西内まりや「ゴリ押し失敗」、きゃりー「元恋人共演ならず」……記者失笑の『紅白』落選組

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「Save me」/SONIC GROOVE

 大みそかに放送される『第66回NHK紅白歌合戦』出場歌手発表から一夜明け、出演がかなわなかった落選組アーティストやそのファンが、ネット上に思いの丈をつづっている。出場報道があったものの落選したDAIGOは「実は自分でもちょっぴり期待しちゃってたけどダメでしたねえ」とツイート、また当選するとは思わず「落選用コメント」を公表したゴールデンボンバーなど、ネット上は大盛り上がりだが、中でも注目を集めているのは以下の3組だ。

 13回の出場記録に終止符を打たれてしまったポルノグラフィティ。直後からネット上には、「えっ落選なの!?」「今年の人事は意味がわからん」など、驚きの声があふれた。

年間保育料は380万円! 中国の「貴族幼稚園」が話題、一人っ子にかける“教育”事情

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園内には本当に森林がある

 10月下旬、中国・広東省広州市郊外に開園したばかりの“貴族幼稚園”が話題になっている。ネットメディア「視覚中国」(11月11日付)によると、「無辺界森林幼稚園」の敷地面積は約7万平方メートル。1年間の保育料は19.8万元(約380万円)で、月謝にすると30万円以上だ。開園してまだ2カ月たらずだが、すでに70人が入園しているという。

 園内は人文芸術センター、森林教室、科学技術手工創意工場の3カ所に分かれ、人文芸術センターには中国伝統の京劇や武術の教室があり、演技を発表できる小劇場まであるという。また森林教室では、園児たちは木の切り株に登ったり、ヤギに餌を与えたり、鳥の声を聞いたり、テントを張ったり、植物の名前を覚えたりと、自然の中でさまざまなことを学んでいく。

ドリンクバーで数時間居座り、イチャイチャ! 中国「サイゼリヤ」が熟年不倫カップルのデートスポットに

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中国のサイゼリヤ。日本から進出して成功しているが……(写真はイメージです)
 明らかに夫婦ではないが、ただらなぬ雰囲気を醸し出している熟年カップル。上海市内ではよく見かける光景だが、こうした不倫カップルが好むのが、エアコンが効いていて快適に長居できる、コスパに優れた店だ。日本発イタリアンファミレス「サイゼリヤ」の午後の時間帯には、このような不倫カップルが数多く出没する。  2003年に中国進出したサイゼリヤは、日本同様、中国でも圧倒的なコスパを武器に、庶民の味方としてすっかり定着している。特に「日本」や「和風」をアピールしていないので、サイゼリヤが日系のイタリアンレストランだと知らない中国人も多いようだ。  食事時はたいてい並ばないと入れないほど混んでいるが、ランチの混雑が一段落し、空席が増える午後の時間帯に目につくのは、50~60代と思われる、熟年不倫カップルだ。  男のほうは安っぽい背広を着ているものの、まったく働いているようには見えず、「子どもはいるけど、孫はまだ」といった雰囲気。女は時々スーパーのレジのパートに出る主婦で、夕方になると広場に集まり、大音響で踊り狂う「広場ダンス」の一員といった感じだ。  1人7元(約140円)のドリンクバーを注文し、おしゃべりに夢中になる2人。2時間ほど居座り続け、店を後にした。まるで、日本の中学生カップルのようだ。  サイゼリヤばかりではない。日本でも有名なあの場所も、中高年の格好のたまり場と化している。 「低価格でおしゃれな家具が人気のIKEAも、中高年の行きつけの場所かつ、不倫お見合いの場として有名ですよ。上海では、夏になると涼みに来た人々がベッド売り場を占拠してグースカ寝入る姿が毎年恒例ですが、カフェブースは会員なら無料。非会員でも、5元(約100円)で飲み放題のドリップコーヒーがあり、中高年の目的はこのコーヒー。朝から晩までオジさんとオバさんが無料コーヒーと、持ち込んだ菓子(本来は禁止されているが)を広げているのをよく見かけます」 (上海市駐在のIT企業社員)
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中国のIKEAで、本気で寝るおばちゃん。いびきが聞こえてきそうだ
 ほかにも、マクドナルドやケンタッキーフライドチキンも人気のデートスポットだが、ここではもはや消費しない。実は、中国のファストフード店では、何も買わずに席に居座り続ける人が多いのだ。注意する店員はほとんどいないし、あいている時間帯ならなおさらスルー。何も買わずに自前の水筒を手に、長時間話し込んでいる熟年カップルの姿も珍しくない。 「中国の今の60代は、社会の秩序が破壊された文化大革命の中でどっぷり青春時代を過ごしたので教育を受けていないし、一番育ちの悪い“ギャング世代”。また50代は、幼少期に文革を経験し、青春時代は妄信的に海外崇拝になった、振り幅が大きい“混乱世代”。この層は『自分たちの人生は損をしている』という被害者意識が強いため、快楽主義に走りがちな一方、お金はないので徹底してケチ。だから、コスパに優れた店に群がって、やりたい放題。失った青春を謳歌していますよ(苦笑)」(同)  今、中国社会を動かしている国家の代表たちはまさしくこの世代に属し、世界秩序を無視してまい進中だが、国内における同年代の庶民たちのやりたい放題も、相当なものである。 (取材・文=ルーシー市野)

