ヒトラーは予知能力者か、それとも共同幻想か? 『ヒトラー暗殺』ほかナチスものが集中公開!!

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ドイツでは長年その存在が公表されなかったヒトラー暗殺犯ゲオルク・エルザーの半生を描いた『ヒトラー暗殺、13分の誤算』。
 世界中を戦渦に巻き込んだ狂気の独裁者として歴史に名を残すアドルフ・ヒトラー。若い頃のヒトラーは画家を目指していたことは有名なエピソードだ。ウィーンの美学校を2度受験し、不合格となっている。画家の道に進むことが叶わなかったヒトラーは、絵を描く代わりに自分の脳内で思い描いた理想世界を政治によって実態化することに取り憑かれていく。祖国の復興と民族意識に訴えかけたヒトラーの熱い演説に民衆は感銘を受け、ヒトラー率いるナチ党は合法的にドイツの第1党へと躍進していく。ヒトラーはキャンバスに絵を描くように、ドイツを、そしてヨーロッパの国々を自分の色に染めていった。ヒトラー没後70年となる2015年、日本ではヒトラーとナチスを題材にした映画が次々と公開されている。  ヒトラーのカリスマ性を高めたのは、プロパガンダ戦略の巧みさと恐るべき悪運の強さだった。ヒトラーは権力の座に就いてから度々暗殺の標的となっているが、すべて寸前で回避しており、そのことからヒトラーには予知能力があるに違いないとさらに神聖化されていく。『ヒトラー暗殺、13分の誤算』は独力で時限爆弾を作り上げた家具職人ゲオルク・エルザーの伝記ものだ。トム・クルーズ主演作『ワルキューレ』(08)はドイツ軍内の反ナチス勢力が大戦末期にヒトラー暗殺を組織的に企てた史実をもとにしていたが、『ヒトラー暗殺』のエルザーは単独犯であり、しかも多くのドイツ人がヒトラーの熱い演説に心酔していた1939年11月に事件は起きている。エルザーが入念に準備した時限爆弾だが、ヒトラーはその日の演説を早めに切り上げ、会場となったビヤホールを去った後に爆発した。ヒトラーの代わりにビヤホールの女性従業員を含む8人が犠牲となった。  エルザーはスイスへの逃亡中に逮捕されるが、ナチスは一介の家具職人が、しかも組織の支援なしでヒトラー暗殺を企てたことを頑なに認めようとしなかった。敵国の諜報部員か共産党によるクーデターだと考えた。『es』(02)や『ヒトラー 最期の12日間』(04)で知られるドイツのオリヴァー・ヒルシュビーゲル監督は、秘密警察によるエルザー(クリスティアン・フリーデル)への拷問シーンを生々しく再現する。だが、エルザーに自白させる代わりに、オリヴァー監督はエルザーに美しい人妻と過ごした情事の日々を回想させる。慎ましい生活の中で子持ちの女性エルザ(カタリーナ・シュットラー)との束の間の幸せを噛み締めていたエルザーは、弱者を排斥しようとするナチスの政略を憎み、ヨーロッパの国々と戦争になることを憂いていた。下半身で禁断の情事に耽りながら、上半身はヒトラーに熱狂する社会を冷静に見つめていた。エルザーの決起は、社会からつまはじきにされた男による凶行だったのか、それともヒトラーの非道さを予期した人間愛ゆえの行動だったのだろうか。クローネンバーグ監督の人気作『デッドゾーン』(83)のノンフィクション版を思わせる痛切なドラマとなっている。
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豪華キャストながら日本公開が遅れ、いろんな憶測が流れた『ミケランジェロ・プロジェクト』だが、中身は意外とまっとーな戦争秘話もの。
 ジョージ・クルーニー製作・脚本・監督・主演作『ミケランジェロ・プロジェクト』もノンフィクションものだ。こちらは第二次世界大戦末期のヨーロッパ戦線が舞台。連合軍はノルマンディー上陸に成功し、ドイツ軍はフランスからの撤退を迫られていた。激しい消耗戦が続く中、ナチスは侵攻した欧州各国から美術品の数々を略奪していた。芸術をこよなく愛するヒトラーは故郷リンツに自分の陵墓と世界最大級となる“総統美術館”を造営することを計画していたのだ。その総統美術館を飾る展示品として、ミケランジェロ、ダヴィンチ、レンブラント、ピカソ……と名だたる芸術品が集まりつつあった。世界的な文化財の危機に立ち上がったのは米国ハーバード大学付属美術館のストークス館長(ジョージ・クルーニー)。ルーズベルト大統領に「若い兵士を派遣して、美術品の保護を」と要請するが、大統領の回答は「兵士が不足しているから自分たちでやってくれ」という素っ気ないもの。かくして実戦経験のない7人のオッサンたちが集まり、美術品奪回のための独立部隊“モニュメンツメン”が結成される。  