嵐の“3D フライング”や玉森裕太の“たまのぼり”まで! 「J-GENE」12月号は肉薄レポ祭り

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「J-GENERATION」2015年12月号(鹿砦社)

 毎号、ジャニーズタレントのお宝写真を多数掲載している「J-GENERATION」(鹿砦社)。2015年12月号は、嵐、Kis-My-Ft2、関ジャニ∞のコンサートレポートや舞台『DREAM BOYS』(玉森裕太、千賀健永、宮田俊哉バージョン)のスペシャルフォトギャラリーと、豪華な特集が満載。

 巻頭特集は、嵐が宮城県で行ったコンサート『ARASHI BLAST in Miyagi』レポートの前編。今回の公演は宮城県の村井嘉浩知事から「震災から5年目の節目に被災者に笑顔と元気を与えてほしい」というオファーを受けて実現したもので、嵐にとって8年ぶりの宮城コンサート。9月19日、20日、22日、23日の4日間で20万8,000人を動員し、経済波及効果は93億円とも言われている。

そこは地獄なのか、天国なのか? 『監獄学園』にほとばしる妄想の世界

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TBS系『監獄学園-プリズンスクール-』公式サイトより
 なんという凶悪なおっぱいだろうか?   タイトな衣装の胸元から、はちきれんばかりの巨乳を惜しげもなく披露しているのは、白木芽衣子役の護あさなである。  彼女が登場する『監獄学園─プリズンスクール─』(TBS系)は、平本アキラの同名漫画が原作の深夜ドラマ。今時珍しい、深夜ドラマらしいお色気&暴力満載の作品だ。  ドラマに先駆け、今年7月からはTOKYO MXなどでアニメ化。この時も「まさかのアニメ化」などと言われたが、それをさらに実写化。どこまで再現できるのかと危惧されたものの、護を筆頭とする女優たちの説得力あふれるビジュアルと体当たりの演技で、その心配は完全に払拭された。  物語は、共学化したばかりの元女子校に、主人公であるキヨシ(中川大志)を含む5人の男子生徒が入学したことから始まる。男子生徒5人に対し、女子生徒1,000人以上という、ある意味、男の妄想を具現化したかのような、夢の学園生活。  が、男子たちが女子風呂をのぞいたことが発覚し、一転、悪夢のような監獄生活が始まる。理事長の娘で、男を見下している栗原万里(山崎紘菜)を会長とした「裏生徒会」により、懲罰棟に収監されてしまったのだ。その懲罰棟で男子たちを管理するのが、会長に心酔する副会長の芽衣子と、書記の緑川花(森川葵)である。  芽衣子は、男子たちを服従させるため強制労働を強いた上、ムチで叩き、ビンタし、顔を踏みつけ、ツバを吐きかける。さらにジョー(宮城大樹)をかばったアンドレ(ガリガリガリクソン)に対して、こう言い放つ。 「友情ごっこか? ヘドが出る。貴様のせいで靴が汚れた。舐めてキレイにしろ!」  できないなら罰を与える、と迫るのだ。  そんな“恐怖政治”におびえながらも、キヨシは勇気を振り絞って言う。 「いい加減にしろよ。いくらなんでも、そこまですることはないだろ!」  思わぬキヨシの抵抗に、芽衣子はいったん引き下がる。  その日の食事中、「礼ならいいよ」と得意げなキヨシに、アンドレは憮然として言う。 「キヨシくん、明日から作業中はしゃべりかけないでくれるかな?」  その言葉に、ほかの3人も同意する。訳がわからず「悔しかったんだろ?」と問うキヨシに、アンドレは泣きながら言うのだ。 「悔しかったよ! 副会長の靴が舐めれなくて! なんで止めたんだよ!」  そう、4人はドMのド変態。美人でグラマラスな芽衣子に虐められてることで、快感を得ていたのだ。  このドラマの監督は井口昇。スカトロものや、フェティッシュな題材を得意とするAV監督としても有名だ。だから、M心を刺激する、女性の魅力的な撮り方はお手の物。芽衣子の“部下”である花は、ゆるふわ系でファンシーな見た目。それをいまや最注目の若手女優のひとりである森川葵がキュートに演じている。芽衣子の暴力が“プレイ”的なのに対して、その見た目に反し花のそれは空手仕込みのガチ。男子たちから恐れられている。そんな花がキヨシに放尿シーンを目撃された上、さらにキヨシにおしっこをかけられるという恥辱を味わってしまう。  ドSだったり、かわいらしい女性が一転、羞恥に顔を歪めるというのは、まさに井口の真骨頂だ。  深夜といえども、エロやバイオレンスが表現しにくくなってしまった不自由な時代。井口はフェティシズムを追求することで、「これぞ、深夜ドラマ!」という作品を作り上げた。ドラマの舞台は“監獄”。不自由で地獄のような状況だ。だが、変態男子たちは、そんな中でも性的な悦びを見いだしている。  精神は、どこまでも自由なのだ。地獄だって、妄想次第で天国に変わる。井口昇の作る深夜ドラマは、そんな自由な快楽にあふれているのだ。 (文=てれびのスキマ <http://d.hatena.ne.jp/LittleBoy/>) 「テレビ裏ガイド」過去記事はこちらから

