タモリがNHKにキレた!三代目JSBかAKBかで割れるレコ大!荒れる年末歌番組の行方

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司会者選考からドタバタの『NHK紅白歌合戦』。
 今年も残すところあと1カ月半、毎年この時期になると芸能界で注目を集めるのが暮れの音楽特番『NHK紅白歌合戦』と『輝く! 日本レコード大賞』(TBS)だ。もはや形骸化されている祭典とはいえ、出場・受賞をめぐる熾烈な争いは、相も変わらず水面下で繰り広げられている。 「今年の紅白は昨年の『Let It Go~ありのままで~』のような目ぼしいヒット曲もなく、業界全体として目玉がない。冗談ではなく、今年最大のヒット曲はお笑いコンビ『クマムシ』の『あったかいんだからぁ♪』だなんて声もあるほど。しかも、昨年は『ワンピース』の劇場版再放送という異例の白旗で早々に視聴率対決から退いたフジテレビが、今年は10年ぶりに格闘技大会『RIZIN』の中継番組をぶつけてくるなど、ライバル局も大みそかの特番にはかなり力を入れており、苦戦は必至」とは某レコード会社スタッフ。  そうした中、NHK側は「せめて司会者だけでも話題の人を」と、タモリに白羽の矢を立て、これに多くの芸能メディアが追随したものの、結果、実現はしなかった。11月5日時点では、紅組司会は2年ぶりの綾瀬はるか、白組はV6の井ノ原快彦、総合司会はNHKアナウンサーの有働由美子と報じられているが、タモリ擁立失敗の舞台裏を同局関係者はこう明かす。 「タモリ司会の第一報は10月初旬の日刊スポーツでした。同紙がNHKと太いパイプがあることは業界ではつとに有名で、『日刊なら間違いない』と多くの後追い報道が出た格好です。実際、当初は総合司会はタモリ、白組はV6井ノ原、紅組は有働由美子で内定だったそう。日刊の一報通り、タモリサイドもこれを了承。ですが、後追い報道で『タモリの人脈で(NHK『ブラタモリ』のテーマソングを歌う)井上陽水などの大御所が出演』などと先走った記事が出たためタモリがヘソを曲げたという見方もあります」(スポーツ紙芸能デスク)  だが、芸能マスコミの飛ばし“予想”記事で、タモリほどのタレントが辞退するとは思えないが……。 「話題性の乏しい今年の紅白をなんとか盛り上げようと、NHKもタモリの名前を利用したフシがあるんです。井上陽水らにアプローチを試みた際、その交渉材料として『総合司会タモリ』という名前を使っていました。これにはタモリ側も憤慨し、『なぜ俺が利用されなきゃならないんだ』と急遽辞退してしまったというのが真相です」(週刊誌記者)  そこで困ったのはNHK。通常、紅白の司会は10月半ばには決定しているのだが、まさかの辞退で白紙に。 「仕方なく紅組に決定していた有働を総合司会に据え、白組にはそのまま井ノ原を、紅組にはホリプロの綾瀬はるかで収めました。ただ、綾瀬は司会者としての評判は決して高くないため、これはNHKが譲歩したともっぱらです」(前出・デスク) つづきはコチラ

“第二の小林幸子”狙い!? 『紅白』出場危ぶまれる和田アキ子のプロモーションが必死すぎ!

オタクに"なるほど"面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より

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『WADASOUL』(ユニオン)
 歌手の和田アキ子が7年ぶりとなるオリジナルアルバム『WADASOUL』(ユニオン)をリリース。そのプロモーションが「必死すぎる」と話題だ。  和田は19日、自身初となる2ショット写メ会を開催。都内の会場で、CD先着購入者を対象に行われた。 「写メ会といえばファンが集まるものですが、和田の場合、ファンと呼べる人は少なかった印象。多くが、興味本位で駆けつけたようです。またなぜか、普段アイドルグループの写メ会に通っている“ドルヲタ”の姿も目立った。彼らはTwitterで和田の対応を『神対応』『ハグ付きで3k(アルバム代の3,000円のこと)は安すぎる』などとはやし立てている。今回の和田側の狙いは、ファンサービスではなくネット上で話題になることでしょうから、これらのツイートは狙い通りといえそう」(芸能記者) 「おたぽる」で続きを読む

“第二の小林幸子”狙い!? 『紅白』出場危ぶまれる和田アキ子のプロモーションが必死すぎ!

