『ヅャニーさん』は、毎月7日&23日に更新☆ 次回はあの人気ヅャニーズJr.が出てくるよ!
『ヅャニーさん』は、毎月7日&23日に更新☆ 次回はあの人気ヅャニーズJr.が出てくるよ!
女装している男性のことを、女装子(じょそこ)と呼びます。
女装子の中には、安物っぽい不自然なウィッグを被り、濃いお髭の剃り跡を隠すため、ファンデ―ションを厚く塗りたくった艶のないお肌。
スカートからゴツゴツした筋肉質な脚を露出し、ガニ股で歩く――
そんな、どこからどう見ても女装子ちゃんタイプもいれば、女の自分が恥ずかしくなるくらい立ち振る舞いが美しく、整形を疑うほど顔も可愛らしい、女の子にしか見えないタイプの人もいます。
前者タイプの女装子友達と一緒に歩いていると、個人的にはその子を愛おしく感じていても周りから奇異の目で見られることがあ
ります。
確かにまだまだ珍しい存在ではありますが、当人たちは一緒にショッピングや街を散策してランチを食べるなど、女友達と変わらない時間を過ごしています。
女装の探究心が旺盛な人だと、「メイクやファッションのことを教えてほしい!」とお願いされることもあり、妹ができたような感覚になることも♪
そんな女装子ちゃん本人がゲイやバイの場合は、女装した時に男性とHを楽しむ人が多いのですが、意外とヘテロな人も少なくありません。
「女装子=ゲイだと思っていたから、私には興味なんてないだろう」
と女性を油断させて、虎視眈々と狙われてる場合もなくはないので御注意を。
私は以前、ヘテロの女装子ちゃんと二人きりになり、イチャイャモードに突入し“レズビアンごっこ”をしたことがあります。
女性用のブラをつけ、何枚ものパットの中から男性特有の小さな乳首を見つけてイジワルしてみたのは楽しかったし、レースの可愛いパンティから興奮してパツンパツンになったアソコが飛び出しそうになっている姿はとってもキュート♡
女の子のように可愛らしく感じようと努力しているのに、男性的な吐息や喘ぎ声が時に漏れることも。
そんな時、個人的にはS心がくすぐられて責めに徹したくなるのです♪
挿入時は、二人で大人のオモチャを使っているようなイメージプレイで気持ち良くなってみたり、挿入せずにフィニッシュする姿は「男性の潮吹き」のようになるので可愛いですよ。
さらに、女装子ちゃんが可愛いリアクションをした時は、自分も真似してみようと思わされ、良いお手本になります♡
「またしてみたいな~」と思える楽しい体験でした♪
■谷川明日香/芸能経験を経てライフスタイル、美容の会社を設立。モテ男育成や婚活講座の講師や男性用コスメ「オールインワンメンズケア」をプロデュース。TVなどメディアでバイセクシャルをカミングアウトしている。
『夏の裁断』(文藝春秋)
好きな異性に傷つけられることで、快感を得る人がいる。SMというプレイにおいて「マゾヒスト」と呼ばれ、肉体的に痛みを得ることで興奮し感じる者もいれば、精神的な痛みを欲するという人もいるだろう。例えば、浮気を繰り返すダメな男にばかり惚れる女。男に何度も何度も裏切られ、傷つけられることで病んでいくが、その痛みが快感に変わってしまうのだ。
今年、第153回芥川龍之介賞の候補になった本作『夏の裁断』(文藝春秋)は、そんな“病んでる”女流小説家・千紘が主人公の物語だ。
――ベテランから若手まで、日々の活動を通じてさまざまな話題を提供してくれるジャニーズタレントたち。今回は11月上旬~中旬にファンが“ざわついた”ネタを、ジャニーズ研究会の独断と偏見でセレクト!
