亀梨和也さん主演『怪盗 山猫』(日本テレビ系)は第9話。前回で悪の親玉「ユウキテンメイ」が雇った殺し屋「カメレオン」が勝村(成宮寛貴)だったことがわかり、かなり衝撃的でした。撃たれた山猫(亀梨)は大丈夫なんでしょうか。 ユウキ邸に忍び込んだ山猫は勝村に撃たれ、起き上がることができません。実際は血のりが流れる防弾チョッキを着ていたんですが、勝村に見破られ脇腹を撃たれてしまいます。そんな甘くはないか。 駆けつけた警察の中で、最初に山猫を発見したのは刑事のさくら(菜々緒)。山猫は勝村に撃たれたことをさくらに伝え、自分をかくまうよう伝えるのです。さくらは迷いますが、山猫を自分の家のベッドで寝かせ、かくまうこととします。重傷なのは間違いなく、眠り続ける山猫。 そんなさくらの家に、勝村が潜入。勝村は眠る山猫に危害は加えませんでしたが、仲間である里佳子(大塚寧々)と真央(広瀬すず)を殺すと告げます。そして、自分が書いた山猫に関する記事を置いていくのです。仕事から帰ったさくらは、その文面を読むのですが……。 山猫は少年時代、ユウキテンメイの命によって集められた「スパイ育成」メンバーの1人でした。1人、また1人と消えていく仲間たちの中で、山猫は生き残ります。 そんな中、当時ユウキのボディガードだった関本(佐々木蔵之介)の指示で、ユウキの目を盗んで日本と世界をつなぐ“二重スパイ”として暗躍した山猫でしたが、最終的には関本に裏切られてユウキの手に落ちます。ここで処刑されるはずだったのですが、命からがら逃げ出して九死に一生を得、日本に舞い戻り、ユウキへの復讐を心に誓うのでした。なるほど、そんな過去が……。 勝村は山猫メンバーのアジト「STRAY CAT」へ。すでに勝村が山猫を撃ったことを知る里佳子と真央は、なぜ撃ったのかと勝村を問い詰めます。 勝村は、殺すターゲットと仲間になり、信頼を勝ち取ったところで殺すことが何よりの快感だと告げます。そこに同情や哀れみの気持ちは微塵もありません。完全にワルです。異常ですよ成宮さん。 勝村は里佳子と真央をロープでしばり、「STRAY CAT」に火を放ちます。燃え上がる中、なんとか逃げようとする2人でしたが、火はもう建物全体に……。翌日、2人の死体が上がったとニュースで報道されるのです。え、マジで死んだのか。 ある程度回復した山猫は、仲間であることがバレて警察に捕まっていた関本を助け出し、「リターンマッチだ」と語り、そして……。 次回へ続く。 え、ここで終わり!? 気になるー! という展開でございました。来週は最終回ということですが、勝村は想像以上に手強く、山猫よりも強いんではないかという描かれ方をしております。ここをどう突き崩すのか、山猫の作戦に注目ですね。 次回は最終回。毎回スリリングで面白かっただけに寂しいですが、最終回も楽しく見させていただきます。みなさんもぜひ。 (文=どらまっ子KYOちゃん)日本テレビ『怪盗 山猫』
日別アーカイブ: 2016年3月14日
野球賭博よりヤバいのはテニス!? 八百長にシャラポワ薬物
平野紫耀が第1位、WEST・濱田&小瀧に永瀬廉も! 人気ジャニーズ写真トップ15【2月調べ】
ジャニーズの生写真を販売するショップが多く軒を連ねる原宿・竹下通り。毎週入荷される新作写真の数々はうれしい反面、厳選するのも一苦労。そこでサイゾーウーマンが生写真人気ランキングをリサーチ。2月に売れたジャニーズ写真を1~15位まで紹介していきます☆
公式戦も吹っ飛ぶ!? 野球賭博問題、渦中の“仲介人”をつかんだ文春が次に告発する選手とは――
今週の注目記事・第1位 「<母親ブロガー独占告白>『保育園落ちた日本死ね』で私が伝えたかったこと」(「週刊文春」3/17号) 第2位 「トラブル続発の高浜原発『止めようとした裁判官』『動かそうとした裁判官』名前と顔を公開する」(「週刊現代」3/26・4/2号) 第3位 「<高木京介で終わるのか>巨人軍『野球賭博』汚染 本誌だけが知る全真相」(「週刊文春」3/17号) 第4位 「【テレビの天敵】高市早苗総務相 嫌われる理由」(「週刊文春」3/17号) 第5位 「『蓮池薫さん』が語った『北朝鮮の拉致解決にまだ打つ手はある』」(「週刊新潮」3/17号) 第6位 「『八角理事長に告ぐ 相撲協会の私物化を止めよ』日本相撲協会外部理事 宗像紀夫」(「週刊新潮」3/17号) 第7位 「世紀の発禁本『習近平とその愛人たち』全文入手」(「週刊ポスト」3/25・4/1号) 第8位 「ウソで固めた中国経済大崩壊」(「週刊現代」3/26・4/2号) 第9位 「前代未聞の当事者座談会!『オレたち、認知症!』」(「週刊ポスト」3/25・4/1号) 第10位 「今さら聖火台がない『新・国立競技場』大悪小悪の実名リスト」(「週刊新潮」3/17号) 第11位 「ゲス川谷が本誌に独占激白『ベッキーさんに謝れって何か違う』」(「週刊文春」3/17号) 第12位 「本誌スクープが発端!? TBS小林悠アナ 不可解すぎる電撃退社の『真相』」(「週刊ポスト」3/25・4/1号) 【巻末付録】現代とポストのSEX記事の勝者はどっちだ! まずは、ポストがスクープした元TBS小林悠アナとIT起業家との“密会”報道で、彼女はあれほど望んでいた『NEWS23』を出演取りやめになっただけでなく、TBSまで退社してしまったことについての後日談。 結論をいえば、ポストにも何がなんだかわからないようである。ウワサされた男性に妻がいるのでは? ゲス不倫では? という疑惑に対しては、起業家氏には9年間連れ添っていた妻がいたが、昨年末に離婚が成立しており、小林アナと知り合ったのは、それ以降だという証言を得たとポストはいう。 ポストが元夫人宅を訪ねると、彼女の父親が取材に応じた。 起業家氏との離婚はいつだったのかという問いに、「昨年の11月ぐらいだったかな」と答えている。 「離婚の原因をご存じでしょうか?」には、「娘は何も言わない」。小林アナとの関係が影響しているかという質問には、「(時期は)かぶってないと思う」。 ということは、交際、結婚には障害がないということになるが、そうするとなぜ電撃退社したのか? 考えると、ますます眠れなくなる。 11位はゲスの本家、ベッキーの不倫相手だった「ゲスの極み乙女。」