モテ期謳歌中のHey!Say!JUMP伊野尾慧、ジャニーズ合コンでまさかの……

 近年、ジャニーズ内外の先輩に愛されている、Hey!Say!JUMPの伊野尾慧。お笑い芸人の千原ジュニアは、ケンドーコバヤシとのトーク番組『にけつッ!!』(読売テレビ・日本テレビ系、10月8日放送)で、最近恋している相手として伊野尾の名を挙げ、「めちゃくちゃかわいいねん、こんなかわいい子おんの? って」とその魅力に開眼したよう。番組の収録で一緒になったそうだが、あまりのかわいさにずっと見とれていたといい、他の共演者にそれがバレて窘められてしまったのだとか。

 また、岡田准一は自身が所属するV6とHey!Say!JUMPがともにメインパーソナリティを務めた『24時間テレビ』(日本テレビ系)で、「伊野尾がカワイイ腹が立つ」と愛を爆発させ、タッキー&翼の滝沢秀明もラジオなどで「いのちゃんに会いたい」と公言し、実際に伊野尾が滝沢の舞台を観劇すると大はしゃぎ。このようにいま多くの先輩に愛される伊野尾は、まさにジャニーズキラーというべき存在なのだ。

「あれまッ」と驚くシャマラン節がたまらない!“無縁社会”が生み出した都市伝説『ヴィジット』

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「夜9時30分以降は寝室を出てはいけない」という祖父たちとの約束を破ったベッカ(オリビア・デヨング)は、想像を絶する恐怖に遭遇する。
 大ヒットした『シックス・センス』(99)のインパクトがあまりに強すぎ、どんなオチが待っているかのみで期待されるようになってしまったM・ナイト・シャマラン監督。せっかくコース料理を用意しても、デザートしか食べてもらえない料理人みたいな気分だろう。『サイン』(02)のような恐怖と笑いが混在する作風や起承転結のレールに縛られないストーリー運びはもっと評価されていいはずだ。近年は『アフター・アース』(13)といったCGを多用したメジャー大作を手掛けたものの、もはやシャマラン監督作であることすら忘れられてしまった。そこで、久々に心理サスペンスのジャンルに里帰りを果たしたのが『ヴィジット』。ホームグランドに戻って、シャマラン監督自身が楽しみながら撮っていることが伝わってくる手づくり感のある恐怖映画となっている。  舞台はシャマラン作品ではおなじみ米国北東部に位置するペンシルベニア州の田舎町。北国の肌寒さ以上に、過疎化が進み、人影がまばらなことがより寒さを感じさせる。そんな寂れた町を若い姉弟が訪問する。15歳になる姉ベッカ(オリビア・デヨング)と13歳の弟タイラー(エド・オクセンボールド)。両親は離婚しており、シングルマザーとなった母親(キャスリン・ハーン)と3人で暮らしている。新しい恋人ができた母親に気を遣って、母親が生まれ育った故郷の実家を子どもたちだけ訪ね、1週間の休暇を過ごすことにしたのだ。初めて会う祖父と祖母に、ベッカとタイラーはワクワクドキドキ。ベッカはハンディカメラを手に、初めての実家訪問を感動のドキュメンタリー映画にしようと考えている。タイラーはお得意のラップで、祖母たちを驚かせようと大張り切りだ。  ベッカとタイラーの期待どおり、祖父(ピーター・マクロビー)と祖母(ディアナ・デュナガン)は温かく2人の孫を迎え入れてくれた。おじいちゃんはニコニコ顔、おばあちゃんはたくさんのお菓子を用意してくれていた。「父親に棄てられた」というトラウマを抱えるベッカとタイラーは肉親から無条件の愛情を浴びる幸せを噛み締めていた。ところが、夜になると古い家の様子が途端におかしくなる。夜10時を過ぎると、ベッカとタイラーがいる寝室のドアの向こう側で大きな生き物が這いずり回るような音がするのだ。恐ろしい夜を過ごしたことで、ベッカとタイラーの目に映っていた平穏な田舎の風景が一変していく。優しいはずの祖父と祖母が、どこか怪しく感じられるようになる。母親にスカイプで報告するが、「あの人たちは昔から変だった」「高齢者だから仕方ないのよ」と取り合ってくれない。単なる都会暮らしの現代っ子と田舎で暮らす高齢者とのカルチャーギャップなのか? それとも、この家には重大な秘密が隠されているのか? 不気味な緊張感が漂う中、また夜が訪れる。
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普段はとても優しいおじいちゃんとおばあちゃんだが、孫のタイラーたちには理解しがたい謎の行動を時折見せる。
