“強欲おばさん”樫木裕実が、またスタジオ閉鎖「入会しても樫木本人のレッスン受けられない……」

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『DVD付 樫木式カーヴィーダンスで部分やせ!』(学習研究社)
 カーヴィーダンスの生みの親であるトレーナーの樫木裕実。神田うのや浜崎あゆみなど、有名芸能人からの支持も厚く、また関連書籍も売れに売れたトレーナー界のカリスマ的存在だ。  しかし、彼女の周りではトラブルが多いことも有名で、以前所属していたタレントのヒロミのジムでは「関連書籍などの印税をもらっていない」と、友人の神田うのが暴露。しかし、実際にはその事実はなく、神田がヒロミに謝罪する一幕もあった。  ヒロミのジムを退職後、樫木は目黒にジムを立ち上げるも、1年後に閉鎖。経営不振による実質的オーナーとの金銭トラブルがささやかれた(その後、そのジムの跡地にヒロミが経営するジムがオープン)。  その後は渋谷に再度ジムを立ち上げるも、またしてもこの6月で閉鎖という状況だ。6月16日発売の「女性自身」(光文社)によると、今回のジム閉鎖の原因はトレーナーとの金銭トラブル。樫木はトレーナーたちへのギャラの支払い方法を一方的に変え、自らの取り分が増えるかたちにした上、トレーナーから抗議を受けると一方的にジムの閉鎖を決めたのだという。  今回の報道を受けて樫木は、「6月末でジムを閉鎖することは事実だが、スタッフとのギャラトラブル、クビにするなどという事実は一切ない」と公式サイトで否定。だが、樫木の“銭ゲバぶり”が以前から業界内でささやかれていたことは事実だ。 「彼女の場合個人レッスンが主で、それも芸能人とかアスリートなどのいわゆる有名人しか受けつけない。樫木目当てで入会してもレッスンを受けられることはまずない。一般の会員の中には“強欲おばさん”と呼ぶ方もいましたね」(芸能記者)  また、閉鎖の際の一般会員への配慮のなさを指摘する声もある。 「前回の閉鎖騒動では一般会員への知らせはメールだけだったことで相当批判にさらされました。今回はメールと電話だったそうですが、それも突然のことで16万円もの月謝を払って樫木目当てに入会した会員が気の毒な状況です」(同)  何度も閉鎖騒動を繰り返す状況からみて、彼女には経営者としての才能はなく、また多少はあった人望も失いつつある、といったところなのだろうか。

サイゾーテレビ【ニコニコキングオブコメディ】第129回、配信しました!

小明、キングオブコメディ・高橋健一の書籍『卑屈の国の格言録』発売中! 便利な資料はこちらから! 公式メルマガ始めました! キングオブコメディのガチゆるハートウォーミングバラエティ『ニコニコキングオブコメディ』第129回放送です。 何やら不思議な感じで始まった今回。話題は今野くん出演の映画『原宿デニール』について、たっぷりお送りしますよー。 後半のおやつコーナーでは、もりけんさんのおみやげを雑に切り分けます! ●「ニコニコキングオブコメディ」アーカイブ集 http://www.cyzo.com/2010/08/post_5162.html ●サイゾーテレビ http://ch.nicovideo.jp/channel/ch3120 ●サイゾーテレビ on Twitter http://twitter.com/cyzoTV 番組DVDについては以下より!
2011年10月4日に発売されたDVD『ニコニコキングオブコメディ 冗談にもほどがある!』の予告ムービーを先行ドロップ! サイゾーテレビでのぐだぐだ放送から、まさかのDVD化にいたった本作はなんと、(ほとんど)オール撮り下ろしです!
ニコニコキングオブコメディ 冗談にもほどがある! 発売中です amazon_associate_logo.jpg
さらに、編集部では番組プロデューサーディレクターの佐藤ムー太郎さんに緊急インタビューを敢行! その様子を以下に大公開です。 ――いよいよ番組DVDの発売が明日に迫りました。いまのご気分は。  生きてるといろんなことがあるなぁ、と思っています。どきどきします。 ――番組開始当初、DVD化は想定していなかった?  してないですね。全部無料で見られるというコンセプトで始めた番組でしたし、現にアーカイブはすべて無料で公開していますので、発売元のハピネットさんからDVD化のお話をいただいたときは、正直「どうなのかね?」と思いました。 ――DVDの発売でアーカイブはどうなるのでしょうか。  そのまま残します。今回のDVDはほとんど全部撮り下ろしで、番組のトーク内容をキングの2人が検証してゆくという企画なので、アーカイブを見てからDVDを見た方が楽しめますし、DVDを見て気になった部分のトークをアーカイブで振り返ったりもできる。そういう楽しみ方ができるソフトになっています。DVDには『ニコキン』各回のダイジェスト的な説明を一覧にしたチラシを封入していますので、DVDとサイゾーテレビを行ったり来たりしてほしいですね。 ――メディアミックスですね。  そうですね、結果的にメディアミックスっぽい形になりましたね。メディアミックスってこういうことでいいんでしょうか。 ――いいと思います。では、DVDの中でオススメの検証VTRをひとつ挙げるとしたら?  やはり「高橋バカ部屋」です。あのVTRを見てたら、なぜかくしゃみが止まらなくなりました。 ――ありがとうございました。