ドリンクバーで数時間居座り、イチャイチャ! 中国「サイゼリヤ」が熟年不倫カップルのデートスポットに

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中国のサイゼリヤ。日本から進出して成功しているが……(写真はイメージです)
 明らかに夫婦ではないが、ただらなぬ雰囲気を醸し出している熟年カップル。上海市内ではよく見かける光景だが、こうした不倫カップルが好むのが、エアコンが効いていて快適に長居できる、コスパに優れた店だ。日本発イタリアンファミレス「サイゼリヤ」の午後の時間帯には、このような不倫カップルが数多く出没する。  2003年に中国進出したサイゼリヤは、日本同様、中国でも圧倒的なコスパを武器に、庶民の味方としてすっかり定着している。特に「日本」や「和風」をアピールしていないので、サイゼリヤが日系のイタリアンレストランだと知らない中国人も多いようだ。  食事時はたいてい並ばないと入れないほど混んでいるが、ランチの混雑が一段落し、空席が増える午後の時間帯に目につくのは、50~60代と思われる、熟年不倫カップルだ。  男のほうは安っぽい背広を着ているものの、まったく働いているようには見えず、「子どもはいるけど、孫はまだ」といった雰囲気。女は時々スーパーのレジのパートに出る主婦で、夕方になると広場に集まり、大音響で踊り狂う「広場ダンス」の一員といった感じだ。  1人7元(約140円)のドリンクバーを注文し、おしゃべりに夢中になる2人。2時間ほど居座り続け、店を後にした。まるで、日本の中学生カップルのようだ。  サイゼリヤばかりではない。日本でも有名なあの場所も、中高年の格好のたまり場と化している。 「低価格でおしゃれな家具が人気のIKEAも、中高年の行きつけの場所かつ、不倫お見合いの場として有名ですよ。上海では、夏になると涼みに来た人々がベッド売り場を占拠してグースカ寝入る姿が毎年恒例ですが、カフェブースは会員なら無料。非会員でも、5元(約100円)で飲み放題のドリップコーヒーがあり、中高年の目的はこのコーヒー。朝から晩までオジさんとオバさんが無料コーヒーと、持ち込んだ菓子(本来は禁止されているが)を広げているのをよく見かけます」 (上海市駐在のIT企業社員)
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中国のIKEAで、本気で寝るおばちゃん。いびきが聞こえてきそうだ
 ほかにも、マクドナルドやケンタッキーフライドチキンも人気のデートスポットだが、ここではもはや消費しない。実は、中国のファストフード店では、何も買わずに席に居座り続ける人が多いのだ。注意する店員はほとんどいないし、あいている時間帯ならなおさらスルー。何も買わずに自前の水筒を手に、長時間話し込んでいる熟年カップルの姿も珍しくない。 「中国の今の60代は、社会の秩序が破壊された文化大革命の中でどっぷり青春時代を過ごしたので教育を受けていないし、一番育ちの悪い“ギャング世代”。また50代は、幼少期に文革を経験し、青春時代は妄信的に海外崇拝になった、振り幅が大きい“混乱世代”。この層は『自分たちの人生は損をしている』という被害者意識が強いため、快楽主義に走りがちな一方、お金はないので徹底してケチ。だから、コスパに優れた店に群がって、やりたい放題。失った青春を謳歌していますよ(苦笑)」(同)  今、中国社会を動かしている国家の代表たちはまさしくこの世代に属し、世界秩序を無視してまい進中だが、国内における同年代の庶民たちのやりたい放題も、相当なものである。 (取材・文=ルーシー市野)

