元AKB平嶋夏海がバスタオル1枚で!? 思い切った露出に、ファンは賛否両論

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 元AKB48の平嶋夏海が、3作目のDVD & BD『夏*少女』を発売し、東京・秋葉原で記念のイベントを行った。  8月に宮古島で撮影したという本作。あまりの暑さと日差しに日焼け止めを塗りすぎ、水しぶきを浴びるシーンで肌に水滴ができす流れ落ちるばかりで困ったという。詳しい内容についても聞いてみた。 ――お気に入りのシーンは? 「パッケージの写真は露天風呂でのシーンだったんですが、自分でセレクトした写真を表紙にしてもらったのでうれしいです! いちばんのお気に入りです!」
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――セクシーだったシーンは? 「今回は事務所の人に『水着ちっちゃくてもイイです!』とお願いしてたので、“まぁ”頑張りましたっ! あ、記事にするときは『まぁ』は入れないで下さい(笑)。特に青のボーダーの水着はちっちゃく感じてすごかったです!」 ――特に見てほしいシーンは? 「浴衣が大好きで、テンションが上がりました! ちょっとずつ脱いでいくシーンなんですが、ぜひ見て欲しいです。バスタオルだけというシーンも初めてで、ドキドキしました!」  今作の思い切った露出について、ファンの反応は「よくやった!」という声と「ここまでやるの?」「こんななっちゃん見たくなかった……」という声に別れているという。賛否両論に対して本人は前向きにとらえ、さらなる飛躍を誓っていた。 平嶋夏海 オフィシャルブログ <http://ameblo.jp/hirajima-official/

こんな詐欺師なら騙されたい!? DVD『ホワイトカラー”知的”犯罪ファイル』プレゼント

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『ホワイトカラー "知的"犯罪ファイル』/20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

 いまだになくならない振り込め詐欺。もとをたどればオレオレ詐欺ですが、すでにその発現から10年以上経過しています。その被害はといえば、なくならないどころか、先月から始まったマイナンバーの交付で新たな被害も発生しているんだとか。今回は詐欺は詐欺でも天才詐欺師とともに知的犯罪を解決していくドラマ『ホワイトカラー"知的"犯罪ファイル』のDVDをプレゼントにご用意しました。

 舞台はニューヨーク。天才詐欺師のニール・キャフリーは、姿を消してしまった恋人を捜すためにFBI捜査官ピーターのもとで捜査に協力することとなった。数々の知的犯罪事件に独自の犯罪テクニックを駆使しながら、ピーターと共にニールは事件を解決へと導いていく……。

神山人気に、桐山と濱田の本気キス! ジャニーズWESTのイチャイチャが止まらない

 デビュー前にグループの人選を巡り、ひと波乱があったことが知られているジャニーズWEST。デビューがファンに告知された段階では、「ジャニーズWEST4」として、桐山照史・中間淳太・小瀧望・重岡大毅でのグループだったが、Jr.時代にともに活動をしていた神山智洋・藤井流星・濱田崇裕がメンバーに入っていないことに、本人もファンも衝撃を受けた。その後、メンバーが事務所に掛け合い、無事に7人でデビュー。一連の騒動は雑誌連載などでも語られており、それを乗り越えたからか、ジャニーズの若手グループの中では特に深い絆を持つともいわれている。そんな彼らが、11月4日放送の『ザ少年倶楽部』(NHK BSプレミアム)でもその仲の良さを見せつけた。

 この日の番組のテーマは「ありがとう」。WEST7人そろってのトークシーンでは、「ありがとうを言いたい人は誰?」といった質問が出され、回答が書かれたフリップを全員が一斉に見せることに。すると、6人は神山の名前を書き、当の神山のフリップにも「メンバー」の文字。これには、司会のA.B.C-Z河合郁人も「すごい」「神ちゃん人気ハンパないじゃん!」と大興奮。

