探偵に浮気調査の依頼なんてもう古い?巷に蔓延る素人GPS探偵とは?

昨今のデジタルツールの進化には目を見張るモノがあります。我々探偵業のツールもここ十年で大きく進化しています。例えば移動手段では切符からICカードや電子マネーの登場により、電車移動がカードやモバイルで精算出来るようになったコトは尾行失敗のリスクが大きく減りました。証拠映像の点では、撮影が写真からデジカメ・デジタルビデオになり映像の質・量共に飛躍的に進化しました。もう一つはなんといってもこれ!(続きは探偵Watchで)
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ホテル従業員、悪質な盗撮や誹謗中傷が大量発覚!男性器を握る画像も公開

ホテルの女性従業員が、盗撮した画像や動画をTwitterで公開した上に、誹謗中傷などを繰り返していたことが判明した。本件が発覚するきっかけとなったのは、2016年2月2日のツイートである。電車内で盗撮した画像を掲載し、次のように記した。「このブスメガネにさイヤホン音漏れうるさいって言われたんだけど注意する相手間違ったな!電車ん中で久々にキレてしまったわん」、「降りる際『お疲れブスメガネ』っつたら同じ駅で降りやがった。きも」。(続きは探偵Watchで)

「この子なら手が届きそう!?」AKB48・横山由依“笑撃”の私服は、高橋みなみ譲りだった!

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 AKB48の2代目総監督・横山由依が、2月23日放送の『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)で行われた「私服センスなし女決定戦!!」に出演。屈辱の1位に選ばれた。  参加者はほかに安藤美姫、大久保佳代子、オカリナ(おかずクラブ)、片岡安祐美、NANA(MAX)、春香クリスティーン、弘中綾香アナの計8人。事前に知らされたテーマに沿って2人1組で私服を披露し、センスがないほうが勝ち残っていくというトーナメント方式で対戦が行われた。  横山は、1回戦の「デニムコーデで青山デート」というテーマで春香クリスティーンと、準決勝は「柄×柄 オシャレ雑誌で私服紹介」でオカリナと、そして決勝戦では「ピンクが似合う女性の授賞式」で大久保と、敗者復活戦で選ばれたオカリナの3人で勝負し、審査員5人中4票を集めてナンバーワンに選ばれた。  お茶の間の女性たちも、横山の私服に“笑撃”を受けたようで、ネット上では「まさかのKISSのトレーナー」「青山デートにツバつきの帽子っていうところから間違ってる」「『柄×柄』コーデで車柄×ギンガムチェックって、ダサすぎる」「赤毛のアンでしか見たことないシルエット」「阿佐ヶ谷姉妹かと思った」と、失笑コメントがズラリと並んだ。  しかし、このセンスのなさは、これまた私服がダサいことで有名だった“あの人”譲りだったようだ。アイドル誌ライターが明かす。 「ワンピースはわかりませんが、KISSや車柄の服は、横山の過去のブログにも登場していますから、ガチの私服で間違いないでしょう。あのKISSのトレーナーは、確か3年くらい前の誕生日に、初代総監督の高橋みなみからもらったものですよ。まだ着ていたんですね(笑)」  高橋といえば、各メディアの「私服がダサい芸能人ランキング」では上位の常連タレント。私服を公開するたびに「小学生みたい」「街中を歩いていいレベルじゃない」と散々な言われようだった。横山は、そんな高橋の私服のセンスまで受け継いでいたようだ。 「新垣結衣や石原さとみも私服がダサいことで有名ですが、それが逆にかわいさを引き立てます。横山はバッグやアクセサリーも持っていなさそうですし、オシャレに興味がなさそうなところが逆に好感が持てますね。同じAKBでも、柏木由紀は合コンで持っていたシャネルのバッグが45万円、ブログで公開したミュウミュウの靴は10万7,900円。お金のにおいがしすぎて、ドン引きしたファンも大勢いました」(同)  横山のダサい私服を見たファンは、「手が届きそう」と、ますます応援したくなったかもしれない。

上沼恵美子と小林幸子が“共闘”!? 陰湿女王・和田アキ子が今度こそ排除される?

