6月3日に開幕を迎える「キリンカップサッカー2016」は、日本がホスト国となり4カ国によって争われるトーナメント方式の大会だ。あくまで親善試合に分類される大会だが、日本にとっては欧州、南米、アフリカ勢などの強豪国と戦える大きなチャンスとなる。 今年はコパアメリカ・センテナリオが開かれるため、南米からの出場はなく、欧州からデンマーク、ブルガリア、ボスニア・ヘルツェゴビナの3カ国が来日する。日本は3日のブルガリア戦に勝てば、7日に行われる決勝戦でボスニア・ヘルツェゴビナとデンマークの勝者と当たる組み合わせになっている。 日本代表としては、W杯に向けた強化試合の位置付けのため、結果ももちろんだが内容も有意義な大会にしたいところ。しかし、ボスニア・ヘルツェゴビナが勝ち上がってくると、日本としては強化試合としての意味が格段に薄れてしまうという。 「ボスニア・ヘルツェゴビナは、ジェコやピャニッチなどの7人の有名選手がキリンカップには帯同しないと地元メディアが報道しました。フルメンバーで来日しなければならない契約を結んだはずなのですが、それを反故にしようとしているみたいなんです。しかも、監督のバズダレヴィッチも、できればBチームで行きたいと発言もしています。もし、無理やりジェコなどの有名選手を連れてきたとしても、本気で試合してくれないことは間違いないでしょう。なので、日本としては貴重な強化試合をやる気のない相手と行うのはもったいないので、是が非でもデンマークに勝ってもらいたいところですね。もっとも、日本がブルガリア相手にしっかりと勝ったらの話にはなりますが」(専門誌記者) 日本遠征を行えば、その国の協会が多少なりとも潤うことから、こういった強化試合が組まれることになる。しかし、先日行われたMS&ADカップのガーナ代表も集中力を欠く試合をしており、強化試合としての意味合いが薄くなってしまった。この問題は過去に幾度となく起きている。アジア圏以外の海外の選手からすれば長いシーズンが終わった直後にアジアの端っこまで遠征などしたくないというのが本音なのだろう。 しかし、このままでは4年に一度のW杯本戦しかアジア以外の国の本気の対戦という経験を積むことができない。財政的な問題があるのは仕方がないが、国内に他国を呼ぶのではなく、無理をしてでもヨーロッパ遠征を実施しなければ、日本はいつまでたっても“アジアの盟主”で終わってしまうのではないだろうか? (文=沢野奈津夫)JFAオフィシャルサイトより
日別アーカイブ: 2016年5月31日
愛人に復讐する女×世間知らずの若い女――『危険な関係』に見る、女の黒い感情の終末
<p> ネットの世界でしばしば見られる「炎上」騒ぎ。炎は瞬く間に燃え広がり、当人にとっては取り返しのつかない事態となる。その一方では、絶妙なバランス感覚でSNSを泳ぎ回り、多くの信奉者を獲得する人もいる。</p>
【東大生強制わいせつ事件】被害女性の局部にドライヤーで熱風……サディストすぎるエリート学生の素顔とは
今週の注目記事・第1位 「『バカ東大生』が人生をパァにした真夜中の狂態」(「週刊新潮」6/2号) 「【4年生なら5人逮捕】東大生『強制わいせつ』親たちの嘆き」(「週刊文春」6/2号) 第2位 「アイドルを襲った27歳『粘着男』のツイッター心理分析」(「週刊新潮」6/2号) 第3位 「貴乃花部屋が中野新橋から退去する理由」(「週刊ポスト」6/10号) 第4位 「元米海兵隊員に殺害された沖縄<20歳女性>父が胸中告白」(「週刊文春」6/2号) 第5位 「外務省『事務次官』に『ロウソク男』就任なら日本は恥ずかしい」(「週刊新潮」6/2号) 第6位 「『笑点』新司会者『昇太』&新出演者決定の裏に何があったのか」(「週刊ポスト」6/10号) 第7位 「舛添都知事カネと女『爆弾証言』」(「週刊文春」6/2号) 第8位 「芸能界から追放だって!『あまちゃん』能年玲奈が可哀想すぎる」(「週刊現代」6/11号) 第9位 「榮倉奈々が賀来賢人と銀座『エルメス』デート〈撮った!〉」(「フライデー」6/10号) 第10 位「Xデーは7・18『ドナルド・トランプを暗殺せよ』」(「週刊現代」6/11号) 第11位 「【あなたが総理なら解散に踏み切るか?】『ダブル選挙』損得の算盤」(「週刊新潮」6/2号) 【巻末付録】現代とポストのSEX記事の勝者はどっちだ! 各誌、伊勢志摩サミットの開催、オバマ大統領の広島訪問などで支持率が上がれば、安倍晋三首相は消費税先送りを決断して、ダブル選挙も決断するのではないかと見ていた。もちろん身内にも、造反の動きはあるようだ。文春は、麻生太郎財務相はダブル選には賛成だが、消費税増税延期には反対しているという。 先頃行われたG7でルー米財務長官に「消費税は予定通り上げる」と言ってしまったからだが、菅義偉官房長官もダブル選挙には消極的なようだ。 新潮によれば、5月中旬に自民党が行った衆院選と参院選の情勢調査が「結果は、自民党にかなりいい数字が出ています。具体的には、参院は単独過半数に必要な57議席は取れそうな勢い。(中略)衆院の方は、マイナス20議席だった」(自民党関係者)。どっちみち減るのは間違いないが、20議席なら御の字ということだろう。 だが、そう思い通りにはいかないと読む自民党関係者もいる。これまでダブル選挙をやったのは、選挙期間中に大平正芳総理が急死したときと、中曽根康弘総理の「死んだふり解散」の2回だけだが、ともに中選挙区制で、自民党の支持団体や後援会組織がしっかりしていた頃だった。 今は組織も弱体化し、ダブル選挙で投票率が上がると無党派層が選挙に行き、彼らは非自民候補に入れる傾向が強いから、自民党有利というのは未知数だというのである。 安倍首相は、サミットの席上、世界経済は、あのリーマンショック前夜に似てきていると何度も主張したが、サミット参加国の首脳たちの冷笑を浴びた。 それにもかかわらず、サミットで「了承」してもらったから、消費税増税は19年の10月まで再延期すると決めたようだ。さらに、各種の調査を見て自民党必ずしも有利ではないと判断したのか、ダブル選は見送る腹を固めたようである。 アベノミクスが完全に失敗したことを首相本人が認めたのだから、夏の参院選は「アベノミクスを失敗させた安倍首相は退陣せよ」というのが野党共闘側の統一テーマになる。戦いやすくはなったと思う。 さて、アメリカでは相変わらずトランプ旋風が広がりをみせているようだが、このままではトランプが大統領になってしまうと危機感を覚えている反トランプ派はもちろんのこと、トランプが大統領になって、これまでの資本家と政治家たちとのカネの癒着を暴くのではないかと恐れている、金融資本家たちからも「トランプを消せ」という声が出てきていると、現代は報じている。 