 オリジナル作品を撮る度に、元ネタが何であるかが騒がれるシャマラン作品。『ヴィジット』は言ってしまえば、グリム童話の有名な2つのエピソードをシャマラン流に現代語訳したものだ。ひとつは『ヘンゼルとグレーテル』。知らない森の中(ケータイ電波の届かない田舎)に迷い込んだ幼い姉弟が、大人の力を借りずに懸命にサバイバルするお話となっている。家族の愛情に飢えていたベッカとタイラーにとって、優しいグランパとグランマが暮らす一軒家は“お菓子の家”のような甘い夢の空間のはずだった。お菓子づくりが自慢の祖母はやはり悪い魔女なのか。ベッカが祖母にオーブンの掃除を命じられるシーンにハラハラさせられる。もうひとつ有名なグリム童話がモチーフとなっているが、タイトルを挙げるとラストの“お楽しみ”まで分かってしまうので伏せておこう。見終わった後、「グリム童話は今も存在するんだ」と思うに違いない。  ベッカが持つハンディカメラの目線で描かれる現代のグリム童話『ヴィジット』。本作はシャマラン監督にとって初めての主観映像スタイル、フェイクドキュメンタリーものとなっている。ベッカが手にしたハンディカメラにはいろんなものが映り込んでいく。ベッカたちには優しい祖父と祖母だが、ほとんど自宅の敷地内にこもっており、外部の人たちと交流していないことが分かる。たまに近隣の人が訪ねてきても、トラブルがあるらしく口論になってしまう。祖父と祖母にとってひとり娘にあたるベッカたちの母親とは、母親が高校時代に父親と駆け落ちして以来、絶縁状態が続いている。地縁も血縁もなく、2人の高齢者は狭い世界で淋しく暮らしてきた。一方、祖父と祖母の前では明るくはしゃいで見せるベッカとタイラーだが、姉弟だけになると「父親に棄てられた子ども」としての哀しみが湧き出てしまう。両親の離婚は自分たちにも責任があるのではないかと悩む。ストレスからタイラーは過剰な潔癖症に、ベッカは鏡で自分の顔を直視することができなくなった。恐怖演出ではないシーンに、現代人の心の虚ろさがぽっかりと浮かび上がる。  カメラはカメラの前に立つ人間に“物語内の主人公”になることを意識させるだけでなく、カメラを持つ人間の“意識”をも変えていく。実家で起きている異変に気づいたベッカは大人しくしてればいいのに、カメラを使ってその正体を解き明かしたいという欲求に駆られていく。母が実家を飛び出して疎遠のままなのは、何か深い事情が隠されているからではないのか。母と祖母はなぜ和解しようとしないのか。ベッカはカメラを回しながら祖母をインタビューすることで、自分の数倍もの人生を歩んできた祖母の心の奥底にある暗くて深い沼にまで踏み込んでいこうとする。CGや特撮に頼ることなく、シャマラン監督は観客の心をザワザワさせる。カメラを持つ人間の意志や葛藤も映像の中には映り込んでいく。固定カメラを使った超低予算ホラー『パラノーマル・アクティビティ』(07)とは大きく異なる点だ。
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いつも鍵が掛けてある納屋の中を覗くと、おじいちゃんが銃を口にくわえようとしていた。おじいちゃん、それ胃カメラじゃないよ!
 恐怖の中に笑いが混在するシャマラン作品の味わいが、本作では今までになく顕著になっている。両親の離婚以来、情緒不安定ぎみで潔癖症になっていた弟のタイラーだが、実家滞在中にあまりにも衝撃的なショック療法を体験することに。この洗礼によって、タイラーは潔癖症をウンよく克服する。観ている我々は恐怖におののきながらも、つい吹き出してしまう。恐怖回路と笑いの回路の往復で忙しい。客席で唖然とし、また笑っているうちに、現代のヘンゼルとグレーテルは瞬く間に成長していく。  ドアの向こう側では、未知なる恐怖が待ち受けている。だが、姉のベッカにはビデオカメラ、弟のタイラーにはラップという武器がある。若い姉弟はそれぞれ表現手段を持っていることで、自分たちが置かれている状況を冷静に客観視し、パニックに陥るのを防いでいる。果たして、この世界は信じるに値するものなのか。シャマラン監督が描く世界は、とうてい信用できないし、理想の世界とは言いがたいものだ。それでも少年少女たちは成長を遂げていく。トラウマを抱えた子どもたちが恐怖の壁を乗り越えて、広い世界へと向かっていく。これもまたシャマラン監督が初期作品『翼のない天使』(98)や脚本提供作『スチュアート・リトル』(99)の頃から、ずっと描き続けているテーマだろう。 (文=長野辰次) 『ヴィジット』 製作・監督・脚本/M・ナイト・シャマラン  出演/キャスリン・ハーン、ディアナ・デュナガン、ピーター・マクロビー、エド・オクセンボールド、オリビア・デヨング  配給/東宝東和 10月23日(金)よりTOHOシネマズみゆき座ほか全国公開 (C) Universal Pictures. http://thevisit.jp/

Hey!Say!JUMP・中島、「釜山国際映画祭」での姿に韓国ファン「好きにならざるを得ない」!