オタクに"なるほど"面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より

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『WADASOUL』(ユニオン)
 歌手の和田アキ子が7年ぶりとなるオリジナルアルバム『WADASOUL』(ユニオン)をリリース。そのプロモーションが「必死すぎる」と話題だ。  和田は19日、自身初となる2ショット写メ会を開催。都内の会場で、CD先着購入者を対象に行われた。 「写メ会といえばファンが集まるものですが、和田の場合、ファンと呼べる人は少なかった印象。多くが、興味本位で駆けつけたようです。またなぜか、普段アイドルグループの写メ会に通っている“ドルヲタ”の姿も目立った。彼らはTwitterで和田の対応を『神対応』『ハグ付きで3k(アルバム代の3,000円のこと)は安すぎる』などとはやし立てている。今回の和田側の狙いは、ファンサービスではなくネット上で話題になることでしょうから、これらのツイートは狙い通りといえそう」(芸能記者) 「おたぽる」で続きを読む

1億総活躍会議に入った菊池桃子が真っ当すぎる! 1億総活躍は意味不明、安倍政権の弱者排除にきっぱりダメ出し

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「菊池桃子オフィシャルブログ「私設♥研究室」Powered by Ameba」より
【本と雑誌のニュースサイトリテラより】  鳴り物入りではじまった第3次安倍内閣による「1億総活躍社会」。非正規雇用が4割の大台に乗り、社会保障費を削減して軍事費につぎ込むこの政権が何を言っても何の期待感ももてそうにないが、そんななかで思わぬ“刺客”が現れた。それは「1億総活躍国民会議」に有識者として民間議員に選ばれたタレントの菊池桃子だ。  まず菊池は、10月29日に開かれた第1回目の会合で、さっそく「1億総活躍」というネーミングに噛みついた。 「この一億総活躍社会という言葉について、皆さんが意味がわからない、もう少し詳しく説明して欲しいという言葉をよく耳にいたします。私はソーシャル・インクルージョンという言葉で多くの部分の説明を補えるのかと思っています。ソーシャル・エクスクルージョン、社会から排除するものをつくる。インクルージョンは社会から排除するものをつくらない。国連の理念をもとに広義な意味に捉えられ世界に広がったこのソーシャル・インクルージョンがまさに一億総活躍社会という言葉とつながってくると思うのです」(首相官邸「議事要旨」より)  この初会合の後、菊池は記者団にこのように語っている。 「今、排除されているであろうと思われる方々を全て見渡して救っていくことを、あらゆる視点から、今日各大臣がご参加いただきましたので、考えていただきたいと、そのように申し上げました」(産経ニュースより)  つまり、菊池は「“1億総活躍社会”では、排除されている人たちへの視点が足りていないのでは?」と、安倍首相はじめ内閣の大臣たちを目の前にしてやんわり批判したのだ。  この「1億総活躍国民会議」の有識者に選ばれた際には、「元アイドルを使ってイメージアップ」「ただのお飾り人形」「参院選で自民党から出馬する前振り」などとメディアやSNS上で揶揄された菊池だが、ところがどっこい、蓋を開けてみれば、じつに真っ当な見識の持ち主だったのだ。  しかも菊池による安倍政権の政策に対する“ダメ出し”は、これで終わらなかった。先日12日に第2回会合が開かれたが、ここでも菊池は「女性の活用」を謳う際によく用いられる“ダイバーシティ”(多様性)推進について言及。会合後、このように語っている。 「人材活用の中でも多様な人材を生かしていく社会のことを『ダイバーシティ』という言葉で解説することが多いと思いますが、ダイバーシティ人材、あらゆる人々がですね、やる気をなくしたり、前向きな意思をなくすような日本の慣習があるのではないかと話を致しました」 「具体的には企業の採用資格や受験資格というところに心身共に健康な者、もしくは心身とも健全な者という一文がございます。これを見たときに病気を持った方々や障害を持った方々などがこの一文があるためにチャレンジすることを躊躇してしまう、あきらめてしまう現実がございます」 「病気や障害の方々はもともと権利を持っているわけですが、義務も果たしたいと夢を描いています。とりわけ私がインタビュー調査を致しました若い児童、学生たちにおきまして、その意志が強く、権利を主張するだけではなく義務を果たしていきたいと。その時の社会に飛び出る障壁となるものが、例えばその一文であったりするわけです。その観点から企業、学校の採用基準の一斉見直しを提案致しました」(同前)  この話を会議で聞いていた安倍首相は、一体どんな気持ちだったろうか。