<p> 今回ツッコませていただくのは、ジャニーズでいま最も勢いのある1人、Hey!Say!JUMP・伊野尾慧。</p> <p> デビューからずっと、世間やジャニーズの他グループファンから「いつまでたってもパッとしない」と言われてきたHey!Say!JUMPの、急激な人気上昇ぶりに戸惑いを感じているファンは少なくない。なかでも「JUMPがキテる」感を世間に最も強く印象付けているのが、伊野尾であり、長年応援してきた伊野尾ファンが一番不思議な思いを抱いていることだろう。</p>
月別アーカイブ: 2016年5月
怒涛の活躍でもブレないHey!Say!JUMP・伊野尾慧の「堅実さ」と、少しの「違和感」
<p> 今回ツッコませていただくのは、ジャニーズでいま最も勢いのある1人、Hey!Say!JUMP・伊野尾慧。</p> <p> デビューからずっと、世間やジャニーズの他グループファンから「いつまでたってもパッとしない」と言われてきたHey!Say!JUMPの、急激な人気上昇ぶりに戸惑いを感じているファンは少なくない。なかでも「JUMPがキテる」感を世間に最も強く印象付けているのが、伊野尾であり、長年応援してきた伊野尾ファンが一番不思議な思いを抱いていることだろう。</p>
NHKウハウハ! 大河ドラマ『真田丸』、朝ドラ『とと姉ちゃん』の好調でBS契約が増加中!?
看板ドラマである大河ドラマと朝ドラが好調で、NHKがウハウハのようだ。というのは、両ドラマの視聴率が良ければ、受信料の衛星(BS)契約が増えるからだという。 まず、大河ドラマだが、昨年の『花燃ゆ』(井上真央主演)は全話平均視聴率12.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で、大河史上ワースト記録で惨敗を喫した。だが、今年の『真田丸』(堺雅人主演)は打って変わって快調だ。20%の大台を超えたのは第2話(20.1%)の一度だけだが、初回から直近の第17話(5月1日)まで、17週連続で15%以上をマークしている。これは、初回から第30話まで15%以上を続けた『江~姫たちの戦国』(2011年/上野樹里主演)以来の好調ぶりなのだ。 しかも、『真田丸』の第17話は午後6時から先行放送されているBSプレミアムの視聴率が5.1%と、前回の5.2%に続いて5%オーバーの快挙。地上波とBSを合わせた実質的な視聴率は、20%を優に超えていることになる。 「NHK関係者によると、午後8時からの地上波放送を待てない視聴者の多くが、午後6時からのBS放送で視聴しているらしいのです。これは、昨年の『花燃ゆ』ではあり得なかった現象で、BSで4%を超えるのは異例です。そのため、必然的に衛星契約が増えているそうです。衛星契約の受信料は2カ月払いで、地上契約より2,000円近く高いので、NHKはいま『真田丸』効果に沸いていますよ」(テレビライター) NHKの衛星契約増加に拍車を掛けているのは、大河のみならず、朝ドラの好調もある。朝ドラは地上波では午前8時からの放送だが、BSプレミアムでは30分早い午前7時30分からの放送で、より早く見たい視聴者はBSで見ているようだ。 前作の『あさが来た』(波瑠主演)は平均23.5%で、今世紀最高記録を更新。4月4日にスタートした『とと姉ちゃん』(高畑充希主演)は、『あさが来た』を上回る滑り出しを見せている。週平均視聴率は第1週21.7%、第2週22.1%、第3週23.0%と右肩上がり。27日には自己最高の24.6%をマーク。初回から第24話(30日)まで全話で大台超えと、まさに絶好調なのだ。 大河ドラマ、朝ドラともに視聴率が良く、それが衛星契約の増加、受信料収入増につながっているNHK。両ドラマの好調が続く限り、そのウハウハ状態は続きそうだ。ドツボのフジテレビにとっては、恨めしい話だろう。 (文=森田英雄)
葬儀代が出せず、実母の遺体を塩漬けに……韓国・高齢母子の悲劇