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いい俳優になりそうでホント楽しみな子よね

 大ヒットドラマ『半沢直樹』(TBS系)や、月9ドラマ『デート~恋とはどんなものかしら~』(フジテレビ系)などに出演し、俳優としても活躍するHey!Say!JUMPの中島裕翔。今月、韓国・釜山で開催された「第20回釜山国際映画祭」に出席した彼に対する韓国のジャニーズファンの反応が“熱い”ようだ。

「映画祭開催前、中島が初主演を務めた映画『ピンクとグレー』(2016年1月9日公開予定)の世界初上映と本人による舞台挨拶決定という朗報に、韓国ファンは期待に胸を膨らませていました。しかし、発表翌日に映画祭公式ホームページから同チームの名前が削除されるハプニングが発生。ファンは『中島の訪韓は本当なのか?』とざわめきました」(韓国の芸能記者)

武豊がフリーアナ・美“馬”玲子と不倫!? その誠実イメージをひっくり返す「オンナ関係」と「遊び人」ぶり

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JRA公式サイト
 日本中央競馬界(JRA)の騎手・武豊の“手つなぎ不倫デート”を、22日発売の「女性セブン」(小学館)が報じた。お相手は15歳年下でセントフォース所属、モデル・フリーアナウンサーの美馬玲子(りょうこ)と記事は伝えている。名前に「馬」があるのがなんとも武らしい。2人は競馬番組をきっかけに知り合ったという。  スクープされたのは4日、武が中山競馬場で開催されたスプリンターズS(G1)に騎乗した夜のこと。フランス凱旋門賞の解説など仕事をこなした後、武は美馬アナとの“危険な逢瀬”を楽しんだのだ。記事によると、下品なほど露出度の高いドレスを着た美馬アナと手をつないだ武は、時折ドレスのスリットに手を這わせて腰や尻を触っていたのだとか。  武自身は取材に対し「特別親しいわけではない」と語ったようだが、手をつないで素肌を触りまくっている時点で説得力はほぼ皆無だ。ネット上では「あなたもオトコだったのね」「がっかり」「最低」など、誠実そうな物腰と風貌の“武豊イメージ”崩壊になげくファンの声であふれ返った。が、記者の間ではさほどの驚きはないそうだ。 「『ようやく出たか』という感想ですね。美馬アナはモデル界きっての“競馬好き”で、『趣味は競馬』を公言するほどですが、武はこれまで、競馬に関わった女性タレントとの“不倫”のウワサが尽きない男でした。かつてフジテレビの競馬番組に出演していたさとう珠緒、2006年には“女性馬券師”でセクシータレントの藤川京子、競馬関連以外なら最近『資産2000億円男』との交際がスクープされた紗栄子をなぜか競馬場に招待した、京都・祇園で遊びまくっている……などなど、実は“オンナ”のネタは非常に多かった。決定的な場面を撮られたのが初めて、というだけなんですよ」(競馬記者)  以前は「赤坂の全日空ホテルに愛人2人を住まわせ続けた」という“豪傑”なウワサも流れた武豊。口が上手く、酒をいくら飲んでもほとんど酔わず、競輪やカジノも大好きという素顔はまさに“遊び人”の典型だ。今までマスコミに尻尾をつかませなかったのは、「競馬界を背負う男」としての意識の高さということか。  武の妻である元タレントの佐野量子が10日の『豊さんと憲武ちゃん!旅する相棒~1泊2日京都編~』(テレビ朝日系)で20年ぶりに揃ってテレビ出演し、その「おしどり夫婦」ぶりを見せたばかりでのこのスキャンダル。今回のスクープを機に、武はおとなしくなるのだろうか……。 「それは、ないかな(笑)。彼の存在は停滞する競馬人気の“生命線”であり、46歳にしてなお第一線で活躍している“レジェンド”です。生涯獲得賞金も700億円を超えており、本人からすれば『俺が遊んでも文句ないだろ』という気持ちではないでしょうか。最近も土曜の『ウイニング競馬』(テレビ東京系)のメインMCを務め、“爆乳”でも有名な鷲見玲奈アナに『綺麗な脚ですね』と言ったり、ゴルフの話題で盛り上がったりとだいぶお気に入りの様子ですし……。まあ、もう二度とボロを出すことはないかもしれませんが」(同)  フジテレビの高島彩アナ(当時)と、武の弟で同じく騎手の武幸四郎との交際が報じられた時期には「幸四郎はチャラい」「豊は真面目」という印象があったものだが、実際は兄のほうが一枚上手だということか。まさに“ディープインパクト”だ。

「演技より喧嘩シーンの方が多い」EXILE集結ドラマ『HiGH&LOW』、1.9%で好視聴率も……

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『HiGH&LOW ~THE STORY OF S.W.O.R.D.~』公式サイトより

 EXILEグループが所属する芸能事務所・LDHが日本テレビと共同制作する『HiGH&LOW ~THE STORY OF S.W.O.R.D.~』(日本テレビ系)第1話が21日放送され、初回視聴率1.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録したことがわかった。『AKBホラーナイト アドレナリンの夜』(テレビ朝日系)と並び同時間帯トップ視聴率となった。『HiGH&LOW』はEXILE TRIBE総出演の同名映画を軸とした“世界初の総合エンタテインメント・プロジェクト”で、今後も映像作品だけでなくSNSとの連動など、さまざまなコラボが展開されるというが……。

