iroha革命から3年、女性のオナニーは変わったか?

 messyではしばしば、女性のオナニーについて取り上げてきた。セックスはともかく、オナニーは完全に「個人作業」であるために、秘め事とされてしまい、暗い場所に追いやられがちだ。でも、オナニーの材料(おかず)や道具(グッズ)に関する情報、あるいは「やりすぎるとアソコが黒くなる?」といった類の心配事を払拭する情報が、明るく見えやすい場所にきちんと置かれている世の中であってほしい、と考えている。

 <性を表通りに誰もが楽しめるものに変えていく>をコンセプトに、革新的な技術で性とオナニーの未来を切り開いている株式会社TENGAが、新感覚の素材とデザインが魅力的な女性用ローター「iroha」を発売したのは、2013年のことだった。同社はこれを「セルフプレジャーグッズ」と呼び、その後も女性が安心、安全に、リラックスして気持ちよくなれるツールを次々に送り出している。

 そして初代「iroha」リリースから3年近く経過しようという頃、満を持して新作「iroha+(イロハプラス)」三種類が登場した。ふんわり・しっとりした独自の肌ざわりはそのままに、振動パワーやリズムパターンが増強され、お風呂の湯船の中でも楽しめる優れた防水機能を搭載した、まさに「プラス」な商品群だ。この3年間で、女性たちのオナニーは、そして女性の性を取り巻く視線や価値観はどう変化してきたか? 同社の広報宣伝部で活躍する工藤まおりさん(24)に聞いた。

◎新卒入社から1年で転職

――工藤さんはもともと人材業界で営業の仕事をしていたところ、「iroha」に惚れ込んでアダルト業界のTENGA社に転職されたんですよね。

工藤 そうなんです、前職のとき初任給で「iroha」のYUKIDARUMAを購入したんですよ。マスターベーションで「挿入する」ってことが自分ではなかったので、YUKIDARUMAの特徴でもある「先端挿入」をちょっと試してみたいなと思って。まず開封して触ったときにふわふわさらさらの肌触りにびっくりしたんですよね、それまで安いローターしか触ったことがなかったので。

――硬いですもんね、ピンクローターや電マは。

工藤 irohaを使用してみて、こんなに心地良いアダルトグッズがあるんだとびっくりして、同僚にも紹介したりしていたんです(笑)。そんなに堅い職場ではなくて、雑談でオープンに性の話をしたりできたので。そうしたら、前職では3カ月に一度上司との面談があったのですが、「工藤は仕事してるときも楽しそうだけど、アダルトグッズの話をしてるときが一番楽しそうだよね」って言われて、自分でハッとしたんです。そういえばそうだなって。学生時代に就職活動をしていたときは、アダルトグッズ業界は考えていなくて、あくまでも消費者、いちユーザーとしてグッズを楽しんでいたんですけど、こんなに自分が心躍るものがあるのなら、その魅力を世の中に伝えるお仕事に就くのもアリなんじゃないかと。

――でも「好きだから」で採用されるものでもないじゃないですか。よく、転職活動に成功されましたよね。しかも新卒1年で。

工藤 毎月TENGAの求人情報が出ているかどうかをチェックしていて、やっと求人が出たと思ったら募集要件に「広報経験3年以上」と書かれていました。私は営業経験1年未満、かすってもいませんでした。しかも畑違いの人材営業。でも、人材業界だったので、求人票に書かれている通りの人が実際に採用されるとは限らないということも知っていました。もしかしたら熱い思いを伝えればいけるんじゃないかと一縷の望みを持って……。

――熱い思いを!!

工藤 でも、書類で落とされてしまってはそれを伝えることも出来ません。どうしても入社したいと思い、周囲にTENGAとつながりを持つ知人がいないか探したところ、偶然、知り合いが私の今の上司である広報宣伝部の部長に会ったという話を聞いたんです。その知人に無理を言って、面接だけでも受けさせてくださいとお願いして面接にこぎつけました。

――その計画性というか根回しも含めて熱意ですね。面接ではどのようなプレゼンをしたんですか?

工藤 小さな頃から私は性に対する関心が強い方でした。ただ、オープンにそういった話をすると、周囲から「変な女」とか「エロい女」と見られることが少なくありません。セックスもマスターベーションも皆さんしていること。顔を背けることではないのになぜだろう、とずっと疑問に思ってきました。株式会社TENGAは世の中の視点、考え方を変えていこうとチャレンジングで、今までグレーゾーンだったイメージをポップ、身近なものに変えてきた革新的な企業です。株式会社TENGAだったら私も昔からの疑問をぶつけて、マスターベーションをブラックボックス化している社会を変えていけるんじゃないか、って……こんなに長く話しちゃって大丈夫ですか?

――すごい熱量伝わりました。

◎なんでいけないことなんだろう?

――「小さな頃から」とおっしゃいましたが、具体的にいつ頃から興味を?

工藤 幼稚園くらいからですね。

――床オナとか、自然と覚えますよね。

工藤 そう、床とかで刺激して、小さな頃に親に見つかって怒られたという女性の話をよく聞きます。でも私はそれがとても疑問だったんですよ、どうしていけないことなんだろうって。成長してマスターベーションというものを理解してからも余計に、「じゃあなんでそれがいけないことなんだろう」と。みんなもっと明るく、このことについて話せばいいのに、「どうしてそれをしてはいけないの?」って。

――特に親に育てられている子供であるうちは、マスターベーションもセックスも「いけないこと」扱いですよね。工藤さん自身が、「私っていけない子なんだ」といった自虐的な意識が植え付けられず、「なんでなんで?」と思っていられたのはどうしてでしょう?

