「同性愛は異常」「障害者減らす」軽率発言の市議・教育委員が子ども以下! “老人”全体のイメージ悪化に

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鶴指眞澄公式サイト
 こういう人たちが「最近の若者は……」と発言するのだろうかと、思った人も多いかも。  茨城県教育委員の長谷川智恵子氏(71)が18日、県総合教育会議で「妊娠初期にもっと(障害の有無が)わかるようにできないのか」「茨城県では減らしていける方向になったらいい」などと発言。当然のことながら、県や県教育委員会に多くの批判が寄せられた。さらに、同県の橋本昌知事(70)が長谷川氏の発言を「問題ない」としたことで、批判はさらに高まることとなった。  長谷川氏は20日午後に「大変お騒がせしてしまったこと、県民の皆様、ご不快な思いをかけているすべての皆様、特に障害のあるお子様をお持ちのご家庭に、心からのお詫びを申し上げます」とコメントし、教育委員を辞職。橋本氏は「事実を知って産むかどうかを判断する機会を得られるのは悪いことではない、という考え方についてだった」と説明。そのうえで「生命の倫理という点で疑問を感じ、発言を撤回した」と語り、謝罪した。発言の意図がどうであれ、彼らの人間としてのイメージは最悪になっただろう。  29日には、神奈川県海老名市の鶴指真澄市議(71)が、自身のTwitterで同性愛者に関し「生物の根底を変える異常動物だ」などと投稿し「人権侵害だ」と大炎上。この市議は以前にも「テレビの天気予報士も女性が多く、間違っても誤りもしないし、なぜ予報と違ったかの説明もない」(原文ママ)と女性蔑視発言でも波紋を呼んだ。  長谷川氏、橋本氏、鶴指氏ともに70代。れっきとした「大人」のはずである。「年が年だから」と表現することもできるが、政治や教育で弁をふるい金銭を得る立場の彼らを、単なる老人扱いするわけにはいかないだろう。同性愛や障害者に関する事項は非常にデリケートな社会問題であり、細心の注意を払わねばならないことくらい学生でも分かる。 「こういう老人が、各地方自治体のトップ層に食い込んでいると思うと悲しいですよね。発言の影響力や傷つく人々のことも考えず、その場で思ったことをカンタンに口に出す愚かさは、まさに子ども。さらに、それを攻められたら即“撤回”“訂正”するのですから、信念も何もない。以前、一部の若者が『バカッター』で警察沙汰になるなど騒動がありましたが、完全に同レベルです。マイノリティの見地に立てない人間に、政治や教育を諭すなど無理に決まっています。」(記者)  彼らのせいで、多くの同年代の方々も悪いイメージを持たれかねない。自分自身の考えが「世間の常識」と信じ込んで口に出すのが「老人」のイメージになってしまうのは、社会のあるべき姿ではない。 「最近は若者が大人と付き合わない」という話も多いが、このような事例を見る限り「愚かな大人と付き合いたくない」と考える若者が増えても不思議ではないかも……。

「同性愛は異常」「障害者減らす」軽率発言の市議・教育委員が子ども以下! “老人”全体のイメージ悪化に

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 こういう人たちが「最近の若者は……」と発言するのだろうかと、思った人も多いかも。  茨城県教育委員の長谷川智恵子氏(71)が18日、県総合教育会議で「妊娠初期にもっと(障害の有無が)わかるようにできないのか」「茨城県では減らしていける方向になったらいい」などと発言。当然のことながら、県や県教育委員会に多くの批判が寄せられた。さらに、同県の橋本昌知事(70)が長谷川氏の発言を「問題ない」としたことで、批判はさらに高まることとなった。  長谷川氏は20日午後に「大変お騒がせしてしまったこと、県民の皆様、ご不快な思いをかけているすべての皆様、特に障害のあるお子様をお持ちのご家庭に、心からのお詫びを申し上げます」とコメントし、教育委員を辞職。橋本氏は「事実を知って産むかどうかを判断する機会を得られるのは悪いことではない、という考え方についてだった」と説明。そのうえで「生命の倫理という点で疑問を感じ、発言を撤回した」と語り、謝罪した。発言の意図がどうであれ、彼らの人間としてのイメージは最悪になっただろう。  29日には、神奈川県海老名市の鶴指真澄市議(71)が、自身のTwitterで同性愛者に関し「生物の根底を変える異常動物だ」などと投稿し「人権侵害だ」と大炎上。この市議は以前にも「テレビの天気予報士も女性が多く、間違っても誤りもしないし、なぜ予報と違ったかの説明もない」(原文ママ)と女性蔑視発言でも波紋を呼んだ。  長谷川氏、橋本氏、鶴指氏ともに70代。れっきとした「大人」のはずである。「年が年だから」と表現することもできるが、政治や教育で弁をふるい金銭を得る立場の彼らを、単なる老人扱いするわけにはいかないだろう。同性愛や障害者に関する事項は非常にデリケートな社会問題であり、細心の注意を払わねばならないことくらい学生でも分かる。 「こういう老人が、各地方自治体のトップ層に食い込んでいると思うと悲しいですよね。発言の影響力や傷つく人々のことも考えず、その場で思ったことをカンタンに口に出す愚かさは、まさに子ども。さらに、それを攻められたら即“撤回”“訂正”するのですから、信念も何もない。以前、一部の若者が『バカッター』で警察沙汰になるなど騒動がありましたが、完全に同レベルです。マイノリティの見地に立てない人間に、政治や教育を諭すなど無理に決まっています。」(記者)  彼らのせいで、多くの同年代の方々も悪いイメージを持たれかねない。自分自身の考えが「世間の常識」と信じ込んで口に出すのが「老人」のイメージになってしまうのは、社会のあるべき姿ではない。 「最近は若者が大人と付き合わない」という話も多いが、このような事例を見る限り「愚かな大人と付き合いたくない」と考える若者が増えても不思議ではないかも……。

