
意外なものを意外な道具でホットサンドにしました!
100円ショップで売っている商品から3品を選んで、気になる料理に挑戦してみようという企画の27回目。
ホットサンドメーカーを実家からもらってきたので、「ランチパック」をプレスしてやろうと思ったんですよ。
「ランチパック」といえば、耳のない食パンにさまざまな具材を挟んであるから、きっとホットサンドにうってつけ。

これなんて、ホットサンドにするためにあるんじゃないかな。
これはきっと間違いないだろうと思って、「ランチパック」を買ってきて、さあ作ろうと取り出した道具がこれだった。

残念!ホットサンドメーカーじゃなかった!
まさかの焼きおにぎりメーカー!
渡す側の勘違いか、渡された側の勘違いか、焼きおにぎりメーカーである。ほぼ一緒だけど、ちょっと違う!
もうこれで焼いてやろうかとも思ったんだけど、ちょっと厚みがありすぎて、私がイメージする薄っぺらいホットサンドにはならなそうだ。
そこで台所をいろいろ探し、ちょうどよさそうな道具を発見。

100円ショップで買った鋳物スキレット!
安物の小型スキレットである。これに薄く油をひいて、よーく熱して「ランチパック」を焼くのだ。
しかし、これだとホットサンドにはならないので、もうひとつのよーく熱したスキレットの底で、重ねてギュッと押しつぶす!

底にも油を塗ってよーく焼いたスキレットを押し付ける!やけど注意!
ジューッという、好ましい音と香ばしい香りがしてきた。
さあさあさあ、上手に焼けたかな?

おおお、完璧じゃないですか!
ナイス焼け目! スキレットの裏側にあった模様が、きれいに焼印されている。
ひっくり返してみると、こちらもこーんがりキツネ色。キツネだけにコーンがりだ。

これ、たのしいわー。
。

すっかりペチャンコになりました。

予想以上の出来に満足!
こんがりと焼かれたパンの間に、とろりと溶けたチーズクリームに温まったハムなので、間違いのないうまさ! 密度が濃い!
ふわふわの「ランチパック」もいいけれど、この味を知ったら、次からはホットサンドにしたくなるかも。

喫茶店のモーニングで出してくれないかな。
ハムとチーズがうまいなら、甘いやつはどうだろうということで、今度はチョコクリーム&ホイップの「ランチパック」にトライ。
ラグビーの日本代表のように、見事なトライを決められるのか!(うまいこと言った気分)

これもきっとうまいと思うんだ

さっきと同じ手順でぎゅーっとやったら、具がはみ出てきた!
ちょっと力を入れすぎたのか、中から具があふれてきてしまったけれど、それがまた香ばしくてよい香り。
食べてみると、トロトロになったチョコクリームとホイップがあふれだす、至高の菓子パンへと変貌していた。
さらにコクを出すのであれば、スキレットにバターをたっぷり塗っておいてもいいかもね。

サクサクのトロトロでうまい!
ついでにもうひとつ。サンドだけに、3度目の挑戦だ。
「ランチパック」は何をやってもおいしいと思うので、ちょっと冒険して「北海道チーズ蒸しケーキ」、いわゆるチーズ蒸しパンでチャレンジ!
これは結果が読めないぜ!

一時期とっても流行ったよね。

力いっぱいペシャンコにしてやったぜ。

ひっくり返すと、こんな感じ。
しっかりと潰れたチーズ蒸しパンは、カステラのような焦げ目がついて、別の食べ物へと生まれ変わった。
ギュッと詰まったその味は、例えるならグリとグラが作った卵のカステラっぽい気がする。
もちろん食べたことはないのだが、あの絵本に載っていた憧れのカステラは、きっとこんな味だったじゃなかろうか。
しっかりと甘く、焼き目が香ばしく、むっちりしていて、キメが細かい。

みっちりと詰まっていてうまいのよ。
これなら野外でも簡単に作れるから、ダブルスキレットのホットサンドがアウトドアの新定番になっちゃったりしてー。
なんて思ったけれど、素直にホットサンド用のプレッサーを買えよという話なので、サンドだけど賛同(さんどー)は得られませんね。
(文=玉置豊)