?
太田 「知り得た事実関係に照らせば、高畑裕太さんの方では合意があるものと思っていた可能性が高く」とか、「違法性の顕著な悪質な事件ではなかったし、仮に、起訴されて裁判になっていれば、無罪主張をしたと思われた事件であります。以上のこともあり、不起訴という結論に至ったと考えております」、要は、別に悪いことをしたわけではないのだ、というような認識を示談後に発表するのは、被害申告を受けた女性を傷つけるものだろうと非常に気になっていました。
そもそも、こういう場合の示談とは、事実関係についての認識のギャップを踏まえつつ、「それでもまあ、お互いに紛争を早期解決することを重んじて、認識の違いはこれ以上言わないことにして終わりにしましょう」というものなので、一方のみの事実関係についての認識を公に発表するのでは、紛争の蒸し返しのようなことになってしまいます。蒸し返したら他方から反論もあり得ますので、紛争が収束しませんよね。示談後の紛争蒸し返しというのは、弁護士としては通常、最も避けようとすることなので驚きました。
そのため、数日後に「あの弁護人コメントは女性の承諾を得ているのだろうか」とブログに書いたりもしたのですが、当時は被害女性側の声は何も聞こえてきていなかったこともあり、弁護士仲間同士では、「もしかしたら、ああいう内容をメディアに発表してもよい、という承諾を女性側から得た上で、その分、ある程度高額な示談金で示談した可能性もあるのかもしれないね」などという臆測もしていました。めったにないことではありますが、もしも女性側が承諾している範囲の「蒸し返し」であるなら、まあ、いいのかも、と思わなくもなかったのです。
■「合意の上のセックス」って、なぜ思えるの?
――女性は、あの弁護人のコメントの発表を承諾していたのでしょうか?
太田 後に被害女性が「週刊現代」(講談社)の取材に応じて話したという内容(第1回、第2回)が出てきましたね。これの記事によると、あの弁護人コメントの内容を、被害女性側は事前に知らされていなかったということです。ひどいと思いました。これでは、弁護人によるセカンドレイプだと思いますね。
弁護人コメントの内容に戻りますが、「合意があるものと思っていた可能性が高く」「違法性の顕著な悪質な事件ではなかったし、仮に、起訴されて裁判になっていれば、無罪主張をしたと思われた事件」というところは、「本当は無罪主張をしたいが、諸事情から示談で事件を早期に終結させることとした。そもそも性的関係について合意があるものと思っていたのであるから、仮に有罪と認定されるとしても違法性は低く、悪質とはいえない」ということのようです。
性的関係があったこと自体は双方に争いはない(事実として認める)が、加害者とされる方が「相手の合意があると思っていた」場合、それは「無罪」あるいは「違法性が低い」となるという一般的知見があるかのごとく言い切っているのが、弁護人コメントに対して感じる最大の違和感です。
必ずしも、「無罪」あるいは「違法性が低い」とは言いきれないはずです。「合意があると思った」としても、そのことにそれなりに合理性はあるということでないと、「故意はない」とか「行為態様の悪質さは低い」とは言えないはずです。
――「合意があると思った」ことについての合理性に疑問を感じるというのは、たとえばどういうところでしょうか?
太田 前提として、犯罪は原則的に「故意」がなければ成立しません。「故意」とは、「わざと、その行為をしようとする」ことなので、強姦罪でいう「故意」とは、相手が同意していないのを知っていながら「わざと」性交しようとする意思です。なので、「相手の同意があると思って性交した」場合には、「故意がない」から「強姦ではない」という理屈になってしまうんですね。
殺人罪を例にお話ししますと、「確かに自分は、鋭利な刃物で相手の頸動脈付近を突き刺した。でも、それは殺害行為ではないと思っていたので、殺人罪の故意はない」という主張を聞いたら、「そんなの不自然すぎる、あり得ない」と思いますよね。「殺害行為はしていない」と思ってさえいれば、すなわち「故意がない」とはならないわけです。
強姦罪についても同様です。「相手が合意していたから、強姦行為はしていないと思っていた。だから強姦罪の故意はない」という主張は、理屈上はあり得ます。
そのとき問われるのは「相手が合意していたと思った」という認識をどこまで、平たく言えば「あり得る」と認定するかどうかです。「よくそのシチュエーションで、相手が性的関係に合意してると思ったって言えるよね?」ということは、実務(実際の案件)ではよく出合う「加害者」の言い分です。
――具体的にお話しいただけますか?