画家になる夢を果たせなかったことがトラウマとなり、世界中の美術品を手中に収めることを目論んだヒトラー。そんなヒトラーの野望にモニュメンツメンのオッサンたちは立ち向かう。だが、モニュメンツメンの敵はヒトラーだけではなかった。味方である連合軍側からも「文化財を守るのと兵士の命とどちらが大切だと思っているんだ?」と冷たい視線を浴びる。7人のオッサンは戦場で浮きまくっていた。戦争映画ながら淡々と史実に沿ったドラマが展開される本作だが、終盤でようやくモニュメンツメンはドイツのある岩塩坑に辿り着く。果たしてナチスは、この暗い坑道の中に何を隠したのか。後にメトロポリタン美術館の館長となる学芸員ジェームズ(マット・デイモン)が開ける宝石箱の中身は必見だ。ナチスが生み出したおぞましい芸術品がそこには収められていた。
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大戦後、ほとんどのドイツ市民は強制収容所で行なわれたユダヤ人虐殺の事実を知らなかった。『顔のないヒトラーたち』より。
 すでに公開中の『顔のないヒトラーたち』にも注目したい。時間は流れ、戦争が終わり、経済復興に沸く1958年の西ドイツ。若い判事ヨハン(アレクサンダー・フェーリング)が勤める検察庁にひとりの新聞記者が現われ、アウシュヴィッツ強制収容所にいたナチス親衛隊(SS)が教師をしていることを伝える。興味を持ったヨハンが調べてみると、その教師だけでなく、多くの元ナチ党員が罪に問われることなく平穏に暮らしている事実を知る。終戦からまだ十数年しか経っていないのに、ほとんどの市民は強制収容所で大虐殺があったことを「知らない」と答えていた。  検察庁の同僚たちは「薮を突いて蛇が出てくることになるぞ」と忠告するが、正義感に駆られたヨハンは気が遠くなるような膨大な資料を調べ始める。捜査が難航する中、政府関係者にもナチ党員がいること、強制収容所で人体実験を繰り返していた医師ヨーゼフ・メンゲレ(『ムカデ人間』のハイター博士のモデル)も存命し、しかも逃亡先の南米と西ドイツを自由に行き来していることを突き止める。ヒトラーの死=ナチスの全滅ではなかったのだ。ヨハンは激しい返り血を浴びながらも、自国の暗部にメスを入れていく。
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 ヒトラーにまつわるこれらの作品を見て感じるのは、ヒトラーとは異界からやってきた醜い悪魔ではなく、閉塞感が漂う社会に風穴を開けてくれる強い指導者の出現を待ち望んでいた人々にとっての理想の人物像だったということだ。いわば、ヒトラーは当時のドイツ市民の共同幻想が生み出した産物だった。人々が願い続ける限り、第2、第3のヒトラーが現われるに違いない。 (文=長野辰次) 『ヒトラー暗殺、13分の誤算』 監督/オリヴァー・ヒルシュビーゲル  脚本/フレート・ブライナースドーファー、レオニー=クレア・ブライナースドーファー 出演/クリスティアン・フリーデル、カタリーナ・シュットラー、ブルクハルト・クラウスナー 配給/ギャガ 10月16日(土)よりTOHOシネマズ シャンテ、渋谷シネマライズほか全国順次公開 (c)Bernd Schuller http://13minutes.gaga.ne.jp 『ミケランジェロ・プロジェクト』 製作・脚本・監督/ジョージ・クルーニー 出演/ジョージ・クルーニー、マット・デイモン、ビル・マーレイ、ジョン・グッドマン、ジャン・デュジャルダン、ボブ・バラバン、ヒュー・ボネヴィル、ケイト・ブランシェット 配給/プレシディオ 11月6日(金)より全国ロードショー (c)2014 Twentieth Century Fox Film Corporraition,All Rights Reserved. http://www.miche-project.com 『顔のないヒトラーたち』 監督・脚本/ジュリオ・リッチャレッリ 脚本/エリザベト・バルテル 出演/アレクサンダー・フェーリング、フリーデリーケ・ベヒト、アンドレ・シマンスキ、ゲルト・フォス 配給/アットエンタテインメント PG12 10月3日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開中 (c)2014 Claussen+Wobke+Putz Filmproduktion GmbH / naked eye filmproduction GmbH & Co.KG http://kaononai.com