小島慶子が、母への葛藤を乗り越えて「いいお母さんです」と語るに至った理由とは?

<p> タレントの小島慶子といえば、「女子アナ嫌いの元女子アナ」であることに加え、「母親との関係に悩んだこと」でも知られている。</p>

「わたしのナイスバディを見て!」中国ネット上でセクシー“ヘソ出し”ギャルが急増中

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なんともソソる角度からのショット。顔が見えないのが残念
 これまでネット上ではさまざまな“自撮り”がはやってきたが、先日、被写体を選ぶ新たな自撮り方法が登場し、話題になっている。  6月初め、微博(中国版Twitter)上で「アメリカの科学者によると、自分の体がナイスバディかどうかは、手を背中の後ろに回して自分のヘソに触れるかどうかでわかる」という怪しげな説が流れると、それが一気に拡散。ボディ自慢の若い中国人女性たちが次々とおヘソ丸出しの写真をアップし始め、このヘソ出し写真は「炫腹」と名付けられた(炫は見せびらかすという意味)。
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 アップされるのは、柳腰の女性たちのおヘソ部分。確かにこれは、ボディ自慢の女性でなくては撮れない写真だ。
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 ところが、専門家の話によると、実際はこれができるかどうかはナイスバディとはあまり関係がなく、筋肉が少なく、体が柔らかいことのほうが関係あるのだとか。また、なんとか自分がナイスバディであることを証明しようと無理に腕を後ろに回したために、肩を脱臼してしまった女性もいるという。  それでもやはり、デブ……いや、肉付きのいい女性では撮れない写真であることに違いはない。被写体を選ぶ撮り方だけに、一気に拡散したのと同じくらいの速さで廃れていってしまうのは確実だろう。 (文=佐久間賢三)

「わたしのナイスバディを見て!」中国ネット上でセクシー“ヘソ出し”ギャルが急増中

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なんともソソる角度からのショット。顔が見えないのが残念
 これまでネット上ではさまざまな“自撮り”がはやってきたが、先日、被写体を選ぶ新たな自撮り方法が登場し、話題になっている。  6月初め、微博(中国版Twitter)上で「アメリカの科学者によると、自分の体がナイスバディかどうかは、手を背中の後ろに回して自分のヘソに触れるかどうかでわかる」という怪しげな説が流れると、それが一気に拡散。ボディ自慢の若い中国人女性たちが次々とおヘソ丸出しの写真をアップし始め、このヘソ出し写真は「炫腹」と名付けられた(炫は見せびらかすという意味)。
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 アップされるのは、柳腰の女性たちのおヘソ部分。確かにこれは、ボディ自慢の女性でなくては撮れない写真だ。
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 ところが、専門家の話によると、実際はこれができるかどうかはナイスバディとはあまり関係がなく、筋肉が少なく、体が柔らかいことのほうが関係あるのだとか。また、なんとか自分がナイスバディであることを証明しようと無理に腕を後ろに回したために、肩を脱臼してしまった女性もいるという。  それでもやはり、デブ……いや、肉付きのいい女性では撮れない写真であることに違いはない。被写体を選ぶ撮り方だけに、一気に拡散したのと同じくらいの速さで廃れていってしまうのは確実だろう。 (文=佐久間賢三)