工藤 うーん、私も最初の頃は「あっダメなんだ」と萎縮したように思うんですけど……中学生ぐらいになって、友達同士で性に関する話、いわゆる下ネタを話すと、面白くて盛り上がって楽しいなと思うようになりまして。恥ずかしいとか隠さなきゃいけないとかの罪悪感よりも、みんなで楽しく話そうよって意識のほうが大きくなったんですね。

――ブレイクスルー的な出来事はあるんですか?

工藤 あったかなあ……覚えてないです。中学・高校では、茶化し合いで「変態」と呼ばれたことはありますけど。

――女子校ですか?

工藤 共学です。でも、中高時代はオープンに性の話をするといっても、マスターベーションについてはタブー感があり何となく言いづらくて、「私はマスターベーションします」ってはっきり言えるようになったのは大学進学してからですね。アルバイト先で知り合った年上のお姉さんが、「え、私? マスターベーションしてるよ」とサラッと発言するのを聞いて、すごくかっこいいと思ったんです。

――私も中高時代は、下ネタは好きなんですけど、自慰については女友達の輪の中でもタブー感ありました。セックスの話は笑えるんですけど、マスターベーションって笑いにしづらい感じがあったというか。

工藤 どうしてなんでしょう?

――セックスの話って、要するに自分の話じゃなくて「ヤッた男の話」なんですよね。だから、そういう男いるいる、あるあるって女同士で話して楽しいんです。でもマスターベーションは個人的なことだから、「自分の話」をせざるを得なくなる。それが恥ずかしいのではないか、と思います。

工藤 セックスの話って確かに、自分のことじゃなくて男性のことメインに話していたのかもしれない……。一方で、マスターベーションについて会話するときは、笑えるというよりも、真面目な方向にいきがちな実感があります。この個人的な行為について、悩んでいる女性は多いと感じます、たとえば「週7~8回くらいマスターベーションしちゃうんだけど、変なのかな」とか。そういう女性のマスターベーションに関する情報って決して多くないし、そもそも当たり前のようになってないですね、まだまだ。

――ちなみに「週7~8回」は変でしょうか?

工藤 問題ないと思いますよ。もちろん、衛生面さえ清潔にしていればですが。女性は、マスターベーションすることで自律神経が整いリラックスできますし、睡眠にも好影響もたらします。私もちょっとイライラしているとき、マスターベーションしてから寝るほうが、落ち着いて安眠できるんですよ。

――イライラしているときに、そういう気分になれます? 私できないんです、なぜなら「イライラしてるから」……。オカズが頭に入ってこないし、妄想がうまく広がりません。切り替えられますか?

工藤 そういうとき、動画の威力が強いと思います。エッチな動画を見れば、イライラのスイッチをオフにして官能スイッチをオンに切り替えられますね。

――そのうえでローターなどの振動で刺激を与えてあげればいいのかもしれませんね。ところで工藤さんは大学では何を学ばれていたんですか?

工藤 今のお仕事と全く関連がなくてお恥ずかしいのですが、数学科でした。

――理系ですか。数学科の進路って、そのまま学んだことを生かしていくならどのような?

工藤 学校の数学教師とか、銀行とか、あとは院に進む同級生も多かったです。私ももともと数学の先生になりたいと思って進学したんですけど……。、私はこういうオープンな性格だから、教員になったら何かしら問題視されそうだなと考えて、別の道で就職活動することを選びました。

――折に触れて自己分析されてきたんですね。

◎恥ずかしいことじゃないという大前提

――「iroha」シリーズがスタートして3年。世の中の「女性の性」を取り巻く価値観は、どこか変化したと思いますか?

工藤 かつては、「“男性が”、“女性に”使用して興奮するようなバイブ」が主流でした。男性目線で作られていますから、卑猥な形で振動音も大きく、女性が購入しにくいものが多かったのです。

00年代になると、おしゃれで女性も購入しやすいデザインのものが増えてきて、「“男性が”、“女性に”使って興奮するようなバイブ」から、「女性がたのしむバイブ」、そして「女性をたのしませる、一緒にたのしむグッズ」という構図に変わりつつあるのではと感じます。

「iroha」シリーズも、女性が女性にとって心地よい製品を目指し、すべて女性スタッフで開発を行っています。実際irohaの購入者の約6割は女性です。他方、4割が男性で、カップルにも一緒に楽しんで頂いているようです。

――女性がユーザーとして手に取りやすくなってきたと。

工藤 はい、「バイブやローターは男性が女性に使うもの」という意識は、だいぶ変わってきたと思います。

――市場自体はどうなのですか。従来の「男性が女性に使うバイブ」はジョークグッズとして売られてきましたよね。

工藤 irohaは基本的に、アダルトグッズであることを明記していて、ジョークグッズとしての売り方はしていません。キャッチコピーである「性を表通りに」ということへのこだわりからそうしているのですが、量販店に置きづらいというジレンマもあるんですよね。

――アダルト商品という前提ありきで、薄暗くない場所に商品を置けるようにしていきたいんですよね。

工藤 はい。マスターベーションは当たり前の行為なんだから目を背けないで、それは普通の欲求なんだよってことを広めていきたいです。

――Appleストアみたいに、TENGAストア。

工藤 いいですね!