川谷絵音(27)のインタビューが載っている文春。 ベッキーは、この騒動のおかげで休業し、蟄居しているそうだが、男のほうはかなり脳天気にあちこちで言いたい放題だという。 スキャンダルでも、有名になれば怖いもの見たさもあるのだろう、川谷のコンサートチケットは即日完売が続いているそうだ。それに、騒動の中で発売されたアルバム『両成敗』(ワーナーミュージック・ジャパン)は、タイトルの引きもあってオリコンで第1位になった。 マスコミをシャットアウトしたファンの前で、川谷は「ネットとかでみんな『謝れ』って言うけど、世間の誰に謝ればいいの? 正直、内輪での話だから、みんな関係ないじゃん」と言っていたという。 文春は電話で川谷と話し、こう聞いている。 ──「謝れっていうけど誰に謝ればいいの?」というのは、ネットに対してとおっしゃっていましたが、奥様に対する謝罪のお気持ちは持たれているんですか。 「はい。それはもう、奥さんとは何回も話をして、『申しわけございませんでした』という話は。何度言ったからといって変わるわけじゃないんですけど、あの、そういう話は二人の間ではしていますね」 ──まだ結婚生活は続けているんですか? 「えーっと、もう別居中ですね。ずっと」 ──離婚に向けて協議を進めている状態ですか。 「そうですね。二人でちゃんと話し合いを今、しています。はい」 文春によれば、ベッキーは家で関係者に詫び状を書く日々だという。男のほうは、満員のライブで「不倫は男の勲章」とばかりに軽いノリでしゃべりまくっている。これでいいのか、と思うのは私だけではないだろう。 さて、新国立競技場にまたケチがついた。現計画では聖火台を置く空間が想定されていないというのだ。聖火台は五輪の象徴である。そんなバカなと思うが、あの悪名高き森喜朗元首相までが「JSC(日本スポーツ振興センター)という少し頭のおかしな連中が、聖火台を忘れて設計図を作った。一番悪いのは馳浩です」と批判する始末。 馳浩文科相も新潮に対して「JSCがザハ案のときのまま、場内に聖火台を設置しなくてよいのだと思い込み、計画を進めてしまったところに問題があった」と認め、困惑しているのだ。 これを設計した隈研吾氏は「屋根は鉄と木のハイブリッド構造なので、聖火台の上部に鉄を用いることでも、木に不燃処理を施すことでも対応可能です」と説明しているが、聖火台を別に作ることで建設費はさらに増えることになるはずだ。誰が責任を取るのか明確ではない組織では、また何か起こるのは間違いない。いっそのこと、東京五輪を返上したらどうか。 さて、認知症は国民病になりつつある。ポストが、そんな当事者たちが語り合った座談会を掲載している。 前代未聞かどうかはさておき、面白い企画である。東京・町田市に民家を改装したデイサービス施設「NPO町田市つながりの開 DAYS BLG!」という一軒家がある。BLGには毎日10人ほどが集うが、みんな認知症と診断された人々だ。当日、何をするかを本人が選べるのが特徴の施設で、昼食後のカラオケは定番だそうだ。 市内で妻と2人暮らしの奥澤慎一さん(74)は、3年前から通い始めた。建設会社勤務だった園田士郎さん(仮名、62)は定年後も嘱託として働き、勤務のない日にここへ来る。神奈川県在住の片岡信之さん(仮名、64)を加えた3人に、話を聞いている。 片岡さんは、30歳ぐらいからメモをしないと何も覚えられなくなったという。医者に「若年性アルツハイマーの傾向がある」と言われたのが50代後半。 園田さんは地方の工事現場への長期出張が多かった頃、家族と「お土産を買って帰るよ」とか「この日に帰るから食事しよう」とか約束しても忘れることが続き、娘にきつく叱られたそうだ。 そこで専門医のところへ行って試験を受けたら、アルツハイマーだと言われたそうだ。 「ぽつぽつと抜けはあっても、電車も一人で乗れるでしょ。小説も読めるし、好きな料理は自分で作っていましたから」(園田さん) 奥澤さんは「6年ほど前のことです。コンビニでタバコを一箱買いました。当然、お金を払うわけですね。ところが不思議なことに、レジの前に陳列してある同じ銘柄のタバコをもう一箱取って、ポケットに入れてしまう」ために警察に突き出されたことが何回かあった。 今は3人とも、酒はたしなむ程度とだいう。認知症が進むと、酒で失敗することが多くなるようだ。 園田さんは毎日日記を書くそうだ。それも当日ではなく、次の日に思い出して書くという。記憶力をテストするのだが、食べたものすら忘れることがあるという。 飛び入りの72歳の鳥飼昭嘉さんは、クロスワードや数字パズルを毎日やると、結構頭を使っていいと話す。鳥飼さんは大手電機メーカーの設計担当だった30年ほど前に、くも膜下出血で倒れたことがきっかけで、脳血管性認知症と診断された。鳥飼さんは、わが子を連れて遊び場に行ったのに、子どもの存在を忘れ、ひとりで帰ってきてしまったこともあるそうだ。 奥澤さんは3年前、奥さんがBLGを見つけてくれて、もう一度社会や仲間とつながれるようになり、希望が差したという。 鳥飼さんは、「症状は改善できますよね。僕は『後ろ歩き』がいいと聞いて、公園でやっていますよ」と話す。 奥澤さんは「認知症でも、人間性は取り戻せる。あとは世の中です。家族だけじゃなくって、近所とか町の人が見守る。そういう社会になってほしい」と語る。 奥澤さんは、取材の最後にこうつぶやいたそうだ。 「みんないつかは認知症になる。そういう時代です。でも、まだみんな、どこか他人事なんだよな」 認知症は治すことはできないが、予防や脳を活性化させることで進行を遅らすことはできるそうだ。今からでも遅くはない。さっそく脳トレーニングを始めよう。 中国モノを2本紹介しよう。現代は、中国経済は相当深刻なところにあると報じている。 それが証拠に、3月5日に始まった全人代では、初日から「失速する中国」を象徴するような異変が起こったという。ジャーナリストの李大音氏がこう語る。 「全人代のオープニングを飾る李克強首相の『政府活動報告』は、2015年の活動回顧に始まり、今年から始まる第13次5カ年計画の概要を説明しました。そして第3部の2016年の重点活動に移ったとたん、李首相の額に脂汗がしたたり始めたのです。