皇室、五輪、放尿、滞納つづきの健康保険……曲がり角を過ぎたこの国の物語『恋人たち』

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橋口亮輔監督の7年ぶりとなる新作長編『恋人たち』。橋梁を叩いて安全性を確かめるアツシ(篠原篤)は、橋口監督の分身でもある。
 映画の冒頭、ヒゲづらの男が博多弁でとつとつと愛について語る。男はかねてより交際していた恋人にプロポーズした。どんな答えが返ってくるか、ドキドキする瞬間だ。答えはイエス。男はタバコはもうやめるけんと約束するも、恋人がシャワーを浴びている最中に、うれしさのあまりついタバコを一本吸ってしまう。当然、シャワーから出てきた彼女はタバコの匂いに気づく。男は怒られるかと一瞬ビクつくが、彼女はこう言った。「これから一緒に暮らしていく中で、少しずつ減らしていければいいね」と。ヒゲづらの男はたどたどしくも、かつて恋人と過ごした愛おしい時間を振り返る。そして観客は、その愛はすでに失われたものであること知る。『ぐるりのこと。』(08)以来となる橋口亮輔監督の7年ぶりの新作長編『恋人たち』は、愛を失い、現代社会で迷子になってしまった3人の“恋人たち”に寄り添い、彼らが不幸のどん底から懸命に這い上がろうとする姿を追っていく。  橋口監督は『ぐるりのこと。』で法廷画家(リリー・フランキー)の目線を通して、阪神大震災後に起きた神戸連続児童殺傷事件や地下鉄サリン事件などの凶悪犯罪を取り上げ、日本の社会構造、日本人の精神構造が90年代に大きく変わったことを浮かび上がらせた。橋口監督がオーディションで選んだ3人の無名キャストを主演に起用した本作は、東日本大震災や原発事故を体験しながら、五輪を誘致することで御破算にしてしまおうという『ぐるりのこと。』以降の今の日本が描かれる。政権が変わっても庶民の暮らしはまるで変わらない。むしろ社会格差や無縁化はますます進んでいる。無名キャストが演じる3人の主人公たちは、社会の荒波に簡単に呑み込まれてしまう。それほどちっぽけな存在だ。  ヒゲづらの男・アツシ(篠原篤)は最愛の恋人と結婚したものの、通り魔によって伴侶の命はあっけなく奪われてしまった。あまりにも理不尽な出来事に遭遇し、アツシは働けなくなり、健康保険の支払いもできない状況に陥った。橋梁の安全性を点検する仕事に就くが、鬱状態で欠勤がちだった。皇室ウォッチャーの瞳子(成嶋瞳子)はお弁当屋でパートとして働く、ごく平凡な主婦。夫とは機械的にコンドーム付きのセックスをするだけで、家庭内の会話はほぼない。パート先で鶏肉業者の藤田(光石研)と知り合い、肉体を重ね合う関係となる。雅子さまに憧れている瞳子には、疲れた中年男の藤田が自分を狭い檻から助け出してくれる王子さまのように思える。3人目の恋人は、弁護士の四ノ宮(池田良)。同性愛者の四ノ宮は学生時代からの親友・聡(山中聡)のことを想い続けているが、そのことは口にすることができない。一流企業をクライアントにし、裕福な生活を送る四ノ宮だが、心はずっと満たされないままだった。アツシも瞳子も四ノ宮も、本当の愛を求めてこの世界で迷子になってしまった、哀しい“恋人たち”だった。
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東北から流れてきた寄る辺なき男・藤田(光石研)。平凡な主婦・瞳子(成嶋瞳子)は、藤田の口車にまんまと乗せられるはめに。
 時代の波に流され、社会から黙殺されている3人の恋人たちとは対称的に、皇室の話題が劇中では度々取り上げられる。日本の皇室は神話の時代から続くこの国の“永続性”を示すシンボルだ。血の存続が優先され、個人の人権や人格は後回しにされる、なかなかしんどい立場にある。そんな永遠に続く家族=皇室をシンボルとして奉る日本社会を底辺から支えている庶民は、もっとしんどい。アツシは最愛の伴侶を失っており、ゲイの四ノ宮はまずノーマルな家庭を持つことはできない。瞳子が嫁入りした家は、退屈すぎて窒息してしまいそう。愛する人もなく、体を休める家庭もなく、3人の恋人たちは何を頼って生きていけばいいのだろうか。映画秘宝2015年12月号のインタビュー記事によると、橋口監督は「映画制作で印税にかんしてのトラブルがあって、お金が入って来なくなり、ふえるわかめちゃんをずっと食べていた」という。何も信じることができず、生きる気力を失いかけていた橋口監督の心情が、アツシたち3人の主人公たちにありありと投影されている。  自主映画出身の橋口監督は、『二十歳の微熱』(92)、『渚のシンドバッド』(95)、『ハッシュ!』(02)、そして『ぐるりのこと。』(08)と寡作ながらマイノリティー側の視座をもつ映画作家として着実にキャリアを実らせてきた。本作では無名キャストを主演に起用することで、企画内容よりも原作の話題性や集客力のある人気キャストを配役できるかどうかに重点を置く今の映画界に疑問を投じるだけでなく、無名キャストたちから熱演を引き出すことで映画にはまだ多くの可能性が残されていることを明示している。また、無名キャストたちの裸の演技に触れることで、本作はスクリーンの向こう側の出来事ではなく、観客にとって非常に身近な物語だと感じさせる。家庭という居場所もなく、愛を見失ってしまった恋人たちは、映画館の中の闇に身を委ねる観客自身でもある。アツシ、瞳子、四ノ宮は、我々によく似ている。  心に沁みるシーンがある。橋梁の検査会社に勤めるアツシは、いつもうつむき加減で、職場でも口数が少ない。そんなアツシに、女子社員の川村(川瀬絵梨)が休憩中に声を掛ける。「会社に暗い人がいると母親に話したら、家に来て一緒にテレビを見ようって言ってました」。劇中に登場することのない川村の母親だが、彼女にはアツシが大きな心のキズを負っていることが見えている。心のキズを癒すことはできなくても、赤の他人と一緒に過ごすことで少しは気が紛れるかもしれないよと娘が勤める会社の同僚のことをこの母親は気遣う。その言葉で簡単に立ち直れるほどアツシのキズは浅くないが、そんな同僚や上司の黒田(黒田大輔)の思いやりが積み重なって、辛うじて彼を支えている。
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学生時代からの親友関係が続く聡(山中聡)と四ノ宮(池田良)。だが、聡が家庭を持ってから、2人の間に微妙な溝が生じるようになっていた。
 放尿シーンも印象深い。お人好しの瞳子は藤田から郊外にある養鶏場に連れていかれ「一緒に養鶏場を経営しよう。お金を用意してくれないか」と頼まれる。藤田が瞳子を騙そうとしているのはバレバレなのだが、今みたいな死ぬほど退屈な生活を続けていくのなら、束の間でも甘いロマンスに酔ってみたいと瞳子は思う。近くの丘に登った瞳子は藤田のいる鶏小屋を見下ろしながら、パンストを下ろして放尿する。タバコを吸いながら、瞳子はとても気持ちよかった。我慢していた尿意から解放された瞬間の快感とジワッとした尿の温かさがスクリーンいっぱいに広がる。毎日無意識のうちに行なっている排泄行為の気持ちよさを本作は教えてくれる。そして、排泄するということは生きている証でもある。橋口監督は排泄行為を、生きているということを愛おしく紡ぎ出す。    生きる希望をなくしたアツシに対し、橋口監督は安易に「生きていれば、そのうちいいことがあるさ」とは口にしない。もはや死ぬことしか考えられなくなったアツシに向かって、アツシの上司である黒田は「君がいなくなったら、僕が寂しい。僕は君ともっと話がしたい」と自己本位な言葉を投げ掛ける。愛する人はいなくなったけれど、自分を必要としてくれている人がまだいたのだ。アツシ、瞳子、四ノ宮はそれぞれ日常生活の中で自分を必要としてくれる存在と向き合うことになる。現役引退を決めたプロ野球選手が、打撃投手やスカウトマンとして第2の人生を歩み始めるようなものだろうか。人間はいちばん大切な恋人や生き甲斐を失っても、それでも人生は続いていく。日本という国は2008年以降、人口が減少し始めた。日本という国はあるピークを過ぎたのかもしれないが、それでもこの国は存在し続ける。アツシたちの前に、これまでの上り坂とは異なる風景が広がっている。  愛を失った恋人たちが暮らすこの社会は、汚水にまみれ、あちらこちらにヒビ割れが目立つようになってきた。でもそんな社会の皮を一枚めくると、熟成されきってズブズブになってしまった恋愛の成りの果てやまだ愛にはならない未成熟な想いといったものがいっぱい詰まっている。自分によく似た恋人たちは失った愛や破れてしまった夢を抱えながら、この世界で生きていくことを選ぶ。 (文=長野辰次)
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『恋人たち』 原作・監督・脚本/橋口亮輔 出演/篠原篤、成嶋瞳子、池田良、安藤玉恵、黒田大輔、山中聡、山中祟、水野小論、内田慈、リリー・フランキー、高橋信二郎、大津尋葵、川瀬絵梨、中山求一郎、和田瑠子、木野花、光石研  配給/松竹ブロードキャスティング、アーク・フィルムズ PG12 11月14日(土)よりテアトル新宿、テアトル梅田ほか全国ロードショー (c)松竹ブロードキャスティング/アーク・フィルムズ http://koibitotachi.com