■Hey!Say!JUMP山田涼介、TOKIO松岡昌宏とキスしてた
11月4日放送の『TOKIOカケル』(フジテレビ系)に、映画『グラスホッパー』に出演する生田斗真、Hey!Say!JUMP・山田涼介が登場し、「TOKIOの生まれて初めて聞かれました」という企画が行われた。TOKIOが後輩からの「メンバー全員の携帯番号知ってる?」といった質問に答える中、山田から出たのは「男とキスした事ある?」という質問。メンバーは「仕事ではある」と返したが、山田が突如「これあの……実はなんですけど、松岡くんとキスしたことがある」と告白。
米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)は9月、北朝鮮両江道(リャンガンド)恵山(ヘサン)市に住む女性3人が携帯電話で韓国と通話した罪で銃殺されたと伝えたが、その後の追加取材で、銃殺理由が「韓流ドラマの複製、流布」だったと報じた。 いくら北朝鮮といえども、ラブストーリーや時代劇などの韓流ドラマを流通させた程度で処刑されることはない。今回、銃殺という厳罰に処されたのは、彼女たちが販売していた韓流ドラマが、当局にとって極めて都合の悪い、いわくつきのものだったからだという。 RFAの現地情報筋によると、女性3人の処刑の話は人民班(町内会)の会議で伝えられた。韓国への通話が摘発された場合、通常3~7年の懲役刑に処されるが、ワイロをつかませて釈放されるケースもあるなど、決して処刑されるほどの重罪ではないというのが、北朝鮮での一般的な認識だ。 人民も「携帯電話をちょっと使ったぐらいで処刑されるなんて……」と衝撃を受けた様子だったが、最近になって、罪状が「韓流ドラマのコピーと流通」ということが明らかになった。 彼女たちは1個6,000北朝鮮ウォン(約800円)で売られている中国製のUSBメモリに、映像ファイルを保存し、3万北朝鮮ウォン(約4,000円)の高値で密売していた。その韓流ドラマが、1998年に韓国KBSで放送された『ツツジの花が咲くまでに』だったことが、直接的な銃殺処刑の理由だ。当局は、罪状を明らかにすることによって逆にドラマへの好奇心が高まると警戒して、事実を隠蔽したのだ。 『ツツジの花が咲くまでに』は、95年に脱北し、韓国に亡命したシン・ヨンヒ氏のエッセーをドラマ化したもので、脚本を担当したチョン・ソンサン氏も脱北者だ。 内容は「喜び組」の日常を描いたもので、故・金正日氏の豪遊ぶりや派手な性生活を描いている。後に原作者から「ドラマの内容はエッセーからかけ離れ、刺激的すぎる」との理由で訴えられたこともあり、現在その内容を確認することはできないが、相当に刺激的なものだったとみられる。 最高指導者の性生活を描くドラマを、北朝鮮が許すわけがない。当局はさまざまなメディアを使って、非難を始めた。当時の韓国メディアによると、98年11月16日の平壌放送は、論評番組でドラマを制作したKBSを次のように非難した。その激しさは、もはや脅迫レベルだ。 「ペテンメディアのクズどものくだらない反北謀略劇」 「KBSはメディアの本分を忘却し、民族の間に不和を煽り、対決、分裂、戦争を煽動する許しがたき反逆行為を行っている」 「我々は、KBS第2テレビ創作団を無慈悲に爆破し、その存在自体をあの世送りにする」 「ドラマ創作に加担した者は皆殺しにする」 「こんなドラマを作ったことは、我々に対する一種の政治的宣戦布告だ」 韓国警察は、北朝鮮のテロを警戒してKBS本社を厳戒警備するなど、大騒ぎになった。また、ソウル市内では「KBS爆破闘争に参加しよう」と書かれたハガキと正日氏の写真が路上で発見されるなど、韓国社会は戦々恐々とした雰囲気に包まれた。 韓国の人々は「たかがドラマぐらいで……」との反応を示したが、北朝鮮において金一族を冒涜する行為は「万死に値する」もので決して許されない。 両江道の情報筋は「このドラマのストーリーは知らないが、命がけで見るほどのものなのか?」とRFAに逆に質問するほどで、具体的なドラマの内容は一般的にはまだあまり知られていないようだ。 昨年末、北朝鮮はハリウッド映画『ザ・インタビュー』に対しても金正恩氏を誹謗中傷したと非難しながら、人民に対して「絶対に見るべからず」と警告を発した。ところが、映画の内容を説明しなかったために、かえって人民の好奇心を誘発するという皮肉な結果を生んでしまった。 今回の事件に関する両江道当局の対応は、その反省を踏まえたものかもしれないが、『ツツジの花が咲くまでに』に対する人民の好奇心が高まるのは時間の問題だろう。実際、平壌の大学生の間ではこのドラマが流行し、視聴した学生が収容所送りになっている。 (デイリーNKより<http://dailynk.jp/>)イメージ画像(Thinkstockより)
