世界野球WBSCプレミア12で、日本は19日の韓国戦に惜敗し、屈辱の3位決定戦行きとなった。スポーツ紙や野球ファンたちの間ではさまざまな敗因が指摘されているが、選手たちの“夜遊び”もそのひとつだった可能性が浮上している。 11月12日、台湾桃園スタジアムで行われたドミニカ戦を4対2で制した日本。その晩、勝利に浮かれたのか、一部の日本代表選手が台北の夜の街で乱痴気騒ぎをしている姿を台湾メディアに一斉に報じられた。 名前が挙がっているのは、大野雄大(中日ドラゴンズ)、坂本勇人(読売ジャイアンツ)、前田健太(広島東洋カープ)、秋山翔吾(埼玉西武ライオンズ)の4人。 ドミニカ戦を終えた12日夜10時40分頃、宿泊先のホテルに代表選手らが帰還し、エントランス付近には彼らを一目見ようと集まった地元ファンがあふれ返っていた。 それから約1時間後、問題の4人の選手は二手に分かれてタクシーに乗り込み、台北でも有数の割烹料理店「凜割烹」へと向かった。一行は深夜1時ごろまで同店で食事をした後、台北の中心地にあるナイトクラブ「WAVE」へ移動。報道によれば、同店は4人が訪れる6時間前に、Facebookで彼らの来店を告知。店のイベントのような扱いだったという。 店の前では6~7人の台湾美女らが彼らを出迎え、さらに用意されたVIP席では、胸の谷間と太ももがあらわになったセクシー衣装の美女たちがひとりひとりにあてがわれた。彼女たちの激しいスキンシップに、4人はデレデレ。明け方4時に店が営業を終了するまで、2時間ほど楽しんだ選手たちだが、店から出てきたのは坂本と大野だけだった。 特に大野は完全に出来上がっており、手に酒の入ったボトルを持ったまま路上で大暴れ。大声で笑ったかと思うと急に叫び、ボトルの酒を地面に振りまきながらその場でぐるぐると回り始めたという。また、坂本もタバコをポイ捨てする姿をとらえられており、台湾誌「壹週刊」は「そのさまは、彼が内野を守備しているときの流れるような動作を連想させた。彼は日本代表の野球選手であることを忘れ、町を清潔に保つ日本人の心も忘れた。ボトルを路上に投げ捨て、台湾に来て路上にゴミを捨てるとともにメンツも捨てた」と、非難している。 一方、前田と秋山はどこへ消えたのか? 同誌記者が店員に尋ねると、2人は早くに店を離れたとのこと。「もしかして、女の子をお持ち帰りしたんじゃないのか?」と聞くと、店員は含み笑いを浮かべながら、それ以上何も答えなかったという。 19日の韓国戦では、秋山と坂本がスターティングメンバーとして出場。3対0で迎えた8回裏、1番秋山は1アウト1塁2塁の追加点のチャンスでセンターフライ、続く坂本も空振り三振に倒れた。ここで流れが変わり、9回表に韓国の猛打を浴び逆転を許すと、そのまま逃げ切られる形でゲームセットとなった。 1週間前の夜の疲れが2人の出場選手に残っていたとは考えにくいが、大会期間中にしてはちょっとハメを外しすぎたか。選手たちのこうした気の緩みが、韓国戦の敗因のひとつだった可能性は否めない。さらに、親日的な台湾の人々の日本に対するイメージを失墜させた責任も、日本の代表たる彼らは負わなければならないだろう。現地台湾メディアの報道
日別アーカイブ: 2015年11月20日
「婦人公論」夫婦特集に見え隠れする、バブル世代のほのぼの老後願望
<p> 「婦人公論」(中央公論新社)今号は、スピリチュアリスト江原啓之と、最近ロックバンド・レベッカを再結成したNOKKOの対談「『レベッカ』再結成の背中を押した出会い」からレビューを始めます。2人の出会いは熱海の寿司屋。初対面に近い江原にバンドの再結成を相談するNOKKOもNOKKOですが、「ノッコさんのお役目ですから、やってください。守られていますから大丈夫ですよ」と言い切るの江原もまた……。20歳でレベッカを結成して人気を得るも、「重荷から解放されたかった」と、27歳でバンドを解散。その後は現夫と結婚、42歳で出産。「妊娠していることが判明した病院の帰り道でのことでした。のんびりと歩く野良猫が、私を見て『私も妊娠したことあるのよ』と話しかけてきた気がして。その瞬間に、これまで自分はロック歌手だ、アーティストだと勝手にカテゴライズしていたけれど、もっとシンプルに哺乳類だったんだと思ったのです」とうっとり話すNOKKOに、江原の持つ最も恐ろしい才能“対談相手がなぜか「その気」になって語り出す”を見せつけられたのでした。</p>
【プレミア12】侍ジャパンが韓国に屈辱の逆転負け! 大谷降板「その時、韓国ベンチは……」