秘宝館ってどんな所? 消え行くエロ娯楽施設が私たちに教えてくれること

 私が学生のころ、学科旅行というのがあり、1年生全員(たいへん小規模な大学だったので)と教授陣で1泊で熱海に行きました。そのとき電車の窓越しに〈熱海秘宝館〉という文字を見つけた私、先生に「秘宝館って、何を展示しているところなんですか?」と興味津々で訊ねたのです。美術館や博物館についても勉強する学科だったので、そういう施設だと考えたのですね。なんて、おぼこい19歳。先生はごにょごにょと口ごもって質問をはぐらかし、私は釈然としないままその旅行を終えました。

 そんな思い出のある熱海秘宝館、ついにデビューしてきました!

 昨年末に栃木県の鬼怒川秘宝館が閉館されましたし、全国を見渡しても秘宝館はもはや風前の灯。いずれこの世から消えてしまうものです。散りゆくエロティシズムを回顧する、昭和のセックスカルチャーに出会う……いろんな見方があるでしょうが、私はなんといっても秘宝館バージン、先入観なく見たまんまを受け取ろうとまっさらな気持ちで熱海に向かいました。

 日本有数の温泉街、熱海を一望できる八幡山を車でのぼっていくと、レトロな人魚がお出迎え。しかも、昭和歌謡なBGMが流れています。館のオリジナルソングだそうで、哀切きわまるメロディに後押されるようにして、その入口をくぐります。

 ちなみに、館内は撮影禁止です。個人的には館内のエロで珍機な展示物をがんがん写メってもらって、twitterなりinstagramなりSNSで世界に向けて発信したほうが、館の存続につながると思うのですが、欲がまったくない、超然とした姿にしびれます。

 そして館内で出会ったのは、〈牧歌的な〉性表現でした。もっと端的にいうと〈マヌケ〉です。ご当地を舞台にした『金色夜叉』の名場面、貫一・お宮や、浦島太郎のエロパロディ、コインを投げ入れると等身大の女神フィギュアが巨大張り型をこすって水が吹き出す〈みこすり半ゲーム〉など、ゆる~い展示物の連続でニヤニヤが止まりません。ゲームコーナーには、モグラたたきならず〈亀頭たたき〉が用意され、ピコピコハンマーを手にした友人が、にょきっと顔を出す亀頭をムキになって叩きまくるのが、ワタシ的にはハイライトでした。

◎哀愁たっぷりの展示物

 そのすべてに、なんともいえない哀愁が宿っています。日本がイケイケドンドンだった時代に、全国のあちこちで建てられたエロスの殿堂・秘宝館。きっと当時はキラキラしたエロスをふりまき、訪れた人の性的好奇心を多いに満たし、もちろん性欲も刺激して、そのまま周囲の温泉に泊まるカップルの前戯的役割も果たしていたのでしょう。でも、その後、日本に娯楽が増えるにつれ、あるいはさらに過激で直接的なポルノグラフィが世にあふれるにつれ、訪れる人も減り、次第に時代から取り残されていきます。その、うら寂しさたるや! けれどそのペーソスこそが笑いを誘い、抜くためのエロスとは違った独自の世界観につながっています。

 今回の秘宝館デビューは、オトナの遠足と題して6人連れでの訪問でした。マヌケなエロ表現に出会い、一緒になってげらげら笑うという体験は、私にとってたいへん貴重なものでした。「エロって、これでいいんだな」と腑に落ちたのです。

 女性誌に見られるような、モテの帰着としての、あるいはモテの手段としてのキラキラした性。セックス=コミュニケーションと精神面ばかりを強調される性。セックスを美しくてきれいで崇高なものとして祀りあげることへの違和感がふくらんでいたところなので、「いいじゃん、性って別に気取ったものでもなんでもないんだよ」と教えてもらったようでした。セックスをステキなものにしてしまうと、ハードルが高くなるばかりですよね。泥臭くて、ばかばかしくて、人間味がある。秘宝館に漂うそんな空気を私たちは見失っているのでは……と感じました。