じつのところ、安倍首相は「私にとってのダイバーシティとは、社会政策ではなく、成長戦略なのです」「グローバル競争を勝ち抜き、日本経済の好循環を実現するため、全ての人が輝く社会を、共に創り上げていきましょう」(「平成25年度ダイバーシティ経営企業100選表彰式・なでしこ銘柄発表会シンポジウム」)と述べているように、国民を“経済発展のためのコマ”としか見ていない。しかも、厚労省は先日9日、「障害福祉サービスの利用者負担を拡大する方針を明らかにした」(福祉新聞11月16日付)ばかり。1億総活躍だ、ダイバーシティだ、と声高に叫んでも、実情はまったく伴っていないのだ。これは「女性の活躍推進法」がエリートのキャリア女性支援に留まり、待機児童やシングルマザーはもちろん、男性の育児・家事参加、男性優位社会の是正といった構造的な問題解消に踏み込もうとしないのと同じ話である。  そんななか、この空疎な政策に菊池は正面から切り込み、採用・受験資格の一文にダイバーシティ推進とは真逆をゆく、社会における弱者排斥の思想が滲み出ていることを訴えたのだ。  正直、まさか菊池桃子がここまで“有能な有識者”だとは、筆者も思いもしなかった。生き馬の目を抜く芸能界でも強い自己アピールなどせず、謎のロックバンド「ラ・ムー」を結成させられたり、清純派なのにお色気コメディ映画の『パンツの穴』に出演し「もう、ムキンポ君ったら!」なんて言わされていた、あの菊池桃子が、である(黒歴史ばかり並べてごめんなさい)。しかし、その発言は、よりよい社会をつくりたいという菊池の志の高さがよくわかるものだ。  すでによく知られているように、菊池は09年に法政大学大学院に進学し、修士課程を修了。現在は母校である戸板女子短期大学の客員教授やNPO法人キャリア権推進ネットワーク理事を務めている。そもそも大学院に入学したきっかけを、01年に出産した第二子の長女が乳児期に脳梗塞を発症したこと。健常児の長男と、ハンディキャップをもった長女──「圧倒的に(社会において)壁が存在したのは障がいのある娘のほうで、矛盾を感じたのです」(「STORY」光文社/13年10月号)と菊池は言う。 「(長女は)身体の弱さゆえに、幼稚園や小学校を探すことが難しいという現実にぶつかります。地域の就学相談も脆弱に感じました」(生産性出版『キャリア・チェンジ!』コラムより)  14年2月に開かれた講演では、菊池は長女が幼稚園に進学するころ、娘本人からこんな質問を受けたことを明かしている(「女性自身」光文社/14年3月11日)。 「ママ、私って普通の小学校に行けるの?」「私は将来、どんなお仕事ができるの?」  この問いに、「確かな答えを持っていなかった私は、いい加減なことを言ってその場をごまかしてしまったんです」と言う菊池。そして「子どもたちのキャリア形成をとりまく社会構造に疑問と問題意識」をもった彼女は、キャリアについて学びたいと考えるようになった。 「病気とか障害という人の心と繊細につながった部分に、何の知識もない私がいたずらに踏み込むことは、危険ですよね。ほんのちょっとのことで、人を傷つけたりします。だからこそ、大学院での学びが、私には必要だったんです」(同前)  キャリアを“誕生から人生の終焉まで”と捉え、自分の芸能活動を通じてキャリアと雇用の問題を広く社会に発信したい。そうした強い思いをもった菊池が、「1億総活躍国民会議」の席で“お飾り人形”でいるはずはない。むしろ、威勢ばかりがよくて実質を伴わない空虚な安倍政権の政策に、弱者の視点に立った提言をぶつけてくれるのではないだろうか。  それにしても、安倍首相はいまごろ頭を抱えているはずだ。普段は有識者委員会などを「お友だち人事」で固め、異論が出ないようあらかじめセッティングするのが安倍首相の常套手段。しかし今回、菊池を選んだのは安倍首相の右腕である加藤勝信・一億総活躍担当相だ。しかも選考理由は「加藤大臣が以前から(菊池の)ファンだった」(「週刊新潮」新潮社/11月12日号)から。「明らかに破格の扱いで、向かい合わせに座った加藤大臣は終始、彼女に見とれていたとか」というから呆れてしまう。だが、菊池はただカワイイだけの元アイドル教授ではなかった。彼女が真っ当なことを言えば言うほど、「1億総活躍社会」の綻びは露わになる。これは政権にとって“大誤算”だったのではないか。  実際、第二回目の会合で菊池が「企業、学校の採用基準の一斉見直し」を提案したことについて、「総理からの何か言葉をかけられたか」と記者から訊かれた菊池は、「今日は個別で1人1人へのお言葉はありませんでした」と答えている。  今後、菊池は会議で冷たい扱いを受けることもあるかもしれないが、ぜひ奮闘してほしいと願わずにいられない。そして、安倍政権が排除しようとする、弱い人びとの声を届けてほしいし、その期待に応えてくれるはずと信じたい。なにせ、彼女は前掲書『キャリア・チェンジ!』のなかで「生涯にわたり学習を続ける決意です」と述べ、こんなふうに力強く宣言しているのだから。 「動き出した私は、もう止まることはないでしょう」 (大方 草)