歴史的な逆転負けを喫した。日本と台湾で初開催されている国際野球大会「プレミア12」の準決勝が19日、東京ドームで行われた。B組1位の日本は9回表に、3点差をひっくり返され3-4で同3位の韓国に敗退。先発の大谷翔平が7回1安打無失点で韓国打線を封じ込んだが、9回に則本昂大がつかまり1点を返され、なおもノーアウト満塁の場面で代わった松井裕樹が押し出しフォアボール。最後は増井浩俊が韓国の4番・李大浩にタイムリーを打たれた。 まさかの逆転負けに日本の小久保裕紀監督は試合後、「負けられない試合で最後の9回の継投のところ。同点で終われなかったのは私の責任です」と呆然。ネット上では“無双状態”だった大谷から則本に繋いだ継投策について「最後まで大谷で行くべきだった」「小久保の采配は素人以下」とバッシングが巻き起こっている。 韓国ベンチも、完全にナメきっていた。取材したスポーツ紙記者は「向こうは日本のピッチャーは“大谷と、それ以外”という扱い。手のつけられなかった大谷がマウンドを降りたところで、がぜんヤル気を出した。則本も150キロ超のストレートを持っているが、大谷のソレとは明らかに質が違う。大谷の剛球を相手にしていた韓国選手は“それ以外”の投球を見て『全然打てるぞ』と声を上げていた。キャッチャー・嶋基宏の配球も完全に読まれていて、決勝打を放った李大浩には試合後『最初に変化球が来るのはわかっていた』と言われる始末だった」と語る。 一部ではベンチにいた韓国選手が嶋の配球を盗み、ハングル語で打者に伝えていたという情報もあるが、それを逆転負けの言い訳にはできまい。大谷と“それ以外”の差が大きすぎたことが、敗因なのかもしれない。野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイトより
【プレミア12】侍ジャパンが韓国に屈辱の逆転負け! 大谷降板「その時、韓国ベンチは……」
歴史的な逆転負けを喫した。日本と台湾で初開催されている国際野球大会「プレミア12」の準決勝が19日、東京ドームで行われた。B組1位の日本は9回表に、3点差をひっくり返され3-4で同3位の韓国に敗退。先発の大谷翔平が7回1安打無失点で韓国打線を封じ込んだが、9回に則本昂大がつかまり1点を返され、なおもノーアウト満塁の場面で代わった松井裕樹が押し出しフォアボール。最後は増井浩俊が韓国の4番・李大浩にタイムリーを打たれた。 まさかの逆転負けに日本の小久保裕紀監督は試合後、「負けられない試合で最後の9回の継投のところ。同点で終われなかったのは私の責任です」と呆然。ネット上では“無双状態”だった大谷から則本に繋いだ継投策について「最後まで大谷で行くべきだった」「小久保の采配は素人以下」とバッシングが巻き起こっている。 韓国ベンチも、完全にナメきっていた。取材したスポーツ紙記者は「向こうは日本のピッチャーは“大谷と、それ以外”という扱い。手のつけられなかった大谷がマウンドを降りたところで、がぜんヤル気を出した。則本も150キロ超のストレートを持っているが、大谷のソレとは明らかに質が違う。大谷の剛球を相手にしていた韓国選手は“それ以外”の投球を見て『全然打てるぞ』と声を上げていた。キャッチャー・嶋基宏の配球も完全に読まれていて、決勝打を放った李大浩には試合後『最初に変化球が来るのはわかっていた』と言われる始末だった」と語る。 一部ではベンチにいた韓国選手が嶋の配球を盗み、ハングル語で打者に伝えていたという情報もあるが、それを逆転負けの言い訳にはできまい。大谷と“それ以外”の差が大きすぎたことが、敗因なのかもしれない。野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイトより
【画像アリ】鼻の毛穴対策に心血注いで6年目、黒ずみつまりと毛穴のルポルタージュ
<p> サイゾーウーマン読者の皆さま、初めまして鼻の毛穴です。 </p> <p> ご挨拶代わりの毛穴画像、お楽しみ頂けましたでしょうか? こんな鼻の毛穴をネットに晒し続けて6年目、毛穴ブロガー・櫻田こずえが、つまり続ける鼻の毛穴と格闘する連載をスタートさせていただきます。</p>
【画像アリ】鼻の毛穴対策に心血注いで6年目、黒ずみつまりと毛穴のルポルタージュ
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「お前が言うな」大合唱! 大沢樹生・喜多嶋舞「長男裁判」判決も、“略奪婚”安藤優子が不用意発言
すでに解散しているアイドルグループ「光GENJI」の元メンバーで俳優の大沢樹生が、元妻で女優の喜多嶋舞との結婚中に生まれた長男について、大沢との親子関係がないことの確認を求めた訴訟に関し、東京家庭裁判所が19日、判決を言い渡した。 判決では、長男の誕生が2名の結婚後からちょうど200日目。201日目から「夫の子」と推定される民法に則り、長男は大沢の「嫡出推定を受けない」と裁判官は指摘。DNA鑑定においても「生物学的父親ではない」と結果が出ているため、父親が大沢の子ではないと認めるのが相当と結論づけた。裁判は大沢の勝利となり、喜多嶋のオトコ関係の奔放さが改めて強調される結果となってしまった。 喜多嶋舞の魔性ぶりは芸能界ではかなり有名だったようで、奥田瑛二、石田純一、西島秀俊、香川照之などそうそうたる面子が彼女に入れあげたというウワサも出回っている。大沢としても、夫婦になる前後に別の男性と関係を持っていたという事実、そして、その子を捨てて逃げ回る元妻を許せなかったのだろう。 