21日に最終回を迎えたEXILE・TAKAHIRO主演連続ドラマ『ワイルド・ヒーローズ』(日本テレビ系/22時30分~)に、視聴者から思わぬ評判が聞こえてきた。 同作は、日本テレビが今クールより新設した「日曜ドラマ」枠の第1弾。TAKAHIROのほか、EXILEの岩田剛典、佐藤大樹、黒木啓司、劇団EXILEの青柳翔、野替愁平、八木将康といったEXILE系メンバーをそろえた“EXILE一族ドラマ”として注目された。 開始当初は、高校時代の7人組悪ガキグループ「風愛友(フー・アー・ユー)」が10年後に再集結し、ヤクザから少女を守るという単純なストーリーであったが、“謎の集団”や警察、宗教団体「かがやきの方舟」など登場人物が増えるにつれ、ハチャメチャな展開に。最終回では、「レインマン」なる黒幕が少女の母親であることが判明。「レインマン」の継承者である少女は、11歳の誕生日に“自分の父親を殺す”という通過儀礼をさせられそうになるが、そこへ「風愛友」が駆けつけ、少女を助ける……という展開で幕を閉じた。 ネット上では、「最後まで茶番劇(笑)」「あ~、ラストまで薄っぺらくて最高!」「深く考えて見ちゃ、いけないドラマだった」「こんな笑えるドラマ、初めてw」「続編があるなら、めっちゃ見たいww」「味のない料理を食べた気分」と揶揄しながらも、満足げなコメントであふれている。 また、EXILE系俳優たちの演技に対し、「セリフの棒読みがひどい!」との声が相次ぎ、中でもTAKAHIROの役名が「キー坊」であることから、「キー棒、最後まで棒だなww」「キー棒の棒ぶりは、くせになる」といった声が見受けられる。 「以前、連ドラ『町医者ジャンボ!!』で初主演を務めたEXILEのMAKIDAIが、目に余る“棒演技”であったことから、『ジャン棒』などと揶揄されたが、『ワイルド・ヒーローズ』は主演のTAKAHIROを『キー棒』と呼ぶ視聴者が続出。ただし、演技力不足に嫌悪感を抱くというよりは、温かい目で見守りながら、“EXILEクオリティーを楽しむ”という視聴者が増えている印象。そのためか、同作は22時半スタートと微妙な時間帯ながら、プライム帯で放送されていた山下智久主演『アルジャーノンに花束を』(TBS系)や、斎藤工主演『医師たちの恋愛事情』(フジテレビ系)などを上回る全話平均視聴率8.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。EXILEクオリティーの演技には、シリアス路線よりも、このくらいぶっ飛んだ脚本のほうが合っているのかもしれません」(テレビ誌記者) “棒演技”が世間に浸透し、新たな面白さを生みだしたともいえるEXILE一族。現在、EXILEの所属事務所・LDHと日本テレビが共同で手掛けるEXILE一族総出演ドラマ『HiGH & LOW STORY OF S.W.O.R.D.』の企画が進行中だが、こちらも目が離せない!?
日別アーカイブ: 2015年6月22日
「元少年A」のゴーストライターは誰だ!? 幻冬舎・見城徹氏との怪しい関係とは?