もちろん、トランプがテロリストと名指ししているイスラム過激派たちも、その機会をうかがっているといわれる。 そのXデーは、共和党全国大会の開かれる7月18日が有力だといわれているそうだ。大統領になってしまえば厳しい警護がつけられるから、その前にやっちまえということのようだ。 確かに、アメリカ史はテロの歴史でもある。万が一にも、そのようなことのないフェアな戦いで大統領は選ばれるべきではあるが。 第9位。フライデーは榮倉奈々(28)と賀来賢人(26)が銀座で仲良くデートしている写真を掲載している。といっても、ピンと来ない(私もそうだが)人に2人の説明をしておこう。 榮倉は女優&ファッションモデル。NHK連続テレビ小説『瞳』に主演し、現在『99.9刑事専門弁護士』(TBS系)に出演中だ。 賀来は女優の賀来千香子が叔母にあたり、2015年放送の大河ドラマ『花燃ゆ』で新撰組・沖田総司を演じた。 「バーで一緒だった友人たちに別れを告げると、賀来は榮倉とタクシーに乗車。彼女のマンションへ向かったのだった」(フライデー) 蛇足だが、文春は先頃フジテレビを退社してフリーになった「カトパン」こと加藤綾子を「原色美女図鑑」と阿川佐和子の対談に起用している。ダルビッシュ有との仲は? と聞く阿川に、加藤は「してないです」。つまらん! さて、NHKの朝ドラ『あまちゃん』で国民的人気を得た能年玲奈(22)だが、ドラマ終了後は目立った活躍をしていない。 その理由は、独立をめぐって事務所とのトラブルがあり、このままでは能年は、引退に追い込まれるかもしれないというのである。 現代によれば、演技指導者・滝沢充子氏に能年が私淑し、そうしたこともあって事務所側は能年に仕事をあまり入れず、能年は滝沢と独立して事務所を設立しようと動き、事務所側が猛反発しているという。 能年が慕っている小泉今日子が気にかけてくれているようだが、現代によれば、小泉の事務所は能年と同じ系列であるため、これまた難しいそうである。 まあ、能年は「私は女優として演技がしたいだけ」と言っているようだから、独立して小さな舞台からコツコツと始めてもいいのではないか。 テレビや映画だけが、活躍の舞台ではない。その覚悟が能年にあるのか? それさえあれば、心配はいらないはずだが。 第7位。文春が始めた舛添要一都知事のカネの問題はほかのメディアまで巻き込み、「ヤフオク!で美術品購入」(フジテレビほか)、「別荘用にエスティマ購入」(産経新聞)、「似顔絵まんじゅう購入」(毎日新聞)など、次々に舛添氏の「カネの亡者」ぶりが暴かれている。 今週の文春では「舛添に裏切られた人たちの証言」を集めている。都知事選で選対本部長を務めた栗本慎一郎氏は、ある支持者から1,000万円の寄付の申し込みがあったが、カネの配分のとき、舛添氏が全額自分のものにしようとしたため支援者は嫌気を差し、立ち消えになったと話している。舛添氏の幼なじみで小中高の同窓生も「昔から金銭面は本当にケチでしたね。財布を出すところを一度も見たことがありませんし、食事を奢ってもらったこともありません」と言っている。 八幡高校同窓会関係者が、都知事に就任してから、舛添氏のキャラクターを生かしたまんじゅう「東京世界一。黒糖まんじゅう」を販売しようと計画したが、この計画を聞いた舛添氏が「ロイヤリティー(特許料)を寄こせ」と言ってきて、みんな関わらないようにしようと決めたと話している。 そんな四面楚歌な舛添氏だが、意外や意外、新潮で都政担当記者が「自民党が今後も支える意向を示しているので、舛添さんの本心は余裕綽々」だというのである。 「6月末には、約380万円のボーナスが支給されますし、すぐに都知事の職を投げ出すわけがない。(中略)今回の問題は、都議会の定例会が終わる6月15日過ぎに、お手盛りで選ばれた第三者委員会が違法性はないと発表し、幕引きを図るに違いありません」(同) 自民党は参院選の準備で忙しく、舛添氏になんか構っていられないというのが本音であろう。いまだにメンバーの名前さえ明らかにしない第三者委員会が、「舛添に違反あり」などという結論を出すことはあり得ない。 都議会が終わったら公費を使って海外へ逃げ出して、ほとぼりの冷めるのを待つ作戦なのであろうが、そうさせないために3の矢、4の矢を文春に期待するしかないのだろうか。 ところで先週、日経の競馬記者・野元賢一氏の競馬記事が当たると紹介した。野元氏の予想を先週の土、日もフォローしてみたが、やはり彼の予想力はただ者ではなかった。 彼の予想は原則4頭。メインレースだけ5~6点になるが、それでもほかの予想屋に比べれば少ない。 結論からいえば、彼の予想した馬だけで来るレースは4~5レース。彼の印の馬と無印にした馬が来るのが5レースぐらいで、まったく無印にした馬同士で来るのは2レースか3レースである。 ダービーは野元氏の〇と◎で来た。先週のオークスもシンハライト◎、チェッキーノ〇で決まっている。 まだ、彼の予想をどう買えば絶対儲かるのか決めかねてはいるが、近々、結論をここで発表したいと思っている。 お次は50年も続き、視聴率も高止まりしているお笑い番組『笑点』(日本テレビ系)だが、このたび司会の桂歌丸(79)が勇退した。 これだけの人気番組の新司会者をいったい誰か務めるのか、注目が集まっていた。大方の予想は、三遊亭円楽(66)と見られていたのだが、フタを開けてみれば、春風亭昇太(56)というサプライズ人事だったとポストが報じている。 この番組は立川談志さんが始め、初代の司会者は談志さんである。私も昔はよく見たものだが、今はほとんど見なくなってしまった。 談志さんも言っているように、ここの大喜利も含めて、全部事前に何をやるか決めてある。それをさもハプニングのように見せるのが、ここの出演者の腕の見せどころなのだ。 そう意味では、司会の良い悪いは番組の出来に深く関わるから、歌丸は慎重に選び、周囲に口外しないよう、秘密裏に行われてきたのだろう。 NHKスペシャルに出た歌丸が、先代の円楽が亡くなる前に電話をかけてきて、「後を頼む」と泣きながら頼まれたというエピソードも、円楽で決まりというムードを広め、円楽自身も「次はオレ」と言い回っていたようだ。 ポストで、歌丸はこう話している。 「まず若さ、明るさ。そして即興力があるわけですよ。あの方は新作落語をやりますよね。古典も“昇太流の古典”でやる。同じネタでも昇太さんがやるとガラッと違ってきちゃうわけです。笑点はこれから何十年も続けてもらいたい。そのために若い昇太さんを推薦しました」 大いなるマンネリの『笑点』は、私にはこれから何十年も続くとは思えないが、ここで落語の真似ごとを覚えた視聴者が、落語を聞きに寄席やホールに来てもらうきっかけにはなってきたし、これからもそうなってほしい。 そして落語がわかるようになったファンは、みなこう言うだろう。 