米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)は9月、北朝鮮両江道(リャンガンド)恵山(ヘサン)市に住む女性3人が携帯電話で韓国と通話した罪で銃殺されたと伝えたが、その後の追加取材で、銃殺理由が「韓流ドラマの複製、流布」だったと報じた。 いくら北朝鮮といえども、ラブストーリーや時代劇などの韓流ドラマを流通させた程度で処刑されることはない。今回、銃殺という厳罰に処されたのは、彼女たちが販売していた韓流ドラマが、当局にとって極めて都合の悪い、いわくつきのものだったからだという。 RFAの現地情報筋によると、女性3人の処刑の話は人民班(町内会)の会議で伝えられた。韓国への通話が摘発された場合、通常3~7年の懲役刑に処されるが、ワイロをつかませて釈放されるケースもあるなど、決して処刑されるほどの重罪ではないというのが、北朝鮮での一般的な認識だ。 人民も「携帯電話をちょっと使ったぐらいで処刑されるなんて……」と衝撃を受けた様子だったが、最近になって、罪状が「韓流ドラマのコピーと流通」ということが明らかになった。 彼女たちは1個6,000北朝鮮ウォン(約800円)で売られている中国製のUSBメモリに、映像ファイルを保存し、3万北朝鮮ウォン(約4,000円)の高値で密売していた。その韓流ドラマが、1998年に韓国KBSで放送された『ツツジの花が咲くまでに』だったことが、直接的な銃殺処刑の理由だ。当局は、罪状を明らかにすることによって逆にドラマへの好奇心が高まると警戒して、事実を隠蔽したのだ。 『ツツジの花が咲くまでに』は、95年に脱北し、韓国に亡命したシン・ヨンヒ氏のエッセーをドラマ化したもので、脚本を担当したチョン・ソンサン氏も脱北者だ。 内容は「喜び組」の日常を描いたもので、故・金正日氏の豪遊ぶりや派手な性生活を描いている。後に原作者から「ドラマの内容はエッセーからかけ離れ、刺激的すぎる」との理由で訴えられたこともあり、現在その内容を確認することはできないが、相当に刺激的なものだったとみられる。 最高指導者の性生活を描くドラマを、北朝鮮が許すわけがない。当局はさまざまなメディアを使って、非難を始めた。当時の韓国メディアによると、98年11月16日の平壌放送は、論評番組でドラマを制作したKBSを次のように非難した。その激しさは、もはや脅迫レベルだ。 「ペテンメディアのクズどものくだらない反北謀略劇」 「KBSはメディアの本分を忘却し、民族の間に不和を煽り、対決、分裂、戦争を煽動する許しがたき反逆行為を行っている」 「我々は、KBS第2テレビ創作団を無慈悲に爆破し、その存在自体をあの世送りにする」 「ドラマ創作に加担した者は皆殺しにする」 「こんなドラマを作ったことは、我々に対する一種の政治的宣戦布告だ」 韓国警察は、北朝鮮のテロを警戒してKBS本社を厳戒警備するなど、大騒ぎになった。また、ソウル市内では「KBS爆破闘争に参加しよう」と書かれたハガキと正日氏の写真が路上で発見されるなど、韓国社会は戦々恐々とした雰囲気に包まれた。 韓国の人々は「たかがドラマぐらいで……」との反応を示したが、北朝鮮において金一族を冒涜する行為は「万死に値する」もので決して許されない。 両江道の情報筋は「このドラマのストーリーは知らないが、命がけで見るほどのものなのか?」とRFAに逆に質問するほどで、具体的なドラマの内容は一般的にはまだあまり知られていないようだ。 昨年末、北朝鮮はハリウッド映画『ザ・インタビュー』に対しても金正恩氏を誹謗中傷したと非難しながら、人民に対して「絶対に見るべからず」と警告を発した。ところが、映画の内容を説明しなかったために、かえって人民の好奇心を誘発するという皮肉な結果を生んでしまった。 今回の事件に関する両江道当局の対応は、その反省を踏まえたものかもしれないが、『ツツジの花が咲くまでに』に対する人民の好奇心が高まるのは時間の問題だろう。実際、平壌の大学生の間ではこのドラマが流行し、視聴した学生が収容所送りになっている。 (デイリーNKより<http://dailynk.jp/>)イメージ画像(Thinkstockより)