陰謀論に傾倒!? 博士号剥奪の小保方晴子氏が声明発表で反撃の狼煙か

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 昨年STAP論文問題で物議を醸した小保方晴子・元理化学研究所研究員が反撃の狼煙を上げた。  小保方氏は2011年に早稲田大学で博士号を取得したが、その後博士論文にも画像の切り貼りやコピペが発覚したとして、早大は昨年10月に博士号取り消しを通達。1年間の猶予期間を与え、博士論文の再提出を求めたが、小保方氏はこれに応えることができず、先月末に博士号の剥奪が正式決定した。  今月2日に記者会見を行った早大の鎌田薫総長は、その経緯について「小保方氏から期限内に水準以上のモノが出なかった」とコメント。小保方氏から大学に連絡があったのは今年の5月末で、そこから計4回に渡り担当教授が論文指導を行ったものの、最後まで「科学的な根拠に欠けるものだった」(鎌田総長)という。  この決定に小保方氏は猛反論。代理人の三木秀夫弁護士を通じ「入院・加療中の修正作業で、診断書を提出したのに配慮などは一切なかった。不合格を前提とした手続きで、とても不公正なものだった」とコメント。  担当教官からは「合格する可能性はとても低い」「博士として認めることができないのは一連の業界の反応を見ても自明なのではないか」と言われたとして、“陰謀論”までチラつかせた。  早大の橋本周司副総長は「そのような話は一切ない」と完全否定したが、小保方氏の不満は凄まじく、博士号取り消しの取り消しを求める訴訟も検討しているという。  これにスポーツ紙記者は「しばらく体調不良で入院していた彼女も、今は通院レベルまでに回復したそうです。ただ、日を追うごとに“被害者感情”が高まり、いつ暴発してもおかしくない状況。5月に理研OBの男性からES細胞の窃盗容疑で刑事告発された時は、その背後に共同研究者の若山照彦氏がいると直感し『私を抹殺しようとしている』と周囲にこぼしていた。2カ月ほど前から彼女の周辺はにわかに騒がしく、一般紙や週刊誌で反論するのでは? という情報も流れていた」と明かす。  今回の早大決定に対する“緊急声明”も、小保方氏たっての希望で作成されたという。 「一連の騒動で心身ともにボロボロという状態ではない。むしろ、陰謀論を唱え、反撃しようと画策している」(事情を知る関係者)  理研を事実上追い出され、博士号も取り消され、もはや失うものはない小保方氏。逆襲の日は近い――。

中国人観光客がビーチリゾートで「はいてませんよ!?」 沖縄上陸も時間の問題か

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海とは思えないほどの水の透明度。思わず脱ぎたくなる気持ちは、わからないでもないが……
 世界中をお騒がせしている中国人観光客が、またやらかした。今回は、マレーシアのサバ州の東端に位置し、透明度の高い海で知られるビーチリゾートのセンポルナ。10月下旬、ここで中国人観光客がネット上にアップした写真が大問題となったのだ。「中国新聞網」などが10月28日付で報じた。  写真には、7人の男性が全裸になってカメラにお尻を向けて撮ったものや、3人の女性がトップレスになって後ろ向きに撮ったもの、4人の男性が船の上で全裸になって撮ったものなどがあった。
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安心してください、はいてませんよ!?
 マレーシアはイスラム教が国教で、男女の裸に対しては非常に保守的な考えを持つ国である。現地の人たちはこれらの写真に対して不快感を示し、事態を問題視したサバ州の警察はすぐさま調査を開始。30歳の男性中国人観光客1人を拘束した。きれいなビーチで開放的な気分になり、ついハメを外してしまっただけかもしれないが、場所はまだまだ保守的な気風が残るマレーシア。そういう意味では、考えなしの行動だったともいえる。  外国人観光客の日本へのインバウンドを担当する旅行代理店の社員は、言う 「日本でも今年8月、奈良公園で中国人観光客が鹿に無理やりまたがって記念撮影をする事件が起きた。奈良公園の鹿は神の使いとされ、また天然記念物であることなどお構いなし。そんなことは知らなかったということなのでしょうが、そもそも外国に来て現地の基本的な習慣やルールなど知ろうともしない姿勢のほうが問題。しかも、知っていても、それを守ろうともしない人が多いのでタチが悪い」  では、海外に行った時だけつい裸になってしまうのかというとそうでもないようで、最近は中国でも、路上でいきなり服を脱ぎ、全裸または半裸で走り回ったり、写真撮影をしたりする“裸族”のニュースが頻繁に伝えられている。
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女性までトップレス姿に。ここは欧州のヌーディストビーチではない
「つい先日も、恋人と口論になった若い女性が激高して街中で素っ裸になった事件が起きたし、夜間に路上で下半身を露出して撮った写真をネットにアップした若い女性もいた。閉鎖的な社会で暮らすストレスが原因なのかはわからないが、脱ぎたがる人が増えているのは事実。きれいなビーチに行ったとなれば、心がつい騒いでしまうのでしょう」(上海市在住ライター・佐賀沼譲二氏)  日本できれいなビーチといえば、やはり沖縄。今、中国人観光客たちからも大きな注目を集めているという。 「最初の訪問時に沖縄に1泊以上すれば、その後3年間は日本に何度でも訪問できる『沖縄数次ビザ』というものがあり、これを使って沖縄に来る中国人観光客が増えています。最近では本島だけでなく、人の少ない離島にまで行くようになった。今回のマレーシアのような騒動を起こさなければいいのですが……」(前出・旅行代理店社員)  中国人“裸族”たちの次の狙いは沖縄か!? (文=佐久間賢三)

