井上真央『花燃ゆ』、9.9%に転落……3度目の1ケタ記録に「一番盛り上がるところなのに」

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『花燃ゆ』(NHK)公式サイトより

 井上真央が主演を務める大河ドラマ『花燃ゆ』(NHK)が、6月28日放送の第26話で9.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。初回視聴率は16.7%で歴代ワースト3位発進だった同作だが、15話の9.8%、20話の9.4%に続いて、3度目の1ケタとなってしまった。

 『花燃ゆ』は、幕末の長州藩士で思想家、吉田松陰の妹・杉文(井上)の波乱に満ちた生涯を描いているドラマ。一般的には無名ともいえる人物を主役に持ってきたことで、放送開始前から不安の声が聞こえていたが、初回は昨年のV6・岡田准一主演『軍師官兵衛』の18.9%を下回る16.7%のスタート。7話で11.6%の自己ワーストを更新し、その記録を塗り替えた20話の9.4%以降は、10~11%と低迷を続けていた。

「こいつテキ屋かよ……」“迷走する旅人”元サッカー日本代表・中田英寿がネタ切れ間近!?

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 サッカー元日本代表の中田英寿氏がプロデュースする日本酒バー「SAKENOMY Project supported by e仕事(サケノミー・プロジェクト・サポーテッド・バイ・イーシゴト)」が、 ミラノ国際博覧会開催中のイタリア・ミラノで24日まで期間限定オープンしていた。  2006年の現役引退後、日本各地を旅して日本酒や伝統工芸品など、“日本のモノづくりの魅力”を世界へ向けて普及活動を行っている中田氏だが、ネットユーザーらの反応は冷淡そのもの。 「何故こうも胡散臭いのかw」「イベントごとに店出してこいつテキ屋かよ」「またぼったくりか」「完全に終わってる商売人」「最近は日本文化の上澄み泥棒やってんのか?」「こいつは何がしたいのか全くわからん」などの声が相次いでいる。 「中田はこれまで02年の日韓W杯以来、W杯のたびに『nakata.net cafe』を出店してきたのですが、『現役時代には“サッカーしか知らない人生は嫌だ”と言っていながら、引退後はサッカーに便乗している』という声もありました。また、『TAKE ACTION FOUNDATION』を立ち上げ、元代表メンバーを集めてチャリティマッチを開催したりと、結局はサッカー絡みの活動がメインですからね。そこに来て、かつては“日本的なもの”に背を向けていたのにもかかわらず、今度はミラノ博に便乗して日本文化のPRに努めているわけですから、節操がないといえば節操がない。まあ、本人としてはやりたいことをやっているだけなんでしょうけど、どれも中途半端で迷走している感は否めないですね」(スポーツ紙記者)  最近の中田氏の話題といえば、女優の柴咲コウとの熱愛が報道されたぐらい。海外リーグで実績を残した日本サッカー界のパイオニアも引退から9年、さらに海外で活躍する代表選手が珍しくなくなった今、その威光はサッカーファンの記憶から薄れるばかり。そろそろ引退後のビジネスのネタも尽きてきた、ということだろうか。

生理のせいで心身ボロボロ? 宋美玄に聞いた、“めざめ体温”=基礎体温の重要性

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実践女子大学の講義で登壇した宋美玄先生

 女性にとって切っても切れない悩みの1つに、生理の問題があります。腰痛や倦怠感などを併発する人が多く、また、痛みを伴っても「こんなものだろう」と毎月我慢している人も少なくありません。しかし、自分の体のリズムを知ることで事前に対処できることもあるんだそう。そこで、産婦人科医学博士である宋美玄(ソン・ミヒョン)先生が実践女子大学で学生に向けて行った“めざめ体温”の勉強会に参加してきました。

◎婦人科系の不調が増えている理由
 「健康力を高めよう!女子として知っておきたいこと」と題した同セミナーでは、生理周期の基礎知識や基礎体温の初歩的な知識を中心に、女性の体のリズムについて講演が行われました。まず、宋先生は2011年に女性の初産平均年齢が30.1歳となり、日本の歴史史上初めて30歳に突入したことに触れ、これが現代女性の不調と関係があると指摘します。