“キムタク超え”岡田准一に危機! 映画『海賊とよばれた男』主演決定で懸念される「モンスター」って?

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大丈夫か?
 V6の岡田准一が、映画『海賊とよばれた男』(2016年冬公開予定)に主演することが明らかになった。13年に岡田主演で映画化され、8週連続で興行収入第1位を記録した『永遠の0』と同じ、作家・百田尚樹氏のベストセラーが原作。監督も引き続き山崎貴監督がメガホンをとる。作品は、出光興産創業者の出光佐三をモデルとした、男の一生の物語だ。  観客動員数は700万人、歴代の邦画実写映画で6位にランクインする大ヒットを記録した『永遠の0』を作った、いわば“最強チーム”が再結集する『海賊とよばれた男』。特に岡田准一は、『永遠の0』で国内の各映画賞を総ナメにし、役者として名実ともに「キムタクを超えた」との意見もある。最近でも『図書館戦争 THE LAST MISSION』が大ヒット、16年には『エヴェレスト 神々の山嶺』という大作映画の公開も控えるなど、映画俳優として今最も勢いのある1人である。  すでに「ヒット確実」ともいえるような『海賊とよばれた男』。ただ、岡田の大活躍や『永遠の0』の強力スタッフをもってしても拭いきれない“不安”が、同作にはこびりついている。 「原作の百田尚樹氏ですよ。故・やしきたかじん氏と書いた『殉愛』(幻冬舎)に関わる名誉毀損などの訴訟や、文化芸術懇話会における『沖縄の2つの新聞はつぶさないといけない』などの問題発言。『引退宣言』と度重なる撤回など、百田氏に対する世間のイメージは極めてブラックなのが実状です。『永遠の0』も“戦争礼賛”と映画監督の宮崎駿氏に批判されるなど物議をかもしましたし、今回もさまざまな議論を呼ぶかもしれません。話題性だけは抜群ですが……」(記者)  さらに記者は、作品内容以前に百田氏に関する“ある疑惑”が、彼のブラックイメージをより強めていると主張する。 「『永遠の0』は、同じく作家の浅田次郎氏の『壬生義士伝』(文藝春秋)と作品の骨格が酷似しているとされ、坂井三郎氏の『大空のサムライ』(講談社+α文庫)のエピソードを使いまわしているという話もあります。『海賊とよばれた男』も、木本正次氏の『小説出光佐三』(にっかん書房)との類似性を指摘されており、ネット上でも百田氏の“パクリ”疑惑は以前より叫ばれてきました。『史実』にエンターテイメント性を与えるのが百田氏の上手さではありますが、“歴史を捻じ曲げている”と毛嫌いする人も決して少なくありません。公開が近づけば、一部の誹謗中傷は避けられないでしょう」(同)  まさに文壇の“モンスター”ともいえる百田氏。『永遠の0』がヒットした当時と今とでは、百田作品に対する世間のイメージは大きく違うようだ。飛ぶ鳥を落とす勢いの岡田准一にとって、この『海賊とよばれた男』が“黒歴史”にならないことを祈りたい。

V6・岡田准一、『海賊とよばれた男』主演で波紋! “殉愛騒動”百田原作に「イメージ悪くなる」

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宮崎あおいやら百田尚樹やら地雷に愛される岡田

 V6・岡田准一が、来年冬に公開となる、映画『海賊とよばれた男』で主演を務めることが発表された。2014年の邦画興収1位を獲得した岡田主演『永遠の0』に続き、百田尚樹氏原作で、監督も同じことから、「『永遠の0』トリオが再集結する」と注目されているが、ネット上では百田氏のネガティブイメージが「岡田にまで伝播しそう」と不安の声が上がっている。

 百田氏といえば、昨年11月に出版したやしきたかじんの最期を記した『殉愛』(幻冬舎)をめぐって、ネット上で大炎上が発生。たかじんの“最後の妻”さくら夫人側の証言を、一方的に真実として書籍化したことについて批判が噴出し、たかじんの長女が出版差し止めを提訴する事態に発展した。さらにさくら夫人は、たかじんの元弟子らを名誉毀損で訴え、また今年10月には、たかじんの元マネジャーが幻冬舎と百田氏を訴えるという、まさに泥沼の展開となった。