 先述したように、秘宝館は絶滅寸前です。私が生きているうちに、完全に過去の遺物となり、「その昔、秘宝館っていうものがあってね」「なにそれ、誰が何しにそんなところにいってったの!?」という会話が聞かれるようになるでしょう。それは秘宝館にかぎらず、ピンク映画やストリップなどでも近い将来必ず起きうることです。時代に淘汰されるといってしまえばそれまでなのかもしれませんが、性にはきれいな側面だけでなく、笑いや物悲しさや切なさや割り切れなさがあり、万華鏡のようにさまざまな顔を見せてくれるものであることも一緒に忘れ去られそうでさみしいですね。性って、しょっぱい面も多々あるのに。

◎エロが窮屈な時代

 いきなり話は変わりますが、私のtwitterアカウントが凍結されました。5年間で初めてのことです。最近は連載している記事の更新状況ぐらいしか投稿していなかったので、原因がさっぱりわかりませんでした。スパム報告されるような投稿もないし、そんなに拡散されているわけでもないし……。凍結解除要請とともに原因を問い合わせたところ、「違反画像」があったとの返答がありました。

 画像といっても私が載せているのはグッズの画像ばかりです。性に悩んでいる人、より積極的に愉しみたい人たちに提案したい道具たちです。タイムラインを見ていると、人がRTしたエロアカウントのもろ出し画像を目にすることがありますが、それとは意味合いが違うと私が考えています(そういう画像は不快なので、私はスパブロします)。よりよい性に向けての提案も、女性をただモノととらえているポルノ画像も、同じ扱いなのか……。と、やるせない気持ちになりました。

 秘宝館が賑わっていた時代は、性的な表現に対していまよりおおらかだった一方で、セクハラが横行していたし、女性の性は男性の手中にありました。でも、こうした〈オトナがオトナとして愉しむ〉性表現について締めつけられるいま現在が、その時代とくらべてハッピーだとはやっぱり思えないのです。

 熱海をはじめとする秘宝館が、今後、少しでも長く存続しますように。機会を見つけて、ほかの館にもいってみたいです。まずは、近いところで伊香保の「珍宝館」かな。

■桃子/オトナのオモチャ約200種を所有し、それらを試しては、使用感をブログにつづるとともに、グッズを使ったラブコミュニケーションの楽しさを発信中。著書『今夜、コレを試します(OL桃子のオモチャ日記)』ブックマン社。

