“フルボッコキャラ”を確立した上西小百合議員にオファー殺到の怪

uenishi0930
『小百合』(双葉社)
“西の女帝”上沼恵美子にフルボッコにされた上西小百合衆院議員をめぐり、異常現象が起きている。  上西氏は、27日放送の『上沼・高田のクギズケ!』(読売テレビ)にゲスト出演。番組が独自で実施した街頭インタビューで、300人中93%が上西氏を「嫌い」と答えたアンケート結果を受け、上沼は「こんなに嫌われてるのに、なんでお辞めにならないの? 私やったら辞めるわ」とピシャリ。「誤解を受けている」「前提条件が違う」と釈明する上西氏にイライラした上沼の舌鋒は増すばかりで「アンタは声小さいし、曖昧やし、意固地すぎるし、頑固すぎる。高慢ちきが顔に出てる。あなたは政治家には向いてない。音痴が『美空ひばりになりたい』と言ってるようなもの」とまくし立てた。  番組スタッフによれば、上沼の怒りはヤラセなしのガチンコで「収録後、上沼さんら楽屋に上西さんが挨拶に行こうとしたら、スタッフに慌てて制止されていた」という。  同番組は関西ローカルだが、その反響はすさまじく、ネットで一部始終が流れるや、アクセス数が急増。福山雅治と吹石一恵の電撃結婚を押しのけて、上西氏のニュースが1位になった時間帯もあった。決して上西氏自体に人気があるわけではないが、彼女が吊るし上げられるサマは痛快に映るようだ。 「バッシングされるのをわかっていて、平気で番組に出てきますからね。その根性はすごいですよ。しかも、数字(視聴率)を持っているんです。最近、そこに目をつけた各局からオファーが殺到しているそうです」とはスポーツ紙記者。  上西氏は10月3日放送の『めちゃ2イケてるッ!SP(仮)』(フジテレビ系)の「とにかく明るいバカ決定戦」にも、矢口真里や熊切あさ美など“お騒がせタレント”に混じって出演予定。国会が閉会した今こそ、稼ぎ時というわけか。そのシッペ返しは、選挙で味わうことになるだろうが……。

ジャスティン・ビーバーに新恋人!?

ジャスティン・ビーバーに新たな恋人が出来たようだ。2011年から2014年に間に何度も破局復縁を繰り返していた元恋人セレーナ・ゴメスとの恋愛で受けた深い傷跡や、恋愛関係におけるさまざまなシチュエーションでセレーナの反応などの経験から、今でも新しい恋人との関係の中で臆病になってしまうことがあるとジャスティン自らがコンプレックス誌のインタビューの中で明かした。 これからの新たな恋愛において、セレーナとの恋愛と比べてしまうことはあると思うかどうかという質問に対しジャスティンは「そうだろうね。いくつかのことでは傷跡を負ったからね。今デートしている子がいるんだけどさ、僕がある特定のことを言ったり、やったりすることに対して臆病になってても、実際に言ってみたら何の問題でもなかったなんてことがあるんだよ」「うまくいかなかったことはずっと忘れられないんだ。過去の恋愛の中で恋人を怒らせたようなことってやらないよね。でも新しい恋人にとっては『それがどうしたの?』って感じだったりもするんだ」と語る。 さらにジャスティンはセレーナと一緒に暮らしていたことを明かし、同棲中に激しい喧嘩をすることも多くそれが破局の原因になったと考えているようで「18歳の時に彼女と一緒に暮らし始めたんだ。自分の人生を彼女と一緒にスタートしたんだ。結婚みたいな感じだったね」「ただ女の子と一緒に暮らすにはちょっと若すぎたかな。でも僕たちはとても愛し合っていたんだ。だからそれ以外のことは何も気にしなかったんだよ」「お互いのすべてだったんだ。でもそういう関係になって自分の価値をそこに見出そうとしてしまうと、がっかりするような結果に襲われるんだよ。彼女であろうが彼氏であろうが、いつもがっかりさせられるようになるんだよ」「自分のアイデンティティーを完全に誰かに見出すことはできないんだ。でも当時は僕のアイデンティティーは彼女の中にあって、彼女のアイデンティティーは僕の中にあった」「だから喧嘩になったときに僕は正気を失ってしまっていたし、彼女もそうだったんだ。そして大喧嘩になるんだよ。だって僕らはお互いにとても深く入り込んでいたからね」と語っている。