 『HiGH&LOW』は、複数のギャングチームが抗争を繰り広げるという内容で、初回から「演技のシーンよりも喧嘩シーンの方が多かった」とネット上では驚きの声が出ていた。出演はEXILE TRIBEメンバーだけでなく、窪田正孝や小泉今日子、ゴールデンボンバーなど豪華陣が集結。放送中はEXILEファンから「カッコよすぎた」といった歓喜の書き込みがネット上に相次いだが、それ以外の視聴者からは「ほとんど演技がなかった(笑)」「ファン以外の視聴者がまったく想像できない」「ドラマって言うよりMVって感じ」などと声が上がった。また、なかには「EXILEファンだけど見ててツラかった……」という意見も出ている。

『孤独のグルメ』台湾編放送に現地ファン歓喜も、台湾版・井之頭五郎には「コレジャナイ!」の大ブーイング

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台湾版で主役を演じるウィンストン・チャオ。確かに、原作漫画の井之頭五郎に似ている。
 シーズン5に突入した深夜ドラマ『孤独のグルメ』(テレビ東京系)の第4・5話(10月23・30日放送)で、主人公の井之頭五郎が台湾へ海外出張に赴く。  シリーズ初の海外編に、期待を膨らませているのは日本のファンだけではない。  台湾ネットメディア「東森新聞雲」が予告動画付きで報じた「台湾編放送」の記事は、Facebook上で11万もの「いいね!」を獲得するなど、現地台湾のファンも熱視線を送っている。
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台湾版の第1話に登場する台北の「大隠酒食」。日本統治時代に建てられたビール会社の建物を利用した飲食店だという
 台湾では、日本で放映された『孤独のグルメ』が動画サイトで話題となり、人気に火がついた。ちなみに現在放送中のシーズン5も、日本の放送後まもなく中国語字幕付きの動画がネット上にアップされるという状況が続いている。    こうした人気を受け、台湾では中国語版の原作漫画が出版されているほか、今年5月からは8月には、台湾版リメイクの『孤独的美食家』も放送された。    ただ、この台湾版『孤独のグルメ』は、日本版を知るファンにとっては、評判が芳しくなかったようだ。
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日本版『孤独のグルメ』の台湾編で共演する、日台井之頭五郎
 台湾版で五郎を演じたのは、台湾の有名俳優ウィンストン・チャオ(55)。原作漫画の五郎の容姿に似ていることからドラマ放送前には大きな期待が寄せられていたが、第1話放送後は一転、酷評が相次いだ。いわく「少し太りすぎで、日本版の五郎のように食べ方にストイックさが感じられない」というものや、チャオが映画やドラマで孫文の役をたびたび演じたことから「孫文が飯を食っているようにしか見えない」というものまで。また、「グルメドラマのはずなのに、ヒューマンドラマに重きを置いているような気がする。もう少し食べ物に集中すべき」というドラマの脚本に対する不満の声も上がっている。  日本版では本編の終了後、原作者の久住昌之が舞台となった店を訪れる「ふらっとQUSUMI」というコーナーが設けられているが、台湾版では、台湾出身のSNH48人気メンバーの邱欣怡と李芸彫の2名が台湾各地の観光地やグルメを現地リポートするコーナー「萌妹玩転遊台湾」に替わっている。  台湾ファンが待ちわびる、本家『孤独のグルメ』の台湾編では、主役の松重豊(52)がチャオと共演することが予告されており、“日台井之頭五郎”の共演にも話題が集まっている。

“Kawaii”カルチャーの先駆け・Julie Wataiの次なる野望は……?