「週刊新潮 2015年6月25日号」(新潮社)より
韓国の反同性愛団体はソウルの中心でホモフォビアを叫ぶ
さてワタクシ、「“生”と“性”の多様性」をお祝いするための『東京レインボープライド2015』による、パレード&フェスタを2回にわたってレポートしました。参加者たちが思い思いの「自分らしさ」を表現しながら、青空の下を歩くこのパレード。記事は小姑根性丸出しでいろいろ書いてしまったものの、参加者たちのキラキラの笑顔を見ていて、実はちょっとウルっときていたんです。
このハッピーな空気にまた浸りたい! そう思ったので旅行も兼ねて、6月9日から28日まで韓国はソウルで開催される、クィア文化祭りの初日に足を運んでみました~。クィアというのは直訳すると「奇妙な」「風変わりな」という意味。いわゆる「フツー(と思われる)の性的指向」ではない人へのネガティブな言葉だったけど、いまではセクシャル・マイノリティを指す言葉として肯定的に使われています。
しかし韓国は今、「MERS」(中東呼吸器症候群)騒動のまっただ中。到着したのは日曜日なのに、金浦空港も心なしか人が少なめだし、10人に3人程度の割合でマスク姿も……。
気をとりなしてオープニングイベントが行われるソウル市庁前の広場に足を運ぶと、妙なお歌が聞こえてくるよ……? なんとクィア文化祭りに反対を唱えるキリスト教系団体が、『ともだち賛歌』の絶唱に合わせながら、韓国国旗をフリフリしてるではありませんか! そしてその周りには、
「子供にとってはパパとママが一番」(異性婚が一番だと言いたいのね)
「STOP 同性愛」
「同性愛 同性婚 OUT」
などと書かれたプラカを掲げる人たちが……。
もちろん信教の自由こそは認めるけれど、愛について語る一方で同性愛者は排除するなんて、あなた方がお歌いになられているそれの、「ロビンフッドにトムソーヤー~みーんな僕らの仲間だぞ~」という歌詞に反してないか? さらに、
「エイズ患者が公的保険を食い尽くす」
「アナルセックスをすると5年以内に死ぬ」
なんてトンデモ言説まで飛び出す始末で、かなり胸焼け気味になりました……。
周囲を見ると、警察を挟んでプラカを掲げるキリスト教系信者と、おそらくイベントを見るためにやってきたであろう青年が、言い争いをしている模様。Oバックいっちょで歩くパレード参加男性の写真を使いながら「朴元淳(パク・ウォンスン)市長様 私達幼い子女たちを保護してください。ソウル広場同性愛祝祭を 児童生徒の親たちは反対しています!」とあるプラカに対して、彼は怒りの声をあげていたのだ。
「いくらモザイクをかけたといっても、これでは誰だかわかるだろ!」ーーなんでも写真に掲載されているのは友人で、反対団体に使用許可など出しているはずもない。なのに肖像権に配慮せず勝手に利用したことを、彼は怒っていたのだ。ほどなくして写真の主も駆けつけ、肖像権侵害で訴える意志を表明したけど、逆に2人の方が警察に、その場から離れるように指示されていました。
さらに同じ場所で開かれていた、軍刑法の人権改善を要求する記者会見に対しても、反同性愛団体関係者は「これでもか!」という具合にプラカを見せつけにかかります。手にレインボーのペイントを施し、レインボーのミサンガを巻いていた記者会見の参加者が、今にも崩れ落ちそうな表情で彼らを見ていました。
◎アナルセックスでは死なない(当たり前)
無理もない。同性愛は趣味ではなく属性なのに、なぜ勝手な理屈で糾弾されなくてはならないの? 韓国語がよくわからないワタクシはかける言葉を持たず、この方に東京のパレード会場で購入した「SUPER ALLY(LGBT支援者の意味)」バッジを見せるのが精いっぱい。でも少し笑ってくれたので、ほっとした気持ちもなりました。
ちなみに帰国後、知人のゲイ男性に「アナルセックスすると5年で死ぬらしいって韓国で言ってた」と話したところ、
「5年以上前にしたけどまだ生きてるし。アナルが5年ならオーラルセックスは何年で死ぬの? 病気で死ぬの? 罪で死ぬの? ゴム使えば延命するの?」
と、疑問を抑えきれない様子でした。彼自身、社会にも神様にも認められていないと悩んだ時期があったそう。だからこそ、
「クィア文化祭りの『愛せよ、抵抗せよ、クィアレボリューション』を自分も熱く叫びたい! 生き方はひとつじゃないし、君は間違っていない! 抵抗はカッコいい! 世界中に味方はいる!」
ステキなメッセージまでいただいてしまいました。そう、抵抗はカッコいいし、マイノリティはひとりじゃない。
28日には広場を起点にしたレインボーパレードが開催されることになっているけど、警察はスタート地点からすぐ近くの場所を、反同性愛団体による集会使用にOKを出したのだとか。ってことは、パレードが妨害されることもありそう……。「自分らしい性」を踏みにじられたくないから、私も応援に駆けつけることにしました! だからぜひ皆さんも、一緒に連帯しませんか?
(写真・文=久保樹りん)
芸能界から総スカン! 家賃を払えない熊切あさ美に「1本5,000万円」AVオファー殺到中!?