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 昨年から、歌手でタレントの和田アキ子に対する世間の風当たりは非常に厳しい。MCを務める『アッコにおまかせ!』(TBS系)がBPO(放送倫理・番組向上機構)に勧告を受けたり、ヒット曲などまったく出していないにもかかわらず『NHK紅白歌合戦』には毎年出場するなど、視聴者から非難を浴びる理由が目白押しな状況を考えれば、仕方がないのかもしれないが……。

 どうやら、和田は業界内でも相当に「陰湿」という情報もある。気に入らないタレントに対して直接文句をいうことはなく、常に陰口で批判を繰り返すそうだ。『紅白』で何度も共演している歌手の小林幸子もその「被害者」となり、2人の仲は最悪というのはよく語られる話。

 小林は一時期テレビから干されたものの、ネットを活路に“復活”。昨年の『紅白』にも再び出演するなど、上昇気流に乗っている。その裏で、出番のなくなってきた和田アキ子……完全に「光と影」状態だ。小林としては「目の上のタンコブ」である和田を追い落とすチャンス、といったところではある。

しかし、小林が手を下す必要はないのかもしれない。すでに「西の女帝」がずいぶん前から和田を引きずり下ろす言動をしているからだ。

「関西のバラエティを牛耳る、上沼恵美子ですね。彼女は以前より、和田の問題発言や行動に反応し、そのたびに苦言を呈してきました。最近では関東に“遠征”し、名前こそ出さないものの和田をけん制するような発言をしています。以前出演した『あさイチ』(NHK)では、過去に彼女が『紅白』の司会を任せられた時、関西タレントという理由で『いびられた』と暴露。その連中のことは今でも大嫌いだと語った。これにネットは反応し『間違いなく和田アキ子』と特定するようなコメントが乱立。これまでの上沼の動きを見れば一目瞭然ですね(笑)」(芸能記者)

 状況は違えど、2人は「和田を恨んでいる」という点で同じの模様。もし2人が仮に手を組んだらと想像しただけで恐ろしい話だ。

 小林はともかく、上沼と和田では世間、特に奥様方の支持が圧倒的に違うという話も。上沼はそれを理解し、名実ともに「和田を超えた」確信のもとに強気な行動に出ているようにも思える。

 権力もキャラクターも「不沈艦」のイメージだった和田だが、いよいよ沈む時が近いのかもしれない。

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ディズニー、『ハイスクール・ミュージカル』第4弾製作を発表!

ディズニーが『ハイスクール・ミュージカル』第4弾の製作を発表した。ザック・エフロン、ヴァネッサ・ハジェンズ、アシュレイ・ティスデイルが出演している人気映画シリーズの第4弾となる同作品は2008年公開の『ハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー』以来の新作となる。 ディズニー・チャンネルのゲイリー・マーシュ会長は「『ハイスクール・ミュージカル』はディズニー・チャンネルのDNAのようなものです。我々を体現しているような作品なのです。私たちの遺産として存在し続けているこの作品の『新たなスタート』を皆さんにお知らせできることをうれしく思っています。『ハイスクール・ミュージカル』第4弾となる同作品のためにイースト高校のキャストたちを探しているところです」とコメントしている。 『ハイスクール・ミュージカル』は現代版の『ロミオとジュリエット』のような作品となっており、ザック演じる小さな町の高校に通うスポーツ万能の高校生トロイ・ボルトンが少しオタクながらも美しい少女ガブリエラ・モンテスにカラオケパーティーで出会い、恋に落ちるというストーリーである。 『ティーン・ビーチ・ムービー』 のジェフリー・ホーナディ監督がメガホンを取るとともに振り付けも担当する予定となっているようだ。 オリジナル作品に出演したキャストたちが登場するかどうかは今のところ明らかになっていない。