「TENGA SHOP」という名称でirohaも手に取って頂けるお店が、東京、大阪、千葉(2016年5月時点)で展開頂いております。今後更に全国各所へ広がっていく予定です。

――ただ、バイブなどのグッズが「男性が女性に使うもの」という認識自体は変化してきたけれど、先ほどもおっしゃっていたように、マスターベーションします、iroha使いますよと発信することで、「スケベな女」認定される状況はまだある。

工藤 残念ですがまだあるかもしれません。ですが、シルクラボさんや、日活ロマンポルノのように、女性が受け入れやすいアダルト作品を制作する事業が盛り上がっていますし、これからもっと市場が拡大し、確立すれば、皆さん後ろ暗い気持ちなど持たずにもっと楽しめるようになると思います。

――女性の性の市場って、ここ数年で見れば拡大傾向にあるとは思いますが、じゃあ昔の女性は性に興味関心がなかったのかっていうとそうじゃなくって、最近の女の人がやたらエロく進化したってことでもなくって、もともとそうなのに蓋をされていたってだけですよね。

工藤 隠さなくて良いんですよ。私は今も実家暮らしですが、iroha商品は自室のベッドの上に全種類並べています。両親が私の部屋に入ってそれを見ても別に何も言わないですし。まあ、仕事道具だからというのもありますが……少なくとも、マスターベーションするということを「恥ずかしい」とは思わなくていいんじゃないでしょうか。だからといって、わざわざその話を両親とすることもないですけどね。

――目の前でするわけじゃないですしね。一人で個室で誰にも見られることなくその行為をおこなうことと、その行為について発言したり会話したりすることは同じじゃないですから。している最中に、いきなり部屋に入ってこられたらそれは嫌ですよね、プライベートなので。

工藤 その点で言えば、やっぱりirohaは静音声が高いので、実家暮らしの方にもオススメなんですよ! 大きな音がするグッズは、家で使いづらいですから。

――ブーッて振動音が廊下とかに伝わって「あ、今しているんだな」とリアルタイムで知られるのはちょっと嫌ですもんね。人知れずしたい、でも「していますよ」ということ自体は隠さなくていいってことですね。一方で、何度も繰り返しで恐縮ですが、女性が性について発信することがタブーだったり隠されていたりする“から”、だから萌えるんだ、という向きもあると思います。明るくなくて暗いから卑猥で欲望をかきたてるんだとか、女性の欲望をオープンにされると男性は萎えるという向きもあるでしょう。

工藤 恥ずかしいから興奮する、恥ずかしがっている姿に興奮する、そういった側面もあるでしょうが、オープンにするから楽しめる側面もあります、どちらもです。ただこれだけは言いたいのですが、性欲は自然な欲求。暗い気持ちを伴わずに楽しんでほしい。確かに、恥ずかしがってる女性を見ると男性はすごく興奮しますよね(笑)。で、女性も特に恥ずかしくないのに恥ずかしいフリをするじゃないですか、プレイとして。大前提としてオープンな性があって、そのうえで個々の趣向にあわせたプレイ、恥じらいプレイとかをすればいいと思いますよ。

◎挟む、押しあてる、沿わせる「iroha+」

――最後に、「iroha+」について教えてください。初代と同じように、三種類同時リリースとなりましたが、昨年12月の発売から4月現在までで最も売れ行きが良いのは?

工藤 YORUKUJIRA【よるくじら】です。人間の肉体は曲線で出来ていますが、股間などの曲線にぴったり沿わせることの出来る形状で、かつ、「くじらのくち」部分でクリトリスや乳首を、しっかり挟み込むことも可能です。

――しっかりって?

工藤 こういう感じです。深いので、挟んだ状態でむにゅ~って潰すと……。

――わあ、挟まれてる! しかも挟んだ状態でちゃんと先端まで震動がきますね。クリの大きさも人それぞれですが、突起が小さい人もこれは刺激がちゃんと得られて楽しめそう。挟む機能があるということで、よるくじらは初代でいう「HINAZAKURA」タイプですね。

YORUKUJIRA【よるくじら】工藤 初代「iroha」は初心者の方向け、「iroha+」は中級の方向けというコンセプトになっています。先端挿入タイプの初代は「YUKIDARUMA」でしたが、「iroha+」ではRINGOTORI【りんごとり】になりました。先端でツンツン突つく刺激と、やや細めの先端を挿入して内側で楽しむ、両方を兼ね備えた形状です。この先端は、カップルで乳首をツンツンし合うのも良いですよ。先ほどの「よるくじら」は丸みがありましたが、「りんごとり」は四角い面も持っています。

――くちばしで乳首ツンツンですね。

工藤 3つめは、沿わせてあてがうタイプのKUSHINEZUMI【くしねずみ】。初代の「HANAMIDORI」はノーマルでしたが、これは先端のくすぐり刺激と、はりねずみの背中のようなギザギザ波打つ部分での刺激、どちらも楽しめます。今までのグッズはくすぐる形状がなかったので、初めての機能と言っていいかもしれません。

――アッ、これはなかなか気持ちいいですね! 振動させてギザギザ面を手の甲に押し当てるだけでも心地が良いです。やっぱり素材の肌あたりが柔らかいので、馴染むというか、落ち着きますね。

工藤 水溶性のローションを用いても満足度が高まると思います。いずれも、丸みだけでなくギザギザ面や四角い面も持つ、立体的な形状になったことが「iroha+」の特徴で、いろんな側面をあてがって好みのパートを見つけていただけるのではないでしょうか。

――個人的に、ですが……ブルブル震えるタイプのバイブやローターは充実しているので、「指マン」の動きをリアルに再現できる商品の開発希望です。挿入した状態でクイックイッて指先が軽く曲がるような動き、難しいんですかね?