1億総活躍会議に入った菊池桃子が真っ当すぎる! 1億総活躍は意味不明、安倍政権の弱者排除にきっぱりダメ出し

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「菊池桃子オフィシャルブログ「私設♥研究室」Powered by Ameba」より
【本と雑誌のニュースサイトリテラより】  鳴り物入りではじまった第3次安倍内閣による「1億総活躍社会」。非正規雇用が4割の大台に乗り、社会保障費を削減して軍事費につぎ込むこの政権が何を言っても何の期待感ももてそうにないが、そんななかで思わぬ“刺客”が現れた。それは「1億総活躍国民会議」に有識者として民間議員に選ばれたタレントの菊池桃子だ。  まず菊池は、10月29日に開かれた第1回目の会合で、さっそく「1億総活躍」というネーミングに噛みついた。 「この一億総活躍社会という言葉について、皆さんが意味がわからない、もう少し詳しく説明して欲しいという言葉をよく耳にいたします。私はソーシャル・インクルージョンという言葉で多くの部分の説明を補えるのかと思っています。ソーシャル・エクスクルージョン、社会から排除するものをつくる。インクルージョンは社会から排除するものをつくらない。国連の理念をもとに広義な意味に捉えられ世界に広がったこのソーシャル・インクルージョンがまさに一億総活躍社会という言葉とつながってくると思うのです」(首相官邸「議事要旨」より)  この初会合の後、菊池は記者団にこのように語っている。 「今、排除されているであろうと思われる方々を全て見渡して救っていくことを、あらゆる視点から、今日各大臣がご参加いただきましたので、考えていただきたいと、そのように申し上げました」(産経ニュースより)  つまり、菊池は「“1億総活躍社会”では、排除されている人たちへの視点が足りていないのでは?」と、安倍首相はじめ内閣の大臣たちを目の前にしてやんわり批判したのだ。  この「1億総活躍国民会議」の有識者に選ばれた際には、「元アイドルを使ってイメージアップ」「ただのお飾り人形」「参院選で自民党から出馬する前振り」などとメディアやSNS上で揶揄された菊池だが、ところがどっこい、蓋を開けてみれば、じつに真っ当な見識の持ち主だったのだ。  しかも菊池による安倍政権の政策に対する“ダメ出し”は、これで終わらなかった。先日12日に第2回会合が開かれたが、ここでも菊池は「女性の活用」を謳う際によく用いられる“ダイバーシティ”(多様性)推進について言及。会合後、このように語っている。 「人材活用の中でも多様な人材を生かしていく社会のことを『ダイバーシティ』という言葉で解説することが多いと思いますが、ダイバーシティ人材、あらゆる人々がですね、やる気をなくしたり、前向きな意思をなくすような日本の慣習があるのではないかと話を致しました」 「具体的には企業の採用資格や受験資格というところに心身共に健康な者、もしくは心身とも健全な者という一文がございます。これを見たときに病気を持った方々や障害を持った方々などがこの一文があるためにチャレンジすることを躊躇してしまう、あきらめてしまう現実がございます」 「病気や障害の方々はもともと権利を持っているわけですが、義務も果たしたいと夢を描いています。とりわけ私がインタビュー調査を致しました若い児童、学生たちにおきまして、その意志が強く、権利を主張するだけではなく義務を果たしていきたいと。その時の社会に飛び出る障壁となるものが、例えばその一文であったりするわけです。その観点から企業、学校の採用基準の一斉見直しを提案致しました」(同前)  この話を会議で聞いていた安倍首相は、一体どんな気持ちだったろうか。じつのところ、安倍首相は「私にとってのダイバーシティとは、社会政策ではなく、成長戦略なのです」「グローバル競争を勝ち抜き、日本経済の好循環を実現するため、全ての人が輝く社会を、共に創り上げていきましょう」(「平成25年度ダイバーシティ経営企業100選表彰式・なでしこ銘柄発表会シンポジウム」)と述べているように、国民を“経済発展のためのコマ”としか見ていない。しかも、厚労省は先日9日、「障害福祉サービスの利用者負担を拡大する方針を明らかにした」(福祉新聞11月16日付)ばかり。1億総活躍だ、ダイバーシティだ、と声高に叫んでも、実情はまったく伴っていないのだ。これは「女性の活躍推進法」がエリートのキャリア女性支援に留まり、待機児童やシングルマザーはもちろん、男性の育児・家事参加、男性優位社会の是正といった構造的な問題解消に踏み込もうとしないのと同じ話である。  そんななか、この空疎な政策に菊池は正面から切り込み、採用・受験資格の一文にダイバーシティ推進とは真逆をゆく、社会における弱者排斥の思想が滲み出ていることを訴えたのだ。  正直、まさか菊池桃子がここまで“有能な有識者”だとは、筆者も思いもしなかった。生き馬の目を抜く芸能界でも強い自己アピールなどせず、謎のロックバンド「ラ・ムー」を結成させられたり、清純派なのにお色気コメディ映画の『パンツの穴』に出演し「もう、ムキンポ君ったら!」なんて言わされていた、あの菊池桃子が、である(黒歴史ばかり並べてごめんなさい)。しかし、その発言は、よりよい社会をつくりたいという菊池の志の高さがよくわかるものだ。  すでによく知られているように、菊池は09年に法政大学大学院に進学し、修士課程を修了。現在は母校である戸板女子短期大学の客員教授やNPO法人キャリア権推進ネットワーク理事を務めている。そもそも大学院に入学したきっかけを、01年に出産した第二子の長女が乳児期に脳梗塞を発症したこと。健常児の長男と、ハンディキャップをもった長女──「圧倒的に(社会において)壁が存在したのは障がいのある娘のほうで、矛盾を感じたのです」(「STORY」光文社/13年10月号)と菊池は言う。 「(長女は)身体の弱さゆえに、幼稚園や小学校を探すことが難しいという現実にぶつかります。地域の就学相談も脆弱に感じました」(生産性出版『キャリア・チェンジ!』コラムより)  14年2月に開かれた講演では、菊池は長女が幼稚園に進学するころ、娘本人からこんな質問を受けたことを明かしている(「女性自身」光文社/14年3月11日)。 「ママ、私って普通の小学校に行けるの?」「私は将来、どんなお仕事ができるの?」  この問いに、「確かな答えを持っていなかった私は、いい加減なことを言ってその場をごまかしてしまったんです」と言う菊池。そして「子どもたちのキャリア形成をとりまく社会構造に疑問と問題意識」をもった彼女は、キャリアについて学びたいと考えるようになった。 「病気とか障害という人の心と繊細につながった部分に、何の知識もない私がいたずらに踏み込むことは、危険ですよね。ほんのちょっとのことで、人を傷つけたりします。だからこそ、大学院での学びが、私には必要だったんです」(同前)  キャリアを“誕生から人生の終焉まで”と捉え、自分の芸能活動を通じてキャリアと雇用の問題を広く社会に発信したい。そうした強い思いをもった菊池が、「1億総活躍国民会議」の席で“お飾り人形”でいるはずはない。むしろ、威勢ばかりがよくて実質を伴わない空虚な安倍政権の政策に、弱者の視点に立った提言をぶつけてくれるのではないだろうか。  それにしても、安倍首相はいまごろ頭を抱えているはずだ。普段は有識者委員会などを「お友だち人事」で固め、異論が出ないようあらかじめセッティングするのが安倍首相の常套手段。しかし今回、菊池を選んだのは安倍首相の右腕である加藤勝信・一億総活躍担当相だ。しかも選考理由は「加藤大臣が以前から(菊池の)ファンだった」(「週刊新潮」新潮社/11月12日号)から。「明らかに破格の扱いで、向かい合わせに座った加藤大臣は終始、彼女に見とれていたとか」というから呆れてしまう。だが、菊池はただカワイイだけの元アイドル教授ではなかった。彼女が真っ当なことを言えば言うほど、「1億総活躍社会」の綻びは露わになる。これは政権にとって“大誤算”だったのではないか。  実際、第二回目の会合で菊池が「企業、学校の採用基準の一斉見直し」を提案したことについて、「総理からの何か言葉をかけられたか」と記者から訊かれた菊池は、「今日は個別で1人1人へのお言葉はありませんでした」と答えている。  今後、菊池は会議で冷たい扱いを受けることもあるかもしれないが、ぜひ奮闘してほしいと願わずにいられない。そして、安倍政権が排除しようとする、弱い人びとの声を届けてほしいし、その期待に応えてくれるはずと信じたい。なにせ、彼女は前掲書『キャリア・チェンジ!』のなかで「生涯にわたり学習を続ける決意です」と述べ、こんなふうに力強く宣言しているのだから。 「動き出した私は、もう止まることはないでしょう」 (大方 草)