KAT-TUN・田口淳之介、引退宣言の4日前に“アノ”友人タレントに激白していた「自分の人生を行く──」

オタクに"なるほど"面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より

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田口淳之介。
 ジャニーズの人気グループ・KAT-TUNの田口淳之介が来年、グループから脱退して、所属事務所も退社することをテレビの生放送で発表したが、この直前となる4日前、田口が部外者の友人タレントに「自分の人生を行く」という話をしていたことがわかった。  この友人タレントは、別の事務所に所属するダンスグループDのメンバーで、かつて極秘交際していた女性アイドルN・S、田口とその恋人で元女優の小嶺麗奈、4人でのダブルデートが目撃されたことがあった。友人タレントは自分の交際相手がかなりの有名アイドルで「彼女に迷惑をかけるのはマズい」と自ら身を引いたというのだが、知人に「僕とは違って田口は事務所と対立しても交際し続けていてすごい」と話していたという。 「おたぽる」で続きを読む

『紅白』、SKE&HKT落選で阿鼻叫喚! NMB48が生き残った理由は「バーニングのお気に入り」

 大みそか放送の『第66回NHK紅白歌合戦』の司会者と出場歌手が、26日にNHKから発表された。注目を集めた司会者の顔ぶれは、前評判通り紅組が綾瀬はるか、白組がV6・井ノ原快彦で、総合司会には有働由美子アナウンサーのほか、黒柳徹子も名を連ねた。また、年々出場枠を増やしているジャニーズ事務所からは、昨年も出場したSMAPやTOKIO、嵐ら6組に加えて近藤真彦が19年ぶりの出場となった。 「例年、初出場とともに注目を集めるのが“リストラ”。昨年は連続出場が途絶えたaikoやコブクロが話題になりましたが、今年は紅組白組ともに5組が初出場となり、ポルノグラフィティや水樹奈々ら、常連の名前が消え去りました」(スポーツ紙記者)  出場歌手発表は、各々のファンにとって緊張の瞬間だが、中でも注目を集めたのは、紅組のアイドルグループの進退だ。今年はAKB48、NMB48が出演継続となり、また乃木坂46が初出場組に選ばれたものの、昨年出演したSKE48、HKT48、そしてももいろクローバーZも落選している。 「ももクロは出場歌手発表と同時に、オフィシャルHP上で『ももいろクローバーZは紅白歌合戦を卒業します』とお知らせを掲載。2014年に落選した浜崎あゆみも、正式発表前に『お互いにパーフェクトなタイミングで笑顔で手を振り合い、ベストな形でお別れが出来た事をむしろ清々しい気持ち』などとツイートを投稿して批判を浴びたものですが、今回はももクロにも『単に落選しただけだろ』と辛辣なコメントがネット上に相次ぎました」(同)  一方で、ファンが「納得いかない」と阿鼻叫喚となっているのが、SKEとHKTの落選だという。本家AKBに比べれば、知名度や売り上げが及ばないことは自明の理だが、それ以上に「AKB全グループで最も解散に近い」「選抜総選挙にランクインするメンバーが少ない」といわれているNMBが当選したことに、驚きと憤りを隠せないようだ。 「今回の当選は、確実にNMBの中心メンバーである山本彩の存在によるもの。山本は『紅白』の選考に多大な影響力を持つバーニングプロダクション・周防郁雄社長の“お気に入り”で、人気低迷のNMBメンバーの中で、ピンのCMやグラビア仕事をこなし、明らかな特別待遇が続いています。8月には朝ドラ『あさが来た』の主題歌でセンターを務めることが報じられていますが、この時点でNMBの『紅白』出場は決定していたのでしょう」(芸能プロ関係者)  例年“バーター”や“事務所パワー”の影響がささやかれる『紅白』だが、今年の選考にも、それが色濃く反映されたようだ。