韓国名門大生の女性暴行動画に、ネット民激怒!「原因はしょうゆだった!?」

暴行の様子(YouTube「Rua TV」より)
 韓国のオンラインコミュニティにアップされた動画が、波紋を呼んでいる。動画は名門大学が複数集う、ソウルの学生街・新村(シンチョン)での暴力沙汰だ。しかも、男子学生が一般女性に暴行を働いている様子で、男子学生は女性の頭をつかんでプロレス顔負けの“ニーキック”を食らわしているではないか。  この動画はネットを通じて瞬く間に拡散され、ケーブルテレビ・チャンネルAのニュース番組や各種ネット媒体でも報じられたが、男子学生がニーキックまで繰り出すほどの暴行を働いた原因が、“しょうゆ”だったことにネット民たちはあきれている。  10月27日夜、新村の刺身レストランで同僚たちと会食していた女性のそばを通った男子学生が、テーブルの上に置かれていたしょうゆ瓶を倒してしまい、女性のスマートフォンにしょうゆがかかってしまった。男子学生は悪びれる様子もなく、適当に「すみません」とだけ言い残してその場を通り過ぎ、レジで会計を済ませていたが、女性の冷たい視線に気付くと、「何ガン見してんだよ!」と因縁を吹っかけ、その後、店を去ったという。  女性たち一行は我慢して聞き流していたが、男子学生は再び店に戻ってくると、聞くに堪えない挑発と暴言を繰り返してきた。耐えられなくなった女性たちは男子学生に詰め寄り、激しい口論となる中、思わず手を上げようとしたひとりの女性の腕を男子学生がつかみ、「正当防衛だ」と言って今度はその女性の髪をつかみ、“ニーキック”を食らわせたという。また、止めに入った女性にも手を出し、その一部始終をスマートフォンで撮影したほかの女性にも暴行を働くありさま。女性たちは通行人によって助けられ、事態を収拾した警察は「ケンカ両成敗」として双方を立件したが、怒りが収まらないひとりの女性の兄が「妹が××大学の歯学部生に殴られました」と題した動画をネットにアップしたことによって、今回の事態が明るみになった。    ネット民たちが注目したのは、暴行を働いた男子学生の出身校だ。ニュース報道では大学名が明らかにされていないが、新村界隈には複数の名門大学があり、その中でも歯学部があるのは名門・延世(ヨンセ)大学だけということもあって、「延世大学の歯学部生」と特定されている。韓国でも大学の学部やサークルごとにスタジャンを作る学生が多いが、この男子学生も同大学のものと思わしきスタジャンを身にまとっていることも、その証拠のひとつとされている。  ちなみに延世大学といえば、日本の慶應義塾大学に例えられるほどの名門中の名門。それだけに、男子学生に対するネット民たちの視線は一段と厳しい。 「受験勉強ばかりをしていたせいで、礼儀を学ばなかったのか」「名門校でニーキックを教わったのか」「こんな奴の診察や治療は受けたくない」などの非難が相次いでいる。    名門校に対するやっかみもあるのだろうが、女性への行き過ぎた暴行は許されない。誠意を込めて一言謝っておけば済むはずなのに、それができない節操のなさが韓国のネット民たちの怒りを買っているのだろう。この男子学生の未来が不用意なニーキックで吹き飛んでしまっても、仕方のないことなのかもしれない。