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 2010年ごろから、自ら「クールジャパン」などと名乗り始めた日本の“kawaii”カルチャー世界進出の先駆けとなったJulie Wataiをご存じだろうか? 天野あいという名前で、グラドル活動もしていた彼女。06年に海外の出版社から写真集『SAMURAI GIRL』を発表すると、欧米で大ヒットした。女の子というコンテンツをポップに加工し見せていく―—“クールジャパン”の裏で、活動を続けてきた彼女が、次に見せるものとは? ──写真集『SAMURAI GIRL』の出版からすでに10年。あっという間に日本は、クールジャパンを売りに世界にアピールを続けています。Julieさんはその先駆けという感じですね。 Julie Watai(以降、julie) もともと創作活動をしていて、作品を色んな人に見せていました。ある時、海外から出張中のイタリアの編集者の方の目に止まって、今で言う “クールジャパン”なテイストの写真集はまだ無いから、作ったら面白そうだっていう風に言ってくださったんです。 ──グラビアアイドルが、オタク趣味を持っていて、それで出版……というような、感じではなかったんですね。 Julie 当時、海外で日本のポップカルチャーが受けているっていうのがまだ一般的ではなくて、2年くらいイタリアに住んで作ったんです。作品制作が終わって、またやることがなくなっちゃたんで、イベントコンパニオンの仕事をしたことから、うまい具合にレースクイーンの契約が決まって。  レースクイーンって、なんだかフィギュアみたいじゃないですか? すごく2.5次元の存在だなって思っていて、「売ってたら欲しい」みたいな(笑)。 ──なるほど。生身の人間をフィギュアのように見ていたから、『SAMURAI GIRL』や『ハードウェアガール』みたいな、無機質ながらポップな写真集ができたんですね。 Julie あとは、日本のアニメやマンガには戦闘美少女ってジャンルがあるじゃないですか。今は世界中にファンがいっぱいいるんですけど、それって日本独特の価値観だったらしいんですよ。「風の谷のナウシカ」とか正にそうだと思うんですけど、それがアメリカになるとアマゾネスになってくるわけで、筋肉隆々の強そうな姉ちゃんが戦うみたいな。 ──そうですね。つまり、マッチョな世界の中にマッチョな女性っていうフォーマットですよね、結局男化しちゃうというか。戦闘美少女っていうのは、見た目は弱々しいのに強いですよね。 Julie そう、フェミニンなのに強いみたいなところって、すごく日本独特の理想の女の子象らしくて、それをどうにか三次元でも表現したいなと思ったのが最初なんです。ちょうど子どもの頃からギークで、フォトショップも使えるようになったので。 ──それで、写真を加工しつつ、女の子と世界を2.5次元的に撮影したんですね。 Julie もともと作品づくりの資料として、コミケとかでコスプレの女の子を撮っていて。私が彼女たちに、一眼レフで綺麗に撮って写真を焼いてあげると、もうめっちゃ喜ばれて。やっぱり女の子は綺麗に撮られるのが好きなんですよね。
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──今は、気軽にネットに写真をアップしますし、その中でインスタグラムも人気です。 Julie 私もわりと自撮りしてネットにアップするんですけど、スマートフォンのインカメラで撮っても綺麗に撮れない事が多くて。それって光の量が足りないんですよね。例えば日差しが差してる時に、外で撮ると綺麗に撮れるんですけど、室内だと、明るくみえても写真で撮るとすごく顔が怖く写ったりしてしまう。カメラマンの方は撮影の時にすごく大きいストロボを使っているんですけど、あんな大きいライトを持ち歩いて自撮りするのもおかしいですし。 ──それで、スマフォで自撮りする用のライト「セルキラ」(http://kibi-dango.jp/info.php?type=items&id=I0000107&ui_medium=web&ui_source=jidori_c&ui_campaign=selkira)を作ったんですね。 Julie パッとバッグから出してサッとつけれる照明があればいいなと思ったんですね。それも、スポットライトだと光が直線的に当たるんで影が出やすいんでリングライトがいいんじゃないかなと思って。  開発はタスコという会社の方たちと共同でやらせていただいて。もともとは、タスコさんと、クラウドファンディング会社のきびだんごさんで、クラウドファンディングの案件を考えるニコ生の放送をやっていたんです。そこに出演させてもらって、その繋がりがあってこうやってセルキラが形になりました。今、絶賛支援者を募り中です。あとこれは、男性が女性にプレゼントするとたぶん受けます(笑)。アイドルへの差し入れとか。 ──ものづくりとそれを製品化することが、手近になった時代なんですね。 Julie そうですね、私がクラウドファンディングいいなって思ったのが、こういうのがあったらいいなとかっていう個人の妄想が形になりやすいじゃないですか。もちろん声を届けるために結構頑張らないといけないっていうのはあるんですけど、個人発信したものがみんなに受け入れられて大きいプロジェクトになっていくっていうのがすごいなって思いますす。このプロジェクトが成功することで、女性がものづくりをして世界に広めるきっかけになったらいいなって思いますね。
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Juliee Watai(ジュリ ワタイ) 大阪府生まれ。アイドルとして活動した後、単身イタリアに渡り、イタリアの美術書籍出版社DRAGO社からフォトグラファーとして「SAMURAI GIRL」(06年)を出版。NYのMOMAにも置かれるなど世界的に販売されている。 帰国後も、カラフルポップなCG加工が高評価を受け、フォトグラファーとしての活動をしながら、「天野あい」名義でタレントとしても活動を始める。音楽活動や DJ、iPhoneアプリの開発に携わるなど活動は多岐にわたる。アキバ系クリエイターとして オタク文化への功績は評価が高い。 ホームページ<http://julieewatai.jp> Twitter<https://twitter.com/julieewatai> 「セルキラ」クラウドファンディングページ<http://kibi-dango.jp/info.php?type=items&id=I0000107&ui_medium=web&ui_source=jidori_c&ui_campaign=selkira