「いつだってそう、真実はサウナでつぶやかれる」 今年もいよいよ、さむ~い冬がやって来ます。この季節、温泉や銭湯もいいですけど、体を芯から温めるんだったら、なんといってもサウナじゃないでしょうか。 スーパー銭湯や健康ランドには、必ずといっていいほどサウナが常設されています。それほどまでに、サウナ人口は多いのです。しかし「サウナなんか使ったことない」「熱いし、息苦しいし、いったい誰が得するんだよ、あんなもの」と思っている人もまた、結構多いのではないでしょうか。 今回はそんな、ハマる人とハマらない人がくっきりと分かれてしまう「サウナ」をテーマにしたマンガをご紹介します。 みなさんは、『サ道』(パルコ)という本をご存じでしょうか? 漫画家であり、「コップのフチ子」の発案者であり、そして日本初のサウナ大使でもあるタナカカツキ先生による、サウナエッセイ&マンガです。 『サ道』は、サウナの魅力をまだ知らない人をサウナジャンキーの道へと誘う、入門書といえます。サウナと水風呂の交互のセッションワークを繰り返すことにより、突然ありえないほどの気持ちいい状態、「ニルヴァーナ状態」が訪れるという衝撃的な内容が紹介されています。そう、みんなが苦手なあの水風呂こそ、サウナトリップの秘密! というわけです。さらに現在、「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で『マンガ サ道』というコミカライズ作品が月イチ連載されており、サウナブームが静かに、そして確実に訪れているといっていいでしょう。 この『サ道』こそ、日本で唯一のサウナマンガかと思われたのですが、実はもうひとつ、サウナをテーマにしたマンガが存在していました。その名も『フィンランド・サガ』。 『サ道』がサウナのイメージアップをテーマにしているのに対し、『フィンランド・サガ』はもっとストイックで、サウナの「殺伐とした感じ」や「重苦しい雰囲気」が表現されている作品です。 主人公は“プロサウナチャンピオン”本庄丈一郎。この時点で、すでに突っ込みどころ満載なのですが、全裸にフェイスタオル、そして肩にはチャンピオンベルトといういでたちで登場する、マンガの主人公としてはあまりにも斬新なキャラクターです。本庄は悩める現代人の相談役として、あるいは「耐えなければいけないことだらけ」な日常のストーリーテラーとして、サウナの中で語り続けます。圧巻なのは、あまりに誇大なサウナ名言の数々。 「ライフ・イズ・サウナ」 「私の流している汗は…スパンコールなんかじゃない…」 「耐える姿は現代人のフォークロア(民間伝承)」 「耐えることで人とつながる…それがプロサウナ」 「サウナの本質はグローバルコミュニケーション」 「いつだってそう、真実はサウナでつぶやかれる」 「サウナだけが世界を変える」 「君はレストランへ行くのに弁当を持っていくのか? 荷物はいらない…ただ脱ぎ捨てるだけ、それがサウナだ…」 などなど、次から次へと繰り出される意味深なポエム。ここまでいくと、名言というより、迷言レベルです。 こんな感じで、初めは人生相談スタイルだったのですが、何を思ったか、単行本2巻からは唐突に、サウナバトルへ突入。参加国78カ国、世界一のサウニストを決める地下サウナバトルが開催されます。日本代表は、もちろん本庄。ロサンゼルスからやってきた強豪サウニスト「J.D.」と一騎打ちをします。 サウナの世界大会って、いったいどんなスゴいバトルなのかと思うかもしれませんが、“我慢できなくなってサウナから退場したら負け”という、実に単純明快なシステムです。ただし、プロ同士の戦いですから、サウナ内での高度な駆け引きが勝敗を分けます。 常に清く正しい潔癖なサウナスタイルを誇るJ.D.に対し、本庄は幼い頃に好きだった女の子と遊園地でデートした挙げ句に失敗して微妙な空気になった話など、切ない話てんこ盛りでJ.D.のメンタルに揺さぶりをかけます。……全然高度な駆け引きじゃないですね。酔っぱらいの居酒屋トークに近いものがあります。 3巻では、さらに新展開。若者たちの恋愛三角関係にサウナチャンピオンが割り込んできて、状況がさらにややこしくなるという、予想の斜め上を行くストーリーになっています。正直、舞台がサウナである必然性があまりありません。 全体的に「なんだコレ!?」感がスゴいのですが、無理やりサウナに結びつける独特の世界観は、ほかのマンガでは味わえません。読み手を選ぶかなりの異色作であると同時に、ハマる人はハマる、まさしくサウナのようなマンガといえましょう。 (文=「BLACK徒然草」管理人 じゃまおくん<http://ablackleaf.com/>)『フィンランド・サガ』(吉田貴司/モーニング KC)