太田 たとえば、路上で見知らぬ女性を拉致して車の中に連れ込み、人けのない山中に連れて行って性的行為をしたという場合、加害者側が「相手の女性は嫌がるそぶりもなく、自分との性的行為に同意していた。だから強姦じゃない」と言ったとしたら、さすがに一斉に「それはないだろう」と、みんな突っ込むと思うんです。
ですが、もともと面識のある間柄だったらどうでしょうか? たまたま2人きりになる場面があって、そこで性的関係があったら? 男性上司が女性部下の自室に入って、そこで性的関係があったら? 女性部下は「『何もしない。一緒に酒を飲もう』と言われたから入れただけで、性的関係なんて合意していなかった」と言い、男性上司は「家に入れてくれて2人きりになった時点で、性的関係には合意があると思った」と言ったら? もともと知り合いではなかったけれど、急に親しく接近したように見える事情があったら? だんだん、「合意があったと思っても無理はない」という意見も出てきそうですよね。
■面識がある人間関係で起きた強姦については、なかなか立件してもらえない
――「高畑事件」でも、「加害者側」と「被害者側」の言い分が、かなり食い違っているようです。
太田 実際に犯罪が成立するような事実があったかどうかは、私も直接証拠などを見ていない以上、あまり推測であれこれ言うべきではないと思っています。
ただし、争いがない事実(証拠により容易に認定できる事実)として、当日まで両者には全く面識がなく、ビジネスホテルの従業員とその客として偶然接点があっただけであること、現場は女性の勤務先であること、女性は勤務時間中かあるいは勤務を終えた直後の時間帯であること 女性が直後に被害を届け出ている、という点があるとはいえますよね。
そのような、面識を得て間もない男女間で、女性の勤務先において、女性の勤務時間中か、それに近接する時間帯に、合意のある性的関係があったと加害者が思ったことにも合理的事情がある(=強姦罪の「故意」があるとはいえない)と判断するためには、いろいろな具体的事情がなければならないのではないかとは感じます。
――「合意があったはずだ」「いや、合意なんてしていなかった」と言い分が食い違ったときは、どう判断すればいいのでしょうか?
太田 性的関係に至る経過や両者の人間関係(上下関係があって、「被害者」側が真意に基づく言動をできなかった可能性など)を、詳細に把握し検討する必要があると考えています。
しかし、その認定の過程には、男女関係についてのいろいろなバイアスが、実際問題入ってきます。たとえば「いやよいやよも好きのうち」というバイアスを検察官も持っていたら、「まあ、女性も、『いやよ、やめて』とは言ったようだが、それは文字通りイヤという意味ではなかったかもしれないし、男性側がそう考えても無理もない」と捉えて「合意があったと考えたことにもそれなりに合理性はあるから、故意があったとは言い切れない、嫌疑不十分」と判断する可能性はあるかもしれません
現実問題、実務では、もともと面識がある人間関係で起きた強姦について被害届を出しても、なかなか立件してもらえないという感覚が正直ありますね。加害者側が「確かにセックスしたけど、向こうも合意してましたよ」と言うことが多いのでしょう。厳密な法律用語ではありませんが、よく「合意の抗弁」と言います。
(蒼山しのぶ)
(第3回につづく)
太田啓子(おおた・けいこ)
国際基督教大学卒業、2002年に弁護士登録。「神奈川県弁護士会」「明日の自由を守る若手弁護士の会」所属。主に家族関係、雇用関係、セクハラ、性犯罪問題などを取り扱う。「怒れる女子会」や「憲法カフェ」などの活動を通じて、セクハラや憲法改正についての問題提起も続ける。
新垣結衣『逃げ恥』最高16.1%! キスハグシーン“おあずけ”で、「欲求不満」と視聴者暴走!!