女優転向した板野友美、中国映画への主演決定という超ビッグニュースにも「ちんちくりん」の不安

 初主演となるホラー映画『のぞきめ』が来年春に公開されるなど、このところ女優としても活動している元AKB48の板野友美(24)。彼女がこの度、中国映画『雨衣(レインコート)』に主演することがわかった。  同作は台湾、香港、中国でベストセラーとなった同名小説が原作で、日本人女子留学生と中国人男子学生のラブストーリー。板野はその日本人留学生を演じ、お相手は中国の人気歌手で俳優のDINO(李玉璽)が務めるという。来年春に中国にて公開し、その後日本で公開される可能性もあるとのこと。  実は板野はAKB48時代から中国での注目度が高いことで知られ、同国では“虎牙(フーヤー/八重歯を意味する)”という愛称で親しまれている。今年4月に開催された中国最大の音楽サイトが主催する「第三回音悦 V Chart年度アワード」で2014年度日本地域突破アーティスト賞を受賞し、また台湾でファンイベントを開催するなど、中華圏で人気なのである。  そのため今回の中国映画主演にも頷ける部分はあるのだが、ネットからは「演技力ないのに」「日本での仕事がないから?」と、冷ややかな声が続出している。  確かに板野の演技力は、決して高いとは言えない。『仮面ライダー×仮面ライダー』シリーズや、『みんな!エスパーだよ!』(カメオ出演)などの映画に出演してきたが、肝心の演技力はセリフが棒読みで表情も乏しい。さらに、女優として活動していくうえで不安視されるのは、身長が低く全身のバランスが良くない点である。154㎝と公称されているが、厚底靴を履いても身長160cm台のモデルと一列に並ぶと頭ひとつぶん以上板野のほうが小さく、子供のように見えてしまう。本人もそれを気にしてか、イベントやライブなどでは15㎝はある超ハイヒールや厚底靴を履き、プライベートショットすら同様の厚底オンリーである。ネットでは「ちんちくりん」と揶揄されることも多い。AKBの一人としてメンバーたちと歌い踊るぶんにはそれも個性だが、長身の女優や俳優たちと並ぶ演技の場においては、悪目立ち以外の何物でもない。  しかしである。もしかしたら中国はそんなアンバランスも含めて板野が高く評価されているのかもしれない。見ている側が転倒しないかヒヤヒヤしてしまうような厚底靴でも「虎牙のファッション、かわいい!」と話題を呼び、中国国内の女性たちに厚底靴を流行らせるファッションアイコンとなる可能性もある。また、日本では今、ナチュラルメイクがブームだが、国が違えば美的感覚も違う。日本では「ケバい子供」とみなされるがちな板野も、中国を拠点に、アジア圏で大ブレイクとなるか。今後の活躍に期待したい。 (シュガー乙子)

日本初!? 死刑囚が描いたイラストが小説の挿絵に!

【不思議サイトトカナより】
91mAfIjY64L.jpg
※画像:『迷宮の飛翔』(河出書房新社)
 9月に刊行された、蜷川泰司著『迷宮の飛翔』(河出書房新社)に、死刑囚である風間博子の16枚の絵が、挿絵として掲載されている。死刑囚の絵が小説の挿絵となったのは、おそらく初めてのことだろう。  ページをめくると、はっと目に飛び込んでくる、緻密で繊細なモノクロームのペン画。街の風景にしても人物の姿にしても、きわめて静謐だが、描いた者の激しい情動が封じ込められているように見える。
続きは【トカナ】で読む
      
   
					

「舞祭組は解散して」SMAP・中居『UTAGE!』終了で、Kis-My-Ft2ファン紛糾!

kis_nikaidou_aka.jpg
大変なお勤めでしたね、二階堂さん

 SMAP・中居正広がMCを務め、Kis‐My‐Ft2の派生ユニット・舞祭組やAKB48メンバーらがレギュラー出演した音楽番組『UTAGE!』(TBS系)が、最終回を迎えた。これまで舞祭組・二階堂高嗣とHKT48・指原莉乃の絡みに批判が続出するなど、さまざまな“炎上ネタ”を投下した番組だったが、唯一のレギュラーだった『UTAGE!』の終了を機に、今後の舞祭組の活動に注目が集まっている。

 昨年4月に始まった『UTAGE!』は、さまざまなアーティストがヒット曲をカバーする音楽バラエティ。レギュラー放送は28日が最後で、29日の午後9時からは『UTAGE! 秋の祭典 2時間ゴールデンスペシャル』がオンエアー。最後には「またUTAGE!スペシャルでお会いしましょう」というテロップがあり、特番で帰ってくる可能性もあるようだ。