ほぼ全員が初対面! 幼稚園のパパ飲み会で一番盛り上がったネタは……

 前にこのコラムでも書きましたが、10月に幼稚園に通う娘ココの運動会で、同じクラスのパパから「パパ飲み会」のセッティングをお願いされました。そういえば、ココは年長だから幼稚園生活もあと半年ないぐらい。一度くらいパパ同士で飲み会やるのも面白いかも。ママ友はいっぱいできたけど、入園してから2年以上たつのにパパたちとほとんど会ったことがないですしね。飲み会の幹事は、クラス役員をやっているオレが引き受けるしかないでしょ!  その日のうちにパパたちにメールをしようと思ったんですが、名簿を見てもパパの名前も連絡先もない! ま、そりゃそうだよな。しかたないので、ママたちにメールして、オレからのお誘いメールをパパに転送してもらいました。参加人数が決まってから店の予約しようと思っていたのですが、翌日になっても誰からも返信がない……。これはもしかして企画倒れか? と思っていると、夜になって続々と返信が来ました! 18人のパパが参加で、不参加は5人。かなりの出席率ですよ。いやー、よかった! マジで参加するパパいなかったら……と不安だったからさ。中には仕事で23時から参加するパパもいましたが、参加してくれるだけでありがたい。全員がほぼ初対面での飲み会ですからね。  前日に妻くらたまに、「飲み会で沈黙が長くなったら重いなあ。どうしたもんかね?」と相談すると、「まずは自己紹介を一人ひとりにしてもらったら? 名前、年齢、出身地、職業を聞くとか」とのこと。なるほど、まずは自己紹介だな! あとは趣味も追加で聞くことにしよう! 18人もいたら、共通の趣味話で盛り上がるかもしれないしね。  飲み会は20時からだったんですが、みなさん仕事があるからか、時間通りに来たのは7、8人。集まったメンバーで先に飲むことになり、早速自己紹介してもらうことに。まずは幹事のオレからなのですが、みなさんはもうオレのことはネットとかで知っているみたいで、逆に「ネットに書いてあることは事実なんですか?」と質問されまくり。「バツ3で自己破産はマジです」と答えたら爆笑してましたね。ママ友との飲み会だと引かれる話なんですが、男同士だと大ウケ。「どうやったらバツ3になるんですか?」「自己破産のデメリットは?」などと質問攻めにあったのですが、オレの話が長くなるので「バツ3は全て浮気がバレました! 破産のデメリットはクレジットカードが持てないこと」と簡単に答えて、「まずみなさんの紹介が終わってからにしましょう」と次のパパへ。2、3人のパパが話している間に続々とほかのパパが集まって、あっという間にほぼ全員がそろった。  それにしても自己紹介に「趣味」を入れておいてよかった! ドライブが趣味のパパがいたんだけど、実はA級ライセンスを持っているとか、ハードコアのバンドをやっていてギターを10本持ってるとか、とても見た目からは想像もつかない趣味を持ってるパパもいました。テニス全国大会でベスト8まで行き、いまは趣味でテニスコーチをしているパパとかね。みなさん、話していくうちに趣味から特技に変わっていき、相当面白かったですよ! ちなみに学生時代にバンドをやっていたパパが3、4人いて、さらにボーカルをやってたというパパも。これはもう卒園式の時にパパバンドを組んで、幼稚園の校歌を演奏してもらうしかない! とみなさん大盛り上がり。  パパの年齢は一番上が52歳、下が28歳と幅広いことで会話が弾み、特に28歳のパパは学生結婚だということで、「仕事はどうしたの?」「向こうの親の反応は?」とみなさんツッコミまくり。まあ、オレも聞きましたけどね。  でも最も盛り上がったのは下ネタです! 自己紹介が終った時に、オレが隣にいたパパに「次はなに聞こうか」と話してると、「じゃあ、奥さんとの出会い」とのこと。マジか! オレはいいけど、ほかのパパはどうかなと思って聞いてみたら、みなさんオッケーとのこと。「では、次は奥さんとの出会いです」とまた一人ひとり語ってもらいましたよ。みんな、お酒が入って話が脱線しまくりで、ここでは書けない話だらけですよ! というか、このコラムを読んでいるパパもいたので、書けません! いい意味で“ひどい話”で、マジで面白かったので、書けないのが残念ですよ。ということをFacebookにも書いたんですが、知り合いのライターさんから「そのうちパパ会でキャバクラに行くことになりますよ、自分がそうだったんで」というコメントをもらい、その人がキャバクラに行くように見えなかったので、笑っちゃいましたよ。そういう広がりもあるんですかね。  今回は20時から夜中1時過ぎまで爆笑の連続だったので、帰り際にみなさんから「またぜひやりましょう!」と声をかけてもらいました。みんな楽しかったようなので、卒園までそんなに時間はないけれど、次回は忘年会か新年会でもやりますかね。オレもめちゃめちゃ面白かったので、パパ飲み会をやって本当よかった! これはもうパパのみなさんにオススメですよ!