韓国の前身といえる朝鮮王朝は厳格な儒教国家であり、長幼の序を貴ぶ精神は今の韓国にも連綿と受け継がれているといわれている。そのため、韓国では年長者を尊重する傾向にある。しかし、最近ではそうした精神に疑問を感じさせる事件が相次いでいる。 4月25日、2015年に韓国国内で起きた事件の中でも、飛び抜けて悪質な事件を起こしたキム被告(56)に、懲役12年の刑が宣告された。 事件は昨年9月25日に起きた。山道に姿を隠したキム被告は、通りがかった80代の老婆の後をつけて暴行した後、80万ウォン(約8万円)相当の金品を強奪。その後、再び現場に戻ると、老婆の胸を揉むなどの性的な暴行を加え、さらに陰部と肛門に石を詰め込むという、猟奇的行為に及んだのだ。 結局、キム被告はすぐに逮捕されるが、先述した敬老精神をかけらも感じさせない所業には、判決が下った今でも各地で怒りの声が続出している。 一方、最近では、誤った形で高齢の母へ“仁義を尽くした”事件が起こり、その悲劇に各地で嘆きの声が相次いでいる。 4月中旬、慶尚北道(キョンサンブクト)のある地域で、自動車の窃盗容疑で逮捕されたパク容疑者(60)。問題は、その車の中に積まれていた黒い袋の中身。なんと、袋の中には実母(86)の遺体が隠されていたのだ。 パク容疑者は事業の失敗により、母親を連れて全国各地を転々とする生活を送っていた。2016年に入るとそうした流転生活すら難しくなり、全羅南道(チョルラナムド)の麗水(ヨス)市内にある貯水池のそばに穴蔵を掘って、そこで雨風をしのいでいたようだ。文明から遠く離れた生活は、高齢の母親の寿命を確実に縮めており、母親は2月末には穴蔵の中で亡くなってしまう。 しかし、パク容疑者には母の葬儀代がなかった。彼は母親の遺体に塩を振りかけると、穴蔵の中に放置したのだ。そうした生活を1カ月も続けたパク容疑者だが、ようやく仕事が決まりかけた。そのため、彼は母親の遺体をそのまま車に乗せて載せて移動していたのだ。 いくら葬儀代がなかったとはいえ、パク容疑者の行いは、死者の尊厳を踏みにじる行為。とはいえ、韓国ネット民の多くは「本当に哀れで残念だ」「難民、難民と声を荒げるよりも、こうした人たちを助けるべきだろう」「金がない人たちは、将来どう生きていけばいいの? 教えてほしい。貧しい人たちのために国がしてくれたことは、何があった……」と、沈痛なコメントが多数。どうしようもない貧しさに同情を寄せる声が少なくなかったのだ。 地獄のような国ということで“ヘル朝鮮”と自国民が揶揄している韓国。まさに地獄のような悲劇といえるかもしれない。イメージ画像(Thinkstockより)
葬儀代が出せず、実母の遺体を塩漬けに……韓国・高齢母子の悲劇
韓国の前身といえる朝鮮王朝は厳格な儒教国家であり、長幼の序を貴ぶ精神は今の韓国にも連綿と受け継がれているといわれている。そのため、韓国では年長者を尊重する傾向にある。しかし、最近ではそうした精神に疑問を感じさせる事件が相次いでいる。 4月25日、2015年に韓国国内で起きた事件の中でも、飛び抜けて悪質な事件を起こしたキム被告(56)に、懲役12年の刑が宣告された。 事件は昨年9月25日に起きた。山道に姿を隠したキム被告は、通りがかった80代の老婆の後をつけて暴行した後、80万ウォン(約8万円)相当の金品を強奪。その後、再び現場に戻ると、老婆の胸を揉むなどの性的な暴行を加え、さらに陰部と肛門に石を詰め込むという、猟奇的行為に及んだのだ。 結局、キム被告はすぐに逮捕されるが、先述した敬老精神をかけらも感じさせない所業には、判決が下った今でも各地で怒りの声が続出している。 一方、最近では、誤った形で高齢の母へ“仁義を尽くした”事件が起こり、その悲劇に各地で嘆きの声が相次いでいる。 4月中旬、慶尚北道(キョンサンブクト)のある地域で、自動車の窃盗容疑で逮捕されたパク容疑者(60)。問題は、その車の中に積まれていた黒い袋の中身。なんと、袋の中には実母(86)の遺体が隠されていたのだ。 パク容疑者は事業の失敗により、母親を連れて全国各地を転々とする生活を送っていた。2016年に入るとそうした流転生活すら難しくなり、全羅南道(チョルラナムド)の麗水(ヨス)市内にある貯水池のそばに穴蔵を掘って、そこで雨風をしのいでいたようだ。文明から遠く離れた生活は、高齢の母親の寿命を確実に縮めており、母親は2月末には穴蔵の中で亡くなってしまう。 しかし、パク容疑者には母の葬儀代がなかった。