四人姉妹なのにハブ。夏帆が『海街diary』ひとり“蚊帳の外”状態になったのは、異常な「メディアと事務所のカンケイ」のせい

 先月28日、ビートたけしが審査委員長を務める『第25回東スポ映画大賞』の授賞式が行われ、映画『海街diary』に出演した綾瀬はるか、長澤まさみ、広瀬すず、監督の是枝裕和が揃って登壇。たけしとコマネチポーズを取り、会場を沸かせる場面もあったのだが、夏帆ファンからは「夏帆ちゃんだけ、蚊帳の外?」「四姉妹なのに、三姉妹みたいになっちゃってるよ」など、怒りと嘆きの声が上がった。  去年公開された映画『海街diary』は、各映画賞を総ナメ状態だが、三女を演じた夏帆だけは、受賞式に登場する機会が明らかに少ない。第68回カンヌ国際映画祭のレッドカーペットに登場した際には四人姉妹が揃っていたのに、何があったのか。 「いわゆる大人の事情。単純に、夏帆の所属するスターダストプロモーションが、ほかの所属タレントのスキャンダルを扱った東スポと絶縁状態なので、授賞式にも所属タレントを出させないというだけのことです。同様の理由で、日刊スポーツの映画賞授賞式も夏帆は欠席。せっかく四人姉妹が再会する貴重な機会なのに、ひとりだけ蚊帳の外に置かれて気の毒ですね」(芸能関係者)  芸能事務所が所属タレントを「守る」べく、メディアとの付き合いを避けたり交渉したりというのは普通のことだが、スターダストのように多数のタレントを抱えた巨大な組織となればやはり、スキャンダルの一切ない清廉潔白なタレントだけというわけにはいかない。タレントがスキャンダルを起こしたときに「このことを報道するなら、自社の所属タレントは今後一切、そちらのメディアの取材を受けない」と圧力をかけるのが、芸能事務所お得意の“交渉術”だが、よく考えてみればおかしな話だ。「自社に不利な報道を許さない」なんて、脅しでしかないからである。  たとえば過日、日本中が大騒ぎになったSMAP解散騒動では、ジャニーズ事務所のメリー喜多川副社長が発信する情報“だけ”しか扱わないマスメディアが複数あった。ジャニーズ事務所は人気タレント、つまり太く濃いファンを多数抱えるタレントが多く在籍しており、テレビやCM出演も非常に多い。そのタレントたちが一斉に「このメディアには出ない」と引き上げることになれば、メディア側は困るというわけだ。  しかしである。ジャニーズ同様に人気タレントを複数マネジメントするスターダストが、日刊スポーツや東スポと絶縁したからといって、日刊スポーツと東スポ側になにか不利益があっただろうか。たとえば今回、映画賞の式典に夏帆が出なかった。だから何かといえば、別に、である。夏帆が欠席しても、他の事務所に所属する綾瀬はるか、長澤まさみ、広瀬すずが出席しているのだから、誌面用に華のある写真はいくらでも撮れた。夏帆の不在でメディア側が困ることは何もなかったのではないだろうか。  そう考えてみれば、ジャニーズ事務所にしろ、バーニングやナベプロにしろ、「脅し」を駆使してメディアを統制してきた他の芸能事務所に対しても、メディア側がいくらでも反旗を翻すことは可能なのではないだろうか。くだらない年寄りの馴れ合いはもうやめて、スポーツ紙も週刊誌も自由にペンを執れば、もっとメディア自体も面白くなるはずだ。 (清水美先)

清原裁判で“実名爆弾”が投下される!? 目がギンギンのプロゴルファーなど、実名告白に怯える人々とは?

【不思議サイトトカナより】
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※画像:清原和博
 覚醒剤取締法違反(所持、使用)で逮捕された清原和博容疑者の“自爆テロ”に怯える人が続出している。  同容疑者は使用容疑で今月中旬にも起訴されることが確実。初公判は来月にも開かれることになるが、法廷で清原容疑者が“宿敵”の名前を実名告白するというのだ。  というのも、現在拘置所にいる同容疑者は後悔の念で号泣する一方、「ハメられた!」と怒りも増幅させているという。清原容疑者を知る関係者の話。
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『ヘイトフル・エイト』は何を告発するのか? タランティーノ最高傑作が描くアメリカの闇