ベッキー“友達少ない”発言に「ハーフ会は友達じゃないの?」“元気の押し売り”に辟易で、好感度急下降か

オタクに"なるほど"面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より

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『ベッキー』オフィシャルウェブサイトより。
 ベッキーとオードリー・若林によるW司会で、18日から放送開始された『~おバカな大人マジリスペクト!~人生のパイセンTV』(フジテレビ系)。17日には“直前SP”と題し、番宣番組が放送されたのだが、その放送内で若林に「ベッキーめちゃくちゃ友達少ない。友達2人ぐらいしかいないでしょ。みんなが知ってるのは上戸彩ちゃんぐらい」と、ベッキーの私生活での交流関係が暴露される一幕があった。  これに対してネット上では、「ハーフ会の面々は友達じゃないの?」などと、疑問の声が上がっている。 「ウエンツ瑛士やローラ、ホラン千秋、JOYなど、芸能界で活躍するハーフタレントだけを集めたハーフ会を主催し、その様子をインスタグラムやバラエティ番組内で披露するなど、ベッキーには芸能界での友達が多いイメージがありますが、実際のところハーフ会は友人付き合いではなく、ビジネス交流の意味合いが強いようですね。ダレノガレ明美やマギーが呼ばれていないことから、『ベッキーがライバルを疎外したいだけなのでは?』というウワサも広まっています」(芸能関係者)  ハーフタレントとしては、ウエンツ瑛士に勝るとも劣らないほどに数多くのレギュラー番組を抱えるベッキーだが、最近、好感度が急速に下降しているといわれている。 「おたぽる」で続きを読む

DAIGO、“政界進出”前にテレビから消える!? 北川景子へのプロポーズに自民党の思惑も

 『白熱ライブ ビビット』(TBS系)で、北川景子との結婚報道を「SF」(スーパーフライング)と煙に巻いたDAIGOだが、もう1つの“SF”情報には焦りを隠せないという。近頃では祖父の故・竹下登元首相について言及する機会も増え、一部週刊誌には「将来は政界へ」と報じられたが、このタイミングでの出馬報道は想定外の事態だったようだ。  20日発売の「週刊女性」(主婦と生活社)は、DAIGOの「次期衆院選出馬の可能性」を報じている。DAIGOは大叔父にあたる現役衆院議員・竹下亘の地盤を引き継ぎ、来るべき衆院選に立候補する意向なのだという。 「そもそもDAIGO本人は政界進出について前向きで、知名度・好感度からしても初回当選する可能性は非常に高い。そこに竹下の地盤も加わるとあって、話題性だけでも大目玉候補となるでしょう」(一般紙記者)  さらに、生放送中に「北川にプロポーズするのでは?」とささやかれていた『24時間テレビ 愛は地球を救う』(日本テレビ系)では、実現こそしなかったが実際にこのプランは水面下で進められていたという。 「竹下派の自民党関係者が、北川へのプロポーズを生放送できないものかと、日テレ上層部に打診していました。しかし番組趣旨とかけ離れてしまうこと、また当時北川がフジテレビ系で連続ドラマに主演中だったという事情から、このプランは白紙化してしまいました」(テレビ局関係者)  こうして水面下で着々と出馬体制を整えているDAIGOだが、1つ懸念されるのが“芸能活動の制限”だという。 「いまや一般視聴者にも知られた話ですが、選挙立候補者は公職選挙法に抵触する可能性があるため、テレビ番組には原則出演できなくなります。現在『天才!志村どうぶつ園』(日本テレビ系)や『ビビット』など、数多くのレギュラーを持つDAIGOだけに、局サイドも扱いには慎重になるはず。過去には、出馬が報じられただけで、テレビ局から降板を通達されるケースもあったので、DAIGOも立候補前に、テレビから姿を消えてしまう可能性も。そうなったら関係各所は大慌てでしょうね」(同)  一部報道では、北川とのゴールインは「来年1月」といわれるDAIGOだが、衆院選の期日に関しては「来年の参院選とダブル選挙という可能性もあるが、大方の予想では衆院解散は17年以降になると見られる」(同)という。果たして本当にDAIGOは政界に進出するのか? 続報を待ちたい。