16日に東京都内のスタジオで、元ライブドア社長の堀江貴文氏とニコニコ生放送『堀江貴文×熊切あさ美の恋愛対談』に出演した熊切あさ美。 同番組では堀江氏から、片岡愛之助との“別離騒動”の核心について聞かれると、今月5日「とっくに終わってます」と“破局宣言”した愛之助に対し、「いくら私でも別れ話が出たらわかる」と、改めて別れ話が出ていなかったことを主張。しかし、番組終了後、トークイベントに出演した堀江氏に「いきなり泣き出した。たぶん、作り泣きだと思う」とバッサリぶった切られた。熊切にとって、あまり出演のメリットはなかったようだ。 「番組終了後、『スポーツニッポン』の独占取材にも応じていたが、そこでも涙を流していた。熊切にとって泣くことぐらい朝飯前で、堀江氏には簡単に見破られてしまった。ここに来て、熊切の記事は、以前から熊切の恋愛相談に乗っていた熟年芸能ライターのX女史が、一連の報道を仕掛けていることも明らかに。X女史が記事を振っている媒体の(熊切の知人)などと書かれたコメントは、熊切本人のコメント。ただ、熊切は以前から自分に都合がいいようにウソをついたり、“虚言癖”で周囲を振り回すところがあり、それで事務所を転々としている。愛之助との“秘め事”は2人しか知らないことで、愛之助が口を閉ざす今、熊切は“言ったもん勝ち”の状態。このままだと、好感度が上がるはずがない」(芸能デスク) そんな背景もあってか、愛之助は騒動の渦中だった今月9日に大阪市内で行われたトークイベントで「死ぬまでに真実を本に書きますよ」と、本音とも思える発言で笑わせたが、熊切は今後、芸能界以外のフィールドでの活躍が求められることになりそうだ。 「ニコ生の番組のエンディングでは、化粧をしている時とほとんど変わらないすっぴん姿を堂々と披露。年齢の割には、グラビアでも活躍していた若いころとあまり変わらない見事なスタイルをキープしているが、業界関係者の間では、すでにいろいろなパーツを“工事済み”ともっぱらのうわさ。大手芸能プロの所属時、今は同プロの役員となった担当者にいろいろ不義理をしてしまい、そのことが業界に知れ渡っているので、今後もテレビのオファーはなさそう。それよりも“崖っぷちアイドル”を名乗ってから殺到している、AVデビューのオファーをめぐって各社の争奪戦が激化しそう。今の熊切なら、AVでは破格とも言える、1本5,000万円クラスのギャラが提示されそう。愛之助との同居解消で、28万円の家賃を払う当てがないことを打ち明けた熊切だが、今後は一転セレブ生活か」(芸能プロ関係者) 今後は別の意味での“露出”が増えるかも!?『堀江貴文×熊切あさ美の恋愛対談 - 2015/06/16』ニコニコ生放送より
ベン&ジェニファーがいよいよ離婚!? 自宅前に引っ越し業者のトラックが……
<p> 昨年末から連日のように「離婚秒読み」報道が流れている、ベン・アフレックとジェニファー・ガーナー夫妻。2人は2003年に映画『デアデビル』で共演したのだが、撮影中ジェニファーは既婚者で、ベンも歌手ジェニファー・ロペスと婚約中だった。しかし2人ともパートナーとはうまくいっておらず、04年に離婚/破局。その後に急接近し、仕事もプライベートもうまくいかずイラついていたベンは、自信を取り戻してくれたジェニファーに夢中になり、すぐさまプロポーズ。05年6月29日にゴールインした。<br /> </p>
NMB48・渡辺美優紀が、またまたテレビ動画を違法拡散中! 運営はなぜ、みるきーの愚行を見過ごすのか?