【リアルサウンドより】  「恐らく、これは俺の最高傑作と言えるだろう」   南北戦争終結後のアメリカ、冬の山岳地帯の山小屋を舞台にした密室殺人ミステリー西部劇『ヘイトフル・エイト』 についての、タランティーノ監督自身の発言である。この変則的とも思われる題材の作品が、なぜ彼の「最高傑作」と言えるのだろうか。  クエンティン・タランティーノは弱冠31歳にして撮った『パルプ・フィクション』で、カンヌ映画祭最高賞(パルム・ドール)を獲得し、「映画界の寵児」と呼ばれた、紛れもない天才監督である。いわゆるB級映画を中心とした、自分の愛する映画作品の引用を駆使し、時系列を組み換えながら構成する『パルプ・フィクション』が、まずフランスで大きく評価されたというのは必然的かもしれない。既製品を利用し、全く別の意味に昇華させてしまう芸術分野の手法を、最も的確に映画作品で成功させ、タランティーノ自身もファンだというジャン=リュック・ゴダール監督の『勝手にしやがれ』がそうであるように、この作品は、いまだに同時代や後進の映像作家達が、程度の差こそあれ、嫌でもその作風を意識せざるを得ないという呪縛を作り上げたのである。  『パルプ・フィクション』一作によって、アートフィルムの頂点を極めたタランティーノだが、それ以降、その突出した作風は段階的に抑えられていき、最も実験的だった『デス・プルーフ』が興行的に失敗すると、『イングロリアス・バスターズ』、『ジャンゴ 繋がれざる者』などで、映画に対する俯瞰的なスタイルを弱め、今まで引用していたはずのB級作品そのものに接近していったといえるだろう。本作『ヘイトフル・エイト』でも、既製の楽曲ばかりをコラージュするのでなく、マカロニ・ウエスタン音楽の「本物」の巨匠でもあるエンニオ・モリコーネに、オリジナルスコアを依頼している。タランティーノは若い頃に、サム・ペキンパー監督の『ワイルドバンチ』、ジョン・ブアマン監督の『脱出』という二本立てを観て衝撃を受けたという。このような鮮烈な劇場体験が、彼の原点にあるのだ。そこに描かれた、研ぎ澄まされた緊迫感とヴァイオレンス、アメリカ社会に対する問題意識など、映画本来の興奮へのあこがれが、本格派に進もうとする彼を突き動かしてきたといえるだろう。
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 ゴダール同様、自宅に映画館並みの上映設備を所有しているタランティーノは、『ヘイトフル・エイト』で、さらなる「映画ならでは」の興奮を求めて、映画の上映形式が最も爛熟した時代にさかのぼろうとする。それが"Ultra Panavision 70"という、今までに10作しか撮られていないという、視界全てを席巻する規格の使用である。しかし本作の、舞台劇のような密室でのシーンばかりの撮影に、そのような大掛かりな撮影方法が必要だったのかという声は多い。  この形式で撮られた1962年の超大作に『西部開拓史』という、当代一流の映画監督達や出演陣を集結させた、西部劇映画最大の作品がある。この映画は未曾有のスケールで、アメリカの大地と山河を、人々の生活と冒険を、そして南北戦争の情景を、ときに美しく、ときに残酷に写しとっている。本作『ヘイトフル・エイト』の劇中では、舞台となる室内を、北軍側と南軍側に分けて地名に見立てるシーンがある。それに呼応するかのように、70mmで撮られる室内の映像は、小さなセットを撮っているはずなのに、フォーカス外の極端な映像のボケと横長の画面によって、凄まじいまでの遠近感を感じる映像になっている。まさに『西部開拓史』の大地や山河のようにである。つまり、ここでの山小屋の室内は、セリフの上で「アメリカ」として表現され、またアメリカそのものとして撮影されているということが理解できる。カメラが部屋の一方に向くたびに、アメリカのひとつの風景を描いているということになるのだ。そしてアメリカに様々な人種や立場が存在するように、室内では、黒人を忌み嫌う南部の白人、その南部人をあざ笑う北軍側の元軍人など、複数の人種や立場に置かれた罪深い者達が、互いを偏見の目で見つめ、敵意をぶつけ合い、武器を奪い合い、つかの間交流をするのである。
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美術監督・種田陽平によるミニーの紳士服飾店図面(c)Copyright MMXV Visiona Romantica, Inc. All rights reserved.

 本作の山小屋を構築する横軸が「アメリカの地理」であるならば、縦軸は「アメリカの歴史」になるだろう。いつにも増してスーパーバッドな役柄のサミュエル・L・ジャクソンが、二挺拳銃による「無情撃ち」を披露し、血や肉を飛び散らせる銃撃シーンは、爽快感を超えてスプラッター的である。そこで起こる暴力的な出来事は、そのままアメリカで起こった、陰惨な暴力と復讐の歴史として描かれ、次第に明かされていく事件の真相部分では、先住民を迫害し土地を奪ったという、アメリカ合衆国のそもそものルーツまで暗示している。『ヘイトフル・エイト』が描いたものは、腐りきったアメリカの状況そのものであり、腐りきった暴力の歴史そのものである。ナチスドイツや奴隷商人達を批判してきたタランティーノは、今までの演出スタイルを応用し、ここではアメリカ全てをひっくるめて告発しているということになるだろう。こんな描き方で、アメリカの恥部を大きく語りきってしまう途方も無い娯楽作品が、かつてあっただろうか。ここに至って、タランティーノが本作を「最高傑作」と表現する意味が理解できてくる。  なかでも凄まじいのは女性に対する暴力だ。賞金稼ぎと手錠で繋がれ、ことあるごとに殴られ続ける賞金首の女の姿は、男性優位社会のなかで結婚制度により男に繋がれなければならなかった、自主性を剥奪される女性の歴史の比喩となっているだろう。また、古い価値観の映画や文学のなかで、女は、男の都合良い目線による隷属的な存在として、もしくは男を悪の道に誘う悪魔として描かれてきた。だが、彼女はどんなに虐げられようと絶対に媚びようとしない。罪の無い者を殺戮してきたであろう悪党だが、悪党なりに尊厳を守りきるという痛快さを見せる。本作では、背後の美術を利用して、彼女の背に翼が生え、天使のように見える象徴的な姿が一瞬、映される。あらゆる陰惨な仕打ちが与えられ、悪魔として扱われた女であるからこそ、彼女は演出の中で祝福され、浄化されるのである。『ヘイトフル・エイト』が、悪魔的に絶望と退廃を描きながら、どこか暖かさを感じるのは、このような優しいまなざしが存在するからだ。  最後に、劇中に登場する「リンカーンの手紙」について考えたい。20世紀アメリカで黒人文学の先駆者として知られ、「ブラックパワー」という言葉を作った黒人作家、リチャード・ライトは、ミシシッピの公立図書館で本を借りるとき、白人が書いたように見せかけた自作の紹介文を図書館司書にいちいち渡して、本を借りていたという。この「白人による紹介文」は、ある時代まで、アメリカのごく一部の黒人にとっての生きる知恵だった。本作に登場する手紙の中で捏造されるリンカーンの高潔な人物像は、真実の姿ではないのかもしれない。だが、キリストの人物像が分からなくとも、その教義が人々に信仰されているように、ここでのリンカーンの慈愛に満ちた人間性は、それが勝手に理想化された姿であるからこそ、アメリカという、血にまみれた地獄の窯のなかで最後に残った、かすかな希望として輝くのである。(小野寺系(k.onodera))