「いつだってそう、真実はサウナでつぶやかれる」 今年もいよいよ、さむ~い冬がやって来ます。この季節、温泉や銭湯もいいですけど、体を芯から温めるんだったら、なんといってもサウナじゃないでしょうか。 スーパー銭湯や健康ランドには、必ずといっていいほどサウナが常設されています。それほどまでに、サウナ人口は多いのです。しかし「サウナなんか使ったことない」「熱いし、息苦しいし、いったい誰が得するんだよ、あんなもの」と思っている人もまた、結構多いのではないでしょうか。 今回はそんな、ハマる人とハマらない人がくっきりと分かれてしまう「サウナ」をテーマにしたマンガをご紹介します。 みなさんは、『サ道』(パルコ)という本をご存じでしょうか? 漫画家であり、「コップのフチ子」の発案者であり、そして日本初のサウナ大使でもあるタナカカツキ先生による、サウナエッセイ&マンガです。 『サ道』は、サウナの魅力をまだ知らない人をサウナジャンキーの道へと誘う、入門書といえます。サウナと水風呂の交互のセッションワークを繰り返すことにより、突然ありえないほどの気持ちいい状態、「ニルヴァーナ状態」が訪れるという衝撃的な内容が紹介されています。そう、みんなが苦手なあの水風呂こそ、サウナトリップの秘密! というわけです。さらに現在、「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で『マンガ サ道』というコミカライズ作品が月イチ連載されており、サウナブームが静かに、そして確実に訪れているといっていいでしょう。 この『サ道』こそ、日本で唯一のサウナマンガかと思われたのですが、実はもうひとつ、サウナをテーマにしたマンガが存在していました。その名も『フィンランド・サガ』。 『サ道』がサウナのイメージアップをテーマにしているのに対し、『フィンランド・サガ』はもっとストイックで、サウナの「殺伐とした感じ」や「重苦しい雰囲気」が表現されている作品です。 主人公は“プロサウナチャンピオン”本庄丈一郎。この時点で、すでに突っ込みどころ満載なのですが、全裸にフェイスタオル、そして肩にはチャンピオンベルトといういでたちで登場する、マンガの主人公としてはあまりにも斬新なキャラクターです。本庄は悩める現代人の相談役として、あるいは「耐えなければいけないことだらけ」な日常のストーリーテラーとして、サウナの中で語り続けます。圧巻なのは、あまりに誇大なサウナ名言の数々。 「ライフ・イズ・サウナ」 「私の流している汗は…スパンコールなんかじゃない…」 「耐える姿は現代人のフォークロア(民間伝承)」 「耐えることで人とつながる…それがプロサウナ」 「サウナの本質はグローバルコミュニケーション」 「いつだってそう、真実はサウナでつぶやかれる」 「サウナだけが世界を変える」 「君はレストランへ行くのに弁当を持っていくのか? 荷物はいらない…ただ脱ぎ捨てるだけ、それがサウナだ…」 などなど、次から次へと繰り出される意味深なポエム。ここまでいくと、名言というより、迷言レベルです。 こんな感じで、初めは人生相談スタイルだったのですが、何を思ったか、単行本2巻からは唐突に、サウナバトルへ突入。参加国78カ国、世界一のサウニストを決める地下サウナバトルが開催されます。日本代表は、もちろん本庄。ロサンゼルスからやってきた強豪サウニスト「J.D.」と一騎打ちをします。 サウナの世界大会って、いったいどんなスゴいバトルなのかと思うかもしれませんが、“我慢できなくなってサウナから退場したら負け”という、実に単純明快なシステムです。ただし、プロ同士の戦いですから、サウナ内での高度な駆け引きが勝敗を分けます。 常に清く正しい潔癖なサウナスタイルを誇るJ.D.に対し、本庄は幼い頃に好きだった女の子と遊園地でデートした挙げ句に失敗して微妙な空気になった話など、切ない話てんこ盛りでJ.D.のメンタルに揺さぶりをかけます。……全然高度な駆け引きじゃないですね。酔っぱらいの居酒屋トークに近いものがあります。 3巻では、さらに新展開。若者たちの恋愛三角関係にサウナチャンピオンが割り込んできて、状況がさらにややこしくなるという、予想の斜め上を行くストーリーになっています。正直、舞台がサウナである必然性があまりありません。 全体的に「なんだコレ!?」感がスゴいのですが、無理やりサウナに結びつける独特の世界観は、ほかのマンガでは味わえません。読み手を選ぶかなりの異色作であると同時に、ハマる人はハマる、まさしくサウナのようなマンガといえましょう。 (文=「BLACK徒然草」管理人 じゃまおくん<http://ablackleaf.com/>)『フィンランド・サガ』(吉田貴司/モーニング KC)
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