「障害児の出産を減らす方向に」発言の茨城県だけじゃない、日本中に蔓延する排除の空気と出生前診断に山崎ナオコーラが…

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山崎ナオコーラ『ネンレイズム/開かれた食器棚』(河出書房新社)
【本と雑誌のニュースサイトリテラより】 「(障がい児の出産を)茨城県はそういうことを減らしていける方向になったらいいなと」  今月18日、茨城県総合教育会議の席上でこのように発言した長谷川智恵子教育委員。長谷川教育委員は「妊娠初期にもっと(障がいの有無が)わかるようにできないんでしょうか。4カ月以降になると堕ろせないですから」「(特別支援学級は)ものすごい人数の方が従事している。県としてもあれは大変な予算だろうと思った」「意識改革しないと。生まれてきてからでは本当に大変です」とも発言。しかも、この発言に非難が集まるなか、今度は橋本昌・茨城県知事までもが「産むかどうかを判断する機会を得られるのは悪いことではない」などと述べ、騒動はさらに拡大した。  結果、長谷川氏は24日付けで退職、橋本知事も陳謝に至ったが、教育や政治にかかわる人物たちが公然と「金のかかる障がい児は産むべきではない」という見識を露わにしたり、擁護を行う現実には、思わず背筋が凍る。  ただ、残念ながら今回のような意見は、現在の社会に広がっているものでもある。  実際、本サイトでも既報の通り、今年6月にはNPO法人薬害研究センターの理事長である"自称・キチガイ医"の内海聡医師が〈障害の子どもさんが生まれるというのは、いかに産む前妊娠前に両親が食と生活が乱れているかの証、それは一生かけて反省しなければなりません〉などとFacebookに投稿し炎上。しかし一方でSNS上では「障害があるとわかって産むのもおかしい」「一生国に迷惑かけるんだからね わかっていて生む奴は批判されて当然」と内海医師に同意する意見も散見された。  こうした声が増えはじめた背景には、2013年4月から導入された「新型出生前診断」の影響がある。これは妊婦の血液を採取して胎児の染色体や遺伝子を調べるものだが、出生前診断の後、羊水検査によって胎児に"異常"が確定した人のうち、そのほとんどが人口妊娠中絶を選択している。  出生前診断が落とす影と、社会に広がる排除の意識──。そんななか、この問題を考えるうえで重要な視点を与えてくれる小説が登場した。それは、山崎ナオコーラ氏の『ネンレイズム/開かれた食器棚』(河出書房新社)所収の「開かれた食器」だ。  山崎氏は『人のセックスを笑うな』(同)で文藝賞を受賞し、同作や『ニキの屈辱』(同)、『手』(文藝春秋)で3回にわたって芥川賞候補に挙がったことのある実力派作家だが、最新小説の「開かれた食器棚」は、出生前診断の問題に踏み込んだ作品となっている。  といっても、本作は社会状況を告発したり糾弾するようなハードなものではない。むしろ、ゆるやかな連帯や"理想郷"を夢見る物語である。  舞台は、〈関東地方最果て〉の場所で営業する小さなカフェ。幼なじみだった園子と鮎美というふたりの女性が38歳のときに開店し、すでに15年が経つ。ふたりとも小さなころからなんとなく南の島のハワイに憧れていたことから、店名は「ハワイアン・カフェ」。そして、新聞のラテ欄で見た「コミュニティ・カフェ」という言葉に感化され、それを名乗るようになると、店には育児相談をする母親や不登校児を連れた父親が集うようになり、ほんとうに地域の"コミュニティっぽく"なってゆく。  その店で、鮎美の娘・菫が働くことになる。菫は、染色体が一本多いという〈個性を持っている〉。 〈生まれてから生後六ヶ月までは、とにかく菫を生き続けさせることに必死だった。菫はおっぱいを吸う力が弱いらしく、鮎美は一日中、少しずつ何度も飲ませ続けた。家の中だけで過ごした。外出は怖かった。人目につくことを恐れた。友人にさえ娘を見せるのをためらった。今から思えばそれは、かわいそうに思われるのではないか、下に見られるのではないか、というくだらない恐怖だった。〉 〈他の子たちよりも菫は多めの税金を使ってもらいながら大きくなり、自分が死んだあとは他人にお世話になるだろうことを思うと、社会に対する申し訳なさでいっぱいになった。〉  そうやって社会から閉じこもっていく母子に、風を通したのは、友人の園子だった。園子は菫を〈ちっとも下に見なかった〉。そればかりか、一緒にカフェをやらないか、と鮎美にもちかけた。そして、「菫のことに集中しなくちゃ......」と鮎美が言いかけると、園子は3歳の菫にこう話しかけた。 