春めいたコーディネートで「オリスタ」3月7日号(オリコン・エンタテインメント)の表紙を飾っているのは、4thアルバム『Welcome to Sexy Zone』を2月24日にリリースしたSexy Zone。
今回の記事はアルバムについてはもちろん、今年デビュー5周年イヤーに突入するグループの歴史を振り返るような構成になっているのが興味深い。例えば「デビュー当時と比べて“変わったなぁ”と思うメンバーは?」という読者からの質問に、メンバーから一番多く名前が挙がったのがマリウス葉。
春めいたコーディネートで「オリスタ」3月7日号(オリコン・エンタテインメント)の表紙を飾っているのは、4thアルバム『Welcome to Sexy Zone』を2月24日にリリースしたSexy Zone。
今回の記事はアルバムについてはもちろん、今年デビュー5周年イヤーに突入するグループの歴史を振り返るような構成になっているのが興味深い。例えば「デビュー当時と比べて“変わったなぁ”と思うメンバーは?」という読者からの質問に、メンバーから一番多く名前が挙がったのがマリウス葉。
Jリーグの2016シーズンが開幕した。 ガンバ大阪×鹿島アントラーズの試合には3万2,000人超が詰めかけ、FC東京×大宮アルディージャや、横浜F×ベガルタ仙台など人気クラブだけでなく、地味に思えるヴィッセル神戸×ヴァンフォーレ甲府の試合にも2万人を超える観客が集まった。通常の3月開幕より早まったにもかかわらず、である。そんなスタジアムに大挙したサポーターたちから、Jリーグに対する不満の声が上がっている。審判団の誤審だ。 満員となった柏レイソル×浦和レッズ戦では、浦和レッズの武藤雄樹のゴールラインを割ったシュートが、ノーゴールと判定された。昨年に続き、開幕節で“幻のゴール”が生まれてしまったのだ。実際に、Jリーグの審判団はレベルが低いのだろうか? スポーツライターに聞いた。 「武藤のゴールは誤審だと思いますが、あれをジャッジするのは難しい。Jリーグだけでなく、欧州主要リーグでも幻のゴールは起きています。決して、Jリーグで誤審が頻発しているわけではありません。ルールをわかっていないサポーターも多く、彼らは応援に夢中でジャッジなんて見ていない。ジャッジする時は頭を動かさないのが審判の基本ですが、サポーターは飛び跳ねていますからね(笑)。テレビの前でルールブックを開いて、Jリーグの審判員のジャッジを見れば、ほとんどが納得できると思いますよ」 ということは、Jリーグの審判団のレベルは高いのかと思いきや、「日本サッカー協会審判部の体質という、別の問題がある」(同)ようだ。 あまり知られていないが、今年の1月末にとある事件が起きた。 Jリーグの試合も担当した経験のある1級審判員が、飲酒後に車を運転して人身事故を起こし、逮捕されたのだ。だが、その審判員が誰なのかは公表されていない。日刊スポーツの取材によると、刑事罰が確定していないことや、事故を起こした審判員が受ける社会的制裁を考慮し「名前まで出すのは、あまりにも酷だ」(JFA丸山高人コミュニケーション部長)とのこと。上川徹審判委員長も「調べるとわかってしまうので、J1、J2、J3、JFLのどのカテゴリーを裁く審判員かも言えません」の一点張りだったという。しかし、選手が逮捕された場合、解雇され、名前も公表される。なぜ審判部は、甘い裁定を下したのだろうか? 「審判部はクローズな体質なんです。たとえば、現役のトップレベルの審判員たちは、誤審があれば認めたいし、それをメディアの前で話す覚悟もある。でも、審判部がそれをさせない。今の審判部の上層部は、古い日本社会そのものです。新しい血が入っていないから、昔の感覚で物事を進めてしまう。上川さんが委員長になって多少はオープンになったが、まだまだ足りない。上層部を総入れ替えするくらいでないと、今後も審判員はブラックボックスに入れられたままです。結果、現場の審判員と、選手やサポーターの溝が広まってしまう。今回の件だって、バレると齟齬が生じるから穏便に終わらせたいのでしょうが、今の時代、隠し通すのは絶対に無理だということをわかっていない」(同) トップレベルの審判員の足を、飲酒運転で事故を起こすようなレベルの低い審判員が引っ張っている。個々のレベルは上がっても、組織としての古臭さが、今回のような問題を引き起こしているようだ。 (文=TV Journal編集部)Jリーグ公式サイトより