上野樹里、韓国進出で「日本は生きづらい」! 「嫌なら出ていけば?」とネット大荒れ

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『シークレット・メッセージ』(dTV)公式サイトより

 女優の上野樹里といえば、『のだめカンタービレ』(フジテレビ系)や『江~姫たちの戦国~』(NHK)などのドラマで知られるが、近年は韓国に進出して人気を集めている。この 11月から、韓国の人気グループ BIGBANGのT.O.P ことチェ・スンヒョンとのダブル主演のドラマ『シークレット・メッセージ』(dTV)が配信中だが、同ドラマの宣伝を兼ねて行われたインタビューでの発言がネット上で批判を浴びている。

 インタビューの中で、上野は韓国へ進出した原因として「日本にいるのが生きづらいと感じた」と発言。日本だと普通に生活できず、女優である自分が一般人と同じ行動をしても周囲が違和感を覚えてしまうのではないか、といった悩みを抱えているそうだ。

ソウル市“渾身”の新スローガンに失笑の嵐! 「I.SEOUL.U」って、なんだ!?

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ソウル・明洞
 10月に東京都が発表した「&TOKYO」ロゴにパクリ疑惑が浮上、炎上騒ぎがあったが、韓国でもソウル市の新しいスローガンが「意味不明」だと酷評されている。  その新しいスローガンとは、「I.SEOUL.U」。問題はデザインではなく、文法のほうだ。公式には「私とあなたのソウル」と韓国語訳されていて、「私とあなたの間にソウルがある」という意味を込めているそうだが、よく見てみる必要もないほど、文法的に間違っている。  本来 「I 〇〇 You」は、「私はあなたを〇〇する」と使われる。だから「I.SEOUL.U」の正しい訳は「私はあなたをソウルする」だ。まるでグーグル翻訳にかけて出てきた誤訳のようなスローガンであるため、当然、外国人の反応はイマイチ。テレビのインタビューに応じた外国人たちは、「何か包括的なメッセージなのは理解できるけど、パッと見ただけでは確かにわかりづらい」「英語圏の人には、I sold you.みたいな、“私はあなたを売った”というふうに聞こえる。いいスローガンとはいえない」「ちょっと普通じゃないね」と、失笑気味だった。  ソウル市は、14年間使ってきたスローガン「Hi Seoul」と「Soul of Asia」を捨て、心機一転、今回のプロジェクトを始動。だが、1年間という決して短くない期間と約8億ウォン(約8,000万円)の予算をかけ、1万6,000件に及ぶ市民からのアイデアや、10万人による投票、専門家の意見を合わせた結果にしてはあまりにも不評で、ネットには「予算の無駄遣い」「変えた意味がない」「我々に恥をかかせる気か」など、非難のコメントが絶えない。また、これをネタにしたさまざまなギャグも登場している。 「I.SEOUL.U = ソウル市が歌手のIUちゃん(韓国人歌手)に掌握された姿を表しています」 「I.SEOUL.U = お前を地下鉄に閉じ込めるぞ、という意味じゃね?」 「I.KOREA.U = 私はお前に死ぬほどの努力を強要する」 などなど。いま韓国のSNSは、このパロディで持ち切りだ。  プロジェクトの1次審査に参加したという著名なコピーライターは、「韓国のコピーライターとして、正直恥ずかしい。絶対作り直すべきだし、それが難しいなら、当分はスローガンなしで過ごすのも悪くない」と苦言を呈した。  図らずもノイズ・マーケティングに成功してしまったソウル市は「文章としてではなく、ロゴとして見ていただきたい」と必死に訴えかけており、「確かに文法は間違っているが、ニューヨークの“I・(ハートマーク)NY”やベルリンの“be Berlin”、アムステルダムの“I amsterdam”のように世界で十分通用するし、名詞と動詞の区分が曖昧な現代英語においてはむしろ洗練された表現」と説明するも、波紋はますます広がるばかり。見慣れればきっと受け入れられると、お偉いさんたちは信じているようだが、ソウル市民の傷ついたプライドは、そう簡単には回復しそうにない。 (文=李ハナ)