「立川談志や古今亭志ん朝の高座を生で見てみたかったな」 もう遅いがね。 新潮は、外務省の事務次官に内定した杉山晋輔外務審議官(63)のことを「杉山といえばロウソク」だから、「就任なら日本は恥ずかしい」と書いている。なんのこっちゃ? 鈴木宗男元内閣官房副長官の著書『闇の権力の執行人』(講談社)の中に、杉山氏のことをこう書いているそうだ。 「料亭では、裸になって肛門にロウソクを立て、火をつけて座敷中を這い回るという『ろうそく遊び』なる下劣な座敷遊びに興じていた」 なんとまあ、粋な遊びをしはる人やろう。サミットで各国首脳たちに披露したらよかったのに。 さて、オバマ大統領が広島を訪問した。原爆記念館での滞在は10分と短かったが、その後に行った17分間のスピーチと、2人の被爆者たちとの握手とハグする姿に涙が出るほど感動した。 大統領就任早々行った核廃絶宣言、そして任期を終える間近に行った広島でのスピーチは、歴史に残るものになるはずである。 同行するはずだった旧日本軍捕虜の米男性の訪問は、直前で中止になった。彼が日本のメディアに「戦争終結のために原爆投下はやむを得なかった」と言ったことが、オバマの気を損ねたのかもしれない。 先週触れなかった「ニューズウィーク日本版」を紹介しておこう。広島・長崎に原爆を投下したトルーマン大統領の孫、クリフト・トルーマン・ダニエル氏(58)のロングインタビューが載っていて読み応えがあった。 彼の母親がトルーマンの一人娘。ダニエル氏は、被爆者で後遺症に苦しみながら回復を祈って千羽鶴を折り続けた佐々木禎子さんの兄と知り合い、子どもたちを連れて広島に行った。以来、広島、長崎の被爆者の体験をアメリカに伝える活動を続けている。 アメリカではいまだに先の米男性のように、戦争終結のために原爆投下は仕方なかったという考えが大勢である。ダニエル氏はトルーマンの孫ということで、「トルーマンの決断についてどう思うか?」と何度も聞かれてきた。 「私は被爆者に向かって、原爆投下は素晴らしい考えだったと言ったりはしない。しかし一方で、太平洋戦争を戦ったアメリカの退役軍人に対し、原爆投下が間違っていたと言うこともできない。私はその真ん中で身動きができなくなっており、息子も同じなのだと思う。私たちにとって、あの決断が正しかったかどうかという問いは、その後に相手の立場を理解することや、何が起きたかを伝えていくことの大切さに比べれば重要ではない」 トルーマンの孫であることで、彼はどれだけ苦しんできたのだろう。オバマ大統領の広島訪問については「素晴らしいことだ。そう思わない理由がどこにあるだろう」と答えている。 そしてオバマ大統領がやるべきは、「謝罪は求められてはいないのだと思う。求められているのは、何があったかを正直に認めることだ。(中略)オバマ大統領はこういう言い方もできるかもしれない。アメリカはすべきと思うことをやった。だが、それがもたらした傷についても認めないといけない」。 インタビュアーの小暮聡子氏(ニューヨーク支局)の祖父は戦時中、岩手県釜石市にあった連合軍捕虜収容所の所長を務め、戦後、収容所の管理責任を問われ、B級戦犯になっている。小暮がこう結ぶ。 「ダニエルはインタビューの中で、被爆者の中には本当は今も怒りを抱いている人もいるだろうと遠慮気味に口にした。アメリカでは原爆正当論は根強いが、少なくとも彼は被爆者の心情を理解しようとしている。翻って日本人は、アメリカがなぜ原爆投下を正当化するのかを十分に考えてきたと言えるだろうか」 長いインタビューのため断片しか伝えられないのが残念だが、このインタビューは先週のどの週刊誌の記事より秀逸であった。 オバマ大統領の広島訪問前に起こった米軍属による日本女性殺人事件は、彼の心胆を寒からしめたに違いない。 米元海兵隊員シンザト・ケネフ・フランクリン容疑者(32)が起こした強姦殺人事件が沖縄の怒りをかき立て、日本人全体の怒りに火をつけることになれば、自民党には逆風になり、アメリカへもその逆風は届くこと間違いない。 シンザト容疑者は現在は軍人ではなく、米軍基地で勤務している民間人(軍属)だが、日米地位協定では軍人および軍属の公務中の事件の裁判権は米国が持つとされている。今回は「公務外」であるため沖縄県警が逮捕、捜査を行っている。 1995年9月4日「午後8時頃」にアメリカ海兵隊員2名とアメリカ海軍軍人1名が12歳の少女を集団強姦した事件では、日米地位協定によって実行犯3人が日本側に引き渡されなかったことで沖縄の怒りが爆発したが、米軍側はその二の舞いを恐れたのであろう。 文春によれば、菅官房長官はオバマ大統領訪日を控えて、米軍属を逮捕して基地問題が再燃することを最初は嫌っていたそうである。これだけの事件を「政治的配慮」し、隠蔽しようとしたのだとしたら、菅はゲス以下の政治屋である。 殺された島袋里奈さん(20)さんの父親に、文春がインタビューしている。 「(里奈さんの死を基地問題に関連付ける)そうした報道があることは知っています。でも、私は里奈の父親ですから、娘が一番なんです。(中略)今は娘のことしか考えられないんです」 せめて四十九日までは、そっとしておいてほしいと言っている。親の心情としては、わかりすぎるほどわかる。島袋さんの死を利用するのではなく、選挙を前にしたこの時期、沖縄の戦後をもう一度問い直し、日本人全体の問題として考えることには躊躇してはならないと思う。 第3位はポストのスクープだ。貴乃花の部屋は東京・中野区の「中野新橋」にある。この部屋のルーツである藤島部屋がこの地に根を張ったのは1982年2月だというから、30数年前ということになる。 若貴フィーバーの全盛期は、優勝パレードに6万人近い見物人が部屋周辺に集まり、パレードの沿道2キロ以上を人の波が埋め尽くした。 部屋のすぐ近くには「てっぽう」という、いい肴と酒を出す割烹がある。ここは当時、貴乃花や若乃花を取材しようと、新聞記者や週刊誌記者のたまり場のようになっていた。 だが、いろいろのゴタゴタの末、貴乃花は部屋を引き継いだが、金銭的には苦しい時期が続いたようだ。それに貴乃花はそこには住まず、都内の豪邸から通う「通い親方」であったことも影響したのか、力士が育たなかった。 貴乃花部屋のある土地と建物は貴乃花と親しい人間に売り、格安の賃料で借りていたそうだ。 だが、ポストによれば、昨年その人間から「退去してくれ」と告げられたという。そこで貴乃花は決断を下す。中野新橋から移転して、自宅を担保に自宅兼相撲部屋を建設しているというのだ。 なんとなく神がかったところのある貴乃花だが、ここで心機一転して、天下を取る相撲取りを育て上げ、再び、相撲ブームを巻き起こしてもらいたいものだ。 中野の住民としてはチョッピリ寂しい気がするが、久しぶりに「てっぽう」へ行って、主人と昔話でもしてこようか。 第2位。