新相棒・反町隆史の「チャラ演技」は絶賛も…… “ヒット確約ドラマ”を襲う明らかな「劣化」とは

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『相棒14公式サイト』(テレビ朝日)
「さすがは相棒」というべきか。14日、『相棒season14』(テレビ朝日系)の第1話が放送され、2015年の民放連続ドラマ初回平均視聴率1位(14日現在)となる18.4%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を記録した。  今シリーズから、前作まで杉下右京(水谷豊)の“相棒”だった甲斐享(成宮寛貴)に代わり、法務省キャリア官僚の出向という役どころで冠城亘(反町隆史)が“新相棒”で登場。初回のストーリーは刑務所で起きた前代未聞の殺人事件をひも解いていくというものだったが、何より世間の注目を集めたのは、反町の役柄への“ハマり”っぷりである。  近年の反町は出演作がことごとく“コケ”ており、演技力の乏しさも指摘されるなど放送前は不安な声が後を絶たなかった。そんな中での反町の演技に、視聴者からは称賛の声が上がっている。 「『滑舌が悪い』『長ゼリフが棒読み』という声はあるものの、反町の“相棒”に違和感のあった人は少なかったようです。『やっぱりかっこいい』『他のキャストと足の長さが違う』と抜きん出た容姿を称える声もあれば『裏で動いている感が出てる』『ワルなオーラ』など、役柄をキッチリ演じているというコメントも多い。冠城の腹黒く、駆け引き上手で、女にだらしないという役どころが年を重ねた彼にハマッてるんですね。反町に合う人物像を作り上げた制作陣の尽力が感じられますよ。しゃべり方や動きが時折『GTO』(フジテレビ系)を連想させるのは少し気になりますが(笑)」(芸能記者)  反町の評判は上々。今年最高のドラマ視聴率を獲得したことで“低視聴率男”のイメージも払拭できそうだ。民放ドラマ最強の「高視聴率確約ドラマ」である『相棒』なら、今後もまず安泰であろうと思うのだが……。 「正直、ドラマの内容自体はイマイチでした。囚人の中に生まれた“カリスマ”の存在や、刑務所職員同士のドロドロとした人間関係など中盤までは面白かったのですが、後半に入ると、現実味のない“プリズンブレイク”が起こったり、事件の結末を急ぐかのような描写が続いたんです。ラストに意外性を狙ったような真実も明らかになりますが、視聴者の多くが驚くようなものでもなく……。最近の『相棒』は脚本の劣化が叫ばれていますからね。今後の内容次第では視聴者が見限る可能性も否定できませんよ」(同)  前シーズンでも、甲斐享(成宮寛貴)が逮捕されるラストに大きな批判が集まった『相棒』。今や“不沈艦”ではなくなっているのかもしれない。  だが、今のドラマ界で20%に迫るような視聴率をコンスタントに取れる“オバケ”ぶりはいまだ健在。果たして次回以降、高視聴率をキープすることができるだろうか。その鍵を握るのは“新相棒”反町かもしれない。彼が「救世主」になるのか、それとも「ポイズン」になってしまうのか注目である。

新『相棒』反町隆史、大絶賛の嵐! 18.4%の好発進で“落ちぶれ俳優”の汚名返上なるか?

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『相棒14』(テレビ朝日系)公式サイトより

 水谷豊主演の人気連続ドラマシリーズの最新作『相棒season14』(テレビ朝日系)初回2時間スペシャルが14日に放送され、平均視聴率が18.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録した。2015年の連ドラ初回視聴率の最高値を叩き出し、ロケットスタートとなったが、『相棒』の初回が19%を切るのは2009年の「Season 9」以来初となる。

 最新シリーズ最大の特徴は、「水谷のパートナー役が成宮寛貴から反町隆史へとチェンジしたこと」(芸能ライター)。成宮はseason11から13まで、水谷演じる杉下右京の相棒・甲斐享役を務め、それぞれ初回視聴率は19%台をキープしていた。

「ところが甲斐は、捜査中だった殺人事件の犯人という前代未聞の結末を迎え、ネット上では多くのファンから悲鳴が上がりました。『もう次から相棒は見ない』といった声が相次いだことから、今シーズンの初回数値が、そこまで伸びなかったことも頷けます」(同)

 しかし一方で、新・相棒の反町演じる冠城亘への評価は、すこぶるいいようだ。警視庁へ出向してきた法務省キャリア官僚という異例の設定だが、初代相棒を演じた寺脇康文以来の“右京さん呼び”が復活するなど、シリーズファンを喜ばせている。ほかにも、「反町がかっこよすぎ。見入ってしまった」「これまでの相棒たちと差別化できてるのが素晴らしい」「右京は冠城を相棒と認めてるね」など、反町自身を「見直した」というコメントも散見される。

「反町といえば“90年代後期の人気俳優”というイメージが強く、高視聴率ドラマ『ビーチボーイズ』や『GTO』(ともにフジテレビ系)に主演、CDリリースに加えて、『NHK紅白歌合戦』に出場するほどの人気ぶりでしたが、2000年代中盤頃より失速。最新の民放連ドラ主演作は11年の『グッドライフ~ありがとう、パパ。さよなら~』で、全話平均視聴率8.6%と爆死しています。また、14年に出演した『あすなろ三三七拍子』(同)も全話平均5.2%と大コケ。さらにプライベートでも、飼い犬が隣人に噛みつきケガを負わせてしまった『ドーベルマン事件』が起こるなど、まるでいいことがありませんでした。すっかり“落ちぶれ俳優”となっていましたが、今回の『相棒』出演を機に、人気復活につながりそうという声も出ています」(同)

 前シリーズ終了時には「次から見ない」宣言も多く飛び出した『相棒』だったが、視聴率も含めて上々の滑り出しとなった。今後の推移、またいつか訪れるであろう反町の“卒業”も含めて、しばらくは注目の的となりそうだ。

泉ピン子の恐るべしロケテクニックとは テレ朝『世界の村で発見!こんなところに日本人』(10月9日放送)を徹底検証!