小泉今日子はなぜ「劣化」しないのか? 「変化する力」「プロデューサー目線」を育んだ母親との歪な愛のかたち

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小泉今日子オフィシャルサイトより
【本と雑誌のニュースサイトリテラより】  ソフトバンクの新CMで、大人になり会員制のバーを営むセーラームーンを演じ話題となっている小泉今日子。近年では『あまちゃん』(NHK)での主人公・天野アキの母親・春子役がとみに印象的だが、その他にも、映画・ドラマ・CMへの出演は途切れず、10月23日には「読売新聞」の読書委員を務めていた彼女の書評をまとめた『小泉今日子書評集』(中央公論新社)も発売されたばかり。1982年のデビュー以来目立った停滞期間もなく芸能界の第一線で活躍し続け、49歳の今でもさらに魅力を増し続ける彼女にはいったいどんな秘密があるのか? 最近出版された、助川幸逸郎『小泉今日子はなぜいつも旬なのか』(朝日新聞出版)を読みながら、その謎に迫ってみたい。  彼女が成功し続けている秘密。助川氏はそれを「変化する力」という言葉で表現する。確かに、小泉今日子は、正統派アイドルとしてデビューしほどほどの人気を得た後、髪をショートカットに変えエッジの効いたキャラへのイメチェンで時の人に。そこから近田春夫、川勝正幸らをブレーンにアイドルの枠を飛び越えた良質な作品をつくりだす「オシャレ系アーティスト」になり、そして、本格的な女優へ......。彼女の長いキャリアを振り返ってみれば、そこにはいくつもの変化があった。  自分の「キャラ」に固執せず、次々と変化し、そしてそれが痛い失敗につながらない。それは、彼女の「「自分を見つめる目」の確かさ」によるものだと助川氏は分析している。たとえば、秋元康作詞による彼女の代表曲「なんてったってアイドル」に関して、小泉自身こう語っていたという。 〈みなさんがよく私の代表曲に挙げてくださる「なんてったってアイドル」なんて本当に歌うのがイヤでしたから。「またオトナが悪ふざけしてるよ」って(笑)〉 〈客観的に見て「この曲を歌えるのは私だけだろう」っていう自信はあったし、そういう周囲の期待を感じてはいた〉(「日本経済新聞電子版」2012年4月2日)  また、ハウスミュージックをアイドルポップスに取り入れた、小泉本人と近田春夫共同プロデュースによる1989年リリースの画期的なアルバム『KOIZUMI IN THE HOUSE』に関しても、こう語っていた。 〈当時はまだ多くの人が聴いたことのない、もしかしたらとっつきにくい音楽だったかもしれないけど、私という存在自体は分かりやすいですから。仕事の現場や遊び場で知り合った近田さんや藤原さんのファンの間に私が入れば、聴いていただけるとは思っていました。だって私自身、「ハウスが好きか?」と聞かれれば、別に好きじゃないですから(笑)。  もちろんカッコいいとは思っていたけど、"ハウスの人"になりたいわけじゃない。言ってしまえば、冷やかし気分だったからこそ、みなさんにとってちょうどいいカッコよさを探れたんでしょうね〉(「日本経済新聞電子版」2012年4月2日)  これらの発言を受け、助川氏はこう語る。 〈なんとなくハウスに憧れている「部外者」だったからこそ、一般人にとって「ちょうどいいカッコよさ」を探れた。自分について、ここまで冷静な発言をできる人物は滅多にいません。普通の歌手なら「もともとハウスに熱心で、けっしてニワカじゃなかった」と弁明するところです。  こんな具合に、みずからの価値を冷徹に見切れるのが小泉今日子の「らしさ」です。新しいことに次々挑戦して失敗しないのも、この特質のおかげといえます〉  時代の流れに合わせて次々と変化していき、新たな世界を表現することで決して古びた存在にならなかった小泉今日子。そのことには、本人も自覚的だったようだ。ブレーン的存在として彼女にサブカル的な知識をふんだんに与え、アイドルからの脱皮への道を用意したライター・川勝正幸の著書『ポップ中毒者の手記(約10年分)』(河出書房新社)の解説に、小泉はこんな言葉を残しているという。 〈世間のみなさんは、私はトンがったことを発信するアイドルだと思っただろうし、実際そう見えていたと思います。でも、本当の私はそういうことを自発的に発信するタイプではないんです。(中略)私に何か才能があるとすれば、人が提案したものを吸収して「自分らしい形」にすることなんです〉  自分に向けられた要求や提案には真摯に応えてみる。そうやって「変化」していく小泉今日子の姿勢はライターの藤吉雅春氏が〈小泉さんの凄みとは、過激な企てを平和にやりのけてしまうところです。しかも、本人が一番面白がっている〉(「週刊文春」文藝春秋/13年8月15日・22日号)との言葉を残すなど、周囲の人々も認めるものだった。なにせ、前述の川勝はどんな知識でもおむつのように吸収する彼女の姿勢を見て「パンパース小泉」というあだ名をつけるほどであった。  このように柔軟な小泉の姿勢が彼女にもたらしたものを助川はこう語る。 〈「された当人」に応える姿勢があるから「周囲の提案」がプラスに働く。応えてもらえるから提案する側もさらにアイデアを出したくなる。若き小泉今日子と身近な「知恵者」たちのあいだには、そうしたサイクルができていたようです〉  ただ、これは周囲の大人に「媚びる」という態度とはまったく異なる。提案されたことには全力で応えるが、それが自分に合わないと思えばそのアイデアは躊躇することなく捨ててしまう。