彼は母親の遺体に塩を振りかけると、穴蔵の中に放置したのだ。そうした生活を1カ月も続けたパク容疑者だが、ようやく仕事が決まりかけた。そのため、彼は母親の遺体をそのまま車に乗せて載せて移動していたのだ。 いくら葬儀代がなかったとはいえ、パク容疑者の行いは、死者の尊厳を踏みにじる行為。とはいえ、韓国ネット民の多くは「本当に哀れで残念だ」「難民、難民と声を荒げるよりも、こうした人たちを助けるべきだろう」「金がない人たちは、将来どう生きていけばいいの? 教えてほしい。貧しい人たちのために国がしてくれたことは、何があった……」と、沈痛なコメントが多数。どうしようもない貧しさに同情を寄せる声が少なくなかったのだ。 地獄のような国ということで“ヘル朝鮮”と自国民が揶揄している韓国。まさに地獄のような悲劇といえるかもしれない。イメージ画像(Thinkstockより)
「福山は高嶺の花」「嵐・櫻井は裏がある」男性が理解不能な“恋人にしたいイケメン”ランキング
<p> 世の女性たちを魅了しているイケメンタレントたち。しかし、男性からは、「なんであのタレントが人気なわけ?」と理解されない場合も多い。今回は、「女性が恋人にしたい男性タレント」ランキングの常連に対して、男性がどう思っているのかを調査した。男性100名が赤裸々に明かした「あり得ないと思う、女性が恋人にしたい男性タレント」とは?(Sagooooワークス調べ/調査地域:全国/調査対象:年齢不問・男性/調査期間:2016年3月21日~2016年3月25日/有効回答数:100)。</p>
「福山は高嶺の花」「嵐・櫻井は裏がある」男性が理解不能な“恋人にしたいイケメン”ランキング
<p> 世の女性たちを魅了しているイケメンタレントたち。しかし、男性からは、「なんであのタレントが人気なわけ?」と理解されない場合も多い。今回は、「女性が恋人にしたい男性タレント」ランキングの常連に対して、男性がどう思っているのかを調査した。男性100名が赤裸々に明かした「あり得ないと思う、女性が恋人にしたい男性タレント」とは?(Sagooooワークス調べ/調査地域:全国/調査対象:年齢不問・男性/調査期間:2016年3月21日~2016年3月25日/有効回答数:100)。</p>
夫の不倫相手は現れぬまま慰謝料180万円で勝訴 しかし、まだ終わりではなかった
Photo by Rae Allen from Flickr
こんにちは、まほです。結婚4年目にして、夫の不倫が発覚。その日を境に、今まで送ってきた生活は、がらりと大きくありようを変えました。その顛末記です。
■第二回、第三回の口頭弁論日も被告は訪れず
夫の不倫相手のさなえ(仮名)を相手取り、慰謝料請求裁判を起こしたものの、第一回の口頭弁論は、本人も代理人も欠席のまま終了しました。先方のご両親から裁判所に「体調不良で欠席する」という連絡が届いていたので、欠席判決を出されるのは困る、という考えはあるようですが、実際に本人か代理人が法廷に来ないことにはどうしようもありません。ひと月後に行われた第二回の口頭弁論も傍聴に行ったのですが、やはり被告側は誰も来ず、また、次回期日のスケジュール調整のみで終わり、そしてそのひと月後に行われた、第三回の口頭弁論日も、被告側は誰も訪れませんでした。
しかし、その三回目の口頭弁論で、法廷には少し動きがありました。裁判官がこちらの弁護士に向かい、「あちらのご両親から、昨日、電話がかかってきて、『明日は裁判所に行くように言ったけれども、やはり体調が悪く、欠席になるかもしれない』とおっしゃっていたので『明日、欠席したら、その次は判決になります』と伝えておきました」というようなことを発言したのです。
■慰謝料の金額は180万円
その場では、どういうことか理解ができず、家に戻ってから弁護士事務所に電話をかけて確認したところ、以下のような説明がありました。
・ひと月後の次回期日に判決が言い渡されること。
・相手方が反論しなかったために、おそらくは慰謝料が認められること。
・慰謝料の金額は判決をもって知らされること。
・通常の慣例で弁護士は判決を聞きに法廷には行かず、判決文は裁判所から取り寄せることになること。