ネット上では「喜多嶋舞ひどいな」「大沢おめでとう」「悲しいけど勝ってよかった」と、大沢の勝利を祝福する声がほとんど。裏切り行為をした喜多嶋舞に対する同情の声は皆無で、辛らつな言葉ばかりが浴びせかけられている。ただ、気になるのはその中に「安藤優子がアホすぎ」「安藤優子は何考えてんだ」という、キャスターの安藤優子への文句も相当数あったということだ。なぜ、彼女の名前が出るのか。 「19日、安藤は自身がMCを務める『直撃LIVE グッディ!』(フジテレビ系)で、この裁判について言及。安藤は『なんで、子供を相手にこういう裁判を起こさなきゃいけなかったんですか。』と呆れるように語った上、『いったんは、長男も新しい奥様もうまくいってたわけですよね。(略)それを今更決着つけなくちゃいけないんですかね。喜多嶋舞さんへの怒りみたいなもんなですかね』と、裁判を起こした大沢を糾弾したんです。それにネットユーザーが反応した形ですね」(芸能記者) ネット上には「いや、どう考えても喜多嶋舞が悪いだろ」「なんで大沢が攻められてるの?完全な被害者」「子どもはかわいそうだけど、責めるなら喜多嶋の間男のはず」と安藤の発言に総攻撃をしかけた。無論、子どもの血縁をかけた裁判に対する“勝ち負け”に不快感を示す人もいるが、今回の安藤の発言は不用意だったと言わざるを得ない。 そもそも安藤自身、今の夫で元フジテレビ社員の堤康一氏とは不倫の末に“略奪婚”している。他人の家族に散々迷惑をかけた安藤がこのような発言をしても、全く説得力がない。 大沢にとっては、長く共に生活してきた長男との“不都合な真実”を暴くような裁判は、つらくて仕方がなかったことだろう。安藤が責めるべきは、事の発端を作った喜多嶋ではないだろうか。大沢樹生
大沢樹生、“長男と親子関係なし”判決も……喜多嶋舞猛バッシングにマスコミが懐疑的なワケ
大沢樹生オフィシャルブログより
大沢樹生と喜多嶋舞元夫婦の“実子騒動”が、19日に一旦決着をみせた。東京家裁の判決は「親子関係は存在しない」となり、18歳の長男と大沢に血縁関係はないことが認められた形で、ネット上では喜多嶋に対するバッシングが巻き起こっている。
騒動の勃発となったのは2013年末、一部で「長男が実子である確率は0%」と報じられたことから。翌14年1月、記者会見に臨んだ大沢は「16年間、僕は普通に息子と思って愛情を注いできた」と涙を隠さず、DNA鑑定で判明した“実父の可能性0”という結果は正しいと主張した。しかし長男は「DNA鑑定の結果は99.9%親子」と反論、さらに喜多嶋は女性週刊誌のインタビューで「断言します。父親は大沢さんです」と、大沢の主張に真っ向から反論していた。
「ラッセンが好き~♪」でプチブレーク 孤高の四十路芸人を脱した永野が次に目指すは“21世紀の荒木師匠”!?
青いシャツにボブカット、狂気すらはらんだ笑顔で訴えるラッセン愛……。つい数年前までは知る人ぞ知る芸人だった永野が今、満を持してブレークの時を迎えている。今回「1,000枚予約達成したら」という条件付きで「完全に完璧な」(※永野談)DVDが発売されると聞き、急遽インタビューを敢行。アングラからの「裏切り者」「魂売りやがって」という声に、永野はどう答えるのか。そもそもDVDは、発売なるのか……? ――「完全で完璧な」DVD……中身が気になります。 永野 世の中には、変なネタを集めたDVDはいっぱいありますけど、DVD自体が変わっているっていうのは新たな試みだと思います。 ――DVD自体が変わっているとは? 永野 DVD自体がおかしいっていう作りです。どうしようかな、これも言っちゃおうかな……。いや、実はパクリなんですけどね。石井聰亙(現:石井岳龍)監督の『爆裂都市 BURST CITY』からパクッたんですけど。ここで初めてバラします。 ――パクり!? 永野 サイゾーさんならいつかバレると思うんで話しますと、陣内孝則さんとかが出てた『爆裂都市』のキャッチコピー<これは暴動の映画ではない、映画の暴動である>から、パクッたんですよ。<これは変なDVDではない、DVDが変である>。初告白しますけど、オリジナリティがまるでないんです、僕は。全部パクリなんすよ! ――永野さんはオリジナリティの塊だというのが、世間一般の認識だと思いますが。 永野 僕は今まで、ロフトプラスワンに集う、若い多感なサブカル好きな人たちをだましてきました。本当はなんにもなかったんですよ。だから40過ぎて、本当のことを言っていこうと思って。 ――だましているという感覚はあったんですか? 永野 そうですね。確かにこの20年間は、目が死んだ連中が支えてくれてたんですけどね。だけど、彼らはまったくお金を落とさないことに、あるとき気づいたんですよ。それで歌ネタにシフトチェンジして、最近ではお子さんやご年配の方までが覚えてくれるようになりました。しかし……その方たちは、DVDを買うという欲求がないのです。 ――DVDの予約状況は? 永野 今日の時点で、まだ500枚しかない。こういうの、発表と同時にガッと600枚ぐらいまでいくべきじゃないですか。そこから足踏みして、1,000枚達成……だと思うんですけど、僕の場合、ガッといって200枚。それからあの手この手で500枚売って、もう限界値まで来てるんじゃないですかね。ドーピング打ちすぎた馬みたいな。 ――いやいや、ここからですよ! 永野 だから今日は、今年に入ってからずっと背を向けてきたサブカル連中に、もう一度立ち上がってくれないかっていうお願いのインタビューなんです。 ――自分から裏切っておいて(笑)。取材前日、安い酒に悪酔いしておでこを負傷したという永野氏。「もう体が高い酒に慣れてるから……」(撮影=五十川満)