 「昭和20年代は20代前半までに6~7人の子どもを産んでいたため、生理と排卵がない期間がありました。しかし平均出初産年齢が30歳を超えたことからもわかるように、現代の女性は初潮から20年近く、休む間もなく生理と排卵を続けています。それにより、卵巣ガンや子宮体ガンにかかるリスクが高まったり、子宮筋腫や子宮内膜症を発症したりと、生理の重症化や不妊の原因になる婦人科系の不調が起こりやすくなっています」と、警鐘を鳴らします。

◎排卵日を中心に変化する女性のリズム
 本来、女性の体のリズムは生理初日から次の生理までの間で、約1週ごとに4つの期間に分けられるそう。生理中である1週目はホルモンがリセットされる“リフレッシュ期”。生理が終わった2週目は排卵に向けてエストロゲン(卵胞ホルモン)という女性ホルモンが増える時期で、肌の調子が良かったりポジティブな気分になれたりと、一番過ごしやすい“ハッピー期”だそうです。この週の終わりに排卵を迎えてからの3週目は、プロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌が著しくなって便秘やむくみを引き起こす“リラックス期”に入り、プロゲステロンがピークを迎える生理直前の4週目は、疲れやすい、訳もなくイライラするなど心身ともに不安定になりやすい“スロー期”とのこと。

 このように排卵を中心とする女性ホルモンの分泌量の変化が心身のコンディションに大きく影響するため、宋先生は「自分のリズムを知るためには基礎体温をつけることが有効」としています。

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学生からの質問コーナーも設けられた

 「排卵後に分泌されるプロゲステロンは代謝を上げるので、分泌量が増えると基礎体温は0.3度くらい高くなります。そのまま2週間ほど高温が続き、妊娠しないとガクッと下がって生理が始まります。このように、基礎体温をつけることでホルモンバランスや生理周期がわかるようになるんですよ。生理開始から2週を過ぎても体温が上がらなければ排卵されていない可能性があるなど、不調を見つけることもできます」と、基礎体温の有用性を語ります。

 また、朝起きてすぐに測る体温であること、習慣化することで自身の健康管理・美容への意識が目覚めていく行為であることから、宋先生は基礎体温のことを「めざめ体温」と新たに称しました。基礎体温というワードは、一般的に妊活している女性向けという認識が強いため、「めざめ体温」とすることで一般女性にも意識的になってもらいたいんだそう。

 頻繁に頭痛を起こす人が、発症するタイミングと基礎体温表を照らし合わせたところ、生理周期によることがわかった例もあり、基礎体温をつけることでコンディションがわかるだけでなく、採血でもわからない情報が得られたり、婦人科系の病気を発見できることもあるため、「妊娠を希望する人がつけるというイメージの強い基礎体温ですが、若いうちからちゃんと“めざめ体温”を測って健康管理に役立ててほしい」と、宋先生は学生たちへ話しました。

◎めざめ体温を測るときの注意点
 ただ、基礎体温の計測には注意が必要とのこと。「基礎体温は1度に満たないわずかな温度差で変動します。起床してから背伸びをするだけでも変わってしまうので、代謝を一番反映する、目覚めてすぐの体温を測ってください。枕の下など手の届くところに体温計を置いておくのがおすすめです。最近では10秒で測れる“婦人用体温計”もあるので、それらを用いれば簡単に測定できますが、それでも測り忘れてしまったら、次の日で大丈夫。無理せず続けることが大切です」と。婦人科系の病気や生理の相談で婦人科を訪れるときにも、3か月ほどの基礎体温表があると診断がスムーズになるそうです。