福山雅治は未婚女性の「王子」ではなく「同士」だった?――西島秀俊や櫻井翔etc…男性芸能人の結婚観に見る「芸能人の器」とは

――女性向けメディアを中心に活躍するエッセイスト・高山真が、サイゾーの記事を斬る。男とは、女とは、そしてメディアとは? 超刺激的カルチャー論。
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サイゾー2015年11月号
 結婚する男性芸能人のニュースが続きました。西島秀俊、向井理、福山雅治…。そうしたニュースが出るたびに、さまざまなメディアでは、「女性ファンたちがショックを受けている」という記事を書きたてました。サイゾーの連載「念力時報」は、歌人の笹公人氏の短歌と、写真家の江森康之氏による写真のマッチングで時事ネタを扱う企画。『「新しい報道」のカタチ』というサブタイトルがついた連載ですが、11月号の「念力時報」は、福山雅治の結婚をテーマに笹氏が短歌を発表していました。 「ましゃ、ましゃ、と寝言つぶやく百万の主婦の涙の伝う真夜中」  サイゾー本誌に掲載されている八首のうち、ネット版であるサイゾーpremiumの無料版にて公開されているのはこの一首だけですが、ほかの七首のうち六首は、「福山の結婚によって精神のバランスを失う女たち」を題材にしたもの、残り一首は「福山のモテっぷりを見ながら、我が身の腹の肉をつまむ」と、「働きながら自分の手をじっと見る」石川啄木を彷彿させる短歌でした。  サイゾーだけでなく、男性たちが想定している「女たちのショック」は、どのメディアもわりと同じです。ざっくりまとめるなら、「『福山雅治(または西島秀俊)の妻』という椅子に、自分が座れなかったことを嘆いている」というもの。しかし、けっこうな数の女友達からガッツリ話を聞いてきたうえで私が確信しているのは、彼女たち(および、彼女たちが私に話してくれた、さまざまな一般女性たち)の「ショック」の内容は、それとはかなり異なるものだ、ということです。 「結婚という形をとらなくても、内助の功なんていうアナクロなものを生活に導入しなくても、人生わたっていける…。そんな人だと勝手に思っていたんだよね」 「そう、ホントに勝手に、こちらが下駄を履かせていただけなんだけど、その下駄が結婚報道で外れたとき、『やっぱり(結婚)するよねえ』と我に返って、そんな下駄を勝手に履かせていた自分自身がちょっと恥ずかしくなったんだよね、『なんかすいません』みたいな。その恥ずかしさを隠したくて、ことさら大げさに騒いだ部分もある」 「その意味じゃ、福山雅治より西島秀俊のほうが、外れた下駄がはるかに高かったわ。『相手、プロ彼女っすか!』みたいな」  それなりに恋人はいたけれど、結婚という形には行かなかった…。そんな女友達たちとの会話は、「30代前半の向井理はともかく、40代の福山雅治や西島秀俊は、『ダンナ候補』ではなく、『シングルでもフツーに生きていける』という『同士』としての下駄を履かせられていたのかも」と、私に強い印象を残したのです。  このエピソードで「女はタレントにそんな妄想まで背負わせるのか」と不思議になった男性読者もいるかもしれません。が、そこに男女の差はたいしてありません。「結婚」という、生活(というか人生そのもの)が変わってしまうネタに関してさまざまな妄想を抱くのは確かに女性のほうかもしれませんが、恋愛やセックスに関して、男性たちが女性タレントに抱く妄想の質も量もかなりのものだからです。  芸能人の人気、特に、アイドル的な芸能人の人気とは、どういうものか。ざっくりと数式にすると、こんな感じです。 『一般人が抱く妄想の濃さ・履かせる下駄の高さ』(A)×『そういった行動をする一般人の数の多さ』(B)=『A×Bを受け止められた芸能人だけが獲得する人気』(C)  この数式で出てくる、Cの数値の大小が、そのまま「芸能人の器の大小」になります。演技力とか歌唱力といった「芸ごとの力量」があまり重要視されない日本の芸能界において、ある種のバロメーターになるもの。作り手側でそれを骨の髄まで知っているのは、「恋愛禁止」という負荷を作ってまで、プロデュースするアイドルのAの数値を高めようとした秋元康(あとになって否定したりしましたが)であり、芸能人側でそれを深く理解している人間のひとりが、『櫻井有吉アブナイ夜会』(TBS系)で、新宿2丁目のオネエに囲まれた状況を利用して、「オネエ言葉使用」というクッションを入れつつも「アタシの仕事にとって結婚ってリスクじゃない? だから考えるわよ、タイミングとかもそうだし」と語った櫻井翔です。芸能人側のトップ中のトップは、「サユリスト」という名前までついたファンたちの「清らか妄想」「聖女妄想」を、数十年にもわたって盤石の態勢で受け止めてきた吉永小百合でしょう。  芸能人に対して、「派手な世界に入ることを自分で選んどいて、しかもその世界で勝っている人間に感情移入などできるか」と思う人も多いでしょう。が、「実力(つまり、自分の手の中のあるもの)以上に、イメージ(つまり、他者の手の中にあるもの)が重視されてしまう世界は、なかなか恐ろしいものだわ…」と、木っ端エッセイストの私は思っていたりするのです。 高山真(たかやままこと) エッセイスト。著書に『愛は毒か 毒が愛か』(講談社)など。来年初旬に新刊発売予定。