「バレたら辞めるつもり……」添い寝マッサージ嬢だったシールズメンバー女性の告白

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「週刊現代」(12/12日号、講談社)
今週の注目記事 第1位 「元CIA長官<ジェームズ・ウールジー> 衝撃の告白『飛行機か、地下鉄か──年内に米国でテロが起きます』」(「週刊現代」12/12号) 「【総力取材】新聞・テレビが報じない イスラム国(IS)10の真実」(「週刊文春」12/3号) 「『イスラム国』大規模テロの不穏な幕間」(「週刊新潮」12/3号) 「<内心無理とわかっていて> 『イスラム国と話し合え』という綺麗事文化人」(「週刊新潮」12/3号) 第2位「<全戸配達は初めから無理だったのに……> 言わんこっちゃない! マイナンバー破綻前夜」(「週刊文春」12/3号) 第3位 「『シールズ』美人メンバーが『添い寝マッサージ』でバイト中」(「週刊新潮」12/3号) 第4位 「<日本でただ一人の好事家『ヌーディスト』の受難> 『素っ裸おじさん』が西表の無人島を追い出された顛末」(「週刊新潮」12/3号) 第5位 「『妾制度』は男の憧れ? いやいや、実はとっても大変だったんです」(「週刊ポスト」12/11号) 第6位 「日本で5億円以上稼いだ『イ・ボミ』に故郷からの風当たり」(「週刊新潮」12/3号) 第7位 「<巷にはびこる> 『怪しい健康法』の真贋判定」(「週刊新潮」12/3号) 第8位 「『とくダネ!』小倉キャスター『歩きスマホに罰金を』発言の賛否」(「週刊ポスト」12/11号) 第9位 「中国財政部が作成した『極秘レポート』を読んで仰天!」(「週刊現代」12/12号) 第10位 「ウラ流行語大賞2015」(「アサヒ芸能」12/3号) 番外 現代、ポストのSEX記事の勝者はどっちだ!  まずは現代とポストのSEX記事とグラビア比べからいこう。  ポストは、前半グラビアから「49歳の艶白書 この人とゆめの湯めぐり 山田佳子さん2」をもってきた。前にも書いたが、中高年世代には間違いなくアピールする綺麗さと艶っぽい雰囲気を持っている女性である。  後半のグラビアは、またまた「河合奈保子 海辺のヒロイン」。カワユイけどね。その他にカメラ専門誌に掲載された写真を集めた「カメラ雑誌のヌードがエロい」。なかなかゲージュツしている。それに「カリスマ熟女・風間ゆみの豊満VS.スレンダー美人女優・横山美雪」。風間ゆみが両足を開いて寝そべっている写真が、なかなか魅せる。  対する現代は、前半のグラビアでは「二階堂ふみ」のセクシーとまではいえない写真。後半は『王様のブランチ』(TBS系)で爽やかなレポーターをしていた紗綾が、イメージを覆す完全未公開の「最高の裸身」。なかなか豊満な肢体がいい。グラドルとしてはかなり人気を集めるのではないか。  あとは、「渋谷・六本木・歌舞伎町 最新ハプニング写真」。それに映画女優が挑む妄想グラビア「不倫旅行 出演・石川優実」。こちらは、失礼だがポストの山田のほうがなんぼかいい。  現代お得意の「新体操『アテネ五輪代表選手』大開脚フルヌード」。それに特大号出血サービス袋とじと称して、「女優大信田礼子 激レアヌード初公開!」。セクシーグラビアではポストがやや優勢か。  では、記事はどうか。ポストは相も変わらず「死ぬまでSEX 本当に役立つ性の実用情報2016 60過ぎて『自分史上初』を体験しよう」。サブに「今回も丹精こめて取材しました」とある。  エロ動画が無料で見られる「XVIDEOS」や「FC2動画」など動画共有サイトがたくさん出ているが、今回は台湾の動画共有サイトで、日本のAVが多数アップされている「This is AV」という中国語のサイトを紹介している。これを見るとき絶対してはいけないのは、広告をクリックすることである。お気をつけあそばせ。  他には、吉原の噂の美熟女ソープや美熟女デリヘルの体験記。カップル成立率8割の熟年婚活パーティなどの紹介。  東京・秋葉原のアダルトグッズ専門店「ラブメルシー」を訪れ、今一番売れているという「フェアリーミニ」という電気マッサージ器を購入して女性に体験してもらったりと、エロエロある。  現代も負けずに、大好評シリーズ第5弾「60すぎて70すぎて、80すぎて90になっても『したい』」と銘打って「北欧スウェーデンに学ぶ幸福なSEX」。  60年代から70年代前半にかけて、世界中で吹き荒れたスウェーデンの「セックスフリー」革命は大きな衝撃を与えたが、それから半世紀近くが過ぎて、かの国の性革命の旗手たちも歳をとった。だが、その情熱は失われてはいないという。  イェーテボリ大学に所属するニルス・ベックマン氏が08年に発表した論文によれば、70代の男女はまだまだ「現役」で、性生活を楽しんでいるというのである。  ブックマン氏は、「スウェーデンの70代男性は実に66%が積極的な性生活を経験しています。70年代には47%でしたから、割合は当時より増えているのです」という。 「白髪になってもセックスする。これがスウェーデンのスタンダード」なのだ。  スウェーデン流の極意は、「心ゆくまで絶頂を味わうロングロングSEX」だという。スウェーデンでは7歳から性教育を始めるから、「女友達との間でも、普通にオナニーの時どんなバイブを使うのが気持ちいい?」といった会話をするそうだ。  来日しているスウェーデンでセラピストとして活躍する女性が、記者に性の手ほどきをしたり、スウェーデンの大人のおもちゃを紹介したりと、こちらも盛りだくさん。  だが、今週の現代の売り物はこちらかもしれない。「このエロさはたまらない 週刊誌史上初の『読む春画』」。  春画の面白さは絵だけではなく達筆すぎてなかなか読めない春画の中の物語にもあるそうだ。それを現代語訳で楽しんでみようという企画だ。  浮世絵師・葛飾北斎が手がけた有名な春画『蛸と海女』には、こんなことが書いてある。本物の蛸に攻められて絶頂に達している女とのやりとりだ。 「大蛸『いつかは、いつかはと狙いすましていた甲斐があって、今日こそは、とうとう捕まえたぞ。とても肉厚な、いいぼぼだ。芋よりずっと俺の好物だ。さあ、吸って吸って吸いつくして、堪能してから、いっそのこと竜宮城へ連れていって、この女を囲っておこう』 女『アレ悪い蛸だねぇ。ええい、もう、アレアレ、奥の子宮の口を吸われるので、息がはずんで、あぁ、えぇぇ、そのいぼでぇぇうぅ、いぼで空割をこちょこちょと、アレアレこりゃ、どうするのよう。オウオウ、いい、いい。いままで人がわたしのアソコを、あぁぁふふぅああふぅ、「蛸だ蛸だ」と言ったけど、もうもうどうしてどうして、エエ、この蛸が……、ズウズウ、ヒチャヒチャ』 大蛸『ぐちゃぐちゃズウズウ、この八本の足の絡み具合はどうだどうだ。あれあれ、中が膨れあがって、湯のような淫水がぬらぬらどくどく』 女『あぁ、もうくすぐったくなって、ゾッと腰の感覚がなくなって、際限もなく、あぁ、あぁイキ続けだよぅ』」  江戸時代、春画を見ながらこういう文章を読んでコーフンしていたのかと思うと、人間の性というものは、当然だが何も変わってないのだと思う。  今週は、質量ともに現代の勝ちである。  では10位から。アサヒ芸能が「ウラ流行語大賞2015」という特集を組んでいる。  まず特別功労賞に輝いたのが、森喜朗元総理の「生ガキがドロっと垂れたみたい」。一度は決定した新国立競技場のデザインが高額だと問題になったときの発言。生ガキをこれほど、不味そうに表現したことはなかったという理由で受賞。  審査員特別賞が、不倫ハメ撮り写真がフライデーに載った女子アナの「レーズン乳首」。技能賞が側溝に入り込んで女性のパンティーを覗き見していた男が言った「生まれ変わったら道になりたい」。なるほどこれはいい。  敢闘賞は、破廉恥な行状が問題になり維新の会を除名されたとき、上西小百合議員が言った「エモーショナルな処分」。殊勲賞は、援交ハメ取り動画が流出したと話題になった高崎聖子(22)。その時同時にLINEの記録も流出して、「10万円渡すね」という相手に「先月分ってもらえますか?」。リアル感がいい。  大賞はこの人。五輪エンブレム問題で大バッシングが起きた、デザイナー佐野研二郎氏を揶揄した言葉「佐野る」が選ばれた。  9位は、現代が入手したという「中国財政部」が作成したという極秘レポート。このレポートは、国家のプロジェクトを担当し、国務院(中央官庁)の最上位に位置する国家発展改革委員会と、予算を担当する財政部が共同で作成した「中国経済の近未来予測」だという。  そこでは、中国の近未来は悲観的であるとしているそうである。要は、中国経済は、生産過剰、資産価格バブル、さらには地方自治体の過剰な債務が重なり、短期的には深刻な状況に陥っていくと述べているそうだ。  従って、GDP7%成長などはありえず、せいぜい5%台だという。まあ、よく言われていることを、中国内部のエリートたちも認めるようになってきたということなのであろう。  ポストは、フジテレビの『とくダネ』小倉智昭キャスターが、歩きスマホに罰金をかけろと発言して賛否が起きていると報じている。 「自動車を運転している時に携帯を使ってると罰金になるじゃない。歩きながらスマホ使ってる人も罰金でも取ればいいじゃない。税収不足だし。止まってやらなきゃダメというルールを作りましょう」(小倉氏)  モバイル評論家の法林岳之氏も深く頷いて、小倉さんの発言は何もとっぴなものではないという。さらに世界的に歩きスマホは取り締まりの方向に傾きつつあり、米ニュージャージー州フォートリーでは、12年に「歩きスマホ規制条例」が成立、違反者に85ドルの罰金が科されるようになっているというのだ。  私も同意見である。私のオフィスのすぐ近くには早稲田大学があるが、地下鉄から降りた学生たちが、スマホを見ながらヨチヨチ歩くので蹴っ飛ばしたくなることがままある。  横から覗いてみると、たいていはゲームをやっているだけである。そんなことは教室でやればいい。どうせ勉強なんかしないのだから。歩きスマホ禁止、電車の中ではスマホを通じなくするべきだとまで、私は思っている。小倉発言なんぞ当たり前すぎる。  新潮が巷にはびこる怪しい健康法の真贋判定という特集を組んでいる。 『高血圧なら味噌汁を飲みなさい!』『高血圧はほっとくのが一番』。これは論じるまでもない。ミリオンセラーにもなったのが、『長生きしたけりゃふくらはぎをもみなさい』(アスコム)。  ふくらはぎをもむと万病が治るというのだが、池谷医院の池谷敏郎院長は、「そもそも、動脈はふくらはぎの奥の方を流れているので、表面から揉んだだけでは血流は期待するほど良くならない。つま先立ちをしたり、あるいは足首を動かした方が、ただ揉むだけより何十倍も効果的です」。  またこういうのもある。『首は絶対にもんではいけない』。新潟大学の岡田正彦名誉教授は、「脳に血液を送る頸動脈が走っている首はデリケートな部分なので、揉んではいけないという意見には賛成です。ただ、それと同じ理屈ならば、首まわりの体操とやらも避けるべきではないでしょうか」。  もっとすごいのがある。『病気治療は血液クレンジングから』がそれだ。 「体外に血液を出し、また戻すという行為は極めて危険です。細菌感染を避けるために無菌状態を保たねばなりません。クリニックレベルでは、それは難しいというほかない」(岡田名誉教授)  その他にも、『「病気知らずの体」をつくるビール健康法』『やってみて驚いた! ココナッツオイルお口クチュクチュ健康法』。それに『「平熱37℃」で病気知らずの体をつくる』。おおたけ消化器内科クリニックの大竹真一郎院長は「万一、体温が高い方が長生きだとしても、どちらにしたって、人間は体温をコントロールできない」とにべもない。  こうした健康法を無批判に受け入れてしまうと危険だということである。私は「炭水化物をなるたけ食べない健康法」をやっているが、これはなんとなくいい気がするのだが。  6位は韓国出身の美人ゴルファー、イ・ボミ(27)の話。彼女は2,000人のファンクラブが組織されているというほどの人気者である。  彼女の今シーズンの獲得賞金は、2億2,581万円にもなる。男関係は忙しすぎて今のところないようだが、彼女の力の源は、週1度のうなぎ。それが彼女の勝負飯だそうだ。  だがここまでくるのには相当な苦労があったようだ。スポーツライターは、彼女が昔熱中していたのはテコンドーだったという。しかし月謝を払えなくなって父親にバレ、どうせならゴルフをしなさいと説得されてこの道を選んだそうだ。  だが、「自宅からひと山越え、日本海に近い場所にある練習場まで、クルマで片道1時間半。そうやって練習ラウンドに出られるのはまだマシな方で、普段は砂を入れた軍用のバッグをアイアンで叩いてインパクトの加減を学んでいた。たまの遠征も宿泊はホテルではなく、そのクルマのなかでだったと言います」(スポーツライター)  厳しい環境ではあったが、彼女の才能は開花しつつあった。さらなる高みを目指してゴルフ部のある北西部の高校へ転向した。高校2年生の時で、母親も一緒だった。そうした苦労がやっと花開いた。 「本人はできるだけ日本語で話そうとします。相手にうまく伝わってないなというときだけ通訳を頼る。とにかく、日本に溶け込もうという姿勢がびんびん伝わってくるのです」(専門誌記者)  ところが、こうした彼女の姿勢が、韓国側の反発を呼んでいるという。国を捨てて日本に魂を売ったのかと、悪しざまにいわれたそうである。一時は落ち込んだが、最近はこのまま日本で引退したいといっているようだ。  昨年9月に癌で亡くなった父親は、日本で賞金女王になれ、韓国代表でリオ五輪に出ろと遺言したそうだ。前者はクリアしたものの、五輪出場は、メジャー通算17勝を誇る朴仁妃(27)を筆頭に韓国勢は粒揃いだから、そう簡単ではないようだ。  来年、イ・ボミは少ないながらもメジャーに参戦予定だという。そこで好成績を収めれば、出場権獲得圏内に行く食い込むことも不可能ではないそうだ。彼女ならやってくれそうな気がする。  お次はポストから。「妾制度は男の憧れ? いやいや、実はとっても大変だったんです」という特集。  NHK朝の連続テレビ小説『あさが来た』は、11月20日放送回で視聴率25.0%を記録したそうだ。