3年連続年間視聴率3冠王を目指す日本テレビが、金曜ゴールデン帯を強化することがわかった。 現在、金曜午後7時56分から放送されているバラエティー番組『ネプ&イモトの世界番付』を3月で終了させ、クイズ番組『究極の○×クイズSHOW!!超問!真実か?ウソか?』をスタートさせる。MCを務めるのは有吉弘行で、プレゼンターとして、男性アナ桝太一が起用される。 同番組は、過去4回スペシャルで放送されて好評だった『超問クイズ!真実か?ウソか?』をレギュラー化するもの。これで、同局の金曜ゴールデン帯は、『沸騰ワード10』→『究極の○×クイズSHOW!!超問!真実か?ウソか?』→『金曜ロードSHOW!』の流れとなる。 『ネプ&イモトの世界番付』は視聴率2ケタ台に乗ることもあるが、1ケタ台に甘んじることも多い。裏のTBS系『ぴったんこカン・カン』は常時13%前後(ビデオリサーチ調べ、関東地区)の視聴率を取っており、15%を超える週もある人気番組。この金曜午後8時台は、TBSが日テレに完勝している。 TBSの金曜ゴールデン帯は、『爆報!THE フライデー』→『ぴったんこカン・カン』→『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』の“黄金リレー”で他局を圧倒しており、“王者”日テレも苦戦をしいられている状況だ。そこで、日テレとしては、金曜午後8時台のテコ入れを図ることで、TBSの牙城を切り崩すのが狙い。 果たして、日テレのもくろみは功を奏するのか? (文=森田英雄)
29日放送の『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)。看板コーナー「ビストロSMAP」には、映画『家族はつらいよ』の宣伝もかねて、妻夫木聡、蒼井優、橋爪功、吉行和子が来店。映画撮影の裏話などを披露したが……。 15日の放送でもそうだったが、今回もSMAPの「亀裂」を象徴する場面があった。コーナー冒頭、料理でペアを組む木村拓哉、草なぎ剛が並んでいたのだが、その“間隔”が異様なほどに開いていたのである。その異様さは、もう一つのペアである香取慎吾と稲垣吾郎の間隔との差を見れば一目瞭然である。 15日の放送では、木村と香取の間隔が異常に開いていたことが話題になったが、ペアが変わっても同じ状況になるというのは、これはもはや「偶然」ではないと認識するのが自然ではないだろうか。 「さすがにネットでも話題になりましたし、妙な憶測を生みたくないのならば、制作陣としても無理やりにでも間隔を狭めて撮影するはずでしょう。2度にわたりキムタクと他メンバーの不仲を助長させるような映像が出されたということは、メンバーが近づくことをすでに『拒否』しているという可能性もありますね。SMAPが元通りになるのはもう不可能なのかもしれません」(芸能記者) あまりにも“あからさま”すぎる間隔は、SMAPメンバーとしても「もう隠す必要もない」という意志の表れということか。一人だけ妙に元気な木村拓哉の姿は、「してやったり」なのか空元気なのか……。 現状、中居正広がジャニーズ事務所に対し「敵対的」な態度をとっているという情報も出ており、解散説も根深く残るSMAP。そして、それに輪をかけるようなウワサも入ってきた。 「『スマスマ』のチーフプロデューサーが更迭され、9月に番組が打ち切られるという情報が入ってきました。メンバー5人が唯一全員集まる番組ですから、『スマスマ』が終われば、SMAPがSMAPとして活動する場が大きく減ることは間違いないでしょう。そうなれば、『緩慢な解散』と表現できなくもないです」(同) ネット上には「もう誰も見てないしいいんじゃね」「しゃあないわな」と、ドライな反応が多い。すでに世間の多くにとってSMAPは過去のものなのかも……。