 自分の心身をケアできるのは、他でもない自分自身。月に一度の生理と前向きに付き合っていくためにも、“めざめ体温”習慣を始めてみるのもいいですね。

めざめ体温習慣 -カラダのキモチ ドコモ・ヘルスケア株式会社

「軍艦巻きは、日本軍国主義の復活の証!?」解放軍機関紙が発表した珍説に、中国人も失笑

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「寿司兵器の裏側」と題された「軍報記者」の文章と写真
 日本に対し大きな関心を示しながらも、多くの偏見や誤解もまかり通る中国で、日本に関する新たな珍説が登場した。  6月19日、人民解放軍が発行する機関紙「解放軍報」の公式微博(中国版Twitter)アカウント「軍報記者」が、「寿司兵器の裏側」と題した書き込みを投稿。茨城県大洗市の寿司店が考案し、中国のネット上でも話題となった「戦車寿司」や、日本の芸大生の卒業制作「リアル軍艦巻き」について言及し、「この寿司店の主人は大いに儲かっているという。寿司は日本に根付いた伝統文化であり、その寿司を旧日本海軍連合艦隊の軍艦に模して作っており、小さな寿司が民族の心を表している。このような軍国主義を懐かしむような行動は、日本に軍国主義が復活していることの証明である」と主張したのだ。    同記者はリアル軍艦巻きについても、寿司店で提供されているものだと勘違いしているようだ。ちなみにいずれも、日本で話題となったのは2~3年前である。    大胆すぎる新説に、中国のネット民たちも、さすがに失笑を禁じ得ない様子。この書き込みには、 「薬で治せない病気もあるんだな!」 「安心しろ、復活した軍国主義はオレたちが食っちまうから」 「どんだけ低いIQの公職職員をオレたちは養ってるんだ?」 といったツッコミが相次いでいる。中には中国が誇る文豪・魯迅の名言「短い袖を見ると、すぐさま白い腕を想像し、すぐさま裸体を想像し、すぐさま生殖器を想像し、すぐさま性交を想像し、すぐさま交雑を想像し、すぐさま私生児を想像する。中国人の想像は、これだけ飛躍するのだ」という一文を引用して皮肉る人も。  これは最近、中国当局のあまりにもとっぴな締め付けや規制を皮肉る時によく使われている言葉でもある。  かつての文革時代には、ほんの些細な言動が後に別の人によって曲解され、それが原因で糾弾された人も少なくない。そういう意味では、想像力の翼を広げて難癖をつけるのは、中国の伝統なのかもしれない!? (文=佐久間賢三)

熊田曜子、ペニオクイメージ払拭できず“会見ガラガラ”! 骨盤ベルト宣伝に記者もしらけムード

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『熊田曜子 産後ダイエット』(廣済堂出版)

 タレントの熊田曜子が23日、都内で行われたダイエット向けサプリメント「天使の美活セット」の新製品発表イベントにゲストとして登場した。このイベントの趣旨は、市原隼人の妻で昨年11月に第1子を出産したモデルの向山志穂が、同サプリを活用しながら半年間でマイナス17.7キロを達成したことをPRするというものだった。そのため向山と一緒に登壇し、囲み会見にも参加した熊田に、報道陣からは「なんでいるの?」と疑問の声も上がっていたようだ。

「向山いわく、ダイエットに成功した秘訣はサプリだけではなく、熊田がプロデュースした骨盤ベルトにもあるのだとか。向山からの希望で、熊田も会見に参加してもらったそうです」(芸能ライター)

【ぶっちゃけ発言】滝沢秀明「(チャックが開いていたら)ターンして閉める、踊りの中で閉める」

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滝様はポンポンで隠すという妙技もお持ちです

【ジャニーズ研究会より】

――ジャニーズアイドルといえども、やっぱり一人の男。思わずポロリと漏らした発言から、彼らの素の顔が見えるかも!?

今回の発言者
滝沢秀明
(タッキー&翼)

「(チャックが開いていたら)ターンして閉める、踊りの中で閉めるみたいな」

 6月24日放送の『真実解明バラエティー!トリックハンター』(日本テレビ系)にタッキー&翼の滝沢秀明がゲスト出演した。滝沢といえば、2006年からライフワークとなった舞台『滝沢演舞城』(現在の『滝沢歌舞伎』)が今年10年目という節目を迎え、初の海外公演として、8月にシンガポールでの上演を控えている。初演時には史上最少年座長という大役を背負い、10年からは自ら演出も手掛け、座長としてのリーダーシップのみならず、舞台の構成力も高く評価されている。