ファンに押された“豚”の烙印…現実を受け入れられずに20代後半になった地下アイドルの悲しい覚悟

オタクに"なるほど"面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より

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ご無沙汰しております! 久々の連載更新です。
――地下アイドルの“深海”で隙間産業を営む姫乃たまが、ちょっと“耳の痛〜い”業界事情をレポートします。  楽屋を出ようとした瞬間、「あいつ、もう豚だろ」という男性の声がフロアから聞こえて、彼女の足はすくみました。 「自分のことではない」と考えながらも、心にさざ波が立つのを抑えられませんでした。ライブハウスの壊れかけたドアノブから手を離して、そっと耳をそばだてていると、その男性の話し相手である若手アイドルの、反応に困ったような声が聞こえてきました。 「えっと……私はいまも彼女は可愛いと思いますけど……」  歯切れの悪い返事が続きます。嫌な予感は的中したようです。  彼女はフロアからの声を自分の体で遮るように、楽屋のドアの前で立ち尽くしたまま、ほかのアイドルに聞かれないことを祈りました。この体はまだ、豚と呼ばれるほど崩れていないと、彼女は思います。彼女は、それなりに可愛かったおかげで、美容のために努力をしてきませんでしたが、さすがに“豚”はないだろうと思い、憤然としていました。 「おたぽる」で続きを読む

ファンに枕営業、パンスト、小学校の通知表まで売りつけ…食えない地下アイドルたちの壮絶生活とは?