思わずセミやゴキブリも食べずにはいられなくなる! 意外と真面目でシビアな「昆虫食の世界」

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内山さんオススメレシピ1「カミキリムシの幼虫のかまぼこ包み」
 どうすればより昆虫をおいしく食べられるか。味や食感、栄養をあらゆる角度から研究し、バッタ会、セミ会、若虫会など昆虫料理イベントを主催する内山昭一さんの本、『食の常識革命! 昆虫を食べてわかったこと』が刊行された。  本書の内容は、「おいしい昆虫ベスト10」「昆虫食あるある」「虫食い女子が昆虫食の魅力を語る」など、エンターテインメントに満ちているが、それだけではない。著者の内山さんは「都会に暮らす人たちは食料を自力で生み出す術を知りません。食料危機という非常時は、動物性タンパク質をどう摂るかを考える必要に迫られます。このとき検討される食材に昆虫が入るかどうかはとても重要です」という。  現代日本の食料問題に警鐘を鳴らす著者に、本書の狙いを聞いた。 ■FAOが食料問題を解決する手段として高く評価した昆虫食 ──内山さんはこれまで、昆虫食レシピ本、昆虫食の研究書などを上梓されていますが、『食の常識革命! 昆虫を食べてわかったこと』は、それらと比べると異彩を放っています。 内山 昆虫食には「捕る楽しみ」「料理する楽しみ」「食べる楽しみ」の三拍子が揃っています。その魅力を伝えたくて、これまで本を出してきましたが、昆虫食に興味がある人でないと手に取りにくかったかもしれません。しかし、2013年の5月13日以降、昆虫食が世に広まると確信したので、昆虫食と聞いて及び腰になる人にも、まずはその世界を覗いてみようと思ってもらえる本を出したいと考えていました。 ──2013年5月13日になにがあったのですか。 内山 その日、国連食糧農業機関(以下、FAO)が、今後予想される人口増加と地球温暖化にともなう食料問題を解決する手段として、昆虫食を高く評価する報告書を出したのです。そして、報告書が出た翌日の夕方、NHKの『ニュースウオッチ9』から取材があり、その夜の番組に放送されました。この出来事で、昆虫食の存在が世に広まると確信しました。実際、2013年5月13日以降、メディアからたくさん取材されるようになり、「昆虫は地球を救う」というタイトルとともに紹介されるようになりました。 ──たしかに本書には、昆虫料理研究家とは何者なのか、興味を喚起する話がたくさん出てきます。カラー写真で内山さんの虫部屋も掲載されていますね。 内山 本書で初めて公開する自宅2階の虫部屋には、定住している虫や四季折々やってくる虫などでいつもあふれかえっています。たとえば、虫の標本、食材を入れる冷凍庫、カイコ、ゴキブリ、カメムシなどが入った飼育ケース、天井から吊り下げている乾燥地蜂がぎっしり詰まったネット、スズメバチ成虫を漬けた焼酎。第1章では、昆虫料理研究家がどんな生活と研究をしているかだけでなく、家族に私の活動をどうやって理解してもらっているかも包み隠さず書きました(笑)。 ■まずい虫はごくわずか。おいしい虫は探せばもっといる ──虫部屋にいる虫は、ご自身で食べるために飼育しているのですか? 内山 はい。ですが、それだけではありません。FAOの報告書が発表されて以来、昆虫食イベントの回数が増え、メディアからの取材依頼も増えています。そうした際には当然ながら数点の昆虫料理を提供することになりますが、この要望に応えるため一定量の食材を常に用意しておかなければなりません。そのためにも飼育しています。普通に店で手に入る食材ではありませんから。 ──ゴキブリも飼育しているんですね。 内山 だいぶ以前のことですが、冬に雑誌「漫画実話ナックルズ」(ミリオン出版)からゴキブリ特集を組みたいという依頼がありました。「この季節に捕まえるのは難しいですよ」と答えると、「では、こちらで用意します」という返答でした。そして取材の当日、なんと連れてきたマダガスカルゴキブリが百匹あまり! 私もさすがに茫然自失。とりあえず取材に参加した仲間数人で食べきれそうな五十匹を調理し、残った五十匹を持ち帰り飼育することにしました。それが、いま虫部屋に同居しているマダガスカルゴキブリたちの先祖です。
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内山さんオススメレシピ2「セミの親子揚げ」
■もっともおいしかった虫はカミキリムシの幼虫 ──本書からは、昆虫食と聞いて及び腰になる人に興味をもってもらおうという意気込みが伝わります。 内山 第2章の、おいしい昆虫ベスト10で、私が食べた虫の中でも特においしかったものをランキング形式で紹介しました。私はこれまで130種類以上の昆虫を食べてきました。その経験から言えることですが、「これはまずくてとても食べられない!」という虫はほんのわずかにすぎません。たいていは普通の虫の味です。 ──普通の虫の味ってどんな味ですか? 内山 「ほんのり甘くて何となく植物系の味」といえば伝わるでしょうか。たとえば、私たちの主食と同じ米を食べるイナゴを焼いて食べてみてください。昆虫のほとんどは焼いた香ばしいイナゴの風味に似ています。もちろん私が食べていないだけで、ほかにもおいしい虫がたくさんいるに違いありません。実は昨年の夏、初めてスズムシを食べたのですが、コオロギよりずっと濃厚な旨味があることを知ったばかりです。 ──ちなみに、内山さんがおいしいと思う昆虫の第1位を教えていただけますか。 内山 カミキリムシの幼虫です。日本に生息する昆虫の中で最高のおいしさといえるでしょう。テッポウムシ、ゴトウムシ、トッコムシなどさまざまな愛称で親しまれてきたことが、おいしさを物語っています。カミキリムシの幼虫のおいしさは「マグロのトロ」の味にたとえられます。トロリとした脂肪の甘味が特徴です。いっぽうマグロの背側を赤身といいますが、カミキリムシの場合は成虫の胸肉がそれに似ています。よく発達した筋肉の旨味が味わえます。幼虫を好む人が圧倒的に多いのですが、なかにはあっさりして旨味の濃い成虫が好きという人もいます。 ■木の上のほうにいるセミはうまい。落ちたセミはまずい ──昆虫を食べたことがない人でも、おいしいセミの見分け方など、いざというとき役に立つ情報が満載です。 内山 第3章の「昆虫食あるある」で、みなさんに伝えたい昆虫食の情報を盛り込みました。私の経験上ですが、「木の上のほうにいるセミはうまい。落ちたセミはまずい」は間違いありません。 ──その根拠はなんでしょうか。 内山 若いセミほどタンパク質や脂肪が充実しておいしくいただくことができます。そんな羽化したばかりの元気なセミは、木の上のほうにいることが多い。鳥などの天敵に見つかりにくいからでしょう。それに対し、交尾を終え生殖の役目を終えたセミは、身を守るセンサーが鈍くなり、目につく木の下のほうにいることが多くなります。子供でも簡単に捕まる老いたセミはだいぶ味が落ちるように感じます。また、落ちて死んでいると思って触ると、急に鳴いて暴れるセミがいます。いわゆる「セミ爆弾」です。これはかなり弱って死期が近い状態なので、味も一段とまずくなります。セミに限らず小さな昆虫は死ぬと鮮度が急速に落ち、水分が失われ干からびてしまいます。でも昆虫は外骨格なので外観からはそれがよくわかりません。できるだけ竿の長い虫取り網を用意して、木の上のほうにいるおいしいセミを取ってください。 ■虫を食べる女性が増えている理由 ──第4章の「虫食い女子が昆虫食の魅力を語る」では、食の常識が粉々になる話が飛び交い驚きましたが、昆虫食にはまる女性が多いことも意外でした。 