NMB48とAKB48を兼任する“みるきー”こと渡辺美優紀が、自身の公式Twitter上で、また違法動画を拡散している。 フォロワーが40万人以上と、AKB48・渡辺麻友をも上回る渡辺だが、20日、ファンが違法アップロードしたテレビ番組等の動画を2度にわたり引用。さらに、このファンのツイートに「ありがとう」などの言葉を添えて返信している。 渡辺といえば、先月中旬頃にも同様に、違法動画・静止画の引用返信を連投。ネット上では「おバカなのかな?」「芸能人の自覚がない」「運営は教育してないの?」といった批判が相次いだが、本人は一向にやめる気配がない。 さらに、元AKB48の篠田麻里子は昨年11月、警察庁の支援のもと設立された不正商品対策協議会主催の「不正商品撲滅キャンペーン」のイベントに“キャンペーン隊長”として出席。「多くの制作関係者が大切に作ったものを守る社会であってほしい」「作り手の1人として、不正商品、違法ダウンロードは絶対いけないことだと訴えていきたい」と力強く訴えたが、残念ながら現役メンバーの渡辺には届かなかったようだ。 また、先月9日にはSNH48とSKE48を兼任する宮澤佐江が、Twitter上で「うわ!今日のAKB48SHOWで『僕たちは戦わない』O.A.だったんだ!(◎_◎;)我ながら見たかった。。。誰か!!!ようつべにあげてくれ。笑」と、テレビの映像をYouTubeにアップロードするよう、ファンに促す内容を投稿。間もなく、この投稿は削除されたが、本人の自覚のなさや、運営や所属事務所の教育を疑問視する声が相次いだ。 「渡辺の度重なる引用返信は、ファンに『テレビの映像をアップロードすれば、本人に返信がもらえる』と思わせてしまっていることも問題。過去の問題の引用返信も消していないようですし、運営サイドはなぜ、テレビ局やDVDメーカーなどがマイナスになるようなこの違法行為を見過ごしているのでしょうか? プロ意識の高いハロプロだったら、こんなことは起きないと思いますよ」(芸能関係者) 一度、騒動になったにもかかわらず、違法動画の拡散をやめようとしない渡辺。「ファンを大事にすれば、なんでも許される」と勘違いでもしているのだろうか?
指一本で表現される静謐ないやらしさ――川端康成の『雪国』を“官能”として読む
『雪国』(新潮社)
■今回の官能小説
『雪国』(川端康成、新潮社)
日本の名作純文学の中には、実は「性を美しく表現した」作品も数多く存在している。中高時代に課題図書だった作品や、幼い頃に教科書で目にした作品を、大人になってから読み返すと、その繊細な性描写に圧倒されることがある。年を重ねてからこそ気づける機微――大人になるとジャンクフードを敬遠して、出汁の染みた煮物を欲しがるように、私たちの感性は日々少しずつ変化している。
今回ご紹介する『雪国』は、川端康成の代表作としてあまりにも有名だ。冒頭の「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」は、現在も“名文”として語り継がれている。
金、女、野望、復讐……柳沢きみお『青き炎』と『DINO』に学ぶ、アウトローな生き方
女性にとって、結婚したい男と付き合いたい男は違う。金持ちで優しい男が結婚相手としては理想だけど、付き合うんならどこか翳があって、ちょっと危険でワルな感じのする男がいい、というのが昔からの定説ですよね。もちろん、男目線で見ても憧れるのは後者のような男じゃないでしょうか。 今回ご紹介する柳沢きみお先生の『青き炎』と『DINO(ディーノ)』は、まさにそんな主人公が登場します。どちらもイケメンで高学歴、スポーツ万能という誰もがうらやむ天賦の才能を持ちながら、自らの野望達成のため、あえてドス黒い悪の道に進んでいくというピカレスク・ロマンです。 『青き炎』は、金と権力を手に入れるために徹底的に女を利用し、時には殺人も厭わない。そんなダークネスな男の一代記です。 主人公は海津龍一という高校生。成績優秀、スポーツ万能、おまけにイケメンという三拍子そろった男子なのですが、高校では友達を作らず、部活にも所属せず、おまけに家族とも折り合いが悪く、父親に「何を考えてるのかさっぱりわからん」と見捨てられている状態。筋金入りの一匹狼です。