ほぼ全員が初対面! 幼稚園のパパ飲み会で一番盛り上がったネタは……

 前にこのコラムでも書きましたが、10月に幼稚園に通う娘ココの運動会で、同じクラスのパパから「パパ飲み会」のセッティングをお願いされました。そういえば、ココは年長だから幼稚園生活もあと半年ないぐらい。一度くらいパパ同士で飲み会やるのも面白いかも。ママ友はいっぱいできたけど、入園してから2年以上たつのにパパたちとほとんど会ったことがないですしね。飲み会の幹事は、クラス役員をやっているオレが引き受けるしかないでしょ!  その日のうちにパパたちにメールをしようと思ったんですが、名簿を見てもパパの名前も連絡先もない! ま、そりゃそうだよな。しかたないので、ママたちにメールして、オレからのお誘いメールをパパに転送してもらいました。参加人数が決まってから店の予約しようと思っていたのですが、翌日になっても誰からも返信がない……。これはもしかして企画倒れか? と思っていると、夜になって続々と返信が来ました! 18人のパパが参加で、不参加は5人。かなりの出席率ですよ。いやー、よかった! マジで参加するパパいなかったら……と不安だったからさ。中には仕事で23時から参加するパパもいましたが、参加してくれるだけでありがたい。全員がほぼ初対面での飲み会ですからね。  前日に妻くらたまに、「飲み会で沈黙が長くなったら重いなあ。どうしたもんかね?」と相談すると、「まずは自己紹介を一人ひとりにしてもらったら? 名前、年齢、出身地、職業を聞くとか」とのこと。なるほど、まずは自己紹介だな! あとは趣味も追加で聞くことにしよう! 18人もいたら、共通の趣味話で盛り上がるかもしれないしね。  飲み会は20時からだったんですが、みなさん仕事があるからか、時間通りに来たのは7、8人。集まったメンバーで先に飲むことになり、早速自己紹介してもらうことに。まずは幹事のオレからなのですが、みなさんはもうオレのことはネットとかで知っているみたいで、逆に「ネットに書いてあることは事実なんですか?」と質問されまくり。「バツ3で自己破産はマジです」と答えたら爆笑してましたね。ママ友との飲み会だと引かれる話なんですが、男同士だと大ウケ。「どうやったらバツ3になるんですか?」「自己破産のデメリットは?」などと質問攻めにあったのですが、オレの話が長くなるので「バツ3は全て浮気がバレました! 破産のデメリットはクレジットカードが持てないこと」と簡単に答えて、「まずみなさんの紹介が終わってからにしましょう」と次のパパへ。2、3人のパパが話している間に続々とほかのパパが集まって、あっという間にほぼ全員がそろった。  それにしても自己紹介に「趣味」を入れておいてよかった! ドライブが趣味のパパがいたんだけど、実はA級ライセンスを持っているとか、ハードコアのバンドをやっていてギターを10本持ってるとか、とても見た目からは想像もつかない趣味を持ってるパパもいました。テニス全国大会でベスト8まで行き、いまは趣味でテニスコーチをしているパパとかね。みなさん、話していくうちに趣味から特技に変わっていき、相当面白かったですよ! ちなみに学生時代にバンドをやっていたパパが3、4人いて、さらにボーカルをやってたというパパも。これはもう卒園式の時にパパバンドを組んで、幼稚園の校歌を演奏してもらうしかない! とみなさん大盛り上がり。  パパの年齢は一番上が52歳、下が28歳と幅広いことで会話が弾み、特に28歳のパパは学生結婚だということで、「仕事はどうしたの?」「向こうの親の反応は?」とみなさんツッコミまくり。まあ、オレも聞きましたけどね。  でも最も盛り上がったのは下ネタです! 自己紹介が終った時に、オレが隣にいたパパに「次はなに聞こうか」と話してると、「じゃあ、奥さんとの出会い」とのこと。マジか! オレはいいけど、ほかのパパはどうかなと思って聞いてみたら、みなさんオッケーとのこと。「では、次は奥さんとの出会いです」とまた一人ひとり語ってもらいましたよ。みんな、お酒が入って話が脱線しまくりで、ここでは書けない話だらけですよ! というか、このコラムを読んでいるパパもいたので、書けません! いい意味で“ひどい話”で、マジで面白かったので、書けないのが残念ですよ。ということをFacebookにも書いたんですが、知り合いのライターさんから「そのうちパパ会でキャバクラに行くことになりますよ、自分がそうだったんで」というコメントをもらい、その人がキャバクラに行くように見えなかったので、笑っちゃいましたよ。そういう広がりもあるんですかね。  今回は20時から夜中1時過ぎまで爆笑の連続だったので、帰り際にみなさんから「またぜひやりましょう!」と声をかけてもらいました。みんな楽しかったようなので、卒園までそんなに時間はないけれど、次回は忘年会か新年会でもやりますかね。オレもめちゃめちゃ面白かったので、パパ飲み会をやって本当よかった! これはもうパパのみなさんにオススメですよ!