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『みんな悩んでる ピン子のツンデレ人生相談』(光文社)
 泉ピン子。1947年9月11日生まれの御年68歳。『おしん』(NHK)や『渡る世間は鬼ばかり』(TBS系)といった国民的なドラマの顔であり、近年になっても『マッサン』(NHK)で存在感を見せつける大女優の中の大女優だ。おそらく、日本中で彼女を知らない人間はいないのではないかといえるほどの大御所であり、日本のテレビの歴史を支えてきたひとりであるといっても過言ではないだろう。  とはいえ、彼女は最初から女優としてそのキャリアをスタートさせたわけではない。10月12日に放送されたTBS60周年特別番組『TBSもさんまも60歳 伝説のドラマ&バラエティ全部見せます! 夢共演も大連発SP』ではレジェンドとしてゲスト出演した泉ピン子だが、初めてのTBSバラエティ出演は『決定版!!尾行大作戦』という、いわゆるドッキリ番組。当時は女優ではなく歌謡漫談家であり、スタジオでニセのケーキの中から飛び出すという、若手芸人的な扱いだった。  そう。泉ピン子は、芸人なのだ。そしてそれを見事に証明したのが、10月9日に放送された『世界の村で発見!こんなところに日本人 2時間SP』(テレビ朝日系)であった。大御所である泉ピン子が、番組MCの千原ジュニアと2人で旧ユーゴスラビアへ出かけ、日本人を探すという海外ロケ。このロケにおいて泉ピン子は、恐ろしいほどの現役感を見せつける。これがロケの教科書である、と言わんばかりの完璧なロケタレントとしての仕事を成し遂げていた。  そこで今回は、同番組での海外ロケにおける泉ピン子のすごさを検証してみたい。ただの大御所女優ではない、現役バリバリのロケ芸人としての泉ピン子が、そこには確かにいたのだ。 (1)最初に演出プランを宣言する  泉ピン子がロケVTRで放った最初の一言が、以下である。 「今日はですね、人を探して歩くというこのテーマですね。私はテレビを常々見ながら、なんてタレントはブーブーブーブー文句を言うんだろうと。私はさわやかに、人を探してみたいと思います」    この最初の一言によって、視聴者の見方が決定される。ここが、まずすごい。「人を探す」という番組のテーマはもちろん存在しているのだが、そこに「さわやかに人を探す」という演出を乗せると宣言するのだ、泉ピン子は。これは、視聴者に対してのわかりやすい誘導となる。このVTRをどう見ればいいのかという、いわば解説書を、最初に視聴者に呈示している。  すると視聴者は、果たして泉ピン子は本人が言うように「さわやかに人を探す」ことができるのだろうか、という期待値とともに番組に参加することになる。実際はかなり早い段階で文句を言いだすのだが、それはあくまでも結果論に過ぎない。泉ピン子は冒頭で早くも、視聴者にとっての最初の入り口として見方を呈示するという、基本ではあるが、重要なテクニックをさりげなく披露するのだった。 (2)編集を前提として、同じ質問をする  日本人を探して現地で聞き込みを行うわけだが、あるスーパーを訪れた泉ピン子と千原ジュニアは、その日本人を知っているという情報を店員から聞き出す。2人が探している日本人は、このスーパーをたまに訪れているらしい。どの辺りに住んでいるのかなどの質問をし、それでは探しに行こう、と店を出るその直前、泉ピン子はこう質問するのだった。 「(その日本人を)見かけたことはありますか?」  この情報はすでに入手しているものであり、見かけたことがあるからこそ、この店員と話し込むことになったわけだが、泉ピン子は最後の最後であらためてこの質問を投げかける。一見これは無駄に見えるが、決してそうではない。実際にこの最後の質問は編集で切らずに放送で使われているし、この質問と店員の回答をあらためて受ける形で、泉ピン子と千原ジュニアは次の場所に向かうという流れになっているからだ。  これは泉ピン子が、ロケというものは編集されるものだという前提に立っているからこそできることだ。使う必要がなければ、編集で切ればいい。だが、この「(その日本人を)見かけたことはありますか?」という質問と店員の回答は、確実にどこかでディレクターが使うはずの必要な素材であることは間違いないから、ある程度編集で切られる前提で同じ質問を繰り返している。つまり、使いどころを複数用意しているのだ。泉ピン子は、いわばロケをしながらディレクター目線で自らを見ている。この技術は、さすがにベテランならではといえる。 (3)事件は起きるものではなく、起こすものである  ロケの初日、セルビアに午後11時についた泉ピン子と千原ジュニアは、夜も遅いが現地のレストランで食事を取ることになる。店内では何やら楽器を持った人々が生演奏を行っているのだが、泉ピン子はそれを見つけた瞬間、その輪の中に飛び込んでいく。