東京小金井市のライブ会場前で、冨田真由さん(20)がストーカーの岩埼友宏(27)にメッタ刺しにされた事件は、秋元康が始めたAKB商法の危なさを浮き彫りにした。 亜細亜大学3年で、シンガーソングライターでもある冨田さんに、京都で造園会社に勤めている岩埼が惚れ込み、腕時計をプレゼントしたり、彼女のTwitterに執拗に書き込みをしていた。 あまりのしつこさに冨田さんはプレゼントを岩埼に返し、Twitterをブロックした。かわいさ余って憎さ百倍の岩埼が、冨田さんを待ち伏せして襲いかかり、刺し傷は首や背中など約30カ所にも及んだという。 5月に入って冨田さんと家族は警視庁に相談していたそうだが、事件化しない限り、警察は何もしてくれない。 2年前にもAKB48のメンバー3人が、握手会でノコギリを持った暴漢に切りつけられる事件が発生して、こういう「商法」が問題化した。だが、こうしたアイドルのキャバクラ化は広がるばかりである。 「会いに行ける、手に触れることができるアイドル」をうたい文句に、握手会だ総選挙だとファンからカネを奪い取り、いくらカネを使ったかでその娘への忠誠心を測るあくどいやり方が、こうした犯罪を生むことにつながるのは、当然である。 新潮で精神科医の片田珠美氏も、こう言っている。 「彼女たちは、触れることのできる生身の女性として、ファンの前に現れた。“本当に恋人になれるかもしれない”と幻想を抱かせる本物の恋愛対象になってしまったわけです。またSNSで直接やりとりできることも、ファンが自分とアイドルが距離的に近いと勘違いする原因になっている。AKB商法は幻想ビジネス。そこに今回のような事件が起こる危険性を孕んでいる」 秋元氏は、若い女の子たちを危険にさらすようなビジネスは、即刻止めるべきだ。さもないと、同じような事件が再び必ず起きる。 閑話休題。先日、映画『スティーヴ・マックィーン その男とル・マン』を見た。彼が情熱を注いで作った映画『栄光のル・マン』の裏側を描いたドキュメンタリーである。莫大にかさむ費用、監督との離反、出演レーサーの大事故、妻の浮気など、次々に大ハプニングが、映画スターとしての地位を確立していた絶頂期のマックィーンに襲いかかる。 それでも彼は、24時間耐久レースの過酷な現実を観客に見せ、体感してもらおうと死力を振り絞る。映画が完成すると、あれだけ好きだったレースには2度と戻らなかったという。 ここには、間違いなく1本の映画に命を賭けた「THE MAN(男)」がいた。われわれの青春時代は、3S(スピード・スリル・セックス)こそが男の理想だった。マックィーンのようになりたいと、心から思っていた。青春が甦った。マックィーンはわずか50歳、がんで亡くなっている。 今週は文春、新潮がともに特集している「バカ東大生」が第1位、グランプリだ。 この事件は、03年に起きた早稲田大学のサークル「スーパーフリー」の学生らが女子大生に強い酒(98度だったといわれる)を無理やり飲ませて泥酔させ、輪姦をしていたのと同じたぐいである。 「スーフリ」事件で実刑判決を受けた14人の早大生の罪は準強姦罪だったが、今回は強制わいせつ容疑だ。 新潮によると、逮捕された5人の東大生の主犯格は工学部4年の松見謙佑(22)。新聞報道では「男子学生らに服を脱がされたり身体を触られたため、女子大学生が逃げ出して110番通報した」(朝日新聞5月20付)。今どきこの程度で“前途有為”なエリートたちを犯罪者にしていいのかという疑問があるが、そんなものではなかったようだ。 「実は、彼(松見のこと=筆者注)は被害女性に殴る蹴るの暴行を加えた上、カップラーメンの汁を彼女の顔にかけたり、とやりたい放題だったのです」(捜査関係者) さらに「最後には松見は女子大生の局部にドライヤーで熱風を浴びせかけ、それに耐えかねた女子大生はTシャツとズボンを着て泣きながら部屋を飛び出した」(同)。 松見らが餌食になる女子大生を集めるために作っていたのは「東京大学誕生日研究会」という、見るからにいかがわしいサークルだった。 松見は武蔵中学、武蔵高校を経て東大に入学。彼の父親も東大法学部出身で、大手銀行を経て、現在はファンド運営会社にいるそうだ。 ほかにも余罪が出てきそうだが、今回は強姦でもなく、睡眠薬を混入するといった計画性はないという。そんな面倒なことをしなくても、東大生と言えばすり寄ってくる女子大生には事欠かなかったということか。だが、今回の被害女性は怒り心頭で、現在のところ示談に応じる可能性が低いため「松見容疑者は起訴される見込みです」と、文春で別の捜査関係者が話している。東大生にはサドが多いのかね。 【巻末付録】 グラビアからいこう。まずはポストから。巻頭カラーが「シェイプUPガールズ 中島史恵『47歳の極上ボディ』」。ヘアはないが、なかなか見事なアラファイフ・ボディである。 袋とじは「桃色復刻 昭和の『ピンク映画』はエロかった!」。今は巨匠といわれる高橋伴明監督も昭和47年から「ピンク映画」を撮り始め、約60本にもなるという。 「低予算は当たり前で、現場で使えるのは350万円程。撮影が延びると費用もかさみますから、1本を5~6日で撮っていましたね。徹夜続きでしたね」(高橋氏) もう一度実写を見てみたくなるね。 あとは「“謎のママ”シリーズ開始」という不思議なタイトルの「夕方までの……ご近所ヌード 優希ちゃんちのママ」。これがなんだかわからないが、いいんだ。隣のきれいなママの日常と突然のヌード。意外に受けるかもしれない。 モノクロだが「独占入手! 小向美奈子の『無修正動画』がついに流出した!」というのまである。 現代は「<カラー研究>エロスVS.権力 闘争の50年史」。「四畳半襖の裏張り」や「エマニエル夫人」など、エロか芸術かなど世の中を騒がした「事件」を出しながら、規制する側の判断基準はまだ何も変わっていないから、いつまた後戻りするかわからないと警鐘を鳴らしているのだろう、自分たちに。 そのほかは「柳瀬早紀100cmIカップを撮り下ろし」。ド迫力のパイパイ。「発掘スクープ 伊佐山ひろ子」。カラダというよりも、存在感がすごい子だった。今こんな子はいない。 現代は特集で「新シリーズ SEXのない人生なんて!」というのを始めた。だが、内容は何も変わっていない。 今週は「60歳からの『耳でするSEX』」。要は女とするときは目より耳、相手のことをイカしたいなら、耳元でささやいたり、相手の声や響きを感じろというのである。 これって、私の数少ない経験からいっても、なかなか難しいんだ。 ポストは「死ぬまでSEX 超高級エロ・サービス 禁断の『悦楽園』」と題して、1脚60万円の「スケベ椅子」、2時間10万円の吉原ソープ、3万円超えのバイブ、1泊4万円のラブホなど、SEXを楽しむための道具や「施設」の紹介である。 というわけで、今週は企画力、総合力で優ったポストの勝ち! (文=元木昌彦)「週刊新潮」(6/2号、新潮社)