私も毎回見ているが、あさを演じる波瑠の爽やかさがいい。  だが、番組には描かれていない史実があるという。史実では広岡浅子自身が妾の子なのだが、一切触れていない。 「NHKはシリーズを通して、『妾』の存在を隠し通す方針かもしれません」(テレビ局関係者)  また史実では、主人公のあさのモデルである浅子と夫・信五郎の間には娘しか生まれなかったため、浅子の実家から呼び寄せた女中を妾にして、彼女が生んだ男の子は後に、浅子らが創業した大同生命の社長となっているそうである。  そもそも妾制度の歴史とは、とポストはうんちくをたれる。飛鳥時代の701年に制定された日本最古の法典である大宝律令には遺産相続の順番として、嫡子、正妻、庶子(正妻以外の子)、妾と定められていたとされる。皇族や武家など身分の高い人の妾は側室と呼ばれた。  妾を囲うことは経済上のステータスだったと、風俗史家の井上章一氏が話している。 「昔は妾がいる男には甲斐性があるとされた。特に商人には妾の存在が店の信用につながり、妾を手放すと“妾を養えないほど店の経営が傾いた”と思われたのです」  ドラマの時代と重なる1870年に発布された「新律綱領」では妻と妾は同じ二等親とされ、1872年に施行された戸籍法に基づいて編成された「壬申戸籍」では、妾も家族の構成員として戸籍に掲載されたというのだ。  一夫一婦多妾制か。うらやましいが、私には甲斐性がないから無理だろうな。  次は、新潮から「素っ裸おじさん」の話。沖縄県八重山諸島には、今でも島内の交通手段が船だけという秘境があるそうだ。  石垣島から高速船で約40分、マングローブの密林と美しい砂浜が広がる西表島は沖縄で2番目の面積を有しているが、人口はわずか二千数百人だそうである。  道路の終着点から船浮行の定期船に乗り継ぐと、目の前に2つの無人島が現れる。その片方の「外離島(そとばなり)」に1人の男が住み着いたのは、四半世紀も前のことだという。  地元では「ナガサキおじい」で通っている、長崎真砂弓さん(79)だ。彼は真冬でも20度前後という気候もあって、頭にハチマキを巻いているほかは1年の大半を一糸まとわぬ姿で過ごしているという。本人によると、これが無人島での正しい姿なのだそうだ。  出身は福岡県で、若い頃はカメラマンだった。最初は製糖工場などで働いていたが、人間関係が苦手だったらしく、この島の所有者の1人に許可を得て無人島生活をするようになったそうだ。  簡易テントで雨露をしのぎ、天水を蓄えて飲み水にする。ときには魚を釣り、モズクをとって食料にすることもある。  その他には島の人から差し入れをもらったり、たまにはボートに乗って対岸の集落に野菜や日用品を買いに行くこともあるそうだ。その時は服を着ている。  現金は4歳年上の姉から月1回1万円が送られてくる。カツカツの暮らしだが、それでもやっていけるのは島の懐の深さでもあるのだろうと新潮が書いている。  しかし、このおじさん10年ほど前からメディアに取材されるようになった。ロイターなど外国の通信社やテレビ局がやってきて、彼は大変な人気者になってしまったのだ。  女性たちも大勢訪れて、彼と一緒に真っ裸で暮らしたりするそうだ。 「真っ裸になるという点では女のほうが度胸がある。僕はここで50人ぐらいの女性の裸を見たかな」(おじさん)  フジテレビの番組『めちゃ×2イケてるッ!』に出たことで、さらに取材や観光客が大勢来るようになった。  あまりの騒ぎに、土地の所有者から出てくれないかといわれ、島を離れざるを得なくなり、1年ぐらい前に、そこから3~4キロぐらい離れたところにある「モクタンの浜」というところに引っ越した。 「タケノコが採れる季節はそれを食べる。後はニガナ(沖縄特産の野菜)かな。外離島ではよく魚を獲って食べていたけど、最近は魚と喧嘩するのは良くないって気持ちになってね。どうしても腹が減っているときに食べるぐらいで、魚を釣るのは止めたんだ。魚は血が出るじゃない。なんだか可哀想になってね」(長崎氏)  一番気をつけているのは、天候だという。 「NHKラジオで流れる気象通報は必ず聞いている。生活はすべて天気次第だから。台湾の天気が1日後にはこっちの天気になるんだ」(同)  だが今年の9月17日、林野庁からこの浜は国有林だから立ち退いてくれといわれたそうだ。次に住む浜も見つけたようだが、これから心配なのは、万が一のときのことである。 「遺体ってのは福岡まで送ると100万円ぐらいかかるらしいんだ。だから、死ぬときは台風で持ってかれるのが一番なんだがなあ……」(同)  うらやましいような可哀想なおじさんである。  新潮の本領は、底意地の悪そうなおっさんが「正義」や「誠意」を建前にしている人間に対して、あんたの本音はそんなところにあるんじゃないだろ? とニヤニヤ笑いながら詰め寄るような記事にあると思う。  反安保法で名を馳せた「シールズ」の西日本支部の美人メンバーが「添い寝マッサージ」店で働いていたという記事は、その典型的なものであろう。これが3位。  安倍政権を「命を馬鹿にしている」と批判し、「路上に立ちながら理想を語る」ことでよりよい社会を作っていきたいと抱負を語った小川麻紀さん(仮名)は、全国紙や政党機関誌にもたびたび登場した女性だという。  その言やよしだが、その彼女によく似た女性が、さる大都市の繁華街にある「いかがわし気なマッサージ店」(新潮)の前で、女子高生の制服姿で客探しをしていたのを見つけたというのである。  今話題のJK(女子高生)リフレと呼ばれる業態の店だそうだ。おっさん記者が「えいっ! とばかりに、60分8000円コースの“添い寝リフレ”なるコースを予約して、その子を指名した」(同)。薄いカーテンで仕切られた部屋で、彼女は「うつ伏せの記者に跨ってマッサージ」(同)をした後、添い寝してくれたそうだ。  そこで、「シールズの小川さんでしょ?」と尋ねると、あっさり認めたという。彼女は「こういうバイトを運動が受け入れられないとしたら、おかしいと思う。ファミレスとかケーキ屋さんでバイトしている子ばっかりって、そんな幸せな社会運動、ありえないでしょ」と話し、こう続けた。 「ここで働いているのは半分賭けみたいなもので、どっかでバレるなって。そうしたらシールズも辞めるつもり。バレたら、社会的にアウトですよ」  おじさん記者は、「マズイと思うなら、辞めたほうがいいんじゃないかな?」と、ごく当たり前の感想を漏らす。  大昔なら、こうした底辺の女性たちの実態を知らずして社会変革などできはしない、私はそれを実践しているのだなどと大見得を切った女性がいたかもしれないが、彼女にそれを望むのは無理というものであろう。  文春はこの間、マイナンバーがよくわかるQ&Aなんて特集をやっていたのに(単行本も出している)、今週は「言わんこっちゃない! マイナンバー破綻前夜」なる特集を組み、この制度導入に注ぎ込まれた3,000億円もの血税は、果たして適切に使われたといえるのかと、疑問を呈している。  読んでみれば、マイナンバーそのものを否定しているわけではなく、来年1月から運用が始まるのに、通知カードが全世帯に行き渡るのが、当初予定の11月中から12月20日ごろまで大幅にずれ込むという話である。  その上、間違って送られてきたマイナンバーについて、どうすればいいのか問い合わせても、役所が責任をなすりつけ合って所管が判然としない。郵便局は年賀状やゆうパックのお歳暮で忙しいのに、マイナンバー配達が加わったため、倒れる局員が出るかもしれないという始末。介護施設に送られてきた通知カードをどうするのか、寝たきりで受け取れないケースはどうするのか、「明確な指針が出されぬまま、制度が始まってしまった」(文春)ため、大混乱しているというのである。  私のところにも送られてきたが、何やら面倒くさいことが書いてあるので、そのまま放っておいてある。そのうち政府がギブアップすることを期待して。  さて、今週も第1位はISのパリ・同時多発テロ事件がらみの各誌の記事。事件以来、新潮、文春の「日本は難民を受け入れに慎重であるべきだ」というキャンペーンが週毎に大きくなっているようだ。  今回、テロリストたちが潜んでいたとされるベルギーを引き合いに出して、「ベルギーは15年後にイスラム国家になる」と警鐘乱打する。現在、イスラム教徒はベルギーの人口の6%にすぎない。ましてやイスラム教徒がすべてISの協力者になるわけでもないのに、「仮に欧州の中心に位置するベルギーがイスラム国家に変貌すれば、テロリストたちはEU圏内を縦横無尽に移動して、テロ攻撃などやりたい放題だ」(新潮)と断じている。  憎むべきはISであって、ほとんどのイスラム教徒はテロを憎み、ISをよしとはしていない。難民を受け入れれば、その中にテロリストたちが紛れ込み、日本でもテロが起こるかもしれないという可能性は否定しないが、だからといって難民排斥、イスラム教徒は色眼鏡で見ろとでもいうような論調は、あまりにも偏狭すぎると思う。  また両誌がともに噛みついているのが、テレビ朝日系『報道ステーション』の古舘伊知郎キャスターの発言である。テロ後の11月16日の番組内での、以下の発言がケシカランというのだ。 「この残忍なテロはとんでもないことは当然ですけども、一方でですね、有志連合の、アメリカの誤爆によって無辜の民が殺される。結婚式の車列にドローンによって無人機から爆弾が投下されて、皆殺しの目に遭う。これも反対側から見るとテロですよね」(古舘氏)  翌日には、「(ISとの)対話を避けている場合ではないと思います。(中略)何とか軟着陸を、という対話を模索しなければならない緊迫状態にあると思うんです」と語ったことにも、綺麗事をいうなと怒る、怒る。  新潮は、有志連合の誤爆による民間死傷者はこれまでの1年間で計200人から300人と推計されるが、一方のISはこれまで数千から1万人近くを処刑、虐殺しているではないか。古舘氏(法政大学の田中優子総長の発言も批判しているが、ここでは省く)の議論は「誤爆の悲劇に心を心を奪われ、実態を俯瞰的に、冷静に分析する目を欠いた、極めてエモーショナルなものに映るのである」(新潮)。  イスラム教徒が大勢になればテロリストが跳梁跋扈するという見方のほうが、よほど悲劇に目を奪われたエモーショナルな考えだと思うが、そうは考えないらしい。  確かにISの連中と今すぐ対話ができるとは、私も考えない。だが、イスラム教への深い考察もなく、ISがなぜこれほどまでに勢力を伸ばしてきたのかを考えることなしに、恐怖心ばかりを植え付けるのは、メディアのあり方として如何なものかと思う。  現代は、元CIA(米中央情報局)長官のジェームズ・ウールジー氏(74歳)の独占インタビューを掲載している。  イスラム国は次のテロはワシントンだと名指しした。アメリカはクリスマスシーズンを迎えて大混乱しているようだ。ウールジー氏がこう語る。 「アメリカはかなり脆い状態にあります。今すぐにテロリストがパリと同じような事件を起こしてもおかしくない。この数週間以内、つまりは年内にアメリカでテロ計画が実行されても、残念ながら私は驚きません。(中略)テロリストたちはアメリカで、自動小銃などを簡単に手に入れられます。言うまでもなく、これは悪用すれば大量殺戮が可能な武器となります。テロリストたちが使う通信手段もプレイステーションなどのゲーム機を使ったものになっており、非常に巧妙な暗号化がなされている。私がCIA長官を務めていた’93~’95年当時にくらべて、敵の情報を掴むのはより難しい。テロを未然に防ぐのは非常に困難になっているわけです」  ワシントンでは、地下鉄での警察官の巡回強化、抜き打ち検査が開始され、ホワイトハウス周辺ではシークレットサービスが増員されたという。地下鉄を避ける通勤者も日に日に多くなっているそうである。  在米ジャーナリストの肥田美佐子氏は、「アラバマ州やテキサス州などでは、護身のための銃器を求める人が急増している。パリでのテロ以降、売り上げが3割増を記録している銃器店もあるようです」と話している。  だが、欧米はイスラム国を壊滅することはできないと、CIAでカウンターテロリズムアナリストを務めたアキ・ベリズ氏は指摘する。 「イスラム国を壊滅したいのであれば地上部隊の派遣が必須です。(中略)もし地上部隊がうまくイスラム国が支配する都市を征服できたとしても、その後はどうなるのか。地上軍を撤退させれば、すぐにイスラム国は復活するでしょう。アメリカがイラク戦争で学んだのは、その国から撤退する方法を知らない限りは兵を送るべきではないということでした。が、アメリカはまだその答えを持っていない」  在英国際情報シンクタンクのコマツ・リサーチ・アンド・アドバイザリーで代表を務める小松啓一郎氏は、テロはますます巧妙かつ悪質になっているという。 「米英の諜報活動の専門家に聞くと、いまはボールペンのように見える超小型容器に格納できる生物兵器ができている。金属探知機にもひっかからず、500万円で作製できる。これを空気中に放つと早い人で17時間ほどで発病し、最終的に広島型原爆の60~70倍の殺傷力があるとされています」  これは、12時間前後経たないとテロが起こったことがわからないため、犯人は容易に犯行現場から離れ、地球の裏側まで逃げることができるのだ。  日本も安倍晋三首相が、イスラム国対策として中東諸国へ2億ドルの支援を行うと表明したため、イスラム国からターゲットにされている。  日本でテロが起きるとしたらどういう形で起きるのか、日本大学総合科学研究所安部川元伸教授がこう話す。 「日本では銃の調達は難しいので、化学肥料や除光液など身近で手に入る材料を使って爆発物を作り、人の多い所でそれを爆発させるテロが考えられます。ターゲットとしては銀座などの繁華街や、乗車率が過密な通勤時の電車などが狙われやすい」  そんなことが現実に起きたら被害は甚大なものになる。そんな日が来ないように祈るしかないのだろうか。アメリカの9・11から14年。テロと戦い、テロをなくすといっていた欧米諸国だが、テロはなくなるどころか世界中がテロの恐怖に怯えなくてはならないようになってしまった。  もはやこれまでのようなテロとの戦い方を考え直し、迂遠なようだが力よりも格差是正や貧困をなくす方向で、少しずつ世界から「不満」を取り除いていくしかないのではないか。そう思う日々である。 (文=元木昌彦)