永野 黒いジャケット着て、ロフトの地下で「こんなことやっていいの?」ってネタをやってた人間が、もう整形手術したみたいに口角上げて、金稼いでるわけですよ。だから、サイゾーさんを通して彼らに「僕が一回君たちから離れたのは、大きくなって戻ってくるためだよ」って伝えたい。「ふざけんな! あんなセルアウトした人間が」って思ってるやつらに。 ――セルアウトですか。 永野 僕、40過ぎてからエミネムに出会って、ヒップホップの思想に入りまして。人生は「ゲット・ザ・マネー」だと知り、生き方を変えたんすよ。僕は74年生まれですが、若い頃、貧乏くさいパンクがはやってたんですよ。資本主義が敵、みたいな。でも、よかった。40過ぎてヒップホップに出会って、資本主義者になれたから。お金はまだついて来てないですけど、主義は資本主義です。資本主義者なのです。あ、ここ太字でお願いします。 ――黒人ラッパーが、キレイなチャンネーをでっかい車に乗せてる発想ですね。 永野 一方パンクロッカーって、痩せてて恐ろしいじゃないですか。ずっとパンクやってる人は50代でもガリガリで、周りもそういうのだらけだから、自分も病理に気づいてない。あんなのね、地方行ったらおばけですよ。人間太らないとだめです、男も女も。年取れば取るほどね。とまぁ、エミネムとの出会いが、僕をDVDリリースへと駆り立てたんですよ。 ――集大成としてのDVDなんですね。 永野 いろいろあっての集大成ですね。歌ネタばっかりのDVDではないです。かといって、昔の感じの尖ったものだけでもないです。その両方を足して、ダークな僕とポップな僕って、そんな単純な構図でもない。すごいです、これはもう。何が起こるかわからない。僕自身、わからない……。 ――11月28日には、DVD関連のイベントも開催されます。 永野 これはですね、料金はかからないんですけど、その代わりその場でDVD(4,000円)の予約をしてください、と。おのずと、DVDの予約につながるというシステムです。ゲット・ザ・マネーの発想です。「もうDVD予約したわよ!」という熱心なファンには「もう1枚買いなさい」って、そういうイベントなんですよ。パンクの発想とかないです。みんな楽しんでってくれよ! とか、そんなのもないです。「金を落とせ、4,000円」。落としていけ、この永野に。話がそれましたけど、来ていただいたお客様のために、新ネタを交えた単独ライブ形式でやろうと思っています。単独ライブって年に1回やるかやらないかぐらいですけど、なんと急遽やります。いまアメブロ(http://ameblo.jp/cawaiinecochan/)をやってるんですけど、世に出てから急にサイバーエージェントと手を組んで、“ザ・芸能人”みたいな(笑)。「永野と踊ろう!」っていう動画をアップしているんですけど、イベントに来てくださった方と、それを一緒に踊ろうと思っています。
――ただの怪しいセミナーみたいな感じかと思ったら、めちゃくちゃ内容濃いですね。 永野 やりますよ。新ネタを交えた単独プラス、ふれあいの会もして。僕ね、営業とかで「わ! 永野さん来てくれた」って、そういうの大好きなんですよ。今までなかったことなので。ただ、これは声を大にして言いたいんですけど、東京のライブでは終わったら帰ってください! ライブの後に来られるの、すっごい嫌なんですよ。ライブのお客さんって、狭い感じというか、重い感じで近づいてくるから。イベントは100%全力でやりますから、終わったらすぐ帰れ! ――(笑)。 永野 あと、これも言っておきたいんですけど、4,000円って、ちょっと高いと思うでしょ。お笑いのDVDっていま、ロープライス化してるから。でも2,000円だったら、2,000円の内容しか作れない。まあ、これも脱毛キャンペーンの車内広告からパクッたんですけど。<安い脱毛からは安い達成感しか得られない>って。でも、本当にそうだなあって。実際このDVD出したら、“今後ライブやる意味あんのか説”が急浮上してるんですよね。なぜなら、これは生でもない映像でもない、新しいDVDなんで。今後、生の意味が弱くなると思う。表現手段としてね。ヘタしたら、11月28日がラストライブになる可能性もある。 ――……そこまでご自身を追い詰めて、大丈夫ですか? 永野 中流家庭で育ったんですけど、思想はゲットー育ちなんで。お母さんが作ってくれた温かいご飯を食べて育ってきましたけど。