内山 昆虫食のイベントに男女で参加する場合、積極的なのはたいてい女性です。昆虫を食べるときの様子を見ればはっきりします。男性はかなり躊躇しますが、女性は調理が始まると一気に食材に見えるようでこだわりなく食べてくれます。女性には、「なんでも食べなきゃ生きていけない」という意識が根底にあるのではないでしょうか。だから飢餓に強いのは女性だと思います。昆虫食への好奇心も、そのあたりに由来するのではないでしょうか。一方、男性は食に対して保守的です。また、狩猟は男性のほうが得意ですが、飼育となると女性の能力が高い。飼うことに対してものすごく興味を持っているように見えます。世話焼き上手でもあるし。でも、そのあと食べるんですが。 ──最近の昆虫食イベントでは、子供連れのお母さんの参加が目立つとか。 内山 昆虫を食べる会を続けてきて感じることは、年々、昆虫を食べることに真剣な女性が増えてきているということです。なかにはお子さんをおんぶして参加されたお母さんもいらっしゃいました。各地で昆虫食イベントが開かれることも多くなり、親子で参加される集まりに呼ばれると、お母さんが率先して食べて子供に勧める光景をよく目にします。「虫を見る目が変わりました。子供たちも『食』で虫に親しんでくれるといいなと思いました」「貴重な体験でした。食糧難時代になっても大丈夫かも」などといったアンケートを読むと、昆虫食に本気なお母さんが多いのに驚きます。
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内山さんオススメレシピ3「むし寿司」
■不安な日本を生き延びるための昆虫食 ──エンタテインメント色が一転して、第五章「騙されないための昆虫食」では食の危機的状況に警鐘を鳴らしています。これはどういう狙いでしょうか。 内山 第4章までは、昆虫食にかんする珍談奇談を盛り込んで、昆虫食に興味をもってもらおうとしました。しかしそれだけでは、昆虫食に興味はない、あえて食べる必要はないという方が本書を手に取ることはないでしょう。そこで、FAOが提唱した食料問題を解決する手段としての昆虫食から始まって、不安な日本を生き延びる力となる昆虫食について、考えてみました。 ──不安な日本を生き延びる力となる昆虫食とは、具体的にはどういうことでしょうか。 内山 現在、火山噴火、地震、局地的大雨、猛暑など、かつてなかった全地球規模の気候変動がおこっています。私たちはいい知れぬ不安を抱きながら暮らしています。地球温暖化がこれら異常気象の誘因のひとつかもしれません。FAOがいう、人口増加と地球温暖化による地球規模の食料危機はこれからも対策が必要でしょう。しかし、それと同じくらい警戒しなくてはならないのは、日本の政情不安によって生じるかもしれない食料危機です。日本は1000兆円という想像もできない借金を抱えています。アベノミクスの恩恵は貪欲な新自由主義の巨人が食いつくし、多くの国民の生活は改善されず、高齢者の5世帯に一世帯は貧困とされ、将来を担う子供たちも6人に一人が貧困といわれています。日本の食料自給率はカロリーベースで39%と低く、主要国のなかで外国への食料依存度がもっとも高い国です。TPP(環太平洋経済連携協定)の施行によって、さらに外国への食料依存度が高まる可能性があります。そのような状況で、世界的な金融破綻がおこり、国債や株価が暴落したらどうなるでしょう。超インフレで食料を買えなくなる、または激しい円安となって食料輸入が激減したとき、多くの日本人は兵糧攻めにどれだけ耐えられるでしょうか。 ■都会に暮らす人は食料を自力で生み出す術を知らない ──本書では食料危機のリアリティを、内山さんは祖父との会話から説明しています。 内山 私が幼少の頃、農家には、農薬がさほど普及していませんでした。稲などまさしく今どきの有機栽培でした。したがって草は伸び放題でしたから、暑い盛りの草取りほど辛い作業はありません。暑さでめまいがしてフラフラすることもありました。今でいう熱中症なのでしょう。そんなとき、祖父のよく言っていた言葉を思い出しました。 「終戦直後は畦に草一本生えていなかった」  戦争など非常事態には、土地のある農家は有利です。食べ物が自給自足できる強みがあります。米や野菜は自前で収穫できますし、動物性タンパク質は川魚や昆虫で摂取することができます。ところが都会に暮らす人たちは食料を自力で生み出す術を知りません。戦中戦後の非常事態においては、地主に頼んで、せいぜい食べられそうな畦草を刈らせてもらって持って帰るぐらいだったでしょう。非常時は、平時以上に体調維持を心がけ、栄養のバランスにより注意を傾け、動物性タンパク質をどう摂るかを考える必要に迫られます。このとき検討される食材に昆虫が入るかどうかはとても重要です。 ──昆虫を食べるという行為は、嘘を見抜く精神につながると本書で述べています。どういうことでしょうか。 内山 戦後70年が過ぎた今ぐらい、日本人にとって未来が見通せない時代はないでしょう。「そこはかとない不安」を本能的に感じながら暮らしている人がほとんどではないでしょうか。ヒトの学名はホモサピエンス、つまり「知恵のある人」なのですが、どうも学名は買いかぶりのようです。私たちは歴史に学ばず、再び戦前の国家主義に戻ろうとする気配が感じられます。大戦の惨禍を経験している以上、私たちは「国家に騙されるのも罪なのだ」ということを肝に銘じておくべきでしょう。いまこそ騙されない覚悟が求められているのです。昆虫を食べるという行為は卑小なことに思われますが、実は国家と向き合い、ためらい、見つめなおし、その嘘を見抜く精神を養うことにつながります。なぜなら、これまで口にしたことのない昆虫を食べるというのはとても勇気のいることだからです。「昆虫は食べ物ではない」という間違った情報が社会を支配しています。こうした誤った社会通念を鵜呑みにせず、自らの五感を研ぎ澄まし、覚悟を決めて昆虫を食べてみると、意外に肉や魚と同じ普通の食べ物だということが納得できます。「備えあれば憂いなし」という言葉もあります。いまから昆虫食に慣れ親しんで、準備しておくことをお勧めします。 (構成=野口英明) 『昆虫を食べてわかったこと』発売記念イベント開催! 内山昭一(昆虫料理研究家)×カブトムシゆかり(タレント) 「かわいい昆虫がおいしいとは限らない!」 ・11月19日(木)19時半~  ・ジュンク堂書店 池袋本店 ・入場料1000円(1ドリンクつき)。4階喫茶コーナーにて ・要事前予約 電話 03-5956-6111(ジュンク堂池袋本店) ・詳細はコチラ ■さらにディープな世界を知りたい人は…… 「東京虫食いフェスティバル」 ・11月23日(月・祝)15時30分~ ・SHIBAURA HOUSE(東京都港区芝浦3-15-4) ・詳細はコチラ ●内山昭一(うちやま・しょういち) 1950年長野県生まれ。昆虫料理研究家。幼少から昆虫食に親しみ、99年より本格的に研究活動に入る。どうすれば昆虫をよりおいしく食べられるか、味や食感、栄養をはじめ、あらゆる角度から食材としての可能性を追究する。2013年5月、国連食糧農業機関(FAO)が昆虫食を推奨する報告書を発表して以降、メディアから取材殺到。こうした気運を受け、代表を務める昆虫料理研究会の活動が大きく広がる。また、日本初の昆虫食を科学的に研究する食用昆虫科学研究会が14年にNPO法人の認可を受け、理事として啓蒙活動を続けている。 http://insectcuisine.jp/