【TBS】新聞全面広告で名指し批判された「NEWS23キャスター」の言論レベル

【アガるニュースをお届け!デイリーニュースオンラインより】
1121tbs.pngのサムネイル画像
「NEWS23」公式HPより。左が岸井氏。
 趣旨としては、テレビ報道があまりに偏向していることへの疑義申し立て。先の安保法案は賛成・反対の両論があったにも関わらず、主要ニュース番組は反対意見ばかりを報じていた事実を、安保法制<両論放送時間比較>として提示している。例えばテレビ朝日の報道ステーションは、賛成・反対意見の時間配分がそれぞれ5%と95%。TBSのNEWS23は7%と93%である……という具合に(注1)。
続きは【デイリーニュースオンライン】で読む
      
   
					

【TBS】新聞全面広告で名指し批判された「NEWS23キャスター」の言論レベル

【アガるニュースをお届け!デイリーニュースオンラインより】
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「NEWS23」公式HPより。左が岸井氏。
 趣旨としては、テレビ報道があまりに偏向していることへの疑義申し立て。先の安保法案は賛成・反対の両論があったにも関わらず、主要ニュース番組は反対意見ばかりを報じていた事実を、安保法制<両論放送時間比較>として提示している。例えばテレビ朝日の報道ステーションは、賛成・反対意見の時間配分がそれぞれ5%と95%。TBSのNEWS23は7%と93%である……という具合に(注1)。
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『下町ロケット』は原作から何を足し、何を引いたか……スピード感を得た“21世紀の『水戸黄門』”像