Hey!Say!JUMP“禁酒令”、山下智久“熱愛発覚”!? ジャニーズ報道の妙な点
<p> まだ続いている。舛添要一東京都知事のセコいセコい政治資金話。確かに都民が憤慨するのもわかるけど、連日のマスコミのはしゃぎっぷりには閉口する。一方、もっともっと問題アリなはずの口利き裏金疑惑・甘利明元大臣については雲隠れし入院しても追求せず、東京地検が不起訴にするといっても疑問も呈さない。おかしいだろ。<br /> </p>
波乱の展開!? 『セカムズ』8話もお見逃し無く! 6月1日(水)ジャニーズ出演情報
――翌日にジャニーズアイドルが出演予定の番組情報をお届けします。見逃さないように、録画予約をお忘れなく!
※一部を除き、首都圏の放送情報を元に構成しています。
※番組編成、及び放送日時は変更になることがあります。最新情報は番組公式サイト等をご確認ください。
●SMAP
21:00~21:54 『ザ!世界仰天ニュース』(日本テレビ系) 中居正広
23:59~24:54 『ナカイの窓』(日本テレビ系) 中居正広
※『おじゃMAP!!』(フジテレビ系・香取慎吾)は放送休止。
●TOKIO
5:50~ 8:00 『ZIP!』(日本テレビ系) 山口達也
8:00~ 9:55 『白熱ライブビビット』(TBS系) 国分太一
11:25~11:30 『国分太一のおさんぽジャパン』(フジテレビ系) 国分太一
18:55~19:25 『Rの法則』(NHK Eテレ) 山口達也
23:00~23:30 『TOKIOカケル』(フジテレビ系)
圧倒的な暴力性に触れたとき、人は「感染」することしかできないのか 『ディストラクション・ベイビーズ』
地方都市に住む若者を描いた『ディストラクション・ベイビーズ』。この映画では、内なる暴力性に焦点が当てられています。松山の港町・三津に育った主人公の泰良(柳楽優弥)は、家を出て、市街地にある商店街で、強そうな相手を見つけては襲い掛かる日々を送っていました。そんなある日、公園にいた高校生たちが泰良に襲われます。その中の一人、裕也(菅田将暉)は、最初は襲われている友人を助けることすらできませんでしたが、町中で喧嘩を重ねる泰良を何度も見かけるうちに、彼に妙に惹かれはじめます。裕也は泰良とともにキャバクラで働く那奈(小松菜奈)の乗った送迎車を強奪し、三人で「危険な遊び」に興じていくのでした。
映画を見終わった後は、なんと言っていいかわからない戸惑いと、私の出身地である松山に、柳楽優弥、菅田将暉、小松菜奈、村上虹郎、池松壮亮、北村匠海、でんでんという、今を時めく俳優たちが集結したことに興奮しました。俳優の誰もが観客をぞくぞくさせるような表情を見せていました。もっと言うと、知人がスタッフにいるから撮影時から話を聞いていたし、エキストラにも知っている顔が何人もいました。こんなすごいキャストがそろった映画が松山で撮られたということは、かなり嬉しいことでもありました。ところが、帰宅していろいろ考えていくと、監督は疑問を投げっぱなしではないか? と思えてきたのです。
実際、インタビューを見ても、俳優たちは、映画の完成試写を見るまで、どんな物語になっているのかわからなかったと言います。柳楽優弥が、自分自身が演じる泰良はなぜ喧嘩をするのかと監督に聞いても、監督は、泰良のセリフである「楽しければええけん」と答えるのみだったそうです。
また監督自身も、「自分は“暴力”に対して、わかりやすい結論は出せない」「倫理的に肯定することはできませんが、“暴力的な衝動”が人間の感情として存在することを否定できない。この題材と真剣に向き合ってきたからこそ、観てくれた人も見終わった時に考えてくれるんじゃないかと期待しています」とリアルサウンドのインタビューで語っています。
確かに、見終わってからこの映画について考えまくったので、監督の意図はこちらにうまく伝わっているということなのかもしれません。それなら、とことんまで、疑問について考えようと思います。
◎被害者の暴力は、快楽によるものなのか
まず、泰良の存在は何なのか。彼は、さきほども書いた通り、「楽しければええけん」という気持ちで暴力を重ねていきます。見たところでは、彼は自分より弱いものには暴力を振るっていないようでした。その基準は明確には描かれていないのですが、こと、けんかに逃げ腰だった裕也と、那奈をはじめとした女性のことは殴らないのです。そして、あんなに残虐に人を襲い続けているのに、徐々に彼の暴力には何か一本筋が通っているようにも見えてくる、そんな不思議な魅力があるのは確かです。
私が魅力を感じてしまったように、彼のただ楽しむために振るっている暴力が周囲にも「感染」していきます。一番わかりやすく感染したのは裕也でした。それは、中高生の若者が、かっこいいミュージシャンや芸人に憧れたりするようでもありました。その結果、最初は同級生が殴られているのを見ても、助けられないし、暴力はいけないと声に出していた裕也が、ついには暴力の魔力に取りつかれていくのです。彼が暴力性を覚醒し、人々を殴るシーンは、映画の中でも一番、観客をドン引きさせるものだったのではないでしょうか。正直、怖くて胸糞悪かったけれど、暴力とは何かと考えさせる役をいつもきっちり演じきる菅田将暉という俳優はすごいと思います。
感染はひとりにとどまりません。那奈もまた暴力に感染した人として描かれているように見えました。彼女は、裕也たちに巻き込まれて車で行動を共にすることになりますが、同時に暴力の被害も受けています。通常、弱いものが暴力を受けて、それに対して正当防衛として報復する場合、そのときの暴力は「正義」になるはずですが、この映画ではそうはさせてくれません。暴力をふるったあとに、泰良と彼女が淡いシンパシーを感じるシーンが描かれているために、那奈の暴力もまた、裕也の暴力と同じで、泰良の存在によってうちに秘めている暴力性(や狡猾さ)が覚醒したかのように見えたのです。
私が最も疑問に感じたのは、この部分でした。彼女の場合の暴力性は、決して「楽しければええけん」の影響を受けたものではありません。むしろ、「楽しければええけん」に感染した無軌道な暴力の被害者であるし、そこは映画でも描かれています。だから、その被害者である那奈が暴力を振るう側になったとき、それは「楽しければええけん」から生まれた暴力ではなく、「『楽しければええけん』という気持ちから生まれた暴力の被害者になるってなんだよ」という憤りになるはずです。本来ならば裕也の暴力とは正反対になるはずであるのに、那奈が暴力の被害者ではなく暴力に感染した仲間であるかのように描かれていることには、消化不良な状態のままです。
◎内なる暴力性は誰もが持っているのか?