そして陽気に人々に声をかける。「何言ってるか、全然わかんないよ」と言いつつも、とにかくこの、事件を起こそうという姿勢が尋常ではない。  あるいは日本人を探す際でも、街を歩きながら大きな声で「日本人の方いませんかー!」と叫び倒す。このバイタリティは、いったいなんだろうか? そして泉ピン子のこの行動により、人々が集まってきて声をかけてくるが、アメリカ大使館の近所だったため、最終的には警官から叱られて撮影中止になるという展開にまで発展するのだ。  これほどまでの大御所であっても、決して受け身にならない。むしろ自分から動き、事件を起こそうとする。まさに「テレビは事件である」ということを理解しているからこそできる仕業だ。この攻めの姿勢は、泉ピン子の根幹が芸人にあるということを指し示している。 (4)対立構造を作る  このロケは泉ピン子と千原ジュニアの2人のロケであり、最初は仲良く協力してロケを行っている。だが、その関係が徐々にマンネリ化していると感じた瞬間、泉ピン子は千原ジュニアとの対立構造を作る。この緩急の付け方が、ロケに一種の緊張感を生むことになる。  対立構造の原因自体は「千原ジュニアがスーツケースから荷物を抜いている」というひどく些細なことなのだが、重要なのはその原因ではなく、対立構造を作るという目的そのものだ。これを中盤で作っておくことによって、視聴者の中での期待が膨らむことになる。いま2人の仲が良くても、また対立することになるかもしれない、という予想が視聴者の仲で出来上がるからだ。  2人が仲良くしているだけでは、ドラマは生まれない。ドラマとは葛藤や対立の中でこそ生まれるものだ。女優としての顔も持つ泉ピン子は、ロケの中にドラマをも持ち込んでいる。視聴者を飽きさせない、見事な名演ではないだろうか。 (5)最終的なオチはタレントがつける  ロケのテーマが「日本人を探す」というものである以上、日本人を見つけたらそれがひとつのゴールではある。だが泉ピン子は、非常にシビアに、視聴者としての目線も持っている。旅の途中、千原ジュニアが「苦労して探して日本人を見つけると、本当に感動しますよ」と伝えたときの泉ピン子の冷静な一言にも、それが表れている。 「感動する? でも、向こうはそうでもないんだよね」  この一言を受けて、千原ジュニアが過去に行ったロケのVTRが流れるのだが、実際に見つけられる日本人はそれほど感動しているわけではない。それはまあ、当たり前の話であり、見つける側がどれだけ苦労しようと、向こうにはそんなことは関係ない。だから「日本人を探す」という目的が達成されたからといって、それはあくまでも番組側の都合であり、少なくとも視聴者とってはそれがオチになるわけではない。  だから泉ピン子は、自らの手でオチをつける。それは具体的には、泉ピン子がちょっといい感じのことを言う、という形で行われる。遠いコソボで暮らし、少し弱気なことを言う日本人に対して、泉ピン子はちょっといい感じのことを言うのだ。 「人間、ほとんど決めてないわよ。その通りにいかないのが人生よ。ケセラセラ。どうにかなるわよ」  絶妙なまでに、ちょっといい感じだ。感動的になりすぎず、かといって、どうでもよすぎることもなく、ちょっといい感じの一言。泉ピン子がこのちょっといい感じのことを言うことによって、視聴者的なオチが生まれる。オチというか、安心感といってもいいだろう。これを作ることが出来るのは番組ではなくあくまでもタレントであり、泉ピン子は最後まで、抜群にすぐれたロケタレントなのであった。  泉ピン子。1947年9月11日生まれの御年68歳。大御所であり大ベテランではあるが、彼女は決してその位置に安住しない。考えに考えた上で挑戦を重ねる、現役のタレントである。少なくとも『世界の村で発見!こんなところに日本人 2時間SP』の泉ピン子のロケには、あらゆるタレントが学ぶべき技術があふれていた。大御所である。大ベテランでもある。だが同時に、泉ピン子の精神は、若手芸人のそれでもあるのだ。 【検証結果】  泉ピン子とのロケを終えた上で、千原ジュニアはこう語っている。「ピン子さんの根幹は芸人やねんな、とホンマに思いました。カメラが回っていないところでも、ずーっと面白い話をして、とにかくバッテリーを残さずに1日を終えるんです。そういうところは芸人としても見習わないといけないなとホンマに感じました」と。レジェンドは死なない。いつまでも現役で生き続けるからこそ、レジェンドは、レジェンドなのだ。 (文=相沢直) ●あいざわ・すなお 1980年生まれ。構成作家、ライター。活動歴は構成作家として『テレバイダー』(TOKYO MX)、『モンキーパーマ』(tvkほか)、「水道橋博士のメルマ旬報『みっつ数えろ』連載」など。プロデューサーとして『ホワイトボードTV』『バカリズム THE MOVIE』(TOKYO MX)など。 Twitterアカウントは @aizawaaa