聴衆たちは何事かと見守っていましたが、李首相は苦しいのか怒っているのか、30カ所以上も読み間違えました。特に驚愕したのが、『習近平総書記の一連の重要講話の精神を深く貫徹して』というくだりを、習近平ではなく、思わず自分が一番尊敬している『鄧小平』と口走ってしまったのです。その瞬間、壇上で聞いていた習近平主席は、鬼のような形相になりました」 それはそうだろう。このようなあり得ない間違いを犯した李首相には、何かが起きているに違いない。 1時間53分に及んだ演説を終えた李首相は、全身がわなないているようだったと書いているが、私もテレビで流れたのを見たが、異様な光景だった。 「18年3月の任期を待たずしてクビでしょう」(李氏) 現代によれば、李首相が演説のなかで、最も汗だくになっていたのが、次のくだりを読んだときだったそうだ。 「生産過剰の問題を解消していく。鉄鋼、石炭などの業種は、新規参入を食い止め、淘汰を推進する。(中略)そのために、中央政府は1,000億元(約1兆7,300億円)の補助金予算を取って、労働者の適切な移転を促す」 李記者がこう解説する。 「中国経済がここまで悪化したのは、一言で言えば、基幹産業をすべて牛耳っている1,100社あまりの国有企業が、経済発展のお荷物になっているからです。そこで李首相は、13年3月に就任した当初、国有企業を市場化し、多元化(民営企業と同待遇)し、民営化していく計画を立てた。それを反故にしたのは習近平主席です。習主席は昨年8月、国有企業を200社から300社に統合し、それらをすべて『党中央』、すなわち自分が完全に指導するとした。つまり国有企業の利権を独り占めすることで、独裁体制を敷こうとしているのです。21世紀の世にこんなことをやっていて、経済がよくなるはずがない」 こんな情報もある。人民代表大会で3月7日、注目された楼継偉財政部長(財務相)の記者会見が行われた。そこには、内外の記者が数百人集結したという。記者から、 「今年の政府債務予定額は17兆1,800万元(約300兆円)にも上り、これは昨年末時点の政府債務16兆元よりかなり多い。こんなに借金を増やして、そのリスクをどう考えているのか?」 それに対して楼部長は、 「中国の財政収入はGDPの約3割で、政府債務はGDPの約4割だ。いずれも他国に比べて、健全財政を保っている」 と答えた。こんな認識しか持っていないようでは、中国経済の先行きは真っ暗と言わざるを得まい。 次も、中国についてのポストの記事。発禁本を取り扱う香港の書店の関係者5人が昨年10月から12月にかけて次々に拘束された事件は、今なお3人が拘束されたままだという。 その際、拘束されるきっかけになった「本」があるという。『習近平とその愛人たち』という題名で、先の書店が版元となって発売の準備を進めていたそうだ。 だが、関係者が拘束されてしまったために、いまだに発売されていない。著者はニューヨークに住む民主活動家の西諾氏。ポストはあるアメリカの民主活動家を通じて、同書の電子書籍版の全文を入手したという。 習近平氏が主人公の小説仕立てで、初恋から最高指導者になるまでに出会った6人の愛人との関係が中心に書かれているという。同書によれば、習近平氏はなんと天安門事件のリーダーのひとりとも関係を持っていたというから驚きだ。 中国に詳しいジャーナリストの福島香織氏がこう分析する。 「たしかに読んだ印象として、この本は全体として荒唐無稽です。しかし、山ほどゴシップ本が出ている中でこの本だけ異例の措置を取ったのは、習近平にとって何かどうしても許せない部分があったのではないか。だとすれば、それは頼昌星との関係だと思います」 ポストによれば、頼昌星(57)は中国史上最大級の密輸事件「アモイ事件」の主犯である。99年に発覚したこの事件では、頼昌星の経営する福建省アモイ市の貿易会社が中国共産党の幹部らと共謀して石油製品・自動車などの密輸を繰り返し、多額の関税を脱税した。 頼昌星は海外逃亡中に答えたインタビューで、アモイ事件には想像以上の大物が関与していることをにおわせている。その大物とは、福建省委員会副書記を務めた習近平氏のことではないかと、かねてからウワサされてきたそうだ。 同書では、2人はアモイで隣人として知り合い、習近平氏が頼昌星から女性を紹介されたり、カネを工面してもらったりといった関係だったと記されているという。日本で翻訳して出版したらどうか。 新潮が追及している、相撲協会理事長選をめぐる八角理事長と貴乃花親方の確執だが、今度は相撲協会外部理事で元東京地検特捜部副部長の宗像紀夫氏が、八角理事長に「相撲協会の私物化を止めろ」と苦言を呈した。 理事長選挙は春場所後の3月28日。貴乃花と八角の一騎打ちのようだが、ここへきて外部理事に「八角に投票しないと殺すぞ」という殺害予告電話が、右翼を名乗る人間からかかってきたという問題も浮上しているというのだから、事態は深刻だ。 「私はこれまで4年間、相撲協会を見てきましたが、八角さんが理事長になってからの協会運営の乱暴さは目に余るものがある。八角さんは、未だに相撲界の古いしきたりの中での考えのままなのです。しかし、公益性を持った、開かれた協会においてそれは通用しない」(宗像氏) 八角理事長には、厳しい風が吹き始めたようだ。 安倍政権は北朝鮮への制裁措置を強化する方針のようだ。北朝鮮に拉致され、24年もの間、北朝鮮で過ごした蓮池薫さん(58)は、制裁も必要だが、 「同時に、解決に対する見返りも示して交渉すべきです。一つは、観光特区のインフラ整備といった、軍事技術に転用されない形での支援です。金正日時代、こんなことがありました。羅津・先鋒の開発をした際、外国企業がインフラくらい整備してほしいと要望したら、『そんなカネはない、そちらでやってくれ』という話になった。日本がインフラ整備して、浮いたお金が軍事にまわるということはありません」 その上、日朝交渉においては、核とミサイルと拉致の同時解決ではなく、拉致問題を最優先課題にしてほしいという。当然の要望である。 力による圧力には、北朝鮮は屈することはない。だが、困っている庶民を救う手立てを考えれば、軟化してくる可能性はあるはずだ。時間は残されていない。安倍首相は拉致に真剣に取り組むと言っていながら、なんら成果を出していない。 