「バレたら辞めるつもり……」添い寝マッサージ嬢だったシールズメンバー女性の告白

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「週刊現代」(12/12日号、講談社)
今週の注目記事 第1位 「元CIA長官<ジェームズ・ウールジー> 衝撃の告白『飛行機か、地下鉄か──年内に米国でテロが起きます』」(「週刊現代」12/12号) 「【総力取材】新聞・テレビが報じない イスラム国(IS)10の真実」(「週刊文春」12/3号) 「『イスラム国』大規模テロの不穏な幕間」(「週刊新潮」12/3号) 「<内心無理とわかっていて> 『イスラム国と話し合え』という綺麗事文化人」(「週刊新潮」12/3号) 第2位「<全戸配達は初めから無理だったのに……> 言わんこっちゃない! マイナンバー破綻前夜」(「週刊文春」12/3号) 第3位 「『シールズ』美人メンバーが『添い寝マッサージ』でバイト中」(「週刊新潮」12/3号) 第4位 「<日本でただ一人の好事家『ヌーディスト』の受難> 『素っ裸おじさん』が西表の無人島を追い出された顛末」(「週刊新潮」12/3号) 第5位 「『妾制度』は男の憧れ? いやいや、実はとっても大変だったんです」(「週刊ポスト」12/11号) 第6位 「日本で5億円以上稼いだ『イ・ボミ』に故郷からの風当たり」(「週刊新潮」12/3号) 第7位 「<巷にはびこる> 『怪しい健康法』の真贋判定」(「週刊新潮」12/3号) 第8位 「『とくダネ!』小倉キャスター『歩きスマホに罰金を』発言の賛否」(「週刊ポスト」12/11号) 第9位 「中国財政部が作成した『極秘レポート』を読んで仰天!」(「週刊現代」12/12号) 第10位 「ウラ流行語大賞2015」(「アサヒ芸能」12/3号) 番外 現代、ポストのSEX記事の勝者はどっちだ!  まずは現代とポストのSEX記事とグラビア比べからいこう。  ポストは、前半グラビアから「49歳の艶白書 この人とゆめの湯めぐり 山田佳子さん2」をもってきた。前にも書いたが、中高年世代には間違いなくアピールする綺麗さと艶っぽい雰囲気を持っている女性である。  後半のグラビアは、またまた「河合奈保子 海辺のヒロイン」。カワユイけどね。その他にカメラ専門誌に掲載された写真を集めた「カメラ雑誌のヌードがエロい」。なかなかゲージュツしている。それに「カリスマ熟女・風間ゆみの豊満VS.スレンダー美人女優・横山美雪」。風間ゆみが両足を開いて寝そべっている写真が、なかなか魅せる。  対する現代は、前半のグラビアでは「二階堂ふみ」のセクシーとまではいえない写真。後半は『王様のブランチ』(TBS系)で爽やかなレポーターをしていた紗綾が、イメージを覆す完全未公開の「最高の裸身」。なかなか豊満な肢体がいい。グラドルとしてはかなり人気を集めるのではないか。  あとは、「渋谷・六本木・歌舞伎町 最新ハプニング写真」。それに映画女優が挑む妄想グラビア「不倫旅行 出演・石川優実」。こちらは、失礼だがポストの山田のほうがなんぼかいい。  現代お得意の「新体操『アテネ五輪代表選手』大開脚フルヌード」。それに特大号出血サービス袋とじと称して、「女優大信田礼子 激レアヌード初公開!」。セクシーグラビアではポストがやや優勢か。  では、記事はどうか。ポストは相も変わらず「死ぬまでSEX 本当に役立つ性の実用情報2016 60過ぎて『自分史上初』を体験しよう」。サブに「今回も丹精こめて取材しました」とある。  エロ動画が無料で見られる「XVIDEOS」や「FC2動画」など動画共有サイトがたくさん出ているが、今回は台湾の動画共有サイトで、日本のAVが多数アップされている「This is AV」という中国語のサイトを紹介している。これを見るとき絶対してはいけないのは、広告をクリックすることである。お気をつけあそばせ。  他には、吉原の噂の美熟女ソープや美熟女デリヘルの体験記。カップル成立率8割の熟年婚活パーティなどの紹介。  東京・秋葉原のアダルトグッズ専門店「ラブメルシー」を訪れ、今一番売れているという「フェアリーミニ」という電気マッサージ器を購入して女性に体験してもらったりと、エロエロある。  現代も負けずに、大好評シリーズ第5弾「60すぎて70すぎて、80すぎて90になっても『したい』」と銘打って「北欧スウェーデンに学ぶ幸福なSEX」。  60年代から70年代前半にかけて、世界中で吹き荒れたスウェーデンの「セックスフリー」革命は大きな衝撃を与えたが、それから半世紀近くが過ぎて、かの国の性革命の旗手たちも歳をとった。だが、その情熱は失われてはいないという。  イェーテボリ大学に所属するニルス・ベックマン氏が08年に発表した論文によれば、70代の男女はまだまだ「現役」で、性生活を楽しんでいるというのである。  ブックマン氏は、「スウェーデンの70代男性は実に66%が積極的な性生活を経験しています。70年代には47%でしたから、割合は当時より増えているのです」という。 「白髪になってもセックスする。これがスウェーデンのスタンダード」なのだ。  スウェーデン流の極意は、「心ゆくまで絶頂を味わうロングロングSEX」だという。スウェーデンでは7歳から性教育を始めるから、「女友達との間でも、普通にオナニーの時どんなバイブを使うのが気持ちいい?」といった会話をするそうだ。  来日しているスウェーデンでセラピストとして活躍する女性が、記者に性の手ほどきをしたり、スウェーデンの大人のおもちゃを紹介したりと、こちらも盛りだくさん。  だが、今週の現代の売り物はこちらかもしれない。「このエロさはたまらない 週刊誌史上初の『読む春画』」。  春画の面白さは絵だけではなく達筆すぎてなかなか読めない春画の中の物語にもあるそうだ。それを現代語訳で楽しんでみようという企画だ。  浮世絵師・葛飾北斎が手がけた有名な春画『蛸と海女』には、こんなことが書いてある。本物の蛸に攻められて絶頂に達している女とのやりとりだ。 「大蛸『いつかは、いつかはと狙いすましていた甲斐があって、今日こそは、とうとう捕まえたぞ。とても肉厚な、いいぼぼだ。芋よりずっと俺の好物だ。さあ、吸って吸って吸いつくして、堪能してから、いっそのこと竜宮城へ連れていって、この女を囲っておこう』 女『アレ悪い蛸だねぇ。ええい、もう、アレアレ、奥の子宮の口を吸われるので、息がはずんで、あぁ、えぇぇ、そのいぼでぇぇうぅ、いぼで空割をこちょこちょと、アレアレこりゃ、どうするのよう。オウオウ、いい、いい。いままで人がわたしのアソコを、あぁぁふふぅああふぅ、「蛸だ蛸だ」と言ったけど、もうもうどうしてどうして、エエ、この蛸が……、ズウズウ、ヒチャヒチャ』 大蛸『ぐちゃぐちゃズウズウ、この八本の足の絡み具合はどうだどうだ。あれあれ、中が膨れあがって、湯のような淫水がぬらぬらどくどく』 女『あぁ、もうくすぐったくなって、ゾッと腰の感覚がなくなって、際限もなく、あぁ、あぁイキ続けだよぅ』」  江戸時代、春画を見ながらこういう文章を読んでコーフンしていたのかと思うと、人間の性というものは、当然だが何も変わってないのだと思う。  今週は、質量ともに現代の勝ちである。  では10位から。アサヒ芸能が「ウラ流行語大賞2015」という特集を組んでいる。  まず特別功労賞に輝いたのが、森喜朗元総理の「生ガキがドロっと垂れたみたい」。一度は決定した新国立競技場のデザインが高額だと問題になったときの発言。生ガキをこれほど、不味そうに表現したことはなかったという理由で受賞。  審査員特別賞が、不倫ハメ撮り写真がフライデーに載った女子アナの「レーズン乳首」。技能賞が側溝に入り込んで女性のパンティーを覗き見していた男が言った「生まれ変わったら道になりたい」。なるほどこれはいい。  敢闘賞は、破廉恥な行状が問題になり維新の会を除名されたとき、上西小百合議員が言った「エモーショナルな処分」。殊勲賞は、援交ハメ取り動画が流出したと話題になった高崎聖子(22)。その時同時にLINEの記録も流出して、「10万円渡すね」という相手に「先月分ってもらえますか?」。リアル感がいい。  大賞はこの人。五輪エンブレム問題で大バッシングが起きた、デザイナー佐野研二郎氏を揶揄した言葉「佐野る」が選ばれた。  9位は、現代が入手したという「中国財政部」が作成したという極秘レポート。このレポートは、国家のプロジェクトを担当し、国務院(中央官庁)の最上位に位置する国家発展改革委員会と、予算を担当する財政部が共同で作成した「中国経済の近未来予測」だという。  そこでは、中国の近未来は悲観的であるとしているそうである。要は、中国経済は、生産過剰、資産価格バブル、さらには地方自治体の過剰な債務が重なり、短期的には深刻な状況に陥っていくと述べているそうだ。  従って、GDP7%成長などはありえず、せいぜい5%台だという。まあ、よく言われていることを、中国内部のエリートたちも認めるようになってきたということなのであろう。  ポストは、フジテレビの『とくダネ』小倉智昭キャスターが、歩きスマホに罰金をかけろと発言して賛否が起きていると報じている。 「自動車を運転している時に携帯を使ってると罰金になるじゃない。歩きながらスマホ使ってる人も罰金でも取ればいいじゃない。税収不足だし。止まってやらなきゃダメというルールを作りましょう」(小倉氏)  モバイル評論家の法林岳之氏も深く頷いて、小倉さんの発言は何もとっぴなものではないという。