愛想がないので「氷のような人間」として男子からは嫌われていますが、イケメンでクールなので女子からは人気があるのです。性格が激悪でもイケメンならモテるという、実にわかりやすい事例です。 そんな龍一がどれだけ危険でワルな男なのか、ダイジェストで紹介しましょう。個人的には、絶対友達になりたくないタイプです。 高校生なのにホステスを愛人に持ち、しかもその女に貢がせている。 ホステスと二股をかけて、カネ目当てで大病院の娘と付き合う。娘の父親を脅して、手切れ金1,000万円を請求。 頭がいいので、ちゃっかり慶応義塾大学に合格。テニスサークルに入部して、モテモテ。 入部早々、速攻で部長の彼女に手を出して部長の怒りを買い、テニスの試合でボコボコにされるが、サークルを休んでテニススクールで1カ月特訓を積み、部長にリベンジ。今度は龍一が圧倒的な勝利を収め、部長に赤っ恥をかかせてサークルから追い出します。 テニサーと並行して、ディスコの黒服バイトを始めます。女殺しテクに磨きがかかり、ホストやヤクザとも付き合いだして、さらにタチが悪くなります。 究極のお金持ち、住菱財閥のお嬢様に目をつける。お嬢様がラグビー好きと見るや、ラグビー部にサクッとくら替え。運動神経バツグンなので、すぐに大学の代表選手に選ばれる。もちろん龍一の狙いは、住菱財閥に婿入りしてカネと権力をゲットすることです。 住菱財閥の婿入りが不可能と見るや、6つのビルを所有する未亡人オバさんにターゲットを変更。オバさんを言葉巧みに口説き落とし、結婚にこぎ着けた後、速攻で交通事故に見せかけて殺してしまい、念願のビルオーナーとなります。そしてババア殺しの疑いをかけてきた親戚は、ヤクザを使って脅して黙らせます。 資産ゲットでついに野望達成かと思いきや、その後の展開では、予想外の転落が待っているわけですが……。 「大企業の社長になれた!? ふん、それがどうだって言うんだ。しょせんサラ公じゃねーか! そんなのになって大喜びしてるヤツもしょせん三流野郎だ!」 「本当のエリートってヤツを教えてやろう。自由に生きていて、若くして成功したヤツだ。それがエリートだ」 龍一のこんなセリフに象徴されるように、社会の歯車たるサラリーマンを徹底的に蔑み、イケメンと明晰な頭脳を徹底的に悪い方へ利用するという、バブルが生んだドス黒いアンチヒーローなのです。『青き炎』(実業之日本社)
一方、『DINO』は老舗デパートが舞台であり、主人公の家族を不幸に追い込んだ奴らへの復讐をテーマにした壮大なストーリーです。 主人公の菱井ディーノは丸菱デパート7代目社長、菱井丈一郎の息子です。しかし丈一郎は、丸菱デパートの番頭格であった樽谷一族にクーデターを起こされ、追放されてしまいます。その後、丈一郎は酒に溺れて死亡、母は家を出ていき、ディーノは親戚をたらい回しにされる不遇な少年時代を送ります。 高校に入学したディーノは、父が遺品として、1軒の家とフェラーリ・ディーノ206GTを遺してくれていたことを知って感激し、亡き父のために樽谷一族へ復讐して丸菱デパートを取り返すことを決意します。 いきなりオープニングの「お父さん、いよいよだよ」というセリフのあと「天罰を与えるべき者」という復讐リストがドバーンと出てきます。そこには樽屋一族をはじめ、クーデターに参加した当時の重役たちの名前がズラッと並んでいます。丸菱デパートに潜入して、このリストに載っている奴らに一人ずつ復讐していこうというのです。 復讐のため、養子先の杉野姓を名乗り、杉野ディーノとして東大を卒業後、トップの成績で丸菱デパートに入社。早速、幹部候補生となります。もちろん、イケメンでスタイルも抜群なので、デパート内の女子にモテまくり。新卒のくせに、配属された売り場内の女主任を速攻で口説く手の早さ。さすが、東大卒イケメン。 「なにもこんな30にもなったオバさんを抱かなくても、キミならいくらでもいるでしょ」 「ふう、僕はアナタくらいの年上の人が好きなんだ」 甘いピロートークで、女主任から丸菱デパートの内部事情を夜な夜な聞き出します。もちろんこの女主任は、ディーノが復讐するための情報源にすぎません。そして主任から得た情報を元に、矢継ぎ早に復讐を実行していきます。 最初のターゲットは曽根崎専務。