実際アングラでやっていた時より、DVDの内容は尖ってます。卑猥なもの、ヤバいことこそ最先端の笑いだっていう時期はとっくに超えてる。 ――ヤバいことこそ最先端の笑いっていう風潮は、確かにありますね。 永野 それはもう時期です。思春期や反抗期と一緒で、いつまでもやってられるもんじゃない。若い頃はかっこいいと思うんですけどね、そういうの。でもね、僕は歌もののDVDを出すつもりはない。そういうことじゃないんです。昔より、めちゃくちゃやばいんですよ。 ――“お笑いわかってるやつは永野が好き”みたいな意見は、本人としてはどう感じていたんですか? 永野 正直、最初はうれしいじゃないですか。コアな感じって。お笑いを追求するみたいなの、はやってたし。でも、よく考えたら僕、別にお笑い命じゃなかったんですよ。持ち上げられて調子に乗った気持ちと、「あれ?」っていう気持ちと、両方ありましたね。 ――「カルト」の称号って、表に出さないための鎖みたいな意味もありますよね。 永野 バナナマンさんのラジオに呼んでいただいたときに、そういう話になったんですよ。昔は孤高の芸人とかカルト芸人とか言われて、でも本当の僕はテレビに出たかったって話をしたら、バナナマンさんが「すっごいわかる」って。自分たちも、もともとはテレビに出てやりたかったのに、いつのまにかストイックな単独をかけて、お笑いを追求するみたいな方向に行っちゃったんだけど、ある時「別にそうじゃなかったよね」って思い出したと。本当はテレビに出てわーってやりたかったのに、売れないもんだからひねくれちゃって、お笑いを求道する方向に行っちゃって、そこで評価されると抜け出せなくなる。 ――永野さんは、その紆余曲折に悲哀感がないのが素敵です。 永野 一番嫌いです、もう。悲哀とか最悪。テクノも通ってたんで、僕は。テクノに悲哀はないから。何度も言いますが、悲哀は最悪。芸人のいい話とか、あれが暗くさせるんですよ。お笑いを、日本を。そんなの独り言でいいのに、Twitterとかでわざわざ「あーもっと漫才うまくなりてえ」ってつぶやく芸人いるじゃないですか。知らねえよ、バカ! って。それにファンも「頑張ってください」とか「すごいストイックですね」とか、あぁ気持ち悪い。なんなのそれ? とか思っちゃって。もっと言うと最近、本当にそういう連中とは違う人種だなって。>
――違う人種というのは? 永野 もし本当にうまくなりたいって思ってるとしたら、じゃあもう僕、君たちと友達じゃねえわっ。その人たちが「お笑い」なら、僕そもそもお笑いじゃないんじゃないかっていう境地に。単に腰振ってる、変な男でいいかなって。最近出てないですけど、荒木師匠っていたじゃないですか。僕は荒木師匠になりたいんです ――あぁ、荒木師匠! ジュリ扇お立ち台の! 永野 荒木師匠には、悲哀が一切ありません。ただそこにお立ち台があるから、踊る。「♪チャッチャッチャチャッチャ~フゥ!」って、聞くだけでブチアガる名曲とともに。やっぱり自分はあれをやるべきだと思って。 ――昨今の賞レースなどで、裏側を見せる演出も、無粋っちゃ無粋ですよね。 永野 そうなんですよ。いつのまにか、そんな流れになってしまった。最近J-POPも芸能人も、「君のそばにいるよ」ってものばっかりなんですよ。だからこそ、このDVDのテーマは「君のそばにいないよ」。荒木師匠はいなかったですもん。だけど、好きでしたもん。隣にいたら気持ち悪いですよ、荒木師匠が。プリンスもそうですよね。プリンスがそばいたら、嫌じゃないですか。プリンスはやっぱ、豪邸に住んでてほしい。もういいよ、身近とか親近感とか。 アングラで追求した“尖った芸を”って、それもいいんですけど、その尖った芸は人を不快にさせることも多い。深い意味で、荒木師匠は狂ってるじゃないですか。別に毒々しいことも言ってないけど、あんな死んだ目でひたすら踊るって狂ってるし、見ててブチアガる。お笑いは変な方向に行ったら意外とつまんないなっていうのは、勉強になりましたね。元気にはなんないなって。否定もしないですけど。 ――お笑いに関してやる方も見る方も、「真面目」すぎるのはわかる気がします。 永野 あと「あの人いい人だから応援しよ」とか、もういいですよ。うっとうしい。いい人だからなんなんだよ!? って。なんなんだよ、空気読めって。ホントよくないですよ。荒木師匠なんて、全然空気読んでないですから! そもそも空気読んでたら、すぐお立ち台から降りるわけですから。でも、偉大な人って、みんなそうって聞きますよ。ブルース・リーも。 ――空気を読むな、感じろ! と(笑)。 永野 この2人好きなんすよ。荒木師匠とブルース・リー。ブルース・リーも、全然空気読まなかったらしいですよ。ジャッキー・チェンも好きなんですけど、ジャッキー・チェンは読むんですよ。ブルース・リーは、イケイケのまま死にましたからね。調子こいたまま死にましたよね。 ――今は調子こいたら、今すぐ叩かれますし。 永野 すぐ叩かれるんですよ。一時期、総合格闘技がはやったじゃないですか。プロレスより、リアルなほうがいいって。