「EXILE完全終了」の恐れも……始動した巨大プロジェクトと“総帥”HIROをめぐる警察当局の動きとは

hiro0930.jpg
「これでコケたら、シャレになりません」  そう語るのはスポーツ紙記者だ。EXILEグループの集大成である「HiGH&LOW」プロジェクトが、ついに10月にスタートする。  これは日本テレビとEXILE、三代目J Soul Brothersらが所属するLDHがタッグを組み展開する総合エンタテインメント・プロジェクトだ。2016年7月16日全国公開予定の映画を軸に、来月スタートの深夜ドラマ、「Hulu」での特別版配信、InstagramなどのSNSを連動。さらにEXILE TRIBEのグループの垣根を越えたオリジナルアルバムを制作し、来年にはHiGH&LOWの世界観を表現するライブツアーを行う。原作は完全オリジナルで、不良チームが集まるSWORD地区で巻き起こる、それぞれのチームのプライドをかけた壮絶な闘いを描く。  その先駆けとなるのが、10月21日にスタートする連続深夜ドラマ。EXILEからはAKIRA、TAKAHIROの二枚看板を皮切りに、橘ケンチ、黒木啓司、岩田剛典、白濱亜嵐、佐藤大樹らが出演。三代目からはELLY、登坂広臣らがドラマ初出演する。このほか小泉今日子、ゴールデンボンバー、YOU、早乙女太一、窪田正孝ら豪華キャストも出演予定という。 「一体いくらかかるのか、想像もできないほどの巨大プロジェクト。前クールの連ドラ『HEAT』(フジテレビ系)が歴史的低視聴率だったAKIRAが主要キャストの時点で一抹の不安はありますが、他の共演者でカバーできるでしょう。とにかくコケることは許されません」とは冒頭のスポーツ紙記者。  総合プロデューサーはEXILEグループ“総帥”のHIRO。かねてEXILEをただのダンスボーカルグループで終わらせず、ひとつのイケてるブランドにしようと尽力してきただけに、今回のプロジェクトはまさに集大成といえる。某週刊誌デスクはプロデューサー・HIROならではの“別の楽しみ方”を期待する。 「不良のストーリーだから、HIROの血もたぎるんじゃないですか。紳士的なイメージの彼ですが、若い頃はかなりヤンチャだったとか。EXILE結成後も、警察当局が彼の過去を洗っているとウワサになったこともあります。乱闘シーンも含めて、かなり生々しいモノに仕上がるはず。作品を通して、謎多きHIROのルーツを垣間見ることができるかもしれません」  コケたら「EXILE完全終了」といわれかねない今回のプロジェクト、果たしてどうなる――。