この映画のラストでは、松山市の三津浜市で行われている祭りのシーンが描かれています。この祭りのシーンについては、シネマズ by 松竹の『柳楽優弥と菅田将暉が世界を挑発「ディストラクション・ベイビーズ」、地元出身者が豆知識を紹介!』という記事の中で、ライターのヒナタカ氏が、「けんか神輿が始まった理由には、農民と漁師の揉めごとが絶えなかったため、一年に一度だけ神輿をぶつけ合って豊穣を願う儀式をつくった、という説があります。いわばけんか神輿は、暴力を“社会的に許されているもの”に変換したものなのです」と指摘しています。
かつての社会で、そういう措置が祭りに求められていたのは理解できます。無秩序に暴力があふれる社会をどうにかしようとして、暴力を抑え込むよりも、社会的に認めて、祭りのときに発散すればいいということなのでしょう。そうでないと、いびつな社会になってしまうと危惧する人がいることもわかります。
ところが、この祭りと、泰良のシーンを並べても、映画では何も語られません。語らないことで、私がこれだけ考えることになっているのだから、やはり映画として意味があるのかもしれません。そして、最後まで見て感じた、この映画をつらぬく考え方というのは「暴力を抑え込もうとしても撤廃できるものではない。それどころか、泰良のような人物に出会ったら、それまでは抑え込んでいた暴力性が、爆発して露わになってしまうことだってある」ということなんだと思います。
しかし、反論をするならば、菅田将暉が以前『共喰い』で演じたように、男性であっても、己の中に内在する(かもしれない)暴力性がいつ爆発してしまうのかという恐怖を抱えて悩んでいる人だっているし、それは暴力性に触れたからと言って爆発しないことだってあるのではないかと思うのです。また、己の中に暴力性があるからこそ、それとどう向き合うのか真剣に考えている人だっているでしょう。
そして、私自身のことを考えても、那奈のように、自分が死ぬかもしれない状況になって、必死で力を振り絞る可能性はあるけれど、それは己の中に存在している暴力性が露わになってしまったのではなく、生きるための防御だと思うのです。それは、男女関係なく起こり得ることです。
確かに、昨今の風潮としては、「暴力はよくない、暴力を振るうのはやめましょう」という紋切り型の言説のほうが強く、それだけではなんら解決しないという気持ちが世間に芽生えることがあることも理解できます。正しいことの良い部分だけを見て、実際にあるネガティブなことに目を向けないことに対してアレルギーを示す人だっているのもわかります。でも、この連載でも何度も書いていますが、私は、内なる暴力性というものは、誰の中にもあるものなのだろうか? それは単なる思い込みなのでは? という疑問を常に持っているのです。
もちろん、この映画で、己の中に暴力性を持っている人の存在から目を背けないであぶり出し、その恐怖を描いたことには意味があったと思います。でも、世の中にはさまざまな人がいます。この映画にも、ひとりでもいいから、『共喰い』の主人公のように、己の内なる暴力性に対して、恐れを抱いたり、抗ったりする人がいてもよかったと思うのです(村上虹郎演じる泰良の弟である翔太にその芽があったとは思うのですが)。
■西森路代/ライター。1972年生まれ。大学卒業後、地方テレビ局のOLを経て上京。派遣、編集プロダクショ ン、ラジオディレクターを経てフリーランスライターに。アジアのエンターテイメントと女子、人気について主に執筆。共著に「女子会2.0」がある。また、 TBS RADIO 文化系トークラジオ Lifeにも出演している。
まだ史上最低ペース! フジテレビ月9『ラヴソング』7.4%も、ストーリー“大迷走”で……
フジテレビ月9『ラヴソング』も、クライマックスに差し掛かって第8話。視聴率は7.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、前回前々回の6.8%からちょびっとだけ改善したものの、相変わらず月9史上最低ペースの低空飛行です。フジテレビの亀山千広社長は先週の定例会見で「まだ反省しないでいいから、今まで見てた人を大事にね」的なことを言ってましたが、ホントそう思います。大事にしてほしい! というわけで、今回はさくら(藤原さくら)の喉に悪性の腫瘍が見つかります。幸い転移はしていないそうですが、声帯を摘出する可能性もあるそうです。切開してみないとわからないって。早く手術しないと、命にかかわるって。 いや、もうね。ホントに、今まで見てた人を大事にしてほしいんですよ。 このドラマは、吃音の少女が悩みながら生きていく話だったはずでしょう。少なくとも前回までは、そうだったんです。一人の少女の「生きづらさ」の話だったんです。吃音で悩んで、他人とうまくコミュニケーションを取れなくて、頼りにしてた親友も結婚することになっちゃって、好きになった大人の男にもフラれて、それでも「生きていかなくちゃいけない」から、さくらは悩んでいたんです。苦しんでいたんです。そこをどう描くかが、このドラマのストーリーラインだったわけです。 藤原さくらは、新人だし役者でもないのに、よく応えていたと思います。キャスティングについていろいろ言われたけど、百戦錬磨の夏帆(役/真美)や、今もっとも勢いのある菅田将暉(役/空一)を向こうに回して、堂々と演じていたと思う。歌はもちろんすごくいいし、存在感もあるし、もともと翳っている表情をパッと明るく切り替える瞬発力なんか、実に女優然としてきました。 そうして、このドラマは佐野さくらというキャラクターを作り上げてきたはずでした。脚本家や演出家の仕事というのは、自らが作り上げたキャラクターと同じ方を向いて、その人生を一緒に生きて見せることです。そうして視聴者に開かれたキャラクターの人生が何を伝え、見る側に何を残すかというのがドラマという媒体の勝負なんです。 ところが今回『ラヴソング』は、ここまで2カ月かけて作ってきた佐野さくらという人物の喉元にガンを埋め込み、メスを突き立ててしまった。「どう生きていけばいい?」と問い続けてきた佐野さくらに、向き直って「いつでも殺せるぜ」と言い始めたんです。ドラマがキャラクターの生殺与奪を握ってしまった。あと何回あるか知りませんが、視聴者はこの残酷ショーを眺め続けるか、降りるかしかなくなりました。わたしは仕事だから見ますけど、普通もう見ないですよ。 