上川隆也『エンジェル・ハート』は実写版“史上最高”!? 視聴率「右肩上がり」の可能性は…

オタクに"なるほど"面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より

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ドラマ『エンジェル・ハート』(日本テレビ系)公式ページより。
 10月11日に放送された上川隆也主演の新ドラマ『エンジェル・ハート』(日本テレビ系)の初回の平均視聴率が、12.5%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)を記録した。  同ドラマは、人気コミックでアニメ化もされた『シティーハンター』の登場人物や設定をもとに、パラレルワールドを描いた同名コミックの実写版。主人公の冴羽リョウを上川隆也が演じているが、上川の起用が発表された際にも好評をもって迎えられ、高視聴率が期待されていた。 「及第点の視聴率だったのではないでしょうか。実際、視聴者からの感想も好評だったですからね。前評判が高くても、コミックやアニメの実写版はいざ放送されると酷評されることが多いので、それを考えても成功と言っていいのでは。体脂肪率10%を切るまで身体を絞り、肉体改造に励んだ上川としても本望でしょう」(テレビ情報誌編集者) 「おたぽる」で続きを読む

女優・二階堂ふみが沖縄の平和学習、ナチスのプロパガンダ映画を通じて考えた「戦争を伝えること」とは?

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FUMI NIKAIDOU Official Web Siteより
【本と雑誌のニュースサイトリテラより】  戦後70年の節目にして、強行的なプロセスで「戦争法案」が可決されてしまった2015年夏。そんな忘れ得ぬ季節に「戦争」と「映画」について考え抜いたひとりの若き女優がいた。  園子温監督『ヒミズ』『地獄でなぜ悪い』、三池崇史監督『悪の教典』などに出演し、映画ファンから高い評価を受けている二階堂ふみである。彼女はこの夏公開された映画『この国の空』で主演。終戦間近の東京を舞台に、空襲におびえながら母・伯母と暮らす19歳の娘(里子)役を熱演した。二階堂演じる里子は厳しさを増す戦時下、妻子を疎開させ隣家で暮らす徴兵を逃れた男と禁断の愛を結んでしまう......、というのが映画のあらすじだ。  彼女はこの作品に取り組むにあたって、映画を観る人たちに「戦争」をより身近な存在として感じて欲しいと思ったという。 〈日本でも、これまで数多くの戦争映画が作られてきました。(中略)私と同世代の若い人たちも、それぞれに関心を持って観ているんだろうと思います。  ただ、個人的には戦闘シーンは、どうしても自分とはまったく違う人間が遠い世界でやっている出来事のように感じてしまうんです。もちろん、映画としてそういう描き方があってもいい。でも、私自身が戦争映画に携わる時は、観た人が、今を生きる私たちと同じような人間がそこに居たんだ、ということを感じ取れるような作品にしたいと前々から思っていました〉(「文藝春秋」文藝春秋/15年8月号)  彼女がこのように考えたのには、二階堂のルーツが影響している。彼女は1994年沖縄県那覇市に生まれ、高校進学を機に上京するまで沖縄で過ごした。「戦争」については、他の同世代の若者より身近であった。 〈私の祖父は与那国島出身なので大きな被害はなかったようですが、とはいえ食べ物は全くなかったようですし、祖母は糸満から那覇にかけての地上戦がもっとも酷かった地域で戦争を体験しています。母は返還前に生まれているので、返還前の様子を知っています〉(「文學界」文藝春秋/15年9月号)  家庭ではこのような戦争に関わる話を聞くこともあるし、学校では戦跡をめぐり戦争について学ぶ平和学習もたくさん受けてきた。しかし、あまりにも凄惨でリアル過ぎる戦中体験の話は、彼女にとって逆に戦争を「自分と同じ人間が、その戦禍を生き抜いていた、という当たり前の事実をなかなか実感でき」ないものにしてしまい、「同じ日本人なのに、なんだか同じ人間だとは思えなかった」というほど、縁遠いものにさせてしまった。平和学習で二階堂はこんなことも思ったという。 〈小学6年生の時に、元ひめゆり学徒隊だった女性の証言を聞いたんです。