「ねえ、菫ちゃんだって、カフェで働いてみたいよねえ? コーヒーっていう、大人専用のおいしい琥珀色の飲み物を提供するお店だよ。菫ちゃん、コーヒーカップを、取ってきてくれる?」    何かを取ってくることなんて娘にはできない。鮎美はそう決め付けていたが、そのとき、菫は食器棚に向かって歩き出し、棚のなかのカップを指さす。菫は、理解していたのだ。園子は言う。「ゆっくり、ゆっくりやればいいのよ。成功や達成を求めるより、過程で幸せにならなくっちゃ」。  菫の成長はほかの子と比べて遅く、合併症に苦しんだこともある。〈言葉の理解や発声に高いハードルがあるようで、なかなか周囲と上手くコミュニケーションが取れ〉ず、学校でも問題がたびたび起きた。小学校までは普通学級だったが、中学・高校では特別支援学級に通った。でも、菫は身体も丈夫になったし、〈常に明るく、なんでも楽しそうにチャレンジする子ども〉になった。ダンスだって上手だ。  もちろん失敗することもある。18歳になり、カフェで働くことになった菫に、園子はサービスが得意そうだから接客をやってもらおう、と言う。鮎美は内心、心配でたまらず、実際、菫はコーヒーを注文した客に、ソーサーだけを出してしまう。それでも、菫のそんな姿をカフェの人びとは「まぼろしのコーヒーを持っていっちゃったのね」と笑って見守る。誰にでも失敗はある。〈こういう失敗は、べつに染色体のせいじゃない〉と捉えれば、菫の失敗はとくべつではなくなるのだ。  社会は、障がいがあるという一点だけで「その人生は不幸だ」と思い込む。母親はそれを背負い込み、鮎美のように身体を丸めてうつむき、子どもの可能性を小さく捉えることもある。だが、生まれてくる命、育つ命が幸せか不幸かは、社会が決めることなどではけっしてない。そして、社会が開かれていれば、その人の幸福の可能性はぐんと広がる。そう、カップを指さした先の、食器棚が開かれるように。──そんなことを、この小説は教えてくれる。  だからこそ、鮎美は出生前診断のことが気にかかる。菫の子育てを通じて、〈どんな子が生まれても、あるいはどんな子が生まれるか早めにわかっても、「完璧な育児」はできない。それなら、子どもの尊厳を優先したい〉と考えるようになったからだ。  出生前診断によって障がいがあることが判明すると、中絶を選択する人が圧倒的だという現実。こうした結果が突きつけている問題は、この小説が言及しているように、多くの人びとが「障がいをもった子を産んでも育てる自信がない」「障がいがある人生は不幸せなのでは」「育てるにはお金がかかる」「社会に迷惑をかけてしまう」などと考えてしまう社会にわたしたちは生きている、ということだ。  この現実を目の前にして、鮎美はこう考える。 〈もし、自分も「菫に税金を使うべきではない」と考えるようになったら、それはやがて、「社会にとっては菫のような子はいない方が良い」という考えに繋がっていくのではないだろうか。菫だけではなく、他の菫のような子たちに対しても、自分がそう考えている、ということになってしまうのではないか。〉 〈「強い国になって周りを見下す」というようなことを目標にする社会が持続するとは思えない。「多様性を認めて弱い存在も生き易くする」という社会の方が長く続いていくのではないか。「国益のために軍事費に金を充てて、福祉をないがしろにした方がいい」なんて、鮎美には到底思えない。この国を「弱い子は産まなくて良い、強い子だけをどんどん産め」という社会にするわけにはいかない。〉  あまりに偏狭で、ゆたかであるとはとても言いがたい、現在の社会。障がいのある子は産むなと教育者や医師が言い放ち、国家予算も社会保障や福祉費は削られる一方で、軍事費ははね上がっている。小説が描くのは、いまの日本、この社会だ。  でも、ほかでもないわたしたち自身が、この小説のなかのカフェのように、その偏狭な社会に風を吹き込むことはできるのではないだろうか。カフェの人びとは、行ったこともない、詳しくはよくわからない南の島・ハワイを夢想して、でたらめだけどおいしいレシピや、ハワイ産じゃない、けれどすてきなインテリアをもち込む。ハワイとは、そのじつ、彼女たちにとっては想像上の理想郷という記号だからだ。同じように、多様性を認める、弱い存在も生きやすい社会も、そうやって人びとが夢想し、加わりながらつくることはできるのではないか──。  そんな社会は理想論に過ぎない、と馬鹿にしたり嗤ったりする人はきっと多いだろう。しかし、どんな未来をつくりあげるべきかは、理想を思い描くことなくしてはじまらない。ハワイを夢見るように、あらゆる人びとの権利が守られる社会を夢見たい。"開かれた食器棚"をもちたい。この小説の読後は、そんなふうに考えずにはいられないはずだ。 (田岡 尼)