『怪盗 山猫』(日本テレビ系)公式サイトより
2月27日に放送された、KAT‐TUN・亀梨和也主演の連続ドラマ『怪盗 山猫』(日本テレビ系)の第7話視聴率が10.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だったことがわかった。初回14.3%と好スタートを切り、第2話13.6%、第3話11.1%、第4話10.0%、第5話7.9%、第6話12.4%と推移している中で2ケタをキープした。
第7話では、謎の組織「ウロボロス」の黒幕は都知事・藤堂健一郎(北村有起哉)だと考える山猫(亀梨)が、推理の確証を得るために奔走。ついに山猫は、藤堂が黒幕だという決定的な現場を押さえ、藤堂は関本修吾(佐々木蔵之介)に警察署まで連行されることに。しかしその道中、藤堂は拳銃自殺するという衝撃の展開だった。
まるで雨後のタケノコのように、ガールズグループがデビューしている韓国芸能界。最近も、韓国人と中国人の混合の「宇宙少女」が華々しく登場し、注目を集めている。同グループは、日本でも人気の高い「EXO」の女性版ともいえそうな12人組だ。 韓国メディアによると、2009~14年までの5年間でデビューしたアイドルグループの数は、270にもなるという。単純計算で、年間50組以上になる。しかもこの数字は、インターネット・ポータルサイト「Daum」の総合ミュージカルサイトに、「アイドル」として分類されたデータを参考にしたもの。「Daum」に登録されずに消えたグループがあることも考えると、「最低でもこの数」ということだ。 これだけ数が多いと「簡単にデビューできるのでは?」と思えてしまうが、やはり現実はそんなに甘くないようだ。現在、韓国には、ガールズグループとしてデビューを夢見る練習生が1,000人以上いるという。そんな中、ある韓国メディアが、10年もレッスンを重ねている練習生Aの現状を紹介した。 Aは芸能プロダクションに所属しており、21歳からデビューを夢見て、すでに31歳だ。彼女はこれまで、何人もの仲間がデビューしていく姿を見送ってきたという。本人も自覚しているが、もはや彼女に扉が開かれる可能性はほとんどないだろう。 「今の私には、借金だけが残りました。テレビで映えるように、目、鼻、あご、そして胸まで整形手術を数回行っています。デビューさえできれば一攫千金だと思って、数千万ウォン(数百万円)費やしたんです」(A) 同記事では、ガールズグループの不文律についても明かされている。彼女によると、身長が163cm以下の場合、38kg以下の体重でなければデビューできないという。160cmの彼女は“規定体重”をキープするために、「豆腐だけ食べて1カ月過ごしたこともありますし、ひとかけらのサツマイモと一杯の牛乳が一日の食事の全部だったこともありました。食べられないストレスで、生理不順や脱毛になることも……」と語っている。毎週金曜日が、体重を計測する“試験日”だったそうだ。 さらに、彼女たち練習生は芸能プロダクションが用意した寄宿舎で生活しているそうだが、その寄宿舎には監視カメラが設置されているという。もちろん、リアルタイムで彼女たちの生活を監視するためだ。そして、気になる“芸能人の性接待”についても語っている。 「数日前、芸能人の卵による性接待疑惑に関する報道がありましたが、私が知っている実情とも類似した点が多いです。