それがあまりにもリアルで、正直とても怖くなって、最後には引いてしまいました。平和教育とはいえ、小学生の女の子にあの生々しい話は酷すぎると思いました〉(「AERA」朝日新聞出版/15年8月10日号)  そんななか、彼女に「戦争の理不尽さや、戦争の悲しみというものを身近に感じ」させるきっかけとなったのが、茨城のり子の詩『わたしが一番きれいだったとき』であった。 〈わたしが一番きれいだったとき/街々はがらがら崩れていって/とんでもないところから/青空なんかが見えたりした  わたしが一番きれいだったとき/まわりの人達が沢山死んだ/工場で 海で 名もない島で/わたしはおしゃれのきっかけを落としてしまった〉  この『わたしが一番きれいだったとき』は、映画『この国の空』でも二階堂が詩の一節を読み上げる印象的なシーンのフックとして使われている。彼女は茨城のり子のこの作品に出会ったときの思い出をこう話している。 〈中学生の時にこの詩に出合って、初めてその時代を生きた人の気持ちに触れることができたんです。私自身、誰かを好きになることも、生きることもまだ分からない年齢だったけれども、この詩を読んで初めて戦争を自分事として受け止めることができたのです〉(「AERA」朝日新聞出版/15年8月10日号)  平和な時代であれば、恋やおしゃれを楽しめたはずの大切な時期を、戦争によって奪われた悲しみ。そんな素朴な感情をありのままに、等身大で描いた茨城の詩で二階堂は初めて、いったん戦争が始まれば全国民が巻き添えになり、色々なものが奪われてしまうということを実感できたのだ。  そんな経験をしているからこそ、二階堂は映画のなかで、銃後の東京を生きた女性の等身大の姿を演じることに苦心した。 〈この映画では、人が殺されたり、誰かが亡くなったりする場面は描かれていません。勝った負けたもなければ、敵も味方もない。女性として一番きれいな時期を奪われる里子の気持ちを丁寧に描くことで、戦争がもたらした大きな悲劇が伝わればいいと思っています〉(「文藝春秋」文藝春秋/15年8月号)  そう語る二階堂だが、しかし、彼女は「エンターテインメント」の領域で「戦争」を扱うことも危険性も十分に理解している。「映画」という人の気持ちを惹きつける強力なフォーマットが良くない人間の手に渡ったとき、恐ろしい効果を発揮する。二階堂はナチスのプロパガンダ映画であるレニ・リーフェンシュタール監督『意志の勝利』を観て、それを感じた。この作品は、ナチスの第6回全国党大会の様子を記録した1934年制作の記録映画だが、一方で映画史としては撮影・編集において効果的かつ独創的な演出手法を使い、高揚感や臨場感を表現した作品としても知られている。 〈中学生の時にヒトラーの『我が闘争』を読んで、なんと恐ろしい、と思ったんです。言っていることは間違いだらけなのに、実際にその時代を狂わせてしまったわけですから。それには彼が持つカリスマ性をはじめ、様々な理由があります。私は「戦争が悪い」と一言で片付けるのが嫌いなんです。もちろん、戦争はあってはいけない。でも、なぜ戦争が起こってしまったのか、その時代を生きていた人々がどういう目で戦争を見つめていたのかを考えずに、「悪い」で済ませてはいけないはずです。小さなおにぎりしか配給されなかったのに、なぜ戦い続けたのか、耳を傾けたいんです。おそらく、戦うしかなかったんだ、と思います。 『意志の勝利』については、映画として素晴らしいものができてしまった、それって、とても悲しいことですよね。あの作品を作ってしまった人は、その後、作品を作った呪縛から逃れられなかったわけですから。(中略)ドキュメンタリーだって嘘はつけるんです。そこに映っている被写体の目がまっすぐだと感じ、それを信じ込んだ人が大勢いた。ならば疑問に思うじゃないですか。どうして真に受けたのか、って〉(「文學界」文藝春秋/15年9月号)  映画で戦争を描くとき、一歩間違えれば戦争の悲劇を伝えるどころか、単なる戦争賛美ファンタジーに陥ってしまうことは往々にしてある。しかし、二階堂はこう語っている。 〈ただただ感動させる戦争映画を駄目と思う気持ちもありません。そういった映画が果たしている役割も大きいはずです。最も良くないのは、終わったことだからと忘れてしまうことです〉(「文學界」文藝春秋/15年9月号)  戦争が起きたら、我々の生活はどうなってしまうのか? そのことを国民が忘れてしまったとき、そのときが戦争の起きる瞬間なのかもしれない。 (新田 樹)