最初から「いつでも殺せるぜ」と言いながら始まった『セカチュー』とか『余命1カ月がどうたら』なら別にいいんです。彼らは最初から「死」と向き合うことを表現するために、わたしたちの前に現れたんです。佐野さくらは、そうじゃなかったよね? そういうことです。『ラヴソング』は、ここで試合を放棄したんです。 そういうわけで、今回から別のドラマが始まることになりました。吃音で、歌が好きで、喉にガンがあって、1カ月後に手術が決まっていて、声を失うかもしれない少女が主人公の、まったく新しいドラマです。リニューアルです。 そのリニューアルを象徴するシーンがあります。結婚が決まってさくらとの同居を解消することになった真美が、さくらに言います。 「(結婚式の)スピーチ、よろしくね」 このセリフの意味が、まるで変わってしまったんです。 これはもともと第1話で、吃音のさくらに設けられた無理難題でした。わたしは期待したんです。真美の結婚式で、さくらはどんなスピーチをするんだろう。それまでに吃音は治るのかな? 治らなくても、堂々とスピーチできるのかな? どんなふうに、その日までを過ごして、その日を迎えるのかな? どうか、逃げ出さないでほしいな、真美もさくらも、幸せになってほしいな……そこまでの、さくらの心の動きを描くための「スピーチをしてほしい」だったはずなんです。 ところが、ガンという設定を追加したことで、スピーチの日まで声帯が残ってるかどうかの話になっちゃった。生きてるか死んでるかの話になっちゃった。 吃音もコミュ障も失恋も、死ぬよりマシです。声を失うよりずっとマシです。さくらがガンになったことで、このドラマが深刻な悩みとして提示してきた数々の問題は、別に深刻じゃなくなったんです。 だからさくらは今回、死ぬことと声を失うこと以外の悩みを、ポンポン解決していくことになります。単独ライブの開催を自ら決定し、いざこざのあった夏希(水野美紀)や、ろくに話したこともない同僚を誘いまくります。「死ぬかもしれない」「声を失うかもしれない」から、そういうことが怖くなくなったんです。 海で偶然出会った吃音に悩む女児(あまりに偶然すぎるので、たぶん妖怪か何か)に対し、さくらはド正面からド正論をぶちかまします。 「お姉ちゃんも笑われたけど、歌に出会って世界が変わった」 「自分を好きになって、前よりも強くなれた」 「怖いものが減ったの」 「私、今幸せだよ」 「強くなれば幸せになれる、絶対に」 「だから強くなりな」 それは本来、最終回にとっておくべき克己だったのでしょう。実に感動的で立派な「スピーチ」でした。 佐野さくらという人物の「ガンにならなかった未来」が描かれることは、もう二度とありません。単独ライブが無事終了した後、空一が抱きしめてキッスしたさくらは、わたしたちの知っているさくらではないんです。だから空一の「やっぱお前のこと好きだわ」の「やっぱ」が意味をなさないんです。彼らが連続した時間を生きていないから。 結局のところ、こういう迷走というのは演出家や脚本家の責任ではないのだろうなと推測するんです。そもそも藤原さくらをオーディションで大抜擢したはずの西谷弘監督はとっくにクレジットから外れていますし、ヤンシナ獲るような脚本家がこんな出鱈目な脚本書くわけないんです。フジテレビのどこかに「なんとかしろよ」と言っている人がいて、その人に誰かが「なんとか頑張ってます」と言うためだけに、こんな変な設定の追加が起こるんでしょう。悲しいことです。 第1話で、さくらが「押し扉」と「引き扉」を間違うシーンが2度出てきました。あのとき、このドラマは、こんなふうに人物を細やかにキャラクター付けしていくんだろうなと思ったんです。その後、どんどん大味になっていったんですが、前回また、1度だけそのシーンがあったんですね。あれを入れたのって、現場の最後の意地だったんじゃないのかなぁ。悲しいなぁ。 ちなみに、神代(福山雅治)はレコード会社からさくらをデビューさせるために変なアイドルの曲を作ることになって、いろいろ葛藤してるみたいですけど、生きるか死ぬか、声を失うかってときにレコードデビューがどうこうって、何言ってんのって感じですよ。はい。次回も頑張って見ます! (文=どらまっ子AKIちゃん)フジテレビ系『ラヴソング』番組サイトより
引退騒動は出来レース? RIZINの引き抜き工作? “モデルボクサー”高野人母美、うさんくささの正体
“モデルボクサー”高野人母美(28)の引退騒動に「出来レース説」が浮上している。 高野が6月6日に行われる試合の発表会見で突如、引退を宣言し、これに激怒した所属・協栄ジムの金平桂一郎会長が試合中止としたが、その後は両者が和解。5月27日の記者会見では高野のエキシビションマッチ出場が発表され、結局は一連の騒動がこの興行への注目を集めただけというものになった。 これにはファンから「炎上商法だ」「茶番すぎる」としてヤラセ疑惑が持ち上がっていて、あるボクシングライターも「かなりうさんくさい騒動」とバッサリ。 「亀田兄弟とのトラブルでもマスコミに出まくっていた通り、金平会長は出たがりなタイプ。それが、会長不在で記者発表していたこと自体が不自然だったんですよ」(同) その会見というのは18日、女子の世界タイトルマッチをメインイベントにした興行で、高野が6回戦で韓国選手と対戦する発表だった。会長は出張で不在という中、高野は「指図されるのが嫌で、ボクシングをやりたくなくなった。勝っても負けても今回の試合でラストにしたい。昨夜、会長がいないと聞いて、言おうと思った」と、ジムに無断で引退宣言。その場にはジムの指導スタッフや芸能活動の事務所関係者もいたが、彼らも一様に「寝耳に水」だとした。 これがスポーツ紙などで報じられた直後、金平会長はTwitterで「中止を決定しました」「ボクシングが嫌だという選手をリングに上げる訳には行きません」とつぶやいたが、前出ライターは「Twitterというのが、いかにもパフォーマンス。本来ならプレスリリースを出すべきもの」と演出疑惑を指摘。 「最初の会見で突然の引退宣言をしているのに、スタッフや事務所の人間たちがまったく緊張感のない様子だったんですよ。少なくとも私の目には『この人たちは事前に知っていたな』というふうに見えましたね」(同) 高野は8勝2敗の東洋太平洋のチャンピオンで、昨年11月の世界初挑戦では、まったくいいところなく4ラウンドKOで敗れ、今回は再起戦だった。