今週は文春と新潮が高市早苗総務相(55)を取り上げているが、どちらも私にはピンとこない記事である。 高市氏を取り上げる理由は、放送事業者が政治的公平性を欠く報道を繰り返した場合、ときの総務大臣が電波停止を命じる可能性があると衆院予算委員会で発言したからだ。 文春は高市氏が「嫌われる理由」というタイトルで、彼女の学生時代や松下政経塾、アメリカの左派議員の事務所で働いていたことを縷々述べている。選挙に出たときのゴタゴタや、2回目の衆院選で新進党から出馬し、わずか2週間後に離党して自民党入りした節操のなさ、自民党では森喜朗元首相や安倍首相との近しい関係などを取り上げている。 そんななかで読みどころは、彼女の夫・山本拓衆議院議員(63)の話だ。山本氏はバツイチ。なれ初めは、高市議員が落選していた頃だという。 「私はバツイチで後援会から『誰でもいいから奥さんもらえ』と言われていた。彼女も落選中に誰か探せといわれていたらしく、『じゃあ一緒になりましょうか』となったのです」(山本氏) なんともいい加減な結婚のようだが、これでうまくいくのだろうか? 心配なのは、2人の政治思想や政策が異なるということだ。 「一般的に言えば、右と左っていうかな。彼女は安倍さんの考えに近い。でも私は安倍さんのような右寄りグループに対して、『それは違うんじゃないか』と言ってきたタイプです。十二年の総裁選でも、高市は安倍さんの推薦人でしたが、私は石破茂陣営で徹底的に応援しました」(同) そのためか、妻は安倍政権で要職を歴任しているが、同じ当選回数で夫のほうはまだ未入閣。妻に嫉妬することはないと言っているが、本心はどうなのか。安倍政権が倒れたら、この2人も離婚ということになるかもしれない。 新潮は、高市氏の発言は言論弾圧を招くと朝日新聞が何度も叩き続けているが、それには「違和感がある」と言っている。だが、私にはそれこそ新潮の言い方に違和感がある。 確かに、よほどの偏向した左翼的報道をしない限り電波停止はしないと「注釈」をつけてはいるが、テレビの現場や、特に経営者たちに与えた「萎縮効果」はかなりのものがあるはずである。 それは安倍政権に“実績”があるからだ。放送番組に対する総務省(旧郵政省を含む)の行政指導は、1985年から2009年までで31件あるが、そのうち8件が第一次安倍政権時代になされているのである(岩波新書「世界」4月号の「メディア批評」より)。 同コラムは、こう書いている。 「高市氏はじめ安倍政権は、総務大臣による放送局への行政指導はあたかも当然のことだとみなしているようだが、全くの誤りである。日本のように放送行政を大臣が直接所管する仕組み自体が世界的には異例である」 アメリカやイギリスは、政府から一定の独立性を持った機関が担っているという。日本のように、言論表現の自由の上に政府があるかのようなやり方を許している国は、民主義国家ではない。 それを許している大きな要因は、テレビ側の弱腰にある。権力に擦り寄ることが“経営”だと錯覚し、真っ正面から高市発言に異を唱える経営者など、キー局の経営者にはほとんどいない。 先日、テレビに出ているジャーナリストたち、田原総一朗氏や鳥越俊太郎氏などが「私たちは怒っている」などと記者会見して見せたが、それほど怒っているなら全員テレビに出ることをボイコットしてみたらいい。あなたたちの不在を視聴者たちが怒り、彼らがなぜテレビに出ないのかを考えてくれれば、権力側にとって幾分かは脅威になるはずである。 テレビで禄を食んでいながら権力批判をしても、国民への訴求力は弱いと思う。 今週の第3位。読売巨人軍の野球賭博問題を追及し続ける文春は、一軍の貴重な中継ぎとして存在感を増してきていた高木京介投手(26)までが手を染めていたことをつかんだ。高木と巨人軍側に取材を始め、慌てた巨人軍側が高木に聴取し、高木本人がその事実を認めた。その結果、渡辺恒雄最高顧問、白石興二郎オーナー、桃井恒和球団会長までが辞める事態となったのである。 巨人軍は文春発売前の3月8日に緊急記者会見を開き、9日夕方には高木にも都内で記者会見させ、「野球賭博に関与してしまい、巨人の関係者や選手、小学校から野球をやってきて携わってきた皆様を裏切ってしまい本当に申し訳ありませんでした」(『NEWSWEB』(NHK)より)と謝罪させた。 そのためか記事の扱いは2ページと少ないが、文春の余裕を感じる。だが、ここにも巨人軍側を震え上がらせる記述がある。笠原、松本、高木などから野球賭博を請け負っていたB氏は、現在海外に高飛びしているそうだが、彼と巨人軍の法務部長(当時)森田清司氏とのLINEでのやりとりが掲載されているのだ。 森田氏は「笠原を巻き添えにしたくない」「球団としても出来るだけ軽い処分にしたいと思っています」と、B氏に対して大事にしたくないと“説得”していたというのである。 これが事実なら、巨人軍がこの問題に対する認識の甘さ、危機意識のなさにあきれ果てるしかない。 文春は「本誌の野球賭博に関する取材の過程では、大物選手から二軍選手まで、様々な名前が浮上している」としている。常識的に考えて、この問題は巨人軍だけにとどまらないはずである。「怖い人だと実感した」(高木氏)渦中のB氏をつかんでいる文春は、舌なめずりして巨人軍の大物選手や他球団の選手の名前をいつ公表しようか、時期を見ているに違いない。 そうなれば、もうすぐ始まる公式戦など吹っ飛んでしまう。ちょっと賭けるぐらいと軽い気持ちでやっていたのだろうが、暴力団はそこが付け目である。1回引きずり込み、酒を飲ませ、女をあてがえば、野球選手などどうとでも操れると考えたはずである。この闇は相当深いはずだ。相撲の八百長事件のように、公式戦を中断して全選手の調査をするということになるかもしれない。 今年は東日本大震災から5年になるが、被災地の復興も福島第一原発の処理も道半ばだ。 大津地裁が3月9日に関西電力高浜原発3、4号機の運転差し止めの仮処分を決定した。だが、安倍首相は「関西電力にはさらに安全性の説明を尽くすことを期待したい。政府もそのように指導していく」と述べて、再稼働を進める方針に変わりがない姿勢を見せている。 上にいけば、この判決は覆るという思惑があるのであろう。