人気俳優もスタッフもみんなリストラの対象に!? 映画界の今後を大胆予測『コングレス未来学会議』

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ハリウッド女優のロビン(ロビン・ライト)は全身をスキャンして、永遠に年をとらないCGキャラクター女優としての道を選ぶことに。
 デジタル化が進み、映画産業の光景は大きく変わった。フィルム上映にこだわった街の映画館は次々と姿を消し、新しくできた巨大シネマコンプレックスに人々は吸い込まれていく。小さな映写室から上映を見守ってきた映写技師たちの多くも仕事を失った。フィルム撮影からデジタル撮影に変わったことで、製作現場でも大勢のスタッフが変革の波に呑まれた。当然ながら、俳優たちも無傷ではいられない。CGキャラクターが大活躍するジェームズ・キャメロン監督のSF大作『アバター』(09)を観た人は、「生身の俳優じゃなくても充分面白いじゃないか」と感じたのではないか。モーションキャプチャーが普及すれば、イケメン俳優の価値はなくなってしまう。「Hulu」のCMのように故人をCGで蘇らせることも可能だ。これから映画産業はどうなっていくのか? そして、映画という娯楽を享受してきた我々の生活もどう変化していくのか? アリ・フォルマン監督の『コングレス未来学会議』は、映画産業の20年後、40年後を大胆に予測してみせる。  イスラエル出身のアル・フォルマン監督は前作『戦場でワルツを』(08)で自分が軍役時代に遭遇したレバノン内戦の悲惨な記憶をアニメーションとして再現してみせた。『惑星ソラリス』(72)の原作者として有名な作家スタニスクフ・レムが1971年に発表したSF小説『泰平ヨンの未来学会議』で描かれた未来社会を、フォルマン監督は再びアニメーションとして映像化してみせる。『戦場でワルツを』はモノトーンな色調のアニメーションだったが、本作では今敏監督の『パプリカ』(06)を思わせる極彩色の夢の未来社会を登場させる。フライシャー兄弟の『ベティ・ブープ』を彷彿させる懐かしくかわいらしい絵柄のアニメーションだが、描かれる世界は強烈なトリップ感をもたらす過激なものになっている。  『戦場でワルツを』がフォルマン監督の自伝だったように、本作は主演女優ロビン・ライトのセミドキュメンタリーとして物語が始まる。ロビン・ライトはロブ・ライナー監督の『プリンセス・ブライド・ストーリー』(87)で映画デビューを果たし、『フォレスト・ガンプ/一期一会』(94)の怒濤の生涯を送るヒロイン・ジェニー役で注目を集めたハリウッド女優。テキサス生まれらしい芯の強さを感じさせる彼女は大女優になることを期待されていたが、ハリウッドの問題児ショーン・ペンと交際、結婚、そして出産し、女優としての活動はペースダウンしていく。その後ショーン・ペンとは離婚するが、ドキュメンタリー映画『デブラ・ウィンガーを探して』(02)でロザンナ・アークエットが「40歳を過ぎた女優には、それまでのキャリアに見合った仕事は来なくなる」と主張したように、もう若くはないロビン・ライトも女優としてのターニングポイントに立たされる。と、ここまでがロビン・ライトの実話。そんなロビン(ロビン・ライト)は長年付き添ってきたマネージャーのアル(ハーヴェイ・カイテル)からリストラを勧告されることに。
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息子の主治医に『トゥルーマン・ショー』(98)のポール・ジアマッティ、マネージャーにハーヴェイ・カイテルら実力派俳優が起用されている。
 男選びに失敗し、わがままで撮影をドタキャンした過去を今さらマネージャーのアルから蒸し返されるライト。でも、子どもたちの将来を考えたら、まだまだお金は必要だし、人生経験を積んだ分、もっといい演技ができる自信がある。40歳を過ぎた今でも、充分若々しく映るはずだ。焦るロビンに、ハリウッドから最後の契約が舞い込む。それは、これまで以上に高額の契約料だった。ただし、これは1本の映画への出演料ではなく、ロビンの全身をスキャンしてCGキャラクター化するという内容のものだった。肖像権を丸々映画会社に売り渡すことになる。『マトリックス』(99)のキアヌ・リーブスはすでに契約済みらしい。映画会社のCEOであるジェフ(ダニー・ヒューストン)は躊躇するロビンをこう諭す。「これからは嫌な男優とのキスシーンやベッドシーンにもう悩まなくていい。余った時間は自分が好きなように過ごせばいいんだ」と。