でも、みんな飽きていった。やっぱり、本当とかリアルって、ある一定を超えたらつまらないと思うんですよね。ブルース・リーも、ヌンチャクの実用性考えたら、一発敵に「バシン」でいい。それをいちいち振り回し、しかも上半身脱ぐ。そういう無駄こそ、最高なんです。荒木師匠も、婚期に踊り狂ってたんですよ、あの人は。すごい覚悟ですよ。サイゾー読んでるアングラファンにも、目を覚ましてほしい。変な骨董品眺めて喜んでる場合じゃない。 ――と、変な骨董品だった永野さんが(笑)。 永野 とにかく11月28日、来たら目ぇ覚まさせますよ!! (取材・文=西澤千央) ●永野オリジナルDVD(発売未定)予約受付特設サイト <http://ps.ponycanyon.co.jp/nagano/> ●永野緊急単独ライブ特別編~会場で発売未定DVDを予約してくれる人限定ライブ~ 「すでに予約してるって人はどうすればいいかって?もう一枚予約するしかないっしょ~!!」 日時:11月28日(土)12:30開場 13:00開演 / 18:00開場 18:30開演 会場:ポニーキャニオン本社1Fイベントスペース <http://hp.ponycanyon.co.jp/event/content/1388/>
「ラッセンが好き~♪」でプチブレーク 孤高の四十路芸人を脱した永野が次に目指すは“21世紀の荒木師匠”!?
青いシャツにボブカット、狂気すらはらんだ笑顔で訴えるラッセン愛……。つい数年前までは知る人ぞ知る芸人だった永野が今、満を持してブレークの時を迎えている。今回「1,000枚予約達成したら」という条件付きで「完全に完璧な」(※永野談)DVDが発売されると聞き、急遽インタビューを敢行。アングラからの「裏切り者」「魂売りやがって」という声に、永野はどう答えるのか。そもそもDVDは、発売なるのか……? ――「完全で完璧な」DVD……中身が気になります。 永野 世の中には、変なネタを集めたDVDはいっぱいありますけど、DVD自体が変わっているっていうのは新たな試みだと思います。 ――DVD自体が変わっているとは? 永野 DVD自体がおかしいっていう作りです。どうしようかな、これも言っちゃおうかな……。いや、実はパクリなんですけどね。石井聰亙(現:石井岳龍)監督の『爆裂都市 BURST CITY』からパクッたんですけど。ここで初めてバラします。 ――パクり!? 永野 サイゾーさんならいつかバレると思うんで話しますと、陣内孝則さんとかが出てた『爆裂都市』のキャッチコピー<これは暴動の映画ではない、映画の暴動である>から、パクッたんですよ。<これは変なDVDではない、DVDが変である>。初告白しますけど、オリジナリティがまるでないんです、僕は。全部パクリなんすよ! ――永野さんはオリジナリティの塊だというのが、世間一般の認識だと思いますが。 永野 僕は今まで、ロフトプラスワンに集う、若い多感なサブカル好きな人たちをだましてきました。本当はなんにもなかったんですよ。だから40過ぎて、本当のことを言っていこうと思って。 ――だましているという感覚はあったんですか? 永野 そうですね。確かにこの20年間は、目が死んだ連中が支えてくれてたんですけどね。だけど、彼らはまったくお金を落とさないことに、あるとき気づいたんですよ。それで歌ネタにシフトチェンジして、最近ではお子さんやご年配の方までが覚えてくれるようになりました。しかし……その方たちは、DVDを買うという欲求がないのです。 ――DVDの予約状況は? 永野 今日の時点で、まだ500枚しかない。こういうの、発表と同時にガッと600枚ぐらいまでいくべきじゃないですか。そこから足踏みして、1,000枚達成……だと思うんですけど、僕の場合、ガッといって200枚。それからあの手この手で500枚売って、もう限界値まで来てるんじゃないですかね。ドーピング打ちすぎた馬みたいな。 ――いやいや、ここからですよ! 永野 だから今日は、今年に入ってからずっと背を向けてきたサブカル連中に、もう一度立ち上がってくれないかっていうお願いのインタビューなんです。 ――自分から裏切っておいて(笑)。取材前日、安い酒に悪酔いしておでこを負傷したという永野氏。「もう体が高い酒に慣れてるから……」(撮影=五十川満)
永野 黒いジャケット着て、ロフトの地下で「こんなことやっていいの?」ってネタをやってた人間が、もう整形手術したみたいに口角上げて、金稼いでるわけですよ。だから、サイゾーさんを通して彼らに「僕が一回君たちから離れたのは、大きくなって戻ってくるためだよ」って伝えたい。「ふざけんな! あんなセルアウトした人間が」って思ってるやつらに。 ――セルアウトですか。 永野 僕、40過ぎてからエミネムに出会って、ヒップホップの思想に入りまして。人生は「ゲット・ザ・マネー」だと知り、生き方を変えたんすよ。僕は74年生まれですが、若い頃、貧乏くさいパンクがはやってたんですよ。資本主義が敵、みたいな。でも、よかった。40過ぎてヒップホップに出会って、資本主義者になれたから。