日本の最高裁判所は「原発、基地問題など『統治と支配』の根幹に触れるような事柄についてはアンタッチャブル。司法による立法、行政の適切な監視など行われておらず、裁判所や裁判官は憲法の番人ではなく権力の番人、忠犬と堕している」(元裁判官の瀬木比呂志氏)。だが、ヒラメのように上の顔色ばかりうかがう裁判官が多いなかで、このような勇気ある判決を出した地裁の裁判官の「正義」を、最高裁も引き継ぐべきだと考える。運転中の原発を止める判断は、日本では初めてのことである。 そこで現代は、原発再稼働を止める判断を下した大津地裁の山本善彦裁判長(61歳)と、14年に大飯原発、15年に高浜原発の再稼働差し止めを決めた福井地裁(当時)の樋口英明裁判長(63歳)の判断を覆した、樋口氏と入れ替わりに福井地裁へ着任した林潤裁判長(46歳)、山口敦士裁判官(39歳)、中村修輔裁判官(37歳)という法曹界でも超エリートといわれる3名の裁判官の顔写真を掲載した。 こういう記事は、どんどんやるべきである。関西電力側は原発を停止させる一方、これから仮処分に異議を申し立てる方針を示しているから、こちらもどうなるかわからない。 現代によれば、このようなエリートたちが福井地裁に集まるのは異例だという。元裁判官の現役弁護士がこう語る。 「本来、福井地裁は名古屋高裁管内でも比較的ヒマな裁判所で、アブラののった裁判官が来るところではない。しかも、この3人は東京や大阪など、他の高裁管内からの異動で、この人事には、各裁判所の人事権を握る最高裁の意向が反映されていると見るべきです」 現代よると、裁判官3人の経歴には共通点があるそうだ。それは、全国の裁判所と裁判官の管理、運営、人事までを仕切る最高裁判所事務総局での勤務経験があることだ。 「最高裁事務総局といえば、ゆくゆくは最高裁判事や、全国の裁判官と裁判所職員を含めた人々のトップとなる最高裁長官を狙えるようなエリートが集まるところ。彼ら3名は、全国の裁判間の中でも選り抜きの、いわば『将来を約束された』人々だと言えるでしょう」(明治大学政治経済学部教授の西川伸一氏) この3人は、高浜原発再稼働を容認するために送り込まれてきたのだ。すぐに関電側の申し立ての審理にとりかかり、 「審理の結果、原発の安全性について具体的に検討することなく、『危険性が社会通念上無視しうる程度にまで管理されている』から高浜は安全だと言ってしまった」(河合弘之弁護士) 原発再稼働の差し止め判決を出した樋口氏は、名古屋家庭裁判所に飛ばされてしまった。樋口さん同様、山本裁判長が飛ばされ、また中央から再稼働推進派の判事を送り込まれ、決定を再度ひっくり返される恐れは十分にある。司法の人間の多くは、権力のポチだということを忘れてはいけない。 今週の第1位はやはり文春だが、これまでとは少し違った記事である。「保育園落ちた日本死ね!!!」というブログへの書き込みがTwitterなどのSNSで爆発的に拡散し、ついに安倍首相を動かした。 文春でジャーナリストの猪熊弘子氏が、これを書いた母親にメールでインタビューしている。仮にA子さんとしておく。都内在住の30代前半の女性で、夫と子どもの3人暮らし。 正社員の事務員として働いているが、現在は育休中だという。4月から復職しようと思い、互いの両親は遠方に住んでいるため保育園に預けようとしたが、すべて落ちてしまった。 「保育園に落ちると、自治体から入園について『不承諾』っていう通知が来るんです。あの通知は本当に落ち込みますよ。『不承諾よ、滅びろ』って思う。国が言うとおり、私は働きたいのに、保育園落ちて仕事を辞めなきゃいけないのは、本当に納得がいかないです」(A子さん) 2015年4月現在の全国の待機児童数は前年に比べて1,796人増え2万3,167人になった。 「『一億総活躍』という目標を国が掲げるならば、きちんとそうなるように仕組みを整える義務があると思うんですよ」(同) このブログについて聞かれた安倍首相は「実際に起こっているのか確認しようがない。これ以上、議論しようがない」とそっけなく答えたが、A子さんの言うように、誰が書いているかではなく、何を言っているかを議論すべきだったはずである。 保育園の問題には、働く保育士がいないという難問もある。理由は至ってシンプル。給料が安すぎるのだ。 「一般労働者の賃金が月平均で約30万円、保育士は約21万円と大きく下回っている。(中略)保育士には腰や肩、腕を痛めている人も少なくない。それも『職業病』と言われるほど、身体に負担が大きい仕事なのだ」(猪熊氏) 自民党もこれはマズいと思ったのだろう、自民党内や公明党からも安倍首相の対応に批判の声が上がり始めた。このままいくと第一次安倍内閣の時の「消えた年金問題」の二の舞いになりかねない。 「安倍首相は10日、政府与党連絡会議で『地域によってはなかなか(保育所に)入れない実態がある。早急に対策に取り組みたい』と表明。自民、公明両党は作業チームを立ち上げる」(3月11日のasahi.com) 言葉遣いはやや乱暴だが、一人の主婦の悲鳴のようなブログが安倍首相を慌てさせ、動かした。だがこの問題は選挙目当てのリップサービスで解決するほど生易しいものではない。安倍首相の本気度が試される。遅遅として進まなければ今度は「保育園落ちた安倍死ね」と書かれるだろう。 【巻末付録】 ヌードグラビアをやめるのではないかと思っていたポストが、合併号ということもあるのだろうが、ヌード攻勢である。 いつもの美しい渡辺さんを袋とじにしてきた。この美形女子、私の仲間にも好きなのがいる。それ以外にも「青田典子と中島史恵 悩殺ボディの2大クイーン」。「関根恵子 27歳のわき毛ヌード」は一見の価値あり。その上「有森也実」「膣トレ先生 西村理沙 お膣きゅっ!」、由美かおるらの「昭和ヌードの金字塔だ」など盛りだくさん。 現代は「深田恭子 ランジェリーナイト」、大原麗子などの「美しき女優たち」。私もずいぶんとお付き合いしたカメラマン・長友健二さんが撮っていた島倉千代子や夏木マリなどの「スクープヌード」。亡くなってから、もう10年もたつんだね。 プロゴルファーの「イ・ボミ」はどうということはないが、伝説の女優ヌード「大地喜和子」がいい。妖艶という言葉は彼女のためにあるということがよくわかる。今生きていたら72か。さらに妖しい色気を発散する婆さんになっていたに違いない。惜しい女優を失ったものである。 おっと忘れていた、NHK朝ドラ『あさが来た』に出ている千代ちゃん「小芝風花」もあるよ。 記事はタイトルだけ。現代が「SEXサイエンス・レポート『試験管カメラ』で撮影した女性器『奥の奥』」。 ポストは「あの大女優たちの『伝説の濡れ場』アワード」と題して夏目雅子・大原麗子・松坂慶子・秋吉久美子・風吹ジュン・十朱幸代・かたせ梨乃・黒木瞳・川島なお美・浅野温子・名取裕子・沢尻エリカなどそうそうたる名前が並ぶが、名前だけである。 今週は両誌ともにグラビアに力を入れているから、積極的な「引き分け」である。450円はちと高いが、ほぼ満足できる出来栄えである。 (文=元木昌彦)「週刊文春」(3/17号、文藝春秋)