姦通罪廃止で大人のオモチャ需要が爆発!? 韓国サラリーマンが注目する「エログッズ副業」

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「LELO SORAYAソラヤ ブラック」
 儒教文化の根強い韓国で、エログッズが市民権を獲得しつつある。韓国国内でエログッズのシェア80%を占めている卸売店コスモスのカン・ヒョンギル代表は、とある韓国メディアに、商品の売れ行きが好調なことはもちろん、最近面白い傾向が出ていると話した。それによると、エログッズを売りたいというサラリーマンたちが増えているというのだ。  会社で働きながら副業を行うサラリーマンは、韓国でも一般的。韓国では本業と別に仕事を持つことを「トゥージョブ(2job)」、2つの副業を持つことを「スリージョブ(3job)」と呼ぶが、前出のコスモスに現在、エログッズの販売に関する問い合わせが殺到しているそうだ。  多くの韓国サラリーマンが“エログッズ副業”に興味を示している理由のひとつは、今年に入って廃止された姦通罪が関係しているといわれている。姦通罪の廃止後、エログッズ市場の売り上げはなんと3倍以上にも膨れ上がった。そもそも姦通罪は、既婚者の不倫や浮気によって成立する犯罪。不倫や浮気現場に警察官が踏み込めなくなったという安心感からか、エログッズ市場の急成長にビジネスチャンスを見いだすサラリーマンたちが増えているというわけだ。  また、エログッズへの社会的なイメージも変化しつつある。日本では国産ブランド「TENGA」がエログッズ革命を起こして久しいが、韓国では特にコスモスが独占販売している「LELO」(スウェーデンのブランド)のエログッズが人気だとか。同ブランドが韓国で注目されるきっかけとなったのは、昨年日本でも公開された映画『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』だろう。同作はエロ描写が話題となった作品で、劇中で使用されているエログッズが「LELO」のものであったことから、一気に認知度が高まった。  また、今年1月に韓国国内で公開された映画『ワーキングガール』というセクシャルコメディには、エログッズ店の女性オーナーが登場。同役を演じたセクシータレント・クララをはじめとするキャスト陣が「エログッズへの偏見が払拭され、オープンになるといい」などと発言し、エログッズ界に“エール”を送った影響も少なくない。    姦通罪の廃止と社会的なイメージの変化によって、上昇気流に乗った韓国のエログッズ市場。2~3年前までは、オンラインショップに対する規制によって四苦八苦していたが、このブームは当分続きそうだ。 (文=梅田ナリフミ)

熱愛報道の本田翼と三浦翔平 2人のキューピッドは『ONE PIECE』と『NARUTO』だった!? 本田には意味深な変化も…

オタクに"なるほど"面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より

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『ほんだらけ』(SDP)
 今月23日、俳優の三浦翔平と女優の本田翼の熱愛が報じられた。報道によると、2人は2013年に共演したドラマ『ショムニ2013』(フジテレビ系)をきっかけに親しくなり、“マンガ”といったインドアな趣味で意気投合したという。マンガが結んだ熱愛ということだが、この2人をつないだマンガとは一体なんだったのか? それぞれの過去のインタビューなどを手がかりに探ってみよう。  本田、三浦の両者は、これまでさまざまな場でそれぞれマンガ好きを公言している。本田に至っては、13年に発売した自身の写真集『ほんだらけ』(SDP)のコンセプトを“マンガ週刊誌”にするほど。2人の過去のインタビュー記事などから、それぞれマンガにかける思いや好きなマンガを簡単にまとめると、以下の通り。 「おたぽる」で続きを読む