さらに世界的に歩きスマホは取り締まりの方向に傾きつつあり、米ニュージャージー州フォートリーでは、12年に「歩きスマホ規制条例」が成立、違反者に85ドルの罰金が科されるようになっているというのだ。  私も同意見である。私のオフィスのすぐ近くには早稲田大学があるが、地下鉄から降りた学生たちが、スマホを見ながらヨチヨチ歩くので蹴っ飛ばしたくなることがままある。  横から覗いてみると、たいていはゲームをやっているだけである。そんなことは教室でやればいい。どうせ勉強なんかしないのだから。歩きスマホ禁止、電車の中ではスマホを通じなくするべきだとまで、私は思っている。小倉発言なんぞ当たり前すぎる。  新潮が巷にはびこる怪しい健康法の真贋判定という特集を組んでいる。 『高血圧なら味噌汁を飲みなさい!』『高血圧はほっとくのが一番』。これは論じるまでもない。ミリオンセラーにもなったのが、『長生きしたけりゃふくらはぎをもみなさい』(アスコム)。  ふくらはぎをもむと万病が治るというのだが、池谷医院の池谷敏郎院長は、「そもそも、動脈はふくらはぎの奥の方を流れているので、表面から揉んだだけでは血流は期待するほど良くならない。つま先立ちをしたり、あるいは足首を動かした方が、ただ揉むだけより何十倍も効果的です」。  またこういうのもある。『首は絶対にもんではいけない』。新潟大学の岡田正彦名誉教授は、「脳に血液を送る頸動脈が走っている首はデリケートな部分なので、揉んではいけないという意見には賛成です。ただ、それと同じ理屈ならば、首まわりの体操とやらも避けるべきではないでしょうか」。  もっとすごいのがある。『病気治療は血液クレンジングから』がそれだ。 「体外に血液を出し、また戻すという行為は極めて危険です。細菌感染を避けるために無菌状態を保たねばなりません。クリニックレベルでは、それは難しいというほかない」(岡田名誉教授)  その他にも、『「病気知らずの体」をつくるビール健康法』『やってみて驚いた! ココナッツオイルお口クチュクチュ健康法』。それに『「平熱37℃」で病気知らずの体をつくる』。おおたけ消化器内科クリニックの大竹真一郎院長は「万一、体温が高い方が長生きだとしても、どちらにしたって、人間は体温をコントロールできない」とにべもない。  こうした健康法を無批判に受け入れてしまうと危険だということである。私は「炭水化物をなるたけ食べない健康法」をやっているが、これはなんとなくいい気がするのだが。  6位は韓国出身の美人ゴルファー、イ・ボミ(27)の話。彼女は2,000人のファンクラブが組織されているというほどの人気者である。  彼女の今シーズンの獲得賞金は、2億2,581万円にもなる。男関係は忙しすぎて今のところないようだが、彼女の力の源は、週1度のうなぎ。それが彼女の勝負飯だそうだ。  だがここまでくるのには相当な苦労があったようだ。スポーツライターは、彼女が昔熱中していたのはテコンドーだったという。しかし月謝を払えなくなって父親にバレ、どうせならゴルフをしなさいと説得されてこの道を選んだそうだ。  だが、「自宅からひと山越え、日本海に近い場所にある練習場まで、クルマで片道1時間半。そうやって練習ラウンドに出られるのはまだマシな方で、普段は砂を入れた軍用のバッグをアイアンで叩いてインパクトの加減を学んでいた。たまの遠征も宿泊はホテルではなく、そのクルマのなかでだったと言います」(スポーツライター)  厳しい環境ではあったが、彼女の才能は開花しつつあった。さらなる高みを目指してゴルフ部のある北西部の高校へ転向した。高校2年生の時で、母親も一緒だった。そうした苦労がやっと花開いた。 「本人はできるだけ日本語で話そうとします。相手にうまく伝わってないなというときだけ通訳を頼る。とにかく、日本に溶け込もうという姿勢がびんびん伝わってくるのです」(専門誌記者)  ところが、こうした彼女の姿勢が、韓国側の反発を呼んでいるという。国を捨てて日本に魂を売ったのかと、悪しざまにいわれたそうである。一時は落ち込んだが、最近はこのまま日本で引退したいといっているようだ。  昨年9月に癌で亡くなった父親は、日本で賞金女王になれ、韓国代表でリオ五輪に出ろと遺言したそうだ。前者はクリアしたものの、五輪出場は、メジャー通算17勝を誇る朴仁妃(27)を筆頭に韓国勢は粒揃いだから、そう簡単ではないようだ。  来年、イ・ボミは少ないながらもメジャーに参戦予定だという。そこで好成績を収めれば、出場権獲得圏内に行く食い込むことも不可能ではないそうだ。彼女ならやってくれそうな気がする。  お次はポストから。「妾制度は男の憧れ? いやいや、実はとっても大変だったんです」という特集。  NHK朝の連続テレビ小説『あさが来た』は、11月20日放送回で視聴率25.0%を記録したそうだ。私も毎回見ているが、あさを演じる波瑠の爽やかさがいい。  だが、番組には描かれていない史実があるという。史実では広岡浅子自身が妾の子なのだが、一切触れていない。 「NHKはシリーズを通して、『妾』の存在を隠し通す方針かもしれません」(テレビ局関係者)  また史実では、主人公のあさのモデルである浅子と夫・信五郎の間には娘しか生まれなかったため、浅子の実家から呼び寄せた女中を妾にして、彼女が生んだ男の子は後に、浅子らが創業した大同生命の社長となっているそうである。  そもそも妾制度の歴史とは、とポストはうんちくをたれる。飛鳥時代の701年に制定された日本最古の法典である大宝律令には遺産相続の順番として、嫡子、正妻、庶子(正妻以外の子)、妾と定められていたとされる。皇族や武家など身分の高い人の妾は側室と呼ばれた。  妾を囲うことは経済上のステータスだったと、風俗史家の井上章一氏が話している。 「昔は妾がいる男には甲斐性があるとされた。特に商人には妾の存在が店の信用につながり、妾を手放すと“妾を養えないほど店の経営が傾いた”と思われたのです」  ドラマの時代と重なる1870年に発布された「新律綱領」では妻と妾は同じ二等親とされ、1872年に施行された戸籍法に基づいて編成された「壬申戸籍」では、妾も家族の構成員として戸籍に掲載されたというのだ。  一夫一婦多妾制か。うらやましいが、私には甲斐性がないから無理だろうな。  次は、新潮から「素っ裸おじさん」の話。沖縄県八重山諸島には、今でも島内の交通手段が船だけという秘境があるそうだ。  石垣島から高速船で約40分、マングローブの密林と美しい砂浜が広がる西表島は沖縄で2番目の面積を有しているが、人口はわずか二千数百人だそうである。  道路の終着点から船浮行の定期船に乗り継ぐと、目の前に2つの無人島が現れる。その片方の「外離島(そとばなり)」に1人の男が住み着いたのは、四半世紀も前のことだという。  地元では「ナガサキおじい」で通っている、長崎真砂弓さん(79)だ。彼は真冬でも20度前後という気候もあって、頭にハチマキを巻いているほかは1年の大半を一糸まとわぬ姿で過ごしているという。本人によると、これが無人島での正しい姿なのだそうだ。  出身は福岡県で、若い頃はカメラマンだった。最初は製糖工場などで働いていたが、人間関係が苦手だったらしく、この島の所有者の1人に許可を得て無人島生活をするようになったそうだ。  簡易テントで雨露をしのぎ、天水を蓄えて飲み水にする。ときには魚を釣り、モズクをとって食料にすることもある。  その他には島の人から差し入れをもらったり、たまにはボートに乗って対岸の集落に野菜や日用品を買いに行くこともあるそうだ。その時は服を着ている。  現金は4歳年上の姉から月1回1万円が送られてくる。カツカツの暮らしだが、それでもやっていけるのは島の懐の深さでもあるのだろうと新潮が書いている。  しかし、このおじさん10年ほど前からメディアに取材されるようになった。ロイターなど外国の通信社やテレビ局がやってきて、彼は大変な人気者になってしまったのだ。  女性たちも大勢訪れて、彼と一緒に真っ裸で暮らしたりするそうだ。 「真っ裸になるという点では女のほうが度胸がある。僕はここで50人ぐらいの女性の裸を見たかな」(おじさん)  フジテレビの番組『めちゃ×2イケてるッ!』に出たことで、さらに取材や観光客が大勢来るようになった。  あまりの騒ぎに、土地の所有者から出てくれないかといわれ、島を離れざるを得なくなり、1年ぐらい前に、そこから3~4キロぐらい離れたところにある「モクタンの浜」というところに引っ越した。 「タケノコが採れる季節はそれを食べる。後はニガナ(沖縄特産の野菜)かな。外離島ではよく魚を獲って食べていたけど、最近は魚と喧嘩するのは良くないって気持ちになってね。どうしても腹が減っているときに食べるぐらいで、魚を釣るのは止めたんだ。魚は血が出るじゃない。なんだか可哀想になってね」(長崎氏)  一番気をつけているのは、天候だという。 「NHKラジオで流れる気象通報は必ず聞いている。生活はすべて天気次第だから。台湾の天気が1日後にはこっちの天気になるんだ」(同)  だが今年の9月17日、林野庁からこの浜は国有林だから立ち退いてくれといわれたそうだ。次に住む浜も見つけたようだが、これから心配なのは、万が一のときのことである。 「遺体ってのは福岡まで送ると100万円ぐらいかかるらしいんだ。だから、死ぬときは台風で持ってかれるのが一番なんだがなあ……」(同)  うらやましいような可哀想なおじさんである。  新潮の本領は、底意地の悪そうなおっさんが「正義」や「誠意」を建前にしている人間に対して、あんたの本音はそんなところにあるんじゃないだろ? とニヤニヤ笑いながら詰め寄るような記事にあると思う。  