・それまでに強制執行の準備をしていくこと。
こうして箇条書きにすると簡素ですが、判決まで、またひと月待つ上に、弁護士は判決を聞きに行かず、裁判所から取り寄せるので数日かかるということです。やっぱり弁護士業ってサービス業ではないんだな、と再認識した次第です。
どちらにしても「訴えが却下されることは、まずないだろう」とわたしも判断し、当日は法廷に足を運ぶことなく、判決の内容は、その2日後に届いた弁護士事務所からのメールで知りました。慰謝料の金額は180万円。「離婚しないケース」としてはかなり高額です。
また、その理由として、「被告は原告の主張を争うことを明らかにしないので、事実を自白したこととみなす」こと。「原告が有する妻として権利を侵害し、夫婦関係の平穏を破壊する強度の違法性を帯び、不法行為(民法709条、710条)に該当するものであり、被告は原告に対し慰謝料の支払い義務を負う」と書かれていました。「強度の違法性」(!)自分で裁判を起こしておきながら、驚くのはおかしいかもしれないですが、不倫ごときでこんな言葉が使われるとは衝撃でした。
■事態は意外な展開を見せた
というわけで、裁判することを決意してから、おおよそ、9カ月かけて、無事に勝訴したものの、強制執行しなければ、これはただの紙切れです。そして貯金から強制執行するには、相手方の口座のある銀行名と支店名が、職場の給料を差し押さえるには、職場の確定が必要となります。
しかし、夫に「一緒にいる時に、銀行に行ったり、お金をおろしたことってなかった? あったとしたら、何銀行だった?」と問い詰めてみたものの「記憶にない」というなんとも心許ない返事ばかり。
ならば、「銀行口座を作るとしたら、東京で初めてひとり暮らしをした街か、もしくは職場の近くの銀行であることが多いのでは」と、さなえの経歴を尋ねても「確か、学生時代は目黒のほうに住んでいて、学校は大田区のほうだったかな……正直、そういうこと、あんまり話さなかったから」と、なんともあやふやな答えをされるので、「ひょっとして、向こうをかばっているんじゃないか」という疑心もわいてきて、この頃は、かなり気持ちが離婚に傾いている時期でした。
そんなふうに、勝訴したものの、心の晴れない日々を送っていた数日後、事態は意外な展開を見せました。通常、判決に不満がある場合、原告被告ともに、判決から2週間以内であれば、控訴(第一審の判決に対して不服がある場合に、上級の裁判所に対してその判決の確定を遮断して新たな判決を求める不服申立てすること)ができるのですが、なんと、さなえ側が、控訴を裁判所に申し立ててきたのです。そうなると、舞台を高等裁判所へと移して、再び裁判をやり直すことになります。一体何を考えているの……。
(まほ)
夫の不倫相手は現れぬまま慰謝料180万円で勝訴 しかし、まだ終わりではなかった
Photo by Rae Allen from Flickr
こんにちは、まほです。結婚4年目にして、夫の不倫が発覚。その日を境に、今まで送ってきた生活は、がらりと大きくありようを変えました。その顛末記です。
■第二回、第三回の口頭弁論日も被告は訪れず
夫の不倫相手のさなえ(仮名)を相手取り、慰謝料請求裁判を起こしたものの、第一回の口頭弁論は、本人も代理人も欠席のまま終了しました。先方のご両親から裁判所に「体調不良で欠席する」という連絡が届いていたので、欠席判決を出されるのは困る、という考えはあるようですが、実際に本人か代理人が法廷に来ないことにはどうしようもありません。ひと月後に行われた第二回の口頭弁論も傍聴に行ったのですが、やはり被告側は誰も来ず、また、次回期日のスケジュール調整のみで終わり、そしてそのひと月後に行われた、第三回の口頭弁論日も、被告側は誰も訪れませんでした。
しかし、その三回目の口頭弁論で、法廷には少し動きがありました。裁判官がこちらの弁護士に向かい、「あちらのご両親から、昨日、電話がかかってきて、『明日は裁判所に行くように言ったけれども、やはり体調が悪く、欠席になるかもしれない』とおっしゃっていたので『明日、欠席したら、その次は判決になります』と伝えておきました」というようなことを発言したのです。
■慰謝料の金額は180万円