工藤 開発担当者に共有してみます!

――是非ご検討お願いします!!!


(取材・文/下戸山うさこ)

iroha革命から3年、女性のオナニーは変わったか?

 messyではしばしば、女性のオナニーについて取り上げてきた。セックスはともかく、オナニーは完全に「個人作業」であるために、秘め事とされてしまい、暗い場所に追いやられがちだ。でも、オナニーの材料(おかず)や道具(グッズ)に関する情報、あるいは「やりすぎるとアソコが黒くなる?」といった類の心配事を払拭する情報が、明るく見えやすい場所にきちんと置かれている世の中であってほしい、と考えている。

 <性を表通りに誰もが楽しめるものに変えていく>をコンセプトに、革新的な技術で性とオナニーの未来を切り開いている株式会社TENGAが、新感覚の素材とデザインが魅力的な女性用ローター「iroha」を発売したのは、2013年のことだった。同社はこれを「セルフプレジャーグッズ」と呼び、その後も女性が安心、安全に、リラックスして気持ちよくなれるツールを次々に送り出している。

 そして初代「iroha」リリースから3年近く経過しようという頃、満を持して新作「iroha+(イロハプラス)」三種類が登場した。ふんわり・しっとりした独自の肌ざわりはそのままに、振動パワーやリズムパターンが増強され、お風呂の湯船の中でも楽しめる優れた防水機能を搭載した、まさに「プラス」な商品群だ。この3年間で、女性たちのオナニーは、そして女性の性を取り巻く視線や価値観はどう変化してきたか? 同社の広報宣伝部で活躍する工藤まおりさん(24)に聞いた。

◎新卒入社から1年で転職

――工藤さんはもともと人材業界で営業の仕事をしていたところ、「iroha」に惚れ込んでアダルト業界のTENGA社に転職されたんですよね。

工藤 そうなんです、前職のとき初任給で「iroha」のYUKIDARUMAを購入したんですよ。マスターベーションで「挿入する」ってことが自分ではなかったので、YUKIDARUMAの特徴でもある「先端挿入」をちょっと試してみたいなと思って。まず開封して触ったときにふわふわさらさらの肌触りにびっくりしたんですよね、それまで安いローターしか触ったことがなかったので。

――硬いですもんね、ピンクローターや電マは。

工藤 irohaを使用してみて、こんなに心地良いアダルトグッズがあるんだとびっくりして、同僚にも紹介したりしていたんです(笑)。そんなに堅い職場ではなくて、雑談でオープンに性の話をしたりできたので。そうしたら、前職では3カ月に一度上司との面談があったのですが、「工藤は仕事してるときも楽しそうだけど、アダルトグッズの話をしてるときが一番楽しそうだよね」って言われて、自分でハッとしたんです。そういえばそうだなって。学生時代に就職活動をしていたときは、アダルトグッズ業界は考えていなくて、あくまでも消費者、いちユーザーとしてグッズを楽しんでいたんですけど、こんなに自分が心躍るものがあるのなら、その魅力を世の中に伝えるお仕事に就くのもアリなんじゃないかと。

――でも「好きだから」で採用されるものでもないじゃないですか。よく、転職活動に成功されましたよね。しかも新卒1年で。

工藤 毎月TENGAの求人情報が出ているかどうかをチェックしていて、やっと求人が出たと思ったら募集要件に「広報経験3年以上」と書かれていました。私は営業経験1年未満、かすってもいませんでした。しかも畑違いの人材営業。でも、人材業界だったので、求人票に書かれている通りの人が実際に採用されるとは限らないということも知っていました。もしかしたら熱い思いを伝えればいけるんじゃないかと一縷の望みを持って……。

――熱い思いを!!

工藤 でも、書類で落とされてしまってはそれを伝えることも出来ません。どうしても入社したいと思い、周囲にTENGAとつながりを持つ知人がいないか探したところ、偶然、知り合いが私の今の上司である広報宣伝部の部長に会ったという話を聞いたんです。その知人に無理を言って、面接だけでも受けさせてくださいとお願いして面接にこぎつけました。

――その計画性というか根回しも含めて熱意ですね。面接ではどのようなプレゼンをしたんですか?

工藤 小さな頃から私は性に対する関心が強い方でした。ただ、オープンにそういった話をすると、周囲から「変な女」とか「エロい女」と見られることが少なくありません。セックスもマスターベーションも皆さんしていること。顔を背けることではないのになぜだろう、とずっと疑問に思ってきました。株式会社TENGAは世の中の視点、考え方を変えていこうとチャレンジングで、今までグレーゾーンだったイメージをポップ、身近なものに変えてきた革新的な企業です。株式会社TENGAだったら私も昔からの疑問をぶつけて、マスターベーションをブラックボックス化している社会を変えていけるんじゃないか、って……こんなに長く話しちゃって大丈夫ですか?