『下町ロケット』視聴率好調なのに、土屋太鳳は存在感ゼロの“名ばかり”ヒロイン状態

オタクに"なるほど"面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より

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『下町ロケット』(TBS系)公式サイトより。
『半沢直樹』でおなじみの池井戸潤の原作である、阿部寛主演ドラマ『下町ロケット』(TBS系/日曜午後9時~)が絶好調だ。  初回は16.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と好発進し、第2話は17.8%。11月1日放送の第3話は18.6%をマークし、『相棒season14』(水谷豊主演/テレビ朝日系/水曜午後9時~)初回(10月14日)の18.4%を抜いて、今クールの民放連ドラの最高視聴率を記録した。  今年放送された民放連ドラの視聴率トップは、『相棒season13』(14年10月~15年3月)最終回(第19話=3月18日)の20.3%。この調子でいけば、『下町ロケット』がこれを更新する可能性は十分にある。 「おたぽる」で続きを読む

藤森慎吾、マスコミから逃亡!? 田中みな実との破局で「バーニングの報復恐れてる」

 元TBSアナウンサーの田中みな実と破局していたことがわかったオリエンタルラジオの藤森慎吾。10月29日発売の「女性セブン」(小学館)にスクープされる直前、出演したイベントでは、報道陣の前から“逃亡”する一幕があったという。 「藤森は山本美月とともに、10月21日のスマホ向け日本語文字入力&顔文字キーボードアプリ『Simeji』テレビCM発表会に登場しました。“恋愛マスター”という触れ込みで現れた藤森でしたが、チャラ男が嫌いという山本に向かってチャラい発言を連発して、ドン引きさせていました。ただ、久々のチャラ男キャラに不安があったのか、発言するたびにチラチラと報道陣の方を見て、乾いた笑いが起こると、『なんなんですか……』と弱々しくつぶやくなど、微妙な空気を醸しだしていました」(ワイドショースタッフ)  さらに事前のマスコミへの呼びかけでは、囲み取材があるとアナウンスされていたというが、登壇したのは山本だけで藤森は姿を見せなかった。 「確かに誰が囲み取材に応じるとは説明されていませんでしたが、この違和感のある雰囲気に記者たちは『田中アナとのことで聞かれたくないことでもあるから逃げたんじゃ』と、冗談半分に笑い合ってました。その後、本当に破局報道があったので、驚きましたね」(同)  さらに10月31日に都内で行われたオリエンタルラジオの単独ライブ『ORIENTALRADIO SPECIAL LIVE』では、ステージでこそ破局に言及したものの、終了後には押し寄せた報道陣を尻目に、またしても「バックレをかましました」(スポーツ紙記者)という。 「スポーツ紙やワイドショーなど、10社ほどの媒体が出待ちをしていましたが、藤森は裏口から出てしまったようで、取材には一切応じるつもりはなかったようです」(同)  破局報道が出てからというもの、観客の前やテレビではネタにしている藤森。しかし、田中について記者の取材に応じることに関しては、相当ナーバスになっているようだ。 「藤森が報道陣を避ける理由は、田中アナが“芸能界のドン”の周防郁雄社長率いるバーニングプロダクション系列の事務所に所属しているからかもしれません。うかつなコメントをすれば、藤原紀香と離婚した先輩・陣内智則のように、芸能活動にも支障が出る可能性さえありますからね。むしろ藤森側が、報復を恐れて破局をタブー視しているのでは」(同)  芸人にとってオイシイとされる破局ネタだが、藤森の口から報道陣に向かって、経緯が語られる日は来るのだろうか?