その場では、どういうことか理解ができず、家に戻ってから弁護士事務所に電話をかけて確認したところ、以下のような説明がありました。
・ひと月後の次回期日に判決が言い渡されること。
・相手方が反論しなかったために、おそらくは慰謝料が認められること。
・慰謝料の金額は判決をもって知らされること。
・通常の慣例で弁護士は判決を聞きに法廷には行かず、判決文は裁判所から取り寄せることになること。
・それまでに強制執行の準備をしていくこと。
こうして箇条書きにすると簡素ですが、判決まで、またひと月待つ上に、弁護士は判決を聞きに行かず、裁判所から取り寄せるので数日かかるということです。やっぱり弁護士業ってサービス業ではないんだな、と再認識した次第です。
どちらにしても「訴えが却下されることは、まずないだろう」とわたしも判断し、当日は法廷に足を運ぶことなく、判決の内容は、その2日後に届いた弁護士事務所からのメールで知りました。慰謝料の金額は180万円。「離婚しないケース」としてはかなり高額です。
また、その理由として、「被告は原告の主張を争うことを明らかにしないので、事実を自白したこととみなす」こと。「原告が有する妻として権利を侵害し、夫婦関係の平穏を破壊する強度の違法性を帯び、不法行為(民法709条、710条)に該当するものであり、被告は原告に対し慰謝料の支払い義務を負う」と書かれていました。「強度の違法性」(!)自分で裁判を起こしておきながら、驚くのはおかしいかもしれないですが、不倫ごときでこんな言葉が使われるとは衝撃でした。
■事態は意外な展開を見せた
というわけで、裁判することを決意してから、おおよそ、9カ月かけて、無事に勝訴したものの、強制執行しなければ、これはただの紙切れです。そして貯金から強制執行するには、相手方の口座のある銀行名と支店名が、職場の給料を差し押さえるには、職場の確定が必要となります。
しかし、夫に「一緒にいる時に、銀行に行ったり、お金をおろしたことってなかった? あったとしたら、何銀行だった?」と問い詰めてみたものの「記憶にない」というなんとも心許ない返事ばかり。
ならば、「銀行口座を作るとしたら、東京で初めてひとり暮らしをした街か、もしくは職場の近くの銀行であることが多いのでは」と、さなえの経歴を尋ねても「確か、学生時代は目黒のほうに住んでいて、学校は大田区のほうだったかな……正直、そういうこと、あんまり話さなかったから」と、なんともあやふやな答えをされるので、「ひょっとして、向こうをかばっているんじゃないか」という疑心もわいてきて、この頃は、かなり気持ちが離婚に傾いている時期でした。
そんなふうに、勝訴したものの、心の晴れない日々を送っていた数日後、事態は意外な展開を見せました。通常、判決に不満がある場合、原告被告ともに、判決から2週間以内であれば、控訴(第一審の判決に対して不服がある場合に、上級の裁判所に対してその判決の確定を遮断して新たな判決を求める不服申立てすること)ができるのですが、なんと、さなえ側が、控訴を裁判所に申し立ててきたのです。そうなると、舞台を高等裁判所へと移して、再び裁判をやり直すことになります。一体何を考えているの……。
(まほ)
エロチックアートあふれる「ぺミクミ彫刻公園」で、思わず健康になる
前回に続き、今回も魔界・仁川(インチョン)に潜む物件である。場所は、仁川国際空港のすぐそばにある小さな島、茅島(モド)。この島の海岸に、エロチックな像が立ち並ぶ公園「ペミクミ彫刻公園」がある。 この公園は、キム・ギドク監督の映画『絶対の愛』(原題『時間』)に登場し、知る人ぞ知る存在となった。性器丸出しの異様な立体物を横目にデートする男女の絵はカオスそのものだが、まさか映画のセットではなく、実在する公園だったとは……。なお、監督の前作『弓』も、同じ海岸で撮影されている。 茅島までは、まず仁川国際空港近くの「サンモク旅客ターミナル」からフェリーに乗り、10分ほどかけて手前の信島(シンド)へ。そこから1時間おきに出るバスに乗れば、橋でつながる茅島にすぐ到着する。トランジットにより仁川で半日過ごさなければならない珍スポトラベラーには、ぜひおすすめしたい旅行コースとなっている。ムカデ人間?