嵐のCM出演料に驚愕証言「ピンなら5000万円」の真相

【アガるニュースをお届け!デイリーニュースオンラインより】
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写真はシングル「愛を叫べ」より
 TVで見ない日がないほどの人気を誇る、ジャニーズの嵐。まさに国民的アイドルグループだが、その経済効果は、一部報道では「嵐マネー」とも呼ばれ、数年前から「嵐バブル」なる言葉も生み出している。10月13日発売の「女性自身」(光文社)では、すでに6年目となるCM、日立アプライアンスシリーズの新作で、過去の偉人に扮する嵐のメンバーを2Pにわたって掲載している。  嵐を起用すれば、新たなCMが作成されるたび、このように雑誌やテレビなどでも話題となり、費用対効果はかなり高い。現に日立は、2015年に最高益を叩きだし業績をのばしているが、間違いなく嵐の功績もあるだろう。そして、それだけの結果を出す嵐のCMギャラは当然高額だ。
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略奪婚だった!? 俳優・鈴木浩介をモノにした女優・大塚千弘の肉食ぶりとは――

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東宝芸能公式サイトより
 俳優の鈴木浩介と女優の大塚千弘が8日、双方の公式サイトで結婚を発表した。  以前から知り合いだったが、今夏放送されたテレビ朝日系ドラマ『刑事7人』での共演を機に急接近。結婚へ至った理由について、鈴木は「以前から知り合いの間柄ではありましたが、この夏の共演を機に親しくお付き合いさせていただくこととなり、この度、互いの気持ちが結婚へと固まりました」。大塚も「俳優としても人生の上でも先輩の浩介さんとお付き合いさせて頂く中で、大切な事を気付かせて貰い、何においても尊敬出来る彼と日々の暮らしを供に、これからも沢山の事を共有したいと思い入籍に至りました」と説明した。  鈴木といえば、女優・蒼井優との交際で有名。早くから結婚を意識し、某女性誌ではカノジョのために5,000万円以上のマンションを購入したと報じられたが、蒼井の“心変わり”であっさりポイ捨てされた。 「結局、マンションは賃貸だったようですが、本人はしばらくショックで立ち直れなかったそうです」とはスポーツ紙記者。  一方の大塚は“恋多き女性”で知られる。ここ数年でもTMR・西川貴教やV6・坂本昌行、清水アキラの三男で俳優の清水良太郎など、そうそうたる顔ぶれと浮名を流した。  別のスポーツ紙記者は「共演者キラーな上に、ホレやすい性格。結婚秒読みといわれたV6坂本さんと破局した時なんか、ジャニーズ事務所が『あなたじゃ不釣合い』と別れさせたのかと思いきや、大塚さんが清水さんに乗り換えただけでしたからね。その清水さんとも知らぬ間に別れていて、気付いたら鈴木さんと結婚しているのですから、たいしたタマですよ」と笑う。  意中の男性を見つけたら、とにかく猛アタック。鈴木とは、交際3カ月足らずのスピード婚だ。 「実は蒼井優さんのあと、鈴木さんは一般女性と付き合っていて、自宅マンションで半同棲状態だったんですがね……。大塚さんの“略奪”もウワサされています」(芸能プロ関係者)  肉食系の大塚だけに、結婚後も安心はできない!?

藤原紀香&愛之助、「どうでもいいニュース」がなぜ乱発? バーニングめぐる報道過熱のウラ側

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紀香は今まで「どうでもいいこと」で食ってきたんだから!

 片岡愛之助と、「来春めどに結婚」と伝えられている藤原紀香。近頃連日のように、結婚の日取りや婚前旅行の詳細といった交際順調をアピールするニュースが報じられる中、ネット上での反応は一律「どうでもいい……」と冷ややかだ。なぜ世間の需要とメディアによる情報供給が、ここまでかけ離れているのだろうか。

「2人の“アツアツ”ニュース連発の一翼を担っているのが、スポーツ各紙のバーニング担当記者、通称“B担”の存在です。芸能事務所トップのバーニング系列に所属する紀香だけに、当然その動向は各紙にとって最重要事項。どこも『他紙に紀香のネタを抜かれるわけにはいかない』と、連日ネタを収集・報道しているのです」(週刊誌記者)

「エロビデオのイントロ」「どういうつもり?」、香取慎吾がKis-My-Ft2メンバーに愛あるツッコミ

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末っ子の発言は往々にして的を射ているもの

【ジャニーズ研究会より】

 SMAP香取慎吾が、10月17日放送のスペシャルドラマ『一千兆円の身代金』(フジテレビ系)と24日公開の主演映画『ギャラクシー街道』の宣伝のため、12日放送の『キスマイBUSAIKU!?』(同)に出演。後輩であるKis-My-Ft2メンバーに時に厳しく、時に愛のあるツッコミでスタジオを盛り上げ、 “先輩の風格”を見せつけた。

 メンバーそれぞれがカッコいいと思う場面を演じ、その対応を一般女性100人によってランキング付けされる同番組。オープニングトークでは「(番組を)見てるよ」と言う香取に、北山宏光が「印象的に残ってるものありますか?」と質問。「北山がすごいハマる時あるよね、見てると。なんかこの、カッコ良すぎず、かわいくふざけすぎずの、この……スゴイ中途半端な」と、数々共演機会の多い北山にさっそく辛口コメントを炸裂させた。