菊地亜美が香港で“わいせつ被害”「パンツ下ろされめっちゃ触られた」

【アガるニュースをお届け!デイリーニュースオンラインより】
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菊地亜美オフィシャルブログより
 11月25日に放送された『ザ! 世界仰天ニュース』(日本テレビ系)にタレントの菊地亜美(25)が出演。香港でマッサージを受けたエピソードを披露するも、あまりの卑猥な内容に「放送事故!」「その話大丈夫?」と話題になっている。  番組では、「最近仰天した話」というテーマでトークを展開。今年の夏、友達と香港のマッサージ屋に行った菊地亜美。普通の店だと思って入店したが、下半身は紙パンツ、上半身は何も着けずにバスタオル一枚で隠し、あおむけの状態でマッサージを受けたという。これに、MCを務める中居正広(43)が「(マッサージ)をやっている人は誰なの?」と質問。「男性なんですよ」と菊地亜美が言うと、スタジオからは「え~!」と驚きの声が上がった。
続きは【デイリーニュースオンライン】で読む
      
   
					

「TBS金10」で問われる、綾瀬はるかの真価──来年1月期『わたしを離さないで』主演は大丈夫か

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 綾瀬はるかが、来年1月期にTBS系で放送される連続ドラマ『わたしを離さないで』(金曜午後10時~)で主演を務める。  TBSドラマに綾瀬が出演するのは、2011年の『南極大陸』以来、約4年ぶり。主演となると、単独では初めてとなる。  原作は日系英国人作家カズオ・イシグロ氏の同名小説で、英国では100万部を超えるベストセラーとなった作品。10年には英国で映画化されている。日本では06年に単行本、08年に文庫本が刊行され、14年には蜷川幸雄の演出で、多部未華子主演で舞台化された。原作では英国を舞台に描かれているが、今回のドラマでは日本に置き換えた形となる。  脚本を担当するのは、NHK連続テレビ小説『ごちそうさん』、『JIN-仁-』『とんび』『天皇の料理番』(TBS系)などを手掛けた、ヒットメーカーの森下佳子氏。  主要キャストは綾瀬、三浦春馬、水川あさみの3人。ストーリーは、世間から隔離された施設で育った3人が、生まれながらに、ある使命を与えられた「特別な子ども」であると教えられ、自分たちの「本当の運命」を知らされる。運命を知った3人は絆を求め、人を愛することで生きる希望を得ようとし、成長していく中で、「生きる意味」を模索していく。大人になった3人は、運命に抵抗するのか、それとも従うのか? 愛情、友情、絶望、希望、そして生と愛が絡み合ったヒューマンラブストーリーとなっている。  その他のキャストとして、真飛聖、伊藤歩、甲本雅裕、麻生祐未の出演が決定。