反安保法で名を馳せた「シールズ」の西日本支部の美人メンバーが「添い寝マッサージ」店で働いていたという記事は、その典型的なものであろう。これが3位。  安倍政権を「命を馬鹿にしている」と批判し、「路上に立ちながら理想を語る」ことでよりよい社会を作っていきたいと抱負を語った小川麻紀さん(仮名)は、全国紙や政党機関誌にもたびたび登場した女性だという。  その言やよしだが、その彼女によく似た女性が、さる大都市の繁華街にある「いかがわし気なマッサージ店」(新潮)の前で、女子高生の制服姿で客探しをしていたのを見つけたというのである。  今話題のJK(女子高生)リフレと呼ばれる業態の店だそうだ。おっさん記者が「えいっ! とばかりに、60分8000円コースの“添い寝リフレ”なるコースを予約して、その子を指名した」(同)。薄いカーテンで仕切られた部屋で、彼女は「うつ伏せの記者に跨ってマッサージ」(同)をした後、添い寝してくれたそうだ。  そこで、「シールズの小川さんでしょ?」と尋ねると、あっさり認めたという。彼女は「こういうバイトを運動が受け入れられないとしたら、おかしいと思う。ファミレスとかケーキ屋さんでバイトしている子ばっかりって、そんな幸せな社会運動、ありえないでしょ」と話し、こう続けた。 「ここで働いているのは半分賭けみたいなもので、どっかでバレるなって。そうしたらシールズも辞めるつもり。バレたら、社会的にアウトですよ」  おじさん記者は、「マズイと思うなら、辞めたほうがいいんじゃないかな?」と、ごく当たり前の感想を漏らす。  大昔なら、こうした底辺の女性たちの実態を知らずして社会変革などできはしない、私はそれを実践しているのだなどと大見得を切った女性がいたかもしれないが、彼女にそれを望むのは無理というものであろう。  文春はこの間、マイナンバーがよくわかるQ&Aなんて特集をやっていたのに(単行本も出している)、今週は「言わんこっちゃない! マイナンバー破綻前夜」なる特集を組み、この制度導入に注ぎ込まれた3,000億円もの血税は、果たして適切に使われたといえるのかと、疑問を呈している。  読んでみれば、マイナンバーそのものを否定しているわけではなく、来年1月から運用が始まるのに、通知カードが全世帯に行き渡るのが、当初予定の11月中から12月20日ごろまで大幅にずれ込むという話である。  その上、間違って送られてきたマイナンバーについて、どうすればいいのか問い合わせても、役所が責任をなすりつけ合って所管が判然としない。郵便局は年賀状やゆうパックのお歳暮で忙しいのに、マイナンバー配達が加わったため、倒れる局員が出るかもしれないという始末。介護施設に送られてきた通知カードをどうするのか、寝たきりで受け取れないケースはどうするのか、「明確な指針が出されぬまま、制度が始まってしまった」(文春)ため、大混乱しているというのである。  私のところにも送られてきたが、何やら面倒くさいことが書いてあるので、そのまま放っておいてある。そのうち政府がギブアップすることを期待して。  さて、今週も第1位はISのパリ・同時多発テロ事件がらみの各誌の記事。事件以来、新潮、文春の「日本は難民を受け入れに慎重であるべきだ」というキャンペーンが週毎に大きくなっているようだ。  今回、テロリストたちが潜んでいたとされるベルギーを引き合いに出して、「ベルギーは15年後にイスラム国家になる」と警鐘乱打する。現在、イスラム教徒はベルギーの人口の6%にすぎない。ましてやイスラム教徒がすべてISの協力者になるわけでもないのに、「仮に欧州の中心に位置するベルギーがイスラム国家に変貌すれば、テロリストたちはEU圏内を縦横無尽に移動して、テロ攻撃などやりたい放題だ」(新潮)と断じている。  憎むべきはISであって、ほとんどのイスラム教徒はテロを憎み、ISをよしとはしていない。難民を受け入れれば、その中にテロリストたちが紛れ込み、日本でもテロが起こるかもしれないという可能性は否定しないが、だからといって難民排斥、イスラム教徒は色眼鏡で見ろとでもいうような論調は、あまりにも偏狭すぎると思う。  また両誌がともに噛みついているのが、テレビ朝日系『報道ステーション』の古舘伊知郎キャスターの発言である。テロ後の11月16日の番組内での、以下の発言がケシカランというのだ。 「この残忍なテロはとんでもないことは当然ですけども、一方でですね、有志連合の、アメリカの誤爆によって無辜の民が殺される。結婚式の車列にドローンによって無人機から爆弾が投下されて、皆殺しの目に遭う。これも反対側から見るとテロですよね」(古舘氏)  翌日には、「(ISとの)対話を避けている場合ではないと思います。(中略)何とか軟着陸を、という対話を模索しなければならない緊迫状態にあると思うんです」と語ったことにも、綺麗事をいうなと怒る、怒る。  新潮は、有志連合の誤爆による民間死傷者はこれまでの1年間で計200人から300人と推計されるが、一方のISはこれまで数千から1万人近くを処刑、虐殺しているではないか。古舘氏(法政大学の田中優子総長の発言も批判しているが、ここでは省く)の議論は「誤爆の悲劇に心を心を奪われ、実態を俯瞰的に、冷静に分析する目を欠いた、極めてエモーショナルなものに映るのである」(新潮)。  イスラム教徒が大勢になればテロリストが跳梁跋扈するという見方のほうが、よほど悲劇に目を奪われたエモーショナルな考えだと思うが、そうは考えないらしい。  確かにISの連中と今すぐ対話ができるとは、私も考えない。だが、イスラム教への深い考察もなく、ISがなぜこれほどまでに勢力を伸ばしてきたのかを考えることなしに、恐怖心ばかりを植え付けるのは、メディアのあり方として如何なものかと思う。  現代は、元CIA(米中央情報局)長官のジェームズ・ウールジー氏(74歳)の独占インタビューを掲載している。  イスラム国は次のテロはワシントンだと名指しした。アメリカはクリスマスシーズンを迎えて大混乱しているようだ。ウールジー氏がこう語る。 「アメリカはかなり脆い状態にあります。今すぐにテロリストがパリと同じような事件を起こしてもおかしくない。この数週間以内、つまりは年内にアメリカでテロ計画が実行されても、残念ながら私は驚きません。(中略)テロリストたちはアメリカで、自動小銃などを簡単に手に入れられます。言うまでもなく、これは悪用すれば大量殺戮が可能な武器となります。テロリストたちが使う通信手段もプレイステーションなどのゲーム機を使ったものになっており、非常に巧妙な暗号化がなされている。私がCIA長官を務めていた’93~’95年当時にくらべて、敵の情報を掴むのはより難しい。テロを未然に防ぐのは非常に困難になっているわけです」  ワシントンでは、地下鉄での警察官の巡回強化、抜き打ち検査が開始され、ホワイトハウス周辺ではシークレットサービスが増員されたという。地下鉄を避ける通勤者も日に日に多くなっているそうである。  在米ジャーナリストの肥田美佐子氏は、「アラバマ州やテキサス州などでは、護身のための銃器を求める人が急増している。パリでのテロ以降、売り上げが3割増を記録している銃器店もあるようです」と話している。  だが、欧米はイスラム国を壊滅することはできないと、CIAでカウンターテロリズムアナリストを務めたアキ・ベリズ氏は指摘する。 「イスラム国を壊滅したいのであれば地上部隊の派遣が必須です。(中略)もし地上部隊がうまくイスラム国が支配する都市を征服できたとしても、その後はどうなるのか。地上軍を撤退させれば、すぐにイスラム国は復活するでしょう。アメリカがイラク戦争で学んだのは、その国から撤退する方法を知らない限りは兵を送るべきではないということでした。が、アメリカはまだその答えを持っていない」  在英国際情報シンクタンクのコマツ・リサーチ・アンド・アドバイザリーで代表を務める小松啓一郎氏は、テロはますます巧妙かつ悪質になっているという。 「米英の諜報活動の専門家に聞くと、いまはボールペンのように見える超小型容器に格納できる生物兵器ができている。金属探知機にもひっかからず、500万円で作製できる。これを空気中に放つと早い人で17時間ほどで発病し、最終的に広島型原爆の60~70倍の殺傷力があるとされています」  これは、12時間前後経たないとテロが起こったことがわからないため、犯人は容易に犯行現場から離れ、地球の裏側まで逃げることができるのだ。  日本も安倍晋三首相が、イスラム国対策として中東諸国へ2億ドルの支援を行うと表明したため、イスラム国からターゲットにされている。  日本でテロが起きるとしたらどういう形で起きるのか、日本大学総合科学研究所安部川元伸教授がこう話す。 「日本では銃の調達は難しいので、化学肥料や除光液など身近で手に入る材料を使って爆発物を作り、人の多い所でそれを爆発させるテロが考えられます。ターゲットとしては銀座などの繁華街や、乗車率が過密な通勤時の電車などが狙われやすい」  そんなことが現実に起きたら被害は甚大なものになる。そんな日が来ないように祈るしかないのだろうか。アメリカの9・11から14年。テロと戦い、テロをなくすといっていた欧米諸国だが、テロはなくなるどころか世界中がテロの恐怖に怯えなくてはならないようになってしまった。  もはやこれまでのようなテロとの戦い方を考え直し、迂遠なようだが力よりも格差是正や貧困をなくす方向で、少しずつ世界から「不満」を取り除いていくしかないのではないか。そう思う日々である。 (文=元木昌彦)