「同性愛」という言葉に「形」を与えれば怖くない。/『同性愛は「病気」なの?』牧村朝子氏インタビュー
近年、セクシュアルマイノリティに関する出来事に注目が集まっています。もはや「異性愛」「同性愛」という言葉を知らない人はいないといっても過言ではないでしょう。しかし、なぜこのような分類がなされるようになったのかを考えたことのある人は少ないのではないでしょうか? まして「同性愛」という言葉がどのように生み出されたのか、その歴史を知っている人はほとんどいないと思います。
今年1月に上梓された牧村朝子さんの『同性愛は「病気」なの? 僕たちを振り分けた世界の「同性愛診断法」クロニクル』(星海社)は、「同性愛」という言葉を巡る150年の歴史を、膨大な資料から紐解いていった一冊。本書に記された「同性愛は異常」とされ、「治療」や「迫害」を受けてきた人々と、それに抗った人々のドラマは、「同性愛」という言葉に深さと重みを与えてくれます。
牧村さんは「同性愛診断について調べることがやめられなかった」とお話になっています。それは、10代のときに感じていた「同性愛」への恐怖心を、知ることで克服したという経験が原動力になっているそうです。マイノリティに対する漠然とした不安はどこから生まれてくるのでしょうか。牧村朝子さんにお話を伺いました。
◎「同性愛 診断」の検索に引っかかりたい
―― 本書を執筆する際に意識したことを教えてください。
牧村 この本は、前作の『百合のリアル』(星海社)に出てくる高校生のはるかちゃんのように「自分は同性愛者なのかもしれない」と悩んでいる人のことを思って書きました。ネットで「同性愛 診断」と検索すると、アフィリエイト目的のどうしようもない診断しかヒットしない状況をどうにかしたかったんです。この本が検索画面に表示されるようになったらいいなと思っています。
―― 本書は世界中の資料を参考に、「同性愛」を巡る150年の歴史を辿られています。特に衝撃的だった資料を教えてください。
牧村 遺書や死体写真が胸に迫りました。本当に同性愛を理由に人が殺されていたんだ、ということを実感して。すごく精神的にきました。これは今でも続いていることです。最近では、イランで10代の男の子ふたりが首を吊られた写真がネットに出回りました。これは同性愛が理由だったとも、同性への性的暴行が理由だったとも言われていますが……もう、瞼の裏から離れないです。
―― その歴史の中では荒唐無稽な同性愛診断が行われていましたね。「脳で見分けられる」「精巣で見分けられる」「ゲイには生理があるのではないか」……時には人体実験までも行われていました。でも、これは「歴史上のお話」ではないと思うんです。今でも、おかしな同性愛診断は蔓延していますよね。
牧村 そうですね……。この本でも紹介しましたが、昨年「この画像に書かれた数字が見えない人は同性愛者です」というツイートが2万リツイートぐらいされました。本当はあれは「石原式色覚異常検査表」というもので、色覚の検査に用いていたものです。ああいうものを信じたり、気軽に広めてしまうのって怖いですよね。だから、そういうものをノリで広めてしまうような人にも、手にとっていただけると嬉しいです。
◎「気持ち悪い」と感じる人が苦しみを抱えている
―― 牧村さんご自身は、同性愛診断をされたことはありますか?
牧村 自分のセクシュアリティに悩んでいた時期、10代から20代前半ごろまでにいくつかしたことがあります。実際に男性とセックスしてみるとか、いわゆるレズビアンもののAVを観て自分がどう感じるかを試したりとか。それから、カウンセラーさんに話を聞いてもらいました。でも、同性愛で悩んでいるということは言えなかったので、適当な悩みをでっちあげてしまって、解決にはならなかったですね。後は、スピリチュアル系の催眠療法に行ったことがあります。そのセラピストの方にも「同性愛で悩んでいます」とは決して言えなかったのですが、「繰り返し見る夢があります。催眠をかけて下さいませんか」と頼んで、自分の心の中を見てもらおうと思いました。
―― 催眠療法はどうでしたか?
牧村 催眠療法、面白かったです! セラピストさんに「今からあなたは自分じゃない存在を自分としているビジョンを見るでしょう」みたいなことを言われて、催眠をかけられたんですね。そしたら裕福ではない、いわゆる非モテな感じのドイツ人の仕立て屋の男性が見えてきたんです。女性とうまく話せないのだけど、ある日、綺麗なドレスを持ってきた女の人を好きになる。でも、自分が直したドレスを着た女性が他の男性と歩いているところをみて「これが俺の人生か。こうやって窓の外にあるキラキラした世界を見るしかないんだ」と絶望し、ガラスのように、何かを隔てるものが怖くなるんです。それでかけている眼鏡を割ってしまう。頭がおかしくなっていることに気付いて入水自殺をするのですが、水の中から眺めた水面がまたガラスのようで……。「俺は一生ガラスを越えられないまま死んでいくんだ」と思う。そんなビジョンでした。
当時は「私は気持ちの悪いレズビアンで、幸せそうな異性愛者の世界を、ガラスのこちらから側から見るしかない」と思っていたので、その表れだったのかもしれないです。
―― そういった不安があるからこそ、診断法を試すことになるのかもしれません。まえがきで「世界の同性愛診断について調べることをやめられなかった」と書かれていますが、その原動力はどこからきていたのでしょうか?