11月29日、新垣結衣主演のドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)の第8話が放送され、自己最高を更新する16.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)という高視聴率だったことがわかった。しかし、ネット上では「今週は物足りなかった」という不満の声も多く上がっているようだ。
同ドラマは、院卒で内定なしの主人公・森山みくり(新垣)が、独身会社員の津崎平匡(星野源)と“契約結婚”するというラブコメディー。第8話では、初の離婚危機を迎えた2人が、それを乗り切ろうと奮闘する……という内容だった。
「これまでは、奥手な平匡とみくりとの絶妙な距離感が描かれ、視聴者を“ムズキュン”させるドラマとして人気を博してきました。しかし今回は離婚寸前という状況のため、みくりが両親のもとに帰っており、ラブコメ要素が控えめに。平匡とみくりのやりとりが好評を博していることもあり、『もっと胸キュンする展開が見たかった』『胸キュン展開のピークは過ぎちゃったかも』『もっと2人にくっついてほしいのに! 欲求不満!!』という暴走気味の声が上がっています」(芸能ライター)
今話ではラブコメ展開が控えめだった分、家事や育児といった家庭の問題が前面に描かれていた。みくりの実家では、ケガをした母親の代わりに父親が家事を行っているという描写があり、「男性の家事」について焦点が当たられたほか、討論番組『朝まで生テレビ!』(テレビ朝日系)のパロディパートが挿入され、みくりが「働く女性の育児問題」をテーマに持論を展開する場面もあった。
「しかし、視聴者が望んでいるのは、平匡とみくりのハグやキスシーンだったようで、物足りないと感じる人も少なくなかった。とはいえ、初めての離婚危機という展開に注目が集まったのか、視聴率は16.1%を記録。前話の13.6%から一気に視聴率が上昇し、自己最高視聴率を更新しました」(同)
視聴者に“おあずけ”を食らわせた格好となった第8話だが、そんな展開の巧みさも『逃げ恥』の人気が沸騰している理由の1つかもしれない。
今度はカンボジアで少女8人に性的暴行か? 韓国人宗教家によるわいせつ行為が止まらない!
10月20日、カンボジアのシェムリアップで活動していた60代の韓国人牧師が、数年にわたり少女8人に性的暴行を加えていた疑いで逮捕された。被害者は牧師の教会で寝泊まりしていた少女たちで、事件当時、7歳だった子もおり、韓国社会に衝撃が走った。 カンボジア警察は、「少女たちは非常に幼く、牧師の罪は重い」とコメント。一方、牧師は「私は何もしていない」と容疑を否認、無実を訴えている。 事件について韓国メディアが独自取材を行ったところ、牧師は逮捕直後、一度は容疑を認めたという。その時の状況について、「『私は子どもたちに自転車を買い与え、家族に経済支援を約束した。子どもたちにはハグしかしていない』と話したのだが、『通訳は警察に、ただ“ヤッた”とだけ伝えた』」としている。この“自白”後、取り調べは淡々と進み、調書へのサインが済むと、容疑を認めたことになってしまったというのだ。 また牧師は、「少女たちが自分から財産を奪い取るために、事件を捏造した」とも主張している。カンボジアでは、外国人が土地を購入することができないので、彼は少女たちの名義で土地を買って教会を建てていた。そのため、牧師が刑務所に入れば、その土地は少女たちのものになる。牧師の財産は約1億ウォン(約1,000万円)で、平均月給が20万ウォン(約2万円)程度のカンボジアでは、かなりの大金だ。 一方で、被害を受けたという少女たちの証言は、多くの点で一致していた。例えば、「マッサージをしてくれ」と牧師に呼ばれた後、性的暴行を受けたこと、金を渡され、沈黙を強いられたことなどだ。また、少女たちの証言には、具体的かつ微妙な特徴もあった。専門家は、「口裏を合わせる場合、具体的な被害の特徴まで一致することは、あまりない」と証言の正当性を主張。さらに取材班は、牧師が過去にフィリピンでも未成年者に対する性的暴行で告発されたことがあるという事実を突き止めた。しかし、犯行を裏付ける物的証拠がなく、「事件は迷宮入り」としている。 韓国ではここ数年、たびたび宗教家による信者へのわいせつ行為が問題になっているが、海外でも彼らが悪行の限りを尽くしているのならば、一刻も早く一掃されるべきだろう。 (取材・文=河鐘基)SBSより
ジャニーズが木村拓哉のイメージ回復作戦に本腰 年明けから「いい人キャンペーン」発動!