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日曜劇場『下町ロケット』|TBSテレビ
 2015年10月クールの連続ドラマの中で最も注目を浴びている作品といえば、やはり『下町ロケット』(TBS系)になるだろう。原作はご存じ、池井戸潤。『半沢直樹』(同)の大ヒットは記憶に新しいが、ここ最近の地上波だけでも『七つの会議』(NHK総合)、『花咲舞が黙ってない』(日本テレビ系)、『ルーズヴェルト・ゲーム』(TBS系)、『ようこそ、わが家へ』(フジテレビ系)、『民王』(テレビ朝日系)と、ドラマ化が続く。現在の日本のテレビドラマ界は、池井戸なしでは成立し得ないのではないか、と思えるほどだ。 『半沢直樹』の大ヒットを経験していることもあり、TBSとしても気合十分。かつ『下町ロケット』は、過去にWOWOWでドラマ化されているという経緯もあり、負けるわけにはいかないところだ。そして事実、期待通りのヒット作品となる。初回の視聴率こそ16.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だったが、右肩上がりで数字を伸ばし、ロケット編の最終回となる第5話では20.2%という高視聴率を記録。これはプライムタイムのドラマとしては2015年度最高の記録であり、第二の『半沢直樹』になるかどうか、期待が集まる。 『下町ロケット』に限らず、小説原作をテレビドラマにする際はある程度の脚色が必要となる。それではこの作品では、原作にどのような脚色が加えられているのか。そして、テレビドラマとしての『下町ロケット』は、その脚色においてどのような成功を収めているのか。第1話から第5話までの「ロケット篇」を振り返り、検証してみたい。 <原作を削るのではなく、原作に足すという手法>  ドラマ『下町ロケット』では、原作で重要だった要素はほぼそのまま生かされている。基本的には原作の主要な登場人物はすべてドラマでも活躍するし、あの場面が削られてしまった、というケースはほとんどない。強いて言うならば、前半で資金繰りに苦しむ場面は小説からドラマになる際にはかなり短めに処理されているが、小説のように登場人物の内面を描くことができないという映像の特性を考えれば、もっともな演出だといえるだろう。  逆に、原作にはなかったが、ドラマにする上で足されている要素はいくつかある。登場人物でいうと、主人公の佃航平(阿部寛)の娘、利菜(土屋太鳳)は原作にも登場するのだが、登場回数は増え、かなり大きな役回りを演じている。これは『下町ロケット』がテレビ作品であり、幅広い層に向ける必要があるからだろう。親子のやりとりをしっかり見せることによって、ただの企業ものではない、家族ドラマとしての側面を描くことに成功している。  また、原作からの最も大きな改変といえるのが、第2話の裁判シーン。航平が証人喚問で呼ばれて法廷に立ち、技術者としてのプライドを述べる重要な場面だが、実はこの場面は、原作には存在していない。この派手な場面を作ることによって、第2話の視聴率は17.8%と、第1話を越えることに成功。連続ドラマにおいて重要な第2話にこの派手なエピソードを付け加えることによって、視聴者を増やす動機付けにつながったといえるだろう。 <日本のテレビドラマではあまりない情報量の多さ> 『下町ロケット』をテレビドラマにするにあたってTBSが取った戦略は、「ロケット篇」だけで全話を構成するのではなく、続編の『下町ロケット2』を含めて全話に詰め込むというものだった。この手法により、またすでに述べたようにテレビドラマのオリジナルの要素まで加えていることもあり、この作品は一般的な日本のテレビドラマと比べてかなり情報量が多い。テンポも早く、全体を通してのカットのつなぎやセリフの間も非常に早い。これにより、視聴者が一切飽きることなく、一話を最後まで見てしまうという習慣付けに成功している。  情報量の多さを処理する上で効果的に使われている演出が、松平定知によるナレーションだ。毎回頭に入るこのナレーションだが、普通であれば前回までのあらすじを視聴者に紹介するという役割に過ぎないところ、前回から今回に至るまでに何があったかも説明するという離れ業を演じている。  たとえば第4話、佃製作所が帝国重工からの審査を受ける回だが、この回の頭のナレーションでは帝国重工の審査する側の溝口(六角慎司)と田村(戸次重幸)の簡単な紹介と富山敬治(新井浩文)との関係性の説明がなされる。これをナレーションだけで処理するというのは、かなりアクロバティックな演出だろう。通常のドラマであれば、この3人が話し合う場面を映像として見せるわけだが、それをあえてせずにナレーションで処理する。かつ、前回までのあらすじと交えてそれがなされているために、視聴者としての違和感はまったくない。前回までのあらすじと思って見ていたら、そのまま今回のエピソードに引き込まれるという、シームレスな演出方法になっている。  この情報量の多さとテンポを重用視する演出は、むしろ海外のドラマに近いともいえるだろう。視聴者が多くの海外ドラマに触れ、そのスピード感を知っている今、『下町ロケット』は新たなスタイルを模索し、それを確立しつつある。 <どの回を見ても楽しめるという『水戸黄門』的スタイル>  これまでに述べた演出方法により、『下町ロケット』が何を目指し、また何に成功しているのかというと、どの回を見ても楽しめるという、いわば『水戸黄門』的スタイルだ。通常の日本のテレビドラマであれば、どれか1話を見逃してしまうとその後の話についていけないということは多い。というか、全話を通して見る視聴者を前提としているためにそうならざるを得ないわけだが、『下町ロケット』はそうではない。第何話から見ても楽しめるというスタイルを突き詰めていて、だからこそ視聴率が右肩上がりになるという成功を収めている。  各種デバイスの発達やHDD録画視聴というスタイルの普及により、テレビドラマを毎週同じ時間にお茶の間に座って見る、という昔ながらの視聴方法はすでに崩れている。『下町ロケット』はそれを前提として新たなテレビドラマのスタイルを追求する、“21世紀の『水戸黄門』”だといえるだろう。第6話以降、このまま上昇飛行が続いていくのかどうか、見逃せないところだ。 (文=相沢直) ●あいざわ・すなお 1980年生まれ。構成作家、ライター。活動歴は構成作家として『テレバイダー』(TOKYO MX)、『モンキーパーマ』(tvkほか)、「水道橋博士のメルマ旬報『みっつ数えろ』連載」など。プロデューサーとして『ホワイトボードTV』『バカリズム THE MOVIE』(TOKYO MX)など。 Twitterアカウントは@aizawaaa