専務に復讐する足がかりとして、コネ入社の息子・曽根崎フロア長を狙います。深夜のオフィスで女子社員とエッチする性癖のある曽根崎フロア長を背後から襲い、素っ裸のまま縛り上げ、翌朝フロア中の晒し者に。 息子の失態により、流通センターに左遷された曽根崎専務。しかし、ディーノの怒りはその程度では収まりません。追い打ちを掛けるように流通センターへ忍び込んで、放火するディーノ。曽根崎専務はショックで心筋梗塞を起こし、再起不能に。そう、これがディーノ流の天罰なのです! 2人目のターゲットは登戸副社長。登戸には溺愛する一人娘・恵がいます。ディーノは松野という偽名で恵に接近し、口説き落とします。そう、東大卒イケメンなら、どんなにうさん臭い偽名でもナオンを口説けるんです! 自宅に呼び寄せ、酒でベロベロに酔わせた恵の裸体を撮影。その写真を登戸副社長宅に送りつけます。登戸は怒りのあまり、朝帰りの娘の首を絞めて殺してしまい、そのまま失脚です。天罰……怖すぎですね。 このようにディーノは女から得た情報を元に、ターゲットのウィークポイントを徹底的に突く、ヤクザ顔負けの発想で冷徹に復讐を実行していきます。なんというガチすぎる復讐。東大卒イケメンのくせに、とんだ大悪党です。 この先も、ラスボスである樽谷会長を目指して着々と復讐を敢行していくのですが、ツッコミどころも豊富な作品です。 まず気になるのが、主人公の菱井ディーノというキラキラネームっぷり。名字を変えて杉野ディーノになっているので、先代社長の息子だとはバレていない、という設定なのですが、そもそもディーノっていう名前が個性的すぎて、普通にバレるだろという気がします。しかし作品の後半になるまでそのキラキラネーム問題はスルーで、散々復讐しまくった「え、今さら?」というタイミングで、ディーノという名前は目立つからマズい……となり、杉野一郎へと強引に改名します。一郎って……急に変えすぎだろ! そのディーノという名前は、ディーノの父親・丈一郎の遺品でもあったフェラーリ・ディーノ206GTから取られているのですが、息子にスーパーカーの名前をつけるという発想もすごいですよね。そんな作品なので、本編の復讐ストーリーとは関係なく、柳沢きみお先生のフェラーリ偏愛ぶりが遺憾なく発揮されています。作品中にまったく脈絡なく「フェラーリの名車たち」というミニコーナーが割り込んできたり、「この車は男が一人で走らせるためにある。この車は男の汗だけを求める」みたいな、イケてるフェラーリポエムが突然挿入されたりするのも特徴となっています。特にフェラーリに興味がない人には読んでいて違和感がすごいのですが、これが逆にクセになってくるのです。 こんな感じで、最初から全力で悪の道を行く『青き炎』と、復讐という大義名分がありつつも結局人を殺しまくる『DINO』。対照的な2作品なのですが、どちらもダークな主人公を軸としたストーリーがとてつもない面白さで、やっぱりクールでワルな男の生き様はどこまでいっても魅力的なのだ、ということを証明してくれています。今さらながらアラフォーの僕も、『LEON』あたりを熟読してクールなワルを目指さなければ、と思うようになりました。まあ、厄年なので、すでに運勢は十分にワルいんですけどね。 (文=「BLACK徒然草」管理人 じゃまおくん<http://ablackleaf.com/>)『DINO』(ゴマブックス)
宝生舞だけじゃない!? “美しい一般人”になった「消えた女優たち」の行く末
元女優の宝生舞が、一般社団法人映像コンテンツ権利処理機構のウェブで、不明権利者一覧として掲載されたことが話題となっている。 2007年にテレビ朝日系で放送されたドラマ『相棒』の映像二次使用に関しての呼びかけであり、ネットニュースなどで「宝生舞、行方不明か」と大きく取り上げられることになった。その後、宝生の関係者と連絡が取れ、現在は不明権利者リストからは外されている。 宝生舞は、1990年代から2000年代のはじめにかけて数多くのドラマに出演。Sっ気のある猫顔は多くのファンを魅了した。『ショムニ』(フジテレビ系)では30カ国語以上に堪能な知性派OL、丸橋梅役を演じた。 07年に7歳年上のグラフィックデザイナーと結婚後、舞台を中心に活躍していたが、10年5月末のブログで「役としての宝生舞ではなく、自分自身を確立させたい」と、芸能界引退を表明していた。 