私も資産家や投資家、いわゆる“スポンサー”と呼ばれる人たちから、そのような誘いを数回受けました。『早くデビューできるから』という甘い言葉に従った何人かは、実際その通りになりました」(同) 繰り返しになるが、彼女はすでにデビューを、ほぼあきらめている。芸能プロダクションにとって、彼女はもはやお荷物でしかなく、契約期間が終われば“放出”される可能性が高いという。 「私はこの10年間、いったいなんのために生きてきたんでしょうか。でも、この道を選択したのは私なので、誰を恨むこともできません。悲しいです」(同) 自業自得といってしまえばそれまでだが、敗者には厳しすぎる現実が待っている。これほど多くのガールズグループが毎年生まれては消えていくところを見ると、彼女のように日の目を見ぬまま終わる悲惨な練習生は、今後も後を絶たないことだろう。一世を風靡したKARAも、いまや自然消滅……
社会道徳の喪失が問題となっている中国で、「またか……」というような事件だ。福建省の省都・福州市で2月23日夜、男が路上で突然、女性に後ろから抱きついたのだ。 一部始終を捉えていた防犯カメラによると、被害者の女性が道端で電動バイクに乗って走りだそうとしたところ、一人の男が歩道から近づき「小妹(シァオメイ=若い女性に対する呼びかけの言葉)」と声をかけた。女性に声をかける男。40歳前後で、酒に酔っている様子だったという
女性がそのまま無視して出発しようとすると、男は後ろから無理やりバイクを止め、そのままバイクの後部シートに座り込んできた。そして、後ろから女性に抱きつき、上半身をまさぐり始めたのだ。 すでに近くの商店は閉店しており、雨も降っていたため人通りが少ない。男が女性にわいせつ行為を働いていた1分あまりの間、9人の通行人が2人の脇を通り過ぎていったが、誰も女性を助けようとしなかった。男は、女性の耳元に小声でこう言ったという。「誰もお前のことなんか気にしちゃいない」 すると、前方からようやく男性4人組が歩いてきて、女性が大声で助けを求めたところ、男は手を離し、女性はそのままバイクで逃げ去ることができた。女性はその足ですぐさま警察に駆け込んだが、犯人はまだ捕まっていない。 今回は女性に大した被害がなかったことが不幸中の幸いだったが、かつてはこういった通行人の無関心から、悲劇が起こったこともあった。女性が走り去ろうとするところを、無理やり後ろから押さえる
通行人がのぞき込むも、結局そのまま立ち去った
2011年、広東省仏山市の商店街の路上で2歳の女児がひき逃げされた。その脇を18人もの通行人が通り過ぎたが、誰一人としてその子を助けようとせず、その後、女児は病院で亡くなった。日本でも話題になったので、覚えている方も多いだろう。 このあまりにも無情な事件に、さすがの人民も衝撃を受けたが、結局、それからも中国は何も変わっていなかったというわけである。 とはいえ、日本で同様のことが起きていないというわけではない。都会の冷たさは、どこの国でも変わらないのかもしれない。 (文=佐久間賢三)女性に逃げられても慌てることなく、男はゆったり歩いて現場を去っていった
24日、来月から公開される映画『ちはやふる』の完成披露舞台挨拶が行われ、主演の広瀬すずが登壇。ファンからは「何だかオーラが増した」「主演女優の風格が漂ってる」と、その成長ぶりに驚きの声が上がった。 「数々のドラマや映画に出演し、今やその姿を見ない日はない程に売れっ子となった広瀬ですが、今回は映画初主演ということで、ファンからは『プレッシャーに押し潰されないか心配』といった声も上がっていたようです。しかし、この日の舞台挨拶で、監督の小泉徳宏が『一言で言えば“持ってる”。これがスターなんだってことを、初めて目撃しました』と発言したかと思えば、共演者の上白石萌音も『初めて会った時からキラキラオーラがあった』と絶賛。