「安保法制は非常に不安」発言も!『あしたのジョー』のマンガ家ちばてつやが語る壮絶な戦争体験と反戦への思い

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ちばてつや公式サイトより
【本と雑誌のニュースサイトリテラより】  本サイトでもたびたび報じているが、安保法制が国民の大多数が反対するなか強行採決されてしまった後も、桂歌丸や瀬戸内寂聴など、多くの文化人が引き続き戦争へと向かいつつあるこの国を憂慮する声をあげつづけている。特に、実際に先の戦争を体験した方々は、自らのトラウマをえぐり出してでも、再び聞こえつつある軍靴の音に対し反対の声をあげている。  そんななか、『あしたのジョー』などで知られる漫画界の重鎮・ちばてつやも安保法制に対し言葉を紡いだ。それは、10月24日にゲスト出演した『ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル』(TBSラジオ)での発言である。 〈非常に私は不安に感じてますね。そっちの方向に行っていいのかな? そっちの方向に行かない方がいいんじゃないのかな? 日本はもっと良い方向がある。戦争をしない国っていうふうにみんなが認め始めてるんでしょ。日本には憲法があるんだから、絶対戦争できないんだよあの国は。戦争をしない代わりに、色んなところでね、橋つくったり、井戸を掘ったり、そういうことで困った人に薬をつくってね、この間もノーベル賞でいい仕事しましたよね。そういうことで世界中の人に、みんなから尊敬される国になったらいいのに、怖がられる国になりたいのかな? もう少しくらい経済経済っていうけど、慎ましくていいから、あの国はみんなから愛されるいい国だよ、あの国は滅ぼしちゃいけないよって言われるような国になって欲しいなと私は思うんですよね。それは難しいんでしょうけど、今はそうなりつつあるのに、もったいないな、せっかくいい方向に行きかけてたのにということは、ちょっと私は感じますけれども〉  ちばてつやがこのような発言をせずにはいられなかった背景には、彼の壮絶な戦争体験がある。  ちばは、6歳のとき、満州の奉天で終戦を迎えた。ひどい空襲などにもさらされず、それまで、日本とアメリカが戦争をしていることすら知らなかったというほど牧歌的だったちば少年の生活は、終戦の時期を境に一変。父・母・3人の弟とともに1年にもおよぶ壮絶な引き揚げ体験を経験するのである。その時期のことを彼は『ちばてつやが語る「ちばてつや」』(集英社)のなかでこのように語っている。 〈六歳だった私は、終戦の意味もわからず、弟三人と一緒に、両親の決死の逃避行についていくばかりだった。幼いながら、一歩間違えば死んでしまう、殺されてしまうという危険な状況にいることだけは、本能で理解していたように思う。今思えば、家族が誰一人欠けることなく帰国できたのは、奇跡に近い〉  そして、この満州からの引き揚げ体験は、ちばてつやの「漫画家」としての根幹をつくっているという。 〈この時生きて日本に帰れたからこそ私の漫画家人生もあるのだが、漫画家となった私の意識の底には、常にこの時の体験が潜んでいる〉(前掲書より)  幼きちば少年がくぐり抜けた満州引き揚げ体験とはいかなるものだったのか? 前掲の『ちばてつやが語る「ちばてつや」』では、このように綴られている。 〈戦争とは無縁と思われた私たちの住環境は、終戦に近づくに連れ、次第に不穏な雰囲気に包まれていった。何より私たちを見る中国の人々の視線が、どんどん厳しくなっていった。それまでは「日本人のお子様」という感じで見ていたのが、「日本鬼子のガキ」という感じに変わっていた。「日本はいよいよ負けそうだ」という情報が中国人の間にも広まっていたので、「今に見ろよ」と自分たちを支配していた日本人への憎しみが一気に加速していたのだと思う。  そして終戦の日の八月十五日を境に、日本人と中国人の立場は逆転した、中国人は日本人とわかると石をぶつけたり、見境なく襲撃しては物を盗ったりするようになった〉 〈このまま社宅にいては危険だというので、冬になってから私たち一家はそこから避難し、同じ印刷会社の社員どうし、家族で固まって各地を転々と逃げ回ることになる。そのころすでに蒋介石の国民党軍と毛沢東の八路軍の間で内戦が始まっていて、昼間の移動は危険だった。そのため昼は学校の校舎や工場の倉庫に隠れ、夜陰に乗じて移動した〉  終戦後、ちば一家はこのような逃避行を続けるわけだが、冬の奉天は零下20℃ほどになる厳しい寒さに加え、ほとんど食べるものもない環境。一緒になって逃げ回った仲間のなかには、道半ばで倒れる者もたくさんおり、彼は子どもながらたくさんの「死」を見つめてきた。前述のラジオでちばてつやはこう語る。 〈ああ、人間ってすぐ死ぬんだなってことは思いましたね。昨日まで一緒に遊んでた子が次の日にもう息してないんですよね、冷たくなってる。あんな元気だった子が、死んでる。それから一生懸命こう元気にこう、みんなを叱咤激励して引き連れてたおじいちゃんが冷たくなってる。簡単に人間は死ぬってことを、その時は刷り込まれたっていうか、だから私のキャラクターはすぐ死んでしまうっていうことが、私の感覚なんですよね。そう言いながらしぶといんですよ、私みたいに何日も食べない子供たちもいるのに、生き残って日本に帰ってきた人もいるし、あんなに元気だったのに、ころっと死んでる人も見たし、死んでる人たちを跨いで乗り越えて帰ってきたという現実もあったし、引き揚げの一年間の体験っていうのは、私の人間形成において、大事な色んなことが刷り込まれたのかなと感じますけどね〉  しかし、そんな暗黒の引き揚げ生活のなかにも、ひとつだけ、ちばてつやの未来を明るく照らす灯火があった。 〈逃避行が続く中、私たち一家は中国人の徐集川さんと再会した。徐さんは父の会社の部下だった人で、父とも親しく、私たち兄弟のこともかわいがってくれていた。徐さんは見つかれば自らも危険なことを覚悟で、「ここにいたら凍え死んでしまう」と、私たち一家を、中国人街にある自宅の屋根裏にかくまってくれたのだった〉(前掲書より)  こうして、ひとまず身の安全を確保した屋根裏生活は、冬が過ぎるまでの間数週間続く。そして、この屋根裏生活での体験が、後の漫画家・ちばてつやをつくる礎となったという。 〈その屋根裏では、寒かったですけども、母親が一生懸命本を読んでくれたり、それから、一生懸命つくり話をしたり、してくれたんですけども、尽きちゃったもんだから、私に今度絵を描いてあげなさいとか、弟たちは小さいですから、私が六歳ですから長男の。下が4歳の、2歳の、それから産まれて何ヵ月っていう。それがすぐに泣くんですよね、外へ出たがって。狭いところにいるから。そういうところで弟たちのために、まあ、昔は漫画は知らないから、ただ絵を描いているだけなんだけど、その絵の説明をすると、弟たちがもうワクワクするわけね、目を輝かして。この人はどこへ行くの、とか、この馬はどこへ行くのっていうようなことを聞くわけ。すると一生懸命考えて、そうなるんだろうってことを、ストーリーをつくっているようなものですよね、つくりながらお話して、そういうことがね、私が漫画家になるための原点、その時は気がつかなかったけど、とても大事な時間だったのかなというように思いますけども〉(前掲ラジオ番組より)  この時の体験は、前掲の『ちばてつやが語る「ちばてつや」』でも、以下のように綴られている。 〈私がそれまでに読んだ童話や昔話を混ぜこぜにして考えただけの話なのだが、絵にして見せると弟たちがわっと喜ぶ。そのわくわくする様子を見て、子供ながらに「描いてよかった」と満足感を感じたのだ。思えば「自分が作った絵と話で人を喜ばせることができる」と読者を意識したのは、この時が最初だったように思う〉  前述した通り、徐さんの力添えもあり、その後、ちば一家は誰ひとり欠けることなく、無事に日本に帰ってこられた。しかし、それはもう「死」と隣り合わせの、ギリギリの状態だったようだ。 〈引揚船に乗ったからといって、安心はできなかった。相変わらず乏しい食糧事情の中、私の弟たちはあばら骨が浮いてお腹が異常に膨らんでいるような栄養状態だった。遊び仲間の子はそこで力尽きて亡くなり、出航したその船から水葬に付された。昨日まで一緒に船の中を遊び回っていたのに、今日はもういない。「どうしていないの?」と母に尋ねると、「あの子は死んだのよ。かわいそうに......」と赤い目をして涙ぐんでいた〉(前掲書より)  この時の壮絶な体験は後に『家路』という作品に描かれたり、同じく満州引き揚げ体験をもつ赤塚不二夫や森田拳次らとともに『ボクの満州』(亜紀書房)という一冊を上梓したりと、ちばは自らの心の傷をえぐり出してでも、日本人が絶対に忘れてはならない悲惨な戦争体験を伝え続けていくことになる。それは、戦争というものが本当に愚かなもので、人間が誰しも持つ「闇」「鬼」の面を否応なく引きずりだしてしまう醜いものだからだ。戦後70年、せっかく平和の時を築いてきたのにも関わらず、それをこんな簡単に壊してしまっていいものだろうか? 「戦争なんて怖くない」とのたまう人々は、実際に戦争で地獄を見たちばてつやの以下の言葉を読んで、それでも本当に戦争は愚かではないものなのか、怖くはないものなかのかどうか、もう一度よく考えてみてほしい。昨日まで仲の良かった隣人が、ある日を境に「鬼」になる。そんな状況をつくりだすのが「戦争」なのだ。 〈あんなに優しそうな人が、もうおなかがすいてしまう、もしくは自分の家族を守るためということになると鬼になってしまう、というようなことを何度か見てるんで。逆に鬼みたいな人も優しいところがあったりね。だから人間ってね、ちょっとしたことでね、がらっと(変わる)。だから色んな要素があるんですね、悪い部分、悪魔的な要素も、天使的な要素も、悪魔みたいなところも、みんな持ってる。でも、その人がどういう生き方をしてるか、環境によって神様みたいな人になったり、悪魔みたいになってしまったり、鬼になってしまったり、そういうようなことってよくある〉(前掲ラジオ番組より) (新田 樹)