私は平日に茅島へと向かったのだが、驚いたのは同船した人たちの中高年サイクリストの多さだ。そして皆が一様に、ピチッっとしたサイクリングウェアにサングラス、ザハ建築のような流線型のヘルメットをかぶっている。そこまでガチガチにキメなくてもいいんじゃないか。右から信島、矢島(シド)、茅島。3島は橋で連結されており、自転車でも行ける。
私はといえば、信島からバスに乗るつもりで港周辺をぶらぶらしていたところ、レンタサイクルの店があったので、バスを待つよりは早いかもとママチャリのような自転車を借り、茅島へと向かった。広がる海と空を横目に、橋を渡ってぐんぐん進んでいくのは確かに気持ちがいい。 30分ほどペダルをこいだところで、このサイクリングコースの終点と思われる茅島のぺミクミ彫刻公園に到着。そこに広がっていたのは、夢をそのまま実写化したようなカオスであった。完全装備
海岸にカラフルで肉々しい、弾けるような彫刻がずらり。中でもショッキングなのは、人間と獣の口と肛門がムカデ人間のように連結する作品、そして接合部あらわな男女のオブジェだろう。こんなところでデートなんかしたくない。ここからフリーダム海岸の始まり
ぬらーん
ぱくーん
がびーん
しゃきーん
港でもらった観光案内によると、「彫刻家イ・イルホ(1946~)による性とナルシズムを主題とした、華麗で簡明で夢幻的な彫刻作品100点以上」が展示されているという。 この公園の持ち主でもあるイ・イルホは、海外でも展示を行い、韓国各地にちらばる彫刻公園にエロチックアート(や、そうでないもの)を設置する、その筋では有名な彫刻家だ。もともと自身のアトリエとして使っていた場所を公園として開放したのが、2005年のことだそう。 海岸に広がるシュールな景色は、アートと狂気の境界線はどこにあるのか、考えさせてくれるものがあったが、個人的には訪れた人々の反応が興味深かった。 やはりサイクリングウェアの中高年が次々と現れるのだが、おじさん3人組がリアルな結合部を見て「これは最高だ!」とおおはしゃぎ、一緒に記念写真を撮っていた。中年カップルもベスト撮影スポット探しに忙しい。つるっとした服装の彼らも、展示作品の一部のように見えた。わんこ
別荘のようなものがあるので入ってみると、そこは食堂だった。リビングには積まれた段ボールや何かを漬けたボトル、そして犬小屋が置かれ、おばあちゃんの家に来たようなゆるい雰囲気。 客は私のほか誰もおらず、とんでもなく自由な料理が出てくるのではと恐れたが、注文した海藻ピビンバは意外にも非常にうまい。採れたての海藻を使っているようである。性の公園で自然の幸が堪能できるという、微かな違和感はこれいかに。 再びママチャリに乗り、もとの船着き場へと戻った。エロチックアートの公園を訪れるつもりが、自転車をこいだり海藻を食べたりの健康スポットだった。船に乗る中高年サイクリストたちが、元気に声を上げ、うひゃひゃと笑っているのがまぶしかった。 ●ペミクミ彫刻公園 住所 仁川市甕津郡北島面茅島里269-2 (文・写真==清水2000)公園内の食堂へ。なぜ犬小屋……