モー娘。“ズッキ”鈴木香音が、またも米ファンをロックオン! アイドルグループに求められる“違和感”とは

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『greeting 鈴木香音』
 モーニング娘。'16が、米国テキサス州ヒューストンで先週末に行われたコンベンション『ANIME MATSURI』内でスペシャルライブを行い、今春での卒業が決まっている「ズッキ」こと鈴木香音が、一番人気のメンバーとして熱い声援を集めたことが話題となっている。  鈴木といえば、そのふくよかな体形がネット上で話題となり、日本では「NGなし」のアイドルとして自虐ギャグを披露することで知られている、いわばグループ内の“お笑い担当”だ。しかし、海外での受け止め方は異なるようで、鈴木はまさに“アイドル”として強く支持されている。  日本のポップカルチャーを世界に発信するクール・ジャパン戦略において、アイドルカルチャーもまた重要なコンテンツとされているが、アメリカでは未成年を性的に搾取するコンテンツと見る向きもあり、「VICE News」などのニュースメディアでは、AKB48らがたびたび痛烈な批判にさらされてきた(参考:In Japan, Teenage Girls Folding Paper Cranes Has Taken on a Whole New Meaning/https://news.vice.com/article/in-japan-teenage-girls-folding-paper-cranes-has-taken-on-a-very-different-meaning)。そうした状況を打開するためのヒントが、鈴木の人気にはあるという。 「鈴木加入時のプロデューサーであるつんく♂は、アイドルグループを結成する際、必ずひとりは、そのルックスだけでインパクトを残せるメンバーを加入させているといいます。パッと見た時に同じような顔立ち・体形の美女ばかりだと、人の目は惹きつけられないんですね。しかし、鈴木のようなメンバーがいると、鑑賞者はその違和感が気になり、つい目で追ってしまう。しかも、見ているうちにじわじわとその魅力がわかり、気づけばハマってしまうわけです。アメリカで鈴木が受けているのは、向こうではグラマラスな体形が好まれるということもあるでしょうが、それ以上に、メンバーそれぞれの個性を楽しむというアイドルカルチャーの醍醐味を最も体現しているのが、鈴木だからではないでしょうか。日本語が伝わらないからこそ、外見の個性はより際立つと思います」(音楽業界関係者)  鈴木の魅力を発見するような楽しみ方は、アメリカ文化との相性も悪くないと、同氏は続ける。 「アメリカには、ダイバーシティ(多様性)を尊重する文化があります。映画や音楽などのカルチャーで、人種や年齢・性別が異なる人々が共にパフォーマンスを見せる作品が高い評価を受けるのは、そうした背景からでしょう。日本のアイドルカルチャーは、確かに少女を性的に搾取している面もあるのは否めませんが、それだけで人々を熱狂させてきたわけではありません。AKB48にせよ、ももいろクローバーZにせよ、メンバーそれぞれが自分の個性を武器にして切磋琢磨し、成長していく物語にこそ本質的な価値があります。アイドルカルチャーのそうした側面をしっかりとアピールすれば、アメリカ文化ともよりマッチするのでは」  アメリカ受けを狙うのであれば、鈴木のようにふくよかな体形のメンバーだけではなく、多様な人種、年齢のメンバーを加入させるなどすれば、よりその意図は伝わりやすそうだが、そうしたグループが日本で人気を獲得できるか否かは未知数である。 (文=山下祐介)