――すごい熱量伝わりました。

◎なんでいけないことなんだろう?

――「小さな頃から」とおっしゃいましたが、具体的にいつ頃から興味を?

工藤 幼稚園くらいからですね。

――床オナとか、自然と覚えますよね。

工藤 そう、床とかで刺激して、小さな頃に親に見つかって怒られたという女性の話をよく聞きます。でも私はそれがとても疑問だったんですよ、どうしていけないことなんだろうって。成長してマスターベーションというものを理解してからも余計に、「じゃあなんでそれがいけないことなんだろう」と。みんなもっと明るく、このことについて話せばいいのに、「どうしてそれをしてはいけないの?」って。

――特に親に育てられている子供であるうちは、マスターベーションもセックスも「いけないこと」扱いですよね。工藤さん自身が、「私っていけない子なんだ」といった自虐的な意識が植え付けられず、「なんでなんで?」と思っていられたのはどうしてでしょう?

工藤 うーん、私も最初の頃は「あっダメなんだ」と萎縮したように思うんですけど……中学生ぐらいになって、友達同士で性に関する話、いわゆる下ネタを話すと、面白くて盛り上がって楽しいなと思うようになりまして。恥ずかしいとか隠さなきゃいけないとかの罪悪感よりも、みんなで楽しく話そうよって意識のほうが大きくなったんですね。

――ブレイクスルー的な出来事はあるんですか?

工藤 あったかなあ……覚えてないです。中学・高校では、茶化し合いで「変態」と呼ばれたことはありますけど。

――女子校ですか?

工藤 共学です。でも、中高時代はオープンに性の話をするといっても、マスターベーションについてはタブー感があり何となく言いづらくて、「私はマスターベーションします」ってはっきり言えるようになったのは大学進学してからですね。アルバイト先で知り合った年上のお姉さんが、「え、私? マスターベーションしてるよ」とサラッと発言するのを聞いて、すごくかっこいいと思ったんです。

――私も中高時代は、下ネタは好きなんですけど、自慰については女友達の輪の中でもタブー感ありました。セックスの話は笑えるんですけど、マスターベーションって笑いにしづらい感じがあったというか。

工藤 どうしてなんでしょう?

――セックスの話って、要するに自分の話じゃなくて「ヤッた男の話」なんですよね。だから、そういう男いるいる、あるあるって女同士で話して楽しいんです。でもマスターベーションは個人的なことだから、「自分の話」をせざるを得なくなる。それが恥ずかしいのではないか、と思います。

工藤 セックスの話って確かに、自分のことじゃなくて男性のことメインに話していたのかもしれない……。一方で、マスターベーションについて会話するときは、笑えるというよりも、真面目な方向にいきがちな実感があります。この個人的な行為について、悩んでいる女性は多いと感じます、たとえば「週7~8回くらいマスターベーションしちゃうんだけど、変なのかな」とか。そういう女性のマスターベーションに関する情報って決して多くないし、そもそも当たり前のようになってないですね、まだまだ。

――ちなみに「週7~8回」は変でしょうか?

工藤 問題ないと思いますよ。もちろん、衛生面さえ清潔にしていればですが。女性は、マスターベーションすることで自律神経が整いリラックスできますし、睡眠にも好影響もたらします。私もちょっとイライラしているとき、マスターベーションしてから寝るほうが、落ち着いて安眠できるんですよ。

――イライラしているときに、そういう気分になれます? 私できないんです、なぜなら「イライラしてるから」……。オカズが頭に入ってこないし、妄想がうまく広がりません。切り替えられますか?

工藤 そういうとき、動画の威力が強いと思います。エッチな動画を見れば、イライラのスイッチをオフにして官能スイッチをオンに切り替えられますね。

――そのうえでローターなどの振動で刺激を与えてあげればいいのかもしれませんね。ところで工藤さんは大学では何を学ばれていたんですか?

工藤 今のお仕事と全く関連がなくてお恥ずかしいのですが、数学科でした。

――理系ですか。数学科の進路って、そのまま学んだことを生かしていくならどのような?

工藤 学校の数学教師とか、銀行とか、あとは院に進む同級生も多かったです。私ももともと数学の先生になりたいと思って進学したんですけど……。、私はこういうオープンな性格だから、教員になったら何かしら問題視されそうだなと考えて、別の道で就職活動することを選びました。

――折に触れて自己分析されてきたんですね。

◎恥ずかしいことじゃないという大前提

――「iroha」シリーズがスタートして3年。世の中の「女性の性」を取り巻く価値観は、どこか変化したと思いますか?