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『潜行 地下アイドルの人に言えない生活』(サイゾー)
【本と雑誌のニュースサイトリテラより】  AKB48グループ、ももいろクローバーZなどのブレイクに端を発し、ゼロ年代後半から徐々に始まった、いわゆる「アイドル戦国時代」と呼ばれるアイドルブーム。現在はだいぶ落ち着いてきたこの現象だが、アイドル人気が盛り上がるにつれクローズアップされてきたのが、AKBなどのメジャーアイドルとは明らかに異なる、食うや食わずの過酷な状況で生きる「地下アイドル」たちの存在である。  特に、『ザ・ノンフィクション』(フジテレビ系)は、ここ数年地下アイドルをテーマにしたドキュメンタリーを複数回にわたって放送。月収1万円にも満たないアイドル、生活費を切り詰め交通費全額自腹で関西から東京まで通うアイドルなど、あまりにも過酷な彼女たちの生き様は、放送されるたびに視聴者を戦慄させ続けている。そんななか、自らも地下アイドルとして長く活動し、ライターとして執筆も行う姫乃たまが出版した『潜行 地下アイドルの人に言えない生活』(サイゾー)には、当事者でなければ語られることのない地下アイドルの現状と本音が詰まっている。  まず、彼女たちはどうやって暮らしているのだろうか? 地下アイドルの主な収入源は、ライブごとに行う〈500円から1000円が相場〉の「チェキ撮影」と、「チケットバック」の二つであるという。「チケットバック」とは〈ライブの前売り券を予約してもらうことで発生し、これまた500円から1000円くらいが相場〉というものだ。しかし、一回のライブに数十人単位の人しか集まらない彼女たち。これではとうていやっていけない。そんな状況下、姫乃はこんな先輩地下アイドルに出会ったという。 〈「地下アイドルで食っていきたいなら、思い出でもなんでも売れ」と、ベテランの地下アイドルが言い放っていたのが印象的です。彼女は幼少期の写真や小学校の通知表のコピー、お母さんの写真(!)まで売っていましたが、地下アイドルとして生きるって、時にそういうことなのかもしれません〉  そして、姫乃はこんな撮影会モデルにも出会ったという。 〈いまではアマゾンの「ほしい物リスト」を客に公開し、プレゼントされた物品を二次収入にしつつ、撮影会で客が持ち込んできた衣装を、帰り際に客に売って稼ぐようになりました。衣装の売買を持ちかけるのは「焦って判断しちゃう終了10分前くらいにやるのがコツ」だそうで、撮影会全体のギャラよりも高いんだとか。外部から見れば濁ったグレーゾーンにいる彼女は、ようやくほしかった自分の服を着て、笑っていました〉  また、ファンを使い、こんなかたちで副収入を得る人もいたと綴っている。 〈彼女は本当に3万円でパンストを売っていましたし、ライブの衣装も自ら複数のファンに販売していました。そのうち感覚が麻痺してきて、フリーマーケットに定価以上の値段で私服を出品しては、SNSに居場所を書き込んで、ファンを集めるようになりました。「あくまでプライベートのこととして書き込むのが大事。周りは普通に子どもの古着を数百円で売ったりしてたから、私のブースだけ異様だった」と話します〉  これらは確かに「濁ったグレーゾーン」なのかもしれないが、自らの意思で売っている分、まだマシ。なかには、こんなかわいそうなケースもあるのだという。 〈所属事務所に衣装を売らされている地下アイドルも、ごく一部ですが存在します。ひどい時にはライブ後すぐに着替えさせられて、その場でオークションが始まる、なんてこともありました。あの時、楽屋で着替えさせられていた女の子たちの悔しそうな横顔は、いまでも忘れられません〉  地下アイドルとは、やはりそんなにも稼げないものなのだろうか? 「最強の地下アイドル」と呼ばれ、オリコンランキングで1位を獲得したこともある仮面女子のメンバー・小柳朋恵は「SPA!」(扶桑社)2014年7月15日号でこんな現実を語っている。 〈長崎から上京して2年弱になりますが、今も事務所の6畳一間で共同生活。布団を3枚敷き、6人で雑魚寝しています!〉 〈生誕祭のある月は7万円でしたが、普段は5万円。3分の1はブログなど営業ツールであるスマホに消えちゃうし、残りも化粧品や食費、交通費……貯金はできません!〉  予想を上回る過酷な環境である。そんな状況下、よく噂に聞く「枕営業」も実際に存在するようだ。『潜行 地下アイドルの人に言えない生活』でも、姫乃が自主制作でアルバムをつくった際、レコーディングを担当したエンジニアに「もう疲れた。ヤラせて。じゃないとレコーディングのデータは渡さない」と言われたエピソードが出てくるが(結果、枕営業は受けずレコーディングのデータは捨てることになった)、このように大人から「枕」の話が出るのも珍しいことではないという。地下アイドルとしての経験をもとに業界の裏を描いた「アイドルになりたいっ!」を漫画アプリ『comico』で連載している優月心菜は「SPA!」15年9月22日・29日合併号でこう語る。 〈合同ライブのトリになりたいがために、イベンターと寝たり付き合ったりするコも多い。