息子アーロン(コディ・スミット=マクフィー)が難病を患っていることから、ロビンは渋々ながらこの契約書にサインする。息子の心配もあったが、いつまでも年をとらない若々しい自分の姿がスクリーンで輝き続けるという誘惑に、女優であり、ひとりの女であるロビンは抗えなかったのだ。  全身をスキャンしてもらうためにロビンが撮影スタジオを訪ねると、かつての映画業界ならではの賑やかさはすっかり消えていた。静寂さがスタジオを支配し、人の気配がまるでしない。これからの映画製作に必要なのはコンピューターを操作するオペレーターだけで、個性的な才能や職人的技術を誇ったスタッフのほとんどはお払い箱になっていた。俳優たちもこのCGキャラクター化の波に乗りそびれれば、淘汰されていくだろう。3Dスキャン用のブースでロビンは精一杯笑ってみせるが、その笑顔にはどこかもの哀しさが感じられた。  この後、物語は20年が経過し、ロビンがCGキャラクターの契約を延長するかどうかの決断を映画会社に伝えるべく、映画会社が指定したホテルへと向かうシークエンスへと一気に飛ぶ。ここから先は、ロビンにとっても我々観客にとっても驚愕の映像世界が待ち受けている。ロビンが向かったホテルのあるアブラハマシティは“アニメ専用地域”となっており、街全体がアニメーション化され、その街で暮らす人たちはみんな自分が好きなアニメキャラクターとなって過ごしていたのだ。ロビンも受付で薬を渡され、薬がもたらす幻覚効果によってアニメキャラクターへと変身する。映画会社は映画を製作・配給するものづくりの会社から、人々に現実世界を忘れさせる映像的快楽を提供する製薬会社へと変貌を遂げていたのだ。愕然とするロビンの身の上に、さらに予期せぬ出来事が次々と降り掛かることになる。
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アニメーション化された未来社会。誰もが自分の好きなキャラクターになることができ、老いや身体的障害に悩むことのない夢の楽園だった。
 原作小説では宇宙飛行士だった主人公ヨンが映画女優のロビンになるなど、大きく脚色されている本作。フォルマン監督はこう語っている。 「僕の基本的な考えは、古典を翻訳するなら、原作に囚われることなく、自由になる勇気を持つ必要があるということ。原作にはない新しい次元を見つけたいし、原作では共産主義体制の時代が寓意化されているところがあるけど、そこは現代の生活に見合うように改変しなくちゃいけない。そう考えながら脚本を書いているうちに、原作に書かれた化学薬品による独裁体制は、エンターテメント業界、とくに巨大スタジオが牛耳る映画産業における独裁体制に変わっていったんだ」  幻覚作用によって生み出されたアニメーションの世界で、ロビンは意識を失い、さらに20年の歳月が流れる。浦島太郎状態となったロビンの目には、アニメーション化がさらに進み、実態を失った異様な世界が映っていた。そこは誰もが老いの悩みからも身体的な不自由さや外見的コンプレックスからも解放された極楽浄土だった。見た目は美しいが、中身は空っぽな寒々しい世界だった。でも、それは元々はロビンが息子アーロンの病気を心配して、自分の肖像権を売り渡したことから始まった世界だった。凧揚げが大好きだったアーロンは、今どうしているのか。年老いたロビンは鳥に姿を変え、空をさまよいながら息子の姿を探す。ロビン・ライトが歌う「フォーエバーヤング」が流れる。君がいつまでも若く、そのままでいますように。ボブ・ディランが歌った名曲が、アニメーション化されたカラフルな世界に逆説的に響き渡る。物語の終わりに、ロビンはどんなにデジタル化が進んでも変わらないものを見つける。 (文=長野辰次)
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『コングレス未来学会議』 原作/スタニスクフ・レム『泰平ヨンの未来会議』 監督/アリ・フォルマン 出演/ロビン・ライト、ハーヴェイ・カイテル、ジョン・ハム、ポール・ジアマッティ、コディ・スミット=マクフィー  6月20日(土)より新宿シネマカリテほか全国順次公開 (C)2013 Bridgit Folman Film Gang, Pandora Film, Entre Chien et Loup, Paul Thiltges Distributions, Opus Film, ARP http://www.thecongress-movie.jp/