だが、ライターに言わせると「その実力はもともとかなり“ヨイショ”されたもの」だという。 「8度の勝利すべて、対戦相手は0勝3敗とか黒星のほうが多い選手で、これは亀田兄弟を売り出したときとまったく同じ“かませ犬”相手のもの。東洋太平洋の王座だって、9勝12敗のひどい戦績の選手との決定戦で勝っただけで、チャンピオンから奪ったものですらないのです。要するに、モデル兼ボクサーという肩書で売っているタレントの売名でしかなく、ジムでの練習も驚くほど短時間。試合前なのにイベント出演ばかりやっていて、先日まで10月公開の映画の収録をしていたほど。ただ、この客寄せパンダはボクシングファンにはまったく人気がなく、思ったほど集客できていません。世界戦にあっさり負けて実力がないことも露呈してしまったので、今回のようなトラブルを売りにした話題作りをするしかなくなってます。狙い通り、当日は世界戦よりエキシビションマッチの方が注目されるでしょうね」(同) これがシナリオ通りの茶番だったかはわからない。逆に「ガチのトラブルだった」とするのが週刊実話(日本ジャーナル出版)の記者で、27日の記者会見では「他競技に出るというウワサがあるが?」と質問。金平会長は「聞いたことがない」とこれを一蹴したが、この記者によると「総合格闘技のRIZIN関係者が、高野の引き抜きを模索していた」というのだ。
「RIZINでは、総合格闘技に転向した同じウェイトのキックボクサー・RENAが売り出されていて、フジテレビ関係者のアイデアで高野との美女対決が企画されたんです。RIZINは昨年末、旧PRIDEを新装開店させた団体ですが、集客に苦しんで一部で報酬の未払いが発生したほど。プロデビューした元大相撲の把瑠都も第2戦の条件交渉が難航していて、話題性のあるマッチメイクに必死なんです。ただ、プロボクサーは規定で他競技に出られない上、協栄ジムはTBSと契約しているため、高野を起用するならボクシングを引退させるしかなかった。今回の騒動、ひょっとするとそうした話が背景にあった可能性があるんです」(同) 実際、RIZIN女子部門の立ち上げに力を注ぐ高田延彦統括本部長は「RENAに挑戦したい“ツヨカワ”系格闘家はわんさかといる」としており、モデルボクサーの高野はまさにうってつけではある。 「高野獲得に動いたのは、その高田さんがかわいがっている総合格闘技ジムの元選手と聞きました。ただ、ボクシングの世界で“お嬢様育ち”だった高野が、本格派のスター選手RENAにかなうわけがなく、出場しても恥をかくだけ。金平会長も、そこのあたり説得材料にしたのでは」(同) この件について、高野所属の芸能事務所に聞いたところ「格闘技については協栄ジムの専権事項ですから」とノーコメントだったが、いずれにせよ、この騒動のおかげで引退撤回の会見に集まった報道陣は、引退発表時をはるかに上回る40人以上。 その中身は、金平会長が高野に「ジムに顔を出し、普通のボクサーが普通にやっていることをやりなさい」と、まるでデビュー前の新人に言うような話をするお粗末なものだったが、おかげで高野の注目度が高まったのは確かだ。RIZIN出場の可能性は限りなくゼロに近くなったが、ジムも高野も内心「してやったり」なのではないか。 (文=ハイセーヤスダ/NEWSIDER Tokyo)
「この整形女がっ!」貢いだホストと夫に捨てられた! 元ブスがバレて居場所がない……
【作品名】「深く長い眠り」(後編) 【作者】桜井まり子『ご近所の悪いうわさ』
【作品紹介】顔と胸を整形し美人になった私。玉の輿にも乗って、ほしいものは手に入れたと思ったけど、心はどんどん寂しくなる。そんなとき、ホストの公司が「整形前でも好きになった」と言ってくれて……。
【サイゾーウーマンリコメンド】ホストに「私、整形なの」とさみしげに告白するなんて、まったくもって迂闊としか思えません! 私がホストでも「整形前でも魅力的だったよ」って甘言吐きますよ~! 後編は整形女の悲しき顛末と思いきや、意外なハートウォーミング展開です。
おっぱいもお尻もくっきり! K-POPアイドルたちの“ラッシュガード”姿がエロい!!
韓国といえば、“日本のAVフリーク”国のひとつ。国内にはAVはおろか、女性のセクシーなグラビアが載った週刊誌などもほぼないため、質の高い日本製エロコンテンツにくぎ付けだ。政治や歴史の話になると一触即発となってしまう日韓関係も、エロは別。韓国男児たちは日本に比べると閉鎖的なエロ環境にいるわけだが、だからこそ日本とは違った楽しみ方もあるようだ。少女時代ユリ
4minuteヒョナ
夏が近づき、アイドルが水着を着るシーンも増えてきたが、韓国アイドルたちのトレンドは水着ではない。いまセクシー対決のユニフォームになっているのは、“ラッシュガード”だ。少女時代のユリを筆頭に、Wonder Girls、Girls DayなどK-POPの人気ガールズグループのメンバーたちが、こぞってラッシュガードでセクシーにキメている。 説明するまでもないが、ラッシュガードとはスパッツのような水着で、サーファーなどが着ているもの。水着に比べると露出度が低く、本来はエロとは縁遠いものだ。ただ、ラッシュガードの強みは、ボディラインが水着以上に強調されること。過度な露出がタブーとされるゆえの苦肉の策かもしれないが、これが逆にエロい。 アイドルたちの影響からか、韓国の水着市場にも変化が。衣類ブランド「F2F」の関係者も、「水着市場全体でラッシュガードの販売がトレンドとなっており、持続的に上昇すると考えている。最近は、家族単位での購入も増えている」と語っているほどだ。 それにしても面白いのは、映画祭や授賞式といった場では、ハリウッド女優のように胸元や背中がパックリと開いたドレスでレッドカーペットを歩く韓国女優たちの姿が目立つのに、こと浜辺では露出を抑えるという点。 ちなみに、少女時代のメンバーがタンクトップタイプのラッシュガード姿を披露しているYouTube動画(https://www.youtube.com/watch?v=TvyXFnfjvVw)は800万回超再生されていることからも、ラッシュガード人気が高いことがわかるだろう。 ラッシュガードでセクシーさをアピールする韓国のアイドル。水着に見飽きた人たちには、グッと来るのでは? (文=梅田ナリフミ)Girl's Dayユラ