牧村 楽になりたかったんです。同性愛という概念をきちんと知らなかった10代のときはとても苦しくて、怖かったんですね。「治さなくてはいけないものだ」という、もやっとした悪いイメージを持っていました。でもきちんと調べてみたら、もやっとしていたイメージにちゃんとした「形」ができて、怖くなくなっていったんです。今もそれが原動力になっています。
―― 牧村さんご自身が、同性愛に対して「怖い」と思っていらしたんですね。
牧村 私自身だけではなくて、母もそうだったと思います。母は、私がテレビで「私、レズビアンなんです」って言っているのをたまたま見て、私のセクシュアリティを知ったんです。そうしたら「あなたは“レズビアン”なんて不謹慎なことを言っていいの?」と言われてしまいました。
でも、そのことで母を責めるつもりはありません。母の中にも「レズビアン」っていう、もやっとした悪い、いやらしいイメージがあって、私がそれを言っているようにしか見えなかった。でも、そこから掛札悠子さんの名著『「レズビアン」である、ということ』(河出書房新社)など、色々な本を読んでくれて、ちゃんとした「形」を持ってくれたみたいでした。
―― 私が親からそんな風に言われたら、親を責めてしまうと思います。
牧村 母を責めない方が楽だと感じたんです。それに、「レズビアン」って辞書に載っている定義は一応ありますけど、実際に「レズビアン」と聞いて浮かんでくるイメージや湧いてくる感情って人それぞれ違いますよね。だから「“レズビアン”なんて気持ち悪い」と言われても、「私が“レズビアン”だから気持ち悪い」ではなくて、「その人の抱える“レズビアン”のイメージが気持ち悪いんだ」と思うんです。その人の気持ちと、自分を切り離しています。それに、世の中に気持ち悪いものがたくさんあればあるほど、その人が苦しいだけじゃないですか。それは私ではなく、その人の苦しみです。だったらその苦しみを減らしたほうがいいと思うんですよね。知ることは人を楽にすると、私は考えています。
―― 「知る必要はない。自分には関係ない」という人もいます。
牧村 私には「全ての人がセクシュアルマイノリティについてきちんと知るべきだ」と声高に叫ぶ気はありません。「あの人たち気持ち悪くて怖いよね、でも私たちは仲間で安全だよね」という風に、狭い世界で生きていくのもその人の自由なんだと思います。セクシュアリティについて悩んでいた頃の私も、同じように「ここだったら安全、同性愛者は気持ち悪くて怖い」と思っていました。でも、そうやって生きてきた結果、楽しくなかった。狭い世界の中から出られずにいる状態って、もったいないじゃないですか。
◎居場所は「ここ」だけじゃない
―― 私は新宿2丁目のようなコミュティとその他の場所の間に、同性愛者/異性愛者という境界を感じることがあります。自身のセクシュアリティがよく分からないために、そうしたコミュニティに行きづらいと感じている人もいるのではないでしょうか?
牧村 最近の新宿2丁目は観光バーみたいなところができて、敷居が下がりましたよね。「観光客気分で来ていいですよ」というコンセプトのバーです。当事者じゃなくてもいいし、カミングアウトをしなくてもいい。本格的なバーでも、本来なら非当事者が行っていいし、カミングアウトを強要されることもないはずなんですけれどね。本格的なバーには行きづらいと感じるなら、観光バーのようなところに行ってみたらいいと思います。
でも、1つ考えたいのは、なぜそこに行きたいのか、ということですよね。私が昔、新宿2丁目に行きたかったのは「そこじゃないと生きられないんじゃないか」という思いがあったからです。「私はどうやら女のことが好きな女らしい」と自覚した上で将来のことを考えたとき、例えば会社勤めになった場合、社内の「今度合コンやるんだけど来るー?」と言われるような空気の中で本当のことは言えないだろう、と思いました。そういう世界では息ができなくなるだろうと。じゃあどうするかっていうと、会社のなかでは異性愛者としての仮面を被り、新宿2丁目でその仮面を外す、という生き方をするしかないんじゃないか、って思っていたんですよね。
―― そういう風に生きている人は多そうですね。
牧村 そうですね。それも一つの生き方だと思います。でも、決してそれだけじゃなくなってきているんだということは、忘れないでほしいです。“新宿2丁目じゃないと息ができない”という時代は終わりつつある、ということは言いたいですね。それは“新宿2丁目はオワコンだ”って言う意味じゃないですよ。新宿2丁目に行きたいと思えば行ってもいいと思うけど、そこにしか居場所がないわけではない、ということです。
◎同性愛者と異性愛者は違う人間か?
―― 近年は政治の場面でもセクシュアルマイノリティについて議論されるようになりました。残念ながら差別的な発言もたびたびみられます。
牧村 「同性愛者は婚姻制度から排除されるべきだ」と考える人の意見の重さと、私の意見の重さは同じです。それぞれが言いたいことを言って、決めていくだけだと思っています。だから、「排除しろ」と言う人に対して、「それは差別だから、発言するな」とは思わないです。もちろん、同性愛者が婚姻制度から排除されている、という状況は、差別的だと感じています。でも「排除されるべきだ」という意見も一つの考えとして、受け止めたいです。
―― 本書に限らず牧村さんは他人の意見を尊重するという姿勢をお持ちだと感じています。例えば本書で紹介されている、「同性愛者は異性愛者と異なる種類の人間である。同性愛は生まれつきなのだから、罰するべきではない」と考えるウルリヒスと「同性愛者も異性愛者も同じ人間である。どちらにせよ、成年同士の合意あるプライベートに国家が口出しするのはおかしい」と考えるケルトベニのどちらも否定されていません。牧村さんご自身はどちらのお考えに近いのでしょうか?
牧村 私はケルトベニに近いです。「性的指向が生まれつきかどうか、変えられるものかどうか」ということは、私にとっては重要ではないです。生まれつきだろうが、趣味だろうが、性癖だろうが「人の性のあり方を理由に、婚姻制度から一定の人が排除されている」ということがおかしいんです。
でも、まずウルリヒスが同性愛者を一つの「人種」としてみて、「同性愛者という存在がここにあるんだ」と主張したからこそ、ケルトベニの考えにシフトできたんだとも考えています。この本で紹介した通り、人間はここ150年の間、「人間はみんな異性を愛するように生まれつき、子孫を残したいと考えるんだ」という価値観から、どう本当の世界に近づいていけるか、という戦いをしています。そのためにまずは「人間はみんな生まれつき異性愛者だ」という前提に反論にしないといけなかったんです。ウルリヒスは近くを見て、ケルトベニは遠くを見ていたんだと思うんですよね。
―― 現在はウルリヒス的前提のもとで議論がなされているのも、それはある意味ケルトベニというゴールへの前段階なのでしょうか?