「嵐のナンバー1イケメンは?」美容整形外科医・高須幹弥先生がプロの目で分析!!

<p>押しも押されもせぬ“スーパーアイドル”嵐。ファンにとっては「目に入れても痛くないほど可愛い」メンバーも、ネット上では「言うほどイケメンじゃない説」がささやかれる現実……! 美容外科「高須クリニック」名古屋院・院長の高須幹弥先生、「嵐の中で誰が一番イケメンか?」本当のところを教えてちょーだい!!</p>

「嵐のナンバー1イケメンは?」美容整形外科医・高須幹弥先生がプロの目で分析!!

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加齢でやせ細るアソコ…。最新のアンチエイジング機器で、ふっくら復活!

 皆さんが見ているmessyのページには、どんな広告が表示されていますか? 筆者・久保樹のは「しわとり」「酵素ダイエット」「シミ・シワ対策」など、アンチエイジングのターゲット広告ばかり。……えーいうるさいわい! アラフォー女をなめんなよ! こちとらピッカピカのツルツルじゃい(あくまで自己申告)!

 で、ふと思ったのですが。顔やカラダのアンチエイジング製品はあっても、あそこ(そうです、ま○こです)の老化って、どうにも食い止められないものなのでしょうか? あそこだって臓器の一部だから、当然年齢とともに衰えていくものだし……。そう思っていたら、恵比寿に「キュアクリニック」という体臭ケアと女性器のアンチエイジングが専門のクリニックが、11月16日にオープンしていたことがわかりました。こ、これはぜひ話を聞かねば!

「あのー、取材したいんですけど……」

 おそるおそる連絡してみると、あっさりOKが。しかし久保樹は子宮がん検診ですら「はあ~」とため息をついてしまうほどの、大のビビリ。そこで編集のM嬢に、代わりに体験してもらうことにしました。同じくアラフォーのM嬢は尿漏れや性交痛はないものの、小陰唇がやや大きいかなと思うのと、色素沈着が気になっているそう。

◎アソコはどんなふうに加齢する?

「20代のときの性器は脱毛してなかったのもあるからよく覚えてないけど、それでも今よりは外性器がふっくらしていたと思います。でもそれってつまり、膣内もこけたってこと? それはそれでイヤだなあ」(M嬢)

 彼女は「おひとり様ストリップ鑑賞」にハマっていて、そこで気付いたことがあった。それは「若い踊り子さんはあそこがぷっくりしているのに、ベテランのはやせている」こと。加齢とともに重力によって、下がっていくのかしら……? 確かにロリ系のエロマンガにはよく、「あそこがぷにぷに」という描写が登場します。ぷっくりしてることこそ、若さの証なのかしら……? ああ、疑問はつのるばかり。

 クリニックからは「前日までにIラインは処理してきてください」と連絡がありましたが、M嬢はすでにレーザーで脱毛済み(痛くなかったの?)。また生理中と、3カ月~1年前までに子宮頸がん検診を受けていなかったり、受けていても結果が擬陽性以上の場合は施術ができないそう。過去に子宮体がんと頸がん、子宮内膜症などの病歴がある場合は、カウンセリング次第ではこれまた施術できないとのこと。いずれもクリアしているM嬢と向かうと、院長の上田弥生先生が迎えてくれました。

 上田先生は大阪市立大学医学部を2009年に卒業後、総合病院などの産婦人科、婦人科、不妊治療外来で治療にあたっていました。でもなんで女性器のアンチエイジングを専門にしようと思ったのでしょう? それは産後の患者から、尿漏れやお風呂上がりに膣から水が漏れるなどの症状を訴えられても治療法がなく、話を聞いてなぐさめて、骨盤底筋群体操(いわゆる膣トレ)を勧めるぐらいしかできなかった無念から始まっていると語りました。

 クリニックでは「サーミバー」という、高周波を膣内から外側まで照射することで、膣内のコラーゲンを生成・増殖を促進して膣内外の環境を整える機械を使うのですが、先生はこの機械と出会い、「たくさんの女性がこれで救われたら」と思って導入したそうです。

 しかし先生自身はまだ30代。女性器のアンチエイジングには、まだ早いのでは?

「私も女性ですから、今後自分も直面する問題としてとらえています。そして私自身は、性をタブー視する現在の日本の風潮に、疑問を持っています。性は命の源だし、身体の一部だし、性の充実は人間にとって大事なもののひとつですよね? トランスジェンダーの方もいらっしゃるのでそう単純ではないですが、わかりやすさを優先してあえて単純に言うと、女性が女性として生まれてきてよかった、男性が男性として生まれてきてよかったと自分のことを受け入れられるといいなと思います。自分の性を愛して受け入れ、そして人の性を愛して認めることで、より幸せなパートナーシップも築けるのではないでしょうか

 す、素晴らしい。初対面なのに好きになりそうです! 施術はまず、問診から始まります。それが終わったら施術台にあがり、膣圧を測ります。生まれて初めて目にする膣圧計に興味津々ですが、M嬢は以前経験したことがあるそうで、ひとりで熱くなる久保樹とは反対に、極めて冷静そのもの。次に施術前の状態を記録して、ジェルを塗ったらいよいよスタート!

 サーミバーでの施術は、幅1センチ程度のスティック状のチップを内側に20分、外側は10分間なでるようにして当てていくのですが、最初は外性器から始めます。チップの温度を34℃程度から42℃まであげていきますが、M嬢によると「あちい!」ということはなく、デリケートな膣内は、ぽかぽか温かい感じが異物感を和らげてくれたそうな。とはいえ人によっては熱く感じることあるので、調整しながら進めますが、42℃まであげたほうが効果がわかりやすいとのこと。

◎膣壁をゴシゴシして施術

 あそこの壁をなでるように、ひたすら当て続けること30分。ようやく施術が終了しました。ここでもう一度膣圧計を取り出し測ってみると、M嬢の膣圧が施術前の1.5割増しになっているではありませんか! さらに術後の状態を撮影して見比べてみたところ、「小陰唇がきゅーっと締まって小ぶりになっていたし、大陰唇のスジも少なくなっていて感動を覚えた」そうです(久保樹は見てません! M嬢の感想です)。即効性があるのね~。とはいえ回数を重ねることで、効果がより持続すると上田先生。でもこの効果って、一体いつまで持つんでしょう? すぐに元に戻ってしまったら、意味がないじゃないのよ。

 ということでM嬢には施術の約2週間後に、再度感想を聞くことにしました。その後どうよ?

「外性器のふっくら感は手で触れるとわずかにまだありますねえ。中を指で確認してみたところ、施術した直後はそれほど感じなかったけど、1週間ぐらいしたら確かに、肉厚になった気がします。性行為のときって膣も充血して厚みが増すけど、何もしていないときでもその状態になってる、といえばわかりやすいですかね。外側のふっくら化は10日ぐらいで止まったけど、この状態が続くってことかな。何度か繰り返すとより効果がある気はします」

 パートナーには「違いがわからない」と言われたものの、自分的には感度が上がった気がする。性交痛があったりする人の方が、より違いが顕著なのでは? とM嬢はいいます。しかし顔やカラダと違って人目にそうそう晒す部分ではないし、パートナーだって同じように老化していくし。それでも女性器も、アンチエイジングした方がいいと思う?

「やっぱりあそこもふっくらしたほうが若々しさはあるんだろうなぁと。膣だって加齢は哀しいものだから、時間を巻き戻せるのは単純にうれしいし、へんな話だけど自信にもなるんじゃないかな? 人からは見えないところで自分が若々しくなってるって、悪い気はしないよね」(M嬢)

この結果を先生に報告すると、

「コラーゲンの産生は30日周期なので、1か月後ぐらいにははっきりと効果が出ます。直後のコラーゲン収縮による効果はだいたい2週間で落ち着いてきて、その後ハリが出るんです。学友の経産婦女性4人(もともととくに自覚症状はなかった方)から、「2~3週間経ったら、夫のペニスがひりひりするぐらい膣が狭くなった」という報告を受けました。1か月して急に性の感度が上がったという報告もあがっております」とのコメントを頂きました。1カ月後にさらに、驚きと喜びが待っているとは! なんだかこれって、いいことずくめじゃない?

 しかーし! 女性器全体を施術する場合のトライアル料金は15万円、本施術は1回税込み22万6800円、3回セットだと税込み54万4320円と、まさにひと財産なお値段。萎縮性膣炎や老人性膣炎にも効果があり、60代まで施術できるとはいえ、継続が難しい人も少なくなさそう。M嬢も、次のように見ています。

「『性交痛がある』『尿漏れがある』など切実な悩みがある人なら、その金額でも出せるのかも。今後たくさんの女性がアンチエイジングするようになって、それによって価格帯が安くなればいいな。『もう年だし、若いころと比べると体型も崩れているし』とセックスに消極的になっている人も、アソコが若返ればそれが自信となり、積極的になれるのでは? ただ物理的に性器に変化をもたらすのではなく、精神面にもプラスの効果を与える施術じゃないかな」

◎日々のケアでアンチエイジングするには?