サッカー日本代表の“持病”決定力不足……データを紐解くと意外な事実が!?

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『【ワールドカップ予選】ハリルホジッチ監督 シンガポール戦後記者会見 - YouTube』(JFATV)
 大事なW杯予選の緒戦、“超格下”といわれたシンガポールをホームに迎え、シュート数23-3、コーナーキック数14-0、ボールキープ率66%-34%と、内容では圧倒するもののゴールが奪えずに0-0のドローに終わった日本代表。Jリーグ創生から22年、日本のサッカーは世界でも稀に見る速度で成長してきた。しかし、“持病”ともいえる決定力不足は、いまだに回復の兆しは見えない。  ここでかねてからの疑問がある。そもそも、諸外国はそんなに決定力が不足していないのだろうか? それほどゴールを奪えているのだろうか? 「日本代表は、実は相当攻撃力のある国なんですよ。今シーズンACミランの監督を務めたフィリッポ・インザーギ氏も、もう何年も前から日本代表のファンを公言していますし、海外にもファンがけっこういるんです。過去30試合のゴール数を計算してみても、日本代表は59ゴール。一試合平均すると1.96。お隣の韓国が、35ゴールで1.16ですからこの数字が優れているということはわかりますよね」(スポーツライター)  ちなみに、W杯前回王者ドイツは、102の3.4、サッカー王国ブラジルは69の2.3、両国はさすがの数字を残すものの、攻撃サッカーで有名なスペインは、42の1.4。メッシ擁するアルゼンチンは、60の2.0。クリスチアーノ・ロナウドのポルトガルは、49の1.63になる。ヨーロッパや南米の国とは、戦う相手のレベルも変わってくるので一概に比較はできないが、日本代表の得点力が決して大きく劣っているわけではないことがわかる。では、なぜこうも日本代表には決定力不足のイメージがついてまわるのだろうか? 「日本代表は、ラモス瑠偉、中田英寿、中村俊輔、小野伸二など、代々中盤にスターが多く、チャンスを作る回数が多い傾向にあるんです。なのでチャンスの数のわりにゴールが少ないことがひとつの原因だと思います。それともうひとつは、印象の強い負け、もしくは引き分けの試合を、ここぞという時にしてしまうからなんです。もちろん、シンガポール戦もそうですが、最近で印象深いのはアジアカップ決勝トーナメント一回戦UAEとの一戦です。その試合もシュート数35-3、コーナーキック数18-0と、試合内容では圧倒するものの、延長の末PK戦で敗れました。このような、見ている側のストレスが爆発するような試合を定期的に、しかも大事な試合でしてしまうので、決定力不足の印象が強くなってしまうんです。つまり、“ゴールを決める力”が不足しているのではなく、“試合を決める力”が不足しているんでしょうね」(同ライター)  確かに今年に入ってウズベキスタンに5-1、イラクに4-0、昨年秋には北中米の雄ホンジュラスを6-0で粉砕したりと、得点を取っているイメージがないわけではない。しかし、これらのすべてが親善試合であり、結果を求められる試合ではない。まだまだW杯予選は始まったばかりだが、そろそろ本番に強い日本代表を見たいと、切に思う。 (文=沢野奈津夫)

フジ『テラスハウス』新作の制作決定も、パッとしない元・テラハメンバーの現在

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「テラスハウス インサイド」(扶桑社)

 フジテレビが17日、今秋に日本市場に参入する有料動画配信の世界最大手「Netflix」と共同で会見を開き、2012年の放送開始から14年の終了まで一大ブームを起こした『テラスハウス』の新作『TERRACE HOUSE NEW SEASON COMING(仮)』を制作・供給することを発表した。

 『テラスハウス』といえば、海の見えるシェアハウスに素人の男女6人が同居し、そこで繰り広げられる恋愛や友情模様を描くリアリティショーとして人気を博した。番組終了後も復活を望む声が絶えず、それに応じるように今年2月、映画『テラスハウス クロージング・ドア』が公開。さらに同作は週間興行収入ランキングで初登場1位を獲得し、最終的には累計12.7億円の売り上げを達成するなど、映画界でも注目されることとなった。

ジョージ・クルーニー、話題沸騰のアマル夫人と日本滞在中に出かけた意外な場所!

――海外セレブの来日プロモーション。本国ではパパラッチに追われる彼らも、日本では束の間の自由を謳歌! しかしそれゆえ、日本滞在をお世話するスタッフたちの苦労は多いんだとか。セレブの素の姿を知る関係者から話を聞き出し、コッソリお伝えする「スター☆マル秘報告書」!

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ショービジネスに興味ナシでも旦那に同行して嫁業はしっかり果たすアマル夫人!

 ディズニー映画『トゥモローランド』(公開中)のプロモーションで、ジョージ・クルーニーが8年ぶりに来日しました。新妻のアマル夫人も一緒です。5月24日、午後2時頃、プライベートジェットで羽田空港に降り立ったジョージ。『トゥモローランド』のプロモーションは、米・ディズニーランドから始まり、イギリス、スペイン、上海、そして最終地が日本! 空港ではどこで聞きつけたのかなんと400名のファンがお出迎え。もちろん、テレビやウェブメディアなど取材陣も結集し、ジョージとアマル夫人のツーショットを狙っていました。