お金はまだついて来てないですけど、主義は資本主義です。資本主義者なのです。あ、ここ太字でお願いします。 ――黒人ラッパーが、キレイなチャンネーをでっかい車に乗せてる発想ですね。 永野 一方パンクロッカーって、痩せてて恐ろしいじゃないですか。ずっとパンクやってる人は50代でもガリガリで、周りもそういうのだらけだから、自分も病理に気づいてない。あんなのね、地方行ったらおばけですよ。人間太らないとだめです、男も女も。年取れば取るほどね。とまぁ、エミネムとの出会いが、僕をDVDリリースへと駆り立てたんですよ。 ――集大成としてのDVDなんですね。 永野 いろいろあっての集大成ですね。歌ネタばっかりのDVDではないです。かといって、昔の感じの尖ったものだけでもないです。その両方を足して、ダークな僕とポップな僕って、そんな単純な構図でもない。すごいです、これはもう。何が起こるかわからない。僕自身、わからない……。 ――11月28日には、DVD関連のイベントも開催されます。 永野 これはですね、料金はかからないんですけど、その代わりその場でDVD(4,000円)の予約をしてください、と。おのずと、DVDの予約につながるというシステムです。ゲット・ザ・マネーの発想です。「もうDVD予約したわよ!」という熱心なファンには「もう1枚買いなさい」って、そういうイベントなんですよ。パンクの発想とかないです。みんな楽しんでってくれよ! とか、そんなのもないです。「金を落とせ、4,000円」。落としていけ、この永野に。話がそれましたけど、来ていただいたお客様のために、新ネタを交えた単独ライブ形式でやろうと思っています。単独ライブって年に1回やるかやらないかぐらいですけど、なんと急遽やります。いまアメブロ(http://ameblo.jp/cawaiinecochan/)をやってるんですけど、世に出てから急にサイバーエージェントと手を組んで、“ザ・芸能人”みたいな(笑)。「永野と踊ろう!」っていう動画をアップしているんですけど、イベントに来てくださった方と、それを一緒に踊ろうと思っています。
――ただの怪しいセミナーみたいな感じかと思ったら、めちゃくちゃ内容濃いですね。 永野 やりますよ。新ネタを交えた単独プラス、ふれあいの会もして。僕ね、営業とかで「わ! 永野さん来てくれた」って、そういうの大好きなんですよ。今までなかったことなので。ただ、これは声を大にして言いたいんですけど、東京のライブでは終わったら帰ってください! ライブの後に来られるの、すっごい嫌なんですよ。ライブのお客さんって、狭い感じというか、重い感じで近づいてくるから。イベントは100%全力でやりますから、終わったらすぐ帰れ! ――(笑)。 永野 あと、これも言っておきたいんですけど、4,000円って、ちょっと高いと思うでしょ。お笑いのDVDっていま、ロープライス化してるから。でも2,000円だったら、2,000円の内容しか作れない。まあ、これも脱毛キャンペーンの車内広告からパクッたんですけど。<安い脱毛からは安い達成感しか得られない>って。でも、本当にそうだなあって。実際このDVD出したら、“今後ライブやる意味あんのか説”が急浮上してるんですよね。なぜなら、これは生でもない映像でもない、新しいDVDなんで。今後、生の意味が弱くなると思う。表現手段としてね。ヘタしたら、11月28日がラストライブになる可能性もある。 ――……そこまでご自身を追い詰めて、大丈夫ですか? 永野 中流家庭で育ったんですけど、思想はゲットー育ちなんで。お母さんが作ってくれた温かいご飯を食べて育ってきましたけど。実際アングラでやっていた時より、DVDの内容は尖ってます。卑猥なもの、ヤバいことこそ最先端の笑いだっていう時期はとっくに超えてる。 ――ヤバいことこそ最先端の笑いっていう風潮は、確かにありますね。 永野 それはもう時期です。思春期や反抗期と一緒で、いつまでもやってられるもんじゃない。若い頃はかっこいいと思うんですけどね、そういうの。でもね、僕は歌もののDVDを出すつもりはない。そういうことじゃないんです。昔より、めちゃくちゃやばいんですよ。 ――“お笑いわかってるやつは永野が好き”みたいな意見は、本人としてはどう感じていたんですか? 永野 正直、最初はうれしいじゃないですか。コアな感じって。お笑いを追求するみたいなの、はやってたし。でも、よく考えたら僕、別にお笑い命じゃなかったんですよ。持ち上げられて調子に乗った気持ちと、「あれ?」っていう気持ちと、両方ありましたね。 ――「カルト」の称号って、表に出さないための鎖みたいな意味もありますよね。 永野 バナナマンさんのラジオに呼んでいただいたときに、そういう話になったんですよ。昔は孤高の芸人とかカルト芸人とか言われて、でも本当の僕はテレビに出たかったって話をしたら、バナナマンさんが「すっごいわかる」って。自分たちも、もともとはテレビに出てやりたかったのに、いつのまにかストイックな単独をかけて、お笑いを追求するみたいな方向に行っちゃったんだけど、ある時「別にそうじゃなかったよね」って思い出したと。