ジャニーズ事務所が全精力を注ぎ込んで、年明けから木村拓哉のイメージ回復作戦に取り込むという。 SMAP解散後、初の大仕事は1月スタートのドラマ『A LIFE ~愛しき人~』(TBS系)になる木村だが、一連の解散騒動でイメージが大幅ダウンしたことで、ドラマも大爆死が予想されている。 「いまや世間には、キムタクは“悪い人”と刷り込まれている。中高生の間では、『キムタク』という単語は『裏切り者』という意味で使われているほどです。その巻き添えを食らって、キムタクとの共演を嫌がる女優が続出。『A LIFE』のヒロインも、直前まで決まりませんでした」(業界関係者) ジャニーズ側も、事務所残留を表明したことで袋叩きに遭っている木村を、そのままにしておくわけにはいかない。今後はドラマの番宣を兼ねながら、積極的にバラエティに進出。親しみやすさを前面に押し出していく予定だという。 「徹底的に『キムタクいい人キャンペーン』を張っていくといいます。実際、4月にはフジテレビでさんまとのトーク特番が予定されており、キムタクはさんまに弟子入りして話芸を学んでいるとか。さんまは以前から『木村派』と公言していたほど、キムタクをかわいがっていますしね」(同) 業界を挙げてのキムタクヨイショで、視聴者のイメージを変えることができるだろうか?
フリーのアラサー女子アナ、全裸ベッド写真流出か? TBSレギュラー番組卒業で波紋
現役女子アナウンサーの“全裸写真”をめぐる大トラブルが、TBS内で発生していたという。多数のテレビ出演をこなすアラサー美人女子アナXは、社内恋愛中の男性社員Aと女性社員Bとの三角関係に巻き込まれてしまったようだ。
「トラブルが表面化したのは今年秋口。AとBは、共に30代前半の社会部所属のバツイチ記者カップルだそうです。A側の浮気を発端として、大バトルが勃発し、しかもその浮気相手というのが、フリーの美人女子アナXだったということで、話は社外にまで大々的に広まったと聞いています」(一般紙記者)
浮気をしていたというAは、TBSの番組に出演していたXを、かねてから口説いていたようだ。
「外見は好みが分かれるところですが、Aはとにかく女性のウワサが絶えない、いわばプレイボーイ。そんなAにゾッコンとなってしまったBは、いつからか彼の浮気を疑うようになったそうです」(TBS関係者)
そしてBはついに、Aのスマホをチェックしたようだ。
「画像フォルダには、AとXが上半身裸でベッドに寝そべっている写真が納められていたそう。プレイ中の写真とまではいきませんが、Xの乳首まで写っている衝撃写真だといい、Aが“事の後”に自ら撮影したものとみられています」(前出・記者)
Aの浮気の証拠を発見し、半狂乱になったといわれるB。何を思ったのか、この写真を自らのスマホに移しただけでは飽き足らず、それを周囲に撒き散らし始めたというウワサが、瞬く間に業界内に広まったそうだ。
「当事者間だけでのトラブルならまだしも、外部にも写真が出回ってしまったということで、事態を重く見たTBSは、AとBをそれぞれ別の部署に異動させたといいます」(前出・関係者)
なお、AとBの関係を知っていたかは定かでないものの、結果的に裸写真を拡散されたとみられるXについては、「第一線級とはいいませんが、コアなファンも多くついている人気女子アナ。しかし、この騒動を前後して、TBSのレギュラー番組を“卒業”しているんです。この写真が原因なのかどうかまでは、わかりませんが……」(前出・記者)。
AとB、そしてXにとっては、不名誉極まりないこの騒動。いまだに全裸写真は、一部関係者の間で語り草になっているというが、事態が風化するのは、いつの日になるのだろうか。


SBSより