酒鬼薔薇『絶歌』を絶対に許さない“元アウトローのカリスマ”瓜田純士、新刊発売で怪気炎も路上で急襲される

urita01001_01.jpg
 瓜田、かみつき、かみつかれる!――“元アウトローのカリスマ”こと瓜田純士(35)の動きが先鋭化してきた。10月頭には太田出版から竹書房に版元を移して、前著『遺書~関東連合崩壊の真実と、ある兄弟の絆~』が文庫化されたが、その裏では怒髪天を衝くスッタモンダがあった様子。10月末には同じく竹書房から新著『國殺』が発売されることも決まったが、これまた各方向にケンカを売る作品内容だという。出版の前祝いとばかりにインタビューを行っている最中も、瓜田の怒りは収まらない。さらには取材を終えた直後、瓜田が謎の外国人にかみつかれ、警察が出動するハプニングも発生。筆致も日常もスリリング、これぞ“瓜田文学”だ!
urita01001_02.jpg
『遺書~関東連合崩壊の真実と、ある兄弟の絆~』(竹書房文庫/650円+税)
 読書の秋。作家・瓜田純士の著書が続々と発売される。ひとつは、関東連合崩壊の真実を描いた前著『遺書』の改訂文庫版(10月1日発売)。もうひとつは、時事問題を“瓜田節”で斬るオール書き下ろしの新著『國殺』(10月30日発売)。いずれも版元は竹書房だという。  それぞれの出版の苦労や、作品の見どころを尋ねるべく、瓜田の自宅からほど近い新宿三丁目の飲食店にてインタビューを行った。 ――まず『遺書』についてお聞きしますが、今回文庫化されるにあたって、版元を太田出版から竹書房へ移したのはなぜでしょう? 瓜田 太田出版とモメて、決別したからです。今年の6月に太田出版から、酒鬼薔薇聖斗こと元少年Aの『絶歌』という手記が出ましたよね。あんな変態殺人鬼の書いたものでも金になると踏んだら喜んで商品化してしまう、出版人としてのポリシーもクソもないような連中とは、袂を分かちたいと思ったんです。 ――『絶歌』の出版が、それほどまでに許せなかった? 瓜田 はい、絶対に許せませんでした。僕は、仲間同士の殺し合いを終わらせたくて『遺書』という本を太田出版から出した。きれいごとじゃなく、マジでそういう思いがあったからこそ、僕は著者印税をまったく受け取らず、その全額を犯罪被害者遺族支援のために寄付する契約にしたんです。なのに太田出版は、そんな僕の思いを踏みにじった。こっちは殺人の連鎖を止めたい一心で本を書いたのに、同じ版元、しかも同じ編集チームの手によって、似たデザイン、似たような漢字二文字のタイトルで変態殺人鬼のオナニー本を出されたら、僕はどんな気持ちになりますか? ふざけんな! となりますよね。 ――太田出版には、その意志をどのように伝えたんですか? 瓜田 担当者を呼び出して、相手が泣くまでゴン詰めしましたが、その後の会社の対応も不誠実そのもので、僕の怒りに火を注ぎました。ヤツらがいかに金の亡者で、どれだけふざけたマネをしてきたのかについては、『國殺』に実名入りで詳しく書きますので、そちらをご覧ください。 ――『遺書』を文庫化するにあたって、新たに追記したことなどはありますか? 瓜田 本文は同じでも、登場人物はすべてイニシャルから実名表記に直して、顔写真のモザイクも外し、よりリアルでドラマチックな本に仕上がっています。表紙のデザインも、まえがきもあとがきも一新しましたから、まったくのリメイクと言っていい。文庫版の『遺書』のほうが断然カッコよく、絶対に売れると思います。ちなみに『遺書』の版権を移す際にも、スッタモンダがあったんですが、竹書房の取締役にして名物編集者でもある宇佐美和徳さんが、「これだけの金を渡すから手を引け」と、相手の予想を遥かに上回る、誰をも黙らせるケンカの買い方してくれました。 ――問題はクリアになったのでしょうか? 瓜田 双方、条件面の折り合いがついて、あとは印鑑を押すだけです。 ――竹書房との縁は、いつどこで? 瓜田 ちょうど太田出版との関係がこじれて「やってらんねぇ」とイラついていた頃、たまたま竹書房の上層部の方々と酒席を共にする機会がありまして、そこで僕の心情を吐き出したところ、「瓜田純士をアウトローとしてではなく、未来ある作家としてサポートしていきたい」というありがたいお誘いをいただきました。僕を拾い上げてくれた竹書房の宇佐美さんは、かつて「実話ドキュメント」「実話時報」「近代麻雀」などの編集長を歴任されたほか、“雀鬼”こと桜井章一さんの担当編集者もやられていた方で、金よりも義理と人情を重んじるタイプ。出会いで人生は変わるといいますが、35歳にして、こういう心ある方と巡り会えたご縁に感謝しています。
urita01001_03.jpg
宇佐美氏(左)とは週に三度は会食し、互いの本音をぶつけ合う。
