「高部あいとも共演経験あった」1000円盗んで逮捕された俳優の“意外な素性”とは

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 テレビドラマやバラエティ番組に出ていた俳優が、たった1000円を盗んで逮捕されてしまった。俳優は先日、コカイン所持などで逮捕された女優、高部あいとも共演経験があった。  警視庁赤坂署は、東京・赤坂の芸能事務所から現金1000円を盗んだ窃盗容疑で、俳優の磯崎竜一容疑者(39)を逮捕。容疑者は同事務所に3月まで所属しており、窃盗被害が相次いだ事務所が防犯カメラを設置したところ、同容疑者の不法侵入が発覚した。今年1月ごろから何度も侵入しており、累計3万円ほどの被害があったという。 「生活費がありませんでした」  調べに対し磯崎容疑者は罪を認め、俳優業だけでは生活が苦しかったことを涙ながらに訴えたという。  容疑者はアクション俳優を目指していた1997年、TBSのバラエティ番組『筋肉番付』に出演したことをきっかけに仕事を増やし、2004年にはNHK大河ドラマ『新選組!』に起用された。一昨年はTBSの刑事ドラマシリーズ『警視庁南平班』で被害者役を務め、高部と共演もしていた。  ただ、複数の作品で磯崎容疑者と仕事をした同局の関係者によると「清純派は表の顔だけという高部さんとまったく違って、磯崎さんは真っ直ぐなタイプだった」としている。 「ジャッキー・チェンに憧れている様子で、ボクシングジムにも通う肉体派。英語が話せて、最近は中国語や韓国語も猛勉強。国際アクションスターを目指している感じでした」(同)  今年は日本とポーランドの合作映画『2903』にも出演しており、出世のチャンスがなかったわけでもなかったが、一方で共演経験のある舞台俳優からは「不器用なところから、いろいろ悩んでいた様子もあった」という話も聞かれた。 「ほとんどノーギャラの仕事で、ギャラ代わりにチケットの束を受け取るような舞台仕事でも、依頼があれば断らないので、副業のアルバイトがしにくいとこぼしていたことがありました。ギャラ代わりのチケットも知人に売れば金になるんですが、お人好しなところからタダで配ってしまっていたようでした」  3年半前、友人に頼まれたイベントのナレーション仕事では、主催者が行方をくらましてギャラをもらいそびれても、その友人に文句を言えないままだったこともあったという話だ。実際、磯崎容疑者が金に困るようになったのもその頃からだったという。 「知人の舞台とか、俳優仲間の間ではチケットを買ってあげて見に行ったりする互いの付き合いがあるけれど、3年ぐらい前から理由をつけて断るようになっていたので、おそらくお金がなかったのでは」(舞台俳優)  なんにせよ、長身の2枚目で体力もあり語学堪能となれば、そこそこの成功を収めていてもおかしくない存在だったが、厳しい芸能界で生き残るのは至難の業で、大きく道を踏み外してしまったようだ。 (文=片岡亮)