周囲の思惑に合わせ正統派アイドル路線の聖子ちゃんカットでデビューした彼女が、自らショートカットへのイメチェンを申し出たのは有名な話だが、このエピソードなどはそれを端的に示している。彼女が常に考えていたのは、あくまで「周囲の大人」ではなく「お客さん」の目だった。助川氏はこう綴る。 〈小泉今日子の目線は、「周囲」や「みなさん」に向けられています。自分の属するチームの中で演じるべき役割を果たし、客を喜ばせる。仕事をしているときの彼女は、常にそこを意識しているようです。読売新聞の読書委員も「出来の悪い原稿だったら没にすること」を条件に引き受けたと聞いています。(中略)「文章書き」としても、「読者を喜ばせること」を常に意識しているのです〉  彼女がそのように客観的な「お客さま目線」「プロデューサー目線」を得ることができたのは何故なのか? 助川氏はエッセイ集『原宿百景』(スイッチパブリッシング)の以下の文章を引き、三人姉妹の末っ子として生まれた彼女と母親との少しばかり歪な関係がその「目線」を彼女に与えたのではないかと考察する。 〈ユミさんは優しいお母さんだったけれど、友達のお母さん達と比べるとお母さんっぽくない人だったかもしれない。(中略)幼い日の私の写真を見ると、たいがい超ミニスカートを穿いている。これもユミさんのセンスで、「キョウコの足はキレイなカタチしているから」と、親バカ発言しながら、もともとミニスカートなのに、さらに裾あげされてパンツが見えないギリギリの丈にされていたのである。髪型もそうだ。小学生なのにパーマをかけさせられたり、モンチッチみたいな超ショートカットにされたり。私はいつも、ユミさんの動く着せ替え人形のように遊ばれていた〉  ここまでは、まあよくある親子関係の話ではある。しかし、こうして母の要望をすべて受け入れていくうちに、いつしか二人の関係はおかしなものになっていく。 〈私が最初に憧れた女性はユミさんだったと思う。母親というより大人の女性として素敵だと思っていた。でも、いつの日からか私がユミさんのお母さんみたいになっちゃった。  十七歳の時だったと思う。原宿のマンションにユミさんが泊まりに来ていた。キッチンで洗い物をしながら私はユミさんの愚痴を聞いていた。ユミさんは自分の感情に素直な人だから、よく泣いたり笑ったりする。私はいつも黙って聞いてあげる。そうすると「あんたは私のお母ちゃんみたいだね。お母ちゃんは割と大柄な人だったから姿は全然似てないんだけど、なにかがすごく似てるのよ」って、ユミさんが言う〉(前掲『原宿百景』) 「子どもが母親の母親になる」。母の言うことを受け入れ続けた結果、こんな歪な関係になったのだが、その結果、彼女は自伝『パンダのan・an』(マガジンハウス)でこんな言葉を綴るに至る。 〈私は、ある意味で自分の事を諦めたのだ。それまでは、宙に浮かんで、頭の上の方から客観的に自分を見ていた。幽体離脱した人が、自分の肉体を見ている様な感じ。上から見ていると周りはよく見えるけれど、自分の中身がよく見えない。心の中の痛みなんか見えないからほっぽっておいた〉  小泉今日子が綴ったこれらの言葉を受け、助川氏はこう書き記す。 〈「宙の上から自分を見るまなざし」は、「ユミさん」の要求に応えようとする、「ユミさんの母親」の視点です。そこに身を置いていたために、みずからの心身の声を、小泉今日子は(中略)聞き取れずにいたのでした。こうした「自分を外側から見る習性」は、一方ではプラスにも働いています。(中略)「お客の目線になりきって自分を観察できること」が小泉今日子の「強み」です。この「強み」は間違いなく、「頭の上の方から客観的に自分を見ていた」経験に根ざしています。  バブル時代に各種の「過激な企画」をもちかけられたとき、冷静に「一度はやってみよう」というスタンスで彼女は応じていました。年長者に踊らされているように見えながら、踊らせる側の真意をしっかり見定めている――アイドルとしての小泉今日子のあり方は、「ユミさん」の「着せ替え人形」を務めていた姿が原点です〉  小泉今日子の長いキャリアを振り返ってみれば、助川氏の言うような「プロデューサー目線」に裏打ちされたうえでの「変化を恐れない」姿勢が、常にファンを飽きさせず、また、その都度新たなファンを獲得してきた原動力になっていたのは事実のように思える。ただ、時折起きるスキャンダル(そのなかには、単なる恋愛沙汰だけでなく、「車の運転中に新聞配達用のバイクと接触したうえでの当て逃げ」というものも含まれている)が彼女のキャリアにほとんどダメージを与えなかったのは、小泉が大手事務所バーニングプロダクションに所属しているからという事実もまた忘れてはならないだろう。  ただ、大手事務所に所属しているからという理由だけでは、芸能界はサバイブできない。それには、天性の才能と、たゆまぬ努力が不可欠だ。助川氏もこんなふうに指摘する。 〈小泉今日子は、次から次へと路線を変え、時代から求められるポジションに移動していきます。こうしたやり方は、真似しようとしてもなかなかできる業ではありません〉 〈アイドルから本格派歌手にイメージを変えたり、音楽畑で活躍していた人が俳優にシフトしたり――そういう路線変更は、珍しいことではありません。一つのことだけに取り組んでいたのでは、芸能人としての寿命は限られます。しかし、小泉今日子のように転身を繰り返し、その度にステップアップしていくケースは滅多にありません〉  今後、小泉今日子はどんな「変化」を我々に見せてくれるのだろうか。 (新田 樹)