――竹書房のサポート体制とは? 瓜田 「面倒なことはすべて編集部に任せろ。余計なことは考えるな。小説を書きたいなら、好きなように書けばいい」と言ってくださり、主に心理的なサポートをしてくださる。おかげで僕も、書くことに集中できる。このまま作家としてなんらかの賞を取るまでは、不良っぽい話はないでしょうね。もう以前とは住む世界が違う。あづま(編注:新宿三丁目の洋食店)でビフテキを食う人は、牛丼屋の話をしないでしょ。 ――10月末に発売される新著『國殺』の内容を教えてください。 瓜田 新生・瓜田純士が、アイスピックをペンに持ち替えて、世間にケンカを売っています。酒鬼薔薇聖斗、イスラム国、ネット社会の悪、イジメ、振り込め詐欺、危険ドラッグなど、現代のさまざまな社会問題を“瓜田節”で斬っています。タブーな領域に思い切り踏み込んだ部分も多く、場合によっては問題になって出版停止になることも考えられる。でも、ただ暴露したり毒づいたりすることが目的ではなく、この生きづらい世の中を生き抜くための瓜田流のヒントを、ユーモアも交えつつ随所に盛り込みました。 ――もうすべてを書き終えたんですか? 瓜田 何事もスピード感が命です。版元からは「8月いっぱいでいい」と言われていましたが、7月にはすべてを書き終えました。執筆途中、酒鬼薔薇聖斗に告ぐ、イスラム国に告ぐ……っていう感じでコンテンツが増えていく中、「瓜田純士に告ぐ、っていうページも必要じゃない?」と宇佐美さんから言われたこともあった。冗談めかした口調だったけど、これはきっと重要課題に違いない、この課題を乗り越えた先にきっと何かがある……と確信した僕は、その翌日には自分自身に向けた原稿を書き上げていました。自分という存在に一気に集中して向き合ったから、そのあと精根尽き果ててブッ倒れましたけどね。 ――スピード感を重視する理由は? 瓜田 スピードってのは、気迫になる。気迫は人の心を動かすんです。何事も途切れ途切れにやっちゃうと、ウソになる。でもスピードは本音が出るんです。僕は昔から、今やれることはつらくても今やって、後で倒れりゃいいじゃん、っていう考えなんです。 ――素晴らしい考えですね。 瓜田 実は今日も本当は、嫁に定められた「休肝日」だったんですけど、版権移籍の件がどうにかまとまるメドがついたので、こうして宇佐美さんと前祝いをすることになりまして。「今日は休肝日だから、明日にしましょう」と断ってもよかったんですけど、やはりスピード感が大事なので「明日倒れてもいいから、今日にしましょう」となって、ついでだから情報もオープンにしちゃおうってことで、こうして急きょ、取材も受けることにしたんです。 ――そのスピード感は、いつどこで養われたのでしょう? 瓜田 ヤクザ時代だと思います。切った張ったの世界にいると、「今日という日を逃したら、明日はないかもしれない」という危機感とスピード感が自然と身に付く。実際、いつどこで何があるかわかったもんじゃないですよ。このあと店を出たところで車にひかれて、すべてがオシマイになる可能性だってあるわけですから。 * * *  その言葉を裏付けるような出来事が、直後に起きたから驚いた。取材を終え、瓜田、麗子夫人、宇佐美氏、記者の一行が店を出た途端、どこからともなく現れた酩酊状態の外国人男性が、「ハウッ…ハウッ…ハウッ…ガルルルル!」と獣のようなうなり声を上げながら、瓜田に襲いかかってきたのである。その突然すぎる敵の登場は、まるで『龍が如く』や『バイオハザード』のようであった。  外国人は目を見開き、歯をムキ出しにしたまま獅子舞のように顔を踊らせ、文字通り瓜田にかみつこうとする。宇佐美氏と記者が間に入って制止しようとするが、筋肉質な外国人はそれを弾き飛ばしながら、瓜田目がけてなおも突進。その尋常ならざる目付きや行動から察するに、おそらく危険ドラッグの影響で攻撃性が増し、錯乱状態になっているようだ。  最初のうちは相手を諭すように、冷静に対応していた瓜田。だが、外国人の指が瓜田のネックレスにかかり、そのチェーンが切れると表情が一変した。 「てめぇ、この野郎っ!」  シャドーボクシングを始め、ノーガードの顔面をわざと前に突き出しながら、先に殴らせようとする瓜田。慌てて両者の間に割って入る宇佐美氏。咄嗟にカメラを構える記者。 「純士! 大事な時期やから、絶対に手ぇ出したらアカンで!」  麗子夫人の叫び声がこだました直後、10人ほどの警察官が現場に駆けつけ、外国人は取り押さえられた――。
urita01001_04
urita01001_05
urita01001_06
urita01001_07
urita01001_08
urita01001_09
urita01001_10
外国人はパトカーに乗せられ警察署へ連行された。
 良くも悪くも目立つため、良縁も悪縁も引き寄せてしまう瓜田。竹書房の一件のように幸運な出会いに恵まれる一方で、この日のように街でケンカを売られる場面も相変わらず多い。だが、たとえ絡まれても自分からは手を出さなくなったところが、以前とは大きく変わった点だ。アイスピックをペンに持ち替えた“作家・瓜田純士”。その決意の固さを見た一夜だった。 (取材・文=岡林敬太)