工藤 かつては、「“男性が”、“女性に”使用して興奮するようなバイブ」が主流でした。男性目線で作られていますから、卑猥な形で振動音も大きく、女性が購入しにくいものが多かったのです。

00年代になると、おしゃれで女性も購入しやすいデザインのものが増えてきて、「“男性が”、“女性に”使って興奮するようなバイブ」から、「女性がたのしむバイブ」、そして「女性をたのしませる、一緒にたのしむグッズ」という構図に変わりつつあるのではと感じます。

「iroha」シリーズも、女性が女性にとって心地よい製品を目指し、すべて女性スタッフで開発を行っています。実際irohaの購入者の約6割は女性です。他方、4割が男性で、カップルにも一緒に楽しんで頂いているようです。

――女性がユーザーとして手に取りやすくなってきたと。

工藤 はい、「バイブやローターは男性が女性に使うもの」という意識は、だいぶ変わってきたと思います。

――市場自体はどうなのですか。従来の「男性が女性に使うバイブ」はジョークグッズとして売られてきましたよね。

工藤 irohaは基本的に、アダルトグッズであることを明記していて、ジョークグッズとしての売り方はしていません。キャッチコピーである「性を表通りに」ということへのこだわりからそうしているのですが、量販店に置きづらいというジレンマもあるんですよね。

――アダルト商品という前提ありきで、薄暗くない場所に商品を置けるようにしていきたいんですよね。

工藤 はい。マスターベーションは当たり前の行為なんだから目を背けないで、それは普通の欲求なんだよってことを広めていきたいです。

――Appleストアみたいに、TENGAストア。

工藤 いいですね!

「TENGA SHOP」という名称でirohaも手に取って頂けるお店が、東京、大阪、千葉(2016年5月時点)で展開頂いております。今後更に全国各所へ広がっていく予定です。

――ただ、バイブなどのグッズが「男性が女性に使うもの」という認識自体は変化してきたけれど、先ほどもおっしゃっていたように、マスターベーションします、iroha使いますよと発信することで、「スケベな女」認定される状況はまだある。

工藤 残念ですがまだあるかもしれません。ですが、シルクラボさんや、日活ロマンポルノのように、女性が受け入れやすいアダルト作品を制作する事業が盛り上がっていますし、これからもっと市場が拡大し、確立すれば、皆さん後ろ暗い気持ちなど持たずにもっと楽しめるようになると思います。

――女性の性の市場って、ここ数年で見れば拡大傾向にあるとは思いますが、じゃあ昔の女性は性に興味関心がなかったのかっていうとそうじゃなくって、最近の女の人がやたらエロく進化したってことでもなくって、もともとそうなのに蓋をされていたってだけですよね。

工藤 隠さなくて良いんですよ。私は今も実家暮らしですが、iroha商品は自室のベッドの上に全種類並べています。両親が私の部屋に入ってそれを見ても別に何も言わないですし。まあ、仕事道具だからというのもありますが……少なくとも、マスターベーションするということを「恥ずかしい」とは思わなくていいんじゃないでしょうか。だからといって、わざわざその話を両親とすることもないですけどね。

――目の前でするわけじゃないですしね。一人で個室で誰にも見られることなくその行為をおこなうことと、その行為について発言したり会話したりすることは同じじゃないですから。している最中に、いきなり部屋に入ってこられたらそれは嫌ですよね、プライベートなので。

工藤 その点で言えば、やっぱりirohaは静音声が高いので、実家暮らしの方にもオススメなんですよ! 大きな音がするグッズは、家で使いづらいですから。

――ブーッて振動音が廊下とかに伝わって「あ、今しているんだな」とリアルタイムで知られるのはちょっと嫌ですもんね。人知れずしたい、でも「していますよ」ということ自体は隠さなくていいってことですね。一方で、何度も繰り返しで恐縮ですが、女性が性について発信することがタブーだったり隠されていたりする“から”、だから萌えるんだ、という向きもあると思います。明るくなくて暗いから卑猥で欲望をかきたてるんだとか、女性の欲望をオープンにされると男性は萎えるという向きもあるでしょう。

工藤 恥ずかしいから興奮する、恥ずかしがっている姿に興奮する、そういった側面もあるでしょうが、オープンにするから楽しめる側面もあります、どちらもです。ただこれだけは言いたいのですが、性欲は自然な欲求。暗い気持ちを伴わずに楽しんでほしい。確かに、恥ずかしがってる女性を見ると男性はすごく興奮しますよね(笑)。で、女性も特に恥ずかしくないのに恥ずかしいフリをするじゃないですか、プレイとして。大前提としてオープンな性があって、そのうえで個々の趣向にあわせたプレイ、恥じらいプレイとかをすればいいと思いますよ。

◎挟む、押しあてる、沿わせる「iroha+」

――最後に、「iroha+」について教えてください。初代と同じように、三種類同時リリースとなりましたが、昨年12月の発売から4月現在までで最も売れ行きが良いのは?

工藤 YORUKUJIRA【よるくじら】です。人間の肉体は曲線で出来ていますが、股間などの曲線にぴったり沿わせることの出来る形状で、かつ、「くじらのくち」部分でクリトリスや乳首を、しっかり挟み込むことも可能です。

――しっかりって?