牧村 私はそう思っています。(後編に続く)
(聞き手・構成/北原窓香)
■牧村朝子/1987年生まれ。タレント、文筆家。2013年にフランス人女性と同性婚、現在フランス在住。セクシャリティをテーマに、各種メディアで執筆・出演を行う。将来の夢は「幸せそうな女の子カップルに”レズビアンって何?”って言われること」。
実は金欠だった!? 詐欺で逮捕の“セレブ女医”脇坂英理子、知人に「300万円貸して」
年収5,000万円を自称していたセレブ女医が、実は借金に追われていた。 自身の経営する「Ricoクリニック」の開業2年間で、不正な診療報酬を約7,000万円も得ていたとされる医師の脇坂英理子容疑者が逮捕され、その年収のほとんどが犯罪によるものだったということがわかってきた。だが、稼いだ金のほとんどが犯罪グループに渡っていたようで、本人は金に困って知人に借金の申し入れをしていたという。 「2年ぐらい前にテレビで年収5,000万円と言っていたその数日後に『300万円を貸してほしい』って連絡が……」 こう話すのは、セレブやタレント相手の美容セミナーを開催している実業家の女性Aさん。彼女はホストクラブを通じて知り合った脇坂容疑者から、借金を申し込まれたという。 「医師の仕事が忙しすぎて、入金前に大きな経費の払いがあって、運転資金が足りなくなっているというようなことを言ってました。でも、そういうことでお金を借りるなら、友人知人ではなく銀行とかでちゃんとやるべきだと断ったんです。それ以来、連絡がこなくなった」(同) Aさんが驚いたのは、この数日前に放送されたテレビ番組『深イイ話&しゃべくり007 合体SP』(日本テレビ系)で、脇坂容疑者が「年収5,000万円」を自慢していたことだ。 2014年6月に放送された同番組で、脇坂容疑者は「花形職業の女性は本当に幸せなのか?SP」なるコーナーに出演、至るところにピンク色が配されているクリニックに出勤し、仕事後に歌舞伎町のホストクラブで豪遊する様子が伝えられた。週に1、2回は通うというホストクラブでは、総額3,000万円のボトルをキープ。稼いだ金は貯金せず、すべて使い切ることが年中無休の仕事へのモチベーションだと話していた。 「ホストに使うお金があるのに経費がないって変でしょ。同じ経営者として、破産寸前なのかなって思った」(同) 脇坂容疑者の背後には、指定暴力団・住吉会などの医療詐欺グループがいて、巨額の稼ぎも大半はそこに吸い取られていたと見られている。捜査関係者からは「クリニックの運転資金も組織に借りていたから、詐欺の利益が100万円あっても彼女の報酬は10~20万円だったと見ている」という話が聞かれ、実入りはテレビ出演などタレント仕事の方が多かった時期もあったようだ。 脇坂容疑者が12年に開業した千葉県船橋市の「Ricoクリニック」は翌年、東京都目黒区に移転するも、14年末に突然休業し、患者とのトラブルを抱えたまま昨年5月に閉院。前出のAさんはその直後の7月、脇坂容疑者と同じホストクラブで、すれ違いのニアミスになったことがあったという。 「ホストの男の子から『彼女は未払いのお金を払いに来てくれた』っていう話を聞いたので、客として来たのではなかったのかも。こういう店は未払いに厳しいんですけど、脇坂さんはバックにヤクザがいるからか、店側があまり強く催促はできなかったみたい」(同) かつてホスト通いしていた頃の脇坂容疑者は、かなりイケイケで「他の客をライバル視して、自分が一番いいお客さんだというアピールをしたがるタイプだった」というが、一方で自宅やクリニックの家宅捜査を受けていたわけだ。 表では優雅に振る舞っていても、実情は警察と借金に追われる日々。今後の捜査次第では、もう二度と彼女がもてはやされることはなさそうだ。 (文=ハイセーヤスダ)脇坂英理子オフィシャルブログ「おしえて~Ricoにゃん先生」より
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キムタクがしゃべると暗い表情の他メンバー……『明日へコンサート』で露見したSMAP確執の“深さ”
12日、『震災から5年 明日へコンサート』(NHK)が放送された。東日本大震災から5年の節目ということで、豪華アーティストが共演。この番組の中心となったのは、アイドルグループ・SMAPだった。 日本中を騒がせた「SMAP解散騒動」の“公開謝罪”以降初の生放送出演とあって、視聴者の注目度もかなり高かった同番組。しかしやはり、番組開始早々「解散騒動」の余波を感じさせる場面があった。 番組のオープニング、観客席の後から、人気曲「オリジナル スマイル」(ビクターエンタテインメント)を歌いながら登場したSMAP。登場シーンはみんな笑顔でノリノリだったのだが、ステージに上がり、同曲を歌い終えた後にそれは起こった。 歌唱後、最初に口を開いたのは木村拓哉だったのだが、その瞬間、明るかったはずの他メンバーの表情が一気に固いものに……。元マネジャーとメンバーが画策した独立計画を頓挫させた「裏切り者」といわれる木村への、メンバーへの気持ちが表れたように思えた。 さらに、NHKの有働由美子アナと総合MCを務めた中居正広に関しては「いつもよりさらに落ち着きがない」「髪が不自然に明るい」など、やはり通常の状態ではないような印象を抱かれたようだ。 「メンバーの姿からは、どうしても“空元気”という印象を抱く人が多かったようです。あれだけの大きな騒動があって、メンバー全員が集まる番組『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)でも木村と他メンバーの不仲を感じさせるシーンがあったりと、視聴者がSMAPの“裏側”を感じながら視聴せざるを得なくなった弊害といえるかもしれません」(芸能記者) メンバー間の確執は現在も大きなものとのことで、『スマスマ』撮影の際に一般観覧者を入れないようにして、テレビ誌の記者も締め出されている状況が報じられてもいる。中居と香取慎吾は、完全に木村を避けているという話も……。 もともと「木村が独立の言いだしっぺ」というウワサもある解散騒動だけに、できてしまった溝はあまりに深いのだろう。ネット上には「契約のある9月まで我慢して解散」という声も多い。さすがに今のままでは、素直にSMAPを楽しむことなど、できるわけもないのだが……。
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