主人公の保科恭子(綾瀬)の幼少期は、NHK大河ドラマ『八重の桜』でも、綾瀬が演じた主人公の八重の幼い頃を好演した“売れっ子子役”の鈴木梨央が演じる。  綾瀬は『八重の桜』で主役として奮闘したが、全話平均視聴率は14.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と決して芳しいものではなかった。その後、昨年10月期に、『きょうは会社休みます。』(日本テレビ系)で主演し、平均16.0%の高視聴率をマークした。  同ドラマでは、年下の恋人役に、NHK朝ドラ『あまちゃん』でブレークした福士蒼汰を起用。当時、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いだった福士のアシストがあったからこそ、高い視聴率につながった側面もある。  一方、今回のパートナーとなる三浦は、有望な若手俳優ではあるが、人気の点で福士より一枚落ちる感は否めない。水川は主演ドラマ『シェアハウスの恋人』(日本テレビ系)が平均9.6%、『東京スカーレット~警視庁NS係』(TBS系)が平均6.5%と、いずれも1ケタ台で、数字を持っていないのは明白。従って今回のドラマは、綾瀬個人の潜在的な視聴率に頼らざるを得ない状況になりそうだ。  ましてや、TBSの「金10」はここ数年、なかなか視聴率を取れていない枠。現在、放送中の『コウノドリ』(綾野剛主演)は第6話までの平均が11.0%だが、これはずいぶん健闘しているほう。7月期の『表参道高校合唱部!』(芳根京子主演)は平均5.9%、4月期の『アルジャーノンに花束を』(山下智久主演)は平均8.6%と連続して1ケタ台に沈んでいる。  好感度ランキングでは常に上位に君臨する綾瀬だが、視聴率を取るのが難しいこの枠で数字を取れれば、女優としての実力もホンモノといえる。その意味で、綾瀬の“真価”が問われるドラマになりそうだ。 (文=森田英雄)

『紅白』、SKE&HKT落選で阿鼻叫喚! NMB48が生き残った理由は「バーニングのお気に入り」

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斬新なドヤ顔でファンの声援に応える山本彩(撮影:岡崎隆生)

 大みそか放送の『第66回NHK紅白歌合戦』の司会者と出場歌手が、26日にNHKから発表された。注目を集めた司会者の顔ぶれは、前評判通り紅組が綾瀬はるか、白組がV6・井ノ原快彦で、総合司会には有働由美子アナウンサーのほか、黒柳徹子も名を連ねた。また、年々出場枠を増やしているジャニーズ事務所からは、昨年も出場したSMAPやTOKIO、嵐ら6組に加えて近藤真彦が19年ぶりの出場となった。

「例年、初出場とともに注目を集めるのが“リストラ”。昨年は連続出場が途絶えたaikoやコブクロが話題になりましたが、今年は紅組白組ともに5組が初出場となり、ポルノグラフィティや水樹奈々ら、常連の名前が消え去りました」(スポーツ紙記者)