宝生舞と同様に芸能界からひっそりと姿を消した女優としては、桜井幸子がいる。1990年代に『高校教師』や『人間・失格』など数多くの野島伸司脚本によるドラマに出演していた清楚系の女優である。彼女は2009年いっぱいでの引退をブログ上で表明している。引退理由として、留学や仕事を通した海外体験が契機になったとしているが、背景にはアメリカ人恋人の存在があったとも言われる。 宝生や桜井のように声高に引退宣言を行わなくとも、事実上の引退状態となっている女優も多い。契機となるのが結婚と妊娠出産だ。 「結婚出産を機に露出が減った女優の代表格としては、伊東美咲があげられます。彼女の場合、典型的なトレンディドラマ女優だったので、既婚子持ちという実生活と、ドラマのキャラクターとの調整が難しいんです」(業界関係者) 古くは山口百恵、後藤久美子、最近では榎本加奈子や根本はるみなど、結婚を機に芸能界から事実上の引退をする者は多い。最近では、上戸彩が『アイムホーム』の撮影終了をもって産休に入り、無期限の活動休止を発表している。 「結婚出産後の復帰タイミングを見極めることは重要ですね。やはり芸能界は入れ替わりが激しいですし、休んでいる間に自分のポジションが埋まっていることもある。そうなると結婚前と同じような活動を続けることは難しい。実生活の暴露をウリにママタレを目指そうにも、枠は飽和状態にあります」(同) 女優にとって生き残る道を探るのも大変なのだ。美しい一般人として生きるのもひとつの選択肢なのかもしれない。 (文=平田宏利)『私はゴミ箱になりたい』(主婦と生活社)
AKB48不在の『MステSP』に臆測……柏木由紀、手越祐也、きゃりー、Fukaseの“四角関係共演”ならず
26日放送の生放送音楽番組『ミュージックステーション 2時間SP』(テレビ朝日系)にAKB48グループの出演がないことがわかり、ある臆測が浮上している。 同放送の出演者は、きゃりーぱみゅぱみゅ、ゴールデンボンバー、SEKAI NO OWARI、Sexy Zone、NEWSなど。『Mステ』のスペシャル放送では必ずといっていいほど名を連ねていたAKB48グループが、今回は不在だ。 これに、AKB48ファンの間では、「週刊文春」(文藝春秋)によるAKB48・柏木由紀とNEWS・手越祐也の“抱擁写真流出”報道が関係していると見る向きが高まっている。この臆測をさらに後押ししているのが、『Mステ』放送日の「AKB48劇場」公演の出演メンバー。21日の発表によれば、高橋みなみ、小嶋陽菜、島崎遥香、川栄李奈といった人気メンバーが名を連ねており、この滅多にないケースに「急にスケジュールが空いたのでは?」と勘ぐる声が見受けられる。 「この日は、2008年からAKB48で活動する松井咲子の卒業公演のため、人気メンバーが集まった可能性もあるが、柏木の報道が過熱しているだけに、こういった臆測が浮上するのも無理はない。また、もしこの日の『Mステ』に柏木が出演していたら、報道後初となる柏木と手越の共演のみならず、昨年10月に手越との“自宅深夜デート”が報じられたきゃりーぱみゅぱみゅや、その恋人のSEKAI NO OWARI・Fukaseが一堂に会する“四角関係”のスキャンダラスな放送になっていました」(芸能記者) 柏木と手越といえば、24日放送の生放送音楽番組『テレ東音楽祭(2)』(テレビ東京系)で共演予定だが、AKB48の出演部分はすでに収録済み。NEWSは生出演するとみられており、現場で2人がかちあうことはなさそうだ。 「報道から10日以上がたっても無言を貫いている柏木ですが、22日の夜に劇場公演に出演するほか、28日に大阪で開催される全国握手会にも参加。ここで、柏木へのペナルティーが発表されると見る記者も多く、動向が注目されている。これまで、ジャニーズ絡みのスキャンダルは“完全スルー”が基本だったAKB48グループですが、今回ばかりは、キャスティング面等でテレビ局などに迷惑をかけているのは明白。さすがに、スルーし続けるのも限界なのでは?」(同) 今回、手越、きゃりー、Fukaseとのスキャンダラス共演を免れた柏木。今頃、ほっと胸をなで下ろしているかもしれない。