ネット上でも『確かに、これまで以上にオーラを感じる』『17歳とは思えない。同世代では頭1つ飛び抜けた存在なのでは?』と、その成長ぶりに驚きの声が上がっているようです」(芸能関係者) しかし、広瀬と同じ17歳の橋本環奈も、23日に発売されたソロデビューシングル「セーラー服と機関銃」(YM3D)で、オリコンデイリーCDシングルランキング1位を獲得するなど、その勢いは負けてはいない。 「橋本も、広瀬と同じく初主演映画『セーラー服と機関銃 -卒業-』が来月から公開されるのですが、映画の主題歌に起用されたソロデビューシングルがオリコン1位を獲得したということで、『幸先が良い』『映画も大ヒットするのでは?』と、関係者からも期待の声が上がっているようです。製作が発表された当初は、1981年に大ヒットした薬師丸ひろ子主演映画の続編ということ、さらに角川映画40周年記念作品ということもあり、演技経験のほとんどない橋本が初主演に抜擢されたことに不安を抱く声は多かったのですが、映画のビジュアルが公開されるや、『橋本バージョンも結構いけるかも』『期待できそう』という声が上がり、『映画の成功次第では、同世代のトップに躍り出るかも』『広瀬との2強時代に突入か?』といった声も上がっているようです」(同) “1000年に1人の美少女”のキャッチフレーズで橋本がブレークして以降、滝口ひかり(2000年に1人)、NMB48の太田夢莉(1万年に1人)、AKB48の小栗有以(2万年に1人)など、亜流の美少女アイドルが乱立。しかし、いずれも橋本ほどの注目を浴びるには至らず、ネット上では「大袈裟」「真似すればいいってもんじゃない」など、否定的な意見の方が多く上がっているようだ。映画『ちはやふる』公式サイトより。
【本と雑誌のニュースサイトリテラより】 昨年末から演芸番組で積極的に安保法制や安倍政権のネタを展開している爆笑問題。爆笑問題といえば、太田光による政治への提言や批判、態度などが話題になってきたが、じつは相方の田中裕二もしっかりした考えをもっているらしい。というのも、田中の妻である山口もえが、テレビ番組で「安保法案をめぐって田中と大喧嘩した」と告白したのだ。 この発言が飛び出したのは、2月27日放送(関東地区は28日)の『さんまのまんま』(関西テレビ)。ゲストとして出演した山口は、夫・田中のことを「どんどん好きになっていく」「心が二枚目なんですよ」と話すなど、終始ノロケを連発。しかし、モジモジしながら「一回だけ喧嘩したことあるの」と言い、結婚前のこんな話を披露したのだ。 山口「もう金輪際会わないかもって思うくらい喧嘩したことが一度だけあるんです」 さんま「何で喧嘩したん?」 山口「……安保法案について」 さんまも思わず「えっ?」と鳩が豆鉄砲を食ったような表情。スタジオの観覧席からは薄く笑いが漏れたが、山口はこうつづけた。 「(安保法案の)話し合いをしたら、途中から、もう何か、特攻隊の話にもなって、『お前に何がわかるんだ!』って言われて(笑)、わたし、お前って言われたことに驚いちゃって、それでもう大喧嘩だったんですよ」 このあと、とくにオチもつかないままVTRは編集で別の会話に流れてしまったが、いったいどっちがどういうことを言ったのだろう。 これは田中が安保法案に反対、山口は賛成の立場をとって喧嘩に発展したと考えて間違いないだろう。 事実、田中は昨年11月に放送された生特番『日本のダイモンダイ』(フジテレビ)でも、「安全保障関連法が成立して、まもなく2カ月/A・この国際情勢では、成立して良かった。B・廃止すべき。」という質問で、松坂桃李や指原莉乃らとともに「廃止すべき」と回答している。 一方、山口といえば、“地上波のチャンネル桜”とも呼ばれる関西のネトウヨ番組『そこまで言って委員会NP』(読売テレビ)の準レギュラー。とくに番組の重鎮だった故・三宅久之は山口が大のお気に入りで、現在もケント・ギルバートや竹田恒泰、金美齢といった極右パネリストに囲まれている。 