本当はテレビに出てわーってやりたかったのに、売れないもんだからひねくれちゃって、お笑いを求道する方向に行っちゃって、そこで評価されると抜け出せなくなる。 ――永野さんは、その紆余曲折に悲哀感がないのが素敵です。 永野 一番嫌いです、もう。悲哀とか最悪。テクノも通ってたんで、僕は。テクノに悲哀はないから。何度も言いますが、悲哀は最悪。芸人のいい話とか、あれが暗くさせるんですよ。お笑いを、日本を。そんなの独り言でいいのに、Twitterとかでわざわざ「あーもっと漫才うまくなりてえ」ってつぶやく芸人いるじゃないですか。知らねえよ、バカ! って。それにファンも「頑張ってください」とか「すごいストイックですね」とか、あぁ気持ち悪い。なんなのそれ? とか思っちゃって。もっと言うと最近、本当にそういう連中とは違う人種だなって。>
――違う人種というのは? 永野 もし本当にうまくなりたいって思ってるとしたら、じゃあもう僕、君たちと友達じゃねえわっ。その人たちが「お笑い」なら、僕そもそもお笑いじゃないんじゃないかっていう境地に。単に腰振ってる、変な男でいいかなって。最近出てないですけど、荒木師匠っていたじゃないですか。僕は荒木師匠になりたいんです ――あぁ、荒木師匠! ジュリ扇お立ち台の! 永野 荒木師匠には、悲哀が一切ありません。ただそこにお立ち台があるから、踊る。「♪チャッチャッチャチャッチャ~フゥ!」って、聞くだけでブチアガる名曲とともに。やっぱり自分はあれをやるべきだと思って。 ――昨今の賞レースなどで、裏側を見せる演出も、無粋っちゃ無粋ですよね。 永野 そうなんですよ。いつのまにか、そんな流れになってしまった。最近J-POPも芸能人も、「君のそばにいるよ」ってものばっかりなんですよ。だからこそ、このDVDのテーマは「君のそばにいないよ」。荒木師匠はいなかったですもん。だけど、好きでしたもん。隣にいたら気持ち悪いですよ、荒木師匠が。プリンスもそうですよね。プリンスがそばいたら、嫌じゃないですか。プリンスはやっぱ、豪邸に住んでてほしい。もういいよ、身近とか親近感とか。 アングラで追求した“尖った芸を”って、それもいいんですけど、その尖った芸は人を不快にさせることも多い。深い意味で、荒木師匠は狂ってるじゃないですか。別に毒々しいことも言ってないけど、あんな死んだ目でひたすら踊るって狂ってるし、見ててブチアガる。お笑いは変な方向に行ったら意外とつまんないなっていうのは、勉強になりましたね。元気にはなんないなって。否定もしないですけど。 ――お笑いに関してやる方も見る方も、「真面目」すぎるのはわかる気がします。 永野 あと「あの人いい人だから応援しよ」とか、もういいですよ。うっとうしい。いい人だからなんなんだよ!? って。なんなんだよ、空気読めって。ホントよくないですよ。荒木師匠なんて、全然空気読んでないですから! そもそも空気読んでたら、すぐお立ち台から降りるわけですから。でも、偉大な人って、みんなそうって聞きますよ。ブルース・リーも。 ――空気を読むな、感じろ! と(笑)。 永野 この2人好きなんすよ。荒木師匠とブルース・リー。ブルース・リーも、全然空気読まなかったらしいですよ。ジャッキー・チェンも好きなんですけど、ジャッキー・チェンは読むんですよ。ブルース・リーは、イケイケのまま死にましたからね。調子こいたまま死にましたよね。 ――今は調子こいたら、今すぐ叩かれますし。 永野 すぐ叩かれるんですよ。一時期、総合格闘技がはやったじゃないですか。プロレスより、リアルなほうがいいって。でも、みんな飽きていった。やっぱり、本当とかリアルって、ある一定を超えたらつまらないと思うんですよね。ブルース・リーも、ヌンチャクの実用性考えたら、一発敵に「バシン」でいい。それをいちいち振り回し、しかも上半身脱ぐ。そういう無駄こそ、最高なんです。荒木師匠も、婚期に踊り狂ってたんですよ、あの人は。すごい覚悟ですよ。サイゾー読んでるアングラファンにも、目を覚ましてほしい。変な骨董品眺めて喜んでる場合じゃない。 ――と、変な骨董品だった永野さんが(笑)。 永野 とにかく11月28日、来たら目ぇ覚まさせますよ!! (取材・文=西澤千央) ●永野オリジナルDVD(発売未定)予約受付特設サイト <http://ps.ponycanyon.co.jp/nagano/> ●永野緊急単独ライブ特別編~会場で発売未定DVDを予約してくれる人限定ライブ~ 「すでに予約してるって人はどうすればいいかって?もう一枚予約するしかないっしょ~!!」 日時:11月28日(土)12:30開場 13:00開演 / 18:00開場 18:30開演 会場:ポニーキャニオン本社1Fイベントスペース <http://hp.ponycanyon.co.jp/event/content/1388/>






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