不食によって神の力が手に入る!? 榎木孝明で話題の“不食”本を読んでみたら…

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水やコーヒー等だけで30日間の「不食」に挑戦したという榎木孝明氏(「榎木孝明 オフィシャルサイト」より)
【本と雑誌のニュースサイトリテラより】  約1か月にわたって水分しか摂らない“不食”を実践したことで世間を驚かせた俳優の榎木孝明氏。記者会見では宗教のかかわりを否定し、「食べなくても生きられることを自分の体で科学的に調べてみたかった」と説明した。  だが、先週発売の「週刊文春」(文藝春秋)は、そんな榎木氏と“あるスピリチュアルセミナー”のつながりを指摘している。  同誌によれば、榎木氏は2013年5月にあるセミナーのオープニングイベントに参加。〈元ビジネスコンサルタントの男性が、自然医療を推す女性医師や多くの覚醒者たちと立ち上げたプロジェクト〉だというが、〈彼らが主催する覚醒セミナーへ参加すると、人生の悩みが消え、自分や周りの人の病気にも変化が現れる〉というキナ臭さ。  しかも、このセミナーには『おかげさまで生きる』(幻冬舎)がヒットした東京大学病院の矢作直樹医師も参加。 本サイトでも以前、紹介したように、矢作氏といえば救急部・集中治療部部長であるにもかかわらず著書ではオカルティックな言説を垂れ流し、さらには“霊感セミナー”疑惑も取り沙汰された人物である。  榎木氏はセミナーへの参加について、同誌のインタビューに「参加したのは事実」と認めながらも、「知人に連れられて、よくわからず行ってしまった」とセミナーとの関係を否定。しかし矢作医師については「仲がいいんです」といい、「(矢作氏が)批判されていることも知っていますが、彼は勇気を持ってやっている」と褒め称えてさえいる。  榎木氏がいくら否定しても、彼自身と“不食”というキーワードから漂ってくる非科学的な匂い……。果たして“不食”とはどのようなものなのか。それを知るために、“不食”ブームをつくったといわれる『不食 人は食べなくても生きられる』(三五館/2004年)を読んでみることにした。  同書の著者は“実践思想家”なる肩書きをもつ山田鷹夫氏。著者プロフィール欄には、このように記されている。 〈大手電力会社での十六年間のサラリーマン生活をバッサリ捨てて、思索の生活に入り何年になるのだろうか〉  いや、自己紹介で「何年になるのだろうか」と訊かれても! 初っ端から不意打ちを食らってしまったが、つづけて1ページ目を開くと、今度は全裸で局部を葉っぱで隠すという懐かしの“はっぱ隊”ルックの山田氏の衝撃的な写真が(しかもスキンヘッド)。だが、たしかに50代前半(当時)とは思えぬスタイルを保持していることだけはよくわかった。  しかし、読者として気になるのは、スタイル云々よりも、どうやって空腹を紛らしているのか?ということや、なぜ物を食べずに平気でいられるのか?ということ。きっとそうした実践の記録が書かれているのだろう……。そう思ってページをめくると、こんな言葉たちが待ち構えていた。 〈これまでは許されていなかった。食べずに生きるということが許されていなかった。だが新しい世紀を迎えた今だから、新しい太陽として、新しい光として不食は公開を許された〉 〈新しい希望を宣言する。コロンブスが「地球は丸い」と宣言したように〉 〈あなたたちを代表してこの国の希望を語ろう。それは地球の希望であり、人類の希望であり、さらには宇宙の希望である。神の希望でもある〉 〈扉を開くのは友よ、あなただ〉 〈「人は食べられなくても生きられる」このたった一つの宣言で新しい日本を開く。閉塞した社会だからこそ、生まれる僥倖だ〉  太陽、光、希望、神、宣言……なんだか宗教の本を読んでいるようだが、これは不食の本であったはず。だが、〈不食が可能である根拠〉として挙げられているのも、なぜか“クローン羊のドリー”の話だったりして、頭は大混乱。  なんでも、クローン羊は乳腺細胞から誕生したといい、〈個別化された乳腺細胞が逆進化して全能性を持つ細胞に復帰した。(中略)その手法が何であったかというと、(中略)栄養を絶ったのである。つまり断食状態にしたのである〉という。そして、山田氏の思考は羊から人間へ向かうのである。 〈単細胞が断食で、ものすごい能力を手に入れた。それならば複合体である、細胞からなる人間の身体そのものに断食を与えたらどうなるか。(中略)超能力に到達できるのでは〉 〈不食によって初期化されたらどのような能力を獲得するか? 神の力を手に入れる!〉  なんだか「手に入れろ、ドラゴンボール!」「ポケモン、ゲットだぜ!」に相通じるノリの良さが愉快だが、まさか不食によって超能力だの神の力が手に入るかもしれないとは、もうこれは科学でも何でもない上に、〈不食が可能である根拠〉にもなっていない。というか、ただの願望である。  実際、“ものを食べなければ餓死するのでは?”という問いに対して、山田氏はこう述べている。 〈人は餓死で死ぬのではなく、餓死の恐怖で死ぬのだと。(中略)詭弁だと思われるだろうか? 僕はまじめだ〉 「まじめだ」と言われたら、はいそうですか、としか返しようがない。だが、不思議なのは、多くの人にとっては食べることは楽しいことである。それをなぜ食べるものはあるのに、食べないとあえて拒否するのか。しかし山田氏に言わせると、不食には“不食のエクスタシー”というものがあるらしい。 〈ほしい物がないという歓びだ。食べたいものがないという歓び。この延長として、人間の歓びではない状況、仕事がない、お金がない、セックスがないという歓びをどう伝えられるだろうか〉  煩悩を絶つ。これは多くの宗教で悟りを開くために謳われることと同じだが、もしかすると“不食”の根源にあるのは、この“世俗的な欲に打ち勝つ歓び”なのかもしれない。事実、榎木氏も不食11日目に〈欲は自分でコントロール出来る事を実感します〉とFacebookに綴っている。そして、山田氏も〈自慢できる魚沼のコシヒカリを作っていながら、僕は食べていない!〉とハイテンションだ。  ただ、やっぱり気になるのは、この“不食”の思想には、疑いようもなくスピリチュアル要素が入っているという点だ。榎木氏は〈どの宗教にもオカルトにも一切荷担はしていません〉と述べてはいるが、会見では「おそらく空気中から人間はエネルギーを取れますね」という驚きの発言を行っている。じつは、山田氏の本でも〈人間は食以外でもエネルギーを摂取して生存を継続できる〉と書いてあるのだが、当然のことながらこれに科学的根拠などまったくない。  また、榎木氏は過去にも、「催眠療法を応用して前世を人に見せることも…(できる)」「もう何百回 転生してますから…」(「FLASH」10年10月5日号)と述べたり、「ダライ・ラマは、とっても霊格の高い方」(「ELLE japon」1991年7月20日号)とインタビューに答えたりなど、結構なオカルト度であると見受けられる。ほんとうに榎木氏はその自覚がないのか、はたまた隠しているのだろうか……。  というわけで、安易な気持ちで“不食”に手を伸ばすのは、いろいろな面で危なそうなので、お気をつけいただきたいと思う。 (大方 草)