 トライするには気持ちもお財布も勇気が要るかもしれないけれど、切実に悩んでいる人にとっては、それが吹っ飛ぶきっかけになるかも。でもそこまでにならないよう、日ごろ自分でできるアンチエイジングケアがあればいいのに。上田先生、それって教えてもらえますか……?

「外陰部はなんといっても、やさしく扱うこと! 外陰部にも顔と同様に皮膚と粘膜があるのに、顔は優しく洗って保湿して、外陰部はゴシゴシ石鹸で洗ってゴシゴシ拭くだけって人、たくさんいらっしゃいますよね。でも外陰部だって刺激するとシワになるし、垂れるし、乾燥するし、色素沈着だってします。しかもトイレのたびにこすられて、ナプキンで刺激されてと、結構ひどい扱いですよね。とにかく、やさしく洗ってください。お湯で十分で、石鹸はあまり使わなくていいです。膣内は頻繁に洗うと膣炎の原因になることがあります。とくにウォッシュレットは使いすぎないように」

「これでにおいもケアできますが、膣が臭うときは細菌性膣症などの病気の可能性があります。これは免疫力が高まれば自然に治ることも多いので、膣内を洗いすぎず、心身ともに健康を保つのが一番の予防です。とはいえクラミジアや淋菌などの性感染症や、子宮頚がんの初期は自覚症状が出ないことも多いので、検診はお忘れなく。すそワキガの場合は治療できるので、医師に相談することをお勧めします。下着はなるべく通気性の良い、綿やシルクなどの天然繊維がいいですね」

「あとは骨盤底筋群体操(膣トレね)でしょうか。膣を締める体操ですが、その感覚がわかりにくい方は、おしっこを途中で止める感覚、あるいは肛門を締める感覚と言えばわかるでしょうか? 気付いた時に膣のあたりの筋肉を、ぎゅーーーっと締めるのを繰り返します」

 ああ先生、やっぱり好きになりました! 久保樹はしばらく自己ケアでがんばりますが、「これは……!」と思った時には、よろしくお願いします!

(写真・文=久保樹りん)

ももクロの『紅白』卒業宣言は“生みの親”の暴走か!? 運営とメンバーのズレが……

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『ももいろクローバーZ 桃神祭2015 エコパスタジアム大会 ~御額様ご来臨~LIVE Blu-ray (通常版)』(キングレコード)
 5人組アイドルグループ「ももいろクローバーZ」が大みそかの『NHK紅白歌合戦』からの卒業を宣言したことが波紋を広げている。  『紅白』の歌手発表が行われた26日、出場歌手リストの中にその名はなし。同日、ももクロは公式ホームページ上で「モノノフのみなさんいつも応援ありがとうございます。ももいろクローバーZは紅白歌合戦を卒業します。ありがとうございました」とコメントしたが、実際は「2週間ほど前からももクロサイドには『今年は厳しい』と伝えられていた。いわば落選」(音楽関係者)という。  似たような状況は、2011年の『第53回日本レコード大賞』でもあった。11月中旬、レコード大賞候補となる優秀作品賞10作品が発表されたが、史上初の4連覇を目指したEXILEはノミネートされず。すると、所属レコード会社のエイベックスが「3年連続で大賞を受賞させていただき、その重みや光栄な気持ちを胸にまい進中のEXILEですが、本年度『日本を元気に』をテーマに活動をして参りました。そんな彼らの活動指針や、日本の音楽文化の更なる発展と向上をかんがみ、熟慮を重ねた結果、本年度は受賞候補となることを辞退させていただきます」とコメントを発表した。 「EXILEは、レコ大に当たる最優秀作品賞以外は眼中になかったが、選考過程でその年は獲れない公算が高まった。そこで“辞退”という体のいい言い訳で、メンツを保とうとした。今回のももクロも、紅白落選では人気凋落のイメージがつくことから、卒業というかたちにしたのだと思う」とは音楽関係者。  だが、感情的な卒業宣言のおかげで、来年以降の『紅白』復帰は絶望的だ。 「実はももクロの“生みの親”であるK氏が落選濃厚なことにブチ切れて、メンバーの意向を無視して勝手に卒業発表したとウワサされています。ここまで波紋を広げるとは思ってもいなかったでしょうね。デビュー10年にも満たないグループが紅白卒業を口にすれば『何様だ!』と批判が出るのは当たり前ですよ」(スポーツ紙記者)  事実、メンバーの百田夏菜子は27日、自身のブログで「もう泣き疲れた。笑。今でも情けないくらい紅白ってワードを口にするだけで涙がでてくる。出たかったー! 5人で! いつだって私たちの夢だった」と、運営サイドとの認識のズレを明かしている。業界の反発を受け、今後どんな“修正ストーリー”が出てくるか見ものだ。

ファンをランク付け、手紙はゴミ! K-POPアイドル・HALO、ファンの“告発”で窮地

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「FEVER-Japanese Ver.-」/ポニーキャニオン

 昨年、K‐POP界にデビューしたばかりの新人ボーイズグループが窮地に立たされている。6人組アイドルグループ・HALO(ヘイロー)が、ファンへの配慮に欠けた行動の数々をネット上で暴露され、所属事務所が謝罪する騒動に発展。ファンの怒りは収まらず、近々予定されていた新曲のリリースを危ぶむ声も出ている。

 HALOは「ナムチンドル(彼氏にしたいアイドル)」をキャッチコピーに、今年7月にシングル「FEVER‐Japanese Ver.‐」で日本デビューを果たすなど、今後の活躍が注目されていた。しかし、SNSなどを通じて一気に拡散している告発を見る限り、大量のファン離れは避けられない様相だ。

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手塚治虫が嫉妬――妖怪漫画家・水木しげるさんの「壮絶人生」と「ポジティブ精神」に最敬礼

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水木プロダクション公式サイトげげげ通信
『ゲゲゲの鬼太郎』や『悪魔くん』などの人気漫画家で、文化功労者の水木しげる(本名・武良茂)さんが30日、心不全のため東京都内の病院で死去した。93歳という年齢は「大往生」と呼ぶに相応しい。ネット上では「ショック」「ただただ残念」と悲しみに暮れる声や、「不死身だと思っていた」など、90歳を超えても時折元気な姿をメディアに見せていた水木さんの死に、実感が湧かないといった声も非常に多い。 「妖怪」という用語を『ゲゲゲの鬼太郎』などを通して一般化し、妖怪研究の第一人者でもある水木さんの功績は計り知れず。彼の存在がなければ、ここ数年大ブームの「妖怪ウォッチ」が生み出されることもあり得なかっただろう。  大阪生まれの鳥取育ちである水木さんは、少年時代からその超がつくほどのマイペースぶりで周囲では有名だったようだ。大人になってからもインタビューや対談がつまらない時は、突然散歩に出かけてしまうというハプニングもあったようで、その性格は生涯変わらなかったらしい。  10代後半になってもそのエピソードは目を見張るものばかり。大阪の美術学校では教師よりも自分が上だと思って通わなくなる、定員50名に対し受験者51名の園芸学校でまさかの不合格(面接で園芸や農業に興味はないと答えたため)など、風変わりかつ才気を感じさせる日々を過ごしていたのがうかがえる。そして、水木さんの人生観に大きな影響を与える太平洋戦争に赴いたのは、彼が20代前半のころだった。  南方ニューギニア・ニューブリテン島での壮絶な戦争体験は『水木しげるのラバウル戦記』(ちくま文庫)や多くのインタビューでも語られている。圧倒的な物量を持つ連合軍への特攻そのもの攻撃やゲリラ戦、島の原住民ゲリラに“落ち武者狩り”に遭いそうになって海に逃げ、ジャングルをほぼ裸で三日三晩逃げ続けた、爆撃を受けて左腕を麻酔なしで切断など、想像を絶する体験の数々だ。ただ、それ以上に驚きなのが、島の原住民であるトライ族と交流し、最終的に集落の「仲間」にまでなった点だ。あまりの楽園ぶりに「ここで一生暮らそう」とまで考えるのだから、やはり常人の感覚を飛び越えている。左腕を失ったことも「命があればそれでいい」と特に気にしなかった模様。すごすぎる。  戦火を生き延び、美術学校で学んだ後に紙芝居、貸本を経験して『墓場の鬼太郎』シリーズを刊行。人気作家への道筋を作り、現代漫画の源流の一つとなる「月刊漫画ガロ」(青林堂)の看板作家の一人として活躍した。一時低迷したものの、妖怪漫画の映像化や『ゲゲゲの鬼太郎』が人気を集めて地位を確立。90年代以降は大御所として多くの個性的な作品を送り出し、1991年に紫綬褒章を、2003年に旭日小綬章を受章して偉大な文化人の仲間入りを果たした。  水木さんの才能を表すエピソードとして、『墓場の鬼太郎』を見た“漫画の神様”手塚治虫氏が嫉妬に狂ったというものがある。水木さんに面と向かって「あなたの漫画くらいのことは僕はいつでも描けるんですよ」と強がったという。神様に嫉妬されるという点で、そのすごさが分かるというものだ。手塚治虫氏などを筆頭に、人気漫画家は早世で知られている。水木さんは「2日寝てない、3日寝てない」と自慢する人気作家が60を過ぎて亡くなってしまうことに「どんなに忙しくても8時間寝る」と語ったらしい。  自分のペースで、自分の好きな仕事を思い切りやっての長寿。誰もがうらやむような人生だが、その裏には戦争や極貧生活などの過酷な体験があり、普通なら潰れてしまってもおかしくない日々もあったはずだ。それでも、インタビューでも明るく楽しい受け答え、90歳でもジャンクフードを食べ続けたりと快活でいられたのは、水木さんが常に背伸びすることなく、ひたすらポジティブに生きてきた結果ではないか。  2010年、妻である武良布枝さんが著した自伝『ゲゲゲの女房』(実業之日本社)がドラマ化されてヒットしたが、ストレスが溜まりやすいとされる現代人の多くに、水木さんの柔らかな生き方がかなり響いたということかもしれない。亡くなっても「天国で妖怪と楽しくやってるのかな」と想像させてくれるあたりもさすが。様々な意味で、多くのものを遺してくれた偉人だった。心からご冥福をお祈り申し上げたい。  最後に、水木さんが『わらしべ偉人伝』(扶桑社 03年)で、インタビュアーと交わした伝説のやり取りを追記する。 インタビュアー「水木先生は今でも現役でいらっしゃる」 水木さん「もう10年以上ハレンチなことはしとりませんよ」