しかも、山口はたんなる番組の癒しキャラ、マスコットではない。たとえば、昨年5月10日の放送では、「その先に徴兵制復活があるなら憲法9条の改正に賛成か反対か」というテーマで、山口は「反対」としたが、その理由は「誤解を招くことはすべきでない」。何が誤解なのか?と首をかしげてしまうが、司会の辛坊治郎が「徴兵制込みの9条改正の発議っちゅうのは、ひとつ、方法としてはおもしろいかもしれない」などととんでもないことを言い出すと、山口は「えー。でもそれしたら絶対通らないと思いますよ」と口を挟み、こう切り出したのだ。 「わたしの周りでも、そんなに政治に詳しくない人たちは、安倍さんは戦争したがってるって言うんですよ。ね? わたしはそんなこと思ってないのに、やっぱり憲法9条改正で、そこに徴兵制なんか盛り込んじゃったら、みんな誤解したままだと思うんですよね」 つまり山口は、「安倍さんは9条を変えても戦争しない」と信じているようなのだ。天然ボケならまだしも、これでは“平和ボケ”ではないか。 また、2013年10月6日放送では、共産党の小池晃議員などが日米安保や米軍基地に頼らずに外交力で平和を構築すべきと意見した際、「ほんとに皆さんがおっしゃることは理想だと思うんです。でも、現実は厳しいと思います」と批判。さらに、同年6月30日に安倍首相が同番組に出演した際には、山口は「問題いっぱいですけど、総理がんばってくださいね」とエールを送り、安倍首相も笑顔を浮かべて山口に会釈を返すという場面も。 たしかに、毎回、国防の危機を煽りに煽り、反中嫌韓発言を垂れ流すパネラーに囲まれ番組に長年出演しつづけていたら、こうした態度、考えの持ち主になってしまうのは必然なのかもしれない。いわば山口は“保守女子”として培養されてきたわけだ。 こうしたことを踏まえると、安保法案をめぐって田中が「特攻隊」の話まではじめたのも無理はない。想像するに、山口は安保法案に反対する田中の意見を「理想論だ」と言い、番組内容さながらに周辺国の脅威でも語り、かつ「安倍さんは戦争しないって言ってる」と反論したのだろう。それに対して田中は、戦争になったら引き返せないこと、国のために命を奪われた特攻隊の悲劇を繰り返してはいけないのだと諭した。けれど一方の山口は、同じく番組準レギュラーの津川雅彦よろしく「特攻隊は美しい」などと言ったのかもしれない。そして結果、田中が「お前に何がわかるんだ!」と怒鳴った……。あくまで推測だが、こうした流れならば、温厚な田中が言葉を荒げた理由もよくわかる。 それにしても意外なのは、安保法案反対にここまでこだわった田中の姿勢だ。冒頭でも触れたが、爆笑問題の政治スタンスはつねに太田が示し、中沢新一との共著『憲法九条を世界遺産に』(集英社新書)を上梓するなど、9条の重要性、護憲を訴えてきた。 だが、昨年の安保法案をめぐっては、太田は反対派デモに難癖をつけたり、反政権の立場を鮮明にするアイドル・制服向上委員会にも「あれ、やらされてるんだろうなぁ」と批判。挙げ句、法案が可決されると、「安保法案ってのが通ったことによって、僕は9条護憲派ですけど、憲法改正はうんと遠のいたと思ってるんです」などと見当違いも甚だしい私見を明かしていた。しかし、相方の田中は、そんな太田とは違い、安保法案に強く反対していた……。 そう考えると、いま、権力者を嗤い、体制を風刺してきた爆笑問題“らしさ”を保持しているのは、じつは田中のほうなのでは?という気もしてくる。山口に反論したように、ぜひテレビでもその姿勢を打ち出してほしいものだが、どうだろうか。 (水井多賀子)去年結婚した田中裕二と山口もえ(上・タイタンホームページより/下・山口もえ オフィシャルブログより)
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