工藤 こういう感じです。深いので、挟んだ状態でむにゅ~って潰すと……。

――わあ、挟まれてる! しかも挟んだ状態でちゃんと先端まで震動がきますね。クリの大きさも人それぞれですが、突起が小さい人もこれは刺激がちゃんと得られて楽しめそう。挟む機能があるということで、よるくじらは初代でいう「HINAZAKURA」タイプですね。

YORUKUJIRA【よるくじら】工藤 初代「iroha」は初心者の方向け、「iroha+」は中級の方向けというコンセプトになっています。先端挿入タイプの初代は「YUKIDARUMA」でしたが、「iroha+」ではRINGOTORI【りんごとり】になりました。先端でツンツン突つく刺激と、やや細めの先端を挿入して内側で楽しむ、両方を兼ね備えた形状です。この先端は、カップルで乳首をツンツンし合うのも良いですよ。先ほどの「よるくじら」は丸みがありましたが、「りんごとり」は四角い面も持っています。

――くちばしで乳首ツンツンですね。

工藤 3つめは、沿わせてあてがうタイプのKUSHINEZUMI【くしねずみ】。初代の「HANAMIDORI」はノーマルでしたが、これは先端のくすぐり刺激と、はりねずみの背中のようなギザギザ波打つ部分での刺激、どちらも楽しめます。今までのグッズはくすぐる形状がなかったので、初めての機能と言っていいかもしれません。

――アッ、これはなかなか気持ちいいですね! 振動させてギザギザ面を手の甲に押し当てるだけでも心地が良いです。やっぱり素材の肌あたりが柔らかいので、馴染むというか、落ち着きますね。

工藤 水溶性のローションを用いても満足度が高まると思います。いずれも、丸みだけでなくギザギザ面や四角い面も持つ、立体的な形状になったことが「iroha+」の特徴で、いろんな側面をあてがって好みのパートを見つけていただけるのではないでしょうか。

――個人的に、ですが……ブルブル震えるタイプのバイブやローターは充実しているので、「指マン」の動きをリアルに再現できる商品の開発希望です。挿入した状態でクイックイッて指先が軽く曲がるような動き、難しいんですかね?

工藤 開発担当者に共有してみます!

――是非ご検討お願いします!!!


(取材・文/下戸山うさこ)

川奈まり子×坂爪真吾が語る「AV出演強要」問題――なぜAV現場と報告書にズレが生じたのか?

<p> 認定NPO法人ヒューマンライツ・ナウ(HRN)が発表した「ポルノ・アダルトビデオ産業が生み出す、女性・少女に対する人権侵害 調査報告書」が物議を醸している。</p>

川奈まり子×坂爪真吾が語る「AV出演強要」問題――なぜAV現場と報告書にズレが生じたのか?

<p> 認定NPO法人ヒューマンライツ・ナウ(HRN)が発表した「ポルノ・アダルトビデオ産業が生み出す、女性・少女に対する人権侵害 調査報告書」が物議を醸している。</p>

性同一性障害は精神病だから、保険に入れない? LGBTがはじかれた法律の問題と社会の変化

<p> LGBTという言葉の認知も広がり、保守的といわれる日本においても多様な性への理解が進んでいる。なかでも、T(トランスジェンダー)に含まれる「性同一性障害」(Gender Identity Disorder=GID)は、出生時の体の性別と心の性別が一致しない状態を意味する医学用語として1998年から使われている。</p>

AVデビューのたかしょーが“挿入直前”についた「ウソ」って!?

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『グラビア四天王たかしょーMUTEKI Debut 高橋しょう子 MUTEKI』(MUTEKI)
 今年のアダルト業界のトップニュース間違いなしなのが、グラビアアイドル・高崎聖子のAV転身だろう。  5月1日に「高橋しょう子」に改名してデビューするや、たちまち完売店続出の売れ行きを見せている。 「映像を見ましたが、完全にガチだったので驚きましたよ。これまでビキニに覆われていたGカップのバストトップは、めちゃくちゃキレイなピンク色。若干陥没気味なところにそそられました。内容は男優への手コキから始まり、正常位から胸への発射。さらにフェラ抜きでの胸射と続き、ラストは駅弁や立位と流れ、最後は屈曲位での深突きから、『顔に出して~』とまさかの顔射。マグロ感もなく本気で感じまくっていましたし、フィニッシュはいずれも本汁でしたね」(AVライター)  ここまでのガチンコSEXを見せるとは、グラドル時代のファンにとっては、うれしいやら悲しいやら複雑な気持ちだろう。そもそも、トップグラドルだった“たかしょー”が表舞台から消えたのは、昨年、突如流出した愛人とおぼしき人物との「援交SEX映像」だった。当時、本人はねつ造と否定したが、動画には限りなくたかしょーそっくりな女性が映っていたため、選出されていた『日テレジェニック』を辞退。そのまま事務所を退社していた。  そんな経緯があったためか、たかしょーがAVの中で漏らした一言に、男優が思わず「えっ?」とたじろぐシーンがあった。前出のAVライターもこう首をひねる。 「最初のSEXシーンで、挿入しようとした男優に『SEXはいつぶり?』と聞かれたところ、たかしょーは恥ずかしそうに『久しぶり……4年ぶり』と答えているんです。となると、あの援交SEX映像は、いったいいつの話なのか? たかしょーは19歳から芸能活動を始めていますから、もし本当ならデビュー前後の頃という計算になります。その騒動を知っていたのか男優も『えっ、よ、よ、よ、よ、4年?』と動揺していましたね」  たかしょーは4月から始めた連載の中でも、自身に枕営業や援交のウワサがあったことに触れ、「私は枕営業でお仕事ももらってないし、援交でお金をもらったこともないです」と語っている。  デビュー前に「タダ」でしていたというなら辻褄も合うが、ネット掲示板でのコメントを見ると、多くの人が「ウソをついてる」と受け取っているようだ。  裸一貫の再スタートだけに、あの騒動についても包み隠さず真相を語ってほしいものだが……。