あるイベントでは、トリから5番目くらいまでが全員イベンターと寝たコだったなんてこともありました〉  また、今の時代、業界の大人のみならず、ファンとも「枕」してしまうアイドルが後を絶たないそうで、優月はそんなアイドルのことを「出会いドル」と呼び非難する。 〈彼女たちはツイッターやブログのDMでファンと直接連絡を取ったり、ときには実際に会って体の関係を結んだりしています。多いコだと、10人くらいのファンと寝ていることもありますからね〉 〈楽屋でアイドル同士が『あの人はカネになる』と情報交換していたり、『今月、家賃が厳しいんだ』と言って、買ってもらった服を譲り合って転売することも平気で行われています〉  これらは、「握手会」がメインのコンテンツとなりアイドルとファンの距離が縮まったうえ、ツイッターなどのSNSの普及により事務所が管理しきれないほど、ファンとアイドルをつなぐ手段が多数ある今の時代に特有のものといえるだろう。  しかし、地下アイドルを襲う肉体・精神面双方での苦労はこれらの他にもまだまだある。集団行動には付きものの「いじめ」だ。ライブ会場で手首を切る騒動を起こし事務所を解雇されたことでネットニュースにまでなったアイドルグループ・エンタの時間の白石さくらは「実話ナックルズ」(ミリオン出版)15年9月号でその実態を語っている。 〈イジメですよね。何もしてないのに無視とか、普通にありますよ。メンバー同士で会話を録音して事務所に渡して解雇させるなんてこともありました。それはさすがにエグいなって思いましたね。気に入らない子をこうやって追い出していくんです。私も事務所解雇されたらソッコーで彼氏とのツーショット写真をネットにバラまかれました〉  そんなにまで大変な苦労を背負い込み、それでもなお彼女たちを「アイドル」という仕事に向かわせる理由とはなんなのだろうか? 姫乃たまは、その答えは「承認欲求」にあると『潜行 地下アイドルの人に言えない生活』に綴っている。 〈いつもライブが終わって会場を出ると、魔法が解けた感覚になります。普通の女の子に戻ってしまったという感じ。出待ちをしているファンの人も、さっきまで大声で叫んでいた人とは別人のようです〉 〈私生活の私は「普通の女の子」ですが、ライブハウスでは、どういうことか「普通っぽい女の子」になるのです。  そこでは当たり前のように、お金を払って私とチェキを撮る人たちがいて(お金を受け取る時は、いまでも変わらずドキドキします)、私がきちんと「普通っぽい女の子」になっていることを表しています。私生活の私と、お金を払って写真を撮る人は、まずいないからです〉 〈このように地下アイドルのライブには、「普通の女の子」の価値を「普通っぽい女の子」へと高める仕組みがあります。お金を払う対象に、変化させるということです  地下アイドルは舞台に立った瞬間、観客に共有されて、熱狂に包まれます。熱狂はその中に、地下アイドルの承認欲求や、ファンの認知欲求などを孕んでいます〉 〈ファンがレス(筆者注:ステージ上のアイドルから目線や手を振るなどのリアクションをもらうことを指す専門用語)やリプライを巡って、熱心にアピールする行為は、地下アイドルの、見られたい、応援されたい、認められたいといった承認欲求を満たす作用があります〉  どんな極貧生活を送っていたとしても、「ファンからの声援」という、承認欲求を満たしてくれるものが最大の「報酬」となる。それを世間では「やりがい搾取」と呼ぶのだが、古今東西、「芸能」とは「有名になりたい」「オーディエンスからの熱狂に包まれたい」というのが、役者・ミュージシャンを動かす最大のモチベーションとなってきたはずで、姫乃の語るその仕組みは昔から変わらぬものだったのかもしれない。ただ、彼女はここで「承認欲求」をめぐり、もうひとつ興味深い論を投げる。  地下アイドルの現場において、「承認欲求」を満たされているのは、アイドルだけでなく、「ファン」の側も同じだというのだ。〈レスを求める衝動は、私生活では大人しいファンの人をも、激しく飛び跳ねたり、大きな声で叫んだりするように突き動か〉し、「認知」(握手会に何度も通うことでアイドルに顔と名前を覚えてもらうことを指す専門用語)を得るため現場に幾度も通い詰める。 〈給料も終点もなく、頑張れば「認められる」ことだけが存在する労働と考えれば、アイドルブームの異様な熱狂が理解できる気がしました。地下アイドルから名前を覚えられたり、舞台上から目が合ったりすることで、「認められたい」欲求を解消しているとしたら、地下アイドルがファンからの歓声を浴びて、「認められたい」欲求を解消しているのと同じことです。そして、その欲には終わりがありません〉  こうして、アイドルの側も、ファンの側も、お互いがお互いに「承認欲求」を満たし合っていることが、地下アイドル現場の熱狂を生み、燃え上がらせる原動力となる。そして、その「承認欲求の満たし合い」は、日常生活の不安と心の闇を癒してくれる。  だから、「アイドルブームはいつ終わるか」という、定番の質問に姫乃はこう答えるのである。 〈「アイドルブームはいつ終わると思いますか」と聞かれるたびに、人々の心が不安な限り完全に終わることはないと、本当は思っているのです〉 (新田 樹)