タクシー運転手に激怒! 松本人志の怒りは一般人へ……“大物”ゆえ「同業者に怒れない」苦悩

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 6月21日放送の『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで』(日本テレビ系)において、松本人志が、タクシー運転手へ怒りをぶちまけたことが話題となっている。  事件は知人を食事に招待したのち、タクシーを呼んで送り出した際に起こった。「ちゃんと送ってください」と松本が運転手に3,000円を渡した。料金は1,000円ほどだったため、知人が「お返ししたいので」とおつりをもらおうとしたら、運転手が「これは俺がもらったもんや」と返金を拒否されたというものだ。松本は激怒し「そこまで人を嫌な気持ちにさせられるか?」と問いかけた。  この件に限らず、最近の松本は一般人へ怒りをぶつけることが多い。無断での撮影行為(盗撮)や、店員の失礼な対応といったものだ。確かに理不尽ではあるだろうが、なぜそこまでキレるのだろうか? 「往年の『ガキの使い』のフリートークではおなじみですが、かつて松本さんの毒舌は、同業者である芸能人に多く向けられていました。しかし、それは彼が売れ始めた若手芸人だったからこそできた芸当です。若手の大物イジリは、芸能界の伝統ですからね。いまや大物となった松本さんが、『◯◯が嫌いや』と発言すれば、それは圧力になってしまいます」(業界関係者)  確かにダウンタウンは、ウッチャンナンチャンやとんねるずらが名を連ねる“お笑い第三世代”のトップランナーといえる。松本の発言、あるいは若手芸人から松本「への」発言の一言一句にはピリピリとしたムードも漂う。実際、吉本の若手芸人は評価の分かれる松本の映画について「良いとも悪いとも言ってはいけない」状態に置かれているようだ。 「つまり、松本さんが大物になりすぎたので、芸能界をギスギスさせないための無難なネタとして、一般人への怒りが出てきているのではないでしょうか。もちろん本当に失礼な一般人も多く、盗撮などは芸能人全般が被害を受けているので、松本さんが代表として一喝しているともいえます」(前同)  松本はベストセラーとなった『遺書』『松本』(朝日新聞社)においても、お笑いを論ずる素人、スポーツ中継、テレビ業界などさまざまな対象に怒りをぶつけている。松本の笑いの大もろには、“怒り”があることは確かだろう。 (文=平田宏利)