“何もしない一日”の「TO DO LIST」付き、“予定ナシ”ができない「Domani」の女たち

<p> 「Domani」(小学館)6月号。今月号も、しまむらやGUはもちろん、UNIQLOとも無縁の、財布の余裕をぶちかました企画がてんこ盛りです。例えば、「おしゃれな人の『ときめき欲望買い』リスト」を見ると、「おしゃれな人」(モデルやスタイリストだらけ)が購入した私物を紹介してるせいか、値段は「○円くらいで購入」というラフな書かれ方や、記載のないものがほとんどですが、それらがお高いことは丸わかり。MARNIのスニーカーや、Dolce&Gabbanaのレインブーツなど、とても素敵ですが、筆者には、どこで売っているのかもわからないものばかり! 表参道かしら……? 平均年収が頭1つ飛び出ているだけあります。こうなると、家計簿まで公開してもらいたいけど、そんな下世話なことは「Domani」はしないんですよね? 残念です!<br /> </p>

「裸で踊って見せてくれ」ポールダンス教室に、韓国人男性が“トンデモ要求”! 巨大エロサイト閉鎖の影響で……?

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イメージ画像 Photo By Francisco Osorio from Flickr. 
 セクシーな衣装に身を包んだ女性が、そびえ立つ棒に脚や手を絡ませて舞うポールダンス。近年では美容にも優れたエクササイズ、芸術性の高いダンスのひとつとして、女性のみならず男性の間でも人気のようだ。  それはお隣・韓国も同様で、2008年に初めてのポールダンス練習教室が開校して以来、徐々に規模を拡大。近年では、著名な女性タレントなどがSNSを通じてポールダンスの映像や写真を掲載することも珍しくない。  魅力的なダンスとして市民権を得たポールダンスだが、スケベ心を隠しきれない人たちはどこにでもいる。なんと、ある女性ポールダンス講師が、匿名男性から「裸でのレッスンを希望する」というLINEメッセージが届いたと、ネット上にそのやりとりを公開したのだ。  男性のメッセージを簡単にまとめると、以下の通りだ。 「2人の女性講師が裸でポールダンスをして、男性ひとりが鑑賞する方式のレッスンはできませんか? 費用はかかってもかまいませんので」  当然、女性講師は「不可能です。ここは学校であって風俗店ではありません。非常に不快なので、こうした問い合わせはやめてください」と、男性を痛烈に批判。  このやりとりを見た韓国ネット民の多くは、「キチガイだ」「女2人が裸でレッスンして男ひとりが鑑賞してって、どんなAVだよ?」などと、男性を嘲笑するようなコメントを残している。  一方、面白いのは「『ソラネット』が閉鎖された影響で、性欲を持て余した奴らが野放しになっている」という意見が多かったこと。くだんの「ソラネット」は韓国最大級のエロサイトであり、韓国政府の尽力によって今春に閉鎖されている(参照記事)。閉鎖されようとも、同国の性風俗文化に大きな影を残す「ソラネット」。その影響力は、まだまだ衰えていないのだ。     韓国でも健全なイメージが定着してきたポールダンスだが、今回のやりとりを見る限り、まだまだエロ目線は消えていないようだ。ポールダンスが市民権を獲得するためには、なによりも下半身で物を考えるスケベたちへの対応が急務なのかもしれない……。

通学中に騒いで反省文、クラス名簿の住所欄は削除……私立小学校の危機管理はさすが!

<p> 4月入園の子どもたちが「駒沢の森こども園」での生活に徐々に慣れてきました。そして、私自身も“小学3年生の親”という生活にも慣れてきました。<br />  <br />  我が娘の今年度担任の先生は、学年主任&生活主任でもあるので、けっこう厳しいです(笑)。先日も、「ほかのクラスの友達と通学中に騒いでいた」と電話が掛かってきて、娘が反省文を書かされました。</p> <p> 先生の話、娘の話を合わせると、「騒ぐのが普通になっていると、外で騒いだとき、『うるさい!』と周りの大人にキレられて、暴力を振るわれる事故に遭うかもしれない」という理由で怒られたようです。先生から「○○(娘)ちゃんはテレビに出ていますから、騒いで周りの大人に目をつけられたくないんです」「子どもたちは毎日同じ時間の電車やバスに乗りますから」とも言われました。納得&反省です。娘も反省し、一緒に騒いでいた友達3人と、「もう騒がない」と約束をしたそうです(←全員の親に電話あり)。</p>

野村萬斎『スキャナー』大コケ!! 「初日から観客4人」「お金払う作品じゃない」の声続出

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『スキャナー』公式サイトより


 4月29日に公開した映画『スキャナー 記憶のカケラをよむ男』が、大コケしているという。主演は狂言師で俳優としても人気が高い野村萬斎。彼を目当てに映画館に足を運ぶ客もいるようだが、そんなファンからも「安っぽい2時間ドラマみたいだった」などと酷評されている。

 同映画は、野村演じる主人公が残留思念を読み取る能力を使って、相棒役の雨上がり決死隊・宮迫博之とともに行方不明者を捜索し、事件解決に挑むストーリー。野村は今回の映画で現代劇に初挑戦。さらに、脚本は映画『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズやテレビ朝日系の人気ドラマ『相棒』シリーズなどを手掛けた脚本家・古沢良太ということで、ファンは大きな期待を寄せていた。